JP2015129524A - バンプストッパ - Google Patents

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JP2015129524A
JP2015129524A JP2014000123A JP2014000123A JP2015129524A JP 2015129524 A JP2015129524 A JP 2015129524A JP 2014000123 A JP2014000123 A JP 2014000123A JP 2014000123 A JP2014000123 A JP 2014000123A JP 2015129524 A JP2015129524 A JP 2015129524A
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岡田 直人
Naoto Okada
直人 岡田
謙二 櫻井
Kenji Sakurai
謙二 櫻井
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Abstract

【課題】バンプストッパを支持する支持部材からバンプストッパが脱落してしまうことを抑制可能とするバンプストッパを提供する。
【解決手段】バンプストッパ本体部110と、バンプストッパ本体部110の後端側に設けられる外向きフランジ部120と、を備え、外向きフランジ部120は、支持部材300に支持された状態では、外向きフランジ部120が第2支持部320に沿ってバンプストッパ100の先端側に向かって折れ曲がり、折れ曲がった部分121の外周面121aが第2支持部320の内周面により支持され、かつ折れ曲がった部分121の内周面121bとバンプストッパ本体部110の外周面との間に隙間Sが形成されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、バンプストッパに関する。
自動車のサスペンションには、車体が沈んだ際の衝撃を吸収するためにショックアブソーバが設けられている。そして、このショックアブソーバには、ショックアブソーバが縮んだ際に、圧縮されることで衝撃を吸収するバンプストッパが設けられている(特許文献1〜5参照)。より具体的には、ショックアブソーバは、ピストンロッドとシリンダとを有している。そして、バンプストッパはピストンロッドに装着されて、ショックアブソーバが縮んだ際に、バンプストッパの先端とシリンダの端面とが衝突して、バンプストッパが圧縮されることにより衝撃が吸収される。
ショックアブソーバにおいては、車体側の部材にピストンロッドが固定されて、固定されたピストンロッドに対してシリンダが移動するタイプと、車体側の部材にシリンダが固定されて、固定されたシリンダに対してピストンロッドが移動するタイプがある。前者の場合には、ピストンロッドとバンプストッパは車体側の部材に固定される。また、バンプストッパは、ピストンロッド自体に固定されるのではなく、別の部材に固定された専用の支持部材によって支持される場合がある。この場合に、構造上、この支持部材が固定される部材と、ピストンロッドが固定される部材とが異なる場合がある。このような場合に、ピストンロッドの中心軸線が支持部材に対して傾いてしまうことがある。これにより、バンプストッパが支持部材から脱落してしまう問題がある。この点について、図4を参照して説明する。
図4は従来例に係るバンプストッパの挙動を示す説明図である。なお、図4においては、バンプストッパを断面図にて示している。また、図4中、最も左側の図が初期状態を示し、右側の図ほど時間が経過した状態を示している。
図示のように、バンプストッパ500は、金属製の支持部材300に支持される。支持部材300は、バンプストッパ500の後端面を支持する平板状の第1支持部310と、バンプストッパ500の外周面側を支持する環状の第2支持部320とから構成される。この支持部材300に対して、バンプストッパ500の後端側が嵌合されることによって、バンプストッパ500は支持部材300により支持される。なお、バンプストッパ500の後端付近の外径を第2支持部320の内径よりも大きく設定する(例えば、前者を57mmに設定し、後者を55mmに設定する)ことによって、嵌合による固定が可能となる。
しかしながら、支持部材300が固定される部材と、ピストンロッド210が固定される部材とが異なる場合には、支持部材300に対して、ピストンロッド210と共にバンプストッパ500が傾いた状態になってしまうことがある(図中矢印R参照)。このような傾きが様々な方向に繰り返し行われることで、図示のように、バンプストッパ500の後端が徐々に支持部材300から抜けてしまう。これにより、最終的にバンプストッパ500が支持部材300から抜け出してしまうことがある(図4中、最も右側の図参照)。
特開2011−194955号公報 特開2009−127640号公報 特開2006−10083号公報 国際公開第2012/011386号 特許第3758137号公報
本発明の目的は、バンプストッパを支持する支持部材からバンプストッパが脱落してしまうことを抑制可能とするバンプストッパを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のバンプストッパは、
圧縮されることにより衝撃を吸収するバンプストッパであって、
該バンプストッパの後端面を支持する平板状の第1支持部と、該バンプストッパの外周面側を支持する環状の第2支持部とを有する支持部材に対して嵌合された状態で支持されるバンプストッパにおいて、
筒状のバンプストッパ本体部と、
該バンプストッパ本体部の後端側に設けられる外向きフランジ部と、
を備え、
前記外向きフランジ部は、前記支持部材に支持された状態では、該外向きフランジ部が第2支持部に沿ってバンプストッパの先端側に向かって折れ曲がり、折れ曲がった部分の外周面が第2支持部の内周面により支持され、かつ該折れ曲がった部分の内周面と前記バンプストッパ本体部の外周面との間に隙間が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、折れ曲がった部分の内周面とバンプストッパ本体部の外周面との間に隙間が形成される構成を採用している。これにより、折れ曲がった部分が第2支持部に支持されて静止した状態を維持したまま、バンプストッパ本体部が搖動することが可能となる。そのため、バンプストッパ本体部が支持部材に対して傾いたとしても、折れ曲がった部分と第2支持部との嵌合状態は安定的に維持される。従って、バンプストッパが支持部材から脱落してしまうことを抑制できる。また、本発明においては、外向きフランジ部が折れ曲がった状態で、支持部材に対して嵌合されることで、十分な嵌合力を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、バンプストッパを支持する支持部材からバンプストッパが脱落してしまうことを抑制することができる。
図1は本発明の実施例に係るバンプストッパの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係るバンプストッパの使用状態を示す模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係るバンプストッパの使用状態を示す模式的断面図である。 図4は従来例に係るバンプストッパの挙動を示す説明図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係るバンプストッパについて説明する。本実施例においては、自動車のサスペンションに設けられたショックアブソーバにバンプストッパが取り付けられる場合を例にして説明する。図1は本発明の実施例に係るバンプストッパの模式的断面図である。図2は本発明の実施例に係るバンプストッパの使用状態を示す模式的断面図である。図3は本発明の実施例に係るバンプストッパの使用状態を示す模式的断面図である。バンプストッパ及び支持部材はいずれも回転対称形状であり、図1〜図3においては、中心軸線を含む面の断面図である。
<バンプストッパ>
特に、図1を参照して、本実施例に係るバンプストッパの構成について説明する。バンプストッパ100は、発泡ウレタン製の環状の部材であり、筒状のバンプストッパ本体部110と、バンプストッパ本体部110の後端側に設けられる外向きフランジ部120とから構成される。バンプストッパ本体部110は、圧縮される際の変形状態が安定するように、外周面側が蛇腹状に構成されている。
<バンプストッパの使用状態>
特に、図2及び図3を参照して、本発明の実施例に係るバンプストッパの使用時の状態について説明する。図2及び図3は、自動車のサスペンションのうち、バンプストッパが取り付けられている箇所を示す模式的断面図である。
サスペンションには、車体の振動を抑制するためにショックアブソーバ200が設けられている。このショックアブソーバ200は、ピストンロッド210と、シリンダ220とを備える油圧ダンパー式の緩衝器である。車体が沈んだ際には、シリンダ220がピストンロッド210に向かって移動して、シリンダ220内にピストンロッド210が入り込んでいく。これにより、ショックアブソーバ200が縮み、油圧抵抗によって衝撃を吸収することができる。
バンプストッパ100は、筒状のバンプストッパ本体部110の筒内にピストンロッド210が挿入されるように、ショックアブソーバ200に取付けられる。このバンプストッパ100は、その後端側が、金属製の支持部材300によって支持されている。支持部材300は、バンプストッパ100の後端面を支持する平板状の第1支持部310と、バンプストッパ100の外周面側を支持する環状の第2支持部320とから構成される。そして、バンプストッパ100は、この支持部材300に対して嵌合された状態で支持される。
支持部材300に対して、バンプストッパ100が支持される状態について、更に詳しく説明する。バンプストッパ100は、その後端側から環状の第2支持部320内に挿入されることにより、支持部材300に対して嵌合される。そして、バンプストッパ100の外向きフランジ部120は、支持部材300に支持された状態では、外向きフランジ部120が第2支持部320に沿ってバンプストッパ100の先端側に向かって折れ曲がった状態となる。そして、この折れ曲がった部分121の外周面121aが第2支持部320の内周面により支持される。このとき、折れ曲がった部分121の内周面121bとバンプストッパ本体部110の外周面との間には隙間Sが形成される。
このような隙間Sを設けることで、折れ曲がった部分121が第2支持部320に対して支持されて静止した状態を維持したまま、バンプストッパ本体部110が搖動することが可能となる。
以上の構成により、車体が沈みショックアブソーバ200が縮んでいくと、シリンダ220がピストンロッド210に向かって移動する(図2中、矢印P方向に移動する)。そして、ショックアブソーバ200が縮むと、シリンダ220の端面221がバンプストッパ100の先端に衝突する。これにより、バンプストッパ100が圧縮されるため、衝撃を吸収することができる。
ここで、本実施例においては、サスペンションの構造上、支持部材300が固定される車体側の部材(不図示)と、ピストンロッド210が固定される車体側の部材(不図示)とは異なっている。これにより、図3中、矢印Rで示すように、ピストンロッド210は支持部材300に対して傾いた状態となる場合がある。この場合、バンプストッパ100は、折れ曲がった部分121が第2支持部320に対して支持されて静止した状態を維持したまま、バンプストッパ本体部110のみがピストンロッド210と共に傾いた状態となる(図3参照)。
<本実施例に係るバンプストッパの優れた点>
以上説明した通り、本実施例に係るバンプストッパ100は、バンプストッパ本体部110と、外向きフランジ部120とから構成される。そして、このバンプストッパ100は、支持部材300に支持された状態では、外向きフランジ部120が第2支持部320に沿ってバンプストッパ100の先端側に向かって折れ曲がり、折れ曲がった部分121の外周面121aが第2支持部320の内周面により支持され、かつ折れ曲がった部分121の内周面121bとバンプストッパ本体部110の外周面との間に隙間Sが形成される構成を採用している。
これにより、折れ曲がった部分121が第2支持部320に支持されて静止した状態を維持したまま、バンプストッパ本体部110が搖動することが可能となる。そのため、バンプストッパ本体部110が支持部材300に対して傾いたとしても、折れ曲がった部分121と第2支持部320との嵌合状態は安定的に維持される。従って、バンプストッパ100が支持部材300から脱落してしまうことを抑制できる。
なお、支持部材300に対してバンプストッパ本体部110が傾いた際に、バンプストッパ本体部110の後端側の端面の一部が、支持部材300における第1支持部310から離れるようにバンプストッパ本体部110が変形する可能性もある。しかしながら、折れ曲がった部分121は殆ど変形せずに第2支持部320によって支持された状態を維持するため、ピストンロッド210が元の位置に戻ると、バンプストッパ本体部110は元の状態に戻る。
また、本実施例に係るバンプストッパ100においては、外向きフランジ部120が折れ曲がった状態で、支持部材300に対して嵌合されることで、十分な嵌合力を得ることができる。すなわち、第2支持部320に対して支持されている部位が静止された状態を維持したままバンプストッパ本体部110を搖動可能にするために、バンプストッパ100の後端側に、支持部材300に沿った形状の部位を設けることも考えられ得る。つまり、図2及び図3に示す折れ曲がった部分121を、外向きフランジ部120を折り曲げることにより形成するのではなく、予め、そのような形状の部位を成形することも考えられる。しかしながら、この場合には、支持部材300に対して密着する部分の肉厚が薄いため、十分な嵌合力を得るのは難しい。これに対して、本実施例に係るバンプストッパ100においては、外向きフランジ部120が折り曲げられた状態で支持部材300に対して嵌合されるため、折れ曲がった状態から元に戻ろうとする力が発生し、十分な嵌合力を得ることができる。
なお、図1中に点線で示すように、バンプストッパ本体部110の根本部分に環状凸部130を設けることによって、外向きフランジ部120が折れ曲がった状態から元に戻ろうとする力を高めることができる。これにより、支持部材300に対するバンプストッパ100の嵌合力をより高めることが可能となる。ただし、この場合には、支持部材300に対してバンプストッパ本体部110が傾いた際に、折れ曲がった部分121が影響を受け易くなってしまう。そのため、折れ曲がった部分121が第2支持部320から抜ける方向に移動してしまうおそれがある。従って、環状凸部130の有無、及び環状凸部130を設ける場合の寸法形状については、嵌合力と折れ曲がった部分121の影響の両者の観点に基づいて設計する必要がある。
100 バンプストッパ
110 バンプストッパ本体部
120 外向きフランジ部
121 折れ曲がった部分
121a 外周面
121b 内周面
130 環状凸部
200 ショックアブソーバ
210 ピストンロッド
220 シリンダ
221 端面
300 支持部材
310 第1支持部
320 第2支持部
S 隙間

Claims (1)

  1. 圧縮されることにより衝撃を吸収するバンプストッパであって、
    該バンプストッパの後端面を支持する平板状の第1支持部と、該バンプストッパの外周面側を支持する環状の第2支持部とを有する支持部材に対して嵌合された状態で支持されるバンプストッパにおいて、
    筒状のバンプストッパ本体部と、
    該バンプストッパ本体部の後端側に設けられる外向きフランジ部と、
    を備え、
    前記外向きフランジ部は、前記支持部材に支持された状態では、該外向きフランジ部が第2支持部に沿ってバンプストッパの先端側に向かって折れ曲がり、折れ曲がった部分の外周面が第2支持部の内周面により支持され、かつ該折れ曲がった部分の内周面と前記バンプストッパ本体部の外周面との間に隙間が形成されることを特徴とするバンプストッパ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023153175A1 (ja) * 2022-02-10 2023-08-17 Nok株式会社 緩衝ストッパ

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