JP2004237039A - 打球ゲーム用クラブ - Google Patents

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久雄 田中
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Abstract

【課題】だれでも手軽に体力に関係なく楽しめる打球ゲームに使用するクラブを提供する。
【解決手段】押圧バネによりクラブフェイス面を出入り可能なる打ち出し軸と、クラブフェイス面上部に回動可能に取り付けられる打球板と、打ち出し軸の出入り位置を設定するための係止機構と、該係止状態を解除するための解除機構を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゴルフやパークゴルフ同様のルールに基づいて行う打球ゲームに使用するクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ゴルフやパークゴルフをプレイするとき、専用のクラブを用いるが、いずれも目的に沿った形状の単一物品としてのクラブを振ってフェイス面をボールに打ち当て、所望の位置にボールを運ぶものであり、本発明に示すように、クラブフェイス面からレバー操作にて打ち出し軸が飛び出し、この打ち出し軸の動きによってボールを移動させることのできるクラブは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来から、野球、ソフトボール、ゴルフ、パークゴルフ、ゲートボールなど種々の打球スポーツが行われている。これらのスポーツにおいては、各々専用の打球具を用いてボールを打ち、所望の位置にボールを移動させてプレイが行われる。
この打球時は、バットやクラブを振ってボールに打ち当てるが、健常者ではとくにプレイに問題はないが、身障者に適しているとは言い難い。
また、ゴルフについては、昭和40年代までは一部の人たちが行うスポーツであったが、50年代に入り一般大衆化されて現在に至っている。
このゴルフは他の打球スポーツに比べてボール外径が小さく、正しくヒッティングするには種々のトレーニングが必要となる。北国では、雪上で行うスキーゴルフがあるが、スキーを履いて無理な姿勢で打球することは人体に負担となる。
本発明は、以上記した従来からの打球スポーツに関わる課題を解決するために発明されたもので、レバー操作による自動打球を可能として、このクラブを用いることにより高度な技術・トレーニングを必要とせず、身障者でも気軽にプレイすることのできる新規な打球ゲーム・スポーツに使用するクラブを提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、クラブフェイス面を出入りする打ち出し軸と、該打ち出し軸に当接して回動する打球板を設け、打ち出し軸の係止および解除機構を設けてその主要部を構成した。
すなわち、本発明の一つは、押圧バネによりクラブフェイス面を出入り可能なる打ち出し軸と、クラブフェイス面上部に回動可能に取り付けられる打球板と、打ち出し軸の出入り位置を設定するための係止機構と、該係止状態を解除するための解除機構を設けてなる打球ゲーム用クラブである。
また本発明の他の一つは、さらにクラブヘッド上面に打球板磁着部材を設けてなる打球ゲーム用クラブである。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は金属性の軸受け筒で、側部に摺動溝2が穿設され、内部に打ち出し軸3が摺動可能に嵌挿されており、該打ち出し軸3の側部に摺動溝から突出して係止腕4が設けられている。また、軸受け筒の後部には打ち出し軸を押し出すための押圧バネ5が挿入され、押出バネの後端はクラブヘッドの内壁に当接している。6は略L形状に形成された係止板で、下方先端に打ち出し軸の側部に突設された係止腕が係止されるよう飛距離設定凹部7が複数個並設され、上方には係止ピン8が取り付けられ、該係止ピンの一端はクラブヘッドの内部の凹部に嵌挿されている。また、係止板の背部には突出片9が設けられる。
10は引き金軸で、クラブシャフト内に通設され、その下端は突出片に連結され、上端には引き金軸を下方に押圧するための押圧バネ11が取り付けられる。
押圧バネの上端はクラブシャフト内上端に当接し、グリップのやや下方にスライド溝12が穿設され、このスライド溝より突出するように引き金13が引き金軸適所に突設される。
14は取り付け板で、所定個所に貫通孔が複数個穿設される。また、取り付け板内面適所に凹部が設けられ、前記係止ピンの一端がこの凹部に嵌挿され、すなわち係止ピンの一端はクラブヘッド内壁に設けた凹部に、他端はこの取り付け板凹部に位置し、係止ピンの位置決めがなされる。
【0006】
15は鉄板よりなる打球板で、バネ16を介して大片と小片に分けられ、蝶番状に連結され、バネの作用により二つの片が近接する力が働いている。
この打球板と取り付け板に穿設された取り付け穴17および18を介して、クラブヘッドに設けられた雌ねじ穴に取り付け板および打球板がビス止めされる。なお、打球板の小片に取り付け穴が設けられ、大片はその下端近傍は外側に向けてやや湾曲している。
クラブヘッド内には必要部品が挿入保持されるよう適宜な空隙を有し、既述の各部品が収納される。通常は打球板はクラブフェイス面より突出した打ち出し軸によって外側に向けて押されている。
20は略小円柱状の永久磁石で、クラブヘッド上面に突設される。
以上が本発明の一実施例である。
【0007】
本例を使用するには、まずボールの飛距離を想定して打ち出し軸のストロークを決める。打球板を押すと打ち出し軸がクラブヘッド内に移動するが、この打ち出し軸に固定されている係止腕は飛距離設定凹部にかみ合って打ち出し軸が係止される。この凹部は若干の曲面を有しているので、さらに打ち出し軸を押しこむと係止ピンを軸に係止板は下方に回動して係止が外れ、打ち出し軸はさらに奥へと移動し、次の凹部に係止され、これをくり返すことで打ち出し軸位置を任意に設定し、すなわち係止解除時の打ち出し軸の移動距離を設定することができる。
なお、係止板6は係止ピン8を支軸に回動可能に取り付けられているので、突出片9に連結されている引き金軸10がその上端に取り付けた押圧バネ11に押圧されていることにより、常時係止腕の方へ押されている。従って、係止腕は引き金13を上方へ引張しない限り外れることはない。
次ぎに、所定の場所にボールを置き、打球板をボールに近接させてクラブを構え、引き金軸をスライド溝に沿って上方へ引くと、係止ピンを回動中心として係止板は回動し、飛距離設定凹部は係止腕から外れる。そのため、押圧バネ5の力にて打ち出し軸は勢いよくクラブフェース面から飛び出し、打球板に当接して押しやり、打球板は上方へはね上がるため、ボールを打って前方へ飛ばすことができる。前述のように飛距離設定凹部は複数個並設されているので、フェイス面に近い凹部を選べば打ち出しストロークは小となってボール飛距離は小さく、逆にフェイス面から遠い凹部を選択すればストロークは大となって大きな飛距離を得ることができる。
なお、クラブヘッドを傾け、つまり打球板を傾けることにより、打球角度を変えることができ、1本のクラブで多数本のクラブと同等の効果を発揮することができる。
【0008】
以上が通常の使用であるが、本例ではクラブヘッド上面に打球板磁着部材としての永久磁石を突設している。そのため、図4に示すようにバネ16の力に逆らって打球板を回動させて磁石に磁着させ、その打球板位置保持が可能である。
この状態は打ち出し軸が露出して、この打ち出し軸が直にボールに当たることとなるので、ボールをころがして移動させることが可能となる。
磁着させない打球板位置にてボールを飛ばすときは、この打球板下部は外側にやや湾曲し、かつ打球板はその上部を回動中心として回動するのでボールはやや上方へ飛び出すが、打ち出し軸が直にボールに当たればボールは平行移動すなわちころがりながら移動する。従って、2種のボール移動状態を選択することができる。
なお、引き金操作をせずに、握ったクラブを振ってボールに打ち当て、つまりゴルフのパターのようにして用いることもできる。
【0009】
本発明の概要については既述したが、本発明はレバー操作による自動打球が可能なところにその特徴がある。従来の打球スポーツ・ゲームでは、クラブを振って打球に打ち当ててボールを飛ばすが、本発明では既述のようにクラブを振らずともボールを飛ばすことができる。
従って特別の筋力・腕力を必要としないので老若男女を問わずだれでも利用でき、体力によらず平等な力量を発揮することができる。また、身障者など車椅子使用者の利用も可能となる。
本発明は、クラブヘッドの角度、打ち出しストローク、打球板の上方保持の有無など種々に変化させて使用でき、周囲環境に対応した利用が可能であるとともに、多様なバリエーションにて楽しむことができる。なお、本発明に使用するボールは危険を避けるため身体に当たっても痛くないソフトなボールを使用する。
ホールは中央に凹部(カップ)を有する移動可能なタイプを用いると便利である。本発明は屋内での利用を想定しているが、屋外でも利用可能である。
以上のごとく、本発明によって技量・体力に左右されずに、だれでも楽しめる新規な打球ゲームとこのゲームに使用するクラブを得ることができる。
【0010】
【発明の効果】
本発明は下記の効果を有する。
1.レバー操作による自動打球のため、老若男女を問わず楽しむことができる。
2.打球強度を可変設定できるので、ホールまでの距離に応じたヒッティングができる。
3.クラブヘッドの傾き、打球板の上方保持などにより、打ち出すボールの角度を調整することができる。
4.ソフトなボールを使用し、また従来の打球スポーツ・ゲームのように大きくクラブを振ることがないので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部機構説明図
【図2】本発明の要部平面図
【図3】本発明の正面図
【図4】本発明の要部左側面図
【図5】本発明の機能説明図(A−A断面)
【図6】本発明の機能説明図(A−A断面)
【符号の説明】
1 軸受け筒
2 摺動溝
3 打ち出し軸
4 係止腕
5 押圧バネ
6 係止板
7 飛距離設定凹部
8 係止ピン
9 突出片
10 引き金軸
11 押圧バネ
12 スライド溝
13 引き金
14 取り付け板
15 打球板
16 バネ
17 取り付け穴
18 取り付け穴
19 貫通孔
20 永久磁石
21 クラブヘッド
22 クラブシャフト
23 ボール

Claims (2)

  1. 押圧バネによりクラブフェイス面を出入り可能なる打ち出し軸と、クラブフェイス面上部に回動可能に取り付けられる打球板と、打ち出し軸の出入り位置を設定するための係止機構と、該係止状態を解除するための解除機構を備えたことを特徴とする打球ゲーム用クラブ。
  2. クラブヘッド上面に打球板磁着部材を設けてなる請求項1記載の打球ゲーム用クラブ。
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