JP2015131392A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】液体を効率良く加熱し、かつ、基板を加熱することのない、液体吐出ヘッドを提供する。【解決手段】本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口6が形成された流路形成部材3と、吐出口6に液体を供給する液体供給口7が形成された基板2と、液体を吐出させるエネルギーを発生させるエネルギー発生素子1と、を有する。基板2の一方の面に、液体供給口7の開口7aが形成されており、かつ、該開口7aを挟むようにエネルギー発生素子1が配置されている。流路形成部材3は基板2の一方の面に配置されている。流路形成部材3と基板2とによって、液体供給口7から開口7aを介して吐出口6につながる液体流路8が形成されている。液体流路8の内部であり、基板2から離れた位置に、液体を加熱する加熱素子11が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、インク等の液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
液体、例えばインクを吐出して記録媒体に画像を記録する記録装置の1つとして、液体吐出ヘッドを搭載したサーマル方式のインクジェット記録装置がある。サーマル方式のインクジェット記録装置では、エネルギー発生素子である発熱抵抗体にパルス電圧を印加し、発熱抵抗体と隣接したインク室のインクを瞬間的に沸騰させて生じた気泡の膨張によって、吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する。したがって、一定量のインクを吐出するために必要な駆動エネルギーは、インクの温度や液体吐出ヘッドの温度によって変化する。
使用環境温度が低く、インク粘度が常温(20℃〜25℃)時より上昇した場合や、常温においてインク粘度が高い場合、液体吐出ヘッドにおいて、基板上の液体吐出用のエネルギー発生素子とは別に、該基板に設けられた加熱素子であるヒータが駆動する。そして、ヒータにより該基板を加温することで間接的にインクを加温することが知られている。
しかしながら、基板を加熱することでインクだけでなく基板自体、更には液体吐出ヘッド全体の温度も上昇するため、例えば液体吐出ヘッドが高温になることを防止する過昇温保護回路が作動し易くなる。
また、加熱された基板では、該基板の端部側からより多く放熱されるので、該基板の端部と中央部との間に温度差が生じる。そのため、インクが均一に加熱されず、インクの粘度に違いが生じ、インクの吐出速度やインクの吐出量などの吐出特性が基板上の吐出口の位置で異なる。その結果、記録媒体に記録される画像の色濃度や色調が変わり、スジ、ムラ等の画像品位の低下を生じることがある。
このような課題に対して、特許文献1では、液体を加熱することを目的とした加熱素子の他に、基板の端部を囲むように、基板内の温度が均一になることを目的とした加熱素子を配置することで、基板の温度が均一になるようにしている。
特開2009−833号公報
特許文献1に開示された液体吐出ヘッドでは、使用環境温度が低くインクの粘度が常温時より上昇した場合や常温で高粘度のインクを使用する場合、インク流路が形成された基板を加熱することでインクを加熱し、所望のインク粘度に達した後に記録動作を行う。
しかしながら、特許文献1に開示された液体吐出ヘッドの場合、加熱素子でインクを加熱するのではなく、基板を加熱させて、その加熱された基板を介して間接的にインクを加熱する。そのため、加熱素子のエネルギー効率が必ずしもよいとはいえない。さらには、インクの温度を上昇させるのに時間がかかり記録速度が低下するという影響もあった。
また、一般的に、インクを吐出する熱を発生させるエネルギー発生素子が形成された基板と同じ基板の上にインクの温度を上昇させる加熱素子が形成されている。そのため、エネルギー発生素子を駆動させることで基板の温度が上昇し、インクを所望の温度範囲に維持するためには加熱素子に対して複雑な制御を行う必要がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、加熱素子に対して複雑な制御をせずに、加熱素子で液体の温度を直接的に調整することができる、液体吐出ヘッドを提供する。
本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口が形成された流路形成部材と、吐出口に液体を供給する液体供給口が形成された基板と、液体を吐出させるエネルギーを発生させるエネルギー発生素子と、を有する。基板の一方の面に、液体供給口の開口が形成されており、かつ、該開口を挟むようにエネルギー発生素子が配置されている。流路形成部材は基板の一方の面に配置されている。流路形成部材と基板とによって、液体供給口から開口を介して吐出口につながる液体流路が形成されている。液体流路の内部であり、基板から離れた位置に、液体を加熱する加熱素子が配置されている。
本発明では、液体を加熱する加熱素子が、吐出用のエネルギーを発生させるエネルギー発生素子が配置される基板ではなく、液体流路の、基板から離れた位置に位置するため、加熱素子で直接的に液体を加熱することができる。
本発明によれば、加熱素子に対して複雑な制御を行わずに加熱素子で液体の温度を直接的に調整することができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの第1の実施形態の概略斜視図である。 図1のA−A断面の概略図である。 加熱素子の配置位置を説明するための記録素子基板の上面図である。 記録素子基板の製造工程の一例を説明する概略図である。 図4に示す製造工程のフローチャートである。 記録素子基板の製造工程の他の一例を説明する概略図である。 図6に示す製造工程のフローチャートである。 図4〜図7に示した製造工程の続きの製造工程を説明する概略図である。 図8に示す製造工程のフローチャートである。 本発明に係る液体吐出ヘッドの第2の実施形態であり、図1のA−A断面に対応する断面の概略図である。
以下に、本発明の液体吐出ヘッドを図面に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第1の実施形態の概略斜視図を示す。なお、内部構造がわかるように、流路形成部材3の一部分を省略している。また、図2に、図1のA−A断面の概略図を示す。図3に、加熱素子の配置位置を説明するための記録素子基板の上面図を示す。なお、図3では、流路形成部材と中間層と第1の保護膜と第2の保護膜とを省略している。
本発明における液体吐出ヘッド20は、基板2と、基板2上に密着性を向上させる中間層5を挟んで配置された流路形成部材3と、からなる記録素子基板21を含む。
基板2には液体、例えばインクが供給される液体供給口7が形成されている。そして、基板2の一方の面である、流路形成部材3と対向する面(表面)2aには、液体供給口7を挟んで、所定の間隔で列状にエネルギー発生素子1が形成されている。また、表面2aの、基板2の長手方向の端部には、外部との電気的接続を行うコンタクトパッド13が形成されている。
流路形成部材3には、各エネルギー発生素子1に対応して、各エネルギー発生素子1の上方に吐出口6が形成されており、基板2と流路形成部材3とによって、液体供給口7から液体供給口7の開口7aを介して吐出口6につながる液体流路8が形成される。
なお、流路形成部材3は、例えばエポキシ樹脂からなる。また、中間層5は必要に応じて設ければよい。本実施形態では、液体供給口7の両側に複数のエネルギー発生素子1が1列ずつ配置されているが、複数列配置されていても構わない。
液体流路8の内部のうち、液体供給口7の開口7aと流路形成部材3との間に、液体を加熱する、例えばヒータなどの加熱素子11が設けられている。加熱素子11は、液体供給口7の長手方向に沿った方向の両端部が、基板2上に配された配線12を介してコンタクトパッド13につながっており、コンタクトパッド13から配線12を介して加熱素子11に電力が供給され、加熱素子11が発熱する。本構成では加熱素子11が液体に十分に接するため、液体を加温するための熱効率が優れている。
なお、加熱素子11の表面を保護膜で覆うことで、使用する液体に起因する加熱素子11への化学的なダメージ、具体的には溶解や錆、腐食を抑制することが可能である。加熱素子11を基板2上に形成する工程の前後に保護膜9を形成することで、加熱素子11を保護膜9で挟み込む構成とすることができる。なお、本実施形態の説明では、加熱素子11の全体を保護膜9で覆う構成を説明するが、加熱素子11の一部のみを保護膜9で覆う構成や、保護膜9を設けない構成なども可能である。
次に本発明の液体吐出ヘッド20の記録素子基板21の製造方法を説明する。図4に、記録素子基板21の製造工程の一例を説明する概略図であり、加熱素子11とエネルギー発生素子1が同一工程で形成される場合を示す。また、図5に、図4に示す製造工程のフローチャートを示す。
まず、基板2の表面2aに犠牲層16を形成する。この犠牲層16の位置は、液体供給口7が形成される位置と一致させる。そして、犠牲層16上に第1の保護膜9aを形成する(S1)(図4(a)参照)。
次に、基板2の表面2a上に、液体供給口7が形成される位置を挟むようにして、複数のエネルギー発生素子1を配置し、第1の保護膜9a上に加熱素子11を配置する(S2)(図4(b)参照)。
次に、基板2の表面2a上を覆うように、第2の保護膜9bを形成する(S3)(図4(c)参照)。
次に、第2の保護膜9bの不要な領域を除去する(S4)(図4(d)参照)。なお、第2の保護膜9bの不要な領域を除去する工程は省略することも可能である。
以上のようにして、第1の保護膜9aと第2の保護膜9bとからなる保護膜9に囲まれた加熱素子11が形成される。本方法では、エネルギー発生素子1と加熱素子11とが同一工程で形成できることから、加熱素子11を形成する工程を新たに追加しなくてよい。
図6に、記録素子基板21の製造工程の他の一例を説明する概略図であり、加熱素子11とエネルギー発生素子1とが異なる工程で形成される場合を示す。また、図7に、図6に示す製造工程のフローチャートを示す。
基板2の表面2aの液体供給口7が形成される位置に犠牲層16を形成し、表面2a上に犠牲層16を挟むようにして複数のエネルギー発生素子1を列状に配置する。そして、基板2の表面2aを覆うように、第1の保護膜9aを形成する(S11)(図6(a)参照)。
次に、加熱素子11を、犠牲層16と対向するように、第1の保護膜9a上に配置する(S12)(図6(b)参照)。
次に、加熱素子11を覆うように、第1の保護膜9上に第2の保護膜9bを形成する(S13)(図6(c)参照)。
次に、第2の保護膜9bの不要な領域を除去する(S14)(図6(d)参照)。なお、第2の保護膜9bの不要な領域を除去する工程は省略することも可能である。
以上のようにして、第1の保護膜9aと第2の保護膜9bとからなる保護膜9に囲まれた加熱素子11が形成される。
図4から図7を用いて説明した上述の2つの製造方法の場合、エネルギー発生素子1は基板2上に形成され、加熱素子11は保護膜9の一部を形成する第1の保護膜9a上に形成される。つまり、エネルギー発生素子1と加熱素子11とは互いに異なる層に形成されるため、エネルギー発生素子1につながる配線(不図示)と加熱素子11につながる配線12との干渉を避けることが可能となる。したがって、加熱素子11に電力を供給する配線12を配置するスペースを基板2上に別途追加しなくてもよく、基板2のサイズを大きくしなくてよい。
図8に、図4〜図7に示した製造工程の続きの製造工程を説明する概略図を示す。また、図9に、図8に示す製造工程のフローチャートを示す。
保護膜9上に中間層5となる膜を形成し、基板2の他方の面である、表面2aとは反対の面(裏面)2bに、液体供給口7を形成する際にマスク15となるレジスト等を塗布し、ベークにより硬化させる。そして、保護膜9上の中間層5となる膜をパターニングするために、該膜上にレジストをスピンコート等により塗布し、露光及び現像をして、余分なレジストを除去する。次に、該膜上に残ったレジストをマスクとしてドライエッチング等により該膜をパターニングした後、該膜上の残ったレジストを剥離して、中間層5が形成される。同様の工程で基板2の裏面2bにマスク15を形成する(S21)(図8(a)参照)。
次に、保護膜9上の、中間層5で覆われていない位置に、液体流路8の一部を形成するための型材であるポジ型レジスト(以下、「型材」と称する)17を形成する(S22)(図8(b)参照)。
次に、基板2の表面2aの上を覆うように、流路形成部材3となるネガ型感光性樹脂膜23をスピンコート等により形成し、紫外線やDeep UV光等による露光と現像により吐出口6を形成する(S23)(図8(c)参照)。
次に、基板2の表面2aの上および基板2の側面2cを覆うように、保護材18をスピンコート等により形成する。そして、基板2に化学的にエッチング、例えば4メチル水酸化アンモニウム(TMAH)等の強アルカリ溶液による異方性エッチングを行う。保護材18で覆われた部分や、マスク15で覆われた部分はエッチングされないので、基板2の裏面2bのマスク15で覆われていない部分がエッチングされる。そして、犠牲層16及び犠牲層16上の保護膜9の一部までエッチングされることで、液体供給口7が形成される(S24)(図8(d)参照)。なお、犠牲層16としてはアルミニウムなどのエッチングされやすい材料がよく、そのため、犠牲層16の大きさと同じ大きさに液体供給口7の開口7aが形成される。
次に、マスク15及び保護材18を除去する。さらに型材17を吐出口6及び液体供給口7から溶出させることにより、液体流路8が形成されるとともに、流路形成部材3も完成する(S25)(図8(e)参照)。
本発明の液体吐出ヘッド20では、液体を加熱する加熱素子11が液体供給口7の開口7aと流路形成部材3との間、つまり液体流路8の内部に位置し、保護膜9を介して液体を加熱することができる。液体流路8は、各吐出口6に向かう液体が必ず流れるため、直接的に液体を加熱することができる。また、加熱素子11は、液体とは保護膜9を介して、あるいは直接接するため、基板2を介して液体を加熱する場合に比べて液体の温度調節がしやすく、かつ、効率的に液体を加熱しやすい。そのため、液体を加熱するためのエネルギーを少なくすることができる。
さらに、加熱素子11は基板2から離れており、基板2を介して液体を加熱するのではないため、基板2の温度上昇を抑制することができる。また、エネルギー発生素子1は基板2の表面2a上に位置し、加熱素子11は、保護膜9(第1の保護膜9a)上に位置する。つまり、エネルギー発生素子1と加熱素子11とは異なる層に位置するため、コンタクトパッド13からエネルギー発生素子1につながる配線とコンタクトパッド13から加熱素子11につながる配線12とが干渉し合うことを抑制することができる。さらに、基板2に加熱素子11配置用の追加の領域を設けなくてよく、特殊な製造工程が増えるわけではないので、加熱素子11を設けることによる、基板2の大型化や製造コストの増加を抑制することができる。
なお、本発明は、液体供給口7から開口7aを介して吐出口6に至る液体流路8内の、基板2から離れた位置に加熱素子11を配置すればよいので、液体供給口7内であり、基板2とは接しない位置に加熱素子11を配置することも可能である。
本発明の液体吐出ヘッド20は、例えば、記録媒体を支持し搬送する搬送機構などを備えた記録装置に用いることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第2の実施形態について説明する。図10に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第2の実施形態であり、図1のA−A断面に対応する断面の概略図を示す。なお、上述の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態では、流路形成部材3の、液体供給口7と対向する部分、より具体的には加熱素子11と対向する部分に、液体流路8に向かって突出する突起部10が設けられている。この突起部10に、加熱素子11が保護膜9を介して(保護膜9がない場合は直接)固定されている。加熱素子11が突起部10に固定されたことによって、加熱素子11の熱効率が大きく低下することはない。液体、例えばインクの主成分である水と、流路形成部材3を構成する材料の一例であるエポキシ樹脂の熱伝導率は、それぞれ0.6W/mK、0.3W/mKである。つまり、エポキシ樹脂の熱伝導率は水の約1/2と小さい。そのため、加熱素子11の一面が流路形成部材3の突起部10に固定されていても、加熱素子11の熱は突起部10から逃げずに液体に伝わりやすい。
本実施形態では、加熱素子11が流路形成部材3の突起部10に固定されているため、記録動作中やヘッドリフレッシング動作時の液体の流れに起因する圧力に対して加熱素子11の信頼性が向上する。
1 エネルギー発生素子
2 基板
3 流路形成部材
6 吐出口
7 液体供給口
8 液体流路
9 保護膜
11 加熱素子
20 液体吐出ヘッド
21 記録素子基板

Claims (8)

  1. 液体を吐出する吐出口が形成された流路形成部材と、前記吐出口に前記液体を供給する液体供給口が形成された基板と、前記液体を吐出させるエネルギーを発生させる複数のエネルギー発生素子と、を有する液体吐出ヘッドであって、
    前記基板の一方の面に、前記液体供給口の開口が形成されており、かつ、該開口を挟むように各前記エネルギー発生素子が配置されており、
    前記流路形成部材は、前記基板の前記一方の面に配置されており、
    前記流路形成部材と前記基板とによって、前記液体供給口から前記開口を介して前記吐出口につながる液体流路が形成され、
    前記液体流路の内部であり、前記基板から離れた位置には、前記液体を加熱する加熱素子が配置されている、液体吐出ヘッド。
  2. 前記流路形成部材から前記液体流路に向かって突出する突起部を有し、
    前記加熱素子が前記突起部に固定されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記加熱素子は前記開口と前記吐出口との間に位置する、請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記加熱素子の少なくとも一部が保護膜に覆われている、請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記加熱素子はヒータである、請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドと、
    記録媒体を搬送する搬送機構と、
    を有する、記録装置。
  7. 液体を吐出する吐出口が形成された流路形成部材と、前記吐出口に前記液体を供給する液体供給口が形成された基板と、前記液体を吐出させるエネルギーを発生させるエネルギー発生素子と、を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
    前記基板の一方の面に第1の保護膜を形成し、該第1の保護膜の上に、前記液体供給口が形成される位置と対向するように加熱素子を配置するとともに、前記基板の前記一方の面に、前記液体供給口が形成される位置を挟むようにエネルギー発生素子を列状に配置する工程と、
    前記基板の前記一方の面を覆うように第2の保護膜を形成する工程と、
    前記第2の保護膜の上に、型材と、前記流路形成部材となる膜とをこの順に形成する工程と、
    前記膜の、前記エネルギー発生素子と対向する位置に前記吐出口を形成する工程と、
    前記基板に前記液体供給口を形成してから前記型材を除去する工程と、
    を含む、液体吐出ヘッドの製造方法。
  8. 液体を吐出する吐出口が形成された流路形成部材と、前記吐出口に前記液体を供給する液体供給口が形成された基板と、前記液体を吐出させるエネルギーを発生させるエネルギー発生素子と、を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
    前記基板の一方の面に、前記液体供給口が形成される位置を挟むように前記エネルギー発生素子を列状に配置してから前記基板の前記一方の面を覆うように第1の保護膜を形成する工程と、
    前記第1の保護膜の上の、前記液体供給口が形成される位置と対向する位置に加熱素子を配置する工程と、
    前記基板の前記一方の面を覆うように第2の保護膜を形成する工程と、
    前記第2の保護膜の上に、型材と、前記流路形成部材となる膜とをこの順に形成する工程と、
    前記膜の、前記エネルギー発生素子と対向する位置に前記吐出口を形成する工程と、
    前記基板に前記液体供給口を形成してから前記型材を除去する工程と、
    を含む、液体吐出ヘッドの製造方法。
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