JPH0553157B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0553157B2 JPH0553157B2 JP1250291A JP25029189A JPH0553157B2 JP H0553157 B2 JPH0553157 B2 JP H0553157B2 JP 1250291 A JP1250291 A JP 1250291A JP 25029189 A JP25029189 A JP 25029189A JP H0553157 B2 JPH0553157 B2 JP H0553157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- plate
- crank
- housing
- crank lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 34
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B69/00—Training appliances or apparatus for special sports
- A63B69/38—Training appliances or apparatus for special sports for tennis
- A63B69/385—Training appliances or apparatus for special sports for tennis for practising the serve
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はテニスゲーム装置に関するもので、特
に室内において一人でテニスゲームを楽しみなが
ら、実際のテニスをしているのと同じ感覚を生じ
て、その練習をすることができるものである。
に室内において一人でテニスゲームを楽しみなが
ら、実際のテニスをしているのと同じ感覚を生じ
て、その練習をすることができるものである。
従来の技術
一般に、特定のスポーツに習熟するために、各
種の練習機器や装置は数多く提供されており、例
えば、野球の打球練習器やゴルフのパツト練習器
は広く実用されている。とりわけ、打球練習器
は、所定数量のボールを順次打ち出す機械的な構
成が主たる要素であつて、実際のボールを練習者
に向けて投球し、これを練習者がバツトで打つよ
うになつている。
種の練習機器や装置は数多く提供されており、例
えば、野球の打球練習器やゴルフのパツト練習器
は広く実用されている。とりわけ、打球練習器
は、所定数量のボールを順次打ち出す機械的な構
成が主たる要素であつて、実際のボールを練習者
に向けて投球し、これを練習者がバツトで打つよ
うになつている。
さらに、各種のスポーツをゲーム化した玩具、
例えば、野球、ゴルフ、サツカー、ラグビー等の
ゲーム機器が数多く提供されているが、テニスゲ
ーム機器は電子部品を用いたもの以外に、機械的
構成のものは見当たらない。
例えば、野球、ゴルフ、サツカー、ラグビー等の
ゲーム機器が数多く提供されているが、テニスゲ
ーム機器は電子部品を用いたもの以外に、機械的
構成のものは見当たらない。
発明が解決しようとする課題
この発明は、室内等の狭いスペースで、一人で
テニススマツシユゲームを楽しめるとともに、実
際のテニス競技と同様の感覚を生じてテニスの現
実的な練習となる機械的構成のテニスゲーム装置
を提供しようとするものである。
テニススマツシユゲームを楽しめるとともに、実
際のテニス競技と同様の感覚を生じてテニスの現
実的な練習となる機械的構成のテニスゲーム装置
を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するため、基本的に
は、透孔とその近傍で出没可能なボールストツパ
ーを有して傾斜した細長の底板を有する受台に、
その下部にハウジングを形成して内部にボールを
順次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネ
ツトに模した板状体を立設するとともに打ち出さ
れたボールが当たつてバウンドするバウンド調整
板を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背
面部にバツクネツトに模したボール受を立設し、
かつ、該ボール受の手前に、サーブボールが当た
り後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機
構を始動させるサービスラインプレートを設けて
なるテニスゲーム装置を構成し、さらに、 透孔とその近傍で出没可能なボールストツパー
を有して傾斜した細長の底板を有する受台に、そ
の下部にハウジングを形成して内部にボールを順
次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネツ
トに模した板状体を立設するとともに打ち出され
たボールが当たつてバウンドするバウンド調整板
を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背面
部にバツクネツトに模したボール受を立設し、か
つ、該ボール受の手前に、サーブボールが当たり
後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機構
を始動させるサービスラインプレートと、ヒツト
ボールが当たり後方へ回動して標的となる得点円
板と、該得点円板の傾動回数を表示する得点表示
板とを設けてなるテニスゲーム装置を構成し、ま
た、 前記打球機構は、電動モーターを介して高速回
転する第1回転カムと、電動モーターを介して低
速回転する第2回転カムと、第1回転カムと係脱
して軸線方向へ往復移動可能な第1クランクレバ
ーと、第2回転カムと係脱し回動して第1クラン
クレバーと係脱する第2クランクレバーと、前記
第1クランクレバーの端部が軸着されて回動可能
なシユウタークランクと、該シユウタークランク
に連結されてボールに瞬間的に衝接可能な板ばね
とからなるテニスゲーム装置を構成し、かつ、 前記第2クランクレバーは、ばねで回動付勢さ
れて回動可能な爪部を有し、該爪部が第1クラン
クレバーに形成した突起部と係脱するようにした
テニスゲーム装置を構成し、さらに、 前記ネツトは、打球機構により打ち出されたボ
ールが通過する透孔を穿設されてなるテニスゲー
ム装置を構成し、また、 前記サービスラインプレートは、回動可能に軸
支されたクランクレバーと、該クランクレバーの
一端部に連結された所定面積のプレートと、該ク
ランクレバーの他端部に回動可能に軸支されたロ
ーラー及び連結されたトーシヨンばねと、1回転
して前記ローラーと係合するカム突起を有してク
ランクレバーを回動させるデイスクとからなるテ
ニスゲーム装置を構成し、さらに、 前記得点表示機構は、得点円板が後方へ回動し
て1歯毎に回転させるラチエツトギヤと、該ラチ
エツトギヤと噛合して長手方向へ移動するラツク
板と、該ラツク板と係合して揺動可能な切り替え
レバーと、該切り替えレバーの両端部に軸部がそ
れぞれ係合して軸方向移動可能な一対のスコア盤
と、該スコア盤の外周部にそれぞれ一定間隔で突
設した爪と係脱可能な爪を有して所定の速度で回
転可能なタイマー盤と、該タイマー盤が一回転し
て前記ラツク板を元の状態に復帰させる戻しクラ
ンクとからなるテニスゲーム装置を構成した。
は、透孔とその近傍で出没可能なボールストツパ
ーを有して傾斜した細長の底板を有する受台に、
その下部にハウジングを形成して内部にボールを
順次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネ
ツトに模した板状体を立設するとともに打ち出さ
れたボールが当たつてバウンドするバウンド調整
板を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背
面部にバツクネツトに模したボール受を立設し、
かつ、該ボール受の手前に、サーブボールが当た
り後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機
構を始動させるサービスラインプレートを設けて
なるテニスゲーム装置を構成し、さらに、 透孔とその近傍で出没可能なボールストツパー
を有して傾斜した細長の底板を有する受台に、そ
の下部にハウジングを形成して内部にボールを順
次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネツ
トに模した板状体を立設するとともに打ち出され
たボールが当たつてバウンドするバウンド調整板
を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背面
部にバツクネツトに模したボール受を立設し、か
つ、該ボール受の手前に、サーブボールが当たり
後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機構
を始動させるサービスラインプレートと、ヒツト
ボールが当たり後方へ回動して標的となる得点円
板と、該得点円板の傾動回数を表示する得点表示
板とを設けてなるテニスゲーム装置を構成し、ま
た、 前記打球機構は、電動モーターを介して高速回
転する第1回転カムと、電動モーターを介して低
速回転する第2回転カムと、第1回転カムと係脱
して軸線方向へ往復移動可能な第1クランクレバ
ーと、第2回転カムと係脱し回動して第1クラン
クレバーと係脱する第2クランクレバーと、前記
第1クランクレバーの端部が軸着されて回動可能
なシユウタークランクと、該シユウタークランク
に連結されてボールに瞬間的に衝接可能な板ばね
とからなるテニスゲーム装置を構成し、かつ、 前記第2クランクレバーは、ばねで回動付勢さ
れて回動可能な爪部を有し、該爪部が第1クラン
クレバーに形成した突起部と係脱するようにした
テニスゲーム装置を構成し、さらに、 前記ネツトは、打球機構により打ち出されたボ
ールが通過する透孔を穿設されてなるテニスゲー
ム装置を構成し、また、 前記サービスラインプレートは、回動可能に軸
支されたクランクレバーと、該クランクレバーの
一端部に連結された所定面積のプレートと、該ク
ランクレバーの他端部に回動可能に軸支されたロ
ーラー及び連結されたトーシヨンばねと、1回転
して前記ローラーと係合するカム突起を有してク
ランクレバーを回動させるデイスクとからなるテ
ニスゲーム装置を構成し、さらに、 前記得点表示機構は、得点円板が後方へ回動し
て1歯毎に回転させるラチエツトギヤと、該ラチ
エツトギヤと噛合して長手方向へ移動するラツク
板と、該ラツク板と係合して揺動可能な切り替え
レバーと、該切り替えレバーの両端部に軸部がそ
れぞれ係合して軸方向移動可能な一対のスコア盤
と、該スコア盤の外周部にそれぞれ一定間隔で突
設した爪と係脱可能な爪を有して所定の速度で回
転可能なタイマー盤と、該タイマー盤が一回転し
て前記ラツク板を元の状態に復帰させる戻しクラ
ンクとからなるテニスゲーム装置を構成した。
さらに、複数個のボールを使用すると、ボール
が飛散してそれを拾い集めなければならない為
に、その面倒を除去するために、1個のボールに
紐を連結し、打ち返した後ボールが巻き取られる
ようにするため、前記打球機構の第2回転カムと
同軸で90度位相を異にして回転する巻込みカムを
設け、該巻込みカムと摺接する巻込みクランクを
回動可能に付勢して設け、該巻込みクランクにシ
ヤフトを回動可能に軸支させ、該シヤフトに巻取
りドラムを軸着し、該巻取りドラムに紐の一端部
を連結し、該紐の他端部をボールに連結する一
方、前記シヤフトにクラツチを介して歯車を連結
し、該歯車を回動させる伝動歯車を前記駆動機構
に連動可能に構成してなるボール巻取り機構を有
する請求項4に記載のテニスゲーム装置を構成し
たものである。
が飛散してそれを拾い集めなければならない為
に、その面倒を除去するために、1個のボールに
紐を連結し、打ち返した後ボールが巻き取られる
ようにするため、前記打球機構の第2回転カムと
同軸で90度位相を異にして回転する巻込みカムを
設け、該巻込みカムと摺接する巻込みクランクを
回動可能に付勢して設け、該巻込みクランクにシ
ヤフトを回動可能に軸支させ、該シヤフトに巻取
りドラムを軸着し、該巻取りドラムに紐の一端部
を連結し、該紐の他端部をボールに連結する一
方、前記シヤフトにクラツチを介して歯車を連結
し、該歯車を回動させる伝動歯車を前記駆動機構
に連動可能に構成してなるボール巻取り機構を有
する請求項4に記載のテニスゲーム装置を構成し
たものである。
作 用
上記本発明によれば、基本的には、受台に複数
個のボールを入れておき、スイツチを介して打球
機構を始動させると、ボールが一個毎に順次打ち
出され、バウンド調整板に当たりバウンドして練
習者側へ飛びだす。バウンドを要しない場合に
は、バウンド調整板を下方へ回動させてボールに
当たらないようにする。そこで、練習者はその飛
び出したボールを受台に向けてラケツトで打ち返
す。ボールはバツクネツトに受けられて、受台内
に入る。かくして、ボールが打ち出される限り、
この動作を繰り返すのである。
個のボールを入れておき、スイツチを介して打球
機構を始動させると、ボールが一個毎に順次打ち
出され、バウンド調整板に当たりバウンドして練
習者側へ飛びだす。バウンドを要しない場合に
は、バウンド調整板を下方へ回動させてボールに
当たらないようにする。そこで、練習者はその飛
び出したボールを受台に向けてラケツトで打ち返
す。ボールはバツクネツトに受けられて、受台内
に入る。かくして、ボールが打ち出される限り、
この動作を繰り返すのである。
この基本的な動作に変化性を持たせるため、サ
ービスラインプレートは、ボールの一つをサービ
スボールとしてラケツトで打ち、サービスライン
プレートに当てると、サービスラインプレートは
後方へ回動し、打球機構の電動モーターの操作ス
イツチをON操作し、以後自動的にボールを順次
打ち出す。そして、一定の時間が経過すると、デ
イスクが1回転してサービスラインプレートを元
の状態に回動させ、これによりスイツチがOFF
動作して打球機構を停止させ、自動的にゲームを
終了させる。また、得点円板は、ヒツトされたボ
ールが当たると後方へ回動し、その回数は得点表
示機構を介して円盤に表示される。
ービスラインプレートは、ボールの一つをサービ
スボールとしてラケツトで打ち、サービスライン
プレートに当てると、サービスラインプレートは
後方へ回動し、打球機構の電動モーターの操作ス
イツチをON操作し、以後自動的にボールを順次
打ち出す。そして、一定の時間が経過すると、デ
イスクが1回転してサービスラインプレートを元
の状態に回動させ、これによりスイツチがOFF
動作して打球機構を停止させ、自動的にゲームを
終了させる。また、得点円板は、ヒツトされたボ
ールが当たると後方へ回動し、その回数は得点表
示機構を介して円盤に表示される。
また、ボール巻取り機構は、打ち返したボール
が装置外方に飛散しても、紐を自動的に巻取り、
ボールを打球機構の手前に静止させ、かつ、巻取
り機構をフリーにする。
が装置外方に飛散しても、紐を自動的に巻取り、
ボールを打球機構の手前に静止させ、かつ、巻取
り機構をフリーにする。
実施例
以下に、この発明の一実施例を図面に基ずき説
明する。第1図は全体の斜視図で、図において、
1は受台、2はネツトを模した板状体、3はベー
スラインコート、4はサービスラインプレート、
5は得点表示板、6はバツクネツトを模したボー
ル受け蓋、7は得点円板、8はボール、9はラケ
ツト、をそれぞれ示す。
明する。第1図は全体の斜視図で、図において、
1は受台、2はネツトを模した板状体、3はベー
スラインコート、4はサービスラインプレート、
5は得点表示板、6はバツクネツトを模したボー
ル受け蓋、7は得点円板、8はボール、9はラケ
ツト、をそれぞれ示す。
上記受台1は、略中央下部に打球機構を収納し
たハウジング10を有する細長の箱状体であつ
て、その長手側の一側面を前面としてネツトに模
した板状体2が側壁状に設けられ、また長手側の
他側面を背面としてボール受け蓋6及びサービス
ラインプレート4と得点表示板5が立設され、か
つ、得点円板7が前後方向へ移動かつ揺動可能に
設けられ、また、短尺側の両側面には板状体2と
ボール受け蓋6にそれぞれ隣接する囲板11,1
1が立設されている。また、受台1の底板12に
はボール8が落下する透孔13が略中央部に穿設
されるとともに、その透孔13に向けて左右両側
が傾斜してスロープを形成している。透孔13の
左右両側の底板12には、ボール8を1個毎に透
孔13へ落下させるために、ボール8の転動を制
止するボールストツパー14,14がそれぞれ出
没可能に配設されている。
たハウジング10を有する細長の箱状体であつ
て、その長手側の一側面を前面としてネツトに模
した板状体2が側壁状に設けられ、また長手側の
他側面を背面としてボール受け蓋6及びサービス
ラインプレート4と得点表示板5が立設され、か
つ、得点円板7が前後方向へ移動かつ揺動可能に
設けられ、また、短尺側の両側面には板状体2と
ボール受け蓋6にそれぞれ隣接する囲板11,1
1が立設されている。また、受台1の底板12に
はボール8が落下する透孔13が略中央部に穿設
されるとともに、その透孔13に向けて左右両側
が傾斜してスロープを形成している。透孔13の
左右両側の底板12には、ボール8を1個毎に透
孔13へ落下させるために、ボール8の転動を制
止するボールストツパー14,14がそれぞれ出
没可能に配設されている。
上記板状体2は、その両側部をポスト15,1
5で受台1に立設され、またその略中央部にはボ
ール8が通過できる透孔16が穿設されている。
ポスト15,15と板状体2は一体的に構成して
もよい。
5で受台1に立設され、またその略中央部にはボ
ール8が通過できる透孔16が穿設されている。
ポスト15,15と板状体2は一体的に構成して
もよい。
上記ベースラインコート3は、ネツト2の透孔
16の下方で、ハウジング10の前面に傾斜調節
可能に支持されており、第2図に示したように、
ラチエツト爪17を突設した板ばね18を、ハウ
ジング10に水平位で設け、そのラチエツト爪1
7に係合するラチエツト車20をベースラインコ
ート3の一端部に固定するとともに、そのラチエ
ツト車20の軸21をハウジング10に回動可能
に軸支させてなる。また、ベースラインコート3
の他端部上面には、凹凸面のあるバウンド調整板
22が張設されている。
16の下方で、ハウジング10の前面に傾斜調節
可能に支持されており、第2図に示したように、
ラチエツト爪17を突設した板ばね18を、ハウ
ジング10に水平位で設け、そのラチエツト爪1
7に係合するラチエツト車20をベースラインコ
ート3の一端部に固定するとともに、そのラチエ
ツト車20の軸21をハウジング10に回動可能
に軸支させてなる。また、ベースラインコート3
の他端部上面には、凹凸面のあるバウンド調整板
22が張設されている。
上記打球機構は、第2図及び第3図に示したよ
うに、底板12の下面において、透孔13の下方
でハウジング10の上面にボール8を静止させる
ためのボール座を設け、そのボール座の背部に、
シユウタークランク24を軸25でハウジング1
0に回動可能に軸支させ、そのシユウタークラン
ク24には板ばね26を連結するとともに、軸2
7を介して第1クランクレバー28の一端部を連
結する。第1クランクレバー28は、その略中央
部上下に突起部29,30が形成されており、他
端部にはコイルスプリング31の一端部が連結さ
れている。コイルスプリング31の他端部はハウ
ジング10に連結されていて、第1クランクレバ
ー28は常に図示左方へ移動付勢されている。そ
して、第1クランクレバー28の突起部29と係
脱する可動爪32を軸33で回動可能に軸支する
とともに、引つ張りばね34で図示反時計方向へ
回動付勢した第2クランクレバー35が、その一
端部を軸36でハウジング10に回動可能に軸支
され、その他端部には打部37を形成して、その
打部37は上下方向へ往復移動可能にガイド部材
38に係合している。ガイド部材38はハウジン
グ10の一部である。さらに、第1クランクレバ
ー28の突起部30と係脱する第1回転カム39
及び第2クランクレバー35の打部37を打つ第
2回転カム40が、それぞれ回転可能にハウジン
グ10に軸支されている。第1回転カム39は高
速で、第2回転カム40は低速で、それぞれ回転
するように減速機構を介して電動モーター等の駆
動源(図示略)と連結されている。電動モーター
は一つを共用してもよく、また、それぞれ別個に
設けてもよい。
うに、底板12の下面において、透孔13の下方
でハウジング10の上面にボール8を静止させる
ためのボール座を設け、そのボール座の背部に、
シユウタークランク24を軸25でハウジング1
0に回動可能に軸支させ、そのシユウタークラン
ク24には板ばね26を連結するとともに、軸2
7を介して第1クランクレバー28の一端部を連
結する。第1クランクレバー28は、その略中央
部上下に突起部29,30が形成されており、他
端部にはコイルスプリング31の一端部が連結さ
れている。コイルスプリング31の他端部はハウ
ジング10に連結されていて、第1クランクレバ
ー28は常に図示左方へ移動付勢されている。そ
して、第1クランクレバー28の突起部29と係
脱する可動爪32を軸33で回動可能に軸支する
とともに、引つ張りばね34で図示反時計方向へ
回動付勢した第2クランクレバー35が、その一
端部を軸36でハウジング10に回動可能に軸支
され、その他端部には打部37を形成して、その
打部37は上下方向へ往復移動可能にガイド部材
38に係合している。ガイド部材38はハウジン
グ10の一部である。さらに、第1クランクレバ
ー28の突起部30と係脱する第1回転カム39
及び第2クランクレバー35の打部37を打つ第
2回転カム40が、それぞれ回転可能にハウジン
グ10に軸支されている。第1回転カム39は高
速で、第2回転カム40は低速で、それぞれ回転
するように減速機構を介して電動モーター等の駆
動源(図示略)と連結されている。電動モーター
は一つを共用してもよく、また、それぞれ別個に
設けてもよい。
上記サービスラインプレート4は、所定面積の
板状体からなり、第4図に示したように、前記打
球機構の上方に設けられている。すなわち、軸4
1でスイツチクランク42をハウジング10に回
動可能に軸支するとともに、スイツチクランク4
2の下端部にトーシヨンばね43の一端部を連結
する。トーシヨンばね43の他端部はハウジング
10に支持されている。そして、スイツチクラン
ク42の他端部にはローラー44が回転可能に軸
支され、そのローラー44と係脱するカム突起4
5を形成したデイスク46が、軸47を中心とし
て回転可能に受台1に支持されている。軸47は
前記打球機構における駆動源と連結され、デイス
ク46を回転させる。このサービスラインプレー
ト4に当接するアクチユエーター48を備えたス
イツチ49が受台1に固定されている。
板状体からなり、第4図に示したように、前記打
球機構の上方に設けられている。すなわち、軸4
1でスイツチクランク42をハウジング10に回
動可能に軸支するとともに、スイツチクランク4
2の下端部にトーシヨンばね43の一端部を連結
する。トーシヨンばね43の他端部はハウジング
10に支持されている。そして、スイツチクラン
ク42の他端部にはローラー44が回転可能に軸
支され、そのローラー44と係脱するカム突起4
5を形成したデイスク46が、軸47を中心とし
て回転可能に受台1に支持されている。軸47は
前記打球機構における駆動源と連結され、デイス
ク46を回転させる。このサービスラインプレー
ト4に当接するアクチユエーター48を備えたス
イツチ49が受台1に固定されている。
上記得点表示機構は第5図に示したケース90
に収納され、第6図及び第7図に示したように、
ケース90に水平位で回動可能に軸支された軸5
0に、得点円板7とプツシユクランク51を所定
の角度でそれぞれ固定し、該プツシユクランク5
1と当接するスライド板52を、長孔53を介し
てケース90の底部に突設したブツシユ54に長
手方向へ移動可能に係合させ、そのブツシユ54
には、ラチエツトギヤ55を回転可能に軸支させ
る。ラチエツトギヤ55には、軸56で揺動可能
にケース90の底部に軸支されたラチエツト爪5
7,58が係合し、また、ラツク板59と噛合す
るピニオン60が一体的に連結されている。ラチ
エツト爪57はスライド板52に突設した軸61
に係合する透孔62を有する。ラツク板59の一
端部はケース90の後壁に水平位置で突設したガ
イド部91の穴92に挿入され、その他端部近傍
に引つ張りスプリング63が連結され、上面には
所定の間隔を有して一対のボス64,64が突設
され、かつ、その他端部近傍の下面にはレバー部
65が垂下して突設されている。上記ボス64,
64の間にアーム部が延伸する切り替えレバー6
6が、その中心部に軸67を介して受台1の底部
に回動可能に軸支されている。切り替えレバー6
6は、軸67を中心として左右両端部にそれぞれ
U字形に形成したヨーク部68を有する。これら
のヨーク部68,68にはそれぞれスコア盤6
9,70の軸71,72が挿入され、軸71,7
2にはそれぞれヨーク部68に挟まれる環状突起
部73が形成されていて、切り替えレバー66が
揺動すると軸71,72はそれぞれ軸方向へ移動
できるように構成されている。切り替えレバー6
6は、スコア盤70の軸72を図示手前側に押し
てスコア盤70と後述のタイマー盤80を同一垂
直面に位置させる一方、スコア盤69の軸71を
図示後方側へ移動させ、タイマー盤80と異なる
垂直面に位置させている。また、切り替えレバー
66の一端部にはクリツクばね74を当接させ、
切り替えレバー66が不用意に回動しないように
してある。また、スコア盤69,70はそれぞれ
歯車75を一体に形成してあり、それらの歯車7
5に常接するクリツクばね76がそれぞれ設けら
れて所定の角度毎に回転できるように構成されて
いる。さらに、スコア盤69,70の外周面には
それぞれ所定の間隔で7個の突起77,78が形
成され、これらの突起77,78とそれぞれ係合
する突起79,79aを外周面に突設したタイマ
ー盤80が回動可能に軸支され、そのタイマー盤
80の裏面に環状形成した傘歯部81と噛合する
傘歯車82が回転可能に軸支されている。傘歯車
82は軸83が前記駆動機構を介して回転可能に
ケース90に軸支されている。第5図に示したよ
うに、スコア盤69,70の表面にはそれぞれ0
〜6の表示が、また、タイマー盤80にはゲーム
オーバーと0,15,30,40の表示が、それぞれ所
定の間隔で表示されている。そして、上記タイマ
ー盤80にはその軸84に突起85が設けられ、
その突起85と係脱可能なクランクレバー86が
受台1の底部に突設した軸87に回動可能に軸支
されており、そのクランクレバー86は前記ラツ
ク板59のレバー部66と係脱可能である。な
お、上記スコア盤69,70及びタイマー盤80
は、第5図に示したように、それぞれケース90
の前壁である得点表示板5に穿設した扇形の窓孔
87,88,89に面している。
に収納され、第6図及び第7図に示したように、
ケース90に水平位で回動可能に軸支された軸5
0に、得点円板7とプツシユクランク51を所定
の角度でそれぞれ固定し、該プツシユクランク5
1と当接するスライド板52を、長孔53を介し
てケース90の底部に突設したブツシユ54に長
手方向へ移動可能に係合させ、そのブツシユ54
には、ラチエツトギヤ55を回転可能に軸支させ
る。ラチエツトギヤ55には、軸56で揺動可能
にケース90の底部に軸支されたラチエツト爪5
7,58が係合し、また、ラツク板59と噛合す
るピニオン60が一体的に連結されている。ラチ
エツト爪57はスライド板52に突設した軸61
に係合する透孔62を有する。ラツク板59の一
端部はケース90の後壁に水平位置で突設したガ
イド部91の穴92に挿入され、その他端部近傍
に引つ張りスプリング63が連結され、上面には
所定の間隔を有して一対のボス64,64が突設
され、かつ、その他端部近傍の下面にはレバー部
65が垂下して突設されている。上記ボス64,
64の間にアーム部が延伸する切り替えレバー6
6が、その中心部に軸67を介して受台1の底部
に回動可能に軸支されている。切り替えレバー6
6は、軸67を中心として左右両端部にそれぞれ
U字形に形成したヨーク部68を有する。これら
のヨーク部68,68にはそれぞれスコア盤6
9,70の軸71,72が挿入され、軸71,7
2にはそれぞれヨーク部68に挟まれる環状突起
部73が形成されていて、切り替えレバー66が
揺動すると軸71,72はそれぞれ軸方向へ移動
できるように構成されている。切り替えレバー6
6は、スコア盤70の軸72を図示手前側に押し
てスコア盤70と後述のタイマー盤80を同一垂
直面に位置させる一方、スコア盤69の軸71を
図示後方側へ移動させ、タイマー盤80と異なる
垂直面に位置させている。また、切り替えレバー
66の一端部にはクリツクばね74を当接させ、
切り替えレバー66が不用意に回動しないように
してある。また、スコア盤69,70はそれぞれ
歯車75を一体に形成してあり、それらの歯車7
5に常接するクリツクばね76がそれぞれ設けら
れて所定の角度毎に回転できるように構成されて
いる。さらに、スコア盤69,70の外周面には
それぞれ所定の間隔で7個の突起77,78が形
成され、これらの突起77,78とそれぞれ係合
する突起79,79aを外周面に突設したタイマ
ー盤80が回動可能に軸支され、そのタイマー盤
80の裏面に環状形成した傘歯部81と噛合する
傘歯車82が回転可能に軸支されている。傘歯車
82は軸83が前記駆動機構を介して回転可能に
ケース90に軸支されている。第5図に示したよ
うに、スコア盤69,70の表面にはそれぞれ0
〜6の表示が、また、タイマー盤80にはゲーム
オーバーと0,15,30,40の表示が、それぞれ所
定の間隔で表示されている。そして、上記タイマ
ー盤80にはその軸84に突起85が設けられ、
その突起85と係脱可能なクランクレバー86が
受台1の底部に突設した軸87に回動可能に軸支
されており、そのクランクレバー86は前記ラツ
ク板59のレバー部66と係脱可能である。な
お、上記スコア盤69,70及びタイマー盤80
は、第5図に示したように、それぞれケース90
の前壁である得点表示板5に穿設した扇形の窓孔
87,88,89に面している。
上記ボールストツパー14,14は、第8図に
示したように、前記第2回転カム40と同軸で一
対の第3回転カム93,93を、互いに180度移
送を異ならしめ、かつ、それぞれ第2回転カム4
0と90度位相を異ならしめてそれぞれ配設し、第
2回転カム93,93にスプリング94,94で
付勢されて当接する端部を備えたレバー95,9
5を回動可能に第2クランクレバー35の軸36
に同軸で軸支し、第2回転カム93,93の回転
により、レバー95,95が回動し、そのレバー
95,95の他端部が底板12から出没するよう
に設けられている。
示したように、前記第2回転カム40と同軸で一
対の第3回転カム93,93を、互いに180度移
送を異ならしめ、かつ、それぞれ第2回転カム4
0と90度位相を異ならしめてそれぞれ配設し、第
2回転カム93,93にスプリング94,94で
付勢されて当接する端部を備えたレバー95,9
5を回動可能に第2クランクレバー35の軸36
に同軸で軸支し、第2回転カム93,93の回転
により、レバー95,95が回動し、そのレバー
95,95の他端部が底板12から出没するよう
に設けられている。
そして、上記ボール8は、その直径が10cm以下
程度で弾性を有する樹脂製のボールとし、またそ
のボール8に応じてラケツト9は樹脂等で適宜製
作される。なお、ボール8を実物のテニスボール
を使用することもでき、その場合は、上記テニス
ゲーム装置そのものをその必要に応じた寸法で作
成すればよい。
程度で弾性を有する樹脂製のボールとし、またそ
のボール8に応じてラケツト9は樹脂等で適宜製
作される。なお、ボール8を実物のテニスボール
を使用することもでき、その場合は、上記テニス
ゲーム装置そのものをその必要に応じた寸法で作
成すればよい。
上記実施例の作用について説明すると、このテ
ニスゲーム装置は、予め複数個のボール8を受台
1内に入れておき、練習者がそのうちの一つのボ
ール8を手にして、ラケツト9でサービスライン
プレート4に向けてサーブボールとして打ち当
て、それによりサービスラインプレート4が後方
へ倒れると、サービスラインプレート4は軸41
を中心として第4図において反時計方向へ倒れ、
その状態がトーシヨンばね43で保持され、アク
チユエーター48がスイツチ49をON動作させ
て駆動源を始動させ、第2図における第1及び第
2回転カム39,40はそれぞれ高速及び低速で
回転する。そして打ち込まれたボール8は受台1
内に落ち込む一方、第1及び第2回転カム39,
40がそれぞれ図示時計方向及び図示反時計方向
へ回転する。第2回転カム40と連動して回転す
る第3回転カムにより、一方のボールストツパー
14が底板12から下方へ引つ込んで一個のボー
ル8が透孔13に落下するとボールストツパー1
4が再び底板12上に出て後続するボール8の落
下を阻止する。そこで、第2回転カム40が第2
クランクレバー35の打部37を下方へ押し下げ
ると、第2クランクレバー35は軸36を中心と
して反時計方向へ回動し、その可動爪32が第1
クランクレバー28の突起部29を押し下げ、第
1クランクレバー28は下方へ移動し、そこで、
第1クランクレバー28の突起部30が高速で回
転している第1回転カム39に蹴られ、第1クラ
ンクレバー28はシユウタークランク24に向け
て弾かれる。そのため、シユウタークランク24
は軸25を中心として図示時計方向へ瞬時に回動
し、板ばね26がボール8を弾き出し、ボール8
はベースラインコート3のバウンド調整板22に
当たり、板状体2の透孔16を経て練習者側へ飛
び出す。ボール8をバウンドさせる必要がないと
きは、ベースラインコート3を略水平位置に回動
させ、透孔16から飛び出したボール8がバウン
ド調整板22に当たらないようにしておけばよ
い。そこで、透孔16から飛び出したボール8
を、練習者がラケツト9で得点円板7に向けて打
ち返す。そして、ボール8が得点円板7に当たり
若しくは当たらずに、受台1内に入ると、受台1
に入つたボール8は、第2回転カム40に連動す
る第3回転カム92により、ボールストツパー1
4,14が交互に出没して、ボール8は受台1内
で透孔13に向けて移動しながら一個毎間隔をお
いて透孔13に順次落下し、上記同様にして順次
打ち出される。したがつて、練習者はこれをさら
に打ち返すことの繰り返しで、ゲームを行うので
ある。そして、ボール8が得点円板7に当つた場
合には、得点円板7は後方へ倒れ(仮想線図示)、
第6図又は第7図においてプツシユクランク53
が反対方向へ回動してスライド板52を図示手前
側へ移動させると、ラチエツト爪57,58が回
動してラチエツトギヤ55を1爪分回転させ、よ
つてラツク板59が1爪分図示手前側へ移動す
る。このようにして、得点円板7が4回倒れる
と、ラツク板59が4歯送られ、そこで初めてボ
ス64,64間にアーム部が係合する切り替えレ
バー66が図示手前側へ回動し、よつてスコア盤
69の軸71が図示手前側の軸方向へ移動し、ス
コア盤70の軸72が図示後方側の軸方向へ移動
し、よつてスコア盤69はタイマー盤80と同一
垂直面に位置して、それらの突起77,79は互
いに係合可能な状態になるとともに、スコア盤7
0はタイマー盤80と同一の垂直面から離れる。
そこで、一定の速度で回転しているタイマー盤8
0の突起79がスコア盤69の突起77を所定の
角度移動させて、スコア盤69を反時計方向へ間
欠回転させ、練習者側の得点が窓孔87に表示さ
れる。そして、得点円板7の倒れた回数が4回以
下の場合は、切り替えレバー66は回動せず、従
つて、スコア盤70はタイマー盤80と同一垂直
面にあり、その突起78がタイマー盤80の突起
79aと係合して所定の角度で反時計方向へ間欠
回転させ、マシン側の得点が窓孔88に表示され
る。そこで、駆動源を介してデイスク46とタイ
マー盤80がそれぞれ1回転し、タイマー盤80
にゲームオーバーの表示が窓孔89に表示される
と、突起86がクランクレバー86を回動させ、
そのクランクレバー86がラツク板59のレバー
部65に当接してラツク板59を元の位置に押し
戻し、よつてボス64,64を介して切り替えレ
バー66がクリツクばね74を越えて元の状態に
戻る。ラチエツトギヤ55はピニオン60を介し
てラチエツト爪57,58をけりながら反時計方
向へ回転する。また、デイスク46が一回転する
と、第4図においてカム突起45がローラー44
を押し下げてスイツチクランク42をその軸41
を中心として図示時計方向へ回動させ、スイツチ
クランク42はトーシヨンばね43の力で実線図
示の垂直状態に戻る。そこで、サービスラインプ
レート4が垂直状態に復元し、アクチユエーター
48がスイツチ49をOFF作動させ、駆動源の
回転が停止し、ゲームは完全に終了する。タイマ
ー盤80とスコア盤69,70の表示を0に戻す
には、軸71,72の外端部に設けたリセツトつ
まみ97,98をそれぞれ回転させて手動で行
う。
ニスゲーム装置は、予め複数個のボール8を受台
1内に入れておき、練習者がそのうちの一つのボ
ール8を手にして、ラケツト9でサービスライン
プレート4に向けてサーブボールとして打ち当
て、それによりサービスラインプレート4が後方
へ倒れると、サービスラインプレート4は軸41
を中心として第4図において反時計方向へ倒れ、
その状態がトーシヨンばね43で保持され、アク
チユエーター48がスイツチ49をON動作させ
て駆動源を始動させ、第2図における第1及び第
2回転カム39,40はそれぞれ高速及び低速で
回転する。そして打ち込まれたボール8は受台1
内に落ち込む一方、第1及び第2回転カム39,
40がそれぞれ図示時計方向及び図示反時計方向
へ回転する。第2回転カム40と連動して回転す
る第3回転カムにより、一方のボールストツパー
14が底板12から下方へ引つ込んで一個のボー
ル8が透孔13に落下するとボールストツパー1
4が再び底板12上に出て後続するボール8の落
下を阻止する。そこで、第2回転カム40が第2
クランクレバー35の打部37を下方へ押し下げ
ると、第2クランクレバー35は軸36を中心と
して反時計方向へ回動し、その可動爪32が第1
クランクレバー28の突起部29を押し下げ、第
1クランクレバー28は下方へ移動し、そこで、
第1クランクレバー28の突起部30が高速で回
転している第1回転カム39に蹴られ、第1クラ
ンクレバー28はシユウタークランク24に向け
て弾かれる。そのため、シユウタークランク24
は軸25を中心として図示時計方向へ瞬時に回動
し、板ばね26がボール8を弾き出し、ボール8
はベースラインコート3のバウンド調整板22に
当たり、板状体2の透孔16を経て練習者側へ飛
び出す。ボール8をバウンドさせる必要がないと
きは、ベースラインコート3を略水平位置に回動
させ、透孔16から飛び出したボール8がバウン
ド調整板22に当たらないようにしておけばよ
い。そこで、透孔16から飛び出したボール8
を、練習者がラケツト9で得点円板7に向けて打
ち返す。そして、ボール8が得点円板7に当たり
若しくは当たらずに、受台1内に入ると、受台1
に入つたボール8は、第2回転カム40に連動す
る第3回転カム92により、ボールストツパー1
4,14が交互に出没して、ボール8は受台1内
で透孔13に向けて移動しながら一個毎間隔をお
いて透孔13に順次落下し、上記同様にして順次
打ち出される。したがつて、練習者はこれをさら
に打ち返すことの繰り返しで、ゲームを行うので
ある。そして、ボール8が得点円板7に当つた場
合には、得点円板7は後方へ倒れ(仮想線図示)、
第6図又は第7図においてプツシユクランク53
が反対方向へ回動してスライド板52を図示手前
側へ移動させると、ラチエツト爪57,58が回
動してラチエツトギヤ55を1爪分回転させ、よ
つてラツク板59が1爪分図示手前側へ移動す
る。このようにして、得点円板7が4回倒れる
と、ラツク板59が4歯送られ、そこで初めてボ
ス64,64間にアーム部が係合する切り替えレ
バー66が図示手前側へ回動し、よつてスコア盤
69の軸71が図示手前側の軸方向へ移動し、ス
コア盤70の軸72が図示後方側の軸方向へ移動
し、よつてスコア盤69はタイマー盤80と同一
垂直面に位置して、それらの突起77,79は互
いに係合可能な状態になるとともに、スコア盤7
0はタイマー盤80と同一の垂直面から離れる。
そこで、一定の速度で回転しているタイマー盤8
0の突起79がスコア盤69の突起77を所定の
角度移動させて、スコア盤69を反時計方向へ間
欠回転させ、練習者側の得点が窓孔87に表示さ
れる。そして、得点円板7の倒れた回数が4回以
下の場合は、切り替えレバー66は回動せず、従
つて、スコア盤70はタイマー盤80と同一垂直
面にあり、その突起78がタイマー盤80の突起
79aと係合して所定の角度で反時計方向へ間欠
回転させ、マシン側の得点が窓孔88に表示され
る。そこで、駆動源を介してデイスク46とタイ
マー盤80がそれぞれ1回転し、タイマー盤80
にゲームオーバーの表示が窓孔89に表示される
と、突起86がクランクレバー86を回動させ、
そのクランクレバー86がラツク板59のレバー
部65に当接してラツク板59を元の位置に押し
戻し、よつてボス64,64を介して切り替えレ
バー66がクリツクばね74を越えて元の状態に
戻る。ラチエツトギヤ55はピニオン60を介し
てラチエツト爪57,58をけりながら反時計方
向へ回転する。また、デイスク46が一回転する
と、第4図においてカム突起45がローラー44
を押し下げてスイツチクランク42をその軸41
を中心として図示時計方向へ回動させ、スイツチ
クランク42はトーシヨンばね43の力で実線図
示の垂直状態に戻る。そこで、サービスラインプ
レート4が垂直状態に復元し、アクチユエーター
48がスイツチ49をOFF作動させ、駆動源の
回転が停止し、ゲームは完全に終了する。タイマ
ー盤80とスコア盤69,70の表示を0に戻す
には、軸71,72の外端部に設けたリセツトつ
まみ97,98をそれぞれ回転させて手動で行
う。
なお、上記テニスゲーム装置を、テニスマツシ
ユの練習機として連続使用したいときは、サービ
スラインプレート4を後方へ倒した状態を保持さ
せ、アクチユエーター48でスイツチ49を押し
た状態にするとともに、デイスク46の回転を阻
止する手段を加えると、受台1内のボール8は順
次打ち出される。
ユの練習機として連続使用したいときは、サービ
スラインプレート4を後方へ倒した状態を保持さ
せ、アクチユエーター48でスイツチ49を押し
た状態にするとともに、デイスク46の回転を阻
止する手段を加えると、受台1内のボール8は順
次打ち出される。
さらに、上記実施例において、サービスライン
プレート4、得点円板7及び得点表示板5を設け
ないで省略し、スイツチ49を手動操作できるよ
うにして、サービスボールをせずに、スイツチ4
9を操作すると順次ボール8が打ち出されるよう
にし、そのボール8を順次打ち返すことの繰り返
しができるようにし、所望の時間、任意にゲーム
をすることができるように構成してもよい。
プレート4、得点円板7及び得点表示板5を設け
ないで省略し、スイツチ49を手動操作できるよ
うにして、サービスボールをせずに、スイツチ4
9を操作すると順次ボール8が打ち出されるよう
にし、そのボール8を順次打ち返すことの繰り返
しができるようにし、所望の時間、任意にゲーム
をすることができるように構成してもよい。
また、上記実施例では、ボール8を打つ板ばね
26及びシユウタークランク24をそれぞれ一つ
設けたが、第9図に示したように、左右一対のシ
ユタークランク24,24を湾曲した軸棒25a
にそれぞれ回転可能に軸支し、かつ、それぞれの
シユウタークランク24,24には、前例同様に
それぞれ第1クランクレバー28,28を回動可
能に取付ける一方、第2クランクレバー35,3
5と第2回転カム40,40でそれぞれ駆動する
ようにし、しかも、第2回転カム40,40の位
相を180度ずらせてシユウタークランク24,2
4を交互に駆動する構成をとることにより、ボー
ル8を右後方または左後方から、角度を変えて打
つようにし、打ち出されるボール8が変化球とな
るようにしてもよい。
26及びシユウタークランク24をそれぞれ一つ
設けたが、第9図に示したように、左右一対のシ
ユタークランク24,24を湾曲した軸棒25a
にそれぞれ回転可能に軸支し、かつ、それぞれの
シユウタークランク24,24には、前例同様に
それぞれ第1クランクレバー28,28を回動可
能に取付ける一方、第2クランクレバー35,3
5と第2回転カム40,40でそれぞれ駆動する
ようにし、しかも、第2回転カム40,40の位
相を180度ずらせてシユウタークランク24,2
4を交互に駆動する構成をとることにより、ボー
ル8を右後方または左後方から、角度を変えて打
つようにし、打ち出されるボール8が変化球とな
るようにしてもよい。
さらに、上記実施例によれば、ボール8が打ち
出され、これを練習者が打ち返した後、ボール8
が必ずしも得点円板7に当たり、又はボール受6
に受け止められて、底板12に収容されるとは限
らず、ボール8が装置以外に飛散するので、その
ボール8を練習者がわざわざ装置内に拾い上げな
ければならない。そこで、そのような面倒を無く
すため、ボール8に所要長さの紐を連結し、打ち
返したボール8が装置外方へ飛散しても、その紐
が自動的に巻き取られて装置内に戻ることができ
るようにするのがよい。
出され、これを練習者が打ち返した後、ボール8
が必ずしも得点円板7に当たり、又はボール受6
に受け止められて、底板12に収容されるとは限
らず、ボール8が装置以外に飛散するので、その
ボール8を練習者がわざわざ装置内に拾い上げな
ければならない。そこで、そのような面倒を無く
すため、ボール8に所要長さの紐を連結し、打ち
返したボール8が装置外方へ飛散しても、その紐
が自動的に巻き取られて装置内に戻ることができ
るようにするのがよい。
すなわち、第10図に示したように、シユウタ
ークランク24に取付け固定される板ばね26に
U溝99を形成し、そのU溝99を通過して紐1
00を設け、その紐100の一端にボール8を連
結し、他端に巻取りドラム101を連結し、該巻
取りドラム101をシヤフト102で回転可能に
巻込みクランク103に軸支する。そして、巻込
みクランク103は軸104,104で回動可
能、かつ、トーシヨンばね105で下方へ付勢し
て設けるとともに、その付勢方向においてシヤフ
ト102に軸着した歯車106が係脱する駆動歯
車107を回転可能に軸支する。駆動歯車107
はクラツチ108を介して伝動歯車109の軸1
10に連結され、伝動歯車109は前記実施例に
おける駆動機構を介して回転可能に構成される。
さらに、第2回転カム40のシヤフト40aに巻
込みカム111を軸着し、その巻込みカム111
に当接する突起部112を前記巻込みクランク1
03に形成する。巻込みカム111の径小部と第
2回転カム40のカム部は90度位相を異にしてい
る。すなわち、紐100を巻取りドラム101に
巻取るときは、巻込みカム111の径小部が巻込
みクランク103の突起部112と接触してい
て、巻込みクランク103はトーシヨンばね10
5の力で軸を中心として時計方向へ回動し、歯車
106が駆動歯車107と噛合する一方、ボール
8が板ばね26で打ち出されるときは、巻込みク
ランク103がトーシヨンばね105の力に抗し
軸114を中心として反時計方向へ回動し、歯車
106と駆動歯車107の噛合が解除され、巻取
りドラム101はフリー回転できるように構成す
る。
ークランク24に取付け固定される板ばね26に
U溝99を形成し、そのU溝99を通過して紐1
00を設け、その紐100の一端にボール8を連
結し、他端に巻取りドラム101を連結し、該巻
取りドラム101をシヤフト102で回転可能に
巻込みクランク103に軸支する。そして、巻込
みクランク103は軸104,104で回動可
能、かつ、トーシヨンばね105で下方へ付勢し
て設けるとともに、その付勢方向においてシヤフ
ト102に軸着した歯車106が係脱する駆動歯
車107を回転可能に軸支する。駆動歯車107
はクラツチ108を介して伝動歯車109の軸1
10に連結され、伝動歯車109は前記実施例に
おける駆動機構を介して回転可能に構成される。
さらに、第2回転カム40のシヤフト40aに巻
込みカム111を軸着し、その巻込みカム111
に当接する突起部112を前記巻込みクランク1
03に形成する。巻込みカム111の径小部と第
2回転カム40のカム部は90度位相を異にしてい
る。すなわち、紐100を巻取りドラム101に
巻取るときは、巻込みカム111の径小部が巻込
みクランク103の突起部112と接触してい
て、巻込みクランク103はトーシヨンばね10
5の力で軸を中心として時計方向へ回動し、歯車
106が駆動歯車107と噛合する一方、ボール
8が板ばね26で打ち出されるときは、巻込みク
ランク103がトーシヨンばね105の力に抗し
軸114を中心として反時計方向へ回動し、歯車
106と駆動歯車107の噛合が解除され、巻取
りドラム101はフリー回転できるように構成す
る。
かかる構成において、紐100が巻取りドラム
101に巻き取られて板ばね26の手前に静止し
ているボール8が、第2回転カム40が第2クラ
ンクレバー35を駆動し、第1クランクレバー2
8がシユウタークランク24を瞬時に回動させて
前記実施例と同様にボール8が打ち出され、その
ボール8を練習者が打ち返して装置外方に飛んだ
後、巻込みカム111が巻込みクランク103を
その軸104を中心として時計方向へ回動させ、
歯車106を駆動歯車107と噛合させ、よつ
て、シヤフト102が回転して巻取りドラム10
1が紐100を巻取るのである。そしてボール8
が板ばね26の手前で静止してもなおシヤフト1
02が回転するときは、クラツチ108を介して
シヤフト102には無理な巻取り回転を生じさせ
ない。
101に巻き取られて板ばね26の手前に静止し
ているボール8が、第2回転カム40が第2クラ
ンクレバー35を駆動し、第1クランクレバー2
8がシユウタークランク24を瞬時に回動させて
前記実施例と同様にボール8が打ち出され、その
ボール8を練習者が打ち返して装置外方に飛んだ
後、巻込みカム111が巻込みクランク103を
その軸104を中心として時計方向へ回動させ、
歯車106を駆動歯車107と噛合させ、よつ
て、シヤフト102が回転して巻取りドラム10
1が紐100を巻取るのである。そしてボール8
が板ばね26の手前で静止してもなおシヤフト1
02が回転するときは、クラツチ108を介して
シヤフト102には無理な巻取り回転を生じさせ
ない。
発明の効果
以上説明した本発明によれば、スイツチを操作
し、または、当初にサービスボールをサービスラ
インプレートに打ち当ててスイツチを作動させ、
ボールを自動的に順次打ち出させ、バウンドプレ
ートにバウンドし、またはバウンドしないで練習
者側へ飛び出すボールを、練習者がラケツトで打
ち返すことの繰り返しで、テニススマツシユをゲ
ームとして楽しみ、または実感を伴つたテニス練
習をし、かつ、その得点を表示させることによつ
てゲームまたは練習の楽しみを増加させ、さら
に、一定の時間が経過すると自動的に打球機構を
停止させてゲームを終了させるから、きわめて興
趣深く、かつ、実用的なゲーム装置である。ま
た、装置はコンパクトに作成でき、室内で用いる
ことができるので、便利である、等の効果を奏す
る。
し、または、当初にサービスボールをサービスラ
インプレートに打ち当ててスイツチを作動させ、
ボールを自動的に順次打ち出させ、バウンドプレ
ートにバウンドし、またはバウンドしないで練習
者側へ飛び出すボールを、練習者がラケツトで打
ち返すことの繰り返しで、テニススマツシユをゲ
ームとして楽しみ、または実感を伴つたテニス練
習をし、かつ、その得点を表示させることによつ
てゲームまたは練習の楽しみを増加させ、さら
に、一定の時間が経過すると自動的に打球機構を
停止させてゲームを終了させるから、きわめて興
趣深く、かつ、実用的なゲーム装置である。ま
た、装置はコンパクトに作成でき、室内で用いる
ことができるので、便利である、等の効果を奏す
る。
第1図は全体の斜視図、第2図は打球機構の縦
断側面図、第3図はその斜視図、第4図はサービ
スラインプレートの縦断側面図、第5図は得点表
示板の正面図、第6図は得点表示機構を示す斜視
分解斜視図、第7図は得点表示機構の平面図、第
8図は部分平面図、第9図は打球機構の一部の他
の例を示す平面図、第10図はボール巻取り機構
の要部斜視図である。 1……受台、2……板状体、3……ベースライ
ンコート、4……サービスラインプレート、5…
…得点表示板、6……バツクネツト、7……得点
円板、8……ボール、9……ラケツト、10……
ハウジング、12……底板、13,16……透
孔、14……ボールストツパー、18……板ば
ね、20……ラチエツト車、22……バウンド調
整板、24……シユウタークランク、26……板
ばね、28……第1クランクレバー、35……第
2クランクレバー、39……第1回転カム、40
……第2回転カム、42……スイツチクランク、
43……トーシヨンばね、44……ローラー、4
6……デイスク、48……アクチユエーター、4
9……スイツチ、51……プツシユクランク、5
2……スライド板、54……ブツシユ、55……
ラチエツトギヤ、57,58……ラチエツト爪、
59……ラツク板、60……ピニオン、64……
ボス、66……切り替えレバー、69,70……
スコア盤、74,76……クリツクばね、80…
…タイマー盤、85……突起、86……クランク
レバー、87,88,89……窓孔、90……ケ
ース、93……第3回転カム、96……リンクレ
バー、97,98……リセツトつまみ、99……
U溝、100……紐、101……巻取りドラム、
103……巻込みクランク、105……トーシヨ
ンばね、106……歯車、108……クラツチ、
111……巻込みカム。
断側面図、第3図はその斜視図、第4図はサービ
スラインプレートの縦断側面図、第5図は得点表
示板の正面図、第6図は得点表示機構を示す斜視
分解斜視図、第7図は得点表示機構の平面図、第
8図は部分平面図、第9図は打球機構の一部の他
の例を示す平面図、第10図はボール巻取り機構
の要部斜視図である。 1……受台、2……板状体、3……ベースライ
ンコート、4……サービスラインプレート、5…
…得点表示板、6……バツクネツト、7……得点
円板、8……ボール、9……ラケツト、10……
ハウジング、12……底板、13,16……透
孔、14……ボールストツパー、18……板ば
ね、20……ラチエツト車、22……バウンド調
整板、24……シユウタークランク、26……板
ばね、28……第1クランクレバー、35……第
2クランクレバー、39……第1回転カム、40
……第2回転カム、42……スイツチクランク、
43……トーシヨンばね、44……ローラー、4
6……デイスク、48……アクチユエーター、4
9……スイツチ、51……プツシユクランク、5
2……スライド板、54……ブツシユ、55……
ラチエツトギヤ、57,58……ラチエツト爪、
59……ラツク板、60……ピニオン、64……
ボス、66……切り替えレバー、69,70……
スコア盤、74,76……クリツクばね、80…
…タイマー盤、85……突起、86……クランク
レバー、87,88,89……窓孔、90……ケ
ース、93……第3回転カム、96……リンクレ
バー、97,98……リセツトつまみ、99……
U溝、100……紐、101……巻取りドラム、
103……巻込みクランク、105……トーシヨ
ンばね、106……歯車、108……クラツチ、
111……巻込みカム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透孔とその近傍で出没可能なボールストツパ
ーを有して傾斜した細長の底板を有する受台に、
その下部にハウジングを形成して内部にボールを
順次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネ
ツトに模した板状体を立設するとともに打ち出さ
れたボールが当たつてバウンドするバウンド調整
板を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背
面部にバツクネツトに模したボール受を立設し、
かつ、該ボール受の手前に、サーブボールが当た
り後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機
構を始動させるサービスラインプレートを設けて
なることを特徴とするテニスゲーム装置。 2 透孔とその近傍で出没可能なボールストツパ
ーを有して傾斜した細長の底板を有する受台に、
その下部にハウジングを形成して内部にボールを
順次打ち出す打球機構を収納し、その前面部にネ
ツトに模した板状体を立設するとともに打ち出さ
れたボールが当たつてバウンドするバウンド調整
板を水平位で上下方向へ回動可能に設け、その背
面部にバツクネツトに模したボール受を立設し、
かつ、該ボール受の手前に、サーブボールが当た
り後方へ回動してスイツチを作動させ前記打球機
構を始動させるサービスラインプレートと、ヒツ
トボールが当たり後方へ回動して標的となる得点
円板と、及び該得点円板の傾動回数を表示する得
点表示機構とを設けてなることを特徴とするテニ
スゲーム装置。 3 前記打球機構は、電動モーターを介して高速
回転する第1回転カムと、電動モーターを介して
低速回転する第2回転カムと、第1回転カムと係
脱して軸線方向へ往復移動可能な第1クランクレ
バーと、第2回転カムと係脱し回動して第1クラ
ンクレバーと係脱する第2クランクレバーと、前
記第1クランクレバーの端部が軸着されて回動可
能なシユウタークランクと、該シユウタークラン
クに連結されてボールに瞬間的に衝接可能な板ば
ねとからなる請求項1又は2に記載のテニスゲー
ム装置。 4 前記第2クランクレバーは、ばねで回動付勢
されて回動可能な爪部を有し、該爪部が第1クラ
ンクレバーに形成した突起部と係脱するようにし
た請求項3に記載のテニスゲーム装置。 5 前記ネツトは、打球機構により打ち出された
ボールが通過する透孔を穿設されてなる請求項1
又は2に記載のテニスゲーム装置。 6 前記サービスラインプレートは、回動可能に
軸支されたクランクレバーと、該クランクレバー
の一端部に連結された所定面積のプレートと、該
クランクレバーの他端部に回動可能に軸支された
ローラー及び連結されたトーシヨンばねと、1回
転して前記ローラーと係合するカム突起を有して
クランクレバーを回動させるデイスクとからなる
請求項1又は2に記載のテニスゲーム装置。 7 前記得点表示機構は、得点円板が後方へ回動
して1歯毎に回転させるラチエツトギヤと、該ラ
チエツトギヤと噛合して長手方向へ移動するラツ
ク板と、該ラツク板と係合して揺動可能な切り替
えレバーと、該切り替えレバーの両端部に軸部が
それぞれ係合して軸方向移動可能な一対のスコア
盤と、該スコア盤の外周部にそれぞれ一定間隔で
突設した爪と係脱可能な爪を有して所定の速度で
回転可能なタイマー盤と、該タイマー盤が一回転
して前記ラツク板を元の状態に復帰させる戻しク
ランクとからなる請求項2に記載のテニスゲーム
装置。 8 前記打球機構の第2回転カムと同軸で90度位
相を異にして回転する巻込みカムを設け、該巻込
みカムと摺接する巻込みクランクを回動可能に付
勢して設け、該巻込みクランクにシヤフトを回動
可能に軸支させ、該シヤフトに巻取りドラムを軸
着し、該巻取りドラムに紐の一端部を連結し、該
紐の他端部をボールに連結する一方、前記シヤフ
トにクラツチを介して歯車を連結し、該歯車を回
動させる伝動歯車を前記駆動機構に連動可能に構
成してなるボール巻取り機構を有する請求項3に
記載のテニスゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25029189A JPH03111067A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | テニスゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25029189A JPH03111067A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | テニスゲーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111067A JPH03111067A (ja) | 1991-05-10 |
JPH0553157B2 true JPH0553157B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=17205722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25029189A Granted JPH03111067A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | テニスゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03111067A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201700060992A1 (it) * | 2017-06-05 | 2017-09-05 | Giuseppe Spedaliere | Sistema di espulsione e raccolta palle e relativo procedimento di utilizzo |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50117533A (ja) * | 1973-12-14 | 1975-09-13 | ||
JPS5813882U (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-28 | 住友金属工業株式会社 | 筒状電極用給電装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63102479U (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP25029189A patent/JPH03111067A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50117533A (ja) * | 1973-12-14 | 1975-09-13 | ||
JPS5813882U (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-28 | 住友金属工業株式会社 | 筒状電極用給電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111067A (ja) | 1991-05-10 |
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