JP2000326813A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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Abstract
バッグ装置を提供する。 【解決手段】 リテーナ1は合成樹脂製のリテーナアッ
パー6と、金属製のリテーナロワー7とからなる。エア
バッグ2のガス導入口30の縁部は、押え枠5とリテー
ナアッパー6の底部9との間に挟まれている。ボルト1
2によってエアバッグ2がリテーナアッパー6に取り付
けられると共に、リテーナアッパー6とリテーナロワー
7とが連結されている。
Description
アバッグ装置に係り、特に助手席用エアバッグ装置に好
適なエアバッグ装置に関する。
リテーナ内にエアバッグを収納し、このリテーナをリッ
ドで覆っている。車両の衝突時にインフレータがガスを
噴出し、エアバッグが膨張する。膨張するエアバッグに
押されることによりリッドが車両室内側に開き出し、エ
アバッグが車両室内に膨張する。
まれており、そのためにリテーナを合成樹脂製とするこ
とが考えられている。
ルには、乗員がぶつかったときの衝撃を吸収し得るよう
に、衝撃が加えられたときに凹陥変形する特性が法規で
規定されている(インパネ衝撃規制)。助手席用エアバ
ッグ装置も、このインパネ衝撃規制をクリアする必要が
ある。助手席用エアバッグ装置のリテーナを全体として
合成樹脂製とした場合には、このインパネ衝撃を合成樹
脂製リテーナが吸収する機構を具備する必要があるが、
そのような機構を設けたのではエアバッグ装置の構成が
複雑になる。
ネ衝撃をリテーナ自体が吸収し得るエアバッグ装置を提
供することを目的とする。
は、前面が開放した容器形状のリテーナと、該リテーナ
内に収納され、ガス導入口の周縁部が該リテーナに取り
付けられているエアバッグと、該リテーナに取り付けら
れており、該エアバッグを膨張させるガスを発生させる
インフレータとを備えているエアバッグ装置において、
該リテーナは合成樹脂製の前半部と金属製の後半部とに
分けられており、該前半部の後縁が後半部の前縁に連結
されていることを特徴とするものである。
ナの前半部が合成樹脂製であり、エアバッグ装置の重量
が小さい。このリテーナの後半部は金属製であり、イン
パネ衝撃を吸収する。
は底面に開口があいた容器形状とされる。例えば、該リ
テーナ前半部は、開口を有した底部と、この底部の周縁
から立ち上る周壁部とを有する。
のリテーナ前半部の底部に重なるフランジを有してお
り、このフランジが底部に連結される。
入口の周縁部が該リテーナ前半部の底部に連結される。
例えば、該周縁部が該底部開口の縁部に重ね合わされ、
その上から当て金が重ね合わされ、この当て金とフラン
ジとの間で該底部とエアバッグのガス導入口の周縁部と
が挟み付けられる。
であっても良い。また、この当て金にボルトが固着さ
れ、このボルトがエアバッグ、該底部及びフランジを貫
通し、ナットが締め込まれることによりエアバッグが該
底部に連結されても良い。
から外方に凸部が突設されており、該凸部が前記リテー
ナ後半部の前部に係合される。
について説明する。図1は実施の形態に係るエアバッグ
装置を下方から見た斜視図、図2はこのエアバッグ装置
の一部を破断した斜視図、図3はこのエアバッグ装置の
分解斜視図、図4は別の実施の形態に係るエアバッグ装
置の縦断面図、図5は図4の実施の形態に係るエアバッ
グ装置のリテーナ前半部(リテーナアッパー)の斜視図
である。なお、図2,3ではエアバッグの図示が省略さ
れている。
リテーナ1内に折り畳まれて収納されたエアバッグ2
と、このリテーナ2の前方開口を被うリッド3と、エア
バッグ2を展開させるためのインフレータ(ガスジェネ
レータ)4と、エアバッグ2をリテーナ1に取り付ける
ための当て金(押え枠)5とを備えている。
リテーナアッパー6であり、リテーナ1の後半部は金属
製のリテーナロワー7である。
を有した方形の底部9と、この底部9の側周に連なる角
筒状の周壁部10とを有する。この周壁部10の長手方
向の側面の外側面には、リッド3を引っ掛けるための突
起11が設けられている。底部9の開口8の縁部には、
ボルト12を通すための孔13が設けられている。この
ボルト12は押え枠5に固着されている。
の断面形状がΩ字形に近似した形状の本体部15と、こ
の本体部15の両サイドに嵌合し、スポット溶接やカシ
メ等により固着された1対のサイド部16とを有する。
このサイド部16にインフレータ4を通すための円形孔
17が設けられている。
9の外面に重なる1対のフランジ18を有しており、こ
のフランジ18にボルト12を通すための孔19が設け
られている。サイド部16も該底部9の外面に重なるフ
ランジ20を有しており、このフランジ20にボルト挿
通用の孔21が設けられている。
突出するリブ部22が設けられており、このリブ部22
にビス25を通すための孔23が設けられている。イン
フレータ4には、このビス25がねじ込まれるビス穴2
4が設けられている。
周縁部がリテーナアッパー6の底部9に重ね合わされる
と共にその上から押え枠5が重ね合わされている。押え
枠5から立設されたボルト12が、エアバッグ2のボル
ト挿通孔31、底部9のボルト挿通孔13、フランジ1
8,20のボルト挿通孔19,21に挿通され、該ボル
ト12にナット32が締め込まれる。
設されており、リテーナアッパー6の底部9の上面には
この突部33を受容する凹部が設けられている。ナット
32をボルト12に締め込むと、この凸部33がこの凹
部内に入り込み、エアバッグ2が凹部内に押し込まれ
る。これにより、エアバッグ2とリテーナアッパー6と
の連結がきわめて強固になる。
パー6内に収容された後、リッド3がリテーナアッパー
6に装着される。このリッド3は、リテーナアッパー6
に上方から被さる本体部35と、この本体部35から立
設された四角筒形状の周壁部36と、この周壁部36に
設けられた係止口37とを有するこの周壁部36はリテ
ーナアッパー6に外嵌する形状及び大きさを有してい
る。周壁部36をリテーナアッパー6に外嵌させると、
突起11が係止口37に係合し、リッド3がリテーナア
ッパー6に連結される。リッド3には、エアバッグ2が
膨張するときに開裂するテアライン39(図4)が設け
られている。
ルメントパネルに設置される。このエアバッグ装置に乗
員がぶつかったときには、合成樹脂製のリテーナアッパ
ー6が変形するだけでなく金属製のリテーナロワー7が
変形することにより、このぶつかり衝撃のエネルギーが
吸収される。とくに、リテーナロワー7の本体部15が
略Ω字形断面形状であり、上方から衝撃力が加えられた
ときに変形し易く、衝撃エネルギーの吸収量が多い。
6が合成樹脂製であるため、リテーナ全体を金属製とし
たものに比べ軽量である。
4がガスを噴出すると、このガスによってエアバッグ2
が膨張し、リッド3がテアライン39に沿って開裂し、
エアバッグ2が車両室内に膨張する。
て説明する。なお、図4は図5のIV−IV線に沿う部分の
断面を示している。
1と係止口57とが係合することによりリッド3がリテ
ーナアッパー6に取り付けられているが、図4,5では
合成樹脂製のリテーナアッパー6Aの上縁に沿って設け
られた突出部40にリッド3Aの周壁部36Aの内面に
設けられた段部44が係合することにより、リッド3A
がリテーナアッパー6Aに取り付けられている。
全周にわたって設けられている。この突出部40とリテ
ーナアッパー6Aの本体部分とは多数のリブ41によっ
て結合されているので、突出部40の剛性が高く、リッ
ド3Aとリテーナアッパー6Aとの連結強度が高い。ま
た、この突出部40とリブ41とはリテーナアッパー6
Aの上縁部の強度及び剛性も高めている。
口8の縁部から起立する凸部43を備えている。この凸
部43が金属製のリテーナロワー7Aの上縁に内嵌して
おり、リテーナロワー7Aとリテーナアッパー6Aとの
連結強度が高い。リッド3Aには、インパネとの係合部
46が設けられている。
のその他の構成は上記図1〜3のリッド3及びリテーナ
アッパー6と同一の構成である。
テーナロワー7Aのフランジ18Aは、本体部15から
側外方に張り出す下片18aと、この下片18aから立
ち上る立上片18bと、この立上片18bから内方に張
り出す上片18cと、この上片18cから垂下する垂下
片18dとからなる。この上片18cにボルト12の挿
通孔が設けられ、下片18aにはナット32の締込作業
孔47が設けられている。このリテーナロワー7Aのそ
の他の構成は図1〜3のリテーナロワー7と同一であ
る。この合成樹脂製のリテーナアッパー6A及び金属製
リテーナロワー7Aを備えたエアバッグ装置も、軽量で
且つインパネ衝撃の吸収量が多い。
取り付けられているが、リッドはインストルメントパネ
ルに取り付けられてもよく、また、インストルメントパ
ネルと一体に設けられたものであってもよい。
は、軽量であり且つインパネ衝撃の吸収能が大きい。
た斜視図である。
る。
図である。
ーナ前半部(リテーナアッパー)の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 前面が開放した容器形状のリテーナと、 該リテーナ内に収納され、ガス導入口の周縁部が該リテ
ーナに取り付けられているエアバッグと、 該リテーナに取り付けられており、該エアバッグを膨張
させるガスを発生させるインフレータとを備えているエ
アバッグ装置において、 該リテーナは合成樹脂製の前半部と金属製の後半部とに
分けられており、該前半部の後縁が後半部の前縁に連結
されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、該リテーナ前半部
は、周壁部と底部とを有し、該底部に開口が設けられて
おり、 該リテーナ後半部は、該底部に重なるフランジを有して
おり、該リテーナ前半部の該底部と該フランジとが連結
されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項3】 請求項2において、該リテーナ前半部の
底部内面の前記開口の縁部に対し前記エアバッグのガス
導入口の周縁部が重なり、その上から当て金が重なり、
該当て金と前記フランジとの間で該底部とエアバッグの
ガス導入口周縁部とが挟み付けられていることを特徴と
するエアバッグ装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記当て金は前半部
底部の開口を周回する枠形であり、該当て金にボルトが
固着されており、該ボルトがエアバッグ、前半部の底部
及び該フランジを貫通し、ナットが締め込まれているこ
とを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれか1項におい
て、前記底部の開口の縁部から外方に凸部が突設されて
おり、該凸部が前記リテーナ後半部の前部に係合してい
ることを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138847A JP2000326813A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138847A JP2000326813A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000326813A true JP2000326813A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15231577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11138847A Pending JP2000326813A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000326813A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-05-19 JP JP11138847A patent/JP2000326813A/ja active Pending
Cited By (11)
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A521 | Written amendment |
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