JP2015138585A - 端子圧着構造及び端子圧着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁被覆部分に対する強固な圧着を行いながら、被覆加締部からの絶縁被覆材料のはみ出しを防止する。【解決手段】底板部21と一対の被覆加締片22とを有する断面U字状の被覆加締部20が端子1の後端部に設けられ、底板部21の上面に被覆電線Wの端末の絶縁被覆部分WBが載置された状態で、被覆加締片22が絶縁被覆部分WBを包み込むように加締められている。加締圧着後の絶縁被覆部分WBを略矩形断面にするための平坦面23が被覆加締片22の上面に形成され、その平坦面23の左右幅方向の両端T2が、加締圧着後の絶縁被覆部分WBの左右端T1の位置よりも幅方向外側まで延びている。【選択図】図1

Description

本発明は、被覆電線の絶縁被覆部分に対する端子圧着構造及び端子圧着方法に関するものである。
図10(a)は従来の一般的なオープンバレルタイプの圧着端子の構成を示す斜視図、図10(b)はその端子の後端部に設けられた断面U字状の被覆加締部の圧着方法の説明図、図10(c)は加締圧着後の被覆加締部の断面図である。
図10(a)に示すように、コネクタ端子として使用される従来の一般的なオープンバレルタイプの圧着端子101は、端子の長手方向(電線の先端の延長方向)の前部に、相手側端子と接触導通する電気接触部105を有し、その後部の前側の位置に、電線の導体に対して圧着接続される導体圧着部110を有し、そのさらに後側(端子の後端部)に、電線の絶縁被覆部分に加締圧着される被覆加締部120を有している。
被覆加締部120は、電気接触部105や導体圧着部110の底板部と共通な底板部121と、該底板部121の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片122と、を有する断面U字状に形成されている。
このような構成の圧着端子101を被覆電線の端末部に圧着する場合は、まず、被覆電線の先端に、絶縁被覆Wbを除去して導体Wa(図10(c)参照)を露出させた導体露出部を設ける。次にその導体露出部を導体圧着部110の底板部の上に載せ、同時に導体露出部に隣接する絶縁被覆部分を被覆加締部120の底板部121の上に載せる。そして、導体圧着部110を導体露出部に圧着接続するととともに、一対の被覆加締片122を、絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げることで、絶縁被覆部分に加締める。それにより、圧着端子101を被覆電線に圧着接続している。
被覆加締部120の圧着には、通常、図10(b)に示すように、クリンパ210とアンビル230を用いている。クリンパ210は、一対の脚部215、215の間に下向きに拡開したガイド溝213を有している。ガイド溝213の入口側の内側面には、圧着端子101の一対の被覆加締片122、122を徐々に内側に押し曲げる斜面状押圧面211、211が形成されている。さらにガイド溝213の奥部の凹所212には、被覆加締片122、122を順番に内側に丸めて絶縁被覆部分WBに加締める左右段違いの湾曲押圧面212−1、212−2が、入口側の斜面状押圧面211、211に滑らかに連続して形成されている。
一方、アンビル230は、クリンパ210のガイド溝213に挿入可能に構成されており、アンビル230の上面には、被覆加締部120の底板部121の下面を載せる凹状の受面231が設けられている。
そして、圧着を行う場合は、アンビル230の受面231に圧着端子101の被覆加締部120の底板部121を載せるとともに、一対の被覆加締片122、122の間に被覆電線Wの絶縁被覆部分WBを挿入して底板部121の上に載せる。次にその状態で、アンビル230に対してクリンパ210を相対的に下動させることにより、一対の被覆加締片122、122を、クリンパ210の斜面状押圧面211、211により徐々に内側に押し曲げる。さらに湾曲押圧面212−1、212−2の働きによって一対の被覆加締片122、122を順番に内側に丸めて行き、最終的に、図10(c)に示すように、一対の被覆加締片122、122により絶縁被覆部分WBを包み込むようにして、被覆加締片122を絶縁被覆部分WBに加締める。それにより、圧着端子101の被覆加締部120を被覆電線Wの絶縁被覆部分WBに圧着している。
このような端子圧着構造の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
ところで、特許文献1に記載の圧着構造では、図10(c)に示したように、被覆加締片122、122の延長方向の長さを十分に長くして、一方の被覆加締片122を他方の被覆加締片122によって被覆電線Wの絶縁被覆部分WBを断面円形の状態のまま包み込むように、絶縁被覆部分WBに対して加締めている。しかし、それとは別の例として、被覆加締片122、122の延長方向の長さを短くして、より強固に絶縁被覆部分WBに加締めることが検討されている。
図11は、一対の被覆加締片122、122の長さを短くして、被覆電線Wの絶縁被覆部分WBに加締めた場合の圧着構造の例の断面を示している。図11中の符号50で示すものは、圧着端子を収容するコネクタハウジングのキャビティ(端子収容室)であり、このキャビティ50は、全て平坦な下壁51、左右側壁52、上壁53とにより囲まれた矩形断面をなしている。
この圧着構造では、被覆電線Wの外径よりも加締圧着後の被覆加締部120の左右幅や高さが小さくなるような強固な圧着を行っている関係で、被覆加締部120の底板部121の両側縁から上方に延長する一対の被覆加締片122、122が内側に小さな曲率で丸まっている。したがって、加締圧着後の被覆加締部120の上面が凸に湾曲していたり、図11においてX2の点線で囲って示すように、被覆加締部120の上部左右両角のR部122c、122cが小さな曲率で湾曲していたりする。また、加締圧着後の被覆加締部120の底板部121も湾曲しており、それに伴い、図11においてX2の点線で囲って示すように、被覆加締部120の下部左右両端のR部122d、122dの曲率も小さくなっている。
特開2012−155889号公報
ところが、このように強固な圧着を行った場合、被覆電線Wの絶縁被覆部分WBに対する圧縮率が大きくなるため、左右の被覆加締片122、122の先端122a、122a間に隙間125があると、図11においてX4の点線で示すように、潰れた絶縁被覆Wbがその隙間から外にはみ出して、絶縁被覆材料の盛り上がりWb1を発生する問題があることが分かった。また、図12においてX3の点線で囲って示すように、被覆加締部120の前後に絶縁被覆Wbがはみ出して、盛り上がりWb2、Wb3ができることもあった。
このような現象が生じると、図11に示すように、コネクタハウジングのキャビティ50に圧着端子101を挿入する際に、キャビティ50の内壁である上壁53などに、はみ出した絶縁被覆Wbが接触し、圧着端子101の挿入がしづらくなったりする可能性があり、改善が望まれていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、絶縁被覆部分に対する強固な圧着を行いながら、被覆加締部からの絶縁被覆材料のはみ出しを防止することができ、それにより、コネクタハウジングに圧着端子を挿入する際の挿入性を良くすることのできる、端子圧着構造及び端子圧着方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 底板部と該底板部の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片とを有する断面U字状の被覆加締部が後端部に設けられた端子と、前記端子に圧着される被覆電線と、を備え、
前記底板部の上面に前記被覆電線の端末の絶縁被覆部分が載置された状態で、前記一対の被覆加締片が、前記絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げられることで、前記絶縁被覆部分に加締められて、前記端子を前記被覆電線に圧着する端子圧着構造であって、
加締圧着後の前記絶縁被覆部分を略矩形断面にするための平坦面が、平坦な押圧面を有するクリンパで前記一対の被覆加締片を押圧することにより、前記一対の被覆加締片の少なくとも上面に形成され、
前記平坦面の左右幅方向の両端が、加締圧着後の前記絶縁被覆部分の左右端の位置よりも幅方向外側まで延びていることを特徴とする端子圧着構造。
(2) 左右で同一高さに確保された前記平坦面が、加締圧着後の前記一対の被覆加締片の各先端の上面に含まれていることを特徴とする上記(1)に記載の端子圧着構造。
(3) 加締圧着後の前記一対の被覆加締片の両先端が、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ラインに沿って互いに対向していることを特徴とする上記(2)に記載の端子圧着構造。
(4) 加締圧着後の前記一対の被覆加締片の両先端が、下方に屈曲されて前記絶縁被覆部分に食い込んでおり、
左右で同一高さの前記平坦面が、前記一対の被覆加締片の屈曲した各先端よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の端子圧着構造。
(5) 加締圧着後の前記一対の被覆加締片のうちの一方の前記被覆加締片の先端が他方の前記被覆加締片の先端の上に重なっており、
左右で高さの異なる前記平坦面が、前記一対の被覆加締片の各先端よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の端子圧着構造。
(6) 底板部と該底板部の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片とを有する断面U字状の被覆加締部が後端部に設けられた端子と、被覆電線と、を圧着する端子圧着方法であって、
前記底板部をアンビルの上面に載置する工程と、
前記底板部の上面に前記被覆電線の端末の絶縁被覆部分を載置する工程と、
前記2つの工程後に、前記アンビルに対してクリンパを相対的に下動させることで、前記アンビルが進入する前記クリンパのガイド溝の押圧面により、前記一対の被覆加締片を前記絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げて前記絶縁被覆部分に加締めるとともに、平坦な押圧面を有する前記クリンパで前記一対の被覆加締片を押圧することにより、前記一対の被覆加締片の少なくとも上面に、加締圧着後の前記絶縁被覆部分を略矩形断面にするための平坦面を形成する工程と、
を備えることを特徴とする端子圧着方法。
上記(1)の構成の端子圧着構造によれば、加締圧着後の被覆加締部の上面に平坦面を確保し、しかも、その平坦面の左右幅方向の両端を、加締圧着後の絶縁被覆部分の左右端の位置よりも幅方向外側まで延ばしているので、加締圧着後の被覆加締部の上部左右端のR部の曲率を大きくすることができる。したがって、コネクタハウジングのキャビティ内の空間(矩形断面の空間)を最大限利用するように、端子圧着部の断面形状をできるだけ矩形に近づけることができる。それにより、電線の外径よりも幅や高さを小さくなるように被覆加締部を圧着した場合でも、R部の曲率が小さくなる通常の圧着形状よりも、被覆加締部の内部の断面積を広くすることが可能となり、圧着による絶縁被覆のはみ出しの問題を解消することができる。その結果、コネクタハウジングのキャビティに端子を挿入する際の挿入性を阻害するおそれがなくなり、品質の向上が図れる。
上記(2)の構成の端子圧着構造によれば、左右で同一高さに確保された前記平坦面が、加締圧着後の一対の被覆加締片の各先端の上面に含まれているので、被覆加締部の高さをキャビティ内に挿入できる最大の大きさに設定することができ、被覆加締部の内部の断面積を最大に広げることができる。
上記(3)の構成の端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片の両先端が、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ラインに沿って互いに対向しているので、加締圧着後の絶縁被覆部分の反力による被覆加締片の広がりを有効に阻止することができる。
上記(4)の構成の端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片の両先端が、下方に屈曲されて絶縁被覆部分に食い込んでいるので、被覆加締部の内部の断面積を広げつつ、絶縁被覆部分に対する圧着強度をより高めることができる。
上記(5)の構成の端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片の先端が互いに重なっているので、絶縁被覆のはみ出しをより有効に防ぐことができる。
上記(6)の構成の端子圧着方法によれば、アンビルに対してクリンパを相対的に下動させることにより、クリンパのガイド溝の押圧面により、一対の被覆加締片を、絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げて絶縁被覆部分に加締めることができる。また、クリンパの平坦な押圧面により、一対の被覆加締片の少なくとも上面に、加締圧着後の絶縁被覆部分を略矩形断面にするための平坦面を形成することができる。したがって、コネクタハウジングのキャビティ内の空間(矩形断面の空間)を最大限利用するように、端子圧着部の断面形状をできるだけ矩形に近づけることができる。それにより、電線の外径よりも幅や高さを小さくなるように被覆加締部を圧着した場合でも、R部の曲率が小さくなる通常の圧着形状よりも、被覆加締部の内部の断面積を広くすることが可能となり、圧着による絶縁被覆のはみ出しの問題を解消することができる。その結果、コネクタハウジングのキャビティに端子を挿入する際の挿入性を阻害するおそれがなくなり、品質の向上が図れる。
本発明によれば、加締圧着後の被覆加締部の上部左右端のR部の曲率を大きくすることができる。したがって、コネクタハウジングのキャビティ内の空間(矩形断面の空間)を最大限利用するように、端子圧着部の断面形状をできるだけ矩形に近づけることができ、それにより、電線の外径よりも幅や高さを小さくなるように被覆加締部を圧着した場合でも、R部の曲率が小さくなる通常の圧着形状よりも、被覆加締部の内部の断面積を広くすることが可能となる。したがって、圧着による絶縁被覆のはみ出しの問題を解消することができ、その結果、コネクタハウジングのキャビティに端子を挿入する際の挿入性を阻害するおそれがなくなり、品質の向上が図れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明の第1実施形態の端子圧着構造の断面図である。 図2は同実施形態において、被覆加締部の前後に絶縁被覆がはみ出さないようになることを説明するための側面図である。 図3は同実施形態の端子圧着構造を得るためのクリンパとアンビルの構成を示す正面図である。 図4は本発明の第2実施形態の端子圧着構造の断面図である。 図5(a)は同実施形態の端子圧着構造を得るためのクリンパの正面図、図5(b)はその比較例を示す正面図である。 図6は本発明の第3実施形態の端子圧着構造の断面図である。 図7(a)は同実施形態の端子圧着構造を得るためのクリンパの正面図、図7(b)はその比較例を示す正面図である。 図8は本発明の第4実施形態の端子圧着構造の断面図である。 図9は同端子圧着構造における被覆加締部の上面図である。 図10(a)は従来の一般的なオープンバレルタイプの圧着端子の構成を示す斜視図、図10(b)はその端子の後端部に設けられた断面U字状の被覆加締部の圧着方法の説明図、図10(c)は加締圧着後の被覆加締部の断面図である。 図11は本発明により改善する前の端子圧着構造の断面図である。 図12は同端子圧着構造において、被覆加締部の前後に絶縁被覆がはみ出すようになることを説明するための側面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態の端子圧着構造の断面図、図2は被覆加締部の前後に絶縁被覆がはみ出さないようになることを説明するための側面図、図3はクリンパとアンビルの構成を示す正面図である。
図1及び図2に示すように、この実施形態の圧着構造は、金属板をプレス成形した圧着端子1と、導体(芯線)Waの周囲を絶縁被覆Wbで包囲した被覆電線Wとからなる。圧着端子1の後端部には、底板部21と、該底板部21の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片22とを有する断面U字状の被覆加締部20が設けられている。被覆加締部20の前側には、離間して、導体圧着部10が設けられている。導体圧着部10には、被覆電線Wの先端の絶縁被覆Wbを除去して導体Waを露出させた導体露出部WAに圧着される。
圧着端子1はコネクタハウジングのキャビティ(端子収容室)50に収容されるものであり、キャビティ50は、全て平坦な下壁51と、左右側壁52と、上壁53とにより囲まれた矩形断面をなしている。
この圧着構造を得るには、まず、被覆電線Wの先端に導体露出部WAを設ける。次に、被覆加締部20の底板部21をアンビル77の凹状に湾曲した上面78に載置する(図3参照)。そして、底板部21の上面に被覆電線Wの端末の絶縁被覆部分WBを載置する。
次に、その状態で、アンビル77に対してクリンパ70を相対的に下動させる。
ここで、クリンパ70は、一対の脚部75、75の間に、下向きに拡開したガイド溝73を有している。ガイド溝73の入口側の内側面には、圧着端子1の一対の被覆加締片22、22を徐々に内側に押し曲げる斜面状押圧面71、71が形成されている。さらにガイド溝73の奥部の凹所72には、被覆加締片22、22を内側に丸めて絶縁被覆部分WBに加締めるとともに、その際、被覆加締部20の上面に平坦面23を形成するためのクリンパ70の下動方向と直交する平坦な押圧面74が、入口側の斜面状押圧面71、71から滑らかに連続して形成されている。
このように構成されたクリンパ70をアンビル77に対して相対的に下動させると、アンビル77が進入するクリンパ70のガイド溝73の斜面状押圧面71の働きにより、一対の被覆加締片22が、絶縁被覆部分WBを包み込むように内側に曲げられる。その後、ガイド溝73の奥部の平坦な押圧面74に被覆加締片22の先端22aが案内されつつ、この押圧面74により一対の被覆加締片22が押圧され、それにより、一対の被覆加締片22の少なくとも上面に、加締圧着後の被覆加締部20を略矩形断面にするための平坦面23が形成される。
その際、平坦面23の左右幅方向の両端T2が、加締圧着後の絶縁被覆部分WBの左右端T1の位置よりも幅方向外側まで延びるように平坦面23が形成される。すなわち、平坦面23の左右幅寸法Ttは、絶縁被覆部分WBの左右幅寸法Twよりも大きくなるように、押圧による加締めが行われる。この場合は、左右で同一高さに確保された平坦面23が、加締圧着後の一対の被覆加締片22の各先端22aの上面に含まれるような、図1に示す圧着構造が得られる。
この端子圧着構造によれば、加締圧着後の被覆加締部20の上面にできるだけ大きな幅を有する平坦面23を確保され、しかも、その平坦面23の左右幅方向の両端T2が、加締圧着後の絶縁被覆部分WBの左右端T1の位置よりも幅方向外側まで延ばされているので、図1においてX2の点線で囲って示すように、加締圧着後の被覆加締部20の上部左右端のR部22c、22cの曲率を大きくすることができる。また、加締圧着後の被覆加締部20の底板部21の曲率が小さく設定されていることにより、図1においてX2の点線で囲って示すように、被覆加締部20の下部左右両端部22d、22dは直角に近い形状になっている。ここで、底板部12の曲率を小さくするために、アンビル77の上面78の曲率半径は、加締圧着後の被覆加締片22、22の外面間の距離(クリンプワイド)よりも大きく設定される。
したがって、コネクタハウジングのキャビティ50内の空間(下壁51と左右側壁52と上壁53とで囲まれた端子挿入方向から見て矩形断面状の空間)を最大限利用するように、端子圧着部の断面形状をできるだけ矩形に近づけることができる。それにより、被覆電線Wの外径よりも幅や高さを小さくなるように被覆加締部20を圧着した場合でも、R部22cの曲率が小さくなる通常の圧着形状よりも、被覆加締部20の内部の断面積を広くすることが可能となり、圧着による絶縁被覆Wbのはみ出しの問題を解消することができる。
例えば、強固な圧着を行った場合、被覆電線Wの絶縁被覆部分WBに対する圧縮率が大きくなるために、左右の被覆加締片22、22の先端22a、22a間に隙間25が開いていた場合、図1においてX4の点線で示す部分に、潰れた絶縁被覆Wbが隙間25からはみ出して、絶縁被覆材料の盛り上がりを発生することがあったが、そのような問題を解消することができる。また、図2においてX3の点線で囲って示す部分では、被覆加締部20の前後に絶縁被覆Wbがはみ出して盛り上がりができることがあったが、その問題も解消することができる。
その結果、コネクタハウジングのキャビティ50に圧着端子1を挿入する際の挿入性を阻害するおそれがなくなり、品質の向上が図れる。
特に、この端子圧着構造の場合、左右で同一高さに確保された前記平坦面23が、加締圧着後の一対の被覆加締片22の各先端22aの上面に含まれているので、被覆加締部20の高さをキャビティ50内に挿入できる最大の大きさに設定することができ、被覆加締部20の内部の断面積を最大に広げることができる。
[第2実施形態]
図4は第2実施形態の端子圧着構造の断面図、図5(a)は同端子圧着構造を得るためのクリンパの正面図、図5(b)はその比較例を示す正面図である。
図4に示すように、この実施形態の端子圧着構造では、加締圧着後の一対の被覆加締片22、22の両先端22a、22aが、下方に屈曲されて絶縁被覆部分WBに食い込んでおり、左右で同一高さの平坦面23が、一対の被覆加締片22の屈曲した各先端22a、22aよりも各基端側の部分の上面に形成されている。それ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成要素に同一符号を付して説明を省略する。
図5(a)に示すように、この構造を得るためのクリンパ80は、一対の脚部85、85の間に、下向きに拡開したガイド溝83を有し、ガイド溝83の入口側の内側面に、圧着端子1の一対の被覆加締片22、22を徐々に内側に押し曲げる斜面状押圧面81、81を有している。そして、ガイド溝83の奥部の凹所82に、被覆加締片22、22を内側に丸めて絶縁被覆部分WBに加締めるとともに、その際、被覆加締部20の上面に平坦面23、23を形成するための平坦な左右の押圧面84、84を有している。また、平坦な左右の押圧面84、84の間には、一対の被覆加締片22、22の両先端22a、22aを下方に屈曲させて絶縁被覆部分WBに食い込ませるための突起86が設けられている。
すなわち、図5(b)に示すように、比較例のクリンパ80Bの場合は、ガイド溝83の奥部の凹所82Bに、左右2つのそれぞれ凹状に湾曲した押圧面84B、84Bを形成していたが、図5(a)に示すように、本実施形態の圧着構造を得るために用いるクリンパ80では、その部分を平坦な押圧面84、84に置き換えている。
この端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片22、22の両先端22a、22aが、下方に屈曲されて絶縁被覆部分WBに食い込んでいるので、被覆加締部20の内部の断面積を広げつつ、絶縁被覆部分WBに対する圧着強度をより高めることができる。
[第3実施形態]
図6は第3実施形態の端子圧着構造の断面図、図7(a)は同端子圧着構造を得るためのクリンパの正面図、図7(b)はその比較例を示す正面図である。
図6に示すように、この実施形態の端子圧着構造では、加締圧着後の一対の被覆加締片22のうちの一方の被覆加締片22の先端22aが他方の被覆加締片22の先端22aの上に重なっており、左右で高さの異なる平坦面23が、一対の被覆加締片22、22の各先端22a、22aよりも各基端側の部分の上面に形成されている。それ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成要素に同一符号を付して説明を省略する。
図7(a)に示すように、この構造を得るためのクリンパ90は、一対の脚部95、95の間に、下向きに拡開したガイド溝93を有し、ガイド溝93の入口側の内側面に、圧着端子1の一対の被覆加締片22、22を徐々に内側に押し曲げる斜面状押圧面91、91を有している。そして、ガイド溝93の奥部の凹所92に、被覆加締片22、22を順番に内側に丸めて絶縁被覆部分WBに先端22a、22aが重なるように加締めるとともに、その際、被覆加締部20の上面に平坦面23、23を形成するための平坦な左右の押圧面94−1、94−2を左右段差を持って有している。
すなわち、図7(b)に示すように、比較例のクリンパ90Bの場合は、ガイド溝93の奥部の凹所92Bに、左右2つのそれぞれ凹状に湾曲した押圧面94B−1、94B−1を形成していたが、図7(a)に示すように、本実施形態の圧着構造を得るために用いるクリンパ90では、その部分を平坦な押圧面94−1、94−1に置き換えている。
この端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片22、22の先端22a、22aが互いに重なっているので、絶縁被覆Wbのはみ出しをより有効に防ぐことができる。
[第4実施形態]
図8は第4実施形態の端子圧着構造の断面図、図9は同端子圧着構造における被覆加締部の上面図である。
図8及び図9に示すように、この実施形態の端子圧着構造では、加締圧着後の一対の被覆加締片22、22の両先端22a、22aが、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ラインLに沿って互いに対向している。それ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、同一構成要素に同一符号を付して説明を省略する。
この端子圧着構造によれば、加締圧着後の一対の被覆加締片22、22の両先端22a、22aが、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ラインLに沿って互いに対向しているので、加締圧着後の絶縁被覆部分WBの反力による被覆加締片22、22の広がりを有効に阻止することができる。
上記第2実施形態〜第4実施形態において、個別に述べた効果以外の効果は、第1実施形態と同様であるので、個別の説明は省略する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、圧着端子1の被覆加締部20の底板部21をアンビル77の上面78に載置してから、底板部21の上面に被覆電線Wの端末部を載置するようにしていたが、この順番は逆であってもよい。すなわち、底板部21の上面に被覆電線Wの端末部を載置してから、底板部21をアンビル77の上面78に載置してもよい。また、両方の工程を同時に行ってもよい。
ここで、上述した本発明に係る端子圧着構造及び端子圧着方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 底板部(21)と該底板部(21)の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片(22)とを有する断面U字状の被覆加締部(20)が後端部に設けられた端子(1)と、前記端子(1)に圧着される被覆電線(W)と、を備え、
前記底板部(21)の上面に前記被覆電線(W)の端末の絶縁被覆部分(WB)が載置された状態で、前記一対の被覆加締片(22)が、前記絶縁被覆部分(WB)を包み込むように内側に曲げられることで、前記絶縁被覆部分(WB)に加締められて、前記端子(1)を前記被覆電線(W)に圧着する端子圧着構造であって、
加締圧着後の前記絶縁被覆部分(WB)を略矩形断面にするための平坦面(23)が、平坦な押圧面(74、84、94−1、94−2)を有するクリンパ(70、80、90)で前記一対の被覆加締片(22)を押圧することにより、前記一対の被覆加締片(22)の少なくとも上面に形成され、
前記平坦面(23)の左右幅方向の両端(T2)が、加締圧着後の前記絶縁被覆部分(WB)の左右端(T1)の位置よりも幅方向外側まで延びていることを特徴とする端子圧着構造。
[2] 左右で同一高さに確保された前記平坦面(23)が、加締圧着後の前記一対の被覆加締片(22)の各先端(22a)の上面に含まれていることを特徴とする[1]の端子圧着構造。
[3] 加締圧着後の前記一対の被覆加締片(22)の両先端(22a)が、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ライン(L)に沿って互いに対向していることを特徴とする[2]の端子圧着構造。
[4] 加締圧着後の前記一対の被覆加締片(22)の両先端(22a)が、下方に屈曲されて前記絶縁被覆部分(WB)に食い込んでおり、
左右で同一高さの前記平坦面(23)が、前記一対の被覆加締片(22)の屈曲した各先端(22a)よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする[1]の端子圧着構造。
[5] 加締圧着後の前記一対の被覆加締片(22)のうちの一方の前記被覆加締片(22)の先端(22a)が他方の前記被覆加締片(22)の先端(22a)の上に重なっており、
左右で高さの異なる前記平坦面(23)が、前記一対の被覆加締片(22)の各先端(22a)よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする[1]の端子圧着構造。
[6] 底板部(21)と該底板部(21)の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片(22)とを有する断面U字状の被覆加締部(20)が後端部に設けられた端子(1)と、被覆電線(W)と、を圧着する端子圧着方法であって、
前記底板部(21)をアンビル(77)の上面(78)に載置する工程と、
前記底板部(21)の上面に前記被覆電線(W)の端末の絶縁被覆部分(WB)を載置する工程と、
前記2つの工程後に、前記アンビル(77)に対してクリンパ(70、80、90)を相対的に下動させることで、前記アンビル(77)が進入する前記クリンパ(70、80、90)のガイド溝(73、83、93)の押圧面(71、81、91)により、前記一対の被覆加締片(22)を前記絶縁被覆部分(WB)を包み込むように内側に曲げて前記絶縁被覆部分(WB)に加締めるとともに、平坦な押圧面(74、84、94−1、94−2)を有する前記クリンパ(70、80、90)で前記一対の被覆加締片(22)を押圧することにより、前記一対の被覆加締片(22)の少なくとも上面に、加締圧着後の前記絶縁被覆部分(WB)を略矩形断面にするための平坦面(23)を形成する工程と、
を備えることを特徴とする端子圧着方法。
1 圧着端子
20 被覆加締部
21 底板部
22 被覆加締片
22a 先端
23 平坦面
70、80、90 クリンパ
71、81、91 斜面状押圧面
73、83、93 ガイド溝
74、84、94−1、94−2 平坦な押圧面
77 アンビル
78 上面
T1 絶縁被覆部分の左右端
T2 平坦面の左右幅方向の両端
L 傾斜ライン
W 被覆電線
WB 絶縁被覆部分

Claims (6)

  1. 底板部と該底板部の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片とを有する断面U字状の被覆加締部が後端部に設けられた端子と、前記端子に圧着される被覆電線と、を備え、
    前記底板部の上面に前記被覆電線の端末の絶縁被覆部分が載置された状態で、前記一対の被覆加締片が、前記絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げられることで、前記絶縁被覆部分に加締められて、前記端子を前記被覆電線に圧着する端子圧着構造であって、
    加締圧着後の前記絶縁被覆部分を略矩形断面にするための平坦面が、平坦な押圧面を有するクリンパで前記一対の被覆加締片を押圧することにより、前記一対の被覆加締片の少なくとも上面に形成され、
    前記平坦面の左右幅方向の両端が、加締圧着後の前記絶縁被覆部分の左右端の位置よりも幅方向外側まで延びていることを特徴とする端子圧着構造。
  2. 左右で同一高さに確保された前記平坦面が、加締圧着後の前記一対の被覆加締片の各先端の上面に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の端子圧着構造。
  3. 加締圧着後の前記一対の被覆加締片の両先端が、平面視で、端子前後方向に対して傾斜した傾斜ラインに沿って互いに対向していることを特徴とする請求項2に記載の端子圧着構造。
  4. 加締圧着後の前記一対の被覆加締片の両先端が、下方に屈曲されて前記絶縁被覆部分に食い込んでおり、
    左右で同一高さの前記平坦面が、前記一対の被覆加締片の屈曲した各先端よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子圧着構造。
  5. 加締圧着後の前記一対の被覆加締片のうちの一方の前記被覆加締片の先端が他方の前記被覆加締片の先端の上に重なっており、
    左右で高さの異なる前記平坦面が、前記一対の被覆加締片の各先端よりも各基端側の部分の上面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子圧着構造。
  6. 底板部と該底板部の左右両側縁から上方に延長した一対の被覆加締片とを有する断面U字状の被覆加締部が後端部に設けられた端子と、被覆電線と、を圧着する端子圧着方法であって、
    前記底板部をアンビルの上面に載置する工程と、
    前記底板部の上面に前記被覆電線の端末の絶縁被覆部分を載置する工程と、
    前記2つの工程後に、前記アンビルに対してクリンパを相対的に下動させることで、前記アンビルが進入する前記クリンパのガイド溝の押圧面により、前記一対の被覆加締片を前記絶縁被覆部分を包み込むように内側に曲げて前記絶縁被覆部分に加締めるとともに、平坦な押圧面を有する前記クリンパで前記一対の被覆加締片を押圧することにより、前記一対の被覆加締片の少なくとも上面に、加締圧着後の前記絶縁被覆部分を略矩形断面にするための平坦面を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする端子圧着方法。
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