JP2009282414A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明板に形成された文字や図形を効果的に表示する。
【解決手段】表面に所定形状の光散乱領域が形成された透明な表示板を積層して積層表示体を構成し、各表示板の端面から光を入射することによって、各表示板の光散乱領域を光らせる。また、積層表示体を構成する複数の表示板は、表面に形成された凸部によって、互いに隙間が形成された状態で積層されている。こうすれば、表示板の端面から入射された光は、表示板の表面で完全反射を繰り返しながら、その表示板の中だけを進行する。このため、隣接する表示板の中に侵入して光散乱領域を光らせることがない。従って、光を入射した表示板の光散乱領域だけをハッキリと光らせることができるので、表示内容を変更し、あるいは入り組んだ複雑な図形を表示するなど、効果的な表示を行うことが可能となる。
【選択図】図13

Description

本発明は、透明板に文字や図形などを表示する表示装置に関する。
透明板上に文字や図形などを形成しておき、光を用いて、これら文字や図形を表示する技術は、種々の技術が提案されている。その中の多くの技術は、透明板の背面側から光を照射することで、透明板に形成された文字や図形を光らせて表示しようとするものである。これに対して、透明板の側方から透明板内に光を導入することによって、文字や図形を光らせて表示しようとする技術も提案されている。
例えば、アクリル樹脂板の裏面側に図形などを描いた層(加飾層)を形成しておき、アクリル樹脂板の側面から導入した光で加飾層を照らすことにより、加飾層に描かれた図形を表示しようとする技術が提案されている(特許文献1)。あるいは、透明板の表面に略三角形断面の溝を掘ることによって図形を描いておき、透明板の側面から導入した光で溝を光らせることによって、図形を表示する技術も提案されている(特許文献2)。
これら提案されている技術によれば、いわゆる液晶画面などの専用機材を用いた方法に較べて遙かに簡単に文字や図形を表示することが可能である。また、透明板の側面から光を導いているために、背面から光を照射する方法に較べて表示部分を薄くすることが可能である。
特開平10−006872号公報 特許第3864342号公報
しかし、これら提案されている技術は、あくまでも簡易的に表示を行う技術に過ぎず、効果的な表示を行うことは難しいという問題があった。すなわち、透明板に形成された文字や図形を光らせて表示するだけなので、表示内容を変化させることができず、どうしても表示が単調となってしまう。これを補うために、文字や図形が細かく入り組んだ図形を表示しようとすると、光が上手く届かない部分が生じたり、逆に光が過多の部分が生じたりして、表示自体が難しくなる。このため、比較的単純な文字や図形を簡易的に表示するに過ぎず、効果的な表示を行うことができないという問題があった。
この発明は、従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、透明板に形成された文字や図形を効果的に表示可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の表示装置は次の構成を採用した。すなわち、
透明な表示板の上に所定の事項を表示する表示装置において、
複数の前記表示板が積層して構成された積層表示体と、
前記積層表示体を構成する各表示板の端面から、該表示板の内部に向けて光を入射する光入射部と
を備え、
前記積層表示体は、前記表示板の表面に間隔を空けて設けられた複数の凸部によって、隣接する該表示板の間に隙間が形成された状態で積層された表示体であり、
前記積層表示体を構成する各表示板の表面には、当該表示板の内部から該表面に到達した光を散乱させる光散乱領域が、所定形状に形成されていることを特徴とする。
このような本発明の表示装置においては、透明な表示板の表面に所定形状の光散乱領域を形成し、これら表示板を積層することによって積層表示体を構成する。次いで、各表示板の端面から光を入射することによって、それぞれの表示板に形成された光散乱領域を光らせる。ここで、積層表示体を構成する複数の表示板は、表面に形成された凸部によって、互いに隙間が形成された状態で積層されている。
このようにしておけば、積層表示体を構成する表示板の端面から光を入射したときに、光は入射された表示板の表面で完全反射を繰り返しながら、その表示板の中だけを進行することとなるので、隣接する表示板の中には侵入することがない。このため、光が入射された表示板の光散乱領域だけを、ハッキリと光らせることができる。その結果、例えば、光を入射する表示板を切り換えることで、表示内容を切り換えることが可能となる。もちろん、このとき光を入射していない表示板に光が侵入して光散乱領域がぼんやりと光ってしまうことがないので、光らせようとする表示板の光散乱領域だけをハッキリと光らせることができる。あるいは、次のようにすれば、込み入った複雑な図形などを表示することも可能となる。先ず、表示しようとする図形を、より単純な形状に分けて、それぞれの形状の光散乱領域を表示板に形成する。そして、それら表示板を積層した後、各表示板の端面から光を入射して、それぞれの光散乱領域を光らせてやれば、込み入った複雑な図形などもハッキリと光らせることが可能となる。
加えて、隣接する表示板同士は、表面に形成された凸部によって隔てられているので、表示板の間の隙間は極めて薄くすることができる。更に、表示板自体の厚さも十分に薄くすることができる。このため、複数の表示板を積層していることを意識させることなく、あたかも1枚の積層表示体に、次々と異なる図形が表示されるような態様で、あるいは複雑な図形が表示されているような態様で表示することが可能となる。その結果、本発明の表示装置によれば、表示内容を変更したり、入り組んだ複雑な図形などもハッキリと表示したりするなど、効果的な表示を行うことが可能となる。
また、上記の本発明の表示装置においては、表示板の少なくとも四隅の位置に、凸部を設けることとしても良い。
表示板の面積が小さい場合、表示する図形も小さくなるので、比較的近くから観察されることが多い。近くから観察されると、表示板の表面に形成された凸部が気付かれ易くなる。しかし、表示板の面積が小さい場合でも、表示板の四隅の位置は比較的目に止まり難いので、表示板の四隅の位置であれば、ほとんど気付かれることなく、凸部を形成することが可能となる。また、表示板の面積が小さい場合は、表示板自体の撓みも小さいので、少なくとも四隅に凸部を設けておけば、表示板の間に隙間を確保しておくことができる。これに対して、表示板の面積が大きい場合には、表示板自体が大きく撓むことも考えられるので、四隅に凸部を設けただけでは、表示板の間の隙間を確保できなくなる可能性も考えられ、このような場合は、四隅以外の箇所(例えば、表示板の中央など)にも凸部を設けなければならない場合も生じ得る。しかし、表示板の面積が大きくなると、表示される図形も大きくなり、それにともなって、比較的遠くから観察されることが多くなる。遠くから観察するのであれば、表示板の四隅以外の箇所に凸部を形成しても、ほとんど気付かれることがない。
また、上記の本発明の表示装置においては、表示板の表面に、印刷によって樹脂材料を付着させることによって、凸部を形成することとしても良い。
印刷によって樹脂材料を付着させれば、非常に小さな凸部を、非常に正確な複数の位置に、簡単に形成することができる。尚、このときに用いる樹脂材料は、紫外線によって硬化する樹脂材料、あるいは室温よりは高い熱を加えることによって硬化する樹脂材料、更には、酸素と反応して硬化する樹脂材料を用いることができる。このような樹脂材料を用いれば、表示板の表面に樹脂材料を付着させた後、紫外線を照射することによって、あるいは熱を加えたり、酸素を吹き付けるなどによって、樹脂材料を速やかに硬化させることができるので、安定した形状の凸部を迅速に且つ簡単に形成することが可能となる。
また、上述した本発明の表示装置において、次のようにしても良い。先ず、少なくとも3つの表示板を積層することによって、積層表示体を構成する。そして、そのうちの少なくとも1つの表示板には赤色の光を入射可能とし、その他の少なくとも1つの表示板には緑色の光を入射可能とし、残りの少なくとも1つの表示板には青色の光を入射可能としても良い。
周知のように、赤色、緑色、青色の光を組み合わせれば、種々の色彩を表示することができる。従って、3つの表示板の表面に、それぞれ適切な形状の光散乱領域を形成しておき、赤色、緑色、青色の光を入射して、それぞれの光散乱領域を光らせることで、カラー画像を表示することも可能となる。加えて、本発明の表示装置では、前述したように、表示板の間の隙間は極めて薄くすることができ、表示板自体の厚さも十分に薄くすることができる。このため、赤色、緑色、青色の図形を別々の表示板で表示していることを意識させることなく、自然な印象のカラー画像を表示することが可能となる。
また、上述した本発明の表示装置においては、複数の表示板を積層することによって形成された側面を、カバー部材によって覆うこととしてもよい。
積層表示体を構成する複数の表示板は、表面に設けられた複数の凸部によって、互いに隙間が形成された状態で積層されている。このため、積層表示体の側面から、表示板の間に、ゴミや、埃、水分などの異物が入り込む虞がある。そして、隙間は狭いので、異物が入り込むと、取り除くことが困難である。そこで、積層表示体の側面をカバー部材によって覆っておけば、表示板の間に異物が入り込むことを回避することが可能となるので好適である。
また、このような本発明の表示装置においては、カバー部材の内面側、すなわち、積層表示体の側面に向かい合う側の面を、光を反射するようにしておいてもよい。
表示板の端面から入射された光は、全ての光が光散乱領域を光らせるために用いられるわけではなく、一部の光は、他の端面から表示板の外部に放出されてしまう。そこで、カバー部材の内面側を、光を反射するようにしておけば、表示板の端面から放出された光を、再び表示板の内部に戻して、光散乱領域をより明るく光らせることが可能となるので好ましい。
また、本発明の表示装置は、遊技ホール内で遊技機を選んでいる遊技客に向けて、各種の内容を報知する表示装置として、特に好適に適用することができる。こうした点に鑑みると、本発明の表示装置は、遊技ホールにおいて遊技機とともに用いられる表示装置として把握することも可能である。すなわち、このような態様の本発明の表示装置は、
遊技ホールにおいて遊技機とともに用いられ、透明な表示板に所定の事項を表示する表示装置において、
隣接して設置された前記遊技機の間に設けられるベース部と、
前記隣接する遊技機の間に前記ベース部から立設されて、複数の前記表示板が積層して構成された積層表示体と、
前記積層表示体を構成する各表示板の端面から、該表示板の内部に向けて光を入射する光入射部と
を備え、
前記積層表示体は、前記表示板の表面に間隔を空けて設けられた複数の凸部によって、隣接する該表示板の間に隙間が形成された状態で積層された表示体であり、
前記積層表示体を構成する各表示板の表面には、当該表示板の内部から該表面に到達した光を散乱させる光散乱領域が、所定形状に形成されていることを特徴とする。
かかる態様の本発明の表示装置においては、隣接して設置された遊技機の間には、透明な表示板を積層して構成された積層表示体が立設されている。また、積層表示体を構成する各表示板の表面には、光散乱領域が所定形状に形成されており、表示板の端面から表示板の内部に光を入射することで、光散乱領域を光らせることが可能となっている。ここで、これらの表示板は、表面に間隔を空けて設けられた複数の凸部によって、隣接する該表示板の間に隙間が形成された状態で積層されている。
このため、各表示板に形成された光散乱領域を、ハッキリと明確に表示することが可能となる。また、複数の表示板が積層した積層表示体は、遊技機の間に立設されており、加えて、積層表示体は向こう側を見通すことができるので、遊技ホール内で遊技機を選んでいる遊技者からも、各表示装置での表示内容を容易に把握することが可能である。このため、遊技ホールで遊技機を選んでいる遊技客に対しても、各種の表示内容を容易に認識させることが可能となる。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.装置構成:
B.図形の表示原理:
C.透明板の積層方法:
D.変形例:
D−1.第1の変形例:
D−2.第2の変形例:
D−3.第3の変形例:
A.装置構成 :
図1は、本実施例の表示装置100が遊技機12とともに遊技ホールに設置されている様子を示した説明図である。周知のように遊技ホールには、複数台の遊技機がひとかたまりに並べられて、「島」を構成する状態で設置されている。図1には、島10を構成する複数の遊技機12の中から、3台分の遊技機12のみが抜き出されて表示されている。遊技機12と遊技機12との間には、ベース20が設けられており、本実施例の表示装置100は、このベース20から立設されて、遊技機12と遊技機12との間を仕切るような状態で設けられている。詳細には後述するが、本実施例の表示装置100は、アクリル樹脂やガラスなどの透明材料で形成された透明板によって主に構成されている。このため、遊技機12と遊技機12との間が表示装置100によって仕切られていても、視界が遮られることなく、島10の端から向こう側までを見通すことが可能である。そして、後述するように、文字や図形を浮き上がらせるように表示させることにより、遊技ホール内で遊技機を選んでいる遊技客に対しても、効果的な表示を行うことが可能となっている。
図2は、遊技機12と遊技機12との間に表示装置100が設けられている様子を示す説明図である。図示されるように、遊技機12の隣には、遊技球(あるいは遊技メダルなど)の貸出機14と、表示装置100が取り付けられるベース20とが設けられ、このベース20から立設するように表示装置100が設けられている。そして、遊技機12、貸出機14、ベース20(表示装置100)を1セットとして、このセットが繰り返されるようにして、1つの島10が構成されている。尚、遊技機12、貸出機14、ベース20(表示装置100)の順序については、図2に示した順序に限られるものではなく、例えば、貸出機14、遊技機12、ベース20(表示装置100)の順序で並べることも可能である。
図3は、本実施例の表示装置100が、ベース20に取り付けられる様子を示した説明図である。図示されているように、本実施例の表示装置100は、大まかに言えば、複数枚の透明板を積層した積層表示体101の一端側に、LEDユニット106を取り付けた構造となっている。また、ベース20は、金属製の枠体22によって主に構成されている。枠体22の前面側には縦に細長い開口部が設けられており、開口部の上端および下端には、金属製の誘導レール24が引き出し可能に取り付けられている。また、積層表示体101の上端および下端にも金属製のガイドレール26が取り付けられており、このガイドレール26を誘導レール24に嵌め込むことによって、表示装置100を枠体22に取り付けられるようになっている。
表示装置100の積層表示体101は、ガイドレール26に固定されているが、ガイドレール26は誘導レール24に対して摺動可能となっており、更に、誘導レール24は枠体22に対して摺動可能となっている。このため、積層表示体101のほぼ全面を枠体22から引き出したり、逆に表示装置100全体を枠体22内に収容したりすることができる。尚、誘導レール24には図示しないロック機構が設けられており、誘導レール24をベース20に対して半分以上、引き出そうとしても、誘導レール24がロックされて、それ以上には引き出せないようになっている。また、ガイドレール26にも図示しないロック機構が設けられている。このため、積層表示体101のほぼ全面が引き出された時点でロックされて、それ以上は積層表示体101を引き出すことができないように構成されている。
また、積層表示体101の端部に設けられたLEDユニット106を点灯すると、積層表示体101を構成する透明板の端面から、透明板の内部に向かって光を入射することが可能となっている。更に、各透明板の表面には、透明なインクを用いて、所望の文字あるいは図形などが印刷されている。図3では、手前側の透明板に透明なインクを用いて図形が印刷されている様子を、細い破線によって表している。
図4は、本実施例の表示装置100の大まかな構造を示した説明図である。図示した例では、2枚の透明板102a,102bを積層することによって、積層表示体101が形成されている。透明板102a,102bは、約2mmの板厚を有しており、アクリル樹脂やガラスなどの透明材料によって形成されている。また、それぞれの透明板102a,102bの表面には、文字や図形が形成されている。これらの文字や図形は、透明なインクを用いて印刷されているため、一見した程度では、文字や図形などが印刷されていることには、なかなか気付かない。
更に、透明板102a、102bの端部には、それぞれLEDユニット106a、106bが設けられている。上述したように、それぞれの透明板102a,102bの文字や図形は透明なインクで印刷されているため、一見した程度ではほとんど気付かないが、各透明板102a,102bに設けられたLEDユニット106a、106bを点灯して、それぞれの透明板102a,102bの内部に光を入射すると、透明インクで印刷された文字や図形が浮き上がって見えるようになる。
図5は、本実施例の表示装置100に組み込まれている透明板102およびLEDユニット106の構造を示した説明図である。図5(a)に示されるように、透明板102の端部に設けられたLEDユニット106の内部には、複数の発光ダイオード(LED)106Lが、透明板102の端面に向けて一列に搭載されている。このため、これらの発光ダイオード106Lを発光させることにより、透明板102の端面から内部に光を入射することが可能となっている。
また、図5(b)に示されるように、透明板102の表面には、透明なインクによって文字や図形などが印刷されている。図5(b)では、文字や図形などが印刷されたことにより、透明板102の表面に透明インクによるインク層103が形成された様子が示されている。尚、文字や図形は、透明板102の表面に直接印刷するのではなく、透明シート104に印刷しておき、この透明シート104を透明板102に貼り付けるようにしても良い。図5(c)には、文字や図形が印刷された透明シート104を透明板102に貼り付けている様子が示されている。このように透明シート104を貼り付けるようにしておけば、透明シート104を貼り替えるだけで、表示内容を簡単に変更することができる。
文字や図形を透明なインクで印刷しておけば、通常の状態では、文字や図形が印刷されていることには、ほとんど気付かれないようにすることができる。しかし、発光ダイオード106Lを点灯して、積層表示体101を構成する各透明板102の内部に光を入射すると、文字や図形は透明なインクで印刷されているにも拘わらず、浮かび上がるように表示させることが可能となる。以下では、透明インクで印刷された文字や図形が浮かび上がるように表示されるメカニズムについて説明する。
B.図形の表示原理 :
図6は、透明板102の表面に形成された透明なインク層103が、浮かび上がるように表示される原理を示した説明図である。図6(a)に示されるように、透明板102の端部に発光ダイオード106Lを設けて、透明板102の端面から内部に光を入射すると、入射した大部分の光は、透明板102の内部を進行して、透明板102の表面と浅い角度で交差する。このように、透明板102の表面に対して浅い角度で交差した光は、透明板102の表面に達しても外部には透過することなく、全ての光が表面で反射して、再び透明板102の内部を進行し、今度は反対側の表面で反射する。こうして反射を繰り返しながら透明板102の内部を伝播していく。このような現象は、光の屈折の一態様として現れる現象であり、「完全反射」と呼ばれることがある。本実施例の表示装置100では、この完全反射と呼ばれる現象を利用して、透明なインクで印刷された文字や図形を浮かび上がらせている。そこで、完全反射と呼ばれる現象について、簡単に説明しておく。
図6(b)は、光が屈折する様子を概念的に示した説明図である。光の屈折は、屈折率の異なる2つの媒質の境界面を光が通過しようとするときに生じる現象であり、「スネルの法則」としてまとめられている。ここで屈折率とは、媒質中での光の通り易さに関連する物性値である。スネルの法則によれば、ある屈折率の媒質中を進行している光が、異なる屈折率を有する媒質との境界面に達すると、一部の光は境界面で反射し、残りの光は境界面を通過して異なる屈折率の媒質中を進行する。このとき、境界面で反射する光は、境界面に光が入射する角度(入射角θi )と境界面から光が反射する角度(反射角θr )とが等しくなる方向に反射する。ここで、入射角θi は、通常、境界面から法線を立てて、法線と境界面に入射する光(入射光)の進行方向との間の角度によって表され、反射角θr は、境界面の法線と境界面で反射した光(反射光)の進行方向とのなす角度によって表されている。
また、異なる屈折率の媒質中を進行する光(透過光)の進行方向は、上流側の媒質の屈折率をn1 、下流側の媒質の屈折率をn2 とし、下流側の媒質中を進行する透過光の角度(透過角度θt )とすると、
n1 ・sinθi =n2 ・sinθt
を満足するような透過角度θt の方向に、下流側の媒質中を進行する。ここで、透過角度θt は、屈折率の異なる媒質間の境界面の法線と、透過光の進行方向との間の角度によって表されている。図6(b)には、このようなスネルの法則に従って、入射光の一部が反射するとともに、残りの光が透過光として、異なる媒質中を進行する様子が概念的に示されている。例えば、アクリル樹脂の板の中を進行している光が樹脂の表面に達すると、スネルの法則によって、表面部分で進行方向が曲げられた後に、空気中を進行することになる。ここで、アクリル樹脂の屈折率は約1.5、空気の屈折率は約1.0であり、屈折率の高い媒質から低い媒質中に侵入する場合に相当するから、空気中に入った透過光は、境界面(すなわち、アクリル樹脂の表面)に近付く方向に進行方向が曲げられて、空気中を進行することになる。また逆に、空気中を進行する光がアクリル樹脂内に侵入する場合のように、屈折率の低い媒質から高い媒質中に侵入する場合は、境界面から離れる方向に、光の進行方向が曲げられることになる。
上述したスネルの法則から、屈折率の高い媒質中を進行していた光が屈折率の低い媒質との境界に達した場合には、全ての光が反射するような特別な条件が存在していることが分かる。すなわち、上述したように、屈折率の高い媒質から低い媒質中に光が進行する場合、下流側の媒質中を進行する光は、入射してきた方向に対して、若干、境界面の側に進行方向が曲げられる。従って、境界面に入射する光の角度を次第に寝かせて(入射角θi を大きくして)いくと、境界面の向こう側に透過した光の向きは、スネルの法則によって境界面に近付く方向に曲げられるので、ある入射角θi に達した時点で透過光の進行方向が境界面と平行になってしまう。このような状態は、下流側の媒質中に光が侵入できない状態である。更に、この入射角θi よりも寝かせて(大きな角度入射角θi で)境界面に光が入射すると、全ての光が境界面で反射してしまうことを意味している。図6(c)には、このような状態が概念的に示されている。また、このような状態(透過光の進行方向が境界面と平行になる状態)となる入射角θi は、臨界角θc と呼ばれている。
これに対して、屈折率の低い媒質中から屈折率の高い媒質中に光が進行しようとする場合には、境界面を透過した光は、スネルの法則によって境界面から遠ざかる方向に曲げられる。このため、透過光の進行方向が境界面と平行になる状態は起こり得ず、臨界角θc は存在しない。
以上に説明したように、屈折率の高い媒質中から低い媒質中に光が出ようとする場合には、臨界角θc を考えることができ、境界面に対して臨界角θc よりも大きな角度で(すなわち、境界面に対して寝かせて)光が入射すると、全ての光が境界面で反射してしまい、屈折率の低い媒質中に出ていくことができなくなる。本明細書中では、このような条件を、「完全反射の条件」と呼ぶことにする。ちなみに、アクリル樹脂(屈折率は約1.5)内から空気(屈折率は約1.0)中に光が出ようとする場合には、臨界角θc は約42度となる。
本実施例の表示装置100では、上述した完全反射の条件を利用することにより、発光ダイオード106Lからの光を、透明板102の表面に印刷されたインク層103まで効率よく導いて、インク層103を光らせるようになっている。すなわち、透明板102は、アクリル樹脂あるいはガラスなどの透明材料によって形成されているが、これらの材料は何れも、空気よりは屈折率が大きな媒質である。また、薄い透明板102の端面から光を入射すると、入射された光の大部分は、透明板102の表面に対して浅い角度で(大きな入射角で)進行することとなる。結局、端面から入射した光の中で、透明板102の表面に対して臨界角θc よりも大きな入射角で入射した光については完全反射の条件が成り立ち、その結果、端面から入射した光の多くは透明板102の表面で反射を繰り返しながら、透明板102の内部を進行していくことになる。
図6(a)には、透明板102の端面から入射した光が、透明板102の表面で反射を繰り返しながら、透明板102の内部を進行していく様子を、太い破線あるいは太い一点鎖線の矢印によって表されている。尚、端面の近傍では、臨界角θc よりも小さな角度で(すなわち、表面に対して垂直に近い方向から)、透明板102の表面に入射する光も存在する。図6(a)中に細い二点差線で示した矢印は、臨界角θc よりも小さな角度で、透明板102の表面に入射する光を例示したものである。このような光については、完全反射の条件が成り立っていないので、光の一部は透明板102の表面を透過して空気中に進行し、残りの光は透明板102の内部に反射する。反射した光は透明板102の内部を通過して反対側の表面に達して、またこの表面で一部の光は空気中に進行し、残りの光は反射して再び透明板102の内部を通過する。完全反射の条件を満たさない光は、こうしたことを繰り返しながら減衰するため、端面から少し進行するまでにほとんど消滅してしまう。そして、それより先の領域では、完全反射の条件を満たした光のみが、透明板102の内部を進行することになる。
こうして透明板102の内部を進行した光は、やがて透明板102の表面に文字や図形のインク層103が形成された領域に到達する。インク層の材質は、透明板102の材質とは違うので、屈折率も異なっているが、透明板102と空気との違いに比べれば、透明板102とインク層103とでは、屈折率が大きく異なることはない(実際には、透明板102の屈折率よりも若干大きく、例えば透明板102がアクリル材料で形成されている場合であれば、アクリルの屈折率である約1.5に対して、1.6程度の屈折率であることが望ましい)。このため、透明板102とインク層103との境界面に達した光は、ほとんど進行方向を曲げられることなく、そのまま境界面を通過して、インク層103の表面に到達する。
ここで、インク層103の表面には、微視的に見れば凹凸が存在しており、表面の角度も場所によって種々に変化している。このため、インク層103の表面では完全反射の条件が崩れる箇所が発生していることになり、一部の光がインク層103の表面から透過して、外部に洩れるようになる。また、残りの光はインク層103の表面で反射して、透明板102側に戻っていくが、しかし、この光についても完全反射の条件が成立するとは限らない。このため、透明板102の端面近傍で起こった現象と同様な理由により、表面での反射を繰り返す度に少しずつ外部に光が透過し、それとともに透明板102の内部を伝播する光は減衰していく。このように、完全反射の条件によって透明板102の表面で反射を繰り返しながら、透明板102の内部を進行してきた光は、インク層103に到達すると、インク層103の表面の一部で完全反射の条件が崩れて、少しずつ外部に光が漏れ出すようになり、その結果、インク層103の部分が明るく光っているように見えることになる。これに対して、インク層103よりも上流側の領域、すなわち、完全反射の条件を満たしながら透明板102の内部を進行している領域では、透明板102の表面から光が漏れ出すことはないので、光って見えることはない。
また、透明板102の端面からの光の入射を停止すると、インク層103(すなわち、文字や図形の部分)は光らなくなる。そして、インク層103が光らなくなると、透明な透明板102の上に、透明なインクの層が形成されているだけなので、一見した程度では、インク層103が形成されていることには気が付かない。このような状態で、透明板102の端面から光を入射すると、透明な透明板102の上に、インク層103が形成された部分だけが明るく光って、あたかも浮き上がっているかのように見えるのである。
尚、図6(a)では、透明板102の端面の近傍で、完全反射の条件を満たさない光が減衰した後、完全反射の条件を満たす光のみが反射を繰り返しながら、透明板102の内部を伝播する領域を、「光伝播領域」と表示している。また、光伝播領域から伝播してきた光の完全反射の条件が崩れて、一部の光が少しずつ外部に漏れ出す領域(すなわち、インク層103が形成されている領域)を、「光散乱領域」と表示している。
また、透明板102の表面に透明インクによる文字や図形を印刷する場合に限らず、透明インクによる文字や図形を印刷した透明シート104を、透明板102の表面に貼り付けた場合にも、同様の現象によって、文字や図形を光らせることができる。図7は、透明インクによる文字や図形を印刷した透明シート104を透明板102の表面に貼り付けた場合でも、文字や図形を光らせて表示することが可能な理由を示した説明図である。透明シート104の屈折率は、透明板102の屈折率とほぼ同じであるから、透明板102の内部を進行してきた光は、透明シート104が貼り付けられている部分に到達すると、そのまま直進して、透明シート104の表面に到達する。ここで、透明シート104の表面は透明板102と同程度に平らであるから、透明シート104の表面に文字や図形が印刷されていなければ(すなわち、インク層103が形成されていなければ)、透明板102の表面と同様に完全反射の条件が満足される。その結果、全ての光が透明シート104の表面で反射して、透明シート104を通過し、透明板102の中を進んで、反対側の表面で再び完全反射する。透明板102の表面に透明シート104が貼り付けられている場合でも、透明板102の端面から入射された光は、こうして完全反射を繰り返しながら進行していく。そして、透明シート104の表面にインク層103が形成された部分に達すると、図6を用いて前述した理由と全く同じ理由によって、光が少しずつ外部に漏れ出し、その結果、インク層103の部分だけが光って見えるようになる。
また、インク層103の表面に形成された凹凸に頼って光らせるのではなく、透明インクに微粒子を僅かに混入させておき、この微粒子を用いて光を散乱させることによって、インク層103を光らせるようにしても良い。図8は、微粒子103pを用いてインク層103を光らせている様子を示した説明図である。透明インクに微粒子103pを僅かに混入しておき、このインクを用いて、透明板102あるいは透明シート104に文字や図形などを印刷すれば、微粒子103pが分散したインク層103を形成することができる。図8(a)には、微粒子103pの分散したインク層103が、透明板102の表面に形成されている様子が示されている。また、図8(b)には、このようなインク層103が透明シート104の表面に形成された様子が示されている。
図8(a)および図8(b)の何れに示した場合でも、透明板102の端面から入射された光は、図6あるいは図7を用いて前述した場合と同様に、インク層103が形成されていない領域(すなわち、光伝播領域)では完全反射を繰り返しながら伝播していく。そして、インク層103が形成された部分に達すると、インク層103の内部を進行する。インク層103には微粒子103pが分散しているので、インク層103を通過する光の一部は微粒子103pに衝突して周囲に散乱する。その結果、インク層103全体を光らせることができる。
このように、微粒子103pを分散させておくことによってインク層103を光らせる方法では、インク層103を光らせた時の明るさを、微粒子103pの濃度によって調整することが可能となる。もちろん、微粒子103pの濃度が高くなると透明なインクに白っぽい色が付いてしまうが、そこまで(白っぽい色が付くまで)微粒子103pの濃度を増やさなくても、十分な明るさでインク層103を光らせることが可能である。
C.透明板の積層方法 :
以上、本実施例の表示装置100で用いられている透明板102、およびLEDユニット106の構造について詳しく説明した。前述したように本実施例の表示装置100では、このような透明板102が複数枚積層された積層表示体101が用いられている。そして、図4に示したように、それぞれの透明板102に異なる文字や図形を形成しておくことで、表示内容を変化させたり、あるいは文字や図形が細かく入り組んだ図形を表示したりすることを可能としている。もっとも、単に複数の透明板102を積層しても、各透明板102に形成された文字や図形を明確に表示することはできない。そこで、本実施例の表示装置100では、透明板102を特別な方法で積層している。以下では、この点について詳しく説明する。
図9は、複数枚の透明板102を単純に積層した時に生じる問題を示した説明図である。単純に透明板102を積層すると、当然ながら、隣接する透明板102は密着する。そのため、ある透明板102の端面から光を入射して、その透明板102の内部を伝播させると、隣接する透明板102にも少しずつ光が侵入する。図9では、一方の透明板102aの内部を伝播する光を太い破線で示し、隣接する透明板102bに侵入した光を細い破線で示している。その結果、一方の透明板102aに形成された文字や図形を光らせると、隣接する透明板102bに形成された文字や図形も、ぼんやりと光ってしまい、意図した文字や図形をハッキリと表示することができない。
加えて、実際の透明板102は、表面を完全な平面に形成することはできないから、透明板102を単純に積層すると、隣接する透明板102との間に僅かな隙間が生じる部分で、密着した部分とがまだらに発生する。そのため、隣接する透明板102同士が密着している部分だけが、ぼんやりと、しかもまだらに光ることとなり、見栄えを大きく損なう結果となる。
もちろん、隣接する透明板102の隙間に透明な樹脂を充填し、あるいは透明な接着剤で完全に接着してしまえば、隣接する透明板102の文字や図形が、まだらに光ってしまう問題は回避することができる。しかし、この場合でも、隣接する透明板102に光が侵入してしまうことには変わりがないから、隣接する透明板102bの文字や図形もぼんやりと光ってしまい、意図した文字や図形をハッキリと表示することはできない。加えて、透明板102の間に樹脂や接着剤を充填することで、次のような新たな問題を生じさせる。すなわち、透明板102の間に充填される樹脂や接着剤の屈折率は、透明板102の屈折率と厳密には異なっており、更に、透明板102の間に形成される隙間の厚さも一定ではない。このため、光の干渉によって「ニュートンリング」と呼ばれる意図しない縞模様が現れてしまい、見栄えを大きく損なってしまうことがある。
このように、単に複数の透明板102を積層しただけでは種々の問題が生じて、透明板102に形成されている文字や図形をハッキリと表示させることができない。そこで、本実施例の表示装置100では、複数の透明板102を、次のような方法で積層することにより、それぞれの透明板102に形成された文字や図形をハッキリと表示することを可能としている。
図10は、本実施例の表示装置100において、透明板102を積層する方法を示した説明図である。図10(a)に示すように、本実施例では、透明板102の表面に小さな複数の凸部108が、互いに間隔を空けて形成されており、透明板102を積層したときに、凸部108によって透明板102の表面間に隙間が形成されるようになっている。
凸部108の高さは、数μmもあれば十分であり、大きさも、これに見合うような極めて小さなものでよい。本実施例の表示装置100では、透明板102の表面が多少、撓んでいる場合もあることを考慮して、高さが50μm程度、直径も50μm程度の凸部108を、100mm程度の間隔を空けて、ほぼ均一に形成している。凸部108の大きさを大きくすれば、間隔を更に広げて形成することも可能である。尚、図10では、凸部108が、実際よりも大きく表示されている。
また、このような微細な凸部108をほぼ均一に形成するために、本実施例では、紫外線によって硬化するインク(いわゆるUVインク)を用いて透明板102の表面に印刷することによって、凸部108を形成している。UVインクは、透明板102の表面で紫外線によって速やかに硬化するので、均一な高さおよび大きさを有する複数の凸部108を、狙ったとおりの正確な位置に形成することが可能である。また、UVインクは、硬化しても透明なので、透明板102に形成された凸部108が、より一層目立ち難くなるという点でも好都合である。もちろん、速やかに硬化するインクであれば、UVインクに限らず、例えば大気中の酸素によって硬化するインクや、温度によって硬化するインクを用いることもできる。
本実施例の表示装置100では、このような凸部108が表面に形成された透明板102を積層することによって、積層表示体101を構成している。このため、図10(b)に示されるように、隣接する透明板102の間に空気層の隙間が形成されるので、透明板102a内を伝播する光が透明板102bに侵入したり、あるいは透明板102b内を伝播する光が透明板102aに侵入したりすることがない。
また、図11には、透明板102の表面に複数の凸部108が形成されている様子が示されている。尚、図11においても、凸部108の大きさは、実際よりも大きく表示されている。凸部108は極めて小さいので、図11に示すように、透明板102に印刷される文字や図形を、実質的にはほとんど損なうことなく形成することができる。また、必要に応じて凸部108の高さを若干高めに設定しておけば、凸部108の間隔を広くすることができるので、文字や図形を避けるような位置に凸部108を形成することも可能である。こうして表面に凸部108が形成された透明板102を積層してやれば、隣接する透明板102に光が侵入することがなく、その結果、端面から光を入射した透明板102に形成されている文字や図形のみを、ハッキリと明確に光らせることが可能となる。このため、点灯するLEDユニット106を切り換えることで、表示装置100での表示内容を切り換えるなど、変化のある効果的な表示を行うことが可能となる。
図12は、本実施例の表示装置100を用いて表示内容を切り換えている様子を例示した説明図である。図4を用いて前述したように、本実施例の表示装置100は、奥側の透明板102aには「連荘中」という大きな文字が透明インクで印刷されており、手前側の透明板102bには遊技球の入った球箱(ドル箱と呼ばれることもある)を示す図形が、透明インクで印刷されている。そして、奥側のLEDユニット106aを点灯させて、奥側の透明板102aに端面から光を入射することで「連荘中」という文字を浮き上がらせ、手前側の透明板102bに光を入射することで「球箱」の図形を浮き上がらせて表示することができる。このとき、例えば「連荘中」と表示しているときに「球箱」の図形がぼんやりと見えてしまったり、「球箱」の図形を表示しているときに「連荘中」という文字がぼんやりと見えてしまったりすることが無い。その結果、それぞれの透明板102に形成されている文字や図形を、ハッキリと明確に表示することが可能となる。
また、それぞれの透明板102に形成されている文字や図形をハッキリと表示することが可能であることから、たとえ、細かく込み入った図形であっても明確に表示することが可能である。先ず、その図形を比較的単純な図形に分解する。そして、分解したそれぞれの図形を1枚ずつ透明板102に形成する。すなわち、それぞれの透明板102に形成された図形は比較的単純であるが、それら複数の透明板102を重ねてみると、細かく込み入った図形となるようにしておくのである。このようにして各図形が形成された透明板102の端部から光を入射して、それら図形を一斉に光らせてやれば、例え細かく込み入った図形であっても、ハッキリと表示することが可能となる。
もちろん、1つの図形を複数の透明板102に分けて表示することになるので、透明板102の間隔が広いと1つの図形とは認識され難くなってしまう。しかし、透明板102は十分に薄くすることが可能であり(本実施例では約2mm)、加えて、透明板102同士の隙間も、例えば数十μmと極めて薄くすることができる。このため、複数の透明板102に分けて表示しても、それらを1つの図形と認識することができる。特に、隣接する透明板102の互いに向かい合う表面に図形を形成しておけば、2つに分けて表示されていることが全く分からないようにすることも可能である。
また、本実施例の表示装置100では、隣接する透明板102同士が、凸部108によって一定間隔に保たれているので、積層されている透明板102がバラバラにならないように押さえておくだけでよい。このため、透明板102を積層して構成される積層表示体101の構造を簡単なものとすることが可能となる。
仮に、本実施例のように透明板102の表面に複数の凸部108を形成するのではなかったとすると、複数の透明板102を支える外枠から、透明板102の間にリブ状の仕切りを突設させて間隔を保っておくことが必要となる。若しくは、透明板102の間に、空気層の代わりとなるような透明なフィルムを介在させる必要が生じる。前者の方法、すなわち、外枠からリブ状の仕切りを突設させる方法では、外枠の形状が複雑となってしまう。また、透明板102の面積が大きくなると、透明板102の撓みが大きくなるので、透明板102同士が接触しないようにするためには、外枠から突設するリブの厚さを大きくしなければならない。これに対して、本実施例のように透明板102の表面に凸部108を形成する方法では、たとえ透明板102が離れないように外枠を用いたとしても、外枠で透明板102間の隙間を確保する必要はないので、外枠の構造を簡素なものとすることができる。また、透明板102の面積が大きくなっても、隣の透明板102との間には、凸部108の高さに応じた隙間を確保しておくことが可能となる。
また、後者の方法、すなわち、空気層の代わりに透明なフィルムを介在させて、透明板102同士が接触しないようにする方法は、実際には空気層の代わりになるようなフィルム(すなわち、屈折率が1.0付近の透明なフィルム)は存在しない。このため、透明板102内を伝播する光が、隣の透明板102内に侵入することを回避することは、困難である。
D.変形例 :
上述した本実施例の表示装置100には、種々の変形例が存在している。以下では、これらの変形例について簡単に説明する。
D−1.第1の変形例 :
本実施例の表示装置100は、複数の透明板102に形成された文字や図形を明確に表示可能であることから、カラー画像も高い画質で表示することが可能である。図13は、カラー画像を表示可能な第1の変形例の表示装置100の構成を示した説明図である。周知のようにカラー画像は、R(赤)色の画像、G(緑)色の画像、B(青)色の画像を重ねることによって表示することが可能である。また、カラー画像を、R色の画像、G色の画像、B色の画像に分解することは、「分版」と呼ばれることがある。そこで、表示しようとするカラー画像を分版して、R色の画像はR用の透明板102Rに形成し、G色の画像はG用の透明板102Gに、B色の画像はB用の透明板102Bに、それぞれ形成しておく。そして、R用の透明板102Rには赤く発光するLEDユニット106Rを設け、G用の透明板102Gには緑色に発光するLEDユニット106Gを、B用の透明板102Bには青色の発光するLEDユニット106Bを設けておく。
前述したように、RGBの各透明板102の間には、凸部108の高さに相当する隙間が形成されているので、それぞれのLEDユニット106R,106G,106Bからの光は対応する透明板102R,102G,102Bの中のみを伝播する。その結果、赤色の光はR色の画像のみを、緑色の光はG色の画像のみを、そして青色の光はB色の画像のみを、光らせることができるので、高画質なカラー画像を表示することができる。
また、このようにR色の画像、G色の画像、B色の画像を重ねてカラー画像を表示する場合、各色の画像の位置がずれることなく、同じ位置に重なって見えることが重要である。この点で、第1の変形例の表示装置100は、透明板102を十分に薄くすることができ、加えて、透明板102の間も極めて狭くすることができるので、たとえ多少、斜め方向から見ても、R色の画像、G色の画像、B色の画像の位置がずれて見えることがない。その結果、高画質なカラー画像を表示することが可能となる。
D−2.第2の変形例 :
また、本実施例の表示装置100では、複数の透明板102が積層された側面(文字や図形などが表示される面に対する側面)を、カバー部材107で覆うこととしても良い。図14には、複数の透明板102が積層された側面をカバー部材107で覆った第2の変形例の表示装置100を示した説明図である。
前述したように、複数の透明板102の間には、凸部108の高さに相当する非常に狭い隙間が形成されているので、この隙間にゴミ、埃、水分などが入り込むと、これらを除去することが困難となる。そこで、第2の変形例のように、複数の透明板102が積層された側面をカバー部材107で覆っておけば、透明板102の間の狭い隙間に異物が入り込む虞を回避することが可能となる。
また、カバー部材107は、透明板102と向き合う側の表面を、光が反射するような表面にしておいても良い。図6ないし図8を用いて前述したように、透明板102の端面から入射された光は、透明板102の表面で完全反射を繰り返しながら、透明板102の内部を進行していき、やがては反対側の端面、あるいは横方向の端面から外部に放出される。このように端面から放出される光は、透明板102の表面に形成された文字や図形を光らせることがなく、いわば無駄に捨てられてしまう光である。そこで、カバー部材107の表面を、例えば鏡のように、光が反射する表面としておけば、透明板102の端面から外部に捨てられてしまう光を再び透明板102の内部に戻して、文字や図形を光らせることができる。その結果、透明板102の表面に形成された文字や図形を、少ない電力消費で、より明るく光らせることが可能となる。
D−3.第3の変形例 :
また、LEDユニット106からの光を透明板102の端面に入射する際に、レンズなどの光学系を用いて光を集光した後、透明板102の端面に入射するようにしても良い。図15には、このように光学系109で集光した光を透明板102の端面に入射する第3の変形例の表示装置100が例示されている。
光学系109を用いて光を集光してやれば、もはやLEDユニット106を透明板102の端面に密着させて設ける必要はない。すなわち、図15(a)に例示されているように、透明板102の端面から離れた位置にLEDユニット106を設けた場合でも、発光ダイオード106Lからの光を光学系109で透明板102の端面に集光することで、効率よく透明板102の内部に入射させることが可能となる。
特に、透明板102は透明であり、透明板102の表面に透明インクによって形成された文字や図形も透明であることから、LEDユニット106を透明板102の端面から離して設けることとすれば、次のような演出上の効果を得ることも可能となる。すなわち、透明板102を積層した積層表示体101を吊り下げておく。そして、この積層表示体101から離れた対置にLEDユニット106を設けて、発光ダイオード106Lからの光を光学系109で集光することによって、透明板102の端面から入射する。こうすれば、透明な板が吊り下げられているだけで、何の装置も接続されていないように見えるにも拘わらず、突然、文字や図形などが光って浮かび上がるように表示させることも可能となる。
また、光学系109を用いて集光した光を透明板102の端面から入射する場合、図15(b)に示すように、光が進行する中心軸の方向を、LEDユニット106を透明板102に対して僅かに傾けておくこととしても良い。こうすれば、透明板102に入射されたほとんどの光は、透明板102の表面に対して何某かの角度を持つこととなり、表面で反射しながら透明板102の内部を進行することとなるので、表面に透明インクで形成された文字や図形を効率よく光らせることが可能となる。
更には、光学系109を用いて光を集光することとすれば、より強力な光を発する大型の発光ダイオード106Lを用いることも可能となる。すなわち、図15(c)に示したように、発光ダイオード106Lの発光面が、透明板102の厚みより大きい場合でも、発光ダイオード106Lの発する光を光学系109によって集光することで、透明板102の端面に効率よく入射することができる。その結果、透明板102の表面に形成された文字や図形を、より明るく光らせることが可能となる。
以上、本発明について各種の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。
上述した各種の実施例では、透明板102を直接目視するようになっていたが、透明な保護カバーを介して目視するようにしても良い。このとき、保護カバーと透明板102とが接触しないように、少なくとも何れか一方の表面に、小さな凸部108を形成しておいてもよい。こうすれば、透明板102の表面に傷が付いて、光らせるべきではない箇所が光ったり、あるいは透明板102の表面に印刷されたインク層103が剥がれてしまい、光らせるつもりの箇所が光らなくなったりする事態を回避することが可能となる。また、透明板102と保護カバーとの間には、空気層が形成されているので、透明板102内を伝播する光が保護カバー内に侵入して、保護カバーの傷を光らせて、表示が見にくくなってしまうことも回避することが可能となる。
本実施例の表示装置100が遊技機12とともに遊技ホールに設置されている様子を示した説明図である。 遊技機12と遊技機12との間に表示装置100が設けられている様子を示す説明図である。 本実施例の表示装置100がベース20に取り付けられる様子を示した説明図である。 本実施例の表示装置100の大まかな構造を示した説明図である。 本実施例の表示装置100に組み込まれている透明板102およびLEDユニット106の構造を示した説明図である。 透明板102の表面に形成された透明なインク層103が浮かび上がるように表示される原理を示した説明図である。 透明シート104を透明板102の表面に貼り付けた場合でも文字や図形を光らせて表示することが可能な理由を示した説明図である。 微粒子103pを用いてインク層103を光らせる様子を示した説明図である。 複数枚の透明板102を単純に積層した時に生じる問題を説明するための説明図である。 本実施例の表示装置100において透明板102を積層する方法を示した説明図である。 透明板102の表面に複数の凸部108が形成されている様子を例示した説明図である。 本実施例の表示装置100を用いて表示内容を切り換える様子を例示した説明図である。 第1の変形例の表示装置100の構成を示した説明図である。 第2の変形例の表示装置100の構成を示した説明図である。 第3の変形例の表示装置100の構成を示した説明図である。
符号の説明
10…島、 12…遊技機、 20…ベース、 22…枠体、
24…誘導レール、 26…ガイドレール、 100…表示装置、
101…積層表示体、 102…透明板、 103…インク層、
103p…微粒子、 104…透明シート、 106…LEDユニット、
107…カバー部材、 108…凸部、 109…光学系

Claims (6)

  1. 透明な表示板の上に所定の事項を表示する表示装置において、
    複数の前記表示板が積層して構成された積層表示体と、
    前記積層表示体を構成する各表示板の端面から、該表示板の内部に向けて光を入射する光入射部と
    を備え、
    前記積層表示体は、前記表示板の表面に間隔を空けて設けられた複数の凸部によって、隣接する該表示板の間に隙間が形成された状態で積層された表示体であり、
    前記積層表示体を構成する各表示板の表面には、当該表示板の内部から該表面に到達した光を散乱させる光散乱領域が、所定形状に形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記表示板の凸部は、該表示板の少なくとも四隅の位置に設けられた凸部であることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記表示板の凸部は、該表示板の表面に、印刷によって樹脂材料を付着させることによって形成された凸部であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記積層表示体は、少なくとも3つの前記表示板が積層して構成されており、
    前記光入射部は、少なくとも1つの前記表示板には赤色の光を入射し、その他の少なくとも1つの前記表示板には緑色の光を入射し、残りの少なくとも1つの前記表示板には青色の光を入射する光入射部であることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記積層表示体は、複数の前記表示板が積層されて形成された側面が、カバー部材によって覆われていることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置において、
    前記カバー部材は、前記積層表示体の側面に向かい合う面が、光を反射するように形成された部材であることを特徴とする表示装置。
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