JP2015123818A - 車両用バイザ - Google Patents

車両用バイザ Download PDF

Info

Publication number
JP2015123818A
JP2015123818A JP2013268314A JP2013268314A JP2015123818A JP 2015123818 A JP2015123818 A JP 2015123818A JP 2013268314 A JP2013268314 A JP 2013268314A JP 2013268314 A JP2013268314 A JP 2013268314A JP 2015123818 A JP2015123818 A JP 2015123818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
molding
visor
visor body
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013268314A
Other languages
English (en)
Inventor
研二 牧野
Kenji Makino
研二 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansho Co Ltd
Original Assignee
Sansho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansho Co Ltd filed Critical Sansho Co Ltd
Priority to JP2013268314A priority Critical patent/JP2015123818A/ja
Publication of JP2015123818A publication Critical patent/JP2015123818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】バイザ本体に対するモールの組付作業を容易にする車両用バイザを提供する。【解決手段】バイザ本体14の取付板部16の表面側にモール15を被せる。バイザ本体14は、取付板部16の複数箇所に係止孔31を設ける。モール15は、バイザ本体14の取付板部16の表面側にモール本体26を接着するとともに、モール本体26の複数箇所より突出させた複数の係止爪部35を、バイザ本体14の対応する係止孔31に挿入してこの係止孔31により係止させる。【選択図】図1

Description

本発明は、サイドバイザ、リヤバイザなどの車両用バイザに関する。
自動車のドアフレームに取り付ける車両用バイザのバイザ本体は、ドアフレームに接着される帯状の接着部と、この接着部の下端に沿って設けられた庇部とを有し、このバイザ本体の接着部の表面に、金属製のモールを両面テープなどにより取り付けて、接着部が外部から見えないようにしている。
このモールの取付構造としては、モールの下端部に設けられた係止爪を、バイザ本体の接着部下側に穿設された貫通孔へ挿通させた状態で接着部の裏面側へ折り曲げることにより、モールをバイザ本体に係止可能としており、この係止爪と、接着部に貼付された両面テープとによってバイザ本体にモールを固定している(例えば、特許文献1参照)。
特許第5108431号公報
特許文献1では、係止爪を係止孔へ挿通させた状態で、その係止爪をバイザ本体の接着部の裏面側へ折り曲げるため、モールの組付作業における作業工程が多くなりコストの高い製品になってしまう問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、バイザ本体に対するモールの組付作業を容易にする車両用バイザを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、車両側フレーム部材に取り付けられる板状であって横方向に長手状の取付板部とこの取付板部の下端縁に沿って形成された庇部とを備えたバイザ本体と、バイザ本体の取付板部の表面側に被せた横方向に長手状のモールとを具備し、バイザ本体は、取付板部の複数箇所に設けられた係止孔を備え、モールは、バイザ本体の取付板部の表面側に接着された板状であって横方向に長手状のモール本体と、モール本体の複数箇所より突出されバイザ本体の対応する係止孔への挿入によりこの係止孔により係止された複数の係止爪部とを備えた車両用バイザである。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の車両用バイザにおけるバイザ本体の係止孔が、取付板部の裏面側の一部を拡大して形成した係止溝を有し、モールは、モール本体から突出されてバイザ本体の係止孔に挿入される突起片部を有し、モールの係止爪部は、突起片部の先端側を支点に突起片部の一部を係止溝側へ切り起こすことで形成され、突起片部がバイザ本体の係止孔に挿入された状態で係止爪部の先端がこの先端と対向する箇所に設けられた係止溝の係止面により係止された車両用バイザである。
請求項1記載の発明によれば、モールの係止爪部をバイザ本体の係止孔に挿入すると係止孔により係止爪部の抜出が係止されるため、係止爪部をバイザ本体の係止孔に挿入するのみの簡単な組付作業により、モールの脱落を防止する保持力を確保できるとともに、従来のような挿入後の曲げ作業が不要でありモールの組付作業における作業工程が少ないため安価に製造することができる。また、挿入後の曲げ作業が不要であるため、モールが金属製に限られず、樹脂製などにモール材質を拡大できる。
請求項2記載の発明によれば、モール本体から突出されてバイザ本体の係止孔に挿入される突起片部の先端側を支点に突起片部の一部を係止溝側へ切り起こすことでモールの係止爪部を形成し、突起片部をバイザ本体の係止孔に挿入した状態で係止爪部の先端を係止溝の係止面により係止させたので、係止爪部の確実な抜止を図ることができる。
本発明に係る車両用バイザの一実施の形態を示すモール係止部分の断面図である。 同上バイザのモール係止部分以外の断面図である。 同上バイザのモール係止部分の拡大断面図である。 同上バイザの取付例を示す車両の斜視図である。 同上バイザの斜視図である。
以下、本発明を、図1乃至図5に示された一実施の形態に基いて詳細に説明する。
図4に示される自動車において、車両11のドア窓枠などの車両側フレーム部材12に沿って車両用バイザ13が取り付けられている。
図5に示されるように、この車両用バイザ13は、合成樹脂により成形されたバイザ本体14の上部の表面側に帯状に被せたモール15が取り付けられている。このモール15は、車両デザインと調和する質感などを有する金属板または金属蒸着樹脂板などを用いて作製する。
図1および図2に示されるように、バイザ本体14は、板状であって横方向に長手状の取付板部16の下端縁に沿って、段差部17およびこの段差部17を介して庇部18が一体に形成され、取付板部16の上端部には裏側に凸状に膨出した頭頂部19が形成され、この頭頂部19の下側に相対的に凹状に形成された取付板部16の裏面が、取付手段としての両面テープ21によって車両側フレーム部材12に取り付けられている。
図2に示されるように、バイザ本体14の取付板部16の表面側に、取付板部16の上端縁に沿って上側凹溝22が形成され、取付板部16の下端縁に沿って下側凹溝23が形成されている。
モール15は、図1および図2に示されるようにバイザ本体14の取付板部16の表面側に、接着手段としての両面テープ25により、板状であって横方向に長手状のモール本体26が接着され、このモール本体26の上端縁部をバイザ本体14側に折り曲げて上端折曲縁部27が形成され、また、モール本体26の下端縁部をバイザ本体14側に折り曲げて下端折曲縁部28が形成されている。
モール本体26の上端折曲縁部27は、取付板部16の上側凹溝22に嵌合され、モール本体26の下端折曲縁部28は、取付板部16の下側凹溝23に嵌合されている。
図5に示されるように、取付板部16の下側凹溝23には、複数箇所に係止孔31が設けられている。
図1および図3に示されるように、これらの係止孔31は、取付板部16の裏面側の一部を掘り下げるように拡大して形成した係止溝32をそれぞれ有する。これらの係止溝32の裏面側は取付板部16の裏面に開放され、反対側には図3に示されるように係止面33が形成されている。
さらに、モール15の下部には、下端折曲縁部28の複数箇所から突出された突起片部34が設けられ、これらの突起片部34がバイザ本体14の各係止孔31に挿入され、これらの突起片部34の先端側を支点に突起片部34の一部を係止溝32側へ切り起こすことで係止爪部35がそれぞれ形成されている。
図3に示されるように、係止爪部35を切り起こすモール本体26の下端折曲縁部28には、係止爪部35の切起加工を容易にするための穴36が設けられている。
そして、各突起片部34がバイザ本体14の各係止孔31に挿入された状態で各係止爪部35の先端が、この先端と対向する箇所に設けられた係止溝32の係止面33により係止されている。
モール15が金属板の場合は、プレス加工により、係止爪部35を突起片部34から切り起こして形成するが、モール15が樹脂製の場合は、モール本体26と突起片部34と係止爪部35との一体成形により、係止爪部35を突起片部34から切り起こし状に形成してもよい。
次に、図示された実施の形態の作用効果を説明する。
バイザ本体14の取付板部16とモール本体26との間に両面テープ25を挟んで、取付板部16の上側凹溝22にモール15の上端折曲縁部27を嵌着するとともに、取付板部16の下側凹溝23にモール15の下端折曲縁部28を嵌着しつつ、モール本体26をバイザ本体14の取付板部16に押し付けると、バイザ本体14の取付板部16とモール本体26とを両面テープ25が接着するとともに、下端折曲縁部28より突出されたモール15の各突起片部34および各係止爪部35がバイザ本体14の各係止孔31に挿入され、同時に、それらの各係止爪部35の先端が各係止孔31の係止溝32の係止面33によって係止され、モール15は、両面テープ25と複数の係止爪部35とによりバイザ本体14に確実に固定され、外れなくなる。
このように、モール15の係止爪部35をバイザ本体14の係止孔31に挿入すると係止孔31により係止爪部35の抜出が係止されるため、係止爪部35をバイザ本体14の係止孔31に挿入するのみの簡単な組付作業により、モール15の脱落を防止する保持力を確保できるとともに、従来のような挿入後の曲げ作業が不要であり、モールの組付作業における作業工程が少ないため安価に製造することができる。また、挿入後の曲げ作業が不要であるため、モール15が金属製に限られず、樹脂製などにモール材質を拡大できる。
モール本体26から突出されてバイザ本体14の係止孔31に挿入される突起片部34の先端側を支点に突起片部34の一部を係止溝32側へ切り起こすことでモール15の係止爪部35を形成し、突起片部34をバイザ本体14の係止孔31に挿入した状態で係止爪部35の先端を係止溝32の係止面33により係止させたので、取付板部16の裏面への突起片部34の突出を抑えつつ、係止爪部35の確実な抜止を図ることができる。
なお、図示された実施の形態では、モール本体26の下部のみに突起片部34および係止爪部35を設けたが、モール本体26の上部のみに突起片部34および係止爪部35を設けるようにしてもよく、あるいは、モール本体26の下部および上部の両方に突起片部34および係止爪部35をそれぞれ設けるようにしてもよい。その場合は、これらの突起片部34および係止爪部35と対応するバイザ本体位置に係止孔31をそれぞれ設ける。
本発明は、車両用バイザの製造、販売などをする事業者にとって産業上の利用可能性がある。
12 車両側フレーム部材
13 車両用バイザ
14 バイザ本体
15 モール
16 取付板部
18 庇部
26 モール本体
31 係止孔
32 係止溝
33 係止面
34 突起片部
35 係止爪部

Claims (2)

  1. 車両側フレーム部材に取り付けられる板状であって横方向に長手状の取付板部とこの取付板部の下端縁に沿って形成された庇部とを備えたバイザ本体と、
    バイザ本体の取付板部の表面側に被せた横方向に長手状のモールとを具備し、
    バイザ本体は、取付板部の複数箇所に設けられた係止孔を備え、
    モールは、
    バイザ本体の取付板部の表面側に接着された板状であって横方向に長手状のモール本体と、
    モール本体の複数箇所より突出されバイザ本体の対応する係止孔への挿入によりこの係止孔により係止された複数の係止爪部とを備えた
    ことを特徴とする車両用バイザ。
  2. バイザ本体の係止孔は、取付板部の裏面側の一部を拡大して形成した係止溝を有し、
    モールは、モール本体から突出されてバイザ本体の係止孔に挿入される突起片部を有し、
    モールの係止爪部は、突起片部の先端側を支点に突起片部の一部を係止溝側へ切り起こすことで形成され、
    突起片部がバイザ本体の係止孔に挿入された状態で係止爪部の先端がこの先端と対向する箇所に設けられた係止溝の係止面により係止された
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用バイザ。
JP2013268314A 2013-12-26 2013-12-26 車両用バイザ Pending JP2015123818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013268314A JP2015123818A (ja) 2013-12-26 2013-12-26 車両用バイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013268314A JP2015123818A (ja) 2013-12-26 2013-12-26 車両用バイザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015123818A true JP2015123818A (ja) 2015-07-06

Family

ID=53534857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013268314A Pending JP2015123818A (ja) 2013-12-26 2013-12-26 車両用バイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015123818A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0167321U (ja) * 1987-10-27 1989-04-28
JP2005324720A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Kanto Auto Works Ltd サイドバイザの取付け構造
JP2009073409A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Tamura Plastic Mfg Co Ltd 自動車用バイザー

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0167321U (ja) * 1987-10-27 1989-04-28
JP2005324720A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Kanto Auto Works Ltd サイドバイザの取付け構造
JP2009073409A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Tamura Plastic Mfg Co Ltd 自動車用バイザー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008035611A (ja) プロテクタ
US10293670B2 (en) Vehicle molding
JP2015157527A (ja) ウィンドシールドロアモール
JP6401767B2 (ja) 車体構造
JP5898941B2 (ja) 自動車外装品用装飾モールの取り付け構造
JP2009073409A (ja) 自動車用バイザー
JP7085875B2 (ja) サイドバイザー及びサイドバイザーの取付構造
JP2015123818A (ja) 車両用バイザ
JP2015089749A (ja) 自動車用内張りパネル
JP6027526B2 (ja) 車両用バイザ
JP6670027B2 (ja) ハーネスの保持構造
JP2018047858A (ja) カウルトップカバー
JP6027527B2 (ja) 車両用バイザ
JP5489273B2 (ja) 車両用内装部品
JP2008190606A (ja) アンカー
JP2015009744A (ja) 自動車用バイザー及びその取付構造
JP6310687B2 (ja) 自動車用外装品及び自動車用外装品の取付構造
JP5352163B2 (ja) 自動車用バイザー、およびその取付構造
JP6358174B2 (ja) 複合型クリップ
JP5041818B2 (ja) 自動車用バイザー取付ブラケット
JP6378558B2 (ja) 自動車用バイザー及び自動車用バイザーの取付構造
JP6871711B2 (ja) 車両用加飾部材
JP5973925B2 (ja) 外装材取付金具
WO2019087230A1 (ja) 自動車用モール
JP2014145208A (ja) 外装材取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170111