JP2015136427A - ゲーム盤 - Google Patents

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義彦 高岸
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Abstract

【課題】 従来のサッカーゲーム盤は、ボールを大きく蹴り上げることが困難であり、多くの場合はボールを転がすこととなり、面白味に係る場合もあった。
【解決手段】 本体部と、上面板と、先端に載置台を有する操作レバーと、人形を取り付け可能であって前記操作レバーの回転に従って回転可能に前記載置台に設けられる立設ピンと、前記載置台の上部前端に、補助突起と、回動軸を揺動中心として上下に揺動可能に前記載置台に固定されて弾性体により頭部が上方に付勢され、前記補助突起の後方で前記補助突起よりも上方に突出可能とされる打出し部材と、を備え、前記操作レバーを回転させたとき、前記操作レバーの回転に従って円移動するクランクピンにより前記頭部を降下させて前記弾性体を圧縮し、前記頭部を前記クランクピンから解放して前記頭部を上昇させることによりボールを打ち上げることとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、家庭でサッカーゲームの遊戯を行って遊ぶ室内用のゲーム盤に関する。
スポーツ界でのサッカーの隆盛と共に、テレビゲーム機や玩具類においてもサッカーゲームを模して遊ぶことが多くなり、ビデオ画面でサッカー競技を行って楽しむこともできるようになっている(例えば特許文献1)。
また、アミューズメント施設などでは、テレビ画面等でサッカーの競技を上映しつつ画面上のボールやプレーヤーの操作を行うサッカーテレビゲーム機のみでなく、短辺を1メートル程度とする長方形のテーブルの上面にゴールやフィールドを形成し、フィールド上に2チームのゴールキーパー、フォワード、ディフェンダー等のプレーヤー人形を操作可能に配置するテーブル型のサッカーゲーム機がある。
このサッカーゲーム機では、テーブルの対向する両短辺の側面に複数本のレバーを設け、中央のレバーを左右に操作してゴール前のキーパーを模した人形を左右に移動させ、キーパー用のレバーの左右にも複数のレバーを配置し、この左右のレバーは、テーブルの側面に押し込み又は引き出すように操作してフォワードやディフェンダーを模した人形を前後に移動させ、このレバーを右または左に回転させるとフォワードやディフェンダーを模した人形を回転させることを可能としている。
そして、このフォワードやディフェンダーを模した人形は、片方の足を斜め前方等に上げており、他方の軸足とした足を中心に人形を回転させると、上げている片足によりボールを蹴るように見せて前方や後方、又は斜め側方などにボールを押し出すことができ、模擬サッカーを楽しむことができる。
更に、テーブル型のサッカーゲーム機を小型化し、縦横数十センチメートル程度の長方形として厚みを有する箱型とし、サッカー場を模した外観とした家庭用のサッカーゲーム盤も今日では提供されている。
特開平11−128538号
上記サッカーゲーム盤では、テーブル型のサッカーゲーム機と同様に、操作レバーを引出し又は押し込むことにより所定の人形を前後移動させてボールに接近させ、操作レバーを回転させることにより人形を回転させて人形の近辺に位置するボールを足で蹴り出すようにしてボールを制御することができる。しかしながら、ボールを大きく蹴り上げる(打ち上げる)ことが困難であり、多くの場合はボールを転がすこととなり、サッカー競技を模して遊ぶことは可能であるも、面白味に欠ける場合もあった。
本発明は、このような欠点を排除し、ボールを打ち上げることができ、より面白味のある模擬サッカーを楽しめるゲーム盤を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様に係るゲーム盤は、本体部と、フィールドを模した上面板と、先端に載置台を有する棒状本体の軸方向にのみ移動可能な操作レバーと、プレーヤー人形を取り付け可能な立設ピンであって、前記操作レバーの回転に従って回転可能に前記載置台に設けられる前記立設ピンと、前記載置台の上部前端に補助突起と、前記載置台の上部前端に、回動軸を揺動中心として上下に揺動可能に前記載置台に固定されて弾性体により回動軸よりも後方の頭部が上方に付勢される打出し部材であって、前記補助突起の後方で前記補助突起よりも上方に突出可能とされて前方に向かう傾斜面を前記頭部の上端に有する前記打出し部材と、を備え、前記操作レバーを回転させたとき、前記操作レバーの回転に従って円移動する前記操作レバーの中心軸から外れた位置のクランクピンにより前記頭部を降下させて前記弾性体を圧縮し、前記クランクピンが最下点を通過したとき、前記頭部を前記クランクピンから解放して前記頭部を上昇させることによりボールを打ち上げる。
上記の態様によれば、ボールを打出し部材の頭部によりボールを打ち上げることができ、より面白みのある模擬サッカーを楽しむことができる。
本発明の実施形態に係るゲーム盤のプレーヤー人形を外した全体を示す外観斜視図。 本発明の実施形態に係るゲーム盤の内部構造を示す外観斜視図。 本発明の実施形態に係るゲーム盤のプレーヤーレバーを示す図。 本発明の実施形態に係るゲーム盤における蹴り上げ装置を備えた先端載置台を示す図。 本発明の実施形態に係るゲーム盤における蹴り上げ装置の動作を示す図。 本発明の実施形態に係るゲーム盤における蹴り上げ装置の動作を示す図。
本発明の実施形態に係るサッカーゲームを行うゲーム盤は、図1に示すように、サッカーフィールドを模した上面板151の周囲にスタンドを配置すると共にゴールネットも配置してサッカー場の外観に似せた本体部110を有するゲーム盤100である。
この本体部110は、図2に示すように、隅角に丸味を持たせた長方形の平板とされる底板111の周囲から略垂直に立設された内周壁113を有し、内周壁113の上端に上面板151を支持する水平面とされた上板受部121を有し、上板受部121の外周にスタンドを模した段部115を有し、段部115の上端から外方へ水平に矩形平板環状の外周縁117を有し、外周縁117の外縁から垂下する側壁119を有する。
そして、側壁119の内側四隅には脚部131を備えてテーブル等の上にゲーム盤100を載置できるようにしている。
また、段部115の対向する両短辺中央には、各々ゴールネットを模したゴール部材145を取り付ける窪みを有して上板受部121に載置される上面板151と略同じ高さの窪みの底部を形成しており、外周縁117の一方の長辺の略中央には、スコア―ボードを模したボード部材147を取り付け可能とし、外周縁117には後述するボール投入器具290(図1参照)を取り付ける穴部135を複数設けている。
そして、短辺とされた側壁119の中央及び短辺とされた内周壁113の中央には、水平方向に長い外壁長穴127及び内壁長穴125を有し、側壁119からゲーム盤100の外方に突出し、内周壁113から底板111の上方に僅かに突出する操作レバーとしてのキーパーレバー161を外壁長穴127及び内壁長穴125を貫通させて有する。
この操作レバーであるキーパーレバー161は、側壁119の外部から内周壁113の内側に至る長さの平板棒状のキーパーレバー本体163を有し、横長とされた外壁長穴127から側壁119の外部に突出した端部には把持手部165を備え、横長とされた内壁長穴125から突出する内側の端部には、支持ピン169を備えた台部167を有して外壁長穴127の内側で外周縁117の下面へ左右に揺動可能に取り付けられる。
このキーパーレバー161の台部167は、キーパーレバー本体163の内側端部から上方に立ち上げた位置でキーパーレバー本体163の揺動中心を中心とする円弧形状とされ、図1に示したように、上面板151のゴール部材145の近傍位置に形成した円弧移動溝155の位置に配置されて上面板151の上方に僅かに突出している。
そして、この台部167の上面には支持ピン169を突出させており、この支持ピン169は、図示しない両手両足を広げた人形であるゴールキーパーを模した人形を台部167の上に取り付け可能とし、キーパーレバー161の把持手部165を左右に移動させ、ゴールキーパーを模した人形をゴール部材145の前で左右に移動させることにより、ゴール部材145の内側にボールが入るのを阻止可能としている。
また、上面板151は、図1に示したように、本体部110の上板受部121に周縁が支持されるフィールドを模した矩形の板状体であり、ゴール部材145を配置する位置の近くに円弧状の円弧移動溝155が上面板151を貫通するように設けられ、また、長辺に沿って直線状の上面板151を貫通する直線移動溝153が偶数本設けられる。
更に、上面板151の四隅には、隅穴157が設けられ、隅穴157はボールの直径よりも小さな僅かに楕円の円形とし、隅穴157を中心として隅穴157の周囲を僅かに窪ませ、フィールドの四隅近傍に転がったボールを隅穴157で受けることができるようにしている。
そして、本発明の実施形態では、対向する両短辺の側壁119には、操作レバーとしたキーパーレバー161の右側に2本の操作レバーであるプレーヤーレバー171と、キーパーレバー161の左側に1本の操作レバーであるプレーヤーレバー171と、を配置している。この対向した短辺の側壁119に設ける各プレーヤーレバー171は、側壁119に設けられた透孔と内周壁113に設けた透孔とにより側壁119と内周壁113とを貫通させて軸方向に移動可能とされている。
この操作レバーである各プレーヤーレバー171は、棒状のレバー本体173の後端に把持手部175を有して側壁119から外方に突出し、把持手部175を側壁119の直近に位置させたとき、先端が対向する短辺の内周壁113の近傍に至る長さとされる。各プレーヤーレバー171は、少なくとも先端にプレーヤー人形239を回転可能に保持可能とした人形の載置台である先端載置台190を備える。
また、プレーヤーレバー171の何本かはレバー本体173の中間にもプレーヤー人形239を回転可能に保持可能とする載置台である中間載置台180を備える。対向する短辺の側壁119に設けられるプレーヤーレバー171は、一方の短辺における先端載置台190や中間載置台180を備えるプレーヤーレバー171の配置と他方の短辺における先端載置台190や中間載置台180を備えるプレーヤーレバー171の配置とが対称とされる。
更に、上面板151の下方に配置される各プレーヤーレバー171は、一方の短辺の内周壁113及び側壁119を貫通するプレーヤーレバー171と、他方の短辺の内周壁113及び側壁119を貫通するプレーヤーレバー171とが、交互に配置される。
そして、このプレーヤーレバー171は、上面板151に設けた直線移動溝153の下方に位置させて配置され、本体部110の底板111には、このプレーヤーレバー171を軸方向にのみ移動可能とするレール部141が設けられる。
そして、プレーヤーレバー171の把持手部175を押し込んだとき、先端をゴール部材145の直近に位置させることのできるプレーヤーレバー171は、図3に示すように、ボールを蹴った状態の片足を持ち上げたプレーヤー人形239を取り付ける先端載置台190と中間載置台180とを有し、フォワードとディフェンダーの選手を模したプレーヤー人形239を操作するレバーとしている。
この先端載置台190及び中間載置台180は、プレーヤー人形239を取り付ける立設ピン231を有すると共に、棒状のレバー本体173に固定された駆動ギア223により、レバー本体173を回転させたとき、立設ピン231、ひいてはプレーヤー人形239を回転させることができるようにしている。
尚、図3に示したプレーヤーレバー171は、棒状のレバー本体173を、把持手部175から中間載置台180までの後方レバー177と、中間載置台180から先端載置台190までの前方レバー178とし、中間載置台180において後方レバー177と前方レバー178とを接続し、後方レバー177の先端及び前方レバー178の先端には、夫々駆動ギア223を設けるものとしている。
この後方レバー177の側壁119から突出する後端には、鍔を基部に備えた把持手部175を有し、鍔が側壁119に接する位置までプレーヤーレバー171を押し込むことができるようにすると共に、中間載置台180の後端面が内周壁113に接する位置までプレーヤーレバー171を引き出すことができるようにしてフォワードとディフェンダーのプレーヤー人形239を模擬フィールドの上で前進後退させることを可能としている。
尚、図2において、ゲーム盤100の本体部110の長辺近くに配置した中間載置台180を有することなく先端載置台190のみを備えたプレーヤーレバー171は、先端載置台190の後端面が内周壁113に接する位置まで把持手部175を引き出すことによりプレーヤーレバー171を大きく引き出し、把持手部175を設けた本体部110の短辺の近くから対向する短辺の近くまでプレーヤー人形239を移動可能としている。
そして、ゴール直前まで前進可能とされるセンターフォワードのプレーヤー人形239を載置する先端載置台190は、図4に示すように、長方形平板状の上枠部201、及び、下枠部202と、上枠部201の後端と下枠部202の後端を接続する後枠部203と、上枠部201の前端と下枠部202の前端を接続する前枠部204と、により、箱型の枠を形成し、後枠部203で前方レバー178の先端近傍を回転可能に保持して前方レバー178の先端に取り付けられる。
この下枠部202の下面には、前方レバー178の軸方向に沿った板状のスライド部211が突設され、このスライド部211を底板111のレール部141に挿入して、前方レバー178を回転させても先端載置台190を回転させることなく、且つ、先端載置台190をレール部141に沿って前後移動可能とする。
更に、前方レバー178の先端には、先端載置台190が前方レバー178から抜けることを防止する先端鍔221を有し、先端鍔221の側面には外歯歯車とされる駆動ギア223を有し、更に端部に円板状のクランク円板243を備える円柱状のクランク軸241を有する。
このクランク軸241は、駆動ギア223と共に前方レバー178の中心軸に一致させた中心軸を有し、下枠部202の上面に設けたギア受け部材219により回転可能に支持されて前方レバー178の回転に合わせて先端鍔221や駆動ギア223と共に回転する。
そして、クランク円板243は、クランク軸241の軸心から外した位置でクランク円板243から前方に突出する棒状突起とされたクランクピン245を有し、クランク軸241やクランク円板243の回転によりクランクピン245に円運動をさせる。
また、上枠部201は、略中央にピン穴を備えた円筒状のピン支持部213を有し、ピン穴を貫通する立設ピン231を回転可能に支持すると共に、上枠部201の先端には上方へ僅かに突出して上面板151の直線移動溝153に挿入される補助突起271を有し、ピン支持部213よりも前方の側方は大きく切り欠いた切欠き部275を有する。
尚、立設ピン231は、プレーヤー人形239の軸足に立設ピン231の上端を挿入することによりプレーヤー人形239を保持し、立設ピン231に対してプレーヤー人形239を挿入する向きを調整可能としつつ、立設ピン231の回転によりプレーヤー人形239を軸足を中心として回転させる。
そして、前枠部204は、中間部から前方に突出する軸受部215を有し、この軸受部215により蹴り上げ装置250の打出し部材251を保持する。この蹴り上げ装置250より、ボールを打ち上げることができるようにする。
250
蹴り上げ装置250は、図3及び図4に示すように、上枠部201の先端に設けた補助突起271と打出し部材251及び弾性体269やクランク軸241等により構成される。打出し部材251は、略T字形状とされ、僅かに湾曲した頭部257の略中央から棒状の打出し部材本体253を突出させ、打出し部材本体253の頭部257と逆の端部近傍に回動軸255を備える。この回動軸255が前枠部204の軸受部215に支持されて頭部257が上下に揺動可能とされる。
そして、頭部257の上端には、打出し部259を有する。打出し部材本体253と下枠部202との間に挿入した弾性体269により頭部257を上方に位置させるように打出し部材本体253が押し上げられたとき、上枠部201の切欠き部275に頭部257の上方を位置させ、図1に示したように直線移動溝153から上面板151の上方にこの打出し部259を突出させる。更に、頭部257の上端には、前方への傾斜面261を形成している。
また、頭部257の下端には、頭部257の下端から後方に突出する板状のクランク受部263を有する。クランク受部263は、打出し部材251の頭部257が上方に位置しているとき、クランク円板243の略中心よりも僅かに上方の位置からクランク円板243の外方に至る長さとして僅かに水平から傾けた状態とされ、クランク円板243から前方に突出するクランクピン245と接触可能とされる。
従って、クランクピン245がクランク円板243の回転により最上位置である上死点に位置するときは、クランク受部263におけるクランク円板243側の一部を、図4及び図5に示すように、クランクピン245の下方に位置させることができる。
そして、クランク円板243を一定方向に回転(図4では先端前方から見て時計方向に回転)させたとき、クランク円板243の中心上方からクランク円板243の外方に至る長さのクランク受部263は、クランクピン245の降下に合わせて図6に示すように押下げられる。
そして、円運動を行うクランクピン245が最下点である下死点を越えて回転するとき、クランク受部263におけるクランク円板243の中心下方に位置する端部からクランクピン245が外れ、弾性体269により打出し部材251の頭部257が跳ね上がることとなり、補助突起271とピン支持部213との間に位置するボールを前方上方に打ち出す(打ち上げる)ことができる。
また、立設ピン231の下端には、クラウンギアを従動ギア235として有する。この従動ギア235を駆動ギア223と噛合させて立設ピン231を回転可能としており、従動ギア235であるクラウンギアの中心部下面を、クランク軸241を回転可能に支持しているギア受け部材219の上端に当接させると共に、従動ギア235の上面を、後枠部203の上端から前方斜め下方に突出させた板状のギア押え217、及び、上枠部201の前端近傍から後方斜め下方に突出させた板状のギア押え217に接触させ、従動ギア235の歯部が駆動ギア223の歯部から外れないようにしている。
尚、立設ピン231の下端に設ける従動ギア235は、クラウンギアに限るものでなく、駆動ギア223と合わせて傘歯歯車とすることもあり、従動ギア235と駆動ギア223との組み合わせによってレバー本体173の回転方向に対して異なる方向の回転軸を有する立設ピン231を回転させるものであれば足りる。
また、ディフェンダーのプレーヤー人形239を取り付ける中間載置台180は、図3に示したように、後方レバー177の先端に駆動ギア223及び先端鍔221を有して後枠部203により後方レバー177の先端近傍を回転可能に支持し、前方レバー178の後端に端部鍔225を設け、端部鍔225の中間部分は直径を細くして前枠部204により軸方向の移動を規制して軸方向の移動を阻止しつつ回転可能に前方レバー178を前枠部204により支持するものとしている。
そして、前方レバー178と後方レバー177とをジョイント部材179で連結し、前方レバー178と後方レバー177とを一体として回転させるようにしてジョイント部材179をギア受け部材219で回転可能に支持している。
更に、上枠部201には、ピン支持部213を有して従動ギア235を備えた立設ピン231を回転可能に支持し、下枠部202はスライド部211を有して底板111のレール部141に沿って中間載置台180を移動可能とすることは、先端載置台190と同様である。
また、前方レバー178の後端が中間載置台180から脱落しないようにする端部鍔225を設けることなく、例えば図2において右側に把持手部175を有する手前のプレーヤーレバー171として示したように、前方レバー178の後端に後方レバー177の前端と同様に、先端鍔221に対応する後端鍔227と駆動ギア223に対応する第2駆動ギア229を設け、前方レバー178の後端を前枠部204で回転可能に支持すると共に前方レバー178後端の後端鍔227及び第2駆動ギア229を、前枠部204の後方に位置させることもある。
この中間載置台180は、後方レバー177の先端に駆動ギア223及び先端鍔221を有して後枠部203により後方レバー177の先端近傍を回転可能に支持し、駆動ギア223により立設ピン231の下端に設けた従動ギア235を回転させることは前述の中間載置台180と同様であり、第2駆動ギア229の側面をギア受け部材219の前方面に当接して第2駆動ギア229を立設ピン231の下端に設けた従動ギア235と噛合させる。
従って、この中間載置台180は、ギア受け部材219に側面を当接する駆動ギア223から従動ギア235を介して第2駆動ギア229を回転させることにより、前方レバー178に後方レバー177の回転を伝達し、前方レバー178の回転方向を後方レバー177の回転方向と逆方向の回転とすることができ、プレーヤーレバー171を回転させてフォワードとディフェンダーのプレーヤー人形239を回転させるに際して逆方向に回転させて異なる動作とすることができる。
尚、フォワードとディフェンダーのプレーヤー人形239を同一方向に回転させる場合、ジョイント部材179により前方レバー178と後方レバー177とを接続する場合に限ることなく、前方レバー178と後方レバー177とに分割せずにレバー本体173を1本の棒状体とし、先端にプレーヤー人形239を取り付け可能とする人形の載置台である先端載置台190を設けると共に、レバー本体173の中間に端部鍔225や後端鍔227と同様の鍔及び駆動ギア223を固定してプレーヤー人形239の載置台である中間載置台180を設けるようにすることもある。
また、ゴールキーパーの直前への移動が可能なセンターフォワード用の先端載置台190には、蹴り上げ装置250としての補助突起271や打出し部材251、弾性体269やクランク軸241、クランク円板243等を設けているも、左右のフォワード位置の先端載置台190は、蹴り上げ装置250を省略している。
この左右のフォワード用の先端載置台190は、図2に示した左上や左下、又は右上や右下に図示されるように、ウイング又はリベロに相当させるプレーヤー人形239を取り付け可能とする。
この先端載置台190は、スライド部211を下面に設けた下枠部202、プレーヤーレバー171のレバー本体173の前端を回転可能に支持する後枠部203、ピン穴を備えたピン支持部213を有する上枠部201、レバー本体173の前端に先端鍔221及び駆動ギア223を有して立設ピン231の従動ギア235を回転可能とすると共に、従動ギア235を支持するギア受け部材219を下枠部202に有し、ギア押え217により従動ギア235を固定していることはセンターフォワード用の先端載置台190と同様である。
尚、この先端載置台190の上枠部201は、蹴り上げ装置250の補助突起271を備えておらず、また、切欠き部275も形成されることなく、長方形板状とされる。
そして、蹴り上げ装置250の打出し部材251を備えない前枠部204は、ギア受け部材219の前方面から前方に突出した後に上方に延びて上枠部201の前端に接続するものとし、上枠部201よりも下枠部202を短くして先端載置台190の前方下方に空間を形成している。
尚、図2に示したセンターフォワード以外のプレーヤー人形239を取り付ける先端載置台190は、前枠部204をL字形状として下枠部202のギア受け部材219と上枠部201前端とを接続して下枠部202を上枠部201よりも短くしているも、下枠部202と上枠部201とを同一長さとして下枠部202の前端と上枠部201の前端とを直線的に接続する前枠部204とすることもある。
そして、このゲーム盤100は、図1に示した上面板151の隅穴157の下方には、図2に示したように打ち上げ部材281を有する。
この打ち上げ部材281は、底板111と略平行に前後方向に所要長さを有する棒状の水平部283を有し、水平部283の略中間上端面に底板111の短辺と平行な回動軸287を水平部283の左右側部から突出させて有し、この回動軸287により底板111のレール部141の延長位置に設けた支持部143に回動可能に支持され、水平部283の後端面を当接部284として先端載置台190の下枠前端と接触可能に配置される。
そして、水平部283の前端から上方には柱状の垂直部285を有し、垂直部285の上端から水平に板状の打ち上げ部288を底板111の長辺方向に延設し、打ち上げ部288の上面には先端近傍に円筒状の膨出部289を有してこの膨出部289を隅穴157の下方に位置させる。
従って、水平部283の当接部284に先端載置台190の下枠部202の前端が当接されて水平部283が前方に押し込まれると、水平部283は回動軸287を中心に前方へ僅かに移動して水平部283の前端を上方に回動移動させ、前端に立設された垂直部285を押し上げることとなる。
このため、垂直部285の上端に設けられた打ち上げ部288も上方に移動することとなり、打ち上げ部288の上面に設けた膨出部289の先端を隅穴157から突出させることができ、膨出部289の上端は上面板151の略中央方向上方に向かう傾斜面とされているため、隅穴157にボールが載置されているとき、このボールを膨出部289により上面板151の中央方向に打ち上げることができる。
このようにして、模擬フィールドである上面板151の隅にボールが転がり、隅穴157にボールが嵌るとフォワードのプレーヤー人形239をボールに突進させるように勢い良く前進させることにより、先端載置台190の下枠部202で打ち上げ部材281の水平部283を押し込み、ボールをセンタリングの如くフィールドの中央方向に打ち上げることができる。
また、センターフォワードのプレーヤー人形239を取り付ける先端載置台190は、補助突起271とピン支持部213を有しているため、直線移動溝153により左右への動きに抵抗を加えられたボールを、補助突起271とピン支持部213とにより前後移動の規制を加えて、補助突起271とピン支持部213との間で直線移動溝153に沿って前後移動させることができる。
そして、所定位置でプレーヤーレバー171の把持手部175を回転させると、センターフォワードのプレーヤー人形239が回転すると共にクランク円板243が回転してクランクピン245により打出し部材251の頭部257を降下させ、クランクピン245が下死点を通過すると弾性体269により瞬時に打出し部材251の頭部257を上昇させて打出し部259によりボールを前方に打ち上げ、ゴールに向けたループシュートを模したシュートを行ってキーパー人形の頭上を越えるシュートを行うことができる。
また、このゲーム装置は、図1に示したように、外周縁117の穴部135にボール投入器具290を取り付け可能としている。
このボール投入器具290は、円柱状の本体291の上面に中心穴に向かう窪み状の受け部293を有してボールを受け部293に載置可能とし、本体291から外部に突出する押圧部297を有する打出し部材295を備える。
この打出し部材295は、受け部293の下方に位置させた打出し部298を有して打出し部298と押圧部297との中間を回動軸として押圧部297を下方に移動させると打出し部298を上昇させるように揺動する。
従って、ボール投入器具290の受け部293にボールを載置し、押圧部297を指先で叩くように押下げると、打出し部298が上昇して受け部293に載置したボールをフィールドとした上面板151の方向に打ち出すことができる。
このため、サッカーゲームを開始するに際して、上面板151の上にボールを置いてゲームを開始する場合に限ることなく、ボール投入器具290にボールを載置し、ボール投入器具290からボールを打出してスローインによるゲームの開始を模擬した遊びの開始を行うこともできる。
このように、ゲーム盤100は、ボールを転がすのみでなく、ループシュートの様に空中にボールを蹴り上げる(打ち上げる)ことが可能であり、立体的なボール操作を加味してより面白味の有るゲームを行うことができ、スローインやセンタリングなどを組み合わせることにより、現実のサッカーゲームにより近い擬似サッカーゲームを行って楽しむことが可能となる。
以上のような本発明の実施形態によれば、下記の態様のゲーム盤を提供することができる。
第1の態様に係るゲーム盤は、本体部と、フィールドを模した上面板と、先端に載置台を有する棒状本体の軸方向にのみ移動可能な操作レバーと、プレーヤー人形を取り付け可能な立設ピンであって、前記操作レバーの回転に従って回転可能に前記載置台に設けられる前記立設ピンと、前記載置台の上部前端に補助突起と、前記載置台の上部前端に、回動軸を揺動中心として上下に揺動可能に前記載置台に固定されて弾性体により回動軸よりも後方の頭部が上方に付勢される打出し部材であって、前記補助突起の後方で前記補助突起よりも上方に突出可能とされて前方に向かう傾斜面を前記頭部の上端に有する前記打出し部材と、を備え、前記操作レバーを回転させたとき、前記操作レバーの回転に従って円移動する前記操作レバーの中心軸から外れた位置のクランクピンにより前記頭部を降下させて前記弾性体を圧縮し、前記クランクピンが最下点を通過したとき、前記頭部を前記クランクピンから解放して前記頭部を上昇させることによりボールを打ち上げる。
この構成によれば、ボールを打出し部材の頭部によりボールを打ち上げることができ、より面白みのある模擬サッカーを楽しむことができる。
第2の態様に係るゲーム盤は、第1の態様に係るゲーム盤であって、前記本体部の対向する両短辺に各々複数本の操作レバーと、前記上面板の四隅に隅穴と、各前記隅穴の下方において所定の操作レバーの延長上に配置される打ち上げ部材であって、前記所定の操作レバーの先端に設けられた先端載置台が接触可能とされた当接部と、前記接部が前記先端載置台により押し込まれたときに、前記隅穴から上方に突出可能とされた膨出部と、を有する前記打ち上げ部材と、を備え、前記隅穴に嵌ったボールを前記膨出部により打ち上げる。
この構成によれば、フィールドの隅からボールを打ち上げることができ、擬似サッカーをより楽しむことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
本発明は、プレーヤーレバー171やキーパーレバー161とした操作レバーでプレーヤー人形239を移動させてサッカーゲームを楽しむことができ、ボールを打ち上げてより現実のサッカーゲームに近い擬似サッカーゲームを楽しむことができるゲーム盤を提供することができる。
100 ゲーム盤
110 本体部 111 底板
113 内周壁 115 段部
117 外周縁 119 側壁
121 上板受部 125 内壁長穴
127 外壁長穴 131 脚部
135 穴部
141 レール部 143 支持部
145 ゴール部材 147 ボード部材
151 上面板 153 直線移動溝
155 円弧移動溝 157 隅穴
161 キーパーレバー 163 キーパーレバー本体
165 把持手部 167 台部
169 支持ピン
171 プレーヤーレバー 173 レバー本体
175 把持手部 177 後方レバー
178 前方レバー 179 ジョイント部材
180 中間載置台 190 先端載置台
201 上枠部 202 下枠部
203 後枠部 204 前枠部
211 スライド部 213 ピン支持部
215 軸受部 217 ギア押え
219 ギア受け部材
221 先端鍔 223 駆動ギア
225 端部鍔 227 後端鍔
229 第2駆動ギア
231 立設ピン 235 従動ギア
239 プレーヤー人形
241 クランク軸 243 クランク円板
245 クランクピン
250 蹴り上げ装置
251 打出し部材 253 打出し部材本体
255 回動軸 257 頭部
259 打出し部 261 傾斜面
263 クランク受部 269 弾性体
271 補助突起 275 切欠き部
281 打ち上げ部材 283 水平部
284 当接部 285 垂直部
287 回動軸 288 打ち上げ部
289 膨出部
290 ボール投入器具
291 本体 293 受け部
295 打出し部材 297 押圧部
298 打出し部

Claims (2)

  1. 本体部と、
    フィールドを模した上面板と、
    先端に載置台を有する棒状本体の軸方向にのみ移動可能な操作レバーと、
    プレーヤー人形を取り付け可能な立設ピンであって、前記操作レバーの回転に従って回転可能に前記載置台に設けられる前記立設ピンと、
    前記載置台の上部前端に補助突起と、
    前記載置台の上部前端に、回動軸を揺動中心として上下に揺動可能に前記載置台に固定されて弾性体により回動軸よりも後方の頭部が上方に付勢される打出し部材であって、前記補助突起の後方で前記補助突起よりも上方に突出可能とされて前方に向かう傾斜面を前記頭部の上端に有する前記打出し部材と、を備え、
    前記操作レバーを回転させたとき、前記操作レバーの回転に従って円移動する前記操作レバーの中心軸から外れた位置のクランクピンにより前記頭部を降下させて前記弾性体を圧縮し、前記クランクピンが最下点を通過したとき、前記頭部を前記クランクピンから解放して前記頭部を上昇させることによりボールを打ち上げる、ゲーム盤。
  2. 前記本体部の対向する両短辺に各々複数本の操作レバーと、
    前記上面板の四隅に隅穴と、
    各前記隅穴の下方において所定の操作レバーの延長上に配置される打ち上げ部材であって、前記所定の操作レバーの先端に設けられた先端載置台が接触可能とされた当接部と、前記接部が前記先端載置台により押し込まれたときに、前記隅穴から上方に突出可能とされた膨出部と、を有する前記打ち上げ部材と、を備え、
    前記隅穴に嵌ったボールを前記膨出部により打ち上げる、請求項1に記載したゲーム盤。
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