JP2015138081A - 通風装置、記録材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

通風装置、記録材搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着装置で蒸発した水分をより効果的に換気できる換気構造を備えた通風装置を提供する。
【解決手段】記録材上のトナー像を定着する定着装置8に対して記録材搬送方向の下流に配置される通風装置300であって、通風装置は、記録材搬送方向における定着装置の下流側側面と対向する側面であって、定着装置より下流の記録材搬送路の上方に起立する起立面である第1側面311と、第1側面と交差する側面であって、記録材搬送路と対向する第2側面351と、を少なくとも有し、第1側面は下流側側面と間隔を有するとともに、第1側面の下部に第1吸気口313,314,315を有し、第2側面は第2吸気口356,357,358を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらを備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置、該画像形成装置に用いられる通風装置及び記録材搬送装置に関する。
紙などの水分を含む記録材が定着装置を通過するとき、記録材に含まれる水分が蒸発する。蒸発した水分は定着装置内部や、定着装置下流の搬送路に浮遊する。この蒸発した水分は換気されないと水滴となって定着装置内部や搬送ガイド部材に付着する。すると、定着後の記録材が搬送ガイド部材を搬送される際、搬送ガイド部材に付着した水滴に接触し、画像が劣化する恐れがある。このような結露は、特に、気温が低い冬の朝に装置を立ち上げた場合などで、定着装置のみ高温となり搬送ガイド部材などが低温のままであるときに生じ易い。
そこで、定着装置の下流に水分を換気するためのダクトを設けることが知られている(特許文献1,2,3)。しかし、従来の構成では、定着装置で蒸発した水分を十分に換気できなかった。
そこで、本発明では、定着装置で蒸発した水分をより効果的に換気できる換気構造を備えた通風装置を提供することを課題とする。
これを解決するため、
記録材上のトナー像を定着する定着装置に対して記録材搬送方向の下流に配置される通風装置であって、
前記通風装置は、
前記記録材搬送方向における前記定着装置の下流側側面と対向する側面であって、前記定着装置より下流の記録材搬送路の上方に起立する起立面である第1側面と、
前記第1側面と交差する側面であって、前記記録材搬送路と対向する第2側面と、を少なくとも有し、
前記第1側面は前記下流側側面と間隔を有するとともに、前記第1側面の下部に第1吸気口を有し、
前記第2側面は第2吸気口を有する、ことを特徴とする通風装置
を提案する。
十分に換気することができ、定着装置内部に存在する水蒸気や定着装置を通過する記録材に付着した水分が蒸発して生じる水蒸気を機外に排出することが可能である。よって、定着装置を通過する記録材に水滴が付着することによる画像の発生を抑制できる。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置の概略的な構成図である。 図1に配設された冷却装置、記録材搬送装置の簡略的な正面図である。 図2の冷却装置、記録材搬送装置を背面側から見た斜視図である。 変形例を示す冷却手段(冷却装置)を備えた記録材搬送装置の簡略的な正面図である。 定着装置側から見た図1に配置された通風ダクトの斜視図である。 定着装置と反対側から見たときの図1に配置された通風ダクトの斜視図である。 図5において第1側面を取外した状態の斜視図である。 図1における通風ダクト周辺を拡大した断面図である。 図8に気流を追加したものである。 通風ダクトの下方部分の拡大図である。 通風ダクトの下方部分の変形例を示す概略図である。 通風ダクトの変形例を示す概略斜視図である。 画像形成装置から引き出された定着装置の概略図である。 画像形成装置の変形例の概略図である。 上ユニットが開放した状態を示す側面図である。 上ユニットが閉じた状態を示す側面図である。 上ユニットが閉じた状態の背面斜視図である。 上ユニットを開放した状態の背面斜視図である。
以下、図に則して本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体200に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備えている。なお、図1では、イエローのプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、感光体2の表面を露光する露光手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザ光を照射するようになっている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10を有する。中間転写ベルト10は、支持部材としての複数のローラ21〜24に張架されており、それらローラ21〜24のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
4つの感光体2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11はそれぞれの位置で中間転写ベルト10の内周面を押圧しており、中間転写ベルト10の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト10を張架する1つのローラ24に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。この二次転写ローラ12は中間転写ベルト10の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
画像形成装置本体200の下部には、紙やOHP等のシート状の記録材Pを収容した複数の給紙カセット13が配設されている。各給紙カセット13には、収容されている記録材Pを送り出す給紙ローラ14が設けてある。また、画像形成装置本体200の図の左側の外面には、機外に排出された記録材Pをストックする排紙トレイ20が設けてある。
画像形成装置本体200内には、記録材Pを給紙カセット13から二次転写ニップを通って排紙トレイ20へ搬送するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも記録媒体搬送方向上流側にはレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ12の位置よりも記録媒体搬送方向下流側には、定着装置8、冷却装置9、一対の排出ローラ16が順次配設されている。定着装置8は、例えば、内部に図示しないヒータを有する定着部材としての定着ローラ17と、定着ローラ17を加圧する加圧部材としての加圧ローラ18を備える。定着ローラ17と加圧ローラ18とが接触した箇所には、定着ニップが形成されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト10を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト10を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト10はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙ローラ14が回転することによって、給紙カセット13から記録材Pが搬出される。搬出された記録材Pは、レジストローラ15によってタイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ12には、中間転写ベルト10上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー画像が記録材P上に一括して転写される。その後、記録材Pは定着装置8に送り込まれ、定着ローラ17と加圧ローラ18によって記録材Pが加圧及び加熱されてトナー画像が記録材P上に定着される。そして、記録材Pは、冷却装置9によって冷却された後、一対の排出ローラ16によって排紙トレイ20に排出される。
以上の説明は、記録媒体にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
ところで、冷却装置は、図2に示すように、ベルト搬送手段30のベルトの走行によって搬送されるシート状記録材Pを冷却する冷却部材33を備えたものである。ベルト搬送手段30は、シート状記録材Pの一方の面(表面又は上面)側に配置される第1の搬送機構31と、シート状記録材Pの他方の面(裏面又は下面)側に配置される第2の搬送機構32を備える。また、各搬送機構に対してそれぞれ冷却部材33を備え、第1冷却部としての冷却部材33aがシート状記録材Pの一方の面(裏面又は下面)側に配置され、第2冷却部としての冷却部材33bがシート状記録材Pの他方の面(表面又は上面)側に配置され、第3冷却部としての冷却部材33cがシート状記録材Pの他方の面(表面又は上面)側に配置されている。
冷却部材33a,33b,33cとは、シート状記録材の走行方向に沿ってずれて配置している。また、一方の冷却部材33bは、下面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34bとされ、他方の冷却部材33a,33cは、上面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34a,34cとされている。そして、各冷却部材33a,33b,33cの内部には、冷却液が流れる冷却液流路が形成されている。
この冷却装置は、図3に示すように、発熱部としての記録材Pからの熱を受ける受熱部45と、受熱部45の熱を放熱する放熱部46と、受熱部45と放熱部46とを冷却液が循環する循環路47とを有する冷却液循環回路44を備える。この循環路47内には、冷却液を循環させるためのポンプ48と、冷却液を溜める液溜タンク49とが配置されている。そして、冷却部材33a,33b,33cを受熱部45として機能させる。また、放熱部46としてラジエータ等からなる。冷却液には、例えば、水、炭化水素系オイル及びフッ素系オイルを媒体とし、この媒体に高濃度のマグネタイト等の強磁性超微粒子を安定に分散させ、かつ磁性超微粒子の表面に強固に化学吸着した界面活性剤で形成した磁性流体等がある。
循環路47としては、冷却部材33cの他方の開口部と放熱部46としてラジエータとを連結する配管50と、冷却部材33aの他方の開口部と冷却部材33bの一方の開口部とを連結する配管41と、冷却部材33bの他方の開口部と冷却部材33cの一方の開口部を連結する配管51と、冷却部材33aの一方の開口部と液溜タンク49とを連結する配管52と、液溜タンク49とポンプ48とを連結する配管53と、ポンプ48と放熱部46としてラジエータとを連結する配管54とを備える。
第1の搬送機構31は、複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)55と、このローラ55に掛け回されるベルト(搬送ベルト)56とを備え、第2の搬送機構32は、複数個(図例では3個)のローラ(従動ローラ)57c,57d,58と、駆動ローラ57aと、ローラ57,58に掛け回されるベルト(搬送ベルト)59とを備える。
このため、記録材Pを搬送する際には、第1の搬送機構31のベルト56と第2の搬送機構32のベルト59とで、記録材Pを挟持搬送することになる。すなわち、駆動ローラ57aが駆動することによって、図2に示すように、ベルト59が矢印A方向に走行し、ベルト56,59間に挟まれた記録材Pを介して、第2の搬送機構32のベルト59の走行に伴って、第1の搬送機構31のベルト56が矢印B方向に走行する。これによって、記録材Pは矢印C方向沿って、上流側から下流側へと搬送される。
次に、前記のように構成された冷却装置の動作について説明する。記録材Pの挟持搬送する場合、図2等に示すように、第1の搬送機構31と第2の搬送機構32とを近接させた状態とする。この図2に示す状態において、第2の搬送機構32の駆動ローラ57aを回転駆動させれば、前記したように、各ベルト56,59が矢印方向に走行して、記録材Pは矢印方向に走行する。この状態では、前記冷却液循環回路44において、冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内に冷却液を流す。
この際、第1の搬送機構31のベルト56の内面が、冷却部材33bの吸熱面34bを摺動し、第2の搬送機構32のベルト59の内面が、冷却部材33aの吸熱面34aと冷却部材33cの吸熱面34cを摺動する。このため、記録材Pの表面(上面)側から、ベルト56を介して冷却部材33bは記録材Pの熱を吸熱する。また、記録材Pの裏面(下面)側から、ベルト59を介して冷却部材33c,33aは記録材Pの熱を吸熱する。この場合、冷却部材33a,33b,33cが吸熱した熱量を冷却液が外部に輸送することで冷却部材33a,33b,33cは低温に保たれる。
すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却液が冷却液循環回路44内を循環し、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内を流れて吸熱して高温となった冷却液が、受熱部45として機能するラジエータを通過することによって、外気へ放熱され、その温度が低下する。そして、低温となった冷却液が再度冷却液流路内を流れて、冷却部材33a,33b,33cが放熱部46と機能する。このため、このサイクルを繰り返すことによって、記録材Pは両面から冷却される。
図4を参照して、上記実施形態の変形例を説明する。
図4は、変形例を示す冷却手段を備えた記録材搬送装置の簡略的な正面図である。変形例は、図3に示した冷却液循環回路44を用いた冷却手段と比較して、これに代えて、図4のように排熱促進形状部106を設けた点が相違する。排熱促進形状部106としては、多数のフィンを有する空冷ヒートシンクである。
このように、空冷ヒートシンク構造を用いることによって、冷却液循環回路44を用いなくて済み、装置のコンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
次に、図5〜10を参照して実施形態に係る通風ダクトを説明する。
通風ダクト300の斜視図である図5に示すように、第1ケース310と第2ケース350とが嵌め合わさって通風装置としての通風ダクト300が構成されている。
第1ケース310は断面略L字状であり、上面312と第1側面311とで構成されている。さらに、第1ケース310は例えばステンレスや鉄などの金属で構成されている。第1側面311は、記録材搬送方向における定着装置8の下流側側面である下流端面と対向する側面であって、定着装置8より下流の記録材搬送路より上方に起立する起立面である。また、通風ダクト300の正面断面図を含む図8に示すように、定着装置8の下流端面と第1側面311の間には間隔が設けられ、この間隔の流路には後述するファンによって図9に示すように気流Eが形成されている。
第1ケース310の第1側面311の下部には、記録材搬送方向と交差する方向に複数の第1吸気口313,314,315が形成され、図9に示すようにファンによって形成された気流Cがこれら第1吸気口から吸われる。気流Cは、定着装置8から排出された気流であり、定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んでいる。図5に示すように、第1吸気口313,314,315の記録材搬送方向と交差する方向の幅は全て同じである。また、第1吸気口313,314,315の開口面積は全て同じであってもよい。
一方、図5,8に示すように、第1ケース310の第1側面311の上部には、記録材搬送方向と交差する方向に複数の第3吸気口316,317が形成されている。第3吸気口316,317は、定着装置8の起立面(下流端面)に形成された開口85からの気流Bと、定着装置8の上面に形成された開口86から排出されて上ガイド部320と定着装置8の上面の間を案内される気流Aを引き込む(図9)。図5における吸気口の上下方向の高さは、第3吸気口316,317よりも第1吸気口313,314,315の高さのほうが高く(例えば高さの比が1:5)設定されている。
図6を参照して、第2ケース350は樹脂で成型されており、第2側面351、下部起立面367、傾斜面352、上部起立面353、上面354、正面355で構成されている。第2側面351は第1側面311と交差する側面であって、記録材搬送路と対向する(図8)。下部起立面367と上部起立面353は傾斜面352で接続されており、略垂直に延在している。
図8に示すように、記録材搬送路に対向する第2側面351の記録材搬送方向下流側から下部起立面367の一部にかけて、記録材搬送方向と交差する方向に複数の第2吸気口356,357,358が形成されている。第2吸気口は、図9に示すように、定着装置8から排出された気流であって定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んだ気流Cを吸うものである。また、第2吸気口356,357,358は、図8に示すように記録材搬送路に形成される開口部と対向している。ここで開口部は、定着装置8に設けられた搬送ガイド部材88と第1の搬送機構31との隙間であって、気流Cの流路である。さらに、第2吸気口356,357,358と対向する開口部87が搬送ガイド部材88に形成されており、定着装置8から排出された気流であって定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んだ気流Fを吸う(図9)。しかしながら、この開口部87は、定着装置8の搬送ガイド部材88の長手方向(紙面垂直方向)に沿って断続的に形成されており、開口部87を通る空気流量は少ないため、形成されなくてもよい。
一方、第2吸気口356,357,358よりも記録材搬送方向上流側には閉塞部318が形成されている。例えば、冷たい室内で画像形成装置本体200を起動して画像形成動作を開始すると、機内が冷たいため金属で形成される第1側面311も冷たいが、定着装置8は熱くなる。もし、定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んだ気流C又は気流Fにより第1吸気口313,314,315近傍に結露が発生し、第1吸気口313,314,315近傍に結露した水滴が落下しても、閉塞部318が水滴を受けるため、通風ダクト300の下方に位置する記録材搬送路に水滴が落下するのを防止することができる。なお、閉塞部318に溜まった水滴は、第1側面311が定着装置8の輻射熱により温められて蒸発するので、水滴が第2吸気口356,357,358から落下することも防止できる。また、図8における高さ方向において、第1吸気口313,314,315の高さと第2吸気口356,357,358の高さは異なっている。
図7に示すように、第2ケース350には、第1吸気口313,314,315と第2吸気口356,357,358からの気流をそれぞれ合流してそれぞれの排気口359,360,361へ案内する複数の第1案内部362,363,364と、排気口359,360,361が形成されている。
排気口359,360,361のそれぞれの開口高さは、排気口から第1吸気口313,314,315又は第2吸気口356,357,358までの距離が遠いものから近いものに応じて、大から小に設定されている。すなわち、排気口359が大、排気口360が中、排気口361が小に設定されている。これは、排気口から第1吸気口313,314,315又は第2吸気口356,357,358までの距離が遠いほど、ファンで気流を吸い込む際の抵抗が大きいためである。このように排気口359,360,361の大きさを変えることで、第1吸気口313,314,315又は第2吸気口356,357,358から吸い込む空気量を均一にしている。なお、排気口359,360,361の記録材搬送方向の幅は同じであるため、排気口の開口面積が大から小に設定されている(排気口359が大、排気口360が中、排気口361が小)とも言える。
さらに、第2ケース350の上部には、第2排気口365と、第3吸気口316,317(図5)からの気流を第2排気口365に案内する第2案内部366とが形成されている。
なお、排気口359,360,361と第2排気口365には、図示しないダクトとファン370(図17,18)が設けられ、水蒸気を含む気流は画像形成装置本体200の外側に排出される。
このような構成により、十分に換気することができ、定着装置8内部に存在する水蒸気や定着装置8を通過する記録材Pに付着した水分が蒸発して生じる水蒸気を機外に排出することが可能である。従って、定着装置8を通過する記録材に水滴が付着する画像の発生を抑制できる。
次に、通風ダクトの吸気口と気流の関係について説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る画像形成装置では、定着装置8と冷却装置9は並んで設けられ、定着装置8から冷却装置9に通じる記録材搬送路は略水平に形成されている。通風ダクト300は、定着装置8から排出された気流であって定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んだ気流A,B,Cを作るために定着装置8と冷却装置9の間に設置される。特に、気流Cを作るために、通風ダクト300は記録材搬送路に形成される開口部近傍まで延在するのが好ましい。一方、ジャム処理などのために冷却装置9の第1の搬送機構31は上方に開くため、通風ダクト300と冷却装置9が接触するのを防止する必要がある。このために、通風ダクト300の下方部分の記録材搬送方向の幅は上方部分よりも狭くなっている。
ところで、装置後方に取り付けられたファンにより狙いの換気量を実現するために、ファンによる空気の吸引力と吸気口の大きさを考慮する必要がある。一般に、ファンの空気の吸引力が強ければ吸気口は小さくてもよい。本実施形態では、先述のように通風ダクト300の下方部分は上方部分より狭くなっているため、所要の吸気口の大きさを確保して気流Cを形成するため通風ダクト300の下方部分に2種類の吸気口を形成している。その吸気口が、第1吸気口313,314,315と第2吸気口356,357,358である。
図10は、通風ダクト300の下方部分の拡大図である。
第2吸気口356,357,358は第2ケース350の隅角部に形成されている。下部起立面367の底部から閉塞部318の下側縁までの第2吸気口の長さはL1である。下部起立面367の外側縁から閉塞部318の端部までの第2吸気口の長さはL2である。下部起立面367の内側隅角部から閉塞部318の上側隅角部までの第2吸気口の長さはL5である。下部起立面367の外側縁から閉塞部318の外側縁までの長さはL4である。一方、第1吸気口313,314,315は第1ケース310の下部に形成されており、その長さはL3である。
ここで、L3+L5>L4である。そのため、先述のように所要の吸気口の大きさを確保するために2種類の吸気口を形成している。逆に言えば、L3+L5≦L4であれば、十分な大きさの第2吸気口356,357,358が形成できるため、第1吸気口313,314,315は無くてもよい。
また、第2吸気口356,357,358を第2ケース350の隅角部に形成し、下部起立面367の下方に長さL1の開口部を確保しているため、気流Dが作られ易い。気流Dは、冷却装置9の上部から吸引された気流であり、気流Cほど水蒸気を含んでいない。後述するように、ジャム処理などのために冷却装置9の第1の搬送機構31は上方に開くため、冷却装置9の上部は空きスペースがある。気流Dが第2吸気口356,357,358から吸われることで、定着時に記録材Pから出た水蒸気を含んだ気流Cを第2吸気口の外側に逃がさず、気流Dと共に排気することができる。特に、L1<L2が成り立つと好ましく、より短い長さL1の開口部からの気流Dの吸引を実現しつつ、より長い長さL2の開口部から最も排気したい気流Cを吸引することができる。逆に言えば、L1をL2より長くすると、長さL1の開口部から吸引される気流Dが気流Cよりも強くなってしまう。
定着装置8の側壁と第1側面311との間隙の長さはL6であり、L4>L6である。よって、より狭い間隙を通る気流Eは、抵抗が大きいため通風ダクト300内部を通る気流より生じ難い。そのため、第1吸気口313,314,315を第1ケース310の上部に形成した場合、ファンの吸引力を一定と仮定すると、第1吸気口を通る気流、すなわち気流C又は気流Eの空気流量は少なくなり、第2吸気口356,357,358を通る気流は相対的に大きくなる。これは、第1吸気口を通る気流Cが減少してその分気流Dが増加することを意味する。これを回避するため、第1吸気口を第1ケース310の下部に形成し、抵抗の小さい通風ダクト300内部を通る気流(特に気流C)を大きくするようにしている。
図11は、通風ダクト300の下方部分の変形例を示す概略図である。
本例では、下部起立面367は閉塞部318の内側縁まで延在しており、長さL1の開口部は形成されていない。よって、第2吸気口356,357,358は第2ケース350の隅角部に形成されておらず、底部に形成されている。これによっても、冷却装置9の上部からの気流Dが形成され、気流Cを通風ダクト300に閉じ込めて外部に逃がさない機能を果たす。第1吸気口313,314,315は第1ケース310の下部に形成されている。
図12は、通風ダクト300の変形例を示す概略斜視図である。
先述の冷却装置9は画像形成装置本体200内に固定されていたため、第1の搬送機構31を上昇させたときに通風ダクト300が第1の搬送機構31と干渉することを防止する必要があり、このために傾斜面352が形成されていた。しかしながら、ジャム処理などのために冷却装置9は画像形成装置本体200から引き出し可能に構成されてもよい。この場合、図12に示すように、通風ダクト300の第2ケース350は第2側面351、下部起立面367、上部起立面353、上面354、正面355で構成されてもよい。傾斜面はなく、下部起立面367と上部起立面353は、記録材搬送方向と垂直方向に一定の幅を有し、略垂直に延在している。
図13は、画像形成装置から引き出された定着装置の概略図である。
図示のように、ジャム処理時などに定着装置8はレバー89を持って画像形成装置本体200から手前に引き出すことができる。このとき、定着装置8が左右に揺れてもよいように定着装置8の側壁と第1側面311(図8,9)の間には間隙が形成されている。また、冷却装置9の第1の搬送機構31は上方に開くように構成されている。そのため、通風ダクト300の下方部分の記録材搬送方向の幅は上方部分よりも狭くなっている。
図14は、画像形成装置の変形例の概略図である。
本例では定着装置8の下流に冷却装置は設けられておらず、代わりに記録材搬送機構450が設けられている。また、定着装置8と記録材搬送機構450の間に通風ダクト300が設けられている。記録材搬送機構450は、搬送ローラ400と搬送ベルト410を備えており、定着装置8から搬送ガイド部材を通って排出された記録材Pを搬送ローラ400と搬送ベルト410で挟持しながら搬送する。本例では、2つのローラに架け渡された搬送ベルト410は斜め(左肩上がり)に配置され、これにより搬送経路は図中左上に延びており、記録材Pは排紙トレイ20に排出される。定着装置8から排出された記録材Pはカールすることがあるので、記録材搬送機構450は、カールした記録材Pを矯正するデカーラとして構成されてもよい。この際、記録材Pを矯正したい方向によっては、搬送経路が図中左下に延びるように搬送ベルト410は斜め(左肩下がり)に配置されてもよい。また、搬送ローラ400をヒートパイプで構成することで、冷却装置として機能させてもよい。
次に、上ユニット60及び下ユニット80の開閉機構について説明する。
図15に示すように、上ユニット60は、前後一対の前側板61及び後側板62を有する。図2に示した第1の搬送機構31を構成する各ローラ55a,55b,55c,55dの軸の両端部は、前側板61と後側板62とで回転可能に支持されている。また、前側板61と後側板62との間には、図2に示した位置に対応した部位に冷却部材33b(図15では隠れていて見えない)が固定されている。
下ユニット80は、前後一対の前側板81及び後側板82を有する。図2に示した第2の搬送機構32を構成する各ローラ57a,57c,57d,58の軸の両端部は、前側板81と後側板82とで回転可能に支持されている。また、前側板81と後側板82との間には、図2に示した位置に対応した部位に冷却部材33a,33c(図15では隠れていて見えない)が固定されている。上ユニット60の前側板61及び後側板62は、板金で形成されている。
上ユニット60を構成する後側板62には、後シャフト63を取り付ける取付部としての、板金製の上ブラケット64が固設されている。後シャフト63は、長く延びた丸棒状をなしている。
また、上ブラケット64と下ブラケット84とには、引張ばねであるスプリング70が係止されている。スプリング70は、上ユニット60を介して図15に示す離間位置を占める方向に第1の搬送機構31を加圧する加圧部材として機能する。
下ユニット80を構成する後側板82には、後シャフト63を回動可能に取り付ける、板金製の下ブラケット84が固設されている。
上ユニット60及び下ユニット80の前側には、下ユニット80に配設された第2の搬送機構32に対して上ユニット60に配設された第1の搬送機構31の対向方向の位置を固定する固定部としてのロック機構65が配設されている。ロック機構65は、上ユニット60の第1の搬送機構31を対向位置に保持した状態に保持可能とする機能をも有し、ロックレバー67、把持部69等を有して構成されている。
前シャフト83は、長く延びた丸棒状をなす。前シャフト83における記録材搬送方向上流端部及び下流端部の2箇所には、引張ばねである各スプリング73の一端部が係止されている。
ユーザはロック機構65の把持部69を操作して、前シャフト83と嵌合しているロックレバー67を解除・開放して、上ユニット60を上方向に開けると、図15に示すように上ユニット60が後シャフト63を中心として回動する。この際、後シャフト63を支点としたスプリング70の付勢力によるモーメントによって、上ユニット60は離間位置で全開した状態で保持される。
次いで、ユーザはロック機構65の把持部69や上ユニット60の前側端部などを持って、上ユニット60を閉じる方向に、スプリング70付勢力によるモーメントに抗して回動させる。上ユニット60を下方向に回動させると、後シャフト63を回動中心として回動する。
上ユニット60が全閉状態になるように、ユーザはロック機構65の把持部69を操作することにより、ロックレバー67を前シャフト83と嵌合させる。
ロックレバー67を前シャフト83と嵌合させると、上ユニット60が対向位置を占める。すなわち、スプリング73の付勢力によって上ユニット60が鉛直下方向に引っ張られることにより、上下ユニットにおける前側の上下方向の位置が決まる。
本実施形態の搬送装置は、図15乃至図18のように画像形成装置の後方を回動支点として手前側が上下する構成である。
第1の搬送機構31を図15,18のように上昇させたときに、第1の搬送機構31と第2の搬送機構32とのメンテナンス処理に十分な間隔を形成する必要がある。そのときに、通風ダクト300が第1の搬送機構31と干渉することを防止するために、第1側面311と対向する第3側面には干渉防止部367,352(図6,図18)が形成されている。干渉防止部367,352は、第1側面311と平行な下部起立面367(図6,図8)と、下部起立面367から上ユニット側に突出する突出部としての傾斜面352で構成され、下部起立面367の高さは、記録材搬送方向と交差する方向に異なっている(図6)。具体的には、傾斜面352の下部辺は、画像形成装置後方から手前側に下方から上方に傾斜するように形成されている。このように傾斜面352が形成されるが、図7のように第1案内部362,363,364の高さ方向と幅方向を設定することによって、第2吸気口356,357,358から引き込む気流の量を略均一にすることができる。
8 定着装置
300 通風ダクト(通風装置)
311 第1側面
313,314,315 第1吸気口
351 第2側面
356,357,358 第2吸気口
P 記録材
特開2006−084694号公報 特開平11−231760号公報 特開平10−268735号公報

Claims (10)

  1. 記録材上のトナー像を定着する定着装置に対して記録材搬送方向の下流に配置される通風装置であって、
    前記通風装置は、
    前記記録材搬送方向における前記定着装置の下流側側面と対向する側面であって、前記定着装置より下流の記録材搬送路の上方に起立する起立面である第1側面と、
    前記第1側面と交差する側面であって、前記記録材搬送路と対向する第2側面と、を少なくとも有し、
    前記第1側面は前記下流側側面と間隔を有するとともに、前記第1側面の下部に第1吸気口を有し、
    前記第2側面は第2吸気口を有する、ことを特徴とする通風装置。
  2. 前記第2吸気口は、前記第2側面の記録材搬送方向下流側に形成され、前記第2側面の記録材搬送方向上流側は閉塞している、ことを特徴とする請求項1記載の通風装置。
  3. 前記第1側面の上部に第3吸気口が設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通風装置。
  4. 前記第1吸気口は前記記録材搬送方向と交差する方向に複数設けられ、
    前記第2吸気口は前記記録材搬送方向と交差する方向に複数設けられ、
    各第1吸気口と各第2吸気口からの気流を合流してそれぞれの排気口へ案内する複数の第1案内部を有する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通風装置。
  5. 複数の前記第1案内部における前記排気口のそれぞれの開口面積は、前記排気口から前記第1吸気口までの距離が遠いものは大きく、近いものは小さく設定されている、ことを特徴とする請求項4に記載の通風装置。
  6. 前記通風装置は第1ケースと第2ケースとが嵌め合わさって構成され、
    前記第2吸気口は前記第2ケースの隅角部に形成され、
    前記第2ケースの下部起立面の底部から前記第2ケースの閉塞部の下側縁までの前記第2吸気口の長さをL1、前記下部起立面の外側縁から前記閉塞部の端部までの前記第2吸気口の長さをL2として、L1<L2が成り立つ、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通風装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の前記通風装置に対して記録材搬送方向下流側に、前記記録材を挟持搬送する第1の搬送機構及び第2の搬送機構を備えた記録材搬送装置であって、
    前記第1の搬送機構は上方に設けられた上ユニットを構成し、前記第2の搬送機構は下方に設けられた下ユニットを構成し、さらに前記上ユニットは上方に移動可能であり、
    前記通風装置は、前記第1側面と対向する第3側面に、移動された前記上ユニットとの干渉を防止する干渉防止部を有する、ことを特徴とする記録材搬送装置。
  8. 前記干渉防止部は、前記第1側面と平行な下部起立面と、前記下部起立面から前記上ユニット側に突出する突出部で構成され、
    前記下部起立面の高さは、前記記録材搬送方向と交差する方向に異なる、ことを特徴とする請求項7に記載の記録材搬送装置。
  9. 記録材上のトナー像を定着する定着装置と、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通風装置とを備える、ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 記録材上のトナー像を定着する定着装置と、請求項7又は8に記載の記録材搬送装置とを備える、ことを特徴とする画像形成装置。
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