JP2015125111A - 変位センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】前面カバーにおける光透過領域に接着剤が流れ込むことを抑制する変位センサを提供する。
【解決手段】変位センサは、投光素子と、受光素子と、これら素子を収容し、前部に接着剤塗布用の溝部を有するケースと、ケースの前部に設けられて投光素子から出射する光を透過しかつ検出物で反射した光を透過する前面カバー40とを備える。前面カバー40の周縁とケースの前部53とが接着剤を介して接着される。投光素子の光が透過する領域である光透過領域ARはケースの上面側に設けられる。そして、光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の周縁40cとの間には、光透過領域ARに向かって流れる接着剤を光透過領域の外側に導く誘導部40Xが設けられている。
【選択図】図9

Description

本発明は、投光素子及び受光素子を備える変位センサに関する。
検出物の位置を反射光で検出する変位センサが知られている(特許文献1参照)。
この種の変位センサは、投光素子と、受光素子と、これらを収容するケースと、投光素子が出射する光を透過しかつ検出物で反射した光を透過する前面カバーとを備えている。この前面カバーは、ケースに対して接着剤で固定される。接着剤は、前面カバーの周縁とケースとの間に塗布される。
特開2012−122858号公報
ところで、変位センサの製造の際、接着剤は前面カバーの周縁に塗布されるが、接着剤の流動性により接着剤が前面カバーの中央部に流れ込むことがある。前面カバーにおいて光が透過する部分の表面(光透過領域)に接着剤が付着すると変位センサの光学的特性が変化する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、前面カバーにおける光透過領域に接着剤が流れ込むことを抑制する変位センサを提供することにある。
(1)課題を解決する変位センサは、検出物に向けて光を出射する投光素子と、前記検出物で反射された光を受光する受光素子と、前記投光素子及び前記受光素子を収容し、前部に接着剤塗布用の溝部を有するケースと、前記ケースの前記前部に設けられ、前記投光素子から出射する光を透過しかつ前記検出物で反射した光を透過する前面カバーとを備え、前記前面カバーの周縁と前記ケースの前部とが接着剤を介して接着され、前記投光素子の光が透過する領域である光透過領域が前記ケースの上面側に設けられ、前記光透過領域の周縁と前記前面カバーの周縁との間には、前記光透過領域に向かって流れる前記接着剤を前記光透過領域の外側に導く誘導部が設けられている。
この構成によれば、光透過領域の周縁と前面カバーの周縁との間に上記構成の誘導部が設けられている。このため、前面カバーにおいて光透過領域に向かって流れる接着剤は、光透過領域の外側に導かれる。これにより、前面カバーの光透過領域に接着剤が流れ込むことが抑制される。
(2)上記構成の変位センサにおいて、前記ケースには、前記光透過領域に対応する投光開口部が設けられ、前記前面カバーは、前記誘導部としての周面と、前記光透過領域としての端面とを有する凸部を備え、前記投光開口部に前記凸部が嵌合されることが好ましい。
この構成によれば、接着剤が前面カバーの光透過領域に向かって流れ、凸部の周面に到達するとき、接着剤は凸部の周面に沿うように流れる。このため、前面カバーの光透過領域に接着剤が流れ込むことが抑制される。
(3)上記構成の変位センサにおいて、前記前面カバーには、前記誘導部としての溝部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、接着剤が前面カバーの光透過領域に向かって流れ、溝部に到達するとき、接着剤は溝部に沿うように流れる。このため、前面カバーの光透過領域に接着剤が流れ込むことが抑制される。
(4)上記構成の変位センサにおいて、前記ケースの上面は平坦に構成されていることが好ましい。
近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を、2個の変位センサを用いて検出する場合がある。この場合において、側面同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置する場合もあるが、上面同士を互いに突き合わせて2個の変位センサを配置することもある。
また、検出物を検出したことを表示するために、LED等により構成される表示灯を変位センサの上面から突出するように設けることがある。
しかし、このように表示灯を上面から突出するように設けると、上面同士を互いに接触させて2個の変位センサを配置する場合に、このような突出物がないものに比べて、2個の変位センサの投光軸の間隔距離が長くなる。この結果、このような変位センサは、上面から突出する突出物がないものに比べて、検出可能な2個の検出物の間隔距離の下限値または検出可能な2箇所の間隔距離の下限値が大きくなる。
これに対して、上記構成では、上面を平坦に構成している。このため、上面から突出する突出物が設けられている変位センサに比べて、2個の変位センサの投光軸との間の間隔距離を短くすることができる。これにより、検出可能な2個の検出物の間隔距離の下限値または検出可能な2箇所の間隔距離の下限値を小さくすることができる。
(5)上記構成の変位センサにおいて、前記変位センサの上面と前記投光素子の投光軸との間の間隔距離は、前記変位センサの横幅寸法の1/2よりも小さいことが好ましい。
近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を、変位センサを用いて検出する場合がある。この場合、例えば、側面同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置する。ところが、2個の検出物の間隔距離または2箇所の検出箇所の間隔距離が、変位センサの横幅寸法よりも短い場合、これらに対応するように2個の変位センサを配置することができない。このため、このように互いに近接する2個の箇所を変位センサにより検出することが難しい。すなわち、このような配列の場合、2個の変位センサを使って検出することができる2個の検出物の間隔距離または2箇所の間隔距離は、その変位センサの横幅寸法の1/2以上である。
これに対して、上記構成では、変位センサの上面と投光素子の投光軸との間の間隔距離を、変位センサの横幅寸法の1/2よりも小さくする。この構成によれば、上面同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置することで、側面同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置する場合に比べて、2個の変位センサの投光軸間距離を小さくすることができる。このため、上記構成により、検出可能な2個の検出物の間隔距離の下限値または検出可能な2箇所の間隔距離の下限値を、その変位センサの横幅寸法の1/2よりも小さくすることができる。
上記構成に係る変位センサは、前面カバーにおける光透過領域に接着剤が流れ込むことを抑制することができる。
変位センサの斜視図。 図1のA−A線に沿う断面図。 ケース本体の斜視図。 ケース本体の正面図。 内部構造体の斜視図。 回路基板が取り外された内部構造体の斜視図。 ホルダの斜視図。 前面カバーの斜視図。 前面カバーが取り付けられたケースについて、その一部の断面図。 図10(a)は本実施形態に係る変位センサについて、接着剤の流れを示す模式図、図10(b)は従来の変位センサについて、接着剤の流れを示す模式図。 変形例に係る前面カバーの斜視図。 変形例に係る前面カバーが取り付けられたケースについて、その一部の断面図。 変形例に係る変位センサについて、接着剤の流れを示す模式図。 従来の変位センサを縦配列したときの投光軸間距離を示す斜視図。 従来の変位センサを横配列したときの投光軸間距離を示す斜視図。 本実施形態に係る変位センサを横配列したときの投光軸間距離を示す斜視図。 投光レンズと投光素子との配置関係を示す平面図であり、図17(a)は、検出距離が短い機種の平面図、図17(b)は、検出距離が中間の長さを有する機種の平面図、図17(c)は、検出距離が長い機種の平面図。 従来の変位センサについて、所定操作による表示部の表示変化態様を示す模式図であり、図18(a)〜図18(d)それぞれは、所定経過時間における表示部の画面を示す模式図。 本実施形態に係る変位センサについて、所定操作による表示部の表示変化態様を示す模式図であり、図19(a)〜図19(f)それぞれは、所定経過時間における表示部の画面を示す模式図。
<変位センサ>
図1〜図16を参照して、本実施形態に係る変位センサ1の一例を説明する。
図1に示すように、変位センサ1は、投光軸φaと受光軸φbとが所定角度θで交差するように構成されている。また、変位センサ1は、検出物を検出するために適した検出距離Lを有する。検出距離Lは、投光軸φaと受光軸φbの交点と変位センサ1の検出面1xとの間の距離である。なお、投光軸φaは、検出面1xに対して垂直に延びる。
変位センサ1の検出面1xとは、投光軸φaとケース50の前面(前面カバー40の前面)との交点を含み、かつ投光軸φaに垂直な面を示す。
変位センサ1は、検出物から検出距離Lだけ離れた箇所に設置される。また、変位センサ1は、検出面1xから検出距離Lだけ離れた位置を基準位置として、検出物の基準位置からの変位量を検出する。
なお、以降の説明において、投光軸φaに沿う方向であって光が出射する方向を「前方」といい、この反対方向を「後方」という。また、投光軸φa及び受光軸φbを含む平面内にありかつ投光軸φaに垂直な線に沿う方向を上下方向といい、このうち受光素子6から投光素子2に向かう方向を「上方」といい、この反対方向を「下方」という。上下方向および前後方向に垂直な方向を「左右方向」といい、正面視(変位センサ1の前面を正面とする。)において左手側を「左方」といい、右手側を「右方」という。左右方向における変位センサ1の幅寸法を「横幅寸法WX」という。
図2に示すように、変位センサ1は、投光素子2と、投光レンズ3と、受光レンズ4と、反射板5と、受光素子6と、これら光学部品を保持するホルダ10と、回路基板7(図5参照)と、これら光学部品及び回路基板7を収容するケース50(図1参照)と、ケース50の前面に設けられる前面カバー40と、表示装置60とを備える。
投光素子2はレーザダイオード等により構成される。投光レンズ3は投光素子2の前方に配置される。
投光素子2と投光レンズ3とは、投光軸φaがケース50の所定のところを通過するように、配置される。例えば、投光軸φaと変位センサ1の上面1aとの間の間隔距離(以下、「軸面間距離DA」という。)が、変位センサ1の横幅寸法WXの1/2よりも小さい寸法に設定されている。
受光レンズ4は、検出物で反射された光を集光する。受光レンズ4は、その受光軸φbが投光軸φaに対して交差するように、配置される。具体的には、受光レンズ4は検出面1xに対して斜めに配置される。
反射板5は、受光レンズ4を透過してケース50内に入射する光を受光素子6に向けて反射する。
また、反射板5は、受光レンズ4の後方に配置される。
受光素子6は、一方向に長く、略直方体の外形を有する。
受光素子6は受光面6aにおける光の位置を検出する。受光素子6は、例えば、CMOSイメージセンサ(CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)image sensor)、CCDイメージセンサ(CCD(Charge Coupled Device)image sensor)、PSD(Position Sensitive Detector)等により構成される。
受光素子6は、変位センサ1の上下方向において、投光レンズ3と受光レンズ4との間に配置される。受光素子6の長手方向DLは検出面1xに対して傾けられている。また、受光素子6の中間点CXは、投光素子2の位置(発光点の位置)よりも検出面1x側に位置する。更に、受光素子6の中間点CXが反射板5の中心点CMよりも前方に位置することが好ましい。なお、受光素子6の中間点CXとは、長手方向の両端から等距離にありかつ短手方向の両端から等距離にある点として定義される。
表示装置60は、検出物の変位量を示す変位情報や変位センサ1の設定内容を示す設定情報等を表示する表示部61と、投光素子2の動作状態を示す表示灯62と、変位センサ1の動作モード等を設定するためのスイッチ63とを有する。表示部61は、例えば、7セグメント表示器に等より構成される。
ケース50は、正面視で矩形、平面視(ケース50の上方の視点からケース50を見ること)で矩形、側面視(ケース50の左方または右方の視点からケース50を見ること)で矩形の一つの角を切り欠いた五角形を呈する。
ケース50は、ホルダ10を保持するケース本体51と、ケース本体51の側面に設けられる側面開口部51a(図3参照)を塞ぐ板状の側板52(図1参照)とを備えている。側板52は、ケース50の右側の側面を構成する。
図3に、ケース本体51の斜視図を示す。
ケース本体51は、前部53と、板状の上部54と、板状の下部55と、後部56と、側部57と、下部55と後部56との間をつなぐテーパ部58とを有する。
前部53と、上部54と、下部55と、後部56と、テーパ部58とは、側部57から垂直に設けられている。また、前部53と、上部54と、後部56と、テーパ部58と、下部55とは、この順で互いに連結されている。
上部54は、ケース50における投光素子2側部分を構成する。
また、ケース50の上面1a(上部54の外面)は平坦に構成されることが好ましい。ここで平坦とは、側辺54aを含む平面Pよりも上に突出する突起が存在しない構造を示す。例えば、この平坦には、平面構造、凹曲面構造、平面Pよりも低い部分が設けられている平面構造等が含まれる。この構造により、2個の変位センサ1の配置において、上部54の側辺54a同士を接触させるように両変位センサ1を配置することが可能となる。
図4に、ケース本体51の正面図を示す。
前部53には、前面カバー40が嵌るカバー嵌合部59が設けられている。
カバー嵌合部59の底部59cには、投光素子2が出射する光をケース50外に出光させるための投光開口部59aと、検出物で反射した光をケース50内に入光させるための受光開口部59bとが設けられている。なお、投光開口部59aは、前面カバー40に光透過領域ARに対応するように構成される。この光透過領域ARは、前部53において上面1a側に設けられる。
カバー嵌合部59には、周縁に沿うように、接着剤が塗布される溝部59dが設けられている。溝部59dには、前面カバー40をケース50の前部53に接着するための接着剤80(図10参照)が塗布される。前面カバー40の周縁とケース50とは接着剤80を介して接着される。
側部57は、ケース50の左側の側面を構成する。
側部57の内面には、ホルダ10を締結するための2個のねじ孔(以下、「第1ねじ孔57a」及び「第2ねじ孔57b」という。)が設けられている。第1ねじ孔57aは受光側に、第2ねじ孔57bは投光側に配置されている。
後部56には、表示装置60が嵌る矩形の後開口部56aが設けられている。
テーパ部58にはケーブル9(図2参照)が取り付けられる。すなわち、ケーブル9は、受光素子6側に配置されている。
図5に、内部構造体70の斜視図を示す。
内部構造体70は、光学部品が取り付けられたホルダ10と、回路基板7とを備える。
回路基板7は、投光素子2の駆動回路、表示装置60の制御回路、表示装置60に入力される設定情報を処理する処理回路、受光素子6の出力信号を処理する信号処理回路等を有する。
回路基板7は、ホルダ10の右面(ホルダ10がケース50に収容されたときに右側に配置される面)に配置される。
回路基板7と投光素子2とは、接続基板8を介して互いに接続される。
図6に、回路基板7が取り外された内部構造体70を示す。
投光素子2は、投光素子アダプタ20に装着され、この投光素子アダプタ20を介してホルダ10に保持される。
投光素子アダプタ20は、投光素子2を保持する円筒状の胴部21と、胴部21の端面21aから突出する先端部22とを有する(図2参照)。先端部22には光を通す投光孔23が設けられている。胴部21の内側には、投光素子2を位置決めするための段部21bが設けられている(図2参照)。
投光レンズ3は投光レンズアダプタ30に装着され、この投光レンズアダプタ30を介してホルダ10に保持される。
投光レンズアダプタ30の側面には凹部31が設けられている。また、投光レンズアダプタ30の後部には、投光レンズ3が嵌るレンズ嵌合部32が設けられている。
図7に、ホルダ10を示す。
ホルダ10は、基部11と、投光素子アダプタ20を保持する第1保持部12と、投光レンズアダプタ30を保持する第2保持部13と、環部14とを有する。
基部11には、ねじ等の締結部材が挿通する2個の貫通孔(以下、これらの貫通孔を、「第1貫通孔11a」及び「第2貫通孔11b」という。)が設けられている。第1及び第2貫通孔11a,11bは、第1及び第2ねじ孔57a,57bに対応するように設けられている。
第1貫通孔11aは、基部11において環部14の内側に設けられている。
第2貫通孔11bは、基部11において環部14の外側に設けられている。
ホルダ10は、第1貫通孔11aを挿通しケース50の第1ねじ孔57aにねじ入れられるねじ、及び第2貫通孔11bを挿通しケース50の第2ねじ孔57bにねじ入れられるねじによって、ケース50に締結される。
第1保持部12、第2保持部13、及び環部14とは、基部11の一方の面に設けられている。
第1保持部12は、投光素子アダプタ20を投光軸φa方向に移動可能に保持する。投光素子アダプタ20は、第1保持部12に取り付けられた状態で、投光軸φa方向にアライメントされて、この調整の完了後に接着剤80で固定される。
第1保持部12は、投光素子アダプタ20の胴部21が嵌る孔部12a(図2参照)と、この孔部12aに連通して前方に開口する開口部12bとを有する。投光素子アダプタ20の先端部22はこの開口部12bに挿通する。
また、第1保持部12の内部には、投光素子アダプタ20の端面21aが当接する当接面12c(図2参照)が設けられている。第1保持部12に投光素子アダプタ20を挿入する際、この当接面12cに投光素子アダプタ20の端面21aが押し当てられる。これにより、ホルダ10に対して投光素子アダプタ20が位置決めされる。
第2保持部13は、投光レンズアダプタ30を挟むようにして保持する2本の突起13a,13bにより構成されている。投光レンズアダプタ30は、第2保持部13に対して投光軸φaに垂直な平面方向(特に左右方向)に移動可能にかつ傾け可能に取り付けられる。投光レンズアダプタ30は、第2保持部13に取り付けられた状態で、傾きや左右方向にアライメントされて、この調整の完了後に接着剤80で固定される。
環部14は、一つの環を構成する周壁14wと、この周壁14wに設けられて受光レンズ4を保持する受光レンズ保持部14aと、この周壁14wに設けられて反射板5を保持する反射板保持部14bと、この周壁14wに設けられて受光素子6を保持する受光素子保持部14cとを有する。
反射板保持部14bは、受光軸φbに沿う入射光が投光素子2側かつ検出面1x側に向かって反射させるように反射板5を保持する。言い換えれば、反射板保持部14bは、受光軸φbに沿う入射光と反射板5の反射面との交点を含みかつ検出面1xに平行な仮想平面Pvよりも光が前方に反射するように、反射板5を保持する。
受光素子保持部14cは、受光軸φbに沿って入射して反射板5で反射される光が受光面6aの中心部に入射するように、受光素子6を保持する。また、受光素子6は、検出面1xに対して斜めになるように配置される。より好ましくは、受光素子6の後端6bが環部14の後端部14dよりも前方に配置されるように、受光素子6が傾けられる。
図8に、前面カバー40を示す。
前面カバー40は、投光開口部59aと受光開口部59bを覆う透明なカバー本体41と、投光開口部59aに対応して内面40bから突出する凸部42とを有する。カバー本体41と凸部42とは透明樹脂により一体成形される。
凸部42は、周面42aと、周面42aの周縁を外縁(周縁42c)として有する端面42bとを有する。この端面42bには投光素子2から出射する光が照射される。すなわち、この前面カバー40では、凸部42の端面42bが、投光素子2から出射する光が透過する領域である「光透過領域AR」に該当する。この構成では、前面カバー40の表面において、凸部42の周面42aが、前面カバー40の周縁40cと光透過領域ARの周縁42c(外縁)との間に配置される。
また、凸部42は、投光開口部59aの形状と類似する形に構成され、投光開口部59aに嵌り込む大きさに構成されている。凸部42は、例えば円柱に構成される。この凸部42は投光開口部59aに嵌めこめられる。また、凸部42が投光開口部59aに嵌めこめられたとき、前面カバー40の周縁40cとカバー嵌合部59の周縁との間に隙間Gaが設けられている。更に、図9に示すように、投光開口部59aの内周面と凸部42の周面42aとの間には、隙間Gbが設けられている。これらの隙間Ga,Gbは、接着剤80が溜まる部分として設けられている。
なお、凸部42の高さは限定されるものではない。図9では、凸部42の高さは、投光開口部59aにおける前部53の板厚tよりも小さいが、この板厚tよりも大きくしてもよい。
また、図9に示すように、光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の上辺40a(上辺40aは前面カバー40の周縁40cの一部を構成する。)との間の間隔距離DBは、所定長さ以上に設定されている。
図10を参照して、前面カバー40の凸部42の作用を説明する。
図10(a)は図9のB−B線に沿う断面図である。図10(a)には、接着剤80が溝部59dから前面カバー40の光透過領域ARに向かって漏れ出している様子が示されている。
図10(b)は、凸部42が設けられていない前面カバー40を有する従来の変位センサ900について、図9のB−B線と同様の位置で切断したものの断面図であり、接着剤80が溝部59dから前面カバー40の光透過領域ARに向かって漏れ出している様子を示す。なお、図10(a)及び図10(b)においてに2点鎖線の円は、ケース50の投光開口部59aに対応する部分を示す。
前面カバー40は接着剤80でケース50の前部53に接着される。前面カバー40を取り付ける際、カバー嵌合部59の周縁に設けられた溝部59dに接着剤80を塗布し、前面カバー40をカバー嵌合部59に嵌める。接着剤80の塗布量が全体として多すぎたり、または接着剤80の厚さに斑が生じたりするときには、溝部59dから接着剤80が漏れ出す。この場合、図10(b)に示すように、前面カバー40の光透過領域ARまで接着剤80が広がるおそれもある。光透過領域ARに接着剤80が付着すると、検出物に照射する光の強度が低下し、検出物の検出精度が低下するおそれがある。また、接着剤80は、酸化等または乾燥等により変質するため、光透過領域ARに接着剤80が残っていると、変位センサ1の光学的特性が経時変化するおそれがある。
そこで、本実施形態では、接着剤80が光透過領域ARにまで広がらないように、接着剤80を光透過領域ARの外側に誘導する誘導部40Xを設けている。この誘導部40Xは、前面カバー40においてその周縁40cと光透過領域ARとの間に設けられる。この誘導部40Xは、接着剤80を光透過領域ARの外側に誘導する構造を有する。
本実施形態では、前面カバー40の凸部42の周面42aがこの誘導部40Xに該当する。
この構成によれば、前面カバー40の光透過領域ARに向かって流れ出した接着剤80が凸部42の周面42aに到達すると、図10(a)の矢印で示すように、その接着剤80は凸部42の周面42aに沿うように流れるようになる。このため、前面カバー40の光透過領域ARに接着剤80が流れ込むことが抑制される。
また、前面カバー40の凸部42は、前面カバー40はケース50の投光開口部59aに嵌っている。凸部42の周面42aと投光開口部59aの内周面との間には隙間Gbが設けられている。隙間Gbは、凸部42の周面42aと投光開口部59aとの間の空間に接着剤80を留める。このため、この構成によって、接着剤80が前面カバー40の光透過領域ARに流れることが更に抑制される。
図11に、変形例に係る前面カバー40Aを示す。
変形例に係る前面カバー40Aは、図8に示した誘導部40Xとは異なる構造の誘導部40Xを有する。
前面カバー40Aは、投光開口部59aと受光開口部59bを覆う透明のカバー本体41Xと、溝部42Xとを有する。溝部42Xは、光透過領域ARと前面カバー40の周縁40cとの間に設けられる。光透過領域ARは、前面カバー40Aにおいて投光開口部59aに対応する領域である。
図12に示すように、溝部42Xは、光透過領域ARの外縁を沿う形状に構成されている。また、溝部42Xは、前面カバー40の周縁40cと光透過領域ARとの間においてその間隔距離が最も短いところを含むように設けられている。本実施形態では、前面カバー40の周縁40cと光透過領域ARとの間においてその間隔距離が最も短いところは、光透過領域ARと上辺40aとの間であるため、この領域を通過するように溝部42Xが設けられている。すなわち、この構成では、接着剤80が漏れ出したときに、接着剤80が光透過領域ARに到達する可能性が最も高いところ及びその周囲に溝部42Xが設けられている。なお、光透過領域ARを囲むように溝部42Xを設けることもできる。
図13を参照して、前面カバー40Aの溝部42Xの作用を説明する。
図13は、図9のB−B線と同様の位置で切断したものの断面図であり、接着剤80が溝部59dから前面カバー40Aの光透過領域ARに向かって漏れ出している様子を示す。なお、図13においてに2点鎖線の円は、ケース50の投光開口部59aに対応する部分(すなわち、光透過領域AR)を示す。
この変形例では、前面カバー40Aの溝部42Xが誘導部40Xに該当する。
この構成によれば、前面カバー40Aの光透過領域ARに向かって流れ出した接着剤80が溝部42Xに到達すると、図13の矢印で示すように、その接着剤80は溝部42Xに沿うように流れる。このため、前面カバー40Aの光透過領域ARに接着剤80が流れ込むことが抑制される。
<変位センサの配置>
近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を変位センサ1で検出するための方法として次に示す方法が用いられている。
近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を検出する場合、例えば、検出物が搬送される搬送ラインにおいて、2個の変位センサを別々の場所に設置する。そして、各変位センサで、別の箇所を検出する。近接する2個の検出物を検出する場合においても、同様の方法で対応可能である。
しかし、搬送ラインの構成上で、2個の変位センサ1を別々の場所に設置することができない場合がある。また、搬送ラインの構成上に多数の変位センサ1を配置したい場合がある。このような場合は、同一場所に2個の変位センサを配置する。そして、近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を2個の変位センサを用いて同時または同期間に検出する。
ところで、2個の変位センサを同一場所に配置する方法として、側面1b同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置する縦配列と、上面1a同士を互いに突き合わせて2個の変位センサを配置する横配列とがある。
まずは、従来の変位センサ1000を用いて、変位センサ1000の縦配列及び横配列について説明する。
従来の変位センサ1000は、次の点で本実施形態に係る変位センサ1と異なる。軸面間距離DA(投光軸φaと上面1aとの間の間隔距離)が変位センサ1000の横幅寸法WXの1/2よりも大きい。また、ケーブル9は投光素子2側に配置されている。
図14に、縦配列の例を示す。
縦配列の場合、2個の変位センサ1000の投光軸φa間の距離(以下、「投光軸間距離LX」という。)は、変位センサ1000の横幅寸法WXに一致する。このため、近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所の検出において、検出可能な2個の検出物の間隔距離の下限値または検出可能な2箇所の間隔距離の下限値(以下、「検出可能間隔距離」という。)が変位センサ1000の横幅寸法WXと一致する。
これは、変位センサ1000の横幅寸法WXよりも短い間隔距離を置いて配置された2個の検出物、または変位センサ1000の横幅寸法WXよりも短い間隔距離だけ離れた2箇所については、縦配列に配置された2個の変位センサ1では検出することができないことを示す。
図15に、横配列の例を示す。
図15に示すように、横配列の場合、投光軸間距離LXは、軸面間距離DAの2倍である。変位センサ1000では、軸面間距離DAが変位センサ1000の横幅寸法WXの1/2よりも大きいため、横配列における投光軸間距離LXは、縦配列における投光軸間距離LXよりも大きくなる。これは、近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所の検出においては、縦配列のほうが横配列よりも、有利であることを示す。
また、図15に示すように、変位センサ1000は、投光素子2側からケーブル9が引き出されている。このため、横配列では、ケーブル9同士が接触するといった構造上問題もある。ケーブル9同士が接触するとケーブル9に強い曲げ力が加わり、断線のおそれがある。また、ケーブル9同士の接触により、変位センサ1000の上面1a同士を接触させることができないといった場合もある。この場合、検出可能間隔距離が軸面間距離DAの2倍よりも更に大きくなる。
図16に、本実施形態に係る変位センサ1の横配列を示す。
変位センサ1は、軸面間距離DAが横幅寸法WXの1/2よりも小さい。このため、2個の変位センサ1を横配列で配置する場合は、投光軸間距離LXが変位センサ1の横幅寸法WXよりも小さくなる。すなわち、検出可能間隔距離は変位センサ1の横幅寸法WXよりも小さい。
なお、変位センサ1では、上記誘導部40Xを設けることにより、軸面間距離DAを積極的に短くしている。
従来、接着剤80の漏れを考慮して前面カバー40の周縁40cと光透過領域ARの周縁42cとの間の間隔距離DB(図9参照)を所定長さ以上に設定し、この長さに基づいて軸面間距離DA(図2参照)を設定していた。このため、軸面間距離DAは、接着剤80の漏れを考慮した間隔距離DBによってその短縮化が困難となっていた。この点、本実施形態に係る変位センサ1は誘導部40Xを有するため、この間隔距離DBを従来の長さよりも短く設定することが可能である。そして、この間隔距離DBの短縮化により、軸面間距離DAを短くすることが可能である。また、軸面間距離DAを短くすることにより、検出可能間隔距離を小さくすることができる。
また、図16に示すように、本実施形態に係る変位センサ1では、投光素子2側とは反対の部分からケーブル9を引き出している。このため、横配列において、ケーブル9同士が接触することがない。この構成によれば、ケーブル9同士が接触することで変位センサ1の上面1a同士を接触させにくくなるといったことがなくなる。
更に、本実施形態に係る変位センサ1では、ケース50の上面1aを平坦な構造としている。このため、変位センサ1の上面1a同士を接触させることができる。このようなことから、ケース50の上部54にLED等が設けられて上面1aから突出する突出部を有する従来構造の変位センサに比べて、検出可能間隔距離が短くなる。
<機種間の共通構造>
次に、変位センサ1の共通構造について説明する。
検出物に対する変位センサ1の配置位置は様々な事情により制限される。例えば、工場ラインにおいて、工場配線または配管等の設置状態により、変位センサ1の設置位置が制限される。また、工場ラインのコンパクト化の要請等から変位センサ1の設置位置が制限される場合もある。また、外乱光や電磁波の影響等の考慮から、変位センサ1の設置位置が制限される場合もある。このような事情を考慮して、変位センサ1について、検出距離Lが異なる機種が用意されている。なお、共通の構造であり検出距離Lが異なる機種は一つのグループ(以下、「製品群」という。)を構成する。
これら製品群では、機種間において部品の共通化が図られている。製品群で用いられる部品の種類を少なくすることにより、製造の合理化を図るためである。具体的には、投光素子2と、投光レンズ3と、受光レンズ4と、反射板5と、受光素子6と、回路基板7と、ケース50のうちの少なくとも一つが共通化される。なお、以下に示す例では、これら部品の全て(7種の部品)が共通化されている。
これらの製品群では、機種毎に光学部品の傾きや配置の仕方を変更することによって検出距離Lを異ならせている。
また、これらの製品群では、ホルダ10に光学部品を取り付けた後に、光学的特性の最適化のため、投光レンズ3においてアライメントを行っている。アライメントは、投光軸φa方向(アライメントの説明において「Z軸方向」という。)、投光軸φaに垂直なX軸方向、Y軸方向において行われる。なお、X軸とY軸とは互いに直交するものとする。
投光軸φa方向のアライメントとは、投光素子2と投光レンズ3間の距離調整である。投光素子2と投光レンズ3間の距離調整は、投光素子2の移動によっても可能であるが、投光素子2の移動を可能とするためには、フレキシブル基板等により投光素子2と回路基板7とを接続することを要する。可撓性を有する基板は比較的高価なことから、投光素子2と回路基板7とを接続にリジッド基板を用いられている。このため、投光素子2の移動によるアライメントは行われていない。
しかし、Z軸方向、X軸方向及びY軸方向のアライメントを投光レンズ3で行った場合、次のような課題がある。
X軸方向及びY軸方向のアライメントはその位置調整幅が小さいためマイクロメータ等によって調整が可能であるが、Z軸方向のアライメントは位置調整幅が大きいためマイクロメータによる調整では作業時間が長くなる。このため、アライメント作業時間を短縮したいという要望がある。
すなわち、共通の光学部品を有するものであってかつ検出距離Lの異なる変位センサ1の製品群において、アライメント作業時間の短縮が課題となっている。
このような課題を解決するため、上記変位センサ1は、フレキシブル基板を必要とせず、X軸及びY軸方向のアライメントについては投光レンズ3で行うこと、及びZ軸方向のアライメントについては投光レンズ3で行うことができる内部構造を有する。以下、このような内部構造を有する内部構造体70について説明する。
図17に、回路基板7が取り外された内部構造体70を示す。
図17(a)は、変位センサ1の製品群のうちで検出距離Lが短い機種の平面図を示す。図17(b)は、変位センサ1の製品群のうちで検出距離Lが中間の長さを有する機種Bの平面図を示す。図17(c)は、変位センサ1の製品群のうちで検出距離Lが長い機種Cの平面図を示す。
なお、以下の説明では、検出距離Lが短い変位センサ1を「機種Aの変位センサ1」といい、検出距離Lが中間の変位センサ1を「機種Bの変位センサ1」といい、検出距離Lが長い変位センサ1を「機種Cの変位センサ1」という。
機種A、機種B、機種Cの変位センサ1それぞれは、投光レンズ3と受光レンズ4間のレンズ間距離が異なっている。具体的には、機種A、機種B、機種Cの順に、レンズ間距離が大きくなっている。
また、機種A、機種B、機種Cの変位センサ1それぞれは、投光素子2と投光レンズ3間のレンズ−素子間距離が異なっている。具体的には、機種A、機種B、機種Cの順に、図17(a)〜図17(c)に示すように、レンズ−素子間距離が短くなっている。機種A、機種B、機種Cのレンズ−素子間距離は、それぞれ、距離LXA,距離LXB、距離LXCである。
このような構造に対応して、各機種A〜Cそれぞれのホルダ10は、レンズ間距離及びレンズ−素子間距離を異ならせている。一方、光学部品を保持する構造は共通する。すなわち、各機種A〜Cにおいて、投光素子アダプタ20の構造、投光レンズアダプタ30の構造、第1保持部12の構造、第2保持部13(ただし、投光軸φa方向の長さ寸法Laを除く(図17(a)参照)。)の構造、環部14の構造は同じである。
また、各機種A〜Cについて、第2保持部13は基部11の基準位置(例えば、第1ねじ孔57aの中心点)に対して等しい位置に配置されている。
第1保持部12は、図17(a)〜図17(c)に示すように機種のレンズ−素子間距離に応じて、基部11に対する位置が異なっている。
第1保持部12の後端面12dは、図17(a)〜図17(c)に示すように機種のレンズ−素子間距離の大きさに関係なく、基部11の基準位置に対して等しい位置に配置される。すなわち、投光レンズ3と第1保持部12の後端面12dと間の距離は、所定距離LXDに設定されている。
このような構成によれば、第1保持部12の後端面12dに配置される接続基板8は、機種に関わらず基部11に対して等しい位置に配置される。このため、接続基板8が接続される回路基板7も、機種に関わらず共通の形状に構成することができる。
また、このようはホルダ10の構造によれば、次の作用がある。
投光レンズ3を保持する投光レンズアダプタ30は、第2保持部13の2個の突起13a,13bにより挟むように保持されるため、X軸及びY軸方向(または傾き)で投光レンズ3の位置をアライメントすることができる。
投光素子2を保持する投光素子アダプタ20は、第1保持部12においてZ軸方向(投光軸φa方向)に移動可能の保持されるため、Z軸方向で投光素子2の位置をアライメントすることができる。
また、第1保持部12の当接面12cに投光素子アダプタ20の端面21aが当接することにより、投光素子アダプタ20が位置決めされる。このため、投光素子2は、Z軸方向において概ね所定位置に位置決めされる。このため、投光素子2のZ軸方向のアライメント作業は従来構造(この構造がないもの)に比べて軽減される。
また、Z軸方向のアライメントによって投光素子2を移動させる場合には、投光素子アダプタ20または投光素子2を移動させて、接続基板8は移動させない。具体的には、投光素子2のリード2aを接続基板8のスルーホール8aに挿通させている。この構成により、投光素子2の移動によっても接続基板8が移動しない構造としている。なお、Z軸方向のアライメントの完了後に投光素子2のリード2aが接続基板8のスルーホール8aに半田付される。
このように、上記構成によれば、投光素子2によるZ軸方向のアライメント時に、接続基板8が所定位置(第1保持部12の後端面12d)から移動しない。このため、接続基板8としてリジッド基板の使用が可能である。
<表示部の設定態様>
変位センサ1の設定状態を変更する操作としてスイッチ63の「長押し操作」がある。
例えば、意図しない操作によって変位センサ1の設定内容が変更されることを抑制するため、変位センサ1に「ロックモード」機能を備えさせることがある。「ロックモード」は、通常のスイッチ操作(例えば、1秒以内の押し操作)によっても変位センサ1に設定されている設定内容が変更されないようにするモードである。上記に挙げた「長押し操作」は、このような「ロックモード」の設定操作に対して用いられる。
「長押し操作」は、例えば所定時間の長押しによりその操作が完了する。すなわち、所定時間の連続長押しにより、モード設定が完了する。しかし、このような「長押し操作」には次のような課題がある。以下、この課題を説明する。
図18に、従来の「長押し操作」による表示部161の表示変化態様を示す。
図18(a)は、変位センサ1が通常動作しているときの表示部161の画面を示す。
通常動作とは、変位センサ1において設定操作されていないときであって検出物の検出を実行しているときの動作を示す。このとき、表示部161の画面には、検出物の変位量等の情報(通常動作時の情報)が示される。この例では、左側の4桁7セグメント表示器161aによって第1情報が表示され、右側の4桁7セグメント表示器161bによって第2情報が表示されている。
図18(b)は、「長押し操作」を行っているときの表示部161の画面を示す。このときの表示部161の画面は、通常時の表示部161の画面と同じである。
図18(c)は、所定時間以上にわたってスイッチ63を押し続けたときの表示部161の画面を示す。この画面は、「長押し操作」によるモード設定が完了したことを示す。この画面により、作業者はモード設定が完了したことを認識することができる。
図18(d)は、モード移行の完了後において、変位センサ1が通常動作に復帰したときの表示部161の画面を示す。
この画面により、作業者は変位センサ1が通常動作に復帰したことを認識することができる。
このように従来の表示部161では、「長押し操作」中の表示部161の画面は、通常動作時の表示部161の画面と同じである。
しかし、このような表示態様では、作業者は、「長押し操作」中に「長押し操作」が正しく実行されているか否かについて、この画面から認識することができない。
また、作業者が、所定時間以上の「長押し操作」を行っていないにも拘わらず、「長押し操作」が完了したと誤認して、「長押し操作」を途中で停止する場合もある。この場合には、変位センサ1はモード変更していないにも拘わらず、作業者は変位センサ1のモード設定が完了したと認識し続ける。
このようなことから、「長押し操作」中に、その操作が適切に実行されているか否かについて作業者が認識することができることが望ましい。
そこで、本実施形態に係る変位センサ1では、「長押し操作」中、表示部61の画面に、「長押し操作」に対応するモード、及びそのモードの設定状態を示す。
更に、「長押し操作」中に、作業者に、「長押し操作」の時間経過を認識させることを目的として、時間の経過につれて表示態様を変化させる。
図19に、本実施形態に係る変位センサ1について、「長押し操作」による表示部61の表示変化態様を示す。
この表示部61は、左側に配置される4桁7セグメント表示器61aと、右側に配置される4桁7セグメント表示器61bとを有する。
図19(a)は、変位センサ1が通常動作しているときの表示部61の画面を示す。
このとき、表示部61の画面には、左側の4桁7セグメント表示器61aによって、通常動作時の第1情報が表示され、右側の4桁7セグメント表示器61bによって通常動作時の第2情報が表示される。
図19(b)は、モード変更のための「長押し操作」を開始したときの表示部61の画面を示す。
このとき、表示部61の画面には、左側の4桁7セグメント表示器61aによってモード情報が表示され、右側の4桁7セグメント表示器61bによってモード設定状態が表示される。また、モード情報は、3桁により示され、全ての桁が点滅状態となる。なお、図19(b)に示される「loc」は「ロックモード」を示し、「off」は「ロックモード」が設定されていないことを示す。
図19(c)は、モード変更のための「長押し操作」を行って1秒経過したときの表示部61の画面を示す。
このときの表示部61の画面に示される情報は、「長押し操作」の開始時と同様である。ただし、モード情報の表示態様が変化する。モード情報の下1桁目のセグメントの点滅状態が解消される。すなわち、モード情報の上2桁目のセグメントが点滅する。これにより、表示部61は、設定完了までの時間が減少していることを表示する。
図19(d)は、所定時間以上スイッチ63を押し続けたときの表示部61の画面を示す。
このとき、モード情報の下2桁目のセグメントの点滅状態が解消される。すなわち、モード情報の上1桁目のセグメントが点滅する。これにより、表示部61は、設定完了までの時間が更に減少していることを表示する。
図19(e)は、モード設定が完了したときの表示部61の画面を示す。
このとき、表示部61の画面には、左側の4桁7セグメント表示器61aによってモード情報が表示され、右側の4桁7セグメント表示器61bによってモード設定状態が表示される。図19(e)に示す「on」は「ロックモード」が設定されたことを示す。また、このとき、モード情報を構成する全ての桁の点滅が解消されている。
図19(f)は、モード設定の完了後において、変位センサ1が通常動作に復帰したときの表示部61の画面を示す。
この画面により、作業者は変位センサ1が通常動作に復帰したことを認識することができる。
このような表示態様の作用を説明する。
この表示部61は、「長押し操作」のとき、通常動作時と異なる情報を示す。このため、作業者は、「長押し操作」を変位センサ1が受け付けていることをこの表示により認識することができる。
また、この表示部61は、「長押し操作」により、「長押し操作」のモード内容及びそのモード設定状態を示す。このため、作業者は、「長押し操作」の操作内容を確認することができるとともに、その設定状態を確認することができる。
また、この表示部61は、「長押し操作」中、時間の経過に従って、表示部61の画面に示す情報の表示態様を変える。具体的には、表示部61は、「長押し操作」の操作開示時には、「長押し操作」の必要操作時間に対応した桁数だけセグメントを点滅する。そして、表示部61は、「長押し操作」の経過時間に応じて点滅させるセグメントの桁数を減少させる。このような表示態様により、「長押し操作」を実行している作業者に、その操作に基づく設定が完了するまでの時間を予測させることができる。これにより、設定操作が未完であるにも拘らず設定完了したと認識してしまう作業者の誤認識の発生を抑制することができる。
以下、本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態に係る変位センサ1は、前面カバー40の周縁40cとケース50の前部53とが接着剤80を介して接着される。そして、前面カバー40において投光素子2の光が透過する領域である光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の周縁40cとの間には、光透過領域ARに向かって流れる接着剤80を光透過領域ARの周囲に導く誘導部40Xが設けられている。
この構成によれば、光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の周縁40cとの間に上記構成の誘導部40Xが設けられている。このため、前面カバー40において光透過領域に向かって流れる接着剤80は、光透過領域ARの外側に導かれる。これにより、前面カバー40の光透過領域ARに接着剤80が流れ込むことが抑制される。
(2)例えば、変位センサ1は次のように構成される。ケース50には、光透過領域ARに対応する投光開口部59aが設けられる。一方、前面カバー40は、誘導部40Xとしての周面42aと、光透過領域ARとしての端面42bとを有する凸部42を備える。そして、投光開口部59aにこの凸部42が嵌合する。
この構成によれば、接着剤80が前面カバー40の光透過領域ARに向かって流れ、凸部42の周面42aに到達するとき、接着剤80は凸部42の周面42aに沿うように流れる。このため前面カバー40の光透過領域ARに接着剤が流れ込むことが抑制される。
(3)また、この変形例として、前面カバー40に、誘導部40Xとしての溝部42Xを設けてもよい。
この構成によれば、接着剤80が前面カバー40の光透過領域ARに向かって流れ、溝部42Xに到達するとき、接着剤80は溝部42Xに沿うように流れる。このため、前面カバー40の光透過領域ARに接着剤80が流れ込むことが抑制される。
(4)また、ケース50の上面1aは平坦に構成されている。
上記に示したように、ケース50の上面1a同士を互いに突き合わせて2個の変位センサ1を配置することがある。また、検出物を検出したことを表示するために、LED等により構成される表示灯62を上面1aから突出するように変位センサ1の上部54に設けることがある。このような変位センサの場合、上面1aから突出する突出物がないものに比べて、検出可能間隔距離が大きくなる。
これに対して、上記構成では、変位センサ1の上面1aを平坦に構成している。このため、2個の変位センサ1を横配列で配置する場合、上面1aから突出する突出物が設けられている変位センサに比べて、2個の変位センサ1の投光軸φaとの間の間隔距離(投光軸間距離LX)を短くすることができる。これにより、検出可能間隔距離を小さくすることができる。
(5)また、変位センサ1の上面1aと投光素子2の投光軸φaとの間の間隔距離(軸面間距離DA)は、変位センサ1の横幅寸法WXの1/2よりも小さい。
近接する2個の検出物または1個の検出物の2箇所を、変位センサを用いて検出する場合がある。この場合、側面1b同士を接触させるようにして2個の変位センサを配置する。ところが、2個の検出物の間隔距離または2箇所の検出箇所の間隔距離が、変位センサ1000の横幅寸法WXよりも短い場合、これらに対応するように2個の変位センサ1000を配置することができない。このため、このように互いに近接する2個の箇所を変位センサ1000により検出することが難しい。すなわち、このような配列の場合、2個の変位センサ1000を使って検出するができる2個の検出物の間隔距離または箇所の間隔距離(すなわち、検出可能間隔距離)は、その変位センサ1000の横幅寸法WXの1/2以上である。
これに対して、上記構成では、変位センサ1の上面1aと投光素子2の投光軸φaとの間の間隔距離(軸面間距離DA)を、変位センサ1の横幅寸法WXの1/2よりも小さくする。この構成によれば、上面1a同士を接触させるようにして2個の変位センサ1を配置することで(すなわち横配列にする場合)、側面1b同士を接触させるようにして2個の変位センサ1を配置する場合(すなわち縦配列にする場合)に比べて、2個の変位センサ1の投光軸間距離LXを小さくすることができる。このため、上記構成により、検出可能間隔距離をその変位センサ1の横幅寸法WXの1/2よりも小さくすることができる。
この構成は、受光レンズ4の直径が大きいことから変位センサ1の横幅寸法WXを小さくすることに限界があり、検出可能間隔距離を小さくする必要がある場合に、特に有用である。
(他の実施形態)
なお、実施態様は上記に示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、接着剤80を光透過領域ARの外側に誘導する誘導部40Xの例として、凸部42と、溝部42Xの構成を挙げたが、誘導部40Xは、これらの構成に限定されない。例えば、前面カバー40の周縁40cと光透過領域ARとの間に、前面カバー40から突出する段部を設けてもよい。この構成によれば、段部を構成する壁面に沿って接着剤80が流れるようになるため、前面カバー40の光透過領域ARに接着剤80が流れ込みにくくなる。
・上記実施形態では、前面カバー40において、光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の周縁40cとの間に上記構成の誘導部40Xを設けているが、誘導部40Xの配置はこれに限定されない。例えば、ケース50の前部53に誘導部40Xを設けてもよい。例えば、誘導部40Xは、ケース50の前部53において、光透過領域ARの周縁42cと前面カバー40の周縁40cとの間の部分に対応する領域に、溝部として設けられる。これにより、上記(1)に準じた効果を奏する。
1…変位センサ、1a…上面、1b…側面、1x…検出面、2…投光素子、2a…リード、3…投光レンズ、4…受光レンズ、5…反射板、6…受光素子、6a…受光面、6b…後端、7…回路基板、8…接続基板、8a…スルーホール、9…ケーブル、10…ホルダ、11…基部、11a…第1貫通孔、11b…第2貫通孔、12…第1保持部、12a…孔部、12b…開口部、12c…当接面、12d…後端面、13…第2保持部、13a…突起、13b…突起、14…環部、14a…受光レンズ保持部、14b…反射板保持部、14c…受光素子保持部、14d…後端部、14w…周壁、20…投光素子アダプタ、21…胴部、21a…端面、21b…段部、22…先端部、23…投光孔、30…投光レンズアダプタ、31…凹部、32…レンズ嵌合部、40,40A…前面カバー、40a…上辺、40b…内面、40c…周縁、40X…誘導部、41…カバー本体、41X…カバー本体、42…凸部、42a…周面、42b…端面、42c…周縁、42X…溝部、50…ケース、51…ケース本体、51a…側面開口部、52…側板、53…前部、54…上部、54a…側辺、55…下部、56…後部、56a…後開口部、57…側部、57a…第1ねじ孔、57b…第2ねじ孔、58…テーパ部、59…カバー嵌合部、59a…投光開口部、59b…受光開口部、59c…底部、59d…溝部、60…表示装置、61…表示部、62…表示灯、63…スイッチ、61a…4桁7セグメント表示器、61b…4桁7セグメント表示器、70…内部構造体、80…接着剤、161…表示部、161a…4桁7セグメント表示器、161b…4桁7セグメント表示器、900…変位センサ、1000…変位センサ。

Claims (5)

  1. 検出物に向けて光を出射する投光素子と、
    前記検出物で反射された光を受光する受光素子と、
    前記投光素子及び前記受光素子を収容し、前部に接着剤塗布用の溝部を有するケースと、
    前記ケースの前記前部に設けられ、前記投光素子から出射する光を透過しかつ前記検出物で反射した光を透過する前面カバーとを備え、
    前記前面カバーの周縁と前記ケースの前部とが接着剤を介して接着され、
    前記投光素子の光が透過する領域である光透過領域が前記ケースの上面側に設けられ、
    前記光透過領域の周縁と前記前面カバーの周縁との間には、前記光透過領域に向かって流れる前記接着剤を前記光透過領域の外側に導く誘導部が設けられている
    変位センサ。
  2. 前記ケースには、前記光透過領域に対応する投光開口部が設けられ、
    前記前面カバーは、前記誘導部としての周面と、前記光透過領域としての端面とを有する凸部を備え、
    前記投光開口部に前記凸部が嵌合される
    請求項1に記載の変位センサ。
  3. 前記前面カバーには、前記誘導部としての溝部が設けられている
    請求項1または2に記載の変位センサ。
  4. 前記ケースの上面は平坦に構成されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の変位センサ。
  5. 前記変位センサの上面と前記投光素子の投光軸との間の間隔距離は、前記変位センサの横幅寸法の1/2よりも小さい
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の変位センサ。
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