JP5598447B2 - スタータ制御装置 - Google Patents
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Description
マイコンは、車両のエンジンを始動させるスタータを制御するための制御処理を行うと共に、正常に動作していることを示す特定動作を定期的に行う。
尚、上記所定値をNとし、上記規定時間をT1とし、監視手段がマイコンをリセットする継続時間をT2とすると、第3ステップによりカウンタの値が所定値(N)以上であると判定された場合には、駆動回路は、少なくとも「(T1+T2)×(N−1)+T2」の時間は継続して出力オン状態であると考えられ、その「(T1+T2)×(N−1)+T2」の時間が、上記所定時間であると見なすことができる。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のスタータ制御装置1は、車両のエンジン3を始動させるスタータ5を制御するための制御処理を行うマイコン7と、車両のバッテリ9からスタータ5に駆動電流を流す通電経路に設けられているスタータリレー11を、マイコン7からの指令に従い駆動する(オン/オフさせる)メモリ機能付きの駆動回路13と、車両に搭載されているスイッチ手段15を介してバッテリ9から当該装置1に供給されるバッテリ電圧(バッテリ9の電圧)VBを降圧して一定の電源電圧Vmを出力すると共に、バッテリ9から当該装置1に常時供給されるバッテリ電圧VBを降圧して一定の電源電圧Vsを出力する電源IC17と、を備えている。
(F1)IGスイッチがオンされて当該電源IC17が電源電圧Vmの出力を開始してから、電源電圧Vmが安定すると考えられる一定の時間が経過するまで、マイコン7のリセット端子にリセット信号を与える、パワーオンリセット機能。
まず図2は、マイコン7が実行する処理の全体を表すフローチャートである。
図2に示すように、マイコン7は、起動すると、まずS110にて、初期処理を行う。そして、その初期処理を終了すると、S120に移行して、通常処理を行い、以後は、その通常処理を一定時間毎に繰り返し実行する。このため、マイコン7は、起動直後に初期処理を一回実行した後、通常処理を繰り返し実行することとなる。
図3に示すように、マイコン7は、スタータ制御処理の実行を開始すると、まずS210にて、エンジン3の始動条件(エンジン3を始動させる条件)が成立しているか否かを判定する。
S220では、駆動回路13にセット信号を出力して、出力メモリ回路35をセット状態にする(即ち、駆動回路13を出力オン状態にする)と共に、バックアップRAM25に記憶されているエンジン始動中フラグを“1”にする。また、S210で成立していると判定された始動条件が上記二種類目の始動条件である場合(即ち、エンジン3を自動的に再始動させる場合)には、S220では、更にトランジスタ39をオンさせる処理を行う。
すると、エンジン3を制御するエンジン制御装置により、エンジン3に対する燃料噴射と点火とが行われる。尚、エンジン3がディーゼルエンジンであるならば、点火は行われず、燃料噴射だけが行われることとなる。また、エンジン制御装置としての機能を、スタータ制御装置1が果たすようになっていても良い。
また、上記S210にて、始動条件が成立していないと判定した場合には、そのままS230に進む。
図4に示すように、マイコン7は、初期処理の実行を開始すると、まずS310にて、出力メモリ回路35の出力信号のレベルを読み取って、駆動回路13が出力オン状態であるか否か(出力メモリ回路35がセット状態であるか否か)を判定する。
そして、次のS340にて、カウンタCの値が1よりも大きい所定値Nth以上であるか否かを判定し、カウンタCの値が所定値Nth以上でなければ、そのまま当該初期処理を終了する。
図5は、IGスイッチがオンされてから最初にエンジン3を始動させる場合(つまり、スタータスイッチ31のオンに伴ってエンジン3を始動させる手動始動の場合)に、マイコン7が、スタータ制御処理(図3)のS220で駆動回路13を出力オン状態にしてから、スタータ制御処理のS250で駆動回路13を出力オフ状態にするまでの間に暴走し、リセット回路19のウォッチドッグタイマ機能によってリセットされてもスタータ制御処理の実行期間中に再び暴走してS250の処理が行われなくなってしまう、という不具合が生じた場合を表している。また、図5の例では、初期処理(図4)におけるS340の判定で用いられる上記所定値Nthが「3」に設定されている。
第2実施形態のスタータ制御装置1は、第1実施形態と比較すると、マイコン7が、図4の初期処理に代えて、図6の初期処理を実行する点が異なっている。
第3実施形態のスタータ制御装置1は、第1実施形態と比較すると、マイコン7が、図3のスタータ制御処理に代えて、図8のスタータ制御処理を行う点と、図4の初期処理に代えて、図9の初期処理を実行する点とが異なっている。
図9に示すように、マイコン7が初期処理の実行を開始すると、まずS410にて、図4のS310と同じ判定を行う。そして、そのS410にて、駆動回路13が出力オン状態ではないと判定した場合には、S420に進み、前述したバックアップRAM25内の駆動開始時刻Taと、後述する時刻Tbとを、0に初期化し、その後、当該初期処理を終了する。
図10に示すように、マイコン7は、スタータ制御処理(図8)のS220で駆動回路13を出力オン状態にすると、そのときの時刻(図10の例ではt0)を、駆動開始時刻TaとしてバックアップRAM25に記憶する(図8のS225)。
第4実施形態のスタータ制御装置1は、第3実施形態と比較すると、マイコン7が、図9の初期処理に代えて、図11の初期処理を実行する点が異なっている。
[変形例]
上記各実施形態のスタータ制御装置1が搭載される車両としては、イグニッションキーシリンダ(IGスイッチ及びスタータスイッチ31)を備えない車両であっても良く、例えば、使用者がプッシュスイッチ(より具体的にはプッシュ式のエンジンスタートスイッチ)を操作することでイグニッション電源のオン/オフや、アクセサリ電源のオン/オフや、スタータ5の駆動が行われるプッシュスイッチ式車両であっても良い。
また、マイコン7が正常に動作していることを示す特定動作としては、ウォッチドッグパルスを出力する動作に限らず、例えば、特定のデータを出力する動作でも良い。その場合、電源IC17のリセット回路19は、マイコン7から出力されるデータが正しい値のデータであるか否かを判定するようになっていても良い。
また、図6の初期処理では、S360からS350に戻ることに代えて、実質的な処理を行わない命令(いわゆるノンオペレーション命令)を繰り返し実行することで、その初期処理に留まるようにしても良い。そして、このような変形は、図11の初期処理についても同様に適用することができる。
11…スタータリレー、11a…コイル、13…メモリ機能付きの駆動回路
15…スイッチ手段、17…電源IC、19…リセット回路、21…CPU
22…ROM、23…RAM、24…入出力インターフェース
25…バックアップRAM、31…スタータスイッチ、33,39…トランジスタ
35…出力メモリ回路、36,37…抵抗、38…入力回路
41…プッシュスタートECU
Claims (3)
- 車両のエンジンを始動させるスタータを制御するための制御処理を行うと共に、正常に動作していることを示す特定動作を定期的に行うマイコンと、
前記マイコンから前記スタータの駆動を指令する駆動指令が出力されると、該駆動指令を記憶して、前記スタータに駆動電流を流す方の状態である出力オン状態を維持し、その後、前記マイコンから前記スタータの駆動停止を指令する停止指令が出力されると、前記スタータに駆動電流を流さない方の状態である出力オフ状態に戻る駆動回路と、
前記マイコンが動作すべき期間中において前記マイコンの前記特定動作を監視し、前記特定動作が規定時間以上行われなければ、前記マイコンをリセットして再起動させる監視手段と、
を備えたスタータ制御装置において、
前記監視手段により前記マイコンがリセットされても記憶内容を保持可能な記憶手段を有しており、
前記マイコンは、起動直後に初期処理を一回実行した後、前記制御処理を繰り返し実行するようになっており、
更に前記マイコンは、前記初期処理の中で、前記駆動回路が所定時間以上継続して前記出力オン状態であるか否かを、前記記憶手段に記憶された情報を用いて判定する判定処理と、該判定処理により前記駆動回路が前記所定時間以上継続して前記出力オン状態であると判定された場合に前記駆動回路へ前記停止指令を出力する停止処理と、を行い、
前記マイコンは、前記初期処理の中の前記停止処理によって前記停止指令を出力した場合には、前記制御処理を実行する状態へ移行せずに、前記初期処理を実行する状態で留まるようになっていること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項1に記載のスタータ制御装置において、
前記初期処理の中には、前記判定処理を成すステップとして、前記駆動回路が前記出力オン状態であるか否かを判定する第1ステップと、該第1ステップにより前記駆動回路が前記出力オン状態であると判定された場合に、前記記憶手段内のカウンタをインクリメントする第2ステップと、前記カウンタの値が1よりも大きい所定値以上であるか否かを判定する第3ステップとが含まれており、
前記カウンタの値が、前記情報に該当すると共に、前記第3ステップにて前記カウンタの値が前記所定値以上であると判定されることが、前記判定処理により前記駆動回路が前記所定時間以上継続して前記出力オン状態であると判定されることに該当すること、
を特徴とするスタータ制御装置。 - 請求項1に記載のスタータ制御装置において、
前記制御処理の中には、当該制御処理によって前記駆動回路に前記駆動指令を出力した時刻を、駆動開始時刻として前記記憶手段に記憶する時刻記憶用ステップが含まれており、
前記初期処理の中には、前記判定処理を成すステップとして、前記駆動回路が前記出力オン状態であるか否かを判定する第1ステップと、該第1ステップにより前記駆動回路が前記出力オン状態であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記駆動開始時刻から現在時刻までの時間が前記所定時間以上であるか否かを判定する第2ステップとが含まれており、
前記駆動開始時刻が、前記情報に該当すると共に、前記第2ステップにて前記時間が前記所定時間以上であると判定されることが、前記判定処理により前記駆動回路が前記所定時間以上継続して前記出力オン状態であると判定されることに該当すること、
を特徴とするスタータ制御装置。
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