JP2004008418A - 野球玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】野球をしている人間の動作に近い動きをする人形を操作する事でゲームが出来る野球玩具を提供する。
【解決手段】本野球玩具は、投手人形部や打者人形部やゲーム盤で構成する。投手人形は、投球用操作レバーを動かすと歯車が回転しシャフトが上昇する。シャフトが人形の腕と連結しており歯車が胴体部と一体なので投球動作を開始した様に見える。ストッパーが、外れるまでシャフトが上昇するとバネの力で腕が振り下ろされボールを打者方向に飛ばす。打者人形は、打撃用操作レバーを動かすと歯車の回転方向と高さが変化する。歯車と一体である外筒に支持されたロッドが動く事で打者人形がロッドと一体であるバットを振っている様に動く。打者人形は、自由関節で構成した2本の腕でバットと連結している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野球をしている人間を模した操作可能な動く人形から構成された野球玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、野球玩具といえばバネなどを用いた簡単な構造で、球を弾くだけの投球だったりバットを一定の高さで振るだけのものである。
しかしながら、単純な動作しか出来ない野球玩具では、実際にプレイしている擬似的感覚を得るのに不充分なため子供たちに飽きられやすい傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、野球をしている人間の動作に近い動きをする人形を操作する事で、実際にプレイしている様な擬似的感覚を得る事が出来る野球玩具を提供する事をその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る野球玩具は、請求項1に示す人間の投手や打者と近い動作で自由に操作できる投手人形と打者人形及び野球競技用部材とを備えている。二人以上の遊戯者が投手人形と打者人形を相対して操作する事で実際に野球で対戦している擬似的感覚を得る事が出来る。
【0005】
また、一人以上の遊戯者で請求項2に示す人間の投手と近い動作で自由に操作できる投手人形と球とを用いて動きと操作性の面白さにより投球練習する野球玩具として使用する。また、請求項3に示す人間の打者と近い動作で自由に操作できる打者人形と球とを用いて動きと操作性の面白さにより打撃練習する野球玩具として使用する。以上により実際に野球している擬似的感覚を得る事が出来る。
【0006】
投手人形は、請求項1記載の機構または、請求項2記載の機構により投手人形に連結されている軸を約90°回転させながらその軸の外郭に対する傾きを変える事で、初期状態において片足を上げて投球方向に対して横を向いていた投手人形が、正面を向きながら上げていた片足を着地させる動きをする。以上により人間の投手に近い動きで投球開始時の身体の回転を表現する事が出来る。
【0007】
また、投球される球を載せる籠と投手人形の肩が自由関節で構成した投球用腕で連結している。そのため、その籠を投手人形の腰の位置から上方に移動させ一定の高さに達した後で投球方向へ急激に移動させる駆動手段により前記籠に載せた球を投球方向に飛ばし投手人形が投球用腕を振り下ろして投球している様に見える。
【0008】
前記の一定の高さとは、投手人形の身体が投球方向に対して横向きで片足上げた状態から回転し正面を向き上げていた片足が着地し投球用腕が振り上げられた時の籠の高さである。
【0009】
以上より投球用操作レバーの操作により請求項1と請求項2に示した三つの駆動手段を動かすと投手人形の身体が横向きで片足上げた状態から回転し正面を向き上げていた片足が着地し同時に投球用腕が振り上げられ、その後で投球用腕が振り下ろされ投手人形の投球動作が完了すると同時に球が発射される。これにより人間の投手の動きを投手人形が表現し、投球している様に見える。
【0010】
球を入れる籠の投球方向に対する傾き、外郭全体の向きを調整する事で球の発射方向を変える事になり自由な位置を狙って投球する事になる。
【0011】
打者人形は、請求項1記載の機構または、請求項3記載の機構により二つの物体の各々のロッド支持部の相対位置を変えるとロッドが、二つの物体の各々のロッド支持部を結ぶ延長線上の向きへ移動する。ロッドと接続しているバットも同様に移動する。
【0012】
バットのグリップと打者人形の肩とは、自由関節で構成した2本の腕で連結しているのでバットの向きが変化するとあたかも打者人形が人間の打者に近い動きでバットを振っている様に見える。
【0013】
よって打撃用操作レバーの操作により請求項1と請求項3に示した駆動手段を動かすと自由な速さ、高さ、方向にバットを振る事が可能で、人間の打者の動きを打者人形が表現し、打撃している様に見える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
【実施例】
図1に、本発明に係る野球玩具を二人以上の遊戯者により対戦形式で遊ぶ場合の全体構成を示す。請求項1で示した様に取付け交換可能な投手人形部1と、取付け交換可能な打者人形部2と、前記の投手人形部と打者人形部が設置可能な野球場を模したゲーム盤3と、球4と、打球の到達位置で野球ゲームの進行を決める為の球の入る区画とその内容を示す表示5aと出塁を示す走者人形6とから構成されている。野球ゲームの進行を決める為の球の入る籠5も区画の一つとして追加している。
【0016】
投手人形部1と打者人形部2は、各々取付け交換可能なので左投手対右打者、左投手対左打者、右投手対右打者、右投手対左打者の様に組合せを変えた対戦も可能である。
【0017】
図2に、本発明に係る野球玩具を一人以上の遊戯者により投球練習として遊ぶ場合の全体構成を示す。請求項2で示した様に投手人形部1と、球4とから構成されている。また、図2に示す様に野球場を模したゲーム盤3と、投手用的部7とを追加しても良い。
【0018】
図3に、本発明に係る野球玩具を一人以上の遊戯者により打撃練習として遊ぶ場合の全体構成を示す。請求項3で示した様に打者人形部2と、球4とから構成されている。また、図3に示す様に投手人形部1と、打者用的部8と、野球場を模したゲーム盤3とを追加しても良い。
【0019】
以下、本発明の請求項1と請求項2において投手人形部1の機構に関して図面を参照して実施の形態2例を(実施の形態1),(実施の形態2),(実施の形態3)にて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図4から図11において本発明の投手人形部1に関する実施の形態1を示している。右投手の場合の機構を示している。
【0020】
投手人形11に連結し外郭14の穴17に通している軸13を回転させる駆動手段及び、投手人形11の上げている足が着地する向きつまり投球方向にその軸13の外郭14に対する傾きを変える駆動手段の機構として、軸13に垂直に取付けた歯車10と、その歯車10に歯合する格子状のギヤー部9aを設けた投球用操作レバー9と、歯車10に歯合させ格子状のギヤー部9aと平行に外郭14に取付けた格子状のギヤー12と、を設けている。また、軸13を外郭14に対して軸方向にずれない様に拘束しているが回転できその軸13の外郭14に対する傾きが変わる様にした拘束機構として図5(a)に示すストッパー17aを設けている。
【0021】
以上により手動で投球用操作レバー9を水平に動かすと軸13は、軸中心に回転し歯車10は、投手人形11の後へ移動しようとする。しかし、軸13は、ストッパー17aにより軸方向に拘束されているので軸13の外郭14に対する傾きが変化する。
【0022】
投球される球4を載せる籠16を投手人形11の腰の位置から上方に移動させ一定の高さに達した後で投球方向へ急激に移動させる事で球4を投球方向に飛ばす駆動手段の機構として投球用操作レバー9のカム部9bと、シャフト15と、シャフト上端部15aが投球方向に曲がる様に設けた蝶番18と、そのシャフト上端部15aが投球方向に曲げる働きをする投球用バネ19と、投球用バネ19を伸ばしシャフト15とシャフト上端部15aを真直ぐにする為にシャフト上端部15aと外郭14に設けたストッパー21と、を設けている。シャフト上端部15aに籠16を接続している。
【0023】
シャフト15は、カム部9bに接している。手動で投球用操作レバー9を水平に動かすとカム部9bに押されてシャフト15が上下方向に移動する。投球用操作レバー9が、前記の様に直線動作である事より手動の代わりにモーター駆動やバネ駆動に変える事も容易である。
【0024】
図5の(a)後面視図と(b)側面視図に示す様に投球用操作レバー9が初期の位置にある時、投手人形11が投球方向に対して横向きで片足を上げた形になる様に合わせて軸13に歯車10と投手人形11を固定する。カム部9bに接しているシャフト15は、最下点にあり球4は、シャフト上端部15aに取付けてある籠16に載って投手人形11の腰の位置に設置されている。
【0025】
図6の(a)後面視図と(b)側面視図に示す様に投球用操作レバー9を投手人形11の後ろの方へ動かすと投球用操作レバー9の格子状のギヤー部9aと歯合している歯車10が自転方向に回転しかつ外郭14の穴17に軸13が軸方向に拘束されている為、軸13の外郭14に対する傾きが変化する。その為、歯車10の軸13と連結している投手人形11は、始め投球方向に対して横を向いて片足上げた形だが投球用操作レバー9を動かす事で正面を向き前に傾く事で上げていた足を着地させた形になる。以上により人間の投手に近い動きで投球時の身体の回転を表現する事が出来る。
【0026】
投球用操作レバー9を投手人形11の後ろの方へ動かすと前記動作と同期してカム部9bに押されてシャフト15が上昇する。始めストッパー21の作用で投球用バネ19が伸びシャフト15とシャフト上端部15aが真直ぐになって投手人形11の腰の位置に球4が載った籠16がある。
【0027】
図7の側面視図に示す様に投球用操作レバー9を投手人形11の後ろの方へ動かすとシャフト15が上昇し球4と投手人形11の投球用腕20が振り上げられ一定の高さに達するとストッパー21が外れて投球用バネ19の復元力でシャフト上端部15aが投球方向に勢いよく曲がる。この動きにより籠16に載せていた球4は、投球され投球用腕20が振り下ろされる。
【0028】
前記の一定の高さとは、投手人形11の身体が投球方向に対して横向きで片足上げた状態から回転し正面を向き上げていた片足が着地し投球用腕20が振り上げられた時の籠16の高さである。
【0029】
図8の投手人形機構部の外郭外観図に示す様に上記機構部全体を円形の外郭14に収める。図の矢印の様に外郭14の向きを調整する事で投手人形部1全体の向きが変わるので球の発射方向を変える事ができる。球の発射方向を変える別の方法としてシャフト15の向きを変えてシャフト上端部15aが曲がる向きを変える方法も容易である。
【0030】
図9に示す様に球4を入れる籠16とシャフト上端部15aの傾きを調整する事で球4が籠16から離れる時の角度が変わるので球4の発射角度が変わる。
【0031】
図9(a),図9(c)は、比較的高い位置に投球でき、図9(b),図9(d)は、比較的低い位置に投球する籠16とシャフト15の角度を示している。籠16は、投球用腕20の手16aに似せた形状でも球4を乗せる事が出来れば可能である。その例を図9(c),図9(d),図10(a)に示している。
【0032】
また、図10にシャフト上端部15aと籠16,手16aの角度を調整し固定する機構を2例示す。図10(a)は、最も簡単な例でヒ゜ン22を穴22aに圧入し角度を調整し固定する。図10(b)は、ナット23を締める事で角度を調整し固定する。
【0033】
図11に投球用バネ19を3例示す。第一例は、図4で示したバネの詳細図。第ニ例は、弦巻バネの使用例。第三例は、板バネの使用例。
【0034】
上記、外郭14の向き調整やシャフト上端部15aが曲がる向き調整と、籠16とシャフト上端部15aの傾き調整により自由な位置を狙って投球する事が出来る。
(実施の形態2)
図12は本発明の投手人形部1に関する実施の形態2を示している。左投手の場合の機構を示している。
【0035】
図4で示した右投手の場合の機構を投球方向から見て左右対称とする事で左投手の場合の機構となる。各部の動きも右投手の場合と同じである。
(実施の形態3)
図13(a),図13(b),図13(c)は本発明の投手人形部1に関する実施の形態3を示している。右投手の場合の機構を示している。
【0036】
請求項1と請求項2で示した投手人形11と軸13の連結部において投手人形11が連結部を中心に回転可能な場合を示す。実施の形態3にする事で投球後の投手人形11の躍動感を増す事が出来る。
【0037】
図13(b)に右投手人形部の投球前状態の後面視図を示す。軸13と投手人形11の角度13aが0度になる様にバネ13bを設置する。
【0038】
図13(c)に右投手人形部の投球後状態の側面視図を示す。投球後は、シャフト上端部15aと籠16が、投球方向に下がっているので投球用腕20も引下げられ投手人形11の肩も引下げられる。以上により投手人形11がより前傾姿勢になり躍動感が増す。
【0039】
また、図13(a),図13(b)に示す投球前状態において上げている足の膝に拘束されていない関節を設け足の裏に磁石11aを設け上げている足が接地する位置近傍に鉄片14aを設けると図13(b),図13(c)に示す様に投球前状態と投球後状態で上げている足の太腿と脛の角度が変化し磁力により足が接地するので、より人間の動きに近い動きとなる。
【0040】
以下、本発明の請求項1と請求項3において打者人形部2の機構に関して図面を参照して実施の形態を3例(実施の形態4),(実施の形態5),(実施の形態6)にて詳細に説明する。
(実施の形態4)
図14は本発明の打者人形部2に関する実施の形態4を示している。右打者の場合の機構を示している。
【0041】
ロッド支持部がある二つの物体として外筒26と内筒27を図14に示す様に同軸上に配置する。外筒26と内筒27ともに軸を中心に回転出来る。
【0042】
本実施の形態では、外筒26と内筒27の各々の側面の穴が各々のロッド支持部に相当する。ロッド支持部である外筒26と内筒27の各々の側面の穴を回転方向に相対的に位置を変化させる駆動手段の機構として打撃用操作レバー24にギヤー部24aを設けて外筒26に歯車25を設けて歯合させ外筒26を垂直に設置する。
【0043】
また、外筒26と内筒27の各々の側面の穴を軸方向に相対的に位置を変化させる駆動手段の機構として打撃用操作レバー24に外筒26の歯車25用のガイド部24bを設けて内筒27は、外郭28に対して上下方向に拘束する。
【0044】
手動で打撃用操作レバー24の位置を水平方向に変えるとギヤー部24aに歯合している歯車25が回転するので歯車25と一体である外筒26が回転し、手動で打撃用操作レバー24の位置を上下方向に変えるとガイド部24bが外筒26と一体の歯車25が押され外筒26が上下方向に位置を変える。内筒27は、外郭28に対して上下方向に拘束されているので外筒26の側面にある穴26aと内筒27の側面にある穴27aの相対位置が変わる。
【0045】
その両方の穴26a,27aを貫通しているロッド29は、穴26a,27aの相対位置が変わることでその向きが変わるのでロッド29と接続しているバット29aも向きが変わる。
【0046】
図15に示す様に打者人形30は、外筒26とほぼ同軸に配置し打者人形30の胴体部に大きな開口部30aを設け、そこからロッド29を出す事でバット29aが打者人形30中心に振られる事になる。
【0047】
図15に示す様にバット29aのグリップと打者人形30の肩とは、自由関節で構成した2本の腕で連結しているのでバット29aの向きが変化するとあたかも打者人形30が、人間の打者に近い動きでバット29aを振ったかの様に見える。
【0048】
よって打撃用操作レバー24の操作により自由な速さ、高さ、方向にバット29aを振る事が可能で、人間の打者と近い動きで打者人形が打撃する様に見える事になる。
【0049】
図15に打者人形部2の外観図を示した様に右打者人形30の胴体部は、大きな開口部30aがありロッド29の可動範囲を妨げない様にしている。足は、外郭28に固定している。
【0050】
打者人形30をゴム等の弾性体で製作すればバット29aを振り切った時、太股部が接地した足に対してねじれる事でより人間らしい動作に見える。
【0051】
又、図16(b)の上面視図に示す様にバット29aを振り切った場合、ロッド29が45°程度回転する様にレバー29bを設けバネ31で引っ張るとロッド29とバット29aに一定の角度を設けると、バット29aのヘッドがより一層回り込み振り切った様に見える。
【0052】
図17で示す抜け防止材29cは、ロッド29が外筒26から抜け落ちるのを防ぐ。抜け防止材29cをゴム等の弾性体で作る事でバネ31の張力が働かない時は、ロッド29の角度を元に戻す力が働く。元の角度とは、内筒27と平行な向きで垂直方向である。
【0053】
上記動作を理解し易くする為、図16(a)において打者人形30に構えの姿勢を取らせる時の打撃用操作レバー24の位置を示す断面図を示す。
【0054】
図16(b)において打者人形30にバット29aを下げて振りきった姿勢を取らせる時の打撃用操作レバー24の位置を示す断面図を示す。
【0055】
打撃用操作レバー24が前記の様に直線動作である事や、外筒26が前記の様に回転動作である事より手動の代わりにモーター駆動やバネ駆動に変える事も容易である。
(実施の形態5)
図18は本発明の打者人形部2に関する実施の形態5を示している。左打者の場合の機構を示している。
【0056】
図14で示した右打者の場合の機構を投手方向から見て左右対称とする事で左打者の場合の機構となる。各部の動きも右打者の場合と同じである。部品として打撃用操作レバー24、歯車25、外筒26、内筒27、ロッド29、バット29a、バネ31は、左打者,右打者で共用が可能である。
(実施の形態6)
図19は本発明の打者人形部2に関する実施の形態6を示している。右打者の場合の機構を示している。左打者の場合の機構は、前記の実施の形態5から容易に推察出来る様に右打者の場合の機構を投手方向から見て左右対称にする。
【0057】
外筒26と内筒27を回転方向に相対的に位置を変化させる駆動手段の機構として打撃用バネ32をその復元力により外筒26が打撃方向に回転する様に設置する。また、外筒26と内筒27を軸方向に相対的に位置を変化させる駆動手段の機構として外筒26にリブ33を設け打撃用操作レバー24に外筒26のリブ33用のガイド部24bを設けて内筒27は、外郭28に対して上下方向に拘束する。
【0058】
また、外郭28にストッパー34aと外筒26にストッパー34bを設ける。バット29aを構えの位置に戻し打撃用操作レバー24が一番上に上げるとストッパー34aとストッパー34bが掛かり打撃用バネ32がねじれた状態で保持される。
【0059】
打撃用操作レバー24を下げるとストッパー34aと34bがはずれ外筒26が打撃方向に回転しバット29aも打撃方向に回転する。同時に打撃用操作レバー24を下げた事でガイド部24bによりリブ33が下がり外筒26も下がる。
【0060】
以上より打撃用操作レバー24の上下方向の位置に従った高さでバット29aが打撃用バネ32の力で打撃方向に回転する事になる。打撃用操作レバー24の上下方向操作により、打撃方向にバット29aが動作している途中でも自由にバット29aの高さを変える事が出来る。
【0061】
以下、本発明の請求項1と請求項2及び請求項3において野球場を模したゲーム盤3と、球4と、野球ゲームの進行を決める為の球4の入る区画と、追加要素の投手用的部7と打者用的部8に関して実施の形態を(実施の形態7)にて詳細に説明する。
(実施の形態7)
以下、ゲーム盤3に関して示す。図1に示す様に投手人形部1と打者人形部2の機構部を支持する外郭の高さとゲーム盤3の高さを一致させる事で投手人形部1と打者人形部2が、同じ野球場で対戦している様になる。また図1,図2,図3,図8に示す様に投手人形部1も打者人形部2もゲーム盤3から引き抜けて交換取替えが容易な様に形とする事で左投手対右打者、左投手対左打者、右投手対右打者、右投手対左打者の様に組合せを変えた対戦も可能である。
【0062】
以下、球4に関してしめす。投手人形部1と打者人形部2の距離をあまり長く出来ない事より投球も打球も速度が出ない方が望ましい。そこで、発泡スチロール等の軽い材質で球4を作る事が考えられる。打球も速度が出ない方がゲーム盤3を小さいサイズで構成できる。しかし、打球の飛距離を競う場合は、距離が出るように卓球で使用する様な球が適する。
【0063】
以下、野球ゲームの進行を決める為の球4の入る区画に関して示す。一例として図1に示す様に野球場全体に複数の籠5と区画とその内容を示す表示を配置する。打球の到達位置でトリプルプレイ,ダブルプレイ,アウト,ファール,一塁打,二塁打,三塁打,ホームランなどを決定し野球ゲームの進行を決める。
【0064】
その他の実施例として野手に相当する籠と捕手に相当する籠を図20に示す。手動などの駆動手段によりハンドル35aを回しベルト35bを回転させ野手に相当する籠35の位置を変える事で打球を捕球出来たらアウトとする。また、捕手に相当する籠36をホームベースの後に設け投球がストライク部に入ればストライク外れればボールまたは、盗塁部に入れば盗塁成功などの様に野球ゲームの進行を決める。
【0065】
以下、投手用的部7と打者用的部8に関して示す。図2,図3に例を示している。投球や打球が的に当るとその部分が弾き落とされたり電気的にカウントしたりする事で投球練習や打撃練習する野球玩具として遊ぶ事が出来る。
【0066】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、人間の投手と近い投球動作をする投手人形を操作して狙って投球する事が出来る為、打者人形に対して投球すると実際に野球で対戦している擬似的感覚を得る事が出来る。また、人間の打者と近い打撃動作をする打者人形を操作して色々な球を打撃する事が出来る為、投手人形に相対して打撃すると実際に野球で対戦している擬似的感覚を得る事が出来る。以上によりついついのめり込んでしまうという面白さがある。
【0067】
請求項2に係る発明によれば、人間の投手と近い投球動作をする投手人形を操作して色々な方向に狙って球を投げる投球練習が出来るので、ついついのめり込んでしまうという面白さがある。
【0068】
請求項3に係る発明によれば、人間の打者と近い打撃動作をする打撃人形を操作して色々な方向に狙って球を打つ打撃練習が出来るので、ついついのめり込んでしまうという面白さがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1である対戦形式で遊ぶ野球玩具全体構成の斜視図。
【図2】本発明の請求項2である投球練習で遊ぶ野球玩具全体構成の斜視図。
【図3】本発明の請求項3である打撃練習で遊ぶ野球玩具全体構成の斜視図。
【図4】図1の投手人形部1の実施の形態1(右投手)の機構を示す説明図。
【図5】(a)右投手人形部1の投球前状態の後面視図。
(b)右投手人形部1の投球前状態の側面視図。
【図6】(a)右投手人形部1の投球途中状態の後面視図。
(b)右投手人形部1の投球途中状態の側面視図。
【図7】右投手人形部1の投球後状態の側面視図。
【図8】右投手人形の機構部の外郭外観図。
【図9】(a)高い球を投球させる時の籠16とシャフト15との角度外観図。
(b)低い球を投球させる時の籠16とシャフト15との角度外観図。
(c)籠16を手に似せた場合(高い球を投球時)の説明図。
(d)籠16を手に似せた場合(低い球を投球時)の説明図。
【図10】(a)籠16又は、手16aの角度を圧入により調整する機構の説明図。
(b)籠16又は、手16aの角度をナットにより調整する機構の説明図。
【図11】投球用バネ19の使用例の説明図。
【図12】図1の投手人形部1の実施の形態2(左投手)の機構を示す説明図。
【図13】(a)実施の形態3の右投手人形部1の投球前状態の側面視図。
(b)実施の形態3の右投手人形部1の投球前状態の後面視図。
(c)実施の形態3の右投手人形部1の投球後状態の側面視図。
【図14】図1の打者人形部2の実施の形態4(右打者)の機構を示す説明図。
【図15】図1の打者人形部2の実施の形態4(右打者)の外観図。
【図16】(a)右打者人形に構えの姿勢を取らせる時の打撃用操作レバーの位置を示す
断面図。
(b)右打者人形にバットを下げて振りきった姿勢を取らせる時の打撃用操作
レバーの位置を示す断面図。
【図17】ロッド29の形状を示す部品図。
【図18】図1の打者人形部2の実施の形態5(左打者)の機構を示す説明図。
【図19】図1の打者人形部2の実施の形態6(右打者)の機構を示す説明図。
【図20】野手に相当する籠と捕手に相当する籠の外観図。
【符号の説明】
1  投手人形部
2  打者人形部
3  ゲーム盤
4  球
5  野球ゲームの進行を決める為の球の入る籠
5a 区画とその内容を示す表示
6  走者人形
7  投手用的部
8  打者用的部
9  投球用操作レバー
9a 投球用操作レバーの格子状のギヤー部
9b 投球用操作レバーのカム部
10  歯車
11  投手人形
11a 磁石
12  外郭14に固定した格子状のギヤー
13  軸
13a 軸13と投手人形11の角度
13b バネ
14  外郭(ケース)
14a 鉄片
15  シャフト
15a シャフト上端部
16  籠
16a 手
17  外郭の穴
17a ストッパー
18  蝶番
19  投球用バネ
19a 投球用弦巻バネ
19b 投球用板バネ
20  投球用腕
20a 自由関節(例:紐,鎖)
21  ストッパー
22  ピン
22a 穴
23  ナット
24  打撃用操作レバー
24a ギヤー部
24b ガイド部
25  歯車
26  外筒
26a 外筒側面の穴
27  内筒
27a 内筒側面の穴
28  外郭(ケース)
29  ロッド
29a バット
29b レバー
29c 抜け防止材
30  打者人形
30a 打者人形開口部
31  バネ
32  打撃用バネ
33  リブ
34a 外郭28に設けたストッパー
34b 外筒26に設けたストッパー
35  野手に相当する籠
35a ハンドル
35b ベルト
36  捕手に相当する籠

Claims (3)

  1. 投手人形部と、打者人形部と、前記の投手人形部と打者人形部が設置可能な野球場を模したゲーム盤と、球と、打球の到達位置で野球ゲームの進行を決める為の球の入る区画とその内容を示す表示と、出塁を示す物とから構成されている野球玩具であって、
    投手人形部は、投手人形と、投球される球を載せる籠と、その籠と投手人形の肩をつないでいる自由関節で構成した1本の投球用腕と、その籠を投手人形の腰の位置から上方に移動させ一定の高さに達した後で投球方向へ急激に移動させる事で前記籠に載せた球を投球方向に飛ばす駆動手段と、その投手人形と連結し外郭の穴に通している軸と、その軸を外郭に対して軸方向にずれない様に拘束しているが回転できその軸の外郭に対する傾きが変わる様にした拘束機構と、その軸を回転させる駆動手段と、投球方向にその軸の外郭に対する傾きを変える駆動手段と、前記三つの駆動手段を制御する投球用操作レバーと、上記部品の組合わせを支持する外郭とを有し、
    打者人形部は、ロッド支持部がある二つの物体と、前記二つの物体各々のロッド支持部の位置を相対的に変化させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する打撃用操作レバーと、前記二つの物体の各々のロッド支持部に支持された一つのロッドと、そのロッドと接続しているバットと、バットのグリップと打者人形の肩をつないでいる自由関節で構成した2本の腕と、打者人形と、上記部品の組合わせを支持し打者人形を支持する外郭とを有していることを特徴とする野球玩具。
  2. 投手人形部と球から構成されている野球玩具であって、
    投手人形部は、投手人形と、投球される球を載せる籠と、その籠と投手人形の肩をつないでいる自由関節で構成した1本の投球用腕と、その籠を投手人形の腰の位置から上方に移動させ一定の高さに達した後で投球方向へ急激に移動させる事で前記籠に載せた球を投球方向に飛ばす駆動手段と、その投手人形と連結し外郭の穴に通している軸と、その軸を外郭に対して軸方向にずれない様に拘束しているが回転できその軸の外郭に対する傾きが変わる様にした拘束機構と、その軸を回転させる駆動手段と、投球方向にその軸の外郭に対する傾きを変える駆動手段と、前記三つの駆動手段を制御する投球用操作レバーと、上記部品の組合わせを支持する外郭とを有していることを特徴とする野球玩具。
  3. 打者人形部と、球から構成されている野球玩具であって、
    打者人形部は、ロッド支持部がある二つの物体と、前記二つの物体各々のロッド支持部の位置を相対的に変化させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する打撃用操作レバーと、前記二つの物体の各々のロッド支持部に支持された一つのロッドと、そのロッドと接続しているバットと、バットのグリップと打者人形の肩をつないでいる自由関節で構成した2本の腕と、打者人形と、上記部品の組合わせを支持し打者人形を支持する外郭とを有していることを特徴とする野球玩具。
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