JP2015121927A - 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】実行中のジョブを保留させるかどうかをユーザに選択させる。
【解決手段】複合機10は、印刷ジョブの実行中に残金の不足が発生したことに伴いジョブの実行の保留か中止かをユーザに選択させ、ユーザが保留を選択したことによって当該ジョブの実行を保留させる印刷制御部141、当該ジョブのジョブ再開識別子を生成するジョブ再開識別子生成部143、及び保留された時点までに印刷されたページの番号及びパラメータ情報を含むジョブ関連情報とジョブ再開識別子とを含むジョブ保留情報を生成する情報管理部145を含むジョブ実行制御部14と、ジョブ再開識別子を操作パネルに表示し、またその表示を参照してユーザにより入力されたジョブ再開識別子を受け付ける操作パネル制御部12と、を有し、入力されたジョブ再開識別子に対応するジョブ関連情報に基づき保留直後の状態からジョブの実行を再開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、料金を投入されたことで複合機がファクシミリ送信を開始した後、全ページの送信が終了する前に料金不足が発生した場合、識別コードを画面表示すると共にファクシミリ送信に関する設定内容を識別コードに対応させて保存しておき、一定時間内に入金され、識別コードが入力されると、その識別コードに対応して保存しておいた設定内容を読み出し、既送信ページの次のページからファクシミリ送信を再開する技術が提案されている。
特開2012−54631号公報 特開2008−20628号公報 特開2012−81620号公報
本発明は、実行中のジョブを保留させるかどうかをユーザに選択させることを目的とする。
本発明に係る画像形成システムは、第1画像形成装置と、第2画像形成装置と、ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段と、を有し、前記第1画像形成装置は、ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御する第1ジョブ実行制御手段と、前記第1ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する第1実行手段と、ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段と、ユーザが保留を選択したことによって前記第1ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの前記ジョブ関連情報を生成し、当該ジョブを特定するジョブ特定情報に対応付けしてジョブ保留情報を生成し、前記記憶手段に記憶させる生成手段と、前記ジョブ特定情報を出力する出力手段と、を有し、前記第2画像形成装置は、ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を前記記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御する第2ジョブ実行制御手段と、前記第2ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する第2実行手段と、を有することを特徴とする。
また、前記第1画像形成装置に備えられた第1課金装置への投入金額から、前記第1実行手段による画像形成サービス処理の実行過程において処理結果が出力されるたびに当該出力により発生する課金金額を逐次差し引くことで残金を算出する算出手段を有し、前記第1ジョブ実行制御手段は、残金の不足に伴いユーザが保留を選択したことによってジョブの実行を保留させることを特徴とする。
また、前記取得手段は、前記第2画像形成装置に備えられた第2課金装置から残金の不足を解消する金額が投入された場合に、前記受付手段により受け付けられたジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を前記記憶手段から取得することを特徴とする。
また、前記記憶手段に記憶されたジョブ保有情報を、予め設定された削除条件に合致したときに削除する削除手段を有することを特徴とする。
また、前記出力手段は、保留されたジョブの実行を要求したユーザが使用する機器へ前記ジョブ特定情報を含むデータを送信することを特徴とする。
また、前記第1画像形成装置、前記第2画像形成装置及び前記記憶手段は、ネットワークを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
また、前記第1画像形成装置及び前記第2画像形成装置は、同一の画像形成装置であることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段と、前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段と、ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段と、ユーザが保留を選択したことによって前記ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報を生成し、その生成したジョブ関連情報と、当該ジョブを特定するジョブ特定情報と、を組にして生成したジョブ保留情報を記憶手段に記憶させる生成手段と、前記ジョブ特定情報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を、ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段と、前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段にアクセス可能な画像形成装置に搭載されたコンピュータを、ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段、前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段、ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段、ユーザが保留を選択したことによって前記ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの前記ジョブ関連情報を生成し、当該ジョブを特定するジョブ特定情報に対応付けしてジョブ保留情報を生成し、前記記憶手段に記憶させる生成手段、前記ジョブ特定情報を出力する出力手段、として機能させるためのものである。
本発明に係るプログラムは、ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段にアクセス可能な画像形成装置に搭載されたコンピュータを、ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段、前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を、前記記憶手段から取得する取得手段、前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段、前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段、として機能させるためのものである。
請求項1に記載の発明によれば、実行中のジョブを保留させるかどうかをユーザに選択させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、残金の不足に伴いユーザが保留を選択したことによってジョブの実行を保留させるができる。
請求項3に記載の発明によれば、残金不足によりジョブの実行が保留された第1画像形成装置とは異なる第2画像形成装置に代金が投入されたことによって、第1画像形成装置において保留されたジョブの実行を第2画像形成装置で再開させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段に記憶されたジョブ保有情報が削除条件に合致したときに削除することができる。
請求項5に記載の発明によれば、保留されたジョブの実行を要求したユーザが使用する機器へジョブ特定情報を送信することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ジョブの実行を保留させた第1画像形成装置とは異なる第2画像形成装置においてジョブの実行を再開させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、ジョブの実行を保留させた画像形成装置と同一の画像形成装置においてジョブの実行を再開させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、実行中のジョブを保留させるかどうかをユーザに選択させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、保留されたジョブを保留直後の画像形成サービス処理から再開することができる。
請求項10に記載の発明によれば、実行中のジョブを保留させるかどうかをユーザに選択させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、保留されたジョブを保留直後の画像形成サービス処理から再開することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示した機能ブロック構成図である。 本実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるジョブ保留情報記憶部に記憶されるジョブ保留情報のデータ構成例を示す図である。 本実施の形態における複合機が実施する印刷サービス処理を示すフローチャートである。 本実施の形態において、保留したジョブを再開させる処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示した機能ブロック構成図であり、図2は、本実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成図である。本実施の形態では、課金装置付きの画像形成装置として、コンビニエンスストア等に設置され、複写や印刷等画像形成処理が実行され、その結果、媒体である用紙への出力を伴う画像形成サービスを提供するセルフサービス用の複合機10を想定している。本実施の形態では、複合機10が提供する画像データの印刷サービスを例にして説明する。
図2において、複合機10は、印刷機能、複写機能等各種機能を搭載した複合機であり、コンピュータを内蔵した装置である。図2において、CPU31は、ROM38に格納されたプログラムにしたがってスキャナ33やプリンタエンジン35等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス40は、CPU31の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル32は、ユーザからの印刷等の指示や印刷属性の設定内容等の受け付け、また情報の表示を行う。スキャナ33は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD(Hard Disk Drive)34等に蓄積する。HDD34は、スキャナ33を使用して読み取った電子文書や後述するジョブ保留情報等を格納する。プリンタエンジン35は、CPU31で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)36は、ネットワークを接続し、他の複合機や複合機10の管理サーバ等の間でジョブ保留情報等のデータ通信、電子データの送受信、ファクシミリデータの送受信などに利用される。RAM37は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM38は、本装置の制御や後述する印刷サービス処理をはじめとする各種プログラムが格納されている。外部メディアインタフェース(I/F)39は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。課金装置41は、複合機10が提供するサービスを利用する際に必要な金額を徴収する装置である。課金装置41は、一般的には、複合機10の本体とは別筐体で形成され、複合機10に接続されることで連携動作する。
図1に戻り、本実施の形態における複合機10は、課金装置制御部11、操作パネル制御部12、印刷処理部13、ジョブ実行制御部14及びジョブ保留情報記憶部15を有している。なお、図1には、本実施の形態の説明に必要な構成要素のみが示されており、複合機10として動作するために必要な構成要素であっても説明に用いない構成要素は省略している。
課金装置制御部11は、課金装置41を制御するための手段であり、課金装置41と連携して課金を行う。課金装置制御部11は、課金装置41に投入された金額を取得する投入金額取得部111と、投入金額の残金を表示するなど課金装置41の表示部に対する表示制御を行う表示制御部112と、を有する。本実施の形態において、「投入金額」というのは、課金装置41に投入された金額である。
操作パネル制御部12は、操作パネル32を制御するための手段である。本実施の形態における操作パネル制御部12は、選択手段として設けられ、所定の保留選択画面を操作パネル32に表示して、ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる。操作パネル制御部12は、操作受付部121及び表示制御部122を有している。操作受付部121は、例えば印刷サービスの利用時に操作パネル32に表示された設定画面からユーザにより入力指定されたジョブや印刷属性等のパラメータを受け付ける。本実施の形態における操作受付部121は、受付手段として設けられ、ユーザにより指定されたジョブ再開識別子を受け付ける。表示制御部122は、属性等を設定するための画面や各種画面を通じて属性等の情報を操作パネル32に表示する。表示制御部122はまた、出力手段として設けられ、ジョブ再開識別子を出力する。
印刷処理部13は、第1実行手段及び第2実行手段として設けられ、ジョブ実行制御部14からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する。なお、印刷処理部13が印刷処理を実行することによって、複合機10は印刷サービス処理を実行し印刷サービスをユーザに提供するので、印刷処理と印刷サービス処理とは同義とみなせる。
ジョブ実行制御部14は、第1ジョブ実行制御手段として設けられ、ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御する。ジョブ実行制御部14はまた、第2ジョブ実行制御手段として設けられ、情報管理部145がジョブ保留情報記憶部15から読み出すことで取得したジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の印刷サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御する。
ジョブ実行制御部14は、印刷制御部141、残金算出部142、ジョブ再開識別子生成部143、設定情報収集部144及び情報管理部145を有している。印刷制御部141は、他の構成要素と連携して、ジョブに指定された画像形成サービス処理の一つである印刷処理の実行制御を行う。残金算出部142は、算出手段として設けられ、課金装置41への投入金額から、印刷処理部13による印刷処理の実行過程において処理結果が出力されるたびに(印刷処理では用紙1枚の出力毎に)、当該出力により発生する課金金額を逐次差し引くことで残金を算出する。ジョブ再開識別子生成部143は、ジョブ実行制御部14における印刷制御部141によりジョブの実行が保留された場合、当該ジョブを特定するジョブ特定情報としてジョブ再開識別子を生成する。また、設定情報収集部144は、当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブに関する情報を収集する。情報管理部145は、ジョブ保留情報記憶部15に記憶されるジョブ保留情報の管理を行う。情報管理部145は、生成手段として設けられ、ユーザが保留を選択したことによってジョブ実行制御部14における印刷制御部141によりジョブの実行が保留された場合、設定情報収集部144により収集された情報に基づきジョブ関連情報を生成し、この生成したジョブ関連情報に、当該ジョブが保留されたことに伴いジョブ再開識別子生成部143により生成されたジョブ再開識別子に対応付けしてジョブ保留情報を生成し、ジョブ保留情報記憶部15に記憶させる。情報管理部145はまた、取得手段として設けられ、操作受付部121によりジョブ再開識別子が受け付けられた場合、当該ジョブ再開識別子に対応付けされたジョブ関連情報をジョブ保留情報記憶部15から読み出し取得する。情報管理部145は、更に削除手段として設けられ、ジョブ保留情報記憶部15に記憶されたジョブ保留情報を予め設定された削除条件に合致したときに削除する。このように、情報管理部145は、ジョブ保留情報記憶部15に記憶されたジョブ保留情報の管理を行う。
図3は、本実施の形態におけるジョブ保留情報記憶部15に記憶されるジョブ保留情報のデータ構成例を示す図である。ジョブ保留情報記憶部15は、記憶手段として設けられ、ジョブ保留情報を記憶する。ジョブ保留情報は、ジョブ再開識別子生成部143により生成されたジョブ再開識別子と、情報管理部145により生成されたジョブ関連情報とを含む。ジョブ関連情報には、ジョブの設定に関する情報として、ジョブの実行開始時までに設定された印刷属性等のパラメータ情報、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報として印刷済ページ番号、及び当該ジョブにより印刷される画像データが含まれる。本実施の形態では、ユーザからの指示に応じてジョブが保留された直後の状態から当該ジョブを再開させるが、ジョブ関連情報には、そのジョブが保留された直後の動作環境や状態を再現するために必要な情報が全て含まれている。
本実施の形態は、前述した複合機10の構成の説明から明らかなように、図1に示した複合機10に、第1画像形成装置及び第2画像形成装置双方の構成要素を持たせた場合の例を示している。
複合機10における各構成要素11〜14は、複合機10に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、ジョブ保留情報記憶部15は、複合機10に搭載されたHDD34にて実現される。あるいは、RAM33又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における複合機10が実施する印刷サービス処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
ユーザが複合機10の操作パネル32を操作して、印刷サービスを選択し、印刷の実行に必要なパラメータ等の属性情報を設定する。そして、ユーザは、印刷サービスの利用のために課金装置41から入金した後、スタートボタン等を操作することで印刷サービス処理ジョブの実行を指示する。
投入金額取得部111が課金装置41への投入金額を認識すると、ジョブ実行制御部14は、その投入金額を取得する(ステップ101)。更に、印刷サービス処理ジョブの実行指示(印刷ジョブの実行要求)に伴い操作受付部121が操作パネル32から設定されたパラメータ情報を受け付けると、ジョブ実行制御部14は、そのパラメータ情報を取得する(ステップ102)。そして、ジョブ実行制御部14における印刷制御部141は、パラメータの設定内容に従ってジョブを実行することで印刷処理部13に印刷処理の開始を指示する(ステップ103)。
印刷処理部13は、印刷制御部141からの指示に従い画像形成処理を実行し、入力されたデータを出力形式の画像データに変換することで、各ページの画像データを生成する(ステップ104)。印刷対象のデータは、スキャナ33による読取データ、外部メディアから読み取ったデータ、あるいはネットワーク経由で取得したデータでもよく、データの取得経路については特に限定しない。そして、印刷処理部13は、画像データを1ページずつ順番に出力することで印刷を実行することになるが、印刷制御部141は、印刷処理部13による印刷の実行前に、当該印刷対象とするページの印刷に必要な代金が現時点で残っているかを確認する。そして、残金が足りていることを確認すると(ステップ105でY)、印刷制御部141は、印刷処理部13に当該ページの印刷を指示し、印刷処理部13は、この印刷指示に応じて該当する1ページ分の画像データの印刷を実行する(ステップ106)。
ところで、印刷を実行する場合、ユーザは、複合機10に印刷対象となるデータを入力し、パラメータを設定してから出力を実行させることになる。コンビニエンスストア等に設置される、必要な代金だけ徴収するオンデマンド課金を行える複合機10の場合、ユーザが設定したパラメータ(印刷枚数、カラーモード等)によって必要となる代金が変わってくるが、特に印刷サービスの場合、画像形成処理後でないとページサイズやページ数、カラーモードが特定できない場合がある。つまり、印刷ジョブを実行する前に当該印刷ジョブの実行(全ページの印刷終了)に必要な代金が確定できない場合がある。このため、投入金額の不足が発生しうる。
そこで、このような場合に適合させるために、本実施の形態における複合機10では、画像形成処理を実行して全ページの画像データを事前に生成し、各ページの印刷に要する課金金額を確定し、残金の有無を確認してから各ページの印刷を実行するようにしている。
残金算出部142は、1ページ分の印刷が実行されるたびに課金を行い、新たな残金を算出する(ステップ107)。そして、印刷制御部141による実行制御のもと、全ページの印刷が終了するまで(ステップ108でY)、残金の確認をしながら1ページずつ印刷が繰り返し実行される(ステップ108でN,105〜107)。残金は、表示制御部112により課金装置41に表示される。なお、ここまでの処理は、従前と同じでよい。
ここで、全ページの印刷が終了する前に残金の不足が発生した場合(ステップ105でN)、ジョブ実行制御部14は、所定の保留選択画面を操作パネル制御部12に画面表示させ、その画面から現在実行中のジョブを保留させるか、あるいは中止させるかをユーザに選択させる。ここで、ユーザにより選択された内容を操作受付部121が受け付けると(ステップ109)、それがジョブの実行中止指示の場合(ステップ110でN)、ジョブ実行制御部14は、その中止指示に従い印刷処理の実行を中止させる(ステップ111)。つまり、印刷が中止されると、印刷制御部141は、印刷処理部13に印刷が実行されなかったページの画像データを消去させるなどの後処理を実行する。この結果、投入金額で足りていたページまでの印刷だけが実行されたことになる。
一方、操作受付部121がジョブの保留指示を受け付けた場合(ステップ110でY)、ジョブ実行制御部14における印刷制御部141は、その保留指示に従い実行中のジョブの実行を保留させる(ステップ112)。ジョブの実行が保留されると、設定情報収集部144は、保留する直前に印刷が終了したページ番号を取得し、またジョブの実行の際に設定されたパラメータ情報、及び画像形成処理により生成された画像データのうち少なくとも印刷が実行されていない画像データを収集する(ステップ113)。また、ジョブ再開識別子生成部143は、保留したジョブを特定するジョブ再開識別子を生成する(ステップ114)。そして、情報管理部145は、設定情報収集部144により収集された情報によりジョブ関連情報を生成し、ジョブ再開識別子を対応付けしてジョブ保留情報を生成し、ジョブ保留情報記憶部15に保存する(ステップ115)。
その後、表示制御部122は、ジョブ実行制御部14からの指示に従い、ジョブ再開識別子生成部143により生成されたジョブ再開識別子を操作パネル32に表示する(ステップ116)。ここでは、ユーザは、操作パネル32に表示されたジョブ再開識別子をメモに記録したり覚えたりして留めておくことにする。なお、この後、複合機10は、他のサービス処理が実行可能な状態になる。
続いて、保留したジョブを再開させる処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図4に示した処理を同じ処理には、同じ符号を付け説明を省略する。
ジョブを保留させた後、ユーザが印刷されていないページの印刷に十分と考えられる金額を課金装置41から入金し、所定の操作を行うことで再開指示画面を操作パネル32に表示させ、その画面からジョブ再開識別子を入力する。
投入金額取得部111が課金装置41への投入金額を認識すると、ジョブ実行制御部14は、その投入金額を取得する(ステップ121)。更に、操作受付部121が操作パネル32から入力されたジョブ再開識別子を受け付けると(ステップ122)、ジョブ実行制御部14における情報管理部145は、受け付けられたジョブ再開識別子に対応するジョブ関連情報をジョブ保留情報記憶部15から取り出すことで取得する(ステップ123)。そして、その取得したジョブ関連情報を含むジョブ保留情報をジョブ保留情報記憶部15から削除する(ステップ124)。続いて、ジョブ実行制御部14における印刷制御部141は、取得したジョブ関連情報の設定内容に従って当該ジョブの実行を再開する(ステップ125)。すなわち、印刷制御部141は、印刷済ページ番号に1を加算することで、保留された直後に印刷されるべきページを特定し、印刷処理部13に、その特定したページから印刷を実行させる。この後(ステップ105以降)の処理は、基本的には図4に示した処理を同じでよいので説明を省略する。
ところで、上記説明では、ジョブの保留をユーザが選択した場合にジョブ再開識別子を発行するようにし、ユーザは、印刷を再開させたいときに、複合機10から当該ジョブの実行のためにパラメータ等を改めて入力することなく、その発行されたジョブ再開識別子を入力することのみで、印刷されていない残りのページの印刷を複合機10に再開させるようにした。本実施の形態では、印刷を再開させるための期限については特に制限を設けていない。例えば、数日後など所望なタイミングで印刷を再開させるようにしてもよい。ただ、コンビニエンスストアに設置されるような複合機10は、不特定多数のユーザにより使用されうるので、個人のデータ(ジョブ保留情報)を長期間又は永久的に保存させておくことは好ましくない。また、HDD34の容量不足が生じる恐れもある。従って、ジョブ保留情報がジョブ保留情報記憶部15に記憶されてから所定時間経過した後、例えば、1日後、1週間後、あるいは1月後に自動的に削除するようにしてもよい。本実施の形態においては、情報管理部145に、この自動削除機能を設けた。設定する所定時間は、HDD34の容量、複合機10の利用すると見込まれるユーザ数等によって適切な時間を設定する。あるいは、時間ではなく、保留中のジョブ数、HDD34の空き容量や使用率等他の条件を削除条件として予め設定しておき、この削除条件に合致したときに、例えば長い時間保存されているジョブ保留情報から優先して削除するようにしてもよい。
また、上記説明においては、ジョブ再開識別子を操作パネル32に表示して、ユーザにメモ等により記録させるように説明したが、この提示方法に限る必要はない。例えば、ジョブ再開識別子をQRコード(登録商標)等の2次元バーコードで操作パネル32に表示することによってスマートフォン等の携帯端末で読み取らせるようにしてもよい。あるいは、赤外線通信により携帯端末に送信するようにしてもよい。あるいは、メール機能を用いてジョブ再開識別子を文字列データあるいは2次元バーコードの形式で送信してもよい。このように、記憶ではなく何らかの手段により記録させた場合、その記録された情報を読み取るための手段、例えば、2次元バーコードリーダ等の読取手段を複合機10に設ける必要がある。
本実施の形態では、前述したように、残金の不足に伴いユーザがジョブの実行の保留を選択した場合、そのジョブの実行を再開させるために保留前のジョブと保留後のジョブとを関連付ける必要がある、そのために、本実施の形態では、ジョブ再開識別子を発行し、当該ジョブの実行を開始させる際に、その発行したジョブ再開識別子をユーザに複合機10から入力させるようにした。基本的には、残金が不足したので、残金の不足を発生させた複合機10においてジョブの実行を再開させるのが通常かもしれない。ただ、ジョブの実行を再開させる複合機10を必ずしも残金の不足を発生させた複合機10に限定する必要はない。
例えば、不足分の現金を調達するために、事務所や金融機関に移動した場合、その移動先付近のコンビニエンスストア等に設置の複合機10からジョブの実行を再開できれば、残金の不足が発生した複合機10の設置場所まで戻らなくてすむので都合がよい。本実施の形態では、残金の不足が発生した複合機10以外の複合機10からジョブの実行を再開させたい場合にも対応可能である。
すなわち、上記説明では、1台の複合機(残金の不足が発生した複合機)10に第1画像形成装置及び第2画像形成装置双方の機能を持たせていたが、残金の不足が発生した複合機10を第1画像形成装置として、移動先付近の複合機10を第2画像形成装置として構成する。
ユーザが、移動先付近の複合機10に接続された課金装置41から不足分の代金を投入し、ジョブの実行が保留された複合機(残金の不足が発生した複合機)10において発行されたジョブ再開識別子を、その移動先付近の複合機10から入力すると、移動先付近の複合機10における情報管理部145は、ネットワークを経由してジョブの実行が保留された複合機10から、入力されたジョブ再開識別子に対応するジョブ関連情報を取得してジョブの実行を再開させる。
この場合、移動先付近の複合機10は、ジョブ関連情報の取得先となる複合機10を知っておく必要がある。これは、ジョブ保留情報に当該ジョブ保留情報を保存している複合機10を特定する情報、例えば、IPアドレスやシステム内でユニークに割り振った複合機ID等を含めるようにしてもよいし、ジョブ再開識別子を含む取得要求情報をブロードキャスティングして、画像形成システム内に含まれている複合機に問い合わせるようにしてもよい。この場合、ジョブ再開識別子は、システム内でユニークな情報として生成される必要がある。
あるいは、画像形成システムに、ジョブ保留情報を管理する管理サーバ(記憶手段を管理する管理サーバ)を設置し、残金の不足が発生した複合機10と、移動先付近の複合機10と、ジョブ保留情報記憶部を管理する管理サーバと、をネットワークで接続するよう画像形成システムを構築する。そして、複合機10がジョブ再開識別子を管理サーバへ送信して問い合わせることでジョブ関連情報を取得するよう構成してもよい。いずれにしても、ネットワークを介してデータ通信されるジョブ関連情報には、画像データが含まれているので、暗号化した状態にて送受信するのが望ましい。
また、上記実施の形態においては、残金の不足によりジョブを継続して実行できない場合に、ユーザの選択により保留させる場合について説明した。ただ、残金の有無にかかわらずユーザが自発的にジョブの実行を保留できるようにしてもよい。
例えば、ユーザは、印刷サービスの利用中に他のスケジュールの予定時刻になったので移動しなければならないなど何らかの理由によって印刷の終了前に中止せざるを得ない場合があり得る。このように、残金の不足と言うのではなく、ユーザの自己都合によって印刷ジョブの実行を保留できるようにしてもよい。
このユーザに自発的に保留させる場合の印刷サービス処理は、基本的には図4と同じでよい。ただ、ステップ105からステップ108の処理を繰り返している間にユーザからの自発的な保留指示があった場合、処理はステップ112に移行することになる。ユーザからの自発的な保留指示は、ユーザが操作パネル32から所定の操作をすることで所定の保留指示画面を表示させ、その画面からジョブの実行の保留を選択指示させるようにしてもよい。
上記実施の形態では、印刷サービスを例にして説明したが、複写やファクシミリ送信など他の画像形成処理を伴う画像形成サービスにも適用してもよい。
10 複合機、11 課金装置制御部、12 操作パネル制御部、13 印刷処理部、14 ジョブ実行制御部、15 ジョブ保留情報記憶部、31 CPU、32 操作パネル、33 スキャナ、34 ハードディスクドライブ(HDD)、35 プリンタエンジン、36 ネットワークインタフェース(I/F)、37 RAM、38 ROM、39 外部メディアインタフェース(I/F)、40 アドレスデータバス、41 課金装置、111 投入金額取得部、112,122 表示制御部、121 操作受付部、141 印刷制御部、142 残金算出部、143 ジョブ再開識別子生成部、144 設定情報収集部、145 情報管理部。

Claims (11)

  1. 第1画像形成装置と、
    第2画像形成装置と、
    ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記第1画像形成装置は、
    ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御する第1ジョブ実行制御手段と、
    前記第1ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する第1実行手段と、
    ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段と、
    ユーザが保留を選択したことによって前記第1ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの前記ジョブ関連情報を生成し、当該ジョブを特定するジョブ特定情報に対応付けしてジョブ保留情報を生成し、前記記憶手段に記憶させる生成手段と、
    前記ジョブ特定情報を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記第2画像形成装置は、
    ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御する第2ジョブ実行制御手段と、
    前記第2ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する第2実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第1画像形成装置に備えられた第1課金装置への投入金額から、前記第1実行手段による画像形成サービス処理の実行過程において処理結果が出力されるたびに当該出力により発生する課金金額を逐次差し引くことで残金を算出する算出手段を有し、
    前記第1ジョブ実行制御手段は、残金の不足に伴いユーザが保留を選択したことによってジョブの実行を保留させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記取得手段は、前記第2画像形成装置に備えられた第2課金装置から残金の不足を解消する金額が投入された場合に、前記受付手段により受け付けられたジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を前記記憶手段から取得することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記記憶手段に記憶されたジョブ保有情報を、予め設定された削除条件に合致したときに削除する削除手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記出力手段は、保留されたジョブの実行を要求したユーザが使用する機器へ前記ジョブ特定情報を含むデータを送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記第1画像形成装置、前記第2画像形成装置及び前記記憶手段は、ネットワークを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 前記第1画像形成装置及び前記第2画像形成装置は、同一の画像形成装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  8. ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段と、
    前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段と、
    ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段と、
    ユーザが保留を選択したことによって前記ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報を生成し、その生成したジョブ関連情報と、当該ジョブを特定するジョブ特定情報と、を組にして生成したジョブ保留情報を記憶手段に記憶させる生成手段と、
    前記ジョブ特定情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を、ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段と、
    前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段にアクセス可能な画像形成装置に搭載されたコンピュータを、
    ジョブの実行要求に応じて当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段、
    前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段、
    ジョブの実行を保留するかどうかをユーザに選択させる選択手段、
    ユーザが保留を選択したことによって前記ジョブ実行制御手段により当該ジョブの実行が保留された場合、保留された時点における当該ジョブの前記ジョブ関連情報を生成し、当該ジョブを特定するジョブ特定情報に対応付けしてジョブ保留情報を生成し、前記記憶手段に記憶させる生成手段、
    前記ジョブ特定情報を出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. ジョブを特定するジョブ特定情報と、保留された時点における当該ジョブの進捗状況を示す情報及び当該ジョブの設定に関する情報を含むジョブ関連情報と、を組にして生成されたジョブ保留情報を記憶する記憶手段にアクセス可能な画像形成装置に搭載されたコンピュータを、
    ユーザにより指定されたジョブ特定情報を受け付ける受付手段、
    前記受付手段によりジョブ特定情報が受け付けられた場合、当該ジョブ特定情報に対応付けされたジョブ関連情報を、前記記憶手段から取得する取得手段、
    前記取得手段により取得されたジョブ関連情報に基づき当該ジョブの実行が保留された直後の画像形成サービス処理から再開するよう当該ジョブの実行を制御するジョブ実行制御手段、
    前記ジョブ実行制御手段からの指示に応じて当該ジョブにより指定された画像形成サービス処理を実行する実行手段、
    として機能させるためのプログラム。
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