JP2015124929A - 消費電力管理装置および空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力調整要求DMに応じるために空気調和機に接続して用い、空気調和機に所望の電力調整の運転を確実に行わせることができるアダプタ20aを提供する。
【解決手段】アダプタ20aは、消費電力調整要求DMを受信する無線通信部61と、指示部62とを備える。指示部は、消費電力調整要求DMに応じて空気調和機に行わせる電力調整指示CMを生成し、空気調和機に送る。指示部62は、第1の要求形式の消費電力調整要求から電力調整指示CMを生成する第1指示生成部62aと、第2の要求形式の消費電力調整要求から電力調整指示CMを生成する第2指示生成部62bとを有する。第1指示生成部62aおよび第2指示生成部62bは、共に同じ指示形式で電力調整指示CMを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、消費電力管理装置および空気調和システムに関する。
近年、スマートグリッドなど、情報通信ネットワークを利用した電力網の開発が盛んになってきている。例えば、特許文献1(特開2012−65407号公報)には、電力デマンド制御の技術が開示されている。ここに開示された電力制御システムでは、電力供給側からの消費電力の削減要求に対して、デマンドレスポンスサーバが、電力需要側の空気調和機などの電力量を削減すべく、空気調和機の停止や冷房設定温度の増大などを指示する。
デマンドレスポンスを行う装置、すなわち、電力供給側の事業者からの消費電力調整要求に応じて電力使用機器に電力調整指示を送る装置として、従来は、多数の電力使用機器に電力調整指示を送る装置が想定されている。例えば、特許文献1(特開2012−65407号公報)のデマンドレスポンスサーバは、ビル内の多数の空気調和機や証明機器に対し、電力削減配分の割り当て処理を実行し、それぞれの機器に電力調整指示を送っている。
しかし、従来のデマンドレスポンスサーバは、電力削減配分の機能を有する高機能なサーバであるが、想定されている消費電力調整要求の送り主は、1つの給電所である。すなわち、消費電力調整要求の形式は1種類だけという前提に立って、デマンドレスポンスサーバが構成されている。したがって、デマンドレスポンスサーバは、他の電力供給側の事業者の上位装置からの形式の異なる消費電力調整要求を受けることはできない。
また、デマンドレスポンスサーバから消費電力調整の要求を受ける空気調和機には、当然ながら空気調和機の仕様に合った指示コマンドが送られてくることになるが、仮に空気調和機に他のデマンドレスポンスサーバが接続され、そのデマンドレスポンスサーバから空気調和機の仕様に合わない指示コマンドしか送られてこない場合には、適切な消費電力調整が行えなくなってしまう。
本発明の課題は、消費電力調整要求に応じるために空気調和機に接続して用いる装置であって、空気調和機に所望の電力調整の運転を確実に行わせることができる消費電力管理装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る消費電力管理装置は、空気調和機に接続される装置であって、受信部と指示部とを備えている。受信部は、外部からの消費電力調整要求を受信する。指示部は、消費電力調整要求に応じて空気調和機に行わせる電力調整指示を生成し、その電力調整指示を空気調和機に送る。また、受信部は、第1の要求形式の消費電力調整要求である第1消費電力調整要求と、第2の要求形式の消費電力調整要求である第2消費電力調整要求と、を受信可能である。第2の要求形式は、第1の要求形式とは異なる。指示部は、第1消費電力調整要求から電力調整指示を生成する第1指示生成部と、第2消費電力調整要求から電力調整指示を生成する第2指示生成部と、を有している。そして、第1指示生成部および第2指示生成部は、共に同じ指示形式で電力調整指示を生成する。
ここでは、空気調和機に接続される消費電力管理装置に、2つの指示生成部を設けている。これらの第1指示生成部および第2指示生成部は、それぞれ別の要求形式の消費電力調整要求に対応しており、共に同じ指示形式で電力調整指示を生成する。これにより、第1の要求形式の第1消費電力調整要求を送ってくる電力供給者側の装置に対しても、第2の要求形式の第2消費電力調整要求を送ってくる電力供給者側の装置に対しても、この消費電力管理装置であれば、空気調和機に所望の電力調整の運転を確実に行わせることができる。
本発明の第2観点に係る消費電力管理装置は、第1観点に係る消費電力管理装置であって、第1指示生成部は、第1消費電力調整要求から、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式の指示を生成する。第1消費電力調整要求は、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させることの要求である。一方、第2消費電力調整要求は、所定量の消費電力を増減させることの要求である。そして、第2指示生成部は、第2消費電力調整要求から、空気調和機の機器の定格電力の情報を用いて、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式の指示を生成する。
ここでは、空気調和機に送る電力調整指示の指示形式を、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式に統一し、その形式で第1指示生成部でも第2指示生成部でも電力調整指示を生成する構成を採用している。そして、それと異なる形式である、所定量の消費電力を増減させることの要求となっている第2消費電力調整要求は、第2指示生成部によって形式を変えている。具体的には、空気調和機の機器の定格電力の情報を用いることで、第2指示生成部が第2消費電力調整要求から空気調和機に送る電力調整指示を生成している。このように第1指示生成部および第2指示生成部を構成することによって、空気調和機には同じ形式の電力調整指示が送られるようになり、空気調和機に所望の電力調整の運転を確実に行わせることができる。
本発明に係る空気調和システムは、第1観点又は第2観点に係る消費電力管理装置と、その消費電力管理装置が接続される空気調和機と、携帯端末と、サーバ機器とを備えている。空気調和機のユーザーが携帯する携帯端末は、空気調和機を管理する空調管理プログラムを有している。サーバ機器は、公衆回線を介して携帯端末および消費電力管理装置と接続される。消費電力管理装置は、電力調整指示を空気調和機に送って空気調和機に消費電力調整要求に応じた運転を行わせているときに、空気調和機が電力調整運転中であることをサーバ機器に送信する。サーバ機器は、空気調和機が電力調整運転中であることを、携帯端末に知らせる。そして、携帯端末の空調管理プログラムは、空気調和機が電力調整運転中であることを、携帯端末のディスプレイに表示する。
ここでは、サーバ機器を介して、空気調和機に接続された消費電力管理装置から携帯端末へと、空気調和機が電力調整運転中であることが知らされることになる。このため、外部から空気調和機の運転状況を監視等しているユーザーが、空気調和機が電力調整運転中であるのか通常の運転中であるのかを把握することができる。
本発明の第1観点に係る消費電力管理装置によれば、第1の要求形式の第1消費電力調整要求を送ってくる電力供給者側の装置に対しても、第2の要求形式の第2消費電力調整要求を送ってくる電力供給者側の装置に対しても、空気調和機に所望の電力調整の運転を確実に行わせることができる。
本発明の第2観点に係る消費電力管理装置では、空気調和機の機器の定格電力の情報を用いることで、第2指示生成部が第2消費電力調整要求から空気調和機に送る電力調整指示を生成しており、第1指示生成部および第2指示生成部が共に同じ指示形式で電力調整指示を生成することができる。
本発明に係る空気調和システムによれば、外部から空気調和機の運転状況を監視等しているユーザーが、空気調和機が電力調整運転中であるのか通常の運転中であるのかを把握することができる。
本発明の一実施形態に係るアダプタ(消費電力管理装置)およびそれを備えた空気調和システムの概略構成図。 空気調和機の制御部およびそれに接続されたアダプタの制御ブロック図。 携帯端末の制御部およびサーバの制御ブロック図。 アダプタの電力調整指示の作成処理フローを示す図。 携帯端末における空気調和機の空気調和機管理画面の一例を示す図。 空気調和機が電力調整運転中であることを示す、携帯端末の空気調和機管理画面の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る空気調和システム100について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
(1)空気調和システムの概略構成
図1に、空気調和システム100の全体構成を示す。空気調和システム100は、遠隔管理サーバ40およびアダプタ20a,20b,・・・を介して、ユーザーが保有する携帯端末50から所望の空気調和機10a,10b,・・・の情報を取得したり、所望の空気調和機10a,10b,・・・を操作したりするためのシステムである。また、空気調和システム100では、そのアダプタ20a,20b,・・・が、電力供給会社90の電力需給調整サーバ91から送られてくる消費電力調整要求DMを受け取り、電力の増減の指示(電力調整指示CM)を生成して空気調和機10a,10b,・・・に電力調整運転をさせる機能を有している。
また、空気調和システム100では、インターネットを含む公衆回線80と、建物30内に敷設されているローカルエリアネットワーク(以下、LANという)81とを接続するルータ21が、建物30に設置されている。LAN81は、ルータ21の機能を利用した無線LANであり、空気調和機10a,10b,・・・に有線で接続されたアダプタ20a,20b,・・・が無線接続されている。なお、アダプタ20a,20b,・・・の他に、建物30内で使用される図示しないパソコン、プリンタ等のネットワーク機器がLAN81に更に接続されていてもよい。
携帯端末50による遠隔管理サーバ40を介した空気調和機10a,10b,・・・の管理をするためには、事前に各空気調和機10a,10b,・・・を遠隔管理サーバ40に登録しておく必要がある。
なお、理解を容易にするため、図1には建物30を1つだけ示しているが、実際の空気調和システム100には、複数の建物30に散在する空気調和機10a,10b,・・・が含まれる。すなわち、公衆回線80によって建物30の遠隔に設置されている遠隔管理サーバ40は、空気調和機の製造会社や販売会社、あるいはメンテナンス会社によって運営されるものであり、多数の建物30内の空気調和機の情報が遠隔管理サーバ40内に蓄積されている。
(2)空気調和システムの詳細構成
(2−1)空気調和機
図1に示すように、空気調和機10a,10b,・・・は、建物30の各部屋30a,30b,・・・の中に設置される室内機11a,11b,・・・と、建物30の外に設置される室外機12a,12b,・・・とから構成されている。なお、室内機11a,11b,・・・は、後述するアダプタ20a,20b,・・・と1対1で接続されている。
空気調和機10aと、他の空気調和機10b,・・・とは、基本構成が同じである。以下、空気調和機10aを例にとって説明を行う。
室内機11aと室外機12aとは、冷媒配管を介して接続されており、図示しない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を形成している。
図2に示すように、空気調和機10aは、各種センサを有している。例えば、室内機11aは、室内機11aの設置されている部屋30aの温度を検出する室内温度センサ14aを有している。また、室内機11aは、空気調和機10aの運転中に、その部屋30aに居る人の有無を検知する人検知センサ14cを有している。一方、室外機12aは、建物30付近の外気の温度を検出する外気温度センサ14bを有している。
また、空気調和機10aは、制御部13を有している。制御部13は、空気調和機10aに含まれる室内機11aおよび室外機12aの制御ユニットから構成されている。
制御部13は、リモコン15を介して部屋30aに居るユーザーから入力される空気調和機10aに対する運転指令に従って、空気調和機10aの運転を制御する、すなわち、冷媒回路に含まれる圧縮機等の動作を制御する。
また、制御部13は、空気調和機10aに関する機器データをアダプタ20aに送信する。例えば、制御部13は、リモコン15を介して入力された室内機11aに対する制御指令の内容を示すデータを、アダプタ20aに送信する。運転指令の内容を示すデータとは、空気調和機10aの運転開始/運転停止、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モードなど)、設定温度、などである。アダプタ20aに送られる機器データには、保有機能情報18a、積算運転時間18b、消費電力18c、定格電力18dなども含まれている。
また、制御部13は、アダプタ20aから送信されてくる制御指令を実行する。アダプタ20aから送信されてくる制御指令とは、例えば、室内機11aに対する通常の運転指令、圧縮機の上限回転数を変更する電力調整運転の指令、特定の機器データをアダプタ20aに送信するよう命じる指令、などである。
制御部13は、CPUの他に、RAMやROMから成る記憶部18を備えている。記憶部18には、例えば、RAMに記憶された消費電力18cおよび定格電力18dが存在している。消費電力18cは、電力計14dによって計測される空気調和機10aが消費している電力である。定格電力18dは、空気調和機10aの中の主たる電力消費機器である圧縮機の定格電力の値である。上述のように、消費電力18cや定格電力18dは、機器データの一部として空気調和機10aからアダプタ20aに送られ、アダプタ20aの記憶部63に記憶される。
(2−2)アダプタ、ルータおよび遠隔管理サーバ
アダプタ20a,20b,・・・ルータ21および遠隔管理サーバ40は、公衆回線80を利用して、空気調和機10a,10b,・・・と携帯端末50との間で情報のやりとりを行わせる役割を果たす。
(2−2−1)アダプタ
アダプタ20a,20b,・・・は、空気調和機10a,10b,・・・をLAN81に接続するためのネットワークアダプタであって、本実施形態では室内機11a,11b,・・・に外付けされている。なお、アダプタ20a,20b,・・・は室内機11a,11b,・・・に内蔵されていてもよい。
アダプタ20aと、他のアダプタ20b,・・・とは、全く同じ構成である。以下、アダプタ20aを例にとって説明を行う。
アダプタ20aは、図2に示すように、CPUの他に、無線通信部61、指示部62,記憶部63などを有している。アダプタ20aは、ネットワーク間での通信プロトコルの相違を吸収する通信機能の他、空気調和機10a,10b,・・・を制御する制御機能を有している。アダプタ20aは、室内機11aの制御部13と有線で接続されており、また図示は省略しているが室内機11aから電源を受けて作動する。
記憶部63には、上述のように、消費電力18cや定格電力18dを含む空気調和機10aに関する機器データが記憶される。制御部13の記憶部18に記憶されている保有機能情報18aや積算運転時間18bも、機器データとしてアダプタ20aの記憶部63に記憶される。これらのデータは、空気調和機10aからアダプタ20aに送信されてくる空気調和機10aに関するデータである。そして、アダプタ20aは、定期的に(ここでは1分毎に)、それらのデータを空気調和機10aの情報としてまとめ、公衆回線80を介して遠隔管理サーバ40に送信している。
なお、アダプタ20aの、電力需給調整サーバ91から送られてくる消費電力調整要求DMに基づいて空気調和機10a,10b,・・・に電力調整運転をさせる機能については、後に詳述する。
(2−2−2)ルータ
ルータ21は、WAN側のインターフェースと、LAN側のインターフェースとを有し、両ネットワークを相互接続させる通信機器である。ルータ21は、アダプタ20a,20b,・・・がLAN81に接続されると、アダプタ20a,20b,・・・の存在を自動的に検出し、アダプタ20a,20b,・・・のネットワーク情報の登録を行う。これにより、アダプタ20a,20b,・・・は、LAN81内の他のネットワーク機器、および公衆回線80上(インターネット上)のネットワーク機器との通信が可能になる。
この空気調和システム100においては、ルータ21が建物30内のLAN81を構築する役割も果たしている。
(2−2−3)遠隔管理サーバ
遠隔管理サーバ40は、空調管理サービスを行うために公衆回線80上(インターネット上)に設けられた、サーバソフトウェアを稼働させるコンピュータである。図3に示すように、遠隔管理サーバ40は、記憶部43を有している。
記憶部43には、空気調和機10a,10b,・・・に関する各種データを蓄積するためのデータベースが存在する。具体的には、記憶部43には、アダプタ別データベース43aが存在する。遠隔管理サーバ40は、アダプタ20aから定期的に送られてくる空気調和機の機器データ25a、温度データ25b、などを、アダプタ別に蓄積している。
遠隔管理サーバ40は、空調管理アプリケーション54を実行しているユーザーの携帯端末50からの要求に応じて、アダプタ別データベース43aに格納されている各種データを、公衆回線80を介してユーザーの携帯端末50に送信する。
また、遠隔管理サーバ40は、公衆回線80を介して携帯端末50から受信した空気調和機10a,10b,・・・を操作するための操作コマンドを、アダプタ20a,20b,・・・からのアクセスがあったときにアダプタ20a,20b,・・・へ送信する。
(2−3)携帯端末
携帯端末50は、空気調和機10a,10b,・・・のユーザーが携帯するものであって、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノート型パソコンなどの可搬性のコンピュータ、が挙げられる。以下、携帯端末としてスマートフォン50が採用された場合を例にとって説明する。
図3に示すように、スマートフォン50は、CPU、第1無線通信部51a、第2無線通信部51b、記憶部53などを含む制御部52のほか、入出力機能を担うタッチパネル55を備えている。第1無線通信部51aは、公衆回線80への接続機能を有している。第2無線通信部51bは、Wi−Fi通信を行うもので、建物30内において公衆回線80を介さずにLAN81を介してアダプタ20a,20b,・・・に接続する役割を果たす。タッチパネル55は、表示画面として機能するとともに、操作ボタンとしての機能を果たす。操作ボタンは、表示画面上に表示された画像中に含まれるボタンである。
スマートフォン50には、スマートフォン50によって空気調和機10a,10b,・・・を管理するための空調管理アプリケーション54が搭載されている。空調管理アプリケーション54は、ユーザーが、公衆回線80を介して遠隔管理サーバ40からダウンロードする。ユーザーは、空調管理アプリケーション54によって生成されタッチパネル55に提供される画像を介して、空気調和機10a,10b,・・・の情報を監視したり、空気調和機10a,10b,・・・の操作を行ったりすることができる。この空調管理アプリケーション54は、接続先である遠隔管理サーバ40のインターネット上のアドレスを最初から保持している。
なお、空気調和システム100は、空気調和機10a,10b,・・・にアダプタ20a,20b,・・・を接続し、アダプタ20a,20b,・・・をルータ21に認識させ、上述のようにユーザーが空調管理アプリケーション54をダウンロードしてスマートフォン50にインストールし、更に自宅などの建物30内でユーザーが初期設定を行うことによって使えるようになる。
(3)空調管理アプリケーションを用いた外部からの空気調和機の監視、操作
空調管理アプリケーション54は、種々の機能を有しているが、基本的な機能部として、空調機情報要求部54a、空調機情報取得部54bおよび管理画面生成部54cを備えている。
建物30の外部において、スマートフォン50の空調管理アプリケーション54が起動され、ユーザーによってログインIDおよびパスワードが入力されると、空調機情報要求部54aが、ログインIDに関連づけられた全てのアダプタ20a,20b,・・・に接続されている空気調和機10a,10b,・・・の情報を、第1無線通信部51aを介して遠隔管理サーバ40に要求する。かかる情報送信要求を受けて、遠隔管理サーバ40は、アダプタ別データベース43aからログインIDに関連づけられているアダプタ20a,20b,・・・が接続された空気調和機10a,10b,・・・に関する各種データを、スマートフォン50に送信する。この空気調和機10a,10b,・・・に関する各種データには、機器データ25a、設定温度などの温度データ25b、電力調整運転の実施の有無を知らせるための電力調整運転ON/OFFの情報25c、などが含まれている。
この空気調和機10a,10b,・・・に関するデータは、空調管理アプリケーション54の空調機情報取得部54bにて受信され、スマートフォン50のメモリに一時的に記憶される。そして、保有機能情報18aなどの空気調和機10a,10b,・・・に関するデータに基づいて、空調管理アプリケーション54の管理画面生成部54cが、タッチパネル55に表示させる監視・操作用の空気調和機管理画面を生成する。
また、空調管理アプリケーション54は、空気調和機管理画面を介して、ユーザーから空気調和機10a,10b,・・・の操作入力を受け付ける。ユーザーが図5に示す空気調和機管理画面において「停止」ボタン55bを押すと、「リビングエアコン」を運転状態から停止状態にする操作コマンドが遠隔管理サーバ40に送られ、遠隔管理サーバ40はアダプタ20a,20b,・・・がアクセスしてきたときに操作コマンドをアダプタ20a,20b,・・・に送る。操作コマンドを受け取ったアダプタ20a,20b,・・・は、その操作コマンドに合った指令、すなわちここでは停止指令を空気調和機10a,10b,・・・に送る。逆に、「リビングエアコン」が停止状態にあるときに、空気調和機管理画面において「運転」ボタン55aを押すと、「リビングエアコン」を運転状態に変える操作コマンドが遠隔管理サーバ40に送られる。さらに、他の「運転モード」ボタン55c、「設定温度」ボタン55d、「設定しつど」ボタン55eを押して、ユーザーが操作入力を行うと、空調管理アプリケーション54から操作コマンドが遠隔管理サーバ40に送られる。
(4)空調管理アプリケーションを用いた建物内からの空気調和機の監視、操作
建物30の内部において、スマートフォン50の空調管理アプリケーション54が起動され、ユーザーによってログインIDおよびパスワードが入力されると、空調機情報要求部54aが、アダプタ20a,20b,・・・に接続されている空気調和機10a,10b,・・・の情報を、第2無線通信部51bを介してアダプタ20a,20b,・・・に要求する。かかる情報送信要求を受けて、アダプタ20a,20b,・・・の記憶部63に記憶されている空気調和機10a,10b,・・・に関する各種データを、スマートフォン50に送信する。この空気調和機10a,10b,・・・に関する各種データには、保有機能情報18aを含む機器データ25a、設定温度などの温度データ25b、などが含まれている。
その後の、監視・操作用の空気調和機管理画面の生成までは、建物30の外部におけるスマートフォン50の空調管理アプリケーション54の動作と同じである。
また、ユーザーからの空気調和機10a,10b,・・・の操作入力の受け付けまでは、建物30の外部におけるスマートフォン50の空調管理アプリケーション54の動作と同様である。但し、建物30の内部においては、操作コマンドが、スマートフォン50から第2無線通信部51bを介してアダプタ20a,20b,・・・に送信される。スマートフォン50から操作コマンドを直接受け取ったアダプタ20a,20b,・・・は、その操作コマンドに合った指令を空気調和機10a,10b,・・・に送る。
(5)消費電力調整要求を受けたときのアダプタの機能
上述のように、空気調和機10a,10b,・・・に接続されたアダプタ20a,20b,・・・は、電力供給会社90の電力需給調整サーバ91から送られてくる消費電力調整要求DMを受け、空気調和機10a,10b,・・・に電力調整運転をさせる機能を有している。以下、この機能について詳述する。
電力供給会社90は、空気調和機10a,10b,・・・が設置されている建物30を含む地域一帯に電力を供給する会社である。電力供給会社90の電力需給調整サーバ91は、電力供給会社90の電力供給量と、電力需要者の電力消費量とがバランスするように、必要に応じて、アダプタ20a,20b,・・・などに電力消費量の調整要求(消費電力調整要求DM)を送信する。この消費電力調整要求DMには、電力消費量の削減を要求する抑制要求と、電力消費量の増加を要求する促進要求とがある。電力需給調整サーバ91の消費電力調整要求DMには、電力消費量の調整要求期間と、電力消費量の目標調整量とが含まれる。電力消費量の調整要求期間は、空気調和機10a,10b,・・・などの電力消費機器に、電力消費量の削減又は増加の実行を要求する期間である。電力消費量の目標調整量は、電力消費量の削減又は増加を要求する量である。
アダプタ20a,20b,・・・は、その無線通信部61が電力需給調整サーバ91から消費電力調整要求DMを受信すると、指示部62が、その消費電力調整要求DMに応じた空気調和機10a,10b,・・・向けの電力調整指示CMを生成する。このアダプタ20a,20b,・・・の電力調整指示CMの作成処理を、図4に示す制御フローを参照しながら説明する。
アダプタ20a,20b,・・・は、ステップS1において、消費電力調整要求DMを無線通信部61が受信したか否かを判定する。受信した場合には、ステップS2に移る。なお、無線通信部61は、第1の要求形式の消費電力調整要求DMである第1消費電力調整要求と、第2の要求形式の消費電力調整要求DMである第2消費電力調整要求と、を受信可能である。
ステップS2では、消費電力調整要求DMが、第1の要求形式の第1消費電力調整要求であるか否かを判定する。第1の要求形式とは、現在の空気調和機10a,10b,・・・の消費電力に対して一定の割合(例えば、20%)で消費電力を増減させる形式である。例えば、第1消費電力調整要求として、現在の消費電力の80%まで電力を削減せよという要求が挙げられる。
ステップS2で消費電力調整要求DMが第1消費電力調整要求であると判定された場合、ステップS3に移行して、指示部62の第1指示生成部62aが、第1の要求形式で空気調和機10a,10b,・・・向けの電力調整指示CMを生成する。すなわち、第1指示生成部62aは、現在の空気調和機10a,10b,・・・の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式をそのまま使って、消費電力調整要求DMから電力調整指示CMを生成する。
なお、電力供給会社90の電力需給調整サーバ91から送られてくる消費電力調整要求DMは、全て、第1の要求形式を採用する第1消費電力調整要求である。したがって、電力需給調整サーバ91から消費電力調整要求DMを受信した場合には、ステップS2から常にステップS3に移行する。
ステップS2で消費電力調整要求DMが第1消費電力調整要求ではないと判定された場合、ステップS4に移行する。電力供給会社90が電力供給を行う建物30に設置された空気調和機10a,10b,・・・に接続されると、アダプタ20a,20b,・・・は常に電力需給調整サーバ91から消費電力調整要求DMを受信することになるが、異なる地域の異なる電力供給会社に設置される空気調和機に接続された場合には、アダプタ20a,20b,・・・に第2の要求形式を採用する電力需給調整サーバから消費電力調整要求DMが送られてくることも想定される。本実施形態に係るアダプタ20a,20b,・・・は、他の電力供給会社の電力需給調整サーバからの消費電力調整要求DMも想定した設計となっており、ステップS4が実装されている。ステップS4では、消費電力調整要求DMが、第2の要求形式の第2消費電力調整要求であるか否かを判定する。第2の要求形式とは、空気調和機10a,10b,・・・に所定量の消費電力を増減させることの要求である。
ステップS4で消費電力調整要求DMが第2消費電力調整要求であると判定された場合、ステップS5およびステップS6に移行して、指示部62の第2指示生成部62bが、第2の要求形式の消費電力調整要求DMを第1の要求形式に変換して、空気調和機10a,10b,・・・向けの電力調整指示CMを生成する。すなわち、第2指示生成部62bは、所定量の消費電力を増減させるという第2の要求形式を、現在の空気調和機10a,10b,・・・の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる第1の要求形式に変換して、消費電力調整要求DMから電力調整指示CMを生成する。具体的には、ステップS5において、記憶部63に記憶されている空気調和機10a,10b,・・・の圧縮機の定格電力18dと、その定格電力18dを用いて第2の要求形式を第1の要求形式に変える換算テーブル62cとが読み出され、ステップS6において、第2指示生成部62bが電力調整指示CMを生成する。
以上のように、ステップS3において電力調整指示CMを生成する第1指示生成部62aも、ステップS6において電力調整指示CMを生成する第2指示生成部62bも、共に同じ第1の要求形式の電力調整指示CMを生成する。そして、ステップS7では、指示部62から空気調和機10a,10b,・・・の制御部13へと電力調整指示CMが送られる。この電力調整指示CMを受けた空気調和機10a,10b,・・・は、例えば、容量可変のインバータ式の圧縮機の上限周波数を下げることによって、指定された期間の間、消費電力を減らした電力調整運転を行う。
なお、アダプタ20a,20b,・・・は上述の第1の要求形式および第2の要求形式の消費電力調整要求DMだけに対応しており、それら2つ以外の要求形式の電力需給調整要求には対応していない。このため、ステップS2で消費電力調整要求DMが第1消費電力調整要求ではないと判定され、且つ、ステップS4で消費電力調整要求DMが第2消費電力調整要求ではないと判定された場合には、ステップS8においてエラー報知の処理が為される。具体的には、アダプタ20a,20b,・・・から電力需給調整要求に対応できなかった旨の連絡(報知)が上位の電力需給調整サーバに返される。
(6)電力調整指示に従った空気調和機の電力調整運転の、ユーザーへの報知
上述のように、アダプタ20a,20b,・・・から電力調整指示CMを受けた空気調和機10a,10b,・・・は、通常運転の代わりに電力調整運転を行うことになる。空気調和システム100では、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転を行っている旨を、遠隔管理サーバ40を介してスマートフォン50でユーザーが確認できるようにしている。
具体的には、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転を行っているときに、空気調和機10a,10b,・・・の制御部13が、そのことを他の空気調和機10aに関する機器データとともにアダプタ20a,20b,・・・に送る。アダプタ20a,20b,・・・は、空気調和機の機器データなどとともに、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転を行っているという情報を、定期的に遠隔管理サーバ40に送る。遠隔管理サーバ40は、この情報を、電力調整運転ON/OFFの情報25cとして、アダプタ別データベース43aに格納する。そして、ユーザーがスマートフォン50から空調管理アプリケーション54を使って遠隔管理サーバ40にアクセスしてきたときに、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転を行っているか否かに関する電力調整運転ON/OFFの情報25cを、機器データ25aや温度データ25bなどの他の情報とともに、遠隔管理サーバ40がスマートフォン50へと送る(図1の空気調和機情報IFを参照)。これを受けたスマートフォン50の空調管理アプリケーション54は、タッチパネル55に表示させる空気調和機管理画面において、例えば電力調整運転中である旨を報知する。
図5は、空気調和機10a,10b,・・・の1つであるユーザーのリビングエアコンの空気調和機管理画面の一例である。この図5は、リビングエアコンが通常の冷房運転を行っていることを示している。一方、図6は、リビングエアコンが通常の冷房運転ではなく電力調整運転を行っている旨を、報知領域55fにおいて報知している画面の例である。図6の空気調和機管理画面は、冷房運転が行われているが、設定温度よりも電力調整が優先される電力調整運転が実施されていることを、「電力調整運転中」という表記を行って示している。
(7)特徴
(7−1)
空気調和システム100では、空気調和機10a,10b,・・・に接続されるアダプタ20a,20b,・・・に、2つの指示生成部62a,62bを含む指示部62を設けている。これらの第1指示生成部62aおよび第2指示生成部62bは、それぞれ別の要求形式の消費電力調整要求DMに対応しており、共に同じ指示形式で電力調整指示CMを生成する。これにより、第1の要求形式の第1消費電力調整要求を送ってくる電力供給会社90の電力需給調整サーバ91に対しても、第2の要求形式の第2消費電力調整要求を送ってくる他の電力供給会社の電力需給調整サーバに対しても、アダプタ20a,20b,・・・であれば、空気調和機10a,10b,・・・に所望の電力調整運転を確実に行わせることができるようになっている。
(7−2)
空気調和システム100では、空気調和機10a,10b,・・・に送る電力調整指示CMの指示形式を、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式に統一し、その形式で第1指示生成部62aでも第2指示生成部62bでも電力調整指示CMを生成する構成を採用している。そして、それと異なる形式である第2消費電力調整要求は、第2指示生成部62bによって形式を変えている。具体的には、空気調和機10a,10b,・・・の圧縮機の定格電力の情報18dを用いることで、第2指示生成部62bが第2消費電力調整要求から空気調和機10a,10b,・・・に送る電力調整指示CMを生成している。このように第1指示生成部62aおよび第2指示生成部62bを構成することによって、空気調和機10a,10b,・・・には同じ形式の電力調整指示CMが送られるようになっている。
(7−3)
空気調和システム100では、遠隔管理サーバ40を介して、空気調和機10a,10b,・・・に接続されたアダプタ20a,20b,・・・からスマートフォン50へと、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転中であることが知らされることになる。このため、建物30の外から空気調和機10a,10b,・・・の運転状況を監視等しているユーザーが、図5や図6に示すスマートフォン50のタッチパネル55上の画面を確認することによって、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転中であるのか通常の運転中であるのかを把握することができる。
(8)変形例
(8−1)
上記の実施形態では、アダプタ20a,20b,・・・の記憶部63に予め空気調和機10a,10b,・・・の圧縮機の定格電力18dが記憶されており、その情報を用いて第2指示生成部62bが電力調整指示CMを生成するという方法を採用している(ステップS5参照)が、第2指示生成部62bが空気調和機10a,10b,・・・の制御部13に問い合わせを都度行う方法を採用してもよい。
この場合、電力供給会社の電力需給調整サーバから、例えば○○Whの量の電力を削減せよという消費電力調整要求を受けたときに、アダプタ20a,20b,・・・の第2指示生成部62bは、まず空気調和機10a,10b,・・・の制御部13に、定格電力を要求する信号を送り、制御部13から定格電力の情報を得る。その後は、上記の実施形態と同じく換算テーブル62cで電力削減率を求めてもよいし、その代わりに削減要求電力量を定格電力で除して電力削減率を求めてもよい。
(8−2)
上記の実施形態では、ユーザーがスマートフォン50から空調管理アプリケーション54を使って遠隔管理サーバ40にアクセスしてきたときに、空気調和機10a,10b,・・・が電力調整運転を行っているか否かに関する電力調整運転ON/OFFの情報25cがスマートフォン50へと送られるという構成を採っているが、これに代えて、電力調整運転が開始されたことを認識したときに遠隔管理サーバ40がスマートフォン50に対してプッシュ通知を行う構成を採ってもよい。
10a,10b,・・・ 空気調和機
18d 定格電力(定格電力の情報)
20a,20b,・・・ アダプタ(消費電力管理装置)
40 遠隔管理サーバ(サーバ機器)
50 スマートフォン(携帯端末)
54 空調管理アプリケーション(空調管理プログラム)
55 タッチパネル(ディスプレイ)
61 無線通信部(受信部)
62 指示部
62a 第1指示生成部
62b 第2指示生成部
80 公衆回線
100 空気調和システム
CM 電力調整指示
DM 消費電力調整要求
特開2012−65407号公報

Claims (3)

  1. 空気調和機に接続される消費電力管理装置(20a,20b,・・・)であって、
    外部からの消費電力調整要求(DM)を受信する、受信部(61)と、
    前記消費電力調整要求に応じて前記空気調和機(10a,10b,・・・)に行わせる電力調整指示(CM)を生成し、前記電力調整指示を前記空気調和機に送る、指示部(62)と、
    を備え、
    前記受信部(61)は、第1の要求形式の前記消費電力調整要求である第1消費電力調整要求と、前記第1の要求形式とは異なる第2の要求形式の前記消費電力調整要求である第2消費電力調整要求と、を受信可能であり、
    前記指示部(62)は、前記第1消費電力調整要求から前記電力調整指示を生成する第1指示生成部(62a)と、前記第2消費電力調整要求から前記電力調整指示を生成する第2指示生成部(62b)と、を有し、
    前記第1指示生成部および前記第2指示生成部は、共に同じ指示形式で前記電力調整指示(CM)を生成する、
    消費電力管理装置。
  2. 前記第1消費電力調整要求は、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させることの要求であり、
    前記第1指示生成部は、前記第1消費電力調整要求から、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式の指示を生成し、
    前記第2消費電力調整要求は、所定量の消費電力を増減させることの要求であり、
    前記第2指示生成部は、前記第2消費電力調整要求から、前記空気調和機の機器の定格電力の情報(18d)を用いて、現在の消費電力に対して一定の割合で消費電力を増減させる形式の指示を生成する、
    請求項1に記載の消費電力管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の消費電力管理装置(20a,20b,・・・)と、
    前記空気調和機(10a,10b,・・・)と、
    前記空気調和機のユーザーが携帯し、前記空気調和機を管理する空調管理プログラム(54)を有する、携帯端末(50)と、
    公衆回線(80)を介して前記携帯端末および前記消費電力管理装置と接続されるサーバ機器(40)と、
    を備え、
    前記消費電力管理装置は、前記電力調整指示を前記空気調和機に送って前記空気調和機に前記消費電力調整要求に応じた運転を行わせているときに、前記空気調和機が電力調整運転中であることを前記サーバ機器に送信し、
    前記サーバ機器は、前記空気調和機が電力調整運転中であることを、前記携帯端末に知らせ、
    前記携帯端末の前記空調管理プログラムは、前記空気調和機が電力調整運転中であることを、前記携帯端末のディスプレイ(55)に表示する、
    空気調和システム(100)。
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