JP2017158756A - 装飾装置の導光部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体的装飾効果と興趣性が未だ十分ではない。【解決手段】装飾装置1の導光部材2の屈折面6は、端面5および他の屈折面6と、凹部9を介して、第1面2a上に形成され、凹部9のうち、所定方向Xを基準としてLED3から遠い側に位置する少なくとも1つの凹部9は、Y方向に高さを測定する場合、LED3に近い側に位置する凹部9(最もLED3に近い位置である)の高さと同じ又は高く設定される。Y方向は、導光通路4の厚み方向に沿って第2面2bから第1面2aに向かう方向である。【選択図】 図7

Description

本発明は、電飾効果を高める装飾装置の導光部材に関する。
特許文献1に示す通り、立体感のある装飾を遊技盤に配備しつつも、遊技球の流下する領域を有効に確保することのできる遊技機を提供するため、導光板428の前面側に装飾用としての所定形状の凸部461を形成し、裏面側に他の装飾用の形状を凹部462で囲って形成する。この導光板428の内部にLED466から出力された光を透過させ、凸部461の表面を発光させるとともに、凹部の内側壁を発光させることにより、両装飾部分を強調表示する。
特許文献2に示す通り、電飾装置10は、PC(ポリカーボネイト)等で形成され、遊技領域41の左部の裏面に重ね合わせて配置される所定の板厚を有する透明板101と、透明板101の裏面に重ね合わされて配置される意匠シート102と、意匠シート102の裏面に対向するように配置され、前面に複数のLED(光源)104を実装した光源基板103と、透明板101の外側を向く端面101bに対向するように配置される複数のLED(光源)106を実装した上下の光源基板105と、透明板101、意匠シート102及び光源基板103、105を支持するための上下のケース107、108とを含んで構成される。
特許文献3に示す通り、羽根板23により、グラデーション表示を実現し、立体感のある表示を行うため、第1導光板11と、第1導光板11の裏面に積層された第2導光板20を設ける。第1導光板11は、アクリル板で構成された公知の導光板であり、その裏面11bに表示用の凹溝16が必要に応じて形成されている。第2導光板20には、多数枚の羽根板23が含まれている。羽根板23は、LED25で照明されることにより、LED25から遠ざかるほど照射される光が弱まる。
特許文献4に示す通り、電飾装置を構成する導光棒を、単色又は混色で、きれいに発光させるため、外周面に多数のカット溝4が形成された各導光棒2と、それらの上下の各端面2a,2bに相対向して配置された上下の各発光体ユニットCa,Cbとから成る前側発光装置(第1発光装置)B1 から発光され、各導光棒2の内部を直進して、各カット溝4の部分で発光する光と、各導光棒2の背面側に離れて配置された後側発光装置(第2発光装置)B2から発光された光とにより、各導光棒2を、単色又は混色で発光させる。
特開2016−5784号公報 特開2014−223219号公報 特開2008−76528号公報 特開2003−180950号公報
しかしながら、前述の背景技術では、立体的装飾効果と興趣性が未だ十分ではなかった。
本発明の第1の装飾装置の導光部材は、第1面と、第2面と、発光手段から発せられた光を所定方向に導光する導光面と、を有する装飾装置の導光通路において、
前記導光通路の第1面側に設けられ、前記導光され前記所定方向に向かって進行する光を反射する端面と、
前記導光通路の第1面側に所定の厚みで設けられ、前記反射された光を屈折させ第1面側の外部に放射する複数の屈折面と、を備え、
前記複数の屈折面が前記第1面上に形成され、前記端面及び他の屈折面が凹部を有し、
前記凹面のうち、前記所定方向を基準として前記発光手段から遠い側に位置する少なくとも1つの凹部の高さは、
前記所定方向を基準として前記発光手段に近い側に位置する凹部の高さと同じ又は高く設定され、
前記高さは、前記導光通路の厚み方向に沿って前記第2面から前記第1面に向かう方向に高くなるよう定義されることを特徴とする。
この本発明の装飾装置の導光部材では、屈折光を利用することで、光装飾効果を高めることができ、演出の趣向性が高くなる。
前記導光部材は、板状が好ましいが、棒状、球状、多角形、円形、楕円形等の他の形状であってもよい。透明部材が好ましく、半透明部材でもよい。材質としてはプラスチックが好ましく、例えば、ABS樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂等が好ましい。
本発明の第2の装飾装置の導光部材は、前記屈折面が曲面である。凹部も屈折面と同様に曲面を有することが好ましいが、平面でもよく、また、所定方向を基準として垂直方向に対して、凹面、凸面のいずれも含む。
平面又は鋸歯面よりも光を柔らかに浮き上がらせることができる。
前記曲面の勾配が所定方向に対して漸増または漸減することが好ましい。ソフトで滑らかな立体感のある装飾光、いわゆる間接照明のような独特の面発光が実現できる。
本発明の第3の装飾装置の導光部材は、前記屈折面の凹部に近い領域の曲率が該領域以外の曲率よりも大きく設定される。
この本発明の装飾装置の導光部材では、凹部に近い領域の光を強調できる。
本発明の第4の装飾装置の導光部材は、前記導光通路が板状通路であり、第1面、第2面、及び側面を有し、該側面に前記導光面が設定され、前記発光手段が前記所定方向に発光するように前記導光面に隣設されることが好ましい。
この本発明の装飾装置の導光部材では、側面からの導光により、遊技面を効率的に利用できる。
本発明の第5の装飾装置の導光部材は、キャラクタを表面に有する装飾部が前記導光通路の第2面に配置され、前記凹部が前記キャラクタの輪郭に対応した位置に配置される。
この本発明の装飾装置の導光部材では、キャラクタの輪郭を柔らかな立体感に富む装飾光で表現する一方、全体の絵柄及び背景を表現する面発光が重畳することで、趣向性に富む輪郭面発光になる。
キャラクタは、文字、図形、記号、若しくは立体形状若しくはこれらの結合、又はこれらと色彩との結合である。例えば、遊技、広告宣伝等に用いられる人物、動物、風景、数字、符号等である。
本発明の第6の装飾装置の導光部材は、前記第2面の少なくとも前記輪郭に対応した位置に凹部が形成される。
この本発明の装飾装置の導光部材では、第1面の屈折面による面発光と、第2面による凹部による面発光とが重畳する面発光となり、輪郭表現を豊かにすることができる。
前記第2面の凹部は断面V字又はU字形状、曲面形状等の所定形状の溝が例示される。
本発明によれば、屈折発光を利用することで、光装飾効果を高めることができ、演出の趣向性が高くなる。
本発明実施形態を示す装飾装置の表側からの斜視図(キャラクタMは省略)である。 同じく装飾装置の裏側からの斜視図(キャラクタMは省略)である。 同じく装飾装置の分解斜視図(キャラクタMは省略)である。 (a)〜(c)は、同じく導光部材の平面図、正面図(キャラクタMを記載)、側面図である。 (a)〜(c)は、同じく装飾シートの平面図、正面図(キャラクタMを記載)、側面図である。 図4のVI−VI断面図である。 図4のVII−VII断面の左側部分の断面図である。 (a)〜(c)は、導光部材2の変更形態の平面図、裏面図(キャラクタMを記載)、側面図である。 同じく導光部材2の変更形態の光の屈折の様子を示す部分水平断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る装飾装置1の導光部材2について図1〜図9を参照して説明する。本実施形態は遊技機の遊技領域における所定領域、例えば、遊技盤の所定領域(例えば、センター役物を避けた左端領域)に配置され、遊技の進行に伴い、電飾効果により遊技演出を高める装飾装置1の例を挙げて説明する。
装飾装置1は、図1〜図7に示す通り、第1面2a、第2面2b、側面2cを有する導光部材2を備え、縦長で前後方向に板材が積層状態で配置される。第1面2aは遊技機の前面に面し、第2面2bは遊技機の裏面に面する。第1面2aと第2面2bの表面積は、側面2cの表面積より大きい。導光部材2は、LED3から発せられた光を板面の所定方向X(ここでは板材の中心を通る水平面と平行な方向)に導光する導光面2dを左側の側面2cに有する導光通路4と、導光面2dと連続し、導光部材4の第1面2aに設けられ、導光された光を所定方向Xに対し所定角度に向けて反射させる端面5と、導光通路4の第1面2aに所定の厚みで設けられ、反射された光を屈折させ第1面2aの外部に放射する複数の屈折面6と、を備えている。導光部材2の第2面2bに取付部2eが形成されている。所定方向Xは第2面2bと平行である。第2面2bは遊技機の遊技盤面又はガラス枠に取り付けられたガラス板と平行である。
端面5および複数の屈折面6が第1面2a上に形成され、端面5と屈折面6の間、および、複数の屈折面6の間には、凹部9が設けられる。端面5で導入された光を、一旦、反射させてから屈折面6で光を屈折させることができ、光が遠くまで達する能力を高め、装飾効果が高くなる。
凹部9は曲面を有する。凹部9のうち、所定方向Xを基準としてLED3から遠い側に位置する少なくとも1つの凹部9は、所定方向Xと垂直な、導光部材2の厚み方向に沿って第2面2bから第1面2aに向かう方向をY方向とし、Y方向に高さを測定する場合、よりLED3に近い側に位置する凹部9(ここでは最もLED3に近い位置である)の高さと同じ又は高く設定される。法線方向YはX方向に直交する方向である。高さの具体的な基準面は種々にとり得るが、ここでの例は、所定方向Xと平行な第2面2bである。高さの特定手法は凹部9の輪郭方向の所定範囲の平均値、又は、最低値(例えば、接線方向で特定する)のいずれかを用いて高さを計測し、高低を判定してもよい。凹部9の3次元曲面を2次元平面に投影することにより、凹部9を2次元の線図に変換し、その線図の比較により、高低を判定してもよい。例えば、凹部9を、導光面2dから反対側の側面2cに対して、X方向に投影し、2次元の投象図を作成し、線図の比較により、高低の判定をすることが可能である。
図7においては、図中最左の凹部9の高さは図中中央の凹部9の高さと同一、図中最右の凹部9の高さは図中最左の凹部9の高さより、高低差δの分、高くなっている。凹部9は概ね平面ではあるが、立断面が下凸の曲面であってもよい。図7において、端面5の領域の導光通路4の厚み(Y方向)が、屈折面6の領域の導光通路4の厚さよりも厚い場合が例示されるが、端面5の領域の導光通路4の厚みが、屈折面6の領域の導光通路4の厚さよりも薄い場合にも適用される。
凹部9の高さに関しては、種々の態様を取り得る。(1)全部の凹部9の高さが同じ高さであるパターンと、(2)同じ高さの凹部9と、それより高い高さの凹部9と、が混在するパターンと、(3)同じ高さの凹部9と、それより低い高さの凹部面9が混在するパターンと、(4)同じ高さの凹部9と、それより高い高さの凹部9、及び、それらより低い高さの凹部9が混在するパターンと、がある。(3)(4)の場合のように、局所的に高さの低い凹部9が少なくとも1個あっても全体に影響を与えない程度であれば問題ない。
屈折面6は第1面2aにおいて法線方向Yに厚みが設けられる凸部の曲面に形成されたものである。屈折面6はX方向に向かって高さが漸増し(例えば、単調増加)、漸減する(例えば、単調減少)。屈折面6は適宜の上凸の曲面を有する。屈折面6は所定の領域と高さを有する連続曲面領域を有する面である。端面5の凹部9と隣接する部分には、端面屈折面7が形成される。屈折端面7はX方向に向かって高さが漸減(例えば、単調減少)する。これらの高さの増減の態様は、適宜、変更し得る。図示の凹部9の幅は例示であり、広狭様々な範囲の形態(例えば、線条形態、幅広形態)を取り得る。
屈折面6は曲面であり、凹部9に近い領域の曲率が該領域以外の曲率よりも大きく設定される。屈折面6は丘陵状の面形状である。
屈折面6の少なくとも一部はキャラクタMを装飾する位置に配置される。また、凹部9はキャラクタMの輪郭の全部又は一部に設ける連続線条とすることができる。
導光部材2は、光透過性の優れたアクリル樹脂で製作され、全長に亘って厚みが一定の領域と不均一な領域を含み、その第1面2aはキャラクタMの輪郭を示す領域に対応する面発光(以下、単に、輪郭面発光という。)を主とした面発光を行うもので、キャラクタMの輪郭に対応させて屈折面6と凹部9が第1面2a上に凹凸形状に形成されている。屈折と反射の2つの原理を利用すると設計の自由度が制限されるが、屈折面6は屈折原理を利用するので、独特のぼんやりとした柔らかな風合いの光が醸しだされる。端面5に端面屈折面7を設けることにより、当該面からも屈折原理を利用した発光をさせることができる。
導光面2dが導光部材2の側面2cに設けられることに対応させて、側面2cの外部(図4の左側)に電飾基板10が並設され、LED3が所定方向Xに導光面2dに対して発光するように隣設される。導光面2d以外の側面2cには電飾基板10は設けられていない。図4のように後述する電飾基板13を導光部材2の上面の一部に設けることで装飾効果を高める。
LED3は電飾基板10に複数個が点状に隣設配置されている。電飾基板10は導光面2dに対向して上下方向に配置される。電飾基板10の横幅は導光面2dと同一又は略同一である。LED3以外の光源、例えばランプでもよい。電飾基板10の幅は、導光部材2、装飾シート11、裏板12を含めた厚みと略同一である。導光面2dと略同一なのはLED3である。
キャラクタMを表面に有する装飾シート11が導光部材2の裏面に積層される。装飾シート11は絵柄のプリントされたフィルムシートが好ましい。フィルムシートは光透過性が適度にあるものがよい。装飾シート11の第2面2bを被覆するよう裏板12が配置される。裏板12の上部に貫通孔12aが形成され、裏板12の第2面に、貫通孔12aを被覆しLEDを有する発光部13aを備え装飾シート11に向かって光を発光する電飾基板13、その第2面に電飾カバー14を配置している。裏板12の透明の態様は、この実施形態では、バックライトとしての導光板としてもよい。輪郭演出するときは、バックライトの明るさを暗くするなど調整するとよい。導光部材2から漏れた光で装飾シート11を前面から照らす感じで演出する。連結具15,16,17、ビス、ビス孔、ネジ、ネジ孔等で導光部材2、裏板12、電飾基板13、及び電飾カバー14を脱着可能に連結する。装飾シート11は導光部材2と裏板12で挟持される。
発光部13aからの光が貫通孔12aを通過し、キャラクタMの局所、例えば、顔面を発光させる。
LED3の大きさ、板材の厚さが大きくなってしまうと、光が逃げてしまうおそれがあるが、導光部材2が薄板状に形成されるので、端面5での反射は、全反射に近くなり、光が端面5から逃げ過ぎないので、光装飾効果が高くなる。端面5で外部に漏れる光が少ないので、光装飾としての光度は保たれる。
キャラクタMを表面に有する装飾シート11が導光部材2の第2面2bに配置され、凹部9がキャラクタMの輪郭に対応した位置に配置される。
装飾シート11は、絵柄に色彩を加えたフィルムであり、ここでは空手愛好家(キャラクタM)の絵柄がプリントされている。
本実施形態の効果を説明する。図7に示す通り、LEDから発光された光は、光導光路4を反射しながらX方向に進行し、屈折面6と端面屈折面7で光が屈折する。所定方向Xを基準としてLED3から遠い側に位置する凹部9の少なくとも1つ(図7においては図面中央および最右の凹部9)は、所定方向Xを基準としてLED3により近い側に位置する凹部9(図7においては図面最左の凹部9)の高さと同じ又は高く設定されているので、光が導光通路4を所定方向Xに進行する途中で外部に漏れることを防ぎ、光が遠くまで達する限界が拡大し、適切な光の屈折が可能となり、光の効率が高まる。屈折面6は、絵柄に対応して上凸の曲面に形成されるので、屈折発光する原理に基づき、凹部9に近い側で輪郭面発光が行われる。あまりに鮮明な光を回避でき、滑らかでソフトな立体感のある装飾光、いわゆる間接照明のような独特の面発光が実現できる。
第1面2aで屈折面6と端面屈折面7による光の屈折を利用する輪郭面発光により柔らかな立体感に富む装飾光を表現する一方、屈折面6の凹部9に近い部分以外の領域からの面発光が全体の絵柄及び背景を表現する。これらの2種類の面発光が重畳することで、趣向性に富む表現が可能となる。
キャラクタMが描かれた装飾シート11の絵柄の輪郭に対応した位置に凹部9が配置されるので、凹部9に近い部分の屈折面6と端面屈折面7の作用により、キャラクタMの装飾に対して屈折光が輪郭を柔らかに浮き上がらせ、キャラクタMの輪郭面発光による光表現を強調することができる。
発光部13aからの光が貫通孔12aを通過して装飾シート11のキャラクタMの局所、例えば顔面を発光させることで、趣向性が高くなる。
本実施形態の変更形態について図8〜図9を参照して説明する。共通する構成及び効果については、前述実施形態の説明を援用し、相違点を主に説明する。この変更形態は導光部材2の第2面2bに凹部20を形成したものである。凹部9に対応する位置の一部に凹部20を連続状に設けている。凹部20はキャラクタMの輪郭の一部と重複するように設定してもよく、キャラクタM以外の領域にも形成できる。凹部20はキャラクタMの全部の輪郭に対応する位置に設けてもよいし、凹部9に対応する位置のすべてに設けてもよい。
凹部20は平面形状の溝、ここでは断面逆V字溝であり、所定範囲で第2面2bの面方向に連続し、Y軸方向に沿って傾斜面の間隔が徐々に減少するように設定されている。第1面2aで屈折面6と端面屈折面7による光の屈折を利用する柔らかな立体感に富む表側での輪郭面発光を表現し、輪郭に沿って設けられた第2面2bの凹部20で光の複雑な屈折と反射を利用する裏側での輪郭面発光(例えば、凹部20で反射された光が屈折面6に戻ってきたり、或は、凹部20で屈折した光が一旦外部に出て反射して屈折面6に戻ってくる等)を表現し、屈折面6と端面屈折面7と凹部20以外の領域からの全体面発光が全体の絵柄及び背景を表現する。これらの3種類の光が重畳することで、趣向性に富む表現が可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることが出来、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれる。たとえば、本実施形態は、遊技機の装飾部材に適用する例を上げたが、適用範囲が限定されるわけではない。
1・・・装飾装置
2・・・導光部材
2a・・・第1面
2b・・・第2面
2c・・・側面
2d・・・導光面
2e・・・取付部
3・・・LED
4・・・導光通路
X・・・所定方向
5・・・端面
6・・・屈折面
7・・・端面屈折面
M・・・キャラクタ
9・・・凹部
10・・・電飾基板
11・・・装飾シート
12・・・裏板
13・・・電飾基板
14・・・電飾カバー
15,16,17・・・連結具

Claims (6)

  1. 第1面と、第2面と、発光手段から発せられた光を所定方向に導光する導光面と、を有する装飾装置の導光通路において、
    前記導光通路の第1面側に設けられ、前記導光され前記所定方向に向かって進行する光を反射する端面と、
    前記導光通路の第1面側に所定の厚みで設けられ、前記反射された光を屈折させ第1面側の外部に放射する複数の屈折面と、を備え、
    前記複数の屈折面が前記第1面上に形成され、前記端面及び他の屈折面が凹部を有し、
    前記凹面のうち、前記所定方向を基準として前記発光手段から遠い側に位置する少なくとも1つの凹部の高さは、
    前記所定方向を基準として前記発光手段に近い側に位置する凹部の高さと同じ又は高く設定され、
    前記高さは、前記導光通路の厚み方向に沿って前記第2面から前記第1面に向かう方向に高くなるよう定義されることを特徴とする装飾装置の導光部材。
  2. 前記屈折面は曲面である請求項1の装飾装置の導光部材。
  3. 前記屈折面の凹部に近い領域の曲率が該領域以外の曲率よりも大きく設定される請求項1の装飾装置の導光部材。
  4. 前記導光通路が板状通路であり、第1面、第2面、及び側面を有し、該側面に前記導光面が設定され、前記発光手段が前記所定方向に発光するように前記導光面に隣設される請求項1の装飾装置の導光部材。
  5. キャラクタを第1面に有する装飾部が前記導光通路の第2面側に配置され、前記凹部が前記キャラクタの輪郭に対応した位置に配置される請求項1の装飾装置の導光部材。
  6. 前記第2面の少なくとも前記輪郭に対応した位置に凹部が形成される請求項5の装飾装置の導光部材。
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