JP2015132112A - 蓋部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
蓋部材2は、小蓋20の裏面に、小蓋20の回転方向で開口の内周に設けた係止突起16と一端が当接する当接位置と、回転方向で一端が係止突起16と当接しない非当接位置との間で揺動可能で、常態では自重によって当接位置に保持される係止部材27を設けて、ロック位置では係止突起16と当接位置の係止部材27との当接によってロック解除位置への小蓋20の回転を規制可能とする一方、小蓋20に設けた操作孔23を介して係止部材27を非当接位置へ揺動させることで、ロック解除位置への小蓋20の回転を許容可能とした。
【選択図】図2
Description
前記小蓋の裏面に、前記小蓋の回転方向で前記開口の内周に設けた係止突起と一端が当接する当接位置と、前記回転方向で前記一端が前記係止突起と当接しない非当接位置との間で揺動可能で、常態では自重によって前記当接位置に保持される係止部材を設けて、
前記ロック位置では前記係止突起と前記当接位置の前記係止部材との当接によって前記ロック解除位置への前記小蓋の回転を規制可能とする一方、前記小蓋に設けた操作孔を介して前記係止部材を前記非当接位置へ揺動させることで、前記ロック解除位置への前記小蓋の回転を許容可能としたことを特徴とするものである。
加えて、構造がシンプルで汎用性が高く、様々な種類のグレーチングや縞鋼板に対応させることが可能であり、設置や交換作業も容易であることからコスト削減に貢献する。また、作業には専用の工具が不要であり、熟練を必要とせず、誰でも容易に開閉動作を行うことが可能である。他にも、一見してロック機構を備えていると判別されにくいことから、悪戯されることがない。
このうち、ベース21には、筒状部26の開口部と同じ位置で、ベース21の中心とは異なる位置に操作孔23が穿設される一方、この操作孔23とベース21の中心を対称とする位置に第1補助孔24が穿設されている。更に、これらよりプレート22を挟んだ外周側の位置に、第2補助孔25が穿設されている。他にも、ベース21の表面には、ベース21の回転した位置を表第1矢印28と第2矢印29とが設けられている。
先ず初めに、図5(a)に示すように、プレート22両端を、溝13a,13b内に挿入して小蓋20のベース21を、受け台10のフランジ12上に載置する。この時、ロック解除位置28の矢印先端が、位置決め溝18と同じ位置となる。
この状態で、図5(b)に示すように、更に小蓋20を矢印の示す時計方向に回転させる。その後、図6(c)に示すように、係止部材27の傾斜が下方へ移動した状態であることから、係止部材27端部が第2係止突起17に当接することなく、小蓋20は、図5(c)に示すように、第2矢印29が、位置決め溝18と同じ位置までそのまま回転するのである(ロック位置)。なお、小蓋20をそれ以降回転させても、プレート22端部の一方が第2ストッパ15に当接するため、回転することはない。
そのため、先ず初めに操作孔23に指を挿入する。この操作孔23に指を挿入すると、そのまま筒状部26の孔内に指が導入されることから、図8(b)に示すように、係止部材26の傾斜が、下方から上方へと移動し、これに従って係止部材27端部が下方へと移動することで、第2係止突起17から離れることとなる。これにより、この第2係止突起17による規制が解除され、小蓋20を矢印の示す反時計方向に回転可能となる。
なお、係止部材27が、振動によって第2係止突起17を乗り越えてしまい、仮に第2係止突起17によるロック(回転の規制された状態)が解除されたとしても、その後に第1係止突起16に係止部材27が当接することで、再度小蓋20の回転が再度ロックされることから、小蓋20が受け台10から外れることはない。
なお、小蓋20を上記以降更に回転させても、プレート22端部の一方が第1ストッパ14に当接するため、それ以上回転しない構造である。
加えて、構造がシンプルで汎用性が高く、様々な種類のグレーチングや縞鋼板に対応させることが可能であり、設置や交換作業が容易であることからコスト削減に貢献する。また、作業には専用の工具が不要で、熟練を必要とせず、誰でも容易に開閉動作を行うことが可能である。他にも、一見してロック機構を備えていると判別されにくいことから、悪戯されることがない。
Claims (4)
- 側溝や集水枡の上端を閉塞し、内側に形成した開口に、前記開口に抜け止めされるロック位置と、前記開口から取り外し可能なロック解除位置とに回転操作可能な円盤状の小蓋を設けた蓋部材であって、
前記小蓋の裏面に、前記小蓋の回転方向で前記開口の内周に設けた係止突起と一端が当接する当接位置と、前記回転方向で前記一端が前記係止突起と当接しない非当接位置との間で揺動可能で、常態では自重によって前記当接位置に保持される係止部材を設けて、
前記ロック位置では前記係止突起と前記当接位置の前記係止部材との当接によって前記ロック解除位置への前記小蓋の回転を規制可能とする一方、前記小蓋に設けた操作孔を介して前記係止部材を前記非当接位置へ揺動させることで、前記ロック解除位置への前記小蓋の回転を許容可能としたことを特徴とする蓋部材。 - 前記係止部材の他端に、前記当接位置で前記操作孔の下方に位置する筒状部を設けて、前記筒状部の操作によって前記係止部材を前記非当接位置へ揺動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。
- 前記係止突起を前記小蓋の回転方向で所定間隔をおいて複数設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
- 前記小蓋の裏面に、下端が幅広となる逆T字状のプレートを設けて、前記ロック位置では、前記開口の内周に設けたフランジが前記プレートの下端と前記小蓋との間に位置して前記小蓋を抜け止めする一方、前記ロック解除位置では、前記フランジに設けた切欠きの下方に前記プレートの下端が位置して前記小蓋の取り外しを可能とすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の蓋部材。
Priority Applications (1)
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JP2014004342A JP6111208B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | 蓋部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014004342A JP6111208B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | 蓋部材 |
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JP2015132112A true JP2015132112A (ja) | 2015-07-23 |
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ID=53899537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014004342A Active JP6111208B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | 蓋部材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6111208B2 (ja) |
Citations (6)
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-
2014
- 2014-01-14 JP JP2014004342A patent/JP6111208B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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Also Published As
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JP6111208B2 (ja) | 2017-04-05 |
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