JP2015134956A - めっき装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】めっき対象部材の凹凸を有する処理面に対して均一なめっき被膜の形成を可能にするめっき装置を提供する。
【解決手段】めっき対象部材2の表面に対向配置される仕切部材10と、めっき対象部材2に対し仕切部材10を挟んで反対側に配置される電極20と、仕切部材10に対して電極20の側に設けられためっき液の流通路13と、流通路13にめっき液を供給するめっき液供給部30と、仕切部材10におけるめっき対象部材2の凹部4に対向する位置に設けられて流通路13から凹部4にめっき液を供給可能な流通孔16と、凹部4の側に供給しためっき液をめっき対象部材2の凹部4以外のめっき処理面に流通させた後に排出するめっき液排出部と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種構造材の内外表面に対してめっき被膜を形成するめっき装置に関する。
構造材の内外表面には凹凸が有するものが存在する。こうした凹凸を有する表面に電気めっきを形成するめっき装置として、例えば特許文献1に記載のものが存在する。このめっき装置では、軸体の凹凸を有する外表面にめっき処理を行っている。軸体は電極に接続された状態で管状部材の中心に配置され、管状部材の下方から上方に向けてめっき液が供給される。軸体の外表面に均一なめっき被膜を形成するには、軸体の外表面と管状部材との距離が一定になるよう軸体を保持する必要がある。しかし、特許文献1では、軸体の姿勢保持が困難であるとの理由から、軸体を回転させて電流密度(単位面積当たりの電流)のばらつきを抑制し、均一なめっき被膜の形成を図っている。
特許文献2には、アルミニウム合金製歯車に対して電気Ni−Pめっきを施す技術が記載されている。これによれば、歯車表面に先に陽極酸化層を成形し、その上に電気Ni−Pめっき被膜を形成する。このめっき被膜に対して熱処理又はショットピーニング等を行い、めっき被膜の硬度の向上を図っている。ただ、歯車の凹凸の各部に対して均一なめっき被膜を形成する技術については開示されていない。
特開2013−60658号公報 特開平9−31688号公報
特許文献1のめっき装置では、軸体を回転させることで、軸体の凹部及び凸部の各々には均一な被膜が形成される。しかしながら、一般に外側に張り出した部分ほど電流密度が高いため、軸体の凸部や出っ張った角部においてめっき層が厚くなり、その結果、各部のめっき被膜を均一にするには、めっき処理面をさらに加工する必要があった。
本発明は、各種構造材の凹凸を有する処理面に対して均一なめっき被膜を形成するめっき装置を提供することを目的とする。
本発明に係るめっき装置の特徴構成は、めっき対象部材の表面に対向配置される仕切部材と、
前記めっき対象部材に対し前記仕切部材を挟んで反対側に配置される電極と、
前記仕切部材に対して前記電極の側に設けられためっき液の流通路と、
前記流通路にめっき液を供給するめっき液供給部と、
前記仕切部材における前記めっき対象部材の凹部に対向する位置に設けられて前記流通路から前記凹部に前記めっき液を供給可能な流通孔と、
前記凹部の側に供給した前記めっき液を前記めっき対象部材の前記凹部以外のめっき処理面に流通させた後に排出するめっき液排出部と、を備えた点にある。
本構成によれば、めっき対象部材の凹部に対して仕切部材に設けられた流通孔からめっき液が供給され、その後にめっき対象部材の凸部にも凹部に供給されためっき液が行き渡る。このように、めっきが付着し難い凹部にめっき液が直接供給され、めっきが付着し易い凸部には凹部を経由してめっき液が供給されるため、めっき処理面において凹部と凸部の電流密度のばらつきが小さくなる。その結果、めっき対象部材のめっき処理面(凹部及び凸部)に均一なめっき被膜を形成することができる。
本発明に係るめっき装置においては、前記仕切部材が前記めっき処理面に平行な対向面を有するよう構成することができる。
本構成の如く、仕切部材がめっき処理面に平行な対向面を有すると、仕切部材とめっき処理面との間隔を略一定にでき、仕切部材とめっき処理面との間を流通するめっき液量のばらつきが小さくなる。これにより、めっき被膜の厚みをより均一にすることができる。
本発明に係るめっき装置においては、前記流通孔として前記凹部の長さ方向に沿うスリットを形成することができる。
本構成の如く、流通孔がスリットであると、流通孔を所定間隔ごとに形成する場合に比べ、めっき液を流通孔から流出させる際の流量損失を抑制でき、凹部全体に向けてめっき液を効率よく供給することができる。
本発明に係るめっき装置においては、前記流通孔の開口幅が前記流通孔の開口端から前記凹部までの距離以上になるよう設定すると好適である。
流通孔から排出されるめっき液は流通孔と凹部との間で分散され、その一部が凹部に接触して、めっき対象部材と仕切部材との間を流れていく。例えば流通孔の開口幅が流通孔の開口端から凹部までの距離よりも小さい場合には、流通孔から排出されるめっき液は凹部に到達する前に流通孔の開口端と凹部との間の領域において分散され易い。そのため、めっき液が凹部全体に十分行き渡らないままめっき対象部材と仕切部材との間を流れることとなり、凹部に適正なめっき被膜が形成されない場合が生じ得る。
一方、本構成の如く、流通孔の開口幅が流通孔の開口端から凹部までの距離以上であると、流通孔の開口幅に比較して流通孔の開口端と凹部との間は小さな領域となる。このため、流通孔から排出されるめっき液は流通孔の開口端と凹部との間に充填され、凹部に供給されてめっき対象部材と仕切部材との間に均一な流れが形成される。これにより、めっき液を凹部全体に均等に行き渡らせることができ、凹部に適正なめっき被膜を形成することができる。
めっき装置の全体概略図 めっき対象部材に対向配置された仕切部材の底面図 電極と仕切部材の分解斜視図 めっき装置の縦断面図 めっき装置の要部横断面図 別実施形態のめっき装置の要部横断面図 仕切部材と位置決め部との分解斜視図 仕切部材が位置決め部に固定された状態を示す要部縦断面図 実施例及び比較例のめっき膜厚の測定結果を示すグラフ
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図3に示すように、ここでは筒状に形成されためっき対象部材2の内周面(めっき処理面)3をめっき処理するめっき装置1を一例として示す。めっき対象部材2は、例えばスプライン状の内歯を有する歯車部材であり、その内周面3には凹部4と凸部5とが周方向に交互に形成されている。
めっき装置1は、めっき対象部材2の内周面3に対向配置される仕切部材10と、めっき対象部材2に対し仕切部材10を挟んで反対側に配置される棒状の電極20と、を備える。仕切部材10は筒状部11と底部12とによって構成されており、仕切部材10の内側の中空部分はめっき液の流通路13である。仕切部材10は、絶縁体であって例えば樹脂等によって構成されている。
筒状部11の外周面11aには周方向に沿って凹部14と凸部15とが交互に形成されている。凹部14及び凸部15は外周面11aの軸芯が延出する方向に沿って所定長さ形成されている。仕切部材10の凹部14がめっき対象部材2の凸部5に対向配置され、凸部15がめっき対象部材2の凹部4に対向配置される。凸部15には、流通路13から凹部4にめっき液を供給可能な流通孔16が設けられている。なお、本実施形態では、この流通孔16は、凹部4の長さ方向に沿うスリットとして形成されている。これにより、流通路13からのめっき液を凹部4の全体に向けて均等に供給することができる。
また、流通孔16は、径方向に沿って同幅で連続して形成されている。例えば流通孔16が徐々に幅狭となる形状であると、流通孔16内のめっき液の圧力が高くなり、流通孔16から排出されるめっき液は凹部4の特定部位や凹部4の周囲に分散して供給される可能性がある。しかし、本構成のように、流通孔16を径方向に沿って同幅で連続して形成すると、流通孔16内のめっき液の圧力変化は小さくなるため、流通孔16から排出されるめっき液の流れは凹部4に向けて安定形成される。その結果、めっき液を凹部4全体に安定的に供給することができる。
仕切部材10の底部12にはめっき液を流入させる複数の流入孔18が設けてあり、底部12の外側には、流通路13にめっき液を供給するめっき液供給部30が設けてある。仕切部材10の両端部のうち、底部12とは反対の側に凹部4の側に供給しためっき液をめっき対象部材2の凹部4以外の表面(めっき処理面)を流通させた後に排出するめっき液排出部31を備える。
図3に示すように、電極20は、その一端部に天板部21が設けられており、天板部21の上面に端子22が備えられている。仕切部材10の底部12には中央に電極20の挿通孔17が設けられ、挿通孔17の周囲にはめっき液の流入孔18が複数形成されている。電極20は、仕切部材10に挿入し、挿通孔17から下方に突出する他端部23にナット26を取付けることで、仕切部材10に固定される。流入孔18はめっき液の流量を調整するために形成されている。底部12において流入孔18の径や数の変更することで、めっき液の流量を容易に調整することができる。
図1に示す如く、めっき装置1は、めっき液を貯留する貯留タンク32と、ポンプ33と、めっき液の供給路34と、戻り流路35とを備えられている。これにより、供給路34から仕切部材10の流通路13に供給されためっき液は、戻り流路35に流出された後に再び供給路34に供給されて循環する。供給路34及び戻り流路35を構成する各配管の径はめっき対象部材2の内径と同じ寸法に設定されている。これにより、めっき液の流量損失が抑制される。
通電部36である電源は、陽極を電極20に接続し陰極をめっき対象部材2に接続して、電極20からめっき対象部材2へ所定電流を流してめっきする。
次に、めっき装置1の作用について説明する。図4及び図5に示すように、めっき液がめっき液供給部30から流入孔18を通過して仕切部材10の内部の流通路13に供給される。流通路13に供給されためっき液は、凸部15に形成された流通孔16からめっき対象部材2の内周面3に形成された凹部4に向けて供給される。このめっき液は、その後、めっき対象部材2の内周面3と仕切部材10の外周面11aとの間の隙間を流通した後に、仕切部材10の上方のめっき液排出部31から排出される。
このように、めっきが付着し難い凹部4に新しいめっき液が直接供給され、めっきが付着し易い凸部5には凹部4で処理に供されためっき液が供給される。また、電極20との距離が近くめっきが付着し易い凸部5は仕切部材10によって遮蔽されるため、電極20から凸部5に電気が流れ難くなる。このため、めっき処理面において凹部4と凸部5とのめっき環境が近似したものとなり、例えば電流密度のばらつきが小さくなる。その結果、めっき対象部材2の全体に亘って均一なめっき被膜を形成することができる。
仕切部材10の外周面11aは、めっき対象部材2の内周面3に平行な対向面になるよう、凹部14及び凸部15が形成されている。このように構成することで、外周面11aと内周面3との間を流通するめっき液量のばらつきが小さくなる。これにより、内周面3(めっき処理面)のめっき被膜の厚みをより均一にすることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記の実施形態(図5)では、流通孔16の開口幅を流通孔16の開口端から凹部4までの距離よりも小さくした例を示した。これに代えて、図6に示すように、流通孔16の開口端16aが凹部4に近接するように配置し、流通孔16の開口幅Wが流通孔16の開口端16aから凹部4までの距離L以上になるよう設定してもよい。流通孔16の開口幅Wが流通孔16の開口端16aから凹部4までの距離L以上であると、流通孔16の開口幅Wに比較して流通孔16の開口端16aと凹部4との間は小さな領域となる。このため、流通孔16から排出されるめっき液は流通孔16の開口端16aと凹部4との間に充填され、凹部4に供給されてめっき対象部材2の内周面3と仕切部材10との間に均一な流れが形成される。これにより、めっき液を凹部4全体に均等に行き渡らせることができ、凹部4に適正なめっき被膜を形成することができる。
また、図6に示すように、筒状部11(仕切部材10)の外周面11aは、めっき対象部材2の凹部4の両側に位置する傾斜面3aに平行になるよう構成してもよい。こうすると、外周面11aと傾斜面3aとの間を流れるめっき液の流速が安定し、傾斜面3a(めっき対象部材2)に対するめっき液の供給状態が安定する。
(2)仕切部材10は、流通孔16をめっき対象部材2の凹部4に対向する位置に配置するため、めっき対象部材2との間で位置合わせを行う必要がある。仕切部材10とめっき対象部材2との位置合わせを容易にするために、図7及び図8に示すように、位置決め部材40を設けてもよい。この位置決め部材40は、支持部41と、仕切部材10の軸芯周りの対向する位置に設けられた2つの突起部42とを備えている。また、この位置決め部材40は、めっき対象部材2を保持する装置本体(不図示)の所定位置に設けられ、めっき対象部材2に対しては常に所定の位置関係にある。
突起部42の上端部が流入孔18の幾つかに嵌合され、これにより、めっき対象部材2に対する仕切部材10の位置決めを簡易に行うことができる。突起部42の下端部の径は流入孔18の径よりも大きく構成してあり、位置決め部材40が仕切部材10を支持した状態では、支持部41と底部12との間には所定の間隔が設けられる。よって、底部12の下方からのめっき液の供給は容易である。
(3)上記実施形態では、めっき処理面がめっき対象部材2の内周面3である例を示したが、めっき処理面はめっき対象部材2の外周面であってもよいし、内周面や外周面以外の凹凸を有する面部であってもよい。めっき処理面がめっき対象部材2の外周面の場合には、めっき処理面の外周側に外周面に適応した形状の仕切部材10及び電極20が配置される。また、めっき処理面が面部である場合には、面部に適応した形状の仕切部材10及び電極20が用いられる。
(4)上記実施形態では、仕切部材10の流通孔16としてスリットが形成されている例を示したが、所望の位置にめっき液を供給できるものであれば流通孔16はスリット以外の形状であってもよい。
〔実施例1〕
めっき対象部材2としてクラッチハブを用い、図1に示すように、クラッチハブの円筒部分を垂直方向に配置し、直径10mmの電極20とクラッチハブのスプライン部(内周面3)の間に仕切部材10を配置してめっき処理を行った。クラッチハブの素材は炭素鋼であり、めっき液として電気Ni−Pめっき用のめっき液を用いた。ポンプ33によってめっき液をクラッチハブのスプライン部へ下方から上方に向けて供給し循環させた。
クラッチハブに対するめっき処理工程は、クラッチハブのスプライン部(めっき処理面)に対する、電解脱脂、水洗、電気めっき処理、水洗、及び乾燥の5つの工程である。
電極20は、丸棒可溶性電極であり、Ti電極にNiをコーティングしたものである。仕切部材10は樹脂製であり、スリット状の流通孔の開口幅を0.3mmとし、流通孔16の開口端から凹部4(底部)までの距離を0.5mmとした(図5)。電極20の電流密度は10A/dmである。めっき液の浴温は65℃である。膜厚の目標を8μmに設定し、液流量15L/分で所定のめっき時間によるめっき処理を行った。
〔実施例2〕
仕切部材10のスリット状の流通孔16の開口幅Wを0.1mmとし、流通孔16の開口端16aから凹部4(底部)までの距離Lを0.1mmとした。すなわち、流通孔16の開口幅Wと距離Lとが同じになるよう設定した。他の条件は実施例1と同じである。
〔比較例1〕
直径10mmの電極をクラッチハブの円筒部の中心に配置し、仕切部材は配置せずにめっき処理を行った。他の条件は実施例と同じである。
〔比較例2〕
直径5mmの電極をクラッチハブの円筒部の中心に配置し、仕切部材は配置せずにめっき処理を行った。他の条件は実施例と同じである。
図9に、実施例1、実施例2、比較例1、及び比較例2のクラッチハブのスプライン部の各箇所に形成されためっき被膜の膜厚の測定結果を示す。測定箇所は、図9のグラフの右側に示す通り、Aが凸部(頂部)、Eが凹部(底部)であり、B、C、Dは凸部と凹部との間の傾斜領域であって凸部からの順に設定された位置である。実施例1及び2では、凸部寄りのA、Bのめっき膜厚が減少し、反対に凸部と凹部の中間位置Cから凹部寄りのD、Eのめっき膜厚が増加している。その結果、凸部と凹部とのめっき膜厚の差が小さくなり、スブライン部に対して略均一なめっき被膜を実現できた。なお、実施例2では実施例1に比較して、中間位置Cのめっき膜厚が減少し、凹部Eのめっき膜厚は増加した。すなわち、実施例1よりも実施例2の方がスプライン部全体におけるめっき膜厚のバラつきが小さい。
一方、比較例1及び2では、共に凸部寄りのA,Bではめっき膜厚が16μm以上である反面、中間位置のCと凹部寄りのD、Eのめっき膜厚が4μm以下であった。すなわち、めっき処理面のめっき膜厚のばらつきが大きく、スプライン部に均一なめっき処理膜は形成されなかった。
本発明は、凹凸を有するめっき処理面に対して広く用いることができる。
1 めっき装置
2 めっき対象部材
3 内周面(めっき処理面)
4 凹部
5 凸部
10 仕切部材
11 筒状部
11a 外周面
12 底部
13 流通路
14 凹部
15 凸部
16 流通孔
18 流入孔
20 電極
30 めっき液供給部
31 めっき液排出部
40 位置決め部材
L 流通孔の開口端から凹部までの距離
W 流通孔の開口幅

Claims (4)

  1. めっき対象部材の表面に対向配置される仕切部材と、
    前記めっき対象部材に対し前記仕切部材を挟んで反対側に配置される電極と、
    前記仕切部材に対して前記電極の側に設けられためっき液の流通路と、
    前記流通路にめっき液を供給するめっき液供給部と、
    前記仕切部材における前記めっき対象部材の凹部に対向する位置に設けられて前記流通路から前記凹部に前記めっき液を供給可能な流通孔と、
    前記凹部の側に供給した前記めっき液を前記めっき対象部材の前記凹部以外のめっき処理面に流通させた後に排出するめっき液排出部と、を備えためっき装置。
  2. 前記仕切部材が前記めっき処理面に平行な対向面を有する請求項1記載のめっき装置。
  3. 前記流通孔として前記凹部の長さ方向に沿うスリットが形成されている請求項1又は2記載のめっき装置。
  4. 前記流通孔の開口幅が前記流通孔の開口端から前記凹部までの距離以上になるよう設定してある請求項1〜3のいずれか一項に記載のめっき装置。
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