JP2015124483A - シャッタ装置 - Google Patents

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Keiko Yokoyama
慶子 横山
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Abstract

【課題】在室者が睡眠状態の時に建物外側の気象状態が変化しても室内環境の変化を抑制することができ、睡眠状態の時における防犯性も低下し難いシャッタ装置を提供する。
【解決手段】窓開閉部材1を有する窓2と、窓開閉部材1の建物外側で開閉可能なシャッタカーテン3と、在室者の睡眠状態を検出する睡眠検出部と、建物外側の気象状態を検出する気象検出部と、シャッタカーテン3の作動を制御する制御部4と、を備え、制御部4は、窓開閉部材1が開き位置にあり、かつ、在室者の睡眠状態を検出したときは、気象検出部による検出情報に基づいてシャッタカーテン3の開き状態を制限する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャッタ装置に関する。
特許文献1には、窓開閉部材を有する窓と、前記窓開閉部材よりも建物外側に設けられ、前記窓開閉部材に対向する位置で開閉可能なシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンの作動を制御する制御部とを備えたシャッタ装置が開示されている。
この従来のシャッタ装置が備える制御部は、窓開閉部材によって窓が開いているときの室内空間に対する防犯機能をシャッタカーテンで確保しながら、開いている窓による通風性を損なわないように、シャッタカーテンのうちの窓が開いている領域に対応する部分を開放するようにシャッタカーテンの作動を制御する。
特開2010−281061号公報
上記従来のシャッタ装置では、建物外側の外気温の変化、建物外側から室内空間に吹き込む風量変化、降雨の有無などの建物外側の気象状態の変化にかかわらず、シャッタカーテンのうちの窓が開いている領域に対応する部分を開放する。
このため、在室者が眠っている睡眠状態の時に気象状態が変化すると、その変化に応じて室内空間の環境が変化し易い。
つまり、在室者が目を覚ましている覚醒状態の時に気象状態が変化すると、目を覚ましている在室者はその変化に応じて窓の開き量を変更することができるが、睡眠状態の時に気象状態が変化すると、眠っている在室者はその変化に対応することができず、気象状態の変化に応じて室内環境が変化し易い。
また、在室者が覚醒状態の時と睡眠状態の時とでは求められる防犯レベルが異なり、睡眠状態の時には覚醒状態の時よりも高い防犯レベルが求められる。
この点に関して、従来のシャッタ装置では、在室者が覚醒状態の時でも睡眠状態の時でも防犯レベルは同じであり、睡眠状態の時における防犯性が低下し易い。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、在室者が睡眠状態の時に建物外側の気象状態が変化しても室内空間の環境変化を抑制することができ、睡眠状態の時における防犯性も低下し難いシャッタ装置を提供することを目的とする。
本発明によるシャッタ装置の特徴構成は、窓開閉部材を有する窓と、前記窓開閉部材の建物外側で開閉可能なシャッタカーテンと、在室者の睡眠状態を検出する睡眠検出部と、建物外側の気象状態を検出する気象検出部と、前記シャッタカーテンの作動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記窓開閉部材が開き位置にあり、かつ、前記在室者の睡眠状態を検出したときは、前記気象検出部による検出情報に基づいて前記シャッタカーテンの開き状態を制限するように構成されている点にある。
本構成のシャッタ装置は、在室者の睡眠状態を検出する睡眠検出部と、建物外側の気象状態を検出する気象検出部とを備え、シャッタカーテンの作動を制御する制御部は、窓開閉部材が開き位置にあり、かつ、在室者の睡眠状態を検出したときは、気象検出部による検出情報に基づいてシャッタカーテンの開き状態を制限するように構成されている。
このため、窓開閉部材が開き位置にあって、在室者が窓を開けたまま眠っている睡眠状態の時には、気象状態の変化に応じた室内空間の環境変化を抑制できるように、気象検出部による検出情報に基づいてシャッタカーテンの開き状態を制限することができる。その結果、睡眠状態の時における防犯レベルも高めることができる。
したがって、本構成のシャッタ装置であれば、在室者が睡眠状態の時に建物外側の気象状態が変化しても室内空間の環境変化を抑制することができ、睡眠状態の時における防犯性も低下し難い。
本発明の他の特徴構成は、前記シャッタカーテンは、全開姿勢と全閉姿勢とのいずれかの姿勢に切り替え可能なシャッタ部材を備え、前記制御部は、前記シャッタ部材の姿勢を切り替えて前記シャッタカーテンの開き状態を制限するように構成されている点にある。
本構成であれば、気象検出部による検出情報に基づいて、シャッタ部材の姿勢を全開姿勢または全閉姿勢に切り替えてシャッタカーテンの開き状態を制限することができ、制御部による制御構成の簡略化を図ることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記気象検出部は、建物外側の外気温を検出可能な気温検出部を有し、前記制御部は、前記気温検出部が所定温度未満を検出すると前記シャッタ部材を全閉状態に切り替えるように構成されている点にある。
本構成であれば、建物外側の外気温が所定温度未満のときにシャッタ部材を全閉状態に切り替えて、外気温の低下に伴う室内温度の低下を抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記気象検出部は、建物外側の風速を検出可能な風速検出部を有し、前記制御部は、前記風速検出部が所定風速以上を検出すると前記シャッタ部材を全閉状態に切り替えるように構成されている点にある。
本構成であれば、建物外側の風速が所定風速以上のときにシャッタ部材を全閉状態に切り替えて、室内空間への外気の流入を阻止することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記シャッタ部材の複数が開閉操作自在に連結されている点にある。
本構成であれば、複数のシャッタ部材のいずれか又は全部の姿勢を、全開姿勢、全閉姿勢、中間姿勢のいずれかの姿勢に切り替えて、シャッタカーテンの開き状態を細かく制限することができる。
建物外側から見たシャッタ装置の正面図である。 シャッタ開閉モードが全開モードのときのシャッタ装置の断面図である。 シャッタ開閉モードが全閉モードのときのシャッタ装置の断面図である。 シャッタ開閉モードが防犯モードのときのシャッタ装置の断面図である。 制御構成を示すブロック図である。 制御動作を示すフローチャートである。 制御動作の内容を示す表である。 第2実施形態における制御動作の内容を示す表である。 第2実施形態における制御動作の内容を示す表である。 第2実施形態における制御動作の内容を示す表である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図5は、住宅などの建物において、建物外側AとベッドDが設置された室内空間(建物内部)Bとを仕切る仕切り部分に設けられた本発明によるシャッタ装置Cを示す。
シャッタ装置Cは、一対の開閉用引き戸(窓開閉部材の一例)1を有する窓2と、引き戸1よりも建物外側Aに設けられ、引き戸1の建物外側の位置で開閉可能なブラインドシャッタカーテン(以下、単にシャッタカーテンという。)3と、シャッタカーテン3の作動を制御する制御ユニット4aとを備えている。
窓2は、室内空間Bの底部を区画する床面B1から上部を区画する天井面B2の側に亘って設けられ、引き戸1は床面B1と同じ高さ位置で水平方向に開閉操作自在に支持されている。
シャッタカーテン3は、窓2の全体を引き戸1よりも屋外側から覆うように繰り出されるスラット式シャッタカーテン本体3aと、シャッタカーテン本体3aを繰り出し自在に巻き取るドラム(図示せず)やその駆動用電動モータ(図示せず)などを備えたカーテン駆動部3bとを有する。
なお、シャッタカーテン本体3aは、手動操作によってドラムに巻き取ったり、ドラムから繰り出すように設けられていてもよい。
シャッタカーテン本体3aは、上下方向に並べて開閉操作自在に連結された可動式の複数枚のスラット(シャッタ部材の一例)9を有する。
各スラット9は、窓2の略全幅に亘る長さを有する横長の板状に形成され、ドラムへの巻き取り用チェーンなどに水平方向に沿う軸芯周りで各別に駆動回動可能に支持されている。
カーテン駆動部3bは、シャッタカーテン本体3aを窓2の全体を覆うように繰り出した状態で、各スラット9の姿勢を板面が水平方向に沿う全開姿勢(図2参照)と、板面が垂直方向に沿う姿勢で引き戸1の屋外側を覆う全閉姿勢(図3参照)とのいずれかに切り替え可能なカムなどを作動させる電動モータ(図示せず)などを備えている。
シャッタカーテン本体3aは、各スラット9の姿勢を全閉姿勢に保持してドラムに巻き取られ、また、ドラムから窓2の前面側に繰り出される。
制御ユニット4aは、図5に示すように、在室者の有無を検出する在室検出部5と、窓2が開いているか否かを検出する窓開閉検出部6と、ベッドDの上に移動している在室者の睡眠状態を検出する睡眠検出部7と、建物外側Aの気象状態を検出する気象検出部8と、これらの検出部から入力された検出情報に基づいてシャッタカーテン3の作動を制御する制御部4とを備えている。
在室検出部5は、例えば天井面B2に設置した赤外線式の人検知センサ5aによる検出信号に基づいて在室者の有無を検出し、その検出情報を制御部4に入力する。
なお、在室検出部5は、後述する睡眠検出部7を構成する荷重センサ7aによる検出信号に基づいて、所定の大きさ以上の荷重を検出したときに「在室者有り」の検出情報を制御部4に入力するように構成してもよい。
窓開閉検出部6は、例えば引き戸1の現在位置を検出する窓開閉センサ6aによる検出信号に基づいて引き戸1が開き位置にあると判定したときは「窓開き」を検出情報として制御部4に入力し、引き戸1が閉じ位置にあると判定したときは「窓閉じ」を検出情報として制御部4に入力する。
睡眠検出部7は、例えばベッドDが備える4つの脚部D1の夫々と床面B1との間に装着してある複数の荷重センサ7aによる検出信号に基づいて、ベッドD上の在室者の一定時間毎の体動数を演算する。そして、演算した体動数が設定回数以上のときは、在室者の目が覚めていることを示す「覚醒状態」を検出情報として制御部4に入力し、演算した体動数が設定回数未満のときは、在室者が眠っていることを示す「睡眠状態」を検出情報として制御部4に入力する。
気象検出部8は、建物外側Aの外気温を検出可能な温度センサ10aを有する気温検出部10と、建物外側Aの風速を検出可能な風速センサ11aを有する風速検出部11と、雨が現在降っているか否かを検出可能な降雨センサ12aを有する降雨検出部12とを有する。
制御部4は、図7に示すように、在室者が有るときは、気温検出部10、風速検出部11および睡眠検出部7による検出情報に基づく「在室時制御モード」でシャッタカーテン3を作動させ、在室者が無いときは、気温検出部10および風速検出部11による検出情報に基づく「不在時制御モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
さらに、「在室時制御モード」および「不在時制御モード」の夫々において、図2に示すようにスラット9の全部を全開姿勢に切り替える「全開モード」と、図3に示すようにスラット9の全部を全閉姿勢に切り替える「全閉モード」と、室内空間Bの高い防犯レベルと通風性とを確保するために、図4に示すようにスラット9の一部を全開姿勢に切り替える「防犯モード」とのいずれかのシャッタ開閉モードでシャッタカーテン3を作動させる。
「防犯モード」では、窓2の全体を覆っているシャッタカーテン本体3aのスラット9のうち、人の高さ以上の高さ位置において窓2の上部領域に対向している複数枚(本実施形態では3枚)のスラット9aの全部が全開姿勢に切り替えられ、残りのスラット9は全閉姿勢に切り替えられる。
本実施形態では、例えば、上方の3枚のスラット9aを全開姿勢と全閉姿勢とに切り替える電動モータと、残りのスラット9を全開姿勢と全閉姿勢とに切り替える電動モータとを各別に設けてある。
これにより、室内空間Bの防犯レベルを高いレベルに維持することができ、かつ、在室者に風が直接当たらないように通風性を確保することができる。
制御部4は、「在室時制御モード」において窓開閉検出部6が「窓開き」を検出し、かつ、睡眠検出部7が「睡眠状態」を検出しているときに「防犯モード」に切り替えることにより、気象検出部8による検出情報に基づいてシャッタカーテン3の開き状態を、窓2の上部領域に対向している複数枚のスラット9aの姿勢のみを全開姿勢に切り替え、残りのスラット9の姿勢を全閉姿勢に切り替える状態に制限する。
制御部4は、在室検出部5が「在室者無し」を検出し、かつ、窓開閉検出部6が「窓開き」を検出しているときは、外気温および風速に応じて「全開モード」、「全閉モード」または「防犯モード」に切り替えてシャッタカーテン3を作動させる。
制御部4は、「防犯モード」に切り替えているときに在室検出部5が「在室者有り」を検出すると、外気温および風速に応じて「防犯モード」のまま、もしくは「全開モード」に切り替えてシャッタカーテン3を作動させる。
その後、睡眠検出部7が在室者の「睡眠状態」を検出すると、外気温および風速に応じて「防犯モード」、もしくは「全閉モード」に切り替えてシャッタカーテン3を作動させる。
さらに、その後、外気温の低下を気温検出部10が検出したり、風速の上昇を風速検出部11が検出して在室者の体感温度の低下が想定される場合は、「全開モード」から「防犯モード」、もしくは「防犯モード」から「全閉モード」に切り替えてシャッタカーテン3を作動させる。
これにより、睡眠中の気象状態の変化による室内空間Bの冷え過ぎ(在室者の体感温度の低下)を防止して、室内空間Bを快適な状態に維持することができる。
睡眠検出部7が「覚醒状態」を検出したり、外気温の上昇を気温検出部10が検出して在室者の体感温度の上昇が想定される場合は、そのときの外気温および風速に応じて「全閉モード」から「防犯モード」、もしくは「防犯モード」から「全開モード」に切り替えてシャッタカーテン3を作動させる。
これにより、在室者の体感温度の上昇を防止して、室内空間Bを快適な状態に維持することができる。
制御部4によるシャッタカーテン3の制御動作は所定時間毎に繰り返し実行される。
この制御動作を図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
制御部4は、窓2が現在開いているか否かを判定し(ステップS1)、窓開閉検出部6が「窓閉じ」を検出しているときは制御動作を終了し、「窓開き」を検出しているときは、現在の降雨の有無を判定する(ステップS2)。
降雨検出部12が「降雨有り」を検出しているときは、「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させた後(ステップS3)、制御動作を終了する。
「降雨無し」を検出しているときは、在室者の有無を判定する(ステップS4)。
在室検出部5が「在室者有り」を検出しているときは、気温検出部10および風速検出部11の検出情報を読み込み(ステップS5)、気温検出部10、風速検出部11および睡眠検出部7の検出情報に基づく「在室時制御モード」でシャッタカーテン3を作動させた後(ステップS6)、制御動作を終了する。
ステップS4において在室検出部5が「在室者無し」を検出しているときは、気温検出部10および風速検出部11の検出情報を読み込み(ステップS7)、気温検出部10および風速検出部11の検出情報に基づく「不在時制御モード」でシャッタカーテン3を作動させた後(ステップS8)、制御動作を終了する。
図7は、「在室時制御モード」および「不在時制御モード」でのシャッタカーテン3の動作を具体的に例示している。
「在室時制御モード」でのシャッタカーテン3の作動を説明する。
気温検出部10が20℃に設定された所定温度未満を検出しているときは、風速検出部11および睡眠検出部7の検出情報の如何にかかわらず、スラット9の全部を閉じる「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
また、風速検出部11が10m/secに設定された所定風速以上を検出しているときは、気温検出部10および睡眠検出部7の検出情報の如何にかかわらず、「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が20℃以上の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が10m/sec未満の風速を検出しているときは、睡眠検出部7の検出情報に応じてシャッタカーテン3を以下のように作動させる。
気温検出部10が27℃以上の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が10m/sec未満の風速を検出しているときに、睡眠検出部7が「覚醒状態」を検出しているとスラット9の全部を開ける「全開モード」でシャッタカーテン3を作動させ、「睡眠状態」を検出していると「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が24℃以上で27℃未満の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が5m/sec以上で10m/sec未満の風速を検出しているときは、睡眠検出部7の検出情報の如何にかかわらず、「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が24℃以上で27℃未満の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が5m/sec未満の風速を検出しているときは、睡眠検出部7が「覚醒状態」を検出していると「全開モード」でシャッタカーテン3を作動させ、「睡眠状態」を検出していると「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が22℃以上で24℃未満の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が10m/sec未満の風速を検出しているときは、睡眠検出部7の検出情報の如何にかかわらず、「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が20℃以上で22℃未満の外気温を検出し、かつ、風速検出部11が10m/sec未満の風速を検出しているときに、睡眠検出部7が「覚醒状態」を検出していると「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させ、「睡眠状態」を検出していると「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
したがって、ステップS6において、睡眠検出部7が「睡眠状態」を検出しているときに「防犯モード」に切り替えることにより、気象検出部8による検出情報に基づいてシャッタカーテン3の開き状態が制限される。
次に、「不在時制御モード」でのシャッタカーテン3の作動を説明する。
気温検出部10が20℃以上の外気温を検出しているときに、風速検出部11が10m/sec以上の風速を検出していると「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させ、風速検出部11が10m/sec未満の風速を検出していると「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
気温検出部10が20℃に設定された所定温度未満を検出しているときは風速検出部11の検出情報の如何にかかわらず、「全閉モード」でシャッタカーテン3を作動させる。
なお、「全開モード」、「全閉モード」あるいは「防犯モード」でシャッタカーテン3を作動させる際の外気温や風速の閾値は上述のように例示した値に限定されず、在室者によって温冷感が異なる場合や、窓2とベッドDとの位置関係によりベッドDの上における風速が異なる場合には、それに応じて閾値を変化させてもよい。
また、睡眠検出部7は、ベッドD上の在室者が深い眠りを示す「ノンレム睡眠」の状態に有るか否かを判定し、「ノンレム睡眠」の状態に有ること判定したときに「睡眠状態」を検出情報として制御部4に入力するように構成してあってもよい。
この場合は、在室者が深い眠りについているときに「睡眠状態」に対応する必要な制御動作が行われるようにシャッタカーテン3を作動させることができる。
このため、シャッタカーテン3の作動に伴って騒音や振動が発生しても、在室者の睡眠を妨害するおそれが少ない。
〔第2実施形態〕
図8〜図10は、本発明の別実施形態における「防犯モード」での制御部4による制御動作の内容を示す表である。
本実施形態における「防犯モード」では、シャッタカーテン本体3aのスラット9のうち、人の高さ以上の高さ位置において窓2の上部領域に対向している複数枚(本実施形態では3枚)のスラット9aの全部を全開姿勢又は半開姿勢又は全閉姿勢のいずれかに切り替え、残りのスラット9は全閉姿勢に維持される。
このために、本実施形態のシャッタ装置Cは、図示しないが、カーテン駆動部3bが、少なくとも人の高さ以上の高さ位置にある各スラット9の姿勢を、全開姿勢と全閉姿勢とに加えて、その中間の例えば水平に対して45度の角度に切り替え可能に設けてある。
また、外気温を検出可能な温度センサ10aに加えて、室内温度を検出可能な温度センサを備えている。
そして、制御部4は、在室者の睡眠状態を検出しているときに、外気温,室内温度および建物外側の風速の検出情報に基づいて、在室者の体感温度が適正な温度範囲となるようにシャッタカーテン3の開き状態を「防犯モード」で制限するように構成されている。
図8は、例えば冬季などの外気温が22℃未満のときの、「防犯モード」での室内温度と風速とに応じたシャッタカーテン3の開き状態を示す。
すなわち、外気温が22℃未満のときは、室内温度と風速とに応じて、シャッタカーテン3を全開姿勢と全閉姿勢と半開姿勢とのいずれかに切り替える。
具体的には、風速が3m/sec未満のときには、室内温度が20℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が20℃以上で24℃未満では半開姿勢に維持し、室内温度が24℃以上では全開姿勢に維持する。
風速が3m/sec以上で5m/sec未満のときには、室内温度が24℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が24℃以上で26℃未満では半開姿勢に維持し、室内温度が26℃以上では全開姿勢に維持する。
風速が5m/sec以上のときには、室内温度が25℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が25℃以上で27℃未満では半開姿勢に維持し、室内温度が27℃以上では全開姿勢に維持する。
図9は、例えば春季や秋季などの外気温が22℃以上25℃未満のときの、「防犯モード」での室内温度と風速とに応じたシャッタカーテン3の開き状態を示す。
すなわち、全閉姿勢から半開姿勢への切り替え又はその逆の切替は、室内温度と風速とに応じて行う。半開姿勢から全開姿勢への切り替え又はその逆の切替は、外気温と室内温度と風速と外気温とに応じて行う。
具体的には、風速が3m/sec未満のときには、室内温度が20℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が20℃以上で外気温未満(図9では23℃未満)では半開姿勢に維持し、室内温度が外気温以上では全開姿勢に維持する。
風速が3m/sec以上で5m/sec未満のときには、室内温度が22℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が22℃以上で外気温よりも1℃高い温度未満(図9では24℃未満)では半開姿勢に維持し、室内温度が外気温よりも1℃高い温度以上では全開姿勢に維持する。
風速が5m/sec以上のときには、室内温度が24℃未満では全閉姿勢に維持し、室内温度が24℃以上で外気温よりも3℃高い温度未満(図9では26℃未満)では半開姿勢に維持し、室内温度が外気温よりも3℃高い温度以上では全開姿勢に維持する。
図8および図9に示すように、風速が高まるほど半開姿勢あるいは全開姿勢に変更する室内温度を高く設定してあるのは、体感温度の影響を考慮したものである。
即ち、シャッターカーテン3を開き操作して風を室内に導く場合、外気温度が25℃未満であれば体温との差が比較的大きく、風による体感温度が低く感じられる。そのため、風速が5m/sec 、10m/sec と強くなるに伴って、シャッターカーテン3を半開姿勢あるいは全開姿勢に変更する温度を高く設定し、快適な室内環境を形成するように構成してある。
図10は、例えば夏季などの外気温が25℃以上のときの、「防犯モード」での室内温度と風速とに応じたシャッタカーテン3の開き状態を示す。
すなわち、外気温が25℃以上のときは、室内温度と外気温と風速とに応じて、シャッタカーテン3を全開姿勢又は全閉姿勢のいずれかに切り替える。
具体的には、風速が5m/sec未満のときには、室内温度が外気温未満(図10では28℃未満)では全閉姿勢に維持し、室内温度が外気温以上では全開姿勢に維持する。
風速が5m/sec以上のときには、室内温度が外気温よりも2℃低い温度未満(図10では26℃未満)では全閉姿勢に維持し、室内温度が外気温よりも2℃低い温度以上では全開姿勢に維持する。
つまり、風速が5m/sec未満のときの全閉姿勢から全開姿勢への切り替え又はその逆の切替は、外気温を基準にして行い、風速が5m/sec以上のときの全閉姿勢から全開姿勢への切り替え又はその逆の切替は、外気温よりも2℃低い温度を基準にして行う。
このような切り替えは、風速が5m/sec未満では在室者の体感温度が低下し難く、風速が5m/sec以上のときは体感温度が低下し易いことを考慮したものである。
したがって、夏季などの外気温が25℃以上のときで風速が5m/sec以上のときには、室内温度が外気温よりも2℃低い温度以上で全開姿勢に維持することにより、在室者の体感温度を早期に低下させることができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
図示しないが、シャッタ装置Cは、建物外側の風速を検出可能な風速センサ11aに加えて、ベッドDの近くにおける風速を測定する熱線風速計などの風速センサを設けてあってもよい。
この場合は、睡眠中の在室者に当たる風の強さに基づいて体感温度を推定し、その体感温度が適正温度に保たれるように、シャッタカーテン3の開き状態を制限することができる。
〔第4実施形態〕
図示しないが、窓開閉部材が開き位置にあり、かつ、在室者が入力用スイッチなどで制御指令を制御部に入力したときは、在室者の「睡眠状態」の検出の有無にかかわらず、気象検出部による検出情報に基づいて「防犯モード」でシャッタカーテンの開き状態を制限するように、制御部を構成してあってもよい。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるシャッタ装置は、窓開閉部材を有する窓を建物外側と室内空間とを区画する壁の一部に備えていてもよい。
2.本発明によるシャッタ装置は、上下方向または水平方向にスライド移動自在なシャッタ部材を有するシャッタカーテンを備えていてもよい。
3.本発明によるシャッタ装置は、窓開閉部材を有する窓と、窓開閉部材よりも建物外側で開閉可能なシャッタカーテンとを備えた各種のシャッタ装置に利用可能である。
1 窓開閉部材
2 窓
3 シャッタカーテン
4 制御部
7 睡眠検出部
8 気象検出部
9 シャッタ部材
10 気温検出部
11 風速検出部
A 建物外側

Claims (5)

  1. 窓開閉部材を有する窓と、
    前記窓開閉部材の建物外側で開閉可能なシャッタカーテンと、
    在室者の睡眠状態を検出する睡眠検出部と、
    建物外側の気象状態を検出する気象検出部と、
    前記シャッタカーテンの作動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記窓開閉部材が開き位置にあり、かつ、前記在室者の睡眠状態を検出したときは、前記気象検出部による検出情報に基づいて前記シャッタカーテンの開き状態を制限するように構成されているシャッタ装置。
  2. 前記シャッタカーテンは、全開姿勢と全閉姿勢とのいずれかの姿勢に切り替え可能なシャッタ部材を備え、
    前記制御部は、前記シャッタ部材の姿勢を切り替えて前記シャッタカーテンの開き状態を制限するように構成されている請求項1記載のシャッタ装置。
  3. 前記気象検出部は、建物外側の外気温を検出可能な気温検出部を有し、
    前記制御部は、前記気温検出部が所定温度未満を検出すると前記シャッタ部材を全閉状態に切り替えるように構成されている請求項2記載のシャッタ装置。
  4. 前記気象検出部は、建物外側の風速を検出可能な風速検出部を有し、
    前記制御部は、前記風速検出部が所定風速以上を検出すると前記シャッタ部材を全閉状態に切り替えるように構成されている請求項2記載のシャッタ装置。
  5. 前記シャッタ部材の複数が開閉操作自在に連結されている請求項2〜4のいずれか1項記載のシャッタ装置。
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