JP2015124071A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】往路側ガイドレールと、踏段の側方に設けられるスカートガードとの相対位置を、高精度で位置決め可能とする。
【解決手段】無端状に連結されて循環走行する踏段7、踏段7の循環走行を案内する複数のガイドレール62a,62b,63a,63b,64a,64b,65a,65b及び踏段7の側方に配設されるスカートガード5a,5bを有するエレベータEにおいて、前記複数のガイドレールのうち往路側の走行を案内する往路側ガイドレール62a,62b,63a,63b及びスカートガード5a,5bのスカートガード近接部61a,61bを一体化した一体化ガイドレール6a,6bと、踏段7の復路側の走行を案内する復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bと、一体化ガイドレール6a,6bと復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bとを支持する一体化プレート4a,4bと、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータや移動歩道などの乗客コンベア装置に関する。
エスカレータや動く歩道などの一般的な乗客コンベア装置は、上弦材、下弦材、縦材、踏段、複数のガイドレール、及びスカートガードを有する構成となっている。上弦材および下弦材は、建築構造物に設置される主枠の長手方向を形成するように延設される構造材である。縦材は、前記上弦材と下弦材との間に設けられる構造材である。踏段は無端状に連結されて前記主枠内を循環走行する。ガイドレールは前記縦材に取り付けられ、前記踏段の走行を案内する。スカートガードは、前記縦材に取り付けられ、前記踏段の側方に配設される。
このような構成の乗客コンベア装置として、例えば特開2009−263062号公報(特許文献1)に記載の技術が公知である。この技術は、建築構造物に設置された枠体と、この枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、これら乗降床間を無端状に連結されて循環回動する踏段と、この踏段を駆動する駆動装置と、前記踏段の回動方向に沿って左右に対向する欄干を備えた乗客コンベアにおいて、前記枠体が、左右一対の鋼板と、少なくとも踏段走行用レールの取付面を有する左右一対のベースを備え、前記鋼板と前記ベースとが機械的に接合されていることを特徴とするものである。
この技術では、踏段走行用レール(ガイドレール)と前記スカートガードとを一体的に前記縦材に取り付け、据付作業の精度向上及び作業効率の向上を図るようにしている。
特開2009−263062号公報
ところで、乗客コンベア装置においては、乗客が乗っている状態の踏段の走行を案内する往路側ガイドレールと、踏段の側方に立設されるスカートガードとの相対位置は、高精度で位置決めされる必要があった。
すなわち、往路側ガイドレールとスカートガードとの相対距離が大きすぎると、踏段とスカートガードとの距離も大きくなり、踏段上の乗客がスカートガードと踏段との間に挟まれるおそれがある。また、往路側ガイドレールとスカートガードとの相対距離が小さすぎると、踏段とスカートガードとの距離も小さくなり、踏段とスカートガードとが接触して破損するおそれがある。そのため、前述のような高精度な相対位置の設定が必要であった。
しかし、前記特許文献1記載の技術では、往路側ガイドレールとスカートガードの取付部とを一体化ブラケットを介して取り付けていた。そのため、往路側ガイドレールとスカートガードの取付部との相対位置を精度良く位置決めすることが難しかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、往路側ガイドレールと、踏段の側方に設けられるスカートガードとの相対位置を、簡単な構成で高精度な位置決めを可能とすることにある。
前記課題を解決するため、本発明は、無端状に連結されて循環走行する踏段、前記踏段の循環走行を案内する複数のガイドレール、及び前記踏段の側方に配設されるスカートガードを有する乗客コンベア装置において、前記複数のガイドレールのうち往路側の走行を案内する往路側ガイドレール、及び前記スカートガードの取付部を一体化した一体化ガイドレールと、前記踏段の復路側の走行を案内する復路側ガイドレールと、前記一体化ガイドレールと前記復路側ガイドレールとを支持する一体化プレートと、を備えたことを特徴とする。なお、前記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
本発明によれば、往路側ガイドレールと、踏段の側方に設けられるスカートガードとの相対位置を、簡単な構成で高精度に位置決めすることができる。
本発明の実施形態に係るエスカレータの主枠内の横断面図である。 図1の踏段を組み込んでいない状態を示すエスカレータの主枠内の横断面図である。 本発明の実施形態におけるエスカレータ据付の作業手順を示すフローチャートである。 図3のフローチャートの詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるエスカレータの全体構成を側面から見た概略構成図である。 一体化ガイドレールの図5に示した一体化プレートへの取付部の構成を示す要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るエスカレータの主枠内の横(短手方向)断面図である。
本実施形態に係るエスカレータEは、第1及び第2の上弦材1a,1b、第1及び第2の下弦材2a,2b、第1及び第2の縦材3a,3b、第1及び第2の一体化プレート4a,4b、第1及び第2のスカートガード5a,5b、複数のガイドレール及び踏段7を備えている。また、第1及び第2のスカートガード5a,5bが複数のガイドレールのうち一対のガイドレールを構成する第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bに取り付けられている。
図において左右一対設けられた第1及び第2の上弦材1a,1bおよび第1及び第2の下弦材2a,2bは、それぞれ図において建築構造物に設置される主枠の長手方向を形成するように延設されている。なお、図1において右側の各部については「第1の」、左側の各部については「第2の」という語を付けて両者を区別している。以下、同様である。
第1の縦材3aは、第1の上弦材1aと第1の下弦材2aとの間に設けられ、第2の縦材3bは第2の上弦材1bと第2の下弦材2bとの間に設けられる。踏段7は、図5に示すステップチェーン75で無端状に連結され、前記主枠内を循環走行する。第1及び第2の一体化プレート4a,4bは第1及び第2の縦材3a、3bにそれぞれ取り付けられる。ガイドレールは後述するように複数設けられ、前記踏段7の走行を案内する。
第1及び第2の一体化プレート4a,4bの上部と下部には、各々一対の第1及び第2の長穴41a,41bが形成されており(図2参照)、第1及び第3縦材3a,3bに形成した図示しない貫通穴と、第1及び第2の長穴41a,41bとを適切な位置に芯出しした後、第1及び第2の締結具42a,42bでそれぞれ締結することにより、第1及び第2の一体化プレート4a,4bは第1及び第2の縦材3a,3bに対してそれぞれ適切な位置関係に組み上げられる。
踏段7は、前輪軸73、第1及び第2の前輪ローラ71a,71b、後輪軸74、並びに第1及び第2の後輪ローラ72a,72bを備えている。前輪軸73は、ステップチェーン75に連結されている。第1及び第2の前輪ローラ71a,71bは、前輪軸73の両端に回動可能に設けられている。後輪軸74は踏段7の走行方向の逆側に設けられている。第1及び第2の後輪ローラ72a,72bは、後輪軸74の両端に回動可能に設けられている。
複数のガイドレールは、第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65b、第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64b、第1及び第2の往路側前輪ガイドレール62a,62b、並びに第1及び第2の往路側後輪ガイドレール63a,63bを備えている。なお、説明の煩雑さを避けるため、第1及び第2、前輪、後輪などの用語については適宜省略して説明する。
第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65bと第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64bは、踏段7の復路側の循環走行を案内する。第1及び第2の往路側前輪ガイドレール62a,62bと第1及び第2の往路側後輪ガイドレール63a,63bは、踏段7の往路側の循環走行を案内する。本実施形態では、第1及び第2の往路側前輪ガイドレール62a,62bと第1及び第2の往路側後輪ガイドレール63a,63bは、左右それぞれ一体に形成された第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bの一部として構成されている。
第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65b、第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64b、並びに第1及び第2の一体化ガイドレール6a、6bは、図1の左右方向に変位可能に第1及び第2の一体化プレート4a,4bにそれぞれ取り付けられている。第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6b、第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64b、並びに第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65bは、第1及び第2の一体化プレート4a,4bの踏段7の中央部側に突出した支持部の上面411a,411b,412a,412b,413a,413b上にそれぞれ載せられ、図示しない締結部材により締結される(図6参照)。このような構成をとることによって、これら各部は前記上面411a,411b,412a,412b,413a,413bにより相対的に位置決めされ、支持されることになる。
また、第1及び第2のスカートガード5a,5bの外側の面には、当該面から外側に突出するように第1及び第2のスカートガード爪部51a,51bが設けられている。第1及び第2のスカートガード爪部51a,51bは、第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bの上部にそれぞれ設けられた第1及び第2のスカートガード近接部(上端部)61a,61bに係合し、第1及び第2のスカートガード5a,5bが第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bに位置決めされた状態で設置される。なお、前記係合とは、ここでは、第1及び第2のスカートガード爪部51a,51bが上から被さるように載せられ、第1及び第2のスカートガード近接部(上端部)61a,61bに引っ掛かって支持された状態をいう。
なお、第1及び第2の下弦材2a,2bの間にはオイルパン8が設けられ、主にステップチェーン75から滴下した潤滑油を受けるようになっている。
本実施形態に係るエスカレータEは、図2ないし図5に示すようにして据え付けられる。図2は、図1の踏段7を組み込んでいない状態を示すエスカレータEの主枠内の横断面図、図3及び図4はエスカレータEの据付の作業手順を示すフローチャート、図5はエスカレータEの全体構成を示す側断面図、図6は一体化ガイドレールの一体化プレートへの取付部の構成を示す要部拡大図である。
まず、エスカレータEの大まかな据付の作業手順を図3のフローチャートに示す。エスカレータEを組み立てる場合、工場出荷された主枠は、図2に示す第1及び第2のスカートガード5a,5bを除く機器が組立てられる。組み立てられた機器は長手方向に複数に分割された状態で、据え付けられる建築構造物に搬入され、複数に分割された主枠がそれぞれ連結された後、その長手方向両端が建築構造物の梁に架け渡されるように設置される(ステップ1:図ではs1のように記す。)。
次に、主枠内部機器の芯出し(設置位置)確認と、芯が出ていない場合は再芯出しを行う(ステップ2)。その後、前記主枠内機器以外の組み立てと、芯出し(設置位置)確認とを行い(ステップ3)、さらに検査を行った(ステップ4)後、据付け作業を完了する。
図4は、図3のステップ2における主枠内部機器の芯出し(設置位置)確認の詳細な作業手順を示すフローチャートである。
主枠内部機器の芯出しでは、まず、主枠の短手(幅)方向中心の上方に芯出しの基準となる図示しないピアノ線(図2にこのピアノ線から鉛直方向に垂下させた位置基準10を示す。)を張り(ステップ21)、このピアノ線の位置基準10を基準として、第1及び第2の一体化レール6a,6bが正規の位置に芯出しされているかを確認する(ステップ22)。芯出し確認は、図2に示すように、ピアノ線を鉛直に垂下させた位置基準10から、第1の一体化ガイドレール6aの第1の往路側前輪ガイドレール62aの鉛直部内面までの第2の距離a2(振分寸法)が正規寸法の許容値以内かを確認するとともに、前記位置基準10から、第2の一体化ガイドレール6bの往路側前輪ガイドレール62bの鉛直部内面までの第1の距離a1(振分寸法)が正規寸法の許容値以内かを確認する(ステップ23)。
ここで、第1の距離a1及び第2の距離a2が許容値以内になければ、許容値以内となるように再芯出しを行う(ステップ24)。
すなわち、図6に示すように、第2の一体化プレート4bには第2のレール受部43bが設けられ、また、この第2のレール受部43bには第2の貫通穴44bが設けられ、さらに第2の一体化ガイドレール6bの第2の往路側前輪ガイドレール62bには第2の長穴621bが設けられている。そこで、第1の距離a1が正規寸法の許容値以内でなければ、第2の一体化プレート4bに対して第2の一体化ガイドレール6bを変位させて許容値以内の位置に位置決めする。その後、第2の貫通穴44bと第2の長穴621とを図示しない締結具で締結し、再芯出しを行う。第2の距離a2も正規寸法の許容値以内でなければ、第1の一体化プレート4aに設けられた第1のレール受部43a、第1の貫通穴44a、第1の長穴621a同様に再芯出しを行う。第1の一体化プレート4a及び第1の一体化ガイドレール6aに関する各部は、第2の一体化プレート4bに関する各部と対称なので、同等の各部にはかっこ付きで参照符号を付し、図示は省略する。
第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64bと位置基準10との第3及び第4の距離b1,b2についても同様に正規寸法の許容値以内かを確認し(ステップ25)、さらに第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65bと、位置基準10との第5及び第6の距離c1,c2についても同様に正規寸法の許容値以内かを確認する(ステップS26)。
ここで、第3及び第4の距離b1,b2、第5及び第6の距離c1,c2が許容値以内になければ、図6に示したものと同等の構成を用いて許容値以内へ再芯出しを行う(ステップ27)。
しかし、第1及び第2の復路側後輪ガイドレール64a,64b並びに第1及び第2の復路側前輪ガイドレール65a,65bは、乗客を載置しない状態で走行していることから、第1及び第2の距離a1,a2に比較して、距離の誤差の許容値を大きくとることができる。そのため、ステップ27の第3及び第4の距離b1,b2、第5及び第6の距離c1,c2については、芯出し精度をあまり高くする必要はない。
ここで、ステップ27における復路側ガイドレール64a,64b、65a,65bについても再芯出しが終われば、主枠内部機器の芯出し作業を終了する。
ところで、図5に示すように、第1の一体化プレート4aは、主枠の長手方向に沿って複数設けられているため、ステップS22からステップ27までの手順は、この第1の一体化プレート4aの数だけ行う必要がある。第2の一体化プレート4bについても同様に、第2の一体化プレート4bの数だけ行う必要がある。
その後、芯出しされた第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bの第1及び第2のスカートガード近接部61a,61bの上端に第1及び第2のスカートガード爪部51a,51bを上から被せ、引っ掛けるようにして設置する。すなわち、第1及び第2のスカートガード近接部61a,61bの上端に第1及び第2のスカートガード爪部51a,51bを係合させ、第1及び第2のスカートガード5a,5bの下端部を第1及び第2の一体化ガイドレール6a,6bの上端部に支持させるよう組上げる。このようにして、主枠内機器の組み立てが完了する。
図2を参照して説明した通り、前記第1及び第2の一体化プレート4a,4bは、第1及び第2の一体化プレート4a,4bに設けられた第1及び第2の長穴41a,41bの横幅の範囲で、第1及び第2の縦材3a,3bに対しそれぞれ変位可能に設けてはいるが、第1及び第2の一体化プレート4a,4bが第1及び第2の縦材3a,3bに対して変位することは、レアケースであり、再芯出しが行われることは少ない。
以上のように、本実施形態によれば、下記のような効果を奏する。
(1)無端状に連結されて循環走行する踏段7、前記踏段7の循環走行を案内する複数のガイドレール62a,62b,63a,63b,64a,64b,65a,65b、及び前記踏段7の側方に配設されるスカートガード5a,5bを有するエレベータ(乗客コンベア装置)Eにおいて、前記複数のガイドレール62a,62b,63a,63b,64a,64b,65a,65bのうち往路側の走行を案内する往路側ガイドレール62a,62b,63a,63b、及び前記スカートガード5a,5bのスカートガード近接部(取付部)61a,61bを一体化した一体化ガイドレール6a,6bと、前記踏段7の復路側の走行を案内する復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bと、前記一体化ガイドレール6a,6bと前記復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bとを支持する一体化プレート4a,4bと、を備えたので、最も重要な芯出し位置である往路側前輪ガイドレール62a,62bと、スカートガード5a,5bとの相対位置を高精度に位置決めすることができる。これにより、乗客の安全性を確保するとともに、乗客コンベアの破損を未然に防止することが可能となる。
(2)前記一体化プレート4a,4bが、建築構造物に設置される主枠の長手方向を形成するように延設される上弦材1a,1b及び下弦材2a,2bの間に設けられる縦材3a,3bに取り付けられているので、主枠に対するエスカレータEの踏段の位置を精度よく規定することができる。
(3)前記一体化プレート4a,4bは、前記縦材3a,3bに対して前記踏段7の走行方向と直交する方向に変位可能に取り付けられているので、前記一体化プレート4a,4bの前記踏段7に直交する方向の位置調整を精度よく行うことができる。
(4)前記一体化ガイドレール6a,6bは、前記一体化プレート4a,4bに対して前記踏段の走行方向と直交する方向に変位可能に取り付けられているので、前記一体化ガイドレール6a,6b、言い換えれば、前記往路側ガイドレール62a,62b,63a,63bの前記踏段7に直交する方向の位置調整を精度よく行うことができる。
(5)前記復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bと前記一体化ガイドレール6a,6bは、前記踏段7の中央部方向に突出するように前記一体化プレート4a,4bに形成された支持部の上面411a,411b,412a,412b,413a,413bで支持されているので、前記復路側ガイドレール64a,64b,65a,65bと前記往路側ガイドレール62a,62b,63a,63bの相対的な位置決めを簡単な構成で実現することができる。
(6)前記スカートガード5a,5bの外面に前記一体化ガイドレール6a,6bの上端部のスカートガード近接部(取付部)61a,61bに係合するスカートガード爪部61a,61bを備えているので、前記スカートガード5a,5bの内面側を前記踏段7側に向けて前記スカートガード爪部61a,61bを前記スカートガード近接部(取付部)61a,61bに上方から装着し、前記スカートガード5a,5bを前記踏段7の側方に配置することができる。これにより、一体化ガイドレール6a,6b(往路側前輪ガイドレール62a,62b)とスカートガード5a,5bの前記スカートガード近接部(取付部)61a,61bとの相対的な位置決めを、特に位置調整を行うことなく、精度良く行うことができる。
なお、前記実施形態における効果の説明では、本実施形態の各部について、特許請求の範囲における各構成要素をかっこ書きで示し、若しくは参照符号を付し、両者の対応関係を明確にした。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施例は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1a,1b 上弦材
2a,2b 下弦材
3a,3b 縦材
4a,4b 一体化プレート
411a,411b,412a,412b,413a,413b 支持部の上面
5a,5b スカートガード
51a,51b スカートガード爪部
6a,6b 一体化ガイドレール
61a,61b スカートガード近接部(取付部)
62a,62b 往路側(前輪)ガイドレール
63a,63b 往路側(後輪)ガイドレール
64a,64b 復路側(後輪)ガイドレール
65a,65b 復路側(前輪)ガイドレール
7 踏段
E エレベータ(乗客コンベア装置)

Claims (6)

  1. 無端状に連結されて循環走行する踏段、前記踏段の循環走行を案内する複数のガイドレール、及び前記踏段の側方に配置されるスカートガードを有する乗客コンベア装置において、
    前記複数のガイドレールのうち往路側の走行を案内する往路側ガイドレール、及び前記スカートガードの取付部を一体化した一体化ガイドレールと、
    前記踏段の復路側の走行を案内する復路側ガイドレールと、
    前記一体化ガイドレールと前記復路側ガイドレールとを支持する一体化プレートと、
    を備えたことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベア装置において、
    前記一体化プレートが、建築構造物に設置される主枠の長手方向を形成するように延設される上弦材および下弦材の間に設けられる縦材に取り付けられていることを特徴とする乗客コンベア装置。
  3. 請求項2に記載の乗客コンベア装置において、
    前記一体化プレートは、前記縦材に対して前記踏段の走行方向と直交する方向に変位可能に取り付けられていることを特徴とする乗客コンベア装置。
  4. 請求項3に記載の乗客コンベア装置において、
    前記一体化ガイドレールは、前記一体化プレートに対して前記踏段の走行方向と直交する方向に変位可能に取り付けられていることを特徴とする乗客コンベア装置。
  5. 請求項4に記載の乗客コンベアにおいて、
    前記復路側ガイドレールと前記一体化ガイドレールは、前記踏段の中央部方向に突出するように前記一体化プレートに形成された支持部の上面で支持されていることを特徴とする乗客コンベア装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の乗客コンベア装置において、
    前記スカートガードの外面に前記一体化ガイドレールの上端部に係合する爪部を備えていることを特徴とする乗客コンベア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6270977B1 (ja) * 2016-12-19 2018-01-31 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア
JP2019006522A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアとその製造方法

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