JP2004011301A - マンホールの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は自動車の振動、内部圧力などによってもマンホールの蓋が跳ね上がったり、位置がずれたりすることなく、安全に管理することができる、マンホールの構造を提供することを目的とする。
【解決手段】マンホールの蓋枠と、蓋枠の内部に収納可能な蓋とより構成する。蓋には、ロック回転体の回転軸を、蓋の表裏を貫通して設け、ロック回転体の蓋裏側には、ロック回転体の回転とともに回動する係合ピンと、回転阻止片33とを突設し、蓋にはさらに、回転阻止片33に接近して昇降ストッパー5を設ける。一方、蓋枠側には、前記の係合ピンの移動軌跡上にピンを係合する溝を設ける。係合ピンを係合溝へ挿入した状態で、昇降ストッパー5を下降させて、回転阻止片33の回転を拘束する。昇降ストッパー5を上昇させて、回転阻止片33の回転を許容する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホールの構造に関するものである。
【0002】
【本発明の目的】
本発明は自動車の振動、内部圧力などによってもマンホールの蓋が跳ね上がったり、位置がずれたりすることなく、安全に管理することができる、マンホールの構造を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のマンホールの構造はマンホールの蓋枠と、蓋枠の内部に収納可能な蓋とより構成し、蓋には、ロック回転体の回転軸を、蓋の表裏を貫通して設け、ロック回転体の蓋裏側には、ロック回転体の回転とともに回動する係合ピンと、回転阻止片とを突設し、蓋にはさらに、回転阻止片に接近して昇降ストッパーを設け、一方、蓋枠側には、前記の係合ピンの移動軌跡上にピンを係合する溝を設け、係合ピンを係合溝へ挿入した状態で、昇降ストッパーを下降させて、回転阻止片の回転を拘束し、昇降ストッパーを上昇させて、回転阻止片の回転を許容しうるように構成した、マンホールの構造を特徴としたものである。
【0004】
さらに本発明の目的を達成するマンホールの構造は、マンホールの蓋枠と、蓋枠の内部に収納可能な蓋とより構成し、蓋には、ロック回転体の回転軸を、蓋の表裏を貫通して設け、ロック回転体の蓋裏側には、ロック回転体の回転とともに回動する係合ピンと、回転阻止片とを突設し、さらにロック回転体の一部には鉛直方向にピン穴を開口し、蓋にはさらに、回転阻止片に接近して昇降ストッパーを設け、一方、蓋枠側には、前記の係合ピンの移動軌跡上にピンを係合する溝を設け、係合ピンを係合溝へ挿入した状態で、ロック回転体に開口したピン穴に、蓋の表面からストッパーピンを挿入しうるように構成し、昇降ストッパーを下降させて、回転阻止片の回転を拘束し、昇降ストッパーを上昇させて、回転阻止片の回転を許容しうるように構成した、マンホールの構造を特徴としたものである。
【0005】
【本発明の実施の態様】
以下図面を参照しながら本発明のマンホールの構造の実施例について説明する。
【0006】
<イ>全体の構成。
本発明は、マンホールの蓋枠2と、蓋枠2の内側に収納可能な蓋1とより構成する。
蓋1を蓋枠2に固定するには、後述するように、蓋1側の係合ピン32を、蓋枠2側に設けた係合溝34に係合して行う。
【0007】
<ロ>ロック回転体3。
ロック回転体3は、回転する軸31を、蓋1の表裏を貫通して設ける。
ロック回転体3の蓋表面への露出部には、四角形その他の非円形の溝37を凹設し、回転工具を嵌合してロック回転体3に回転力を与えうるように構成する。
【0008】
<ハ>回転腕。
ロック回転体3の蓋裏側には、ロック回転体3の中心軸と直交する方向に向けて回転腕31を突設する。
ロック回転体3の回転とともに回動する回転腕31の先端には、ロック回転体3の回転軌跡の方向に向けて係合ピン32を突設する。
したがってロック回転体3の回動とともに係合ピン32はロック回転体3の軸芯を中心とした円の軌道上を移動する。
【0009】
<ニ>ピン穴。
回転腕31のいずれかの位置にはピン穴35を鉛直方向に開口する。
このピン穴35には、後述するように、蓋の外側からストッパーピン4を挿入、引き抜きができるように構成する。
【0010】
<ホ>回転阻止片。
さらに、ロック回転体3の蓋裏側には、ロック回転体3の中心軸と直交する方向に向けて回転阻止片33と突設する。
この回転阻止片33は、ロック回転体3と一体であるから、回転阻止片33の回転軌跡内に後述する昇降ストッパー5が位置している場合には、ロック回転体3の回転が拘束される。
【0011】
<ヘ>係合溝。
一方、蓋枠2側には、前記の係合ピン32の移動軌跡上に、ピンを係合するための係合溝34を設ける。
係合溝34は、係合ピン32の直径よりも広い間隔を有する穴、あるいは上部を閉塞した鉛直方向の縦溝である。
したがって、ピン32を係合溝34に挿入すると、蓋1を起こすことが不可能となる。
【0012】
<ト>ストッパーピン4。
自動車の振動などで回転腕31が回転してピン32が係合溝34から抜け出しては危険である。
そこで回転腕31の回転を拘束するために、回転腕31のピン穴35にストッパーピン4の先端を挿入する。
そのために、係合ピン32を係合溝34へ挿入した状態で、ピン穴35には、蓋1の表面からストッパーピン4を挿入する。
このストッパーピン4は、ピン穴35に挿入する棒状部41と、ねじ部42とより構成する。
このねじ部42は、棒状部51の基端側に形成することも、先端に形成することも可能である。
基端側にねじ部42を形成した場合には、蓋1に形成しためすねじに螺合する。
先端にねじ部42を形成した場合には、ピン穴35の内面に形成しためすねじに螺合する。
【0013】
<チ>昇降ストッパー5。
蓋1には、回転阻止片33に接近して昇降ストッパー5を設ける。
この昇降ストッパー5は、ほぼ中心位置を、水平ピン51によって蓋1の一部にシーソー状に軸止めした部材である。
そして昇降ストッパー5の一方は下降ブロック52を形成し、他方には押し板53を形成する。
下降ブロック52に、押し板53よりも大きい重量を与える。
したがって、マンホールの蓋をして、係合ピン32を係合溝34へ挿入した状態で、下降ブロック52が自重で下降して、回転阻止片33の回転軌跡内に位置して回転阻止片33の回転を拘束する。
蓋を開ける場合には、押し板53を蓋の外部から押し下げることによって、昇降ストッパー5を上昇させて、回転阻止片33の回転を許容しうるように構成する。
そのために蓋1には押し板53の押し下げ用の押し棒を挿入できるスリットを開口しておく。
【0014】
<リ>ストッパーピン4の引き抜き。
マンホールに人が入る場合などには蓋1を開放する必要がある。
その場合には蓋1の外部から、ロック回転体3を回転してピン32を係合溝34から引き出さなければならない。
しかしロック回転体3の回転は、ストッパーピン4で拘束されているから、まずストッパーピン4を回転腕31から引き抜く必要がある。
そのために、ストッパーピン4の頂部の非円形の溝に工具を挿入して回転を与えてストッパーピン4を引き抜く。
【0015】
<ヌ>下降ブロック52の上昇。
蓋をした状態では、昇降ストッパー5の下降ブロック52は、自重によって下降しており、回転阻止片33の回転軌跡内に位置している。
そこで蓋に開口したスリットを通して、押し棒によって昇降ストッパー5の押し板53を蓋の外側から下向きに押し下げ、反対側の下降ブロック52を押し上げる。
上昇した位置における下降ブロック52の厚さを、回転阻止片33の回転軌跡よりも上方に位置する厚さに構成してあるから、回転阻止片33、すなわちロック回転体3の回転が許容される。
【0016】
<ル>蓋の開放。
こうしてロック回転体3の回転を拘束している部材が存在しなくなるから、ロック回転体3を回転して係合ピン32を係合溝34から引き出すことができる。その状態で蓋1を引き上げれば、蓋枠2を拘束する部材がなくなっているから容易に蓋1を開くことができる。
【0017】
【本発明の効果】
本発明のマンホールの構造は以上説明したようになるから、次のような効果を達成することができる。
<イ>ストッパーピン4を回転腕のピン穴に挿入することによって、回転腕の回転を拘束してピンが引きぬけてしまう事故を阻止することができる。
<ロ>さらに常時、自重によって下降している下降ブロック52によっても、回転腕の回転を拘束してピンが引きぬけてしまう事故を阻止することができる。
<ハ>場合によっては、ストッパーピン4を使用せず、自重によって下降している下降ブロック52だけでも、回転腕の回転を拘束してピンが引きぬけてしまう事故を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマンホールの蓋の透視図。
【図2】係合ピンと係合溝の係合状態の説明図。
【図3】下降ブロックが下降して、回転阻止片の回転を阻止している状態を蓋の下から見た説明図。
【図4】下降ブロックが上昇して、回転阻止片の回転を阻止しなくなった状態を蓋の下から見た説明図。
【図5】下降ブロックが上昇して、ロック回転体が回転した状態を蓋の下から見た説明図。

Claims (2)

  1. マンホールの蓋枠と、蓋枠の内部に収納可能な蓋とより構成し、
    蓋には、ロック回転体の回転軸を、蓋の表裏を貫通して設け、
    ロック回転体の蓋裏側には、ロック回転体の回転とともに回動する係合ピンと、
    回転阻止片とを突設し、
    蓋にはさらに、回転阻止片に接近して昇降ストッパーを設け、
    一方、蓋枠側には、前記の係合ピンの移動軌跡上にピンを係合する溝を設け、
    係合ピンを係合溝へ挿入した状態で、
    昇降ストッパーを下降させて、回転阻止片の回転を拘束し、
    昇降ストッパーを上昇させて、回転阻止片の回転を許容しうるように構成した、
    マンホールの構造。
  2. マンホールの蓋枠と、蓋枠の内部に収納可能な蓋とより構成し、
    蓋には、ロック回転体の回転軸を、蓋の表裏を貫通して設け、
    ロック回転体の蓋裏側には、ロック回転体の回転とともに回動する係合ピンと、
    回転阻止片とを突設し、
    さらにロック回転体の一部には鉛直方向にピン穴を開口し、
    蓋にはさらに、回転阻止片に接近して昇降ストッパーを設け、
    一方、蓋枠側には、前記の係合ピンの移動軌跡上にピンを係合する溝を設け、
    係合ピンを係合溝へ挿入した状態で、
    ロック回転体に開口したピン穴に、蓋の表面からストッパーピンを挿入しうるように構成し、
    昇降ストッパーを下降させて、回転阻止片の回転を拘束し、
    昇降ストッパーを上昇させて、回転阻止片の回転を許容しうるように構成した、
    マンホールの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015132112A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 中部美化企業株式会社 蓋部材

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