JP2015137533A - 車両用開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用開閉装置を小型化する。
【解決手段】車体に設けた開閉体を開閉する車両用開閉装置であって、開閉体に接続されたケーブル18が巻かれるドラム29と、ケーブル18を長さ方向に移動可能に支持するアウタケース31と、中心線B1に沿った方向に移動可能に設けられ、かつ、ドラム29とアウタケース31との間でケーブル18が掛けられるローラ45と、中心線B1に沿った方向でローラ45の位置を変更するストッパ52と、中心線B1に沿った方向に伸縮可能であり、かつ、ローラ45をケーブル18に押し付けてケーブル18に張力を与えるコイルバネ50と、を有し、コイルバネ50は、ケーブル18のうちドラム29からローラ45に至る箇所と、ケーブル18のうちアウタケース31からローラ45に至る箇所との間に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体に設けた開閉体を開閉する車両用開閉装置に関する。
従来から、車両の車体に開閉体を設け、開閉体を、動力源の動力で開閉する車両用開閉装置が知られている。
このような、車両用開閉装置として特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載された車両用開閉装置は、ローラッシーを介して車体に移動可能に取り付けられた開閉体と、車体に設けられた駆動ユニットと、駆動ユニットとローラッシーとを接続する2本のケーブルと、車体に設けられて2本のケーブルを反転させる反転プーリと、を備えている。駆動ユニットは、2本のケーブルが巻かれたドラムと、ドラムを回転させる動力源としての電動モータと、ドラム及び電動モータが取り付けられたケーシングと、を有する。
さらに、ケーシングに2つのテンショナ機構が設けられている。各テンショナ機構は、ケーシングに取り付けられたガイド軸と、ガイド軸に移動可能に取り付けたプーリホルダと、プーリホルダに支持軸を介して回転可能に取り付けられた可動プーリと、プーリホルダをガイド軸に沿った方向に押圧する張力付与部材としてのスプリングと、を有する。さらに、ケーシングには、2個のアウタケースが設けられており、ドラムから引き出された各ケーブルは、可動プーリに掛けられて方向変換され、かつ、アウタケースに通されて反転プーリへと導かれている。そして、プーリホルダは、スプリングの力でアウタケースから離れる向きで押されており、ケーブルに張力が付与されている。
特開2008−184880号公報
しかし、特許文献1に記載された張力付与部材は、ケーブルのうちドラムから可動プーリに至る箇所と、ケーブルのうち可動プーリからアウタケースに至る箇所とにより形成されるU字形状の配索領域の外側に配置されている。このため、車両用開閉装置が大型化する問題があった。
本発明の目的は、車両用開閉装置を小型化することにある。
本発明は、車体に設けた開閉体を開閉する車両用開閉装置であって、前記開閉体に接続されたケーブルが巻かれるドラムと、前記ケーブルを長さ方向に移動可能に支持する支持部材と、第1方向に移動可能に設けられ、かつ、前記ドラムと前記支持部材との間で前記ケーブルが掛けられるローラと、前記ケーブルが掛けられた前記ローラを前記第1方向に付勢して前記ケーブルに張力を与える張力付与部材と、前記第1方向における前記ローラの位置を変更可能として前記ケーブルに与えられる張力を変更する調整部材と、を有し、前記張力付与部材は、前記ケーブルのうち前記ドラムから前記ローラに至る箇所と、前記ケーブルのうち前記支持部材から前記ローラに至る箇所との間に配置されている。
本発明は、前記ローラと前記張力付与部材と前記調整部材とを収容するケーシングが設けられており、前記調整部材は、前記ケーシングにより回動可能に支持され、かつ、前記ケーシングの内部に収容される第1位置と、前記ケーシングの外部に露出する第2位置とで停止する。
本発明は、前記ケーブルに与えられる張力は、前記調整部材が前記第1位置で停止している場合よりも、前記調整部材が前記第2位置で停止している場合の方が弱い。
本発明は、前記調整部材は、前記ケーシングに支持される支持軸を有し、前記ローラを回転可能に支持し、かつ、前記第1方向に移動可能なホルダが、前記ケーシングの内部に設けられ、前記ホルダは、前記第1方向に移動すると前記支持軸に接触して前記調整部材を前記支持軸を中心として回動させるガイド部を有する。
本発明は、前記調整部材は、前記調整部材が前記第1位置で停止している場合に前記張力付与部材を収容する凹部を有する。
本発明は、前記ケーブルは、第1ケーブルと、前記第1ケーブルとは逆向きに前記ドラムに巻かれた第2ケーブルと、を含み、前記支持部材は、前記第1ケーブルを支持する第1支持部材と、前記第2ケーブルを支持する第2支持部材と、を含み、前記ローラは、前記第1ケーブルが掛けられる第1ローラと、前記第2ケーブルが掛けられる第2ローラと、を含み、前記張力付与部材は、前記第1方向に伸縮可能な弾性部材を含む。
本発明によれば、張力付与部材は、ケーブルのうちドラムからローラに至る箇所と、ケーブルのうち支持部材からローラに至る箇所との間に配置されており、車両用開閉装置を小型化することができる。
本発明によれば、調整部材は、第1位置に停止するとケーシングの内部に収容される一方、第2位置に停止するとケーシングの外部に露出する。したがって、調整部材を第2位置に停止すれば、ローラを、調整部材が第1位置に停止していた箇所に、近づけることができる。
本発明によれば。ケーブルに与えられる張力は、調整部材が第1位置で停止している場合よりも、調整部材が第2位置で停止している場合の方が弱い。したがって、ケーブルの端部を開閉体から外す作業は、調整部材が第2位置で停止している場合に行える。
本発明によれば、ホルダを移動すると調整部材が支持軸を中心として回動するため、ホルダを移動させる作業と、調整部材を回動させる作業とを一度に行うことができる。
本発明によれば、調整部材が第1位置で停止していると、張力付与部材が凹部に収容される。したがって、張力付与部材を収容する箇所を専用で設けずに済む。
本発明によれば、ドラムの回転力が、第1ケーブルまたは第2ケーブルを開始て開閉体に伝達され、開閉体を開閉することができる。
本発明の車両用開閉装置を設けた車両の側面図である。 本発明の車両用開閉装置を模式的に示す平面図である。 図2に示す車両用開閉装置の一部である駆動ユニットが、車体に取り付けられた状態の正面図である。 図3に示す駆動ユニットの側面図である。 図3に示す駆動ユニットのドライブカバーを取り外した正面図である。 図3に示す駆動ユニットの要部を示す断面図である。 図3に示す駆動ユニットに用いるテンショナ機構の正面図である。 図3に示すテンショナ機構に用いるローラユニットの斜視図である。 図3に示す駆動ユニットに用いるストッパの斜視図である。 (A),(B)は、図9に示すストッパの側面図である。 図3に示す駆動ユニットに用いるテンショナ機構の断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。 図11に示すテンショナ機構の部分的な断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図18に基づいて詳細に説明する。図1に示す車両11の車体12の側部に開口部12aが設けられている。また、車両11には、開口部12aを開閉するスライドドア13が設けられている。このスライドドア13はローラッシー14を備えている。また、図2に示すように、車体12の側部にガイドレール15に取り付けられており、ローラッシー14はガイドレール15により移動可能に支持されている。
ローラッシー14がガイドレール15に沿って移動すると、スライドドア13は車体12の側部に沿って、図1に実線で示す全閉位置と、2点鎖線で示す全開位置と、の間で車両11の前後方向に移動する。
車両11には、スライドドア13を自動的に開閉するために、車両用開閉装置16が設けられている。車両用開閉装置16を、以下、「開閉装置16」と記載する。開閉装置16は、車体12に設けられた駆動ユニット17と、駆動ユニット17の動力をスライドドア13に伝達するケーブル18及びケーブル19と、車体12に設けた2個の反転プーリ20,21と、を備えている。反転プーリ20は、車両11の前後方向でガイドレール15の前端付近に配置されている。また、反転プーリ21は、ガイドレール15の後端付近に配置されている。駆動ユニット17は、車両11の前後方向で反転プーリ20と反転プーリ21との間、すなわちガイドレール15の中間位置に配置されている。
図2に示すように、ケーブル18は、駆動ユニット17から車両11の前方に向けて配索され、かつ、反転プーリ20で方向が変換されて、ケーブル18の一端がローラッシー14に接続されている。ケーブル19は、駆動ユニット17から車両11の後方に向けて配索され、かつ、反転プーリ21で向きが変換されて、ケーブル19の一端がローラッシー14に接続されている。
ケーブル18の他端及びケーブル19の他端は、それぞれ駆動ユニット17に導かれており、駆動ユニット17の動力でケーブル18が引かれると、スライドドア13は車両11の前方に向けて動作する。これに対して、駆動ユニット17の動力でケーブル19が引かれると、スライドドア13は車両11の後方に向けて動作する。
図4のように、駆動ユニット17は、ドライブケース22と、ドライブケース22の側方に取り付けたドライブカバー23と、ドライブケース22の側方に取り付けたモータケース24と、を備えている。ドライブケース22は、ドライブカバー23とモータケース24との間に配置されている。駆動ユニット17が車体12に取り付けられた状態で、モータケース24の下方には、コネクタケース27が設けられている。ドライブケース22とコネクタケース27との間に、コントロールカバー26が介在されている。図6及び図11のように、ドライブケース22は隔壁22aを有し、隔壁22aは、コントロールカバー26の内部と、ドライブケース22の内部とを仕切り、隔壁22aは、モータケース24の内部と、ドライブケース22の内部とを仕切っている。
図4のように、モータケース24内に電動モータ28が設けられている。ドライブケース22内にドラム29が設けられている。また、電動モータ28の出力軸と、ドラム29とを接続する動力伝達経路に減速機構30が設けられている。減速機構30は、例えば遊星歯車により構成されており、減速機構30は、電動モータ28の回転速度に対してドラム29の回転速度を低速とする。電動モータ28、減速機構30、ドラム29は中心線A1で表される同一の回転軸上に配置されており、駆動ユニット17が車体12に取り付けられた状態で、中心線A1は略水平である。
コントロールカバー26内には、制御基板が設けられている。制御基板には電気回路、スイッチング素子が形成され、制御基板には電子部品が取り付けられている。コネクタケース27内には、電子部品が配置され、かつ、電気回路に接続されるコネクタが設けられている。
前記ドラム29の外周面に螺旋状の溝が設けられており、ケーブル18及びケーブル19はドラム29に巻かれている。ケーブル18がドラム29に巻かれる向きと、ケーブル19がドラム29に巻かれる向きとは逆である。図3のように、ドライブケース22に2個のアウタケース31,32が取り付けられている。駆動ユニット17を正面視すると、2個のアウタケース31,32は、中心線A1を隔てて左右対称となる位置に配置されている。
2個のアウタケース31,32は、共にガイド孔を有する筒形状である。ケーブル18は、駆動ユニット17と反転プーリ20との間で、アウタケース31のガイド孔に通されている。ケーブル19は、駆動ユニット17と反転プーリ21との間で、アウタケース32のガイド孔に通されている。ケーブル18は、アウタケース31のガイド孔内で長さ方向に移動可能であり、ケーブル19は、アウタケース32のガイド孔内で長さ方向に移動可能である。
そして、駆動ユニット17にはドラム29とアウタケース31との間でケーブル18に張力を与えるテンショナ機構33が設けられている。また、ドラム29とアウタケース32との間でケーブル19に張力を与えるテンショナ機構34が設けられている。駆動ユニット17を正面視する図3において、テンショナ機構33と、テンショナ機構34とは、中心線A1を隔てて左右対称の形状、構造であるため、以下、便宜上、主としてテンショナ機構33について説明する。
ドライブカバー23を厚さ方向、つまり、中心線A1に沿った方向に貫通する開口部35,36が設けられている。ドライブカバー23を正面視すると、図3のように開口部35はほぼ正方形であり、開口部36は長方形である。駆動ユニット17が車体12に取り付けられた状態で、ドライブカバー23を正面視すると、開口部35は開口部36よりも上に設けられている。また、ドライブカバー23を正面視すると、開口部35,36は中心線A1を基準に対称となる位置に配置された中心線B1に沿って並べて配置されている。さらに、図6のように、ドライブカバー23の内面には開口部36に沿ってガイド溝37が設けられている。つまり、ガイド溝37は中心線A1を中心として設けられている。なお、図6は、中心線B1と垂直な平面における断面図である。
また、図3のように、ドライブカバー23に開口部35が設けられ、かつ、中心線B1と平行な2つの壁38が設けられている。図14のように、2つの壁38と、ドライブケース22の壁48との境界部分に、それぞれ凹部38aが設けられている。凹部38aは開口部35の内周面から窪んで形成されている。また、図11及び図12のように、ドライブカバー23であって、開口部35を形成し、かつ、中心線A1と直角に延ばされた壁39に係合部39aが設けられている。係合部39aは、壁39の表面から中心線A1に沿った方向に突出している。
さらに、図11及び図12のように、ドライブカバー23の2つの壁38には、中心線B1に沿った方向で凹部38aよりも開口部36に近い箇所に、ガイド溝64が設けられている。ガイド溝64は、中心線B1と平行な第1底面64a及び第2底面64bを有する。軸線D1に沿った方向で、第2底面64bと隔壁22aとの間に、第1底面64aが設けられている。また、ガイド溝64は、第1底面64aと第2底面64bとを接続する傾斜面64cを有する。なお、軸線D1については後述する。
さらに、ドライブカバー23における開口部35と開口部36との間に、リブ40が設けられている。ドライブカバー23を正面視すると、リブ40は中心線B1に対して直角な方向に延ばされている。また、リブ40からドライブケース22に向けて突出した係合部40aが設けられている。また、中心線B1に対して直角な方向においてリブ40における係合部40aの両側には切り欠き部40bが設けられている。つまり、中心線B1に対して直角な方向で、係合部40aの長さは、開口部35の幅すなわち壁38の間隔よりも短い。なお、ドライブカバー23には、開口部36の中心線B1に対して直角な方向の両側にはそれぞれ窓部41が設けられている。2個の窓部41は、ドライブカバー23を厚さ方向に貫通している。
また、図3のように、ドライブカバー23には、窓部41を形成する周壁から窓部41の内周に突出して係合部63がそれぞれ設けられている。ドライブカバー23を正面視すると、中心線B1と直交し、かつ中心線A1と直交する軸線C1に沿った方向で、2つの係合部63の間に、2つの窓部41が配置されている。ドライブカバー23を側面視すると、軸線C1は中心線B1と交差する。
図6、図11、図12のように、前記ドライブカバー23とドライブケース22との間に、ローラユニット42が設けられている。図8のように、ローラユニット42は、ドライブケース22の内部に設けたローラガイド43と、両端がローラガイド43に保持された金属製のローラ軸44と、ローラ軸44に回転可能に支持された樹脂製のローラ45とを有する。ローラ軸44は中心線A1と平行な軸線D1を中心として設けられている。ローラガイド43は樹脂により一体成形されている。ローラ45にケーブル18が掛けられている。つまり、ケーブル18は、ローラ45に掛けられることで、移動経路がU字形に反転されている。さらに、ローラガイド43には、中心線B1に沿った方向に延ばされた軸43aが一体に形成されている。
また、図5及び図6のように、ドライブケース22の隔壁22aに、中心線B1に沿った方向に延ばされたガイド溝46が設けられている。そして、ローラガイド43は、ドライブケース22のガイド溝37と、ドライブケース22のガイド溝46とにより中心線B1に沿って移動可能である。ローラ軸44の長さ方向の端部は、開口部36に配置されている。さらに、図7及び図8のように、ローラガイド43には係合部47が設けられており、係合部47は開口部36に配置されている。ローラガイド43が、中心線B1に沿って移動すると、ローラ軸44の長さ方向の端部に設けられた係合部47は、開口部36内で中心線B1に沿って移動する。ローラガイド43には、ドライブカバー23と対向する面にガイド面43bが設けられている。ガイド面43bは、ローラガイド43の移動方向に対して傾斜している。
ドライブケース22には、正面視で中心線B1に沿った方向に延ばされた2つの壁48と、2つの壁48同士を接続する壁49とが設けられている。図11及び図12のように、ドライブケース22とドライブカバー23とが組みつけられた状態で、収容室61が設けられている。収容室61は、ドライブカバー23、2つの壁48、1つの壁49、隔壁22a等により囲まれている。収容室61には、ローラガイド43が摺動可能に収容され、かつローラガイド43と壁49との間にコイルバネ50が設けられている。コイルバネ50は中心線B1に沿った方向に伸縮可能な金属製の圧縮コイルバネである。コイルバネ50は、ローラガイド43の軸43aと同軸に配置されており、コイルバネ50の反発力でローラガイド43を中心線B1に沿って壁49から離れる方向に付勢する。このコイルバネ50の反発力によって、ローラ45に掛けられたケーブル18に張力が付与されている。
図7及び図8のように、ドライブケース22の2つの壁48に、保持溝51がそれぞれ設けられている。ドライブケース22を正面視すると、2つの保持溝51は中心線B1に沿った方向でドライブカバー23のガイド溝64と同じ位置に設けられている。
さらに、図11及び図12のように、ドライブケース22及びドライブカバー23の開口部35にはストッパ52が取り付けられている。ストッパ52は、中心線B1に沿った方向におけるローラガイド43の位置を調整するために設けられている。ストッパ52は樹脂により一体成形されており、図7及び図9のように、ストッパ52は支持軸53を有する。テンショナ機構33を正面視すると、支持軸53は、ストッパ52がドライブケース22及びドライブカバー23に組み付けられた状態において中心線B1と直角な軸線C1を中心として設けられている。支持軸53における軸線C1に沿った方向の両端は、保持溝51に保持されている。
支持軸53は円柱形状であり、支持軸53の外周面には、2つの係合部54が設けられている。2つの係合部54は、軸線C1に沿って間隔をあけて形成されている。2つの係合部54は、それぞれドライブケース22の壁48に形成された保持溝51内に配置されている。支持軸53には、軸線C1に沿った方向で2つの係合部54の間に切り欠き部55が設けられている。
また、図9、図10(A),(B)、図11のように、ストッパ52はマウント部58を有し、マウント部58の両側にサイドレバー56が、それぞれ設けられている。サイドレバー56には、支持軸53の軸方向外側に向けて係合部57が形成されている。ストッパ52は支持軸53を中心として回動可能に保持溝51に保持されており、ストッパ52が回動すると、マウント部58は収容室61へ進入または退出する。ストッパ52の回動位置によっては、マウント部58が収容室61に進入する。ストッパ52をマウント部58が収容室61へ進入する方向へ回動させると、係合部57が凹部38aに進入してストッパ52の回動は停止する。係合部57が凹部38aに進入して、ストッパ52が停止している位置を、ストッパ52の第1位置と呼ぶ。
2つのサイドレバー56は、図7のように、軸線C1に沿った方向で異なる位置に配置されている。2つのサイドレバー56は、図14のように、共にマウント部58に固定端56aを介して接続されている。このため、2つのサイドレバー56は、ストッパ52側の固定端56aを支点として弾性変形可能である。具体的には、ドライブケース22を正面視すると、2つのサイドレバー56は、軸線C1と平行な方向に動作可能である。2つのサイドレバー56には、係合部57がそれぞれ設けられ、一方のサイドレバー56に設けられた係合部57は、他方のサイドレバー56から離れる向きで突出されている。ドライブカバー23を正面視すると、2つの係合部57は、軸線C1に沿った方向に突出されている。2つのサイドレバー56における自由端には、ロック爪56dがそれぞれ設けられている。2つのロック爪56dは、互いに逆向きに、かつ、軸線C1に沿った方向に突出している。
さらに、図9、図10(B)のように、マウント部58のサイドレバー56の固定端56a側にはアーチ形状に切り欠いた凹部59が設けられ、さらに、マウント部58のサイドレバー56の自由端側には切り欠き部60が設けられている。また、マウント部58には、中心線B1に沿った方向で、マウント部58から支持軸53に向けて形成された係合部62が設けられている。
次に、中心線B1に沿って方向において、ストッパ52を操作する作業を説明する。まず、図3、図7、図11〜図14には、ストッパ52が第1位置で停止している状態が示されている。ストッパ52が第1位置で停止すると、サイドレバー56の係合部57が凹部38aに嵌り、ストッパ52のマウント部58がドライブカバー23の壁39に形成された係合部39aに係止する。このため、ストッパ52は、支持軸53を中心として回転することはなく、ストッパ52は中心線B1に沿った方向にも移動しない。また、コイルバネ50の反発力が、ローラユニット42に伝達されて、ケーブル18に張力が付与されている。ストッパ52がスライドしないため、ケーブルの張力は最大である。
駆動ユニット17が車体12に取り付けられ、かつ、ストッパ52が第1位置で停止していると、ストッパ52の係合部62は、ローラガイド43の係合部47に係合していない。このため、ローラガイド43は、突起43cがストッパ52の壁52aに接触していなければ、ケーブル18の弾性限界の範囲内で、中心線B1に沿った方向に移動可能である。すなわち、ローラユニット42に対するロックが解除された状態にある。
次に、ストッパ52を操作して、ローラユニット42のロックが解除された状態から、ローラユニット42をロック状態へ切り替える作業を説明する。
作業者が2つのサイドレバー56を指で掴み、2つのサイドレバー56同士が相互に近づく向きで弾性変形させると、2つのサイドレバー56の係合部57が、凹部38aから抜け出す。そして、2つのサイドレバー56を掴んだ状態で、ストッパ52を壁49から離れる向きで中心線B1に沿って移動させると、支持軸53が保持溝51内で移動し、マウント部58が係合部39aから離れる。さらに、ストッパ52を壁49から離れる向きで中心線B1に沿って移動させると、図15のように、ストッパ52の壁52aが、ローラガイド43の突起43cに接触する。
なお、ストッパ52の壁52aが、ローラガイド43の突起43cに接触した後、ストッパ52を、さらに、ストッパ52を壁49から離れる向きで中心線B1に沿って移動させようとすると、図16のように、支持軸53が保持溝51の内面に接触するため、ストッパ52は、それ以上、壁49から離れる向きで移動することはない。
ストッパ52の壁52aが、ローラガイド43の突起43cに接触した状態で、作業者が、図15においてストッパ52を支持軸53を中心として反時計回りに回転させると、図17のように、支持軸53の係合部54がドライブケース22の保持溝51の内面に接触し、ストッパ52が停止する。
ストッパ52が停止している状態で、作業者がローラガイド43を、中心線B1に沿って壁49に近づく向きで、コイルバネ50の反発力に抗して移動させる。ここで、ローラガイド43を移動させるには、例えば、開口部36に工具を挿入してローラガイド43を押すか、または、ケーブル18を牽引してローラガイド43を移動させればよい。
すると、ローラガイド43のガイド面43bが、支持軸53の外周面に押し付けられて、支持軸53を図17において上昇させる向きの分力が生じる。このため、ストッパ52が図17で上方に移動し、かつ、係合部54の先端が、ガイド溝64の第1底面64aに接触する。さらに、ローラガイド43が移動され、ストッパ52を図17で上昇させる力が継続して発生すると、係合部54の先端を支点として、ストッパ52が図17において反時計方向に回転する。これは、中心線B1に沿った方向で、ガイド面43bと支持軸53の外周面との接触位置から、壁49までの距離が、係合部54の先端と第1底面64aとの接触位置から、壁49までの距離よりも短いからである。
さらに、ローラガイド43が移動され、かつ、ストッパ52が係合部54の先端を支点として反時計方向に回転すると、2つのサイドレバー56の自由端が、それぞれ窓部41内に挿入される。また、2つのサイドレバー56のロック爪56dが、係合部63にそれぞれ接触し、2つのサイドレバー56が互いに近づく向きで弾性変形する。そして、支持軸53の外周面と、ガイド溝64の傾斜面64cとの摩擦力で、ストッパ52が支持軸53を中心として回転する。
さらに、2つのサイドレバー56のロック爪56dが、係合部63をそれぞれ乗り越えると、2つのサイドレバー56が互いに離れる向きで元の形状に復元し、図6のように、2つのロック爪56dが、それぞれ係合部63に係合する。また、図18のように、支持軸53の外周面が、ローラガイド43の平坦面43dと接触すると、ストッパ52を回転させる力がなくなりストッパ52が停止する。すなわち、ストッパ52は、収容室61の外部に露出した位置、つまり、第2位置で停止する。
上記の作用中、支持軸53の外周面が、ローラガイド43の平坦面43dと接触しても、平坦面43dは、ローラガイド43の移動方向と平行であるため、ローラガイド43が移動しても、ストッパ52を回転させる力は生じない。また、ストッパ52の係合部62が、ローラガイド43の係合部47に係合する。係合部62が係合部47に係合した状態において、中心線B1に沿った方向で、係合部47は係合部62とリブ40との間に位置する。このため、係合部47が、コイルバネ50の反発力で中心線B1に沿って方向に係合部62に押し付けられる。
コイルバネ50の反発力がストッパ52に加えられると、図18のように、支持軸53が係合部40aに押し付けられて、コイルバネ50の反発力は、ドライブカバー23で受け止められる。また、ロック爪56dが、係合部63に係合しているため、ストッパ52が支持軸53を中心として時計方向に不用意に回転すること、すなわち、誤作動を防止できる。
このように、係合部62が係合部47に係合して、ストッパ52が第2位置で停止すると、ローラガイド43が壁49から離れる向きで中心線B1に沿った方向に移動することを防止できる。また、ストッパ52が第2位置で停止している場合に、ケーブル18に加えられる張力は、ストッパ52が第1位置で停止している場合にケーブル18に加えられる張力よりも弱い。ストッパ52が第2位置で停止している状態、つまり、ストッパ52が仮保持された状態は、駆動ユニット17が、車体12に取り付けられる前の状態と同じである。
次に、第2位置で停止しているストッパ52を、第1位置に戻す操作を説明する。まず、作業者が、2つのサイドレバー56を指で掴んで弾性変形させ、ロック爪56dと係合部63との係合を解除する。そして、図18において、ストッパ52を支持軸53を中心として時計方向に回転させると、係合部62と係合部47との係合が解除され、ローラガイド43は、コイルバネ50の反発力で、中心線B1に沿って壁49から離れる向きで移動し、ケーブル18の張力が増加してローラガイド43が停止する。
ローラガイド43が壁49から離れる向きで移動した後、支持軸53を軸43aに近づける向きで移動するとともに、係合部54の先端と、ガイド溝64の第1底面64aとの接触位置を支点として、ストッパ52を時計方向に回転させる。すると、ストッパ52が開口部35内へ進入し、係合部57がドライブカバー23に接触して2つのサイドレバー56が互いに近づく向きで弾性変形する。
そして、ストッパ52は図15のように、壁52aが突起43cに接触し、ストッパ52が停止する。さらに、ストッパ52を壁49に近づける向きで、中心線B1に沿って移動すると、係合部57が凹部38aに嵌り、かつ、マウント部58が係合部39aに接触して、ストッパ52は図11及び図12のように第1位置に戻り停止する。このように、ストッパ52を第1位置から第2位置へ移動する場合、第2位置から第1位へ移動する場合のいずれにおいても、駆動ユニット17を正面視すると、ストッパ52は、ケーブル18がU字形状に反転された領域内で行われる。
上記した駆動ユニット17は、ローラユニット42、コイルバネ50が、テンショナ機構33に相当する。そして、ローラ45にケーブル18が掛けられて、ドラム29とアウタケース31との間でケーブル18がU字状に反転されている。そして、駆動ユニット17を正面視すると、テンショナ機構33は、ケーブル18のうち、ドラム29からローラ45に至る箇所と、ローラ45からアウタケース31に至る箇所と、により形成される狭い角度側の空間に配置されている。
また、コイルバネ50は、中心線B1を中心として配置されており、ケーブル18のうち、ドラム29からローラ45に至る箇所と、ローラ45からアウタケース31に至る箇所と、により形成される鋭角の角度を2分する位置に、中心線B1が配置されている。
そして、ケーブル18がU字状に取り回された領域の間に、コイルバネ50及びストッパ52が、中心線B1に沿って配置されている。このため、コイルバネ50、ストッパ52を配置するスペースを専用で設けずに済み、駆動ユニット17を正面視で小型化することができる。また、ストッパ52に凹部59が設けられており、ストッパ52が第1位置にあると、凹部59内にコイルバネ50が配置される。このため、ストッパ52の配置スペースを、コイルバネ50の配置スペースとして利用でき、駆動ユニット17の小型化に寄与できる。
また、コイルバネ50の力が中心線B1に沿ってローラガイド43に加わり、ローラガイド43がそのが中心線B1に沿って移動するため、ガイド溝37,46とローラガイド43との接触箇所の摩擦抵抗の増加を抑制できる。また、ローラガイド43が中心線B1に沿った方向に移動すると、ガイド面43bが支持軸53の外周面に接触して、ストッパ52が支持軸53を中心として回動する。したがって、ローラガイド43とストッパ52とを一度に移動させることができ、作業性が向上する。
また、ストッパ52が第1位置にある状態では、係合部39aがマウント部58に接触する。このため、ストッパ52が支持軸53を中心として回動すること、ストッパ52が隔壁22aから離れる方向に移動すること、を防止できる。
さらに、ストッパ52は、第1位置に停止すると収容室61の内部に収容される一方、第2位置に停止すると収容室61の外部に露出する。したがって、ストッパ52を第2位置に停止すれば、ローラ45を、ストッパ52が第1位置に停止していた箇所に向けて、近づけることができる。
さらに、ケーブル18に与えられる張力は、ストッパ52が第1位置で停止している場合よりも、ストッパ52が第2位置で停止している場合の方が弱い。したがって、ケーブル18の端部をスライドドア13から外す作業は、ストッパ52が第2位置で停止している場合に行える。
さらにまた、ローラガイド43を移動するとストッパ52が支持軸53を中心として回動するため、ローラガイド43を移動させる作業と、ストッパ52を回動させる作業とを一度に行うことができる。
なお、テンショナ機構34についても、テンショナ機構33と対称の形状、構造であるため、テンショナ機構33と同様の効果を得られる。
本実施形態の構成と、本発明の構成との対応関係を説明すると、スライドドア13が、本発明の開閉体に相当し、アウタケース31が、本発明の第1支持部材に相当し、アウタケース32が、本発明の第2支持部材に相当し、ローラ45が、本発明の第1ローラ及び第2ローラに相当し、ストッパ52が、本発明の調整部材に相当し、コイルバネ50が、本発明の張力付与部材及び弾性部材に相当する。また、ケーブル18が、本発明の第1ケーブルに相当し、ケーブル19が、本発明の第2ケーブルに相当する。また、中心線B1が、本発明の第1方向を表す中心線に相当し、軸線C1が、本発明の軸線に相当し、凹部59が、本発明の凹部に相当し、ローラガイド43が、本発明のホルダに相当し、ドライブケース22及びドライブカバー23が、本発明のケーシングに相当し、ガイド面43bが、本発明のガイド部に相当する。
なお、図面の簡単な説明において、図1の説明で用いた「側面図」と、図4及び図10で用いた「側面図」とは、技術的意味が相違する。すなわち、車両を見る方向と、駆動ユニットを見る方向とが相違する。
本発明の駆動ユニットは前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、車両用開閉装置は、車両の後部に設けられた開閉体を、水平方向に動作させる機構として用いることもできる。さらに、本発明の車両用開閉装置は、車両のルーフに設けられた開閉体を、水平方向に動作させる機構として用いることもできる。本発明における弾性部材は、金属製のバネ、ゴム状弾性体を含む。さらに、金属製のバネは、圧縮バネ、引張りバネを含む。さらに、電動モータの出力軸とドラムとの間に設けられる減速機構は、遊星歯車機構の他、出力軸の外周面に形成されるウォームと、ウォームに噛み合うギヤを有するウォームホイールとを含む。
11 車両
12 車体
12a,35,36 開口部
13 スライドドア
14 ローラッシー
15 ガイドレール
16 車両用開閉装置(開閉装置)
17 駆動ユニット
18,19 ケーブル
37,46,64 ガイド溝
20,21 反転プーリ
22 ドライブケース
22a 隔壁
23 ドライブカバー
24 モータケース
26 コントロールカバー
27 コネクタケース
28 電動モータ
29 ドラム
30 減速機構
31,32 アウタケース
33,34 テンショナ機構
38,39,48,49,52a 壁
38a,59 凹部
39a,40a,47,54,57,62,63 係合部
40 リブ
40b,55,60 切り欠き部
41 窓部
42 ローラユニット
43 ローラガイド
43a 軸
43b ガイド面
43c 突起
43d 平坦面
44 ローラ軸
45 ローラ
50 コイルバネ
51 保持溝
52 ストッパ
53 支持軸
56 サイドレバー
56a 固定端
56d ロック爪
58 マウント部
61 収容室
64a 第1底面
64b 第2底面
64c 傾斜面
A1,B1 中心線
C1,D1 軸線

Claims (6)

  1. 車体に設けた開閉体を開閉する車両用開閉装置であって、
    前記開閉体に接続されたケーブルが巻かれるドラムと、
    前記ケーブルを長さ方向に移動可能に支持する支持部材と、
    第1方向に移動可能に設けられ、かつ、前記ドラムと前記支持部材との間で前記ケーブルが掛けられるローラと、
    前記ケーブルが掛けられた前記ローラを前記第1方向に付勢して前記ケーブルに張力を与える張力付与部材と、
    前記第1方向における前記ローラの位置を変更可能として前記ケーブルに与えられる張力を変更する調整部材と、
    を有し、
    前記張力付与部材は、前記ケーブルのうち前記ドラムから前記ローラに至る箇所と、前記ケーブルのうち前記支持部材から前記ローラに至る箇所との間に配置されている、車両用開閉装置。
  2. 請求項1に記載の車両用開閉装置において、
    前記ローラと前記張力付与部材と前記調整部材とを収容するケーシングが設けられており、
    前記調整部材は、前記ケーシングにより回動可能に支持され、かつ、前記ケーシングの内部に収容される第1位置と、前記ケーシングの外部に露出する第2位置とで停止する、車両用開閉装置。
  3. 請求項2に記載の車両用開閉装置において、
    前記ケーブルに与えられる張力は、前記調整部材が前記第1位置で停止している場合よりも、前記調整部材が前記第2位置で停止している場合の方が弱い、車両用開閉装置。
  4. 請求項2または3に記載の車両用開閉装置において、
    前記調整部材は、前記ケーシングに支持される支持軸を有し、
    前記ローラを回転可能に支持し、かつ、前記第1方向に移動可能なホルダが、前記ケーシングの内部に設けられ、
    前記ホルダは、前記第1方向に移動すると前記支持軸に接触して前記調整部材を前記支持軸を中心として回動させるガイド部を有する、車両用開閉装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の車両用開閉装置において、
    前記調整部材は、前記調整部材が前記第1位置で停止している場合に前記張力付与部材を収容する凹部を有する、車両用開閉装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車両用開閉装置において、
    前記ケーブルは、第1ケーブルと、前記第1ケーブルとは逆向きに前記ドラムに巻かれた第2ケーブルと、を含み、
    前記支持部材は、前記第1ケーブルを支持する第1支持部材と、前記第2ケーブルを支持する第2支持部材と、を含み、
    前記ローラは、前記第1ケーブルが掛けられる第1ローラと、前記第2ケーブルが掛けられる第2ローラと、を含み、
    前記張力付与部材は、前記第1方向に伸縮可能な弾性部材を含む、車両用開閉装置。
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