JPH07148343A - サッカーpk人形 - Google Patents
サッカーpk人形Info
- Publication number
- JPH07148343A JPH07148343A JP21497193A JP21497193A JPH07148343A JP H07148343 A JPH07148343 A JP H07148343A JP 21497193 A JP21497193 A JP 21497193A JP 21497193 A JP21497193 A JP 21497193A JP H07148343 A JPH07148343 A JP H07148343A
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- JP
- Japan
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- kick
- ball
- soccer
- doll
- bar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サッカーゲームにおけるPKの興趣を卓上で
楽しめる玩具であるサッカーPK人形を提供する。 【構成】 ボール載置台と、該載置台上のボールを蹴出
可能なキック手段をそれぞれ備えた基台上に、前記キッ
ク手段に連動可能な片足を有するプレーヤー人形を立設
し、プレーヤー人形に現実のペナルティキックと同様の
動作を行わせながら、ボールを実際に蹴出できるように
した。
楽しめる玩具であるサッカーPK人形を提供する。 【構成】 ボール載置台と、該載置台上のボールを蹴出
可能なキック手段をそれぞれ備えた基台上に、前記キッ
ク手段に連動可能な片足を有するプレーヤー人形を立設
し、プレーヤー人形に現実のペナルティキックと同様の
動作を行わせながら、ボールを実際に蹴出できるように
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サッカーゲームの興
趣を卓上で楽しむ玩具として好適なサッカーPK人形に
関するものである。
趣を卓上で楽しむ玩具として好適なサッカーPK人形に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】サッカーは、11人ずつ2組のチーム
が、ボールを、手を使わずに相手方ゴールに入れ合うス
ポーツであり、フットボール、蹴球とも呼ばれる。サッ
カー競技場は、タッチライン(長辺)とゴールライン
(短辺)からなる長方形の枠ライン、該枠ラインを中央
で2分割するハーフウェイライン、該ハーフウェイライ
ンの中央に描かれたセンターサークルなどによりエリア
分割されている。また、各ゴールライン(短辺)の中央
部に、ゴールが設けられており、該ゴールは、両サイド
のゴールポスト(縦棒)と上辺のクロスバー(横棒)か
らなる長方形の入口と、該入口から蹴り込まれたボール
を後方で受止するゴールネットを備えている(図4参
照)。
が、ボールを、手を使わずに相手方ゴールに入れ合うス
ポーツであり、フットボール、蹴球とも呼ばれる。サッ
カー競技場は、タッチライン(長辺)とゴールライン
(短辺)からなる長方形の枠ライン、該枠ラインを中央
で2分割するハーフウェイライン、該ハーフウェイライ
ンの中央に描かれたセンターサークルなどによりエリア
分割されている。また、各ゴールライン(短辺)の中央
部に、ゴールが設けられており、該ゴールは、両サイド
のゴールポスト(縦棒)と上辺のクロスバー(横棒)か
らなる長方形の入口と、該入口から蹴り込まれたボール
を後方で受止するゴールネットを備えている(図4参
照)。
【0003】競技ルールは、この枠ライン内で、パスや
ドリブルによってボールを縦横に受渡しながら相手方陣
内に入り込み、最終的にボールをゴールに蹴り込めば、
得点になるというものである。試合時間(前・後半、4
5分)が終了しても同点の場合は、両チーム5名づつの
PK(ペナルティキック)を行い、得点の多かったチー
ムを勝ちとする。このPK戦でも同点の場合は、さらに
一人づつPKを行う「サドンデス」(Sadden D
eath)方式によって勝敗が決定される。
ドリブルによってボールを縦横に受渡しながら相手方陣
内に入り込み、最終的にボールをゴールに蹴り込めば、
得点になるというものである。試合時間(前・後半、4
5分)が終了しても同点の場合は、両チーム5名づつの
PK(ペナルティキック)を行い、得点の多かったチー
ムを勝ちとする。このPK戦でも同点の場合は、さらに
一人づつPKを行う「サドンデス」(Sadden D
eath)方式によって勝敗が決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、サッカーは、青
少年の間で野球を凌ぐ勢いで普及し、子供たちの日常的
遊びとして定着している。特に、1993年から開催さ
れたプロサッカーリーグ・Jリーグの人気と、マスコミ
による宣伝効果も手伝って、国民的スポーツといってよ
いほどの人気を博しつつある。このため、サッカーの興
趣をスポーツとしてではなく、家庭内で手軽にできる遊
戯ゲームとしても楽しみたいという要求が出てきた。
少年の間で野球を凌ぐ勢いで普及し、子供たちの日常的
遊びとして定着している。特に、1993年から開催さ
れたプロサッカーリーグ・Jリーグの人気と、マスコミ
による宣伝効果も手伝って、国民的スポーツといってよ
いほどの人気を博しつつある。このため、サッカーの興
趣をスポーツとしてではなく、家庭内で手軽にできる遊
戯ゲームとしても楽しみたいという要求が出てきた。
【0005】ところが、いわゆるコンピュータゲーム
は、ボールの動きを模擬するだけであって、立体的なボ
ールをキックしてゴールする喜びを疑似体験することは
不可能である。この発明は、サッカーゲームにおけるP
Kの興趣を卓上で楽しめる玩具であるサッカーPK人形
を提供することを目的としている。
は、ボールの動きを模擬するだけであって、立体的なボ
ールをキックしてゴールする喜びを疑似体験することは
不可能である。この発明は、サッカーゲームにおけるP
Kの興趣を卓上で楽しめる玩具であるサッカーPK人形
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めこの発明のサッカーPK人形は、ボール載置台と、該
載置台上のボールを蹴出可能なキック手段をそれぞれ備
えた基台上に、前記キック手段に連動可能な片足を有す
るプレーヤー人形を立設し、プレーヤー人形に現実のペ
ナルティキックと同様の動作を行わせながら、ボールを
実際に蹴出できるようにしたものである。
めこの発明のサッカーPK人形は、ボール載置台と、該
載置台上のボールを蹴出可能なキック手段をそれぞれ備
えた基台上に、前記キック手段に連動可能な片足を有す
るプレーヤー人形を立設し、プレーヤー人形に現実のペ
ナルティキックと同様の動作を行わせながら、ボールを
実際に蹴出できるようにしたものである。
【0007】また、前記キック手段は、蹴出方向にバネ
付勢された蹴出バーの先端にキック面を、後端に牽引つ
まみを、それぞれ設け、簡潔な構成でボールの蹴出を行
うことができるようにしたものである。
付勢された蹴出バーの先端にキック面を、後端に牽引つ
まみを、それぞれ設け、簡潔な構成でボールの蹴出を行
うことができるようにしたものである。
【0008】また、前記キック面は、その面中心を中心
点とする同心円上に等配設置された1個の長突起と2個
の短突起を備えてなり、かつ前記牽引つまみを介してキ
ック面を回転可能に構成し、ボールの蹴出方向を所望の
方向に設定できるようにしたものである。
点とする同心円上に等配設置された1個の長突起と2個
の短突起を備えてなり、かつ前記牽引つまみを介してキ
ック面を回転可能に構成し、ボールの蹴出方向を所望の
方向に設定できるようにしたものである。
【0009】また、前記牽引つまみの後端面に、前記キ
ック手段の長突起の位置を示すマークを付して、ボール
の蹴出方向を確認できるようにしたものである。
ック手段の長突起の位置を示すマークを付して、ボール
の蹴出方向を確認できるようにしたものである。
【0010】また、前記キック手段は、牽引された前記
蹴出バーを所定位置で係止する係止手段と、該係止手段
を解除する発射ボタンを備え、蹴出タイミングを微妙に
調整できるようにしたものである。
蹴出バーを所定位置で係止する係止手段と、該係止手段
を解除する発射ボタンを備え、蹴出タイミングを微妙に
調整できるようにしたものである。
【0011】
【作用】基台の向きを調整して、プレーヤー人形をゴー
ルポストに向ける。次に、ボール載置板上にボールをセ
ットし、牽引つまみを牽引すると、係止手段により、キ
ック手段が係止される。そして、牽引つまみを介してキ
ック面を回転させ、所望の蹴出方向にセットする。発射
ボタンを押圧すると、キック手段の係止状態が解除さ
れ、、蹴出バーが勢いよく伸長する。この時、プレーヤ
ー人形の片足も連動して回動する。そして、蹴出バーの
先端のキック面が、基台の殻内に入り込んだボールを蹴
出する。この時、蹴出は、長突起の位置に応じて変化す
る。
ルポストに向ける。次に、ボール載置板上にボールをセ
ットし、牽引つまみを牽引すると、係止手段により、キ
ック手段が係止される。そして、牽引つまみを介してキ
ック面を回転させ、所望の蹴出方向にセットする。発射
ボタンを押圧すると、キック手段の係止状態が解除さ
れ、、蹴出バーが勢いよく伸長する。この時、プレーヤ
ー人形の片足も連動して回動する。そして、蹴出バーの
先端のキック面が、基台の殻内に入り込んだボールを蹴
出する。この時、蹴出は、長突起の位置に応じて変化す
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明を添付の図面に基づく実施例
により説明する。図1は本願サッカーPK人形の全体構
成を示す斜視図、図2はキック手段の構成を示す分解斜
視図、図3はキック手段の動作を示す説明図である。
により説明する。図1は本願サッカーPK人形の全体構
成を示す斜視図、図2はキック手段の構成を示す分解斜
視図、図3はキック手段の動作を示す説明図である。
【0013】図において、1は基台で、該基台1は底板
1Aと、該底板1Aを覆う断面台形状のカップ体1Bか
らなる殻構造に構成されている。該基台1の前部には、
底板1Aより延出されたボール載置板2が設けられてい
る。また、該ボール載置板2の近傍のカップ体1Bに
は、図2のような切り欠き部Kが設けられ、ボール載置
板2に載置したボールSの一部分が、前記基台1の殻内
に入り込むようになっている。該ボールSは、外側の軽
いプラスチック球体の内側に小径の重い金属ボール(図
示せず)を備えているため、プラスチック球体が転動す
る時、内部の金属ボールが不規則に動き回ってその進路
を変えて、意外な方向へカーブするようになっている。
また、該プラスチック球体の表面には、白い6角形と黒
い5角形からなるサッカーボール特有のパターンが形成
されている。
1Aと、該底板1Aを覆う断面台形状のカップ体1Bか
らなる殻構造に構成されている。該基台1の前部には、
底板1Aより延出されたボール載置板2が設けられてい
る。また、該ボール載置板2の近傍のカップ体1Bに
は、図2のような切り欠き部Kが設けられ、ボール載置
板2に載置したボールSの一部分が、前記基台1の殻内
に入り込むようになっている。該ボールSは、外側の軽
いプラスチック球体の内側に小径の重い金属ボール(図
示せず)を備えているため、プラスチック球体が転動す
る時、内部の金属ボールが不規則に動き回ってその進路
を変えて、意外な方向へカーブするようになっている。
また、該プラスチック球体の表面には、白い6角形と黒
い5角形からなるサッカーボール特有のパターンが形成
されている。
【0014】3はプレーヤー人形で、該プレーヤー人形
3は、前記基台1の上面に、ボール載置板2のボールS
に近接して立設され、その片足3A(図では右足)が後
述のキック手段10と連動して、回動できるように構成
されている。4は該片足3Aの下端に設けられたフォー
ク部材で、該フォーク部材4により、片足3Aをキック
手段10に連係できるようになっている。
3は、前記基台1の上面に、ボール載置板2のボールS
に近接して立設され、その片足3A(図では右足)が後
述のキック手段10と連動して、回動できるように構成
されている。4は該片足3Aの下端に設けられたフォー
ク部材で、該フォーク部材4により、片足3Aをキック
手段10に連係できるようになっている。
【0015】前記キック手段10は、前記ボール載置板
2のボールSを蹴出するためのもので、前記基台1の殻
体内に設けられている。該キック手段10は、バネBに
より伸長方向に付勢された蹴出バー11を備えてなり、
該蹴出バー11の先端にはキック面12、後端には牽引
つまみ5がそれぞれ設けられている。該蹴出バー11
は、牽引つまみ5を引くことにより、底板1Aの係止爪
14に係止し、所定の位置でチャージアップできるよう
に構成されている。
2のボールSを蹴出するためのもので、前記基台1の殻
体内に設けられている。該キック手段10は、バネBに
より伸長方向に付勢された蹴出バー11を備えてなり、
該蹴出バー11の先端にはキック面12、後端には牽引
つまみ5がそれぞれ設けられている。該蹴出バー11
は、牽引つまみ5を引くことにより、底板1Aの係止爪
14に係止し、所定の位置でチャージアップできるよう
に構成されている。
【0016】即ち、該係止爪14は、前側(ボール載置
板2側)が傾斜面、後側(牽引つまみ5側)が垂直面と
なるように配置された3角柱からなり、底板1Aの一部
に形成されたL字形可撓片15の上面に一体成形されて
いる。前記蹴出バー11を牽引すると、キック面12の
後部に設けられた首部13が、該係止爪14に係止し、
蹴出バー11をチャージアップできるようになってい
る。また、該首部13には、前述のフォーク部材4が係
合されており、蹴出バー11に連動して、プレーヤー人
形3の片足3Aを回動できるように構成されている。
板2側)が傾斜面、後側(牽引つまみ5側)が垂直面と
なるように配置された3角柱からなり、底板1Aの一部
に形成されたL字形可撓片15の上面に一体成形されて
いる。前記蹴出バー11を牽引すると、キック面12の
後部に設けられた首部13が、該係止爪14に係止し、
蹴出バー11をチャージアップできるようになってい
る。また、該首部13には、前述のフォーク部材4が係
合されており、蹴出バー11に連動して、プレーヤー人
形3の片足3Aを回動できるように構成されている。
【0017】前記L字形可撓片15の端部にはピン16
が立設され、該ピン16の上端に設けられた発射ボタン
17が、前記基台1のカップ体1Bの上面に突出するよ
うに構成されている。これにより、該発射ボタン17を
押圧すれば、ピン16を介してL字形可撓片15が下方
に撓んで係止爪14を押下げ、首部13と係止爪14の
係合状態を解除できるようになっている。
が立設され、該ピン16の上端に設けられた発射ボタン
17が、前記基台1のカップ体1Bの上面に突出するよ
うに構成されている。これにより、該発射ボタン17を
押圧すれば、ピン16を介してL字形可撓片15が下方
に撓んで係止爪14を押下げ、首部13と係止爪14の
係合状態を解除できるようになっている。
【0018】前記キック面12には、1個の長突起12
Aと2個の短突起12Bを備えており、前記蹴出バー1
1を軸回りに回転させることにより、長突起12Aの位
置を変えて、ボールSの蹴出方向を所望により調整でき
るようになっている。該長突起12Aの位置は、前記牽
引つまみ5の背面に打刻された蹴出ポイントPの位置に
よって確認できるように構成されている。
Aと2個の短突起12Bを備えており、前記蹴出バー1
1を軸回りに回転させることにより、長突起12Aの位
置を変えて、ボールSの蹴出方向を所望により調整でき
るようになっている。該長突起12Aの位置は、前記牽
引つまみ5の背面に打刻された蹴出ポイントPの位置に
よって確認できるように構成されている。
【0019】18は蹴出バー11の往復方向を規制する
ための中空ロッド、19は底板1Aの脚部材であり、該
脚部材19はカップ体1Bを結合するためのネジ穴も備
えている。20はフォーク部材4の移動方向を規制する
切り欠き溝である。
ための中空ロッド、19は底板1Aの脚部材であり、該
脚部材19はカップ体1Bを結合するためのネジ穴も備
えている。20はフォーク部材4の移動方向を規制する
切り欠き溝である。
【0020】上記実施例において、まず、基台1の向き
を調整して、プレーヤー人形3のゴールネットに対する
姿勢を所望の角度に設定する。次に、ボール載置板2上
にボールSをセットし、牽引つまみ5を後端位置まで牽
引すると、バネBが圧縮されるとともに、首部13が係
止爪14に係止して、蹴出バー11のチャージアップが
完了する。この時、プレーヤー人形3の片足3Aは、首
部13と連動するフォーク部材4によって、後方の構え
位置に移動する。そして、牽引つまみ5の蹴出ポイント
Pを回転させて、所望の蹴出方向にセットする。
を調整して、プレーヤー人形3のゴールネットに対する
姿勢を所望の角度に設定する。次に、ボール載置板2上
にボールSをセットし、牽引つまみ5を後端位置まで牽
引すると、バネBが圧縮されるとともに、首部13が係
止爪14に係止して、蹴出バー11のチャージアップが
完了する。この時、プレーヤー人形3の片足3Aは、首
部13と連動するフォーク部材4によって、後方の構え
位置に移動する。そして、牽引つまみ5の蹴出ポイント
Pを回転させて、所望の蹴出方向にセットする。
【0021】次に、発射ボタン17を押圧すると、L字
形可撓片15が下方に撓み、係止爪14が押下げられ
て、首部13と係止爪14の係合状態が解除される。こ
のため、蹴出バー11は、バネBの復元力によって勢い
よく伸長する。この時、首部13に係合していたフォー
ク部材4とともに、プレーヤー人形3の片足3Aも前方
向に回動する。
形可撓片15が下方に撓み、係止爪14が押下げられ
て、首部13と係止爪14の係合状態が解除される。こ
のため、蹴出バー11は、バネBの復元力によって勢い
よく伸長する。この時、首部13に係合していたフォー
ク部材4とともに、プレーヤー人形3の片足3Aも前方
向に回動する。
【0022】そして、蹴出バー11の先端のキック面1
2が、基台1の殻内に入り込んだボールSに衝突し、ボ
ールSを蹴出する。この時、まず長突起12Aの先端が
ボールSを打撃してボールの打ち出し方向を決し、瞬時
後に2個の短突起12B、12Bが打撃して打ち出し付
勢を行う(長突起12Aが、ボールSの下側を打撃した
時はフライ、上側を打撃した時はゴロとなる)。蹴出さ
れたボールSは、着地と同時に外側のプラスチック球体
が転動を開始するが、その方向は、内部の金属小球によ
ってアトランダムに変化することとなり、興趣が増大す
る。
2が、基台1の殻内に入り込んだボールSに衝突し、ボ
ールSを蹴出する。この時、まず長突起12Aの先端が
ボールSを打撃してボールの打ち出し方向を決し、瞬時
後に2個の短突起12B、12Bが打撃して打ち出し付
勢を行う(長突起12Aが、ボールSの下側を打撃した
時はフライ、上側を打撃した時はゴロとなる)。蹴出さ
れたボールSは、着地と同時に外側のプラスチック球体
が転動を開始するが、その方向は、内部の金属小球によ
ってアトランダムに変化することとなり、興趣が増大す
る。
【0023】尚、本願サッカーPK人形は、それ自体を
ひとつの玩具として用いてもよいことはもちろんである
が、図4に示すような、サッカー球技場に模した盤面上
に多人数のサッカープレーヤー人形を配置して、各サッ
カープレーヤー人形を駆動バーによって遠隔操作できる
ようにしたサッカーゲーム盤における付属玩具として用
いてもよい。
ひとつの玩具として用いてもよいことはもちろんである
が、図4に示すような、サッカー球技場に模した盤面上
に多人数のサッカープレーヤー人形を配置して、各サッ
カープレーヤー人形を駆動バーによって遠隔操作できる
ようにしたサッカーゲーム盤における付属玩具として用
いてもよい。
【0024】
【発明の効果】上記のようにこの発明のサッカーPK人
形は、ボール載置台と、該載置台上のボールを蹴出可能
なキック手段をそれぞれ備えた基台上に、前記キック手
段に連動可能な片足を有するプレーヤー人形を立設し、
プレーヤー人形に現実のゲームのペナルティキックと同
様の動作を行わせながら、ボールを実際に蹴出できるよ
うにしたものである。
形は、ボール載置台と、該載置台上のボールを蹴出可能
なキック手段をそれぞれ備えた基台上に、前記キック手
段に連動可能な片足を有するプレーヤー人形を立設し、
プレーヤー人形に現実のゲームのペナルティキックと同
様の動作を行わせながら、ボールを実際に蹴出できるよ
うにしたものである。
【0025】また、前記キック手段は、蹴出方向にバネ
付勢された蹴出バーの先端にキック面を、後端に牽引つ
まみを、それぞれ設けているので、簡潔な構成でボール
の蹴出を行うことができる。
付勢された蹴出バーの先端にキック面を、後端に牽引つ
まみを、それぞれ設けているので、簡潔な構成でボール
の蹴出を行うことができる。
【0026】また、前記キック面は、その面中心を中心
点とする同心円上に等配設置された1個の長突起と2個
の短突起を備えてなり、かつ前記牽引つまみを介してキ
ック面を回転可能に構成しているので、ボールの蹴出方
向を所望の方向に設定することができる。
点とする同心円上に等配設置された1個の長突起と2個
の短突起を備えてなり、かつ前記牽引つまみを介してキ
ック面を回転可能に構成しているので、ボールの蹴出方
向を所望の方向に設定することができる。
【0027】また、前記牽引つまみの後端面に、前記キ
ック手段の長突起の位置を示すマークを付しているの
で、ボールの蹴出方向を確認することができる。
ック手段の長突起の位置を示すマークを付しているの
で、ボールの蹴出方向を確認することができる。
【0028】また、前記キック手段は、牽引された前記
蹴出バーを所定位置で係止する係止手段と、該係止手段
を解除する発射ボタンを備えているので、蹴出タイミン
グを微妙に調整することができる。
蹴出バーを所定位置で係止する係止手段と、該係止手段
を解除する発射ボタンを備えているので、蹴出タイミン
グを微妙に調整することができる。
【0029】この結果、サッカーゲームにおけるPKの
興趣を、卓上でリアルに再現して楽しむことができると
いう優れた効果を奏するものである。
興趣を、卓上でリアルに再現して楽しむことができると
いう優れた効果を奏するものである。
【図1】本願サッカーPK人形の全体構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】キック手段の構成を示す分解斜視図である。
【図3】(a)チャージ前のキック手段を示す説明図で
ある。 (b)チャージ後のキック手段を示す説明図である。
ある。 (b)チャージ後のキック手段を示す説明図である。
【図4】サッカーゲーム盤の斜視図である。
1 基台 2 ボール載置台 3 プレーヤー人形 3A 片足 4 フォーク部材 5 牽引つまみ 10 キック手段 11 蹴出バー 12 キック面 13 首部 14 係止爪 15 L字形可撓片 16 ピン 17 発射ボタン S サッカーボール B バネ K 切り欠き
Claims (5)
- 【請求項1】 ボール載置台と、該載置台上のボールを
蹴出可能なキック手段をそれぞれ備えた基台上に、前記
キック手段に連動可能な片足を有するプレーヤー人形を
立設したことを特徴とするサッカーPK人形。 - 【請求項2】 前記キック手段は、蹴出方向にバネ付勢
された蹴出バーの先端にキック面を、後端に牽引つまみ
を、それぞれ設けてなるものである請求項1に記載のサ
ッカーPK人形。 - 【請求項3】 前記キック面は、その面中心を中心点と
する同心円上に等配設置された1個の長突起と2個の短
突起を備えてなり、かつ前記牽引つまみを介してキック
面を回転可能である請求項1または2に記載のサッカー
PK人形。 - 【請求項4】 前記牽引つまみの後端面に、前記キック
手段の長突起の位置を示すマークを付してなる請求項3
に記載のサッカーPK人形。 - 【請求項5】 前記キック手段は、牽引された前記蹴出
バーを所定位置で係止する係止手段と、該係止手段を解
除する発射ボタンを備えたものである請求項2〜4のう
ちの1項に記載のサッカーPK人形。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214971A JP2668638B2 (ja) | 1993-08-07 | 1993-08-07 | サッカーpk人形 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214971A JP2668638B2 (ja) | 1993-08-07 | 1993-08-07 | サッカーpk人形 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07148343A true JPH07148343A (ja) | 1995-06-13 |
JP2668638B2 JP2668638B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=16664592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5214971A Expired - Fee Related JP2668638B2 (ja) | 1993-08-07 | 1993-08-07 | サッカーpk人形 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668638B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003503168A (ja) * | 1999-07-06 | 2003-01-28 | レゴ エー/エス | 遊技機構を備えたボールゲーム玩具 |
JP2012205617A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Copcom Co Ltd | ゲーム用媒体、およびこのゲーム用媒体を用いて構成されたゲーム機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0712187U (ja) * | 1993-07-28 | 1995-02-28 | 株式会社学習研究社 | サッカーゲーム機 |
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1993
- 1993-08-07 JP JP5214971A patent/JP2668638B2/ja not_active Expired - Fee Related
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