JP2015137068A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用の電子制御装置にて、車両がイグニッションオフの状態になってから、マイコンが特定の処理を終了して給電用の電源リレーをオフさせるまでに、マイコンがリセットされても、電源リレーのオンを継続させる。【解決手段】電子制御装置11では、車両のイグニッションスイッチ(以下、IGSW)19がオンになると、電源リレー15がオンして端子17に電源電圧VBが供給され、マイコン25が起動する。この装置11にはSRラッチであるラッチ回路47があり、ラッチ回路47の出力Soがハイならトランジスタ45が電源リレー15をオンさせる。マイコン25は、動作を開始すると、ラッチ回路47のセット端子(S)にハイの信号Saを出力してラッチ回路47をセット状態にし、その後、IGSW19のオフを検知して特定の処理を終了すると、ラッチ回路47のリセット端子(R)にハイの信号Sbを出力してラッチ回路47をリセット状態にする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される電子制御装置に関する。
車両に搭載される電子制御装置としては、車両の使用者によりイグニッションスイッチ(以下、IGSWと記載する)がオンされて車両がイグニッションオンの状態になると、車両のバッテリ電圧が動作用の電源電圧として供給されて、マイコン(マイクロコンピュータ)が動作を開始するものがある。更に、この種の電子制御装置としては、当該装置に電源電圧を供給するための電源リレーをオンさせるリレー駆動回路を備え、マイコンが、動作を開始した後、そのリレー駆動回路に電源リレーをオンさせるための指示信号を出力する、という構成のものがある。
このような電子制御装置では、IGSWがオンされていることと、マイコンがリレー駆動回路に上記指示信号を出力していることとの、論理和により、電源電圧が供給される。そして、マイコンは、IGSWがオフされた後も、上記指示信号の出力により電源リレーをオンさせることで動作し続け、IGSWがオフされたことを検知した後、特定の処理(例えば揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを保存する書き込み処理)を終了したなら、上記指示信号の出力を止めて電源リレーをオフさせる(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−330104号公報
従来の電子制御装置では、IGSWがオフになってマイコンが特定の処理を終了するまでの間に、マイコンに対するリセット信号が発生した場合、マイコンは上記指示信号を出力し続けることができず、電源リレーがオフしてしまう。すると、IGSWのオフ後に実施すべき特定の処理を正常に終了することができなくなる。
そこで、本発明は、給電用の電源リレーをマイコンによって制御する電子制御装置において、車両がイグニッションオフの状態になってからマイコンが特定の処理を終了して電源リレーを意図的にオフさせるまでの間に、マイコンがリセットされても、電源リレーのオンを継続させることができるようにすること、を目的としている。
第1発明の電子制御装置は、車両のバッテリ電圧が電源電圧として供給される給電部と、その給電部に供給される電源電圧を電力源として動作するマイコンと、マイコンをリセットすべきリセット実施条件が成立した場合に、マイコンに対してリセット信号を出力するリセット手段と、オンすることで給電部に電源電圧を供給する電源リレーを、入力される電源維持信号がアクティブレベルである場合にオンさせる駆動手段と、を備える。
そして、この電子制御装置では、車両がイグニッションオンの状態になると、給電部に電源電圧が供給されて、マイコンが動作を開始する。その後、マイコンは、車両がイグニッションオフの状態になってからも特定の処理を終了するまで、駆動手段に電源リレーをオンさせることにより動作し続ける。
このため、マイコンは、動作を開始した後、電源リレーをオンさせるためのオン指示を出力し、その後、車両がイグニッションオフの状態になったことを検知して特定の処理を終了すると、電源リレーをオフさせるためのオフ指示を出力する。
そして、この電子制御装置は、マイコンがオン指示を出力してからオフ指示を出力するまでの間、駆動手段にアクティブレベルの電源維持信号を出力する信号発生手段、を備える。その信号発生手段は、オン指示に応じて電源維持信号をアクティブレベルにした後、マイコンがリセット手段からのリセット信号によりリセットされても、電源維持信号をアクティブレベルにし続ける機能を有し、マイコンがリセット信号によりリセットされていない状態でオフ指示を出力すると、電源維持信号を非アクティブレベルにする。
この電子制御装置によれば、車両がイグニッションオンの状態になってマイコンが動作を開始し、その後、車両がイグニッションオフの状態になってから、マイコンが特定の処理を終了するまでの間(換言すれば、オフ指示を出力するまでの間)に、マイコンがリセットされても、駆動手段への電源維持信号はアクティブレベルのままで電源リレーのオンが継続される。その後、リセット手段によるマイコンのリセットが解除されて、マイコンが動作を開始した場合、マイコンは、イグニッションオフの状態であることを検知して特定の処理を行うこととなり、その処理を終了するとオフ指示を出力する。すると、信号発生手段から駆動手段への電源維持信号が非アクティブとなり、電源リレーがオフする。
このように、車両がイグニッションオフの状態になってからマイコンが特定の処理を終了して電源リレーを意図的にオフさせる(オフ指令を出力する)までの間に、マイコンがリセットされても、電源リレーのオンを継続させることができる。そして、リセットの解除によって再起動したマイコンが特定の処理を終了してオフ指令を出力すれば、その時点で電源リレーをオフすることができる。よって、特定の処理を正常に実施し終了することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の電子制御装置の構成図である。 第1実施形態のマイコンが行う処理を表すフローチャートである。 第1実施形態の電子制御装置の作用を説明する説明図である。 第2実施形態の電子制御装置の構成図である。 第2実施形態のマイコンが行う処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の電子制御装置の作用を説明する説明図である。
本発明が適用された実施形態の電子制御装置(以下、ECUという)について説明する。尚、本実施形態のECUは、車両に搭載されて、例えば車両のエンジンを制御するものであるが、制御対象はエンジン以外でも良い。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のECU11は、車両のバッテリ13の電圧(通常12V前後であり、以下、バッテリ電圧という)Vbatが電源リレーであるメインリレー15を介して電源電圧VBとして供給される、給電部としての端子17を備える。メインリレー15のコイル15aの一端には、バッテリ電圧Vbatが供給されている。
そして、ECU11は、メインリレー15のコイル15aの下流側(バッテリ電圧Vbatが供給される側とは反対側)が接続された端子18と、車両のIGSW(イグニッションスイッチ)19がオンされることでバッテリ電圧Vbatが供給されるイグニッション系電源ライン21の電圧が、IGSW19のオン/オフを表すIGSW信号として入力される端子23と、を備える。
尚、車両の状態として、イグニッション系電源ライン21にバッテリ電圧Vbatが供給される状態は、イグニッションオンの状態であり、イグニッション系電源ライン21にバッテリ電圧Vbatが供給されない状態は、イグニッションオフの状態である。本実施形態では、IGSW19がオンの場合に、車両はイグニッションオンの状態となる。このため、IGSW信号は、車両がイグニッションオンの状態か否かを示す信号でもある。また、車両としては、例えば、プッシュ式スタートスイッチに対する操作に応じてイグニッションオンとイグニッションオフとの各状態になる車両でも良い。
更に、ECU11は、当該ECU11の動作を司るマイコン25と、マイコン25からの指示に応じてメインリレー15をオン/オフさせるメインリレー駆動回路27と、電源回路29と、マイコン25のリセットを実施するリセット制御回路31と、入力回路33と、を備える。
電源回路29は、端子17に供給される電源電圧VBから、マイコン25を動作させるための一定の動作用電圧Vd(本実施形態では例えば5V)を生成して、その動作用電圧Vdをマイコン25に出力する。また、動作用電圧Vdは、例えばメインリレー駆動回路27やリセット制御回路31等にも電源として供給される。
リセット制御回路31は、マイコン25を監視して、マイコン25が異常であると判断すると、マイコン25のリセット端子へ所定時間だけリセット信号Sresを出力する。この機能は、異常になったマイコン25を正常復帰させるためのリセット機能である。
例えば、リセット制御回路31は、マイコン25が正常な場合に一定時間以内毎に出力するクリアパルスCpによってクリアされるウォッチドッグタイマを備えており、クリアパルスCpが上記一定時間よりも少し長い規定時間以上出力されないと、ウォッチドッグタイマがオーバーフローして、マイコン25へリセット信号Sresを出力する。本実施形態において、リセット信号Sresはローアクティブの信号である。
また、リセット制御回路31は、電源回路29からの動作用電圧Vdが0Vから上昇して正常範囲(例えば4.5V〜5.5V)の最小値に達するまでの間、リセット信号Sresを出力する、いわゆるパワーオンリセット機能や、動作用電圧Vdが正常範囲から所定値(例えば4V)以下に低下したことを検知するとリセット信号Sresを出力する、いわゆる電圧低下リセット機能も備える。
入力回路33は、端子23から入力されるIGSW信号(ハイがバッテリ電圧Vbatで、ローが0Vの信号)を、マイコン25が入力可能な電圧の信号(ハイが動作用電圧Vdで、ローが0Vの信号)にレベルに変換してマイコン25に出力する。
マイコン25は、プログラムを実行するCPU41と、CPU41によって実行されるプログラムや固定のデータを記憶するROM42と、CPU41による演算結果等が記憶されるRAM43と、フラッシュメモリ44と、を備える。RAM43は揮発性メモリであり、フラッシュメモリ44はデータの書き換えが可能な不揮発性メモリである。尚、データの書き換えが可能な不揮発性メモリとしては、フラッシュメモリ44に限らず、例えばEEPROMを用いても良い。
メインリレー駆動回路27は、オンすることで端子18をグランドラインに導通させてコイル15aに電流を流すトランジスタ45と、オア回路46と、ラッチ回路47とを備える。
ラッチ回路47は、セット端子(S)と、リセット端子(R)と、出力端子(Q)とを備える。そして、ラッチ回路47は、セット端子(S)に入力される第1信号Saと、リセット端子(R)に入力される第2信号Sbとのうち、第1信号Saだけがアクティブレベルになると、出力端子(Q)からの出力信号Soがアクティブレベルに保持されるセット状態になる。また、ラッチ回路47は、第1信号Saと第2信号Sbとのうち、第2信号Sbだけがアクティブレベルになると、出力信号Soが非アクティブレベルに保持されるリセット状態になる。このラッチ回路47は、SRラッチである。
そして、ラッチ回路47への第1信号Sa及び第2信号Sbは、マイコン25から出力される。本実施形態において、第1信号Sa、第2信号Sb及び出力信号Soのアクティブレベルは、ハイである。
また、マイコン25の端子のうち、第1信号Saや第2信号Sb等の信号を出力するための端子の出力レベルは、当該マイコン25のリセット時にはハード的にローとなる。このため、第1信号Sa及び第2信号Sbのアクティブレベル(ハイ)は、マイコン25がリセット信号Sresによってリセットされている場合の当該信号の出力レベルとは異なる方のレベルである。
オア回路46は、端子23から入力されるIGSW信号と、ラッチ回路47の出力信号Soとの、論理和信号を、トランジスタ45に駆動信号として出力する。オア回路46の出力がハイの場合にトランジスタ45がオンする。尚、オア回路46は、電源回路29から動作用電圧Vdが出力されていない場合(つまり、メインリレー15がオフの場合)でも、IGSW信号がハイ(=Vbat)になれば、そのIGSW信号によってトランジスタ45をオンさせる。そして、トランジスタ45がオンすることで、コイル15aに電流が流れてメインリレー15がオンする。
このため、メインリレー駆動回路27は、IGSW信号がハイの場合、あるいは、ラッチ回路47の出力信号Soがハイの場合に、メインリレー15をオンさせることとなる。
よって、車両の使用者によりIGSW19がオンされて、IGSW信号がハイになると(車両がイグニッションオンの状態になると)、メインリレー15がオンして、ECU11の端子17に電源電圧VBが供給され、電源回路29から動作用電圧Vdが出力されて、マイコン25が動作を開始する。そして、マイコン25がラッチ回路47への第1信号Saをハイにして、ラッチ回路47の出力信号Soをハイにすれば、IGSW19がオフされてからも(車両がイグニッションオフの状態になってからも)メインリレー15がオンし続けることとなる。オア回路46に入力される信号のうち、ラッチ回路47の出力信号Soは、IGSW19がオフされてもメインリレー15をオンさせ続けるための電源維持信号に相当する。
次に、マイコン25が行う処理について、図2を用い説明する。マイコン25が行う処理は、CPU41がプログラムを実行することで実現される処理である。
図2に示すように、マイコン25は、動作を開始すると、S110にて、ラッチ回路47への第1信号Saと第2信号Sbとのうち、第1信号Saだけをハイにする。第1信号Saがハイになると、ラッチ回路47はセット状態になり、ラッチ回路47の出力信号Soがハイに保持されるため、その後、IGSW19がオフされてもメインリレー15のオンが維持される。
マイコン25は、次にS120にて、入力回路33から入力されるIGSW信号に基づいて、IGSW19がオフか否かを判定する。
マイコン25は、S120でIGSW19がオフではない(オンである)と判定した場合には、図示を省略しているが、制御対象(この例ではエンジン)を制御するための処理を行うと共に、例えば一定時間毎にS120の判定処理を行う。
そして、マイコン25は、S120にて、IGSW19がオフであると判定した場合(換言すれば、車両がイグニッションオフの状態になったことを検知した場合)には、S130に進み、IGSW19のオフ後に実施すべき特定の処理(以下、IGオフ後処理という)を行う。IGオフ後処理としては、少なくとも、揮発性のRAM43に記憶されている所定のデータであるバックアップ対象のデータを、不揮発性のフラッシュメモリ44に書き込むデータバックアップ処理がある。
マイコン25は、S130にてIGオフ後処理を終了すると、S140に進み、S110でハイにしていた第1信号Saをローに戻す。そして、マイコン25は、次のS150にて、ラッチ回路47への第2信号Sbを所定時間だけハイにするパルス出力を行い、その後、何も処理をしない状態となる。
マイコン25がS150で第2信号Sbをハイにすると、ラッチ回路47への第1信号Saと第2信号Sbとのうち、第2信号Sbだけがハイになる。すると、ラッチ回路47はリセット状態になって、そのラッチ回路47の出力信号Soがローになり、このとき、IGSW19はオフでIGSW信号がローであるため、メインリレー15がオフする。よって、ECU11への電源電圧VBの供給が停止して、マイコン25は動作を停止することとなる。
尚、マイコン25は、S110では、第1信号Saを所定時間だけハイにするパルス出力を行っても良い。その場合、S140の処理は不要となる。また、マイコン25は、S150では、第2信号Sbをハイのままにする処理を行っても良い。第2信号Sbがハイになれば、結局は、メインリレー15がオフして、ECU11への電源電圧VBの供給が停止するからである。また例えば、マイコン25は、起動してからIGSW19がオンであると最初に判定した場合には、フラッシュメモリ44に記憶されているバックアップ対象のデータをRAM43に書き込むデータ復元処理を行う。
次に、ECU11の作用について、図3を用い説明する。
図3に示すように、時刻t1で、IGSW19がオンされると、メインリレー15がオンして、ECU11の端子17に電源電圧VBが供給される。即ち、端子17への電源電圧VBが0Vからバッテリ電圧Vbatになる。すると、電源回路29から動作用電圧Vdが出力され、その後、時刻t2にて、リセット制御回路31のパワーオンリセット機能によるマイコン25のリセットが解除されると(リセット信号Sresがローからハイになると)、マイコン25が動作を開始する。
マイコン25は、動作を開始すると、ラッチ回路47への第1信号Saと第2信号Sbとのうち、第1信号Saだけをハイにする(時刻t3:図2のS110)。すると、ラッチ回路47がセット状態になり、ラッチ回路47の出力信号Soがハイになる。
その後、時刻t4で、IGSW19がオフされたとしても、セット状態になっているラッチ回路47の出力信号Soがハイであるため、メインリレー15のオンが維持され、マイコン25は動作し続ける。そして、マイコン25は、IGSW19がオフであることを検知して(図2のS120:YES)、IGオフ後処理を行うこととなる(図2のS130)。
ここで、IGSW25がオフされた後、マイコン25がIGオフ後処理を行っている最中の時刻t5にて、リセット制御回路31からのリセット信号Sresがローになり、マイコン25がリセットされたとする。すると、マイコン25が出力していたハイの第1信号Saはローになるが、ラッチ回路47はセット状態であり、ラッチ回路47の出力信号Soはハイのままであるため、メインリレー15はオンのままとなる。
その後、時刻t6で、リセット制御回路31によるマイコン25のリセットが解除されると(リセット信号Sresがローからハイになると)、マイコン25が動作を開始する。
そして、マイコン25は、動作を開始すると、再びラッチ回路47への第1信号Saをハイにする(時刻t7:図2のS110)。但し、この場合には、マイコン25が起動する前から、ラッチ回路47はセット状態である。
その後、マイコン25は、IGSW19がオフであることを検知して(図2のS120:YES)、IGオフ後処理を再び最初から行うこととなる(図2のS130)。
そして、マイコン25は、IGオフ後処理を終了すると、ラッチ回路47への第1信号Saをローに戻し(図2のS140)、更にその後、ラッチ回路47への第2信号Sbをハイにする(時刻t8:図2のS150)。
第1信号Saがローで且つ第2信号Sbがハイになると、ラッチ回路47はリセット状態になって、そのラッチ回路47の出力信号Soがローになる(時刻t8)。
すると、その時点では、IGSW19がオフであるため、メインリレー15がオフし、ECU11への電源電圧VBの供給が停止して、マイコン25は動作を停止することとなる。また、リセット制御回路31への電源供給も停止するため、そのリセット制御回路31が出力するリセット信号Sresもロー(0V)になる。
尚、図3の時刻t5でリセット信号Sresがローにならなかった場合には、マイコン25は、リセットされることなくIGオフ後処理を最後まで行うこととなる。そして、マイコン25がIGオフ後処理を終了して第2信号Sbをローからハイにすると、メインリレー15がオフすることとなる。一方、図3の4段目における点線は、マイコン25が、図2のS110で第1信号Saをパルス出力する場合の例を表している。
以上のようなECU11は、入力される信号がハイである場合にメインリレー15オンさせる駆動手段として、オア回路46及びトランジスタ45を備えている。更に、ECU11は、マイコン25がメインリレー15のオン指示を出力してからメインリレー15のオフ指示を出力するまでの間、オア回路46にハイの信号を出力する信号発生手段として、ラッチ回路47を備える。
そして、マイコン25は、動作を開始した後、メインリレー15のオン指示を出力することとして、ラッチ回路47への第1信号Saと第2信号Sbとのうち第1信号Saをハイ(アクティブレベル)にする。その後、マイコン25は、IGSW19がオフになったこと(車両がイグニッションオフの状態になったこと)を検知してIGオフ後処理を終了すると、メインリレー15のオフ指示を出力することとして、第1信号Saと第2信号Sbとのうち第2信号Sbをハイ(アクティブレベル)にする。
ラッチ回路47は、前述の通りSRラッチであり、マイコン25からの第1信号Saがハイになるとセット状態になってオア回路46への出力信号Soがハイになり、また、マイコン25からの第2信号Sbがハイになるとリセット状態になって出力信号Soがローになる。
このため、ラッチ回路47は、マイコン25からのオン指示に応じてオア回路46への出力信号Soをハイにした後、マイコン25がリセット信号Sresによりリセットされても、オア回路46への出力信号Soをハイにし続けることとなる。そして、ラッチ回路47は、マイコン25がリセット信号Sresによりリセットされていない状態でオフ指示を出力すると、オア回路46への出力信号Soをロー(非アクティブレベル)にすることとなる。
よって、図3に示したように、IGSW19のオンに伴いマイコン25が動作を開始し、IGSW19がオフされてからマイコン25がIGオフ後処理を終了するまでの間に、マイコン25がリセットされても、ラッチ回路47からオア回路46への出力信号Soはハイのままでメインリレー15のオンが継続される。そして、その後、マイコン25のリセットが解除されると、マイコン25は、IGSW19がオフであることを検知してIGオフ後処理を再び行うこととなり、そのIGオフ後処理を終了してオフ指示を出力すると、ラッチ回路47からオア回路46への出力信号Soがローになってメインリレー15がオフする。
このように、ECU11によれば、IGSW19のオフにより車両がイグニッションオフの状態になってから、マイコン25がIGオフ後処理を終了してメインリレー15を意図的にオフさせるまでの間に、マイコン25がリセットされても、メインリレー15のオンを継続させることができる。そして、リセットの解除によって再起動したマイコン25がIGオフ後処理を終了してオフ指令を出力すれば、その時点でメインリレー15をオフすることができる。よって、IGオフ処理を正常に実施し終了することができる。具体的には、IGSW19のオフ後において、RAM43に記憶されているバックアップ対象のデータを、消失することなくフラッシュメモリ44に保存することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のECU51について説明するが、第1実施形態と同様の構成要素や信号については、第1実施形態と同じ符号を用いる。
図4に示す第2実施形態のECU51は、第1実施形態のECU11と比較すると、下記(1)〜(3)の点が異なる。
(1)メインリレー駆動回路27に代えて、メインリレー駆動回路28を備える。そして、メインリレー駆動回路28は、第1実施形態のメインリレー駆動回路27と比較すると、ラッチ回路47に代えて、ラッチ回路53を備える点が異なる。
(2)ラッチ回路53には、マイコン25がメインリレー15のオン/オフを指示するために出力する指示信号Scと、マイコン25から出力されるクリア信号Sdと、リセット制御回路31がマイコン25に出力するリセット信号Sresとが、入力される。
指示信号Scのレベルは、ハイが、メインリレー15のオンを指示する方のアクティブレベルであり、ローが、メインリレー15のオフを指示する方の非アクティブレベルである。つまり、指示信号Scは、メインリレー15のオン指示とオフ指示とを兼ねる1つの信号である。一方、クリア信号Sdのレベルも、ハイがアクティブレベルである。
そして、ラッチ回路53は、マイコン25からクリア信号Sdが入力されると(つまり、クリア信号Sdがハイになると)、マイコン25からの指示信号Scを、そのままオア回路46に電源維持信号として出力するクリア状態になる。このクリア状態は、入力される指示信号Scをそのまま出力信号Soとして出力にする、スルー状態である。
また、ラッチ回路53は、リセット信号Sresが入力されると(つまり、リセット信号Sresがローになると)、そのリセット信号Sresの入力タイミング(つまり、リセット信号Sresの立ち下がりタイミング)よりも所定時間Td前の指示信号Scをラッチして出力し続けるラッチ状態となる。ラッチ状態のラッチ回路53は、ラッチした指示信号Scをオア回路46に電源維持信号として出力し続けることとなる。
例えば、ラッチ回路53の内部には、入力信号をラッチするラッチ部と、マイコン25からの指示信号Scを上記所定時間Tdだけ遅延してラッチ部に入力する遅延回路とが備えられており、ラッチ部は、リセット信号Sresが立ち下がると、遅延回路からの指示信号Scをラッチして出力信号Soとして出力する。
尚、上記所定時間Tdは、リセット信号Sresがローになってからラッチ動作が完了するまでの時間よりも長い時間に設定されているが、その条件を満たす範囲で、できるだけ短い時間であることが好ましい。マイコン25がリセットされるタイミング(リセット信号Sresが出力されたタイミング)の、できるだけ直前の指示信号Scをラッチするためである。
(3)マイコン25は、メインリレー15のオン指示を出力することとして、指示信号Scの出力レベルをローからハイにし、メインリレー15のオフ指示を出力することとして、指示信号Scの出力レベルをハイからローにする。また、マイコン25は、動作を開始すると、指示信号Scをローからハイにするが、その直後に、ラッチ回路53へクリア信号Sdを出力する。
このことを踏まえ、マイコン25が行う処理について図5を用い説明する。尚、図5の処理は、図2の処理に代えて実行される。
図5に示すように、マイコン25は、動作を開始すると、S210にて、ラッチ回路53への指示信号Scをローからハイにし、その直後のS215にて、ラッチ回路53へのクリア信号Sdを所定時間だけハイにする。つまり、クリア信号Sdのパルス出力を行う。
すると、ラッチ回路53は、クリア状態(スルー状態)になり、マイコン25からのハイの指示信号Scを出力信号So(電源維持信号)として、オア回路46に出力することとなる。尚、IGSW19のオンに伴いECU11への電源電圧VBの供給が開始されてマイコン25が起動した場合、ラッチ回路53は、クリア信号Sdが入力されなくてもクリア状態から動作する。
マイコン25は、次にS220にて、入力回路33から入力されるIGSW信号に基づいて、IGSW19がオフか否かを判定する。マイコン25は、IGSW19がオフではない(オンである)と判定した場合には、制御対象を制御するための処理を行うと共に、例えば一定時間毎にS220の判定処理を行う。
そして、マイコン25は、S220にて、IGSW19がオフであると判定した場合には、S230に進み、図2のS130と同様にIGオフ後処理を行う。
マイコン25は、S230にてIGオフ後処理を終了すると、S240に進み、S210でハイにしていた指示信号Scをローに戻し、その後、何も処理をしない状態となる。
マイコン25がS240で指示信号Scをハイからローにすると、クリア状態になっているラッチ回路53の出力信号Soもハイからローになる。このとき、IGSW19はオフでIGSW信号もローであるため、メインリレー15がオフする。よって、ECU11への電源電圧VBの供給が停止して、マイコン25は動作を停止することとなる。この実施形態では、マイコン25がS240で指示信号Scをハイからローにすることが、メインリレー15を意図的にオフさせることに該当する。
次に、ECU51の作用について、図6を用い説明する。
図6に示すように、時刻t11で、IGSW19がオンされると、メインリレー15がオンして、ECU11の端子17に電源電圧VBが供給される。すると、電源回路29から動作用電圧Vdが出力され、その後、時刻t12にて、リセット制御回路31のパワーオンリセット機能によるマイコン25のリセットが解除されると(リセット信号Sresがローからハイになると)、マイコン25が動作を開始する。尚、時刻t11から時刻t12までの動作は、図3における時刻t1から時刻t2までの動作と同じである。
マイコン25は、動作を開始すると、ラッチ回路53への指示信号Scをハイにし(時刻t13:図5のS210)、その直後に、ラッチ回路53へのクリア信号Sdをパルス状にハイにする(時刻t14:図5のS220)。すると、クリア状態のラッチ回路53が、マイコン25からのハイの指示信号Scを出力信号Soとして、オア回路46に出力することとなる。
尚、前述したように、ECU11への電源電圧VBの供給が開始されてマイコン25が起動した場合、ラッチ回路53は、クリア信号Sdが入力されなくてもクリア状態から動作するため、マイコン25が時刻t13で指示信号Scをハイにすると、ラッチ回路53の出力信号Soもハイになる。また仮に、ECU11への電源供給開始時におけるラッチ回路53の状態が不定であったとしても、ラッチ回路53は、マイコン25からのクリア信号を受けることによってクリア状態になり、やはり、マイコン25からのハイの指示信号Scをオア回路46へ出力することとなる。
その後、時刻t15で、IGSW19がオフされたとしても、動作中のマイコン25は指示信号Scをハイにしており、クリア状態のラッチ回路47の出力信号Soがハイであるため、メインリレー15のオンが維持されて、マイコン25は動作し続ける。そして、マイコン25は、IGSW19がオフであることを検知して(図5のS220:YES)、IGオフ後処理を行うこととなる(図5のS130)。
ここで、IGSW25がオフされた後、マイコン25がIGオフ後処理を行っている最中の時刻t16にて、リセット制御回路31からのリセット信号Sresがローになり、マイコン25がリセットされたとする。
すると、マイコン25が出力していたハイの指示信号Scは意図的ではなくローになってしまうが、ラッチ回路53は、リセット信号Sresの立ち下がりタイミングにて、直前のハイの指示信号Scをラッチし、そのラッチしたレベルを出力し続ける。このため、ラッチ回路53の出力信号Soはハイのままとなり、メインリレー15はオンのままとなる。
その後、時刻t17で、リセット制御回路31によるマイコン25のリセットが解除されると(リセット信号Sresがローからハイになると)、マイコン25が動作を開始する。
そして、マイコン25は、動作を開始すると、再びラッチ回路53への指示信号Scをハイにし(時刻t18:図5のS210)、その直後に、ラッチ回路53へのクリア信号Sdをパルス状にハイにする(時刻t19:図5のS220)。すると、ラッチ状態になっていたラッチ回路53が、クリア状態に戻るが、その前にマイコン25からの指示信号Scはハイになっているため、ラッチ回路53の出力信号Soはハイのままとなる。
その後、マイコン25は、IGSW19がオフであることを検知して(図5のS220:YES)、IGオフ後処理を再び最初から行うこととなる(図5のS230)。
そして、マイコン25は、IGオフ後処理を終了すると、ラッチ回路53への指示信号Scをローに戻す(時刻t20:図5のS240)。
すると、ラッチ回路53はクリア状態であるため、指示信号Scがローになると、ラッチ回路53の出力信号Soがローになる(時刻t20)。そして、その時点では、IGSW19がオフであるため、メインリレー15がオフし、ECU11への電源電圧VBの供給が停止して、マイコン25は動作を停止することとなる。また、リセット制御回路31への電源供給も停止するため、そのリセット制御回路31が出力するリセット信号Sresもロー(0V)になる。
尚、図6の時刻t16でリセット信号Sresがローにならなかった場合には、マイコン25は、リセットされることなくIGオフ後処理を最後まで行うこととなる。そして、マイコン25がIGオフ後処理を終了して指示信号Scをハイからローにすると、メインリレー15がオフすることとなる。
以上のようなECU51においても、ラッチ回路53は、マイコン25からのオン指示(この例ではハイの指示信号Sc)に応じてオア回路46への出力信号Soをハイにした後、マイコン25がリセット信号Sresによりリセットされても、オア回路46への出力信号Soをハイにし続けることとなる。そして、ラッチ回路53は、マイコン25がリセット信号Sresによりリセットされていない状態でオフ指示(この例ではローの指示信号Sc)を出力すると、オア回路46への出力信号Soをローにすることとなる。
よって、ECU51によっても、第1実施形態のECU11と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。また、前述の数値も一例であり他の値でも良い。
例えば、上記各実施形態のECU11,51の端子17には、IGSW19及びダイオードを介しても、バッテリ電圧Vbatが電源電圧VBとして供給されるようになっていても良い。その場合、IGSW19がオンの場合には、メインリレー15をオンさせなくてもECU11,51に電源電圧VBが供給されるため、オア回路46を省略して、ラッチ回路47,53の出力信号Soをトランジスタ45の駆動信号として用いるよう構成することもできる。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
また、上述したECUの他、当該ECUを構成要素とするシステム、当該ECUのマイコンが実行するプログラム、このプログラムを記録した媒体、ECUの電源制御方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
15…メインリレー(電源リレー)、17…給電部としての端子、25…マイコン、31…リセット制御回路、45…トランジスタ、46…オア回路、47,53…ラッチ回路

Claims (3)

  1. 車両のバッテリ電圧が電源電圧として供給される給電部(17)と、
    前記給電部に供給される前記電源電圧を電力源として動作するマイコン(25)と、
    前記マイコンをリセットすべきリセット実施条件が成立した場合に、前記マイコンに対してリセット信号を出力するリセット手段(31)と、
    オンすることで前記給電部に前記電源電圧を供給する電源リレー(15)を、入力される電源維持信号がアクティブレベルである場合にオンさせる駆動手段(45,46)と、を備え、
    前記車両がイグニッションオンの状態になると、前記給電部に前記電源電圧が供給されて、前記マイコンが動作を開始し、その後、前記マイコンは、前記車両がイグニッションオフの状態になってからも特定の処理を終了するまで、前記駆動手段に前記電源リレーをオンさせることにより動作し続ける、電子制御装置であって、
    前記マイコンは、動作を開始した後、前記電源リレーをオンさせるためのオン指示を出力し、その後、前記車両がイグニッションオフの状態になったことを検知して前記特定の処理を終了すると、前記電源リレーをオフさせるためのオフ指示を出力し、
    当該電子制御装置は、
    前記マイコンが前記オン指示を出力してから前記オフ指示を出力するまでの間、前記駆動手段にアクティブレベルの前記電源維持信号を出力する信号発生手段(47,53)を備え、
    前記信号発生手段は、
    前記オン指示に応じて前記電源維持信号をアクティブレベルにした後、前記マイコンが前記リセット信号によりリセットされても、前記電源維持信号をアクティブレベルにし続ける機能を有し、前記マイコンが前記リセット信号によりリセットされていない状態で前記オフ指示を出力すると、前記電源維持信号を非アクティブレベルにすること、
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記信号発生手段(47)は、
    セット端子(S)、リセット端子(R)及び出力端子(Q)を備えると共に、前記セット端子に入力される信号である第1信号(Sa)と前記リセット端子に入力される信号である第2信号(Sb)とのうち、前記第1信号がアクティブレベルになると、前記出力端子からの出力信号(So)がアクティブレベルに保持されるセット状態となり、前記第1信号と前記第2信号とのうち、前記第2信号がアクティブレベルになると、前記出力信号が非アクティブレベルに保持されるリセット状態となるラッチ回路であり、
    前記ラッチ回路の前記出力信号が、前記電源維持信号として前記駆動手段に入力され、
    前記マイコンは、前記第1信号と前記第2信号を出力すると共に、前記オン指示を出力することとして、前記第1信号と前記第2信号とのうち前記第1信号をアクティブレベルにし、前記オフ指示を出力することとして、前記第1信号と前記第2信号とのうち前記第2信号をアクティブレベルにし、
    前記第1信号及び前記第2信号のアクティブレベルは、前記マイコンが前記リセット信号によりリセットされている場合の当該信号の出力レベルとは異なる方のレベルであること、
    を特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記マイコンは、前記オン指示と前記オフ指示とを兼ねる1つの指示信号(Sc)を出力すると共に、前記オン指示を出力することとして、前記指示信号の出力レベルを非アクティブレベルからアクティブレベルにし、前記オフ指示を出力することとして、前記指示信号の出力レベルをアクティブレベルから非アクティブレベルにし、
    前記指示信号のアクティブレベルは、前記マイコンが前記リセット信号によりリセットされている場合の当該信号の出力レベルとは異なる方のレベルであり、
    前記信号発生手段(53)は、
    前記指示信号と前記リセット信号と前記マイコンからのクリア信号(Sd)とが入力される回路であって、前記クリア信号が入力されると、前記指示信号を前記駆動手段に前記電源維持信号として出力するクリア状態となり、前記リセット信号が入力されると、該リセット信号の入力タイミングよりも所定時間前の前記指示信号をラッチして該ラッチした指示信号を前記駆動手段に前記電源維持信号として出力し続けるラッチ状態となるラッチ回路であり、
    前記マイコンは、動作を開始して、前記指示信号の出力レベルを非アクティブレベルからアクティブレベルにした後、前記ラッチ回路に前記クリア信号を出力すること、
    を特徴とする電子制御装置。
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