JP2015118128A - 導光体、発光装置および遊技機 - Google Patents

導光体、発光装置および遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】導光板の発光領域間に遠近差が生じるように観察者に視認させる。
【解決手段】本発明に係る導光板20は、複数の反射パターン21が線状に配置された複数の線状配置パターン群a〜cを備える。線状配置パターン群a〜cで反射されて観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群a〜cに隣接する領域から観察者に到達する光の光量との差である光量差が、線状配置パターン群a〜c間において異なっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源から入射する光を導光して光出射面から出射させる導光体、当該導光板を備えた発光装置および遊技機に関するものである。
従来、光源から出射された光を導光板の側面から導光板内に入射させ、導光板の裏面側に設けられた反射パターンで反射させて導光板の表面から出射させる技術が知られている。
例えば、特許文献1には、導光板の裏面における所定の文字に対応する形状の領域に反射パターンを配置しておくことにより、導光板の表面側における上記文字に対応する領域を発光させる技術が開示されている。
特開平11−85075号公報(1999年3月30日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、反射パターンの配置形状に応じた文字を表示させることはできるものの、この文字内の発光状態は略均一になるので、平面的な表示を行うことしかできない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源から入射する光を導光し、光出射面に設定された発光領域から出射させる導光体において、当該発光領域を観察者に立体的に視認させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る導光体は、光源から入射する光を導光して、光出射面から出射させる導光体であって、上記光源からの光を上記光出射面に向けて反射する複数の反射パターンが線状に配置された線状配置パターン群を複数備え、上記線状配置パターン群で反射されて上記光出射面を観察する観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群に隣接する領域から上記観察者に到達する光の光量との差を光量差とするとき、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光量差が、他の線状配置パターン群と異なっているか、または、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、当該線状配置パターン群で反射されて上記光出射面を観察する観察者に到達する光と当該線状配置パターン群に隣接する領域から上記観察者に到達する光との色差が、他の線状配置パターン群と異なっていることを特徴としている。
上記の構成では、上記光量差または色差を異ならせることによって、線状配置パターン群に対応する光出射面における線状の発光領域(線画)間に遠近差が生じるように、当該光出射面を観察する観察者に知覚させることが可能となる。色差とは、色の違いを明度(上記光量差)、色相、彩度の3つの要素に基づいて数値化ものである。
例えば、上記光量差または色差が相対的に大きい線状配置パターン群に対応する発光領域ほど背景とのコントラストが大きくなり明瞭に視認されるため、相対的に近位にあるように観察者は知覚する。一方、上記光量差または色差が相対的に小さい線状配置パターン群に対応する発光領域ほど背景とのコントラストが小さくなりぼやけて視認されるため、相対的に遠位にあるように観察者は知覚する。
このように、上記光量差または色差を異ならせることによって、各線状配置パターン群に対応する発光領域間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることができる。
したがって、上記の構成によれば、発光領域間に遠近差を生じさせて、観察者に立体的に視認させることができる導光体を実現することができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光出射面に垂直な方向から見たときの当該光出射面の面内方向における各反射パターンの反射面の幅が、他の線状配置パターン群と異なっていてもよい。
上記の構成では、各反射パターンの反射面の幅(光出射面と平行な方向の反射面の長さ)を線状配置パターン群間において異ならせることによって、当該線状配置パターン群間において光の反射量を異ならせることができる。
例えば、線状配置パターン群における各反射パターンの反射面の幅を大きくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が多くなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を増加させることができる。一方、線状配置パターン群における各反射パターンの反射面の幅を小さくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が少なくなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を減少させることができる。
したがって、上記の構成によれば、線状配置パターン群間において上記光量差または色差を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記反射パターンの配置密度が、他の線状配置パターン群と異なっていてもよい。
上記の構成では、反射パターンの配置密度を線状配置パターン群間において異ならせることによって、当該線状配置パターン群間における光の反射量を変化させることができる。
例えば、線状配置パターン群における反射パターンの配置密度を大きくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が多くなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を増加させることができる。一方、線状配置パターン群における反射パターンの配置密度を小さくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が少なくなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を減少させることができる。
したがって、上記の構成によれば、線状配置パターン群間において上記光量差または色差を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光出射面に垂直な方向から見たときの各反射パターンの反射面の向きが、他の線状配置パターン群と異なっていてもよい。
上記の構成では、反射パターンの反射面の向きを線状配置パターン群間において異ならせることによって、それぞれの線状配置パターン群で反射する光の方向を互いに異ならせることができる。そのため、観察者の観察位置に応じて、当該観察者に到達する光の光量を異ならせることができる。
したがって、上記の構成によれば、線状配置パターン群間において上記光量差または色差を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、各反射パターンの反射面の傾斜角度が、他の線状配置パターン群と異なっていてもよい。
上記の構成では、反射パターンの反射面の傾斜角度を線状配置パターン群間において異ならせることによって、それぞれの線状配置パターン群で反射する光の方向を互いに異ならせることができる。そのため、観察者の観察位置に応じて、観察者に到達する光の光量を異ならせることができる。
したがって、上記の構成によれば、線状配置パターン群間において上記光量差または色差を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、各反射パターンの反射面の傾斜方向における当該反射面の長さが、他の線状配置パターン群と異なっていてもよい。
上記の構成では、傾斜方向における反射面の長さを線状配置パターン群間において異ならせることによって、当該線状配置パターン群間において光の反射量を異ならせることができる。
例えば、線状配置パターン群の各反射パターンにおいて、傾斜方向における反射面の長さを大きくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が多くなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を増加させることができる。一方、線状配置パターン群の各反射パターンにおいて、傾斜方向における反射面の長さを小さくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が少なくなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を減少させることができる。
したがって、上記の構成によれば、線状配置パターン群間において上記光量差または色差を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、線状配置パターン群の少なくとも一つは、他のパターン群と異なる光源からの光を反射させてもよい。
上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、他のパターン群と異なる光源からの光を反射させてもよい。
上記の構成によれば、例えば、異なる発光色の光源を用いることにより、線状配置パターン群の少なくとも一つに対応する光出射面における線状の発光領域と、他の線状配置パターン群に対応する光出射面における線状の発光領域とを異なる色で発光させるなどの発光制御が可能となる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、上記線状配置パターン群で囲まれた領域に、さらに複数の反射パターンが配置されていてもよい。
上記の構成によれば、線状配置パターン群に対応する光出射面における線状の発光領域(線画部分)と共に、当該線状の発光領域に囲まれた光出射面の領域(線画部分の内側)をさらに発光させることができるので、多様な表示が可能となり、立体視における視覚的効果を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、上記線状配置パターン群で反射されて上記観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の上記反射パターンで反射されて上記観察者に到達する光の光量とが異なっていてもよい。
上記の構成によれば、例えば、線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の反射パターンで反射されて観察者に到達する光の光量よりも大きくすることで、線状配置パターン群に対応する光出射面における線状の発光領域(線画部分)を相対的に明るく発光させて強調し、当該線状の発光領域に囲まれた光出射面の領域(線画部分の内側)を相対的に暗く発光させるなどの発光制御が可能となる。
また、本発明の一態様に係る導光体では、上記線状配置パターン群で反射されて上記観察者に到達する光と、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の上記反射パターンで反射されて上記観察者に到達する光とに、色差が生じていてもよい。
上記の構成によれば、線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光と、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の反射パターンで反射されて観察者に到達する光とに色差を生じさることにより、線状配置パターン群に対応する光出射面における線状の発光領域(線画部分)を相対的に明るく鮮やかな濃色に発光させて強調し、当該線状の発光領域に囲まれた光出射面の領域(線画部分の内側)を相対的に暗くくすんだ淡色に発光させるなどの発光制御が可能となる。
本発明の一態様に係る発光装置は、光源と、上記光源から入射する光を導光して光出射面から出射させる上記導光体とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、発光領域間に遠近差を生じさせて、観察者に立体的に視認させることができる発光装置を実現することができる。
本発明の一態様に係る遊技機は、上記発光装置を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、発光領域間に遠近差を生じさせて、観察者に立体的に視認させることができる遊技機を実現することができる。
以上のように、本発明によれば、発光領域間に遠近差を生じさせて、観察者に立体的に視認させることができる導光体、発光装置および遊技機を提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る導光板を備えた発光装置の概略構成を示す説明図であり、図1の(a)は上面図、図1の(b)は斜視図である。 図2は、図1に示される導光板に形成された反射パターンを示す断面図である。 図3の(a)〜図3の(c)は、図1に示される各発光領域を示す上面図である。 図4の(a)〜図4の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群おける反射パターンの配置例を示す上面図である。 図5の(a)〜図5の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群における反射パターンの他の配置例を示す上面図である。 図6の(a)〜図6の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群における反射パターンのさらに他の配置例を示す上面図である。 実施形態に係る導光板の発光状態の一例を示す説明図である。 図8の(a)〜図8の(e)は、発光領域の変形例を示す上面図である。 図9の(a)〜図9の(d)は、反射パターンの変形例を示す断面図である。
本発明の一実施形態について、図1〜図9に基づいて説明すれば以下の通りである。本実施形態では、本発明に係る導光体を備えた発光装置の一例について説明する。
<発光装置1の構成>
図1は、本実施形態に係る導光板20を備えた発光装置1の概略構成を示す説明図であり、図1の(a)は発光装置1の上面図、図1の(b)は発光装置1の斜視図である。発光装置1は、導光板(導光体)20の表面(光出射面)20bに、図形、文字、絵柄などの線画オブジェクトを複数表示し、これら複数の線画オブジェクトについて観察者に与える遠近感を異ならせることで、立体的に視認させる。
図1の(a)および図1の(b)に示すように、発光装置1は、光源10、および導光板20を備えている。
(光源10)
光源10は、導光板20の側面20aへ向けて光を出射する発光素子である。光源10は導光板20の側面20aに対向して配置されており、光源10から出射された光は側面20aから導光板20内に入射する。
本実施形態では、光源10として、3つの光源10a,10b,10cが配置されている。光源10a,10b,10cは、同一の光強度の光を出射する。各光源10a,10b,10cは、導光板20の側面20aに対する光の入射角度が同一になるように、側面20aに沿って配置されている。
光源10a,10b,10cの種類は特に限定されるものではなく、例えばLED(Light Emitting Diode)などの指向性を有するものを好適に用いることができる。なお、各光源10a,10b,10cが出射する光の色は、特に限定されない。例えば、互いに異なる色(例えば、赤,青,緑など)の光を各光源10a,10b,10cから出射してもよく、或いは、同じ色の光を各光源10a,10b,10cから出射してもよい。
また、配置される光源10の数や位置についても特に限定されない。例えば、導光板20の側面20aに対して1つの光源10が配置されていてもよい。また、導光板20の複数の側面に対して1つまたは2つ以上の光源10が配置されていてもよい。さらに、複数の光源10は、導光板20の側面20aに沿って、例えば5mm以上のピッチで配置されていてもよい。
(導光板20)
導光板20は、光源10から入射する光を導光して、表面20bに設定された発光領域A,B,Cから出射させる導光部材である。導光板20は、光を全反射する材料(例えば、アクリル樹脂など)からなる透明性を有する板状の部材である。
導光板20の側面20aから入射した光源10a,10b,10cからの光は、それぞれ導光板20の表面20bおよび裏面(対向面)20cで全反射しながら導光板20内を伝播して、導光板20の表面20bに設定された発光領域A,B,Cから出射される。
図2は、導光板20に形成された反射パターン21を示す断面図である。図2に示すように、導光板20の裏面20cには、発光領域Aに対応する領域に、光源10aから入射して導光板20内を伝播した光を発光領域Aへ向けて正反射させるための反射パターン21が線状に配置された線状配置パターン群aが形成されている(図2では線状配置パターン群aにおける1つの反射パターン21のみを図示している。)。各反射パターン21は、導光板20の側面20aから入射した光源10からの光を発光領域Aへ向けて反射する傾斜面(反射面)を有している。
同様に、発光領域B,Cに対応する裏面20cの領域にも、光源10からの光を発光領域B,Cへ向けて反射する傾斜面(反射面)を有する反射パターン21が線状に配置された線状配置パターン群b,cが形成されている。
本実施形態では、反射パターン21として、導光板20の裏面20cに垂直であり、且つ、光の導光方向に平行な断面の断面形状が略二等辺三角形状(V字状)をなし、当該断面に垂直な方向に沿って直線的に延伸するように導光板20の裏面20cを切り欠いた溝を形成している。
この導光板20は透明な材料からなるいわゆるシースルー型の導光パネルである。そのため、光源10a,10b,10cが非点灯状態の場合、観察者に反射パターン21は認識されないようになっている。
このような導光板20では、表面20bに垂直な方向から見たときの、当該表面20b全体の投影面積に対する複数の反射パターン21の投影面積の割合が15%以下であることが好ましく、当該割合が8%以下であることがより好ましい。これにより、光源10a,10b,10cが非点灯状態の場合、観察者に反射パターン21を認識され難くすることができる。
なお、反射パターン21は、導光板20の裏面20cを切り欠くことによって形成された溝状のパターンに限られず、導光板20の裏面20cから外側に突出するように形成されていてもよい。また、反射パターン21は、導光板20と一体的に設けられる構成に限られず、例えば導光板20の裏面20cに取り付けられるものであってもよい。
また、導光板20は平面で構成された形状に限られず、球面または自由曲面を含む形状であってもよい。また、本実施形態では、導光体として板状の導光板20を用いているが、板状以外の形状、例えば円筒状などであっても構わない。
図3の(a)〜図3の(c)は、図1に示される各発光領域A,B,Cを示す上面図である。図3の(a)〜図3の(c)に示すように、発光領域A,B,Cに対応する導光板20の裏面20cの領域には、線状に配列された複数の反射パターン21からなる線状配置パターン群a,b,cが形成されている。
図3の(a)に示すように、発光領域Aに対応する線状配置パターン群aは、反射面が互いに略平行になるように、環状に配置された複数の反射パターン21からなる。各反射パターン21は、導光板20の裏面20cに垂直な方向から見たときに、各反射面と光源10aの光軸とのなす角度が垂直になるように配置されており、これらの各反射パターン21によって光源10aからの光を観察者に向けて反射する。
また、図3の(b)に示すように、発光領域Bに対応する線状配置パターン群bは、反射面が互いに略平行になるように、環状に配置された複数の反射パターン21からなる。各反射パターン21は、導光板20の裏面20cに垂直な方向から見たときに、各反射面と光源10bの光軸とのなす角度が垂直になるように配置されており、これらの各反射パターン21によって光源10bからの光を観察者に向けて反射する。
さらに、図3の(c)に示すように、発光領域Cに対応する線状配置パターン群cは、反射面が互いに略平行になるように、線状に配置された複数の反射パターン21からなる。各反射パターン21は、導光板20の裏面20cに垂直な方向から見たときに、各反射面と光源10cの光軸とのなす角度が垂直になるように配置されており、これらの各反射パターン21によって光源10cからの光を観察者に向けて反射する。
ここで、本実施形態では、各線状配置パターン群a,b,cにおける各反射パターン21の反射面の幅(導光板20の表面20bに垂直な方向から見たときの当該表面20bの面内方向における反射面の幅、または反射面と裏面20との交線の長さ)が、線状配置パターン群a,b,cごとに異なっている。具体的には、線状配置パターン群c、線状配置パターン群b、線状配置パターン群aの順で各反射パターン21の反射面の幅が大きくなっている(線状配置パターン群c<線状配置パターン群b<線状配置パターン群a)。その結果、各線状配置パターン群a,b,cで反射されて観察者に到達する光の光量が、線状配置パターン群c、線状配置パターン群b、線状配置パターン群aの順で大きくなっている。
したがって、各線状配置パターン群a,b,cで反射されて観察者に到達する光の光量(発光領域A,B,Cから出射される単位面積当たりの光量:輝度)と、当該線状配置パターン群a,b,cに隣接する領域(導光板20の表面20bのうち発光領域A,B,Cに隣接する非発光領域)から観察者に到達する光の光量(輝度:本実施形態では一定)との差を光量差とするとき、各線状配置パターン群a,b,cにおける上記光量差は、線状配置パターン群c、線状配置パターン群b、線状配置パターン群aの順で大きくなる。
このように、上記光量差を異ならせることによって、各線状配置パターン群a,b,cに対応する表面20bにおける発光領域A,B,C間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることが可能となる。すなわち、上記光量差が大きい線状配置パターン群に対応する発光領域(線画オブジェクト)ほど背景とのコントラストが大きくなり明瞭に視認されるため、相対的に近位にあるように観察者は知覚する。一方、上記光量差が小さい線状配置パターン群に対応する発光領域ほど背景とのコントラストが小さくなりぼやけて視認されるため、相対的に遠位にあるように観察者は知覚する。
本実施形態では、上記光量差が最大である線状配置パターン群aに対応する発光領域Aが最も近位にあるように観察者は知覚し、上記光量差が最小である線状配置パターン群cに対応する発光領域Cが最も近位にあるように観察者は知覚することになる。
このように、上記光量差を異ならせることによって、各線状配置パターン群a,b,cに対応する発光領域A,B,C間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることができる。
なお、本実施形態では、各線状配置パターン群a,b,cにおける各反射パターン21の反射面の幅を、線状配置パターン群a,b,cごとに異ならせているが、例えば、反射面の傾斜方向における当該反射面の長さ(裏面20cからの反射面の深さ)を、線状配置パターン群a,b,cごとに異ならせてもよい。
<反射パターン21の配置例>
次に、線状配置パターン群a,b,cごとに上記光量を異ならせる反射パターン21の配置例について説明する。
図4の(a)〜図4の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群a,b,cにおける反射パターン21の配置例を示す上面図である。図4の(a)〜図4の(c)に示すように、線状配置パターン群a,b,cごとに反射パターン21の配置密度(単位面積あたりの反射パターン21の配置個数)を変化させてもよい。
この場合、反射パターン21の配置密度を大きくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が多くなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を増加させることができる。
一方、線状配置パターン群における反射パターン21の配置密度を小さくすることにより、当該線状配置パターン群における光の反射量が少なくなる。そのため、当該線状配置パターン群で反射されて観察者に到達する光の光量を減少させることができる。
したがって、線状配置パターン群a,b,cごとに、反射パターン21の配置密度を変化させることにより、上記光量を異ならせることができる。
図5の(a)〜図5の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群a,b,cにおける反射パターン21の他の配置例を示す上面図である。図5の(a)〜図5の(c)に示すように、線状配置パターン群a,b,cごとに、導光板20の表面20bに垂直な方向から見たときの各反射パターン21の反射面の向きが異なっていてもよい。
この場合、線状配置パターン群a,b,cごとに各反射パターン21の反射面の向きを変化させることにより、各線状配置パターン群a,b,cで反射する光の方向を異ならせることができる。そのため、想定される観察者の観察位置に応じて、各線状配置パターン群a,b,cの光の反射方向(反射面の向き)を設定することにより、観察者に到達する各線状配置パターン群a,b,cからの光の光量を異ならせることができる。
したがって、線状配置パターン群a,b,cごとに反射パターン21の反射面の向きを変化させることにより、上記光量を異ならせることができる。
図6の(a)〜図6の(c)は、図3に示される各線状配置パターン群a,b,cにおける反射パターン21のさらに他の配置例を示す上面図である。図6の(a)〜図6の(c)に示すように、線状配置パターン群a,b,cごとに、各反射パターン21の反射面の傾斜角度(反射パターン21の反射面と導光板20の裏面20cとがなす角度)が異なっていてもよい。
この場合、線状配置パターン群a,b,cごとに各反射パターン21の反射面の傾斜角度を変化させることにより、各線状配置パターン群a,b,cで反射する光の方向を異ならせることができる。そのため、想定される観察者の観察位置に応じて、各線状配置パターン群a,b,cの光の反射方向(反射面の傾斜角度)を設定することにより、観察者に到達する各線状配置パターン群a,b,cからの光の光量を異ならせることができる。
したがって、線状配置パターン群a,b,cごとに反射パターン21の反射面の傾斜角度を変化させることにより、上記光量を異ならせることができる。
なお、各線状配置パターン群a,b,cにおいて、線状に配置された各反射パターン21の反射面は互いに略平行でなくてもよい。例えば、線状配置パターン群aをなす各反射パターン21において、光源10aおよび当該反射パターン21の中心(すなわち、導光板20の裏面20cに垂直な方向から見たときの反射面の延伸方向の中心)を結ぶ直線と、当該反射パターン21の反射面とのなす角度が連続的または断続的に変化していてもよい。
<導光板20の発光例>
次に、本実施形態に係る導光板20の発光状態の一例について説明する。
図7は、本実施形態に係る導光板20の発光状態の一例を示す説明図である。なお、図7では、各線状配置パターン群a,b,cにおける各反射パターン21の幅を、線状配置パターン群c、線状配置パターン群b、線状配置パターン群aの順で大きくしており、これにより、線状配置パターン群a,b,cにおける上記光量差が、線状配置パターン群c、線状配置パターン群b、線状配置パターン群aの順で大きくなるように設定した場合の発光状態を示している。
図7に示すように、導光板20の裏面20cに所望の形(本発光例では魚)の線状配置パターン群a,b,cを形成することにより、導光板20の表面20bに当該線状配置パターン群a,b,cに対応した発光領域(線画オブジェクト)A,B,Cを点灯させることができる。
このとき、上記光量差が最も大きい線状配置パターン群aに対応する発光領域Aは、背景とのコントラストが大きいため、発光領域B,Cに比べて明瞭に観察者に視認される。その結果、発光領域A,B,Cのうち発光領域Aが最も近位にあるように観察者に知覚させることができる。
一方、上記光量差が最も小さい線状配置パターン群cに対応する発光領域Cは、背景とのコントラストが小さいため、発光領域A,Bに比べてぼやけた状態で観察者に視認される。その結果、発光領域A,B,Cのうち発光領域Cが最も遠位にあるように観察者に知覚させることができる。
このように、線状配置パターン群a,b,cごとに上記光量差を異ならせることにより、各線状配置パターン群a,b,cに対応する発光領域A,B,C間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることができる。
なお、発光装置1では、上記光量差に代えて、または上記光量差と共に、各線状配置パターン群a,b、cで反射する光の色相,彩度が異なっていてもよい。換言すれば、各線状配置パターン群a,b、cで反射されて観察者に到達する光と、当該線状配置パターン群a,b、cに隣接する領域から観察者に到達する光との色差が、線状配置パターン群a,b,cごとに異なっていてもよい。色差とは、色の違いを明度(上記光量差)、色相、彩度の3つの要素に基づいて数値化ものである。
線状配置パターン群a,b,cごとに上記色差を異ならせることにより、例えば、ある線状配置パターン群に対応する発光領域を相対的に明るく鮮やかな濃色に発光させ、他の線状配置パターン群に対応する発光領域を相対的に暗くくすんだ淡色に発光させる発光制御などの発光制御が可能となる。
したがって、線状配置パターン群a,b,cごとに上記色差を異ならせることにより、各線状配置パターン群a,b,cに対応する発光領域A,B,C間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることができる。この場合、線状配置パターン群a,b,c間における上記色差の違いは6.5以上であるとことが好ましい。これにより、発光領域A,B,C間に遠近差が生じるよう観察者に好適に知覚させることができる。
<発光装置1の効果>
このように、本実施形態に係る発光装置1は、光源10a,10b,10cから入射する光を導光して、表面20bから出射させる導光板20を備えている。導光板20は、光源10a,10b,10cからの光を表面20bに向けて反射する複数の反射パターン21が線状に配置された複数の線状配置パターン群a,b,cを備え、線状配置パターン群a,b,cで反射されて表面20bを観察する観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群a,b,cに隣接する領域から観察者に到達する光の光量との差を光量差とするとき、当該光量差が、線状配置パターン群a,b,cごとに異なっているか、または、線状配置パターン群a,b,cで反射されて表面20bを観察する観察者に到達する光と当該線状配置パターン群a,b,cに隣接する領域から観察者に到達する光との色差が、線状配置パターン群a,b,cごとに異なっている。
発光装置1では、線状配置パターン群a,b,cごとに上記光量差または色差を異ならせることによって、導光板20の表面20bに表示される各線状配置パターン群a,b,cに対応する発光領域(線画オブジェクト)A,B,C間に遠近差が生じるように、導光板20の表面20bを観察する観察者に知覚させることが可能となる。例えば、上記光量差または色差が相対的に大きい線状配置パターン群に対応する発光領域ほど背景とのコントラストが大きくなり明瞭に視認されるため、相対的に近位にあるように観察者は知覚する。一方、上記光量差または色差が相対的に小さい線状配置パターン群に対応する発光領域ほど背景とのコントラストが小さくなりぼやけて視認されるため、相対的に遠位にあるように観察者は知覚する。
このように、上記光量差または色差を異ならせることによって、各線状配置パターン群a,b,cに対応する発光領域A,B,C間に遠近差が生じるように観察者に知覚させることができる。
したがって、本実施形態によれば、発光領域A,B,C間に遠近差を生じさせて、観察者に立体的に視認させることができる発光装置1を実現することができる。
<変形例>
(変形例1)
図8の(a)〜図8の(e)は、図1に示される発光領域Aの変形例を示す上面図である。図8の(a)〜図8の(e)に示すように、線状配置パターン群aで囲まれた領域に、さらに複数の反射パターン21が配置されていてもよい。
これにより、導光板20の表面20bにおける線状配置パターン群aに対応する線状の発光領域(線画部分)とともに、当該線状の発光領域に囲まれた表面20bの領域(線画部分の内側)をさらに発光させることができるので、多様な表示が可能となり、立体視における視覚的効果を向上させることができる。
ここで、図8の(a)に示すように、線状配置パターン群aで反射されて観察者に到達する光の光量と、線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された反射パターン21で反射されて観察者に到達する光の光量とが均等となるように、反射パターン21を配置した場合、発光領域Aは一様の明るさで発光する円形のオブジェクトとして観察者に視認されることになる。
そこで、図8の(b)〜図8の(e)に示すように、線状配置パターン群aで反射されて観察者に到達する光の光量が、線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21で反射されて観察者に到達する光の光量よりも大きくなるように反射パターン21を配置することが好ましい。
これにより、線状配置パターン群aに対応する線状の発光領域(線画部分)を相対的に明るく発光(強調)させ、当該線状の発光領域に囲まれた領域(線画部分の内側)を相対的に暗く発光させるなどの発光制御が可能となる。
このような発光制御を実現するために、例えば、図8の(b)に示すように、線状配置パターン群aにおける反射パターン21の幅(導光板20の表面20bに垂直な方向から見たときの反射面の長さ)が、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21の反射面の幅よりも大きくなっていてもよい。
また、図8の(c)に示すように、線状配置パターン群aにおける反射パターン21の配置密度(単位面積あたりの反射パターン21の配置個数)が、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21の配置密度よりも大きくなっていてもよい。
また、図8の(d)に示すように、導光板20の表面20bに垂直な方向から見たときの、線状配置パターン群aにおける反射パターン21の反射面の向きが、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21の反射面の向きと異なっていてもよい。この場合、線状配置パターン群aで反射された光がより多く観察者に向かうように、反射パターン21の向きを設定することにより、線状配置パターン群aで反射されて観察者に到達する光の光量を、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21で反射されて観察者に到達する光の光量よりも大きくすることができる。
また、図8の(e)に示すように、線状配置パターン群aにおける反射パターン21の傾斜角度が、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21の傾斜角度と異なっていてもよい。この場合も同様に、線状配置パターン群aで反射された光がより多く観察者に向かうように、反射パターン21の傾斜角度を設定することにより、線状配置パターン群aで反射されて観察者に到達する光の光量を、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21で反射されて観察者に到達する光の光量よりも大きくすることができる。
なお、線状配置パターン群aと、当該線状配置パターン群aで囲まれた領域に配置された反射パターン21とは、それぞれ異なる光源からの光を反射させてもよい。これにより、例えば異なる発光色の光源を用いることによって、線状配置パターン群aに対応する線状の発光領域(線画部分)と、当該線状の発光領域に囲まれた表面20bの領域(線画部分の内側)とを異なる色で発光させるなどの発光制御が可能となる。
(変形例2)
図9の(a)〜図9の(d)は、反射パターン21の形状の変形例を示す断面図である。図9の(a)〜図9の(d)の上段は反射パターン21の上面図を示し、下段は反射パターン21の断面図を示している。
上述の本実施形態では、図9の(a)に示すように、反射パターン21は、断面形状が2つの傾斜面を有する略二等辺三角形状としている。ただし、反射パターン21の形状は、光源10の配置位置や数、表示するオブジェクトの種類、光を反射させる方向などに応じて適宜変更可能である。
例えば、図9の(b)に示すように、反射パターン21として、断面形状が1つの傾斜面を有する略直角三角形状である溝を形成してもよい。この場合、反射パターン21は、光が入射する方向に傾斜面が位置するように形成される。
また、図9の(c)および図9の(d)に示すように、反射パターン21は、直線的なパターン形状ではなく、曲線的なパターン形状に形成されていてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、光源から入射する光を導光して光出射面から出射させる導光体、およびそれを備えた発光装置に適用でき、例えば、パチンコおよびスロットマシンなどの遊技機に好適に搭載することがきる。
1 発光装置
10 光源
10a、10b、10c 光源
20 導光板(導光体)
20a 側面
20b 表面(光出射面)
20c 裏面
21 反射パターン
A,B,C 発光領域
a,b,c 線状配置パターン群

Claims (12)

  1. 光源から入射する光を導光して、光出射面から出射させる導光体であって、
    上記光源からの光を上記光出射面に向けて反射する複数の反射パターンが線状に配置された線状配置パターン群を複数備え、
    上記線状配置パターン群で反射されて上記光出射面を観察する観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群に隣接する領域から上記観察者に到達する光の光量との差を光量差とするとき、複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光量差が、他の線状配置パターン群と異なっているか、または、
    複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、当該線状配置パターン群で反射されて上記光出射面を観察する観察者に到達する光と当該線状配置パターン群に隣接する領域から上記観察者に到達する光との色差が、他の線状配置パターン群と異なっていることを特徴とする導光体。
  2. 複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光出射面に垂直な方向から見たときの当該光出射面の面内方向における各反射パターンの反射面の幅が、他の線状配置パターン群と異なることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記反射パターンの配置密度が、他の線状配置パターン群と異なることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  4. 複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、上記光出射面に垂直な方向から見たときの各反射パターンの反射面の向きが、他の線状配置パターン群と異なることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  5. 複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、各反射パターンの反射面の傾斜角度が、他の線状配置パターン群と異なることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  6. 複数の上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、各反射パターンの反射面の傾斜方向における当該反射面の長さが、他の線状配置パターン群と異なることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  7. 上記線状配置パターン群の少なくとも一つは、他の線状配置パターン群と異なる光源からの光を反射させることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の導光体。
  8. 上記線状配置パターン群で囲まれた領域に、さらに複数の反射パターンが配置されていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載の導光体。
  9. 上記線状配置パターン群で反射されて上記観察者に到達する光の光量と、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の上記反射パターンで反射されて上記観察者に到達する光の光量とが異なっていることを特徴とする請求項8に記載の導光体。
  10. 上記線状配置パターン群で反射されて上記観察者に到達する光と、当該線状配置パターン群で囲まれた領域に配置された複数の上記反射パターンで反射されて上記観察者に到達する光とに、色差が生じていることを特徴とする請求項8に記載の導光体。
  11. 光源と、
    上記光源から入射する光を導光して光出射面から出射させる請求項1から10までのいずれか一項に記載の導光体とを備えることを特徴とする発光装置。
  12. 請求項11に記載の発光装置を備えることを特徴とする遊技機。
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