JP2015133420A - 冷却器とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書は、筐体の対向する一対の側板の夫々で衝突噴流による冷却を行うことができる冷却器の製造し易い構造術を提供する。【解決手段】冷却器10は、筐体12、仕切板15を有する。筐体12は、対向する一対の側板12a、12bを有しており、その一対の側板の間を冷媒が通る。仕切板15は、一対の側板の間の空間を、側板に平行に3層に区画する。仕切板15は、U字に折り曲げられた一枚の金属板であってU字の対向する2面によって一対の側板12a、12bの間の空間を3層に区画している。また、仕切板のU字の2面の夫々に、U字の外側に向かって突出する窪み16が設けられているとともに、窪みの底に冷媒噴出孔17が設けられている。窪み16と冷媒噴出孔17がノズルに相当し、冷媒噴出孔17から側板12a、12bに向けて冷媒が噴出される。【選択図】図2

Description

本発明は、液体冷媒を使った冷却器とその製造方法に関する。特に、半導体チップやそれを封止したパワーカードなどの小型デバイスを冷却するのに好適な冷却器とその製造方法に関する。
液体冷媒を使って半導体チップなどの小型デバイスを冷却する冷却器が知られている。冷却能力を高めるため、小型デバイスなどの冷却対象を取り付ける冷却器側板の裏面に冷媒を衝突させる冷却器が提案されている。そのような冷却器は、衝突噴流型冷却器と称されることがある。特許文献1に、衝突噴流型冷却器の一例が開示されている。
特許文献1の冷却器は次の構造を有している。冷却器筐体の一つの側板の裏面に複数のフィンが設けられている。筐体内部の冷媒流路をその側板に沿って平行に2層に区画する仕切板が設けられている。仕切板には、上記側面に向かって突出するノズルが設けられており、そのノズルの先端がフィンに当接している。仕切板によって区画される2つの流路のうち、側板から遠い側の流路に冷媒が供給される。その冷媒は、ノズルを通じて側板の裏面に衝突する。側板の裏面に衝突した冷媒はフィンの間を通って排出される。冷媒を勢いよく側板の裏面に衝突させることで冷却効率が高まる。フィンの間に冷媒が勢いよく流れることも冷却効率の向上に寄与する。
特許文献1の冷却器は、冷却器筐体の一側面だけが、その裏面に冷媒を衝突させる構造である。すなわち、デバイスを効率よく冷却できるのは冷却器筐体の一側面である。これに対して、冷却器の対向する一対の側面の夫々の裏面に冷媒を衝突させる構造が特許文献2に開示されている。特許文献2の冷却器は、冷却器筐体の対向する一対の側板の間で冷媒流路を3層に区画する2枚の仕切板を備える。2枚の仕切板の夫々に冷媒噴出孔が設けられている。中央の層に供給された冷媒は、冷媒噴出孔を通じて夫々の側板の裏面に衝突する。
特開2011−166113号公報 特開2006−310363号公報
特許文献2の冷却器は、その一対の側面が衝突噴流によって対象を冷却することができる。特許文献2の冷却器は、仕切板に冷媒噴出孔が設けてあるだけであり、特許文献1のようにノズルを有さない。冷媒を勢いよく噴出するためにノズルを有するのが好ましい。しかし、ノズルを有する2枚の仕切板を一対の側面の間に配置すると構造が複雑になり、製造コストが嵩む。本明細書は、筐体の対向する一対の側板の夫々で衝突噴流型の冷却を行うことができる冷却器の製造し易い構造と、そのような冷却器の好適な製造方法を提供する。
本明細書が開示する冷却器は、U字に折り曲げた1枚の金属板を、流路空間を3層に区画する仕切板として用いる。さらに、U字の対向する2面の夫々に、U字の外側に膨らむ窪みを設ける。窪みの底には孔(冷媒噴出孔)が設けられている。窪みと冷媒噴出孔が前述したノズルに相当する。上記したU字の金属板は、その形状を自らが保持することができるとともに、筐体内では対向する一対の側板に挟持され、その位置が保持される。従って、そのような冷却器は製造し易い。
本明細書が開示する冷却器の一態様は次の通りである。その冷却器は、筐体と仕切板を有している。筐体は、対向する一対の側板を有しており、その一対の側板の間を冷媒が通る。夫々の側板の裏面(内側面)には複数のフィンが設けられている。仕切板は、一対の側板の間の空間を、側板に沿って平行に3層に区画する。なお、筐体には、中央の層に冷媒を供給する冷媒入口と、両側の層から冷媒を排出する冷媒出口が設けられている。本明細書が開示する冷却器は仕切板に特徴がある。その仕切板は、U字に折り曲げられた一枚の金属板である。仕切板は、U字の対向する2面によって筐体の一対の側板の間の空間を3層に区画する。仕切板のU字の対向する2面の夫々に、U字の外側に向かって突出する窪みが設けられている。なお、金属平板に設けられる窪みの外側(裏側)がU字の外側に向かって突出する。さらに、その窪みの底に冷媒噴出孔が設けられている。前述したように、窪みと冷媒噴出孔が、冷媒を側板裏面に向けて噴出するノズルに相当する。なお、以下では、U字の金属板をU字仕切板と称する。
U字の内側に流れ込んだ冷媒は、窪みの中へ集中することにより、冷媒噴出孔から噴出する冷媒の流速が高まる。側板裏面に衝突する冷媒の流速が高いほど冷却効果が高まる。上記の冷却器は、ノズルに相当する窪みと冷却噴出孔を有するので、特許文献2の冷却器よりも冷却効率がよい。
上記の冷却器は、さらに、各側板の裏面に複数のフィンが設けられており、窪みの底の外側が複数のフィンの先端に当接しているとよい。U字仕切板がその両側からフィンの先端で挟持されてその位置が安定する。
U字仕切板は、U字の底面が冷媒の流れに垂直となるように筐体内に配置されてもよいし、U字の底面が冷媒の流れに平行となるように筐体に配置されていてもよい。また、複数のU字仕切板が筐体内に配置されていてもよい。好適な一例では、U字仕切板は、U字の両先端が筐体の側板に接するように外側に折り曲げられている。そして、冷媒の流れの方向に沿って複数のU字仕切板が配置されている。各U字仕切板は、折り曲げられた先端が冷媒の流れの上流側に位置するとともにU字の底面が下流側に位置するように配置されている。U字仕切板の先端が筐体の側板に接することで、U字仕切板に向かって流れてくる冷媒をU字の内側に誘導することができる。そのような配置によれば、次の利点が得られる。
冷媒入口から供給された冷媒は、直近のU字仕切板のU字の内側に導かれる。冷媒は、U字仕切板の窪みへ集中し、窪みの底板に設けられた冷媒噴出孔から噴出する。噴出した冷媒は、筐体両側の側板の裏面に衝突する。冷媒は下流へと流れ、次のU字仕切板に達する。次のU字仕切板の先端も外側に折り曲げられているので、最初のU字仕切板を通過した冷媒は次のU字仕切板のU字の内側に導かれる。そして、最初のU字仕切板のときと同様に、冷媒は冷媒噴出孔から噴出し、筐体両側の側板の裏面に衝突する。このように、複数のU字仕切板によって、冷媒は繰り返し側板裏面に衝突するので冷却効率が良い。
折り曲げ前のU字仕切板は、プレス加工あるいは絞り加工で容易に製造することができる。即ち、上記したU字仕切板を有する冷却器は、ノズルから冷媒を噴出する衝突噴流型であって複雑な冷媒流路を有するにも関わらず、低コストで製造することができる。製造工程の一態様は次の通りである。まず、プレス加工又は絞り加工によって金属板に複数の窪みを形成する。次に、窪みの底に孔(冷媒噴出孔)を設ける。なお、冷媒噴出孔は、プレス加工で窪み成形と同時に成形することも好適である。次に、金属板をU字に折り曲げる。この工程では、U字の対向する2面の夫々の外側に窪みの外側(裏側)が突出するように金属板をU字に折り曲げる。次に、折り曲げられた金属板(U字仕切板)を冷却器筐体に設置する。この工程では、対向する一対の側板の夫々の内面に複数のフィンが形成された筐体に、U字仕切板を配置する。この工程ではさらに、窪みの底の外側を複数のフィンの先端に当接させるとともに、U字仕切板の対向する2面によって一対の側板の間の空間を3層に区画する。
本明細書が開示する技術は、筐体の対向する一対の側板の夫々で衝突噴流型の冷却を行うことができる冷却器の製造し易い構造を提供する。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の冷却器を用いた積層ユニットの斜視図である。 図1のII−II線に沿った冷却器の断面図である。 図2のIII−III線に沿った冷却器の断面図である。 仕切板の斜視図である。 折り曲げ前の仕切板の斜視図である。 仕切板の製造工程を説明する図である(プレス前)。 仕切板の製造工程を説明する図である(プレス後)。 第1変形例の仕切板の斜視図である(折り曲げ前)。 第1変形例の仕切板の斜視図である。 第2変形例の仕切板の斜視図である(折り曲げ前)。 第2変形例の仕切板の斜視図である。
最初に、本明細書が開示する冷却器を使った積層ユニットを説明する。図1に積層ユニット2の斜視図を示す。積層ユニット2は、複数のパワーカード20と複数の冷却器10を交互に積層したデバイスである。図1では、一つのパワーカード20(20a)を積層ユニットから抜き出して示してある。また、複数のパワーカード20と冷却器10の幾つかに対する符号を省略している。
この積層ユニット2は、電気自動車(あるいはハイブリッド車)に搭載され、バッテリの電力を交流に変換して走行用モータに供給するインバータの主要な部品である。各パワーカード20は、2個のスイッチング素子(図1では不図示)を樹脂でモールドしたパッケージである。パワーカード20の筐体のモールドを以下では樹脂モールド22と称する。
スイッチング素子は、典型的にはトランジスタである。より具体的には、スイッチング素子は、例えばインバータ回路の上下アームのトランジスタである。図では、パワーカード20から延設されているはずの端子は省略している。
パワーカード20の表面には、放熱板24が露出している。図1で隠れている反対側の表面にも放熱板が露出していることに留意されたい。放熱板24は、スイッチング素子の電極の一部であり、樹脂モールド22の内部でスイッチング素子と導通している。放熱板24は、スイッチング素子の熱を樹脂モールド22の表面に伝える。
冷却器10はアルミニウムで作られている。前述したようにパワーカード20の放熱板24がスイッチング素子と導通しているため、パワーカード20(放熱板24)と冷却器10の間には、絶縁板5が挟まれている。絶縁板5は、例えば伝熱性の高いセラミックス製である。
複数のパワーカード20と複数の冷却器10は交互に積層されるとともに、その積層方向に荷重を受けて密着する。密着させることによって放熱板24から冷却器10への伝熱効率を高めている。冷却器10の内部を液体の冷媒が通り、スイッチング素子の熱が、放熱板24と絶縁板5を介して冷媒に吸収される。なお、液体の冷媒は、例えば、水、あるいは、LLC(Long Life Coolant)である。
パワーカード20(及び絶縁板5)を挟んで隣接している冷却器10は、2個の接続管3a、4aで接続されている。積層ユニット2の積層方向の端の冷却器10(10a)には、全ての冷却器10に冷媒を供給する冷媒供給管3と、全ての冷却器10から冷媒を排出する冷媒排出管4が接続されている。なお、以下では、積層ユニット2の積層方向を単純に「積層方向」と称する。図の座標系におけるY軸の方向が積層方向に相当する。
冷媒供給管3と冷媒排出管4は、不図示の冷媒循環装置に接続されている。冷媒供給管3から供給された冷媒は、積層方向に一列に並んでいる複数の接続管3aを通じて全ての冷却器10に分配される。また、各冷却器10を通る間に放熱板24と絶縁板5を介してスイッチング素子から熱を吸収した冷媒は、積層方向に一列に並んでいる別の複数の接続管4aを通じて冷媒排出管4へと排出される。
図2に、図1のII−II線に沿った積層ユニット2の断面を示す。但し、図2は、積層ユニット2の一部、一つの冷却器10とその両側のパワーカード20だけの断面を示している。また、図3に、図2のIII−III線に沿った断面図を示す。図2、図3では、複数の同じ部品の幾つかには符号を付すことを省略している。
まず、パワーカード20の内部構造を概説する。パワーカード20は、2個のスイッチング素子21a、21bを樹脂でモールドしたデバイスである。パワーカード20の筐体が樹脂モールド22に相当する。図2において、上側のパワーカード20のスイッチング素子21aの周囲にだけに符号を付しており、他のスイッチング素子には符号を省略していることに留意されたい。スイッチング素子21a、21bは、その両面に電極が露出しており、その電極が導電体のスペーサ23を挟んで放熱板24に接続している。放熱板24は、樹脂モールド22の表面に露出している。放熱板24は絶縁板5を挟んで冷却器10と対向している。絶縁板5は例えばセラミックス製であるが、導電率が高いセラミックスが使われる。
冷却器10を説明する。冷却器10の内部(筐体12の内部)は冷媒が通る空洞であり、その内部空間に、2個の仕切板15が配置されている。仕切板15は、その全体的な形状がU字型であり、筐体12の側板12a、12bに沿って、筐体12の内部空間を積層方向に3層に区画する。なお、側板12a、12bは、筐体12の対向する一対の側板であり、積層方向に並んでいる。側板12a、12bの夫々の裏面には複数のフィン13が設けられている。仕切板15のU字の対向する2面の夫々がフィン13に接している。仕切板15は、筐体12の内部空間を、U字の外側の空間(図中の符号S2が示す空間)と、U字の内側の空間(図中の符号S1が示す空間)の3層に区画する。
ここで、図4、図5を参照して仕切板15の構造を説明する。図4は、仕切板15の斜視図であり、図5は、折れ曲げ前の仕切板15Bの斜視図である。仕切板15は、プレス加工(あるいは絞り加工)で起伏を付けた一枚の金属板(アルミニウム板)を折り曲げた部品である。図5によく示されているように、仕切板15は、複数の窪み16を有する。各窪み16は、細長である。窪み16の底には、窪み16の長手方向に沿った細長孔が設けられている。その細長孔を、冷媒噴出孔17と称する。折り曲げ前の仕切板15Bを図5に示す2本の直線L1に沿って折り曲げると、図4に示すように全体がU字の仕切板15が出来上がる。窪み16が形成された平板の金属板(仕切板15B)は、U字の2面の夫々の外側に窪み16の外側(裏面)が突出するように折り曲げられる。このとき、U字の2面の夫々の窪み16が対向する。また、U字の先端15aは、U字の外側に折れ曲がっている。図5の直線L2は、先端15aの屈曲箇所を示している。先端15aの直線L2における屈曲は、一枚の金属板から窪み16と冷媒噴出孔17を形成するプレス加工にて行われる(後述)。
図2と図3に戻り、冷却器10の筐体12の内部における仕切板15のレイアウトを説明する。なお、図2は、冷媒噴出孔17を長手方向に横切る断面を示している。図3は、冷媒噴出孔17を短手方向に横切る断面を示している。
筐体12の内部には、流れ方向に沿って2個の仕切板15が配置されている。なお、図2において、筐体12の内部空間の左側が冷媒が流入する冷媒入口Pinに相当し、右側が冷媒が流出する冷媒出口Poutに相当する。別言すれば、細長の筐体12は、その長手方向の一方の端に冷媒入口Pinを有し、他方の端に冷媒出口Poutを有する。図2の左側が冷媒の流れの上流側に相当し、右側が下流側に相当する。夫々の仕切板15は、U字の先端が冷媒流れの上流側に位置するように、そして、U字の底が流れの下流側に位置するように配置されている。2個の仕切板15は同じ構造であり、同じ部位には符号を付すことを省略している。
U字の仕切板15は、窪み16の底面の外側が複数のフィン13の先端に接している。別言すれば、U字の仕切板15は、U字の外側面が一対の側板12a、12bによって挟まれている。そして、窪み16の底に、冷媒噴出孔17が設けられている。冷媒噴出孔17は、側板12a、12bの裏面に向けて開口している。また、U字の先端15aが、側板12a(12b)の裏面に伸びるリブ14と当接している。U字の先端15aとリブ14とは、図2の奥行き方向にわたって一方の端から他方の端まで接しており、接続管3a側の空間とフィン13の空間とを区画している。
図3に示すように、仕切板15は、積層方向(Y軸方向)と交差する筐体の短手方向(図中のZ軸方向)で筐体内部の一方の端から他方の端まで繋がっている。図3に、仕切板15が筐体内部空間を3層(U字の内側の空間S1と、U字の外側の2つの空間S2)に区画していることがよく表れている。特に、窪み16の外側(裏側)が複数のフィン13の先端に当接することで、筐体内で仕切板15を固定せずとも、U字の外側の空間S2が確保される。このことは、仕切板15を筐体に組み込む際に、仕切板15の位置を保持する特別な構造が不要という利点を与える。
上記の構造とレイアウトを有する仕切板15の機能を説明する。冷媒は、図2の左側の接続管3aを通り、冷媒入口Pinから筐体12の内部へ流れ込む。上流側に位置するU字の先端15aが筐体側板12a(12b)から伸びるリブ14と当接しているので、冷媒はU字の内側(空間S1)に導かれる。空間S1の下流側はU字の底面に相当し、閉塞している。従って冷媒は、窪み16へと導かれ、冷媒噴出孔17から側板12a(12b)の裏面に向かって噴出する。U字の内側に流れ込んだ冷媒は窪み16へ集中することで冷媒噴出孔17から噴出する際の流速が高められる。図2の矢印線A1が、冷媒入口Pinから入って冷媒噴出孔17から噴出する冷媒の流れを表している。冷媒が側板12a(12b)の裏面に勢いよく衝突することで、絶縁板5を介して側板12a(12b)と接しているパワーカード20のスイッチング素子21aが効率よく冷却される。
側板12a(12b)の裏面に衝突した冷媒は、複数のフィン13の間を通る。側板12a(12b)から伸びている複数のフィン13も、冷却効果を高めることに寄与する。
フィン13の間を通った冷媒は、空間S2を下流へと流れる。図2の左側の仕切板15を通過した冷媒は、図2の右側の仕切板15へと向かう。右側の仕切板15も、左側の仕切板15と同様に、上流側に位置する先端15aが側板12a(12b)から伸びるリブ14と当接している。従って冷媒は、リブ14と仕切板15の先端15aによって、U字の内部空間S1に導かれる。図2の矢印線A2が、下流側の仕切板15のU字内側空間S1へ向かう冷媒の流れを表している。なお、矢印線A2の破線部分は、図2の紙面の面外方向、即ち、窪み16の外側を冷媒が通ることを表している。
図中右側の仕切板15においても左側の仕切板15と同様に、冷媒は冷媒噴出孔17を通じて側板12a(12b)の裏面に勢いよく衝突し、スイッチング素子21bを冷却する。最後に冷媒は、冷媒出口Poutを通って筐体12から排出される。冷媒はさらに接続管4aを通り、積層ユニット2の外側へと排出される。矢印線A3が、排出される冷媒の流れを表している。矢印線A3の破線部分も、矢印線A2と同様に、窪み16の外側を冷媒が通ることを表している。
上記のように、冷却器10は、パワーカード20と接している側板12a(側板12b)の裏面に冷媒を勢いよく噴き付けることにより、冷却能力を高めている。特に、パワーカード20の内部に2個のスイッチング素子21a、21bが封止されており、冷却器10は、各スイッチング素子に対向するように複数の仕切板15を配置している。仕切板15の冷媒噴出孔17から冷媒が噴出される。図1−図5の冷却器10は、パワカード内の各スイッチング素子に対応して冷媒を噴出し、2個のスイッチング素子の間では冷媒を噴出しない。冷却器10は、側板裏面に向けて冷媒を噴出する範囲をスイッチング素子の範囲に限ることで、多くの冷媒をスイッチング素子に向けて噴出することができる。
図2−図5に示したように、仕切板15は複雑な形状をしているが一枚の金属板で作られている。次に、仕切板15の製造方法の一例を説明する。図6Aは、仕切板を製造するプレス機の金型40と、プレス前の仕切板(金属板35)の断面を示している。図6Bは、プレス後の仕切板(折り曲げ前の仕切板15B)の断面を示している。図6Bの断面は、図5のVI−VI線に沿った断面に相当する。
金型40は、上型41と下型42で構成される。金型表面には、図5に示した折り曲げ前の仕切板15Bの形状と同じ起伏が形成されている。平板の金属板35を上型41と下型42で挟み込み、金型表面の形状を金属板35に複製する。なお、下型42には、冷媒噴出孔17(図5参照)を形成するためのパンチ42aが設けられているとともに、上型41には、パンチ42aが嵌合するパンチ溝41aが設けられている。金型40は、金属板35を仕切板15Bの形に成形すると同時に冷媒噴出孔17も形成することができる(図6B参照)。このように複数の窪み16と各窪み16の冷媒噴出孔17は、プレス加工で瞬時に形成される。即ち、仕切板15は低コストで製造することができる。
こうして作られた折り曲げ前の仕切板15Bを図5に示した2本の直線L1で折り曲げると、図4に示したU字の仕切板15が得られる。最後に、筐体12の内部に仕切板15を取り付けて冷却器10が完成する。なお、具体的には、次の通りである。仕切板設置前の筐体12には、対向する一対の側板12a、12bの夫々の内面に複数のフィン13が形成されている。複数のフィン13が形成された筐体12に仕切板15を設置する。このとき、窪み16の底の外側を複数のフィン13の先端に当接させるとともに仕切板15のU字の対向する2面によって一対の側板12a、12bの間の空間を3層に区画する。なお、図示を省略しているが、筐体12は複数に分割することができ、仕切板15は、分解された筐体12に組み込まれ、その後に筐体が組み立てられる。
以上説明したように、冷却器10は、その両面で、冷媒の衝突噴流によって高い冷却効果が得られる。また、両面で衝突噴流を起こさせるノズル付き仕切板15は、プレス加工と折り曲げ加工で得ることができる。即ち、冷却器10は低コストで製造することができる。なお、仕切板15は、プレス加工の代わりに絞り加工でも低コストで製造することができる。
仕切板15の変形例を説明する。図7、図8に第1変形例の仕切板115の斜視図を示す。図7は、折り曲げ前の仕切板115Bの斜視図である。図7の仕切板115Bを2本の直線L101で折り曲げると、図8のU字の仕切板115が得られる。図のX軸方向が、仕切板115を筐体に設置し後の冷媒流れ方向に相当する。即ち、仕切板115は、筐体内に設置したときに冷媒の流れ方向に2列の窪み16を有する。窪み16は、前述の仕切板15と同様に流れ方向に細長である。また、各窪み16の底には、窪みの長手方向に沿って一列に並ぶ冷媒噴出孔群117が形成されている。一列に並んだ冷媒噴出孔群117は、前述の仕切板15の細長い冷媒噴出孔17と本質的に同じ効果を奏する。図7では複数の窪みの一部と複数の冷媒噴出孔の一部だけに符号16と117を付していることに留意されたい。
次に、図9、図10を参照して第2変形例の仕切板215を説明する。図9の仕切板215Bを、図中の2本の直線L201で折り曲げると、図10のU字の仕切板215が得られる。仕切板215は、前述の仕切板115とは折り曲げる方向が異なる。即ち、仕切板115は、流れ方向(図中X軸方向)と直交する直線L101に沿って折り曲げられ、仕切板215は、流れ方向と平行な直線L201に沿って折り曲げられる。別言すると、仕切板115は、U字の先端が流れの上流側に位置するとともに、U字の底面が下流側に位置するように筐体に設置される。他方、仕切板215は、U字の底面が冷媒の流れの方向と平行になるように筐体内に設置される。このように、冷却器筐体内における仕切板のU字の方向(底面の方向)は、冷媒の流れに平行な態様と流れに垂直な態様があってよい。
実施例の技術に関する留意点を述べる。図2以降は、一つの冷却器だけを示したが、図1の積層ユニット2に含まれる複数の冷却器の全て、あるいは、幾つかが、冷却器10と同じ構造を有している。仕切板15、115、215は、典型的には、アルミニウム板で作られることが好ましいが、銅など、他の金属板で作られてもよい。実施例の冷却器では、複数のフィン13は筐体の側板12a、12bに固定されている。複数のフィン13は、複数の波を有する波板であってもよい。実施例の冷却器では、仕切板15のU字の2面の夫々の窪み16が対向する。U字の2面の夫々の窪み16は対向していなくともよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:積層ユニット
3:冷媒供給管
3a、4a:接続管
4:冷媒排出管
5:絶縁板
10:冷却器
12:筐体
12a、12b:側板
13:フィン
15、115、215:仕切板
15B、115B、215B:仕切板(折れ曲げ前)
16:窪み
17:冷媒噴出孔
20:パワーカード
21a、21b:スイッチング素子
22:樹脂モールド
23:スペーサ
24:放熱板
35;金属板
40:金型
117:冷媒噴出孔群

Claims (6)

  1. 対向する一対の側板を有しており、前記一対の側板の間を冷媒が通る筐体と、
    前記一対の側板の間の空間を、前記側板に平行に3層に区画する仕切板と、
    を備えており、前記仕切板は、
    U字に折り曲げられた一枚の金属板であってU字の対向する2面によって前記一対の側板の間の空間を3層に区画しており、
    前記2面の夫々に、U字の外側に向かって突出する窪みが設けられているとともに前記窪みの底に冷媒噴出孔が設けられている、
    ことを特徴とする冷却器。
  2. 各側板の内面に複数のフィンが設けられており、
    前記仕切板は、U字の2面の各々に設けられた窪みの底の外側が前記フィンの先端に当接している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記窪みは、冷媒の流れ方向に沿って細長であることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却器。
  4. 前記窪みの底に窪みの長手方向に沿って細長い冷媒噴出孔が設けられている、あるいは、前記窪みの底に窪みの長手方向に沿って複数の冷媒噴出孔が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
  5. 前記仕切板のU字の両先端が前記側板に接するように外側に折り曲げられており、
    冷媒の流れの方向に沿って複数の仕切板が、折り曲げられた前記先端が流れの上流側に位置するとともにU字の底面が下流側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却器。
  6. プレス加工又は絞り加工によって金属板に複数の窪みを形成する工程と、
    窪みの底に孔を設ける工程と、
    前記金属板をU字に折り曲げる工程であって、前記窪みがU字の対向する2面の夫々の外側に突出するように前記金属板をU字に折り曲げる工程と、
    対向する一対の側板を有する筐体の内部に折り曲げられた前記金属板を設置し、前記金属板のU字の対向する2面によって前記一対の側板の間の空間を3層に区画する工程と、
    を備えることを特徴とする冷却器の製造方法。
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