JP2015123518A - パネルの穴あけ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルに対して位置精度良く穴をあけることができるパネルの穴あけ方法を得る。【解決手段】第一工程では、パネル10に対し、ドリル28と一体的に設けられた第一係合部32をパネル10の第一被係合部12に係合させると共に、ドリル28と一体的に設けられた第二係合部36をパネル10の第二被係合部14に係合させることで、パネル10をドリル28に対し位置決めする。第二工程では、ドリル28を回転させながら下降させることで、ドリル28でパネル10に穴をあける。【選択図】図1

Description

本発明は、パネルの穴あけ方法に関する。
パネルに穴をあけるための技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。例えば、下記特許文献1では、穴あけ工具による穴あけ位置を示す刻印をタンク壁面に設けている。
特開2004−9827公報 特開2010−240788公報 特開平8−25293公報
しかしながら、このようなものであっても、刻印に対して穴あけ工具を精度良く位置合わせするのは難しい。
本発明は、上記事実を考慮して、パネルに対して位置精度良く穴をあけることができるパネルの穴あけ方法を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のパネルの穴あけ方法は、凹状又は凸状に形成された第一被係合部と、前記第一被係合部から離れた位置で凹状又は凸状に形成された第二被係合部と、を備えたパネルに対し、穴加工具と一体的に設けられた第一係合部を前記第一被係合部に係合させると共に、前記穴加工具と一体的に設けられた第二係合部を前記第二被係合部に係合させることで、前記パネルを前記穴加工具に対し位置決めする第一工程と、前記穴加工具で前記パネルに穴をあける第二工程と、を有する。
上記構成によれば、第一工程では、凹状又は凸状に形成された第一被係合部と、第一被係合部から離れた位置で凹状又は凸状に形成された第二被係合部と、を備えたパネルに対し、穴加工具と一体的に設けられた第一係合部を第一被係合部に係合させると共に、穴加工具と一体的に設けられた第二係合部を第二被係合部に係合させる。これにより、パネルを穴加工具に対し位置決めする。第二工程では、穴加工具でパネルに穴をあける。
請求項2に記載する本発明のパネルの穴あけ方法は、請求項1記載の構成において、前記第一被係合部及び前記第二被係合部の少なくとも一方は、先細りするテーパー状の凹部に形成され、前記第一係合部及び前記第二係合部のうち前記少なくとも一方の係合相手は、先細りするテーパー状に形成されている。
上記構成によれば、第一被係合部及び第二被係合部の少なくとも一方は先細りするテーパー状の凹部に形成され、第一係合部及び第二係合部のうち前記少なくとも一方の係合相手は先細りするテーパー状に形成されているので、当該係合相手は、係合の際に挿入し易く、かつ、がたつきにくい。
請求項3に記載する本発明のパネルの穴あけ方法は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記第一被係合部及び前記第二被係合部のいずれか一方は、凹状に形成され、平面視で前記第一被係合部と前記第二被係合部とが並ぶ並設方向に延びかつ互いに対向する一対の直線部を備え、前記一対の直線部は、前記第一係合部及び前記第二係合部のうち前記いずれか一方の係合相手よりも、前記並設方向の長さが長く設定されている。
上記構成によれば、第一被係合部及び第二被係合部のいずれか一方は、凹状に形成され、平面視で第一被係合部と第二被係合部とが並ぶ並設方向に延びかつ互いに対向する一対の直線部を備えている。そして、この一対の直線部は、第一係合部及び第二係合部のうち前記いずれか一方の係合相手よりも、並設方向の長さが長く設定されている。このため、第一係合部と第二係合部との間の距離と、第一被係合部と第二被係合部との間の距離に、寸法ばらつきがあっても、そのばらつきを吸収することができると共に、パネルが第一被係合部及び第二被係合部のいずれか他方の側を回転中心として回転することも抑制することができる。
以上説明したように、本発明のパネルの穴あけ方法によれば、パネルに対して位置精度良く穴をあけることができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係るパネルの穴あけ方法に適用されるボール盤、及び加工対象のパネルを示す斜視図である。 図1のボール盤でパネルに穴をあけている状態の要部を示す縦断面図である。 図1のパネルの位置決め状態を模式的に示す平面図である。 被係合部及び係合部の変形例を示す断面図である。図4(A)は第1の変形例を示す。図4(B)は第2の変形例を示す。図4(C)は第3の変形例を示す。 被係合部及び係合部の他の変形例を示す斜視図である。図5(A)は第4の変形例を示す。図5(B)は第5の変形例を示す。
本発明の一実施形態に係るパネルの穴あけ方法について図1〜図3を用いて説明する。図1には、本実施形態に係るパネルの穴あけ方法に適用されるボール盤20、及び加工対象のパネル10が斜視図で示されている。なお、図1では、ボール盤20の下部を見せるために、加工時のセット状態にあるパネル10についてはその外形のみを二点鎖線で示すと共に、パネル10の形状はその上方側にずらした位置に実線で示している。また、図2には、ボール盤20でパネル10に穴をあけている状態の要部が縦断面図で示され、図3には、パネル10の位置決め状態が模式的な平面図で示されている。
(パネルの説明)
図1に示されるパネル10は、繊維強化樹脂材で構成されている。繊維強化樹脂材は、強化繊維(一例として炭素繊維)を樹脂(一例として熱可塑性樹脂)で固めて成る複合材である。また、パネル10にはスタンピング成形されたパネルが適用可能である。
図1〜図3に示されるように、パネル10には、凹状の第一被係合部12が形成されると共に、第一被係合部12から離れた位置に凹状の第二被係合部14が形成されている。第一被係合部12及び第二被係合部14は、基準座としても把握される要素である。第一被係合部12は、平面視で円形状とされると共に、図2及び図3に示される底面12Aを備え、開口端と該開口端よりも小径の底面12Aとが同軸の相似形状となっている。そして、第一被係合部12は、相対する内側面12Bが対称的に傾斜して先細りするテーパー状の凹部に形成されている。
図3に示されるように、第二被係合部14は、平面視で、第一被係合部12と第二被係合部14とが並ぶ並設方向Xに延びかつ互いに対向する一対の直線部16を備えると共に、一対の直線部16の一方側の端部同士及び他方側の端部同士を繋ぐ一対の円弧部18を備えている。すなわち、第二被係合部14は、平面視で所謂トラック形状(陸上競技のトラックのような形状)に形成されている。また、図2及び図3に示されるように、第二被係合部14は、底面14Aを備えると共に、開口端と該開口端よりも小形状の底面14Aとが中心位置を一致させた相似形状となっており、相対する内側面14Bが対称的に傾斜して先細りしている。
なお、本実施形態では、図3に示されるように、パネル10において穴をあける位置の中心である基準穴中心10Xは、平面視で第一被係合部12及び第二被係合部14を挟んだ両側の位置とされている。
(ボール盤の説明)
図1に示されるように、パネル10に穴をあけるボール盤20は、テーブル22を備えている。テーブル22からは円柱状のコラム24が立設されている。コラム24には、アーム25の一端部が取り付けられている。アーム25は、コラム24から水平に張り出しており、コラム24に沿って上下方向に移動可能とされている。
アーム25には、その先端側と基端側に主軸26が取り付けられている。本実施形態では、主軸26は、アーム25において予め設定された所定位置に取り付けられている。但し、主軸26は、アーム25の長手方向に沿って移動することで位置調整可能なものであっても適用することができる。主軸26には、穴加工具としてのドリル28が取り付けられている。ドリル28は、図示しない駆動モータの回転力が主軸26の駆動力伝達機構を介して伝達されることで回転する。主軸26及びドリル28の軸方向は、装置上下方向に設定されている。
また、アーム25の先端側と基端側には、二個の主軸26の間に第一治具ピン30及び第二治具ピン34が取り付けられている。換言すれば、第一治具ピン30及び第二治具ピン34は、ドリル28と一体的に設けられている。第一治具ピン30及び第二治具ピン34における各軸方向は、ドリル28の軸方向と同じ方向(装置上下方向)に設定されている。
第一治具ピン30は、アーム25の先端側に取り付けられてアーム25の下方側に垂下されており、先端部に第一係合部32を備えている。図2に示されるように、第一係合部32は、先細りするテーパー状(円錐台状)に形成されて第一被係合部12に係合可能とされている。第一係合部32が第一被係合部12に係合した状態では、両者は面接触する。
図1に示されるように、第二治具ピン34は、アーム25の基端側に取り付けられてアーム25の下方側に垂下されており、先端部に第二係合部36を備えている。第二係合部36は、先細りするテーパー状(円錐台状)に形成されて第二被係合部14に係合可能とされている。補足すると、図2に示される第二係合部36と第二被係合部14とは、図2の切断面と直交する縦断面視では、図2に示される第一係合部32と第一被係合部12との係合状態と同様の状態で係合されている。また、図3に示されるように、前述した第二被係合部14の一対の直線部16は、第二係合部36よりも、第一被係合部12と第二被係合部14とが並ぶ並設方向Xの長さが長く設定されている。
一方、図1に示されるように、テーブル22の上面には、パネル10が載置される平板状のベース部材38が固定されている。図1及び図2に示されるように、ベース部材38の上面側には、パネル10の第一被係合部12の反対面側の凸状部分13が挿入される第一凹部40が形成されると共に、パネル10の第二被係合部14の反対面側の凸状部分15が挿入される第二凹部42が形成されている。また、ベース部材38には、ドリル28がパネル10に穴をあける際にドリル28の先端が入り込むための孔部44が貫通形成されている。
(パネルの穴あけ方法)
次に、本実施形態に係るパネルの穴あけ方法について説明する。
まず、パネル10がベース部材38の上面に載置され、パネル10の第一被係合部12の反対面側の凸状部分13がベース部材38の第一凹部40に挿入されると共に、パネル10の第二被係合部14の反対面側の凸状部分15がベース部材38の第二凹部42に挿入される。
次に、第一工程では、図3に示されるパネル10に対し、ドリル28と一体的に設けられた第一係合部32を第一被係合部12に係合させると共に、ドリル28と一体的に設けられた第二係合部36を第二被係合部14に係合させることで、パネル10をドリル28に対し位置決めする。このように、ドリル28と一体的に設けられた部位とパネル10とを二箇所で係合させることで、ドリル28の軸中心を基準穴中心10Xに精度良く合わせることができる。また、位置合わせに必要な工数も少なくて済む。
ここで、図2に示されるように、第一被係合部12は先細りするテーパー状の凹部に形成され、第一係合部32は先細りするテーパー状の凸部に形成されている。このため、第一係合部32は、第一被係合部12に係合する際に挿入し易く、かつ、がたつきにくい。
また、図3に示されるように、凹状に形成された第二被係合部14は、平面視で第一被係合部12と第二被係合部14とが並ぶ並設方向Xに延びかつ互いに対向する一対の直線部16を備えており、一対の直線部16は、第二係合部36よりも並設方向Xの長さが長く設定されている。このため、第一係合部32と第二係合部36との間の距離と、第一被係合部12と第二被係合部14との間の距離に、寸法ばらつきがあっても、そのばらつきを吸収することができると共に、パネル10が第一被係合部12の側を回転中心として(両向き矢印のR方向に)回転することも抑制することができる。
次に、第二工程では、図2に示されるドリル28を回転させながら下降させることで、ドリル28でパネル10に穴をあける。
以上説明したように、本実施形態に係るパネルの穴あけ方法によれば、パネル10に対して位置精度良く穴をあけることができる。
なお、図1等に示されるパネル10とは、形状の異なるパネルにおいても、第一被係合部12及び第二被係合部14と同様の被係合部を同様の間隔で設定すれば、上記実施形態のボール盤20を適用して上記実施形態と同様の穴をあけることができる。
(変形例)
なお、上記実施形態における被係合部(第一被係合部12及び第二被係合部14)及び係合部(第一係合部32及び第二係合部36)は、図4及び図5に示されるような構成に置き換えてもよい。以下、これらの変形例について説明する。なお、以下の変形例の説明における被係合部は、第一被係合部として適用されてもよいし、第二被係合部として適用されてもよい。また、以下の変形例の説明における係合部は、被係合部が第一被係合部として適用される場合は第一係合部であり、被係合部が第二被係合部として適用される場合は第二係合部である。
まず、図4を参照しながら説明する。パネル10に形成される被係合部は、図4(A)に示される台形凸状(円錐台の凸状(上記実施形態における第一被係合部12を表裏逆にしたような形状)又は矩形台の凸状)の被係合部50Aでもよい。また、パネル10に形成される被係合部は、図4(B)に示される半円凸状(半球状又は半円の断面が図4(B)の紙面に垂直な方向に延びる形状)の被係合部50Bでもよいし、図4(C)に示される凹状の被係合部50Cでもよい。図4(B)及び図4(C)の構成では、パネル10において被係合部50B、50Cの反対面側は凹凸のない平面状とされている。
また、穴加工具としてのドリル28(図1等参照)と一体的に設けられ係合部は、図4(A)〜図4(C)に示される被係合部50A、50B、50Cにそれぞれ面接触して嵌められる形状の係合部52A、52B、52Cであってもよい。図4(A)及び図4(B)に示される係合部52A、52Bは、凹状の係合部となっており、例えば、図1に示されるアーム25に固定されて垂下された柱状の治具の先端部とされる。図4(C)に示される係合部52Cは、凸状の係合部となっており、例えば、治具ピン(第一治具ピン30、第二治具ピン34(図1等参照))の先端部を構成する。なお、図4(A)の構成では、ベース部材38の上面側には、パネル10の被係合部50Aの裏面側の凹状部分51Aに挿入される凸部54Aが形成される。
次に、図5を参照しながら説明する。パネル10に形成される被係合部は、図5(A)に示されるように、十字ビード状(凸状)に形成された被係合部50Dでもよいし、図5(B)に示されるように、矩形凹状の角座とされて底面側へ向けて徐々に窄まるように傾斜した被係合部50Eでもよい。
また、穴加工具としてのドリル28(図1等参照)と一体的に設けられた係合部は、図5(A)及び図5(B)に示される被係合部50D、50Eにそれぞれ面接触して嵌められる形状の係合部52D、52Eであってもよい。図5(A)に示される十字凹状の係合部52Dは、例えば、図1に示されるアーム25に固定されて垂下された角柱状の治具の先端部とされる。また、図5(B)に示される角錐台の凸状の係合部52Eは、例えば、治具ピン(第一治具ピン30、第二治具ピン34(図1等参照))の先端部を構成する。
なお、図5(A)の構成では、ベース部材38の上面側には、パネル10の被係合部50Dの裏面側の凹状部分に挿入される凸部54Bが形成される。また、図5(B)の構成では、ベース部材38の上面側には、パネル10の被係合部50Eの裏面側の凸状部分51Eが挿入される凹部54Cが形成される。
以上、図4及び図5を用いて、被係合部及び係合部の変形例について説明したが、被係合部及び係合部の形状は、縦横上下の方向で嵌め合うことができる他の形状であってもよい。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、図1等に示されるパネル10が繊維強化樹脂材で構成されているが、パネルは、例えば、金属材や強化繊維を含有しない樹脂材等で構成されたものでもよい。ちなみに、繊維強化樹脂材がスタンピング成形される場合、仮に型内で穴あけ加工をしようとすると強化繊維を切断する際に強化繊維で金型が傷付くことになるので、基本的に型内では穴あけ加工ができない。また、スタンピング成形後にパネルを精度良く穴あけするには、位置合わせのために多くの工数を必要としている。よって、繊維強化樹脂材で構成されたパネルを簡易かつ精度良く穴あけするニーズは高いといえる。そして、本実施形態によれば、繊維強化樹脂材で構成されたパネル10を簡易かつ精度良く穴あけすることができる。
また、図1〜図3に示される実施形態では、第一被係合部12が底面12A(図2、図3参照)を備えた先細りするテーパー状の凹部に形成されているが、第一被係合部は底面を備えないテーパー状の凹部に形成されてもよい。この場合、第一係合部は、先細りするテーパー状の円錐部に形成されてもよい。
また、図1〜図3に示される実施形態では、第一被係合部12及び第二被係合部14のうち第一被係合部12のみが先細りするテーパー状の凹部に形成されると共に、第一係合部32がこれに係合可能な先細りするテーパー状に形成されているが、変形例として、第一被係合部及び第二被係合部の両方が先細りするテーパー状の凹部に形成されると共に、第一係合部及び第二係合部の両方が先細りするテーパー状に形成されてもよい。また、他の変形例として、第二被係合部のみが先細りするテーパー状の凹部に形成されると共に第二係合部が先細りするテーパー状に形成されてもよい。なお、テーパー状の凹部は、底面を備えるものであってもよいし、底面を備えないものであってもよい。また、テーパー状の凹部に係合されるテーパー状の係合相手(第一係合部、第二係合部)は、円錐台状に形成されてもよいし、テーパー状の凹部が底面を備えない場合には円錐状に形成されてもよい。
また、図1〜図3に示される実施形態の変形例として、第一被係合部12に代えて、第二被係合部14と同様の形状でかつ長手方向の向きも第二被係合部14と同様に設定した第一被係合部を設けると共に、第二被係合部14に代えて、第一被係合部12と同様の形状の第二被係合部を設け、さらに、第一係合部32に代えて、第二係合部36と同様の形状の第一係合部を設けると共に、第二係合部36に代えて、第一係合部32と同様の形状の第二係合部を設けるような構成にしてもよい。
また、図1〜図3に示される実施形態の変形例として、ベース部材(38)には、第一凹部40に代えて、パネル10の凸状部分13(図2参照)が挿入される孔部が貫通形成されると共に、第二凹部42に代えて、パネル10の凸状部分15(図2参照)が挿入される孔部が貫通形成されてもよい。
さらに、第二工程の後、パネル10に他のパネルを組み付ける場合、例えば、位置合わせ用として、前記他のパネルの所定位置に図2に示されるパネル10の凸状部分13、15を嵌入させるための貫通孔を形成し、パネル10の凸状部分13、15を前記貫通孔に嵌入させることでパネル10に対する前記他のパネルの位置合わせをしてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、穴加工具がドリル28とされているが、穴加工具は、例えば、パンチ等のような他の穴加工具であってもよい。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 パネル
12 第一被係合部
14 第二被係合部
16 直線部
28 ドリル(穴加工具)
32 第一係合部
36 第二係合部
X 並設方向

Claims (3)

  1. 凹状又は凸状に形成された第一被係合部と、前記第一被係合部から離れた位置で凹状又は凸状に形成された第二被係合部と、を備えたパネルに対し、穴加工具と一体的に設けられた第一係合部を前記第一被係合部に係合させると共に、前記穴加工具と一体的に設けられた第二係合部を前記第二被係合部に係合させることで、前記パネルを前記穴加工具に対し位置決めする第一工程と、
    前記穴加工具で前記パネルに穴をあける第二工程と、
    を有するパネルの穴あけ方法。
  2. 前記第一被係合部及び前記第二被係合部の少なくとも一方は、先細りするテーパー状の凹部に形成され、
    前記第一係合部及び前記第二係合部のうち前記少なくとも一方の係合相手は、先細りするテーパー状に形成されている、請求項1記載のパネルの穴あけ方法。
  3. 前記第一被係合部及び前記第二被係合部のいずれか一方は、凹状に形成され、平面視で前記第一被係合部と前記第二被係合部とが並ぶ並設方向に延びかつ互いに対向する一対の直線部を備え、
    前記一対の直線部は、前記第一係合部及び前記第二係合部のうち前記いずれか一方の係合相手よりも、前記並設方向の長さが長く設定されている、請求項1又は請求項2に記載のパネルの穴あけ方法。
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