JP2015126610A - 盤における充電部の構造 - Google Patents

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直貴 竹川
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直貴 竹川
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【課題】安価な部材を用いて、分岐バーを主幹バーの任意位置に接続できるようにし、電気機器の組み替え作業を容易にする。【解決手段】キュービクルや分電盤等において、主幹バー2に分岐バー3を接合し、分岐バー3の反対側から押え部材6を主幹バー2に接合する。主幹バー2を貫通しないネジ部材7を用いて、押え部材6を分岐バー3に締め付け、分岐バー3と押え部材6との間に主幹バー2を挟み付ける。ネジ部材7は、主幹バー2から幅方向へ離れた位置に、押え部材6および分岐バー3を貫通するボルト8と、ボルト8に螺合するナット9とを備える。押え部材6を合成樹脂で成形し、ボルト8の頭部をインサート成形により押え部材6に回り止めする。【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器を収納するキュービクルや分電盤等の盤における充電部の構造に関する。
受電設備であるキュービクルでは、従来、例えば図3に示すような充電部構造50が知られている。この充電部構造50は、主幹ブレーカ(図示略)から延びる主幹バー51に複数のタップ穴52を等間隔で開け、タップ穴52に分岐バー53をネジ54で接続し、電力を主幹バー51から分岐バー53を介して複数の分岐ブレーカ55に供給するように構成されている。
なお、特許文献1には、主幹バーを分岐ブレーカの裏側に配置した分電盤が記載されている。特許文献2には、主幹バーと分岐バーのどちらか一方に長孔を形成し、他方にタップ穴を開け、長孔に通したネジをタップ穴に締め付けることで、主幹バーに分岐バーを接続する充電部構造が記載されている。
特開2001−169416号公報 特開2009−118593号公報
ところが、図3に示す従来の充電部構造50によると、主幹バー51にタップ穴52が等間隔で開けられているので、サイズの違う分岐ブレーカ55に組み替えたり、サイズの違う分岐ブレーカ55を追加したりする場合に、タップ穴52が分岐バー53のネジ挿通孔と一致しなくなるため、主幹バー51を別のものに取り替えたり、既存の主幹バー51にタップ穴52を追加で加工したりする必要があった。
また、タップ穴52にネジ54を締め付ける構造であるため、特許文献1に示されているように、主幹バーを分岐ブレーカの裏側に配置した場合などに、タップ穴が見えにくくなり、接続作業に手間がかかる問題点もあった。主幹バーからタップ穴をなくし、背面がプラグインユニット式となったブレーカを使用することも考えられるが、盤全体のコストが高くつく。なお、特許文献2の充電部構造は、長穴の範囲内で分岐バーの接続位置を調節可能であるが、そのために既存の主幹バーを長穴付きの主幹バーに交換しなければならないという無駄があった。
本発明の目的は、安価な部材を用いて、分岐バーを主幹バーの任意位置に接続できる充電部構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、次のような充電部構造を提供する。
(1)電力が主幹バーから分岐バーを介して電気機器に供給される盤において、主幹バーに分岐バーを接合し、分岐バーの反対側から押え部材を主幹バーに接合し、主幹バーを貫通しないネジ部材で押え部材を分岐バーに締め付け、分岐バーと押え部材との間に主幹バーを挟み付けたことを特徴とする充電部構造。
(2)ネジ部材が、主幹バーからその幅方向へ離れた位置に、押え部材および分岐バーを貫通するボルトと、該ボルトに螺合するナットとを備えていることを特徴とする上記1に記載の充電部構造。
(3)押え部材が合成樹脂で成形され、ボルトがインサート成形により押え部材に回り止めされていることを特徴とする上記2に記載の充電部構造。
(4)押え部材が金属板を折り曲げて形成され、ボルトの頭部が押え部材の側壁によって回り止めされていることを特徴とする上記2に記載の充電部構造。
(5)押え部材が、主幹バーの幅方向両側面に係合する係合部を備えていることを特徴とする上記1〜4の何れか一つに記載の充電部構造。
本発明の充電部構造によれば、主幹バーを分岐バーと押え部材との間に挟み付けたので、安価な部材を用いて、分岐バーを主幹バーの任意位置に接続でき、電気機器の組み替え作業が容易になるという効果がある。
本発明による一実施形態の充電部構造を示す断面図である。 図1とは異なる押え部材を用いた充電部構造を示す断面図である。 従来の充電部構造を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す充電部構造1は、キュービクルの筐体(図示略)内側において、電力を主幹バー2から分岐バー3を介して電気機器としての分岐ブレーカ4に供給するように構成されている。主幹バー2は分岐ブレーカ4の裏側に配置され、主幹バー2の一端に主幹ブレーカ(図示略)が接続され、主幹バー2の複数個所に分岐バー3を介して分岐ブレーカ4が接続されている。なお、主幹バー2の位置は特に限定されず、分岐ブレーカ4と同一の平面内に主幹バー2を配置することも可能である。
分岐バー3はコ字形に折り曲げられ、その一端3aが分岐ブレーカ3の電源側端子5に接続され、他端3bが主幹バー2の裏面に接合されている。他端3bと反対側において、主幹バー2の表面には押え部材6が接合されている。押え部材6は、合成樹脂材料で主幹バー2の幅方向に長い短冊形に成形され、その両端が主幹バー2を貫通しない2組のネジ部材7によって分岐バー3に締め付けられている。分岐バー3は、コ字形のものに限定されず、クランク状に折り曲げたものを使用することもできる。
ネジ部材7は、主幹バー2の幅方向両側面から離れた位置に、押え部材6および分岐バー3を貫通するボルト8と、ボルト8の先端部に螺合するナット9とを備えている。ボルト8は、基端部が押え部材6にインサート成形され、先端部が分岐バー3のボルト挿通孔10に挿通されている。押え部材6には主幹バー2が嵌合する凹部11が形成され、凹部11に主幹バー2の幅方向両側面に係合する係合部12が設けられている。そして、2組のネジ部材7を締め付けることにより、主幹バー2が分岐バー3と押え部材6との間に挟み付けられている。
したがって、この実施形態の充電部構造1によれば、ネジ部材7を緩めた状態で、分岐バー3を主幹バー2の長手方向へスライドし、主幹バー2の任意位置に配置することができる。このため、サイズの違う分岐ブレーカ4に組み替えたり、サイズの違う分岐ブレーカ4を追加したりする場合に、主幹バー2に対する分岐バー3の接続位置を簡単に調節することができる。また、主幹バー2を挟み付ける構造であるため、分岐ブレーカ4の背面側に主幹バー2を配置した場合でも、従来のようなタップ穴の位置確認が不要となり、接続作業を分岐ブレーカ4の前面側から容易に行うことができる。
特に、ネジ部材7のボルト8が押え部材6にインサート成形されているため、主幹バー2と分岐ブレーカ4との間隔が狭い場合に、ボルト8を脱落させたり空転させたりすることなく、ナット9を主幹バー2の背後で緩めたり締めたりすることができる。また、押え部材6の凹部11に主幹バー2の側面に係合する係合部12を設けたので、分岐バー3の接続にあたり、押え部材6を主幹バー2の幅方向に位置決めした状態で、ボルト8に分岐バー3の挿通孔10を通して、ナット9を容易に締め付けることができる。
図2に示す充電部構造21では、押え部材26が金属板によって断面コ字形に形成されている。この押え部材26には、主幹バー2の表面に接合する底壁26aと、相対向する一対の側壁26bとが設けられている。ネジ部材27は、主幹バー2からその幅方向へ離間した位置にボルト28とナット29とを備え、ボルト28の頭部28aが押え部材26の側壁26bにより回り止めされている。ボルト28の軸部28bは、押え部材26の底壁26aに形成されたボルト挿通孔30と分岐バー3のボルト挿通孔10を貫通し、先端にナット29が螺合されている。
この充電部構造21によれば、板金加工によって押え部材26を安価に製作できるとともに、分岐バー3を主幹バー2の長手方向へスライドして、分岐ブレーカ4の組み替え作業を容易に行うことができる。また、ボルト28が押え部材26の側壁16bによって回り止めされているので、ボルト28を空転させることなく、ナット29を容易に締め緩めすることもできる。図1の押え部材6と同様に、押え部材26の底壁16aに係合部を突設し、押え部材26を主幹バー2の幅方向へ位置決めできるようにしてもよい。
なお、本発明の充電部構造は、キュービクルに限定されるものではなく、分電盤、配電盤、操作盤など、電気機器を収納する各種の盤に適用することができる。また、図1に示した充電部構造1において、樹脂製の押え部材6にナット9をインサート成形し、ボルト8を主幹バー2の背後からナット9に締め付けるように構成してもよい。その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜変更して実施することも可能である。
1,21 充電部構造
2 主幹バー
3 分岐バー
4 分岐ブレーカ
6,26 押え部材
7,27 ネジ部材
8,28 ボルト
9,29 ナット
12 係合部

Claims (5)

  1. 電力を主幹バーから分岐バーを介して電気機器に供給する盤において、
    前記主幹バーに前記分岐バーを接合し、該分岐バーの反対側から押え部材を前記主幹バーに接合し、該主幹バーを貫通しないネジ部材で前記押え部材を前記分岐バーに締め付け、該分岐バーと前記押え部材との間に前記主幹バーを挟み付けたことを特徴とする充電部構造。
  2. 前記ネジ部材が、前記主幹バーからその幅方向へ離れた位置に、前記押え部材および前記分岐バーを貫通するボルトと、該ボルトに螺合するナットとを備えている請求項1記載の充電部構造。
  3. 前記ボルトが、合成樹脂製の前記押え部材にインサート成形されている請求項2記載の充電部構造。
  4. 前記押え部材が金属板を折り曲げて形成され、前記ボルトの頭部が前記押え部材の側壁によって回り止めされている請求項2記載の充電部構造。
  5. 前記押え部材が、前記主幹バーの幅方向両側面に係合する係合部を備えている請求項1〜4の何れか一項に記載の充電部構造。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060877U (ja) * 1983-10-03 1985-04-27 株式会社明電舎 導体の接続金具
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