JP2015123795A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグが配置されるハウジングとエアバッグを蓋うカバーとを容易に組み付けできるエアバッグ装置の提供。
【解決手段】エアバッグと、前記エアバッグにガスを供給し前記エアバッグを膨張させるガス供給器と、前記エアバッグが配置されるハウジングと、前記エアバッグを蓋うカバーとを備え、前記ハウジングは、前記カバー側に突出する側壁と、前記側壁から突出するフックとを有し、前記カバーは、前記ハウジングが取り付けられる取り付け壁を有し、前記取り付け壁は、前記フックが挿入される係止孔と、前記取り付け壁により形成された空間に前記ハウジングが挿入される挿入方向に延在し前記空間側に突出する縦リブと、前記挿入方向に交差する方向に延在し前記空間側に突出する横リブとを有し、前記縦リブ及び前記横リブは、前記係止孔よりも前記取り付け壁の先端部側に位置し、前記縦リブは、前記横リブよりも前記空間側に突出する、エアバッグ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグ装置に関する。
エアバッグを収容するハウジングと、エアバッグを蓋うカバーとを有し、ハウジングの側面から突出するフックが、カバーの側壁に形成された係止孔に係止する、エアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−18387号公報
しかしながら、ハウジングとカバーとを組み付ける際、カバーの側壁をハウジングのフックで外方に撓ませながら、カバーの側壁により形成された空間にハウジングを挿入しなければならない。そのため、ハウジングとカバーとの組み付けがし難いことがある。
そこで、エアバッグが配置されるハウジングと、エアバッグを蓋うカバーとを容易に組み付けできる、エアバッグ装置の提供を目的とする。
一つの案では、
エアバッグと、
前記エアバッグにガスを供給して前記エアバッグを膨張させるガス供給器と、
前記エアバッグが配置されるハウジングと、
前記エアバッグを蓋うカバーとを備え、
前記ハウジングは、前記カバー側に突出する側壁と、前記側壁から突出するフックとを有し、
前記カバーは、前記ハウジングが取り付けられる取り付け壁を有し、
前記取り付け壁は、前記フックが挿入される係止孔と、前記取り付け壁により形成された空間に前記ハウジングが挿入される挿入方向に延在し前記空間側に突出する縦リブと、前記挿入方向に交差する方向に延在し前記空間側に突出する横リブとを有し、
前記縦リブ及び前記横リブは、前記係止孔よりも前記取り付け壁の先端部側に位置し、
前記縦リブは、前記横リブよりも前記空間側に突出する、エアバッグ装置が提供される。
一態様によれば、エアバッグが配置されるハウジングと、エアバッグを蓋うカバーとの組み付け性が向上する。
エアバッグ装置の一構成例を示す断面図 ハウジングとカバーとの組み付け方法の一例の流れを示す図 ハウジングとカバーとの組み付け方法の一例の流れを示す図 ハウジングとカバーとの組み付け方法の一例の流れを示す図 図3の範囲Aで示した付近を拡大した斜視図 図3の範囲Aで示した付近をハウジングが挿入される方向から見た拡大図 図6の範囲Bで示した付近を拡大した図 取り付け壁により形成された空間から取り付け壁の内側壁面を対向して見た図
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるエアバッグ装置100の構成を概略的に示した断面図である。エアバッグ装置100は、例えば、車両の助手席の前面に配置されているインストルメントパネル1に対して車体フレーム7側に内装されている。矢印84が指す方向は、車両後方側(乗員側)を示し、矢印82が指す方向は、車両前方側(ウィンドシールド側)を示し、矢印83が指す方向は、車両上方側を示し、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け方向を示す。
エアバッグ装置100は、モジュールカバー20及びエアバッグモジュール110を備えている。
モジュールカバー20は、エアバッグを蓋うカバーの一例であり、折り畳まれて収納されたエアバッグ8を蓋うカバーパネルである。モジュールカバー20は、インストルメントパネル1と同様に、車室空間を形成する内壁の一部である助手席前面を構成する車室パネルである。インストルメントパネル1には、膨出したエアバッグ8が通過可能な大きさで形成された開口部1aが設けられている。開口部1aは、例えば矩形状に形成されている。モジュールカバー20は、開口部1aを塞ぐようにインストルメントパネル1に複数の固定部材4aで取り付けられている。固定部材4aの具体例として、クリップが挙げられるが、固定部材4aは、クリップ以外の部材でもよい。
モジュールカバー20は、エアバッグモジュール110を覆うようにエアバッグモジュール110を支持する支持部材として機能してもよい。また、モジュールカバー20は、熱可塑性樹脂等の樹脂材から成形されていて、アウターパネル4と取り付け壁50とが一体的に成形された成形品である。モジュールカバー20は、アウターパネル4と取り付け壁50とが別体で成形され、アウターパネル4と取り付け壁50とが溶着や嵌め込み等により互いに接合された部材でもよい。
モジュールカバー20は、折り畳まれたエアバッグ8を蓋うようにエアバッグ8の上方に配置されるアウターパネル4を有している。アウターパネル4は、例えば、インストルメントパネル1に固定部材4aで固定される。アウターパネル4のエアバッグ8側の内面4eには、アウターパネル4が膨張途中のエアバッグ8の圧力によって開きやすくなるように、複数の切り欠き部4bが形成されていると好適である。アウターパネル4は、切り欠き部4bによって、一対の固定部4cと一対の扉部4dに区分けできる。一対の扉部4dは、切り欠き部4bが破断すると、ヒンジ4fを中心に回転する。切り欠き部4bは、例えば、一連の線状溝により形成される。
モジュールカバー20は、リテーナ30をエアバッグ8とともに収容する空間41を形成する取り付け壁50を有している。取り付け壁50は、エアバッグ8が配置されるリテーナ30が取り付けられる立壁であり、アウターパネル4の裏面である内面4eからエアバッグ8側に突出するように枠状に形成された周壁である。取り付け壁50は、折り畳まれたエアバッグ8及びリテーナ30の側方の一部又は全部を囲むように形成された側壁であり、折り畳まれたエアバッグ8及びリテーナ30が配置される空間41を形成するようにアウターパネル4の内面4eから突出する。
空間41の上側は、アウターパネル4によって塞がれ、空間41の下側は、取り付け壁50の先端部54により形成された開口42で開放している。開口42は、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付けの際に、折り畳まれたエアバッグ8とともにリテーナ30が挿入される挿入口である。
互いに対向する一対の取り付け壁50a,50bには、それぞれ、複数の係止孔51が一列に直線状に並んで形成されている(例えば、図2等を参照)。取り付け壁50aには、複数の係止孔51aが設けられ、取り付け壁50bには、複数の係止孔51bが設けられている。リテーナ30の側壁32に設けられた複数のフック33が、それぞれに対応する係止孔51に引っ掛けられることによって、エアバッグモジュール110は、図1に示されるように、取り付け壁50に取り付けられる。
係止孔51aは、取り付け壁50aの内側壁面58と外側壁面57とを貫通するように設けられた取り付け孔であり、係止孔51bは、取り付け壁50bの内側壁面58と外側壁面57とを貫通するように設けられた取り付け孔である。
エアバッグモジュール110は、エアバッグ8と、インフレータ2と、リテーナ30とを備えている。
エアバッグ8は、モジュールカバー20のアウターパネル4を開いて助手席に座る乗員に向けて膨張展開するように形成された布である。エアバッグ8は、折り畳まれた状態でリテーナ30に固定される。図1は、折り畳まれたエアバッグ8の輪郭の一例を一点鎖線で簡略して示している。
インフレータ2は、折り畳まれたエアバッグ8にガスを供給してエアバッグ8を膨張展開させるガス供給器の一例である。インフレータ2は、リテーナ30の底壁31に固定され、折り畳まれたエアバッグ8にガスを噴出することによって、エアバッグ8を膨張展開させるガス発生器である。インフレータ2は、底壁31の内側壁面(モジュールカバー20側の壁面)に固定されてもよいし、底壁31の外側壁面(モジュールカバー20とは反対側の壁面)に固定されてもよい。図1は、インフレータ2の輪郭の一例を一点鎖線で簡略して示している。
リテーナ30は、折り畳まれたエアバッグ8が配置されるハウジングの一例であり、エアバッグ8の折り畳み体をインフレータ2とともに底壁31で保持する部材である。リテーナ30は、上面が開放された箱型形状を有している。
リテーナ30は、モジュールカバー20のアウターパネル4側に向けて底壁31から突出する側壁32を有している。側壁32は、インフレータ2及び折り畳まれたエアバッグ8を収容する空間を形成する立壁である。側壁32は、折り畳まれたエアバッグ8の側方の一部又は全部を囲むように形成されている。
リテーナ30は、側壁32の外側壁面から側壁32の側方に突出するフック33を有している。直線状に一列に並んだ複数のフック33が、互いに対向する一対の側壁32にそれぞれ設けられている。
フック33は、例えば、側壁32の外側壁面の上端部から側壁32の側方に延伸する延伸部34と、フック33の突出方向(すなわち、延伸部34の延伸方向)に対して延伸部34の斜め下方に折れ曲がる折曲部35とを有している。折曲部35は、延伸部34の延伸方向の端部で、延伸部34の斜め下方に向かうように折れ曲がっている。
リテーナ30は、リテーナ30を車体フレーム7に取り付け板62で固定する固定部材である取り付け脚60を有している。取り付け脚60は、例えば、リテーナ30の底壁31及び側壁32に溶接等で固定された部材である。取り付け脚60は、車体フレーム7に固定される取り付け板62と、乗員側となる側壁32の外側壁面に接触して固定される取り付け板61とを有している。
取り付け板61は、リテーナ30の側壁32が底壁31から突出する方向とは反対側に底壁31から突出する部材である。取り付け板61と、取り付け板61の上部61aが固定される側壁32とは、取り付け板61の下部61bと側壁32とが互いに略平行になるように、配置されている。下部61bは、取り付け板61のうち、上部61aよりも下側の部分であって且つ底壁31から突出する部分である。
図示の場合、取り付け板61の上部61aは、乗員側の側壁32の外側壁面と溶接等で接合されている。しかし、取り付け板61の上部61aは、底壁31の外側壁面と溶接等で接合されてもよい。図示の場合、取り付け板61の上部61aは、フック33が係止孔51に挿入されることによりリテーナ30と取り付け壁50とが組み付いた状態で、乗員側の側壁32の外側壁面と取り付け壁50の内側壁面58との間に位置する。
図2乃至4は、エアバッグモジュール110のリテーナ30を、モジュールカバー20に組み付ける過程を示している。矢印83が指す方向は、取り付け壁50により形成される空間41にリテーナ30が挿入される挿入方向(リテーナ30の挿入方向)を示している。
図2は、リテーナ30がモジュールカバー20に組み付けられる前の状態を示している。作業者又は組み付け装置は、例えば、乗員側となる取り付け壁50aが自身の手前側になるようにモジュールカバー20を作業台に固定する。そして、作業者又は組み付け装置は、モジュールカバー20が作業台に固定された状態で、車両前方側となる取り付け壁50bに設けられた係止孔51bに、取り付け壁50b側のフック33を空間41側から挿入する。
次に、作業者又は組み付け装置は、例えば、係止孔51bと、係止孔51bに挿入されたフック33の延伸部34との接点を中心に、リテーナ30を自身手前側に回転させる。係止孔51bと延伸部34との接点を中心にリテーナ30が回転し続けると、取り付け壁50aの先端部54と、取り付け壁50a側のフック33の延伸部34の上面38(図1参照)が接触する。
そして、リテーナ30を回転させる力をさらに加え続けると、取り付け壁50aの内側壁面58が取り付け壁50a側のフック33の折曲部35に押されるため、取り付け壁50aが外方(すなわち、取り付け壁50aに対して空間41とは反対側)に撓む。取り付け壁50aが折曲部35により外方に撓むことによって、取り付け壁50a側のフック33が空間41に挿入され始める(図3参照)。
図3は、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け途中を示す図である。取り付け壁50a側のフック33が、取り付け壁50aを内側壁面58側から外方に折曲部35で押して撓ませながら空間41に進入する。
そして、取り付け壁50a側のフック33が、空間41に進入し、取り付け壁50aに形成された係止孔51に挿入されて係止されることで、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付けが完了する(図4参照)。
図5は、図3の範囲Aで示した付近を拡大した斜視図である。図1及び図5に示されるように、乗員側と車両前方側の両方の取り付け壁50は、複数の縦リブ70と複数の横リブ80とが突出する内側壁面58を有している。複数の縦リブ70は、リテーナ30の挿入方向(矢印83が指す方向)に延在し空間41側に内側壁面58から等間隔に突出する縦突出部である。複数の横リブ80は、リテーナ30の挿入方向に交差する方向(例えば、リテーナ30の挿入方向に直交する方向)に延在し空間41側に内側壁面58から等間隔に突出する横突出部である。縦リブ70及び横リブ80は、係止孔51よりも先端部54側に位置し、縦リブ70は、横リブ80よりも空間41側に突出している。
縦リブ70及び横リブ80によって取り付け壁50を補強できる。また、縦リブ70及び横リブ80を設けても、縦リブ70が横リブ80よりも空間41側に突出しているため、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け時に、フック33の折曲部35が横リブ80に引っ掛かりにくくなる。したがって、フック33は、縦リブ70を折曲部35の突端36で外方に押して撓ませながら空間41に滑らかに進入できるため、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け性が向上する。
また、縦リブ70及び横リブ80を取り付け壁50aと取り付け壁50bの両方に設けることによって、係止孔51に最初に挿入するフック33が乗員側と車両前方側のどちらであっても、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け性が向上する。
つまり、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け方法は、取り付け壁50b側の係止孔51にフック33を挿入後、取り付け壁50a側の係止孔51にフック33を挿入する手順であってもよいし、その逆の手順であってもよい。すなわち、取り付け壁50a側の係止孔51にフック33を挿入後、取り付け壁50b側の係止孔51にフック33を挿入する手順であってもよい。いずれの挿入手順であっても、モジュールカバー20とリテーナ30との組み付け性が向上する。
図6は、図3の範囲Aで示した付近を、リテーナ30の挿入方向から見た拡大図である。図7は、図6の範囲Bで示した付近を拡大した図である。
縦リブ70は、縦リブ70及び横リブ80の突出方向に、横リブ80よりも突出するように形成されている。例えば、縦リブ70及び横リブ80の突出方向成分において、高さH1が高さH2よりも長くなるように、縦リブ70及び横リブ80が内側壁面58に形成されて設けられる。高さH1,H2は、縦リブ70及び横リブ80の突出方向成分における長さを表し、高さH1は、内側壁面58から縦リブ70の突出面71までの長さであり、高さH2は、内側壁面58から横リブ80の突出面81までの長さである。
リテーナ30が空間41に挿入される途中において、突出面71は、折曲部35の突端36に接触するが、突出面81は、折曲部35の突端36に接触しない。突出面71が曲面であることにより、縦リブ70の突出面71と折曲部35の突端36との接触面積を最少化できるため、リテーナ30を空間41に滑らかに挿入できる。なお、突出面71は、平面でもよく、鋭角的に形成されてもよい。
縦リブ70は、リテーナ30の挿入方向に対向する傾斜部の一例であるランプ(ramp)72を有している。縦リブ70がランプ72を有することにより、フック33の折曲部35をランプ72に沿って突出面71に滑らかに案内できる。ランプ72は、傾斜面が好ましいが、傾斜辺でもよい。
取り付け壁50の先端部54は、縁部55と、縁部55が面取り加工された面取り部56とを有している。ランプ72は、面取り部56に揃うように形成されていることが好ましい。つまり、ランプ72と面取り部56は、所定の同一の仮想平面に平行になるように設けられていることが好ましい。これにより、フック33の折曲部35を面取り部56及びランプ72に沿って突出面71に一層滑らかに案内できる。
図8は、取り付け壁50の内側壁面58を空間41から対向して見た図である。縦リブ70と横リブ80は、係止孔51よりも取り付け壁50の先端部54側に格子状に設けられている。
縦リブ70は、短リブ74と、短リブ74よりも長い長リブ73とを有している。短リブ74は、先端部54の面取り部56から取り付け孔51の下縁52の手前まで延在する部位である。長リブ73は、先端部54の面取り部56から孔無し部59まで延在する部位である。孔無し部59は、隣り合う係止孔51の間の部位であり、長リブ73は、孔無し部59に延在する部位を有している。長リブ73は、先端部54の面取り部56から、取り付け孔51の上縁53の位置まで延伸している。
長リブ73は、エアバッグ8の膨張過程でフック33の延伸部34が係止孔51の下縁52に引っ掛かることで取り付け壁50が係止孔51から仮に裂け始めても、その裂け目が係止孔51から延び続けることをせき止めることができる。長リブ73の数は、複数でも一つでもよい。
また、係止孔51は、四角形型の長穴である場合、先端部54側に位置する一対の隅角91と、先端部54とは反対側に位置する一対の隅角92とを有している。隅角91は、隅角92よりも大きな曲率を有する。これにより、エアバッグ8の膨張過程でフック33の延伸部34が係止孔51の下縁52に引っ掛かることで下縁52にせん断力が働いても、下縁52に繋がる隅角91から延びる裂け目の発生を抑えることができる。
以上、エアバッグ装置を実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、位置固定されたモジュールカバー20にリテーナ30を組み付けてもよいし、位置固定されたリテーナ30にモジュールカバー20を組み付けてもよい。
また、縦リブ及び横リブは、乗員側と車両前方側の両方の取り付け壁50に設けられてもよいし、片側だけでもよい。また、縦リブ及び横リブは、係止孔51よりも上方のアウターパネル4側に設けられてもよい。また、縦リブ及び横リブは、係止孔51が形成されていない取り付け壁(例えば、取り付け壁50aと取り付け壁50bとに挟まれた取り付け壁50c(図2等参照))に設けられてもよい。
また、縦リブ又は横リブの数は、複数に限らず、一つでもよい。
1 インストルメントパネル
2 インフレータ
4 アウターパネル
7 車体フレーム
8 エアバッグ
20 モジュールカバー
30 リテーナ
31 底壁
32 側壁
33 フック
34 延伸部
35 折曲部
36 突端
37 下面
38 上面
39 折曲部35の下端
41 空間
42 開口
50,50a,50b,50c 取り付け壁
51 係止孔
52 下縁
53 上縁
54 先端部
55 縁部
56 面取り部
57 外側壁面
58 内側壁面
59 孔無し部
60 取り付け脚
61,62 取り付け板
70 縦リブ
71 突出面
72 ランプ(ramp)
73 長リブ
74 短リブ
80 横リブ
81 突出面
91 隅角(第1隅角の例)
92 隅角(第2隅角の例)
110 エアバッグモジュール
100 エアバッグ装置

Claims (5)

  1. エアバッグと、
    前記エアバッグにガスを供給して前記エアバッグを膨張させるガス供給器と、
    前記エアバッグが配置されるハウジングと、
    前記エアバッグを蓋うカバーとを備え、
    前記ハウジングは、前記カバー側に突出する側壁と、前記側壁から突出するフックとを有し、
    前記カバーは、前記ハウジングが取り付けられる取り付け壁を有し、
    前記取り付け壁は、前記フックが挿入される係止孔と、前記取り付け壁により形成された空間に前記ハウジングが挿入される挿入方向に延在し前記空間側に突出する縦リブと、前記挿入方向に交差する方向に延在し前記空間側に突出する横リブとを有し、
    前記縦リブ及び前記横リブは、前記係止孔よりも前記取り付け壁の先端部側に位置し、
    前記縦リブは、前記横リブよりも前記空間側に突出する、エアバッグ装置。
  2. 前記縦リブは、前記挿入方向に対向する傾斜部を有する、請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記傾斜部は、前記先端部に形成された面取り部に揃うように形成された、請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記縦リブは、隣り合う前記係止孔の間に延在する部位を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記係止孔は、前記先端部側に位置する第1隅角と、前記先端部とは反対側に位置する第2隅角とを有し、
    前記第1隅角は、前記第2隅角よりも大きな曲率を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
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