JP2018206278A - 情報処理装置、印刷システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1拠点において印刷を実行する際の制御の内容を第2拠点に事前に設定することなく、第2拠点で第1拠点における制御の内容に従った印刷制御を可能とする。【解決手段】拠点Aを通常使用しているユーザーのモバイル端末5は、ユーザーの拠点Bへの移動後、拠点Aのプリントサーバー20にログインし、印刷に用いる拠点Bのプリンター30が選択されると仮想論理プリンター54を作成する。仮想論理プリンター54は、拠点Aから取得した、拠点Aにおいて印刷を実行する際の制御内容を示す制御情報とプリンター30とを関連付ける。そして、拠点Bのプリントサーバー40は、モバイル端末5からの拠点Aの制御情報を含む印刷指示に応じて、拠点Aの制御情報に従って拠点Bのプリンター30に印刷を実行させる。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、印刷システム及びプログラムに関する。
ユーザーが通常利用している拠点(以下、「本拠点」という)において印刷を行う場合、本拠点において設定されている利用の制限や条件などの印刷の制御の内容に従ってユーザーに印刷させる場合がある。また、印刷を行う際に課金する場合もある。
特開2016−177372号公報 特開2004−102959号公報
印刷システムが複数の拠点にまたがり構築されている場合、ユーザーが他拠点に移動し、その他拠点に持ち込んだスマートフォン等のモバイル端末を用いて他拠点に設置されているプリンターを利用する場合が想定しうる。この場合でも本拠点と同様の制御の内容に従って他拠点でも印刷をさせたい場合がある。この場合、従来においては、本拠点に設定されている印刷制御の内容を示す制御情報を他拠点にも事前に設定しておく必要があった。
本発明は、第1拠点において印刷を実行する際の制御の内容を第2拠点に事前に設定することなく、第2拠点で第1拠点における制御の内容に従った印刷制御を可能とすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する取得手段と、印刷実行先として選択された印刷装置であって第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段と、前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2拠点へ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段と、を有することを特徴とする。
また、前記印刷制御手段は、前記制御情報に従い前記印刷ジョブの印刷属性を変更させてから前記印刷装置に印刷を実行させることを特徴とする。
また、前記印刷制御手段は、前記印刷装置により印刷が実行されると印刷枚数が所定数以上となる場合、前記印刷装置に両面印刷にて印刷を実行させることを特徴とする。
また、前記印刷制御手段は、前記制御情報に従い前記印刷装置による印刷を中止させることを特徴とする。
また、前記印刷制御手段は、印刷対象のファイル名に、前記制御情報に設定されている所定の文字列が含まれている場合、前記印刷装置による印刷を中止させることを特徴とする。
また、前記関連付け手段及び前記印刷制御手段は、ユーザーが前記印刷装置を選択することに伴い作成される仮想論理印刷装置により実現されることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する取得手段、印刷実行先として選択された印刷装置であって第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段、前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2拠点へ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段、として機能させる。
本発明に係る印刷システムは、第1拠点に設置された第1サーバーと、第2拠点に設置された第2サーバーと、前記第1拠点にアカウントを持つユーザーにより使用される情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記情報処理装置から前記第1サーバーにユーザーがログインすると前記第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する制御情報取得手段と、ログインしたユーザーにより印刷実行先として選択された前記第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段と、前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2サーバーへ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段と、を有し、前記第2サーバーは、前記印刷制御手段から送られてきた印刷ジョブ及び前記制御情報に応じて、前記制御情報に従って前記印刷装置における印刷の実行制御を行う印刷実行制御手段と、を有することを特徴とする。
また、前記第1サーバーは、ユーザーの使用料として支払可能な残高を管理する残高管理手段と、前記印刷装置の使用により発生する料金に関する料金情報を取得する取得手段と、前記印刷ジョブ及び前記料金情報に基づき前記印刷装置が印刷を実行したときに発生する使用料を算出する算出手段と、を有し、前記印刷制御手段は、ログインしたユーザーが前記印刷装置の使用に伴う料金の支払いが可能である場合のみ前記印刷装置による印刷を許可することを特徴とする。
また、前記第2サーバーは、前記印刷装置により印刷が実行された場合、その実行の実績及び前記料金情報に基づき算出した代金を前記第1サーバーに請求する請求処理手段を有し、前記残高管理手段は、前記請求処理手段により請求された代金をログインしたユーザーの残高から差し引くことを特徴とする。
また、前記料金情報は、消耗品に関する情報を含むことを特徴とする。
また、前記印刷制御手段は、前記第1拠点及びログインしたユーザーの各識別情報を前記印刷ジョブに含めて送信することを特徴とする。
また、前記情報処理装置は、前記第1拠点に設置されている印刷装置に対する印刷要求に指定されたファイルが、前記第2拠点に設置されている印刷装置により過去に印刷されている場合、当該ファイルを前記第2サーバーから取得するファイル取得手段を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1拠点において印刷を実行する際の制御の内容を第2拠点に事前に設定することなく、第2拠点で第1拠点における制御の内容に従った印刷制御を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2拠点においても第1拠点における制御情報に従った印刷属性にて印刷させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、印刷が実行されると印刷枚数が所定数以上となる場合、第1拠点における制御情報に従って両面印刷により印刷枚数を削減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1拠点における制御情報に従って印刷を中止させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、印刷対象のファイル名に所定の文字列が含まれている場合、第1拠点における制御情報に従って印刷を中止させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、仮想論理印刷装置によって第1拠点における制御情報と第2拠点における印刷装置とを関連付けることができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1拠点において印刷を実行する際の制御の内容を第2拠点に事前に設定することなく、第2拠点で第1拠点における制御の内容に従った印刷制御を行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、第1拠点において印刷を実行する際の制御の内容を第2拠点に事前に設定することなく、第2拠点で第1拠点における制御の内容に従った印刷制御を行うことができる。
請求項9に記載の発明によれば、ログインしたユーザーに支払能力がある場合のみ印刷を許可することができる。
請求項10に記載の発明によれば、ユーザーに対して使用量に応じた課金をおこなうことができる。
請求項11に記載の発明によれば、第2拠点における消耗品の使用量分だけの請求金額を算出することができる。
請求項12に記載の発明によれば、課金先となるユーザーを特定することができる。
請求項13に記載の発明によれば、第2拠点において印刷したファイルを第1拠点において再度印刷したい場合に当該ファイルを再利用することができる。
本発明に係る印刷システムの全体構成図である。 本実施の形態におけるモバイル端末のハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるプリントサーバーのハードウェア構成図である。 本実施の形態における印刷システムに含まれる各装置のブロック構成を示す図である。 本実施の形態における料金情報記憶部に記憶される使用料情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施の形態における料金情報記憶部に記憶される消耗品料金情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるアカウント情報記憶部に記憶されるアカウント情報のデータ構成の一例を示す図である。 本実施の形態において仮想論理プリンター54が作成されるまでの処理を示すシーケンス図である。 本実施の形態において印刷が実行され課金されるまでの処理を示すシーケンス図である。 図9Aに続くシーケンス図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る印刷システムの全体構成図である。印刷システムは、各拠点1に設置されている印刷サブシステムによって構成される。印刷サブシステムは、プリントサーバー2及び1又は複数のプリンター3がネットワーク4に接続され構成される。また、ネットワーク4には、各拠点を通常使用するユーザーが使用するパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置も接続されているが、本実施の形態では、説明に用いないので図1では省略している。モバイル端末5は、スマートフォン等携帯性のある情報処理装置である。図1には、拠点Aを通常利用しているユーザーにより携帯され使用されるモバイル端末5が示されている。
なお、印刷システムを構成する拠点の数は、図1に例示した2拠点に限らず3拠点以上でもよい。
図2は、本実施の形態におけるモバイル端末5のハードウェア構成図である。本実施の形態におけるモバイル端末5は、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、モバイル端末5は、図2に示したようにCPU61、ROM62、RAM63、記憶手段としてのストレージ64、ユーザインタフェースである操作パネル65、及び通信手段として設けられたネットワークインタフェース(IF)66を内部バス67に接続して構成される。
図3は、本実施の形態におけるプリントサーバー2のハードウェア構成図である。本実施の形態におけるプリントサーバー2は、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、プリントサーバー2は、図3に示したようにCPU71、ROM72、RAM73、記憶手段としてのハードディスクドライブ(HDD)74、ユーザインタフェース75、及び通信手段として設けられたネットワークインタフェース(IF)76を内部バス77に接続して構成される。ユーザインタフェース75は、例えば入力手段としてマウスやキーボード、表示手段としてディスプレイで構成される。
図4は、図1に示した印刷システムに含まれる各装置のブロック構成を示す図である。図4には、拠点Aのプリントサーバー2に相当するプリントサーバー20、拠点Bのプリントサーバー2に相当するプリントサーバー40、拠点Bのプリンター3に相当するプリンター30及びモバイル端末5が示されている。本実施の形態では、モバイル端末5を携帯するユーザーが通常利用している拠点Aのプリントサーバー20が必要とする構成要素と、そのユーザーの移動先となる拠点Bのプリントサーバー40が必要とする構成要素との違いがわかりやすいように図示したが、拠点Bも他のユーザーによって通常利用される拠点ともなり、拠点Aも他のユーザーの移動先となり得ることから、いずれのプリントサーバー20,40にも他方の構成要素を持たせるように構成するのが好適である。
プリントサーバー20は、認証部21、プリンター管理部22、印刷管理部23、課金処理部24、プリンター情報記憶部25、制御情報記憶部26、料金情報記憶部27、アカウント情報記憶部28及び他拠点情報記憶部29を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については図から省略している。後述する他の装置においても同様である。認証部21は、ユーザーからの要求に応じて認証処理を行う。プリンター管理部22は、自拠点(拠点A)に設置のプリンター3に関する情報管理を行うが、本実施の形態におけるプリンター管理部22は、更にモバイル端末5からの要求に応じてモバイル端末5が印刷先として指定したプリンター3の設置先となる拠点1を特定する。また、本実施の形態では、印刷システムの利用に伴い使用料を徴収するので、プリンター管理部22は、自拠点を通常利用するユーザーが他拠点のプリンター3の使用により発生する料金に関する料金情報を他拠点から取得する取得手段として機能する。
印刷管理部23は、モバイル端末5からの要求に応じてモバイル端末5が拠点Bに要求する印刷の可否を判定するなどユーザーが要求する印刷の実行を管理する。特に、本実施の形態における印刷管理部23は、印刷の可否を判定する際には、印刷ジョブ及び料金情報に基づきプリンター3が印刷を実行したときに発生する使用料を算出する算出手段として機能する。課金処理部24は、ユーザーの使用料として支払可能な残高を管理する残高管理手段として機能する。具体的には、他拠点からの請求に応じて課金処理を実行することで、自拠点を通常利用する各ユーザーの残高から使用料を差し引くことで課金する。
なお、本実施の形態における説明には、拠点Aを通常利用するユーザーしか登場しないので、以降の説明においては、特に説明しない限り、「ユーザー」は拠点Aを通常利用するユーザーのことをいう。
プリンター情報記憶部25には、自拠点に設置されているプリンター3が登録されている。制御情報記憶部26には、ユーザーが印刷を実行する際の規則やプリンター3の利用制限等、印刷に関する制御内容を示す制御情報が事前に設定される。例えば、ユーザーが指定したプリンター3により印刷が実行されると印刷枚数が所定数以上となる場合、プリンター3に両面印刷にて印刷を実行させたり、印刷対象のファイル名に特定の文字列が含まれている場合、プリンター3による印刷を中止させたりするなど、印刷属性の変更やセキュリティに関連付けた印刷の実行の可否等、印刷の制御に関する情報が設定される。また、ユーザー毎に利用可能なプリンター3、プリンター3の機種、印刷属性等を設定してもよい。また、本実施の形態におけるプリンター3は、便宜的に印刷機能のみを搭載している印刷装置での実現を想定しているが、複合機等の画像形成装置で形成する場合、ユーザーが利用する機能、例えば、印刷、コピー、スキャン、ファクシミリ送信の各機能の利用の可否を設定するようにしてもよい。
図5は、本実施の形態における料金情報記憶部27に記憶される使用料情報のデータ構成の一例を示す図である。使用料情報は、各プリンター3を特定するプリンターIDに、当該プリンター3の使用料及び当該プリンター3に適用する料金体系を特定する料金IDを対応付けして設定される。本実施の形態では、プリンターIDとしてIPアドレスを用いた例を示しているが、プリンター名等他の識別情報を用いてもよい。
図6は、本実施の形態における料金情報記憶部27に記憶される消耗品料金情報のデータ構成の一例を示す図である。消耗品料金情報は、料金ID、印刷条件及び料金を組にして設定される。使用料情報と消耗品料金情報は、料金IDによって紐付けられ、ユーザーに適用する料金は、ユーザーが使用するプリンター3及びユーザーが設定した印刷属性によって決まる。より具体的には、ユーザーが設定した印刷属性と合致する印刷条件に対応付けされた料金が適用される。本実施の形態では、印刷条件として用紙サイズ及びカラー/白黒の別を例にしているが、これ以外の条件を付加してもよい。
図7は、本実施の形態におけるアカウント情報記憶部28に記憶されるアカウント情報のデータ構成の一例を示す図である。アカウント情報には、自拠点を通常利用する各ユーザーを識別するアカウント番号(ユーザーID)と当該ユーザーの残高が対応付けして記憶される。
他拠点情報記憶部29には、他拠点から取得した情報が一時的に記憶される。具体的な情報は、動作の説明と合わせて説明する。
プリントサーバー20における各構成要素21〜24は、プリントサーバー20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU71で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部25〜29は、プリントサーバー20に搭載されたHDD74にて実現される。あるいは、RAM73又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
プリントサーバー40は、プリンター管理部41、ジョブ解析部42、印刷実行制御部43、ジョブログ取得部44、請求処理部45、プリンター情報記憶部46、料金情報記憶部47及びジョブ記憶部48を有している。プリンター管理部41は、他拠点のプリンター管理部22と連携動作し、自拠点(拠点B)のプリンター30に関する情報提供などプリンター30に関する管理を行う。ジョブ解析部42は、モバイル端末5から送られてくるジョブを解析する。印刷実行制御部43は、モバイル端末5から送られてきた印刷ジョブ及び制御情報に応じて、その制御情報に従ってプリンター30における印刷の実行制御を行う印刷実行制御手段として機能する。ジョブログ取得部44は、自拠点のプリンター30に蓄積されているジョブログを取得する。請求処理部45は、自拠点のプリンター30により印刷が実行された場合、その実行の実績及び自拠点の料金情報に基づき算出した代金を、印刷を実行したユーザーが通常利用する拠点Aのプリントサーバー20に請求する請求処理手段として機能する。プリンター情報記憶部46及び料金情報記憶部47は、プリントサーバー20と同様に、自拠点におけるプリンター情報及び料金情報をそれぞれ記憶する。ジョブ記憶部48は、モバイル端末5から送られてきた印刷ジョブを記憶する。
プリントサーバー40における各構成要素41〜45は、プリントサーバー40を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU71で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部46〜48は、プリントサーバー40に搭載されたHDD74にて実現される。あるいは、RAM73又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
プリンター30は、印刷処理部31及びジョブログ蓄積部32を有している。印刷処理部31は、自拠点のプリントサーバー2から送られてくる印刷ジョブに従い印刷を実行する。ジョブログ蓄積部32には、印刷の実行結果がジョブログとして蓄積される。
モバイル端末5は、ログイン処理部51、プリンター選択処理部52、仮想論理プリンター管理部53、仮想論理プリンター54、印刷要求受付部55及び関連付け情報記憶部56を有している。ログイン処理部51は、プリントサーバー20へのログイン処理を実行する。プリンター選択処理部52は、印刷に使用するプリンター3の選択処理を実行する。仮想論理プリンター管理部53は、仮想論理プリンター54の作成、削除等仮想論理プリンター54の管理を行う。仮想論理プリンター54は、仮想論理プリンター管理部53により作成されると、仮想的な論理プリンターとして動作する。具体的には、ユーザーが通常利用している拠点Aから、拠点Aにおいて印刷が実行される際に参照される制御情報を取得する取得手段、印刷実行先としてユーザーにより選択された拠点Bに設置のプリンター30と制御情報とを関連付ける関連付け手段、更にプリンター30に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び制御情報を拠点Bへ送信することで、制御情報に従ってプリンター30に印刷させるよう制御する印刷制御手段、として機能する。印刷要求受付部55は、ユーザーからの印刷要求を受け付ける。関連付け情報記憶部56には、仮想論理プリンター54によるプリンター30と制御情報との関連付けの内容を示す関連付け情報が記憶される。
モバイル端末5における各構成要素51〜55は、モバイル端末5に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU61で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、関連付け情報記憶部56は、ストレージ64又はRAM63にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態では、拠点Aを通常利用しているユーザーが、他拠点(拠点B)に移動して、拠点Bに設置のプリンター30を利用して印刷を行う場合を例にして説明する。図1では、拠点A内のユーザー及びモバイル端末5を破線で、拠点B内のユーザー及びモバイル端末5を実線でそれぞれ示し、その間の矢印によってユーザーが移動したことを表している。まず、ユーザーが拠点Bにおいて印刷を実行する際に仮想論理プリンター54が作成されるまでの処理について図8に示すシーケンス図を用いて説明する。
拠点Bに移動したユーザーが所定のログイン操作をすると、ログイン処理部51は、ログイン要求をプリントサーバー20へ送信する(ステップS201)。モバイル端末5は、WiFi等の無線LANを利用してプリントサーバー20に接続可能であるが、その接続手段は特に限定する必要はない。プリントサーバー20における認証部21は、モバイル端末5からのログイン要求に応じてユーザー認証を行う(ステップS101)。ここでは、成功したものとして説明を続ける。
続いて、プリンター選択処理部52は、所定の要求操作を応じてプリンター選択要求をプリントサーバー20へ送信する(ステップS202)。プリンター選択要求が送信されてくると、プリントサーバー20におけるプリンター管理部22は、プリンター情報記憶部25を参照して、自拠点に設置のプリンター3の一覧を取得し、プリンター3の選択画面を生成してモバイル端末5へ送信する(ステップS102)。
プリンター3の選択画面を受信すると、プリンター選択処理部52は、その選択画面を操作パネル65に表示する。ユーザーは、選択画面に含まれているプリンター3のリストの中から印刷先としたいプリンター3を選択することになるが、ここでは、ユーザーは拠点Bのプリンター3を利用したいので、そのリストの中には所望のプリンター3は含まれていない。この場合、ユーザーは、選択画面にリスト表示領域とは別に設けられているプリンター指定領域から印刷先とするプリンター3を特定する情報を入力する。例えば、プリンター3のIPアドレスを入力することで指定してもよい。
ユーザーにより指定されたプリンター特定情報が送られてくると、プリンター管理部22は、プリンター特定情報に含まれているIPアドレスを印刷システム内の各拠点1に送信することで、当該プリンター3の設置先となる拠点1を探索する(ステップS103)。問合せを受けた拠点1は、当該プリンター3の設置の有無を返答することになるが、ここでは、拠点Bにおけるプリンター管理部41が、当該プリンター3が設置されている旨を拠点Aに返す。このとき、プリンター管理部41は、自拠点の料金情報を料金情報記憶部47から読み出して送信する(ステップS301)。
なお、ここでは、ユーザーが利用するプリンター3を特定する際、拠点Aから他拠点に、ユーザーが指定したプリンター3の有無を問い合わせるようにしたが、これに限らず、例えば、図示しない位置取得手段により取得したモバイル端末5の現在位置を、印刷システムに含まれる各拠点1の所在位置と照合してユーザーのいる拠点Bを特定し、その特定した拠点Bのプリンター管理部41から当該拠点Bに設置のプリンター3のリストを取得し、そのリストをモバイル端末5へ送る選択画面に含め、モバイル端末5に表示させてユーザーに選択させるようにしてもよい。
プリントサーバー20におけるプリンター管理部22は、以上のようにしてユーザーが指定したプリンター3の設置先を特定すると(ステップS104)、特定したプリンター3、プリンターの設置先となる拠点(拠点B)及び取得した拠点Bの料金情報を対応付けて他拠点情報記憶部29に保持する。続いて、プリンター管理部22は、自拠点の制御情報を制御情報記憶部26から読み出し、その制御情報及びユーザーが選択したプリンター30及びそのプリンター30の設置先を含む印刷関連情報をモバイル端末5へ送信する(ステップS105)。
プリントサーバー20から送信されてきた印刷関連情報を受信すると、仮想論理プリンター管理部53は、仮想論理プリンター54を作成する(ステップS205)。作成された仮想論理プリンター54は、取得された印刷関連情報に含まれている制御情報及びプリンター3を関連付けて関連付け情報を生成し、関連付け情報記憶部56に登録する(ステップS206)。
以上のようにして、モバイル端末5に仮想論理プリンター54が作成され、拠点Aの制御情報と拠点Bのプリンター30とが関連付けられる。
続いて、ユーザーは、所望の印刷データをプリンター30に印刷させることになる。この印刷が実行され課金されるまでの処理について図9A、図9Bに示すシーケンス図を用いて説明する。
モバイル端末5における印刷要求受付部55は、ユーザーにより印刷対象となる印刷データが指定された印刷要求を受け付ける(ステップS211)。印刷先となるプリンター30は既に指定されているが、印刷要求受付部55は、仮想論理プリンター54に印刷データを渡すことになる。仮想論理プリンター54は、印刷データを含む印刷ジョブをプリントサーバー40へ送信する(ステップS212)。
プリントサーバー40におけるジョブ解析部42は、送られてきた印刷ジョブを解析して、指定された印刷データを印刷したときの印刷枚数や印刷属性(用紙サイズ、カラーモード等)を認識する(ステップS311)。そして、解析した結果をモバイル端末5へ送信する(ステップS312)。
仮想論理プリンター54は、プリントサーバー40から送られてきた解析結果をプリントサーバー20へ送信することで当該印刷ジョブの実行の可否を問い合わせる(ステップS213)。
この問合せに応じて、印刷管理部23は、制御情報を参照して、印刷ジョブが印刷の制限や条件に合致しているかを検証する。このとき、制御情報の内容に従ってプリンター30により実際に印刷されると印刷枚数が所定以上となる場合は両面印刷に切り替えるなどして印刷枚数を特定する。印刷管理部23は、このように印刷属性を適宜変更などした後、他拠点情報記憶部29に保存されている拠点Bの料金表を参照して、拠点Bのプリンター30が印刷を実行したときに発生する使用料を算出する。続いて、印刷管理部23は、アカウント情報記憶部28を参照して、当該ユーザーの残高が、算出した使用料以上であるかどうかを確認し、使用料以上である場合に印刷可と判定する(ステップS111)。印刷可の場合、印刷管理部23は、拠点Bにおいて実行される印刷ジョブに対してプリントサーバー20における管理用にジョブIDを発行する(ステップS112)。そして、印刷管理部23は、印刷可という判定結果に、プリントサーバー20を特定するサーバーID、発行したジョブID、印刷を要求したユーザーのユーザーID(アカウント番号)を付加してモバイル端末5へ送信する(ステップS113)。
なお、残高不足の場合は、印刷不可の旨をモバイル端末5へ返答することになり、モバイル端末5では、印刷不可の返答を受けると、残高不足のため印刷できないことや残高の追加等をユーザーに依頼するメッセージ等を表示する。
また、拠点Bの料金情報は、印刷可否の判断に用いるので、プリントサーバー20は、ステップS312の解析結果を送信するときに料金情報を送るようにしてもよい。
印刷可の返答を受けると、仮想論理プリンター54は、判定結果と共に受け取ったサーバーID、ジョブID及びユーザーID、及び拠点Aの制御情報をプリントサーバー40へ送信することで印刷を指示する(ステップS214)。
印刷指示を受けると、プリントサーバー40における印刷実行制御部43は、事前に受け取っている印刷ジョブに含まれている印刷データの印刷属性を、拠点Aの制御情報の設定内容に従って必要により変更する(ステップS313)。例えば、印刷枚数が所定数以上となる場合、両面印刷に設定変更する。そして、印刷実行制御部43は、印刷ジョブをプリンター30へ送信する(ステップS314)。このとき、モバイル端末5を介して取得した拠点AのサーバーID、ジョブID及びユーザーIDと、自拠点(拠点B)のプリントサーバー40のサーバーID、プリンター30へ送信した印刷ジョブのジョブID及びユーザーIDと、を合わせて送信する。ここで、拠点BにおけるユーザーIDというのは、拠点Bにおいて、拠点Aのユーザーに共通して付与されるアカウントID、換言すると拠点Aを通常利用している各ユーザーにより共有されるグループIDである。
プリンター30における印刷処理部31は、送られてきた印刷ジョブに従って印刷を実行する(ステップS411)。そして、その実行結果をジョブログとしてジョブログ蓄積部32に登録する(ステップS412)。ジョブログには、印刷ジョブの発信元、受付日時、実行開始日時、正常/異常等、一般的なログ情報に加えて、本実施の形態の場合、印刷ジョブに付加されて送られてきた各種IDも保存される。
以上のようにして印刷が実行されると、ジョブログ取得部44は、プリンター30から送信されるSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ、又は定周期的に実行する監視処理により、未取得のジョブログをジョブログ蓄積部32から抽出して取得する(ステップS315)。
ジョブログが取得されると、請求処理部45は、未請求分の印刷ジョブに対して請求金額を算出する。すなわち、ジョブログを参照することで、用紙サイズ、印刷枚数カラーモード等がわかるので、料金情報記憶部47に記憶されている消耗品料金情報を参照して、拠点Aのユーザーにより消費された分の消耗品の代金(請求金額)を算出し(ステップS316)、請求するユーザー及び請求金額を含む請求情報を送信することで拠点Aに請求する(ステップS317)。なお、請求先は、ジョブログに含まれている拠点AのサーバーID及びユーザーIDにより特定可能である。
請求情報が送られてくると、課金処理部24は、アカウント情報記憶部28にて管理している当該ユーザーの残高から請求金額を差し引くことで残高を更新する(ステップS114)。このようにして、拠点Bのプリンター30の消耗品分の使用料を徴収する。
本実施の形態によれば、以上のようにして、拠点Aのユーザーが拠点Bのプリンター30を利用して印刷をした場合、拠点Aの制御情報に従って印刷することが可能であると共に、拠点Bの料金情報に従って拠点Aのユーザーに課金することが可能となる。
なお、仮想論理プリンター54は、印刷の実行終了が確認されると、仮想論理プリンター管理部53により削除される(ステップS215)。仮想論理プリンター54は、本来であれば各拠点1に設置されたプリンター3の例えば消耗品使用量などをそれぞれ管理できるよう、各拠点1に独立して設けられている管理装置(プリントサーバー2)を一時的に論理結合させることとなる。そのため、仮想論理プリンター54を目的とする印刷が終了した後でも残しておくと各拠点1内に保存されていた文書データが仮想論理プリンター54経由で外部に流れ出すようなセキュリティホールとなるおそれがある。そのため、仮想論理プリンター54を目的とする印刷の終了後に削除することで、拠点A、B間で情報漏えいが発生するリスクは下げられることになる。印刷の実行終了は、プリントサーバー40がモバイル端末5に通知するようにしてもよい。あるいは、プリントサーバー20からのログアウトに合わせて削除するようにしてもよい。
ところで、ユーザーは、拠点Bで印刷した印刷データを拠点Aに戻った後に再度印刷したい場合がある。このとき、プリントサーバー20は、ユーザーにより印刷対象の印刷データが指定されると、制御情報に従って印刷属性等を必要により変更させてから印刷させる必要がある。
そこで、拠点Aで発行したジョブIDとプリントサーバー40側で管理しているジョブIDとは関連付けられているので、印刷管理部23は、ジョブをリスト表示してユーザーに再度実行したいジョブをユーザーに選択させる。そして、プリントサーバー40に選択されたジョブIDをプリントサーバー40へ送信することで問い合わせ、これにより当該ジョブIDに関連付けられている印刷データをジョブ記憶部48から抽出して取得する。
このように、拠点Bにおいて印刷された印刷データを取得してプリントサーバー20上で再度印刷できるようにする。これにより、ユーザーは、拠点Aにおいて印刷設定画面から詳細な印刷設定をしなくても、またプリントサーバー20は、制御情報に従って印刷属性の変更等をしなくても、拠点Bで行われたのと同じ印刷属性にて印刷を行うことが可能となる。また、ユーザーは、拠点Bに使用料を支払う必要がなくなる。
なお、本実施の形態では、ユーザーが拠点Bに持ち込んだモバイル端末5を使用して、拠点Bのプリンター30を使用する場合を例にして説明したが、例えば、ユーザーが拠点Bに設置されているPC等を借用しても、上記と同様に拠点Aの制御情報に従った印刷を実現することは可能である。
1 拠点、2,20,40 プリントサーバー、3,30 プリンター、4 ネットワーク、5 モバイル端末、21 認証部、22,41 プリンター管理部、23 印刷管理部、24 課金処理部、25,46 プリンター情報記憶部、26 制御情報記憶部、27,47 料金情報記憶部、28 アカウント情報記憶部、29 他拠点情報記憶部、31 印刷処理部、32 ジョブログ蓄積部、42 ジョブ解析部、43 印刷実行制御部、44 ジョブログ取得部、45 請求処理部、48 ジョブ記憶部、51 ログイン処理部、52 プリンター選択処理部、53 仮想論理プリンター管理部、54 仮想論理プリンター、55 印刷要求受付部、56 関連付け情報記憶部、61,71 CPU、62,72 ROM、63,73 RAM、64 ストレージ、65 操作パネル、66,76 ネットワークインタフェース(IF)、67,77 内部バス、75 ユーザインタフェース。

Claims (13)

  1. 第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する取得手段と、
    印刷実行先として選択された印刷装置であって第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段と、
    前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2拠点へ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷制御手段は、前記制御情報に従い前記印刷ジョブの印刷属性を変更させてから前記印刷装置に印刷を実行させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷制御手段は、前記印刷装置により印刷が実行されると印刷枚数が所定数以上となる場合、前記印刷装置に両面印刷にて印刷を実行させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷制御手段は、前記制御情報に従い前記印刷装置による印刷を中止させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記印刷制御手段は、印刷対象のファイル名に、前記制御情報に設定されている所定の文字列が含まれている場合、前記印刷装置による印刷を中止させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記関連付け手段及び前記印刷制御手段は、ユーザーが前記印刷装置を選択することに伴い作成される仮想論理印刷装置により実現されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する取得手段、
    印刷実行先として選択された印刷装置であって第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段、
    前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2拠点へ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 第1拠点に設置された第1サーバーと、
    第2拠点に設置された第2サーバーと、
    前記第1拠点にアカウントを持つユーザーにより使用される情報処理装置と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記情報処理装置から前記第1サーバーにユーザーがログインすると前記第1拠点において印刷が実行される際の制御情報を取得する制御情報取得手段と、
    ログインしたユーザーにより印刷実行先として選択された前記第2拠点に設置されている印刷装置と前記制御情報とを関連付ける関連付け手段と、
    前記印刷装置に対する印刷要求に応じて印刷ジョブ及び前記制御情報を前記第2サーバーへ送信することで、前記制御情報に従って前記印刷装置に印刷させるよう制御する印刷制御手段と、
    を有し、
    前記第2サーバーは、
    前記印刷制御手段から送られてきた印刷ジョブ及び前記制御情報に応じて、前記制御情報に従って前記印刷装置における印刷の実行制御を行う印刷実行制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  9. 前記第1サーバーは、
    ユーザーの使用料として支払可能な残高を管理する残高管理手段と、
    前記印刷装置の使用により発生する料金に関する料金情報を取得する取得手段と、
    前記印刷ジョブ及び前記料金情報に基づき前記印刷装置が印刷を実行したときに発生する使用料を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記印刷制御手段は、ログインしたユーザーが前記印刷装置の使用に伴う料金の支払いが可能である場合のみ前記印刷装置による印刷を許可することを特徴とする請求項8に記載の印刷システム。
  10. 前記第2サーバーは、前記印刷装置により印刷が実行された場合、その実行の実績及び前記料金情報に基づき算出した代金を前記第1サーバーに請求する請求処理手段を有し、
    前記残高管理手段は、前記請求処理手段により請求された代金をログインしたユーザーの残高から差し引くことを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。
  11. 前記料金情報は、消耗品に関する情報を含むことを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。
  12. 前記印刷制御手段は、前記第1拠点及びログインしたユーザーの各識別情報を前記印刷ジョブに含めて送信することを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。
  13. 前記情報処理装置は、前記第1拠点に設置されている印刷装置に対する印刷要求に指定されたファイルが、前記第2拠点に設置されている印刷装置により過去に印刷されている場合、当該ファイルを前記第2サーバーから取得するファイル取得手段を有することを特徴とする請求項8に記載の印刷システム。
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