JP2015137799A - 給湯装置、及び、カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

給湯装置、及び、カップ式飲料自動販売機 Download PDF

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【課題】湯の沸騰を抑制しつつ、高温の湯を供給可能な給湯装置を提供する。
【解決手段】飲料販売時に、メインヒータは、貯湯タンク内の下部湯温TH1≦第1の所定温度TS11になると作動し、TH1≧第4の所定温度TS10になると作動が停止される。サブヒータは、TH1≦第2の所定温度TS12になると作動し、TH1≧第3の所定温度TS13になると作動が停止される。販売待機時に、メインヒータは、TH1≦TS11、及び、貯湯タンク内の上部湯温TH2≦TS11になると作動し、TH1≧TS10、又は、TH2≧TS10になると作動が停止される。サブヒータは、TH1≦TS12、及び、TH2≦TS12になると作動し、TH1≧TS13、又は、TH2≧TS13になると作動が停止される。ここで、TS10〜TS13については、TS12<TS13<TS11<TS10の関係を満たす。
【選択図】図4

Description

本発明は、給湯装置、及び、この給湯装置を備えるカップ式飲料自動販売機に関する。
特許文献1は、カップにホット飲料を注入して販売するカップ式飲料自動販売機を開示している。特許文献1では、カップ式飲料自動販売機が給湯装置を備え、給湯装置から供給される湯をホット飲料の調理に用いている。特許文献1では、給湯装置を構成する貯湯タンクの上部に湯吐出口が設けられており、また、貯湯タンクの底部に給水口が設けられている。特許文献1に記載の給湯装置では、貯湯タンクの湯吐出口から吐出した湯に対応する量の飲用水を貯湯タンクの給水口から貯湯タンク内に供給する。また、特許文献1に記載の給湯装置は、貯湯タンク内の湯温を測定する複数の温度センサと、貯湯タンク内の湯を加熱する複数の電気ヒータと、を備えている。
尚、上述と同様の構成を有するカップ式飲料自動販売機が、特許文献2に記載されている。
特開2011−149576号公報 特開2011−242024号公報
ところで、従来のカップ式飲料自動販売機では、例えば10L程度の大容量の貯湯タンクを備える給湯装置が用いられている。
しかしながら、このような大容量の貯湯タンクでは、湯の沸き上がりに例えば1時間程度の時間に要するため、ホット飲料を販売できない時間が比較的長いという問題があった。
また、上述のような大容量の貯湯タンクでは放熱面積が大きく、放熱量も多い。このため、貯湯タンク内の湯を保温するために電気ヒータで消費される電力が比較的多いという問題があった。
これら問題への対策としては、上述の大容量の貯湯タンクに代えて、例えば1.8L程度の小容量の貯湯タンクを採用することで、貯湯タンクを小型化することが考えられる。
しかしながら、貯湯タンクの小型化を行うと、湯加熱用の電気ヒータの熱容量に対して、熱負荷(貯湯タンク内の湯量)が過小となりかねない。これは、電気ヒータの寿命を考慮すると、貯湯タンクの小型化に追従するように電気ヒータの熱容量を低減することが難しいことに起因する。それゆえ、電気ヒータの作動停止後(通電停止後)であっても電気ヒータの余熱により湯が加熱され続け、その結果、湯を沸騰させないように制御しているにもかかわらず沸騰しかねない。湯が沸騰すると、発生した水蒸気がカップ式飲料自動販売機内の湿度を増大させ、ひいては、飲料用の粉末原料(例えばコーヒー粉)の品質低下や固化、固着を招くおそれがある。
また、この電気ヒータの余熱による湯の沸騰を抑制するために、その分、湯の沸き上げのための設定温度を低減すると、湯温が低下し、ひいては、ホット飲料の温度が低下しかねない。
本発明は、このような実状に鑑み、湯の沸騰を抑制しつつ、高温の湯を供給可能な給湯装置、及び、この給湯装置を備えるカップ式飲料自動販売機を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る給湯装置は、湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンク内の湯温を測定する温度センサと、貯湯タンク内の湯を加熱する電気ヒータと、測定された湯温に基づいて電気ヒータの作動を制御する制御部と、貯湯タンク内の上部の湯を貯湯タンクの外部に吐出する湯吐出部と、貯湯タンク内の下部に給湯用水を供給する水供給部と、を含んで構成される。電気ヒータは、貯湯タンク内の湯を加熱する第1及び第2の電気ヒータを含む。制御部は、貯湯タンク内の湯温が第1の所定温度以下になると、第1の電気ヒータを作動し、貯湯タンク内の湯温が第1の所定温度よりも低い第2の所定温度以下になると、第2の電気ヒータを作動し、貯湯タンク内の湯温が第2の所定温度よりも高い第3の所定温度以上になると、第2の電気ヒータの作動を停止し、貯湯タンク内の湯温が第1〜第3の所定温度よりも高い第4の所定温度以上になると、第1の電気ヒータの作動を停止する。
本発明によれば、貯湯タンク内の湯温が第2の所定温度よりも高い第3の所定温度以上になると、第2の電気ヒータの作動が停止され、貯湯タンク内の湯温が第1〜第3の所定温度よりも高い第4の所定温度以上になると、第1の電気ヒータの作動が停止される。これにより、第1及び第2の電気ヒータを作動させて高熱量で湯を加熱して第3の所定温度まで湯温を迅速に上昇させ、この後に、第1の電気ヒータのみを作動させて低熱量で湯を加熱して第4の所定温度まで湯温を緩やかに上昇させることができる。それゆえ、湯温が第4の所定温度に達するに先立って、第1及び第2の電気ヒータを含む電気ヒータの加熱能力を低下させて、湯温を第4の所定温度まで上昇させることができるので、当該電気ヒータの余熱による湯の沸騰を抑制しつつ、高温な湯を供給することができる。
本発明の一実施形態におけるカップ式飲料自動販売機を示す正面図 同上実施形態におけるカップ式飲料自動販売機の概略構成図 同上実施形態における給湯装置の概略断面図 同上実施形態における電気ヒータの作動制御パラメータ図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるカップ式飲料自動販売機を示す正面図である。図2はカップ式飲料自動販売機の概略構成を示す。
カップ式飲料自動販売機1(以下、単に「自動販売機1」と称する)は、カップにホット飲料を注入してこれを商品として販売するものである。また、自動販売機1は、カップに氷を供給すると共にホット飲料を注入することで、コールド飲料を商品として販売することも可能である。
自動販売機1の前面を開閉する外扉2には、コイン投入口3、商品選択ボタン4、及び、商品取出口5が設けられている。商品購入者は、コイン投入口3にコインを投入し、商品選択ボタン4を押して商品を選択し、商品取出口5の扉5aを開放することにより、商品を取り出すことができる。商品取出口5内の下部にはベンドステージ21(図2参照)が取り付けられており、このベンドステージ21では、そこに載置されたカップにホット飲料が注入される。尚、ベンドステージ21には、カップ供給機構20からカップが供給され得る。
図2に示すように、自動販売機1は、複数(図では2つ)の水タンク11a,11b、水リザーバ12、製氷機13、貯湯タンク14、複数(図では2つ)のコーヒー豆キャニスタ15a,15b、ミル16、コーヒーブリュワ17、複数(図では3つ)の原料キャニスタ18a,18b,18c、複数(図では2つ)のミキシングボウル19a,19b、カップ供給機構20、ベンドステージ21、排水バケツ22、及び制御部23を備えている。ここで、本発明に係る給湯装置100は、自動販売機1を構成するものであり、貯湯タンク14及び制御部23を含んで構成される。
水タンク11a,11bは、それぞれ、飲用水(以下、単に「水」と称する)を貯留している。
水タンク11aから水リザーバ12に至る水配管30の途中には、水タンク11aから水リザーバ12に向かって順に、給水ポンプ31、水フィルタ32、及び、電磁弁33が介装されている。また、水配管30は、水タンク11aと給水ポンプ31との間にて分岐して、水タンク11bに接続している。給水ポンプ31及び電磁弁33は、それぞれ、制御部23によって作動が制御される。電磁弁33を開いて、給水ポンプ31を作動させると、水タンク11a,11bに貯留された水が、水配管30を介して、水リザーバ12に供給される。尚、本実施形態では、水リザーバ12に供給される水が、水タンク11a,11bに貯留されているが、水リザーバ12に水を供給する手法はこれに限らず、例えば、自動販売機1の外部の水道配管と水リザーバ12とを接続可能な水配管を予め設けて、この水配管を介して、水道水を水リザーバ12に供給するようにしてもよい。
水リザーバ12は、製氷機13及び貯湯タンク14に水を供給するためのものである。
水リザーバ12から貯湯タンク14に至る水配管34の途中には、水リザーバ12から貯湯タンク14に向かって順に、製氷機13の製氷部13a、給水ポンプ35、及び、逆止弁36が介装されている。
製氷機13は製氷部13aと貯氷部13bとを備える。製氷部13aでは、水リザーバ12から供給された水で氷を生成する。貯氷部13bは製氷部13aで生成された氷を貯蔵する。尚、自動販売機1の内部には、図示しない冷凍サイクルが設けられている。この冷凍サイクルは、図示しない圧縮機、凝縮器、及び蒸発器などを含んで構成されており、この蒸発器によって製氷部13a内の水が冷却されて、氷が生成される。製氷機13は、コールド飲料を販売するときに、貯氷部13bは貯蔵している氷を、ベンドステージ21に載置されているカップに、氷供給管13cを介して供給する。
給水ポンプ35は制御部23によって作動が制御される。後述するフロート57を介して、貯湯タンク14内の水位低下が検出されると、給水ポンプ35が作動して、水リザーバ12に貯留された水が、水配管34を介して、貯湯タンク14に供給される。
貯湯タンク14では、水配管34からの水(給湯用水)が加熱されて高温(例えば95℃)の湯が生成される。貯湯タンク14、及び、これを含んで構成される給湯装置100の詳細については後述する。
貯湯タンク14内の湯を貯留タンク14外に吐出するための吐出管41は、貯湯タンク14内にて上下方向に延在して、貯湯タンク14の底部14aを貫通しており(図3参照)、その上端が貯湯タンク14内で開口して、下端が分岐部42に接続している。
分岐部42には、複数(図では3つ)の給湯管43a,43b,43cの各々の一端が、電磁弁44a,44b,44cを介して接続されている。給湯管43aの他端はコーヒーブリュワ17に接続されている。給湯管43bの他端はミキシングボウル19aに接続されている。給湯管43cの他端はミキシングボウル19bに接続されている。電磁弁44a,44b,44cは、各々の作動(開閉動作)が、制御部23によって制御される。
コーヒー豆キャニスタ15a,15bはそれぞれコーヒー豆を収容している。コーヒー豆キャニスタ15a,15bの少なくとも一方から吐出される所定量のコーヒー豆は、ミル16で挽かれてコーヒー粉となる。コーヒーブリュワ17は、ミル16からのコーヒー粉と、給湯管43aからの湯とを混合して、レギュラーコーヒー(コーヒー抽出液)を抽出する。
コーヒーブリュワ17からミキシングボウル19aに至る供給管45の途中には、ポンプ46が介装されている。ポンプ46は、コーヒーブリュワ17からのレギュラーコーヒーを供給管45を介してミキシングボウル19aに送り込む機能を有する。
原料キャニスタ18a,18bには、例えば、クリームと砂糖とが各別に収容されている。ミキシングボウル19aでは、ミルク、クリーム、湯がレギュラーコーヒーに適宜混合される。このようにして調理されたレギュラーコーヒー(ホット飲料)は、ベンドステージ21に載置されているカップに、供給管47を介して供給される。
原料キャニスタ18cには例えばココアなどのプリミックスが収容されている。ミキシングボウル19bでは、プリミックスと湯とが混合される。このようにして調理されたホット飲料は、ベンドステージ21に載置されているカップに、供給管48を介して供給される。
次に、給湯装置100の概略構成について、図3を用いて説明する。
図3(A)は給湯装置100の概略構成を示す縦断面図である。図3(B)は、図3(A)のI−I断面のうち、メインヒータ51、サブヒータ52、下部温度センサ53、上部温度センサ54のみを示している。
給湯装置100は、貯湯タンク14、第1の電気ヒータであるメインヒータ51、第2の電気ヒータであるサブヒータ52、第1の温度センサである下部温度センサ53、第2の温度センサである上部温度センサ54、導入管34a、吐出管41、オーバーフロー配管55、ドレン配管56、フロート57、及び、制御部23(図2参照)を含んで構成される。
貯湯タンク14は、上面及び下面が開口した円筒状の本体部14bと、本体部14bの下面開口を塞ぐ底部14aと、本体部14bの上面開口を塞ぐ上蓋部14cとからなる。
本体部14bの外周面は、真空ジャケット60によって覆われている。底部14aの外面は断熱材61によって覆われており、また、上蓋部14cの外面は断熱材62によって覆われている。
導入管34aは、水配管34のうち貯湯タンク14側端部を構成するものである。導入管34aは上下方向に延在して、貯湯タンク14の底部14a及び断熱材61を貫通している。導入管34aは、その上端が、貯湯タンク14内のうち、底部14aの近傍にて開口している。この開口部の近傍の底部14aには、ブラケット34bを介してバッフル板34cが設けられている。バッフル板34cは、導入管34aの上面開口部から上方に向かう水流の向きを水平方向に変更する機能を有する。
オーバーフロー配管55は貯湯タンク14内にて上下方向に延在して、貯湯タンク14の底部14a及び断熱材61を貫通している。オーバーフロー配管55は、その上端が、貯湯タンク14内のうち、吐出管41の上端より上方にて開口している。オーバーフロー配管55の下端は、図示しない配管の一端に接続されている。この配管の他端は、排水バケツ22(図2参照)に達している。それゆえ、貯湯タンク14内の水位がオーバーフロー配管55の上端位置より高位になると、貯湯タンク14内の湯がオーバーフロー配管55を介して、排水バケツ22内に排出される。
ドレン配管56は上下方向に延在して、貯湯タンク14の底部14a及び断熱材61を貫通している。ドレン配管56は、その上端が、貯湯タンク14内のうち底部14aの近傍にて開口している。ドレン配管56の下端は、図示しない配管の一端に接続されている。この配管の途中には電磁弁(図示せず)が介装され、この配管の他端は排水バケツ22(図2参照)に達している。
フロート57は、貯湯タンク14内の上部に設けられている。フロート57は、貯湯タンク14内の水位の上下動に追従して昇降する。フロート57の位置は、図示しないセンサを介して測定され、このフロート57の位置(すなわち、貯湯タンク14内の水位)に対応する信号が、図示しない信号線を介して、制御部23に伝達される。
下部温度センサ53は、貯湯タンク14内の下部の湯温を測定するものであり、例えばサーミスタである。下部温度センサ53は、貯湯タンク14内にて上下方向に延在する棒状であり、その下端部が貯湯タンク14の底部14aに固定されている。
上部温度センサ54は、貯湯タンク14内の上部の湯温を測定するものであり、例えばサーミスタである。上部温度センサ54は、貯湯タンク14内にて上下方向に延在する棒状であり、その上端部が貯湯タンク14の上蓋部14cに固定されている。
メインヒータ51は、正面から見て上側開放のコ字状をなし(図3(A)参照)、側面から見てL字状をなしている(図3(B)参照)。
メインヒータ51は、上端部が貯湯タンク14の上蓋部14cに固定されて、上下方向に延在する左右一対のヒータ部分51a,51bと、これらヒータ部分の下端にて連続し、かつ、上面から見て後側開放のコ字状をなすヒータ下部51cとにより構成されている。ここで、下部温度センサ53は、上面視で、メインヒータ51のヒータ下部51cのコ字状断面の略中央に位置するように配置されている。
メインヒータ51は、サブヒータ52よりも大きな電力を消費する。例えば、メインヒータは700Wであり、サブヒータは300Wである。
サブヒータ52は、正面から見て上側開放のU字状をなしており(図3(A)参照)、また、側面からみて、メインヒータ51のヒータ部分51a,51bの前方、かつ、ヒータ下部51cの前端部の上方に位置している(図3(B)参照)。
ここで、メインヒータ51及びサブヒータ52と、下部温度センサ53及び上部温度センサ54とについては、メインヒータ51自体の温度と、サブヒータ52自体の温度とが、これら温度センサ53,54に直接的に影響しないように、互いに離間して配置されている。
制御部23は、下部温度センサ53にて測定された湯温に対応する信号と、上部温度センサ54にて測定された湯温に対応する信号とを、図示しない信号線を介して受信する。また、制御部23は、下部温度センサ53にて測定された湯温と、上部温度センサ54にて測定された湯温との少なくとも一方を用いて、メインヒータ51及びサブヒータ52の少なくとも一方の作動制御(換言すれば通電制御(ON/OFF制御))を行う。
次に、図1〜図3に加えて、図4を用いて、制御部23によるメインヒータ51及びサブヒータ52の作動制御について説明する。
図4(A)は、メインヒータ51及びサブヒータ52の作動制御パラメータ図である。図4(B)は、図4(A)に示した各パラメータの一例を示す図である。
ここで、図4に記載の「飲料販売時」とは、自動販売機1が商品を販売可能な状態において、コイン投入口3にコインが投入されて商品選択ボタン4が押されたときより、商品取出口5から商品が取り出されて所定時間(例えば30秒間〜1分間)経過するまでの期間を意味する。
また、図4に記載の「販売待機時」とは、自動販売機1が商品を販売可能な状態であって、かつ、「飲料販売時」ではない期間を意味する。
飲料販売時には、貯湯タンク14から、吐出管41及び給湯管43a,43b,43cを介して、コーヒーブリュワ17、ミキシングボウル19a,19bの少なくとも1つに湯が供給される。これに伴い、貯湯タンク14内の水位が低下したことをフロート57の降下によって検知するので、これを補うように、水リザーバ12から水配管34(導入管34a)及び給水ポンプ35を介して貯湯タンク14内の下部に水が供給される。ここで、吐出管41が、本発明の「湯吐出部」に対応して、貯湯タンク14内の上部の湯を貯湯タンク14の外部に吐出する。また、導入管34aが本発明の「水供給部」に対応して、貯湯タンク14内の下部に給湯用水を供給する。また、飲料販売時は、本発明の「給湯時」を含み、それゆえ、「給湯時」には水リザーバ12から貯湯タンク14内の下部に水が供給される。また、販売待機時は、本発明の「給湯待機時」を含み、この「給湯待機時」には、給湯装置100は、貯湯タンク14からの湯の供給を行わない状態(待機状態)となる。
図4に示すように、飲料販売時に、メインヒータ51は、下部温度センサ53によって測定された貯湯タンク14内の下部の湯温TH1(以下、単に「下部湯温TH1」と称する)が、予め設定された第1の所定温度TS11(例えば93℃)以下になると作動する(ON状態となる)。サブヒータ52は、下部湯温TH1が、予め設定された第2の所定温度TS12(例えば90℃)以下になると作動する(ON状態となる)。メインヒータ51及びサブヒータ52の作動時において、サブヒータ52は、下部湯温TH1が、予め設定された第3の所定温度TS13(例えば92℃)以上になると作動が停止される(OFF状態となる)。メインヒータ51は、下部湯温TH1が、予め設定された第4の所定温度TS10(例えば95℃)以上になると作動が停止される(OFF状態となる)。
ここで、温度パラメータα>0℃、及び、温度パラメータβ>0℃とすると、第1〜第3の所定温度TS11〜TS13は、それぞれ、以下の式(1)〜(3)を満たす。
TS11=TS10−β (1)
TS12=TS10−β−α (2)
TS13=TS10−α (3)
それゆえ、第4の所定温度TS10と温度パラメータα,βとを予め設定することにより、第1〜第3の所定温度TS11〜TS13が自動的に設定される。
例えば、図4(B)に示すように、第4の所定温度TS10=95℃、温度パラメータα=3℃、温度パラメータβ=2℃とすると、第1の所定温度TS11=93℃、第2の所定温度TS12=90℃、第3の所定温度TS13=92℃、となる。この場合には、第1〜第3の所定温度TS11〜TS13及び第4の所定温度TS10は、以下の式(4)を満たす。
TS12<TS13<TS11<TS10 (4)
このように、飲料販売時(給湯装置100の給湯時)には、下部湯温TH1に基づいてメインヒータ51の作動とサブヒータ52の作動とが制御される。これにより、飲料販売時に貯湯タンク14内の下部に供給される低温の水によって貯湯タンク14内の下部の湯温が低下しても、その湯温低下に迅速に対応することができる。
一方、図4に示すように、販売待機時に、メインヒータ51は、下部湯温TH1が第1の所定温度TS11(例えば93℃)以下になり、かつ、上部温度センサ54によって測定された貯湯タンク14内の上部の湯温TH2(以下、単に「上部湯温TH2」と称する)が第1の所定温度TS11(例えば93℃)以下になると作動する(ON状態となる)。サブヒータ52は、下部湯温TH1が第2の所定温度TS12(例えば90℃)以下になり、かつ、上部湯温TH2が第2の所定温度TS12(例えば90℃)以下になると作動する(ON状態となる)。メインヒータ51及びサブヒータ52の作動時において、サブヒータ52は、下部湯温TH1が第3の所定温度TS13(例えば92℃)以上になるか、又は、上部湯温TH2が第3の所定温度TS13(例えば92℃)以下になると作動が停止される(OFF状態となる)。メインヒータ51は、下部湯温TH1が第4の所定温度TS14(例えば95℃)以上になるか、又は、上部湯温TH2が第4の所定温度TS14(例えば95℃)以下になると作動が停止される(OFF状態となる)。
このように、販売待機時(給湯装置100の給湯待機時)には、下部湯温TH1及び上部湯温TH2に基づいてメインヒータ51の作動とサブヒータ52の作動とが制御される。
ところで、貯湯タンク14内の湯温については、タンク下部からタンク上部に向かうほど湯温が高くなる傾向がある。それゆえ、販売待機時において、メインヒータ51の作動開始時に、上部湯温TH2は第1の所定温度TS11近傍であるのに対し、下部湯温TH1は第1の所定温度TS11より数℃低くなる。これに対し、飲料販売時には、メインヒータ51の作動開始時に、下部湯温TH1は第1の所定温度TS11近傍である。従って、メインヒータ51が作動開始となる下部湯温TH1については、販売待機時に比べて、飲料販売時のほうが高温となる。すなわち、販売待機時に比べて、飲料販売時のほうが、早期に、メインヒータ51が作動開始する。それゆえ、貯湯タンク14内の下部に供給される低温の水によって貯湯タンク14内の下部の湯温が低下する飲料販売時に、メインヒータ51を早期に作動開始することで、湯温の低下を抑制することができる。この点は、サブヒータ52についても同様であるので、その説明を省略する。
尚、本実施形態では、販売待機時(給湯装置100の給湯待機時)に、下部湯温TH1及び上部湯温TH2に基づいてメインヒータ51の作動とサブヒータ52の作動とを制御しているが、上述のように、タンク下部からタンク上部に向かうほど湯温が高くなる傾向がある場合には、販売待機時(給湯装置100の給湯待機時)において、実質的には、上部湯温TH2のみに基づいてメインヒータ51の作動とサブヒータ52の作動とを制御しても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、制御部23による自動販売機1の消費電力抑制制御について説明する。
製氷機13の作動時(特に、上述の冷凍サイクルの圧縮機等の作動時)に、メインヒータ51とサブヒータ52との双方が作動すると、自動販売機1で消費される電力の総和が過大となりかねない場合には、制御部23によって、自動販売機1の消費電力抑制制御が行われる。
この制御では、上述の圧縮機等の作動時に、メインヒータ51及びサブヒータ52の少なくとも一方の作動を停止する。換言すれば、自動販売機1の消費電力抑制制御では、上述の圧縮機等の作動時に、図4に示したメインヒータ51及びサブヒータ52の作動制御が、部分的又は全体的に制限される。このように制御することで、電源容量に限りがある自動販売機1で消費される電力の総和のピーク値を抑制することができる。ここで、製氷機13、及び、冷凍サイクル等が、本発明の「電力を消費して作動可能な機器」に対応している。
ところで、特許文献1,2に記載の給湯装置のように、貯湯タンクの底部に給水口が設けられている場合には、給水された低温の水で吐出湯温が低下しないようにするため、貯湯タンク内での湯の対流が抑制され得る。しかしながら、このように湯の対流が抑制されると、貯湯タンク内の上部の湯温と下部の湯温との差が増大しかねない。このような湯温の差が小容量の貯湯タンク内で生じると、高温の湯量が減りやすく、ひいては、連続販売可能杯数が低下しかねない。
この点、本実施形態によれば、飲料販売時(給湯装置100の給湯時)には、下部湯温TH1に基づいてメインヒータ51及びサブヒータ52の作動を制御し、販売待機時(給湯装置100の給湯待機時)には、上部湯温TH2に基づいてメインヒータ51及びサブヒータ52の作動を制御する。これにより、飲料販売時に、貯湯タンク14内の上部の湯温と下部の湯温との差の増大を抑制しつつ、販売待機時に比べて迅速に高温の湯を生成することができるので、貯湯タンクの小型化に伴う連続販売可能杯数の低下を抑制することができる。
本実施形態によれば、給湯装置100は、湯を貯留する貯湯タンク14と、貯湯タンク14内の湯温を測定する温度センサ(下部温度センサ53,上部温度センサ54)と、貯湯タンク内の湯を加熱する電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)と、測定された湯温に基づいて電気ヒータの作動を制御する制御部23と、貯湯タンク14内の上部の湯を貯湯タンク14の外部に吐出する湯吐出部(吐出管41)と、貯湯タンク14内の下部に給湯用水を供給する水供給部(導入管34a)と、を含んで構成される。上記電気ヒータは、貯湯タンク14内の湯を加熱する第1及び第2の電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)を含む。制御部23は、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第1の所定温度TS11以下になると、第1の電気ヒータ(メインヒータ51)を作動し、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第1の所定温度TS11よりも低い第2の所定温度TS12以下になると、第2の電気ヒータ(サブヒータ52)を作動し、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第2の所定温度TS12よりも高い第3の所定温度TS13以上になると、第2の電気ヒータ(サブヒータ52)の作動を停止し、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第1〜第3の所定温度TS11〜TS13よりも高い第4の所定温度TS10以上になると、第1の電気ヒータ(メインヒータ51)の作動を停止する。これにより、メインヒータ51及びサブヒータ52を作動させて高熱量で湯を加熱して第3の所定温度TS13まで湯温を迅速に上昇させ、この後に、メインヒータ51のみを作動させて低熱量で湯を加熱して第4の所定温度TS10まで湯温を緩やかに上昇させることができる。それゆえ、湯温が第4の所定温度TS10に達するに先立って、湯加温用の電気ヒータの加温能力を低下させて、湯温を第4の所定温度TS10まで上昇させることができるので、当該電気ヒータの余熱による湯の沸騰を抑制しつつ、高温な湯を供給することができる。
また本実施形態によれば、制御部23は、第1及び第2の電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)の作動時に、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第3の所定温度TS13以上になると、第2の電気ヒータ(サブヒータ52)の作動を停止する。これにより、湯温が第4の所定温度TS10に達するに先立って、湯加温用の電気ヒータの加温能力を低下させることができる。
また本実施形態によれば、第3の所定温度TS13は、第1の所定温度TS11よりも低温である。これにより、湯加温用の電気ヒータの余熱による湯の沸騰を、より確実に抑制することができる。
また本実施形態によれば、上記温度センサは、貯湯タンク14内の下部の湯温を測定する第1の温度センサ(下部温度センサ53)と、貯湯タンク14内の上部の湯温を測定する第2の温度センサ(上部温度センサ54)と、を含む。制御部23は、給湯装置100の給湯時には、第1の温度センサ(下部温度センサ53)にて測定される湯温TH1に基づいて電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)の作動を制御し、給湯装置100の給湯待機時には、第2の温度センサ(上部温度センサ54)にて測定される湯温TH2に基づいて電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)の作動を制御する。これにより、これにより、飲料販売時(給湯時)に、貯湯タンク14内の上部の湯温と下部の湯温との差の増大を抑制しつつ、販売待機時(給湯待機時)に比べて迅速に高温の湯を生成することができるので、貯湯タンクの小型化に伴う連続販売可能杯数の低下を抑制することができる。
また本実施形態によれば、制御部23は、給湯装置100の給湯待機時には、第1の温度センサ(下部温度センサ53)にて測定される湯温TH1と第2の温度センサ(上部温度センサ54)にて測定される湯温TH2とに基づいて電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)の作動を制御する。これにより、販売待機時(給湯待機時)に貯湯タンク14内で高温の湯を良好に生成することができる。
また本実施形態によれば、第1の電気ヒータ(メインヒータ51)は、その消費電力が、第2の電気ヒータの消費電力(サブヒータ52)よりも大きい。これにより、主としてメインヒータ51を用いて貯湯タンク14内の湯の加熱を行い、補助的にサブヒータ52を用いて貯湯タンク14内の湯の加熱を行うという運用が可能となる。
また本実施形態によれば、第1の電気ヒータ(メインヒータ51)は、第2の電気ヒータ(サブヒータ52)の下方に離間して配置されている(図3参照)。これにより、貯湯タンク14内の湯温について、タンク下部からタンク上部に向かうほど湯温が高くなる傾向があるときに、タンク下部の湯をメインヒータ51で加温することで、タンク上部の湯温の低下を抑制しつつ、タンク下部の湯温とタンク上部との湯温との差を小さくすることができる。
また本実施形態によれば、自動販売機1は、給湯装置100と、電力を消費して作動可能な機器(製氷機13等)とを備え、制御部23は、製氷機13等の作動時に、第1及び第2の電気ヒータ(メインヒータ51,サブヒータ52)のうち少なくとも1つの作動を停止する。これにより、電源容量に限りがある自動販売機1で消費される電力の総和のピーク値を抑制することができる。
尚、本実施形態では、メインヒータ51及びサブヒータ52の作動時に、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第3の所定温度TS13以上になると、サブヒータ52の作動を停止し、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第4の所定温度TS10以上になると、メインヒータ51の作動を停止しているが、これに代えて、メインヒータ51及びサブヒータ52の作動時に、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第3の所定温度TS13以上になると、メインヒータ51の作動を停止し、貯湯タンク14内の湯温(下部湯温TH1,上部湯温TH2)が第4の所定温度TS10以上になると、サブヒータ52の作動を停止することも可能である。
また、本実施形態では、給湯装置100をカップ式飲料自動販売機1に適用した例を説明したが、給湯装置100の適用例はこれに限らず、例えば、給湯装置100を給茶機等に適用してもよい。
1 カップ式飲料自動販売機
2 外扉
3 コイン投入口
4 商品選択ボタン
5 商品取出口
5a 扉
11a,11b 水タンク
12 水リザーバ
13 製氷機
13a 製氷部
13b 貯氷部
13c 氷供給管
14 貯湯タンク
14a 底部
14b 本体部
14c 上蓋部
15a,15b コーヒー豆キャニスタ
16 ミル
17 コーヒーブリュワ
18a,18b,18c 原料キャニスタ
19a,19b ミキシングボウル
20 カップ供給機構
21 ベンドステージ
22 排水バケツ
23 制御部
30 水配管
31 給水ポンプ
32 水フィルタ
33 電磁弁
34 水配管
34a 導入管
34b ブラケット
34c バッフル板
35 給水ポンプ
36 逆止弁
41 吐出管
42 分岐部
43a,43b,43c 給湯管
44a,44b,44c 電磁弁
45 供給管
46 ポンプ
47,48 供給管
51 メインヒータ(第1の電気ヒータ)
51a,51b ヒータ部分
51c ヒータ下部
52 サブヒータ(第2の電気ヒータ)
53 下部温度センサ(第1の温度センサ)
54 上部温度センサ(第2の温度センサ)
55 オーバーフロー配管
56 ドレン配管
57 フロート
60 真空ジャケット
61,62 断熱材
100 給湯装置

Claims (10)

  1. 湯を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯温を測定する温度センサと、前記貯湯タンク内の湯を加熱する電気ヒータと、測定された湯温に基づいて前記電気ヒータの作動を制御する制御部と、前記貯湯タンク内の上部の湯を前記貯湯タンクの外部に吐出する湯吐出部と、前記貯湯タンク内の下部に給湯用水を供給する水供給部と、を含んで構成される給湯装置であって、
    前記電気ヒータは、前記貯湯タンク内の湯を加熱する第1及び第2の電気ヒータを含み、
    前記制御部は、
    前記貯湯タンク内の湯温が第1の所定温度以下になると、前記第1の電気ヒータを作動し、
    前記貯湯タンク内の湯温が前記第1の所定温度よりも低い第2の所定温度以下になると、前記第2の電気ヒータを作動し、
    前記貯湯タンク内の湯温が前記第2の所定温度よりも高い第3の所定温度以上になると、前記第2の電気ヒータの作動を停止し、
    前記貯湯タンク内の湯温が前記第1〜第3の所定温度よりも高い第4の所定温度以上になると、前記第1の電気ヒータの作動を停止する
    ことを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御部は、前記第1及び第2の電気ヒータの作動時に、前記貯湯タンク内の湯温が前記第3の所定温度以上になると、前記第2の電気ヒータの作動を停止することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記温度センサは、前記貯湯タンク内の下部の湯温を測定する第1の温度センサと、前記貯湯タンク内の上部の湯温を測定する第2の温度センサと、を含み、
    前記制御部は、
    前記給湯装置の給湯時には、前記第1の温度センサにて測定される湯温に基づいて前記第1及び第2の電気ヒータの作動を制御し、
    前記給湯装置の給湯待機時には、前記第2の温度センサにて測定される湯温に基づいて前記第1及び第2の電気ヒータの作動を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記制御部は、前記給湯装置の給湯待機時には、前記第1の温度センサにて測定される湯温と前記第2の温度センサにて測定される湯温とに基づいて前記第1及び第2の電気ヒータの作動を制御することを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
  5. 前記第3の所定温度は、前記第1の所定温度よりも低温であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の給湯装置。
  6. 前記第1の電気ヒータは、その消費電力が、前記第2の電気ヒータの消費電力よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の給湯装置。
  7. 前記第1の電気ヒータは、前記第2の電気ヒータの下方に離間して配置されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の給湯装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の給湯装置と、電力を消費して作動可能な機器と、を備えるカップ式飲料自動販売機であって、
    前記制御部は、前記機器の作動時に、前記第1及び第2の電気ヒータのうち少なくとも1つの作動を停止することを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  9. 湯を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯温を測定する温度センサと、前記貯湯タンク内の湯を加熱する電気ヒータと、測定された湯温に基づいて前記電気ヒータの作動を制御する制御部と、前記貯湯タンク内の上部の湯を前記貯湯タンクの外部に吐出する湯吐出部と、前記貯湯タンク内の底部に給湯用水を供給する水供給部と、を含んで構成される給湯装置であって、
    前記温度センサは、前記貯湯タンク内の下部の湯温を測定する第1の温度センサと、前記貯湯タンク内の上部の湯温を測定する第2の温度センサと、を含み、
    前記制御部は、
    前記給湯装置の給湯時には、前記第1の温度センサにて測定される湯温に基づいて前記電気ヒータの作動を制御し、
    前記給湯装置の給湯待機時には、前記第2の温度センサにて測定される湯温に基づいて前記電気ヒータの作動を制御する
    ことを特徴とする給湯装置。
  10. 前記制御部は、前記給湯装置の給湯待機時に、前記第1及び第2の温度センサにて測定される湯温に基づいて前記電気ヒータの作動を制御することを特徴とする請求項9に記載の給湯装置。
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