JP2015138669A - 照明装置および点灯回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体発光素子を光源として用い、外部電源からの電力供給停止後も残光を発することが可能な照明装置において、小型化を図る。【解決手段】定電流出力回路48、容量素子C1、LED12aおよびLED12bが直列接続されてなる発光モジュール10、容量素子C1からLED12a,12bを経由する電力供給路PL1および容量素子C1からLED12aを経由する電力供給路PL2の開閉を行う開閉回路49を備え、開閉回路49は、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給がある間、電力供給路PL1を閉状態とし電力供給路PL2を開状態とする第1状態とし、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給が停止されたことによる容量素子C1の電荷量減少に伴って、第1状態から電力供給路PL1を開状態とし電力供給路PL2を閉状態とする第2状態に切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体発光素子を光源とする照明装置および点灯回路に関し、特に残光を提供する照明装置および点灯回路に関する。
省エネルギーの観点から、LED(Light Emitting Diode)を光源として利用した照明装置が普及しつつある。しかし、LEDは特性上残光性が低いため、外部電源から照明装置への電力供給が停止されると、一瞬にして照明装置周囲は暗くなる。そこで、外部電源から照明装置への電力供給停止後の数秒間または数分間、残光を発することが可能な照明装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
図13は、特許文献1に係る照明装置900の回路構成を示す図である。照明装置900は、LEDを光源とする2つの発光モジュール911,912、定電流出力回路921、2つの容量素子922,924、ダイオード923、ツェナーダイオード925および抵抗926を含む。
照明装置900では、外部電源から定電流出力回路921への電力供給がある通常点灯時は、実線の矢印で示すように、まず定電流出力回路921から脈流抑制用の容量素子922への充電が行われる。容量素子922への充電が完了すると、発光モジュール911に電力が供給され、発光モジュール911が点灯する。発光モジュール911に電力が供給される際には、実線の矢印に示すように、ダイオード923を介して容量素子924への充電も行われる。
一方、外部電源から定電流出力回路921への電力供給が停止された後は、定電流出力回路921から発光モジュール911および容量素子922,924への電力供給は行われない。しかしながら、破線の矢印で示すように、容量素子924に蓄積された電荷が発光モジュール912に流れることで、発光モジュール912が点灯する。このように、外部電源から定電流出力回路921への電力供給が停止された後も、容量素子924に電荷が残存している間は、この電荷を用いて発光モジュール912を点灯させることができる。したがって、この発光モジュール912の出射光を残光として利用することができる。
特開2013−4960号公報
特許文献1に係る照明装置では、通常点灯時に用いる脈流抑制用の容量素子とは別に、残光提供時の電源として用いる容量素子をさらに設ける必要がある。容量素子は回路部品の中では比較的大型の部品であるため、可能な限り容量素子の個数を減らし、照明装置の小型化を図ることが望ましい。特に、LEDを光源とする照明装置は、白熱電球、蛍光ランプ、高圧放電ランプ等の従来の照明光源の代替品として期待されており、照明装置の小型化は既存の照明器具への適合率を高める観点で重要である。
本発明は、半導体発光素子を光源として用い、外部電源からの電力供給停止後も残光を発することが可能な照明装置において、小型化を図ることを目的とする。
本明細書に開示される照明装置は、電源回路と、前記電源回路の出力端子間に接続された容量素子と、第1および第2の半導体発光素子が直列接続されてなる発光部と、前記容量素子と前記発光部とを結ぶ電路に設けられ、前記容量素子から前記第1および第2の半導体発光素子の両方を経由する第1の電力供給路と、前記容量素子から前記第1の半導体発光素子を経由するが前記第2の半導体発光素子を経由しない第2の電力供給路との開閉を行う開閉回路と、を備え、前記開閉回路は、前記電源回路から前記容量素子への電力供給がある間は、前記第1の電力供給路を閉状態とするとともに前記第2の電力供給路を開状態とする第1状態とし、前記電源回路から前記容量素子への電力供給が停止されたことによる前記容量素子の電荷量減少に伴って、前記第1状態から前記第1の電力供給路を開状態とするとともに前記第2の電力供給路を閉状態とする第2状態に切り替える。
本明細書に開示される照明装置では、電源回路を介して外部電源から容量素子に電力供給があることで、容量素子の電荷量減少が生じない間は第1状態となり、第1および第2の半導体発光素子の両方に電流が流れるようになる。一方、外部電源から容量素子への電力供給が停止され、容量素子の電荷量減少が生じることで第2状態となり、第1の半導体発光素子には電流が流れるが、第2の半導体発光素子には電流が流れないようになる。この第2状態における第1の半導体発光素子の発光を残光として利用することができる。
直列接続されてなる複数の半導体発光素子の一部を点灯させて残光とする構成により、通常点灯時に用いる容量素子から、電源回路からの電力供給がある間に蓄電された電荷を第2状態における第2の電力供給路に放電することができる。すなわち、通常点灯時に用いる容量素子を残光提供時に用いる容量素子としても用いることができる。したがって、通常点灯時に用いる容量素子と残光提供時に用いる容量素子を共用化でき、残光提供時に用いる容量素子を別個に設ける必要がないため、その分、照明装置を小型化することが可能である。
以上説明したように、本明細書に開示される照明装置によれば、外部電源からの電力供給停止後も残光を発することが可能な照明装置において、小型化を図ることが可能である。
また、前記開閉回路は、前記容量素子の電荷量減少を検出する検出部と、前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子とを結ぶ接続路を開閉する開閉部と、を含み、前記検出部における前記電荷量減少の検出に伴って、前記開閉部が前記接続路を閉状態から開状態とすることで、前記開閉回路は前記第1状態から前記第2状態に切り替えることを特徴とする。
もしくは、前記検出部は、制御端子が前記容量素子の正極側に接続され、前記容量素子の電荷量減少に伴ってオフ状態となる第1のスイッチング素子を含み、前記開閉部は、制御端子が前記容量素子の正極側に接続されるとともに、出力側端子の一端が前記接続路に接続され、前記第1のスイッチング素子のオン状態からオフ状態への遷移に伴ってオン状態となる第2のスイッチング素子を含むことを特徴とする。
さらに、前記容量素子の正極から前記第1のスイッチング素子の制御端子に至る電路は、終端が二手に分岐しており、二手に分岐した終端はそれぞれ、前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端および第2のスイッチング素子の制御端子に接続されることを特徴とする。
あるいは、前記第1のスイッチング素子は、コレクタが前記容量素子の正極側に接続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたnpn型バイポーラトランジスタ、または、ドレインが前記容量素子の正極側に接続されるとともに、ソースがグランドに接続されたn型電界効果トランジスタであり、前記第2のスイッチング素子は、コレクタが前記接続路に接続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたnpn型バイポーラトランジスタ、または、ドレインが前記接続路に接続されるとともに、ソースがグランドに接続されたn型電界効果トランジスタであることを特徴とする。
また、前記開閉回路は、さらに、一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続された第1の抵抗素子と、一端が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第2の抵抗素子と、一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第3の抵抗素子と、一端が前記接続路に接続されるとともに、他端が前記第2のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第4の抵抗素子と、を含むことを特徴とする。
もしくは、前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、前記第1および第2の半導体発光素子には、順方向降下電圧が同一の半導体発光素子が用いられており、前記第1のスイッチング素子の制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との接続点に接続されており、前記第1の抵抗素子の抵抗値をr1、前記第2の抵抗素子の抵抗値をr2、前記第1および第2の半導体発光素子の総数をN、前記半導体発光素子の最小順方向降下電圧をVfmin、前記第1のスイッチング素子の動作電圧VTR1とした場合に、(r2/r1+r2)×N×Vfmin>VTR1の関係を満たすことを特徴とする。
さらに、前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子を含み、前記第1のスイッチング素子の制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との接続点に接続されており、前記第1の抵抗素子の抵抗値をr1、前記第2の抵抗素子の抵抗値をr2、前記第1の半導体発光素子の個数をn、前記半導体発光素子の最大順方向降下電圧をVfmax、前記第1のスイッチング素子の動作電圧VTR1とした場合に、(r2/r1+r2)×n×Vfmax<VTR1の関係を満たすことを特徴とする。
あるいは、前記開閉回路は、さらに、カソードが前記容量素子の正極に接続されるとともに、アノードが前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続されたツェナーダイオードと、一端が前記ツェナーダイオードのアノードに接続されるとともに、他端がグランドに接続された第1の抵抗素子と、一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第2の抵抗素子と、一端が前記接続路に接続されるとともに、他端が前記第2のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第3の抵抗素子と、を含むことを特徴とする。
また、前記開閉回路は、前記検出部が前記開閉部を兼ねたものであり、一端が前記容量素子の正極に接続された第1の抵抗素子と、制御端子が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、出力側端子の一端が前記第2の半導体発光素子のカソードに接続され、かつ出力側端子の他端がグランドに接続されたスイッチング素子と、一端が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第2の抵抗素子と、一端が前記接続路に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第3の抵抗素子と、を含み、前記スイッチング素子は、前記容量素子の電荷量減少に伴ってオフ状態となり、当該スイッチング素子のオン状態からオフ状態への遷移に伴って、前記接続路を閉状態から開状態とすることを特徴とする。
もしくは、前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、前記第1の半導体発光素子の数と前記第2の半導体発光素子の数とが異なることを特徴とする。
さらに、前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、前記第1の半導体発光素子の数は、前記第2の半導体発光素子の数よりも少ないことを特徴とする。
あるいは、前記第1の半導体発光素子から発せられる出射光の色温度は、前記第2の半導体発光素子から発せられる出射光の色温度と異なることを特徴とする。
また、前記発光部は、直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、前記複数の第1の半導体発光素子は、前記第2の半導体発光素子を囲繞するように環状に配列されており、前記各第1の半導体発光素子の主出射方向は、前記各第2の半導体発光素子の主出射方向に延伸する仮想線に対して外方を向いていることを特徴とする。
本明細書に開示される点灯回路は、第1および第2の半導体発光素子が直列接続されてなる発光部を光源とする照明装置の点灯回路であって、電源回路と、前記電源回路の出力端子間に接続された容量素子と、前記容量素子と前記発光部とを結ぶ電路に設けられ、前記容量素子から前記第1および第2の半導体発光素子の両方を経由する第1の電力供給路と、前記容量素子から前記第1の半導体発光素子を経由するが前記第2の半導体発光素子を経由しない第2の電力供給路との開閉を行う開閉回路と、を備え、前記開閉回路は、前記電源回路から前記容量素子への電力供給がある間は、前記第1の電力供給路を閉状態とするとともに前記第2の電力供給路を開状態とする第1状態とし、前記電源回路から前記容量素子への電力供給が停止されたことによる前記容量素子の電荷量減少に伴って、前記第1状態から前記第1の電力供給路を開状態とするとともに前記第2の電力供給路を閉状態とする第2状態に切り替えることを特徴とする。
第1の実施形態に係る照明装置1を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る照明装置1の回路構成を示す図である。 外部電源から照明装置1への電力供給がある間の開閉回路49の動作を説明するための図である。 外部電源から照明装置1への電力供給がある間の開閉回路49の動作を説明するための図である。 外部電源から照明装置1への電力供給停止後の開閉回路49の動作を説明するための図である。 外部電源から照明装置1への電力供給停止後の開閉回路49の動作を説明するための図である。 外部電源から照明装置1への電力供給停止後の開閉回路49の動作を説明するための図である。 開閉回路49における第1および第2の抵抗素子の抵抗値、トランジスタTR1等の設計条件について説明するための図である。 第2の実施形態に係る照明装置1Aの回路構成を示す図である。 第3の実施形態に係る照明装置1Bの回路構成を示す図である。 変形例に係る照明装置1Cの一部縦断面図である。 変形例に係る発光モジュール101を示す平面図である。 特許文献1に係る照明装置900の回路構成を示す図である。
≪第1の実施形態≫
[照明装置1の全体構成]
図1は、第1の実施形態に係る照明装置1を示す縦断面図である。照明装置1は、白熱電球の代替品となるLEDランプである。照明装置1は、発光モジュール10、基台20、グローブ30、点灯回路ユニット40、回路ホルダ50、内筐体60、口金70および外筐体80を備える。
[各部構成]
<発光モジュール10>
発光部としての発光モジュール10は、実装基板11、LED12および封止体13を備える。
実装基板11としては、例えば、樹脂基板、セラミック基板、樹脂板と金属板とからなる金属ベース基板等の既存の実装基板を利用することができる。
LED12は、照明装置1の光源である。LED12は、実装基板11の上面にCOB(Chip on Board)技術を用いて複数個実装されている。LED12としては、例えばGaN系の青色発光するLEDが用いられている。
複数のLED12には、外部電源からの電力供給がある間の通常点灯時と、外部電源からの電力供給が停止された後の残光提供時の両方に用いられるLEDと、通常点灯時のみに用いられるLEDとが含まれる。以下、通常点灯時と残光提供時の両方に用いられるLEDを「残光兼用LED」、通常点灯時のみに用いられるLEDを「通常点灯用LED」と記載する。発光モジュール10は、複数の残光兼用LEDと、複数の通常点灯用LEDとを含む。残光兼用LEDが第1の半導体発光素子に相当し、通常点灯用LEDが第2の半導体発光素子に相当する。なお、図1では、両者を区別せずに符号「12」で示している。
封止体13は、複数のLED12を一括で被覆するように、実装基板11上に設けられている。封止体13は、波長変換材料が混入された透光性材料で構成されている。透光性材料としては、例えばシリコーン樹脂を利用することができる。また、波長変換材料は、LED12から出射された青色光を黄色光に変換するためのものであり、例えば黄色蛍光体粒子を利用することができる。
<基台20>
基台20は略円板状であり、上面21の略中央に発光モジュール10が載置されている。基台20には、点灯回路ユニット40の一対のリード線44,45を挿通させるための不図示の貫通孔が形成されている。基台20の下面23には、回路ホルダ50の突起57が差し込まれることで基台20の回転移動を規制するための差込部24が形成されている。
基台20は、例えば、金属材料、高熱伝導性樹脂材料等の高熱伝導性材料で構成されており、基台20は、これらの材料を例えば射出成形することによって作製されている。
<グローブ30>
グローブ30は、発光モジュール10の主出射方向を覆う、略ドーム状の部材である。グローブ30は、例えば、透光性を有する樹脂材料やガラスで構成されている。基台20の外周面と外筐体80の内周面とで形成される空間に接着剤を塗布し、その接着剤にグローブ30の開口側端部31を差し込むことにより、基台20とグローブ30と外筐体80とが固着される。
グローブ30の内面32には、発光モジュール10から発せられた光を拡散させるための拡散処理が施されていることとしてもよい。拡散処理としては、例えば、白色顔料等によるものや、シリカ、無定形シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン等をボンコート材に混合させたものを塗布する方法等がある。
<点灯回路ユニット40>
点灯回路ユニット40は、口金70を介して受電してLED12を発光させるためのものであり、発光モジュール10を光源とする照明装置1の点灯回路を含む。点灯回路ユニット40は、主な構成として、回路基板41、回路基板41の一方の主面(実装面)に実装された複数の電子部品42,43、および回路基板41の他方の主面(実装面とは反対側の面)に配設された不図示の配線パターン等を含む。
点灯回路は、主に、発光モジュール10への電力供給を行う機能を有し、この機能は種々の電子部品42,43を用いた電子回路により実現される。点灯回路は、主に整流平滑を定電流出力回路、主に脈流を抑制するための容量素子等で構成される。
点灯回路ユニット40と発光モジュール10とは、一対のリード線44,45によって電気接続されている。一対のリード線44,45は、それぞれ基台20の貫通孔を介して基台20の上方に導出されるとともに、発光モジュール10に接続されている。また、点灯回路ユニット40と口金70とは、別の一対のリード線46,47によって電気接続されている。リード線46は、回路ホルダ50の小径部52に設けられた貫通孔54を通って、口金70のシェル部71と接続されている。また、リード線47は、回路ホルダ50の小径部52の下側開口56を通って、口金70のアイレット部72と接続されている。
<回路ホルダ50>
回路ホルダ50は、点灯回路ユニット40を保持するものである。回路ホルダ50は、大径部51と小径部52を含み、大径部51により点灯回路ユニット40の大部分が覆われている。大径部51には突起57が形成されている。突起57が基台20の差込部24に差し込まれることにより、差込部24は突起57と嵌合し、回路ホルダ50と基台20とが位置合わせされる。
小径部52には、口金70が外嵌されている。また、小径部52の外周面52aには、照明装置1の組立時において、小径部52と外筐体80の円環部82における凹部85とを位置合わせするために用いる凸部52bが形成されている。
回路ホルダ50は、例えば、樹脂材料や無機材料等の電気絶縁性材料で構成されている。
<内筐体60>
内筐体60は、円筒状の本体部61と、本体部61の下端に延設された円環状の係止部62とを含む。本体部61は、回路ホルダ50の大径部51に外嵌されている。基台20は、本体部61の上側端部63に内嵌される。
内筐体60は、例えば、金属材料、高熱伝導性樹脂材料等の高熱伝導性材料で構成されており、照明装置1点灯時に発光モジュール10から発生する熱を口金70側に放散させる放熱部材、いわゆるヒートシンクとして機能する。
<口金70>
口金70は、照明装置1を点灯させる際に、照明器具のソケットから電力を受けるための部材である。口金70は、リード線46,47を介して点灯回路ユニット40と電気接続されている。口金70は、回路ホルダ50における小径部52の下側開口56を塞ぐように取着されている。口金70の種類は、特に限定されるものではないが、本実施形態ではエジソンタイプであるE26口金が使用されている。口金70は、略円筒形状であって外周面が雄ねじとなっているシェル部71と、シェル部71に絶縁部73を介して装着されたアイレット部72とを備える。
<外筐体80>
外筐体80は、内筐体60の外周面65を覆う、電気絶縁性材料で構成された筒状部材である。外筐体80は、内筐体60の外周面65を覆う筒状の外殻部81と、外殻部81の下端から照明装置1の中心軸方向に突出した円環部82と、円環部82の内周縁から口金70方向に突出した筒状の絶縁部83とを含む。
外殻部81の内部には、内筐体60と、回路ホルダ50の大径部51とが収容されている。円環部82は、内筐体60の係止部62を大径部51に押し付けることによって、内筐体60を回路ホルダ50に固定している。絶縁部83は、回路ホルダ50の小径部52の根元部分に外嵌されており、内筐体60の本体部61と口金70との間に介在することで、内筐体60と口金70との間の電気的絶縁を確保している。
[照明装置1の回路構成]
図2は、第1の実施形態に係る照明装置1の回路構成を示す図である。上述したように、照明装置1は、発光部としての発光モジュール10と、点灯回路を含む点灯回路ユニット40とを有する。
<発光モジュール10>
発光モジュール10は、第1の半導体発光素子に相当する複数の残光兼用LED12aを含んでなる残光兼用LED群12Aと、第2の半導体発光素子に相当する複数の通常点灯用LED12bを含んでなる通常点灯用LED群12Bとを有する。より具体的には、発光モジュール10は、1個の残光兼用LED12aと複数の通常点灯用LEDとが直列接続されてなる直列接続体を2本含んでなる。
<点灯回路ユニット40>
点灯回路ユニット40は、電源回路としての定電流出力回路48、定電流出力回路48の出力端子間に接続された容量素子C1および開閉回路49を含む。
(定電流出力回路48、容量素子C1)
定電流出力回路48は、整流回路等を含む。定電流出力回路48の入力端子は、不図示の外部電源に接続されている。外部電源から定電流出力回路48への電力供給がある間、定電流出力回路48は外部電源から供給される交流を全波整流する。定電流出力回路48には、不図示のインダクタ、第2の容量素子(容量素子C1とは異なる)を含み、このインダクタ、第2の容量素子および容量素子C1で平滑回路を構成している。平滑回路は、外部電源から定電流出力回路48への電力供給がある間は、整流回路において全波整流された電流を直流電流に平滑化し、開閉回路49に出力する。
このように、外部電源から定電流出力回路48への電力供給がある間、容量素子C1は脈流抑制に用いられる。一方、外部電源から定電流出力回路48への電力供給が停止されると、容量素子C1は、定電流出力回路48からの電力供給がある間に蓄電された電荷を放電する。放電された電荷は、残光兼用LED12aに供給される。
(開閉回路49)
開閉回路49は、容量素子C1と発光モジュール10とを結ぶ電路に設けられている。図2に示すように、開閉回路49は、第1のスイッチング素子としてのトランジスタTR1、第2のスイッチング素子としてのトランジスタTR2、4つの抵抗素子R1,R2,R3,R4を含む。
第1の抵抗素子R1は、一端が容量素子C1の正極に接続されるとともに、他端がトランジスタTR1のベースに接続されている。第2の抵抗素子R2は、一端が第1の抵抗素子R1の他端に接続されるとともに、他端がグランドおよび容量素子C1の負極に接続されている。
トランジスタTR1は、npn型バイポーラトランジスタであり、制御端子としてのベースが容量素子C1の正極側、より詳しくは第1の抵抗素子R1と第2の抵抗素子R2との接続点に接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、容量素子C1の正極側、より詳しく第3の抵抗素子R3の他端に接続されており、エミッタはグランドに接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、第1のスイッチング素子TR1における出力側端子の一端に相当し、エミッタは、第1のスイッチング素子TR1における出力側端子の他端に相当する。
第3の抵抗素子R3は、一端が容量素子C1の正極に接続されるとともに、他端がトランジスタTR1のコレクタに接続されている。第4の抵抗素子R4は、一端が残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとを結ぶ接続路PL3に接続されるとともに、他端がトランジスタTR2のコレクタに接続されている。
トランジスタTR2は、npn型バイポーラトランジスタであり、制御端子としてのベースが容量素子C1の正極側、より詳しくは第3の抵抗素子R3の他端に接続されている。トランジスタTR2のコレクタは接続路PL3、より詳しくは第4の抵抗素子R4の他端に接続されている。トランジスタTR2のエミッタは、グランドに接続されている。トランジスタTR2のコレクタは、第2のスイッチング素子TR2における出力側端子の一端に相当し、エミッタは、第2のスイッチング素子TR2における出力側端子の他端に相当する。
開閉回路49は、第1の電力供給路PL1と第2の電力供給路PL2の開閉を行うものである。第1の電力供給路PL1とは、容量素子C1から残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bの両方を経由する電力供給路をいう。一方、第2の電力供給路PL2とは、容量素子C1から残光兼用LED12aを経由するが通常点灯用LED12bを経由しない電力供給路をいう。
開閉回路49は、おおまかには次のように動作する。定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給がある間は、第1の電力供給路PL1を閉状態とするとともに第2の電力供給路PL2を開状態とする第1状態とする。一方、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給が停止されたことによる容量素子C1の電荷量減少に伴って、第1状態から第1の電力供給路PL1を開状態とするとともに第2の電力供給路PL2を閉状態とする第2状態に切り替える。
開閉回路49は、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給が停止されたことによる、容量素子C1の電荷量減少を検出する検出部と、残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとを結ぶ接続路PL3を開閉する開閉部とで構成される。検出部における容量素子C1の電荷量減少の検出に伴って、開閉部が接続路PL3を閉状態から開状態とすることで、開閉回路49は第1状態から第2状態に切り替える。
検出部は、主にトランジスタTR1を含んでなり、トランジスタTR1により検出部としての機能が発揮される。また、開閉部は、主にトランジスタTR2を含んでなり、トランジスタTR2により開閉部としての機能が発揮される。
[開閉回路49の動作]
図2から図7を参照しながら、開閉回路49の動作について説明する。
<外部電源からの電力供給がある間>
図3および図4は、外部電源から照明装置1への電力供給がある間の開閉回路49の動作を説明するための図である。
外部電源から照明装置1へ電力供給が開始されると、まず図3において実線の矢印で示すように、定電流出力回路48は出力を開始し、容量素子C1が充電される。容量素子C1が充電されると、残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bへ電力が供給される。定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給がある間は、開閉回路49は、第1の電力供給路PL1を閉状態、第2の電力供給路PL2を開状態とし、残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bの両方に電流を流す。
残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bへの電力供給とともに、第1の抵抗素子R1を介してトランジスタTR1のベースにも電流が流れる。これによりトランジスタTR1のベース−エミッタ間電圧VBE1はハイレベルとなり、図4に示すようにトランジスタTR1はオン状態となる。なお、トランジスタTR1がオン状態である間は、トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間が導通状態であるため、トランジスタTR2はオフ状態である。
<外部電源からの電力供給停止後>
図5〜図7は、外部電源から照明装置1への電力供給停止後の開閉回路49の動作を説明するための図である。
図5において破線の矢印で示すように、外部電源から照明装置1へ電力供給停止後においても、容量素子C1は定電流出力回路48からの電力供給がある間に蓄電された電荷を放電する。しかしながら、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給は停止されるため、容量素子C1の電荷量は減少し、トランジスタTR1のベースに流れる電流も減少する。そのため、トランジスタTR1のベース−エミッタ間電圧VBE1はローレベルとなり、図5に示すようにトランジスタTR1はオフ状態となる。トランジスタTR1のベースが容量素子C1の正極側に接続されていることで、トランジスタTR1は容量素子C1の電荷量減少を検出し、容量素子C1の電荷量減少に伴ってオフ状態となる。
一方、図2および図6に示すように、容量素子C1の正極から第3の抵抗素子R3を介してトランジスタTR1のベースに至る電路は、終端が二手に分岐している。そして、この二手に分岐した終端は、それぞれトランジスタTR1のコレクタおよびトランジスタTR2のベースに接続されている。そのため、トランジスタTR1がオフ状態となり、トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間が非導通になると、トランジスタTR2のベースの方に電流が流れるようになる。これによりトランジスタTR2のベース−エミッタ間電圧VBE2はハイレベルとなり、図7に示すようにトランジスタTR2はオン状態となる。このような回路構成により、トランジスタTR2は、トランジスタTR1のオン状態からオフ状態への遷移に伴ってオン状態となる。
定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給が停止されたことによる容量素子C1の電荷量減少に伴って、トランジスタTR2がオン状態となる。トランジスタTR2のコレクタ−エミッタ間が導通状態となることで、トランジスタTR2は、残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとを結ぶ接続路PL3を閉状態から開状態とする。トランジスタTR2のこのような動作により、開閉回路49は第1の電力供給路PL1を開状態とするとともに第2の電力供給路PL2を閉状態とする。
このように、トランジスタTR1における容量素子C1の電荷量減少の検出に伴って、トランジスタTR2が接続路PL3を閉状態から開状態とすることで、開閉回路49は第1の電力供給路PL1を開状態とするとともに第2の電力供給路PL2を閉状態とする。このような開閉状態となる結果、残光兼用LED12aには電流が流れるが、通常点灯用LED12bには電流が流れない状態となる。また、残光兼用LED12aへの電力供給は、定電流出力回路48からの電力供給がある間に蓄電された容量素子C1の電荷を、第2状態における第2の電力供給路PL2に放電することで行われる。
[開閉回路49の設計条件]
図8は、開閉回路49における第1および第2の抵抗素子の抵抗値、トランジスタTR1等の設計条件について説明するための図である。
一般的に、LEDの順方向降下電圧は、LEDの温度上昇により低下する。したがって、LEDの点灯によりLEDの順方向降下電圧が低下したとしても、発光モジュール10全体としての順方向降下電圧がトランジスタTR1の動作電圧を下回らないようにする必要がある。したがって、図8において式1で示しているように、(r2/r1+r2)×N×Vfmin>VTR1の関係を満たすようにする必要がある。式1において、第1の抵抗素子R1の抵抗値をr1、第2の抵抗素子R2の抵抗値をr2としている。また、残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bの総数をN、残光兼用LED12aおよび通常点灯用LED12bの最小順方向降下電圧をVfmin、トランジスタTR1の動作電圧VTR1としている。
なお、式1は、残光兼用LED12aおよび通常点灯用LED12bには、仕様が同一のLEDが用いられていることで順方向降下電圧が同一であると仮定した場合の関係式である。残光兼用LED12aおよび通常点灯用LED12bに異なる仕様のLEDが使われていることで順方向降下電圧が同一でない場合は、これらのうち順方向降下電圧が最小であるLEDの順方向降下電圧をVfminとすることが望ましい。
さらに、外部電源からの電力供給停止後の残光提供時には、トランジスタTR1がオン状態とならないようにする、すなわちトランジスタTR2のオン状態を保つようにする必要がある。そのためには、残光提供時における発光モジュール10全体としての順方向降下電圧が、トランジスタTR1の動作電圧を上回らないようにする必要がある。したがって、図8において式2で示しているように、(r2/r1+r2)×n×Vfmax<VTR1の関係を満たすようにする必要がある。式2において、残光兼用LED12aの個数をn、LEDの最大順方向降下電圧をVfmaxとしている。
[第1の実施形態のまとめ]
以上説明したように、本発明の一態様である第1の実施形態に係る照明装置は、以下の特徴を有する。つまり、照明装置1は、定電流出力回路48、容量素子C1、発光モジュール10および開閉回路49を備える。
定電流出力回路48は、電源回路である。容量素子C1は、定電流出力回路48の出力端子間に接続されている。発光モジュール10は発光部であり、第1の半導体発光素子としての残光兼用LED12aおよび第2の半導体発光素子としての通常点灯用LED12bが直列接続されてなる。
開閉回路49は、容量素子C1と発光モジュール10とを結ぶ電路に設けられ、第1の電力供給路PL1および第2の電力供給路PL2の開閉を行う。第1の電力供給路PL1は、容量素子C1から残光兼用LED12aおよび通常点灯用LED12bの両方を経由する電力供給路である。第2の電力供給路PL2は、容量素子C1から残光兼用LED12aを経由するが通常点灯用LED12bを経由しない電力供給路である。開閉回路49は、電源回路から容量素子C1への電力供給がある間は、第1の電力供給路PL1を閉状態とするとともに第2の電力供給路PL2を開状態とする第1状態とする。一方、電源回路から容量素子C1への電力供給が停止されたことによる容量素子C1の電荷量減少に伴って、第1状態から第1の電力供給路PL1を開状態とするとともに第2の電力供給路PL2を閉状態とする第2状態に切り替える。
本実施形態に係る照明装置では、残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとが直列接続されてなる直列接続体における残光兼用LED12aのみを点灯させ、この残光兼用LED12aの出射光を残光として利用している。すなわち、通常点灯時の放電経路を直列接続体の途中で遮断し、遮断された場所よりも上流側にあるLEDのみを点灯させている。このような構成により、特許文献1のように、互いに並列接続された複数の直列接続体の一部の直列接続体を点灯させて残光とする構成とは異なり、一部の直列接続体を点灯させるために用いる容量素子を必要としない。すなわち、残光提供時に用いる容量素子を別個に設ける必要がない。したがって、回路部品の中では比較的大型の部品である容量素子の数を削減することができるため、照明装置の小型化を図ることができる。
さらに、特許文献1のように、LEDの直列接続体を複数本、互いに並列接続する構成では、直列接続体同士で順電圧−順電流特性等の特性を可能な限り揃える必要がある。そのため、通常点灯時と残光提供時の両方に用いる直列接続体に含まれるLEDの数は、通常点灯時に用いる直列接続体との関係で、ある程度制限される。しかしながら、本実施形態では、直列接続された複数のLEDのうちの一部を点灯させて残光として用いる構成であるため、通常点灯時と残光提供時の両方に用いる残光兼用LED12aの個数を比較的自由に決定することができる。これにより、残光時間および残光量に自由度を持たせることができる。
[その他]
残光兼用LED12aおよび通常点灯用LED12bの出射光の色温度は、特に限定されない。残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとで出射光の色温度を同一とすることとしてもよいし、異ならせることとしてもよい。例えば、照明装置1を寝室に設置する場合は、残光兼用LED12aの出射光の色温度を、通常点灯用LED12bの出射光の色温度よりも低くすることとしてもよい。具体的には、例えば、残光兼用LED12aの発光色を電球色とし、通常点灯用LED12bの発光色を昼光色とすることとしてもよい。
出射光の色温度を異ならせる場合は、残光兼用LED12aか通常点灯用LED12bのいずれか一方の個数を、他方の個数よりも大幅に増やすことが望ましい。このようにすることで、残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとで出射光の色温度を異ならせることとしても、配光特性への影響を低減することができる。なお、通常点灯時の光量よりも残光量の方を小さくする場合が一般的であるため、残光兼用LED12aの数を通常点灯用LED12bの数よりも少なくする方がより望ましい。
また、残光兼用LED12aの個数は比較的自由に設定することができると述べたが、残光兼用LED12aの数および通常点灯用LED12bの数は特に限定されるものではない。残光兼用LED12aの数と通常点灯用LED12bの数を同一とすることとしてもよいし、異ならせることとしてもよい。また、残光量を通常点灯時の光量よりも少なくする場合が多いため、残光兼用LED12aの数を通常点灯用LED12bの数よりも少なくするのが望ましいと述べたが、用途に応じて残光兼用LED12aの方を多くする構成とすることとしてもよい。
≪第2の実施形態≫
図9は、第2の実施形態に係る照明装置1Aの回路構成を示す図である。照明装置1Aは、発光モジュール10、点灯回路ユニット40Aを有する。第1の実施形態に係る照明装置1との違いは、点灯回路ユニット40Aにおける開閉回路49Aの構成である。すなわち、第1の実施形態に係る開閉回路49の第1の抵抗素子R1をツェナーダイオードZD1に置換したものである。
開閉回路49Aの動作は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態に係る第1の抵抗素子R1の一端、第1の抵抗素子R1の他端をそれぞれ、開閉回路49AにおけるツェナーダイオードZD1のカソード、ツェナーダイオードZD1のアノードと読み替えることで説明することができる。
本実施形態に係る開閉回路49Aの回路要素間の接続関係を簡単に説明すると、以下の通りである。ツェナーダイオードZD1のカソードは容量素子C1の正極に接続され、アノードはトランジスタTR1の制御端子に接続されている。第1の抵抗素子R1は、一端がツェナーダイオードZD1のアノードに接続され、他端がグランドに接続されている。第2の抵抗素子R2は、一端が容量素子C1の正極に接続され、他端がトランジスタTR1のコレクタに接続されている。第3の抵抗素子R3は、一端が接続路PL3に接続され、他端がトランジスタTR2のコレクタに接続されている。
≪第3の実施形態≫
第1の実施形態に係る照明装置1では、開閉回路49における検出部と開閉部が、それぞれ別個のトランジスタにより構成されていることとしたが、これに限定されない。
[回路構成]
図10は、第3の実施形態に係る照明装置1Bの回路構成を示す図である。照明装置1Bは、発光モジュール10、点灯回路ユニット40Bを有する。第1の実施形態に係る照明装置1との違いは、点灯回路ユニット40Bにおける開閉回路49Bの構成である。開閉回路49Bは、第1の抵抗素子R1、第2の抵抗素子R2、第3の抵抗素子R3およびトランジスタTR3を含む。
第1の抵抗素子R1は、一端が容量素子C1の正極に接続され、他端が第2の抵抗素子R2およびトランジスタTR3のベースに接続されている。第2の抵抗素子R2は、一端が第1の抵抗素子R1の他端に接続され、他端がグランドに接続されている。第3の抵抗素子R3は、一端が残光兼用LED12aと通常点灯用LED12bとを結ぶ接続路PL3に接続され、他端がグランドに接続されている。
トランジスタTR3はnpn型バイポーラトランジスタであり、ベースは第1の抵抗素子R1の他端、より詳しくは第1の抵抗素子R1と第2の抵抗素子R2との接続点に接続されている。トランジスタTR3のコレクタは、通常点灯用LED12bのカソードに接続されており、エミッタは、グランドに接続されている。トランジスタTR3のコレクタおよびエミッタは、スイッチング素子における出力側端子の一端および他端に相当する。
[動作]
外部電源から照明装置1Bへ電力供給が開始されると、まず定電流出力回路48から容量素子C1への充電が行われる。容量素子C1が充電されると、容量素子C1の正極から第1の抵抗素子R1を介してトランジスタTR3のベースに電流が流れ、トランジスタTR3のベース−エミッタ間電圧はハイレベルとなる。これにより、トランジスタTR3はオン状態となり、トランジスタTR3のコレクタ−エミッタ間が導通する。この結果、第1の電力供給路PL1が閉状態、第2の電力供給路PL2が開状態となり、容量素子C1から残光兼用LED12a,通常点灯用LED12bへ電力が供給される。
外部電源から照明装置1Bへ電力供給停止後は、定電流出力回路48から容量素子C1への電力供給は停止され、容量素子C1の電荷量は減少する。これ伴ってトランジスタTR3のベースに流れる電流は減少し、トランジスタTR3のベース−エミッタ間電圧がローレベルとなることでトランジスタTR3はオフ状態となる。トランジスタTR3のコレクタ−エミッタ間が非導通状態となることで、接続路PL3は閉状態から開状態となる。この結果、第1の電力供給路PL1は開状態、第2の電力供給路PL2は閉状態となり、残光兼用LED12aには電流が流れるが、通常点灯用LED12bには電流が流れない状態となる。
本実施形態に係る開閉回路49Bは、検出部が開閉部を兼ねたものとなっており、トランジスタTR3が検出部と開閉部の両方の機能を果たす。すなわち、トランジスタTR3は、容量素子C1の電荷量減少に伴ってオフ状態となる。そして、トランジスタTR3のオン状態からオフ状態への遷移に伴って、トランジスタTR3は、接続路PL3を閉状態から開状態とする。
[変形例・その他]
第1〜第3の実施形態について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、以下のような変形例等が考えられる。
(1)上記の実施形態等では、開閉回路を構成するトランジスタTR1,TR2,TR3としてバイポーラトランジスタを用いる例について説明した。バイポーラトランジスタの例としては、例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor,IGBT)、静電誘導型トランジスタ(Static Induction Transistor,SIT)、ゲート注入トランジスタ(Gate Injection Transistor,GIT)等が挙げられる。
なお、トランジスタTR1,TR2,TR3として絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを用いる場合には、実施形態における説明の「ベース」を「ゲート」と読み替える必要がある。
(2)上記の実施形態等では、開閉回路を構成するトランジスタTR1,TR2,TR3としてnpn型バイポーラトランジスタを用いる例を説明したが、n型電界効果トランジスタを用いることも可能である。n型電界効果トランジスタを用いる場合の開閉回路の動作は、実施形態における「ベース」,「エミッタ」,「コレクタ」をそれぞれ「ゲート」,「ソース」,「ドレイン」と読み替えることにより、同様に説明することが可能である。
電界効果トランジスタの例としては、例えば、金属−絶縁体−半導体電界効果トランジスタ(Metal−Insulator−Semiconductor Field Effect Transistor,)、金属−半導体電界効果トランジスタ(Metal−Semiconductor Field Effect Transistor,MESFET)、接合型電界効果トランジスタ(Junction Field Effect Transistor,JFET)等がある。なお、MISFETのうち、ゲート絶縁膜として酸化物を採用したMISFETは、金属−酸化物−半導体電界効果トランジスタ(Metal−Oxide−Semiconductor Field Effect Transistor,MOSFET)とも呼ばれる。
(3)上記の実施形態等では、発光部としての発光モジュールは、残光兼用LED12aと通常点灯用LEDとが直列接続されてなる直列接続体を2本含んでなるものであったが、これに限定されない。直列接続体の本数は1本でも3本以上でもよく、少なくとも1本あればよい。
(4)上記の実施形態等では、外部電源からの電力供給停止後の残光兼用LEDの出射光を残光として利用する例について説明したが、これに限定されない。残光兼用LEDの出射光を、例えば停電後も明かりを提供する非常灯、常夜灯、間接光等として利用することとしてもよい。
(5)本発明の一態様を適用することが可能な白熱電球代替のLEDランプの構成は、第1の実施形態で示したものに限定されない。例えば、第1の実施形態では、点灯回路ユニット40が、回路ホルダ50、内筐体60および外筐体80により3重に覆われていることとしたが、点灯回路ユニット40を2重に覆うような構成であってもよい。
さらに、外部電源からの電力供給停止後の残光兼用LEDの出射光を常夜灯や間接光等として利用する場合には、例えば、以下のような構成であってもよい。図11は、変形例に係る照明装置1Cの一部縦断面図である。また、図12は、変形例に係る発光モジュール101を示す平面図である。
図11および図12に示すように、発光部としての発光モジュール101は、基台106に載置された2つのサブ発光モジュール101a、101bを含む。サブ発光モジュール101aは、実装基板102、実装基板102上に実装された複数の残光兼用LED12a、残光兼用LED12aを被覆する封止体104を備える。サブ発光モジュール101bは、実装基板103、実装基板103上に実装された複数の通常点灯用LED12b、通常点灯用LED12bを被覆する封止体105を備える。複数の残光兼用LED12aは直列接続されており、複数の通常点灯用LED12bも直列接続されている。また、複数の残光兼用LED12aと複数の通常点灯用LED12b同士も直列接続されている。
図12に示すように、平面視においてサブ発光モジュール101aは、サブ発光モジュール101bを囲繞するような環状である。このような構成により、複数の残光兼用LED12aは、通常点灯用LED12bを囲繞するように環状に配列されている。また、基台106は、傾斜部106aと上面部106bを有する。そして、サブ発光モジュール101aは基台106の傾斜部106aに載置されており、サブ発光モジュール101bは基台106の上面部106bに載置されている。これにより、図12に示すように、各残光兼用LED12aの主出射方向が、通常点灯用LED12bの主出射方向に延伸する仮想線Jに対して外方を向く。
本変形例によれば、通常点灯時には主出射方向の光量を増やし、常夜灯や間接照明等としての利用時には穏やかな光を提供することができる。なお、図11および図12に示す残光兼用LED12a、通常点灯用LED12bの個数は単なる一例である。例えば、通常点灯用LED12bについては、光量の多いLEDを用いる場合は1個でもよい。
(6)本発明の一態様を適用することが可能な照明装置は、白熱電球代替のLEDランプに限定されず、様々の型の照明装置に適用することが可能である。
(7)上記の実施形態等では、半導体発光素子としてLEDを例示したが、本発明はこれに限定されない。LEDの他には、例えば、LD(レーザダイオード)や、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)等を用いることとしてもよい。また、これらの光源を組み合わせて使用することとしてもよい。
(8)上記の実施形態等では、半導体発光素子が実装基板の上面にCOB技術を用いて実装されたものであることとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、SMD(Surface Mount Device)型のものを用いて実装されたものであってもよい。
(9)上記の実施形態等では、半導体発光素子として青色LEDを用いるとともに、波長変換材料として黄色蛍光体粒子を用いることで白色光を得ることとしたが、本発明はこれに限定されない。波長変換材料は、緑色蛍光体粒子と赤色蛍光体粒子との組み合わせであってもよい。また、LEDの発光色を紫外線光とし、波長変換材料として、赤色蛍光体粒子、緑色蛍光体粒子および青色蛍光体粒子の3種類を用いることとしてもよい。さらに、赤色発光、緑色発光、青色発光の3種類のLEDを用いて、混色させて白色光としてもよい。加えて、発光色は白色に限定されるものでなく、その他の光色であってもよい。
(10)上記の実施形態等で使用している、材料、数値等は好ましい例を例示しているだけであり、この形態に限定されることはない。また、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。また、他の実施形態との組み合わせは、矛盾が生じない範囲で可能である。さらに、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではなく、各図面における部材の縮尺は実際のものとは異なる。なお、数値範囲を示す際に用いる符号「〜」は、その両端の数値を含む。
1、1A、1B、1C 照明装置
10、101 発光モジュール
101a、101b サブ発光モジュール
11、102、103 実装基板
12 LED
12a 通常点灯用LED
12A 通常点灯用LED群
12b 残光兼用LED
12B 残光兼用LED群
13、104、105 封止体
20、106 基台
24 差込部
30 グローブ
31 開口側端部
40、40A、40B 点灯回路ユニット
41 回路基板
42、43 電子部品
44、45 リード線
46、47 リード線
48 定電流出力回路
49、49A、49B 開閉回路
50 回路ホルダ
60 内筐体
70 口金
80 外筐体
PL1 第1の電力供給路
PL2 第2の電力供給路
PL3 接続路
R1、R2、R3、R4 抵抗素子
C1 容量素子
TR1、TR2、TR3 トランジスタ
ZD1 ツェナーダイオード
900 照明装置
911 発光モジュール
912 発光モジュール
921 定電流出力回路
922 容量素子
923 ダイオード
924 容量素子
925 ツェナーダイオード
926 抵抗

Claims (15)

  1. 電源回路と、
    前記電源回路の出力端子間に接続された容量素子と、
    第1および第2の半導体発光素子が直列接続されてなる発光部と、
    前記容量素子と前記発光部とを結ぶ電路に設けられ、前記容量素子から前記第1および第2の半導体発光素子の両方を経由する第1の電力供給路と、前記容量素子から前記第1の半導体発光素子を経由するが前記第2の半導体発光素子を経由しない第2の電力供給路との開閉を行う開閉回路と、を備え、
    前記開閉回路は、
    前記電源回路から前記容量素子への電力供給がある間は、前記第1の電力供給路を閉状態とするとともに前記第2の電力供給路を開状態とする第1状態とし、
    前記電源回路から前記容量素子への電力供給が停止されたことによる前記容量素子の電荷量減少に伴って、前記第1状態から前記第1の電力供給路を開状態とするとともに前記第2の電力供給路を閉状態とする第2状態に切り替える
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記開閉回路は、
    前記容量素子の電荷量減少を検出する検出部と、
    前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子とを結ぶ接続路を開閉する開閉部と、を含み、
    前記検出部における前記電荷量減少の検出に伴って、前記開閉部が前記接続路を閉状態から開状態とすることで、前記開閉回路は前記第1状態から前記第2状態に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記検出部は、制御端子が前記容量素子の正極側に接続され、前記容量素子の電荷量減少に伴ってオフ状態となる第1のスイッチング素子を含み、
    前記開閉部は、制御端子が前記容量素子の正極側に接続されるとともに、出力側端子の一端が前記接続路に接続され、前記第1のスイッチング素子のオン状態からオフ状態への遷移に伴ってオン状態となる第2のスイッチング素子を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記容量素子の正極から前記第1のスイッチング素子の制御端子に至る電路は、終端が二手に分岐しており、
    二手に分岐した終端はそれぞれ、前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端および第2のスイッチング素子の制御端子に接続される
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記第1のスイッチング素子は、
    コレクタが前記容量素子の正極側に接続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたnpn型バイポーラトランジスタ、または、
    ドレインが前記容量素子の正極側に接続されるとともに、ソースがグランドに接続されたn型電界効果トランジスタであり、
    前記第2のスイッチング素子は、
    コレクタが前記接続路に接続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたnpn型バイポーラトランジスタ、または、
    ドレインが前記接続路に接続されるとともに、ソースがグランドに接続されたn型電界効果トランジスタである
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  6. 前記開閉回路は、さらに、
    一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続された第1の抵抗素子と、
    一端が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第2の抵抗素子と、
    一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第3の抵抗素子と、
    一端が前記接続路に接続されるとともに、他端が前記第2のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第4の抵抗素子と、を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  7. 前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、
    前記第1および第2の半導体発光素子には、順方向降下電圧が同一の半導体発光素子が用いられており、
    前記第1のスイッチング素子の制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との接続点に接続されており、
    前記第1の抵抗素子の抵抗値をr1、前記第2の抵抗素子の抵抗値をr2、前記第1および第2の半導体発光素子の総数をN、前記半導体発光素子の最小順方向降下電圧をVfmin、前記第1のスイッチング素子の動作電圧VTR1とした場合に、
    (r2/r1+r2)×N×Vfmin>VTR1の関係を満たす
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子を含み、
    前記第1のスイッチング素子の制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との接続点に接続されており、
    前記第1の抵抗素子の抵抗値をr1、前記第2の抵抗素子の抵抗値をr2、前記第1の半導体発光素子の個数をn、前記半導体発光素子の最大順方向降下電圧をVfmax、前記第1のスイッチング素子の動作電圧VTR1とした場合に、
    (r2/r1+r2)×n×Vfmax<VTR1の関係を満たす
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  9. 前記開閉回路は、さらに、
    カソードが前記容量素子の正極に接続されるとともに、アノードが前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続されたツェナーダイオードと、
    一端が前記ツェナーダイオードのアノードに接続されるとともに、他端がグランドに接続された第1の抵抗素子と、
    一端が前記容量素子の正極に接続されるとともに、他端が前記第1のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第2の抵抗素子と、
    一端が前記接続路に接続されるとともに、他端が前記第2のスイッチング素子における出力側端子の一端に接続された第3の抵抗素子と、を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  10. 前記開閉回路は、前記検出部が前記開閉部を兼ねたものであり、
    一端が前記容量素子の正極に接続された第1の抵抗素子と、
    制御端子が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、出力側端子の一端が前記第2の半導体発光素子のカソードに接続され、かつ出力側端子の他端がグランドに接続されたスイッチング素子と、
    一端が前記第1の抵抗素子の他端に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第2の抵抗素子と、
    一端が前記接続路に接続されるとともに、他端がグランドに接続された第3の抵抗素子と、を含み、
    前記スイッチング素子は、前記容量素子の電荷量減少に伴ってオフ状態となり、当該スイッチング素子のオン状態からオフ状態への遷移に伴って、前記接続路を閉状態から開状態とする
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  11. 前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、
    前記第1の半導体発光素子の数と前記第2の半導体発光素子の数とが異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  12. 前記発光部は、1または直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、
    前記第1の半導体発光素子の数は、前記第2の半導体発光素子の数よりも少ない
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  13. 前記第1の半導体発光素子から発せられる出射光の色温度は、前記第2の半導体発光素子から発せられる出射光の色温度と異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  14. 前記発光部は、直列接続された複数の前記第1の半導体発光素子と、1または直列接続された複数の前記第2の半導体発光素子とを含み、
    前記複数の第1の半導体発光素子は、前記第2の半導体発光素子を囲繞するように環状に配列されており、
    前記各第1の半導体発光素子の主出射方向は、前記各第2の半導体発光素子の主出射方向に延伸する仮想線に対して外方を向いている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  15. 第1および第2の半導体発光素子が直列接続されてなる発光部を光源とする照明装置の点灯回路であって、
    電源回路と、
    前記電源回路の出力端子間に接続された容量素子と、
    前記容量素子と前記発光部とを結ぶ電路に設けられ、前記容量素子から前記第1および第2の半導体発光素子の両方を経由する第1の電力供給路と、前記容量素子から前記第1の半導体発光素子を経由するが前記第2の半導体発光素子を経由しない第2の電力供給路との開閉を行う開閉回路と、を備え、
    前記開閉回路は、
    前記電源回路から前記容量素子への電力供給がある間は、前記第1の電力供給路を閉状態とするとともに前記第2の電力供給路を開状態とする第1状態とし、
    前記電源回路から前記容量素子への電力供給が停止されたことによる前記容量素子の電荷量減少に伴って、前記第1状態から前記第1の電力供給路を開状態とするとともに前記第2の電力供給路を閉状態とする第2状態に切り替える
    ことを特徴とする点灯回路。
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