JP2015128836A - 重ね合わせシート - Google Patents

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俊尚 山川
Toshinao Yamakawa
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Abstract

【課題】 狭幅で塗布された接着糊を利用して、製造面や品質に影響が出ず、用紙を破損せずに剥離可能な重ね合わせシートを提供する。
【解決手段】 複数の用紙11、12、13が重ねられた重ね合わせシートであって、対向する2枚の用紙11、12の間に、2枚の用紙を接着する線糊塗布部21と、線糊塗布部21による接着力を弱める接着力緩和部22を備え、線糊塗布部21は、用紙の対向する2辺に渡って所定の幅で形成されており、接着力緩和部22は、幅方向においては、線糊塗布部21を覆って線糊塗布部21より広い幅で形成され、線糊塗布部21の長手方向においては、所定の間隔を空けて複数個所に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写式帳票等の複数の用紙を重ね合わせた重ね合わせシートに関する。
以前より、複写式の帳票などにおいて、各用紙を線糊(細幅で線状に塗布された糊)にて重ね合わせて製造する方法がとられている。製造面において、機械的な要因による糊剥がれや材料面による糊剥がれが懸念されている。しかし、機械的な要因は特許文献1に開示されているような方法で防ぐことができ、また材料面では、線糊として剥離困難な強接着力を有する強接着糊を使用することで防ぐことができる。また、複写式の配送伝票に多く見られるが、帳票類で重ね合わせに線糊を使用し、切り離す際にミシン目を使用するものの他に、銀行などで使用する申込書などには、ミシンで切り離すのではなく、線糊として剥離容易な弱接着力を有する弱接着糊が使用されているものもある。
特開2002−263551号公報
弱接着糊を使用する場合、強接着糊に比べると接着力が小さく、材料面において製造中の糊剥がれが生じやすい。そのため、塗布量(塗布幅)を上げる必要があり、強接着糊に比べると、やや太く塗布する必要がある。弱接着糊で糊幅を狭くしようとする場合、重ね合わせの工程では、太幅で塗布し、カット工程にて糊塗布上を裁断することにより対応することは可能である。しかし、裁断時に糊上を切るので、傾斜を懸念し少量ずつ裁断する必要があること、糊のカスが裁断刃に付着することなど製造面での作業効率や品質に影響が生じてしまう。一方、強接着糊を使用する場合、接着力が強く、用紙を破損せずに分離することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は、狭幅で塗布された接着糊を利用して、製造面や品質に影響が出ず、用紙を破損せずに剥離可能な重ね合わせシートを提供することを課題とする。
本発明に係る重ね合わせシートは、複数の用紙が重ねられたシートであって、対向する2枚の用紙の間に、当該2枚の用紙を接着する糊が線状に塗布された線糊塗布部と、当該線糊塗布部による接着力を弱める接着力緩和部と、を備え、前記線糊塗布部は、用紙の対向する2辺に渡って所定の幅で形成されており、前記接着力緩和部は、前記線糊塗布部の幅方向においては、前記線糊塗布部を覆って前記線糊塗布部より広い幅で形成され、線糊塗布部の長手方向においては、所定の間隔を空けて複数個所に形成されていることを特徴とする。
本発明の重ね合わせシートによれば、対向する2枚の用紙の間に線糊塗布部と、線糊塗布部による接着力を弱める接着力緩和部を備え、線糊塗布部が、用紙の対向する2辺に渡って所定の幅で形成されており、接着力緩和部が、線糊塗布部の幅方向においては、線糊塗布部を覆って線糊塗布部より広い幅で形成され、線糊塗布部の長手方向においては、所定の間隔を空けて複数個所に形成されるようにしたので、局所的に強い接着力を維持するが、全体として弱い接着力となり、剥離可能で且つ狭幅の線糊を利用することが可能となる。
また、本発明に係る重ね合わせシートは、前記線糊塗布部の長手方向において所定の間隔を空けて複数個所に形成されている前記線糊塗布部は、前記線糊塗布部の長手方向において、前記線糊塗布部の3/4以上4/5以下の比率で形成されていることを特徴とする。
本発明の重ね合わせシートによれば、線糊塗布部の長手方向において所定の間隔を空けて複数個所に形成されている線糊塗布部が、線糊塗布部の長手方向において、線糊塗布部の3/4以上4/5以下の比率で形成されるようにしたので、全体としてより適切な接着力を実現することが可能となる。
また、本発明に係る重ね合わせシートは、前記線糊塗布部と前記接着力緩和部は、前記2枚の用紙のうち、一方の用紙に形成され、他方の用紙の前記接着力緩和部と対向する位置に、目止め部が形成され、前記一方の用紙と前記他方の用紙を重ね合わせることにより形成されることを特徴とする。
本発明の重ね合わせシートによれば、線糊塗布部と接着力緩和部が、2枚の用紙のうち、一方の用紙に形成され、他方の用紙の接着力緩和部と対向する位置に、目止め部が形成され、一方の用紙と他方の用紙を重ね合わせることにより形成されるようにしたので、接着力緩和部による線糊塗布部の接着力の緩和を適切に調整可能となる。
また、本発明に係る重ね合わせシートは、前記接着力緩和部が、剥離剤が混合されたインクを塗布することにより形成されていることを特徴とする。
本発明の重ね合わせシートによれば、接着力緩和部が、剥離剤が混合されたインクを塗布することにより形成されるようにしたので、汎用の印刷機により効率的に接着力緩和部を形成することが可能となる。
また、本発明に係る重ね合わせシートは、前記線糊塗布部は、0.245N(ニュートン)/mm以上の接着強度であることを特徴とする。
本発明の重ね合わせシートによれば、線糊塗布部は、0.245N/mm以上の接着強度としたので、接着力緩和部と重なっていない僅かな面積で適切な接着力を備えることが可能となる。
本発明によれば、製造面や品質に影響が出ず、剥離可能で且つ狭幅の線糊を利用した重ね合わせシートを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る重ね合わせシートである複写式帳票の各用紙を示す図である。 本発明の一実施形態に係る重ね合わせシートである複写式帳票を示す図である。 本発明の一実施形態に係る重ね合わせシートである複写式帳票における接着力緩和部の形成態様を示す図である。 強接着糊および弱接着糊の接着力測定を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.重ね合わせシートの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る重ね合わせシートを構成する各用紙を示す平面図である。本実施形態では、重ね合わせシートとして配送伝票等の複写式帳票を例にとって示している。図1(a)は第1用紙11、図1(b)は第2用紙12、図1(c)は第3用紙13を示している。図1においては、各用紙はいずれも、第1用紙11、第2用紙12、第3用紙13の順に上から重ねた場合に、上側から見た状態を示している。各用紙について上側から見た面を表面、下側から見た面を裏面として説明する。実際には、各用紙の表面には、例えば、配送伝票の場合、届け先、依頼主、品名、年月日等、配送に必要な事項を記入する欄が形成されているが、この点は従来の複写式帳票(配送伝票等)と同様であるので、図面が繁雑になるのを避けるため、ここでは、これらの記載を省略している。
最上紙となる第1用紙11には、接着糊は塗布されておらず、第2用紙12に塗布された接着糊により第2用紙12と接着されるようになっている。図1(b)に示すように、第2用紙12の表面には、接着糊が線状に塗布されており、線糊塗布部21を形成している。また、線糊塗布部21の上側に重ねて、接着力緩和部22が形成されている。図1(b)においては、接着力緩和部22により隠されているが、線糊塗布部21は、第2用紙12の上辺から下辺に渡って連続して形成されている。したがって、線糊塗布部21の長さは、上辺と下辺の距離に相当する。また、線糊塗布部21の幅(図面左右方向)は、1mm程度である。
接着力緩和部22は、略矩形状の領域を形成しており、幅H(図面左右方向)は、3mm〜4mm程度である。接着力緩和部22の幅は、線糊塗布部21の幅に対して左右とも1mm〜1.5mm程度広くなるように形成する。この左右1mm〜1.5mmの幅は、印刷のブレや線糊の余白を考慮したものである。このため、線糊塗布部21の幅が1mmの場合、接着力緩和部22の幅Hは、3mm〜4mmとなる。
接着力緩和部22の上辺から下辺に向かう方向の長さL1と、線糊塗布部21が露出している強接着部分の長さL2は、所定の条件を満たす範囲で適宜設定可能である。所定の条件としては、全ての接着力緩和部22の長さL1の総和が、線糊塗布部21の長さ(図1(b)の例では、上辺と下辺の距離)の3/4以上4/5以下とする条件である。この条件を満たせば、形成する接着力緩和部22の個数は適宜変更可能である。この条件とした理由については後述する。
最下紙となる第3用紙13の表面には、第2用紙12と同様、線糊塗布部21と接着力緩和部22が形成されている。第3用紙13に形成される線糊塗布部21と接着力緩和部22は、第2用紙12に形成される線糊塗布部21及び接着力緩和部22と同一の態様で形成される。
図1に示した第1用紙11、第2用紙12、第3用紙13は、天地方向(図面上下方向)の長さおよび左右方向の長さがともに等しい矩形状であるので、4隅の位置を合わせることにより、4辺の位置を等しくして正確に重なる。正確に位置合わせが可能なことを利用して、第1用紙11の裏面には、第1用紙11と第2用紙12を重ね合わせた際に、接着力緩和部22が接する位置に、接着力緩和部22と同一サイズの目止め部23が形成されている。したがって、図1の例では、目止め部23は、幅H、長さL1の矩形状であって、間隔L2を空けて形成されることになる。同様に、第2用紙12の裏面には、第2用紙12と第3用紙13を重ね合わせた際に、接着力緩和部22が接する位置に、接着力緩和部22と同一サイズの目止め部23が形成されている。
図1に示した第1用紙11、第2用紙12、第3用紙13は、図2(a)に示すように、4隅を合わせて重ね合わされる。図2(b)は、図2(a)のA−A線に対応する断面図である。厳密には、図2(a)は重ね合わせの途中を示しているため、図2(b)は、完全に重ね合わせた後の状態における線糊塗布部21の形成位置に対応した断面図となっている。図2(b)においては、層構成を簡潔に説明するため、現実の厚みの比率ではなく、全ての層を同一の厚みとして示している。
第1用紙11と第2用紙12の間においては、上述のように、第2用紙12の上側に線糊塗布部21が形成され、線糊塗布部21の上側に重ねて、接着力緩和部22が形成されている。また、第1用紙11の下側においては、平面方向における接着力緩和部22と同位置に、目止め部23が形成されている。同様に、第2用紙12と第3用紙13の間においては、第3用紙13の上側に線糊塗布部21が形成され、線糊塗布部21の上側に重ねて、接着力緩和部22が形成されている。また、第2用紙12の下側においては、平面方向における接着力緩和部22と同位置に、目止め部23が形成されている。目止め部23を形成することにより、接着力緩和部22を形成するために塗布された剥離インク等が用紙に染み込むことを防止している。
重ね合わせシートを構成する各用紙としては、配送伝票や申込書等、目的に応じた重ね合わせシートとして利用するために充分な強度と印刷適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙や、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムが好適に用いられる。
本実施形態の重ね合わせシートを構成する各用紙は、複写構造を有している。第1用紙11、第2用紙12、第3用紙13の複写構造としては、公知のノーカーボン紙や裏カーボンインキ層による複写構造を用いることができる。ノーカーボン紙を用いる場合、第1用紙11として上用紙、第2用紙12として中用紙、第3用紙13として下用紙を用いる。裏カーボンインキ層を用いる場合、カーボンインキ層を第1用紙11、第2用紙12の裏面(下側)に形成する。
線糊塗布部21に塗布する強接着糊としては、酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル系等のエマルジョンタイプ、EVA、ワックス系等のホットメルトタイプ、アクリル系等の溶液接着剤等、用紙間の剥離を困難に接着する公知の接着糊を用いることができる。本実施形態では、エマルジョンタイプの接着糊を用いている。また、本実施形態では、線糊塗布部21に塗布する接着糊が剥離困難な強接着性を有する必要があるため、0.245N(ニュートン)/mm以上の接着強度のものを採用している。0.245N/mm未満であると、上述のように、製造工程において太幅で塗布した後、カットを行うため、作業効率や品質に影響が生じる可能性が高まるためである。
接着力緩和部22は、剥離剤が混合されたインクである剥離インクを印刷により塗布することにより形成することができる。剥離剤および剥離インクとしては、公知のものを適宜調整して用いることができる。目止め部23としては、透明インクであるメジウムや、剥離剤を塗布することにより形成することができる。
<2.接着力緩和部の形成態様について>
次に、接着力緩和部22の形成態様を、どのように決定するかについて説明する。線糊塗布部21に塗布された強接着糊は、上述のように接着力が強いため、接着力緩和部22を設けなければ、用紙を破損せずに分離することが難しい。そこで、接着力緩和部22を設けて接着力を緩和することになる。接着力の緩和の程度を決めるため、まず、一般的な強接着糊と弱接着糊の接着力測定を行った。図4(a)は、接着力測定に用いた試験片を示す図である。図4(a)に示すように、試験片は長さ100mm、幅7.0mmであって、試験長は80mmである。また、糊幅は、強接着糊については、図4(a)に示すように、1.0mmとし、弱接着糊については、2.0mmとした。また、測定ピッチは1.0mmとした。
測定は、強接着糊については、紙剥け(用紙間剥離)、弱接着糊については、紙剥けのない剥離(層間剥離)について行った。図4(b)は、接着力の測定結果を示す図である。図4(b)に示すように、強接着糊、弱接着糊について、それぞれ2回ずつ測定し、その平均値(ave)を取得した。強接着糊の場合、2回の最小値の平均である最小値(ave)が、0.2604N(ニュートン)/mmであった。弱接着糊の場合、2回の最大値の平均である最大値(ave)が、0.0971N/mmであった。
この測定結果から、弱接着糊の最大値の、強接着糊の最小値に対する比率である0.0971/0.2604より小さい値である1/4以下に抑える必要があることが導き出される。また、あまり接着力が弱くなり過ぎると、予期せず剥がれてしまうという事態が起こるため、下限を1/5としておく。そのため、接着力緩和部22により、線糊塗布部21の接着力を1/5以上1/4以下とすることが好ましい。
したがって、理論上は、強接着部分、すなわち、線糊塗布部21のうち接着力緩和部22に覆われていない部分が、線糊塗布部21全体の1/5以上1/4以下とする必要がある。すなわち、接着力緩和部22を、線糊塗布部21の長手方向において、線糊塗布部21の3/4以上4/5以下の比率で形成する必要がある。極端な例としては、図3(a)に示すように、長手方向の長さが線糊塗布部21の4/5となる接着力緩和部22を1つだけ形成する設計がある。この場合、線糊塗布部21のうち接着力緩和部22に覆われていない部分が、線糊塗布部21全体の1/5となり、全体の接着力は、線糊塗布部21だけの場合の接着力の1/5に低下する。ただし、図3(a)のような偏った設計だと、強接着部分をきっかけに用紙が破れてしまう可能性が大きい。
そこで、図3(b)に示すように接着力緩和部22を、所定の間隔を空けて複数個所形成することにより、強接着部分と接着力が軽減される部分が交互になるようにする。強接着部分は幅(図面左右方向)1mmとした場合、天地長さ(図面上下方向)は1〜2mm程度が好ましい。接着力緩和部22の天地長さは、強接着部分の天地長さの3倍〜4倍とする必要があるので、強接着部分の天地長さが1〜2mm程度の場合、接着力緩和部22の天地長さを3〜8mm程度とすることが好ましい。
また、線糊塗布部21の両端部分、すなわち上辺、下辺と接する部分の接着力が強いと、剥離時に用紙が破れ易いため、線糊塗布部21の両端部分は接着力が弱くなるように接着力緩和部22を形成する。図1(b)(c)や図3(b)の例では、接着力緩和部22が5個形成された状態を示しているが、実際には、線糊塗布部21の長さ、および強接着部分の天地長さに応じて接着力緩和部22の個数は変化する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、重ね合わせシートとして、複写式帳票の場合について説明したが、複写構造を有していない複数の用紙を単に剥離可能に重ね合わせたものであってもよい。
また、上記実施形態では、3枚の用紙が重ね合わせられた複写式帳票の場合について説明したが、本発明は、2枚構造であっても、4枚以上の構造であっても適用することが可能である。要するに、2枚以上の対向する用紙が存在すればよい。
また、上記実施形態では、第1用紙11、第2用紙12の下側においては、平面方向における接着力緩和部22と同位置に、目止め部23を形成するようにしたが、目止め部23を形成しない構成とすることも可能である。
本発明の重ね合わせシートは、配送伝票や申込書等の複写式帳票、複写構造を有さない複数枚の用紙を重ねたシートを扱う産業に利用できる。
11・・・第1用紙
12・・・第2用紙
13・・・第3用紙
21・・・線糊塗布部
22・・・接着力緩和部
23・・・目止め部
H・・・接着力緩和部22の幅
L1・・・接着力緩和部22の長さ
L2・・・強接着部分(線糊塗布部21が露出している部分)の長さ

Claims (5)

  1. 複数の用紙が重ねられたシートであって、
    対向する2枚の用紙の間に、当該2枚の用紙を接着する糊が線状に塗布された線糊塗布部と、当該線糊塗布部による接着力を弱める接着力緩和部と、を備え、
    前記線糊塗布部は、用紙の対向する2辺に渡って所定の幅で形成されており、
    前記接着力緩和部は、前記線糊塗布部の幅方向においては、前記線糊塗布部を覆って前記線糊塗布部より広い幅で形成され、線糊塗布部の長手方向においては、所定の間隔を空けて複数個所に形成されていることを特徴とする重ね合わせシート。
  2. 前記線糊塗布部の長手方向において所定の間隔を空けて複数個所に形成されている前記線糊塗布部は、前記線糊塗布部の長手方向において、前記線糊塗布部の3/4以上4/5以下の比率で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の重ね合わせシート。
  3. 前記線糊塗布部と前記接着力緩和部は、前記2枚の用紙のうち、一方の用紙に形成され、他方の用紙の前記接着力緩和部と対向する位置に、目止め部が形成され、前記一方の用紙と前記他方の用紙を重ね合わせることにより形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の重ね合わせシート。
  4. 前記接着力緩和部は、剥離剤が混合されたインクを塗布することにより形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の重ね合わせシート。
  5. 前記線糊塗布部は、0.245N/mm以上の接着強度であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の重ね合わせシート。
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