JP2015135372A - 光学フィルターおよび撮像レンズ - Google Patents

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茂男 岡本
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Abstract

【課題】光学部材への応力の発生を抑制して面精度の悪化を抑えた光学フィルターを提供する。
【解決手段】光学フィルターは、所定の外形を有し、縁部が光軸方向に沿って所定の厚みを有する板状の光学部材と、光学部材の縁部を収容する収容部を有する収容部材とを備え、収容部は、収容部材の内周面と、内周面から突設する第1および第2の支持部と、から構成される空間を含み、第1の支持部と第2の支持部とは、収容部材の中心軸の方向に沿って、光学部材の縁部の厚みよりも大きな間隔を有して内周面から突設し、光学部材の縁部は、第1の支持部と第2の支持部との間に収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学フィルターおよび撮像レンズに関する。
従来から、光学部材の背面から高分子材料からなる押さえリングをレンズ枠本体に圧入して嵌合することにより光学部材を均一な圧力でレンズ枠本体に装着、固定する光学部材の保持機構が知られている(たとえば特許文献1)。
特開2013−210681号公報
しかしながら、押さえリングから光学部材に加わる圧力により発生した応力に起因して光学部材の面精度が悪化して、光学部材を介して結像した画像の画質が低下するという問題がある。
請求項1に記載の光学フィルターは、所定の外形を有し、縁部が光軸方向に沿って所定の厚みを有する板状の光学部材と、光学部材の縁部を収容する収容部を有する収容部材とを備え、収容部は、収容部材の内周面と、内周面から突設する第1および第2の支持部と、から構成される空間を含み、第1の支持部と第2の支持部とは、収容部材の中心軸の方向に沿って、光学部材の縁部の厚みよりも大きな間隔を有して前記内周面から突設し、光学部材の縁部は、第1の支持部と第2の支持部との間に収容されることを特徴とする。
請求項13に記載の撮像レンズは、請求項1乃至12の何れか一項に記載の光学フィルターを有することを特徴とする。
本発明の態様の光学フィルターによれば、光学部材への応力の発生を抑制して面精度の悪化を抑えることができるので、撮影画像の画質向上に寄与する。
本発明の第1の実施の形態による光学フィルターの断面図 第2の実施の形態による光学フィルターの断面図 実施例における光学部材の面精度の計測結果を示す図 比較例1、比較例2における光学部材の面精度の計測結果を示す図 変形例における光学フィルターの断面図 比較例における光学フィルターの断面図
本発明の態様の光学フィルターは、光学部材の縁部を収容するための収容部材の内周面からは、第1の支持部と第2の支持部とが、収容部材の中心軸の方向に沿って、光学部材の縁部の厚みよりも大きな間隔を有して突設される。光学部材の縁部は、収容部材の内周面と、第1および第2の支持部とにより構成される空間を含む収容部、すなわち中心軸の方向に沿って第1および第2の支持部の間に収容される。光学部材は、その光軸方向の移動が第1の支持部と第2の支持部とによって規制される。本発明の態様は、収容部材からの力を作用させることなく光学部材を収容することにより、光学部材に生じる応力に起因する面精度の劣化の抑制が実現可能となるような光学フィルターの構造としたものである。以下、詳細に説明する。
−第1の実施の形態−
図面を参照しながら、本発明の第1の実施の形態による光学フィルターについて説明する。なお、本実施の形態は、発明の趣旨の理解のために具体的に説明するためのものであり、特に指定の無い限り、本発明を限定するものではない。
図1は本実施の形態による光学フィルター1の断面図である。図1においては、説明の都合上、図示の通りにX軸、Y軸およびZ軸を設定し、Z軸を鉛直方向に沿った方向、XY平面を水平な面とする。図1は、光学フィルター1の中心軸AXを通りXZ平面に平行な平面における光学フィルター1の断面を模式的に示している。
本実施の形態の光学フィルター1は撮像装置における撮影レンズの先端あるいは中間に着脱可能に装着される。本実施の形態の光学フィルター1は、撮影レンズの光学部材を保護するレンズ保護用フィルターや、撮像装置により取得される画像に特殊な効果を付与するための偏光フィルター、円偏光フィルター、光量調整フィルター、ソフトフォーカス用フィルター、光条効果用フィルター等に適用できる。
光学フィルター1は、光学部材2と、光学部材2を収容する収容部材3とにより構成される。光学部材2は光学ガラス材料を用いて製造された円板状の部材である。光学部材2の表面2a、2bは所定の形状(ここでは平行平板状)に加工され、光学研磨された後、必要に応じて反射防止膜やその他の機能膜、撥水、撥油処理等が施される。光学部材2の外周部2cは、必要に応じて黒色塗装処理が施される。本実施の形態においては、図1に示すように、光軸方向に厚さH1[mm]、直径D1[mm]に形成された光学部材2を例に挙げる。なお、光学部材2は円板状に形成されたものに限定されず、長円板状、楕円板状、多角形板状等、種々の形状に形成されたものも本発明の一態様に含まれる。平行平板に加工されるものに限らず、光学部材2の表面2aおよび/または2bが凸状、凹状に表面が加工された光学部材2についても本発明の一態様に含まれる。この場合は、光学部材2の表面2a、2bの縁部における光軸方向の厚さをH1[mm]とする。また、光学部材2の表面2a、2bの縁部における光軸方向の厚さが、他の部分における光軸方向の厚さと異なるように、光学部材2の縁部に段差が設けられているものについても本発明の一態様に含まれる。この場合は、縁部に設けられた段差の光軸方向の厚さをH1[mm]とする。
収容部材3は、真鍮を旋盤加工後黒染め処理を施したり、アルミニウムを旋盤加工後アルマイト加工や黒染め処理を施したりして製造された、円筒状の部材である。図1においては、収容部材3が、第1円筒部31と第2円筒部32とを有し、第1円筒部31と第2円筒部32とが一体に形成されている場合を例にあげる。第1円筒部31は、撮影レンズや効果の異なるフィルターを光学フィルター1に取り付けるための構造を有し、内部に光学部材2を収容する。第2円筒部32は、効果の異なるフィルターやフードを取り付けるための構造を有する。なお、収容部材3が第2円筒部32を備えず、第1円筒部31により構成されるものについても本発明の一態様に含まれる。また、収容部材3は円筒状に形成されたものに限定されず、板状の部材の一部に光学部材2を収容するための開口が設けられたものも本発明の一態様に含まれる。
第1円筒部31は、Z方向に沿って延在する中心軸AXを中心軸とし、内径がD2[mm]に形成される。収容部材3の内径D2は、光学部材2の直径D1と比べて大きくなるように形成されている。内径D2は、光学部材2の直径D1と比べて0.1[mm]〜1.0[mm]程度大きいことが好ましい。直径D1と内径D2との差は、0.2[mm]、0.3[mm]、0.4[mm]、0.5[mm]、0.6[mm]、0.7[mm]、0.8[mm]または0.9[mm]であっても良い。特に、内径D2は、第1円筒部31が温度変化に伴う熱膨張を起こした場合であっても、光学部材2との間に隙間が確保される値となるように決定されるとより好ましい。第1円筒部31の外周面311には、撮影レンズや効果の異なる他のフィルターと係合するためのねじ部312が形成される。第2円筒部32の内周面には、効果の異なるフィルターやフードを取り付けるためのねじ部322が形成されている。ねじ部312とねじ部322とは同一の呼びで雌ねじと雄ねじの関係にある。
第1円筒部31の内周面313には、第1支持部33と、第2支持部34とが設けられる。第1支持部33および第2支持部34は、収容部材3に収容された光学部材2が収容部材3から脱落することを防止するために設けられている。第1支持部33は第1円筒部31の内周面313から中心軸AXに向けて突設する。第1支持部33の下面(Z軸−側)には支持面33Sが形成される。第2支持部34は、第1支持部33に対してZ軸−側における内周面313から中心軸AXに向けて突設する。第2支持部34の上面(Z軸+側)には支持面34Sが形成される。なお、図1では、支持面33Sおよび34SがXY平面に平行に形成された例を示しているが、この例に限定されず、支持面33Sおよび34SがXY平面に対して傾きを有して形成されている場合についても本発明の一態様に含まれる。
第1支持部33の支持面33Sと第2支持部34の支持面34Sとは、Z軸方向において互いに対向し、Z軸(中心軸AX)の方向に沿って間隔H2[mm]を有している。第1支持部33および第2支持部34は、間隔H2が光学部材2の光軸(Z軸)方向の厚さH1[mm]よりも大きくなるように設けられている。間隔H2は、光学部材2の光軸方向の厚さH1と比べて、0.05[mm]〜2.00[mm]程度大きいことが好ましい。すなわち、図1に示すように光学部材2を水平に保持した場合に、光学部材2の表面2aと第1支持部33との間に0.05[mm]〜2.00[mm]程度の隙間が生じることが好ましい。上記の隙間は、0.1[mm]、0.2[mm]、0.3[mm]、0.4[mm]、0.5[mm]、1.0[mm]または1.5[mm]であっても良い。特に、間隔H2は、第1円筒部31が温度変化に伴う熱膨張を起こした場合であっても、光学部材2との間に隙間が確保される値となるように決定されるとより好ましい。第1円筒部31の内周面313と、第1支持部33の支持面33Sと、第2支持部34の支持面34Sとによって収容空間SPが形成される。この収容空間SP内に光学部材2が収容される。すなわち、光学部材2は、Z軸(中心軸AX)に沿った方向において、第1支持部33の支持面33Sと第2支持部34の支持面34Sとの間に収容される。なお、縁部に段差が設けられている光学部材2においては、光学部材2の縁部の段差が収容空間SP内、すなわち支持面33Sと支持面34Sとの間に収容されることが好ましい。
上述したように、第1円筒部31の内径D2は光学部材2の直径D1よりも大きく、第1支持部33の支持面33Sと第2支持部34の支持面34Sとの間隔H2は光学部材2の光軸方向の厚さH1よりも大きい。したがって、収容空間SP内に収容された光学部材2は、収容部材3の構造からの力が作用することなく第1支持部33または第2支持部34または内周面313に支持される。換言すると、図1に示すように、光学フィルター1を水平(XY平面に平行)に保持した場合、第2支持部34の支持面34Sには実質的に光学部材2の自重のみが作用する。したがって、光学部材2には自重以外による荷重が作用しないため、収容部材3による光学部材2への応力の発生が抑制される。
図1に示す例では、第1支持部33はC型ワッシャーによって構成され、中心軸AXから放射状に向かう力によって、第1円筒部31の内周面313に固定される。第1支持部33は接着剤を用いて内周面313に接着されるとより好ましい。第1支持部33を内周面313に接着する際には、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等の各種の合成系接着剤を用いることができ、2液性エポキシ接着剤を用いると好ましい。また、接着剤として、金属製ねじのゆるみ止め及びシール剤、いわゆるねじロック剤を用いるものについても本発明の一態様に含まれる。なお、第1支持部33は、円環状部材を内周面313に接着することによって形成されるものについても本発明の一態様に含まれる。また、第1支持部33に複数の切欠きが設けられているもの、すなわち第1支持部33が内周面313の一部に設けられるものについても本発明の一態様に含まれる。これらの切欠きは、たとえば90°毎、120°毎、180°毎などのように、一定の角度ごとに設けられていても良いし、不定の角度ごとに設けられていても良い。
第2支持部34は第1収容部31と一体に形成される。なお、第2支持部34に切欠きが設けられているものについても本発明の一態様に含まれる。切欠きは、一箇所のみ設けられても良いし、複数の切欠きが、たとえば90°毎、120°毎、180°毎などのように、一定の角度ごとに設けられていても良いし、不定の角度ごとに設けられていても良い。第1支持部33と第2支持部34とに切欠きが設けられている場合には、第1支持部33の切欠きと第2支持部34の切欠きとが、Z軸方向において重複する、または一部が重複する第1支持部33と第2支持部34とが互いに対向する形状や、Z軸方向において重複せず第1支持部33と第2支持部34とが互いに対向しない形状を取り得る。
図1においては、第1支持部33は第1円筒部31とは別部材により形成され、第2支持部34は第1円筒部31と一体に形成されている場合を示したが、第1支持部33および第2支持部34を第1円筒部31とは別部材とし内周面313に固定するものについても本発明の一態様に含まれる。第1支持部33を第1円筒部31と一体に形成し、第2支持部34を内周面313に固定してもよいし、第1支持部33および第2支持部34を収容部材3と一体に形成してもよい。第1支持部33を第1円筒部31と一体に形成する場合には、光学部材2を第2支持部34の支持面34S上に載置した後、かしめ加工により第1支持部33を形成しても良い。第2支持部34を第1円筒部31と一体に形成する場合には、光学部材2を第1支持部33の支持面33S上に載置した後、かしめ加工により第2支持部34を形成しても良い。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)第1支持部33と第2支持部34とは、収容部材3の中心軸AXの方向に沿って、光学部材2の厚みH1よりも大きな間隔H2を有して収容部材3の内周面313から突設し、収容空間SPが内周面313と第1支持部33と第2支持部34とから構成される。光学部材2は、収容空間SP内、すなわち、第1支持部33と第2支持部34との間に収容される。したがって、光学部材2は、収容部材3の構造からの力が作用することなく第1支持部33または第2支持部34または内周面313に支持されるので、光学部材2への応力の発生が抑制され、光学部材2の面精度の劣化を抑制できる。すなわち、軸上光束における瞳の最周辺付近での光線の結像位置における誤差の発生を抑制し、光学部材2を介して結像した画像全体にフレアがかかったような画像になることを防ぎ、画質の低下を防ぐことができる。
上記のように光学部材2の面精度の低下が抑制されているので、光学フィルター1を撮影レンズに装着した場合、撮影レンズが備えるレンズが本来有している解像度を損なうことがない。特に、高解像度を重視して設計された大口径の望遠レンズの場合、撮影画像上の微細な部分についても劣化の発生が抑制された画像が得られる。また、光学フィルター1が高解像度の望遠レンズ以外の撮影レンズに装着される場合であっても、撮影画像をコンピュータのモニタのような大画面上で再生する場合や、大きなサイズに印刷する場合に、微細な部分についてもレンズの解像度に応じた解像度の画像にて鑑賞することができる。すなわち、本実施の形態による光学フィルター1は撮影画像の画質低下の抑制に寄与する。
(2)第1支持部33および第2支持部34は、内周面313の少なくとも一部に設けられ、第1支持部33および第2支持部34から光学部材2に力が作用することがない。特に、光学部材2のZ軸方向の厚さH1が1mm乃至3mmであり、直径D1が30mm乃至120mmのように厚さH1に対して直径D1が極端に大きい場合には、光学部材2は、収容部材3からのわずかな力に対して歪が発生しやすい。このような光学部材2であっても、本実施の形態の収容部材3の収容空間SP内に収容することにより、光学部材2に対して応力の発生を抑え、面精度を維持でき、画質低下を抑えることができる。
−第2の実施の形態−
本発明の第2の実施の形態による光学フィルターについて説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、光学部材が収容部材の内周面、第1支持部または第2支持部と接触する際の衝撃を吸収し、接触音の発生を抑制するための緩衝部材を備える点で第1の実施の形態とは異なる。
図2は本実施の形態による光学フィルター1の断面図である。図2は、図1と同様に、X軸、Y軸およびZ軸を設定し、Z軸を鉛直方向に沿った方向、XY平面を水平な面とする。図2においても、光学フィルター1の中心軸AXを通りXZ平面に平行な平面における光学フィルター1の断面を模式的に示している。
図2に示すように、光学部材2には第1緩衝部材41と第2緩衝部材42とが配置される。第1緩衝部材41は、光学部材2の表面2aのうち第1支持部33の支持面33Sと対向する部分の少なくとも一部に配置される。第1緩衝部材41は、光学フィルター1を保持した際の姿勢に応じて、光学部材2が中心軸AX方向に沿って収容空間SP内を移動する際に、光学部材2の表面2aと第1支持部33との接触による衝撃および接触音を吸収する。なお、第1緩衝部材41は、光学部材2の外周方向に沿って全周に渡って配置されていてもよいし、外周方向に沿って離散的に複数個所に配置されていてもよい。
第1緩衝部材41は、バルク状、フィルム状、繊維状等の高分子材料により構成することができる。高分子材料としては結晶質のもの、非晶質のもの、これらの双方を含むものを用いることができる。高分子材料はエラストマーであってもよい。また、多数の気孔を含んで構成されたものであっても良い。第1緩衝部材41は、第1支持部33を構成する材料よりも弾性率が小さい材料によって構成することができる。第1緩衝部材41はシート状に形成され、一方の面は接着剤が塗布された接着面であり、この接着面によって光学部材2の表面2aに接着される。第1緩衝部材41のZ軸方向における厚さは、第1緩衝部材41が配置された場合であっても、光学部材2に収容部材3からの力が作用しないように設定される。すなわち、第1緩衝部材41は、光学部材2の表面2aと第1支持部33の支持面33Sとの間に生じる隙間である0.05[mm]〜2.00[mm]の1/4程度の厚みを有していることが好ましい。特に、第1円筒部31が温度変化に伴う熱膨張を起こした場合であっても、光学部材2との間に隙間が確保されるように第1緩衝部材41の厚みが決定されるとより好ましい。
なお、第1緩衝部材41が光学部材2の表面2aに配置されるものに代えて、第1支持部33の支持面33Sに配置されてもよい。また、第1緩衝部材41が第1支持部33の支持面33Sと光学部材2の表面2aとの間に配置されるものに代えて、第2支持部34の支持面34Sと光学部材の表面2bとの間に配置されるものも本発明の一態様に含まれる。この場合、第1緩衝部材41は、光学部材2の表面2bおよび第2支持部34の支持面34Sの少なくとも一方に配置することが好ましい。また、第1緩衝部材41が、第1支持部33の支持面33Sと光学部材2の表面2aとの間および第2支持部34の支持面34Sと光学部材2の表面2bとの間の両方に配置されるものについても本発明の一態様に含まれる。
第2緩衝部材42は、光学部材2の外周部2cに配置される。第2緩衝部材42は、光学フィルター1を保持した際の姿勢に応じて、光学部材2が径方向(XY平面上)に沿って収容空間SP内を移動する際に、光学部材2の外周部2cと第1円筒部31の内周面313との接触による衝撃および接触音を吸収する。なお、第2緩衝部材42は、光学部材2の外周方向に沿って全周に渡って配置されていてもよいし、外周方向に沿って離散的に複数個所に配置されていてもよい。
第2緩衝部材42は、第1緩衝部材41と同様に、バルク状、フィルム状、繊維状等の高分子材料により構成することができる。高分子材料としては結晶質のもの、非晶質のもの、これらの双方を含むものを用いることができる。高分子材料はエラストマーであってもよい。また、多数の気孔を含んで構成されたものであっても良い。第2緩衝部材42は、第1円筒部31を構成する材料よりも弾性率が小さい材料によって構成することができる。第2緩衝部材42はシート状に形成され、一方の面は接着剤が塗布された接着面であり、この接着面によって光学部材2の外周部2cに接着される。第2緩衝部材42の厚さは、第2緩衝部材42が配置された場合であっても、光学部材2に収容部材3からの力が作用しないように設定される。すなわち、第2緩衝部材42は、光学部材2の外周部2cと第1円筒部31の内壁面313との間に生じる隙間(直径D1と内径D2との差)である0.1[mm]〜1.00[mm]の1/4程度の厚みを有していることが好ましい。特に、第1円筒部31が温度変化に伴う熱膨張を起こした場合であっても、光学部材2との間に隙間が確保されるように第2緩衝部材42の厚みが決定されるとより好ましい。なお、第2緩衝部材42が第1円筒部31の内周面313に配置されるものについても本発明の一態様に含まれる。
上述のように第1緩衝部材41および第2緩衝部材42が配置されるので、光学部材2に収容部材3からの力が作用しない状態を保ちつつ、光学フィルター1の保持姿勢に応じて光学部材2が収容空間SP内で移動した場合であっても、光学部材2が収容部材3と接触した場合の衝撃を吸収し、接触音の発生を抑制できる。なお、第1緩衝部材41および第2緩衝部材42の何れか一方が配置される場合についても本発明の一態様に含まれる。
以下、光学フィルター1の実施例を示す。以下の実施例は本発明の態様を具体的に説明するものであるが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例]
第2の実施の形態の光学フィルター1について、各部の寸法の一例を次に示す。
光学部材2の厚さH1(Z軸方向):2.06mm
光学部材2の直径D1:48.9mm
第1円筒部31の内径D2:49.1mm
支持面33Sと支持面34Sとの間隔H2:2.30mm
第1支持部33の厚さ(Z軸方向):1.0mm
間隔H2と光学部材2の厚さH1との差(第1支持部22と光学部材2の表面2aとの間の隙間):0.24mm
内径D2と直径D1との差分(第1円筒部33の内壁面313と光学部材2の外周部2cとの間の隙間):0.1mm
第2緩衝部材42の厚さ:0.025mm
本実施例では、第2緩衝部材42としてセロファンテープを用いる。第2緩衝部材42は、Z軸方向の長さを2mm、光学部材2の外周部2cに沿った長さを10mmとしたものを、外周部2cに120度の間隔にて3か所に接着する。
本実施例では、表面2aおよび2bの研磨後の面精度がλ/8(λ=632.8nm)の光学部材2を用いた。図3(a)にこの光学部材2を収容部材3に収容しない状態にてレーザ干渉計により測定した画像を示す。上述したように、光学部材2の表面2a、2bの面精度はλ/8(すなわちニュートンリング0.25本)であるので、測定した画像にニュートンリングを観察することはできない。
図3(b)は上記の光学部材2を収容部材3に収容した本実施例における光学フィルター1をレーザ干渉計により測定した画像を示す。図3(b)に示すように、本実施例の光学フィルター1において、ニュートンリングを観察することはできない。すなわち、収容部材3に収容しても、光学部材2に収容部材3からの力が作用しないので、光学部材2における応力の発生が抑制され、光学部材2の面精度は低下していない。
[比較例1]
比較例1の光学フィルターは、上記の面精度を有する光学部材2を、従来構造の収容部材3に収容している。図6(a)に比較例1の光学フィルター400の中心軸AXを通りXZ平面に平行な断面図を模式的に示す。なお、図6(a)においても、図1と同様に、図示の通りにX軸、Y軸およびZ軸を設定し、Z軸を鉛直方向に沿った方向、XY平面を水平な面とする。光学フィルター400は、光学部材2を固定するための部材としてワッシャー401を有している。ワッシャー401は、リング形状の一部に切欠きが設けられ、また、切欠きが設けられた断面の位置および切欠きが設けられた位置からほぼ180°の位置においてZ軸+側への変位が最も大きく、切欠きが設けられた位置からほぼ90°をなす位置においてZ軸−側への変位が最も大きくなるような湾曲量を有するように湾曲して形成されている。ワッシャー401の湾曲量とワッシャー401のZ軸方向の厚さとを加えた長さは、光学部材2の表面2aと内周面313に設けられた段差313aとのZ軸方向の間隔H3と比べて大きい。したがって、ワッシャー401を収容部材3に配置すると、ワッシャー401の上面(Z軸+側の面)は段差313aを押圧し、下面(Z軸−側の面)は光学部材2を押圧して、光学部材2を固定する。すなわち、Z軸+側に設けられたワッシャー401は光学部材2にZ軸−方向へ力を加えて光学部材2を第2支持部34上にて固定している。図4(a)に比較例1の光学フィルターをレーザ干渉計により測定した画像を示す。比較例1では、図4(a)に示すように、ニュートンリングが観察される。測定画像では、ニュートンリングは、上下左右方向によって形状が異なっていることから、光学部材2の歪は面対称ではないことがわかる。すなわち、図3(a)に示すようにニュートンリングが観察されていなかった光学部材2をワッシャー401にて固定することにより、光学部材2に収容部材からの力が作用して応力が発生し、光学部材2の面精度に劣化が生じている。
[比較例2]
図6(b)に比較例2の光学フィルター410の中心軸AXを通りXZ平面に平行な断面図を模式的に示す。なお、図6(b)においても、図1および図6(a)と同様に、図示の通りにX軸、Y軸およびZ軸を設定し、Z軸を鉛直方向に沿った方向、XY平面を水平な面とする。比較例2においては、収容部材300に光学部材2が収容される。収容部材300は第1円筒部301と、第1円筒部301よりも内径が大きい第2円筒部302とにより形成される。第1円筒部301の内径と第2円筒部302の内径とが異なることにより、収容部材300には光学部材2をZ軸+側から支持する支持部303が形成される。光学フィルター410は、光学部材2を固定するための部材としてリング状の押さえ部材411を有している。押さえ部材411の外周面にはねじが形成され、第2円筒部302の内周面に設けられたねじと係合して、光学部材2をZ軸+方向に押圧する。すなわち、Z軸−側に設けられた押さえ部材411が上記の面精度を有する光学部材2をZ軸+方向へ力を加えて光学部材2を固定している。図4(b)に比較例2の光学フィルターをレーザ干渉計により測定した画像を示す。比較例2では、図4(b)に示すように、ニュートンリングが観察される。すなわち、比較例2においても、比較例1と同様に、図3(a)に示すようにニュートンリングが観察されていなかった光学部材2を押さえ部材411にて固定することにより、光学部材2に収容部材からの力が作用して応力が発生し、光学部材2の面精度に劣化が生じている。
以上で説明した第2の実施の形態および実施例によれば、上述した第1の実施の形態により得られた作用効果に加えて、以下の作用効果を得ることができる。
(1)光学部材2と第1支持部33の支持面33Sとの間の少なくとも一部、および光学部材2と第2支持部34の支持面34Sとの間の少なくとも一部の少なくとも一方には第1緩衝部材41が配置されるようにした。したがって、光学フィルター1を保持した際の姿勢に応じて、光学部材2が中心軸AX方向に沿って収容空間SP内を移動した場合に、光学部材2の表面2aと第1支持部33との接触による衝撃を吸収し、接触音の発生を抑制できる。
(2)第1緩衝部材41は、光学部材2の外周方向に沿って離散的に配置される。したがって、光学部材2の全周に渡って第1緩衝部材41が配置される場合と比べて、生産時の作業効率の向上に寄与する。
(3)内周面313と光学部材2の外周部2cとの間には、光学部材2の外周方向に沿って第2緩衝部材42が配置される。したがって、第2緩衝部材42は、光学フィルター1を保持した際の姿勢に応じて、光学部材2が径方向(XY平面上)に沿って収容空間SP内を移動する場合に、光学部材2の外周部2cと第1円筒部31の内周面313との接触による衝撃の吸収および接触音の発生の抑制が可能となる。
(4)第2緩衝部材42は、光学部材2の外周方向に沿って離散的に配置される。したがって、光学部材2の外周部2cの全周に第2緩衝部材42が配置される場合と比べて、生産時の作業効率の向上に寄与する。
(5)第1緩衝部材41および第2緩衝部材42は緩衝効果の高い高分子材料により構成される。したがって、光学フィルター1を保持した際の姿勢に応じて、光学部材2と収容部材3とは緩衝効果を有する材料を介して接触するので、剛体である光学部材2と収容部材3とが直接に接触する場合と比べ、接触に伴う衝撃を吸収するとともに接触音の発生を抑えることができる。
(6)第1緩衝部材41および第2緩衝部材42はシート状に形成される。これにより、光学部材2と収容部材3との間に配置された場合であっても、光学部材2に収容部材3からの力が作用しないので、光学部材2の面精度の劣化を抑制できる。
(7)シート状に形成された第1緩衝部材41および第2緩衝部材42の一方の面には粘着剤が塗布されている。したがって、第1緩衝部材41および第2緩衝部材42を光学部材2または収容部材3の所望の位置に張り付けることができるので、簡易な作業にて生産が可能となり作業効率が向上する。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(1)第1支持部33および/または第2支持部34がC型ワッシャーにより構成されている場合には、固定用に内周面313に沿って保持溝を設けるものも本発明の一態様に含まれる。図5は、図2に示す第1支持部33をC型ワッシャーにより構成されるものとし、内周面313に保持溝314が形成された場合を示す。この場合、内周面313の表面に対して凹部をなす保持溝314が形成され、この保持溝314の凹部にC型ワッシャーを接着して配置する。C型ワッシャーである第1保持部33は中心軸AXから放射状に向かう力を有すること、および保持溝314と内周面313の表面とにより形成される段差により、第1保持部33は光学部材2に力を作用させることなく収容部材3内に固定される。
(2)光学部材2が撮影レンズに組み込まれた場合についても、本発明の収容部材3の構成を適用することができる。すなわち、撮影レンズを構成するレンズ鏡筒の内周面から第1支持部と第2支持部とを突設させ、レンズ鏡筒の内周面と第1支持部と第2支持部とにより構成される収容空間に光学部材2を収容する。この場合、レンズ鏡筒の中心軸に沿った第1支持部と第2支持部との間隔を光学部材2の厚さH1よりも大きく形成し、光学部材2を第1支持部と第2支持部との間に収容する。この結果、光学部材2が撮影レンズに組み込まれた場合であっても、光学部材2の面精度の劣化を抑制させることができる。
さらに、光学部材2と第1支持部との間の少なくとも一部、および光学部材2と第2支持部との間の少なくとも一部の少なくとも一方には第1緩衝部材41を配置し、レンズ鏡筒の内周面と光学部材2の外周部2cとの間に、光学部材2の外周方向に沿って第2緩衝部材42を配置する。この結果、第2の実施の形態、実施例の場合と同様に、光学部材2の面精度の劣化を抑制しつつ、接触に伴う衝撃の吸収と接触音の発生の抑制とが可能になる。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1…光学フィルター、2…光学部材、
2a、2b…表面、2c…外周部、
3…収容部材、33…第1支持部、
34…第2支持部、41…第1緩衝部材、
42…第2緩衝部材、313…内周面、
SP…収容空間

Claims (13)

  1. 所定の外形を有し、縁部が光軸方向に沿って所定の厚みを有する板状の光学部材と、
    前記光学部材の前記縁部を収容する収容部を有する収容部材とを備え、
    前記収容部は、
    前記収容部材の内周面と、前記内周面から突設する第1および第2の支持部と、から構成される空間を含み、
    前記第1の支持部と前記第2の支持部とは、前記収容部材の中心軸の方向に沿って、前記光学部材の前記縁部の前記厚みよりも大きな間隔を有して前記内周面から突設し、
    前記光学部材の前記縁部は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との間に収容されることを特徴とする光学フィルター。
  2. 請求項1に記載の光学フィルターにおいて、
    前記第1および第2の支持部は、前記内周面の少なくとも一部に設けられることを特徴とする光学フィルター。
  3. 請求項1または2に記載の光学フィルターにおいて、
    前記光学部材と前記第1の支持部との間の少なくとも一部、および前記光学部材と前記第2の支持部との間の少なくとも一部の少なくとも一方には第1緩衝部材が配置されることを特徴とする光学フィルター。
  4. 請求項3に記載の光学フィルターにおいて、
    前記第1緩衝部材は、前記光学部材の外周方向に沿って離散的に配置されることを特徴とする光学フィルター。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の光学フィルターにおいて、
    前記内周面と前記光学部材の外周部との間には、前記光学部材の外周方向に沿って第2緩衝部材が配置されることを特徴とする光学フィルター。
  6. 請求項5に記載の光学フィルターにおいて、
    前記第2緩衝部材は、前記光学部材の外周方向に沿って離散的に配置されることを特徴とする光学フィルター。
  7. 請求項3または4に記載の光学フィルターにおいて、
    前記第1緩衝部材は高分子材料により構成されることを特徴とする光学フィルター。
  8. 請求項5または6に記載の光学フィルターにおいて、
    前記第2緩衝部材は高分子材料により構成されることを特徴とする光学フィルター。
  9. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の光学フィルターにおいて、
    前記光学フィルターを水平に保持した場合、
    前記光学部材の上面と前記第1の支持部とは0.1mm以上1mm以下の隙間を有することを特徴とする光学フィルター。
  10. 請求項5または6に記載の光学フィルターにおいて、
    前記内周面と前記光学部材の外周部とは0.05mm以上2mm以下の隙間を有することを特徴とする光学フィルター。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載の光学フィルターにおいて、
    前記収容部材は撮像装置用の光学系を有する鏡筒に取り付け可能に構成されていることを特徴とする光学フィルター。
  12. 請求項11に記載の光学フィルターにおいて、
    前記収容部材にはねじ部が設けられ、前記収容部材は前記ねじ部を介して前記鏡筒に係合することを特徴とする光学フィルター。
  13. 請求項1乃至12の何れか一項に記載の光学フィルターを有することを特徴とする撮像レンズ。
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