JP2015125827A - 支持構造およびそれを用いたイオン発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リペラーの絶縁性低下を軽減することのできる支持構造およびイオン発生装置を提供する。
【解決手段】イオン発生装置10は、アークチャンバ12と、アークチャンバ内に設けられるリペラープレート64と、アークチャンバ12の内外を連通する貫通孔60に挿通されるリペラー延長部66と、を有するリペラー62と、アークチャンバ12の外側に設けられ、リペラー延長部66と貫通孔60の内壁との間に隙間60aが確保されるようにして、リペラーを支持する支持構造70と、を備える。支持構造70は、アークチャンバ12の外に隙間60aと連通する小室88を区画するカバー部材80と、アークチャンバ12とリペラー62との間を電気的に絶縁する絶縁部材72と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リペラーの支持構造およびそれを用いたイオン発生装置に関する。
半導体製造工程では、導電性を変化させる目的、半導体ウエハの結晶構造を変化させる目的などのため、半導体ウエハにイオンを注入する工程が標準的に実施されている。この工程で使用される装置は、一般にイオン注入装置と呼ばれる。
このようなイオン注入装置におけるイオン源として、直流放電型のイオン源が知られている。直流放電型のイオン源は、直流電流によってフィラメントを加熱して熱電子を発生させ、その熱電子によってカソードが加熱される。そして、加熱されたカソードから発生した熱電子がアークチャンバ内で加速され、アークチャンバ内のガスソース分子と衝突することで、ガスソース分子に含まれている原子がイオン化される。
アークチャンバ内のカソードに対向する位置には、アークチャンバ内で加速された電子を跳ね返すリペラーが設けられる。リペラーは、アークチャンバとの間で電気的に絶縁されることにより電子を跳ね返す機能を有し、アークチャンバ内のイオン化効率を高める。リペラーは、例えば、アークチャンバ内に設けられる絶縁部材を介して取り付けられる(特許文献1参照)。
特開平8−227688号公報
アークチャンバ内に導入されるソースガス分子には、フッ化物や塩化物等のハロゲン化物が用いられることが多い。ハロゲン化物のソースガス分子は、イオン化の過程でハロゲンラジカルを発生させ、このハロゲンラジカルがイオン源を構成する部品、例えばアークチャンバ内壁の金属材料に作用し、化学結合する。そして、化学結合した金属材料は、ソースガス分子とともにイオン化され、イオン化物質としてアークチャンバの内壁などに堆積して導電性膜を形成しうる。
イオン源の使用により、リペラーの絶縁部材に金属材料が堆積され、導電性膜が形成されると、リペラーの絶縁性が低下することとなる。絶縁性が低下すると、リペラーが電子を跳ね返す機能が大きく低下するため、イオンの生成効率が低下し、イオン源の寿命を縮めることになる。その結果、絶縁性が低下した部品の交換頻度が多くなると、イオン注入装置を用いる工程の生産性が低下する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、リペラーの絶縁性低下を軽減することのできるリペラーの支持構造およびそれを用いたイオン発生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のイオン発生装置は、アークチャンバと、アークチャンバ内に設けられるリペラープレートと、アークチャンバの内外を連通する貫通孔に挿通されるリペラー延長部と、を有するリペラーと、アークチャンバの外側に設けられ、リペラー延長部と貫通孔の内壁との間に隙間が確保されるようにして、リペラーを支持する支持構造と、を備える。支持構造は、アークチャンバの外に隙間と連通する小室を区画するカバー部材と、アークチャンバとリペラーとの間を電気的に絶縁する絶縁部材と、を有する。
本発明の別の態様は、支持構造である。この支持構造は、アークチャンバの内外を連通する貫通孔に挿通されるリペラーの基部を、当該貫通孔の内壁との間に隙間が確保されるようにして支持する。支持構造は、アークチャンバの外に隙間と連通する小室を区画するカバー部材と、アークチャンバとリペラーとの間を電気的に絶縁する絶縁部材と、を有する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、リペラーの絶縁性低下を軽減し、生産性の高いイオン発生装置を提供できる。
本実施の形態に係るイオン発生装置のアークチャンバおよびリペラーの支持構造を示す模式図である。 図1に示すイオン発生装置のA−A線断面を示す模式図である。 比較例に係るイオン発生装置のアークチャンバおよびリペラーの支持構造を示す模式図である。 変形例1に係るイオン発生装置のリペラーの支持構造を示す模式図である。 変形例2に係るイオン発生装置のリペラーの支持構造を示す模式図である。 変形例3に係るイオン発生装置のリペラーの支持構造を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図1は、本実施の形態に係るイオン発生装置10のアークチャンバ12およびリペラー62の支持構造70を示す模式図である。図2は、図1に示すイオン発生装置10のA−A線断面を示す模式図である。
本実施の形態に係るイオン発生装置10は、直流放電型のイオン源であり、アークチャンバ12と、熱電子放出部14と、リペラー62と、支持構造70と、サプレッション電極20と、グランド電極22と、各種電源とを備える。
アークチャンバ12は、略直方体の箱型形状を有する。アークチャンバ12は、高融点材料、具体的には、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)などの高融点金属やそれらの合金、グラファイト(C)等で構成されている。これにより、アークチャンバ内が比較的高温となる環境下でも、アークチャンバを溶けにくくできる。
アークチャンバ12は、側壁板50と、上面板52と、下面板54と、を備える。側壁板50には、ソースガスを導入するガス導入口24と、イオンビームが引き出される開口部としてのフロントスリット26とが形成されている。上面板52には、熱電子放出部14が設けられ、下面板54の貫通孔60にはリペラー62が挿通される。
なお、以下の説明において、上面板52から下面板54に向かう方向を軸方向ということがある。また、軸方向に沿った方向のうち、下面板54から上面板52に向かう方向を上方向または上側、上面板52から下面板54に方向を下方向または下側ともいう。また、アークチャンバ12の内部を内側、アークチャンバ12の外部を外側ともいう。
下面板54は、アークチャンバ12の内外を連通し、軸方向に延びる貫通孔60を有する。貫通孔60は、軸方向の断面形状が円形である。貫通孔60の内側の出口には、内面54aから上方向に突出する突端部56が設けられる。一方、貫通孔60の外側の出口には、外面54bから下方向に突出する接続部58が設けられる。接続部58の側面にはねじ切り加工が施され、支持構造70が接続される同軸ねじ58aが設けられる。同軸ねじ58aは、貫通孔60の中心軸と軸を共通にする。
熱電子放出部14は、アークチャンバ内に熱電子を放出するものであり、フィラメント28とカソード30とを有する。熱電子放出部14は、上面板52の取付孔52aに挿入され、アークチャンバ12と絶縁された状態で固定される。
フィラメント28は、フィラメント電源34で加熱され、先端に熱電子を発生させる。フィラメント28で発生した(1次)熱電子は、カソード電源36で加速され、カソード30に衝突し、その衝突時に発生する熱でカソード30を加熱する。加熱されたカソード30は(2次)熱電子40を発生し、この(2次)熱電子40が、アーク電源38によってカソード30とアークチャンバ12との間に印加されたアーク電圧によって加速され、ガス分子を電離するに十分なエネルギーを持ったビーム電子としてアークチャンバ12中に放出される。
リペラー62は、リペラープレート64と、リペラー延長部66とを有する。リペラープレート64は、熱電子放出部14と対向する位置に設けられており、カソード30と対向してほぼ平行に設けられている。リペラープレート64は、アークチャンバ内の電子を跳ね返して、プラズマ42が生成される位置に電子を滞留させてイオン生成効率を高める。
リペラー延長部66は、リペラープレート64にほぼ垂直に延びる円柱形状の部材であり、リペラー62の基部である。リペラー延長部66は、下面板54の貫通孔60に挿通され、アークチャンバ外に設けられる支持構造70に取り付けられる。リペラー延長部66の端部66aには、貫通孔60の中心軸と同軸のねじ孔66bが設けられており、接続ねじ68により絶縁部材72に固定される。これにより、リペラー延長部66は、貫通孔60の内壁との間に隙間60aが確保されるようにして固定され、リペラー62は、アークチャンバ12との間で電気的に絶縁された状態となる。
支持構造70は、絶縁部材72と、シールド部材76と、カバー部材80と、を有する。支持構造70は、アークチャンバ12の外側に設けられており、アークチャンバ12の外に貫通孔60における隙間60aと連通する小室88を区画するように設けられる。小室88の内部には、リペラー62と接続される絶縁部材72が設けられる。これにより、支持構造70は、アークチャンバ12とリペラー62の絶縁を確保した状態で、リペラー62を支持する。
カバー部材80は、円筒形状の側面82に底面84が設けられたカップ型の形状を有する。カバー部材80は、側面82の開口端82aの内面にねじ切り加工が施されており、下面板54の同軸ねじ58aにねじ込まれることにより、下面板54の外側に固定される。これにより、カバー部材80は、下面板54とともに小室88を区画する。小室88は、アークチャンバ12の外に対して密閉されており、小室88は、貫通孔60における隙間60aを介してアークチャンバ12の内部とつながる。
カバー部材80の底面84には、止めねじ86が挿通されるねじ孔84aが設けられる。ねじ孔84aは、貫通孔60の中心軸と同軸となるように形成される。これにより、カバー部材80の内部に設けられる絶縁部材72を貫通孔60の中心軸上に固定する。
カバー部材80は、高温となるアークチャンバ12に接続されるため、高融点材料で構成されることが望ましい。カバー部材80は、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)などの高融点金属やそれらの合金、グラファイト(C)等で構成される。
絶縁部材72は、カバー部材80とリペラー62とを接続する部材である。絶縁部材72は、カバー部材80の内部に格納され、カバー部材80の形状に対応して円筒形状を有する。なお、カバー部材80の内部に格納できる形状であれば、角柱などの上面72aと下面72bが多角形の柱状形状としてもよい。絶縁部材72は、アルミナ(Al)などのセラミック材料で構成される。
絶縁部材72は、上面72aと下面72bに同軸のねじ孔74a、74bが設けられる。上面72aのねじ孔74aには、接続ねじ68が取り付けられ、リペラー延長部66と絶縁部材72との間が固定される。下面72bのねじ孔74bには、止めねじ86が取り付けられ、絶縁部材72とカバー部材80の間が固定される。
シールド部材76は、絶縁部材72の上面72aと側面72cを覆うように設けられ、カップ型の形状を有する。シールド部材76は、絶縁部材72の上面72aと、リペラー延長部66の端部66aの間に挟み込まれて固定される。シールド部材76は、小室88の内部に入り込むイオン化物質が、絶縁部材72の外表面である上面72aや側面72cに付着することを抑制する。シールド部材76は、カバー部材80と同様、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)などの高融点金属やそれらの合金、グラファイト(C)等で構成される。
以上の構成を有するイオン発生装置10には、カソード30とリペラー62を結ぶ軸方向にソース磁場コイルにより誘起される外部磁場Bが印加されている。また、ビーム電子を放出するカソード30と対向させてリペラー62が設けられているため、ビーム電子は磁場Bに沿ってカソード30とリペラー62との間を往復移動する。往復移動するビーム電子は、アークチャンバ12に導入されたソースガス分子と衝突電離してイオンを発生させ、アークチャンバ12にプラズマ42を生成する。ビーム電子は、印加磁場によってほぼ限定された範囲に存在するのでイオンはその範囲で主に生成され、拡散によりアークチャンバ12の内壁、フロントスリット26、カソード30、リペラー62に到達し、壁面で失われる。
ソースガスには、希ガスや、水素(H)、ホスフィン(PH)、アルシン(AsH)等の水素化物、三フッ化ホウ素(BF)、四フッ化ゲルマニウム(GeF)等のフッ化物、三塩化インジウム(InCl)等の塩化物、等のハロゲン化物が用いられる。これらのソースガスは、アークチャンバ12に導入され、(2次)熱電子40によりイオン化される。励起されたイオンは、アークチャンバ12の内壁、カソード30、リペラー62に入射して衝突すると、各部の構成素材(W、Ta、Mo、グラファイト等)を、スパッタや化学的エッチングにより摩滅させる。
また、ソースガスがフッ化物の場合、例えば、BFの場合、イオン化によりB、BF、BF 、F、F が生成され、これらのイオンがアークチャンバ12の内部の壁面で中性化されると、F、F等の反応性の高いフッ素ラジカルが生成される。フッ素ラジカルは、イオン発生装置10を構成する部品の材料と化学結合し、WF、TaF、MoF、CFなどのフッ化物となる。これらフッ化物は、比較的低温でガス化し、アームチャンバ内でイオン化され、WF 、TaF 、MoF 、CF などのイオン化物質としてアークチャンバの内壁などに流入付着して導電性膜を形成しうる。
このような導電性膜は、イオン発生装置10を構成する絶縁部品にも付着し、絶縁性を低下させる要因となる。例えば、リペラーの絶縁部材の外表面に導電性膜が形成されると、リペラーの絶縁性が低下することとなる。絶縁性が低下すると、リペラーが電子を跳ね返す機能が大きく低下するため、イオンの生成効率が低下し、イオン源の寿命を縮めることになる。その結果、絶縁性が低下した部品の交換頻度が多くなり、イオン注入装置を用いる工程の生産性が大きく低下する。
本実施の形態では、絶縁部材72がアークチャンバ12の内部ではなく、アークチャンバ12の外に設けられる小室88の内部に設けられる。小室88は、アークチャンバ12の外に対して密閉され、アークチャンバ12の内部と貫通孔60の隙間60aを通じてつながっていることから、アークチャンバ12と同様ソースガスで満たされ、隙間60aにはガスの流れが生じない。そのため、アークチャンバ12の内部で生じたイオン化物質は小室88への流入が抑制されることとなり、小室88の内部は、アークチャンバ12の内部よりも導電性膜が付きにくい環境となる。本実施の形態では、このような小室88の内部に絶縁部材72を設けるため、絶縁部材72の絶縁性低下を遅らせることができる。これにより、イオン源の寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態では、絶縁部材72の外表面がシールド部材76により覆われている。そのため、小室88の内部にイオン化物質が流れ込んだとしても、その一部はシールド部材76の表面に導電性膜を形成することとなる。つまり、シールド部材76を設けることにより、絶縁部材72の外表面が導電性膜により汚れにくくなる。これにより、絶縁部材72の絶縁性低下を遅らせることができる。
また、本実施の形態では、絶縁部材72が下面板54の直下に配置されるとともに、リペラー62とカバー部材80の間の位置に配置される。リペラー62およびカバー部材80は、イオン発生装置10の使用により高温となるため、両者に挟まれた位置に配置される絶縁部材72は高温に保たれる。また、絶縁部材72は、小室88の内部に格納されているため高温の状態が維持されやすい。絶縁部材72の温度を高くすると、流れ込んだイオン化物質が表面に付着しにくくなるため、導電性膜の形成を阻害することができる。これにより、絶縁部材72の絶縁性低下を遅らせることができる。
また、本実施の形態によれば、アークチャンバ12に対して、リペラー62および支持構造70を構成する部品が同軸上に配置される。カバー部材80は、貫通孔60の中心軸と軸を共通にする同軸ねじ58aにより固定され、絶縁部材72を固定する止めねじ86およびリペラー62を固定する接続ねじ68も同軸に配置される。このため、リペラー62を貫通孔60の中心に位置精度良く固定することができ、リペラー延長部66と貫通孔60の内壁との隙間60aを良好に保つことができる。特に、図3を用いて後述する比較例と比べて、リペラー62の位置ずれにより、リペラー延長部66が貫通孔60の内壁に接触し、絶縁不良となることを防ぐことができる。
図3は、比較例に係るイオン発生装置110のアークチャンバ112およびリペラー118の支持構造120を示す模式図である。イオン発生装置110は、上述の実施の形態と同様に、アークチャンバ112と、熱電子放出部114と、リペラー118と、を備える。リペラー118は、アークチャンバ112の底部112aに設けられる貫通部112bに挿通され、アークチャンバ112の外に設けられる支持構造120に固定される。
比較例に係る支持構造120は、リペラー支持板124と、絶縁部材132a、132bを有する。リペラー支持板124は、アークチャンバ12の軸方向に交差する方向(左右方向)に延びる。リペラー支持板124は、その一端である接続部124aにリペラー118が接続され、他端である固定部124bにおいて絶縁部材132a、132bを介してチャンバ支持部130に固定される。比較例においては、左右方向に延びるリペラー支持板124により、絶縁部材132a、132bの位置をアークチャンバ112から遠ざけることで、絶縁部材132の表面にイオン化物質が付着して導電性膜が形成されることを防いでいる。
比較例においては、絶縁部材132a、132bの絶縁性を確保するため、接続部124aと固定部124bの距離Lを取ることとしている。そのため、絶縁部材132a、132bとの固定のためのねじ128が緩んでリペラー支持板124がθ方向にずれると、そのずれが少しであったとしても、リペラー支持板124の接続部124aが大きく動く。その結果、リペラー118が貫通部112bの内壁に接触してしまい、リペラー118の絶縁が確保できなくなるおそれがある。つまり、比較例においては、絶縁性確保のためにリペラー支持板124を長くすると、その長さが絶縁不良の要因となりうる。
また、比較例において、絶縁部材132a、132bの位置をアークチャンバ112から遠ざける対策を講じたとしても、貫通部112bを通じてアークチャンバ112内から外へソースガスの流れが生じ、イオン化物質が流出することとなる。その結果、絶縁部材132a、132bの表面にイオン化物質が付着して導電性膜が形成され、絶縁不良となることが見受けられる。
一方、本実施の形態では、貫通孔60、リペラー62、絶縁部材72、カバー部材80が一軸上に配置される構造となっているため、これらの部材の接続部分が緩んだとしてもリペラー62は軸に交差する方向へ位置ずれしにくい。これにより、リペラー延長部66と貫通孔60の内壁との隙間60aを維持することができる。また、隙間60aを維持することにより、貫通孔60の内壁に導電性膜が形成され、隙間60aが導電性材料でつながることによる絶縁不良を防ぐことができる。
また、本実施の形態では、貫通孔60の内側の出口に内面54aから上方に突出する突端部56が設けられる。このため、アークチャンバ12の側壁板50や上面板52に堆積した導電性物質が剥離して下面板54へ落下する場合であっても、貫通孔60の内部にこれらの導電性物質が入りにくい。したがって、突端部56を設けることで、リペラー62の絶縁性低下を抑制することができる。
図4は、変形例1に係るイオン発生装置10のリペラー62の支持構造70を示す模式図である。変形例1においては、絶縁部材72の外表面を覆うシールド部材が設けられていない点で上述の実施の形態と相違する。比較例1においても、小室88の内部に絶縁部材72が設けられることから、小室88の内部にはイオン化物質が流入しにくく、絶縁部材72が高温に保たれる環境となっている。そのため、絶縁部材72の表面に導電性膜が形成されることを防ぎ、リペラー62の絶縁性低下を軽減させることができる。また、同軸上に配置される支持構造70により、リペラー62の位置精度を高めることもできる。
図5は、比較例2に係るイオン発生装置10のリペラー62の支持構造70を示す模式図である。変形例2においては、下面板54の接続部58に同軸ねじが設けられる代わりに、接続部58の側面にねじ孔58bが設けられ、接続ねじ90によりカバー部材80が接続部58に固定される点で上述の実施の形態と相違する。また、カバー部材80の開口端82aには、ねじ切り加工が施される代わりにねじ孔82bが設けられ、接続ねじ90は、このねじ孔82bに挿通される。比較例2においても、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図6は、比較例3に係るイオン発生装置10のリペラー62の支持構造70を示す模式図である。比較例3においては、絶縁部材92が、リペラー62とカバー部材80の間ではなく、カバー部材80とアークチャンバ12の間に設けられる点で上述の実施の形態と相違する。以下、比較例3について、実施の形態との相違点を中心に説明する。
支持構造70は、カバー部材80と、絶縁部材92を有する。カバー部材80は、円筒形状の側面82に底面84が設けられたカップ型の形状を有する。カバー部材80は、接続部58および絶縁部材92とともに小室88を区画し、小室88の内部をアークチャンバ12の外に対して密閉する。カバー部材80の内側には、リペラー延長部66の端部66aが接続される。リペラー延長部66は、貫通孔60の中心軸上に配置される接続ねじ98によりカバー部材80の底面84に固定される。
絶縁部材92は、リング形状の部材であり、内壁92aと外壁92bのそれぞれにねじ切り加工が施されている。絶縁部材92は、内壁92aと、下面板54の接続部58に設けられる同軸ねじ58aとが噛み合って下面板54に固定される。絶縁部材92の外壁92bには、カバー部材80の開口端82aの内面が噛み合うことにより、カバー部材80が接続される。絶縁部材92を下面板54とカバー部材80の間に設けることで、リペラー62をアークチャンバ12に対して絶縁することができる。
比較例3では、上述の実施の形態とは異なり、絶縁部材72が小室88の内部に格納された構造とはなっていない。しかし、上述の実施の形態と同様に、小室88の内部にはガスが流入しにくいため、小室88に面する絶縁部材92の下面92dにイオン化物質が付着し、導電性膜が形成されることを抑制することができる。また、アークチャンバ12の外に面する絶縁部材92の上面92cは、アークチャンバ12の外側となるため、アークチャンバ12の内部と比べてイオン化物質が付着しにくい。これにより、絶縁部材92の絶縁性低下を抑制することができる。
また、比較例3においては、絶縁部材92が下面板54に直接接続されるため、絶縁部材92を高温に保つことができる。これにより、絶縁部材92の表面に導電性膜が形成されることを防ぐことができる。
また、比較例3においても、貫通孔60、リペラー62、カバー部材80、絶縁部材92が一軸上に配置される構造となっているため、これらの部材の接続部分が緩んだとしてもリペラー62は軸に交差する方向へ位置ずれしにくい。これにより、リペラー延長部66と貫通孔60の内壁との隙間60aを維持することができる。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
上述の実施の形態および変形例では、小室88の内部が密閉される支持構造70について示した。さらなる変形例においては、小室88が厳密な意味で密閉される構造でなく、支持構造70に設けられるねじ孔などに生じる隙間に起因して、小室88の気密性が損なわれる構造としてもよい。この場合、アークチャンバ12の内部のソースガスの一部は、貫通孔60の隙間60aを通じて小室88に流入し、ねじ孔などの隙間を通じてチャンバー外に流出するため、アークチャンバ12から小室88へ多少のガスの流れが生じうる。しかし、支持構造70により小室88を設けない場合と比べれば、小室88に入り込むイオン化物質の量を減少させることができる。したがって、厳密な意味で小室88が密閉されていない場合であっても、支持構造70に設けられる絶縁部材72の絶縁性低下を軽減することができる。
上述の実施の形態および変形例では、リペラー延長部66と支持構造70との間を固定する接続部材として、接続ねじを用いる場合について示した。さらなる変形例においては、ねじ以外の接続部材を用いてもよい。例えば、接続部材としてボルトや、ボルトとナットの組み合わせを用いて固定してもよい。
10…イオン発生装置、12…アークチャンバ、14…熱電子放出部、42…プラズマ、50…側壁板、52…上面板、54…下面板、58…接続部、58a…同軸ねじ、60…貫通孔、60a…隙間、62…リペラー、64…リペラープレート、66…リペラー延長部、70…支持構造、72…絶縁部材、76…シールド部材、80…カバー部材、88…小室。

Claims (8)

  1. アークチャンバと、
    前記アークチャンバ内に設けられるリペラープレートと、前記アークチャンバの内外を連通する貫通孔に挿通されるリペラー延長部と、を有するリペラーと、
    前記アークチャンバの外側に設けられ、前記リペラー延長部と前記貫通孔の内壁との間に隙間が確保されるようにして、前記リペラーを支持する支持構造と、
    を備え、
    前記支持構造は、前記アークチャンバの外に前記隙間と連通する小室を区画するカバー部材と、前記アークチャンバと前記リペラーとの間を電気的に絶縁する絶縁部材と、を有することを特徴とするイオン発生装置。
  2. 前記小室は、前記アークチャンバの外に対して密閉されることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 前記絶縁部材は、前記小室の内部に設けられており、前記リペラー延長部と前記カバー部材との間を接続することを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  4. 前記支持構造は、前記リペラー延長部と前記絶縁部材との間に設けられ、前記絶縁部材の外表面を覆うように設けられるシールド部材をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のイオン発生装置。
  5. 前記カバー部材は、前記絶縁部材を介して前記アークチャンバの外側に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  6. 前記リペラー延長部は、前記貫通孔の中心軸と同軸に設けられる接続部材により、前記支持構造に固定されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のイオン発生装置。
  7. 前記アークチャンバは、当該アークチャンバの外側に前記貫通孔の中心軸と同軸のねじ切り構造を有し、
    前記支持構造は、前記ねじ切り構造にねじ込まれることにより前記アークチャンバに固定されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のイオン発生装置。
  8. アークチャンバの内外を連通する貫通孔に挿通されるリペラーの基部を、当該貫通孔の内壁との間に隙間が確保されるようにして支持する支持構造であって、
    前記支持構造は、前記アークチャンバの外に前記隙間と連通する小室を区画するカバー部材と、前記アークチャンバと前記リペラーとの間を電気的に絶縁する絶縁部材と、を有することを特徴とする支持構造。
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