JP2009255813A - 車両用エアーバック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 樹脂成形された連結部材の枠部の反りを防止し、支持部と枠部との結合を確実にし、連結部材及び補強部材の内装パネルへの振動溶着を簡便にしたエアーバック装置を提供する。
【解決手段】 インストルメントパネル22、エアーバック24、エアーバックケース26、エアーバックケース26の開口端をインストルメントパネル22に結合する連結部材28、扉部32及びその補強部材30を備え、連結部材28は、インストルメントパネル22にフランジ部282を介して溶着された枠部281を有し、補強部材30は、扉部14を補強する補強部301と、枠部281に結合された支持部302と、補強部301を支持部302に揺動可能に連結するヒンジ部303を有し、補強部材30の支持部302に設けた係止爪38を連結部材28の枠部281に形成した係止穴37に係止する構成にした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車などの車両の正面衝突時などに助手席や運転席等の車内にいる乗員を衝突の衝撃から保護して乗員の安全性を確保するための車両用エアーバック装置に関し、さらに詳しくは、インストルメントパネル(内装パネル)の内面に装着されるエアーバック支持枠部及びインストルメントパネルの展開用扉部を補強する補強部材の変形を防止できるようにした車両用エアーバック装置に関する。
自動車の正面衝突時の衝撃から乗員を保護するための車両用エアーバック装置は、エアーバックと、このエアーバックを展開膨張可能に折り畳んで収容するエアーバックケースと、折り畳まれたエアーバックを短時間で膨張させるインフレータなどから構成されている。特に助手席に使用されるエアーバック装置は、ダッシュボードを構成するインストルメントパネルの裏面側に装着される。
このようなエアーバック装置は、自動車の衝突などにより自動車が急激に減速された時にインフレータを作動させることにより、インフレータからの高圧ガスでエアーバックを急速膨張させ、その膨張圧力でインストルメントパネルに設けた展開用の扉部を開放するとともに、開放された扉部の開口からエアーバックをインストルメントパネル外へ展開膨張させる。これにより、膨張されたエアーバックのクッション作用で乗員を自動車衝突の衝撃から保護するようにしている(特許文献1参照)。
従来の車両用エアーバック装置について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示す車両用エアーバック装置1は、助手席と対向するインストルメントパネル2の内側箇所に配設され、助手席の乗客を車両衝突時の衝撃から保護するためのものである。
このような車両用エアーバック装置1は、図1に示すように、エアーバック3、エアーバック3を展開膨張させるインフレータ14、これらエアーバック3及びインフレータ14を収容するエアーバックケース4を備える。
エアーバックケース4は、インストルメントパネル2の内側に配置され、その底部が支持部材11を介してクロスメンバーなどの固定部材12にボルトナット13により固定されている。そして、エアーバックケース4のエアーバック展開用の開口4aと相対向するインストルメントパネル2の箇所には、観音開き可能な扉部2Aが形成されている。
また、エアーバックケース4の開口4a側の端部は、インストルメントパネル2の裏面に接着された樹脂製の連結部材5に連結されている。さらに、インストルメントパネル2の扉部2Aを裏面側から補強する一対の樹脂製の補強部材6を備える。
扉部2Aは、エアーバック3の展開膨張時の膨張圧力で観音開き状態に開放されるもので、インストルメントパネル2の裏面にレーザビームにより、両開き可能な扉部2Aをかたどる破断線7を矩形状に刻設することで形成される。
連結部材5は、図1及び図4に示すように、破断線7で囲まれた扉部2Aの矩形状領域より大きい横断面積の四角筒状を呈する枠部5Aと、この枠部5Aの上端に外方向へ突出するように一体に形成された接合用のフランジ部5Bを有し、フランジ部5Bは扉部2Aを取り囲むように配置され、インストルメントパネル2の裏面に振動溶着される。これにより、連結部材5をインストルメントパネル2の裏面に溶着するとともに、扉部2Aの周囲に位置するインストルメントパネル2の箇所をフランジ部5Bで補強するようになっている。
一対の補強部材6は、破断線7で囲まれた扉部2Aの形成領域を補強する板状の補強部6cと、この補強部6cを連結部材5に支持する板状の支持部6aと、補強部6cを支持部6aに揺動可能に連結するヒンジ部6bとを備え、補強部6cは扉部2Aの裏面に振動溶着されている。
補強部材6の支持部6aは連結部材5の枠部5Aの内壁面にアリ溝方式で結合されている。
このアリ溝方式は、図2及び図3に示すように、補強部材6の支持部6aと対向する枠部5Aの内側面に枠部5Aの上下方向の全長に亘り延在するダブテール状溝51を枠部5Aの上下方向と直角な方向に一定の間隔で複数形成し、支持部6aの外側面に支持部6aの上下方向の全長に亘り延在するダブテール状の凸条61を支持部6aの上下方向と直角な方向に一定の間隔で複数形成し、このダブテール状凸条61を対応する複数のダブテール状溝51にそれぞれ係合することにより、補強部材6を連結部材5に結合されるようになっている。また、ダブテール状溝51は枠部5Aの上下方向の下端から上端に行くに従い溝幅が減少する形状に形成され、これに対応して、ダブテール状凸条61は支持部6aの上下方向の下端から上端に行くに従い凸条幅が減少する形状に形成されている。
また、補強部材6の支持部6aと対向するエアーバックケース4の開口4a寄りの側板には複数のフック9が側板の幅方向に沿って設けられている。この複数のフック9は、支持部6aに設けた穴62及び該穴62に一致して連結部材5の枠部5Aに設けた穴52に係合することにより、エアーバックケース4を連結部材5に連結する。
このような車両用エアーバック装置において、車両が衝突した時の衝撃力をセンサーで検出し、このセンサーの検出値が予め定めた設定値以上になったか否かをCPUからなる制御部で判定し、設定値以上と判定された時に制御部からの指令信号によりインフレータ12を動作させて高圧ガスをエアーバック3に供給し、エアーバック3を急速に膨張させる。これにより、エアーバック3がエアーバックケース4の開口4aを通して扉部2Aに向け膨張すると、その膨張圧力で扉部2Aがその裏面から押圧されるため、扉部2Aは破断線7で破断され観音開き状に開放される。これと同時に、エアーバック3はインストルメントパネル2外へ展開膨張される。これにより、展開膨張したエアーバック3の緩衝作用で、乗員の頭部あるいは胸部等を支え、乗員を衝突時の衝撃から保護することができる。
特開2004−1677号公報
上記のような車両用エアーバック装置に使用される連結部材5は樹脂成形品であるとともに連結部材5の枠部5Aは四角筒状を呈しているため、枠部5Aの長尺側壁5Aaの中央部が図4に示すように内側へ変形し、補強部材6の支持部6aを含めた枠部5Aの長尺側壁5Aaに弓状の内反りが発生する。その結果、支持部6aとエアーバックケース4とが干渉して接触音が発生する不具合があった。
また、連結部材5と補強部材6をインストルメントパネル2の裏面に振動溶着する前に、枠部5Aのダブテール状溝51に支持部6aのダブテール状凸条61を係合して連結部材5の枠部5Aに補強部材6の支持部6aを仮組み立てした時、枠部5Aの長尺側壁5Aaが弓状に内側へ反ることによって両者のアリ結合が簡単に外れてしまい、連結部材5及び補強部材6のインストルメントパネル2への振動溶着に支障を来たす問題があった。
また、エアーバック3の展開膨張時に扉部2Aが破断線7で破断されて観音開き状に開放されることによりインストルメントパネル2に生じる開口部、特に補強部材6の支持部6aに対向する開口部の長尺辺側が弓状に反り外側へ変形する。その結果、開口部の長尺辺に対応するヒンジ部6bの両端部分に扉部2Aの開放動作に伴う引張力が集中して加わり、ヒンジ部6bの両端部分に亀裂が発生し、扉部2Aが破断されるおそれがある。
本発明は上記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、樹脂成形された連結部材の枠部の反りを防止できるとともに支持部と枠部との結合を確実にし、連結部材及び補強部材の内装パネルへの振動溶着を簡便にし、併せてヒンジ部の亀裂の発生を防止できる車両用エアーバック装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために請求項1の発明は、車両用エアーバック装置であって、車両内に設けられた樹脂製の内装パネルと、インフレータからのガスにより展開膨張されるエアーバックと、前記内装パネルの裏面側に配設され前記エアーバックを折り畳んだ状態で収納するエアーバックケースと、前記エアーバックケースのエアーバック展開用開口に対向して前記内装パネルに形成され前記エアーバックの展開膨張圧力で開放される扉部と、前記扉部が内側に位置されるようにして前記内装パネルの裏面と前記エアーバック展開用開口の端部との間を連結する樹脂製の連結部材と、前記扉部の形成領域を前記内装パネルの裏面から補強する樹脂製の補強部材とを備え、前記連結部材は、前記内装パネルの裏面から前記エアーバック展開用開口側端部に達する突出高さを有するとともに前記扉部の周囲を取り囲むように筒状に成形された側壁からなる枠部を有し、前記補強部材は、前記扉部の裏面に接合される補強部及び前記枠部の内壁面に重ね合わされた状態で分離可能に結合される支持部及び前記扉部が開放方向に展開できるように前記補強部を前記支持部に揺動可能に連結するヒンジ部を有し、前記枠部の前記支持部が重ね合わされる箇所に係止穴が前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に形成され、前記支持部に前記係止穴に係止される係止爪が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用エアーバック装置において、前記補強部材の支持部と対向する前記エアーバック展開用開口寄りの端部に複数のフックが前記枠部の突出高さ方向に一定の間隔で設けられ、前記複数のフックがそれぞれ係合する複数の第1係合穴が前記支持部に前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に一定の間隔で形成され、さらに、前記複数のフックがそれぞれ係合する複数の第2係合穴が前記支持部と重ね合わされる前記枠部の箇所に前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に形成され、前記複数の第1係合穴のうち、前記枠部の突出高さ方向と直交する方向と一致する前記ヒンジ部の長手方向の両端部分に対応する少なくとも1つの第1係合穴の前記ヒンジ部と反対の縁を切り欠いて該第1係合穴の寸法を前記ヒンジ部と反対の方向に拡大するように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の車両用エアーバック装置において、前記係合穴の寸法が拡大される複数の第1係合穴において、当該第1係合穴の寸法を拡大するために切り欠かれる縁の切欠き量は前記ヒンジ部の長手方向の中央寄り第1係合穴から両端の第1係合穴に行くに従い大きくなるように構成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の車両用エアーバック装置において、前記枠部の内壁面と前記支持部とはアリ溝構造により互いに分離可能に結合されるように構成されている特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載の車両用エアーバック装置において、前記連結部材は、前記枠部の上端に外方向へ突出するように一体に形成された接合用のフランジ部を有し、前記フランジ部は前記内装パネルの裏面に振動溶着されている特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載の車両用エアーバック装置において、前記ヒンジ部と対向する前記枠部の開口縁に前記ヒンジ部の動作を規制する規制片が前記枠部の開口縁から内方へ突出して設けられていることを特徴とする。
本発明の車両用エアーバック装置によれば、補強部材の支持部に設けた係止爪を連結部材の枠部に形成した係止穴に係止する構成にしたので、樹脂成形に伴う連結部材の枠部の反りを防止できるとともに、支持部と枠部との結合が確実になり、連結部材及び補強部材の内装パネルへの振動溶着を簡便になる。
また、本発明によれば、複数の第1係合穴のうち、枠部の突出高さ方向と直交する方向と一致するヒンジ部の長手方向の両端部分に対応する第1係合穴のヒンジ部と反対の縁を切り欠いて、その寸法をヒンジ部と反対の方向に拡大するように構成したので、扉部の開放に伴うヒンジ部の長手方向の両端部における支持部の移動代が大きくなり、ヒンジ部の伸び代も拡大され、ヒンジ部の亀裂の発生を防止できる。
(実施の形態1)
以下、本発明にかかる車両用エアーバック装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図5は本発明にかかる車両用エアーバック装置を車両助手席のインストルメントパネルに装着した場合の一例を示す要部の縦断側面図、図6は図5を矢印A方向から見た平面図、図7は本実施の形態における連結部材と補強部材とを分解して斜視図、図8は図7のB部分を拡大して示す斜視図、図9は図7のC部分を拡大して示す斜視図、図10は本実施の形態における連結部材の枠部と補強部材の支持部とを結合した状態を示す要部の拡大断面図、図11は図5を矢印D方向から見た連結部材と補強部材の組み立て状態を示す側面図、図12は本実施の形態における車両用エアーバック装置のエアーバックケース及びエアーバックを取り除いた状態での連結部材及び補強部材の底面図、図13は本実施の形態における車両用エアーバック装置のエアーバックが展開膨張した時の動作状態を示す説明図、図14は本実施の形態におけるエアーバックが展開膨張した時の連結部材の枠部と扉部の動作状態を示す説明図である。
図5において、車両用エアーバック装置200は、特許請求の範囲に記載した内装パネルに相当するインストルメントパネル22、エアーバック24、エアーバックケース26、図示省略のインフレータ、連結部材28及び一対の補強部材30、扉部32などを備える。
インストルメントパネル22は、PPやTPOなどの合成樹脂材により一体成形された樹脂製のパネル体からなる。このパネル体は、エアーバック24を覆うとともに図示省略の車体に固定された合成樹脂製のインストルメントパネルコアー(図示せず)の表面を覆うように三次元的な曲面を有する形状に構成され、タッピングネジ等の適宜の手段により上記インストルメントパネルコアーに固定される。
また、インストルメントパネル22は、3mm〜4mmの厚さの硬質ポリプロピレン(PP)からなる基板221と、この基板221の表面に積層接着された、1.5mm〜2mmの厚さの発泡ポリプロピレンからなるフォーム層222と、このフォーム層222の表面に積層接着された、0.6mm〜1mmの厚さの熱可塑性ポリオレフィン(TPO)からなる表皮層223との三層構造になっている。
エアーバック24は、図5に示すように折り畳まれた状態で、金属性板材からなるエアーバックケース26内に収容されている。また、エアーバックケース26の下端部には、エアーバック24に膨張ガスを供給するためのインフレータ(図示せず)を収容するインフレータ収容部40が設けられている。
このようなエアーバックケース26は、インストルメントパネル22の内側に配置されるもの、その底部は支持部材42を介してクロスメンバーなどの固定部材44にボルトナット46により固定されている。そして、エアーバックケース26のエアーバック展開用開口26aと相対向するインストルメントパネル22の箇所には、観音開き可能な扉部32が形成されている。
また、エアーバックケース26の開口26a側の端部は、インストルメントパネル22の裏面に接着された連結部材28を介してインストルメントパネル22に連結される構成になっている。
扉部32は、エアーバックケース26の開口26aに相対向するインストルメントパネル22の箇所に設けられるもので、図5及び図6に示すように、インストルメントパネル22の裏面にレーザビームにより、両開き可能な2枚の扉部32をかたどる破断線32aを矩形状に刻設することで形成される。そして、この扉部32は、エアーバック24の展開膨張時の膨張圧力で観音開き状態に開放されるようになっている。
連結部材28は、タルクまたはガラス繊維などの補強材を10〜30重量%の割合で混入したプリプロピレン系の高弾性樹脂材により成形されるもので、図5、図7及び図12に示すように、インストルメントパネル22の裏面からエアーバック展開用開口26aの端部に達する突出高さを有するとともに2枚の扉部32の周囲を取り囲むように破断線32aで囲まれた矩形状領域の面積より大きい横断面積の四角筒状の側壁からなる枠部281と、この枠部281の上端に外方向へ突出するように一体に形成された接合用のフランジ部282を有し、フランジ部282は扉部32を取り囲むように配置され、インストルメントパネル22の裏面に振動溶着される。これにより、連結部材28をインストルメントパネル22の裏面に接着するとともに、扉部32の周囲に位置するインストルメントパネル22の箇所をフランジ部282で補強するようになっている。
また、枠体28の矩形状開口28aの相対向する長尺側の一対の辺には、図5及び図6に示すように、開口28aの内方へ所望の長さに突出するヒンジ動作規制片32b,32cが前記長尺側辺の全長に亘りそれぞれ形成されている。
一対の補強部材30は、オレフィン系エストラマーまたはウレタン系エストラマーなどからなる低弾性の熱可塑性樹脂材によって成形されるもので、破断線32aで囲まれた2枚の扉部32の形成領域を補強する板状の補強部301と、この補強部301を連結部材28に支持する板状の支持部302と、補強部301を支持部302に揺動可能に連結するヒンジ部303とを備え、各補強部材30の補強部301は、これに対応する扉部32の裏面に振動溶着されている。
補強部材30の支持部302は連結部材28の枠部281の内壁面にアリ溝方式で結合されている。
このアリ溝方式は、図7及び図8に示すように、補強部材30の支持部302と対向する枠部281の内壁面に枠部281の突出高さ方向の全長に亘り延在するダブテール状溝283が枠部281の突出高さ方向と直角な方向に一定の間隔で複数形成し、さらに、図7及び図9に示すように、支持部302の外側面に支持部302の上下方向の全長に亘り延在するダブテール状の凸条304を支持部302の上下方向と直角な方向に一定の間隔で複数形成し、このダブテール状凸条304を対応する複数のダブテール状溝283に図11に示すようにそれぞれ係合することにより、補強部材30を連結部材28に結合される。
また、ダブテール状溝283は枠部281の突出高さ方向の下端から上端に行くに従い溝幅が減少する形状に形成され、これに対応して、ダブテール状凸条304は支持部302の上下方向の下端から上端に行くに従い凸条幅が減少する形状に形成されている。
エアーバックケース26の開口端を連結部材28に連結するために、一対の各補強部材30の支持部302と対向するエアーバックケース26の開口26a寄りの側板26bには、図5に示すように複数のフック36が側板26bの幅方向に沿って一定の間隔で設けられている。
また、図5、図7及び図12に示すように、複数のフック36に対応して、これらフック36がそれぞれ係合する複数の第1係合穴302aが各補強部材30の支持部302に当該支持部302の上下方向と直交する方向に一定の間隔で形成され、さらに、これらフック36がそれぞれ係合する複数の第2係合穴281aが連結部材28の枠部281に当該枠部281の突出高さ方向と直交する方向に一定の間隔で形成されている。そして、複数のフック36を対応する複数の第1係合穴302a及び第2係合穴281aに図5に示すように係合することにより、エアーバックケース26は連結部材28に連結できる。
また、複数の第1係合穴302aのうち、枠部281の突出高さ方向と直交する方向と一致するヒンジ部303の長手方向の両端部分に対応する少なくとも1つの第1係合穴302aは、図11に示すように、そのヒンジ部303と反対の縁302bをヒンジ部303と反対の方向に切り欠くことにより、当該第1係合穴302aの寸法をヒンジ部303と反対の方向に拡大する。このことにより、ヒンジ部303の長手方向の両端部分における支持部302の枠部281に対する移動代を大きくし、エアーバック24の展開膨張時に補強部材30の支持部302がアリ溝結合された連結部材28の枠部281の側壁部分が外方向へアーチ状に変形されてもヒンジ部303の長手方向の両端部分に亀裂が生じないようにしている。
また、係合穴の寸法が拡大される複数の第1係合穴302aにおいて、当該第1係合穴302aの寸法を拡大するために切り欠かれる縁302bの切欠き量はヒンジ部303の長手方向の中央寄り第1係合穴から両端の第1係合穴に行くに従い大きくなるように構成されている。
さらに、枠部281の支持部302が結合状態に重ね合わされる領域のアリ溝結合部を除く下端寄り箇所には、図5、図7及び図8に示すように、複数の係止穴37が枠部281の突出高さ方向と直交する方向に一定の間隔で形成されている。また、支持部302には、図5、図7及び図9に示すように、複数の係止穴37に対応して、これら係止穴37にそれぞれ係止する複数の係止爪38が支持部302の上下方向と直交する方向に一定の間隔で設けられている。この複数の係止爪38を複数の係止穴37に図10に示すように係止した状態で支持部302を枠部281に組み付けることにより、四角筒状の枠部281の側壁が内側へアーチ状に反るのを防止するようになっている。
このように本実施例の車両用エアーバッグ装置200において、車両が衝突した場合には、その衝突時の衝撃力を図示省略した周知のセンサーで検出し、このセンサーで検出した衝撃力が予め定めた値以上になった否かを図示省略した周知のCPU等からなる制御装置で判定する。ここで、センサーで検出値が設定値以上と判定された時は制御装置から出力される信号により、図示省略した周知のインフレータを動作させて所定のガスを発生させ、このガスをエアーバッグ24に供給することにより、エアーバッグ24を急速に展開膨張させる。
エアーバッグ24が展開膨張した場合、その展開膨張初期時に発生する圧力が補強部材30の補強片303を介して扉部32に加えられると、扉開放領域のインストルメントパネル22が破断線32aに沿って破断されるとともに、2枚の扉部32がヒンジ部303を支点にして、図13に示すようにインストルメントパネル22の外側へ両開き状態に展開される。これと同時に2枚の扉部32の両開き動作に伴いエアーバッグ24がインストルメントパネル22外へ展開膨張される。これにより、エアーバック24の緩衝作用で、乗員の頭部あるいは胸部等を支え、乗員を衝突時の衝撃力から保護できる。
このような本実施の形態に示す車両用エアーバッグ装置200によれば、補強部材30の支持部302に設けた係止爪38を連結部材28の枠部281に形成した係止穴37に係止する構成にしたので、樹脂成形された連結部材28の枠部281が内側へアーチ状に反るのを防止できるとともに、反りの発生を防止することにより、支持部と枠部との組み立て及びアリ溝結合が容易かつ確実にすることができ、インストルメントパネル22への連結部材28のフランジ部282の振動溶着、及び扉部32への補強部材30の振動溶着が簡便になるという効果がある。
また、本実施の形態によれば、支持部302に形成された複数の第1係合穴302aのうち、枠部281の突出高さ方向と直交する方向と一致するヒンジ部303の長手方向の両端部分に対応する第1係合穴302aのヒンジ部303と反対の縁302bを切り欠いて、その寸法をヒンジ部303と反対の方向に拡大するように構成したので、扉部32の開放に伴うヒンジ部303の長手方向の両端部における支持部302の移動代が大きくなる。
したがって、図14に示すように、エアーバック24の展開膨張時に補強部材30の支持部302とアリ溝結合された連結部材28の枠部281の側壁部分が外方向へアーチ状に反り変形されても、支持部302の移動代が大きくなことによって、ヒンジ部303の伸び代を従来の場合に比べて、図14に示す間隔dの分だけ長くできる。その結果、枠部281の側壁部分が外方向へアーチ状に反り変形されてもヒンジ部303の長手方向の両端部にストレスが発生したり、ヒンジ部303の亀裂が発生するのを防止できる。
また、係合穴の寸法が拡大される複数の第1係合穴302aにおいて、当該第1係合穴302aの寸法を拡大するために切り欠かれる縁302bの切欠き量をヒンジ部303の長手方向の中央寄り第1係合穴から両端の第1係合穴に行くに従い大きくなるように構成することで、より支持部302の移動代を大きくでき、ヒンジ部303に亀裂が発生するのを未然に防止できる。
また、本実施の形態によれば、枠体28の矩形状開口28aの相対向する長尺側の一対の辺にヒンジ動作規制片32b,32cを設けたので、扉開放領域のインストルメントパネル22が破断線32aに沿い破断されることにより、2枚の扉部32がインストルメントパネル22から分離されて両開き動作する時、扉部32がインストルメントパネル22と干渉させることなくスムーズに開放でき、エアーバックの展開膨張を更に容易に行うことができる。
なお、本発明のエアーバック装置は、上記実施の形態に示すような両開き構造の扉部に限らず、片開き構造の扉部にも適用できることは勿論である。
また、上述の実施例では、支持部302には、図5、図7及び図9に示すように、複数の係止穴37を設け、これら係止穴37にそれぞれ係止する複数の係止爪38が支持部302の上下方向と直交する方向に一定の間隔で複数設けられている構成を示したが、前記係止穴37及び係止爪を、枠部281及び支持部302の長手方向の中央部に1個設けた構成としても良いことは勿論である。
さらにまた、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。
従来における車両用エアーバック装置を示す要部の縦断側面図である。 従来における連結部材の一部を拡大して示す斜視図である。 従来における補強部材の一部を拡大して示す斜視図である。 従来における車両用エアーバック装置のエアーバックケース及びエアーバックを取り除いた状態での連結部材及び補強部材の底面図である。 本発明にかかる車両用エアーバック装置を車両助手席のインストルメントパネルに装着した場合の一例を示す要部の縦断側面図である。 図5を矢印A方向から見た平面図である。 本実施の形態における連結部材と補強部材とを分解して斜視図である。 図7のB部分を拡大して示す斜視図である。 図7のC部分を拡大して示す斜視図である。 本実施の形態における連結部材の枠部と補強部材の支持部とを結合した状態を示す要部の拡大断面図である。 図5を矢印D方向から見た連結部材と補強部材の組み立て状態を示す側面図である。 本実施の形態における車両用エアーバック装置のエアーバックケース及びエアーバックを取り除いた状態での連結部材及び補強部材の底面図である。 本実施の形態における車両用エアーバック装置のエアーバックが展開膨張した時の動作状態を示す説明図である。 本実施の形態におけるエアーバックが展開膨張した時の連結部材の枠部と扉部の動作状態を示す説明図である。
符号の説明
200 車両用エアーバック装置
22 インストルメントパネル
24 エアーバック
26 エアーバックケース
26a 開口
28 連結部材
281 枠部
281a 第2係合穴
282 フランジ部
30 補強部材
301 補強部
302 支持部
302a 第1係合穴
302b 縁
303 ヒンジ部
32 扉部
32a 破断線
32b ヒンジ動作規制片
32c ヒンジ動作規制片
36 フック
37 係止穴
38 係止爪

Claims (6)

  1. 車両内に設けられた樹脂製の内装パネルと、
    インフレータからのガスにより展開膨張されるエアーバックと、
    前記内装パネルの裏面側に配設され前記エアーバックを折り畳んだ状態で収納するエアーバックケースと、
    前記エアーバックケースのエアーバック展開用開口に対向して前記内装パネルに形成され前記エアーバックの展開膨張圧力で開放される扉部と、
    前記扉部が内側に位置されるようにして前記内装パネルの裏面と前記エアーバック展開用開口の端部との間を連結する樹脂製の連結部材と、
    前記扉部の形成領域を前記内装パネルの裏面から補強する樹脂製の補強部材とを備え、
    前記連結部材は、前記内装パネルの裏面から前記エアーバック展開用開口側端部に達する突出高さを有するとともに前記扉部の周囲を取り囲むように筒状に成形された側壁からなる枠部を有し、
    前記補強部材は、前記扉部の裏面に接合される補強部及び前記枠部の内壁面に重ね合わされた状態で分離可能に結合される支持部及び前記扉部が開放方向に展開できるように前記補強部を前記支持部に揺動可能に連結するヒンジ部を有し、
    前記枠部の前記支持部が重ね合わされる箇所に係止穴が前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に形成され、
    前記支持部に前記係止穴に係止される係止爪が設けられている、
    ことを特徴とする車両用エアーバック装置。
  2. 前記補強部材の支持部と対向する前記エアーバック展開用開口寄りの端部に複数のフックが前記枠部の突出高さ方向に一定の間隔で設けられ、前記複数のフックがそれぞれ係合する複数の第1係合穴が前記支持部に前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に一定の間隔で形成され、さらに、前記複数のフックがそれぞれ係合する複数の第2係合穴が前記支持部と重ね合わされる前記枠部の箇所に前記枠部の突出高さ方向と直交する方向に形成され、前記複数の第1係合穴のうち、前記枠部の突出高さ方向と直交する方向と一致する前記ヒンジ部の長手方向の両端部分に対応する少なくとも1つの第1係合穴の前記ヒンジ部と反対の縁を切り欠いて該第1係合穴の寸法を前記ヒンジ部と反対の方向に拡大するように構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用エアーバック装置。
  3. 前記係合穴の寸法が拡大される複数の第1係合穴において、当該第1係合穴の寸法を拡大するために切り欠かれる縁の切欠き量は前記ヒンジ部の長手方向の中央寄り第1係合穴から両端の第1係合穴に行くに従い大きくなるように構成したことを特徴とする請求項2記載の車両用エアーバック装置。
  4. 前記枠部の内壁面と前記支持部とはアリ溝構造により互いに分離可能に結合されるように構成されている特徴とする請求項1記載の車両用エアーバック装置。
  5. 前記連結部材は、前記枠部の上端に外方向へ突出するように一体に形成された接合用のフランジ部を有し、前記フランジ部は前記内装パネルの裏面に振動溶着されていることを特徴とする請求項1記載の車両用エアーバック装置。
  6. 前記ヒンジ部と対向する前記枠部の開口縁に前記ヒンジ部の動作を規制する規制片が前記枠部の開口縁から内方へ突出して設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用エアーバック装置。
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