以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、パチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。この外枠102には、スピーカ120(低音が出力される低音スピーカ)が取り付けられており、本体104が外枠102に収納されると電気的に接続された状態となり(本体104と外枠102に一対のフローティングコネクタが設けられており、本体104が外枠102に収納されると、本体104のコネクタと外枠102のコネクタが接続状態となる)、スピーカ120から音が出力可能な状態となる。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ(内枠開放センサ)が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ109も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120(高音が出力される高音スピーカ)や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する他、蛍光灯、冷陰極管等、光を発するものであればランプと称する場合があり、光を発するものは発光手段の一例に相当する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる不図示の開放レバーを押すことによって開く。なお、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサを設けてもよい。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる扉側球通路ユニットが設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136(チャンスボタン136)と、演出ボタン136(チャンスボタン136)に内蔵され、その演出ボタン136(チャンスボタン136)を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(不図示)と、を備える。また、図1に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット137も備えている。この操作キーユニット137には、十字キーとして、上キーおよび下キーの上下キー、並びに左キーおよび右キーの左右キーが配置されているとともに、その十字キーの中心には決定キーが配置されている。また、十字キーから右側に離れた下方には、キャンセルキーも配置されている。なお、パチンコ機100は球貯留皿付扉108を備えず、前面枠扉106に上皿126、下皿128、球抜ボタン130、球排出レバー132、球発射ハンドル134、チャンスボタン136、チャンスボタンランプ138、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142、球貸表示部、下皿満タン検知センサおよび操作キーユニット137の全てまたは一部が設けられていてもよい。
なお、前面枠扉106と本体104は、不図示のハーネスによって接続されており、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)が本体104に対して開放状態となっている場合もハーネスによって前面枠扉106の各種制御回路と本体104の各種制御回路が接続状態となっていれば、前面枠扉106に設けられた演出手段(本例では、スピーカ120、枠ランプ122およびチャンスボタンランプ138。前面枠扉106に演出可動体が設けられている場合は演出可動体も含む)による演出、球貸表示部の表示、チャンスボタン136、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142および操作キーユニット137の操作、および下皿満タン検知センサの検知が行えるように構成されている。
また、本実施形態では、後述する電源制御部660を構成する電源基板182が収納された電源基板ケース184が本体104に取り付けられているため、外枠102、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)、および遊技盤200は、本体104から電源電圧が供給されるように構成されている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。球発射ハンドル134は、球発射ハンドル134の操作に伴う遊技球の発射(射出)を遊技者の操作によって無効化する不図示の発射停止スイッチと、遊技者が球発射ハンドル134に触れていることを検出可能なタッチセンサと、を備える。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。また、デモ画面の表示中に球発射ハンドル134が操作されていない状態から操作されている状態となったことをタッチセンサによって検出された場合に、専用の演出が行われる場合があってもよい。例えば、表示手段による演出表示、音出力手段による演出音、および各種装飾LEDや導光板による発光演出、演出可動体(遊技盤または枠に設けられた)が挙げられる。4種類の演出手段によって演出が行われてもよく、1種類以上の演出手段によって行われてもよい。また同じ種類の演出手段であっても、専用演出を行う演出手段と行わない演出手段があってもよい。(例えば、枠の演出可動体は専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体は専用演出を行わないとか、遊技盤の演出可動体Aは専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体Bは専用演出を行わない等が挙げられる。この例は、他の演出手段にも適用可能である。)
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面視右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、本体104に設けられており、本体104から着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流入した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。なお、主基板156が収納された主基板ケース158、第1副基板160が収納された第1副基板ケース162および第2副基板164が収納された第2副基板ケース166は、遊技盤200の背面に設けられており、エラー解除スイッチ168を備える払出基板170が収納された払出基板ケース172、発射基板174が収納された発射基板ケース176、電源スイッチ178とRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、およびCRインターフェース部186は、本体104に設けられている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設されている。また、遊技領域124の下方には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222とが配設されている。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
また、本実施形態では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cのそれぞれに表示する装飾図柄に次ぐ4つ目の装飾図柄として第4図柄を設けている。この第4図柄は、特図1用としての特図1用第4図柄219、および特図2用としての特図2用第4図柄221の2つを設けており、演出表示領域208d(例えば下部)に表示する。第4図柄は、変動/停止を表示するものであり、例えば黒色は停止表示を示し、グレー色は変動表示を示す。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では複数(例えば、2つ)のLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態ではそれぞれ複数(例えば、8つ)のLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、所定の図柄表示手段である。なお、普図表示装置210、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214を7セグLEDによって構成してもよい。また、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、所定の図柄表示手段としてもよい。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。
なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態では遊技領域124の右下部分に1つだけ配設している。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材232aが設けられており、一対の羽根部材232aと第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材232aは、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材232aが閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材232aが閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材232aが開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材232aが開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施形態では、第1特図始動口230および第2特図始動口232の2つが設けられているが、始動口が3つ設けられていてもよい。ここで、始動口が3つある場合、第1特図始動口が2つ設けられ、第2特図始動口が1つ設けられていてもよく、逆に第1特図始動口が1つ設けられ、第2特図始動口が2つ設けられていてもよい。また、特図表示装置が1つのみ場合は、3つの始動口が同じ特図表示装置に対応するように構成されていてもよい。また、始動口は4つ以上設けられていてもよい。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方と右下部に1つずつ配設している。すなわち、本実施形態では、可変入賞口234が2つ設けられている。この可変入賞口234は、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材234aとを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。扉部材234aは、所定の閉状態およびその閉状態よりも遊技球の、可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における閉状態は、扉部材234aが遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における開状態は、扉部材234aが遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。なお、閉状態には、完全に閉塞してしる状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図3に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施例では、可変入賞口が2つ設けられているが、可変入賞口が1つのみ設けられた態様であってもよい。また、可変入賞口が3以上設けられていてもよい。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。なお、遊技盤にアウトセンサが設けられていてもよい。アウトセンサは、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)のセンサを通過した遊技球、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)のセンサを通過した遊技球およびアウト口へ進入した遊技球を検知可能に構成されたセンサである。なお、入賞口、始動口およびアウト口のうちの一部のみを検知可能に構成されたセンサであってもよい。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左側中央からやや下方の位置に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244に設けたワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなっている。
演出可動体224は、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の視認可能な領域を制限するよう、不図示のモータによって装飾図柄表示装置208の前方を上下動する。また、図示しないが、人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを有する演出可動体224としての腕ユニットも備えている。この腕ユニットは、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246a,246bおよび右扉246c,246dからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246a,246bおよび右扉246c,246dの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246a,246bおよび右扉246c,246dは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246a,246bおよび右扉246c,246dを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246a,246bおよび右扉246c,246dを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246a,246bおよび右扉246c,246dは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246a,246bおよび右扉246c,246dは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
図1に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図3に示す装飾図柄表示装置208、演出可動体224、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は装飾図柄表示手段の一例に相当する。
さらに、遊技盤200には、この遊技台のスペックを表すスペックシールが、遊技者から見える位置に貼り付けられている。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第2特図始動口232のベロ部材2321を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての可変入賞口234の扉部材2341を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、演出可動体224及び遮蔽装置246等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、遮蔽装置246や演出可動体224等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサや、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(a)には、「特図A」から「特図I」の9種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、7種類の大当り図柄(「特図A」から「特図G」)が用意されている。「特図A」は15ラウンド(R)大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの5つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質5R確変大当り図柄であり、「特図C」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−ランクアップボーナス(RUB)図柄であり、「特図D」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図E」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図F」は5R通常大当り図柄であり、「特図G」は2R大当り図柄であって、いずれのラウンドにおいても出玉の獲得が期待できない潜伏確変あるいは隠れ確変と称される2R確変大当り図柄である。ここで、ランクアップボーナスとは、例えば、大当りの開始時には出玉の獲得が期待できるラウンドがいつまで続くのかが遊技者に特定困難な態様で演出する大当りであり、特定のラウンド(例えば、5ラウンド目や9ラウンド目)となったときに、出玉の獲得が期待できるラウンドが継続するか否かを遊技者に煽る態様で演出する大当りである。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図2始動口232の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図2始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図2始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図2始動口232に進入し難い。上述のごとく、特図2始動口232は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図2始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、「特図F」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図G」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図高確率状態になる。また、「特図F」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図G」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として1種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば2回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で0.1秒間しか維持しない。なお、小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図5(a)に示す、「特図H」は小当り図柄である。本実施形態では、小当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開閉回数及び開放時間)と、「特図G」が停止表示されて移行される大当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開放回数及び開放時間)とを略同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、開放回数及び開放時間の少なくともいずれか一方が異なっていてもよい。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図I」はハズレ図柄である。
図5(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(b)には、「特図a」〜「特図f」の6種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図b」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−RUB図柄であり、「特図c」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図d」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図e」は2R通常大当り図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図f」はハズレ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。
実質5R確変大当り(「特図B」)、5R通常大当り(「特図F」)、2R通常大当り(「特図e」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、15R確変大当り(「特図A」及び「特図a」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。さらに、15R−RUB、実質8R−RUB及び実質4R−RUBを報知する場合には、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cに同じ数字の装飾図柄であり、中図柄表示領域208bが殿様の装飾図柄である装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−殿様−装飾1」や「装飾4−殿様−装飾4」等)を停止表示する。また、2Rの大当りである隠れ確変(「特図G」)、あるいは小当り(「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図f」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
図5(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、図4に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図4に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図2に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図4に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,226やこれらの始動口230,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口230への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,226や始動口230,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図4に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理の詳細については後述する。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、5R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図a、特図b、特図c、特図dのいずれか、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図e、ハズレフラグがオンの場合には特図fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図a,特図b,特図c,特図d)、2R通常大当り図柄(特図e)、ハズレ図柄(特図f)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、15ラウンド、5ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本例示形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、有利度の高い特図2変動遊技および有利度の低い特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
図8は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れの一例を示すフローチャートである。なお、後述する図52で説明する主制御部タイマ割込処理では、入賞口入賞処理内で特図先読み処理が行われる。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図9(a)〜(c)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS303の処理は、後述する図54に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図2始動情報と、図10に示す当否判定用テーブルおよび図11に示す特図図柄決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図54に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS311の処理は、後述する図54に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図54に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、図8に示すフローチャートでは、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。
図9は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図9(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(15R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶されている。
図9(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図f」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図9(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図9(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図9(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
本実施形態では、上述した停止図柄情報の他、当否判定結果や特図変動時間を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信することができる。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図10(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又ははずれが選択される。なお、後述する図54(b)のステップS801の特図当り抽選処理にて用いられる当否判定テーブルにも適用可能である。
また、特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又ははずれが選択される。
図10(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。大当りの当否判定結果がはずれとなった場合には、図10(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。なお、後述する図54(b)のステップS803の特図小当り抽選処理で用いられる小当り判定用テーブルにも適用可能である。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)において決定した当否判定結果などに基づいて行われる停止図柄の決定に用いられる特図決定用テーブルについて、図11を参照しながら説明する。ここで、図11(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図11(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。特図1の停止図柄を決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の停止図柄を選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A〜特図Gのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否判定結果が小当りの場合には、特図Hが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Iが選択される。
また、特図2の停止図柄を決定する場合には、図11(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の停止図柄を抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図a〜特図eのうちからいずれか一つが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図fが選択される。停止表示される図柄が決定された後、特図表示装置に停止表示される図柄データが設定される。
なお、図54(a)の特図状態更新処理における図柄の決定も、本例の特図決定用テーブルが用いられてもよく、ステップS708の表示図柄抽選処理において特図1の表示図柄データを決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、ステップS707の特図当り抽選処理による特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の表示図柄データを選択する。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図12(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図12(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS409で更新した演出データを演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS413の次のステップS415では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS409で読みだした演出データの中に演出可動体224及び遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図12(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図12(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS441では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS441の次のステップS443では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS419)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図13(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図13(a)のステップS501では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS501で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS501の次のステップS503では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS505の処理に移行する。ステップS505では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS505の次のステップS507では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS507の次のステップS509では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS507で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS509の次のステップS511では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS509で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS503に戻る。
図13(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS531では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS541では、第2副制御部メイン処理のステップS503において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS503において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS541の次のステップS543では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図13(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS511における画像制御処理のフローチャートである。ステップS551では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS551の次のステップS553では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS553:Yes)、ステップS555に進み、そうでない場合は(ステップS553:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS555では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS551でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS555の次のステップS557では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS557の次のステップS559では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS559:Yes)、ステップS561に進み、そうでない場合は(ステップS559:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS561では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図14は、本発明に係る透過部700の具体的構成の一例の図であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)に示した透過部700の透過領域において模様を発光させた状態を示す図であり、(c)は、(b)に示した透過領域に光を照射する様子を示す図である。
透過部700は、透過領域703b、703cのスマイルマークの模様に相当する位置に例えばレンズカットを施して方向変化手段としての役割を果たす透過性部材703と、透過性部材703の側面から光を照射する発光手段701と、透過性部材703の遊技者側に設けた外側ガラス705と、透過性部材703の反対側に設けた内側ガラス706と、外側ガラス705、透過性部材703および内側ガラス706を嵌め込むガラスユニット枠704とを有して成る。
発光手段701は、例えばLEDである光源702A、702B、702C、702D、702E、702F、702Gおよび702Hを備えてなり、この光源702A〜702Hに電源供給するコネクタ708は、ガラスユニット枠704の外周に露出している。光源702A〜702Hを発光させると、透過性部材703の透過領域703b、703cに施したレンズカットにより、光が遊技者側に方向変化させられてスマイルマークの模様が発光する。
図15および図16は、図14に示した構成において、異なる位置の光源を発光させることで、浮かび上がらせる模様を異ならせる点について説明する図である。
図15(a)に示すように、透過領域703bにおけるスマイルマークの模様(例えば目および口)703baを発光させるには、光源702Aおよび702Eを発光させることで実現される。光源702Aおよび702Eを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703baのみが発光するものであってもよい。
図15(b)に示すように、透過領域703bにおけるスマイルマークの模様(例えば顔の輪郭)703bbを発光させるには、光源702Bおよび702Fを発光させることで実現される。光源702Bおよび702Fを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703bbのみが発光するものであってもよい。
このように透過領域703bにおけるスマイルマークの模様のうち、例えば部分的にレンズカットの向きを異ならせることによって、反射対象の光源を異ならせ、発光する光源を制御することで、一つの模様を段階的に発光させることが可能である。
透過領域703bにおけるスマイルマークの模様703baおよび703bbを発光させるには、光源702A、702B、702Eおよび702Fを発光させることで実現される。光源702A、702B、702Eおよび702Fを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703baおよび703bbのみが発光するものであってもよい。
図16(a)に示すように、透過領域703cにおけるスマイルマークの模様(例えば顔の輪郭)703caを発光させるには、光源702Cおよび702Gを発光させることで実現される。光源702Cおよび702Gを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703caのみが発光するものであってもよい。
図16(b)に示すように、透過領域703cにおけるスマイルマークの模様(例えば目および口)703cbを発光させるには、光源702Dおよび702Hを発光させることで実現される。光源702Dおよび702Hを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703cbのみが発光するものであってもよい。
このように透過領域703cにおけるスマイルマークの模様のうち、例えば部分的にレンズカットの向きを異ならせることによって、反射対象の光源を異ならせ、発光する光源を制御することで、一つの模様を段階的に発光させることが可能である。
透過領域703cにおけるスマイルマークの模様703caおよび703cbを発光させるには、光源702C、702D、702Gおよび702Hを発光させることで実現される。光源702C、702D、702Gおよび702Hを発光させたとき、他の模様も発光するものであってもよいし、模様703caおよび703cbのみが発光するものであってもよい。
図17は、図14に示した構成において、光源の向きと透過領域との関係を説明する図であって、(a)は光源の向きを示す図であり、(b)は(a)において四角形Aで囲んだ箇所を拡大して示す図である。
透過部材703の側方の周囲には、透過部材703の中央に向けて発光可能なように光源702A〜702Hを配置している。透過部材703の各領域では、光源から距離や光源に対する向きの違いにより、光源から受ける光の強さが異なる。ここでは、各領域において均等な発光演出が可能なように、図17(b)の領域B、C、DおよびEのそれぞれについて、領域と光源との関係を説明する。光源702A〜702Hのそれぞれによる光の出力は指向性を有し、光源に正対した方向の中央に直進する光が最も強く、斜め方向には中央よりも弱い光が直進する。
領域Bは、上下二つの光源(例えば、光源702A、702E)からの光の照射を受ける。この領域Bには、上下二つの光源の向き両方と正対しており、光源の指向性によって強い光が直進するが、上下二つの光源からの距離が遠いためにその光は減衰する。そこで、この領域Bでは、上下二つの光源からの光を受けることによって演出に必要な光量の確保を可能としている。
領域Cは、下ひとつの光源(例えば、光源702E)からの光の照射を受ける。この領域Cには、下ひとつの光源の向きと正対しており、光源の指向性によって強い光が直進し、この下ひとつの光源からの距離は近い。そこで、この領域Cでは、下ひとつの光源からの光を受けることによって演出に必要な光量の確保を可能としている。
領域Dは、ひとつの光源(例えば、光源702E)からの距離は近いが、このひとつの光源に対して斜め方向に位置しており、正対する場合と比べて受ける光は弱い。そこで、この領域Dでは、他の近隣の光源(例えば、光源702E)からの光も受けて演出に必要な光量の確保を可能としている。
領域Eは、光源(例えば、光源702D、702E)からの距離は近いが、この光源に対して大きく斜め方向に位置しており、光は届きにくい。
図18は、図14に示した構成において、透過領域において発光する模様を形成するレンズカットについて、(a)は模様および光源の向きを示す図であり、(b)は(a)において破線の楕円Fで囲んだ箇所を拡大して示す図である。
透過部材703の透過領域703dにはスマイルマークの模様を発光可能なようにレンズカットを施してある。図18(b)の拡大図を参照すると、楕円Fで囲んだ箇所には、レンズカット703da、703db、703dc、703dd、703deを施してある。各レンズカット703da、703db、703dc、703dd、703deのそれぞれは、光源から照射された光の向きに合わせてカットの角度が異なる。例えば、レンズカット703dcは、光源702Fに正対した向きのカットを有し、レンズカット703deは、光源702Eに正対した向きのカットを有する。
なお、上述したように透過部に対して模様のレンズカットを施し、光源からの光を遊技者側に向けて模様の発光表示を行うことを、以下において、「透過部(あるいは透過部材)に施した模様の発光表示」という場合がある。
図19は、本発明に係る透過部の構成の一例について説明する図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。
図19(A)に示すように、透過部700の所定の領域720には、光源702l,702rからの光を方向変化手段(図19(A)では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図19(A)では、光源702l,702rを発光させることにより、所定の模様として、サボハニのキャラクタ703SHを表示している。
領域720は、明るく発光表示する第一の領域720aのほか、第一の領域720aよりも暗く発光表示する第二の領域720bを有する。
方向変化手段は、遊技球101が通過しない領域と重なる領域に設けられているが、遊技球101が通過する領域と重なる領域に設けられる場合もある。また、遊技球101が通過する領域と重なる領域では、遊技球101の直径よりも細く光るように方向変化手段を設ける場合がある。遊技球101が通過する領域に重なる領域では、所定の模様を明るく発光表示してもよく、遊技球101の直径よりも太く(例えばベタ塗りのように)光るように方向変化手段を設ける場合がある。
遊技球101が通過する領域としては、例えば、発射レール202、204周辺、遊技球101が最初に当る釘の周辺、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、風車236を含む場合がある。
遊技球101が通過しない(通過できない)領域に重なる領域であっても方向変化手段を設けない場合がある。例えば、遊技領域124内に設けられた液晶表示装置208や、可動物224など)の近傍には方向変化手段を設けない場合がある。
また、方向変化手段は、遊技に関する情報を表示する装置の領域(たとえば特図表示装置212,214、普図表示装置210、保留ランプ216などが配置されている領域、第4図柄が表示されている領域)の近傍には設けない場合があり、この場合、遊技の状態(図柄変動中か、停止中か、保留が記憶されているか、高確率中か、大当り中か、右打ち期間中か、など。)が常に視認可能の状態にすることができる場合があり、遊技の進行に影響を及ぼすのを防ぐことができる場合がある。
また、図19(B)に示すように、透過部700の所定の領域720には、光源702からの光を方向変化手段(図19(B)では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図19(B)では、光源702u,702dを発光させることにより、所定の模様として、パンダのキャラクタ703PDを表示している。
このように、図19に示す透過部700では、発光方向を異ならせることにより別の模様が表示されるようにカットパターンが施されている。すなわち、カットパターンのなす角度により、光源702u,702dからの光が照射されると前面側(遊技者側)に光が反射するが、光源702l,702rからの光が照射されても前面側(遊技者側)に光が反射しないようにする一方で、光源702l,702rからの光が照射されると前面側(遊技者側)に光が反射するが、光源702u,702dからの光が照射されても前面側(遊技者側)に光が反射しないようにすることが可能であり、その結果、発光させる光源によって、透過部700に表示する模様を変更することができる場合がある。つまり、透過部700に施されたカットパターンにより、複数の模様を表示することができる場合がある。
図20は、本発明に係る透過部の構成の一例について説明する図であって、複数の透過部材を重ねて発光演出することが可能な遊技盤200を正面から見た概略図である。また、図21は、透過部700の分解斜視図である。なお、上述した遊技盤200と同じ構成については同一の符号を付し詳しい説明を省略する。また、図20に示す演出可動体224は、図20に示す初期位置から装飾図柄表示装置208の表示領域の略中央まで移動し、その後、初期位置まで移動する演出を行う場合があるものである。
本実施形態の透過部700は、図21に示すように、レンズカットの態様の異なる平板状の2枚の透過部材703f,703rが所定間隔(例えば、1mm)空けて前後方向に並べて配置されて構成されている。なお、本実施形態において、透過部材をイルミパネルと呼ぶ場合がある。図20に示す状態では、2枚の透過部材のうちの後側に配置された透過部材703rに対して光が照射され、透過領域703bにおいてスマイルマークの模様703SMが表示されている様子が示されている。すなわち、後側の透過部材703rのカットパターンにより光が前方(遊技者側)に反射し、その反射光が前側の透過部材703fを透過して遊技者にスマイルマークの模様703SMが視認されることとなる。なお、前側の透過部材703fのカットパターンは、前側の透過部材703fに光を照射するとハートマークの模様703HE(図23参照)が表示されるように形成されている。また、本実施形態の透過部700は、装飾図柄表示装置208よりも前面側であって、遊技盤200の背面側に設けられているが、遊技盤200よりも前面側に設けられてもよい。また、本実施形態では、演出可動体244が動作する際に、2枚の透過部材703f,703rのうちの少なくともいずれか一方による発光演出が行われる場合があり、遊技演出を盛り上げている。
ところで、透過部材703f,703rは、アクリル等の樹脂により射出成形あるいは押出成形等の適宜の成形方法にて成形されるが、製造誤差により、わずかにソリやヒケが生じる場合がある。あるいは、パチンコ機100の設置環境や、取付時の寸法誤差によっても、透過部材703f,703rに反りが生じる場合もある。このような場合、透過部材703f,703rの一部分において前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとの間隔が所定間隔よりも小さくなり、曲率が生じる場合がある。すると、透過部材703f,703rに光を照射して模様を表示した場合に、同心円状の縞(ニュートンリング)が視認される場合があり、透過部700による演出効果の低減の原因となる場合がある。また、2枚の透過部材703f,703rが接触して透過部材703f,703rに入射した光が正常に反射せず、表示態様が乱れるといった問題が生じる場合もある。
そこで、本実施形態に係る透過部700は、後側の透過部材703r(あるいは、前側の透過部材703f)に、2枚の透過部材703f,703rを一定間隔に保持するための突部703t1〜703t5が透過部材703f,703rの外縁よりも内側となる位置に適宜設けられている。突部703t1〜703t5の詳しい構成については後述するが、これら突部703t1〜705t5が設けられることにより、製造誤差や設置環境等によって透過部材703f,703rにソリが生じた場合でも、突部703t1〜703t5の作用により2枚の透過部材703f,703rの間隔を少なくとも所定間隔に保持してニュートンリングを生じ難くすることができる場合がある。その結果、透過部700による演出効果の低減を抑制することができる場合がある。なお、以下の説明において、透過部材(イルミパネル)の板面(盤面)が接触しない旨の記載をすることがあるが、実際には、後側の透過部材703rにおける突部703t1〜703t5のみが前側の透過部材703fに接触している状態となる場合があることを付言しておく。
突部703t1〜703t5は、透過部材703f,703rの板面から突出した構成とされているため、遊技者に視認されてしまう場合があるので、遊技者にとって比較的目立たない位置に配置している。具体的には、第1突部703t1は、後側の透過部材703rの右下部分において前面側に突設されており、ステージ244の背面に重なる位置となっている。換言すれば、第1突部703t1は、ステージ244にオーバーラップされているということができる。そのため、第1突部703t1は、ステージ244により、正面視においては、視認困難となっている。また、第2突部703t2は、後側の透過部材703rの右上部分において前面側に突設されており、演出装置206の装飾部材の背面に重なる位置となっている。換言すれば、第2突部703t2は、演出装置206の装飾部材にオーバーラップされているということができる。そのため、第2突部703t2は、演出装置206の装飾部材により、正面視においては、視認困難となっている。なお、本実施形態では、第2突部703t2が演出装置206の背面側に配置されている態様とされているが、後述するように、第2突部703t2が前側の透過部材703fによって表示されるハートマークの模様703HEと重なる位置となっており、また、後側の透過部材703rによって表示されるスマイルマークの模様703SMと重なる位置となっており、また、装飾図柄表示装置208とも重なっているので、これらのうちのいずれか一部あるいは全部が表示されることにより第2突部703t2が目立ちにくくすることができる場合があるので、第2突部703t2の前面側に演出装置206が配置されない態様であってもよい。この場合において、第2突部703t2が前側の透過部材703fによって表示されるハートマークの模様703HEのみに重なる位置に設けられてもよいし、後側の透過部材703rによって表示されるスマイルマークの模様703SMのみに重なる位置に設けられてもよい。また、第2突部703t2が前側の透過部材703fによって表示されるハートマークの模様703HE及び後側の透過部材703rによって表示されるスマイルマークの模様703SMの両方に重なる位置に設けられてもよい。また、第2突部703t2が前側の透過部材703fによって表示されるハートマークの模様703HEと装飾図柄表示装置208に表示される画像の両方に重なる位置に設けられてもよいし、後側の透過部材703rによって表示されるスマイルマークの模様703SMと装飾図柄表示装置208に表示される画像の両方に重なる位置に設けられてもよい。また、第2突部703t2が装飾図柄表示装置208に表示される画像のみに重なる位置に設けられてもよい。ここで、装飾図柄表示装置208に表示される画像とは、背景画像や演出表示において登場するキャラクタ画像や、保留表示や、変動表示中の装飾図柄や停止表示中の装飾図柄等、あらゆる画像が含まれる。また、第3突部703t3は、後側の透過部材703rの中央上部において前面側に突設されており、「爺」の文字が施された演出可動体224の初期位置の背面側に重なる位置となっている。換言すれば、第3突部703t3は、演出可動体224にオーバーラップされる場合があるということができる。そのため、第3突部703t2は、少なくとも演出可動体224が初期位置にある場合には、正面視においては、視認困難となっている。また、第4突部703t4は、後側の透過部材703rの左上部分において前面側に突設されており、何れの部材によっても重なっていないが、演出装置206の装飾部材の近傍にあり、遊技者に視認可能な装飾図柄表示装置208の表示領域の隅の部分に配置されていることから、目立ち難くなっている。また、第5突部703t5は、後側の透過部材703rの中央左側部分において前面側に突設されており、ワープ装置242の背面に重なる位置となっている。換言すれば、第5突部703t5は、ワープ装置242にオーバーラップされているということができる。そのため、第5突部703t5は、ワープ装置242により、正面視においては、視認困難となっている。
また、後側の透過部材703rの左側端縁と下端縁にそれぞれ複数のリブ703uが前方に向けて突設されている。リブ703uは、それぞれ方形状をなしており、その突出量は、2枚の透過部材703f,703rが所定間隔を保持できるよう、例えば、1mmに設定されている。なお、リブ703uの突出量は、1mmに限定されず、2枚の透過部材703f,703rの間隔が適正に保持できればいずれに設定してもよく、例えば、1.2mmに設定してもよい。また、リブ703uは、後側の透過部材703rの端部に形成されていることから、遊技者に視認困難な位置となっている。そのため、リブ703uの基端部の外周の長さは第1突部703t1〜第5突部703t5の基端部の外周の長さよりも大きくされているが、リブ703uの基端部の外周の長さを第1突部703t1〜第5突部703t5の基端部の外周の長さよりも小さくしてもよい。また、他の部材や組みつけの態様等により2枚の透過部材703f,703rが所定間隔を保持することができれば、リブ703uは必ずしも設ける必要はない。
透過部700は、図21に示すように、2枚の透過部材703f,703rが所定間隔(例えば、1mm)あけて前後に並設されるようにしてガラスユニット枠704に取り付けられる。ガラスユニット枠704は、前側(すなわち、遊技者側)に配置される前枠704fと、後側(すなわち、装飾図柄表示装置208側)に配置される後枠704rとによって構成されており、前側から、前枠704f、前側の透過部材703f、後側の透過部材703r、後枠704rの順に並べて配置し、後枠704r側から適宜個所に設けられたネジ孔に対してネジ止めすることによりこれらが組付けられて透過部700が形成される。ここで、透過部材703f,703rは、それぞれ左右上端分にネジ挿通孔703fh1,703fh2,703rh1,703rh2が開設されており、このネジ挿通孔703fh1,703fh2,703rh1,703rh2にネジが挿通されて前枠704f及び後枠704rに固定される。
また、本実施形態では、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rの外形形状が異なっている。具体的には、前側の透過部材703rの正面視右上隅部に第1の切欠700ct1が形成され、右辺の下端部近傍に第2の切欠700ct2が形成されており、後側の透過部材703rとの区別を容易ならしめ、組みつけ順序の間違えを防止するようにしている。なお、本実施形態では、前側の透過部材703fに切欠を設ける構成としたが、後側の透過部材703rに切欠を設ける構成としてもよいし、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rの両方に切欠を設ける構成としてもよい。この場合において、切欠が形成される個所を2枚の透過部材703f,703rとで異ならせておいて、前後の配置が認識可能にするように構成してもよい。また、切欠の形成する位置及び数は、上述したものに限らず、適宜の個所に適宜の個数設けるようにしてもよい。また、切欠が設けられない態様であってもよい。
さらに、本実施形態では、前側の透過部材703fの正面視で表面の右下隅部に、前側の透過部材703fを識別するための識別情報703fmが設けられている。この識別情報703fmは、「Front」の頭文字を示す「F」の文字を丸囲みした態様で表されている。この識別情報703fmは、2枚の透明部材703f,703rの模様が形成されていない部分であって、遊技者が正面から視認不能あるいは困難な位置に形成されている。例えば、突部703t1が形成されている位置や前側の透過部材703fの外周近傍の位置等に形成されてもよい。正面から視認不能あるいは困難な位置とは、遊技盤200に設けられた装飾部材、演出装置あるいは入賞装置等が識別情報703fmの前面に配置されることにより、識別情報703fmが視認不能あるいは困難な状態となる位置のことである。本実施形態では、前側の透過部材703fの成型時に識別情報703fmが一体となって形成されるように構成されているが、例えば、前側の透過部材703fの成型後にホットメルト処理等により刻印したり、シールを貼付する態様で設けるようにしてもよい。あるいは、二次元コードや三次元コードを設けてリーダで読み取ることで透過部材の前後を識別するようにしてもよい。
また、後側の透過部材703rの正面視で表面の左下隅部に、後側の透過部材703rを識別するための識別情報703rmが設けられている。この識別情報703rmは、「Rear」の頭文字を示す「R」の文字を丸囲みした態様で表されている。この識別情報703rmは、2枚の透明部材703f,703rの模様が形成されていない部分であって、遊技者が正面から視認不能あるいは困難な位置に形成されている。例えば、突部703t1が形成されている位置や後側の透過部材703fの外周近傍の位置等に形成されてもよい。本実施形態では、後側の透過部材703rの成型時に識別情報703fmが一体となって形成されるように構成されているが、例えば、前側の透過部材703fの成型後にホットメルト処理等により刻印したり、シールを貼付する態様で設けるようにしてもよい。あるいは、二次元コードや三次元コードを設けてリーダで読み取ることで透過部材の前後を識別するようにしてもよい。
本実施形態では、2枚の透過部材703f,703rの配置位置の特定を容易にするために、「F」や「R」といった文字を付与する構成としたが、配置位置を特定するための識別情報の態様は、本目的が達成できる態様であればいずれの態様でもよく、例えば、「A」「B」の文字であってもよいし、「前」「後」の文字であってもよい。また、識別情報として文字を付した態様としたが、記号や図形によって配置位置を特定するようにしてもよい。
後枠704rの前面の上部において、左右方向に延在するようにして第1LED基板704cb1が取り付けられており、後枠704rの前面の右側において、上下方向に延在するようにして第2LED基板704cb2が取り付けられている。第1LED基板704cb1は、上述したようにして前枠704f、後枠704r及び2枚の透過部材703f,704rが組付けられたときに、その下端縁が2枚の透過部材703f,704rによって挟持される。なお、第1LED基板704cb1が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されず、クリアランスを有して介在するように構成されてもよい。これにより、2枚の透過部材703f,703rの間隔が第1LED基板704cb1が設けられている端部において所定間隔を保持することができる場合がある。このように構成されているので、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に組み付けられたときに、突部703t1〜703t5、リブ703u及びLED基板704cb1,704cb2によって2枚の透過部材703,703rが所定間隔あけて保持される。
第1LED基板704cb1は、左右方向に延在して方形状をなしており、第1LED基板704cb1の前面(遊技者側の面)において、長手方向に沿って複数のLED素子がそれぞれ下方に向けて発光するように並べて配置されている。すなわち、複数のLED素子は、前側の透過部材703fの上端縁に向けて発光するように並べて配置されている。このように構成することにより、第1LED基板704cb1のLED素子からの光は、前側の透過部材703fの上端縁から入射し、前側の透過部材703fの裏面に形成されたカットパターンで遊技者側に反射することで、前側の透過部材703fにおいて模様が表示される。これらのLED素子は、フルカラーによる発光が可能であり、前側の透過部材703fにおける発光表示を行うための光源として機能している。なお、単色(例えば、赤色や白色等)でのみ発光可能なLED素子を適用してもよい。また、本実施形態では、第1LED基板704cb1は、LED素子を一方の面にのみ配置するようにしたが、両面に配置し、一方の面に配置されたLED素子で前側の透過部材703fの上端縁に向けて発光し、他方の面に配置されたLED素子で後側の透過部材703rの上端縁に向けて発光するようにしてもよい。
第2LED基板704cb2は、上述したようにして前枠704f、後枠704r及び2枚の透過部材703f,704rが組付けられたときに、その左端縁が2枚の透過部材703f,704rによって挟持される。なお、第2LED基板704cb2が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されず、クリアランスを有して介在するように構成されてもよい。これにより、2枚の透過部材703f,703rの間隔が第2LED基板704cb2が設けられている端部において所定間隔を保持することができる場合がある。
第2LED基板704cb2は、上下方向に延在して配置され、上端部が台形状をなすとともにその下端に続いて方形状をなした形状となっている。第2LED基板704cb2は、前面(遊技者側の面)において、長手方向に沿って複数のLED素子がそれぞれ正面視左方向に向けて発光するように並べて配置され、後面(遊技者とは反対側の面)において、長手方向に沿って複数のLED素子がそれぞれ正面視左方向に向けて発光するように並べて配置されている。すなわち、第2LED基板704cb2の前面に配置された複数のLED素子は、前側の透過部材703fの右端縁に向けて発光するように並べて配置されるとともに、第2LED基板704cb2の後面に配置された複数のLED素子は、後側の透過部材703rの右端縁に向けて発光するように並べて配置されている。このように構成することにより、第2LED基板704cb2の前面に配置されたLED素子からの光は、前側の透過部材703fの右端縁から入射し、前側の透過部材703fの裏面に形成されたカットパターンで遊技者側に反射することで、前側の透過部材703fにおいて模様が表示される。また、第2LED基板704cb2の後面に配置されたLED素子からの光は、後側の透過部材703rの右端縁から入射し、後側の透過部材703fの裏面に形成されたカットパターンで遊技者側に反射することで、後側の透過部材703fにおいて模様が表示される。これらのLED素子は、フルカラーによる発光が可能であり、第2LED基板704cb2の前面に配置されたLED素子は前側の透過部材703fにおける発光表示を行うための光源として機能し、第2LED基板704cb2の後面に配置されたLED素子は後側の透過部材703rにおける発光表示を行うための光源として機能している。なお、単色(例えば、赤色や白色等)でのみ発光可能なLED素子を適用してもよい。また、本実施形態では、第2LED基板704cb2は、LED素子を両方の面に配置するようにしたが、前面及び後面のいずれか一方の面にのみLED素子を配置するようにしてもよい。このように、本実施形態では、2枚の透過部材703f,703rにおけるLED基板704cb1,704cb2が配置された側とは反対側の端縁にリブ703uが設けられた態様とされている。これにより、LED基板704cb1,704cb2からの光がリブ703uが干渉し、表示画像が乱れることを抑制することができる場合がある。
後側の透過部材703rの前面(遊技者側の面)には、その外縁よりも内側に突部703t1〜703t5が前方(遊技者側)に向けて突設されており、その先端は、半球状に形成されている。突部703t1〜703t5の突出量は、いずれも1.2mmとされており、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとの間隔の設計値である1mmよりもわずかに大きくなっている。これにより、例えば、製造誤差等により2枚の透過部材703f,703rのうちの少なくともいずれか一方にソリが生じた場合でも、突部703t1〜703t5によりその間隔が1mm未満となることを抑制することができる場合がある。その結果、上述したニュートンリングの発生といった画像乱れを抑制することができる場合がある。なお、本実施形態では、突部703t1〜703t5のいずれについても後側の透過部材703rに設けた構成としたが、突部703t1〜703t5の一部又は全部を前側の透過部材703fの裏面に形成してもよい。また、本実施形態では、突部703t1〜703t5のいずれも突出量を1.2mmに設定するようにしたが、突部703t1〜703t5の一部又は全部について、突出量を2枚の透過部材703f,703rの間隔である1mmに設定するようにしてもよい。
図22は、上述した透過部700の構造を説明するための模式図である。なお、図22に示す透過部700では、説明を容易にするため構成を簡略化し、さらに、変更している部分(例えば、透過部材を3枚配置して構成している。)もある。
LED基板704cb1に搭載されたLED717fは、透明部材703fの側方に配置している。透明部材703fには模様を発光させるレンズカット713aを施してあり、このレンズカット713aによって、LED717fから照射された光を前側(遊技者側)に反射する。
LED基板704cb1に搭載されたLED717cは、透明部材703cの側方に配置している。透明部材703cには模様を発光させるレンズカット714aを施してあり、このレンズカット714aによって、LED717cから照射された光を前側(遊技者側)に反射する。
LED基板704cb1に搭載されたLED717rは、透明部材703rの側方に配置している。透明部材703rには模様を発光させるレンズカット715aを施してあり、このレンズカット715aによって、LED717rから照射された光を前側(遊技者側)に反射する。
LED基板717は、透明部材703f、703cおよび703rのそれぞれに対応したLED717f、LED717cおよびLED717rを搭載しており、発光させるLEDを選択制御することによって、透明部材703f、703cおよび703rのうちのどの模様を発光させるかを選択し、多彩な演出を行うことができる。
図23は、上述した透過部700による発光演出の態様を示す図であって、(a)は、前側の透過部材703fによる発光演出の態様を示し、(b)は、後側の透過部材703rによる発光演出の態様を示している。
本実施形態では、上述したように構成されているので、第1LED基板704cb1及び/又は第2LED基板704cb2に設けられたLED素子が発光して前側の透過部材703fに光が照射されると、図23(A)に示すように、ハートマークの模様703HEの発光画像が表示される。また、第2LED基板704cb2に設けられたLED素子が発光して後側の透過部材703rに光が照射されると、図23(B)に示すように、スマイルマークの模様703SMの発光画像が表示される。第1LED基板704cb1及び/又は第2LED基板704cb2に設けられたLED素子は、第1副制御部400によりそれぞれ独立して発光させることが可能であり、例えば、2枚の透過部材703f,703rのうちの前側の透過部材703fにのみ光を照射させてハートマークの模様703HEのみを表示させるようにしてもよいし、後側の透過部材703rにのみ光を照射させてスマイルマークの模様703SMのみを表示させるようにしてもよいし、2枚の透過部材703f,703rのそれぞれに照射するLED素子の発光態様を同じくして、ハートマークの模様703HE及びスマイルマークの模様703SMの両方を同じ発光態様で表示させるようにすることもできる。また、フルカラーLEDにより、2枚の透過部材703f,703rでそれぞれ発光色や発光態様を異ならせるようにして、カラフルな態様でハートマークの模様703HE及びスマイルマークの模様703SMを表示するようにしてもよい。
図24は、透過部700の別の態様について模式的に示す図であって、(A)は、透過部700の正面図であり、(B)は、透過部700の左側面図である。
図24(A)に示すように、透過部700における遊技者の視認可能領域VAは、一点鎖線で囲まれた領域となっている。視認可能領域VAよりも外側は、遊技盤200における演出装置206等によって隠されており、視認困難とされている。そのため、前側の透過部材703fに表示されたハートマークの模様703HEの発光画像の一部と、後側の透過部材703rに表示されたスマイルマークの模様703SMの発光画像の一部が視認困難となっている。なお、ハートマークの模様703HEの発光画像とスマイルマークの模様703SMの発光画像の少なくともいずれか一方の全体が視認可能領域VA内に表示されるようにして全体が視認可能となるようにしてもよい。
図24(A)及び同図(B)に示すように、後側の透過部材703rの前面側に第1突部703t1〜第5突部703t5が突設されている。これらの突部703t1〜703t5は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に配置されているが、遊技者に目立ち難い位置に配置されている。なお、図24に示す第1突部703t1〜第5突部703t5は、いずれも突出量が1mmに設定されている。(1)に示す第3突部703t3は、通常は、図20に示すように、装飾図柄表示装置208の上方に位置する演出可動体224の初期位置に演出可動体224が位置しているときの後側に隠されるため、遊技者に目立ち難い場合がある。(2)に示す第4突部703t4は、通常は、装飾図柄表示装置208の表示領域の前面側に重なる位置に配置されているが、表示領域の左上隅部に配置されているので、目立ち難い場合がある。(3)に示す第2突部703t2は、通常は、装飾図柄表示装置208の表示領域の前面側に重なる位置に配置されているが、ハートマークの模様703HEの発光画像が表示される領域とスマイルマークの模様703SMの発光画像が表示される領域とが重なる領域に配置されているので、ハートマークの模様703HEの発光画像とスマイルマークの模様703SMの発光画像の少なくともいずれか一方の発光画像が表示された場合に、その発光画像により目立ち難くすることができる場合がある。(4)に示す第5突部703t5は、装飾図柄表示装置208の表示領域の前面側に重なる位置に配置されているが、図20に示すように、ワープ装置242の背面側に重なる位置に配置されているので、目立ち難い場合がある。(5)に示す第1突部703t1は、視認可能領域VAの外側に配置されているので、視認困難な場合がある。すなわち、図20に示すように、ステージ244、始動口ユニット、装飾部材、アタッカユニットといった部材の背面側に重なる位置にあるので、視認困難な場合があるということもできる。
また、図24に示す透過部700におけるガラスユニット枠704は、前側の透過部材703f及び後側の透過部材703rを取り付けるとともに、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとの間に挟持されるようにリブ704RBが突設されている。このリブ704RBの厚みは、2枚の透過部材703f,703rの間隔(1mm)よりもわずかに大きい1.2mmに設定されているが、2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じく1mmに設定してもよい。このとき、前側の透過部材703f、後側の透過部材703r及びリブ704RBにそれぞれネジが挿通可能なネジ孔が開設されており、これらのネジ孔が整合する(重なる)ようになっている。そして、これらのネジ孔を挿通してネジ止めすることによって2つの透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられる。
なお、本実施形態では、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとで同じ形状としたが、大きさが異なってもよいし、外形形状が異なってもよい。また、本実施形態では、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rのいずれも方形状をなしているが、方形状以外の形状によって形成されてもよく、遊技盤200に設けられる演出装置206の形状や、取り付けられるLED基板の形状・配置や、装飾図柄表示装置208の取付態様等に応じて適宜形状に設定することができる。また、本実施形態では、2枚の透過部材703f,703rにより構成されているが、3枚以上の透過部材により構成されてもよい。また、本実施形態では、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとで同じ形状とされているため、全ての領域において2枚の透過部材703f,703rが前後に重なるように構成されているが、少なくとも一部の領域で2枚の透過部材703f,703rが前後に重なっていない領域があるようにして構成されてもよい。また、本実施形態では、前側の透過部材703fにおいて表示されるハートマークの模様703HEの発光画像と後側の透過部材703rにおいて表示されるスマイルマークの模様703SMの発光画像のいずれも装飾図柄表示装置208の表示領域からはみ出すようにして表示しているが、前側の透過部材703fにおいて表示されるハートマークの模様703HEの発光画像と後側の透過部材703rにおいて表示されるスマイルマークの模様703SMの発光画像の少なくともいずれか一方の発光画像が装飾図柄表示装置208の表示領域よりも狭い範囲で表示するように構成されてもよい。
図25は、透過部700の変形例について模式的に示す図であって、(A)は、透過部700の第1の変形例を示す左側面図であり、(B)は、透過部700の第2の変形例を示す左側面図であり、(C)は、透過部700の第3の変形例を示す左側面図であり、(D)は、透過部700の第4の変形例を示す正面図である。また、図26は、透過部700の変形例について模式的に示す図であって、(A)は、透過部700の第5の変形例を示す左側面図であり、(B)は、透過部700の第6の変形例を示す左側面図であり、(C)は、透過部700の第7の変形例を示す左側面図であり、(D)は、透過部700の第8の変形例を示す左側面図であり、(E)は、透過部700の第9の変形例を示す正面図である。なお、以下に示す変形例では、透過部材703f,703rの上下方向にLED素子を配置した例を示しているが、透過部材703f,703rの左右方向にLED素子を配置することができることはいうまでもない。また、以下に示す変形例のうちの2つあるいは3つ以上の例を組み合わせて適用することも可能である。
図25(A)に示す第1の変形例は、後側の透過部材703rに形成された複数の突部うちの1以上の突部の大きさを他の突部と異ならせるようにしたものである。具体的には、図25(A)に示すように、(5)に示す第1突部703t1の基端部の直径を他の突部の基端部の直径よりも大きくしている。すなわち、第1突部703t1の基端部における外周の長さを他の突部の基端部の外周の長さよりも長くしている。第1突部703t1は、上述したように、ステージ244の背面側に隠れており、遊技者に視認困難となっているので、突部の基端部を大きくしたとしても視認性に影響を与えにくい場合がある。なお、この例では、第1突部703t1の基端部の大きさを他の突部よりも大きくした例を示したが、他の位置にある突部の基端部の大きさについても、配置されている位置や、周辺に配置されている部材との関係を考慮して適宜変更することもできる。また、本実施形態における突部703t1〜703t5では、先端をR形状とした円柱状に形成されているが、他の形状としてもよく、例えば、角柱状に形成してもよいし、断面星形の柱状や断面ハート型の柱状等、意匠性を持たせ、敢えて形状を特定しやすくして装飾効果を持たせるようにしてもよい。
図25(B)に示す第2の変形例は、後側の透過部材703rに形成された複数の突部のうちの1以上の突部の突出量を他の突部と異ならせるようにしたものである。具体的には、図25(B)に示すように、(2)〜(4)に示す第4突部703t4、第2突部703t2、第5突部703t5の突出量(1.2mm)を、(1)に示す第3突部703t3、(5)に示す第1突部703t1の突出量(1mm)よりも大きくし、2枚の透過部材703f,703rがソリで近接するのをより効果的に抑制しようとするものである。つまり、2つの透過部材703f,703rの中央側に近い突部については、他の突部よりも突出量を大きくしている。なお、他の位置にある突部の突出量についても、配置されている位置や、周辺に配置されている部材との関係を考慮して適宜変更することもできる。また、透過部材703f,703rの成形時に生じるソリの癖等を考慮して突出量を設定するようにしてもよい。
図25(C)に示す第3の変形例は、複数の突部のうちの1以上の突部を前側(遊技者側)の透過部材703fの後面から後方に向けて突設するようにしたものである。具体的には、図25(C)に示すように、(2)に示す第4突部703t4’と(4)に示す第5突部703t5’については、後側の透過部材703rに設けず、前側の透過部材703fの後面から後方に突設するようにして形成されている。なお、前側の透過部材703fに形成する突部の数は1つであっても3以上であってもよいし、複数の突部のうちの全ての突部を前側の透過部材703fに形成するようにしてもよい。この場合において、通常、カットパターンは、透過部材の裏面に形成されることから、例えば、カットパターンが形成されない場所において、前側の透過部材703fに形成するのが好ましいがこれに限られない。また、発光画像が表示される位置では、突部に意匠性を持たせるようにして(例えば、断面星形の柱状や断面ハート型の柱状に突部を形成する等)、敢えて形状を特定しやすくして装飾効果を持たせるようにしてもよい。なお、(5)に示す第1突部703t1は、同図(A)に示すのと同様に、基端部の外周の長さを他の突部の基端部の外周の長さよりも大きくしているが、同じであってもよい。
図25(D)に示す第4の変形例は、図21に示す透過部700におけるLED基板の配置についての変形例を示している。すなわち、図21に示す透過部700では、正面視で透過部材703f,703rの上端縁及び右側端縁に沿って延在するように配置されているが、図25(D)に示す透過部700では、上端縁及び右側端縁に沿って配置されたLED基板704cb1,704cb2に加え、下端縁及び左側端縁に沿って延在するLED基板704cb3,704cb4が設けられている。これにより、上端縁及び右側端縁からの光のみならず、下端縁及び左側端縁からも光を照射できるので、発光画像の輝度を向上させることができる場合があり、発光演出が効果的に高まる場合がある。
図26(A)に示す第5の変形例は、ガラスユニット枠704の形状を変化させたものであり、具体的には、ガラスユニット枠704の上辺では、左側面視で略中央部分を凹状に形成して第1LED基板704cbA1の板面が前後方向となるように配置可能にするとともに、第1LED基板704cbA1の前面側に取り付けられたLED素子704LA1が収容されるためのスペースが形成されている。このとき、LED素子704LA1は、下方に向けられており、前側の透過部材703fの上端縁から光を照射するようにしている。また、第1LED基板704cbA1は、下端縁が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。このとき、LED素子704LA1は、2枚の透過部材703f,703rとの間に入り込まない位置となっている。すなわち、第1LED基板704cbA1の厚みが2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じかわずかに大きくされている。
一方、ガラスユニット枠704の下辺では、後側の透過部材703rの背面側に第2LED基板704cbA2が配置されるように凹部が形成され、後側の透過部材703rの下端縁とともに第2LED基板704cbA2が収容されるように構成されている。このとき、第2LED基板704cbA2の前面側に配置されたLED素子704LA2は、上方を向くようにして後側の透過部材703rの下端側に配置され、後側の透過部材703rの下端縁から光を照射するようにしている。また、ガラスユニット枠704は、2枚の透過部材703f、703rの間となる位置が上方に突設されてリブ704RBが形成されており、2枚の透過部材703f,703rに挟持されている。このリブ704RBの厚みは、2枚の透過部材703f,703rの間隔(1mm)よりもわずかに大きい1.2mmに設定されているが、2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じく1mmに設定してもよい。
図26(B)に示す第6の変形例は、ガラスユニット枠704の形状を変化させた別の形態を示すものであり、具体的には、ガラスユニット枠704の上辺では、左側面視で略中央部分を凹状に形成して第1LED基板704cbB1の板面が前後方向となるように配置可能にするとともに、第1LED基板704cbB1の前面側に取り付けられたLED素子704LB1が収容されるためのスペースと、第1LED基板704cbB1の後面側に取り付けられたLED素子704LB2が収容されるためのスペースが形成されている。このとき、第1LED基板704cbB1の前面側に取り付けられたLED素子704LB1は、下方に向けられており、前側の透過部材703fの上端縁から光を照射するようにしている。一方、第1LED基板704cbB1の後面側に取り付けられたLED素子704LB2は、下方に向けられており、後側の透過部材703rの上端縁から光を照射するようにしている。また、第1LED基板704cbB1は、下端縁が2枚の透過部材703f,703r上端部分によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。このとき、LED素子704LB1,704LB2は、2枚の透過部材703f,703rとの間に入り込まない位置となっている。すなわち、第1LED基板704cbB1の厚みが2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じかわずかに大きくされている。
一方、ガラスユニット枠704の下辺は、ガラスユニット枠704の上辺とは略対称とされた構成となっている。すなわち、ガラスユニット枠704の下辺では、左側面視で略中央部分を凹状に形成して第2LED基板704cbB2の板面が前後方向となるように配置可能にするとともに、第2LED基板704cbB2の前面側に取り付けられたLED素子704LB3が収容されるためのスペースと、第2LED基板704cbB2の後面側に取り付けられたLED素子704LB4が収容されるためのスペースが形成されている。このとき、第2LED基板704cbB2の前面側に取り付けられたLED素子704LB3は、上方に向けられており、前側の透過部材703fの下端縁から光を照射するようにしている。一方、第2LED基板704cbB2の後面側に取り付けられたLED素子704LB4は、上方に向けられており、後側の透過部材703rの下端縁から光を照射するようにしている。また、第2LED基板704cbB2は、上端縁が2枚の透過部材703f,703rの下端部分によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。このとき、LED素子704LB3,704LB4は、2枚の透過部材703f,703rとの間に入り込まない位置となっている。すなわち、第2LED基板704cbB2の厚みが2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じかわずかに大きくされている。
図26(C)に示す第7の変形例は、ガラスユニット枠704の形状を変化させるとともに、LED基板の配置を変更し、また、透過部材のリブの形成態様の一例を示すものであり、具体的には、ガラスユニット枠704の上辺では、左側面視で断面コ字状に形成されるとともに、2枚の透過部材703f,703rの上方に空間が形成されるようにし、該空間に第1LED基板704cbC1が、その板面が上下方向に向いて配置されている。すなわち、2枚の透過部材703f,703rの板面と略直交する方向に基板面が配置されるように構成されている。第1LED基板704cbC1の下面であって、前側の透過部材703fの上端に対向する位置にLED素子704LC1が下方に向けて配置されており、前側の透過部材703fの上端縁から光を照射するようにしている。また、図26(C)に示す例では、後側の透過部材703rの上端縁にリブ703uが適宜個所に1又は複数形成されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。リブ703uの厚みは、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるものであれば適宜に設定することができるが、この例では、例えば、1.2mmに設定されている。なお、2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じ1mmに設定されてもよい。
一方、ガラスユニット枠704の下辺の構成は、図26(A)と一部を除いて同様に構成されている。すなわち、図26(C)に示すガラスユニット枠704の下辺では、ガラスユニット枠704にリブ704RBが形成されず、後側の透過部材703rの下端縁にリブ703uが適宜個所に1又は複数形成されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。リブ703uの厚みは、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるものであれば適宜に設定することができるが、この例では、例えば、1.2mmに設定されている。なお、2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じ1mmに設定されてもよい。
図26(D)に示す第8の変形例は、同図(C)に示す第7の変形例を一部を除いて同様に構成されている。すなわち、図26(C)に示す例では、2枚の透過部材703f,703rのうちの後側の透過部材703rの上下端部にリブ703uを形成した例を示したが、図26(D)に示す例では、透過部700の上方において、前側の透過部材703fの裏面にリブ703uを突設し、透過部700の下方において、後側の透過部材703rの表面にリブ703uを突設した態様となっている。このようにしても、図26(C)に示す第7の変形例と同様の効果を奏することができる場合がある。
図26(E)に示す第9の変形例は、図25(D)に示す第4の変形例と同様に、2枚の透過部材703f,703rの上端縁、下端縁、左側端縁、右側端縁のそれぞれに沿ってLED基板を配置するものであるが、2枚の透過部材703f,703rの外縁の適宜個所に配置されたリブ703uに対向する位置ではLED素子が配置されないようにして、表示画像の演出効果が低減するのを抑制するようにしたものである。具体的には、後側の透過部材703rの左側端縁に形成された2つのリブ703uに対向する位置においては、左側端縁に沿って配置されるLED基板704cbを配置しないようにすることで、LED素子が配置されることを回避している。また、後側の透過部材703rの上端縁に形成された4つのリブ703uに対向する位置においては、上端縁に沿って配置されるLED基板704cbを配置しないようにすることで、LED素子が配置されることを回避している。また、後側の透過部材703rの右側端縁に形成された2つのリブ703uに対向する位置においては、右側端縁に沿って配置されるLED基板704cbを配置しないようにすることで、LED素子が配置されることを回避している。また、後側の透過部材703rの下端縁に形成された3つのリブ703uに対向する位置においては、下端縁に沿って配置されるLED基板704cbを配置しないようにすることで、LED素子が配置されることを回避している。なお、LED基板を各端縁に対応して一体に形成し、リブ703uに対向する位置についてはLED素子の配置を避けるように構成してもよい。また、後側の透過部材703rに形成されるリブ703uは、対向する端縁との間でずれて配置されるのが好適である。このようにすると、例えば、一方の端縁からの光の照射がない部分については、他方の端縁においてはLED素子からの光の照射が可能であるので、光の照射をフォローすることができ、演出効果の低減を抑制できる場合がある。
図27は、透過部700の別の態様について模式的に示す図であって、(A)は、透過部700の正面図であり、(B)は、透過部700の左側面図である。
図27(A)に示すように、透過部700における遊技者の視認可能領域VAは、一点鎖線で囲まれた領域となっている。視認可能領域VAよりも外側は、遊技盤200における演出装置206等によって隠されており、視認困難とされている。そのため、前側の透過部材703fに表示されたハートマークの模様703HEの発光画像の一部と、後側の透過部材703rに表示されたスマイルマークの模様703SMの発光画像の一部が視認困難となっている。なお、ハートマークの模様703HEの発光画像とスマイルマークの模様703SMの発光画像の少なくともいずれか一方の全体が視認可能領域VA内に表示されるようにして全体が視認可能となるようにしてもよい。また、図27に示す透過部700では、上側に配置される第1LED基板704cbE1の下端縁が2枚の透過部材703f,703rの上辺によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔(例えば、1.0mm)となるように保持している。一方、下側に配置される第2LED基板704cbE2の上端縁が2枚の透過部材703f,703rの下辺によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。また、図27に示す態様では、前側の透過部材703fの右下部分に前後方向の前側に配置される透過部材であることを識別可能な識別情報700fmが設けられている様子が示されている。なお、図27では図示しないが、後側の透過部材703rの左下部分にも前後方向の後側に配置される透過部材であることを識別可能な識別情報700rm(図21参照)が付されている。
図27(A)及び同図(B)に示すように、後側の透過部材703rの前面側に第1突部703t1〜第5突部703t5が突設されている。これらの突部703t1〜703t5は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に配置されているが、遊技者に目立ち難い位置に配置されている。なお、図24に示す第1突部703t1〜第5突部703t5は、いずれも突出量が2枚の透明部材703f,703rの間の距離である1mmに設定されている。なお、図25(B)に示して上述したように、第1突部703t1〜第5突部703t5のうちの一部又は全部の突出量を2枚の透明部材703f,703rの間の距離よりも大きくし、例えば、1.2mmに設定してもよい。また、本実施形態では、後述するように、第1LED基板704cbE1や第2LED基板704cbE2の厚さ以上の高さに第1突部703t1〜第5突部703t5が設定されている。第1突部703t1〜第5突部703t5の配置位置は、図24に示して上述したものと同様であるが、特に、(3)に示す第2突部703t2は、装飾図柄表示装置208の表示領域と重なる位置に配置されており、装飾図柄が停止表示あるいは変動表示中の装飾図柄と重なる位置に配置されている。なお、装飾図柄以外に表示される画像に重なる場合があってもよいし、装飾図柄には重ならず、他の画像に重なる場合があってもよい。ここで、突部に重なる画像としては、変動表示中や停止表示中の装飾図柄の他、例えば、予告表示や、各種遊技状態における演出表示や、保留表示等のアイコンの表示等であってもよい。このように、第2突部703t2は、装飾図柄変動表示を含む表示画像と、前側の透過部材703fに表示されたハートマークの模様703HEと、後側の透過部材703rに表示されたスマイルマーク703SMの全部又は一部と重なる場合がある突部ということができる。また、装飾図柄表示装置208の表示領域と重なる位置に配置されている他の突部(第4突部703t4や、第5突部703t5)についても同様である。このような突部は、透過部材に形成された全ての突部に該当するものであってもよいし、一部の突部にのみ該当するものであってもよく、該当する突部の個数が1つであってもよいし、複数であってもよい。少なくとも1つの突部が上述した構成とされていると、上述した作用・効果が発揮される場合がある。
また、図27に示す態様は、ガラスユニット枠704Eの上辺では、左側面視で断面コ字状に形成して第1LED基板704cbE1の板面が前後方向となるように配置するとともに、第1LED基板704cbE1の前面側に取り付けられたLED素子704LE1が収容されるためのスペースと、第1LED基板704cbE1の後面側に取り付けられたLED素子704LE2が収容されるためのスペースが形成されている。このとき、第1LED基板704cbE1の前面側に取り付けられたLED素子704LE1は、下方に向けられており、前側の透過部材703fの上端縁から光を照射するようにしている。一方、第1LED基板704cbE1の後面側に取り付けられたLED素子704LE2は、下方に向けられており、後側の透過部材703rの上端縁から光を照射するようにしている。また、第1LED基板704cbE1は、下端縁が2枚の透過部材703f,703r上端部分によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。このとき、LED素子704LE1,704LE2は、2枚の透過部材703f,703rとの間に入り込まない位置となっている。すなわち、第1LED基板704cbE1の厚みが2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じかわずかに大きくされている。また、図27に示す態様では、第1LED基板704cdE1の後面に、例えば、第1副制御部400と電気的に接続するためのハーネスHNを接続するための第1コネクタ704CE1が後方に向けて取り付けられており、ガラスユニット枠704Eの背面の第1コネクタ704CE1が設けられているところに少なくとも開口が設けられている。これにより、透明部700の前後方向への厚みをコンパクトにすることができる場合がある。
一方、ガラスユニット枠704Eの下辺は、左側面視で略中央部分を凹状に形成して第2LED基板704cbE2の板面が前後方向となるように配置されているとともに、第2LED基板704cbE2の前面側に取り付けられたLED素子704LE3が収容されるためのスペースと、第2LED基板704cbE2の後面側に取り付けられたLED素子704LE4が収容されるためのスペースが形成されている。このとき、第2LED基板704cbE2の前面側に取り付けられたLED素子704LE3は、上方に向けられており、前側の透過部材703fの下端縁から光を照射するようにしている。一方、第2LED基板704cbE2の後面側に取り付けられたLED素子704LE4は、上方に向けられており、後側の透過部材703rの下端縁から光を照射するようにしている。また、第2LED基板704cbE2は、上端縁が2枚の透過部材703f,703rの下端部分によって挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの間隔が少なくとも所定間隔となるように保持している。このとき、LED素子704LE3,704LE4は、2枚の透過部材703f,703rとの間に入り込まない位置となっている。すなわち、第2LED基板704cbE2の厚みが2枚の透過部材703f,703rの間隔と同じかわずかに大きくされている。なお、図27に示すガラスユニット枠704Eの前面側の下端部分が後方に突出しており、第2LED基板704cbE2を前方から支持するとともに、位置決めを行っている。また、図27に示す態様では、第2LED基板704cdE2の後面に、例えば、第1副制御部400と電気的に接続するためのハーネスHNを接続するための第2コネクタ704CE2が後方に向けて取り付けられており、ガラスユニット枠704Eの背面の第2コネクタ704CE2が設けられているところに少なくとも開口が設けられている。これにより、透明部700の前後方向への厚みをコンパクトにすることができる場合がある。
なお、本実施形態では、第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2が2枚の透過部材703f,703rに挟持されており、2枚の透過部材703f,703rの端部における間隔が所定間隔に保持されているため、後側の透過部材703rの端縁に、図21に示すようなリブ703uは設けられていないが、リブ703uを設ける態様としてもよい。また、本実施形態では、第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2の後面にそれぞれ第1コネクタ704CE1、第2コネクタ704CE2を設ける態様としたが、第1コネクタ704CE1と第2コネクタCE2をそれぞれ第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2の前面側に設けられた態様であってもよい。また、第1コネクタ704CE1と第2コネクタCE2がそれぞれ第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2の両面に設けられた態様であってもよい。本実施形態では、第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2の後面にそれぞれ第1コネクタ704CE1、第2コネクタ704CE2を設ける態様としたので、配線の取り回しが容易となる場合がある。
図28は、図3に示す遮蔽装置246とは別の態様の遮蔽装置246の例を示す正面図であり、(a)、(b)および(c)は遮蔽装置246の扉が動く様子を示す図である。
遮蔽装置246は、装飾図柄表示装置208の前側に配置され、左扉246fおよび右扉246gを有する。左扉246fおよび右扉246gは不図示のモータ等の移動機構により左右方向に移動可能である。
左扉246fは透過部246faを有し、透過部246faにはレンズカットにより模様246faaが形成してある。左扉246fは左側にLED720a、720bおよび720cを有し、このLED720a、720bおよび720cを発光させることで模様246faaが発光する。
右扉246gは透過部246gaを有し、透過部246gaにはレンズカットにより模様246gaaが形成してある。右扉246gは右側にLED721a、721bおよび721cを有し、このLED721a、721bおよび721cを発光させることで模様246gaaが発光する。
この実施例においては、左扉246fや右扉246gに光源であるLEDが設けられているため、図28(b)、(c)に示すように、可動体である左扉246fや右扉246gが左右方向に移動した場合であっても、光源と透過部との位置関係は変化することがなく、安定して確実に発光演出を行うことができる。
図29は、図3に示す遮蔽装置246の構造を示す概略図であり、(a)は平面図であり、(b)は左右のLEDを発光した状態の正面図であり、(c)は上下のLEDを発光した状態の正面図であり、(d)は、左右および上下のLEDを発光した状態の正面図である。
左扉246aおよび246b並びに右扉246cおよび246dは、枠部246Aの内側に配置されており、本実施例では、左扉246aは左端に固定されており、右扉246cは右端に固定されており、左扉246bおよび右扉246dは左右方向に移動可能にしているが、全ての扉を左右方向に移動可能にしてもよいし、任意の扉のみを移動可能にしてもよい。
光源であるLED722a、722b、722c、723a、723b、723c、724a、724b、724c、724d、725a、725b、725cおよび725dは、枠部246Aに設けられており、LED722a、722bおよび722cは枠部246Aの左側部に設けられ、LED723a、723bおよび723cは枠部246Aの右側部に設けられ、LED724a、724b、724cおよび724dは枠部246Aの上側部に設けられ、LED725a、725b、725cおよび725dは枠部246Aの下側部に設けられている。
左扉246bは透過部246baを有し、この透過部246baには、レンズカットによって模様246baaおよび246babが形成してある。右扉246dは透過部246daを有し、この透過部246daには、レンズカットによって模様246daaおよび246dabが形成してある。
左扉246bの模様246baaおよび右扉246dの模様246daaは、左右方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED722a、722b、722c、723a、723bおよび723cを発光させることで、発光演出を行う(図60(b)参照)。
左扉246bの模様246babおよび右扉246dの模様246dabは、上下方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED724a、724b、724c、724d、725a、725b、725cおよび725dを発光させることで、発光演出を行う(図29(c)参照)。
LED722a、722b、722c、723a、723bおよび723cのみを発光させたときは、左扉246bの模様246babおよび右扉246dの模様246dabは発光演出せず(図29(b)参照)、LED724a、724b、724c、724d、725a、725b、725cおよび725dのみを発光させたときは、左扉246bの模様246baaおよび右扉246dの模様246daaは発光演出しない(図29(c)参照)。
LED722a、722b、722c、723a、723b、723c724a、724b、724c、724d、725a、725b、725cおよび725dの全てを発光させたときは、左扉246bの模様246bab、右扉246dの模様246dab、左扉246bの模様246baaおよび右扉246dの模様246daaの全てが発光演出し、丸に三つ葉葵の家紋が浮かび上がる(図29(d)参照)。
図30は、図3に示す遮蔽装置246の構造を示す概略図であり、(a)は各扉にレンズカットにより施された模様を示す正面図であり、(b)は平面図であり、(c)は枠部に設けた光源としてのLEDの配置を示す正面図であり、(d)は端に設けた上下のLEDを発光した状態の正面図であり、(e)は、左右のLEDおよび中央上下のLEDを発光した状態の正面図である。
左扉246aおよび246b並びに右扉246cおよび246dは、枠部246Aの内側に配置されており、本実施例では、左扉246aは左端に固定されており、右扉246cは右端に固定されており、左扉246bおよび右扉246dは左右方向に移動可能にしているが、全ての扉を左右方向に移動可能にしてもよいし、任意の扉のみを移動可能にしてもよい。
光源であるLED722a、722b、722c、723a、723b、723c、724a、724b、724c、724d、725a、725b、725c、725d、726a、726b、726c、726d、727a、727b、727c、727d、728a、728b、728c、728d、729a、729b、729cおよび729dは、枠部246Aに設けられており、LED722a、722bおよび722cは枠部246Aの左側部に設けられ、LED723a、723bおよび723cは枠部246Aの右側部に設けられ、LED724a、724b、724cおよび724dは枠部246Aの上側部の中央付近に設けられ、LED725a、725b、725cおよび725dは枠部246Aの下側部の中央付近に設けられ、LED726aおよび726bは枠部246Aの上側部の左側付近で左扉246aの上部に設けられ、LED726cおよび726dは枠部246Aの上側部の左側付近で左扉246bの上部に設けられ、LED727aおよび727bは枠部246Aの上側部の右側付近で右扉246cの上部に設けられ、LED727cおよび727dは枠部246Aの上側部の右側付近で右扉246dの上部に設けられ、LED728aおよび728bは枠部246Aの下側部の左側付近で左扉246aの下部に設けられ、LED728cおよび728dは枠部246Aの下側部の左側付近で左扉246bの下部に設けられ、LED729aおよび729bは枠部246Aの下側部の右側付近で右扉246cの下部に設けられ、LED729cおよび729dは枠部246Aの下側部の右側付近で右扉246dの下部に設けられている。
左扉246aは透過部246aaを有し、この透過部246aaには、レンズカットによって模様246aaaが形成してある。右扉246cは透過部246caを有し、この透過部246caには、レンズカットによって模様246caaが形成してある。
左扉246aの模様246aaaは、上下方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED726a、726b、728aおよび728bを発光させることで、発光演出を行う(図30(d)参照)。右扉246cの模様246caaは、上下方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED727a、727b、729aおよび729bを発光させることで、発光演出を行う(図30(d)参照)。
左扉246bは透過部246baを有し、この透過部246baには、レンズカットによって模様246baa、246babおよび246bacが形成してある。右扉246dは透過部246daを有し、この透過部246daには、レンズカットによって模様246daa、246dabおよび246dacが形成してある。
左扉246bの模様246baaおよび右扉246dの模様246daaは、左右方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED722a、722b、722c、723a、723bおよび723cを発光させることで、発光演出を行う(図29(b)参照)。
左扉246bの模様246babおよびbac並びに右扉246dの模様246dabおよび246dacは、上下方向からの光を反射して発光するレンズカットで形成してあり、LED724a、724b、724c、724d、725a、725b、725c、725d、726c、726d、727c、727d、728c、728d、729cおよび729dを発光させることで、発光演出を行う(図29(c)、図30(d)参照)。
図30(d)に示すように、左扉246bおよび右扉246dを内側に移動させ、左扉246bの模様246bacがLED726cおよび726dの下方になり、右扉246dの模様246dacがLED727cおよび727dの下方になった状態では、LED726a、726b、726c、726d、727a、727b、727c、727d、728a、728b、728c、728d、729a、729b、729cおよび729dを発光させることで、透過部246aaと246baとが重なった部分において、模様246aaaおよび246bacの発光演出を行うことができ、透過部246caと246caとが重なった部分において、模様246caaおよび246dacの発光演出を行うことができる。またこのとき、模様246babおよび246dabについても上下斜め方向からの弱い光を受けてうっすらと発光するものとしてもよいし、発光しないものとしてもよい。
図30(d)に示すように、左扉246bおよび右扉246dを内側に移動させて突き合わせ、LED722a、722b、722c、723a、723b、723c724a、724b、724c、724d、725a、725b、725cおよび725dを発光させると、左扉246bの模様246bab、右扉246dの模様246dab、左扉246bの模様246baaおよび右扉246dの模様246daaが発光演出し、丸に三つ葉葵の家紋が浮かび上がる(図30(e)参照)。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100に適用可能な演出装置206の構成の一例について、図31を参照しながら説明する。ここで、図31(a)は、演出装置206の第1の構成例について説明する図であり、同図(b)は、演出装置206の第2の構成例について説明する図である。
図31(a)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置208は、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、装飾図柄表示装置208の外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコン表示領域が設けられており、その変動アイコン表示領域には、台座h0sが配置されている。変動アイコンh0は、その台座h0sに載置された態様で表示可能とされており、変動アイコンh0が表示されている場合には図柄変動表示中であることを報知している。なお、図柄確定表示中(図柄停止中)の場合には、変動アイコンh0が表示されない。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。ナビキャラクタYMは、通常時には常時表示されているキャラクタであり、遊技の進行に応じて表示態様を変化させることにより、例えば、予告表示を行ったり、先読み予告表示を行ったりする。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、ステージは、保留アイコンの台座のことを示していてもよい。また、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。また、ナビキャラクタYMは、常時表示されていなくてもよく、ナビキャラクタYMを用いた特定の予告や演出(例えば、先読み予告、当該図柄変動表示における予告、図柄変動表示の保留がN個貯まったときに表示される演出等)の際に表示したり、ユーザ設定によりナビキャラクタYMが表示されるように設定された際に表示されてもよい。図31(a)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。なお、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。ここで、変動アイコンとは、当該図柄変動表示に対応するアイコンを示すものであってもよい。また、変動アイコンh0は、当該図柄変動表示に対応する保留(当該保留)を示していてもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
変動アイコンは、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンになる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンが保留アイコン表示領域から変動アイコン表示領域に移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域への移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンは、保留アイコンとは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンとの識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンは、保留アイコンの表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンは、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンは、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、装飾図柄表示装置208に第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「4」と「0」)が表示されている。なお、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域に背景表示が表示されており、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図31(a)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置している。家紋役物224Eの初期位置は、装飾図柄表示装置208よりも下方となっているが、適宜の位置に設定することができる。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の左右両側には、演出可動体の一つである、「大」の文字が施された第1大盤振舞役物224Ga、「盤」の文字が施された第2大盤振舞役物224Gb、「振」の文字が施された第3大盤振舞役物224Gc及び「舞」の文字が施された第4大盤振舞役物224Gdが配置されている。これらの第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、それぞれ、中心を軸として回転することができるとともに、装飾図柄表示装置208の中央に向かって移動することができるようになっている。このとき、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、装飾図柄表示装置208の前面側に位置しており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の上方には、演出可動体の一つである千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、千両箱役物224Hには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
これら、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの前面側には、透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して装飾図柄表示装置208の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図31(a)に示される実施形態では、導光板ILには所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板ILは光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、装飾図柄表示装置208の表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板ILが可動するものであってもよい。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の右側下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。第4図柄表示装置284は、例えば、LEDの発光態様により第4図柄の表示結果を表示することが可能となっている。なお、第4図柄表示装置284をLCDやEL等の画像表示装置によって構成されてもよい。第4図柄表示装置284は、第1副制御部400により駆動制御される。特図の図柄停止中には、LEDが点灯表示されるが、特図の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。なお、第4図柄は、図柄変動中に点灯表示し、図柄停止中に消灯表示されるようにしてもよい。
図31(b)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置されている。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、表示領域については、高さがわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、上下方向にスライド移動することもできるように構成されている。なお、上述した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの演出動作は、全て行うことができるように構成されていなくてもよく、いずれか1つ又は2以上の動作を行うことができるように構成されていてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの一方又は両方は、演出動作を行わなくてもよい(すなわち、固定されていてもよい)。また、第2装飾図柄表示装置208Mが行うことができる演出動作と第3装飾図柄表示装置208Nが行うことができる演出動作が異なってもよく、例えば、行うことができる演出動作の数が異なっていたり、行うことができる演出動作自体が異なってもよい。具体的には、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mは、右方向への移動及び回転が可能であり、第3装飾図柄表示装置208Nは、上下方向への移動が可能であるようにしてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lも演出動作が行うことができるように構成されてもよい。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lが演出動作するとともに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちのいずれか一方又は両方が動作してもよいし、第1装飾図柄表示装置208Lのみが動作してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。第1装飾図柄表示装置208Lは、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、図柄変動表示中であることを報知している。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。図31(b)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。図31(b)では、、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて、表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、本実施形態では、第2装飾図柄が第1装飾図柄と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lに第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、本実施形態では、第2保留数表示が保留アイコン表示領域と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第2保留数表示を特図1と特図2とで異なる装飾図柄表示装置に分けて表示してもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれ背景表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景表示につながるように表示されている。この背景表示は、例えば、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nには、それぞれ外周にフレーム(ベゼル)が設けられているが、フレームレスの形態であってもよい。また、フレームに装飾部材やLEDが設けられてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図31(b)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置しているが、図31(b)に示される家紋役物224Eの初期位置は、家紋役物224Eの上端部分が第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分にわずかにオーバーラップする位置となっているが、適宜の位置に設定することができる。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nよりも前側に配置されており、これらの装飾図柄表示装置の前面側にオーバーラップ可能とされている。
これら、装飾図柄表示装置、家紋役物224E及び千両箱役物224Hの前面側には、上述した導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して各装飾図柄表示装置の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。
また、図31(b)では、第3装飾図柄表示装置208Nの下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。
次に、図31(a)あるいは同図(b)に示される演出装置206を用いた演出例について、図32を参照しながら説明する。ここで、図32は、本実施形態において適用可能な演出例について説明する図である。
図32(A1)〜同図(A2)では、図31(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。すなわち、図32(A1)に示される状態から、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが動作すると、図32(A2)に示される態様となる。具体的には、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、最初に「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面に向く位置となるまでそれぞれ回転し、その後、装飾図柄表示装置208の中央に向かって水平方向に移動する。また、千両箱役物224Hは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする位置まで移動する。ここで、千両箱役物224Hは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hにオーバーラップされていない状態である場合に比べ、視認困難とされている。なお、千両箱役物224Hが第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしないように構成されてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hの前面側に配置され、千両箱役物224Hにオーバーラップするように構成されてもよい。
図32(B1)では、図31(a)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図32(C1)〜同図(C4)では、図31(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図32(C1)〜同図(C4)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能に構成されている。POVディスプレイ224Iの初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方とされているが、任意の位置に設定することができる。POVディスプレイ280は、昇降アームと、その昇降アームの先端部に回転自在に取り付けられたLEDアレイとを有する。昇降アームは、例えば、ラック・アンド・ピニオン等の公知の機構によって、昇降動作を行うことができる。LEDアレイには、複数のLEDが一列に配置されており、水平方向に延在する姿勢がLEDアレイの初期姿勢となっている。なお、LEDアレイに設けられるLEDは、フルカラーLEDであってもよいし、単色のLEDであってもよい。昇降アームの先端部には、モータが内蔵されており、LEDアレイは、延在方向の中央部で、そのモータの回転軸に連結されている。第1副制御部400(あるいは、第2副制御部500)は、回転するLEDアレイに配置された複数のLEDにつき、1つ1つの点灯制御を、演出データの一種であるバーサデータに基づいて行う。このようにすることで、LEDアレイの回転中に複数のLEDの発光態様が変化し、遊技者に残像が視認される。すなわち、各LEDの回転軌跡に光の残像が生じ、絵柄が表される。また、POVディスプレイ224Iは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hよりも前面側に配置されているが、これらの演出可動体の前後関係は、適宜に設定することができる。
図32(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図32(C2)では、POVディスプレイ224Iが、昇降アームによりLEDアレイを上昇させ、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップしている様子が示されている。そのため、装飾図柄表示装置208は、POVディスプレイ224Iがオーバーラップしていない状態である場合と比べて、表示画面が視認困難とされている。
図32(C3)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始した様子が示されている。LEDアレイは、低速から高速へと回転を加速している。なお、LEDアレイに設けられた複数のLEDは、LEDアレイが回転を開始した時点で、点灯や点滅を開始してもよいし、一定の回転速度に到達した後に点灯や点滅を開始してもよい。また、LEDアレイの回転領域は、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14、第1装飾図柄にオーバーラップしており、LEDアレイの回転中は、これらが視認困難とされている。
図32(C4)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが定速回転とされ、「熱」の文字が表示され、予告表示あるいは先読み予告表示が行われている様子が示されている。なお、POVディスプレイ224Iによって表示される画像は、上述したものに限らず、例えば、キャラクタ画像や、装飾図柄や、背景画像等であってもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの発光輝度を低下して、POVディスプレイ224Iによって表示された画像の視認性を向上させるようにしてもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208を暗転表示とするようにしてもよい。
図32(D1)では、図31(b)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図32(E1)〜同図(E2)では、図31(b)に示される演出装置206において、家紋役物224Eが動作している様子が示されている。具体的には、図32(E1)に示すように、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMにオーバーラップし、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMの少なくとも一部がオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。その後、図32(E2)に示すように、家紋役物224Eは、時計方向(CW方向)に回転している。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。なお、図31(a)に示される演出装置206にも適用可能である。
図32(F1)では、図31(b)に示される演出装置206において、千両箱役物224Hが動作している様子が示されている。具体的には、千両箱役物224Hが初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にオーバーラップする位置に移動している様子が示されている。図32(F1)に示すタイミングでは、第1装飾図柄が千両箱役物224Hがオーバーラップされていることにより、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。この演出例では、千両箱役物224Hが動作する場合には、千両箱役物224Hと家紋役物224Eとが干渉しないように、家紋役物224Eを動作しないようにしている。なお、千両箱役物224Hと家紋役物224Eの両方が動作している状態となる場合があってもよい。また、千両箱役物224Hが動作する場合には、家紋役物224Eをさらに下方に移動させる退避動作が行われるようにしてもよい。
図32(G1)では、図31(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている背景画像は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景画像に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。すなわち、背景画像について、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがスライド移動する前に表示されていなかった領域が、スライド移動することにより視認され得るように構成されている。換言すれば、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動することにより見える画像があるということができる。これにより、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動しても、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが一体となった表示を行うことができる。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示尾装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよい。
図32(H1)では、図31(b)に示される演出装置206において、第1装飾図柄が拡大して、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L、第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている様子が示されている。すなわち、拡大した第1装飾図柄の左図柄が第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示され、拡大した第1装飾図柄の右図柄が第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。このとき、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されていない。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14も第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nには跨っていない。なお、拡大した第1装飾図柄が2つの表示装置に跨って表示しなくてもよく、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mにのみ拡大した左図柄が表示され、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ拡大した中図柄が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nにのみ拡大した右図柄が表示されてもよい。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14、第2装飾図柄が複数の表示装置に跨って表示されてもよい。
図32(I1)〜同図(I2)では、図31(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図32(I1)〜同図(I2)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図32(I1)に示されるタイミングでは、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図32(I2)では、POVディスプレイ224Iが、初期位置から第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップする位置まで移動した後、LEDアレイが回転し、一定の回転速度に到達して定速回転とされ、「熱」の文字が表示されている様子が示されている。
図32(J1)では、図31(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた背景表示を第1UI部280における表示に変更し、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていた背景表示を第2UI部281における表示に変更されている様子が示されている。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mには、ナビキャラクタYM及び変動アイコンh0が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nには、保留アイコンh11〜h14が表示されている。つまり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lとは別の表示が行われている様子が示されている。
図32(K1)〜同図(K4)では、図31(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。なお、図32(K1)〜同図(K4)に示す例では、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。
図32(K1)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置となっている様子が示されている。
図32(K2)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Mが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する位置までスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示は、スライド移動に沿って、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。その結果、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1装飾図柄が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている画像であって、オーバーラップしている部分の画像をスライド移動に合わせてスクロール表示することにより、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nで一体感のある表示を行うことができる。なお、図32(K2)に示すように、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに干渉しないように、初期位置から下方に移動して退避位置となっている。ここで、図32(K2´)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおける表示をスクロールさせずスライド移動させるようにしてもよい。また、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が行われているときに、初期位置で回転してもよいし、振動してもよいし、回転しながら振動してもよい。
図32(K3)〜同図(K4)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接した状態で、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って反時計方向(CCW方向)に一体となって回転している様子が示されている。図32(K4)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが90度回転した様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されている画像が第1装飾図柄表示装置208Lに整合するように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転軸を中心として第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転方向とは反対方向に回転する表示が行われる。これにより、遊技者が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは回転しているが、表示されている画像は回転していないように見える場合がある。
図32(L1)では、図31(a)に示される演出装置206の変形例を示している。すなわち、図32(L1)に示す例では、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置され、サブ表示装置208Sの上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。サブ表示装置208Sでは、上述した第1UI部280及び第2UI部281におけるそれぞれの表示が表示されている。すなわち、サブ表示装置208Sでは、変動アイコンh0と保留アイコンh11〜h14が表示されるとともに、ナビキャラクタYMも表示されている。また、サブ表示装置208Sにおける表示は、装飾図柄表示装置208における表示とは別の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、サボハニのキャラクタSBHが右側から左側に向かって歩いている様子が示されているが、一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、図32(L1´)に示すように、表示画像(背景画像やサボハニのキャラクタSBH等)を装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨って表示するようにしてもよい。
図32(M1)では、サブ表示装置208S及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作態様が示されている。すなわち、サブ表示装置208Sは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置に移動して、装飾図柄表示装置208の表示画面の少なくとも一部をオーバーラップしており、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面となる位置までそれぞれ回転した後、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで移動したサブ表示装置208Sの左右両端の近傍となる位置まで移動している。このとき、サブ表示装置208Sでは、カットイン表示が行われ、装飾図柄表示装置208では、所定のエフェクト画像が表示されており、所定の予告演出あるいは先読み予告演出が行われている様子が示されている。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について、図33〜図36を参照しながら説明する。ここで、図33は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図34は、図33に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図35は、図34に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図36は、図35に示す演出の別の例について段階的に示す図である。
図33には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284が示されている。なお、以下では、図31(a)に示される演出装置206を適用して説明するが、図31(b)に示される演出装置206を適用することも可能である。また、以下では、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224H及び導光板ILについては、図示を省略している。
図33(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、図31(a)に示すようなデフォルトの背景画像(海岸の背景画像)が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示され、左上隅部には第2装飾図柄が表示されている。第2装飾図柄も第1装飾図柄の停止表示に合わせて、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側に形成された第1UI部280では、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図33(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図33に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
第2UI部281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。第2UI部281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図33(1)には、第2UI部281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図33(1)では、第2UI部281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図33(1)では、説明を容易にするために、第1UI部280及び第2UI部281を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図33に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図33(1)に示すように、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→第2装飾図柄の変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図33(2)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動と第4図柄の変動表示とが同時に開始してもよいし、第1特図表示装置212における図柄変動が開始した後で第4図柄の変動表示が開始してもよいし、第4図柄の変動表示が開始した後で第1特図表示装置212における図柄変動が開始してもよい。
図33(3)では、第2保留数表示が2から1に更新され、第2装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。なお、第2保留数表示の更新表示と第2装飾図柄の変動表示の開始とが同時に行われてもよいし、第2保留数表示の更新表示が行われた後で第2装飾図柄の変動表示が開始してもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始した後で第2保留数表示の更新表示が行われてもよい。
図33(4)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始している。ここでの移動(減少)アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が第1UI部280における変動アイコンの台座に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置(図31に示す第1ステージhs1参照)に向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図33(5)では、移動アニメーションが続き、同図(6)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコンの台座hs0に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示され、その後、第1装飾図柄の変動表示が開始される。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。なお、移動アニメーションの終了と第1装飾図柄の変動表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、移動アニメーションが終了した後で第1装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始した後で移動アニメーションが終了してもよい。
図33(7)では、第1装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
図33(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、大当りへの期待感が高いことを報知している。
その後、図33(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が行われている間に、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「好機」の文字表示から「否」の文字表示に変化し、大当りへの期待感がより高まっていることを報知している。なお、殿様の会話画像CI1が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「否」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、殿様の会話画像CI1が表示された後で吹き出しにおける表示が「否」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「否」に更新された後で殿様の会話画像CI1が表示されてもよい。なお、先に表示された予告(例えば、「好機」)から後に表示された予告(例えば、「激熱」)に昇格する演出(例えば、「否」)が行われない場合があってもよい。また、ナビキャラ予告は、当該図柄変動表示における予告だけではなく、先読み予告や、ある予告が行われることを予告する予告、説明表示(各種予告や遊技状態、パチンコ機100の演出で登場するキャラクタや演出の舞台等の説明、チュートリアル表示ともいう)等が行われてもよい。
その後、図33(10)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されるとともにナビキャラ予告も更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図33(10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図33(10)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「否」の文字表示から「激熱」の文字表示に変化し、大当りへの期待感が相当程度高いことを報知している。また、この吹き出しの表示は、爺の会話画像CI2の一部にオーバーラップしている。なお、爺の会話画像CI2が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、爺の会話画像CI2が表示された後で吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新された後で爺の会話画像CI2が表示されてもよい。このように、この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図33(9)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図33(11)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図33(11)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図33(12)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図33(13)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、図33(12)に示されるタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、吹き出しの表示が消去されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図33(14)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。なお、「激熱ですぞ」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図33(15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
その後、図33(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄に「装飾7」が停止表示された後、図33(17)に示すように、右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成される。ここで、第1装飾図柄の各図柄が停止表示する際に、図柄停止表示アニメーションを行い、図柄が停止表示したことを演出するようにしてもよい。
そして、図33(17)〜同図(19)に示すように、リーチ状態が形成されると、装飾図柄表示装置208では、リーチ開始時アニメーションが行われる。この演出例におけるリーチ開始時アニメーションでは、リーチ状態が形成されたときに、左図柄と右図柄を拡大・縮小するアニメーション表示が行われる。なお、リーチ開始時アニメーションの表示態様としては適宜のものを採用することができる。遊技者は、このリーチ開始時アニメーションを見ることにより、リーチ演出が開始されることを認識することができる場合がある。
リーチ演出が開始されると、図33(20)〜同図(21)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11〜h14(図33(20)に示す演出例では、保留アイコンh11)もフレームアウトされる。なお、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示の開始と、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始した後で、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始してもよいし、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、図33(22)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。
続いて、図33(23)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。なお、導光板ILの発光が行われない場合があってもよい。例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板ILの発光の両方が行われる場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のみが行われ、導光板ILの発光が行われない場合があってもよいし、導光板ILの発光のみが行われ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が行われない場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板Ilの発光の両方が行われない場合があってもよい。
その後、図33(24)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図34(25)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻った後で導光板ILの発光が終了するようにしてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの初期位置への移動開始と導光板ILの発光の終了とが同時に行われてもよい。ここで、図33(22)〜同図(24)において、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び導光板ILによって行われる一連の演出が行われた方が、一連の演出が行われない場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよい。
図34(26)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図34(26)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く図34(27)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
その後、図34(28)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図34(29)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図34(30)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図34(31)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図34(32)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像CI3は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像CI3が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像C13は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図34(33)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像CI3が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。
その後、図34(34)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図34(35)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図34(36)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図34(37)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図34(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、図34(38)に示される演出は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下された場合に、図34(38)に示される演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、図34(38)に示される演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図34(39)では、千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。さらに、その後、図34(40)では、導光板ILの発光が行われている様子が示されている。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
図34(41)では、導光板ILの発光が終了した様子が示されている。その後、図34(42)に示すように、千両箱役物224Hが初期位置に向かって上昇を開始する。その後、図34(43)では、エフェクト画像がフェイドアウトし、その後、図34(44)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始している。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0の表示も再開されている。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図34(46)まで継続する。図34(46)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、図34(47)では、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図34(48)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図35(49)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図35(50)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、図35(50)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図35(51)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図35(52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「スペシャルボーナス」の表示が行われ、遊技者に15R確変大当りであることが報知されている。また、図35(52)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の左上隅部に、右打ちを指示するミニ右打ち表示が行われている。なお、ミニ右打ち表示が行われないようにしてもよい。
その後、図35(53)に示すように、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示された後、図35(54)に示すように、1ラウンド目が開始される。1ラウンド目が開始されると、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示画面の右下隅部に大当りとなったときの装飾図柄の組合せを示す「装飾7」の表示が行われている。また、表示画面の左上隅部には、ミニ右打ち表示が行われ、右上隅部には、現在のラウンドである「1R」の表示が行われている。なお、大当り遊技において獲得した賞球数や、連荘中に獲得した総賞球数を表示するようにしてもよい。
その後、大当り遊技が消化され、15ラウンド目が開始されると、図35(55)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示領域の右上隅部では、現在のラウンドである「15R」の表示が行われる。
図35(56)は、大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208では、大当り終了演出表示が行われている様子が示されている。今回の大当り遊技は、15R確変大当りとなって開始された大当り遊技であるので、大当り遊技終了後は、遊技状態が特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)となる。そのため、大当り終了演出表示では、その旨を示す「吉宗RUSH突入」の表示が行われ、電サポ付き確変状態に移行することが報知される。
その後、図35(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カードユニット608(図4参照)に挿入されているプリペイドカードの取り忘れについて注意喚起する表示(注意喚起表示)が行われる。なお、この注意喚起表示は、電サポ中でない遊技状態において大当りとなった初回大当りでの大当り遊技が終了した場合にのみ表示するようにしてもよいし、大当りとなった状況に拘らず、大当り遊技が終了した場合に必ず表示するようにしてもよい。
図35(58)は、大当り遊技が終了して電サポ付き確変状態に移行し、1回目の図柄変動表示が開始される前の様子を示している。電サポ付き確変状態では、背景画像が電サポ付き確変状態用の背景画像となっており、装飾図柄も通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)とは異なる表示態様となっている。また、表示画面の中央下部には、特図2の保留アイコン表示領域282が形成されており、表示されるアイコンの数によって特図2の保留数を報知している。ここで、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様は、四角形の無模様かつ白色の表示態様であり、特図1の保留アイコンとは表示態様(ここでは形状)が異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよい。なお、図35(58)〜同図(63)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されていることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図35(58)〜同図(63)では、説明を容易にするために、特図2の保留アイコン表示領域282を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。また、電サポ付き確変状態では、特図1の保留アイコンが表示されていないが、表示するようにしてもよい。また、図35(58)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が行われるとともに、その下方に連荘回数を示す「ボーナス×○」の文字が表示されている。なお、図35(58)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が終了したので、その旨を示す「ボーナス×1」の表示が行われている。
そして、図35(59)に示すタイミングで第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始された後、図35(60)に示す装飾図柄表示装置208では、遊技者に右打ちを指示する右打ち報知が表示される。この右打ち報知は、半透明の帯画像上に「右打ちしてください」の文字が表示された態様で表示されている。右打ち報知は、装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも装飾図柄が視認困難とされている。右打ち報知は、初回の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においてのみ表示するが、初回の大当り遊技以外の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においても表示するようにしてもよく、例えば、大当り遊技が終了して電サポ状態に移行する毎に表示するようにしてもよい。また、電サポ状態に移行した後、左打ちしていることを検知した場合にも右打ち報知を表示するようにしてもよく、例えば、第1特図始動口230に入賞したことを検知した場合に左打ちが行われたと判断して右打ち報知を表示するようにしてもよい。なお、図35(60)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下隅部に第2保留数表示が表示されている。
その後、図35(61)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。その後、右打ち報知が表示されてから所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図35(62)に示すように、右打ち報知が非表示となる。なお、ミニ右打ち表示は継続して行われている。
図35(63)では、特図2の図柄変動表示の保留が4つとなった様子が示されている。すなわち、特図2保留ランプ220では、特図2の保留が4つであることを示すために4つのランプの全てが点灯し、装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコンh21〜h24が4つ表示されている。また、第2保留数表示でも、特図2の保留数が4つであることを示す「4」の表示が行われている。
図36(49a)は、図34(48)に続く別の演出例について示している。なお、図33〜図34では、「装飾7」でリーチ状態となって中図柄に「装飾7」が表示された場合について説明したが、ここでは、「装飾6」でリーチ状態となって中図柄に「装飾6」が表示された場合について説明する。図36(49a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図36(50a)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Bの表示態様で表示される。なお、図36(50a)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動を継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図36(51a)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。遊技者は、これを見ることにより、実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかの大当りとなったことを認識することができる場合がある。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図36(52a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「ボーナス」の表示が行われ、遊技者に実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかであることが報知されている。また、図36(52a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が表示されている。
図36(38b)は、図34(37)に続く別の演出例について示している。図36(38b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内に押下されたがハズレの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。このとき、変動アイコンh0も表示が再開されている。その後、図36(39b)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄がフェイドアウトするとともに、決闘シーンのアニメーション表示が再開される。ここでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、その後、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトして、図35(40b)に示すように、変動アイコンh0、第2保留数表示及び第2装飾図柄を残し、非表示とされる。
その後、図36(41b)〜同図(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1UI部280及び第2UI部281(保留枠)が表示領域の下方からスクロールインし、保留アイコンとナビキャラクタYMが表示される。そして、図36(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。
その後、図36(43b)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Iの表示態様で表示される。なお、図36(43b)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動が継続して行われ、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図36(44b)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
続いて、図36(45b)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン消去アニメーションの表示が行われる。変動アイコン消去アニメーション表示では、変動アイコンh0が徐々に小さくなり、最終的には、図36(46b)に示すように変動アイコンh0が消失するアニメーション表示が行われる。なお、変動アイコン消去アニメーションは、特図が停止する前に開始されてもよい。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図37〜図45を参照しながら説明する。
図37〜図45は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図37〜図45では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図37〜図45では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図37は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図であり、図38は、図37に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図37(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されているが、2番目の特図1の保留アイコンh12はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図37(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、保留が消化されて図柄変動表示が開始された後に、当該図柄変動表示に対応する1つの変動アイコンを装飾図柄表示装置208に表示させるようにしてもよい。変動アイコンの表示態様は、例えば、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであってもよいし、異なってもよい。
図37(c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図37(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図37(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾5」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
続いて、図37(f)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図37(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が開始されている。ステップアップ予告は、複数種類の表示態様を所定の表示順序で順次切り替えて表示する予告であり、本実施形態におけるステップアップ予告では、各表示態様には、その表示態様のステップ数を表す数字が表示されている。ステップ数の数字の大小は、大当りの信頼度の高低を表す表示になる。例えば、ステップ5まで表示されると、スーパーリーチへの発展が確定し、大当りの可能性が高くなる。ただし、ステップ5まで表示されてもはずれる場合があり、信頼度は100%ではない。なお、ステップ5まで表示された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。ステップ数が大きくなるにつれて、表示の大きさも大きくなる。なお、図37B(g)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図37(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図37(i)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図37(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図37(k)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図37(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図37(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲームが表示されるミニゲーム表示領域MN1が形成される。このミニゲーム表示領域MN1は、スーパーリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップして表示され、ミニゲーム表示領域MN1が表示されていない場合に比べてスーパーリーチの演出表示が視認困難とされている。この演出例におけるミニゲームでは、演出ボタン136を操作有効期間において連打操作し、最終的に「大吉」を導出させることをミッションとするゲームである。すなわち、この演出例におけるミニゲームは、結果を導出するために複数回の演出ボタン136の操作を要している。図37(m)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。なお、ミニゲーム表示領域MN1は、枠により区画されないものであってもよい。
その後、図37(n)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図37(o)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図37(p)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図37(q)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。
図37(r)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。
図37(r)に続く図38(a)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。演出ボタン136を所定回数操作すると、ミニゲーム表示領域MN1では、星のエフェクト画像が表示され、連打によって操作回数が増加するにつれて、その数も増加していく。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、星のエフェクト画像の数が徐々に減少していくが、減少しないようにしてもよい。図38(a)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。
図38(b)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図38(b)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示され、さらに、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「小吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図38(c)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図38(c)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。
図38(d)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図38(d)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図38(e)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図38(e)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、操作有効期間を報知する表示も変更はないが、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「中吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「中吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図38(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われた後、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「大吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知される。これにより、遊技者は、激アツ予告が出現する可能性があることが報知される。なお、「大吉」の表示が導出されることにより、激アツ予告が必ず実行されることを予告報知するようにしてもよい。
続いて、図38(g)に示されるタイミングで、ミニゲーム表示領域MN1が消去されると、スーパーリーチ演出が再開される。また、図38(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示されるとともに、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。この演出例では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示された場合は、ボタン画像136aが振動及び回転の少なくともいずれか一方が行われていない態様で表示された場合よりも、最終的に大当り図柄が確定停止しやすいように構成されている。なお、ボタン画像136aについて振動も回転もしない態様でのみ表示するようにしてもよい。このように、本実施形態では、ミニゲームとメインの演出(装飾図柄の変動表示に関する演出)とで、演出ボタン136の操作回数が異なっているということができる。また、この演出例では、ミニゲームでは演出ボタン136の連打操作による演出を行い、メインの演出では演出ボタン136の1回操作による演出を行ったが、ミニゲームにおいてもメインの演出においても演出ボタン136の連打操作による演出が行われるようにしてもよい。
図38(h)における装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作を促進する表示が引き続き行われている様子が示されている。ここで、操作有効期間が開始されると、「Push」の文字表示に換えて、ボタン受付時間メーターMTが表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。
そして、図38(h)に示されるように、演出ボタン136が操作されると、図38(i)に示されるように、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、これは、上述したミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されてミッションが達成された結果に対応して表示されるものである。
一方、ミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されずミッションが達成されなかった場合は、図38(i´)に示されるような弱カットイン画像CI1bが表示される。弱カットイン画像CI1bは、強カットイン画像CI1aよりもサイズが小さい画像であり、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない画像である。なお、ミニゲームでミッションが達成されなかった場合でも強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bもスーパーリーチ演出にオーバーラップしており、これらのカットイン画像が表示された場合は、これらのカットイン画像が表示されない場合よりも、スーパーリーチ演出が視認困難とされる。また、強カットイン画像CI1a及び弱カットイン画像CI1bは、装飾図柄にオーバーラップされている。
その後、図38(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図38(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
この演出例では、ミニゲームではミッションを達成させるために演出ボタン136の連打操作を要求する一方、メインの演出では予告を出現させるために演出ボタン136の1回の操作を要求するものとしたが、ミニゲームでは演出ボタン136の1回の操作を要求し、メインの演出では、演出ボタン136の連打操作を要求するものがあってもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームの結果が当該図柄変動表示に係る予告に関するものである場合には、ミニゲームの実行時間は、当該図柄変動表示の実行時間よりも短い実行時間となる。
図39は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図39(a)は、図37(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図39(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図39(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。この演出例におけるミニゲームも、図37〜図38に示して上述した要領で行われる。図39(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。一方、メインの演出でも演出ボタンの操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図39(c)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。
その後、図39(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。一方、メインの演出では、メインの演出における操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターが表示されるが、ゲージは減少しない。これにより、ミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームとメインの演出とに何らかの関連性があることを示唆している。
続いて、図39(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
続いて、図39(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
その後、図39(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。そして、遊技者は、この報知を見て演出ボタン136の連打を開始している。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。このように、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されている。さらに、この演出例では、メインの演出にオーバーラップしているミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームに対するボタン操作が優先して受け付けられている。なお、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップされているメインの演出に対するボタン操作が優先して受け付けられるようにしてもよい。
図39(h)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の操作回数に応じて星のエフェクト画像の数が増加していく様子が示されている。図39(h)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図39(i)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図39(i)に示されるタイミングでは、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の表示数は4つのままである。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図39(j)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図39(j)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示されている。また、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図39(k)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が中断された様子が示されている。すると、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像が徐々に消去されていき、図39(k)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の数が0となった様子が示されている。また、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図39(l)は、ミニゲームにおける操作有効期間が経過し、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「中吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。これは、本来、連打操作が継続して行われた場合には、「大吉」が導出されるはずであったが、演出ボタン136の操作回数が不足していることによりミッションが達成されなかったことに起因している。
その後、図39(m)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了してミニゲーム表示領域MN1が消去され、スーパーリーチ演出が再開し、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始される。これにより、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことが報知される。そして、図39(n)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図39(o)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示される。これは、ミニゲームの導出結果が「大吉」でなかったことに基づいて表示されるものである。このとき、強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示するかを予め決定している場合において、強カットイン画像CI1aを表示することが予め決定されている場合には、図39(o´)に示されるように、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、決定した通り、強カットイン画像CI1aを表示するようにしてもよい。また、弱カットイン画像CI1bを表示することが予め決定されている場合には、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、「大吉」の表示が導出しないようにしてもよい。
その後、図39(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図39(q)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。このように、当否の結果は予め決定されており、当否の結果に対応した図柄変動表示の結果が導出されるため、その途中の演出については、適宜変更されてもよく、そのため、操作手段(演出ボタン136)の操作状況に応じて出現する予告を変更することができる。
図40は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図40(a)は、図37(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図40(b)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉を出せ 大吉で激アツ出現」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、図40(c)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図40(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図40(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図40(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図40(f)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。このように、この演出例では、メインの演出において演出ボタン136による連打操作を要求する演出が行われ、ミニゲームにおいて演出ボタン136による1回操作を要求する演出が行われている。すなわち、メインの演出における演出ボタン136の操作を要求する回数よりもミニゲームにおける演出ボタン136の操作を要求する回数の方が少ない例が示されているということができる。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。また、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されてもよい。
その後、図40(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けと、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けとが同時に行われている。なお、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよいし、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でメインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよい。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始している。なお、この演出例では、メインの演出におけるボタン演出で表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが対応しているが、ミニゲーム表示領域MN1に表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが異なっている。このように、この演出例では、メインの演出とミニゲームの両方の演出に対して同じ操作手段(演出ボタン136)で操作することができる。そのため、例えば、操作の受け付けが優先される演出が連打操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が1回操作を要求する演出である場合、操作手段の連打の勢いで非優先である演出について結果が導出される場合があるし、また、操作の受け付けが優先される演出が1回操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が連打操作を要求する演出である場合、連打操作が最初から行われるので、優先される演出についても結果を確実に導出することができる場合がある。
すると、図40(h)に示されように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回目の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。すなわち、この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けに優先してミニゲームの演出における演出ボタン136の操作が受け付けられている。一方、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
すると、図40(i)に示すタイミングで、メインの演出における演出ボタンの連打操作に応じて、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。そして、このカットイン画像によりボタン受付時間メーターMTがオーバーラップされており、カットイン画像が表示されていない場合に比べて視認困難な状態とされている。一方、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍には、ミニゲームにおけるミッションが達成されたことを報知する「ミッション達成中」の表示が右端から左端にかけてスクロールしている。これにより、演出ボタン136の連打操作を続けることを条件に、強カットイン画像CI1aが表示されることを報知している。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われた結果、図40(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。なお、この演出例において、演出ボタン136の操作回数に応じて表示態様が変化する連打ゲージを表示するようにしてもよく、例えば、連打ゲージが第一の量に達すると弱カットイン画像CI1bが表示され、満タンになると強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよい。このとき、強カットイン画像CI1aを表示しないことが予め決定されている場合には、いくら連打操作しても連打ゲージが満タンになることがないようにしてもよい。
上述したようにして強カットイン画像CI1aが表示されると、その後、図40(k)に示すように、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍では、「ミッション達成中」の表示に換えて「激アツ予告出現」の表示がおこなわれ、激アツ予告である強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知される。
一方、図40(h)に示されるように、ミニゲームのミッションが達成され、その後、図40(i´)に示されるように、演出ボタン136の連打操作により弱カットイン画像CI1bが表示されたが、その後、遊技者が連打操作を中止した場合等によって演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、図40(j´)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示されたままとなる場合がある。すなわち、この演出例のように、ミッションが達成されたにもかかわらず、演出ボタン136の操作状況によっては、激アツ予告が出現しない法則崩れが発生する場合があってもよい。なお、ミニゲームのミッションの達成に整合させるため、演出ボタン136の操作状況いかんにかかわらず、強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよいし、強カットイン画像CI1aに換えて他の激アツ予告を表示するようにしてもよい。また、メインの演出において連打操作されなかった場合には、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bも表示しないようにしてもよい。
その後、図40(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図40(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミッションが達成されたことが強カットイン画像CI1aの表示条件の一つとなっており、演出ボタン136の操作回数が所定の回数よりも少ない場合には強カットイン画像CI1aが表示されず弱カットイン画像CI1bが表示され、演出ボタン136の操作回数が所定の回数以上となった場合には、強カットイン画像CI1aが表示されるようになっている。なお、この演出例では、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示可能とするかを予め決定しておいて、強カットイン画像CI1aを表示可能とすると決定した場合に、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出可能に構成されている。また、弱カットインCI1bのみを表示可能とすると決定した場合には、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出しないように構成されている。また、この演出例では、メインの演出におけるボタン連打操作演出において、演出ボタン136が少なくとも弱カットインCI1bを表示するのに必要な回数の操作がなかった場合には、カットイン画像を表示しないようにしてもよい。また、ミニゲームにおいて演出ボタン136が操作されなかった場合には、メイン演出におけるボタン連打操作演出において演出ボタン136を連打したとしてもカットイン画像を表示しないようにしてもよいし、弱カットイン画像CI1bは表示可能であるが強カットイン画像CI1aは表示しないようにしてもよい。
図41は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図41(a)は、図37(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図41(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図41(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。図41(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打で大吉を出せ」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。なお、図41(c)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aは、図37(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aよりも大きいサイズとなっているが、同じサイズであってもよい。また、小サイズのボタン画像136aと大サイズのボタン画像136aとを選択的に表示してもよく、表示されたボタン画像136aの大きさにより、ミッション達成の信頼度を異ならせるようにしてもよい。すなわち、大サイズのボタン画像136aが表示された場合は、小サイズのボタン画像136aが表示された場合よりも、ミッション達成しやすいようにしてもよい。また、その下方には、「大吉で強カットイン発生」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより大当りの信頼度の高い強カットイン予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、ミニゲーム表示領域MN1に表示されたミニゲームの遊戯の説明が消去されて、図41(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」、「中吉」、「小吉」の各表示がこの順番で表示され、「大吉」の表示が「中吉」の表示にオーバーラップされ、「中吉」の表示が「小吉」の表示にオーバーラップされるように表示される。
その後、図41(e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。また、ミニゲーム表示領域MN1の左側には、ボタン受付時間メーターMTが表示され、演出ボタン136の操作受付期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。この演出例では、ミニゲームに関する表示をミニゲーム表示領域MN1以外の領域においても行われている様子が示されている。
図41(f)〜同図(g)は、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136が連打し続けている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の連打回数に応じて星のエフェクト画像の数が増大していく。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が経過すると、演出ボタン136の連打回数に応じた結果が導出される。図41(h)に示す例では、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション達成」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知されている。
その後、図41(i)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示されている。これにより、大当りの信頼度が高いことが報知される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。
その後、図41(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図41(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
一方、図41(e)に示されるタイミングで演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図41(f´)〜同図(g´)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図41(h´)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、ミニゲームの結果が当否判定の結果に基づいて予め決定されていてもよい。
その後、図41(i´)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示されている。これにより、強カットイン画像CI1aが表示される場合よりも大当りの信頼度が低いことが報知される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、「小吉」が導出されてミッションが達成されなかった結果によるものである。
その後、図41(j´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図41(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図42は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図42(a)は、図37(d)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾2−装飾5−装飾7」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
続いて、図42(b)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図42(c)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのミッションが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上方に「ミッション発動」の文字が表示され、ミッションが開始されたことを報知している。また、表示領域の下端縁には、番長の顔の画像とともに「カットインを出せ」「出れば大当り」が表示され、ミッションの内容が報知されている。すなわち、ミッション中において番長の顔の画像が出現すればミッション達成となり、大当り確定となることが報知されている。
その後、図42(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の左下隅部には、ミッションが継続している旨の「ミッション中」の表示が行われている。
図42(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、「ミッション中」の表示も継続して行われている。
続いて、図42(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展する表示が行われる。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、スーパーリーチに発展した後も、「ミッション中」の表示は継続して行われている。
その後、図42(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、ミニゲームが開始される様子が示されている。この演出例では、メインの演出としてのミッションと、ミニゲームにおけるミッションとが同時に行われている様子が示されている。換言すれば、メインの演出としてのミッションにミニゲームのミッションが重ねて行われている様子が示されている。ここで、この演出例では、ミッションが開始された後でミニゲームが開始されているが、ミニゲームが開始した後でミッションが開始されてもよい。なお、図42(g)〜同図(l)に示される演出は、ミッション中であることを示す「ミッション中」の表示が行われていること以外は、図41(c)〜同図(h)と同様なので、詳しい説明については省略する。なお、図42(j)〜同図(k)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション中」の表示の一部がボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされており、ボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされていない場合よりも「ミッション中」の表示が視認困難とされている。
図42(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「大吉」が導出され、ミッションが達成された後、図42(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。なお、強カットイン画像CI1aの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされており、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
強カットイン画像CI1aは、上述したように、「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数配されてなる吹き出しを含む画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されたことにより、図42(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の文字表示が強カットイン画像CI1aにオーバーラップして表示される。すなわち、メインの演出におけるミッションが達成されたことにより、大当りが確定することが報知されている。換言すれば、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、強カットイン画像CI1aの出現により達成されているということができる。
その後、図42(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図42(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図43は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図43(a)〜同図(k)は、図42(a)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図43(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「小吉」が導出された場合には、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果がハズレであり、そのため、ミニゲームのミッションが達成されると、強カットイン画像CI1aを表示しなければならなくなるので、この演出例では、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作回数に拘らず、「大吉」以外が必ず導出されるように予め決定される。
その後、図43(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図43(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
その後、図43(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図43(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図44は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図44(a)〜同図(i)は、図42(a)〜同図(i)と同様であるので、説明を省略する。
図44(i)に示されるタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図44(j)〜同図(k)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図44(l)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果が大当りであり、この結果に基づき、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されている。しかしながら、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たないで操作有効期間が経過したため、「大吉」を導出せず、「小吉」が導出されることとなる。なお、ミニゲームが開始したが一度も演出ボタン136の操作がなかった場合には、「大吉」を導出可能に決定された場合であっても、ミニゲームの結果が導出されないようにしてもよい。また、「大吉」を導出可能に決定された場合には、演出ボタン136の操作回数が足りず、あるいは、演出ボタン136の操作がなかった場合でも、「大吉」を導出するようにしてもよい。
その後、図44(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。なお、ミッションの結果が導出されなかった場合にも、弱カットイン画像CI1bが表示されるようにしてもよい。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図44(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
しかしながら、この演出例では、当否判定の結果が大当りであるので、図44(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図44(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。すなわち、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作回数が不足しており、ミニゲームのミッションは失敗となり、そのため、これに関係するメインの演出のミッションも達成できないにもかかわらず、当否判定の結果にしたがって大当り図柄が確定表示される様子が示されている。
図45は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図45に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。
図45(a)は、図37(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図45(b)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出として演出ボタン136の連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図45(b)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。
その後、図45(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、メインの演出における演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始する。
その後、図45(d)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミニゲームにおけるミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。このように、この演出例では、ミニゲームが開始されるよりも前にメインの演出におけるミッション演出が開始されている。なお、ボタン受付時間メーターMTは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が開始してからの時間に応じて表示態様が変化している。
その後、図45(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図45(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、図45(f)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bが可動し、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップしている。なお、この演出例では、演出可動体224は、例えば、大当り予告として動作しているが、例えば、演出可動体224が動作することにより、ミニゲームにおけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよいし、メインの演出におけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよい。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図45(g)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、この「小吉」の表示は、演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされており、視認困難とされている。一方、メインの演出における演出ボタン136の連打操作の演出も継続して行われており、図45(g)に示す装飾図柄表示装置208では、メインの演出における演出ボタン136の連打操作に応じて、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。この演出例では、弱カット画像CI1は、ボタン画像136aやボタン受付時間メーターMTにオーバーラップしないように、これらの左側に小さいサイズで表示されている。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、図45(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。なお、このミニゲームの表示は、演出可動体224の上腕部224bにオーバーラップされており、視認困難となっている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が継続している。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。ここでも、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続しているが、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されると、演出ボタン136の操作がメインの演出における演出ボタン136の操作に優先してミニゲームにおける演出ボタン136の操作として受け付けられるので、例えば、一点鎖線で囲まれたタイミングで操作された演出ボタン136に応答して、ミニゲームの結果が導出されるように構成されている。なお、演出ボタン136の1回の操作でメインの演出における演出ボタン136の操作としても受け付けられ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作としても受け付けられるようにしてもよい。
その結果、図45(i)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。しかしながら、ミニゲーム表示領域MN1が演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされているので、「達成」の文字が視認困難とされている。なお、図45(i)に示されるタイミングでは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が経過しており、遊技者は演出ボタン136の連打操作を終了している。
その後、図45(j)に示すように、メインの演出におけるミッションが終了すると、弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動する。すなわち、弱カットイン画像CI1bの表示が、メインの演出におけるミッションの結果として導出されている。また、図45(j)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bは、初期位置に移動している。そのため、ミニゲーム表示領域MN1へのオーバーラップが解消し、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も視認容易とされている。なお、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動するタイミングと、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動するタイミングとが同じであってもよいし、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動した後で、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動してもよいし、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動した後で、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動してもよい。
その後、図45(k)に示される装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。ここで、強カットイン画像CI1aのサイズは、弱カットイン画像CI1bのサイズよりも大きいサイズとなっている。また、強カットイン画像CI1aは、ミニゲーム表示領域MN1の一部にオーバーラップしている。なお、弱カットイン画像CI1bが表示された場合でも、メインの演出における演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、ミニゲームにおけるミッションが達成された場合でも、強カットイン画像CI1aの表示は行われないが、弱カットイン画像CI1bが表示された場合には、演出ボタン136の操作回数に拘らずミニゲームにおけるミッションが達成された場合には、強カットイン画像CI1aの表示を行うようにしてもよい。
その後、図45(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。その後は、変動時間が経過するタイミングで、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図46〜図50を参照しながら説明する。
図46〜図50は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図46〜図50においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図46〜図50では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILを配置してもよい。
図46は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図46に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図46(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが領域によって区画されないで行われている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。すなわち、この演出例では、複数の操作手段を用いたミニゲームが行われる様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄変動表示に関する演出よりも広い領域を使用してミニゲームが行われている様子が示されている。
その後、図46(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲むようにしてカーソルCSLが表示されており、このカーソルCSLに囲まれた宝箱が選択中の宝箱であることが示されている。また、表示領域の中央右側には、操作有効期間の残り時間が示されており、図46(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。また、図46(b)では、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されている様子も示されている。
すると、図46(c)に示される装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、図46(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図46(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。なお、図46(d)に示される装飾図柄表示装置では、操作有効期間の残り時間の表示は「1」となっており、操作有効期間が残り1秒であることが示されている。また、遊技者によって演出ボタン136が操作されて開ける宝箱の決定操作が行われた後、操作有効期間が経過したときに開ける宝箱が確定する表示を行うようにしてもよい。また、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合に、カーソルCSLによって選択されている宝箱を開ける宝箱として決定するようにしてもよいし、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合には、いずれの宝箱も選択されず、宝箱を開けないようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
その後、図46(f)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから主人公の殿様のキャラクタYSMが出現し、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、SPリーチに移行することが予告される。なお、主人公の殿様のキャラクタYSMの出現により先読み予告が行われてもよい。
その後、図46(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」の装飾図柄が停止表示してリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図46(h)に示され装飾図柄表示装置208では、SPリーチに発展する様子が示されている。このように、この演出例では、当否判定の結果に基づいて決定された装飾図柄の変動パターンがSPリーチに移行するものである場合には、SPリーチに移行する前に行われるミニゲームにおいて、SPリーチに移行することを予告する主人公の殿様のキャラクタYSMを表示可能に構成されている。これにより、ミニゲームで殿様のキャラクタYSMを出現させることで、SPリーチへの移行を予告することができる場合がある。
なお、この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現し、SPリーチへ移行しないことが予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現しないように構成してもよい。また、SPリーチへの移行が予め決定されていることを条件に、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかをランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成してもよい。また、SPリーチを実行可能な変動時間が選択された場合において、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成し、殿様のキャラクタYSMが出現した場合には、その後、SPリーチに発展するが、殿様のキャラクタYSMが出現しなかった場合には、その後、SPリーチに発展せず、変動時間が経過するまでノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを行うように構成されてもよい。また、宝箱画像を選択したタイミングで殿様のキャラクタYSMを出現させるか否をランダムで抽選するようにしてもよい。また、殿様のキャラクタYSMが出現してもSPリーチに移行しない場合があってもよく、この場合は、法則崩れとして、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
図47は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図47に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図47(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。また、図47(a)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとの間にカーソルCSLが表示されており、いずれの宝箱画像も選択されていない態様で表示されている。
その後、図47(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始されて、表示領域の中央右側に、操作有効期間の残り時間が表示される。図47(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。
図47(c)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「2」となり、操作有効期間が残り2秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、未だいずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図47(d)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「1」となり、操作有効期間が残り1秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図47(e)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「0」となり、操作有効期間が経過した様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。その結果、いずれの宝箱も選択されず、いずれの宝箱も開けられないまま、すなわち、ミニゲームの結果が導出されないまま、図47(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ状態に移行される。
この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、いずれの宝箱も選択されない場合であってもSPリーチが実行されるが、装飾図柄の変動表示の結果及び変動時間は、当否判定の結果に基づいて予め決定されているので、いずれの宝箱も選択されない場合には、SPリーチを行わず、例えば、ノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを実行するようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
図48は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図48に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、図48(a)〜同図(d)は、図46(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
図48(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図48(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。また、この演出例では、図48(e)に示されるように、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に、「遊技球が詰まっています」「係員を呼んでください」のエラー表示(エラー報知)が行われており、払出経路に遊技球が詰まっている状態である球詰まりエラーが発生していることが報知されている。具体的には、例えば、賞球あるいは貸球の払出条件が成立し、払出装置152(図2等参照)を駆動したが、遊技球の払い出しが検出されず、リトライ動作を所定回数(例えば、3回)繰り返したにもかかわらず、遊技球の払い出しが検出されなかった場合に球詰まりエラー報知が行われる。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、払出装置152による遊技球の払い出しが正常に行われるようになった場合等)には、エラー報知は消去される。ここで、エラー表示が開始されるタイミングは、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングと同じであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも後のタイミングであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも前のタイミングであってもよい。
図48(f)〜同図(h)は、エラー表示が行われていることを除き、図46(f)〜同図(h)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、遊技が中断されないエラーであれば、ミニゲームが継続される様子が示されている。
図49は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図49に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、この演出例では、パチンコ機100の所定位置に磁力を検知する磁気検知センサが設けられており、磁気検知センサが磁力を検知すると、主制御部300に検知信号を出力する。主制御部300は、磁気検知センサからの検知信号を入力すると、磁気検知エラーが発生したと判断し、第1副制御部400に磁気検知コマンドを送信した後で、遊技を停止して不能動化する制御を行う。不能動化した後は、主制御部メイン処理(図6参照)のステップS113の初期化処理が実行されるまで復帰することができないように構成されている。一方、磁気検知コマンドを受信した第1副制御部400は、例えば、スピーカ120からエラー音を出力したり、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532及び遊技台枠用ランプ542により所定のエラー態様によるランプの点滅を行ったり、装飾図柄表示装置208に所定のエラー表示を行ったりすることができる。ここで、図48(a)〜同図(c)は、図46(a)〜同図(c)と同様であるので、説明を省略する。
図49(c)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、例えば、遊技者により磁石を用いた不正が行われ、図示しない磁気検知センサがこれを検知すると、図49(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、無地の背景に「磁石センサエラーです」の文字を含む磁気エラー表示ERRが、例えば、図46(d)に示される表示にオーバーラップして表示され、遊技が停止する。そのため、例えば、その後、図49(d)に示すように、演出ボタン136を操作しても磁気エラー表示ERRの表示は消去されず、また、図46(d)〜同図(h)に示される演出表示が行われる予定が、これらの演出表示が視認されることなく電源が遮断されるまで磁気エラー表示ERRが継続して表示されることとなる(図49(d)〜同図(h))。図49に示される磁気エラー表示ERRは、図48に示されるエラー表示と比較すると、ミニゲームの演出にオーバーラップする面積が異なっているということができる。換言すれば、ミニゲームの演出表示は、発生したエラーの種類によって、エラー表示にオーバーラップされる面積が異なっているということもできる。
図50は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図50(a)は、図37(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図50(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチの一つであるボーリングリーチに発展する様子が示されている。ボーリングリーチは、メインの演出として行われるリーチ演出である。ボーリングリーチに移行すると、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が左上隅に小さく表示され、ピラミッド状に整列された10本のボーリングピンに向かってボールがレーン上を転動する演出表示が行われ、表示領域の右上部分では、「ストライクで大当り」の文字が表示されており、ストライクというミッションを達成すれば大当りとなることが報知されている。
その後、図50(c)に示す装飾図柄表示装置208では、ボールが10本のボーリングピンに近接した位置まで到達し、今にもボーリングピンを倒そうとする様子が示されている。一方、図50(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が表示され、ボーリングリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップしている。ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの説明表示が行われている。図50(c)に示されるミニゲームの説明表示では、「ミニゲーム」の表示の下方に、サイコロの「1」の出目を示すとともに「を出せ」の表示が行われており、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目を停止表示させるミッションが行われる旨が説明されている。
その後、図50(d)に示す装飾図柄表示装置208では、9本のボーリングピンが倒れた様子が示されている。すなわち、1本のボーリングピンが倒れずに残った様子が示されている。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、「Push」の表示とともにボタン画像136aが表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことが報知されている。なお、このとき、例えば、サイコロの図柄を変動表示させるようにしてもよい。
図50(e)は、演出ボタン136が操作されて、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果が導出された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、ボーリングリーチにおいてストライクが出なかったため、「残念」の文字が表示され、ボーリングリーチにおけるミッションが達成されず、ハズレとなることが報知される。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136が操作されたことにより、ミニゲームの結果としてサイコロの「1」の出目が停止されてミッションが達成され、その報酬として、ボーリングピンがあと1本倒れることを予告する「+1本」の表示が行われている。
その後、図50(f)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲーム表示領域MN1が消去され、ミニゲームの結果として導出されたサイコロの「1」の出目とともに、ミッション達成の報酬である「+1本」の表示が行われた後、図50(g)に示すように、倒れずに残っていた1本のボーリングピンが倒れ、ストライクとなった様子が示されている。すなわち、ハズレからの復活大当りとなる演出が行われている様子が示されている。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図50(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果がメインの演出としてのリーチ演出の結果に影響を与えているということができる。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図51〜図58を参照しながら説明する。
図51〜図58は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図51〜図58においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図51〜図58では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図51は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図51(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11、2番目の特図1の保留アイコンh12、3番目の特図1の保留アイコンh13はいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、略方形状に区画された多機能表示領域MF1が形成されている。多機能表示領域MF1は、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等を行うことができる。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図51(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、3番目の特図1の保留アイコンh13が2番目の特図1の保留アイコンh12として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、変動アイコンを表示させるようにしてもよいことは上述した通りである。
その後、図51(c)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」の表示が行われており、ミニゲームが開始する時期について示唆を行っている。
その後、装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、図51(d)に示すように、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
その後、図51(e)に示すタイミングで、特図1の保留(第1保留)が消化され、装飾図柄表示装置208では、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図51(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「吉宗は8代将軍」の表示が行われており、主人公の殿様に関する情報の表示が行われている。
その後、図51(g)に示すタイミングとなると、多機能表示領域MF1に表示されていたチュートリアル表示が中断されて、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図51(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「1」の出目を示す表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「1」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図51(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図51(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図51(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図51(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「1」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図51(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図51(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。この演出例においても、保留アイコンは、赤色>緑色>青色の順で大当りの信頼度が高くなっている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、図51(g)〜(k)において上述したミニゲームとしてのサイコロゲームに換えて、おみくじゲームが開始される場合がある。ここで、図51(g´)は、図51(f)に続く演出の別の例である。具体的には、図51(f)に示す多機能表示領域MF1において表示されていたチュートリアル表示が中断されて、図51(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、この演出例では、異なる種類のミニゲームが開始される場合であっても同じ番長の顔の画像BCHを表示させるようにしている。換言すれば、この演出例では、同じキャラクタ(番長の顔の画像BCH)を登場させて複数種類のミニゲームを実行可能となっている。
その後、図51(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「中吉」の表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「中吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「中吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図51(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。なお、この演出例におけるミニゲームは、演出ボタン136等の操作手段による操作を行わないものとなっている。
その後、図51(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「中吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図51(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図51(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図51(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図51に示される演出例では、ミニゲームの開始条件が成立した場合に、種類の異なるミニゲームを行うことができるように構成された例について示されており、しかも、一方(サイコロゲーム)のミニゲームでは演出ボタン136の操作を要するものであり、他方(おみくじゲーム)のミニゲームでは操作手段によるなんらの操作を要しないものであり、さらに、いずれのミニゲームにおいても表示態様を変化させる対象が同じ(いずれも、1番目の特図1の保留アイコンh11を変化させている。)となっている。すなわち、図51では、いずれのミニゲームにおいても、結果的にメインの演出において影響を与える対象を同じとしている演出例について示されている。なお、この演出例において、サイコロゲームとおみくじゲームのいずれを実行するかについては、ランダムによって決定してもよいし、当否判定の結果に基づいて決定してもよく、例えば、サイコロゲームが実行される場合よりもおみくじゲームが実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成してもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームにおいて、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタよりも小さいキャラクタ(「小キャラ」という場合がある。)や、例えば、チュートリアル表示等の演出において登場するキャラクタ(「ナビキャラ」という場合がある。)が登場する場合があってもよい。なお、これらのキャラクタは、ミニゲームが行われない場合は、チュートリアル表示や他の予告等にも表示させる構成であってもよいし、ミニゲームにおいてのみ登場する構成であってもよい。また、これらのキャラクタが常時表示されるものであってもよい。また、ミニゲームに登場するキャラクタと、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタとで見た目上で相違があるのが好ましく、例えば、大きさが異なってもよいし、3Dのキャラクタとデフォルメのキャラクタといったように表現上の相違があってもよい。
なお、この演出例において、おみくじゲーム(第二のミニゲーム)がサイコロゲーム(第一のミニゲーム)よりも広い領域を使用するようにしてもよい。すなわち、第二のミニゲームは、ある表示領域(第一のミニゲームが行われる多機能表示領域MF1)を少なくとも使用し、さらに別の表示領域(多機能表示領域MF1が拡大した部分の表示領域)も使用するように構成されてもよい。
図52は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図52(a)〜同図(e)は、図51(a)〜同図(e)と同様であるので、説明を省略する。
図52(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、ミニゲームの開始予告の表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、番長の顔の画像BCHとともに「注目」の表示が行われ、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図52(g)に示すタイミングとなると、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図52(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「3」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図51に示されるサイコロゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図52(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図52(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図52(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図52(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図52(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図52(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、サイコロゲームではなくおみくじゲームが開始される場合には、図52(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図52(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「大吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図51に示されるおみくじゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図52(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。
その後、図52(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図52(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図52(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図52(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図52に示される演出例では、同じ種類のミニゲームでもミッションの内容やミッション達成の報酬を異ならせることができるように構成された例について示されている。なお、ミッションの内容を同じくしてミッション達成の報酬を異ならせるようにしてもよいし、ミッションの内容を異ならせてミッション達成の報酬を同じにしてもよい。
図53は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図53(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図53(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。なお、婆モードと姫モードは、それぞれ演出モードの名称であり、各モードにおいてそれぞれモード特有の演出が行われるように構成されている。なお、例えば、婆モードと姫モードの少なくともいずれか一方が先読みモードであってもよい。また、婆モードと姫モードのいずれに移行するかについては、ランダムで決定するようにしてもよいし、遊技状態に基づいて決定されるものであってもよい。例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であれば、婆モードに移行しやすく、隠れ確変状態(特図高確率普図低確率状態)であれば、姫モードに移行しやすくするなどして、遊技者に現在の遊技状態を推測可能にするようにしてもよい。
図53(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図53(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図53(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、婆モードにおいては、おみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、婆モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずサイコロゲームが開始され、おみくじゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図53(A2)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が行われている以外は、図52(h)〜同図(l)と同様であるため、説明を省略する。
図53(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図53(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図53(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。この演出例では、姫モードにおいては、サイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、姫モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずおみくじゲームが開始され、サイコロゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図53(B2)〜同図(B6)は、姫モードの表示と姫のキャラクタHM1の表示が行われている以外は、図52(h´)〜同図(l´)と同様であるため、説明を省略する。
図54は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図54(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図54(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図54(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図54(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図54(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、メインの演出において実行される予告の内容に基づいて、実行するミニゲームの種類を決定している。例えば、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすく、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。なお、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるように構成されてもよい。また、この演出例では、現在の演出モードに依存しないで実行するミニゲームの種類を決定しているが、演出モードに依存して実行するミニゲームの種類を決定してもよい。
その後、図54(A2)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図54(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図54(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図54(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図54(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図54(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図54(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図54(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図54(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図54(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図54(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図54(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図54(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止している様子が示されている。この演出例では、例えば、「装飾7」と「装飾3」のみの組合せで仮停止することにより疑似連が行われる場合があることを報知している。すなわち、「装飾7」と「装飾3」のみの装飾図柄の組合せがチャンス目となる場合がある。なお、疑似連図柄を表示させて疑似連の開始を報知するようにしてもよい。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。なお、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、装飾図柄の仮停止のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、装飾図柄が仮停止されてもよいし、装飾図柄が仮停止された後で、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図54(B3)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連1回目の変動表示が行われている様子が示されている。ここで、疑似連が行われた回数を表示するようにしてもよい。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始と、宝箱BXSの表示開始とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始した後で、宝箱BXSの表示が開始してもよいし、宝箱BXSの表示が開始した後で、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始してもよい。
その後、図54(B4)に示すように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止し、疑似連がさらに行われる場合があることを予告している。なお、装飾図柄の仮停止とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄が仮停止した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で装飾図柄が仮停止してもよい。
図54(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連2回目の変動表示が行われている様子が示されている。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始とミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の報酬の表示が開始された後で装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始されてもよい。
その後、図54(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。ここで、装飾図柄を仮停止させた後、疑似連がさらに行われるようにしてもよい。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
なお、この演出例では、ミニゲームの結果が保留アイコンの表示態様に影響するものとして説明したが、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、疑似連が行われることを予告するようにしてもよいし、疑似連が開始される回数を予告するようにしてもよいし、疑似連の回数が増加することを予告するようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、ステップアップ予告が行われることを予告するようにしてもよいし、ステップアップ予告において表示されるステップ数を予告するようにしてもよいし、ステップ数が増加することを予告するようにしてもよい。
図55は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図55(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図55(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図55(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図55(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図55(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えてサボハニのキャラクタ画像SBHが表示されており、このサボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。サボハニのキャラクタ画像SBHは、例えば、サイコロゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、おみくじゲームでは表示されないように構成されているが、おみくじゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりもサボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合の方が、サイコロゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「3」の出目が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「1」の出目が導出されやすい。さらに、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。なお、図55(A2)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHがサボハニのキャラクタ画像SBHに置換されている他は、図54(A2)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図55(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図55(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図55(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えて姫のキャラクタ画像HM2が表示されており、この姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。姫のキャラクタ画像HM2は、例えば、おみくじゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、サイコロゲームでは表示されないように構成されているが、サイコロゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりも姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合の方が、おみくじゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「中吉」が導出されやすい。なお、この演出例のように、ミニゲームにおいて表示されるキャラクタを演出モードに対応して表示されるキャラクタと同じにしてもよい。すなわち、この演出例では、姫モードにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタHM1)とミニゲームにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタ画像HM2)とが同じとなっている。さらに、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。また、図55(B2)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHが姫のキャラクタ画像HM2に置換されている他は、図54(B2)〜同図(B6)と同様であるため、説明を省略する。
図56は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図56(A1)〜同図(A6)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)において行われる演出の一例について示しており、図56(B1)〜同図(B6)は、確変状態(特図高確率普図高確率状態)において行われる演出の一例について示している。この演出例では、現在の遊技状態によって開始されるミニゲームの種類が異なっている様子が示されている。より具体的には、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが開始されやすく、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが開始されやすくなっている。なお、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるようにしてもよい。また、遊技状態によってミニゲームの出現頻度が異なるようにしてもよく、例えば、確変状態においては、遊技者にとっては基本的に大当りを待つような感じとなるため、大当りとなるまで遊技者が暇な場合があるため、ミニゲームの発生確率を通常遊技状態に比べて高確率としてもよい。また、確変状態よりも通常遊技状態の方がミニゲームの発生確率が高確率であってもよい。また、確変状態でのみミニゲームを実行可能としてもよいし、通常遊技状態でのみミニゲームを実行可能としてもよい。また、あるミニゲームについて、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。また、ある予告について、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。
図56(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図56(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。なお、図56(A1)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が通常遊技状態であることを示す通常モードの表示となっていること以外は、図55(A1)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図56(B1)では、遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)である様子が示されている。具体的には、図56(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「確変モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が確変状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上部分には、「右打ち」の表示が行われており、打ち方示唆表示が行われている。また、図56(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22及び3番目の特図2の保留アイコンh23はいずれもデフォルトの表示態様で表示され、表示領域の下方右側に表示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の左半分に、多機能表示領域MF1が形成されている。すなわち、この演出例では、遊技状態によって多機能表示領域MF1の表示位置が変更されるように構成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、図56(B1)〜同図(B5)は、遊技状態が姫モードの演出モードであるのが確変状態となっている点、特図1の保留表示が特図2の保留表示となっており、保留表示の数が異なっている点、保留表示の位置及び多機能表示領域MF1の表示位置が入れ替わっている点を除いて、図55(B1)〜同図(B5)と同様であるため、説明を省略する。
図56(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1において、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われた後、図56(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、この演出例では、2番目の特図2の保留アイコンh22の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。このように、ミニゲームの結果がいずれの保留アイコンに対しても影響する場合があってもよい。
図57は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図57(A1)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1の表示領域が拡張される例について示しており、図57(B1)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1が保留アイコンを表示する保留表示領域も兼用している例について示している。なお、図57は、ミニゲームとしてのサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームに適用することも可能である。
図57(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図56(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図57(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図57(A2)に示すように、多機能表示領域MF1が拡張表示され、領域が大きくなっている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると多機能表示領域MF1が拡張表示され、視認性が向上するように構成されている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。ここで、サボハニのキャラクタ画像SBHとサイコロの「3」の出目を示す表示は拡大して表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図57(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、多機能表示領域MF1と重なって表示されていないので、両者の視認性に影響を与えていない。なお、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。また、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、ミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が必ず拡張するようにしてもよいし、拡張しない場合があってもよい。また、遊技状態に応じて多機能表示領域MF1が拡張するようにしてもよく、例えば、確変状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよいし、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、確変状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよい。また、この演出例では、拡張した多機能表示領域MF1は装飾図柄にオーバーラップされていないが、拡張した多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張した多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。また、拡張していない多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張していない多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。
その後、図57(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、大きく表示されたボタン画像136aLとともに、このボタン画像136aLに重ねて「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU2は、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。なお、多機能表示領域MF1が拡張して表示された場合にのみステップアップ予告にオーバーラップされてもよいし、拡張して表示されていない場合にもステップアップ予告にオーバーラップされてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図57(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU3も、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。また、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。そのため、ボタン受付時間メーターMTが拡大していない場合よりもゲージの減少速度が速くなっている。ここで、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度と、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度が同じ速さであってもよい。
そして、図57(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図57(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHも拡大して表示されている。また、図57(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図57(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図57(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、拡張された多機能表示領域MF1は縮小され、デフォルトのサイズに戻っている。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。また、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻るタイミングとミニゲームの結果の消去のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻った後で、ミニゲームの結果が消去されてもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻ってもよい。
図57(B1)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図54(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図57(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の下端部分の左右両端に亘り多機能表示領域MF2が形成されている。この多機能表示領域MF2では、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等の他にも、保留アイコンの表示も行われる。特図1の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の左側に表示可能であり、特図2の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の右側に表示可能である。図57(B1)に示すように、多機能表示領域MF2の左側には、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11がデフォルトの表示態様で表示されている。また、多機能表示領域MF2の右側では、特図2の保留アイコンの表示領域を利用してミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図57(B2)に示すように、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図57(B2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図57(B3)に示すように、多機能表示領域MF2では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図57(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図57(B4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図57(B5)に示されるように、多機能表示領域MF2では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図57(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図57(B5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図57(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF2に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図58は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図58(a)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図58(a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトtの表示態様で表示されている。また、図58(a)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのステップアップ予告が開始されている。図58(a)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図58(b)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、ミニゲーム表示領域MN2が形成される。そして、このミニゲーム表示領域MN2では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが開始されるときに専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が出現する様子が示されている。ここで、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとミニゲームが開始されるタイミングとが同じであってもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後でステップアップ予告SU2が表示開始されてもよい。
その後、図58(c)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が表示領域の左上隅部に縮小して表示され、ミニゲーム表示領域MN2が消去して、ミニゲームの演出表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央で大きく拡大して表示されている様子が示されている。具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示がそれぞれ大きく拡大して表示され、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。このように、この演出例では、ミニゲームが行われている少なくとも一部の期間で専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が消去される様子が示されている。また、ステップアップ予告は、ミニゲームが開始されなかった場合には、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3まで表示される予定であったが、ミニゲームの演出表示の拡大表示に伴い、途中で打ち切られている。なお、ミニゲームが開始された場合でもステップアップ予告を打ち切らないで継続して表示するようにしてもよい。この場合、例えば、ミニゲームの演出表示にオーバーラップしないように表示領域を移動するようにしてもよいし、さらに、ステップアップ予告を縮小して表示するようにしてもよい。また、ミニゲームの演出表示にステップアップ予告がオーバーラップして表示するようにしてもよいし、ステップアップ予告にミニゲームの演出表示がオーバーラップして表示するようにしてもよい。
その後、図58(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。ここで、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されるタイミングと左図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示された後で、左図柄が停止表示してもよいし、左図柄が停止表示した後でボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されてもよい。
そして、図58(d)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図58(e)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示される。また、このとき、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右側に、ミニゲーム表示領域MN2が再び表示され、このミニゲーム表示領域MN2では、サイコロの図柄が「3」の出目で導出表示されたことを報知するとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、ミニゲーム表示領域MN2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図58(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。なお、ミニゲームの結果の導出表示のタイミングとミニゲーム表示領域MN2の再表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で、ミニゲーム表示領域MN2が再表示されてもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が再表示された後で、ミニゲームの結果が導出表示されてもよい。
その後、図58(f)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、装飾図柄のサイズは縮小されたサイズからデフォルトのサイズに戻り、表示位置もデフォルトの表示位置に戻っている。また、ミニゲームの終了とともに、ミニゲーム表示領域MN2も消去され、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2が消去するタイミングと保留アイコンの表示態様が変化するタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去した後で、保留アイコンの表示態様が変化してもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で、ミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。
なお、図58に示される演出例では、ミニゲームとしてサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームについても適用可能である。
また、上述したミニゲームとしてサイコロゲーム及びおみくじゲームを装飾図柄変動表示が行われる装飾図柄表示装置208において実行するようにしたが、装飾図柄表示装置208とは別の表示装置において実行するように構成されてもよい。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図59〜図66を参照しながら説明する。
図59〜図66は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図59〜図66においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図59〜図66では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側には、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図59は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図59(a)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示されている。この客待ちデモ表示は、特図の変動表示が行われていない待機状態において表示されることがある表示であり、遊技者に遊技の意欲を促進するための演出表示である。また、表示領域の下方には、客待ちデモ表示にオーバーラップするように、「プッシュボタンでメニューを表示」の表示が行われており、待機状態において演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが操作されると、メニュー画面が表示されることを報知している。
そして、図59(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図59(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。メニュー画面では、会員登録、二次元コード発行、遊技履歴、ミニゲーム、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン136を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「会員登録」の項目が実行されると、会員登録画面に移行する。会員登録画面では、例えば、パスワード取得ための二次元コードが表示される。この二次元コードには、運営サーバ側の、初回登録のための登録ページのURLが含まれている。本実施形態では、会員登録を行うことにより、遊技履歴を記録したり演出のカスタマイズを行う等のオリジナルモードの設定を行うことができる。遊技者は、例えば、カメラ機能とバーコードリーダ機能を有する携帯端末で、その二次元コード読み取り、初回登録ページのURLを取得する。遊技者は、取得したURLの登録ページに携帯端末からアクセスする。運営サーバは、初回登録ページにアクセスしてきた者を識別できる個人識別情報(ID)を取得し、パスワードを発行する。個人識別情報(ID)は、携帯端末固有の個体識別番号に基づく情報であったり、アクセス者に入力してもらった情報であったりする。ここで発行されるパスワードには、個人識別情報(ID)や履歴情報の初期値が含まれている。履歴情報は、ここで取得した個人識別情報に対応付けられて運営サーバに記憶される。運営サーバからパスワードが発行されると、携帯端末の表示画面にそのパスワードが表示される。
また、「二次元コード発行」の項目が実行されると、二次元コード発行画面が表示される。二次元コード発行画面では、パチンコ機100で生成された二次元コードが表示される。この二次元コードの発行は、オリジナルモードを設定した状態での遊技を終了する際に遊技者に選択してもらうことを想定して用意されている。
ここにいう二次元コードは、最大容量が2053バイト(約2KB)であり、表示上の大きさを、21×21[セル]〜177×177[セル]の範囲で4セル刻みに変更することができる。二次元コードの代表的なものとしてはQRコード(登録商標)が知られている。なお、二次元コードに代えて、一次元バーコードや暗号化された文字列であってもよい。ただし、二次元コードは、単なる文字列に比較して、内包可能な情報量が圧倒的に多い利点がある。文字列の場合には、含ませる情報量が多くなる程、文字列が増加し、人間では覚えきれない、書きとめ切れないため、二次元コードにより報知することで、負担を減らすことができる。
本実施形態では、二次元コードに、例えば、個人識別情報(ID)、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が含まれている。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、店舗識別用情報、遊技台固有の情報、稼働状況、エラー回数等を含めてもよい。今回遊技の結果やミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報や入賞回数等は、履歴情報に相当する。さらに、二次元コードには、運営サーバに用意された更新受付ページのURLも含まれている。
本実施形態のパチンコ機100では、二次元コードを発行すると、その二次元コードに含めた今回遊技の結果等の情報が、パチンコ機100から消去されるように構成されている。そのため、本実施形態では、二次元コードを発行する際に警告画面を表示し、今回の遊技の結果等の情報が消去されることを遊技者に警告する。
遊技者が、発行された二次元コードを携帯端末のカメラ機能を利用して撮影すると、バーコードリーダ機能が起動する。すると、携帯端末の表示画面には、運営サーバに用意された更新受付ページのアドレスを表す「http://www.〜/jp」に、二次元コードに含まれる、個人識別情報(ID)や履歴情報を表す引数が付加されたURLが表示される。遊技者が、読み取った二次元コードからバーコードリーダ機能によって変換されたURLにアクセスすると、引数部分に含まれていた個人識別情報に対応付けてこれまで運営サーバに記憶されていた履歴情報が、引数部分に含まれている履歴情報に更新される。なお、本実施形態では、二次元コードを読み取り終わった遊技者が遊技台をそのまま放置するおそれがあるため、二次元コード発行時点で遊技台が記憶している履歴情報を消去するようにしているが、これに限らず、二次元コード発行後に遊技者の操作に基づき履歴情報を消去するようにしてもよいし、遊技者が履歴情報を消去しない場合には、履歴情報を反映した遊技に戻れるように構成してもよい。
また、「遊技履歴」の項目が実行されると、例えば、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が表示される。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、稼働状況、エラー回数等を表示してもよい。
また、「ミニゲーム」の項目が実行されると、ミニゲームが実行される。ミニゲームの詳細については、後述する。
また、「終了」の項目が実行されると、メニュー画面の表示を終了し、客待ちデモ表示が表示される。
図59(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図59(d)に示すように、カーソルCSLが「二次元コード発行」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図59(e)に示すように、カーソルCSLが「遊技履歴」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図59(f)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図59(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図59(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上部に「本日の運勢占い」というタイトルが表示され、表示領域の中央から左側にかけて4つの宝箱が配置され、表示領域の右側には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字が表示され、その下方には、ボタン画像136aとともに「決定」の文字が表示されており、操作キーユニット137の方向キーを操作してカーソルCSLを移動させて4つの宝箱(BX1,BX2,BX3,BX4)からいずれかを指示し、演出ボタン136を操作することによりカーソルCSLで指示した宝箱を開けることができる旨が報知されている。なお、図59(g)に示されるタイミングでは、カーソルCSLは、左上の宝箱BX1を指示している。このミニゲームは、4つの宝箱から遊技者が選択し、選択した宝箱の中身を報知するものである。宝箱の中身は、運勢を示唆するおみくじ占いの結果(例えば、大吉、中吉、小吉、凶など)となっており、複数種類用意されている。さらに、この演出例では、おみくじ占いの結果とともに、一言アドバイスも付加されている。なお、これらのおみくじ占いの結果や一言アドバイスは、当否判定の結果と関係のない内容となっている。すなわち、当否判定んおけっかを少なくとも示唆するものではないものとなっている。また、各宝箱にいずれの結果を対応付けるかについては、ランダムで決定される。そのため、例えば、同じ宝箱を選択したとしても、ミニゲームの実行毎に中身が変化することとなる。すなわち、宝箱の中身(ミニゲームの結果)は、操作キーユニット137や演出ボタン136といった操作手段の操作状況に応じて変化するということができる。
その後、図59(h)に示すタイミングで、下ボタン137bが操作されると、図59(i)に示すように、カーソルCSLが左下の宝箱BX2を指示する。
そして、図59(i)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図59(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、右上の宝箱BX3及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、左下の宝箱BX2が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図59(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示され、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。すなわち、この演出例では、「小吉」と婆のキャラクタBAが対応付けられており、婆のキャラクタBAを見ることによっておみくじ占いの結果が「小吉」であったことが理解できる場合がある。
その後、図59(l)に示す装飾図柄表示装置208では、「他の結果はこれじゃ」という文字表示が表示され、開放しなかった宝箱の中身が報知されることを予告している。なお、図59(l)に示される文字表示の内容は、出現したキャラクタによって異なっており、例えば、後述する姫のキャラクタHM3が出現した場合は、「他の結果はこれよ」といった文字表示が表示される。
その後、図59(m)に示す装飾図柄表示装置208では、左上の宝箱BX1から姫のキャラクタHM3が登場し、右上の宝箱BX3から番長の顔の画像BCHが登場し、右下の宝箱BX4からパンダの顔の画像PNDが登場する様子が示されている。なお、姫のキャラクタHM3は、大吉に対応するキャラクタであり、番長の顔の画像BCHは、中吉に対応するキャラクタであり、パンダの顔の画像PNDは、凶に対応するキャラクタとなっている。なお、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせは適宜に設定することができ、また、ミニゲームが行われる毎に、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせを変更するようにしてもよい。
ミニゲームの結果として表示される宝箱の中身の他の例としては、例えば、図59(k1)に示すように、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示され、一言アドバイスとして「今日は大漁の予感」の表示が行われ、大量の出玉が獲得できるかもしれないという期待感を与えるようにしたものがある。
また、図59(k2)に示すように、宝箱の中から番長の顔の画像BCHが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「中吉」が表示され、一言アドバイスとして「粘ればなんとかなる日だ」の表示が行われ、時間をかけてじっくりと腰を据えて遊技すればいいことがあるかもしれないという期待感を与えるようにしたものもある。
また、図59(k3)に示すように、宝箱の中からパンダの顔の画像PNDが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「凶」が表示され、一言アドバイスとして「ガウーッ」「のめりこみ危険」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されたものもある。
また、例えば、パチンコ機100の第1副制御部400に接続されたDIPスイッチによる設定内容により出現可能なミニゲームの結果を用意してもよく、例えば、DIPスイッチによって、出現することにより大当りとなることが約束されるプレミア予告の出現率が高められる設定がなされた場合には、図59(k4)に示すように、「今日は大漁の予感」という一言アドバイスの表示を、「今日はプレミア予告が出やすいよ」という表示に変更するようにしてもよい。すなわち、予告の出現率の示唆など、当否判定の結果に関連する演出の説明であって、当否判定の結果に関わらない結果の表示を行う場合があってもよい。これによれば、間接的に当否判定の影響に関わっているかのように遊技者に思わせることができる場合がある。なお、予告の出現率が変更されていない場合でも、図59(k4)に示されるミニゲームの結果が表示されるようにしてもよい。このように、同じキャラクタが出現する場合でも、一言アドバイスなど、キャラクタに付加される表示が変更されてもよい。
また、この演出例において、一言アドバイスに換えて、遊技説明や機種のキャラクタの説明等のチュートリアル表示を行うようにしてもよい。
図60は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図60(A1)〜同図(A6)は、図59(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、図59(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図60(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。なお、図60(A1)〜同図(A4)は、タイトルの表示が異なっていること以外は、図59(g)〜同図(j)と同様であるので、説明を省略する。
図60(A5)は、左下の宝箱BX2が開放された様子が示されている。具体的には、図60(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される。「大吉」が表示されたことにより、ミニゲームのミッションが達成されたため、その旨の「ミッション達成」の表示が行われている。
その後、図60(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の表示に換えて、一言アドバイスとして「今日は絶好調の予感」という表示が行われ、遊技者に出玉獲得の期待感を与えるようにしている。この一言アドバイスも当否判定の結果に関連しない表示ということができる。
図60(B1)〜同図(B6)も、図59(f)に続く演出であって、ミッションを達成できなかった様子が示されている。なお、図60(B1)は、図60(A1)と同様の表示となっている。
そして、図60(B2)に示すタイミングで、右ボタン137dが操作されると、図60(B3)に示すように、カーソルCSLが右上の宝箱BX3を指示する。
そして、図60(B3)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図60(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、左下の宝箱BX2及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、右上の宝箱BX3が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図60(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される。「大吉」が表示されなかったことにより、ミニゲームのミッションが達成されなかったため、その旨の「達成ならず・・・」の表示が行われている。
その後、図60(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、「達成ならず・・・」の表示に換えて、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」という表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。
図61は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図61(a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述した客待ちデモ表示が表示されている。
そして、図61(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図61(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。図61(c)に示されるメニュー画面では、会員登録、カスタマイズ、ミニゲーム、個人データクリア、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン137を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「カスタマイズ」の項目が実行されると、各種設定についてのカスタマイズができる。カスタマイズ可能な設定の詳細については、後述する。
また、「個人データクリア」の項目が実行されると、パチンコ機100から今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が消去される。このとき、誤ってデータクリアされることを防止するために警告画面の表示を経由してもよい。
そして、図61(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図61(d)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示する。そして、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図61(e)に示すように、カスタマイズメニュー画面に移行する。
カスタマイズメニュー画面では、オートボタンモードのオン/オフ、エコモードのオン/オフ、プレミア予告出現率の設定、チュートリアル表示のオン/オフの各種設定が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137qとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを上下方向に移動し、左ボタン137c及び右ボタン137bを操作することで、カーソルCSLに指示された設定の変更を行うことができる。
ここで、「オートボタンモード」は、演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが自動で操作される演出モードである。オートボタンモードがオンに設定されると、オートボタンモードフラグがオン状態とされ、ボタン操作のタイミングを自動で判断し、操作を行う。例えば、演出ボタン136の連打操作を要求する連打操作演出が実行された場合には、適宜のタイミング毎(例えば、200ms毎)にボタン操作が自動で行われるように制御される。なお、この演出例では、「オートボタンモード」がオンに設定された場合には、各種ボタンを操作することなく、各種ボタンが自動で操作されるフルオートに設定するようにしたが、ボタンを長押しすることによりボタンの自動操作が行われる長押しオートに設定可能としてもよい。ここで、長押しオートとは、複数回の操作手段の操作を必要とする演出(ミニゲームを含む)において、操作手段による長押し操作が行われた場合に、連続的に複数回の操作がなされたこととする疑似的な操作のことである。この場合、長押しするために操作手段を操作した場合には、1回目の手動操作が行われたとして取り扱われる。例えば、上述した連打操作演出が実行された場合には、演出ボタン136を長押しすることにより、疑似的に連打操作を行うように制御される。また、フルオートとは、操作手段が操作されていない場合であっても、操作手段の操作を必要とするある演出において操作手段の操作がなされたこととする操作のことである。
また、「エコモード」は、例えば、待機状態が所定期間(例えば、30秒)維持された場合に消費電力を抑える目的で各種ランプ418を消灯する等、1又は複数の駆動装置の駆動を制限あるいは停止するモードである。本実施形態では、エコモードがオンとされた後、エコモードの開始条件が成立すると、各種ランプ418を消灯させ、装飾図柄表示装置208のバックライトの輝度を低下させる等を行う。なお、駆動を制限あるいは停止する対象のデバイスについては、適宜設定することができる。
また、「プレミア予告出現率」は、出現することにより最終的に大当り図柄が確定表示されることが確約される予告の出現率を示しており、「普通」に設定されると、第一の確率でプレミア予告が出現する通常確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われ、「高」に設定されると、第一の確率よりも高い第二の確率でプレミア予告が出現する高確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われるように制御される。
また、「チュートリアル」は、オフに設定されると、上述したチュートリアル表示が行われないように制御される。
図61(f)に示されるように、カーソルCSLが「オートボタンモード」を指示している状態で左ボタン137cが1回操作されると、図61(g)に示すように、「オフ」を指示していた「オートボタンモード」の設定が「オン」に変更される。
そして、図61(g)に示すように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが1回操作されると、「オートボタンモード」の設定が「オン」に確定される。その後、演出ボタン136が1回操作されると、図61(h)に示すように、メニュー画面に移行する。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが操作されず、演出ボタン136が操作された場合には、「オートボタンモード」の設定の結果を反映しないでメニュー画面に移行してもよいし、「オートボタンモード」の設定の結果を反映(確定)した上でメニュー画面に移行するようにしてもよい。
そして、図61(h)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図61(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図61(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図61(j)に示すように、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが表示されるとともに、「番長覚醒ゲーム」というミニゲームの名称が表示され、その下方には、「ボタン連打で服を破れ」というミッションが表示されている。すなわち、このミニゲームでは、演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136を連打し、所定回数の演出ボタン136の操作があったことを条件としてミッションが達成された場合に、番長の服が破ける表示を行ってミッション達成を報知する。
その後、図61(k)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「START」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。この演出例では、上述したように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされてフルオートに設定されているものの、ミニゲームにおいては、フルオートの設定が有効とならず、演出ボタン136の自動操作が行われないように構成されている。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされて長押しオートに設定されている場合において、演出ボタン136が長押しされた場合でも、長押しオートの設定は有効とならず、最初の1回の手動操作された分のみが有効とされ、その後は演出ボタン136の自動操作は行われない。なお、この演出例において、ボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度を、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と異ならせてもよく、例えば、この演出例のように、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度の方が早くてもよいし、遅くてもよい。また、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度とが同じであってもよい。また、この演出例では、ボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様の1種類)よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様、振動している表示態様、回転している表示態様、振動及び回転している表示態様の4種類)の方が大きくてもよいし、少なくてもよいし、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数とが同じであってもよい。
その後、図61(l)〜同図(n)に示すように、演出ボタン136の押下操作が一度もないまま操作有効期間が経過すると、図61(o)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図61(o)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
その後、図61(p)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面に移行する。
なお、この演出例において、ミニゲームの実行に関して遊技者が選択できるような構成としてもよく、例えば、メニュー画面から移行するカスタマイズメニュー画面において、ミニゲームを実行可能とするか否かについて設定することができるようにしてもよいし、実行可能なミニゲームの種類を選択できるようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果としてカスタマイズされた演出が実行されやすいように構成されてもよく、例えば、通常では出現率がきわめて低い演出が実行されるような構成であれば、ミニゲームへの参加意欲を向上させることができる場合がある。
図62及び図63は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図62(A1)〜同図(A6)は、図61(i)に続く演出であって、演出ボタン136を遊技者が連打操作した結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図62(A1)〜同図(A2)は、図61(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図62(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が連打される。
すると、図62(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図62(A3)〜同図(A5)に示すように、操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像の数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図62(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136が連打され、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図62(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図62(B1)〜同図(B6)は、図61(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが有効とされる例を示しており、長押しオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図62(B1)〜同図(B2)は、図61(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図62(B2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図62(B3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。しかしながら、疑似的な連打操作はまだ開始されていない。本実施形態では、長押しオートが有効とされている場合において、1回の押下操作を所望とするところ、疑似的な連打が開始されることによる誤操作を防止するため、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間(例えば、500ms)経過すると疑似的な連打操作が開始されるように構成されている。この場合、長押しが開始された時点における1回の操作は受け付けられる。そのため、図62(A3)に示すタイミングにおける演出ボタン136の操作状態と比較すると、演出ボタン136の操作回数が少なく、また、星のエフェクト画像も図62(A3)に示す装飾図柄表示装置208における表示よりも少なくなっている。すなわち、遊技者による通常の連打操作が行われた場合と、長押しオートによる疑似的な連打操作が行われた場合とで、装飾図柄表示装置208における表示態様の変化の仕方が異なることがある。
演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過して疑似的な連打操作が開始されると、図62(B4)〜同図(B5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図62(B5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136による疑似的な連打操作が行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図62(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図63(C1)〜同図(C7)は、図61(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが無効とされる例を示しており、長押ししたが疑似的な連打操作が行われず、その結果、ミッションが達成されなかった様子が示されている。なお、図62(B1)〜同図(B2)は、図61(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図63(C2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図63(C3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。
しかしながら、この演出例では、長押しオートが無効とされているので、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過しても疑似的な連打操作が開始されない。そのため、図63(C4)に示すように、演出ボタン136の操作回数が増加しないため、星のエフェクト画像が増加しないばかりか、最後に演出ボタン136が操作されてから所定時間(例えば、2秒)が経過すると、表示されていた星のエフェクト画像の数が漸次減少し、図63(C5)に示すタイミングでは、星のエフェクト画像が完全に消去されている。その後、図63(C6)に示すように、操作受付期間が経過すると、図63(C7)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図63(C7)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
図64は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図64は、1つのボタンの1回操作もしくは複数回操作を要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が有効とされるが、操作キーユニット137を用いて選択することを要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が無効とされる例について示されている。
図64(A1)〜同図(A6)は、図61(i)に続く演出であって、演出ボタン136を連打するミニゲームにおいてフルオートが有効とされる例を示しており、フルオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図64(A1)〜同図(A2)は、図61(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図64(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、フルオートが機能し、疑似的な連打操作が開始される。
すると、図64(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の疑似的な操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図64(A3)〜同図(A5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図64(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136の疑似的な操作が継続して行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図64(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図64(B1)は、図59(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、ミニゲームが開始されると、図64(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。このミニゲームは、操作キーユニット137の各ボタンを操作してカーソルCSLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより開放する宝箱を決定するものであり、複数のボタンを操作することによりミニゲームが行われるものであるから、フルオートの機能が無効となっている。そのため、図64(B1)に示す装飾図柄表示装置208が表示された後、いずれかのボタンが操作されない限りは表示状態に何らの変化も生じないようになっている。
一方、このようなミニゲームにおいてもフルオートを機能させるようにしてもよく、例えば、図64(B1´)に示すように、ミニゲームが開始すると、すぐにフルオートが機能して演出ボタン136が疑似的に操作され、図64(B2´)に示すように、左上の宝箱が自動的に選択されてしまうこととなる。すなわち、このように操作キーユニット137の各ボタンで宝箱を選択した上で演出ボタン136で開放する宝箱を決定するようなミニゲームにおいて、フルオートを機能させると、カーソルCSLが最初に指示する宝箱が開放する宝箱として勝手に決定されてしまい、遊技者の操作意図が全く反映されない場合がある。
本実施形態では、待機状態において当否判定の結果にかかわらない結果を導出するミニゲームを行うようにしたが、例えば、RTC(Real Time Clock)により所定の時間となると開始される演出において(待機状態及び図柄変動表示中の少なくともいずれか一方において)実行されるミニゲームにおいて実行するようにしてもよいし、遊技者の暇つぶしを目的とするため、遊技状態に関係なくいつでも実行するようにしてもよい。
図65及び図66は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図65及び図66に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。また、図65及び図66に示される演出例では、大当り遊技の実行中にミニゲームが開始される様子が示されている。なお、大当り遊技の実行中にミニゲームが必ず開始されるようにしてもよいし、開始されない場合があってもよい。
図65(a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されており、大当りとなった様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22、3番目の特図2の保留アイコンh23、4番目の特図2の保留アイコンh24は、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図65(b)では、大当り遊技が開始され1ラウンド目に移行した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、「大当り開始」の表示を行って大当り遊技が開始されたことを報知するとともに、表示領域の右上には、大当り遊技の1ラウンド目であることを示す「1R」の表示と、今回の大当りにおける現在の獲得賞球数を示す「0GET」の表示も行われている。なお、初回の大当りから連荘が終了するまでの総獲得賞球数を表示するようにしてもよい。また、獲得賞球数には、1ラウンドにおける可変入賞口234への入賞球数が所定数(例えば、10個)となって可変入賞口234が閉状態となる間際に入賞(オーバー入賞)した遊技球に基づく賞球数を含めるようにしてもよいし、含めないようにしてもよい。また、図65(b)に示す装飾図柄表示装置208では、子パンダのキャラクタが登場し、コミカルな動作をする演出を行い、遊技者を楽しませることができる場合がある。なお、本実施形態に係るパチンコ機100が右打ち機である場合には、右打ちを指示する右打ち報知を行うようにしてもよい。
図65(c)では、大当り遊技の5ラウンド目が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の5ラウンド目であることを示す「5R」の表示と、獲得賞球数を示す「735GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に49球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図65(c)に示す装飾図柄表示装置208では、「次のラウンドでミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、次のラウンド(6ラウンド目)でミニゲームが開始されることを予告している。
図65(d)は、6ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の6ラウンド目であることを示す「6R」の表示と、獲得賞球数を示す「750GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に50球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図65(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図65(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。なお、大当り遊技の実行中に演出可動体224が動作すると、保留連荘が発生することが確約される。すなわち、大当り遊技中における演出可動体224の動作は、先読み予告の一例ということができる。
その後、図65(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図65(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図65(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。なお、図65(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図65(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図65(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「3」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されなかったことを報知する「残念」の表示が行われる。したがって、この演出例では、演出可動体224が動作することはなく、保留連荘が行われるか否かの報知は行われないこととなる。なお、この演出例において、先読みした結果、保留連荘となる場合には、ミニゲームにおいて必ずミッションが達成し、演出可動体224が動作するようにしてもよいし、ミッションが達成されず、演出可動体224が動作しない場合があってもよい。また、ミッションが達成された場合に演出可動体224が必ず動作するようにしてもよいし、動作しない場合があってもよい。なお、図65(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、大当り遊技が終了すると、図65(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「大当り終了」の表示が行われ、遊技者に大当り遊技が終了したことを報知する。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上には、16ラウンド目であることを示す「16R」の表示と、獲得賞球数が2400個であることを示す「2400GET」とが表示されている。
なお、この演出例のミニゲームでは、演出ボタン136の1回操作により行うものであるが、例えば、図61に示される「番長覚醒ゲーム」が開始され、ミッションが達成された場合に特典を付与(例えば、演出可動体224の動作予告)するようにしてもよい。
次に、図66を参照しながら、大当り遊技の実行中に行われるミニゲームにおいてミッションが達成された場合の様子について説明する。なお、図66(a)〜同図(d)は、図65(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
その後、図66(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。ここで、番長のキャラクタが服が破けた態様で表示されており、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図66(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、この演出例では、ボタン画像136aが回転及び振動している態様で表示されるとともに、演出ボタン136も、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。これにより、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図66(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図66(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目となったことが示されている。なお、図66(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図66(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図66(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「1」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されたことを報知する「やったぜ」の表示が行われる。また、その下方には「腕に注目」の表示が行われ、演出可動体224が動作する可能性があることが予告される。なお、図66(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
図66(j)は、7ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の7ラウンド目であることを示す「7R」の表示と、獲得賞球数を示す「900GET」の表示が行われており、大当りが開始してから可変入賞口234に60球の遊技球が入賞したことに基づく表示が行われている。
その後、図66(k)に示すタイミングで、演出可動体224の前腕部224bが動作し、この前腕部224bが装飾図柄表示装置208にオーバーラップする。これに対応して、装飾図柄表示装置208では、多数の星のエフェクト画像が表示され、演出可動体224の動作が装飾図柄表示装置208における表示に影響を与えるかのような表示が行われている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「915GET」を示しており、可変入賞口234への61球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図66(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「保留連荘確定」の表示が行われ、大当りとなる図柄変動表示が保留されていることが報知される。すなわち、演出可動体224の動作と図66(l)における「保留連荘確定」の表示により先読み予告が行われている。
なお、この演出例において、ミッションの達成により保留連荘確定であることを報知するようにしてもよい。
本実施形態では、以上説明した複数種類のミニゲームのうちの1つまたは複数を組み合わせて実行可能に構成されている。
なお、これまでに説明した実施形態において、メインの演出におけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とミニゲームにおけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とが異なるようにしてもよい。
また、メインの演出の結果やミニゲームの結果は、装飾図柄表示装置208により表示してもよいし、他の表示手段(例えば、ミッション専用の表示装置等)を用いて表示してもよいし、他の演出手段(例えば、演出可動体224や遮蔽装置246等の可動手段、スピーカ120等の音出力手段、各種ランプ418や遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542等の発光手段等の他のデバイス)によって報知するようにしてもよい。
また、上述したミニゲームは、開始から終了まで一の図柄変動表示の実行中において行われるようにしてもよい、複数回の図柄変動表示に跨って実行されるようにしてもよい。
また、上述したミニゲームのように、ミニゲームが開始された場合は、必ず結果が報知される構成であるのが好ましいが、偽の予告として機能させる場合があってもよい。例えば、特図の変動表示の保留数が4つである状態の図柄変動表示では一般的に変動時間が短い場合があり、このような場合のときにミニゲームを開始したように見せかけて結果を報知せず、中断するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技の演出を賑やかすことができる場合がある。
また、上述したミニゲームは、所定の条件が成立した場合に、中断あるいは中止する構成であってもよく、例えば、突然大当り(例えば、リーチ演出を経由せずに大当りの装飾図柄の組合せが表示される変動表示パターン等)が発生したり、RTC演出が開始したり、実行中の演出表示がワイプ等の表示に切り替わったり、扉開放エラーや磁気検知エラー等のエラーが発生した場合にミニゲームを中断するようにしてもよい。例えば、ミニゲームの実行中に突然大当りが発生してミニゲームを中断するようにした場合には、ミニゲームの結果を楽しみにしている期間にいきなり大当りとなって遊技者に意外性と喜びを与えることができる場合がある。RTC演出が開始する場合にミニゲームを中断するようにした場合には、RTC演出による他の遊技台との演出上のリンクを楽しませることができる場合がある。
また、ミニゲームが実行される表示領域が、遊技状態や演出モードやステージによって、位置や大きさが変化する構成であってもよい。
また、上述したミニゲームにおいて要求する操作態様としては、1回操作、連打操作、長押し操作、タイミング操作等、適宜の操作態様を採用することができる。これにより、遊技者の技量や遊技への参加意欲によりミニゲームの結果を変化させることができる場合がある。
また、図柄変動表示中にミニゲームが実行される場合には、リーチとなる前にミニゲームが開始されるようにしてもよい。リーチになると当該図柄変動表示の演出に注目される傾向があるため、リーチ前にミニゲームを開始することで、リーチ前における演出効果を高めることができる場合がある。
また、上述したミニゲームにおけるミッション達成の報酬としては、予告が行われることを予告するものであったが、ミニゲームにおけるミッション達成の報酬が予告あるいは先読み予告である場合があってもよい。例えば、図柄変動表示の実行中において行われるミニゲームの結果として当該変動予告あるいは先読み予告が行われ、大当り遊技の実行中において行われるミニゲームの結果として先読み予告が行われてもよい。
以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
複数種類の演出表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図38(g)〜同図(i)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第二の演出表示は、ミニゲームの演出表示[例えば、図37(m)〜図38(f)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第一の演出表示は、第一の操作促進表示[例えば、図38(g)〜同図(h)に示される振動及び回転しているボタン画像136aと「Push」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第二の演出表示は、第二の操作促進表示[例えば、図37(r)〜図38(b)に示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示と前記第二の操作促進表示は、異なる操作促進表示であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図38(i)に示される強カットイン画像CI1aや図38(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示による予告等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記第二の演出表示は、前記第一の予告に関連する予告(以下、「第二の予告[例えば、図38(f)に示すように、「大吉」の表示によって、激アツ予告が出現する可能性があることの予告報知等]」という。)が導出される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第一の予告に辿り着くために操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、複数種類の演出表示は、第一の演出表示と第二の演出表示のみであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も含んでもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第一の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第一の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第二の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第二の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告のみが導出される場合があるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告以外のものも導出される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告が必ず導出されるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告が導出されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示と前記第二の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図39(c)〜同図(o)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告と第二の予告とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの該第二の予告が実行される構成であり[例えば、図39(g)〜同図(l)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態で演出ボタン136が連打操作されると、ミニゲームの結果が導出される等]、
前記第二の予告が開始された後で前記操作手段の操作があった場合には、該第二の予告に応じた前記第一の予告が実行される構成である[例えば、図39(n)に示すように、ミニゲームの結果が導出された後で演出ボタン136操作されると、同図(o)に示すように、ミニゲームの結果に応じて弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。そのため、ミニゲームに関して積極的に操作手段を操作させることができる場合がある。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合にのみ、第二の予告に応じた第一の予告が実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの少なくとも該第一の予告が実行される構成であり、
前記第二の予告が実行された後で、該第二の予告に応じて実行された前記第一の予告が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告のみが変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告以外の予告も変化する場合があってもよい。また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が必ず変化してもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告が実行された後でのみ、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後以外でも、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第一の演出表示が前記第二の演出表示にオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告の予告であるミニゲーム側の演出表示に注目させ、第一の予告への期待を増大させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時系列的にミニゲーム側を優先させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、将来に起こる可能性がある予告に影響を与える予告の方が優先表示されることで、操作手段が重なってもわかりやすい場合がある。
ここで、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にのみオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示以外の演出表示にもオーバーラップされてもよい。また、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示に必ずオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされてもよいし、第一の状態以外の状態においても、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第二の有効期間[例えば、図41(e)〜同図(g)等に示される、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間等]において前記操作手段が操作された場合に、前記第二の予告が開始される構成であり、
前記第二の演出表示は、第二の有効期間表示[例えば、図41(e)〜同図(g)等に示されるボタン受付時間メーターMT等]を含む演出表示であり、
前記第二の有効期間表示は、前記第二の有効期間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図41(e)〜同図(g)等に示すように、ボタン受付時間メーターMTは、操作受付時間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の有効期間表示を行うことにより、遊技者にミニゲームの結果を早く導出させるようにすることができるため、第一の予告に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告のみが開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告以外の予告も開始される構成であってもよい。また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が必ず開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が開始されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合にのみ、第二の予告が開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合以外の場合にも、第二の予告が開始される構成であってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示のみを含むものであってもよいし、第二の有効期間表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示を必ず含むものであってもよいし、第二の有効期間表示を含まない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図39(o)に示される弱カットイン画像CI1b等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図38(i)に示される強カットイン画像CI1a等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の態様で前記第一の予告が実行される場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第二の演出表示が開始された場合は、該第二の演出表示が開始されない場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが開始されることにより第一の予告に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様で実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様で必ず実行するものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で実行しない場合がってもよい。
また、第一の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示しいないように構成されてもよいし、第二の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。
また、第二の演出表示が開始されない場合は、第二の態様で第一の予告が実行されないように構成されてもよいし、第二の演出表示が開始された場合は、第二の態様で第一の予告が必ず実行されるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図43(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第四の態様[例えば、図42(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の予告が前記第四の態様で実行された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されており、
前記第一の予告が前記第二の態様[例えば、図42(n)に示される「ミッション達成」の表示等]で実行された場合に、前記第二の予告が前記第四の態様で実行されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告で第二の態様となることで、最終的に大当り図柄が確定表示されることとなるので、第二の予告に対する導出結果の期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第二の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第三の態様と第四の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様で必ず実行するものであってもよいし、第三の態様と第四の態様で実行しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンを表示可能に構成されており、
前記第一の予告は、前記保留アイコンの表示態様が変化することにより行われる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 装飾図柄変動表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図51(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図51(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、ある表示領域[例えば、図51(a)に示される多機能表示領域MF1等]を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記ある表示領域を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームと前記第二のミニゲームは、異なるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、ミニゲームの表示領域が「ある表示領域」に固定されるため、遊技者が理解しやすい場合がある。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、1つの表示手段により構成されるものであってもよいし、2以上の表示手段により構成されるものであってもよい。また、2以上の表示手段により構成されるものにあっては、一部の表示手段においてのみ装飾図柄変動表示が行われるものであってもよいし、全部の表示手段において装飾図柄変動表示が行われるものであってもよい。
また、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のゲームも実行可能に構成されてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームと第二のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲーム以外のミニゲームも実行可能に構成されてもよい。また、第一のミニゲームと第二のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図51(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの青色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第一の結果[例えば、図51(k)に示す「1UP確定」の表示等]」という。)を導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一の結果[例えば、図51(k´)に示す「1UP確定」の表示等]を導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームのバリエーションを楽しませつつ、予告等の関係は分かりやすくすることができる場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図52(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの赤色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一の予告が行われた場合よりも前記第二の予告が行われた場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一のミニゲームは、前記第二の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第二の結果[例えば、図52(k)に示す「3UP確定」の表示等]」という。)も導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第二の結果[例えば、図52(k´)に示す「3UP確定」の表示等]も導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームにより第二の予告が行われることを示唆する結果が導出されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、予告手段は、第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図51(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図51(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類が異なっても同じ予告が行われる場合があるので、遊技者にいろいろな期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図51(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図51(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームは、第二のキャラクタ[例えば、図55(A1)に示すサボハニのキャラクタSBH等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、第三のキャラクタ[例えば、図55(B1)に示す姫のキャラクタHM2等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第二のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第二のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第三のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、各ミニゲームにおいても登場するキャラクタの種類によって第二の結果への期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第二のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第二のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第三のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第三のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
なお、第三のキャラクタと第四のキャラクタは、同じキャラクタであってもよいし、異なるキャラクタであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第二のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第三のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図53(A1)〜同図(A6)に示す婆モード等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図53(B1)〜同図(B6)に示す姫モード等]であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図53(A1)〜同図(A6)に示すように、婆モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第二の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図53(B1)〜同図(B6)に示すように、姫モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第一の演出表示と前記第二の演出表示は、異なる演出表示であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の演出表示の表示中よりも前記第一の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の演出表示の表示中よりも前記第二の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、メインで行われる演出とミニゲームとを関連付けることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第一の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第二の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態(潜伏確変を含む、以下同じ)、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよいし、第二の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第一のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の遊技状態である場合よりも前記第一の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームであり[例えば、図56(A1)〜同図(A6)に示すように、通常遊技状態では確変状態よりもサイコロゲームが実行されやすい等]、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の遊技状態である場合よりも前記第二の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームである[例えば、図56(B1)〜同図(B6)に示すように、確変状態では通常遊技状態よりもおみくじゲームが実行されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態とミニゲームの種類とを関連付けることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
『 前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]と前記第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、『 前記第一の遊技状態は、非電サポ状態[例えば、普図低確率状態等]であり、
前記第二の遊技状態は、電サポ状態[例えば、普図高確率状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、非電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、『 前記ある表示領域[例えば、図51(a)に示される多機能表示領域MF1等]において前記複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合に該ある表示領域において非ミニゲーム演出表示[例えば、図51(c)に示される「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」というチュートリアル表示や、同図(f)に示される「吉宗は8代将軍」というチュートリアル表示等]が表示される場合があり、
前記非ミニゲーム演出表示は、前記複数種類のミニゲームとは別の演出表示であり、
前記ある表示領域において前記複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の前記非ミニゲーム演出表示が消去される[例えば、図51(f)〜同図(g)に示されるように、「吉宗は8代将軍」が表示されているときにミニゲームが開始されると「吉宗は8代将軍」の表示が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、通常時からある表示領域を用いて非ミニゲーム演出表示を行うことができるので、遊技者が注目しやすい場合がある。
ここで、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域においてのみ非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域以外の領域においても非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において必ず非ミニゲーム演出表示が表示されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にのみある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合以外の場合にもある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示のみが消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示以外の表示も消去されてもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が必ず消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合にのみ表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合以外の場合にも表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよい。
また、ここで、非ミニゲーム演出表示に適用可能な表示としては、チュートリアル表示や、オリジナルモードのパラメータの表示(LV表示等)や、RTC開始までの残時間の表示等、適宜の表示が採用可能である。
また、『 前記ある表示領域は、枠[例えば、図37(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1の外枠や、図41(a)に示される多機能表示領域MF1の外枠等]により区画されている領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、枠のみにより区画されているものであってもよいし、枠以外のものによっても区画されているものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、予め定められた位置に形成された領域である[例えば、図51(a)に示すように、多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、予め定められた位置にのみ形成されたものであってもよいし、予め定められた位置以外の位置にも形成されたものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記第一のミニゲームの開始に関連して拡張する領域であり[例えば、図57(A2)に示すように、多機能表示領域MF1は、サイコロゲームの開始に関連して拡張表示されている等]、
前記ある表示領域は、前記第二のミニゲームの開始に関連して拡張する領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ある表示領域が拡張表示することにより遊技者をミニゲームに注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよいし、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記表示手段の表示領域に形成された領域である[例えば、図51(a)に示される多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域上に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾図柄変動表示が実行される表示手段においてミニゲームが実行されるので、ミニゲームに対してより注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、『 前記表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]とは別の表示手段(以下、「第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M等]」という。)を備え、
前記ある表示領域は、前記第二の表示手段の表示領域に形成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、第二の表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、第二の表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、以上の記載では、
『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
ミニゲームの表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図41(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図41(i)に示される強カットイン画像CI1aの表示等]であり、
前記第一の予告が行われる場合よりも前記第二の予告が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記ミニゲームは、複数の結果を導出可能なゲームであり、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図41(h´)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図41(h)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第一の結果が導出された場合よりも前記第二の結果が導出された場合の方が前記第二の予告が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、予告手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、予告手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第二の結果を導出させようと遊技者がミニゲームに参加(注目)する場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示をかならず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告と第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告と第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告と第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告と第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告が行われる場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の予告が行われる場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、該ミニゲームの導出結果が前記第二の結果となることで前記第二の予告が行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されている[例えば、図41(c)に示されるように、ミニゲームが開始される際に、ミニゲーム表示領域MN1に「大吉で強カットイン発生」の表示が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有利な予告の発生に向けてミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
また、いわゆるミッションの演出をミニゲームに取り入れたことで、遊技者の達成感が得られる場面を増加させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告のみが行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告以外の予告も行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が必ず行われることが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われないことが少なくとも示唆される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
なお、示唆の態様は、例えば、「〜に成功したら・・・」や、「〜を出せ」や、「〜が停止したら・・・」等、少なくともミッション達成の効果が示唆されるような態様であれば、いずれの態様であっても適用することができる。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図42(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出等]であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図42(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出は、装飾図柄の変動表示中に行われている等]、
前記第一の演出表示は、複数の演出結果を導出可能な演出表示であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第一の演出結果[例えば、図43(n)に示される「ミッション失敗」の表示等]であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第二の演出結果[例えば、図42(n)に示される「ミッション達成」の表示等]であり、
前記第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、該第一の演出表示の演出結果が前記第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが少なくとも示唆されるように構成されており[例えば、図42(c)に示すように、ミッションの演出が開始されると、「カットインを出せ」「出れば大当り」というミッションの内容が表示される等]、
前記ミニゲームにおいて前記第二の結果[例えば、図41(h)に示される「大吉」の表示等]が導出された場合よりも前記第一の演出表示において前記第二の演出結果[例えば、図42(n)に示される「ミッション達成」の表示等]が導出された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲーム以外にもいわゆるミッション演出を取り入れたことで遊技者の達成感が得られる場面を増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミッションの結果に差を設けることによってミッション演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、メインの演出のミッションとミニゲームのミッションの差を明確にできる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、複数の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数の演出結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、複数の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、複数の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果以外の演出結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、第一の演出表示の演出結果が第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合に、最終的に大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミッション演出の切り分けを明確にできる場合がある。
ここで、第二の演出結果が導出された場合にのみ、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、第二の演出結果が導出された場合以外の場合にも、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームと前記第一の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図42(g)〜同図(l)に示すように、ミッションの演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果と第一の演出表示の結果とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示よりも前記ミニゲームの方が先に開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームと第一の演出表示で関連性があることを遊技者によりわかりやすく認識させることができる場合がある。
また、『 遊技者に操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136や操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作された場合は、該ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図42(g)〜同図(l)や、図43(g)〜同図(l)に示すように、ミニゲームにおいて演出ボタン136が連打操作されると「大吉」や「小吉」が導出される等]、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作されなかった場合は、該ミニゲームの結果が導出されないように構成されており、
前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第二の予告[例えば、図42(m)に示す強カットイン画像CI1a等]よりも前記第一の予告[例えば、図43(m)に示す弱カットイン画像CI1b等]の方が行われやすく、
前記ミニゲームの結果が導出された場合は、前記第一の予告よりも前記第二の予告の方が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、必ずミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、ミニゲームの結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、必ずミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、ミニゲームの結果が導出される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合に、必ず第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出sれなかった場合に、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第二の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合にのみ、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合以外の場合にも、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出された場合に、必ず第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合に、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすくないように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合は、第一の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合は、第二の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告が行われる予定であった場合(以下、「第一の場合」という。)であっても、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は前記第一の予告が行われる[例えば、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されているにもかかわらずミニゲームの結果が導出されなかった場合は、図44(m)に示すように、強カットイン画像CI1aではなく、弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告は当否判定に影響するものではないので、予定と異なる予告が発生した場合でも当否判定の結果には影響がないく、強制的に予定されている予告を行う必要がない。そのため、よりよい予告を出現させるためにミニゲームに参加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも第一の予告が行われるように構成されてもよい。また、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は必ず第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は第一の予告が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを楽しみながら保留アイコンの表示態様の変化に期待させることができる場合がある。例えば、ボタン保留アイコンが表示されて操作手段の操作によりその表示態様が変化する演出が行われる従来の演出のみでは単調であったが、この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様が変化した後、さらに変化する場合があるので、保留アイコンの変化表示における期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化し、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、該ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に該第一の保留アイコンから該第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様の変化のタイミングをミニゲームの参加状況によって変化させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、最終的にはミニゲームに参加しなかった場合でも予告と信頼度の関係を保持することができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記操作手段の操作状況に応じて前記ミニゲームの導出結果が異なる場合がある[例えば、図42(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数が条件を満たした場合には、「大吉」が導出されるが、図44(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136の操作回数が条件を満たさなかった場合には、「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段の操作を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果のみが異なる場合があってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果以外のものも異なる場合があってもよい。また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が必ず異なってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が異ならない場合があってもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて、前記操作手段が操作された場合と該操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合がある[例えば、図43(i)〜同図(l)に示すように、「中吉」が導出されるように予め決定されている場合には、演出ボタン136を連打操作しても、操作しなくても「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果以外の結果も導出される場合があってもよい。ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいてのみ、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよいし、ミニゲーム以外においても、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]と第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]とを含んで構成された手段であり、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段は、別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみを含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まないで構成されたものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図59(g)〜同図(m)に示されるミニゲームや、図61(j)〜同図(o)に示されるミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームは、複数種類の結果を導出可能なゲームであり、
前記操作手段が操作されることで前記ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図59(g)〜同図(k)に示すように、操作キーユニット137で宝箱を選択し、演出ボタン136で選択した宝箱を決定すると、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図62(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作すると、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われる等]、
前記操作手段の操作状況に応じて前記複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されるように構成されており[例えば、図60(A1)〜同図(A6)に示すように、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示されるが、図60(B1)〜同図(B6)に示すように、操作キーユニット137により右上の宝箱BX3を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図62(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数の条件を満たした場合は、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示されて、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われ、演出ボタン136を連打操作したが、操作回数の条件を満たさなかった場合は、図63(C7)に示すように、番長のキャラクタの着ている服は破けないで「番長覚醒ゲーム」が終了する等]、
前記複数種類の結果のうちの一つは、第三の結果[例えば、図59(k)に示される、婆のキャラクタBAと「小吉」の表示や、図63(C7)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けない表示等]であり、
前記第三の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、純粋な遊技以外に遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、複数種類の結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数種類の結果以外のものも導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、複数種類の結果を必ず導出するものであってもよいし、複数種類の結果を導出しない場合があってもよい。
また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果のみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つのみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つ以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第三の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第三の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
また、『 前記ミニゲームは、前記複数種類の結果のうちのある結果を導出するためのゲームであり[例えば、図60(A1)〜同図(A6)に示されるミニゲームは、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとしている等]、
前記操作手段の操作状況によって前記ある結果が導出可能に構成されている[例えば、図60(A1)〜同図(A6)に示す場合では、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームに対する操作手段の操作に集中させることができる場合がある。
ここで、ある結果は、1つのみであってもよいし、2つ以上であってもよい。
また、操作手段の操作状況によってある結果のみが導出可能に構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果以外の結果も導出可能に構成されてもよい。また、操作手段の操作状況によってある結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を実行可能な装飾図柄表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記ミニゲームは、第一の期間[例えば、特図の変動表示が行われていない待機状態(客待ちデモ表示が表示されている状態を含む)の期間等]に開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があるゲームであり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示の開始が保留されていない期間[例えば、特図1及び特図2のいずれの保留も0である期間等]であり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示が実行されていない期間[例えば、装飾図柄た停止表示されている期間等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の期間にミニゲームで楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームで操作手段の操作を促すことにより本来の遊技中にも操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第一の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第一の期間に開始されない場合があってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示の開始のみが保留されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示の開始以外にも開始が保留されていないものがある期間であってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示のみが実行されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示以外のもの(例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214等)も実行されていないものがある期間であってもよい。
また、『 前記操作手段のオート操作[例えば、長押しオート、フルオート等]が実行可能に構成されており、
前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記オート操作が実行不能となるように構成されている[例えば、図61(g)及び同図(j)〜同図(o)に示すように、オートボタンモードがオンに設定されても、番長覚醒ゲームでは、演出ボタン136の自動操作が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の場合においては、当否判定に関係のないミニゲームであるので、オート操作を実行不能にし、遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段のオート操作のみが実行可能に構成されてもよいし、操作手段のオート操作以外の操作も実行可能に構成されてもよい。また、操作手段のオート操作が必ず実行されるように構成されてもよいし、操作手段のオート操作が実行されない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作のみが実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作以外の操作も実行不能となるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作が必ず実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作が実行不能とならない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合でのみ、オート操作が実行不能となるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合でも、オート操作が実行不能となるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、第二の期間に開始される場合(以下、「第二の場合」という。)もあるゲームであり[例えば、図162(d)〜同図(l)に示されるミニゲームや、図37(m)〜図38(f)に示されるミニゲームや、図51(g)〜同図(k)に示されるミニゲームは装飾図柄の変動表示中に開始されており、図66(e)〜同図(i)に示されるミニゲームは大当り遊技の実行中に開始されている等]、
前記第二の期間は、前記第一の期間とは重ならない期間であり、
前記第二の期間は、前記装飾図柄変動表示の実行中と大当り遊技の実行中のうち少なくともいずれか一方を含む期間であり、
前記第二の場合よりも前記第一の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第三の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技中にもミニゲームで楽しませることができる場合がある。
ここで、ミニゲームは、第二の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第二の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第二の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第二の期間に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が導出されないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合と前記第二の場合とで開始される前記ミニゲームの種類が異なるように構成されている[例えば、図59(g)〜(m)に示される本日の運勢占いや図61(j)〜同図(o)に示される番長覚醒ゲームは、待機状態において開始されるミニゲームであり、図51(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲームや図51(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲームは、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類により予告か単なる遊戯かを識別容易な場合がある。
ここで、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類のみが異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類以外にも異なるものがあるように構成されてもよい。また、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が必ず異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が異ならない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の有効期間表示[例えば、図61(k)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の有効期間表示[例えば、図42(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第一の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図61(k)〜同図(n)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第二の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図42(i)〜同図(k)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第一の有効期間表示と前記第二の有効期間表示とで、表示態様の変化する速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有効期間表示を見ることでミニゲームの種類を区別することができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示のいずれか一方が表示されないものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよいし、第二の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで、異なる表示態様であってもよいし、同じ表示態様であってもよい。また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで大きさが同じであってもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の操作促進表示[例えば、図61(l)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の操作促進表示[例えば、図42(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示は、第一の数[例えば、1つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第二の操作促進表示は、第二の数[例えば、2つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様と振動及び回転している表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第一の数と前記第二の数では、前記第二の数の方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、操作促進表示の表示パターンのバリエーションにより大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第一の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第一の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第二の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第二の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第一の数は、1であってもよいし、2以上の数であってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、第一の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とで、大きさが同じであってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、表示態様が異なってもよいし、少なくとも一部の表示態様が同じであってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図43(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図43(l)に示される「小吉」の表示は、同図(m)に示される弱カットイン画像CI1bの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第一の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果のみを少なくとも示唆するものであってもよいし、当否判定の結果以外のものも少なくとも示唆するものであってもよい。また、第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆を必ずするものであってもよいし、当否判定の結果を少なくとも示唆しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果を示唆するものであってもよいし、当否判定の結果を報知するものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が導出されないようにしてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が必ず導出されるようにしてもよい。
また、『 前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、予告又は先読み予告であり[例えば、図46(a)〜同図(f)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に行われるミニゲームでは、宝箱から主人公の殿様のキャラクタYSMが出現することにより予告あるいは先読み予告が行われる等]、
前記大当り遊技の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを予告としても機能させることができる場合がある。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図39(c)〜同図(o)に示すボタン操作演出等]であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図39(o)に示す弱カットイン画像CI1bの表示等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果として、前記第一の予告に関連する予告が実行される場合がある[例えば、図39(c)〜同図(l)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームにおいて導出される「中吉」の表示は、弱カットイン画像CI1bの表示を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第一の結果に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告のみが実行される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が必ず実行されてもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図42(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図42(l)に示される「大吉」の表示は、同図(m)に示される強カットイン画像CI1aの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出されやすく、
前記ミニゲームの結果として前記第一の結果が導出されるよりも前記第二の結果が導出された方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の結果は、第一の結果と第二の結果のみであってもよいし、第一の結果と第二の結果以外の結果も含んでもよい。
また、第二の結果は、当否判定の結果を示唆する結果であってもよいし、当否判定の結果を事前報知する結果であってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が導出しないように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が必ず導出するように構成されてもよい。
また、第一の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の結果が導出された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記第三の結果[例えば、図59(k)、同図(k1)〜同図(k4)に示すミニゲームの結果等]のみを導出するゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第四の結果[例えば、図59(k1)に示される、姫のキャラクタHM3と「大吉」の表示や、図62(A6)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けた態様の表示等]であり、
前記第四の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果にバリエーションを持たせることができる場合がある。
また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果と第四の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果と第四の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第四の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図67〜図120を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図67〜図120は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図67〜図120では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図67〜図120では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図67は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図68は、図67に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図67(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図67(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図67に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図67(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図67に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図67(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図67(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図67(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
図67(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図67(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図67(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示され、その後、図67(7)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。
図67(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示された後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。その後、図67(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図67(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図67(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図67(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図67(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われている様子が示されている。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。なお、本実施形態では、大当りの信頼度に応じてサボハニ群予告を複数種類設けており、サボハニのキャラクタSBHNが第二の数である強サボハニ群予告と、サボハニのキャラクタSBHNが第一の数(第二の数よりも少ない数)である弱サボハニ群予告とが実行される場合がある。図67(13)に示すサボハニ群予告は、強サボハニ群予告である。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図67(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図67(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図67(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出において、ボタン受付時間メータを表示して操作有効期間を報知するようにしてもよい。
その後、図67(17)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図67(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が装飾されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。
図67(18)に続く図68(19)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図68(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図68(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図69は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図70は、図69に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図69(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図69(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態におけるタイマ予告表示TM1では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図69(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図69(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図69(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図69(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図69(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図69(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図69(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図69(8)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図69(8)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図69(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図69(10)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。その後、図69(11)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図69(11)〜同図(18)に示す演出は、図67(10)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。
図69(18)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図69(18)に続く図70(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、強カットイン画像CI1aが表示された場合には、必ず大当りとなるように(最終的に大当り図柄が確定表示するように)してもよい。
その後、図70(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図70(21)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図70(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されてもハズレとなる場合があるように構成されている。
図71は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図71(1)〜同図(4)は、図69(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図71(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(疑似連)が行われなかった様子が示されているということができる。本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合よりも真のタイマ予告演出が行われた方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合でも大当りとなる場合があるように構成されている。
図71(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。
図71(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
その後、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成されると、図71(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、この演出例では、タイマ予告演出による疑似連の予告は偽の予告であったが、リーチに移行したことにより、リーチの予告として機能しているということができる場合がある。
その後、図71(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図71(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図71(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図71(11)〜同図(17)に示す演出は、図67(15)〜図68(21)と同様であるので、説明を省略する。
図72は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図72(1)〜同図(6)は、図69(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図72(6)に示すように、右図柄に「装飾6」が停止表示された後、図72(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。このように、疑似連図柄が停止表示するタイミングでタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了する場合があってもよい。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してからタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると同時に中図柄が停止表示してもよい。
その後、図72(8)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1が消去された後で「継続」の文字が表示されてもよいし、「継続」の文字が表示された後でタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去されるタイミングと「継続」の文字が表示されるタイミングとが同じであってもよい。
その後、図72(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
ここで、図72(7a)〜同図(9a)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するまで、タイマ予告表示TM1を消去しないで表示を維持するようにしてもよい。
また、図72(9b)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「済」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。
また、図72(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「疑似連」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。このとき、例えば、図72(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOを表示することにより、或る演出としての疑似連が開始されたことを演出するようにしてもよい。
図73は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図73(1)〜同図(3)は、図69(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図73(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「04:25」となっている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍には、「リーチかも」の文字が表示され、リーチが発生する可能性があることが示唆されている。
図73(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図73(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図73(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図73(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図73(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図73(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。
その後、図73(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図73(9)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。その後、図73(10)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図73(10)〜同図(17)に示す演出は、図69(15)〜図70(22)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合でもハズレとなる場合があるように構成されている。
図74は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図74(1)〜同図(8)は、図73(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図74(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となっても、図74(9)に示すように、何らの予告も行われない例について示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強サボハニ群予告が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となっても或る演出(強サボハニ群予告)が行われなかった様子が示されているということができる。
図74(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図74(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図74(11)〜同図(17)に示す演出は、図73(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出が開始されなくても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図75は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図75(1)〜同図(8)は、図73(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図75(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図75(9)に示すように、弱サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出とは異なる予告(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となると或る演出(強サボハニ群予告)とは別の演出(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図75(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図75(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図75(11)〜同図(17)に示す演出は、図73(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例でも、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出とは異なる演出が開始されても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図76は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図77は、図76に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図76(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図76(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1Aがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、デフォルトの表示態様よりも偽のタイマ予告である可能性が低いことを示す、高信頼度表示態様である。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合には、カウントダウンの結果として行われる或る演出が必ず実行されるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合は、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示された場合よりも大当りの信頼度が高くなるように(大当り図柄が確定表示されやすいように)してもよい。タイマ予告表示TM1Aには、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図76(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「00:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図76(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。
すると、図76(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図76(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「先アツ」の文字表示が行われてもよいし、「先アツ」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「先アツ」の文字表示が行われてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図76(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図76(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図76(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図76(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図76(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
その後、図76(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図76(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
図76(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが表示されて、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、高信頼度表示態様である。タイマ予告表示TM1Aには、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、カウントダウンが開始される際に表示されるタイマ表示の時間が「20:00」と長い時間となっており、短い時間が表示された場合よりも大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることも示唆されている。タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンはその後開始される。
図76(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図76(16)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図76(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図76(17)に示すタイミングでは、「16:75」が表示されている。
その後、図76(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図76(18)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図76(18)に続く図77(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図77(19)に示すタイミングでは、「15:70」が表示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aが強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNによってオーバーラップされている様子が示されている。また、図77(19)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aに加え、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に2つ目のタイマ予告表示TM1が表示開始されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出において複数のタイマ予告表示が行われている例が示されている。新たに表示されたタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、このタイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、後から表示されたタイマ予告表示TM1の方が先に表示されたタイマ予告表示TM1Aよりも短い時間となっており、後から表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの方が、先に開始されたタイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンよりも先に完了するようになっている。すなわち、後に表示開始されたタイマ予告表示TM1の方が先に消化されるということができる。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンはその後開始される。
図77(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図77(20)に示すタイミングでは、「14:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図77(20)に示すタイミングでは、「4:25」が表示されている。
続いて、図77(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図77(21)に示すタイミングでは、「10:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図77(20)に示すタイミングでは、「1:25」が表示されている。
図77(22)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このように、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aよりも先に消化される様子が示されている。なお、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出のカウントダウンの結果行われる或る演出が、ボタン予告演出の開始自体ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136の操作が行われた結果開始される予告演出とされており、この演出例では、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告するものであるが、ボタン予告演出の発生自体を予告するものであってもよい。
その後、図77(23)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図77(24)に示すように、弱カットイン画像CI1bが表示される。一方、すでにカウントダウンが完了したタイマ予告表示TM1は、演出ボタン136が操作されてカットイン画像が表示されるまで、「0:00」の表示を継続している。なお、カウントダウンが完了し、「0:00」が表示されてボタン予告演出が開始すると消去されてもよい。この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強カットイン画像CI1aの表示が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されているということができる。あるいは、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは異なる演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「0:00」となると或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは別の演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図77(25)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1が消去された様子が示されている。なお、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図77(25)に示すタイミングでは、「5:10」が表示されている。
図77(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図77(26)に示すタイミングでは、「3:77」が表示されている。
図77(27)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動する様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図77(27)に示すタイミングでは、「2:50」が表示されている。
図77(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。一方で、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図77(28)に示すタイミングでは、「1:50」が表示されている。
図77(29)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の揺れ変動が継続している間にタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図77(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが消去され、「復活だ」の文字とともに服が破けた番長のキャラクタBC3が登場し、ナビキャラクタYMの近傍にはエクスクラメーションマークが表示されて番長のキャラクタの突然の登場に驚いている様子が示されている。そして、「装飾5」の装飾図柄が3つ表示され、「装飾5」が3つ揃って大当りとなることが報知される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として大当りとなることを報知する復活演出が行われている例が示されている。
その後、図77(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図77(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0と「やったぜ」の文字の表示も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合において、タイマ表示に最初に表示する時間を「3:00」や「20:00」などとしたが、例えば、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合や特別表示態様で表示する場合には、タイマ表示に最初に表示する時間を、タイマ予告表示をデフォルトの表示態様で表示する場合のタイマ表示に最初に表示する時間(第一の時間)よりも長い時間(第二の時間)とするように構成されてもよい。これにより、タイマ予告表示の表示態様により、実行される或る予告表示に期待感を持たせることができるようになる場合がある。
図78は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図78(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図78(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図78(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。一方、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「03:00」のままとなっている。
その後、図78(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、保留アイコンの表示態様が変化する予告が偽(ガセ)である偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始される前にタイマ予告表示TM1が消去されて、或る演出(保留アイコンの表示態様の変化演出)が行われない様子が示されているということができる。
図78(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われないことが報知される。
図78(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図78(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図78(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図78(10)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図78(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図79は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図80は、図79に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図81は、図80に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図79(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図79(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rはいずれもデフォルトの表示態様である。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、タイマ表示として「45:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから45秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと45秒が経過したときの両方で或る予告演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出と45秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があることを示唆している。なお、この番長の顔のアイコンBCHOが付加されることにより、大当りの信頼度がアップしていることを報知するものであってもよい。なお、タイマ予告表示に付加されるアイコンが複数種類用意されており、付加されたアイコンの種類によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよいし、行われる可能性がある或る予告演出の種類が異なるようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図79(4)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「44:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図79(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(5)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「44:00」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図79(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(6)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「43:75」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図79(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(7)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「39:00」が表示されている。
すると、図79(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(8)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「38:67」が表示されている。
その後、図79(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lに係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが報知される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として疑似連が行われることが予告される。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタHMEは、疑似連の予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)ということができる。また、このとき、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示が加算されており、「41:67」が表示され、カウントダウンが継続している。一方、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:67」が表示され、こちらもカウントダウンが継続している。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示の加算が行われなくてもよい。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「0:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
その後、ミニゲームが終了し、図79(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの上方に「演出準備中」の文字が表示され、疑似連が行われることが予告報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍においても、「疑似連」の文字が表示され、こちらでも疑似連が行われることの予告報知がなされている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(10)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:33」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:33」が表示されている。
図79(11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出におけるカウントダウンが継続している様子が示されている。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、姫のキャラクタHMEが付加された態様で表示され、すなわち、疑似連の予告アイテムが表示されることにより、疑似連が行われることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。このように、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(11)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:00」が表示されている。
その後、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるカウントダウンが継続して行われ、図79(12)に示すタイミングで、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図79(12)に示すタイミングでは、「40:00」が表示されている。
その後、図79(13)に示すように、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが消去され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。ここで、タイマ予告表示TM1Lが消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でタイマ予告表示TM1Lが消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1Lが消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部では、姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われたことがアイコンの表示により報知されている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図79(13)に示すタイミングでは、「39:50」が表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図79(14)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方左側に新たなタイマ予告表示TM1Nが表示開始され、新たなタイマ予告演出が開始された様子が示されている。この新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nの表示態様はデフォルトの表示態様とされており、例えば、フレームインアニメにより表示画面の左側からフレームインする。このタイマ予告表示TM1Nには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nは、先にカウントダウンが開始された右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも後にカウントダウンが開始されるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも早くカウントダウンが完了することとなる。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図79(14)に示すタイミングでは、「38:15」が表示されている。
図79(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1N,TM1Rのそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図79(15)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「37:40」が表示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図79(16)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、上述したのと同様に、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(16)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「37:15」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図79(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(17)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「36:90」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図79(18)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図79(18)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「32:15」が表示されている。
すると、図79(18)に続く図80(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図80(19)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「31:82」が表示されている。
その後、図80(20)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nに係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図80(20)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「1:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「29:82」が表示されている。
図80(21)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおいて消失アニメが開始され、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図80(21)に示すタイミングでは、「29:49」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「×2」の表示が行われ、疑似連による装飾図柄の変動表示の回数が2回であることが報知されている。なお、姫のキャラクタHMEが表示されている場合には、「×2」の表示が行われなくてもよい。
図80(22)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図80(22)に示すタイミングでは、「27:00」が表示されている。
図80(23)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾5」が停止表示されてリーチ状態が形成され、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われて、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図80(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Rの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動している。そして、タイマ予告表示TM1Rの少なくとも一部が強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了する前に強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。また、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、強サボハニ群予告が開始した後でタイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図80(24)に示すタイミングでは、「25:25」が表示されている。
図80(25)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図80(25)に示すタイミングでは、「24:00」が表示されている。
図80(26)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面が暗転し、稲妻が横切るブラックアウト演出が行われている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図80(26)に示すタイミングでは、「21:70」が表示されている。
ブラックアウト演出が終了すると、図80(27)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告表示TM1Rに付加されていた番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに移動し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示に付加されていた番長の顔のアイコンBCHOの表示は、あみだくじによるミニゲームが開始されることの予告表示ということができる。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図80(27)に示すタイミングでは、「21:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図80(28)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図80(28)に示すタイミングでは、「18:70」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図80(29)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図80(29)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図80(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図80(30)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図80(31)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、「強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図80(31)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図80(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図80(32)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図80(33)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RAに係るタイマ予告演出は、このボタン演出に関するタイマ予告演出であって、ボタン演出の結果、強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。この「0:00」となったタイマ予告表示TM1RAは、演出ボタン136が操作されて強カットイン画像CI1aが表示されるまで表示が維持されるが、カウントダウンが完了した後、強カットイン画像CI1aが表示される前に消去されてもよい。
図80(34)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図80(35)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。その後、タイマ予告表示TM1RAが消去される。
その後、図80(36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図80(36)に続く図81(37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図81(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて大当り図柄が確定表示される様子が示されているが、ハズレとなる場合もあるように構成されている。
図82は、図80(24)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図82(25a)〜同図(28a)は、図80(25)〜同図(28)と同様であるが、この演出例では、図82(26a)におけるブラックアウト演出において、カウントダウン表示中のタイマ予告表示TM1Rが一旦非表示とされる点で異なっている。
遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図82(29a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。この演出例では、このとき、あみだフィールドの3つの終着点に3つのアイコンがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点にはミニゲームに失敗した旨を示すパンダのアイコンが表示され、中央の終着点にはミニゲームに成功した旨を示す番長のアイコンが表示され、右側の終着点にはミニゲームに大成功した旨を示すサボハニのアイコンが表示されている。なお、パンダのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がパンダのアイコンであってもよい。また、番長のアイコンが1つもない場合があってもいし、2つであってもよいし、全部が番長のアイコンであってもよい。また、サボハニのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がサボハニのアイコンであってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図82(29a)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図82(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図82(30a)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図82(31a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOがサボハニのアイコンが表示されている右側の終着点に到達するとともに、「最強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに大成功し、後述する最強カットイン画像CI1vが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図82(31a)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図82(32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。さらに、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方に、サボハニのキャラクタとともに「最強カットイン準備中」の文字が表示されており、最強カットイン画像CI1vが表示されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図82(32a)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図82(33a)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、図82(34a)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図82(35a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、最強カットイン画像CI1vが表示される。このとき、サボハニのキャラクタと「最強カットイン準備中」の文字の表示は消去されている。最強カットイン画像CI1vは、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含み、さらにその周囲に多数のサボハニのキャラクタで囲まれている表示態様のカットイン画像である。この最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、大当り確定とされてもよい。この演出例では、タイマ予告表示TM1RAにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示よりも有利な予告演出である最強カットイン画像CI1vの表示が行われている様子が示されている。ここで、最強カットイン画像CI1vは、或る予告演出として表示されるものであってもよいし、或る予告演出とは別の予告演出として表示されるものであってもよい。最強カットイン画像CI1vが表示された後、タイマ予告表示TM1RAは消去される。
その後、図82(36a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図82(37a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図82(38a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図83は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図83(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図83(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図83(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。なお、この演出例におけるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われる可能性があることを示すタイマ予告演出である。
図83(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図83(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図83(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図83(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図83(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連ストック」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、疑似連が行われることが予告報知されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る予告演出としての疑似連が行われることが確約されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるよりも前にミニゲームの結果が導出表示される様子が示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図83(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1A)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで、タイマ予告表示TM1がステップアップしている様子が示されている。また、表示画面の左下には予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われることの予告報知がなされている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで予告アイテムが表示される様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図83(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図83(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Aが継続して表示されており、また、予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1Aや姫のキャラクタHMEの表示は、疑似連演出の先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図83(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図83(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aには、「06:44」が表示されている。
図83(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図83(15)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図83(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図83(16)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図83(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される様子が示されている。その後は上述した要領で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されることとなる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図84は、図83に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図84(1)〜同図(8)は、図83(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
図84(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図84(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、上述したようにして左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図84(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図84(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。このように、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、タイマ予告表示TM1による先読み予告が偽の予告であったために途中で終了し、結果として先読み予告が行われていない状態となった様子が示されている。
その後、図84(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図84(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図84(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図84(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図84(17)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
なお、この演出例では、ミニゲームに失敗してタイマ予告演出による先読み予告が偽の予告であった場合でも、当該先読み予告の対象である図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
図85は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図86は、図85に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図85(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図85(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。
図85(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されて遊技者による選択操作を受け付けている期間においてタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図85(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図85(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図85(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図85(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから番長の顔のアイコンBCFが出現するとともに「強カットイン確定」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、強カットイン画像CI1aが表示されることが予告報知されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図85(9)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、番長の顔のアイコンBCFは縮小表示されて、ナビキャラクタYMの近傍に表示(ストック)される。この、番長の顔のアイコンBCFのストックにより、強カットイン画像CI1aの先読み予告が行われることとなる。その後、図85(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1が継続して表示されており、また、予告アイテムとしての番長の顔のアイコンBCFも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1や番長の顔のアイコンBCFの表示は、先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図85(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図85(12)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化は、例えば、保留変化アニメにより行われるが、保留変化アニメが行われずに切換表示によって表示態様が変化してもよい。その後、図85(13)に示すように、装飾図柄の変動表示が継続する。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図85(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「9:95」が表示されている。
図85(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。また、この演出例では、偽の予告であるタイマ予告表示TM1が複数の図柄変動表示に跨って表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、疑似連が行われないことが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される前に、その旨を演出するガセ演出を行ってもよい。
図85(16)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図85(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図85(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図85(18)に続く図86(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図86(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図86(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。ここで、番長の顔のアイコンBCFもナビキャラクタYMの近傍に表示されているので、「SP発展」の表示が番長の顔のアイコンBCFにオーバーラップされており、番長の顔のアイコンBCFが表示されていない場合よりも視認困難とされている。
続いて、図86(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図86(23)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。
その後、図86(24)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図86(25)に示すように、強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、ナビキャラクタYMの近傍に表示された番長の顔のアイコンBCFにより予告されていたことに対応している。すなわち、ミニゲームの結果が、後で行われる図柄変動表示において実行される予告演出の先読み予告とされている様子が示されているということができる。また、この演出例では、この強カットイン画像CI1aの表示が、ミニゲームの結果に関連しており、同時期に開始されたタイマ予告演出とは無関係である様子が示されている。すなわち、ミニゲームとタイマ予告演出とが関連していると見せかけておいて、実は強カットイン画像CI1aのミニゲームのみが真の予告演出となっている様子が示されている。
その後、図86(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図86(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図86(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームの結果、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示された場合には、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図87は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図87(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図87(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が表示される可能性が高いことを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図87(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図87(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図87(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図87(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図87(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図87(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図87(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図87(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図87(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図88は、図87に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図88(1)〜同図(2)は、図87(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図88(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されていない点で、図87(3)に示す演出と異なっている。これにより、番長の顔のアイコンBCHOが付加された場合よりも、或る予告演出が表示される可能性が低いことが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図88(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図88(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図88(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
しかしながら、図88(7)に示すように、この演出例では、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から変化していない。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われない、偽のタイマ予告演出であることが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が偽の演出であったことが報知されている。
図88(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図88(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図88(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図88(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図88(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図89は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図89(1)〜同図(6)は、図71(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
図89(6)でタイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図89(7)に示す装飾図柄表示装置208では、消去されたタイマ予告表示TM1が復活して再表示されている様子が示されている。また、このとき、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出としての疑似連が表示される可能性が高いことを示唆している。すなわち、消失したタイマ予告表示TM1は偽のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示TM1ではなく、真のタイマ予告表示TM1であったことが示されている。また、タイマ予告表示TM1の再表示が行われる際にタイマ予告表示TM1がステップアップしていることも示されている。また、別の観点から見れば、同じ或る演出を対象とした複数のタイマ予告演出が行われているということもできる。ここで、タイマ予告表示TM1が再表示された場合には、タイマ予告演出の結果として行われるある予告演出(疑似連)の実行が確定するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「疑似連かも」の文字が再び表示されている。図89(7)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示として「03:00」が表示されており、3秒後に疑似連が行われる可能性があることが報知されている。
図89(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図89(8)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図89(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図89(9)に示すタイミングでは、「01:23」が表示されている。
図89(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図89(10)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。その後、図89(11)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図89(11)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図89(12)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図89(13)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図90は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図91は、図90に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図90(1)〜同図(2)は、図67(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図90(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「25:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから25秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図90(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「23:00」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2秒が経過した様子が示されている。
図90(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図90(5)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図90(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図90(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図90(7)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図90(8)〜同図(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図90(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図90(11)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。強サボハニ群予告は、大当りの信頼度が高い予告であり、高確率でスーパーリーチに移行する。そのため、強サボハニ群予告の発生により、ミッション達成に対する期待感が飛躍的に高まる場合がある。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、図90(11)に示す演出例では、強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNがタイマ予告表示TM1にオーバーラップしているが、タイマ予告表示TM1がサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図90(11)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図90(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。これにより、ミッションが達成されることが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図90(12)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図90(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図90(13)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図90(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。これにより、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が向上する表示態様に変化することが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が低下する表示態様に変化(降格)する場合があってもよい。
すると、図90(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。この特別表示態様のタイマ予告表示TM1Bは、高信頼度表示態様のタイマ予告表示よりも大当りの信頼度が高い表示態様であり、すなわち、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。なお、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、大当り確定とされてもよい。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図90(15)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図90(16)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図90(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図90(18)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図90(18)に続く図91(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図92は、図90〜図91に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図92(1)〜同図(9)は、図90(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図92(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図92(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
図92(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図92(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図92(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図92(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、スーパリーチに発展せず、タイマ予告演出が終了した場合でも、大当りとなる場合があってもよい。
図93は、図90〜図91に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図94は、図93に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図93(1)〜同図(2)は、図90(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図93(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、この点において、図90(3)に示す演出とは異なっている。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。その後は、図93(4)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図93(4)〜同図(14)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「5:00」のまま変化していない点を除いて、図90(4)〜同図(14)と同様であるので、説明を省略する。
すると、図93(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンを開始しておらず、図93(15)に示すタイミングでは、「5:00」のままとなっている。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図93(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:11」が表示されている。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、開始されたときではタイマ表示のカウントダウンを開始せず、ミッションが達成された場合に、タイマ表示のカウントダウンを開始している。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図93(17)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図93(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図93(18)に続く図94(19)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図94(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図95は、図93〜図94に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図95(1)〜同図(9)は、図93(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図95(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
図95(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1の表示が開始されたがカウントダウンが開始される前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図95(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図95(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図95(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図96は、図90〜図91に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図97は、図96に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図96(1)〜同図(14)は、図90(1)〜同図(14)と同様であるため、説明を省略する。
図96(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Bのタイマ表示が「5:00」にリセットされている点で、図90(15)に示す演出とは異なっている。このとき、タイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「5:00」の表示が維持された状態となっている。このように、この演出例では、ミッションが達成され、タイマ予告表示の表示態様が変更されるタイミングでタイマ表示における時間をリセットすることで、タイマ予告表示の表示態様の変化をわかりやすくするようにしている。また、ミッションが達成された後、タイマ予告表示の表示態様を信頼度の高い表示態様にステップアップする表示を行いつつ、タイマ予告表示におけるタイマ表示を再度適正な時間にセットし直す様子が示されているということもできる。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図96(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:32」が表示されている。その後は、図96(17)〜図97(20)に示す演出が行われる。なお、図96(17)〜図97(20)に示す演出は、図90(16)〜図91(19)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図98は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図99は、図98に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図98(1)〜同図(9)は、図69(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図98(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、例えば、図71(5)に示して上述したような消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図98(11)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「22:35」が表示されている。すなわち、図98(10)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM1を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図98(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図98(12)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図98(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図98(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図98(14)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図98(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図98(17)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図98(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図98(18)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図98(18)に続く図99(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図99(19)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図99(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図99(20)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図99(21)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図99(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが行われており、図99(22)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図99(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図99(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図99(25)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図99(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて最終的に大当り図柄が確定表示されたが、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図100は、図98〜図99に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図101は、図100に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図100(1)〜同図(9)は、図98(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図100(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、上述した消失アニメが行われている様子が示されている。この消失アニメは、図98(10)に示して上述した消失アニメと少なくとも一部が同じ表示態様とされている。これにより、タイマ予告表示が継続して表示されるか消去されるかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図100(11)に示すように、この演出例では、タイマ予告表示TM1は完全に消去される。
その後、図100(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。
図100(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図100(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図100(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図100(18)に示す装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図100(18)に続く図101(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図101(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類が報知されている点で、図99(20)に示す演出とは異なっている。
その後、図101(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
図101(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図101(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図101(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図102は、図71に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図102(1)〜同図(4)は、図71(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図102(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメと同様の演出であるタイマ予告加算アニメが開始され、タイマ予告表示TM1に消失アニメと同様のエフェクトが表示されている様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告である可能性が報知される。これにより、遊技者はタイマ予告表示TM1が消去されて偽の予告であると思わせることができる場合がある。
ところが、図102(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されている。すなわち、図102(5)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図102(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「熱いよ」の文字が表示されており、大当りの信頼度が高いことを報知している。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図102(7)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図102(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図102(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図102(9)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図102(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図102(10)に示すタイミングでは、「13:50」が表示されている。
図102(11)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図102(11)に示すタイミングでは、「10:37」が表示されている。
続いて、図102(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図102(12)に示すタイミングでは、「4:12」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となると、図102(13)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ表示の加算が行われ、加算後のタイマ表示に係るタイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてハズレとなったが、大当りとなる場合があってもよい。
しかしながら、図102(14)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このように、タイマ予告演出の結果、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示された場合でもハズレの表示結果となる場合がある。
その後、図102(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図102(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図103は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図104は、図103に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図103(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図103(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図103に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図103(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図103(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lはデフォルトの表示態様であるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは特別表示態様となっている。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lも、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBも、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が行われる可能性が高いことが示唆されている。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1RBは、いずれもタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示はいずれも「03:00」のまま維持されている。
図103(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。そして、表示画面の略中央では、「姫出現で強タイマ発動」の文字が表示されて、宝箱から姫のキャラクタが出現することにより、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出が行われることが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図103(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図103(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図103(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図103(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「悪かったのぅ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに失敗したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図103(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1RBが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去され、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
図103(10)に示す装飾図柄表示装置208では、右側に表示されていたタイマ予告表示TM1RBが完全に消去され、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lのみが表示されている様子が示されている。また、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図103(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図103(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Lが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1Lは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図103(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図103(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Lについての消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームで失敗したことにより、結局、2つのタイマ予告表示のいずれについてもある予告演出が行われない、偽(ガセ)の予告であった様子が示されている。
図103(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図103(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図103(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図103(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図103(18)に続く図104(19)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図104(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームに失敗していずれのタイマ予告演出について途中で終了して最終的にハズレ図柄が表示されたが、大当りとなる場合があってもよい。
図105は、図103〜図104に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図106は、図105に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図105(1)〜同図(7)は、図103(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図105(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている点で、図103(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図105(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。そのため、図103(9)に示す演出と比較すると、或る演出が実行される可能性の高いタイマ予告演出が実行されることで、或る演出が実行されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去されず、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出も行われるようにしてもよい。
図105(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが完全に消去され、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBのみが表示されている様子が示されている。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図105(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図105(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図105(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図105(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBは消去されず、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図105(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図105(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図105(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。
すると、図105(16)に示すように、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、このサボハニの表示態様の保留アイコンは、上述したパンダの保留アイコンよりも大当りの信頼度が高い。また、サボハニの表示態様の保留アイコンが表示された場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示で大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。すなわち、大当り確定の先読み予告であってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図105(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBが、カウントダウンが完了したことにより消去され、その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図105(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図105(18)に続く図106(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図106(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図106(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図107は、図105〜図106に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図108は、図107に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図107(1)〜同図(2)は、図105(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図107(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「18:00」となっている点で異なっている他は、図105(3)に示す演出と同様である。このように、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBでタイマ表示の示す時間を異ならせることで、いずれの予告演出が或る予告演出に対応しているのかをわかり難くして遊技を単調化させるのを抑制することができる場合がある。その後、図107(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図107(4)〜同図(7)に示す演出は、図105(4)〜同図(7)に示す演出とは、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBのタイマ表示の示す時間が異なっていること以外は同じであるので、説明を省略する。
図107(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「超期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。しかも、この演出例では、「超期待してね」という文字表示により、特別な特典が付与されることを示唆している点で、図105(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
図107(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「2つあるぞ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。
ところが、図107(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lは消去されず、タイマ表示選択アニメが行われた結果、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1LA)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、或る演出が行われる可能性が向上した様子が示されている。また、ナビキャラクタの近傍には、「両方期待しろ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのいずれのタイマ予告演出についても期待が持たれることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示は、依然としていずれもカウントダウンを開始していない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図107(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図107(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字表示も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においても2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBが継続して表示されている。すなわち、これらのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
その後、図107(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。さらに、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に、「左に注目」という文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを示唆している。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示はいずれも、依然としてカウントダウンは開始されていない。
その後、図107(14)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおいてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図107(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは未だにカウントダウンを開始していない。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図107(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAでは、カウントダウンが継続しており、図107(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
すると、図107(16)に示すように、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図107(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1LAがカウントダウンを完了したことにより消去されている。その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図107(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図107(18)に続く図108(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図108(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図108(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、このタイマ予告表示TM1RBは、3回の図柄変動表示に亘って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、カウントダウンは開始されていない。
その後、図108(22)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。ここで、変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じ、サボハニの表示態様とされている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図108(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図108(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図108(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、図108(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図108(27)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「17:75」が表示されている。
その後、図108(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄は左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図108(28)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図108(29)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図108(29)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図108(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1RBにおけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図108(30)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図108(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が行われた結果行われる或る予告演出が強カットイン画像CI1aとなっている。
その後、図108(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBは、カウントダウンが完了したことにより、消去されている。
その後、図108(33)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図108(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
この演出例では、複数のタイマ予告演出が行われ、それぞれ別の或る演出に対応している例について示されている。
図109は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図110は、図109に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図109(1)〜同図(2)は、図103(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図109(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図109(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図109(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図109(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図109(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図109(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図109(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図109(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:75」が表示されている。
図109(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図109(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図109(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。このように、この演出例では、最初にタイマ予告表示TM1が表示開始され、その後、カウントダウンが開始されない状態でミニゲームが開始される。そして、ミニゲームの結果が成功であった場合には、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、その後、カウントダウンが完了した(すなわち、「00:00」となった)タイミングで或る演出としての保留変化演出が行われているということができる。また、各演出の開始順序は、上述したものに限定されず、例えば、ミニゲームが開始された後でタイマ予告表示TM1が表示開始され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを開始した後で、ミニゲームの結果を導出し、ミニゲームの結果が成功であった場合には、カウントダウンが完了したタイミングで或る演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図109(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図109(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図109(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、ボタン保留の表示態様である第二の保留アイコンh12は、表示態様が変化せず、ボタン保留の表示態様のままとされている。
その後、図109(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図109(16)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「保留変化チャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「がんばれ」の文字が表示され、遊技者を激励している様子が示されている。
その後、あみだくじによるミニゲームが開始された後で、図109(17)に示す装飾図柄表示装置208では、新たなタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から新たなタイマ予告表示TM1Nがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Nの表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1Nには、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図109(18)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Nには、「04:77」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図109(18)に続く図110(19)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図110(19)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図110(20)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、ボタン保留の操作演出が開始されることとなる「押」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「押」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、「押」の表示数は1つである場合があってもよいし、全ての終着点に「押」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図110(20)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図110(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「押」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに成功し、ボタン保留の操作演出が開始されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図110(21)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図110(22)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、ボタン保留の表示態様の第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加され、ボタン保留の操作演出が開始されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「よっしゃぁ」の文字が表示され、遊技者を祝福している。なお、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されてもよいし、第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加された後でタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されるようにしてもよい。このように、この演出例では、複数回のタイマ予告演出を行い、その結果として行われる或る予告演出がそれぞれ同じ保留アイコンに対して行われている様子が示されている。
図110(23)では、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」になったことでボタン保留の操作演出に係る操作有効期間が開始されている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nは消去されず、「ボタン押すと保留変化」の文字が表示され、遊技の説明が行われている。
その後、演出ボタン136が操作されると、図110(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化し、また、タイマ予告表示TM1Nでは、「激アツ保留」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が高信頼度の表示態様となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次回の図柄変動表示において大当りとなる期待度が高いことが示唆されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(ボタン保留の保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図110(25)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、タイマ予告表示TM1Nは消去されている。その後、図110(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図111は、図109(18)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図109(18)に続く図111(19a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図111(19a)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図111(20a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図111(20a)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図111(21a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「×」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに失敗し、ボタン保留の操作演出が開始されないことが報知される。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図111(21a)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図111(22a)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nにおけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としてのボタン保留の操作演出が行われないことが報知される。すなわち、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、ボタン保留の操作演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタン保留の操作演出)が行われなかった様子が示されているということができる。
図111(23a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、図111(24a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。
すると、図111(25a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からデフォルトの表示態様に変化する様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わったことが示されている。なお、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わった場合には、当該ボタン保留の対象の保留に基づく図柄変動表示においてハズレとなりやすいが、大当りとなる場合があってもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図111(26a)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図111(27a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図112は、図109〜図110に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図112(1)〜同図(7)は、図109(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図112(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図112(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
図112(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図112(11)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図112(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図112(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図112(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図112(15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。この演出例では、ミニゲームの結果が失敗であり、タイマ予告演出によって或る予告演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われなかったが、タイマ予告演出によらずに保留アイコンの表示態様の変化が行われており、ミニゲームの結果が失敗であっても、演出の結果(保留アイコンがサボハニの保留アイコンに変化する)が同じとなる場合がある。この場合は、図109〜図110に示して上述したように、ミニゲームに成功した結果として保留アイコンの表示態様が変化した場合の方が、図112に示して上述したように、ミニゲームに失敗したが保留アイコンの表示態様が変化した場合よりも、大当りとなりやすいようにしているが、これに限定されないことはいうまでもない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図112(16)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。その後、図112(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図113は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図113(1)〜同図(2)は、図103(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図113(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図113(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後でサイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。なお、このミニゲームでは、演出ボタン136による操作が行われることなく結果が導出されるようになっている。
図113(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始している様子が示されている。
その後、図113(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを開始する前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、図113(7)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。
図113(8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図113(9)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図113(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出するようにしたが、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出する場合があってもよく、この場合、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出される場合の方が、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出される場合よりも、或る予告演出が行われる可能性が高いようにしてもよいし、また、大当りの信頼度が高くてもよい。
図114は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図114(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図114(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図114に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。また、この演出例では、4ケタの7セグからなる7セグ表示装置SEGが示されている。この7セグ表示装置SEGは、各セグメント毎にフルカラーLEDが設けられており、各セグメント毎にフルカラーにて発光可能に構成されている。また、7セグ表示装置SEGは、例えば、前面枠扉106に設けられているが、球貯留皿付扉108や遊技盤200に設けられてもよい。なお、図114(1)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGは、消灯状態とされている。
図114(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図114(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、7セグ表示装置SEGにおいてもタイマ予告表示が開始されており、白色の発光態様で「0300」が表示されている。
図114(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図114(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図114(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図114(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図114(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図114(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンも同時に開始される。ここで、図114(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「02:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGには、「0275」が表示されている。このように、この演出例では、複数のデバイスによりそれぞれタイマ予告演出を行う様子が示されている。ここで、複数のデバイスによるタイマ予告演出が同時に行われた場合は、1つのタイマ予告表示によるタイマ予告演出が行われる場合よりも、或る演出が開始されやすくしてもよいし、大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
図114(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図109(10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1においては「01:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGにおいては「0175」が表示されている。
すると、図114(11)に示すように、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。この演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGとで2つのタイマ予告表示を行うようにしたが、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方でのみタイマ予告表示を行う場合があってもよい。この場合、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方によってタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が必ず行われるようにし、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が行われない場合があるようにしてもよい。また、3つ以上の演出表示装置によってタイマ予告表示を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示が表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高まるようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示が1つである場合は、或る予告演出として弱カットイン画像CI1bが表示されやすく、タイマ予告表示が2つである場合は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されやすく、タイマ予告表示が3つ以上である場合は、或る予告演出として最強カットイン画像CI1vが表示されやすいようにしてもよい。
図114(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去され、また、7セグ表示装置SEGにおけるカウントダウンも完了したことにより消灯される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図115は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図116は、図115に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図117は、図116に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図115(1)〜同図(2)は、図114(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図115(3)に示す装飾図柄表示装置208では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインし、タイマ予告演出が開始された後の様子が示されている。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、図115(3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「09:75」が表示されている。この演出例では、タイマ予告表示TM1にセットされた時間は、例えば、「10:00」となっている。また、7セグ表示装置SEGでは、タイマ予告表示が開始されておらず、消灯状態とされている。
図115(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(4)に示すタイミングでは、「09:50」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図115(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(5)に示すタイミングでは、「06:11」が表示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ予告表示が開始されており、赤色の発光態様で「3000」が表示されている。ここで、7セグ表示装置SEGの発光態様が赤色である場合には、白色である場合よりもタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出が開始されやすくなっている。なお、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告表示は、先読み予告として機能しており、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告表示とは、或る予告演出の対象が異なっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図115(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(6)に示すタイミングでは、「04:03」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図115(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(7)に示すタイミングでは、「03:70」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図115(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る予告演出が開始されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(8)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図115(9)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図115(9)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
図115(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図115(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図115(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図115(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図115(12)に続く図116(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図116(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字の表示や変動アイコンh0も消去される。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図116(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図116(16)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「2978」が表示されている。
図116(17)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(17)に示すタイミングでは、「2833」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図116(18)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの左側に移動する。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(18)に示すタイミングでは、「2580」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、あみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。その後、図116(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、依然として7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(19)に示すタイミングでは、「2411」が表示されている。
図116(20)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に、「やったぜ」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(20)に示すタイミングでは、「2236」が表示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図116(21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍において、「激アツ待機中」の文字が表示され、大当りの信頼度の高い強カットイン画像CI1aが出現することが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(21)に示すタイミングでは、「2185」が表示されている。
その後、左図柄、右図柄の順にそれぞれ「装飾5」が順次停止表示し、リーチ状態が形成されると、図116(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(22)に示すタイミングでは、「2005」が表示されている。
その後、図116(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(23)に示すタイミングでは、「1927」が表示されている。
図116(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様が赤色の表示態様から多色に変化するレインボーの表示態様に変化している。レインボーの表示態様のタイマ表示は、赤色の表示態様のタイマ表示よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっており、また、或る演出が開始されやすくなっている。ここで、レインボーの表示態様でタイマ表示が表示された場合は、必ず大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、必ず或る演出が開始するようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図116(24)に示すタイミングでは、「1737」が表示されている。
続いて、図116(24)に続く図117(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図117(25)に示すタイミングでは、「1010」が表示されている。
図117(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図117(26)に示すタイミングでは、「0500」が表示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
すると、図117(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出の実行中に、最強カットイン画像CI1vが表示される。この最強カットイン画像CI1vは、あみだくじによるミニゲームの結果、成功したことに対応して表示されるものであるが、この演出例では、強カットイン画像CI1aよりも有利な最強カットイン画像CI1vが表示されており、大当りの期待感が飛躍的に高まっていることが報知されている。なお、このときも遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図117(27)に示すタイミングでは、「0200」が表示されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「0000」になるタイミングで、図117(28)に示す装飾図柄表示装置208では、服が破けた番長のキャラクタが、「プレミアだ」の文字とともに登場し、プレミア予告が行われている様子が示されている。これにより、遊技者に大当りが確定していることを報知している。このように、この演出例では、装飾図柄表示装置208において表示されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、それぞれ対象とされる或る予告演出が異なっている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、開始から終了まで、1回の図柄変動表示において行われたが、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出は、2回の図柄変動表示に跨って行わていることが示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、対象とする図柄変動表示が異なってもよい。また、タイマ予告演出が、大当り遊技と大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示に跨って行われてもよい。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてのプレミア予告が行われたが、或る予告演出ではない大当りの信頼度が低い予告が行われる偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。また、或る予告演出が行われない偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われた場合は、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、図117(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このとき、7セグ表示装置SEGでは、大当りとなったことを祝福するため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われたことを報知している。
その後、図117(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図117(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去され、7セグ表示装置SEGも消灯とされる。
図118は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される大当り遊技における演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図118(1)に示す演出例は、例えば、図117(31)に続く演出例であり、装飾図柄表示装置208では、引き続き「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示された様子が示されている。
図118(2)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が開始され、大当り開始演出が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、大当り図柄である「装飾5」が表示画面の左上隅部に表示され、表示画面の中央では扇を持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGでは、大当り遊技における装飾効果を向上させるため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。なお、このときに、7セグ表示装置SEGによる特別な演出表示が行われてもよく、例えば、「7777」を表示したり、語呂合わせの数字列を表示したりしてもよい。このような表示を行って、例えば、保留内に大当りが発生する保留連荘を予告したり、大当り遊技終了後は確変状態となることを予告したりするようにしてもよい。
図118(3)に示す装飾図柄表示装置208では、3ラウンド目が開始された様子が示されている。そして、コパンダのキャラクタの右側には、「LED注目」の文字が表示され、予告演出が行われることが示唆されている。
すると、図118(4)では、7セグ表示装置SEGが前消灯し、その後、図118(5)に示すように、「ボタン連打で服を破れ」の文字の表示とともに番長のキャラクタが登場し、ミニゲームが開始される。このミニゲームでは、大当り遊技後の遊技状態に応じた結果が表示可能とされており、大当り遊技後の遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)となる場合には、演出ボタン136を連打した結果、番長の服が破けることによりミニゲームが成功する演出が行われる場合がある。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマが表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、「1000」が表示され、カウントダウン(操作有効期間)が開始してから10秒間の演出ボタン136の連打を受け付けることができることが報知される。このタイマ表示は、4ラウンド目に移行して操作有効期間が開始すると、カウントダウンが開始される。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様は、白色で発光する態様としているが、他の色で発光する態様であってもよく、例えば、発光色によりミニゲームに成功する信頼度が異なるようにしてもよい。また、例えば、操作有効期間に対応する10秒を示す「1000」ではなく、他の時間を示すタイマ表示(例えば、「9999」や「7777」等の特定の数字の組み合わせの表示)が行われることで、ミニゲームに必ず成功するプレミア予告が行われてもよい。
図118(6)に示す装飾図柄表示装置208では、4ラウンド目に移行している様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打を促している。また、演出ボタン136の連打操作を受け付ける操作有効期間が開始され、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。なお、図118(6)に示すタイミングでは、「0800」が表示されており、操作有効期間が開始されてから2秒が経過した様子が示されている。このように、この演出例では、このタイマ表示は、タイマ予告演出として機能する場合があり、タイマ予告演出とミニゲームが同時に開始されていることが示されている。なお、タイマ予告演出とミニゲームとが同時に開始されなくてもよい。
図118(7)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「0500」とされており、操作有効期間の残り時間が5秒であることが報知されている。
図118(8)に示す装飾図柄表示装置208では、「残念」「次回時短」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行せず時短状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが報知されている。
図118(5a)〜同図(8a)は、図118(4)に続く別の演出例を示している。図118(5a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述したミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、表示画面の右下隅部に姫のキャラクタHMEが表示されており、ミニゲームに成功する可能性が高いことが報知されている。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ(「1000」)が表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。その後は、図118(6a)〜同図(7a)に示す演出が行われる。なお、図118(6a)〜同図(7a)は、図118(6)〜同図(7)と同様であるので、説明を省略する。
図118(8a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの服が破けるとともに、「番長覚醒」「次回確変」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行することが報知されている。
図119は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出においてエラー表示が表示された場合の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図119(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図119(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図119に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態であり、装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。保留アイコン表示領域には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方に、「球を抜いてください」のエラー表示(下皿満タンエラー表示ERR1)が行われており、下皿満タンエラーが発生していることが報知されている。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、下皿満タン検出スイッチがオフとなって下皿満タンエラーが解消した場合等)には、下皿満タンエラー表示ERR1は消去される。
図119(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図119(2)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。
図119(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、図119(3)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1の視認性が低下している。そのため、遊技者は、この表示状態を見て、下皿の球抜きを急ぐ場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図119(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。なお、図119(4)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図119(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図119(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。また、図119(5)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図119(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図69(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。なお、図119(6)に示すタイミングでは、遊技者により下皿の球抜きが行われたため、下皿満タンエラーが解消し、下皿満タンエラー表示ERR1は消去されている。その後、図119(7)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図119(7)〜同図(12)に示す演出は、図69(7)〜同図(12)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
なお、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ表示のカウントダウンにより或る演出が行われるまでの時間を表示するようにしたが、例えば、タイマ予告演出を行う場合に、タイマ予告表示におけるタイマ表示を「00:00」から開始させ、例えば、「「03:00」になると保留変化かも」や「「25:00」になると強カットイン発生」のような表示を行い、タイマ表示をカウントアップして指定された時間となった場合に或る演出が行われるように構成されてもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、或る演出として、保留変化演出、疑似連演出、カットイン画像の表示、大当り確定報知を例として説明したが、これに限定されず、例えば、先読みモード等の特定のゾーンに突入する演出、ムービー挿入、次回予告演出等であってもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ予告表示の色を変化することにより大当りの期待度が変化するようにしており、この場合に、例えば、赤>緑>黄>青>白の順で期待度が高く、また、タイマ予告表示の色が黄色以上である場合に、或る演出の開始が確定されるようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEG等の装飾図柄表示装置208以外のデバイスで実行される場合には、或る予告演出が必ず行われるようにしてもよい。この場合、例えば、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示の色が青で7セグ表示装置SEGの発光色が白色である場合には、青<白の関係で大当りの期待度を持たせてもよいし、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が赤であり、7セグ表示装置SEGの発光色が赤である場合には、7セグ表示装置SEGの発光色の方が大当りの信頼度を高くしてもよい。
また、例えば、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合は、7セグ表示装置SEGの発光色が赤の場合よりも大当り図柄が確定表示されやすい等、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色の組み合わせで大当りの信頼度が飛躍的に向上するものがあってもよい。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色とでそれぞれランク付けをし、ランクの和を比較して大当り信頼度が決まるようにしてもよく、例えば、白のランクが1で、黄色のランクが3で、赤のランクが5である場合、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合(前者)よりも、装飾図柄表示装置208においてはタイマ予告表示が行われておらず、7セグ表示装置SEGでのみタイマ表示が行われ、その発光色が赤の場合(後者)では、後者の方が大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
次に、図120を参照して、タイマ予告演出が開始したときに表示されるタイマ予告表示の表示態様の一例について説明する。ここで、図120は、タイマ予告表示の表示態様について説明する図である。
図120(a)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:77」が表示された例を示している。このタイマ表示は、大当りの装飾図柄の組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」を連想させるタイマ表示であり、図120(a)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、図120(a)に示すタイマ予告表示TM1が表示された場合には、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出される予告として表示されてもよいし、また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図120(b)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「99:99」が表示された例を示している。上述した実施形態では、タイマ予告表示TM1に最初に表示される時間は、図柄の変動時間よりも短い時間とされていたが、図120(b)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、少なくとも、表示が開始された時点から図柄の停止表示までの時間よりも長い時間とされており、変動中ではカウントダウンが完了しないと認識される時間となっている。図120(b)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図120(b)に示すタイマ表示は、10進数で表すことができる最大の数値であるが、図120(c)に示すように、16進数で表すことができる最大の数値を表示するようにしてもよい。これによっても、図120(b)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。
図120(d)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:58」が表示された例を示している。このタイマ表示は、愛知県の県庁所在地である「名古屋」の語呂合わせを連想させるタイマ表示であり、図120(d)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図120(e)は、日本でもっとも標高の高い山である「富士山」の語呂合わせを連想させるタイマ表示(「2:23」)であり、これによっても、図120(d)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。なお、本実施形態では、タイマ予告演出が開始されたときに表示されるタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、1秒未満の桁については、全て「0」が表示されているが、上記のプレミアタイマ表示では、1秒未満の桁についても表示されている点に特徴を有している。なお、プレミアタイマ表示として表示されるタイマ表示は、上記のものに限定されず、種々のものを適宜採用することができる。
図120(f)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「あたり」が表示された例を示している。このタイマ表示が表示された場合には、遊技者は、大当り確定であることが容易に認識できる場合がある。図120(f)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図120(g)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で変更される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図120(g)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、多色に変化しながら表示されるレインボー表示態様であり、このレインボー表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。なお、プレミアタイマ表示として採用可能な表示態様はこれに限定されず、適宜の色に設定することができる。
図120(h)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で表示される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図120(h)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、四隅にサボハニのキャラクタSBHNが付加されてなる表示態様であり、この表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。なお、付加するキャラクタはこれに限定されず、任意に設定することができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
その他、上述したタイマ予告表示TM1は方形状の枠内にタイマ表示を表示する構成としているが、プレミアタイマ表示として、枠の形状が異なる表示態様のタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよく、例えば、円形の枠内にタイマ表示を表示する態様のタイマ予告表示TM1をプレミアタイマ表示としてもよい。
また、上記に掲げたプレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1は、表示を開始した後、カウントダウンを行うようにしてもよいが、カウントダウンを行うことなくタイマ予告演出を終了するようにしてもよいし、カウントダウンの途中で大当り図柄が確定表示してタイマ予告演出が終了するように構成されてもよい。また、プレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が開始された場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了しても疑似連演出等の或る予告演出が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態では、導出結果によりタイマ予告演出が真であるか偽であるかを報知するミニゲームについて説明したが、このミニゲームについては、上述したいずれのタイマ予告演出についても適用することができる。
図121〜図167は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図121〜図167では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図121〜図167では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図121は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図122は、図121に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図123は、図122に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図121(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図121(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図121に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図121(1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図121に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図121(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図121(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図121(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図121(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図121(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図121(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図121(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図121(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図121(7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図121(8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、保留変化による先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図121(8)に示すタイミングでは、「05:47」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図121(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図121(9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、パンダのアイコンPNDとともに、保留変化が行われたことを示す「保留変化済」の表示が行われている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図121(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図121(10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図121(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図121(11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図121(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図121(13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図121(14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示されたパンダのアイコンPNDの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図121(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図121(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図121(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図121(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図121(18)に続く図122(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図122(20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図122(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去され、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字も消去されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。また、パンダのアイコンPNDとリプレイのアイコンRPLは、同時に消去されてもよいし、1つずつ順次消去されてもよい。
その後、図122(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図122(23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図122(24)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図122(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマに注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
図122(26)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図122(26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図122(27)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図122(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「27:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図122(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図122(28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図122(29)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がカウントアップして予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図122(29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図122(30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図122(30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図122(31)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図122(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図122(31)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図122(32)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図122(32)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図122(33)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図122(33)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図122(34)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図122(34)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図122(35)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図122(36)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図122(36)に続く図123(37)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図123(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知しない場合がある例について示されている。ここで、強カットイン画像CI1aの表示が実行されたされたことをアイコンによって報知するようにしてもよい。
その後、図123(39)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図123(40)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図124は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図125は、図124に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図124(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図124(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「16:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから16秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、3秒が経過したときと16秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、3秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と16秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図124(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「14:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.25秒が経過した様子が示されている。
その後、図124(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「先読みモード突入」の文字が表示され、先読みモードが開始される様子が示されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として先読みモードが実行されることが示されている。続いて、図124(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去され、また、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部には「先読みモード」の表示が行われ、先読みモードに突入したことが報知されている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先読みモード突入」の文字は消去されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(6)に示すタイミングでは、「12:75」が表示されている。
図124(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(7)に示すタイミングでは、「08:25」が表示されている。
図124(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(8)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。
図124(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図124(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(10)に示すタイミングでは、「05:25」が表示されている。
その後、図124(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11して表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(11)に示すタイミングでは、「03:25」が表示されている。なお、この図柄変動表示が開始した後も先読みモードは継続している。
図124(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図124(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図124(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。このように、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告に加えて、別のタイマ予告演出の結果として保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告が行われている例が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、図124(14)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図124(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図124(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図124(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図124(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図124(18)に続く図125(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、先読みモードはこの図柄変動表示が開始した後も継続している。
図125(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図125(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図125(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図125(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図125(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図125(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図125(26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない弱カットイン画像CI1bであり、カットイン画像が表示されなかった場合よりも大当りの信頼度が高いが、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
その後、図125(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、図125(27)に示すタイミングでは、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加し、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となっている。
その後、図125(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図125(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示が同時に開始され、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも先読み予告として機能している様子が示されている。さらに、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能している様子も示されている。
また、この演出例では、保留変化アニメの開始タイミングが、タイマ予告表示が「00:00」となるタイミングで開始するのではなく、保留アイコンの表示態様が変化する時期に「00:00」となるようにしているので、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化自体がタイマ予告表示のカウントダウンの完了に整合しており、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化とタイマ予告演出との関係性を明確にすることができる場合がある。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告演出のタイマ予告表示におけるカウントダウンが同時に開始されたが、第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンの開始のタイミングを、保留アイコンの表示態様が変化する図柄変動表示が開始した後で開始するようにしてもよい。すなわち、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示の表示開始のタイミングは同じであるが、カウントダウンを開始するタイミングが異なっていてもよい。この場合において、それぞれ異なる図柄変動表示においてカウントダウンが開始されてもよい。
また、この演出例では、異なる図柄変動表示のそれぞれで或る演出としての先読み予告(先読みモード、先読みの表示態様による保留アイコンの表示)を開始するようにしたが、同じ図柄変動表示において各先読み予告を開始するようにしてもよい。
図126は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図127は、図126に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図126(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図126(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、6秒が経過したときと10秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、6秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図126(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図126(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示画面の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央には、「姫出現でアイテムget」の文字が表示されており、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)を獲得することができることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図126(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「09:60」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図126(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM11では、それぞれカウントダウンが継続しており、図126(6)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「08:37」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図126(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右に決定」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図126(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「07:00」が表示されている。
すると、図126(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「開けるぞ」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図126(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「02:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「06:50」が表示されている。
その後、図126(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「アイテムゲット」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功して予告アイテムを獲得したことが報知されている。これにより、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが示唆される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として予告アイテムの獲得が予告される。なお、このとき、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図126(9)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「05:50」が表示されている。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「00:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
すると、図126(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第1タイマ予告表示TM11に、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが第1タイマ予告表示TM11に付加される。このように、スーパーリーチの予告アイテムが表示されることにより、スーパーリーチが実行されることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。また、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として予告アイテムが表示される例について示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となった後に剣豪のキャラクタKNGが表示されてもよいし、剣豪のキャラクタKNGが表示された後で第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となってもよい。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図126(10)に示すタイミングでは、「04:00」が表示されている。
その後、図126(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」から「SP待機中」に変更され、この表示は、スーパーリーチが開始されるまで継続する。換言すれば、この第1タイマ予告表示TM11における「SP待機中」の表示及び予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGの表示に対応するスーパーリーチが、この時点では、当該図柄変動表示において発生するのか、次回以降の図柄変動表示において発生するのかが判別困難とされている。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図126(11)に示すタイミングでは、「03:75」が表示されている。
図126(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図126(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図126(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。
図126(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「保留変化」に変更され、さらにパンダのキャラクタPNDが付加され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示において、タイマ予告演出が行われた結果として実行された或る演出の内容が報知されている様子が示されている。
図126(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図126(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図126(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図126(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図126(18)に続く図127(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンの表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、第2タイマ予告表示TM12は、図柄変動表示が開始されると消去されるが、剣豪のキャラクタKNGが付加されて「SP待機中」の文字が表示された第1タイマ予告表示TM11は表示が継続されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、スーパーリーチが行われることの先読み予告であったということができる。
図127(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることが示唆されている。
図127(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図127(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、第1タイマ予告表示TM11では、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。なお、リーチ状態が形成された後で第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始された後でリーチ状態が形成されてもよいし、リーチ状態が形成されたタイミングで第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよい。
その後、図127(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図127(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図127(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図127(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図127(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図127(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図127(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出がいずれも先読み予告として実行されている例について示されており、また、少なくとも一方のタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が当該図柄変動表示における予告であるのか、先読み予告であるのかが判別困難な態様とされている例について示されている。しかも、この演出例では、いずれのタイマ予告演出も同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告であることが先読みの対象である図柄変動表示が行われたときに判明するので、同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告が複合して行われることにより、大当りの期待感を飛躍的に高めることができる場合がある。
図128は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図129は、図128に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図128(1)〜同図(15)は、図126(1)〜同図(15)と同様であるため、説明を省略する。
装飾図柄の第1停止が行われた後、図128(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図128(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図128(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。すなわち、この演出例における剣豪のキャラクタKNGは、当該図柄変動表示においてスーパーリーチが実行されることの予告として機能していたということができる。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの少なくともいずれか一方が先読み予告として機能している例が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出がそれぞれ行われた結果実行された或る演出が、それぞれ先読み予告なのか当該図柄変動表示における予告なのかが判別困難とされている例について示されている。
その後、図128(18)に続く図129(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、この演出例では、サボハニ群予告は行われていない。
続いて、図129(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、第2タイマ予告表示TM12は、スーパーリーチに移行するとともにひっそりと消去される。
その後、図129(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示され、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
図129(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図129(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図129(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の一方が先読み予告として実行され、他方が、当該図柄変動表示における予告とされており、タイマ予告演出の対象となる図柄変動表示が異なっており、したがって、タイマ予告演出の対象となった図柄変動表示のいずれについても大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
図130は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図130(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図130(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、2秒が経過したときと6秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図130(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図130(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図130(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:20」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:20」が表示されている。
すると、図130(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。その後、図130(7)に示すように、第2タイマ予告表示TM12では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第一の保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様に変化したことが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図130(7)に示すタイミングでは、「03:10」が表示されている。
図130(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図130(8)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図130(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として、デフォルトの表示態様から変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化するようにしたが、変化しない場合があってもよい。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンが異なる場合があってもよい。その後、図130(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。
図130(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図130(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図130(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図130(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、同じ図柄変動表示を対象とした保留アイコンの表示態様の変化演出が行われていたが、例えば、図130(7)に続く同図(8´)に示すように、第一の保留アイコンh11に加えて第二の保留アイコンh12についても保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11と第二の保留アイコンh12の両方の表示態様が変化する可能性があることを報知するようにしてもよい。
そして、図130(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化するとともに、第二の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化してもよい。すなわち、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われ、さらに、別の保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている例が示されている。
この演出例では、同じ図柄変動表示において2つのタイマ予告演出のそれぞれの結果として保留アイコンの表示態様の変化演出を2段階で行うようにしたが、異なる図柄変動表示のそれぞれにおいて、同じ保留アイコンに対する表示態様の変化演出を行うようにしてもよい。
図131は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図132は、図131に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図131(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図131(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ予告表示にアイコン等の識別情報を付加することによりタイマ予告演出の結果として行われる或る演出の内容を示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図131(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図131(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図131(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図131(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「08:75」が表示されている。
図131(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図131(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図131(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ボタン受付時間メーターMTは、ミニゲームが開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。なお、ボタン受付時間メーターMTを表示しないようにしてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
そして、図131(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図131(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図131(10)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「成功」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図131(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図131(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱いぜ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の高い表示態様に変化したことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図131(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図131(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図131(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図131(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図131(15)に示すタイミングでは「04:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図131(16)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図131(16)に示すタイミングでは「02:50」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図131(17)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右選択」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として選択されたことが報知されている。また、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが一旦停止しており、「02:50」のままとなっているが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。
その後、図131(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連よ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「成功」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての疑似連演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図131(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。
図131(18)に続く図132(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「疑似連だ」の文字が表示され疑似連が開始されることを予告している。また、このとき、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図132(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
すると、図132(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
その後、図132(21)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図132(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図132(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図132(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図132(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
図132(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図132(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレとなることが報知されている。
その後、図132(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、疑似連が行われたことを報知していた第1タイマ予告表示TM11も消去される。なお、第一の保留アイコンh11の表示態様は、依然として番長の表示態様とされていることから、第2タイマ予告表示TM12では、「激アツ保留」の表示が維持されている。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果(成功)に応じたタイマ予告が行われる様子が示されている。
図133は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図134は、図133に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図133(1)〜同図(9)は、図131(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
そして、図133(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図133(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図133(10)に示される例では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示するとともに「惜しい」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目とならなかったことが報知されている。すなわち、ミッションに失敗したことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍でも、「惜しい」の文字が表示されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われるが、ミニゲームに成功した場合とは異なる結果となる。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図133(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図133(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図133(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図133(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ちょい熱」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の少し高い表示態様に変化したことが示唆されている。すなわち、番長の表示態様よりも信頼度は低いが、デフォルトの表示態様よりも信頼度が高いことが示唆されているということができる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図133(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図133(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「チャンス保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が信頼度が少しだけ高い先読み予告の表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図133(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図133(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図133(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図133(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図133(15)〜同図(17)に示す演出例は、図131(15)〜同図(17)に示す演出例と、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点、第2タイマ予告表示TM12の表示内容が異なっている点を除いて同様であるので、説明を省略する。
図133(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、この演出例では、図131に示す演出例とは異なり、ミニゲームに失敗することにより、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が偽の予告演出であったことが示され、或る演出としての疑似連演出が行われないことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図133(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。なお、ミニゲームに失敗した場合には、疑似連演出を行う代わりにリーチ状態となってリーチ演出が行われるようにしてもよい。
図133(18)に続く図134(19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図134(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
その後、図134(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図134(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われず、ハズレとなることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
図135は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図136は、図135に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図135(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図135(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図135(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「07:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図135(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図135(5)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図135(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「06:75」が表示されている。
図135(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図135(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図135(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進している。なお、この演出例では、ボタン受付時間メーターMTを表示していないが、表示されてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図135(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
図135(9)〜同図(10)は、サイコロのミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が継続している様子が示されている。すなわち、サイコロのミニゲームが開始されたが演出ボタン136の操作が未だ行われていない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図135(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:35」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:35」が表示されている。
その後、図135(11)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中のサイコロの図柄とボタン画像136aが表示画面の左下に移動する様子が示されている。これにより、実行中のサイコロのミニゲームと重複して他の演出が行われることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図135(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:22」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:22」が表示されている。
すると、図135(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームの実行中に他のミニゲーム(宝箱のミニゲーム)が開始する。宝箱のミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、サイコロのミニゲームは継続して行われており、演出ボタン136の操作も有効とされている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図135(12)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:00」が表示されている。
このように、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間において、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われ、その結果として、複数のミニゲームが同時に行われている期間があることが示されている。すなわち、複数のタイマ予告演出のうちの一のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間と、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間の少なくとも一部が重なっていることが示されている。
その後、図135(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図135(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図135(14)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示され、サイコロのミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、この演出例では、ミッション達成の結果をサイコロの図柄の停止表示のみで報知するようにしたが、図131において上述した要領で「成功」の文字表示や、ナビキャラクタYMによる「やったぜ」の文字表示が行われてもよい。一方、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図135(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」が表示されている。また、このとき、宝箱のミニゲームも継続して行われており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図135(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが中断しており、図135(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」のままとされ、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」のままとされている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
その後、2つのタイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、図135(16)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になると、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い先読みの表示態様となる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続して行われ、図135(16)に示すタイミングでは、「03:00」となっている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図135(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図135(17)に示すタイミングでは「02:75」が表示されている。また、このとき、サイコロのミニゲームが終了したことに伴って、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRが左側に移動している様子が示されている。また、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。その後、図135(18)〜図136(26)に示す演出が行われる。なお、図135(18)〜図136(26)に示す演出は、図131(16)〜図132(24)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図136(26)に示すようにしてリーチ状態が形成された後、図136(27)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図136(28)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図136(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図136(30)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示されており、強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。
その後、図136(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図136(32)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図136(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図137は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図138は、図137に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図137(1)〜同図(9)は、図121(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図137(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(10)に示すタイミングでは、「04:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「疑似連か」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われることに対する期待感を煽っている。
図137(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(11)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「否!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として疑似連が行われることを否定していることが示唆されている。
すると、図137(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告変更アニメ(タイマ予告加算アニメ)が開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「群予告か」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、疑似連ではなくサボハニ群予告が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出が疑似連ではなく他の演出である可能性が報知される。これにより、遊技者は第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンが完了して行われる演出が、疑似連よりも大当りの信頼度が高い演出となることに期待を持たせることができる場合がある。
その後、図137(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算され、第1タイマ予告表示TM11には、「15:03」が表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群予告」の文字ともにクエスチョンマークが付加されており、サボハニ群予告が行われる可能性が示唆されている。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。なお、タイマ予告変更アニメが行われてもタイマ予告表示におけるタイマ表示の示す時間に変更がなく、結局、或る演出として疑似連が行われる場合があってもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算される例について説明したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が加算される場合があってもよい。また、タイマ表示が加算されるだけでなく、減算される場合があってもよい。
その後、図137(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。この疑似連図柄が停止表示されて開始される疑似連演出は、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、図137(13)における「群予告」の表示に応答するように、「そうだ!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がサボハニ群予告であることが報知される。なお、この演出例では、或る演出が疑似連演出ではないにもかかわらず、疑似連演出が行われているが、疑似連演出が行われないようにしてもよい(ガセであってもよい)し、必ず疑似連演出が行われるようにしてもよい。また、或る演出が疑似連演出であり、さらに、タイマ表示が加算されることにより、別の演出(サボハニ群予告)も或る演出であるようにしてもよく、一のタイマ予告演出に対応する或る演出が複数であってもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(14)に示すタイミングでは「14:60」が表示されている。
その後、図137(15)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(15)に示すタイミングでは「14:22」が表示されている。
図137(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(16)に示すタイミングでは「06:01」が表示されている。
図137(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図137(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図137(18)に示すタイミングでは「01:13」が表示されている。
その後、図137(18)に続く図138(19)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として疑似連ではなく強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。また、図138(19)に示すように、サボハニ群予告が開始されると、パンダのアイコンPNDの表示が終了される。
図138(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図138(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、表示画面の左上隅には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が発生したことが報知されている。
その後、図138(22)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図138(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図138(24)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図138(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図139は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図139(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図139(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11に「60:00」を表示することで、スーパーリーチの発生を示唆し、例えば、タイマ予告演出の結果として行われる或る演出がカットイン画像の表示であることを示唆している。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、外形的には、実行中の図柄変動表示に関する予告として機能しているように見せかけている。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、図139(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図139(4)〜同図(7)に示す演出は、図130(4)〜同図(7)に示す演出と、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が54秒異なっている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図139(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図139(8)に示すタイミングでは、「56:85」が表示されている。
すると、図139(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図139(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が減少されており、第1タイマ予告表示TM11は、「02:00」が表示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、パンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することで、タイマ予告演出が先読み予告として実行されていると見せかけておいて、実際には、実行中の図柄変動表示の予告として実行されていたことが判明するような演出が行われている。
図139(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図139(11)に示すタイミングでは、「01:20」が表示されている。
すると、図139(12)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が、演出の開始当初では、それぞれ異なる図柄変動表示に対する予告演出として実行されるものと思わせておき、その後に、最初に行われた第2タイマ予告表示TM12に対応する或る演出と第1タイマ予告表示TM11に対応する或る演出とが同じ図柄変動表示を対象にしたものであることが判明されるので、遊技に意外性を持たせることができる場合がある。換言すれば、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された時点におけるタイマ表示の示す時間から、表示開始当初では、スーパーリーチ中に行われる予告の発生を示唆していたが、タイマ表示が短縮され、しかも、保留アイコンの表示態様の変化演出により、第2タイマ予告表示TM12と同じ図柄変動表示を対象にした先読み予告が行われることで、同じ図柄変動表示に対する先読み予告が複合して行われることにより、大当りに対する期待度を飛躍的に向上させることができる場合がある。
その後、図139(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。その後は、図139(14)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図139(14)〜同図(17)に示す演出は、図130(11)〜同図(14)に示す演出と同様なので、説明を省略する。
なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能しているが、いずれも実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよい。いずれの場合であっても、同一の図柄変動表示を対象として複合した予告が行われるので、大当りの信頼度をより一層高めることができる場合がある。
また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が異なる図柄変動表示を対象として実行する場合があってもよく、例えば、一方のタイマ予告演出が先読み予告として機能し、他方のタイマ予告演出が実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよく、この場合は、同一の図柄変動表示を対象として複合して行われる場合よりも大当りに対する期待を分散させることができる場合がある。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の何れか一方が偽のタイマ予告演出である場合があってもよい。
図140は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図140(1)〜同図(2)は、図121(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図140(3)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。
図140(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図140(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「58:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.88秒が経過した様子が示されている。
図140(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されてる。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図140(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図140(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。
その後、図140(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発し、エフェクト画像が第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なるようにして表示されている様子が示されている。なお、この場合も、エフェクト画像によりオーバーラップされていることにより第1タイマ予告表示TM11が視認困難とされている。
すると、図140(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分裂して表示され、新たなタイマ予告演出が開始される様子が示されている。その後は、図140(10)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図140(10)〜同図(12)に示す演出は、図139(4)〜同図(6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
その後、例えば、図121(9)〜図122(36)に示すような要領で、図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始して、その後、スーパーリーチが行われた後、図140(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。その後は、図140(14)〜同図(16)に示す演出が行われる。なお、図140(14)〜同図(16)に示す演出は、図123(38)〜同図(40)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図141は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図142は、図141に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図141(1)〜同図(3)は、図140(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図141(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図141(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「02:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.88秒が経過した様子が示されている。
図141(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されてる。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図141(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図141(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11では、爆弾画像BOMにより視認困難とされているが、タイマ表示が「00:00」となっている。
その後、図141(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発する様子が示されている。
すると、図141(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が新たに開始する様子が示されている。
なお、この演出例において、爆弾画像BOMが爆発した後、図141(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11に「SP待機中」の文字が表示されるとともに、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが付加される演出と、第2タイマ予告表示TM12において新たなタイマ予告演出が開始される演出が行われるようにしてもよい。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「アイテムゲット」の文字が表示され、予告アイテムを獲得したことが報知されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として2つの予告演出が行われ、一方が予告アイテムが表示される演出であり、他方が新たなタイマ予告演出が開始されるようにしてもよい。
なお、上述したように爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が開始された後で下皿満タンエラーが発生した場合には、図141(9´´)に示すように、新たに表示開始された第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示を表示するようにしてもよい。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。なお、球抜きエラー表示が第1タイマ予告表示TM11や第2タイマ予告表示TM12にオーバーラップされるようにしてもよい。
なお、球抜きエラー表示以外にも、例えば、扉開放表示等の別のエラー表示でタイマ予告表示とオーバーラップする関係となる構成としてもよい。これは、エラー表示は遊技者にとって重要な報知内容であるため、タイマ予告表示の視認性を悪化させることでエラーが発生したことに注目させることができる場合がある。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図141(9)に続く図142(10)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:50」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、「60:00」の表示のままとなっている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出だけタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示されている。なお、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、第2タイマ予告表示TM12に対する注意喚起がなされている。
図142(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図142(11)に示すタイミングでは、「01:11」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
すると、図142(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化して第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示に対する大当りの信頼度が向上したことを示唆している。なお、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、第2タイマ予告表示TM12が消去される。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
図142(13)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄がそれぞれ停止表示され、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせで仮停止した後、確定表示された様子が示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
その後、図142(14)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図142(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「59:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が複数の図柄変動表示に跨って行われている様子が示されている。
図143は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図144は、図143に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図143(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図143(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図143に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図143(1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図143(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図143(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示が行われている様子が示されている。
図143(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図143(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図143(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図143(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図143(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図143(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER」の表示が消去されるとともに、導火線の先頭が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図143(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図143(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図143(11)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図143(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図143(12)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図143(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、爆弾の表示態様である変動アイコンh0が爆発し、エフェクトが表示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連だ」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
その後、図143(14)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、変動アイコンh0の表示態様が変化し、デフォルトの表示態様となっており、さらに、変動アイコンh0には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「2」の文字が表示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0で疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
図143(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図143(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図143(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図143(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
図143(18)に続く図144(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図144(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図144(21)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図144(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図144(23)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図144(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、爆弾1つの表示につき、タイマ予告演出を1回だけ実行するようにしたが、爆弾1つの表示であっても、複数回のタイマ予告演出が実行される場合があってもよい。また、爆弾の表示態様(例えば、色や形状等)を複数種類用意し、表示態様によって実行するタイマ予告演出の回数を異ならせてもよい。この場合、表示態様に対うする回数のタイマ予告演出が行われなくてもよく、例えば、最大3回実行するところ、1回だけ実行する場合があるような構成であってもよい。
図145は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図146は、図145に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図145(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図145(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図145に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図145(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図145(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図145(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、図145(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームも開始されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、タイマ予告演出が開始した後でミニゲームが開始してもよいし、ミニゲームが開始した後でタイマ予告演出が開始してもよいし、タイマ予告演出が開始するタイミングとミニゲームが開始するタイミングとが同じであってもよい。
その後、図145(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにデカボタン画像136aLが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、また、ナビキャラクタYMの近傍には「押せ」の文字が表示され、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ここで、デカボタン画像136aLが表示された場合は、通常のサイズのボタン画像136aが表示された場合よりも大当りの信頼度が高く、すなわち、大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。また、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始されており、図145(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:37」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.63秒が経過した様子が示されている。
そして、図145(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図145(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図145(6)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「よし」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図145(6)に示すタイミングでは、「02:00」が表示されている。
図145(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図145(7)に示すタイミングでは、「01:25」が表示されている。
すると、図145(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ保留だ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化したことが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、図143に示す演出例とは異なり、始動入賞時に爆弾の表示態様の保留アイコンを表示するのではなく、入賞した後の図柄変動表示の実行中において爆弾の表示態様の保留アイコンに表示態様を変化する例について示されている。爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンが表示されており、この爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出の予告(先読み予告)が行われているということができる。なお、この演出例では、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示対応に変化したが、タイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化した後でタイマ表示が「00:00」となってもよい。
図145(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図145(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図145(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図145(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。その後、図145(13)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図145(13)〜同図(17)に示す演出は、図143(9)〜同図(13)に示す演出と、変動アイコンh0にリプレイのアイコンが表示されている点を除いて同様であるので、説明を省略する。ここで、図145(13)〜同図(17)において実行されるタイマ予告演出は、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出となっている。
図145(18)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾表示態様である変動アイコンh0が爆発した後、表示態様がリプレイの表示態様に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0の表示態様を特定の表示態様(リプレイの表示態様)とすることで疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
その後、図145(18)に続く図146(19)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図146(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図146(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図146(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図146(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は変動アイコンh0とともに表示されたままとなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図146(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がリプレイの表示態様から、大きく表示された爆弾の表示態様に変化し、ナビキャラクタYMの近傍には、「新タイマ!」の文字が表示されている。すなわち、変動アイコンh0により、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が開始されることの予告表示が行われている。また、この変化後の変動アイコンh0の上部には、「アツアツ」の文字が表示されており、或る演出として大当りの信頼度の高い演出が実行される可能性があることが示唆されている。そして、この変動アイコンh0には、カットインのアイコンが表示されており、実行が予告されているタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてカットイン画像が表示される可能性があることが示唆されている。そして、この演出例では、「アツアツ」の文字が表示されていることから、強カットイン画像CI1aが表示される可能性が高いことが予告されているということができる。
続いて、図146(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、このとき、変動アイコンh0は消去されている。
図146(26)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図146(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「0:00」となると、図146(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。
その後、図146(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図146(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図146(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図147は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図147(1)〜同図(12)は、図143(1)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。
図147(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄にリプレイ図柄RPではなく、「装飾6」が停止表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「不発」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は偽のタイマ予告演出であった様子が示されている。なお、中図柄が停止表示された後でタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となった後で中図柄が停止表示されてもよいし、タイマ表示が「00:00」となるタイミングで中図柄が停止表示されてもよい。
そして、図147(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は消去されている。また、変動アイコンh0は、爆弾の表示態様からデフォルトの表示態様に変化している。
その後、図147(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示されたが、偽のタイマ予告演出が行われた例について示されているが、偽のタイマ予告演出が行われないようにしてもよく、すなわち、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示された場合には、必ずタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図148は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図149は、図148に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図148(1)〜同図(2)は、図143(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図148(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、爆弾の表示態様は、1つや3つに限らず、2つの爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよいし、4つ以上の爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよい。
図148(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図148(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図148(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図148(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図148(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図148(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図148(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図148(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図148(11)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図148(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図148(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図148(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図148(13)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図148(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図148(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図148(15)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図148(15)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図148(16)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図148(16)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図148(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図148(17)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図148(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図148(18)に続く図149(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図149(19)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図149(20)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図149(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるため、変動アイコン表示領域に表示されていた変動アイコンh0が消去される。なお、第2タイマ予告表示TM12が消去された後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後で第2タイマ予告表示TM12が消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングと変動アイコンh0が消去されるタイミングが同じであってもよい。
続いて、図149(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図149(23)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図149(24)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図149(25)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図149(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図149(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図149(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
また、ミッションとして、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出が実行された場合(すなわち、ミッションが達成された場合)には、大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよい。
図150は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図150(1)〜同図(10)は、図143(1)〜同図(10)と同様であるため、説明を省略する。
第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「06:36」となったタイミングで、図150(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図150(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:00」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「05:36」が表示されている。また、図150(12)に示すタイミングでは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0が、いずれのタイマ予告表示におけるタイマ表示も「00:00」となっていないにもかかわらず、爆発する演出が開始されている。
すると、図150(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン変化」の文字が表示され、変動アイコンh0の表示態様が変化したことが報知されている。その後、図150(14)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図150(14)に示すタイミングでは「04:11」が表示されている。
図150(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図150(15)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図150(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図150(16)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図150(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、1回のタイマ予告演出を示唆する爆弾の表示態様の保留アイコンで複数回のタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図151は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図152は、図151に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図151(1)〜同図(2)は、図143(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図151(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、第一の保留アイコンh11は、爆弾の表示態様とされているが、図143(3)に示すものよりもサイズが大きい大爆弾の表示態様とされている。また、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンと、サボハニのアイコンと、番長のアイコンが表示されており、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の表示が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の予告(先読み予告)が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「大タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、1つの爆弾の表示態様の保留アイコンに、或る演出として実行される演出を示すアイコンが3つ表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、大爆弾の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に示されるアイコンの数は、1つや3つに限らず、2つアイコンが表示される態様である場合があってもよいし、4つ以上のアイコンが表示される態様である場合があってもよい。
図151(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図151(5)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、一部が大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱待機中」の文字が表示されており、大当りの信頼度のきわめて高いことが示唆されている第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示の開始が待機されていることを報知している。
その後、図151(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図151(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図151(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図151(9)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である大爆弾の表示態様の変動アイコンh0となる。また、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示が開始されたことに応じて、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱変動中」の文字が表示され、大当り予告がなされている。
図151(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図151(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0における導火線の長さは、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているリプレイのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてリプレイのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
図151(12)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図151(12)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているサボハニのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてサボハニのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図151(13)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図151(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。ここで、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部が「が出たら群予告確定」の文字表示にオーバーラップされているが、当該文字表示が変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図151(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図151(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図151(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、ミニゲームに成功してサボハニ群予告の実行が確定したため、サボハニのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、サボハニ群予告が実行された後で「済」マークが表示されるようにしてもよい。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図151(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図151(16)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部がリプレイ図柄RPにオーバーラップされているが、リプレイ図柄RPが変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図151(16)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図151(17)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。さらに、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として疑似連演出が実行されたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示されたリプレイのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図151(17)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図151(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図151(18)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図151(18)に続く図152(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図152(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図152(20)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図152(21)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図152(22)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるが、変動アイコンh0が大爆弾の表示態様である場合には変動アイコンh0は消去されず、スーパーリーチに移行しても表示された状態が維持されるが、変動アイコンが消去されてもよい。
続いて、図152(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図152(24)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図152(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図152(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示され、その後、図152(27)に示すように、第3タイマ予告表示TM13は消去される。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として強カットイン画像CI1aの表示が行われたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示された番長のアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。このように、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図152(28)に示す装飾図柄表示装置208では、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に示される全てのアイコンについてそれぞれ対応する演出が行われたため、変動アイコンh0が爆発する演出が開始されている。すると、図152(29)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が大爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示が行われる。ここで、変動アイコンh0がパンダの表示態様以外の表示態様に変化する場合があってもよく、例えば、番長の表示態様に変化した場合には、パンダの表示態様に変化した場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。また、デフォルトの表示態様に変化する場合があってもよい。
その後、図152(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、このとき、変動アイコンh0は変動アイコン表示領域とともに消去されているが、消去されないようにしてもよい。
その後、図152(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示されている。その後、図152(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図153は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される保留予告演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図153(1)〜同図(2)は、図143(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図153(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定停止しやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図153(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図153(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図153(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図153(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図153(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図153(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図153(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図153(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図153(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図153(13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図153(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図153(15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図153(16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図153(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。その後、図153(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図154は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図155は、図154に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図154(1)〜同図(2)は、図143(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図154(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、上述した殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様と共通する表示態様であるが、爆弾を抱えている殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、殿様のキャラクタが抱えている爆弾には「群」の文字が表示されており、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出としてサボハニ群予告が行われる可能性があることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により真のタイマ予告演出である可能性が異なるようにしてもよい。
図154(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図154(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図154(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図153(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図154(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図154(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図154(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図154(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図154(12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図154(12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図154(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図154(13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図154(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図154(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図154(16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図154(16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図154(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図154(18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図154(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図154(18)に続く図155(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図155(20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図155(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図155(22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図155(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図156は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図157は、図156に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図156(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図156(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図156に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図156(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図156(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図156(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、図148において上述したように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。
図156(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図156(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図156(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図156(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図156(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図148(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にサボハニのアイコンSBHが付加されており、この演出例では、後述するように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、ミニゲームにおいて宝箱画像BOXからサボハニのキャラクタが出現する可能性があることを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11では、3つの爆弾のうちの中央に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「5秒後に何かが・・・」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。なお、この演出例では、第一の保留アイコンh11の上方に付加表示されていた「TIMER×3」の文字表示は継続して表示されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図156(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:06」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.94秒が経過した様子が示されている。また、第一の保留アイコンh11における中央に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図156(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら激アツ予告」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現すると大当りの信頼度がきわめて高い予告が実行されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲーム」の文字が表示され、ミニゲームに対する注意喚起がなされている。
その後、図156(12)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが中央に移動した後に開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「群予告確定」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功し、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてミニゲームの結果が導出される様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われることの先読み予告報知が行われている様子が示されているということもできる。
すると、図156(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、サボハニのアイコンSBHとともに「準備中」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われることが予告報知されている。また、このとき、第一の保留アイコンh11は、中央に配置された爆弾が消去されて2つの爆弾が一塊となって表された態様に表示態様が変化している。ここで、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されてもよいし、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されたタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。なお、ミニゲームに成功した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。
図156(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止から第3停止まで順次行われた後、「装飾6−装飾2−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図156(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾2−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図156(16)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、上述したようにして表示態様が変化した後の第一の保留アイコンh11は、変化後の表示態様の状態で変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する残り2回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図156(17)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第2タイマ予告表示TM12と第3タイマ予告表示TM13がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第2タイマ予告表示TM12及び第3タイマ予告表示TM13はいずれもデフォルトの表示態様である。また、表示画面の右側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、リプレイのアイコンRPLが付加されており、表示画面の左側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、クエスチョンマークのアイコンQSTが付加されている。そして、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されており、すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから7秒が経過すると疑似連演出が開始される可能性があることが示唆されている。また、第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれの演出であるかは明らかとなっていない。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM12,TM13が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、7秒が経過したときと8秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。また、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、2つのタイマ予告演出の開始に応じて、2つの爆弾の両方の導火線の先頭がそれぞれ着火する様子が示されている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示及び第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図156(18)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「04:27」が表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13には、「05:27」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.73秒が経過した様子が示されている。
その後、図156(18)に続く図157(19)に示すタイミングで第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における両方の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。一方、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図157(19)に示すタイミングでは、「01:00」が表示されている。
その後、図157(20)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図157(20)に示すタイミングでは「00:50」が表示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、「00:00」になるタイミングで、図157(21)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が2つの爆弾が一塊となった表示態様からパンダの表示態様に変化し、当該図柄変動表示に関する予告の表示態様となる。すなわち、この演出例では、第3タイマ予告表示TM13によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、クエスチョンマークのアイコンQSTにより或る演出の内容が明らかでなかったものが、カウントダウンが完了して或る演出が行われたことにより、初めて或る演出の内容が明らかになる様子が示されている。また、この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様で表示開始された保留アイコンが保留アイコンとして表示されているときにおいて先読み予告としてタイマ予告演出が行われるとともに、変動アイコンとして表示された後において当該図柄変動表示に関する予告としてタイマ予告演出も行われる様子が示されている。すなわち、複数回のタイマ予告演出が行われることを報知する表示態様の保留アイコンが表示された場合に、複数の図柄変動表示でそれぞれタイマ予告演出が実行される様子が示されている。具体的には、タイマ予告演出が実行された結果として行われるサボハニ群予告と疑似連演出及び変動アイコンh0の変化演出とが別の図柄変動表示で行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる当該図柄変動表示に関する予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始されるが、それぞれのタイマ予告演出が実行された結果行われる演出の内容が異なっている様子が示されている。
その後、図157(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去され、また、リプレイのアイコンRPLの下方には、パンダのアイコンPNDが表示され、変動アイコンh0による予告報知が行われたことが報知されている。
図157(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図157(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図157(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上部において「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示は消去されている。
その後、図157(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示に対応するように、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタSBHNが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図157(27)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がパンダの表示態様から、大きく表示された番長の表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示の態様が信頼度のより高いものにステップアップした様子が示されている。
続いて、図157(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。
その後、図157(29)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図157(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図157(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコンh0も大きいサイズの番長の表示態様で再表示されている様子も示されている。その後、図157(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図158は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図158(1)〜同図(2)は、図145(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図158(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、ボタン保留の表示態様とされており、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様が変化する演出が開始されている。
すると、図158(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「PUSHだ」の文字が表示され、演出ボタン136の押下操作を促進する報知が行われる。
そして、図158(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図158(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様がボタン保留の表示態様から爆弾の表示態様に変化し、表示態様が変化した第二の保留アイコンh12の上方にはタイマ表示が表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコンにタイマ予告表示が表示されている様子が示されている。なお、図158(6)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、保留アイコンによりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示する様子が示されている。なお、この演出例では、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始するまでは、カウントダウンの開始を留保するようにしているが、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が保留されている状態、すなわち、保留アイコンとして表示されている状態においてカウントダウンを開始してもよい。この場合、例えば、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始した後のタイミング等、或る演出が開始されるタイミングが特定された場合に、タイマ表示をリセットし、カウントダウンを再度開始するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が実行される可能性があることが示唆されている。なお、図158(6)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーが発生しており、装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の一部の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示が表示されている。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。
図158(7)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図158(7)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンが開始されており、図158(7)に示すタイミングでは、「07:32」が表示されている。すなわち、7.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、変動アイコンh0によってタイマ表示が行われている様子が示されている。また、変動アイコンh0が表示される変動アイコン表示領域がタイマ予告表示を表示する表示領域としても機能しているということもできる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図158(8)に示すタイミングで変動アイコンh0において表示されているタイマ予告表示におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示され、疑似連演出が行われることが報知される。
また、図158(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図158(6´)に示すように、タイマ表示として「30:00」が表示される場合がある様子が示されている。すなわち、図158(6´)に示す演出例では、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群予告」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が実行される可能性があることが示唆されている。
図158(7´)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6´)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6´)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図158(7´)に示す演出例では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示におけるタイマ表示は、カウントダウン開始時のタイマ表示である「30:00」が継続して表示されており、タイマ表示のカウントダウンが開始される場合には、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインした後、この第1タイマ予告表示TM11においてタイマ表示のカウントダウンが行われる。すなわち、この演出例では、保留アイコン(変動アイコン)によりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示し、これとは別途にタイマ予告表示を表示し、当該タイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンを行っている様子が示されている。なお、図158(7´)に示すタイミングでは、「27:32」が表示されており、27.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図158(8´)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は消去されず表示された状態とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
このように、保留アイコンを、最初にボタン保留の表示態様で表示し、演出ボタン136の操作により爆弾の表示態様に変更するようにしてもよい。
なお、図14〜図49及び図66〜図158に示して説明した演出において、タイマ予告演出が実行された結果として行われる或る演出の種類、タイマ予告演出の演出内容、ミニゲームの内容については、図121以前の図面を参照して説明した各種の演出及び及び後述する図159〜図167を参照して説明する各種の演出を適用することができることはいうまでもない。
図159〜図167は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。
図159(A1)〜同図(A18)は、吉宗保留の表示態様による保留予告演出が行われている様子を示している。
図159(A1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図159(A1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図159(A1)〜同図(A18)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図159(A1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、この特図1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形で白色の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図159(A1)に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図159(A1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図159(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図159(A3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図159(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図159(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図159(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図159(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図159(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図159(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図159(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図159(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図159(A12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図159(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図159(A14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図159(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図159(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図159(A17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。なお、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様で変動アイコンh0が再表示されてもよい。その後、図159(A18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、ハズレの表示結果となる例が示されたが、大当りとなる場合もある。
図159(B1)〜同図(B12)は、吉宗保留の表示態様で表示された保留表示が吉宗爆弾保留の表示態様に変化する演出の一例を示している。なお、図159(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図159(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図159(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、爆弾のアイコンBOMBとともに「が出ればタイマ予告ストックだ」の文字が表示されており、宝箱から爆弾のアイコンBOMBが出現するとタイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。なお、装飾図柄の表示位置が変更された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングでミニゲームが開始されてもよい。
その後、図159(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中から爆弾のアイコンBOMBが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「ストック確定」の文字が表示され、タイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。
その後、図159(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンBOMBが吉宗保留の表示態様で表示された第一の保留アイコンh11にぶつかり、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図159(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様とされる。すなわち、吉宗爆弾保留の表示態様は、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された表示態様とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示されており、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の実行がストックされたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様に変化した後で「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよいし、「タイマ保留」の文字の表示が開始された後で第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化するタイミングで「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよい。また、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する際に、殿様のキャラクタから別のキャラクタに変化してもよく、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様に変化してもよい。また、殿様のキャラクタからなる吉宗保留の表示態様あるいは吉宗爆弾保留の表示態様における表示色がデフォルトの色から他の色(例えば、赤色)に変更され、大当りの信頼度がアップ(ランクアップ)するようにしてもよい。
図159(B8)に示す装飾図柄表示装置では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ保留」の文字も消去されている。
図159(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図159(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図159(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図159(B12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。以下、例えば、図154(8)〜図155(23)に示す演出が行われる。なお、この場合において、ハズレの結果が表示される場合もある。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果で先読み予告の表示態様の保留アイコンがタイマ予告演出の先読み予告の表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出が行われることの先読み予告が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された吉宗爆弾保留の表示態様が表示される例を示したが、例えば、図159(B7´)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示し、吉宗保留の表示態様の保留アイコンと離間して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´は、第一の保留アイコンh11の表示位置に対応する位置に表示されるので、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンに対応するものであるのかが容易に認識できる場合がある。
また、図159(B7´´)に示すように、変動アイコンh0の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンあるいは変動アイコンに対応するものであるのかを分かりにくくすることができる場合がある。
また、図159(B7´´´)に示すような保留アイコンの表示態様に変化するようにしてもよい。具体的には、爆弾の表示BD´´を表示してタイマ予告演出の先読み予告の機能として発揮させるとともに、大当りに関する先読み予告として、キャラクタのアイコン(例えば、殿様のキャラクタとは別のパンダのアイコンPD)を爆弾の表示に付随して表示する態様で保留アイコンを表示するようにしてもよい。
図160(B3a)及び同図(B7a)は、それぞれ、図159(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図160(B3a)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。なお、デフォルトの表示態様とは色が異なる表示態様であってもよく、例えば、図160(B3a)に示す例では、丸形で青色の表示態様で表示されている。これにより、大当りに関する先読み予告が行われている。なお、保留アイコンの色の変化により先読み予告を行う場合、その色により信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、この演出例では、虹色>金色>赤色>緑色>青色の順で信頼度が高く、この場合において、虹色の場合には、大当り確定を報知するものであってもよい。その後、図159(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図159(B7a)に示すように、図160(B3a)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様であるタイマ予告の表示態様に変化するようにしてもよい。この場合、保留アイコンの形態も変化してもよく、例えば、丸形に青色の表示態様から丸形に赤色の表示態様に変化するようにしてもよい。すなわち、大当りに関する先読み予告の信頼度がアップ(2段階アップ)してもよい。この場合、信頼度が1段階アップする場合があってもよいし、信頼度が2段階以上アップする場合があってもよいし、信頼度が1段階でのみアップしてもよいし、2回以上の特定の段階数だけでのみアップしてもよい。このようにして、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様をランクアップするようにしてもよい。
図160(B3b)及び同図(B7b)は、それぞれ、図159(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図160(B3b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。図160(B3b)に示す例では、丸形に赤色の表示態様で表示され、大当りに関する先読み予告が行われている様子が示されている。その後、図159(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図159(B7b)に示すように、図160(B3b)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するようにしてもよい。図160(B3b)に示す演出例では、保留アイコンの形態は変化せず、大当りに関する先読み予告の信頼度は現状維持とされている。この演出例では、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出の先読み予告が付加されており、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様がランクアップしているということができる。
図160(B3c)、同図(B7c)及び同図(B8c)は、それぞれ、図159(B3)、同図(B7)及び同図(B8)の別の演出パターンを示している。なお、図160(B3c)に示す演出は、図160(B3a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後、図159(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図160(B7c)に示すように、保留アイコンの表示態様は変化せず、表示画面の左上隅部に第1タイマ予告表示TM11が表示され、タイマ予告演出が開始されてもよい。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示され、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、第1タイマ予告表示TM11の下方に「待機中」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンの開始が留保されている。このように、保留アイコン表示領域とは別の領域に、カウントダウンが行われない態様でタイマ予告表示が表示されることで本発明を実現することもできる。その後、図160(B8c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは未だ待機中の状態とされている。なお、第1タイマ予告予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、先読み予告の対象である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において開始されることとなる。
なお、この演出例では、ミニゲームが行われた結果、タイマ予告演出の予告表示を含まない表示態様(吉宗保留の表示態様や青保留の表示態様等)からタイマ予告演出の予告表示を含む表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様や赤タイマ保留の表示態様等)に変化する様子が示されたが、上述した保留変化アニメが行われることにより保留アイコンの表示態様が変化するようにしてもよい。
図160(C1)〜図161(C23)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の演出例について段階的に示す図である。なお、図160(C1)〜同図(C2)は、図159(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図160(C3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。
図160(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図160(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図160(C6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図160(C7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図160(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図160(C9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図160(C10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図160(C11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図160(C12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図160(C12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図160(C13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図160(C13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図160(C14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図160(C15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図160(C16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図160(C16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図160(C17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図160(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図160(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図160(C18)に続く図161(C19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図161(C20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図161(C21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図161(C22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図161(C23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、殿様のキャラクタが爆弾を抱えた表示態様である吉宗爆弾保留を表示する様子を示したが、殿様のキャラクタが爆弾以外のもの(例えば、リプレイのアイコンやサボハニのアイコン等)を抱えた表示態様で表示し、実行される予告演出の先読み予告が行われるようにしてもよい。
図161(D1)〜同図(D18)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留予告演出の別の例について段階的に示す図である。なお、図161(D1)〜同図(D7)は、図159(A1)〜同図(A7)と同様であるため、説明を省略する。
図161(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図161(D9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図161(D10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図161(D11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図161(D12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
図161(D13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SPリーチだ」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図161(D14)〜同図(D18)に示す演出が行われる。なお、図161(D14)〜同図(D18)に示す演出は、図159(A14)〜同図(A18)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。この場合において、大当りとなる場合があってもよい。
このように、この演出例では、吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(タイマ予告演出の先読み予告の表示態様である吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方がタイマ予告演出が行われやすく、また、吉宗保留の表示態様が表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方が、爆弾が付加されない表示態様(吉宗保留の表示態様)で表示された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすい例が示されている。
図161(E1)〜図162(E19)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。
図161(E1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図161(E1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図161に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図161(E1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図161(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図161(E3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、丸形で青色の表示態様とされており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
図161(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図161(E5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図161(E6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図161(E7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図161(E8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図161(E9)に示す装飾図柄表示装置208では、ルーレット演出が開始され、開始演出が行われている様子が示されている。この演出例では、ルーレット演出が開始されて開始演出が開始されると、第一の保留アイコンh11の上方に3つのアイコン(例えば、タイマ予告のアイコン、リプレイのアイコン、サボハニのアイコン)がトライアングル状に配置され、3つのアイコンのうちのいずれか一つが楕円形状のカーソルに囲まれた態様で表示される。図161(E9)に示すタイミングでは、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが停止してタイマ予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図162(E10)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が引き続き行われている様子が示されている。図162(E10)に示すタイミングでは、カーソルが移動してサボハニのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが停止して、停止したアイコンに対応する予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図162(E11)に示す装飾図柄表示装置208では、引き続き開始演出が行われている様子が示されている。図162(E11)に示すタイミングでは、カーソルが移動してリプレイのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、リプレイのアイコンが停止して、疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図162(E12)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が終了してカーソルが高速移動(高速変動)を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何が出るか」という文字が表示され、3つのアイコンのうちのいずれが停止するかについて期待感を持たせるようにしている。
その後、図162(E13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されたことが報知されている。なお、「これだ」の文字が表示された後でルーレット演出の結果が導出表示されてもよいし、ルーレット演出の結果が導出表示された後で「これだ」の文字が表示されてもよいし、「これだ」の文字が表示されたタイミングでルーレット演出の結果が導出表示されてもよい。
すると、図162(E14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図162(E15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(すなわち、先読み予告の表示態様)から、この先読み予告の表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様に変化する。すなわち、青色で爆弾の表示態様である青色タイマ保留の表示態様に変化する。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「タイマ保留」の文字表示が行われてもよいし、「タイマ保留」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「タイマ保留」の文字表示が行われてもよい。
図162(E16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図162(E17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図162(E18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図162(E19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図143(8)以降に示す演出や、図145(12)以降に示す演出や、図147(8)以降に示す演出や、図150(8)以降に示す演出や、図151(9)以降に示す演出等が行われる。
図162(E13a)〜同図(E15a)は、図162(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図162(E13a)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがサボハニのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、サボハニのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図162(E14a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図162(E15a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(先読み予告の表示態様)から、サボハニのキャラクタの表示態様に変化する。すなわち、サボハニ群予告の先読み予告が行われている様子が示されている。その後、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、強サボハニ群予告が行われる可能性があることが報知される。なお、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が行われてもよいし(例えば、図69〜図70に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなくサボハニ群予告が行われてもよい(例えば、図67〜図68に示す演出等)。また、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよいし、サボハニ群予告自体が行われない場合があってもよい。そして、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示では、サボハニ群予告が行われる可能性があることから、スーパーリーチへの移行に対する期待感を持たせることができる場合がある。
図162(E13b)〜同図(E15b)は、図162(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図162(E13b)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがリプレイのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、リプレイのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図162(E14b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図162(E15b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様は丸形で青色の表示態様のまま変化しないが、変動アイコンh0の上方に、リプレイのアイコンが出現する。すなわち、疑似連の先読み予告が行われている様子が示され、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われる可能性があることが報知される。なお、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、疑似連演出が行われてもよいし(例えば、図69〜図70に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなく疑似連演出が行われてもよい(例えば、図67〜図68に示す演出等)。また、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われない場合があってもよい。
図162(E8c)〜同図(E12c)は、図161(E7)に続く別の演出パターンを示している。なお、図162(E8c)に示す演出は、図161(E8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図162(E9c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出が開始されている様子が示されている。プレゼント保留演出は、保留アイコン(あるいは、変動アイコン)の上方に小型の宝箱であるプチ宝箱TRGが表示され、複数種類の結果(中身あるいは選択肢)からいずれか一つが導出されて、保留アイコン(変動アイコン)の表示態様が変化する場合がある演出である。
その後、図162(E10c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出の結果が導出される様子が示されている。具体的には、プチ宝箱TRGが開放し、中からタイマ予告のアイコンが出現し、タイマ予告演出が行われる可能性があることが報知される。
すると、図162(E11c)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図162(E12c)に示す装飾図柄表示装置208では、図162(E8c)に示す先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するとともに、その色も青色から赤色に変化している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、タイマ予告の先読み予告の付加と先読み予告のランクアップが同じ演出によって行われる様子が示されている。さらに、この演出例では、爆弾の上方に初期表示の時間として「10:00」と表示されたタイマ表示のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。なお、図162(E12c´)に示すように、先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ予告の表示態様に変化するが、保留アイコンの色は青色のまま変化しない場合があってもよい。また、タイマ表示のカウントダウンの時間が異なる場合があってもよく、例えば、図162(E12c´´)では、初期表示の時間として「60:00」と表示されたタイマ予告のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。この場合、例えば、保留アイコンのランクが高いほど、長い時間を示すタイマ表示のアイコンが表示されやすいようにしてもよく、具体的には、青色で保留アイコンが表示される場合よりも赤色で保留アイコンが表示された場合の方がタイマ表示が示す時間の初期表示として「10:00」よりも「60:00」の方が出現しやすいようにしてもよい。このとき、図162(E10c)に示すプチ宝箱TRGの開放シーンにおいて、出現するタイマ予告のアイコンが示す初期表示の時間と異なるようにしてもよいし(例えば、プチ宝箱TRGから「10:00」を示すタイマ予告のアイコンが出現するが、保留アイコンの表示態様の変化後では「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが付加されてもよい)、同じようにしてもよい(例えば、プチ宝箱TRGから「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが出現するようにしてもよい)。
なお、この演出例では、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコンが出現することにより、大当りに関する先読み予告の保留アイコンにタイマ予告演出の先読み予告の機能が付加された様子を示したが、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコン以外のものが出現してもよく、例えば、図162(E10c´)に示すように、プチ宝箱TRGからリプレイのアイコンが出現し、疑似連の先読み予告が行われる場合があってもよい。
このように、この演出例では、プチ宝箱TRGから出現する中身の一つ(選択肢の一つ)にタイマ予告演出に関するものが含まれていれば、図162(E9c)に示すように、保留アイコンに付随してプチ宝箱TRGが表示されている状態もタイマ予告演出の先読み予告として機能するタイマ保留の一例ということができる。
図163(F1)〜図163(F22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。なお、図163(F1)〜同図(F8)は、図161(E1)〜同図(E8)と同様であるため、説明を省略する。
図163(F9)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。「吉宗カンカンゲーム」が開始されると、ナビキャラクタYMの右側にサイコロの図柄DCが「1」の図柄で表示され、装飾図柄は、表示画面の左上隅部で縮小して表示される。また、表示画面の中央上部には、「吉宗に注目!」「連打で切り裂け」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を連打してサイコロの出目(図柄)をより有利な出目(大きい出目)にすることをミッションとし、ミッションの達成度合いに応じて、保留アイコンの表示態様がより有利な態様に変化する場合があることが示されている。具体的には、図163(F9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様が大当りに関する先読み予告で且つ青色の表示態様のまま変化せず(変化なし)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は大当りに関する先読み予告の表示態様で変化はないが、保留アイコンの色が青色から赤色にランクアップ(青保留から赤保留へ変化)し、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告の先読み予告が付加され、しかも、保留アイコンの色も青色から赤色にランクアップ(青保留から赤タイマ保留へ変化)することが報知されている。
その後、図163(F10)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの出目とこれに対応する結果(すなわち、変化後の保留アイコンの表示態様)を示す表示が表示画面の左側に移動して表示されるとともに、表示画面の中央では、ボタン画像136aとともに「READY」の文字が表示され、連打操作受付が開始されることが報知される。また、ナビキャラクタYMも、刀を抜く構えを行っている様子が示されている。
図163(F11)は、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。操作有効期間が開始されると、ボタン画像136aに付随して表示されていた「READY」の文字が「GO!」に切り替わり、また、ボタン画像136aの下方には、残時間メータMTが表示され、連打を促進している様子が示されている。
図163(F12)は、演出ボタン136の操作有効期間において遊技者により演出ボタン136が連打操作されている様子が示されている。遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じてナビキャラクタYMがサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。なお、残時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減っていく態様で表示される。
図163(F13)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図163(F13)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作回数が所定回数(例えば、10回)となったため、サイコロの出目が「1」から「3」にランクアップしている。すなわち、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留から赤保留に変化することが確定していることが示されている。
図163(F14)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロの図柄の右側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて小刀でサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。
図163(F15)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロのの図柄の左側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて槍でサイコロの図柄をカンカンと突いている様子が示されている。また、ボタン画像136aに付随して表示されていた「GO!」の文字が「連打!」に切り替わり、演出ボタン136のさらなる連打操作を促している。
図163(F16)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図163(F16)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図163(F17)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図163(F18)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図163(F19)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図163(F20)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、タイマ予告演出の先読み予告が付加されている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図163(F21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図163(F22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図143(8)以降に示す演出や、図145(12)以降に示す演出や、図147(8)以降に示す演出や、図150(8)以降に示す演出や、図151(9)以降に示す演出等が行われる。
なお、この演出例では、演出ボタン136の所定回数の操作が行われることにより、予め定められた結果(サイコロの出目)が導出されるように構成されているが、例えば、操作有効期間内に演出ボタン136の所定回数の操作が行われず、予め定められた結果が導出されなかった場合でも、最終的に当該予め定められた結果(サイコロの出目)が導出される(書き換えられる)ようにしてもよいし、予め定められた結果とは異なる結果(演出ボタン136の操作回数に応じた結果)が導出されるようにしてもよい。例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、赤タイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
また、この演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がないまま結果が導出された場合には、保留アイコンの表示態様が青保留のままとなり、ランクアップしない例を示したが、例えば、図163(F9´)に示すように、いずれの結果が導出されても、保留アイコンの表示態様が必ずランクアップ(すなわち、「吉宗カンカンゲーム」が実行される時点で保留アイコンの表示態様の昇格が確定)する場合があってもよい。具体的には、図163(F9´)に示すように、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様(青色の表示態様)に変化するとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから青タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから赤タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され、さらに、保留アイコンの大きさが大サイズに変化(デフォルトからデカタイマ保留へ変化)することが報知されている。
図163(F8a)〜同図(F20a)は、図163(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図163(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図163(F8a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図163(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図163(F9a)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図163(F9a)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様からデカタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、デカタイマ保留の表示態様は、赤タイマ保留の表示態様よりも大当りの信頼度が高い表示態様である。その後は、図163(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図163(F16a)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図163(F16a)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
しかしながら、その後、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップすることなく、操作有効期間が経過すると、図163(F17a)に示すように、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「チャンス!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を「1」から「3」まで1ランクだけランクアップされた様子が示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは表示されているが、消去されてもよい。
そして、図163(F18a)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「3」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図163(F19a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図163(F20a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が行われている状態で、大当りに関する先読み予告がランクアップしている様子が示されている。換言すれば、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が別のタイマ予告演出の先読み予告に変化する様子が示されているということもできる。その後は、例えば、図163(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図164(F8b)〜同図(F20b)は、図163(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図163(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図163(F8b)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図163(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図163(F9b)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図163(F9b)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から2つの爆弾が一塊となって表された表示態様であって、左側に配置された爆弾が青色の表示態様であり、右側に配置された爆弾が赤色の表示態様である、ダブルタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われる可能性があることが示唆される。その後は、図163(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図163(F16b)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図163(F16b)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図163(F17b)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図163(F18b)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図163(F19b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図163(F20b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われる様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。その後は、例えば、図163(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図121〜図123に示す演出や、図124〜図125に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
なお、この演出例において、例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、ダブルタイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が少なくとも2回行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が1回だけ行われるようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図164(F8c)〜同図(F20c)は、図163(F7)に続く別の演出パターンを示している。
図164(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始している様子が示されている。このとき、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図164(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の右上隅部で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、その後開始される。
その後、図163(F9c)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、表示画面の左上隅部に移動表示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11は、「吉宗カンカンゲーム」が開始する前に移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始した後で移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始するタイミングで移動表示されてもよい。また、図163(F9c)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「27:60」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.4秒が経過した様子が示されている。その他の演出については、図163(F9b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、第1タイマ予告表示TM11は、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、表示位置が左上隅部から再び右上隅部に移動表示するが、移動表示しなくてもよい。その後は、図163(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われた後、図164(F16c)〜同図(F19c)に示す演出が行われる。なお、図164(F16c)〜同図(F19c)に示す演出は、タイマ予告演出が継続して行われており、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている点を除き、図164(F16b)〜同図(F19b)と同じであるので、説明を省略する。
図163(F20c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化し、保留アイコンのランクアップが行われた様子が示されている。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われ、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でタイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。その後は、例えば、図163(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図121〜図123に示す演出や、図124〜図125に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示が移動表示する例が示され、また、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として新たなタイマ予告演出の開始の予告が行われる例が示されている。
なお、この演出例では、爆弾の表示態様のタイマ保留が1つから複数個に増加する演出が行われたが、例えば、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が吉宗カンカンゲームが行われた結果、1つから3つに増加する演出が行われてもよい。
図164(G1)〜図165(G22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の別の演出パターンについて示す図である。なお、図163(G1)〜同図(G2)は、図161(E1)〜同図(E2)と同様であるため、説明を省略する。
図164(G3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、爆弾の表示BD´´とともにパンダのアイコンPDが付加された表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告が行われるとともに、大当りに関する先読み予告として機能している。なお、パンダのアイコンPDが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「2」となっており、大当りの信頼度が少し高い程度とされている。その後は、図164(G4)〜同図(G8)に示す演出が行われる。なお、図164(G4)〜同図(G8)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図161(E4)〜同図(E8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図164(G9)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図164(G9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、大当りの信頼度が「2」であるパンダのアイコンPDのまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDから殿様のアイコンTSにランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDからサボハニのアイコンSHにランクアップすることが報知されている。なお、殿様のアイコンTSが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「4」とされており、パンダのアイコンPDよりも大当りの信頼度が高くなっている。また、サボハニのアイコンSHが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「無限大」とされており、大当りの信頼度がきわめて高くなっている。その後は、図164(G10)〜図165(G19)に示す演出が行われる。なお、図164(G10)〜図165(G19)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図163(F10)〜同図(G19)と同じであるので、説明を省略する。なお、このとき、図164(G11)に示すように、パンダのアイコンPDは、残時間メータMTに対してオーバーラップして表示されているが、残時間メータMTによってオーバーラップされて表示されてもよい。また、図164(G18)に示すように、パンダのアイコンPDは、導出表示されたサイコロの出目にオーバーラップされるようにして表示されているが、サイコロの出目にオーバーラップして表示されてもよい。
図165(G20)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様から、サボハニの表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様ではなくなったが、大当りに関する先読み予告についてはランクアップしている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図165(G21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図165(G22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図67〜図68等に示すように、タイマ予告演出が行われずにサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよいし、図73等に示すように、タイマ予告演出が行われて或る演出としてサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよい。また、行われるサボハニ群予告は、必ず強サボハニ群予告であってもよいし、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよい。
なお、この演出例では、爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様からサボハニの表示態様に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化したが、例えば、青タイマ保留の表示態様である保留アイコンが、吉宗カンカンゲームが行われた結果、赤保留に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告としてはランクアップするようにしてもよい。
図165(H1)〜図166(H38)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。なお、図165(H1)〜同図(H2)は、図159(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図165(H3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が追加して表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様であるタイマ保留の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。
図165(H4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いてい。
図165(H5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図165(H6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図165(H7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図165(H8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図165(H9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、第一の保留アイコンh11における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。第一の保留アイコンh11に表示されているタイマ表示には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ開始」の文字が表示され、3秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わった後で「タイマ開始」が表示されてもよいし、「タイマ開始」が表示された後で第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよいし、「タイマ開始」が表示されるタイミングで第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよい。
その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図165(H10)に示すタイミングでは、タイマ表示が「02:75」示している。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ開始」の表示が「保留に注目」に切り替わり、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
図165(H11)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMNが出現し、第一の保留アイコンh11に向けて弓を射っている様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図165(H11)に示すタイミングでは、「00:55」が表示されている。
図165(H12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、殿様のキャラクタYMNによって放たれた矢が第一の保留アイコンh11に命中し、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してからタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。
すると、図165(H13)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が1つの爆弾の表示態様から、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様に変化し、その上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ増加」の文字が表示され、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、保留アイコンによって予告表示されているタイマ予告演出の実行回数が増加する様子が示されている。
図165(H14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図165(H15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図165(H16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図165(H17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図165(H18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する少なくとも3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図165(H19)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図165(H20)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図165(H21)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図165(H21)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図165(H22)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図165(H22)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現すると強サボハニ群予告が行われることが報知されている。なお、弱サボハニ群予告も含めてサボハニ群予告が行われることを報知するようにしてもよい。また、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現しなかった場合には、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として弱サボハニ群予告が行われるようにしてもよいし、サボハニ群予告が行われない(或る演出が実行されない。すなわち、ガセのタイマ予告演出が実行される)ようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図165(H23)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図165(H23)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図165(H24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、強サボハニ群予告が実行されることが報知される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図165(H24)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図165(H25)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図165(H25)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図165(H26)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図165(H26)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図165(H27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図165(H27)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図165(H27)に続く図166(H28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図166(H29)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図166(H29)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図166(H30)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図166(H31)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。
続いて、図166(H32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図166(H33)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図166(H34)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図166(H35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図166(H36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図166(H37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図166(H38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
なお、この演出例では、図165(H13)において、第二の保留アイコンh12の表示態様が1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するようにしたが、例えば、図166(H13´)に示すように、殿様のキャラクタがさらに付加された表示態様(吉宗トリプル爆弾保留の表示態様)で表示されてもよく、すなわち、吉宗トリプル爆弾保留の表示態様は、上述した吉宗爆弾保留の表示態様よりもタイマ予告演出の実行回数が多いことを報知しており、吉宗爆弾保留の表示態様よりもランクアップした表示態様ということができる。換言すれば、キャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)により複数回のタイマ予告演出の実行を示唆しているということができる。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われて実行された或る演出として、1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するが、各爆弾の表示態様は、変化の前後で同じであるが、変化の前後で各爆弾の表示態様が異なるようにしてもよく、例えば、1つの爆弾の表示態様に含まれる丸形の表示部分(導火線部分を除いた部分)が、或る演出が行われる前後で、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様:ノーマルタイマ保留の表示態様)から赤保留の表示態様を含む表示態様(トリプル赤タイマ保留の表示態様)に変化してもよいし、或る演出が行われる前後で、青保留の表示態様を含む青タイマ保留の表示態様から赤保留の表示態様を含むトリプル赤タイマ保留の表示態様に変化してもよい。
図166(H7a)〜図167(H34a)は、図165(H6)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図165(H3)において、保留増加したときに、1つの爆弾からなる表示態様ではなく3つの爆弾が一塊となって表された表示態様で第二の保留アイコンh12が表示されたものとする。なお、図166(H7a)〜同図(H12a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様となっている点を除き、図165(H7)〜同図(H12)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図166(H13a)に示す装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが行われた結果、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様から1つの爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加されている。一方で、1つの爆弾の表示態様に変化したが、色がデフォルトの色(白色)から赤色に変化しており、大当りに関する先読み予告の機能も兼ね備えている。すなわち、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われていたのが、1回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)に変更され、保留アイコンにより示唆されているタイマ予告演出の実行回数が減少するが、大当りの信頼度が向上しており、実質的にはランクアップしている様子が示されている。その後は、図166(H14a)〜同図(H18a)に示す演出が行われる。なお、図166(H14a)〜同図(H18a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図165(H14)〜同図(H18)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図166(H19a)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、3つの宝箱BX1〜BX3がトライアングル状に配置され、各宝箱には、中身が表示されている。すなわち、宝箱BX1には、爆弾の表示態様であるタイマ予告のアイコンが表示されており、宝箱BX2には、番長のアイコンが表示されており、宝箱BX3には、サボハニのアイコンが表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。
その後、図166(H20a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱がシャッフルするアニメが開始され、3つの宝箱が環状に高速移動する表示が行われる様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「選べ」の文字が表示されており、高速移動する3つの宝箱から演出ボタン136を操作することでいずれかを選択させることを促している。
その後、図166(H21a)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間メータMTとともにボタン画像136aが表示画面の左上に表示されて演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。残時間メータMTは、操作受付期間が開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。
図166(H22a)では、操作受付期間が開始してから所定時間(例えば、2.5秒)が経過したタイミングで演出ボタン136が操作された様子が示されている。すると、図166(H23a)に示す装飾図柄表示装置208では、3つの宝箱のうちの宝箱BX3が選択され、当該宝箱BX3が表示画面の中央で拡大表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、ミニゲームの結果に注目するよう促している。
その後、図166(H24a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX3が開放され、中からサボハニのアイコンSBHNが出現する様子が示されている。すなわち、強サボハニ群予告が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「群予告だ」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われることを予告している。
図166(H24a)に続く図167(H25a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わった後で「タイマ発動」が表示されてもよいし、「タイマ発動」が表示された後で変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよいし、「タイマ発動」が表示されるタイミングで変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよい。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
図167(H26a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図167(H26a)に示すタイミングでは「03:41」が表示されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから、1.59秒が経過した様子が示されている。
図167(H27a)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図167(H28a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図167(H28a)に示すタイミングでは「01:03」が表示されている。
その後、図167(H29a)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果、或る演出として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
その後、図167(H30a)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展している様子が示されている。剣豪リーチに発展すると、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図167(H31a)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図167(H32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図167(H33a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図167(H34a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、予告されたタイマ予告演出の実行回数が減少する演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、複数の選択肢からいずれか一つが選択されるミニゲームにおいて、タイマ予告演出を行う選択肢が含まれている例が示されている。また、この演出例では、予告されたタイマ予告演出の実行回数は減少するが、大当りの信頼度が向上して実施的に予告の内容がランクアップする様子が示されている。
図167(H24a´)〜同図(H27a´)は、図166(H23a)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図166(H23a)において、3つの宝箱のうちの宝箱BX2が選択されたものとする。
図167(H24a´)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX2開放され、中から番長のアイコンBCHOが出現する様子が示されている。すなわち、変動アイコン(あるいは、保留アイコン)の表示態様の変化が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「アイコン変化」の文字が表示されており、変動アイコン(保留アイコン)の表示態様の変化を予告している。
図167(H25a´)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。この演出例では、図167(H25a)に示す演出とは異なり(すなわち、宝箱からサボハニのアイコンSBHNが出現した場合とは異なり)、変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として行われる或る演出がサボハニ群予告ではなく、変動アイコン(保留アイコン)の変化演出となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、2秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
その後、図167(H26a´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
その後、図167(H27a´)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い予告表示態様となる。
このように、この演出例では、ミニゲームにおいて選択された結果に応じてタイマ予告演出において表示されるタイマ表示の初期値が異なっている例が示されている。
なお、この演出例において、例えば、図166(H23a)で宝箱BX1が選択されてタイマ予告のアイコンが出現した場合には、爆弾の表示態様で表示されている変動アイコンがランクアップし、大当りの信頼度がアップする表示態様に変化する。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加・減少及び爆弾の表示を含む表示態様から番長の表示態様への変更が行われる様子が示されているが、例えば、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加あるいは減少とともに表示態様が変更してもよい。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)において、アイコンの増加・減少及びアイコンの表示態様の変更が行われている様子が示されているが、予告アイコン(予告アイテム)の増加・減少及び予告アイコンの表示態様の変更が行われてもよい。
本実施形態では、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合にタイマ予告演出が行われるが、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示されない場合(例えば、番長の表示態様やサボハニの表示態様やリプレイの表示態様により保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合)でもタイマ予告演出が行われてもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果として行われる演出として、予告演出が行われる場合があり、また、チャンスアップ演出が行われる場合がある、ということができる。ここで、「予告演出」とは、大当りとなる可能性があること、あるいは、リーチ演出(特定のリーチ演出)が行われる可能性があることを示唆する演出のことであり、例えば、カットイン予告等がある。また、「チャンスアップ演出」とは、(1)実行されることにより図柄変動表示における大当りの信頼度を向上させる特定の演出のことであり、例えば、疑似連演出等がある。あるいは、(2)予告演出であって、特定の態様で実行されることにより、図柄変動表示における大当りの信頼度をより向上させる演出のことであり、例えば、カットインの予告演出であって、通常の態様が青色の枠で表示されるものに対し、赤色の枠で表示(チャンスアップの表示態様で表示)されるもの等がある。すなわち、チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図69(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る演出[例えば、疑似連や、図73(9)に示す強サボハニ群予告や、図77(30)に示す復活演出や、図80(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示や、図76(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記タイマ表示の表示が開始された後であっても前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており[例えば、図71(5)〜同図(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は表示されたが、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前に消去されて、或る演出が行われない等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記時間の表示が或る時間[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」等]になったことに応じて前記或る演出が開始される場合があるように構成されており[例えば、図69(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記或る演出が実行されない場合よりも該タイマ表示の表示が開始されて該或る演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来から、表示手段での表示演出は多彩になる傾向にある。しかしながら、表示手段には改良の余地がある。この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、タイマ表示の開始により或る演出の開始に期待を持つことができる場合がある。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後でのみ或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外でも或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になっても或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことのみに応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて或る演出が実行された場合には、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示するように構成されてもよいし、大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合に前記或る演出が開始される場合があり[例えば、図69(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達する前に該タイマ表示の表示が終了した場合には前記或る演出が開始されない[例えば、図72(3)〜同図(6)に示すように、偽のタイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる前に消去されると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達することに注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合にのみ或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出のみが開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が必ず開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合にのみ或る演出が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合以外の場合にも或る演出が開始されなくてもよい。
また、『 前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図83(3)〜同図(9)に示すミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果として第一の結果[例えば、図83(9)に示す、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現する結果等]が導出された場合に前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されている[例えば、図83(9)に示すように、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図83(17)に示すように、中図柄にリプレイ図柄RPが停止表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ予告の動向をミニゲームによって盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合にのみ時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合以外の場合にも時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、予告アイテム[例えば、図83(10)に示す、表示画面の左下に表示される姫のキャラクタHME等]を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果に応じて前記予告アイテムが表示される場合があるように構成されており[例えば、図83(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図83(10)に示すように、表示画面の左下に姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示される等]、
前記予告アイテムは、前記或る演出が実行されることを示唆する表示を含み[例えば、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示されることにより、疑似連が行われることが予告報知される等]、
前記予告アイテムが表示開始された後で、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図83(10)に示すように、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示された後で、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記予告アイテムが表示されない場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されないように構成されている[例えば、図84(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から婆のキャラクタBBA(10)が出現すると、図84(10)に示すように予告アイテムが表示されず、疑似連が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイテムの表示に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示による或る演出が開始されることをミニゲームに注目させつつ結果表示として予告アイコンにより認識できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達する(あるいは、到達しない)までの期間に演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、予告アイテムのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイテム以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイテムを必ず表示するものであってもよいし、予告アイテムを表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテム以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが必ず表示されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示のみを含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示以外の表示も含んでもよい。また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示を必ず含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示を含まない場合があってもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後でのみ、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後以外にも、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されないように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後、前記時間の表示の表示が変化開始する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図83(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示された後、図83(14)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、図83(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの表示の結果に集中して注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示とミニゲームの関連性を印象付けることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記時間の表示の表示が変化開始した後、該時間の表示が前記或る時間に到達する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図79(4)に示すように、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後、図79(12)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了する前に、図79(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの票ッ時の結果に集中して注目させることができる場合がある。
ここで、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後にのみ、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後以外にも、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始されるよりも前に前記ミニゲームの表示が開始される場合がある[例えば、図85(3)〜同図(4)に示すように、タイマ予告演出が開始する前にミニゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示が開始された時点では、タイマ表示が開始されるか否かがわからないため、ミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にのみミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前以外にもミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示のみが開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示以外の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記ミニゲームの表示の結果として第二の結果[例えば、図85(8)に示す、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果等]が導出される場合があり、
前記第二の結果は、前記或る演出に関連しない結果である[例えば、図85(8)に示すように、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果が導出された場合は、図85(4)に示すタイマ予告演出とは関連しない、図86(25)に示す強カットイン画像CI1aが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示の結果が或る演出に関連するか否かについて注目させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの表示の結果として第二の結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果以外の結果も導出される場合があってもよい。また、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が導出されない場合があってもよい。
また、第二の結果は、或る演出にのみ関連しないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも関連しないものであってもよい。また、第二の結果は、或る演出に必ず関連しないものであってもよいし、或る演出に関連する場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出として第一の予告[例えば、図76(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が実行される場合があり、
前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて先読み予告が行われることについて期待を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第一の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第一の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第一の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第二の予告[例えば、疑似連等]が実行される場合があり、
前記第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて図柄変動表示の実行時間が長くなることで大当りへの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第二の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第二の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第二の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第二の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間のみが長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間以外の時間も長くなるものであってもよい。また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が必ず長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くならない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第三の予告[例えば、図80(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示等]が実行される場合があり、
前記第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当り予告が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第三の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第三の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第三の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第三の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくなるものであってもよい。また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第四の予告[例えば、図77(30)に示す復活演出等]が実行される場合があり、
前記第四の予告は、大当りとなることを報知する予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当りとなることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第四の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第四の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第四の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第四の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第四の予告は、大当りとなることのみを報知するものであってもよいし、大当りとなること以外にも報知するものであってもよい。また、第四の予告は、大当りとなることを必ず報知するものであってもよいし、大当りとなることを報知しない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図119(1)に示す下皿満タンエラー表示ERR1等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態[例えば、下皿満タンエラーの状態等]で表示される場合がある表示であり、
前記タイマ表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図119(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示による演出を見るために皿満タンエラー状態を早く解除させようとする意欲をもたせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があってもよい。
また、タイマ表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、複数種類の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図78(3)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図76(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第一の態様で表示された場合よりも該タイマ表示が前記第二の態様で表示された場合の方が、前記或る演出が開始されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の態様によって或る演出が開始されることに対して期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームが行われる場合にあっては、タイマ表示の態様によってミニゲームの成功の可能性に期待できる場合がある。すなわち、まずはミニゲームの成功に遊技者が期待することで或る演出が実行されることを期待するが、途中で表示開始されているタイマ表示の態様が間接的に先に開始されているミニゲームの表示の結果に期待を持たせることができる場合がある。つまり、後に開始された演出(タイマ表示)が先に開始された演出(ミニゲーム等)の予告として機能して遊技者に興趣を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ表示が第一の態様で表示された後で第二の態様に変化してもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された後で第一の態様に変化してもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示開始された場合には、第二の態様に変化しないように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された場合には、第一の態様に変化しないように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図120(a)に示す「7:77」のタイマ表示や、図120(b)に示す「99:99」のタイマ表示や、図120(g)に示すレインボー表示態様等]であり、
前記第三の態様は、前記第一の態様と異なる態様であり、
前記第三の態様は、前記第二の態様と異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示開始時点で遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第三の態様で表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の態様は、第一の態様と一部が異なるものであってもよいし、第一の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、第三の態様は、第二の態様と一部が異なるものであってもよいし、第二の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記大当り図柄が確定表示されたことに応じて行われる大当り遊技とは別であって遊技者に有利な状態(以下、「第一の状態」という。)が付与されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が第三の態様に対する期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態のみが付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態以外の状態も付与されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が必ず付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が付与されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、第一の状態が付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、第一の状態が付与されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の状態とは、確変状態のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、確変状態は、電サポ状態が付与されてもよいし、電サポ状態が付与されていなくてもよい。また、確変状態は、次回の大当りまで状態が維持される確変状態であってもよいし、或る回数の図柄変動表示が行われた場合に状態が終了する確変状態(ST)であってもよい。
また、確変状態に換えて電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)であってもよい。
また、『 前記第一の状態とは、保留連荘のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留連荘は、確変大当りが確定する保留連荘であってもよいし、確変大当りでない大当りが確定する保留連荘であってもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記時間の表示の変化が行われずに前記大当り図柄が確定表示される前に該タイマ表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達しない場合であっても遊技者に期待させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示のみが消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にのみタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前以外にもタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合にのみ、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が変化して或る時間に到達する前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合であっても前記或る演出は開始されずに前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が開始されない場合であっても有利な展開を期待できる場合がる。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されて大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間となる態様[例えば、「5:00」のタイマ表示等]であり、
前記第二の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間となる態様[例えば、「20:00」のタイマ表示等]であり、
前記第三の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第三の時間となる態様[例えば、「7:77」のタイマ表示等]であり、
前記第一の時間と前記第二の時間では、前記第二の時間の方が長い時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第二の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の状態が付与される場合にのみ表示される時間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示が開始されるときに表示される時間に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間にならない場合がある態様であってもよい。
また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第一の時間と第二の時間では、第二の時間の方が必ず長い時間であってもよいし、第二の時間の方が長い時間でない場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の時間のみと異なる時間であってもよいし、第一の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第一の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第一の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第二の時間のみと異なる時間であってもよいし、第二の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第二の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第二の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の状態が付与される場合以外の場合にも表示される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に必ず付与される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に付与されない場合がある時間であってもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図69(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示のみを表示可能に構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を必ず表示するようにに構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を表示しない場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図69(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 演出表示を実行可能な演出表示手段[例えば、図114に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記演出表示手段は、前記表示手段とは別に設けられた手段であり、
前記演出表示手段は、前記タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記表示手段と前記演出表示手段のうちのいずれか一方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第一の場合[例えば、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記表示手段と前記演出表示手段の両方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第二の場合[例えば、図114(3)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示の両方が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合は、前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており、
前記第二の場合は、前記或る演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一つの或る演出に対してタイマ表示が行われる数によって或る演出の開始に期待できる場合がある。
ここで、演出表示手段は、演出表示のみを実行可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、演出表示を必ず実行するものであってもよいし、演出表示を実行しない場合があってもよい。
また、演出表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の場合は、或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、第一の場合は、或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合は、或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合は、或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第二の場合は、或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第二の場合は、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、演出表示手段と表示手段のうちの表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示されている場合において、演出表示手段と表示手段のうちのいずれか一方のタイマ表示が途中で終了する場合があってもよい。
また、演出表示手段と表示手段で異なる時間の表示を行って、演出表示手段と表示手段のうちの一方のタイマ表示において或る時間に達した場合に、或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、前記時間の表示がカウントダウンされる表示であり[例えば、図69(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記或る時間とは、0[例えば、図69(9)に示す、「00:00」のタイマ表示等]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る時間に達したことが容易に認識できる場合がある。
なお、或る時間とは、小数点以下を含んで0であることも含んでもよく、例えば、「0.00」や「00.00」の表示であってもよいし、「0:00」や「00:00」の表示であってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の保留アイコンを表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図143(9)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、疑似連演出が開始される等]、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、図143(3)に示す爆弾の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第二の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する保留アイコンである[例えば、図143(3)〜同図(9)に示すように、爆弾の表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、保留アイコンにより、演出の内容(タイマ演出が行われること)まで知ることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいしい、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でのみ該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で以外にも該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
以下、「少なくとも示唆」という場合には、暗示的に示唆するものの他、明示的に報知するものも含まれる。
また、第二の保留アイコンは、表示された場合にはタイマ演出が必ず開始してもよいし、例えば、第二の保留アイコンが表示されてもタイマ演出が開始されない場合があってもよく、例えば、タイマ演出が開始されない偽の第二の保留アイコンが表示される場合があってもよいし、第二の保留アイコンが表示された後、タイマ演出が開始される前に大当りとなり、当該大当りにかかる大当り遊技が終了した後でデフォルトの表示態様の保留アイコンとなって、タイマ演出が行われないような場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記或る演出の内容を示唆する保留アイコンである[例えば、爆弾の表示態様の保留アイコンは、図145(8)に示すように、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の対象となる図柄変動表示で実行される演出内容に興味を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、或る演出の内容のみを示唆可能なものであってもよいし、或る演出の内容以外にも示唆可能なものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る演出の内容を必ず示唆するものであってもよいし、或る演出の内容を示唆しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第二の表示態様[例えば、図148(3)に示す、3つの爆弾が一塊となった表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第二の表示態様は、前記或る図柄変動表示の実行中に複数回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図148(3)〜図149(23)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1つの保留アイコンの表示で、複数回のタイマ演出が行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第二の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中にのみ複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にも複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第一の表示態様[例えば、図143(3)に示す、1つの爆弾からなる表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第一の表示態様は、前記或る図柄変動表示が終了されるまでの間に少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図143(3)〜同図(9)に示すように、1つの爆弾からなる表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンによりタイマ演出の回数に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、第一の表示態様よりも第二の表示態様の方が実行されるタイマ演出の回数が多いように構成されてもよい。
また、第二の保留アイコンの表示として、1回分のタイマ演出を示唆する表示パターンが複数(例えば、パターン1、パターン2等)あり、パターン1よりもパターン2の方が大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。ここで、パターンとは、色のパターンや、大きさのパターンや、形状のパターン等が考えられる。
また、第一の表示態様であっても複数回のタイマ演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第三の保留アイコン[例えば、図153(3)に示す、吉宗保留の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第三の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンと前記第三の保留アイコンは、別の保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、或るキャラクタ[例えば、殿様のキャラクタ等]が表示される保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない保留アイコンであり[例えば、図153(3)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当り(スーパーリーチ)の先読み予告であり、タイマ予告演出が開始されることを示唆していない等]、
前記第二の保留アイコンは、第三の表示態様[例えば、図154(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第三の表示態様は、前記或るキャラクタを含んで前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図154(3)〜同図(9)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の信頼度の期待も持たせることができる場合がある。
ここで、第三の保留アイコンは、或るキャラクタのみが表示されるものであってもよいし、或るキャラクタ以外のものも表示されるものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或るキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、或るキャラクタが表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、或る図柄変動表示が開始されるよりも前の図柄変動表示においてタイマ演出が開始されてもよい。例えば、第二の保留アイコンが実行を示唆しているタイマ演出が或る図柄変動表示よりも前の別の図柄変動表示でも行われてもよい。これによれば、1回の図柄変動表示においてタイマ演出がまとめて行われることに期待させながら遊技に注目させることができる場合がある。
また、『 前記タイマ演出により行われた前記或る演出に関する報知を実行可能に構成されている[例えば、図148(16)に示すように、疑似連演出が行われたことをリプレイのアイコンRPLの表示により報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者は或る演出の種類を把握できるようになり、それ以降において、或る演出の内容を想像しながらタイマ演出を見ることができる場合がある。
ここで、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知のみを実行可能に構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知以外の報知も実行可能に構成されたものであってもよい。また、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を必ず実行するように構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を実行しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0等]を表示可能な手段であり、
保留アイコンとして表示されていた前記第二の保留アイコンが、前記或る図柄変動表示の開始に関連して変動アイコン(以下、「第一の変動アイコン」という。)として表示開始される場合があるように構成されており[例えば、図148(7)〜同図(8)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11が、次の図柄変動表示が開始すると、同じ表示態様の変動アイコンh0として表示される等]、
前記或る図柄変動表示の実行中に1回の前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第一の変動アイコンの表示態様が変化する表示(以下、「第一の表示[例えば、図148(9)〜同図(16)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様から2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する変動アイコンh0の表示等]」という。)が表示されるように構成されており[例えば、図148(8)〜同図(16)に示すように、1回のタイマ予告演出が実行されると3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0は、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する等]、
前記第一の表示によって表示態様が変化した後の前記第一の変動アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に開始可能な前記タイマ演出の残り回数を示唆可能な変動アイコンである[例えば、図148(16)に示すように、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化した変動アイコンh0は、タイマ予告演出があと2回実行されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンをタイマ演出の回数報知手段として機能させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとしてのみ表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコン以外のものとしても表示開始される場合があるように構成されてもよい。また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして必ず表示開始されるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして表示開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンのみが、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコン以外のものも、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示のみが表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示以外の表示も表示されるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことのみに関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数のみを示唆可能なものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数以外のものも示唆可能なものであってもよい。また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間を示唆可能な態様で表示される場合がある保留アイコンである[例えば、図158(6)に示す爆弾の表示態様の保留アイコンの上方にはタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示における時間の初期値表示の示唆により実行される或る演出の内容を想像させることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様以外の態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で必ず表示されるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間のみが示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間以外の時間も示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよい。
また、『 複数の前記タイマ演出(以下、「複数のタイマ演出」という。)が前記或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があり[例えば、図156(17)に示すように、2つのタイマ予告演出が同時に開始されている等]、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図156(17)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図156(17)に示す第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図156(17)に示す第2タイマ予告表示TM12等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、7秒(「07:00」)等]と、前記第二のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図156(17)に示す第3タイマ予告表示TM13等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、8秒(「08:00」)等]は、異なる時間であり、
前記第一のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第一の演出[例えば、図157(19)に示す疑似連演出等]が行われる場合があり、
前記第二のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第二の演出[例えば、図157(21)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化演出等]が行われる場合があり、
前記第一の演出と前記第二の演出は、異なる演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の複合により複数の或る演出(予告)が行われることに期待できる場合がある。
ここで、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中にのみ同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中以外にも同時に開始される場合があってもよい。また、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に必ず同時に開始されてもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に同時に開始されない場合があってもよい。
また、複数のタイマ演出のみが或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出以外の演出も或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよい。
なお、複数のタイマ演出の開始時期がずれていて、それぞれのタイマ演出の実行期間の少なくとも一部が重複する場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間と、第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間は、必ず異なる時間であってもよいし、同じ時間である場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出のみが行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が必ず行われてもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が行われない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出のみが行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が必ず行われてもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が行われない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出は、必ず異なるものであってもよいし、同じである場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図141(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図141(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記タイマ表示と前記球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図141(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類のタイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図121(3)〜同図(12)に示す、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図121(5)〜同図(7)に示す、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示[例えば、図121(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の表示が開始された後で該第一のタイマ表示が第一の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第一の演出[例えば、図121(13)に示す、疑似連演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
前記第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示[例えば、図121(5)に示す、第2タイマ予告表示TM12等]の表示が開始された後で該第二のタイマ表示が第二の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第二の演出[例えば、図121(8)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
或る装飾図柄変動表示の表示中において、前記第一のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図121(3)〜同図(12)に示す期間等]と前記第二のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図121(5)〜同図(7)に示す期間等]が重なる期間(以下、「第一の期間[例えば、図121(5)〜同図(7)に示す期間等]」という。)が生じる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、タイマ演出が重なって行われることで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数種類のタイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類のタイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類のタイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類のタイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことのみに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことのみに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったこと以外のことにも応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間のみが生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間以外の期間も生じる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が必ず生じるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が生じない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中においてのみ、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外においても、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの少なくとも一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されている[例えば、図121(5)〜同図(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様を先読み予告の表示態様にする先読み予告として実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を先読み予告として使用することで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告としてのみ実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告以外のものとしても実行される場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として必ず実行されるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出のみが先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出以外の演出も先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出の両方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの一方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行され、他方が先読み予告として実行される場合があり[例えば、図121(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、当該図柄変動表示の予告である疑似連演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合があり[例えば、図122(24)〜図123(37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出と第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出のうち、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出は、予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示を実行するための演出であり、第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出は、予告演出としてのサボハニ群予告を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行される場合(以下、「第一の場合」という。)がある[例えば、図124(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、先読みモードを開始するために実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、後に開始された演出が先に開始された演出の対象と同じ装飾図柄変動表示を対象とすることに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行され、他方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行され、他方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行され、他方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されず、他方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第一の演出[例えば、図124(6)に示す先読みモード等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図124(2)〜同図う(10)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]よりも後に開始される装飾図柄変動表示(以下、「第一の装飾図柄変動表示[例えば、図124(11)〜同図(18)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]」という。)の表示中に前記第二の演出[例えば、図124(13)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第一のタイマ演出[例えば、図124(3)〜同図(5)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]と前記第二のタイマ演出[例えば、図124(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]は、前記第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示[例えば、図125(19)〜同図(29)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]を対象とした先読み予告として実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る装飾図柄変動表示をタイマ演出によって盛り上げつつ、先読み予告として第一の装飾図柄変動表示に期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告としてのみ実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告以外のものとしても実行されるものであってもよい。また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として必ず実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第一の演出と前記第二の演出の少なくともいずれか一方の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出である[例えば、図124(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出は、保留アイコンの表示態様がパンダの表示態様に変化する演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一方の演出が保留変化のため、該保留変化の対象となる装飾図柄変動表示を対象として他方の演出が行われることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第一の演出と第二の演出のいずれか一方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよいし、第一の場合において、第一の演出と第二の演出の両方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよい。
なお、保留アイコンの表示態様の変化演出以外の先読み予告が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図130(9)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第二の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図130(6)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化する場合がある[例えば、図130(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、パンダの表示態様の保留アイコンを番長の表示態様に変化する演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの複数段階のランクアップをタイマ演出によって盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってのみさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出以外の演出によってもさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって必ず変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって変化しない場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンのみが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコン以外のものも他方の演出によってさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみによって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出にかかる前記第一の演出が開始されるタイミングと、該第一の期間において実行中の前記第二のタイマ演出にかかる前記第二の演出が開始されるタイミングが異なる場合があるように構成されている[例えば、図121(5)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出により実行される疑似連演出が開始されるタイミングと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出により実行される保留アイコンの表示態様の変化演出が開始されるタイミングは異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出にかかる演出の開始タイミングにバリエーションが持たせられる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングのみが異なる場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが必ず異なるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが同じ場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の演出として第一の予告アイコン[例えば、図126(10)に示す剣豪のキャラクタKNG等]が表示される場合があるように構成されており[例えば、図126(3)〜同図(10)(図128(3)〜同図(10))に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として剣豪のキャラクタKNGが表示される等]、
前記第一のタイマ演出[例えば、図128(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示[例えば、図128(2)〜図129(24)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図129(20)〜同図(22)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されており、
前記第一のタイマ演出[例えば、図126(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図126(2)〜同図(18)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示[例えば、図127(19)〜同図(29)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図127(25)〜同図(27)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出として表示された予告アイコンが予告として行われるか先読み予告として行われるか注目させることができる場合がある。
また、先に第二の演出が開始された場合は、第二の演出が予告なのか先読み予告なのかということに応じて第一の予告アイコンに応じた予告演出が第二の演出と同じ対象となる装飾図柄変動表示で開始されることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の演出として第一の予告アイコンのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコン以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出として第一の予告アイコンが必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコンが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出としてのみ第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出としても第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
なお、『 前記第二の演出として第二の予告アイコンが表示される場合があるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、第一の演出と第二の演出のいずれか一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告であり、他方が先読み予告である場合に、第一の演出として表示される予告アイコンと第二の演出として表示される予告アイコンが同じ予告アイコンであってもよい。
また、『 複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図131(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図131(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のタイマ表示[例えば、図131(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図131(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームは、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第二のミニゲームは、前記第二のタイマ表示[例えば、図131(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図131(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームは、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第一の演出が前記第一のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されており[例えば、図131(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図132(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二の演出が前記第二のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されている[例えば、図131(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図131(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、単にタイマ表示の時間を待つだけでなく、その間にミニゲームの結果に注目させることができる場合がある。
ここで、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されていてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のものも実行可能に構成されていてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されていてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第一の演出が第一のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第一の演出が第一のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の演出が第二のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第二の演出が第二のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
なお、ミニゲームの種類は第一のタイマ演出と第二のタイマ演出で同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、ミニゲームの開始順序と種類が対応付けされるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの実行中に第一の演出又は第二の演出の示唆を行うように構成されてもよく、例えば、ミニゲームが成功した場合に保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが示唆されるといったような演出を行うようにしてもよい。
また、『 前記第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に前記第一の演出が第一の態様で行われるように構成されており[例えば、図131(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図132(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に前記第一の演出が第三の態様で行われるように構成されており[例えば、図133(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図134(20)に示すハズレの演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に前記第二の演出が第二の態様で行われるように構成されており[例えば、図131(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図131(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に前記第二の演出が第四の態様で行われるように構成されている[例えば、図133(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図133(12)に示す保留アイコンがパンダの表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームとタイマ演出とのコンビネーションによる演出のバリエーションが増加して興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出のみが第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第一の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合にのみ第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出のみが第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第三の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合にのみ第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出のみが第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第二の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合にのみ第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出のみが第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第四の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合にのみ第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよい。
なお、『 前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第三のミニゲームであり、
前記第三のミニゲームの結果が第五の結果となる場合に第三の演出が第五の態様で行われるように構成されており、
前記第三のミニゲームの結果が第六の結果となる場合に前記第三の演出が第六の態様で行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示[例えば、図137(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の時間表示[例えば、「10:00」等]は、前記第一の時間となるまでの時間[例えば、10秒等]を示す表示であり、
前記第一のタイマ表示の時間表示が前記第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されている[例えば、図137(3)において「10:00」と表示された第1タイマ予告表示TM11は、図137(12)〜同図(13)に示すように、「00:00」になる前にタイマ表示に示す時間が加算されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示のみが第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の時間表示は、前記第二の時間となるまでの時間を示す表示であり、
前記第二のタイマ表示の時間表示が前記第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示のみが第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図121(2)〜図122(22)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一のタイマ表示[例えば、図121(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間になる場合があるように構成されており[例えば、図121(3)に示す第1タイマ予告表示TM11は、同図(12)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二のタイマ表示[例えば、図121(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間になる場合があるように構成されている[例えば、図121(5)に示す第2タイマ予告表示TM12は、同図(7)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示のみが第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示以外の表示も第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が必ず第一の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が第一の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示のみが第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示以外の表示も第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が必ず第二の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が第二の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図121(3)に示すタイミングで表示開始され、第2タイマ予告表示TM12は、図121(5)に示すタイミングで表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の開始タイミングが多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングのみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と前記第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図121(3)に示すように、表示開始された際には「10:00」が表示されており、第2タイマ予告表示TM12は、図121(5)に示すように、表示開始された際には「03:00」が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が開始された際に表示される時間が多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示のみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示以外の時間表示も異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一の時間と前記第二の時間は、同じ時間[例えば、「00:00」等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングが容易に認識できる場合がある。
なお、第一の時間と第二の時間が異なる時間であってもよい。
また、『 前記第一の時間は、0であり、
前記第二の時間は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングがより容易に把握することができる場合がある。
なお、第一の時間が0以外であってもよい。また、第二の時間が0以外であってもよい。
また、『 球抜きエラー表示[例えば、図141(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能に構成されており、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図141(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図141(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、球抜きエラー表示のみを表示可能に構成されてもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能に構成されてもよい。また、球抜きエラー表示を必ず表示するように構成されてもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のいずれか一方の表示のみが球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の両方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図153(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図154(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図153(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図154(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図154(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図154(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が一体的に付加された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図159(B7´)に示す保留アイコンは、殿様のキャラクタの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図154(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図161(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、吉宗保留の表示態様の保留アイコンにおける殿様のキャラクタが疑似連のアイコンやサボハニのアイコンを抱えて疑似連やサボハニ群予告の先読み予告が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図163(F9)に示す丸形で青色の表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図163(F9)に示す丸形で赤色の表示態様等]であり、
前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様で表示された場合よりも前記第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合(以下、「第一の場合[例えば、赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンも赤保留の表示態様の保留アイコンも、丸形で赤色の表示が含まれている等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記タイマ演出が開始されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る種類の予告の表示の表示態様により、大当りに対する期待感を持たせることができるとともに、タイマ演出が開始されることに対する期待感を持たせることもできる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合のみの方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合以外の場合でも、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第二の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合のみがあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合が必ずあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合がない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が必ず開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されにくい場合があるように構成されてもよい。
第一の場合においてのみ、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されないように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告表示が表示された後で、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある[例えば、図159(B3)〜同図(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が、吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でも第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後でのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後以外でも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、図159(B4)〜同図(B5)に示すミニゲームの表示や、図161(E9)〜図162(E13)に示すルーレット演出の表示や、図163(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示や、保留変化アニメ等]を表示可能な手段であり、
前記第二の予告表示が表示された後で前記変化演出表示が表示されると、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化演出表示により、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変化演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、変化演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、変化演出表示を必ず表示するものであってもよいし、変化演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
なお、対象の保留とは異なる保留の保留アイコンにおける変化演出表示等によって対象の保留の保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
また、『 前記変化演出表示は、ミニゲーム[例えば、図163(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示等]を含む表示であり、
前記ミニゲームが行われた結果、第一の結果[例えば、サイコロの出目が「5」となる表示結果等]が導出されると、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが行われることにより、第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、変化演出表示は、ミニゲームのみを含むものであってもよいし、ミニゲーム以外の表示も含むものであってもよい。また、変化演出表示は、ミニゲームを必ず含むものであってもよいし、ミニゲームを含まない場合があるものであってもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよい。
また、『 前記表示手段は、選択演出表示[例えば、図161(E9)〜図162(E13)に示すルーレット演出の表示等]を表示可能な手段であり、
前記選択演出表示とは、複数の選択肢からいずれか一つを選択する演出の表示のことであり、
前記複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢[例えば、図161(E9)に示すタイマ予告のアイコン等]が含まれる場合があり、
前記第二の予告表示の表示中に前記選択演出表示が表示される場合があり[例えば、図161(E9)に示すように、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様で表示中にルーレット演出の表示が開始されている等]、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第一の選択肢が選択された場合に、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている[例えば、図162(E13)〜同図(E14)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様から青タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、選択演出表示において第一の選択肢が選択されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、選択演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、選択演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、選択演出表示を必ず表示するものであってもよいし、選択演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が必ず表示されてもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中にのみ選択演出表示が表示される場合があってもよいし、第二の予告表示以外の表示の表示中にも選択演出表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢[例えば、図161(E9)に示すサボハニのアイコン等]が含まれる場合があり、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第二の選択肢が選択されると、前記第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されている[例えば、図162(E13a)〜同図(E14a)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示自体に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様にのみ変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に必ず変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢のみが選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢以外の選択肢が選択されても、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図153(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図154(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図162(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図162(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図162(E12c´)に示すように、丸形で青色の表示を含んで構成される青タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図162(E12c´´)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図162(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図162(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が異なっており、
前記第一の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第一の時間であり[例えば、図162(E12c´)に示すように、保留アイコンが青タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「10:00」が表示される等]、
前記第二の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第二の時間であり[例えば、図162(E12c´´)に示すように、保留アイコンが赤タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「60:00」が表示される等]、
前記第二の時間よりも前記第一の時間の方が長い時間が選択されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出の内容を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第二の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様のみが異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様以外の態様も異なっていてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が必ず異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が異ならない場合があってもよい。
第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第一の時間のみであってもよいし、第一の時間以外の時間であってもよい。また、第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第一の時間であってもよいし、第一の時間でない場合があってもよい。
第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第二の時間のみであってもよいし、第二の時間以外の時間であってもよい。また、第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第二の時間であってもよいし、第二の時間でない場合があってもよい。
また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間のみが選択されやすいように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間以外の時間も選択されやすいように構成されてもよい。また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が必ず選択されるように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が選択されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図166(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図165(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図154(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図154(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
或るキャラクタ[例えば、図163(F9)に示すナビキャラクタYM等]を用いた演出(以下、「第一の演出[例えば、図163(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲーム等]」という。)が実行されることにより、表示されていた前記複数種類の予告表示のうちの一の予告表示(以下、「或る予告表示[例えば、図163(F9)に示す青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]」という。)が前記第一の予告表示[例えば、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]として表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもいてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、『 前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図153(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図153(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合があるように構成されている[例えば、図163(F9)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の開始を示唆しない先読み予告であっても第一の演出が実行された場合に第一の予告表示に変化する場合があるので期待を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示以外の予告表示にも変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示のみが第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示以外の予告表示も第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、図153(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、サボハニのアイコンやリプレイのアイコンが付加されて表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図163(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示のグレードアップに期待できる場合がある。
ここで、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様のみが、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様以外の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
なお、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のうちの或る種類の予告の表示の表示態様が変化してもよいし、第一の表示の表示態様が変化してもよいし、或る種類の予告の表示の表示態様と第一の表示の表示態様の両方が変化してもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、丸形で青色の態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、丸形で赤色の態様等]であり、
前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示[例えば、図163(F8a)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示[例えば、図163(F20a)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図163(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、グレードアップしたことがわかりやすい場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様にのみ変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様以外の態様にも変化する場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に必ず変化するように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示のみが第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示以外の表示も第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
なお、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」は、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第二の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。また、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。
また、『 前記第一の表示は、1回又は複数回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示であり[例えば、図159(B7)や図166(H13´)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の数によりタイマ予告演出が開始される回数を示唆している等]、
前記第一の演出が実行されることにより、該第一の演出の実行前に表示されていた前記第一の予告表示における前記第一の表示が示唆する前記タイマ演出の実行回数と該第一の演出が実行された後に表示される該第一の予告表示における該第一の表示が示唆する該タイマ演出の実行回数が異なる場合がある[例えば、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が1つから3つに増加し、1回のタイマ予告演出の実行を示唆していたのが、3回のタイマ予告演出の実行を示唆するようになる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の増加に期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の残り保証回数をわかりやすく報知できる場合がある。
ここで、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示であってもよい。また、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示であってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数のみが異なる場合があってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数以外のものも異なる場合があってもよい。また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が必ず異なってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異ならない場合があってもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ演出の実行中に前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図164(F8c)〜同図(F9c)に示すように、タイマ予告演出の実行中に吉宗カンカンゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が実行されることにより第一の演出が開始されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出の実行中に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ演出の実行中に第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ演出の実行中にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中以外においても第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図154(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図154(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が一体的に付加されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図159(B7´)に示す保留アイコンは、吉宗保留の表示態様である保留アイコン(変動アイコン)の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図154(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図161(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が導出される演出であり[例えば、図163(F9)に示すように吉宗カンカンゲームでは、サイコロの「1」の出目とサイコロの「3」の出目とサイコロの「5」の出目のいずれかが導出される等]、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図163(F18)に示すサイコロの「5」の出目等]であり、
前記第一の演出が行われた結果、前記第一の結果が導出されると、表示されていた前記或る予告表示が前記第一の予告表示として表示されるように構成されている[例えば、図163(F18)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームにおいてサイコロの出目が「5」となると、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の結果が導出されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果のみが導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出は、第一の結果のみが導出されるものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示されるように構成されてもよい。また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図153(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図154(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図153(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図163(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図154(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図153(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図163(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図154(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図163(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の予告表示が表示されている状態で前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図167(H28a)〜同図(H29a)に示すように、タイマ保留の表示態様で変動アイコンh0が表示されている状態で強サボハニ群予告が開始されている等]、
或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示が前記第二の予告表示として表示される場合があるように構成されている[例えば、図164(G9)〜図165(G20)に示すように、パンダのアイコンPDが付加されたタイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が吉宗カンカンゲームが行われた結果、サボハニの表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態でのみ或る演出が開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態以外の状態でも或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもよい。また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のみが第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示以外の予告表示も第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図166(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図165(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告や、図165(H12)あるいは図166(H12a)に示す保留変化アニメ等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図154(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第三の予告表示[例えば、図154(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から変化して表示される場合がある予告表示である[例えば、図154(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、タイマ予告演出が行われたことに関連して変化して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、或る演出に期待しながら予告表示の変化にも注目させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第三の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第三の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第三の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示のみから変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示以外の予告表示から変化して表示される場合もあるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から必ず変化して表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出のみが実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出以外の演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、第二の回数[例えば、1回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、第三の回数[例えば、0回あるいは3回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図154(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、爆弾の表示を備えておらず、タイマ予告演出を行う予告としては機能しておらず(すなわち、0回のタイマ予告演出が開始される場合があることを示唆している)、図165(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第二の回数と前記第三の回数は異なる回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始される回数の変化に注目する場合がある。
ここで、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
ここで、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の回数と第三の回数は、常に異なる回数であってもよいし、同じ回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図154(17)に示す強サボハニ群予告や、図166(H12a)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第三の回数[例えば、0回あるいは1回等]よりも前記第二の回数[例えば、1回あるいは3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出に期待しながらタイマ演出の残り回数に注目できる場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第三の回数よりも第二の回数の方が常に多くてもよいし、同じ回数である場合があってもよいし、第三の回数よりも第二の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図165(H12)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第二の回数[例えば、1回等]よりも前記第三の回数[例えば、3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の結果として、タイマ演出の回数増加にも期待できる場合がある。
また、或る演出は、疑似連やカットインなど所定のタイミングでタイマ表示が或る時間を示すことが一般的であるが、タイマ演出自体の回数変化に使用する場合、タイミングの制約が少ない。そのため、この遊技台では、タイマ表示が或る時間を示すタイミング(すなわち、或る演出が開始され得るタイミング)にバリエーションを持たせることができるため、タイマ演出に対する興趣が向上する場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数よりも第三の回数の方が常に多くてもよいし、第二の回数よりも第三の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。また、第二の回数と第三の回数が同じ場合があってもよく、例えば、タイマ演出が実行されて回数が1回消化され、或る演出として、タイマ演出が1回開始されることを示唆する表示を行うような、いわゆるHOLD演出のようなものを行ってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、爆弾の表示等]が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図166(H7a)に示すように、デフォルト色の3つの爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記第三の予告表示は、前記或る種類の予告表示が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図166(H13a)に示すように、赤色の爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図166(H7a)に示すデフォルト色の爆弾の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図166(H13a)に示す赤色の爆弾の表示等]であり、
前記第二の態様と前記第三の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ演出が実行されたことに関連して、前記第二の態様による前記或る種類の予告の表示を含む前記第二の予告表示から前記第三の態様による該或る種類の予告の表示を含む前記第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されている[例えば、図166(H8a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより、デフォルト色の3つの爆弾の表示を含む保留アイコンから赤色の爆弾の表示を含む保留アイコンに表示が変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示から第三の予告表示に変化する際にランクアップすることに期待感を持たせることができる場合がある。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示するように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第三の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第三の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第三の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第三の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示にのみ変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示以外の予告表示にも変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に必ず変化して表示されるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化しないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含まない第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示のみから第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示以外の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含まない第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連してのみ、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第三の予告表示は、アイコン[例えば、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン等]による予告の表示が含まれる予告表示であり、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から前記アイコンの変化[例えば、図167(H25a´)〜同図(H27a´)に示すように、タイマ予告演出が行われたことによりタイマ予告の表示態様から番長の表示態様に変化している等]及び増減[例えば、図165(H9)〜同図(H13)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が増加している、あるいは、図166(H9a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が減少している等]の少なくともいずれか一方が行われて表示される予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が行われることによるアイコンの変化に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示のみが含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示以外の表示も含まれるものであってもよい。また、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示が必ず含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示が含まれない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方のみが行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方以外のことも行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が必ず行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよい。
なお、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの増加のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの減少のみが行われて表示されるものであってもよい。
また、『 前記アイコンは、或る図柄変動表示に対応して表示されるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る図柄変動表示に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、アイコンは、或る図柄変動表示にのみ対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示以外のものにも対応して表示されるものであってもよい。また、アイコンは、或る図柄変動表示に必ず対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示に対応しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンとは、保留アイコン、変動アイコン又は予告アイコンのことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 1回の図柄変動表示の実行中において複数回の前記タイマ演出を実行可能に構成されている[例えば、図165(H8)〜図166(H38)に示すように、1回の図柄変動表示の実行中において3回のタイマ予告演出が実行されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1回の図柄変動表示の実行中においてタイマ演出が複数回行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出のみを実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出以外の演出も実行可能に構成されていてもよい。また、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を必ず実行するように構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、1回の図柄変動表示の実行中においてのみ複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中以外においても複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含む予告表示である[例えば、図154(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図165(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
図168は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図168(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(11)−1)」、「図XX(A(11)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、図168(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図168(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(2)−1)」、「図XX(A(2)−2)」、「図XX(A(3)−1)」、「図XX(A(3)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図169〜図191は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図169〜図191では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図169〜図191では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図169〜図191は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。
図169(A(1)−1)〜図170(A(4)−66)は、装飾図柄の変動表示中に加え、大当り遊技中にもタイマ予告演出が実行されている様子を示している。
図169(A(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図169(A(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図169に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態(非電サポ状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図169(A(1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図169に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図169(A(1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図169(A(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図169(A(1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図169(A(1)−4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図169(A(1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図169(A(1)−5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図169(A(1)−6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図169(A(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図169(A(1)−7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図169(A(1)−8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化する先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図169(A(1)−8)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
図169(A(1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図169(A(1)−9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、爆弾のアイコンBOMとともに「ストック」の文字表示が行われ、タイマ予告演出が開始される可能性があることを報知している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図169(A(1)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図169(A(1)−10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図169(A(1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図169(A(1)−11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図169(A(1)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図169(A(1)−13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図169(A(1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示された爆弾のアイコンBOMの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図169(A(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図169(A(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図169(A(2)−17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図169(A(2)−18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図169(A(2)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図169(A(3)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図169(A(3)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、リプレイのアイコンRPLが消去される。一方、爆弾のアイコンBOMは依然として表示されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。
その後、図169(A(4)−22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図169(A(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。
図169(A(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。すなわち、この演出例では、1つの爆弾のアイコンBOM、あるいは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0の表示により、複数のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。なお、「ストック発動」の文字が表示されてから2つのタイマ予告演出が開始してもよいし、2つのタイマ予告演出が開始した後で「ストック発動」の文字が表示されてもよいし、「ストック発動」の文字が表示されるタイミングで2つのタイマ予告演出が開始してもよい。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図169(A(1)−25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。また、この演出例では、変動アイコンh0において変化アニメが開始され、変動アイコンh0の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図169(A(1)−26)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。一方、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図169(A(1)−26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13では「09:10」が表示されており、第4タイマ予告表示TM14では「29:15」が表示されている。
図169(A(1)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図169(A(1)−27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図169(A(1)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図169(A(1)−28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「26:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図169(A(2)−29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図169(A(2)−29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図169(A(2)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となって予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図169(A(2)−30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図169(A(2)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図169(A(2)−31)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図169(A(2)−32)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図169(A(2)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図169(A(2)−32)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図169(A(2)−33)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図169(A(2)−33)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図169(A(3)−34)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図169(A(3)−34)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図169(A(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図169(A(3)−35)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図169(A(3)−36)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図169(A(3)−36)に続く図170(A(3)−37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図170(A(3)−38)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図170(A(3)−39)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図170(A(4)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図170(A(4)−41)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図170(A(5)−42)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングドレス姿のマチ子先生(ウェディングマチ子先生)のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。
図170(A(5)−43)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。
図170(A(5)−44)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図170(A(5)−45)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。
図170(A(5)−46)では、3ラウンド目に移行した様子が示されている。3ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図170(A(5)−47)に示すように、タイマ予告演出のデモ表示とともに、「タイマ予告が発動するぞ」の文字を表示し、タイマ予告演出の説明が行われる。
図170(A(5)−48)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図170(A(5)−49)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として、1ラウンドにおける可変入賞口234の最大開放時間である29秒よりも短い3秒を示す「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図170(A(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図170(A(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図170(A(5)−51)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図170(A(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図170(A(5)−52)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図170(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図170(A(5)−54)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図170(A(5)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として保留連チャン告知演出が行われる様子が示されている。なお、家紋のキャラクタCMONの出現ではなく、家紋役物224Eが動作することにより保留連チャンを告知してもよい。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図170(A(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ランド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の1ラウンドにおいてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われた様子が示されている。
図170(A(5)−57)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図170(A(5)−58)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図170(A(5)−59)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図170(A(5)−60)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図170(A(5)−61)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われている。
図170(A(1)−62)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図170(A(1)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図170(A(1)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図170(A(1)−65)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図170(A(4)−66)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が実行される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技における1ラウンド中においてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われている様子が示されている。そして、この演出例では、或る演出として保留連チャン告知演出が行われている様子が示されている。
なお、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われて「00:00」となった場合に、新たなタイマ予告演出が開始してもよい。
また、タイマ予告演出が開始することを示す爆弾のアイコンBOMの表示や、爆弾の表示態様の保留アイコンの表示により、1回のタイマ予告演出が開始することを示唆してもよいし、2回以上のタイマ予告演出の開始を示唆する場合があってもよい。
また、この演出例では、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている場合に上述した保留連チャン告知演出を行うようにしたが、更に、その図柄変動表示が、例えば、超短縮変動(例えば、リーチなし変動や全図柄同時停止変動等)が実行されることを先読みにより判定したことを条件に保留連チャン告知演出を行うようにしてもよく、また、変動時間やリーチの種類等に依存した形限定の保留連チャン報知を行ってもよいし、大当りという広い概念での保留連チャン報知であってもよい。
また、この演出例では、特図1における先読み予告として保留連チャン告知演出を行ったが、特図2についても同様に行うこともできる。
また、大当り遊技中に行われる演出説明によって紹介される演出内容は、上述したものに限定されず、他の演出内容であってもよい。
また、タイマ予告演出が開始されるラウンドは、上述したものに限定されず、適宜のラウンドで開始することができる。また、1回の大当りにおいて複数回のタイマ予告演出が行われてもよい。
図171(B(1)−1)〜同図(B(4)−36)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。
図171(B(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図171(B(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図171に示す制御状態(遊技状態)は、特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)である。この電サポ付き確変状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図2の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。また、図171における遊技状態は電サポ状態であるので、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には右打ち促進表示が表示されている。
図171(B(1)−1)では、保留アイコン表示領域に3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23が表示されており、これら3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンも、丸形の保留アイコンである。
図171(B(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21〜h23の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh21の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図171(B(1)−3)では、特図2始動口232に遊技球の入賞が行われて特図2の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図2の保留アイコンh23が新たに表示され、第2保留数表示における特図2の保留数の表示が「3」となる。ここで、特図2の保留アイコンh23は、デフォルトの表示態様で表示されている。
図171(B(4)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾6−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図171(B(4)−5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図171(B(1)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図171(B(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図171(B(4)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図171(B(4)−9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後、大当りが発生し、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出が行われる。なお、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出は、図170(A(5)−42)〜同図(A(5)−47)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図171(B(5)−16)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図171(B(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、図170(A(5)−49)に示すタイマ表示とは異なり、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図171(B(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図171(B(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図171(B(5)−19)に示すタイミングでは、「29:66」が表示されている。
図171(B(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図171(B(5)−20)に示すタイミングでは、「13:75」が表示されている。
図171(B(5)−21)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図171(B(5)−21)に示すタイミングでは、「12:96」が表示されている。
図171(B(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図171(B(5)−22)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図171(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図171(B(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図171(B(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図171(B(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の複数ラウンドにわたってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図171(B(5)−27)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図171(B(5)−28)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨って行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図170に示す演出例とは異なっている。すなわち、タイマ予告演出が行われた期間により、演出説明の内容と当該演出説明を行うラウンドとの対応関係が異なる場合があることが示されている。その後は、図171(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出が行われる。なお、図171(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出は、保留表示が異なっている点を除き、図170(A(5)−59)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図172(C(5)−1)〜同図(C(4)−28)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図172(C(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図172(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出が行われる。ここで、図172(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出は、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−19)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図172(C(5)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図172(C(5)−11)に示すタイミングでは、「19:75」が表示されている。
図172(C(5)−12)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図172(C(5)−12)に示すタイミングでは、「18:86」が表示されている。
図172(C(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図172(C(5)−13)に示すタイミングでは、「07:21」が表示されている。
図172(C(5)−14)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが5ラウンド目から6ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から6ラウンド目にかけて行われる場合があることが示されている。これは、遊技者の技量等により、ラウンド遊技の消化時間の相異に起因している。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図172(C(5)−14)に示すタイミングでは、「04:21」が表示されている。
その後、図172(C(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図172(C(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図172(C(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図172(C(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示の初期値が同じであっても、タイマ表示のカウントダウンが終了する際に実行中のラウンドが異なる場合がある様子が示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが終了して或る演出が開始するタイミングは、ラウンド中に限らず、例えば、ラウンド間インターバルである場合もあり、この場合は、ラウンド間インターバルにおいて或る演出が行われるが、次のラウンドが開始した後で或る演出が開始するようにしてもよい。
図172(C(5)−19)では、7ラウンド目に移行した様子が示されている。7ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図172(C(5)−20)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が3ラウンドにわたって行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図170や図171に示す演出例とは異なっている。その後は、図172(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出が行われる。なお、図172(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出は、図171(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図173(D(5)−1)〜同図(D(4)−17)は、大当り遊技中にタイマ予告が実行されない演出パターンについて示している。なお、図173(D(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図173(D(5)−1)〜同図(C(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図173(D(5)−1)〜同図(D(5)−6)に示す演出は、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図173(D(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行しても、タイマ予告演出が開始されず、演出説明が引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図173(D(5)−8)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われなかったため、疑似連演出の説明が行われるラウンドが図170〜図172に示す演出例とは異なっている。
図173(D(5)−9)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図173(D(5)−10)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図173(D(5)−11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、4人の爺のキャラクタがVフォーメーションを組む態様での表示である爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、保留連チャンが行われることの報知が行われている。すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現とは別の態様での保留連チャン告知が行われている様子が示されている。なお、図173(D(5)−11´)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現する場合があってもよい。その後、図173(D(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、爺Vフォーメーション表示GYVの表示を受けて、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。その後、大当り遊技が終了すると、図173(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出が行われる。なお、図173(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出は、図171(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として行われる保留連チャン告知(家紋のキャラクタCMONの表示)と、タイマ予告演出とは別途の演出としての保留連チャン告知(爺Vフォーメーション表示GYVによる表示)とで態様が異なっている様子が示されている。
また、この演出例では、複数種類の保留連チャン告知を実行可能としたが、このうちの少なくとも一つの保留連チャン告知の態様が、例えば、図31(a)や同図(b)に示す遊技盤構成である場合に、演出可動体による可動演出による告知であってもよいし、音声による告知であってもよいし、発光体による告知であってもよいし、これらの一部又は全部の組み合わせによる告知であってもよい。
図173(E(5)−1)〜図174(E(1)−18)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図173(E(5)−1)は、図170(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。その後、図173(E(5)−1)〜図174(E(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図173(E(5)−1)〜図174(E(5)−12)に示す演出は、図170(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図174(E(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図174(E(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図174(E(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「確変だ」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が特図高確率普図高確率(すなわち、電サポ付き確変状態)に移行することが報知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変報知演出が行われる様子が示されている。その後は、最終ラウンドである16ラウンド目まで、上述した要領で演出説明の続きが行われる。
図174(E(5)−15)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。なお、表示画面の左下隅部には、番長のキャラクタTDRが出現して確変確定の報知が行われたことを示す番長のアイコンTDRKが表示されている。
図174(E(5)−16)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図174(E(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが再び現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図174(E(1)−18)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしたが、タイマ予告演出が行われることなく確変確定報知を行う場合があってもよい。
図174(F(5)−1)〜図175(F(1)−29)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図174(F(5)−1)は、図170(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。なお、この演出例における大当りは、ランクアップボーナスであり、大当り時においては、4ラウンド、8ラウンド、12ラウンド、16ラウンドのいずれの大当りであるかが認識困難な態様で報知する大当りである。そして、その後、図174(F(5)−1)〜図174(F(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図174(F(5)−1)〜図174(F(5)−12)に示す演出は、図170(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図174(F(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図174(F(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続するか、4ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図174(F(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてラウンド継続演出が行われる様子が示されている。
図174(F(5)−15)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図174(F(5)−16)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図174(F(5)−17)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、8ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図174(F(5)−18)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、8ラウンド目において、9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図174(F(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図174(F(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出を経由しないでラウンド継続演出が行われる場合があることが示されている。
図174(F(5)−21)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。9ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、説明表示としてのタイマ予告表示とともに「タイマ表示の時間が・・・」の文字表示が行われ、その後、図174(F(5)−22)に示すように、タイマ予告表示の初期値としての「77:77」の表示とともに「で超激アツ」の文字を表示し、信頼度の極めて高いタイマ予告演出の説明が行われる。
図174(F(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、12ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図174(F(5)−24)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、12ラウンド目において、13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図174(F(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図174(F(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHGSがくたばる態様で表示されるとともに、「残念!」の文字が表示され、大当り遊技が12ラウンド目で終了することが報知される。なお、復活演出が行われ、13ラウンド目以降に継続することを報知する場合があってもよい。
図174(F(5)−27)では、12ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図174(F(5)−27)に続く図175(F(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回右打ち」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
図175(F(1)−29)は、大当り遊技が終了し、時短状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、大当り遊技中においてタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知以外の遊技者に有利な確定報知(確変報知やラウンド継続報知等)が行われている様子が示されている。
なお、以上に説明した演出例において、1回の大当り遊技において、或る演出の種類の異なる複数のタイマ予告演出が行われてもよい。例えば、1回の大当り遊技において、第一のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知を行い、その後に第二のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしてもよい。
図175(G(5)−1)〜図177(G(5)−64)は、実行が保留された図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が複数含まれている場合における演出例について示している。なお、図175(G(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図175(G(5)−1)〜図175(G(5)−21)に示す演出が行われる。ここで、図175(G(5)−1)〜図175(G(5)−21)に示す演出は、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−30)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図175(G(5)−21)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図175(G(5)−22)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現せず、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されている様子が示されている。この爺Vフォーメーション表示GYVの表示は、大当り遊技中において出現した家紋のキャラクタCMONに応じた表示とは別の表示であり、すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現により告知された保留連チャンのイベントとは別に保留連チャンのイベントが発生することを報知している。つまり、今回の大当りを含めて3連チャンの大当りが確定していることを報知している。なお、この場合において、爺Vフォーメーション表示GYVに換えて家紋のキャラクタCMONを出現するようにしてもよい。その後、大当り遊技が終了すると、図175(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出が行われる。なお、図175(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出は、図171(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図175(G(4)−27)に続く図176(G(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、2連チャン目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、この演出例では、大当り開始演出が開始すると、表示画面の左上隅部に、爺VアイコンGVが表示されており、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示がもう1つ含まれていることを報知している。なお、今回の大当りは、前回の大当り遊技において実行されたタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として実行された家紋のキャラクタCMONの出現に対応するものである。その後は、図176(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出が行われる。ここで、図176(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出は、爺VアイコンGVが表示されている点と、特図2の保留数が異なる点を除き、図173(D(5)−2)〜同図(D(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図176(G(5)−37)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、爺VアイコンGVの表示により、既に保留連チャン告知が行われているので、図176(G(5)−38)に示すように、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。
図176(G(1)−39)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図176(G(1)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図176(G(1)−41)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、図176(G(1)−42)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM11には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図176(G(1)−43)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図176(G(1)−43)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図176(G(1)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図176(G(1)−44)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図176(G(1)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図176(G(1)−45)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図176(G(1)−46)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図176(G(1)−46)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図176(G(1)−47)に示すように、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図176(G(1)−48)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM11を消去するために、タイマ予告表示の消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図176(G(1)−49)に示すように、タイマ予告表示TM11は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM11には、「22:35」が表示されている。このとき、タイマ予告表示TM11の外枠の表示態様が赤色に変化し、タイマ表示が加算されたことを報知している。このタイマ予告表示TM11は、その後、デフォルトの表示態様に戻るが、表示態様が変化したままであってもよい。このように、図176(G(1)−48)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM11を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図176(G(1)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図176(G(1)−50)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図176(G(1)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図176(G(2)−52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図176(G(2)−52)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図176(G(2)−53)〜同図(G(1)−54)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図176(G(2)−54)に示すタイミングでは、「16:55」が表示されている。
その後、図176(G(2)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチの実行中に爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、大当り確定予告が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図176(G(2)−55)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されているが、爺Vフォーメーション表示GYVにより一部がオーバーラップされており、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、爺Vフォーメーション表示GYVがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。
その後、この演出例では、図176(G(2)−56)に示すように、サボハニ群予告に換えて、多数の越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに追い回される態様の予告演出である越後屋群予告が行われている様子が示されている。この越後屋群予告は、プレミア予告の一例であり、越後屋群予告の出現により大当り確定が報知される。なお、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図176(G(2)−56)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図176(G(2)−57)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに捕らえられた様子を示す捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。この捕縛のカットイン画像HBKにより、タイマ予告表示TM11の一部がオーバーラップされており、捕縛のカットイン画像HBKが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、捕縛のカットイン画像HBKがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図176(G(2)−57)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図176(G(3)−58)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図176(G(3)−58)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図176(G(3)−59)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様の表示となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図176(G(3)−60)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM11の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM11B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM11Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM11Bでは、カウントダウンが行われており、図176(G(3)−60)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM11Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図176(G(3)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM11Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図176(G(3)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図176(G(4)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図176(G(4)−63)に続く図177(G(5)−64)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出において行われる保留連チャン告知とタイマ予告演出によらないで行われる保留連チャン告知の両方が行われて、保留連チャンが2回発生することを報知している様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の予告表示にオーバーラップされてタイマ予告表示の少なくとも一部の視認性が低下している様子が示されている。なお、タイマ予告表示が演出可動体によりオーバーラップされる場合があってもよい。
また、この演出例では、サボハニ群予告に換えて、大当り確定を報知する越後屋群予告が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、特図1の図柄変動表示中に限らず、特図2の図柄変動表示中においてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図177(H(5)−1)〜図178(H(1)−40)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる様子を示している。なお、図177(H(5)−1)は、図170(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図177(H(5)−1)〜図177(H(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図177(H(5)−1)〜図177(H(5)−12)に示す演出は、図170(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図177(H(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図177(H(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、ボタン画像136aが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくとも1回行われることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、このボタン画像136aは、デフォルトの表示態様とされており、ボタン演出における信頼度は低いものとされている。その後、図177(H(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンとともに「×1」の文字が表示画面の左上部に表示され、ボタン演出が少なくとも1回行われることを報知している。
図177(H(5)−15)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図177(H(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中に複数回のタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図177(H(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様よりも高信頼度である特別表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「05:55」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5.55秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22のタイマ表示の初期値について「5」が3つ揃った態様とされており、特典が付加されることに対する信頼度がより一層増すことができる場合がある。
その後、図177(H(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図177(H(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図177(H(5)−19)に示すタイミングでは、「04:85」が表示されている。
その後、図177(H(5)−20)に示すように、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図177(H(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像が振動・回転する態様である振動・回転ボタン画像136aVが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくともさらに1回追加して行われることが告知される。このように、この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、この振動・回転ボタン画像136aVは、デフォルトの表示態様よりも高信頼度とされている。その後、図177(H(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、デフォルトの表示態様のボタンアイコンの下方に、この振動・回転ボタンアイコンが「×1」の文字とともに表示され、これらのボタンアイコンによりボタン演出が少なくとも2回行われることを報知している。
図177(H(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図177(H(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。
その後、図177(H(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのボタンアイコンのうちの最初に出現したデフォルトの表示態様のボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図177(H(5)−26)に示すように、デフォルトの表示態様のボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図177(H(5)−26)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図177(H(5)−27)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図177(H(5)−27)に続く図178(H(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXからパンダの顔PNDが出現するとともに「チャンス」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。ただし、パンダの顔PNDの出現により、特典が付与されることについては否定されていないので、信頼度は低いが、依然として特典の付与に対する期待感を維持させることができる場合がある。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図178(H(5)−29)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。
図178(H(5)−30)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図178(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、図177(H(5)−24)に示して上述した要領で、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。さらに、図178(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ストックされているボタンアイコンが残り1つとなっているのに対応して、「ラストチャンス」の文字も表示されている。
その後、図178(H(5)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、最後に残ったボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図178(H(5)−33)に示すように、振動・回転ボタン画像136aVとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。このとき、演出ボタン136も振動及び回転動作が行われているが、行われなくてもよい。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図178(H(5)−33)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図178(H(5)−34)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図178(H(5)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXから番長の顔TRFが出現するとともに「確変!」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図178(H(5)−36)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。このとき、表示画面の左下隅部には、番長の顔のアイコンTDRFが「次回確変」の文字とともに表示され、大当り遊技の終了後に確変状態へ移行することを報知している。
図178(H(5)−37)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図178(H(5)−38)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されると、コパンダのキャラクタと表示画面の左下方に表示されている番長の顔のアイコンTDRFが消去するアニメーションが行われ、その後、図178(H(5)−39)に示すように、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図178(H(1)−40)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として或る演出(ボタン演出のミニゲーム)の実行をストックする演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、何かしらかの特典が付与される可能性があることを示唆するチャンス系の演出が行われる様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にその数に応じた回数のボタン演出のミニゲームを行うようにしたが、当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示中においてボタンストックに対応するボタン演出のミニゲームが行われてもよい。
また、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われ、その結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われているが、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよいし、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。また、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中も当該タイマ予告演出が継続して行われ、その後、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。
図178(I(5)−1)〜図179(I(1)−31)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる別の演出パターンを示している。なお、図178(I(5)−1)は、図170(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図178(I(5)−1)〜図178(I(5)−16)に示す演出が行われる。ここで、図178(I(5)−1)〜図178(H(5)−16)に示す演出は、図177(H(5)−1)〜同図(H(5)−16)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図178(I(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。
その後、図178(I(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図178(I(5)−18)に続く図179(I(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図179(I(5)−19)に示すタイミングでは、「02:77」が表示されている。
図179(I(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、第2大当り中タイマ予告表示TM22が消去される様子が示されている。すなわち、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、第2大当り中タイマ予告表示TM22が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタンストック)が行われなかった様子が示されているということができる。
消失アニメが完了すると、図179(I(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、婆のキャラクタBBAが出現するとともに「ヒヒヒ 残念」の文字が表示され、タイマ予告演出がガセの演出であり、ボタンストックが行われなかったことが報知される。
図179(I(5)−22)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図179(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図179(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す演出は、図177(H(5)−24)〜図178(H(5)−28)に示す演出と同じ要領で行われているので、説明を省略する。
図179(I(5)−28)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図179(I(5)−29)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、コパンダによる大当り終了演出に換えて、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図179(I(5)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「次回確変」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が確変状態となることが報知される。なお、この演出例では、番長のキャラクタTDRが出現した時点で大当り遊技後に確変状態に移行することを確定報知するようにしているが、番長のキャラクタTDRが出現した時点では確変状態に移行することが確定されず、服が破けて裸になる態様に変化した場合に確変状態に移行することが確定するようにしてもよい。
図179(I(1)−31)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、特典が付与される可能性を示唆する演出が行われる一方で、遊技者に有利な特典が付与されることを告知する演出(確変確定演出)は、タイマ予告演出が行われることなく実行されている様子が示されている。
また、この演出例では、1回の大当り遊技においてタイマ予告演出が行われた場合であっても、タイマ予告演出が行われることなく遊技者に有利な特典が付与されることを確定的に告知する演出が実行されている様子が示されている。
また、本実施形態では、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン報知や確変確定演出が行われる場合があるが、タイマ予告演出が行われない場合には、保留連チャン報知よりも確変確定演出の方が実行されやすいように構成されているが、保留連荘報知の方が実行されやすいように構成されてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われ、ストックされたボタンの数だけボタン演出のミニゲームが行われる例を示したが、例えば、第2特図始動口232への複数球入賞のミッションが行われた場合において、1球あるいは所定数(例えば、3球)入賞すると、ボタン演出のミニゲームが行われるようにしてもよい。
図179(J(1)−1)〜図181(J(1)−67)は、装飾図柄の変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続し、当該大当り遊技の実行中において或る演出が行われる様子を示している。ここで、図179(J(1)−1)〜図180(J(4)−22)に示す演出は、図169(A(1)−1)〜同図(A(4)−22)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図180(J(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。なお、今回の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示であり、変動時間は30秒である。
図180(J(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「90:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから90秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、今回の図柄変動表示の変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値に設定されている様子が示されている。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと90秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と90秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。その後は、図169(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)に示して上述した要領で、図180(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出が行われる。なお、図180(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出は、第3タイマ予告表示TM13のタイマ表示の示す時間が異なっている点を除き、図169(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)と同様であるので、説明を省略する。
図180(J(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。図170(A(3)−38)において表示される強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として表示されたものであるが、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として表示される様子が示されている。すなわち、強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われることなく表示される場合があることが示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図180(J(3)−35)に示すタイミングでは、「68:88」が表示されている。
その後、図180(J(3)−36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図180(J(3)−36)に示すタイミングでは、「66:21」が表示されている。
その後、図180(J(4)−37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が右上隅部から左上隅部に移動している。第3タイマ予告表示TM13の移動は、移動アニメにより行われてもよいし、切換表示により行われてもよい。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図180(J(4)−37)に示すタイミングでは、「64:30」が表示されている。
その後、図180(J(4)−38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図180(J(4)−38)に示すタイミングでは、「62:30」が表示されている。なお、装飾図柄の確定表示中は、タイマ表示のカウントダウンを一時中断するようにしてもよい。
図180(J(5)−39)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。また、この演出例では、今回の大当り遊技が開始する前から行われていた第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が大当り遊技が開始した後も継続して行われており、図180(J(5)−39)に示すタイミングでは、「62:11」が表示されている。すなわち、この演出例では、図柄変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続している様子が示されている。なお、この演出例では、大当り開始演出が開始されるタイミングで第3タイマ予告表示TM13がやや下方に移動している。
図180(J(5)−40)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。なお、このとき、大当り遊技中の演出に登場するコパンダのキャラクタにより、第3タイマ予告表示TM13がオーバーラップされており、一部が視認困難とされているが、コパンダのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図180(J(5)−40)に示すタイミングでは、「60:37」が表示されている。
図180(J(5)−41)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図180(J(5)−42)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図180(J(5)−42)に示すタイミングでは、「44:24」が表示されている。また、図180(J(5)−41)及び同図(J(5)−42)において、第3タイマ予告表示TM13が、演出説明において登場するサボハニのキャラクタによりオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、演出説明において登場するサボハニのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
図180(J(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図180(J(5)−44)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図180(J(5)−44)に示すタイミングでは、「06:33」が表示されているが、第3タイマ予告表示TM13は、リプレイのアイコンにより少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、リプレイのアイコンが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「01:00」となると、図180(J(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が表示画面の中央下部に移動するとともに、リプレイのアイコンの前面側に表示されるようになり、タイマ表示における残り時間が視認容易となる様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図180(J(5)−45)に続く図181(J(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、タバコを燻らす劇画調の爺のキャラクタのカットイン画像(劇画爺画像)565Gが表示される。このとき、劇画爺画像565Gは、第3タイマ予告表示TM13の背面側に表示されている。すると、図181(J(5)−47)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて、「確変か」の文字表示が行われる。すなわち、タイマ表示の領域を用いて予告表示が行われている様子が示されている。
続いて、図181(J(5)−48)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「そうだ!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。なお、図181(J(5)−48)では、劇画爺画像565Gによる演出の実行中において、4ラウンド目から5ラウンド目に移行している様子が示されている。
さらに続いて、図181(J(5)−49)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「それだけか」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他にも遊技者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆している。
すると、図181(J(5)−50)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「否!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、確変状態の他にも遊技者に何らかの有利な特典が付与されることが確定していることを報知している。
その後、図181(J(5)−51)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「保留内激アツ」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他、実行が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている(すなわち、保留連チャンが発生する)ことを報知している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として劇画爺画像565Gによる演出表示が行われる様子が示されている。
なお、劇画爺画像565Gによる演出は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態であり、且つ、保留連チャンが発生する場合に実行されるが、さらに、保留連チャンによる大当りが確変大当りである場合にのみ実行されるようにしてもよい。
上述したようにして劇画爺画像565Gによる演出が終了すると、図181(J(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、特大家紋のキャラクタBCMNが出現する。この特大家紋のキャラクタBCMNの出現により、確変状態への移行と保留連チャンの発生を報知している。
図181(J(5)−53)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、服が破けた番長のキャラクタTDRが登場し、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知している。また、表示画面の左下隅部には、特大家紋のキャラクタBCMNが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。この演出は、図181(J(5)−53)〜同図(J(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。
図181(J(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。その後、図181(J(5)−56)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、保留連チャンが行われることの報知も行われる。すると、この演出例では、図181(J(5)−57)に示すように、番長のキャラクタTDRとともに表示されていた「次回確変」の文字が「次回大当り」に切り換わる様子が示されている。その後、大当り遊技が終了すると、図181(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出が行われる。なお、図181(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出は、図170(A(1)−62)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図181(J(5)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、保留連チャンによる2回目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。
図181(J(5)−64)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、服が破けた番長のキャラクタTDRが1ラウンド目から登場し、今回の大当りが確変大当りであることが報知されている。この演出は、16ラウンド目が開始するまで継続して行われる。なお、上述したように、ラウンド遊技中に演出説明が行われてもよい。
図181(J(5)−65)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、「確変大当りだ」の文字が番長のキャラクタTDRに付加して表示され、確変大当りであることが報知される。
図181(J(5)−66)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。
図181(J(1)−67)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、図柄変動表示と大当り遊技に跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされ、少なくとも一部が視認困難とされる場合があることが示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出において、複数の有利な特典が付与されることを示唆している様子が示されている。
また、この演出例では、図柄変動表示を実行する時間である変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値として表示される場合がある様子が示されている。
また、この演出例では、物理的に計算して大当り遊技中に確実にタイマ表示が「00:00」となるようにタイマ表示の初期値が設定されている様子が示されており、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示の初期値の示す時間が、変動時間よりも長く、大当り遊技における最短の時間(例えば、16ラウンド10カウントのパチンコ機において、発射した球がすべてアタッカに入賞した場合には、最短で約1分30秒)が経過するまでの時間に設定されている様子が示されている。
図181(K(5)−1)〜図182(K(4)−30)は、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始されるが、当該大当り遊技中にタイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図181(K(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図181(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図181(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出は、図171(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図181(K(5)−7)では、15ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図181(K(5)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「40:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから40秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが開始してから40秒以内に大当り遊技が終了する可能性があり、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出が大当り遊技中に行われない可能性があることを示している。すなわち、大当り遊技が早く消化された場合には、或る演出が大当り遊技中に行われない場合がある。
その後、図181(K(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図181(K(5)−9)に続く図182(K(5)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図182(K(5)−10)に示すタイミングでは、「39:52」が表示されている。
図182(K(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが15ラウンド目から16ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図182(K(5)−11)に示すタイミングでは、「24:33」が表示されている。
図182(K(5)−12)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図182(K(5)−12)に示すタイミングでは、「10:03」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。その後、図182(K(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図182(K(5)−13)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「08:77」が表示されている。
図182(K(1)−14)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図182(K(1)−14)では、特図2の保留が2つあり、第一の保留アイコンh21及び第二の保留アイコンh22が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図182(K(1)−14)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「06:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が縮小されながら表示画面の左上隅部に移動表示する。
図182(K(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図182(K(1)−15)に示すタイミングでは、「05:35」が表示されている。
図182(K(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図182(K(1)−16)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出が実行される可能性があることを示唆している。
図182(K(1)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図182(K(1)−17)に示すタイミングでは、「01:06」が表示されている。
その後、図182(K(1)−18)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図182(K(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして家紋のキャラクタCMONが出現するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「家紋降臨」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が低速変動しており、「装飾5」で停止表示されることが示されている。このように、この演出例では、大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、家紋のキャラクタCMONの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。
その後、図182(K(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「大当りだ」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている。その後、図182(K(2)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の文字が表示され、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、家紋のキャラクタCMONは消去される。
その後、図182(K(2)−22)〜同図(K(1)−23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図182(K(2)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋群予告が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われていることが報知されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図182(K(2)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図182(K(3)−26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図182(K(3)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「強カットイン」の文字が表示され、実行された予告の内容が報知されている。この演出例における今日カットイン画像CI1aの表示は、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として実行されるものである。
その後、図182(K(3)−28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図182(K(4)−29)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図182(K(4)−30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中と当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示の表示中とに跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図182(L(5)−1)〜図183(L(4)−30)は、図181(K(5)−1)〜図182(K(4)−30)に示す演出の別のパターンを示している。ここで、図182(L(5)−1)〜図183(L(5)−10)に示す演出は、図181(K(5)−1)〜図182(K(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図183(L(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図183(L(5)−11)に示すタイミングでは、「12:52」が表示されている。
図183(L(5)−12)は、16ラウンド目が引き続き行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、「00:00」となった様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目から16ラウンド目における大当り遊技の消化が、図181(K(5)−8)〜図182(K(5)−11)に示す演出例よりも長い時間かかっており、大当り遊技が終了するまでに第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図183(L(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する。すなわち、この演出例では、大当り遊技が終了するまでに、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知が行われている様子が示されている。その後、図183(L(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のアイコンCMNとともに、「保留内超激熱」の文字が表示され、保留連チャンが行われることを示唆している。
図183(L(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図183(L(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技中に保留連チャン告知が行われたことに対応して、「次回連チャン」の文字が表示され、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われる。その後は、図183(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出が行われる。なお、図183(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出では、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了し、すでに保留連チャン告知が行われたため、図172(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示すように、図柄変動表示中にタイマ予告演出は行われない。換言すれば、図183(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出は、タイマ予告演出が行われていないことを除き、図172(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示す演出と同じ演出が行われている。そのため、図183(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出については、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出の内容が同じであっても、遊技の進行状況の違い(大当り遊技の消化速度)によって、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了する場合と、大当り遊技終了後に行われる図柄変動表示中に完了する場合とがあることが示されている。
図184(M(1)−1)〜図185(M(11)−68)は、大当りとなる図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始されるが、当該図柄変動表示中及びその後に開始される大当り遊技中においても当該タイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図184(M(1)−1)〜図185(M(5)−42)に示す演出は、図179(J(1)−1)〜図180(J(5)−42)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図185(M(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、疑似連演出の説明が開始される。ところが、図185(M(5)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連演出の説明が中断され、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(5)−44)に示すタイミングでは、「09:31」が表示されている。
すると、図185(M(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図185(M(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「99:99」に更新されている様子が示されている。
図185(M(5)−47)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、中断された疑似連演出の説明が再開され、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図185(M(5)−48)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(5)−48)に示すタイミングでは、「90:26」が表示されている。ただし、第3タイマ予告表示TM13は、疑似連演出の説明に係る疑似連のアイコンに少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13が視認困難とされている。
図185(M(5)−49)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。すると、図185(M(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが再び登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(5)−50)に示すタイミングでは、「13:58」が表示されている。なお、図185(M(5)−48)〜同図(M(5)−49)では、5ラウンド目から9ラウンド目の間に特図2始動口232に2つの遊技球が入賞しており、特図2の保留が2つ増加している。
すると、図185(M(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がさらに加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図185(M(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が無限大を示す表示に更新されている様子が示されている。すなわち、タイマ表示が無限大を示す表示に更新されることで、タイマ予告演出が延長される様子が示されている。このとき、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは一時中断されることとなる。
図185(M(5)−53)では、10ラウンド目に移行した様子が示されている。第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は、無限大を示す表示のまま変化していない。この状態は、図185(M(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続される。
図185(M(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図185(M(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「10:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。実際には、後述するように、大当り遊技後の遊技状態は、特図高確率普図高確率状態(確変状態)となるのであるが、ここでは、確変状態となることの報知は行わず、時短状態であることを報知し、いわゆる潜確状態に移行することとなる。
図185(M(11)−57)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図185(M(11)−58)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21,h22の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「10:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図185(M(11)−59)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図185(M(11)−59)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「09:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図185(M(11)−59)〜同図(M(11)−60)では、特図2始動口232に2つの遊技球が入賞し、特図2の保留数が2つ増加した様子が示されている。ここで、特図2の保留アイコンh22,h23はいずれもデフォルトの表示態様とされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(11)−60)に示すタイミングでは、「07:44」が表示されている。
図185(M(11)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図185(M(11)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(11)−62)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。
その後、図185(M(11)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図185(M(11)−63)に示すタイミングでは、「02:54」が表示されている。
図185(M(11)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図185(M(11)−65)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図185(M(11)−66)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図185(M(11)−67)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾4−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図185(M(11)−68)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾4−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技の前後で行われる図柄変動表示も含めてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示のカウントダウンが所定の表示(例えば、無限大の表示)を行うことにより一時停止し、その後再開する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示に示す時間が加算される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技終了後の遊技状態が確変状態であるか否かについて報知しない場合(いわゆる「潜確」となる場合)があるゲーム性を有するパチンコ機において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変状態であることを報知する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が大当り遊技とその前後に行われる図柄変動表示に跨る場合に、タイマ予告表示の表示位置が変化されやすい(移動表示されやすい)ことが示されている。
また、この演出例では、例えば、図185(M(5)−55)に示すように、長いタイマ表示(無限大の表示)が表示された方が或る演出の内容に期待を持たせることができる場合があることが示されている。これにより、長いタイマ表示が行われることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
なお、本実施形態において、小当り遊技を実行可能なパチンコ機では、このようなタイマ予告演出が小当りとなる図柄変動表示では行われず、大当りとなる図柄変動表示において行われるように構成されてもよい。
図186(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)は、図184(M(1)−1)〜図185(M(11)−68)に示すタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図186(N(5)−1)は、図185(M(5)−54)に示す演出に続く演出であり、16ラウンド目が終了して大当り終了演出が開始されている様子を示している。なお、図186(N(5)−1)に示す演出例では、図185(M(5)−55)に示す演出例とは、保留数が異なっており、図186(N(5)−1)に示す演出における保留数は、特図1が0で、特図2が1となっている。
図186(N(5)−1)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている様子が示されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図186(N(5)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「30:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。
図186(N(11)−3)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図186(N(11)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「30:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図186(N(11)−5)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図186(N(11)−5)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図186(N(11)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図186(N(11)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図186(N(11)−7)に示すタイミングでは、「21:45」が表示されている。この演出例では、図186(N(11)−7)に示すタイミングにおいて、特図1及び特図2のいずれも保留が0となっているため、待機状態となる。
図186(N(11)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図186(N(11)−8)に示すタイミングでは、「20:19」が表示されている。
図186(N(11)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図186(N(11)−10)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われておらず、しかも保留も0である場合においても、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図186(N(11)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図186(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)は、図186(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図186(O(5)−1)〜同図(O(11)−8)に示す演出は、図186(N(5)−1)〜同図(N(11)−8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
待機状態となってから所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図186(O(99)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示される様子が示されている。このときも、タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図186(O(99)−9)に示すタイミングでは、「14:19」が表示されている。なお、このとき、客待ちデモ表示がタイマ予告表示TM13にオーバーラップされているが、タイマ予告表示TM13が客待ちデモ表示にオーバーラップされてもよい。また、待機状態となってから客待ちデモ表示が開始されるまでの時間は上述したものに限定されず、適宜の時間に設定することができる。
図186(O(99)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図186(O(99)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻り、また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に復帰し、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図186(O(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
さらにその後、所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図186(O(99)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が再び表示される様子が示されている。
図187(P(5)−1)〜同図(P(99)−12)は、図186(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図187(P(5)−1)〜同図(P(99)−10)に示す演出は、図186(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図187(P(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図187(P(99)−11)に示すように、客待ちデモ表示を表示した状態で第3タイマ予告表示TM13に「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示を表示した状態で、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図187(P(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が引き続き表示された状態で、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図187(Q(5)−1)〜同図(Q(11)−16)は、図186(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図187(Q(5)−1)〜同図(Q(99)−10)に示す演出は、図186(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図187(Q(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図187(Q(99)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の実行の開始が留保され、タイマ表示が「00:00」の状態で待機される。すなわち、この演出例では、待機状態においては、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となっても、或る演出の実行の開始が留保される様子が示されている。
その後、客待ちデモ表示が終了すると、図187(Q(11)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻る様子が示されている。しかしながら、この場合においても、或る演出の実行の開始が留保され、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は「00:00」となったままである。
その後、特図2始動口232に遊技球が入賞すると、図187(Q(11)−13)に示すように、特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図187(Q(11)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が変化することを示唆する変化アニメが開始され、変化アニメが完了すると、図187(Q(11)−15)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて「確変確定」の文字が表示され、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われていない待機状態においてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、図柄変動表示の開始を待って、或る演出として確変報知が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告演出におけるタイマ表示が「00:00」になったときに客待ちデモ表示の表示中あるいは装飾図柄が停止表示されている待機状態の表示中である場合には、図柄変動表示が開始されるまで或る演出を遅延させて実行していることが示されているということができる。
その後、図187(Q(11)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図188(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される演出パターンが行われている様子を示している。なお、図188(R(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図188(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図188(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出は、図173(E(5)−1)〜同図(E(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図188(R(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、タイマ予告演出が開始されるように構成されている。その後、図188(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に「あと3球」の文字が表示され、ミッション達成までの残りノルマが表示される。
図188(R(5)−9)では、6ラウンド目が行われている様子が示されている。図188(R(5)−9)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと2球」に更新されている。
図188(R(5)−10)では、7ラウンド目が行われている様子が示されている。図188(R(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図188(R(5)−11)では、10ラウンド目が行われている様子が示されている。図188(R(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図188(R(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図188(R(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図188(R(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図188(R(5)−14)では、11ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図188(R(5)−14)に示すタイミングでは、「12:92」が表示されている。
その後、図188(R(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図188(R(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図188(R(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。その後は、図188(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出が行われる。なお、図188(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出は、特図2の保留数が異なっている点を除き、図188(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
なお、この演出例では、大当り遊技中において特図2始動口242への所定数の入賞によりミッションが達成されるミッション演出を行ったが、ミッション達成の条件は上述したものに限定されず、例えば、1ラウンドにおける規定個数(例えば、10個)を超えるの可変入賞口234への遊技球の入賞(オーバー入賞)があった場合にミッションが達成するようにしてもよい。この場合、オーバー入賞の個数が所定数(例えば、3個)であった場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、1ラウンドにおけるラウンドの消化速度が所定時間以内(例えば、10秒以内)である場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、ボタン連打演出やボタン長押し演出やボタン1回押し演出に成功したことをミッション達成の条件としてもよい。また、ミニゲームを行い、ミニゲームの結果が或る結果(例えば、成功の結果)となったことをミッション達成の条件としてもよい。
図188(S(5)−1)〜図189(S(4)−24)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図188(S(5)−1)〜同図(S(5)−9)に示す演出は、図188(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図188(S(5)−9)に続く図189(S(5)−10)では、11ラウンド目が行われている様子が示されている。図189(S(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図189(S(5)−11)では、15ラウンド目が行われている様子が示されている。図189(S(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図189(S(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図189(S(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図189(S(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図189(S(5)−14)では、16ラウンド目が行われている様子が示されている。すなわち、最終ラウンドが行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図189(S(5)−14)に示すタイミングでは、「15:31」が表示されている。
図189(S(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図189(S(5)−15)に示すタイミングでは、「12:09」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。なお、この演出例では、大当り終了演出が開始されると、第1大当り中タイマ予告表示TM21の表示位置が表示画面の左下隅部に移動している。その後、図189(S(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図189(S(5)−16)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「10:88」が表示されている。
図189(S(1)−17)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図189(S(1)−17)では、特図2の保留が4つあり、第一の保留アイコンh21〜第四の保留アイコンh24が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図189(S(1)−17)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「09:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の左上隅部に移動表示する。
図189(S(1)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示され、第四の保留アイコンh24が第三の保留アイコンh23の表示位置に移動して、第三の保留アイコンh23として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図189(S(1)−18)に示すタイミングでは、「08:85」が表示されている。
図189(S(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図189(S(1)−19)に示すタイミングでは、「01:85」が表示されている。
その後、図189(S(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄が低速変動しており「装飾5」が停止表示されることが示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となる。すると、図189(S(1)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして爺Vフォーメーション表示GYVが出現し、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が依然として低速変動している。このように、この演出例では、ミッション達成により大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。その後は、図189(S(1)−22)に示すように、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態となる。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図189(S(4)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が行われることなく第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図189(S(4)−24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技におけるミッション演出においてミッションが達成された時期により、大当り遊技中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技の終了後に開始される図柄変動表示にまで跨って行われている様子が示されている。
また、この演出例では、ミッションが達成されて開始したタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した時期に応じて或る演出の態様が異なっている様子が示されている。具体的には、ミッションが達成されて開始したタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了した場合には、家紋のキャラクタCMONが出現し、大当り遊技中に完了せず、大当り遊技後の図柄変動表示中に完了した場合には、爺Vフォーメーション表示GYVが表示される。
図189(T(5)−1)〜同図(T(4)−18)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションに失敗してタイマ予告演出が開始されない様子を示している。なお、図189(T(5)−1)〜同図(T(5)−9)に示す演出は、図188(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図189(T(5)−10)では、14ラウンド目が行われている様子が示されている。図189(T(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図189(T(5)−11)では、16ラウンド目(最終ラウンド)が行われている様子が示されている。なお、ミッションの達成度合いは、依然として特図2始動口242へのあと1球の入賞を残しており、ミッション達成までの残りノルマの表示は「あと1球」のままとなっている。
その後、図189(T(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、16ラウンド目が終了した際の様子が示されている。しかしながら、16ラウンド目が終了するまでに特図2始動口242への3つの遊技球の入賞というミッションが達成できなかったため、「ミッション達成ならず」「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されない様子が示されている。
図189(T(5)−13)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。その後、図189(T(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
この演出例では、ミッションが達成されなかったためにタイマ予告演出が開始されず、その結果として保留連チャン告知が行われなかったが、実際には、図188(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)に示して上述した演出例と同じく、特図2の第一保留が大当りとなる図柄変動表示となっている。そのため、大当り遊技が終了すると、図189(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出が行われる。すなわち、図柄変動表示中に家紋のキャラクタCMONが出現しないことを除き、装飾図柄の変動パターンは、図188(R(1)−21)〜同図(R(4)−25)に示して上述したのと同様の要領で行われることとなる。したがって、図189(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出については説明を省略する。
図190(U(5)−1)〜同図(U(5)−6)は、大当り遊技中おけるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として選択可能な楽曲が増えるイベントが発生する様子が示されている。なお、図190(U(5)−1)は、例えば、図170(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。
図190(U(5)−2)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、演出説明が開始されず、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央上方に表示されるとともに、その下方に「タイマ発動」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図190(U(5)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図190(U(5)−3)に示すタイミングでは、「09:77」が表示されている。
その後、図190(U(5)−4)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図190(U(5)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが出現するとともに、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「新曲get」の文字が表示され、例えば、大当り遊技中に流れる曲のラインナップが増加することが報知されている。すなわち、大当り遊技中に遊技者が流したい曲のラインナップが増加することが報知されている。
図190(U(5)−6)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21には、ラインナップに増加される曲の曲名が表示される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、曲目の増加が行われている様子が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、保留連チャンが発生することの告知や確変大当りであることの報知等のように、遊技者の利益に直接関係する内容を予告ないし報知する演出を行うものの他、遊技者の利益には関係ないが、演出効果を盛り上げるための特典を付与する演出が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として曲目を増加する演出が行われたが、例えば、出現の制限が解除されるプレミア演出を増加させる演出が行われてもよいし、出現が開放されるキャラクタを増加させる演出が行われてもよい。
図190(V(5)−1)〜同図(V(5)−14)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されると或る特典を報知する様子を示している。なお、図190(V(5)−1)は、図171(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図190(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図190(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出は、図188(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図190(V(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、ミッションが開始してから所定時間(30秒)以内に特図2始動口232へ遊技球を1つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、或る演出が開始されるように構成されている。その後、図188(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に第1大当りタイマ予告表示TM21が表示され、この第1大当りタイマ予告表示TM21にはタイマ表示の初期表示として「30:00」の文字が表示され、その後、タイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図190(V(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図190(V(5)−9)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図190(V(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。図190(V(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成となり、その旨を示す「達成!」の文字が表示される。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「13:44」が表示されている。
すると、図190(V(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、図190(V(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図190(V(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出で使用されるタイマ予告表示をミッションの残時間を示す表示として用いる場合があることが示されている。
なお、この演出例では、ミッションが達成されると、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを中止して家紋のキャラクタCMONを表示するようにしたが、例えば、ミッションが達成されてもすぐには家紋のキャラクタCMONを表示せず、例えば、図190(V(5)−11´)〜同図(V(5)−14´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了した後で家紋のキャラクタCMONを表示するようにしてもよい。
具体的には、図190(V(5)−11´)は、図190(V(5)−10)に続く演出であり、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンを中止せずに継続して行われており、図190(V(5)−11´)に示すタイミングでは、「13:11」が表示されている。そして、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方では、「タイマ0で・・・」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが完了したときに何らかの演出(或る演出)が行われることを示唆している。
その後、図190(V(5)−12´)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図190(V(5)−13´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図190(V(5)−14´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、ミッション達成後にそのままタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを継続し、カウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となった場合に、或る演出として家紋のキャラクタCMONを表示し、保留連チャン発生の告知を行う様子が示されている。
図191(X(5)−1)〜同図(X(5)−11)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されず、何らの特典も得られない様子を示している。ここで、図191(X(5)−1)〜同図(X(5)−9)に示す演出は、図190(V(5)−1)〜同図(V(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図191(X(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。この演出例では、5ラウンド目の遊技の実行中において、ミッションが開始してから特図2始動口232に遊技球が1つも入賞することなく、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。そのため、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「残念」の文字が表示され、ミッションに失敗したことを報知している。
すると、図191(X(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッション演出におけるミッションにおいてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するまでにミッションが達成しなかった場合には、或る演出が行われることなくタイマ予告表示が消去され、ミッション演出が終了する様子が示されている。
図191(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)は、図190(V(5)−10)に続く演出の変形例を示している。なお、図191(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の下方にサブ表示装置208Sが配置されており、遊技の進行に応じて表示状態が変化したり、移動して位置を変更することが可能に構成されている。なお、このような構成は、これまでに説明した他の実施形態においても適用可能である。
図191(Y(5)−1)では、5ラウンド目が行われている様子が示されている。図191(Y(5)−1)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21では、ミッションが達成されたので、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示されている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「達成!」の文字が表示されており、ミッションの達成を報知している。
すると、図191(Y(5)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208の下方に配置されていたサブ表示装置208Sが上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に重なる位置まで移動している様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも装飾図柄表示装置208の表示状態が視認困難とされている。そして、サブ表示装置208Sでは、バイクに乗った殿様のキャラクタとともに「保留内超激アツ」の文字が表示され、保留連チャンが発生する可能性が高いことが示唆されている。
その後は、図191(Y(5)−3)に示すように、サブ表示装置208Sが下降を開始し、基準位置まで戻る様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッションが達成されると、或る演出としてサブ表示装置208S等の可動体が動作する様子が示されている。
なお、この演出例において、可動体の一例としてサブ表示装置208Sを適用して説明したが、例えば、図31に示す各種の演出可動体のうちの一つ又は二以上を動作するようにしてもよい。
なお、この演出例では、ミッションとして第2特図始動口232への所定数の入賞をその目的とするものを示したが、これまでに説明したミニゲームやミッションの内容をこの演出例に適用することも可能である。また、これ以外にも、例えば、遊技盤に配置され、遊技球が通過可能な演出用ゲートを通過することをミッションの目的としてもよいし、演出ボタン136の連打や長押しによりミッションの目的を達成可能に構成されたものであってもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として演出可動体(例えば、図31に示す各種の演出可動体)のうちの一つ又は二以上を動作してもよい。この場合において、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となって或る演出可動体(第一の演出可動体)を動作させる場合に、他の或る演出可動体(第二の演出可動体)が動作中である場合には、第一の演出可動体と第二の演出可動体との干渉を回避するために、第二の演出可動体の動作が完了した後で第一の演出可動体を動作させて、或る演出の開始を遅延させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、タイマ予告演出においてタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に或る演出として予め定められた演出が行われるように構成されているが、或る演出が複数あって、タイマ表示が「00:00」となった場合にいずれかを択一的に選択して実行されるような構成を備えてもよく、例えば、タイマ表示が「00:00」となると、保留連チャン報知演出と確変報知のいずれの演出を行うかを選択でき、選択された演出について、実行される場合があるように構成されてもよい。このように構成した場合、タイマ表示が「00:00」となってもいずれの特典が報知されるかが特定困難であるので、演出に期待感を持たせることができる場合がある。
また、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の内容が、複数種類の中から条件に応じてランダムで選択されるものであってもよく、その中に曲目の増加報知等、遊技の特典に直接関係しないものを含むようにしてもよく、このようにすることでタイマ演出の幅を広げることができる場合がある。また、タイマ予告演出の出現頻度を向上させて特典の価値を緩和させることができる場合がある。
また、例えば、タイマ予告表示の表示中に下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜き表示がタイマ予告表示にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。このようにすることで、タイマ予告表示が或る時間を示すか注目するので、遊技者に球抜き操作を促進させることができる場合がある。球抜き表示の表示例は、これまでに説明したいずれの表示態様についても適用可能である。
また、上述した実施形態における、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされる演出例において、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。また、上述した実施形態における、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされる演出例において、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。
以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図170(A(5)−49)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図170(A(5)−54)に示す家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されている[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図180(J(1)−24)〜図181(J(5)−52)に示すように、大当りとなる図柄変動表示中に第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての劇画爺画像565Gによる演出表示が大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間を示すことに注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間となる前に大当りが発生することで意外性を付与できるとともに、図柄変動表示の実行中に開始されたタイマ演出で大当り中の別の得点に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中以外にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出が大当り遊技の開始前及び該大当り遊技の終了後の少なくともいずれか一方に実行される図柄変動表示と該大当り遊技にわたって実行されることを特徴とする遊技台であってもよい。
また、『 前記大当り遊技の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図181(K(5)−8)〜図182(K(1)−19)に示すように、大当り遊技中に第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの出現による大当り確定報知の演出が大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中の先読み予告としてタイマ表示を表示できる場合がある。
ここで、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始する場合がある演出であり[例えば、図188(R(5)−7)〜同図(R(5)−12)に示すように、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させるミッションが達成されると第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始される等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており[例えば、図189(S(5)−12)〜同図(S(5)−21)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技終了後の図柄変動表示中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該図柄変動表示中に爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われる等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図188(R(5)−12)〜同図(R(5)−16)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該大当り遊技中に家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン報知が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を開始させる意欲を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合にのみ実行を開始する場合があるものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合以外にも実行を開始する場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に必ず実行を開始するものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始しない場合があるものであってもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技以外の遊技の実行中にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出[例えば、図174(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示す確変報知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図173(E(5)−8)〜図174(E(5)−14)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として番長のキャラクタTDRが出現することにより大当り遊技終了後に確変遊技状態に移行することを示唆している等]、
前記或る演出として、実行が保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出[例えば、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す保留連チャン告知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として家紋のキャラクタCMONが出現することにより保留連チャンが発生することを報知している等]、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるように構成された演出であり[例えば、図173(D(5)−11´)や図179(I(5)−29)〜同図(I(5)−30)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン報知や番長のキャラクタTDRの出現による確変遊技状態に移行する旨の報知が行われる場合がある等]、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、いわゆる保留連チャンは、報知しなくても実際に大当りするが、いわゆる確変報知は遊技状態の報知として重要であるため、大当り遊技の実行中に報知した方がわかりやすい場合がある。
ここで、或る演出として第十一の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十一の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十一の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十一の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出として第十二の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十二の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十二の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十二の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるようにのみ構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外の場合であっても実行される場合があるように構成されたものであってもよい。また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても必ず実行されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合にのみ、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外にも、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が必ず実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されにくい場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十一の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出が実行されないように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示になって前記或る演出が開始される場合(以下、「第一の場合[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」になって保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記タイマ表示の表示が行われずに前記或る演出が開始される場合(以下、「第二の場合[例えば、図173(D(5)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出[例えば、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出[例えば、図173(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の演出が行われることにより示唆される種類と前記第二の演出が行われることにより示唆される種類は、同じ種類である[例えば、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示も、、図173(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示も、保留連チャン告知演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出のバリエーションを増加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合における或る演出は、第一の演出のみであってもよいし、第一の演出以外の演出であってもよい。また、第一の場合における或る演出は、必ず第一の演出であってもよいし、第一の演出でない場合があってもよい。
また、第二の場合における或る演出は、第二の演出のみであってもよいし、第二の演出以外の演出であってもよい。また、第二の場合における或る演出は、必ず第二の演出であってもよいし、第二の演出でない場合があってもよい。
なお、第一の場合における或る演出と第二の場合における或る演出が同じ演出(第一の演出又は第二の演出)であってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、第一の演出が行われることにより示唆される種類と第二の演出が行われることにより示唆される種類は、必ず同じ種類であってもよいし、違う種類である場合があってもよい。
また、『 前記第二の演出が開始可能なタイミングよりも前記第一の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている[例えば、図173(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始されるが、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の出現に期待させつつ救済的にタイマ演出を経由しないで或る演出が実行されることについても期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時間表示を長く持つことができる場合がある。
ここで、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が必ず早くなるように構成されてもよいし、第一の演出が開始可能なタイミングよりも第二の演出が開始可能なタイミングの方が必ず遅くなるように構成されてもよい。
また、第一の演出が開始された場合は、第二の演出が開始されないように構成されてもよいし、第二の演出が開始される場合は、第一の演出が開始されないように構成されてもよい。
また、第二の演出が開始可能なタイミングと第一の演出が開始可能なタイミングが同じ場合があるように構成されてもよいし、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が遅い場合が或るように構成されてもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行される場合があり[例えば、図173(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われる場合がある等]、
前記第一の場合において前記第一の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングと、前記第二の場合において前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングが異なる[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−54)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されるが、図173(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出を経由しないで実行される家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始されなくても第一の演出に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様のみで或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様以外の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出としてのみ第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出以外の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングのみが異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミング以外のタイミングが異なってもよい。また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが同じ場合があってもよい。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である[例えば、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示すように、家紋のキャラクタCMONの表示により、保留連チャンが発生することを告知している、あるいは、図174(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示すように、番長のキャラクタTDRの出現により、確変確定を報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることにより、どのような特典が付与されるのかが容易に認識でき安心して遊技を行うことができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
なお、遊技者に有利な特典としては、例えば、確変確定報知、時短回数の報知、大当り遊技におけるラウンド数アップの報知のうちのいずれか一つ又は二以上のものを含むものが挙げられるが、これらに限定されない。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出[例えば、図170(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す、家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]であり、
前記確定演出は、実行が保留されている図柄変動表示(以下、「保留図柄変動表示」という。)に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており[例えば、1回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出が行われ、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われるか、図173(D(5)−11)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出が行われる等]、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている[例えば、2回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図175(G(5)−6)〜同図(G(5)−16)に示すように、最初に、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出を行い、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出を行い、その後、図175(G(5)−22)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出を行う等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の紛らわしさを解消しつつ、第一の演出と第二の演出の両方実行された場合の期待感を大きく持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることのみを報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていること以外のことも報知するものであってもよい。また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを必ず報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
なお、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合に、第一の演出のみを実行するようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しないようにしてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合に、第一の演出よりも第二の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出よりも第一の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しない場合があるようにしてもよい。
また、第一の演出が行われた場合は二つ以上の保留連チャンが発生し、第二の演出が行われた場合は一つのみ保留連チャンが発生するようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、『 複数のラウンド遊技[例えば、16ラウンドの遊技等]により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行される場合がある演出である[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目が開始してから開始され、4ラウンド目の実行中に終了する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中にタイマ演出を確実に見せることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技においてのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技以外においても実行される場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である[例えば、図171(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目から5ラウンド目に跨って行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても異説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を長時間楽しませることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがってのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図171(B(5)−17)〜同図(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「30:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示[例えば、図171(B(5)−23)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出[例えば、図171(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)又は図172(C(5)−8)〜同図(B(5)−17)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出等]」という。)の実行中において表示される前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間[例えば、30秒等]を示す表示[例えば、図171(B(5)−17)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「30:00」のタイマ表示等]であり、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第一の回数[例えば、「2」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図171(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が5ラウンド目に跨って行われている等]、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第二の回数[例えば、「3」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図172(C(5)−8)〜同図(C(5)−17)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が6ラウンド目まで跨って行われている等]、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、同じタイマ演出でも遊技の状況(可変入賞口への遊技球の入賞や大当りの種類等)によってまたがるラウンド数が異なるため演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、従来の遊技台は、大当り遊技の実行中の演出は、ラウンド遊技と関係しているものが主流であったが、この遊技台によれば、経過時間に応じて行われるタイマ演出を取り入れたことで大当り遊技の興趣が向上する場合がある。
ここで、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間のみを示すものであってもよいし、初期値として第一の時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間を必ず示すものであってもよいし、初期値として第一の時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数は、第一の回数よりも必ず多い回数であってもよいし、第一の回数と同じ回数であってもよいし、第一の回数よりも少ない回数である場合があってもよい。
また、第一の回数は、必ず一回であってもよいし、必ず複数回であってもよい。
なお、ラウンド遊技は、時間の経過(例えば、29秒の経過)と或る個数(例えば、10個)の可変入賞口への遊技球の入賞のうちのいずれか一方の条件を満たした場合に終了するものである。
また、『 一のラウンド遊技は、第二の時間[例えば、29秒等]が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図170(A(5)−49)〜同図(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「03:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり[例えば、図170(A(5)−53)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]、
前記初期値として第三の時間[例えば、3秒等]を示す表示[例えば、図170(A(5)−49)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「03:00」のタイマ表示等]が表示される場合があり、
前記第三の時間は、前記第二の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を一回のラウンド遊技中に実行できる場合がある。
ここで、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合にのみ終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合以外の場合にも終了するように構成されてもよい。また、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合に必ず終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合に終了しない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、初期値として第三の時間のみが表示される場合があってもよいし、初期値として第三の時間以外の時間が表示される場合があってもよい。また、初期値として第三の時間が必ず表示されてもよいし、初期値として第三の時間が表示されない場合があってもよい。
なお、第三の時間は、第二の時間よりも必ず短くてもよいし、第二の時間と同じである場合があってもよいし、第二の時間よりも長い場合があってもよい。
また、『 一回の図柄変動表示において前記タイマ演出が実行される場合(以下、「第三の場合[例えば、図169(A(1)−24)〜同図(A(2)−33)に示すように、一の図柄変動表示において開始されて終了する第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出が行われる場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告演出[例えば、図169(A(2)−32)〜同図(A(2)−33)に示す強サボハニ群予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出のバリエーションが増えるので演出効果が向上する場合がある。
ここで、第三の場合のみがあるように構成されてもよいし、第三の場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第三の場合が必ずあるように構成されてもよいし、第三の場合がない場合があるように構成されてもよい。また、第三の場合がないように構成されてもよい。
また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示のみに関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外に関する予告演出であってもよい。また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない場合がある予告演出であってもよい。
なお、第三の場合における或る演出は、先読み予告であってもよい。
また、『 タイマ演出[例えば、図177(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図177(H(5)−8)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図177(H(5)−13)に示すボタンストック告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており[例えば、図177(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第三の演出[例えば、図177(H(5)−24)〜図178(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲーム等]」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第三の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である[例えば、図177(H(5)−24)〜図178(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲームは、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてのボタンストック告知演出が行われた場合に実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中に第三の演出のみが実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出以外の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中に第三の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出が実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみ第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にも第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合にのみ実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合以外の場合にも実行される場合があるものであってもよい。また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に必ず実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行されない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、或る演出が1回実行された場合に実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が複数回実行された場合に実行される場合があるものであってもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、視覚的な演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、表示手段のみからなるものであってもよいし、表示手段以外の手段も含まれてもよい。また、演出手段は、表示手段を必ず含むものであってもよいし、表示手段を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 タイマ演出[例えば、図184(M(1)−24)〜図185(M(11)−65)に示す第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図184(M(1)−24)に示す第3タイマ予告表示TM13等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図185(M(11)−65)に示す確変報知等]」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも或る図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図186(N(11)−4)〜同図(N(11)−7)の期間において実行される図柄変動表示等]」という。)の実行中に前記タイマ演出が行われて、該第一の図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間[例えば、図186(N(11)−8)〜同図(N(11)−11)に示す待機状態の期間等]において前記或る演出が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 複数のイルミパネルを備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネル[例えば、後側の透過部材703r等]であり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f等]であり、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に第一の間隔[例えば、1mm等]で配置され、
前記第一の間隔で前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一の突部[例えば、図24に示す突部703t1〜703t5等]が該第一のイルミパネルに設けられている[例えば、図24に示すように、突部703t1〜703t5は、後側の透過部材703rの板面上に前方に向けて形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、イルミパネルに改良の余地があったが、この遊技台によれば、イルミパネルに特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、イルミパネルのソリにより間隔が狭くなりがちなイルミパネルの間隔を保持できる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみを備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のイルミパネルも備えてもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを必ず備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを備えない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが前後方向に第一の間隔でのみ配置されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが前後方向に第一の間隔以外の間隔でも配置されてもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが前後方向に第一の間隔で必ず配置されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが前後方向に第一の間隔で配置されない場合があってもよい。
また、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルにのみ設けられてもよいし、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネル以外にも設けられてもよい。また、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに必ず設けられてもよいし、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに設けられない場合があってもよい。
また、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネル以外のイルミパネルに設けられてもよいし、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部のみが第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部以外の突部も第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔のみを少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔以外の間隔も少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。また、第一の間隔でのみ第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一の間隔以外の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第一突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に前記第一の突部が設けられている[例えば、図24に示すように、突部703t1〜703t5は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、この遊技台によれば、イルミパネルのソリにより間隔が狭くなりがちな内側部分のイルミパネルの間隔を保持できる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部以外の突部が設けられてもよい。また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置にのみ第一の突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置以外にも第一の突部が設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に第一の突部が設けられてもよい。
また、『 前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され[例えば、図24に示すように、前側の透過部材703fの背面側に後側の透過部材703rが配置されている等]、
前記第一のイルミパネルの前面に前記第一の突部が設けられている[例えば、図24に示すように、突部703t1〜703t5は、後側の透過部材703rの前面に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルにより表示される発光画像の範囲を制限されずに済む場合がある。
ここで、第二のイルミパネルの後方にのみ第一のイルミパネルが配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方以外にも第一のイルミパネルが配置されてもよい。また、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが必ず配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが配置されない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの前面に第一の突部のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルの前面に第一の突部以外の突部も設けられてもよい。また、第一のイルミパネルの前面に第一の突部が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルの前面に第一の突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの前面にのみ第一の突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルの前面以外にも第一の突部が設けられてもよい。
なお、第一のイルミパネルの後方に第二のイルミパネルが配置され、第二のイルミパネルの前面に第一の突部が設けられてもよい。
また、『 遊技盤[例えば、遊技盤200等]と、
前記遊技盤に設けられる遊技部品[例えば、図20に示す、演出可動体224や、ステージ244や、演出装置206や、ワープ装置242や、始動口ユニットや、アタッカユニット等]と、
を備え、
前記遊技部品によって前記第一の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第1突部703t1は、ステージ244によってオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の突部が遊技者に見えにくくすることができ、演出効果の低下を抑制できる場合がある。
ここで、遊技部品によって第一の突部のみがオーバーラップされてもよいし、遊技部品によって第一の突部以外の突部もオーバーラップされてもよい。また、遊技部品によって第一の突部が必ずオーバーラップされてもよいし、遊技部品によって第一の突部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、遊技部品によってのみ第一の突部がオーバーラップされてもよいし、遊技部品以外の部品によっても第一の突部がオーバーラップされてもよい。
また、『 前記遊技部品は、第一の可動体[例えば、図20に示す演出可動体224等]であり、
第一の位置に位置する前記第一の可動体が第一の動作[例えば、初期位置から装飾図柄表示装置208の表示領域の略中央の前面に重なる位置まで移動した後、初期位置に戻る動作等]を実行する場合があり、
前記第一の位置は、前記第一の可動体の初期位置であり、
前記第一の位置に位置する前記第一の可動体によって前記第一の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第3突部703t3は、初期位置にある演出可動体224によってオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の可動体の動作により第一の突部が目立たない場合がある。
ここで、第一の位置に位置する第一の可動体が第一の動作のみを実行する場合があってもよいし、第一の位置に位置する第一の可動体が第一の動作以外の動作も実行する場合があってもよい。また、第一の位置に位置する第一の可動体が第一の動作を必ず実行してもよいし、第一の位置に位置する第一の可動体が第一の動作を実行しない場合があってもよい。
また、第一の位置に位置する第一の可動体のみが第一の動作を実行する場合があってもよいし、第一の位置に位置する第一の可動体以外の可動体が第一の動作を実行する場合があってもよい。また、第一の位置のみに位置する第一の可動体が第一の動作を実行する場合があってもよいし、第一の位置以外の位置に位置する第一の可動体が第一の動作を実行する場合があってもよい。
また、『 前記第一の可動体による前記第一の動作が実行されたことに関連して前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合がある[例えば、演出可動体224の動作とともに、前側の透過部材703fにハートマークの模様703HEの発光画像や後側の透過部材703rにスマイルマークの模様703SMの発光画像が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルによる発光演出と第一の可動体による演出の相乗によりダイナミックな演出が可能となる場合がある。
ここで、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出のみが行われる場合があってもよいし、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が必ず行われてもよいし、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われない場合があってもよい。
また、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連してのみ第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合があってもよいし、第一の可動体による第一の動作が実行されたこと以外のことにも関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合があってもよい。
また、第一の可動体による第一の動作のみが実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合があってもよいし、第一の可動体による第一の動作以外の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合があってもよい。
また、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルのみによる演出が行われる場合があってもよいし、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第二のイルミパネルのみによる演出が行われる場合があってもよいし、第一の可動体による第一の動作が実行されたことに関連して第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの両方による演出が行われる場合があってもよい。
また、『 前記遊技部品は、装飾部材[例えば、図20に示す、演出装置206に備えられる装飾部材等]であり、
前記装飾部材によって前記第一の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第2突部703t2は、演出装置206に設けられた装飾部材によってオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾部材で第一の突部を隠すことができる場合がある。
ここで、装飾部材によって第一の突部のみがオーバーラップされてもよいし、装飾部材によって第一の突部以外の突部もオーバーラップされてもよい。また、装飾部材によって第一の突部が必ずオーバーラップされてもよいし、装飾部材によって第一の突部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、『 前記遊技部品は、ワープ通路[例えば、図20に示すワープ装置242等]であり、
前記ワープ通路は、前記遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口[例えば、ワープ入口242a等]からワープ出口[例えば、ワープ出口242b等]に導く通路であり、
前記ワープ通路によって前記第一の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第5突部703t5はワープ装置242にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の突部がワープ通路により隠される場合がある。
ここで、ワープ通路は、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導く通路のみであってもよいし、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導く通路以外の通路を含んでもよい。また、ワープ通路は、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口にのみ導く通路であってもよいし、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口以外にも導く通路であってもよい。また、ワープ通路は、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に必ず導く通路であってもよいし、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導かない場合がある通路であってもよい。
また、ワープ通路は、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球のみをワープ入口からワープ出口に導く通路であってもよいし、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球以外のものをワープ入口からワープ出口に導く通路であってもよい。また、ワープ通路は、遊技盤の遊技領域のみを流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導く通路であってもよいし、遊技盤の遊技領域以外の領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導く通路であってもよい。
また、ワープ通路によって第一の突部のみがオーバーラップされてもよいし、ワープ通路によって第一の突部以外の突部がオーバーラップされてもよい。また、ワープ通路によって第一の突部が必ずオーバーラップされてもよいし、ワープ通路によって第一の突部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、ワープ通路によってのみ第一の突部がオーバーラップされてもよいし、ワープ通路以外によっても第一の突部がオーバーラップされてもよい。
また、『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、表示手段による表示により第一の突部が目立たない場合がある。
また、この遊技台によれば、表示手段による表示演出とイルミパネルによる発光演出による相乗効果により遊技を盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段の前方に第一のイルミパネルのみが設けられてもよいし、表示手段の前方に第一のイルミパネル以外のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第一のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第一のイルミパネルが設けられない場合があってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第一のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第一のイルミパネルが設けられてもよい。
ここで、表示手段の前方に第二のイルミパネルのみが設けられてもよいし、表示手段の前方に第二のイルミパネル以外のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第二のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第二のイルミパネルが設けられない場合があってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第二のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第二のイルミパネルが設けられてもよい。
また、『 前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第一の長さ[例えば、1.2mm等]であり、
前記第一の間隔の長さよりも前記第一の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に突部を確実に当接させて適度な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第二の長さ[例えば、1mm等]であり、
前記第二の長さと前記第一の間隔の長さが同じである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に確実に突部とイルミパネルを当接させて適正な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 発光手段が取り付けられた或る取付基板[例えば、図21に示す、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2等]を備え、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段[例えば、第1LED基板704cb1に取り付けられたLED素子や第2LED基板704cb2に取り付けられたLED素子等]からの光が照射されることにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記或る取付基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され[例えば、図21に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられると、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持される等]、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙には前記或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置されない[例えば、図21に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられて、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されるが、LED素子は、2枚の透過部材703f,703rによって挟持されていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る取付基板を第一のイルミパネルと第二のイルミパネルで保持して発光手段とイルミパネルの位置関係を保持することができる場合がある。
ここで、或る取付基板は、発光手段のみが取り付けられたものであってもよいし、発光手段以外のものも取り付けられたものであってもよい。また、或る取付基板は、発光手段が必ず取り付けられたものであってもよいし、発光手段が取り付けられない場合があるものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出のみが可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出以外の演出も可能なものであってもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出を必ず行うものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出が可能でない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることのみにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されること以外のことによっても発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光のみが照射されることにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光以外の光が照射されることにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段のみからの光が照射されることにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段以外の発光手段からの光が照射されることにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板のみに取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、或る取付基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙にのみ配置されてもよいし、或る取付基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙以外にも配置されてもよい。また、或る取付基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に必ず配置されてもよいし、或る取付基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されない場合があってもよい。
また、或る取付基板の一部のみが第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよいし、或る取付基板の全部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板に取り付けられた発光手段のみが配置されなくてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板に取り付けられた発光手段以外の発光手段も配置されなくてもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板に取り付けられた発光手段が必ず配置されなくてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置される場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板のみに取り付けられた発光手段が配置されなくてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙には或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段も配置されなくてもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみにより形成される間隙には或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置されなくてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のイルミパネルにより形成される間隙に或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置されなくてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり[例えば、2枚の透過部材703f,703rは、それぞれ第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2に設けられたLED素子からの光を端部から入光し、2枚の透過部材703f,703rのそれぞれの背面に形成されたカットパターンにおいて遊技者側に反射することで発光画像が表示される等]、
前記或る取付基板は、第一の面[例えば、遊技者側の面(表面)等]と第二の面[例えば、遊技者側とは反対側の面(裏面)等]の両方の面にそれぞれ発光手段が取り付けられる取付基板であり[例えば、図21に示す第2LED基板704cb2は、基板の両面にLED素子が配置されている等]、
前記第一の面は、前記第二の面とは反対側の面であり、
前記第一のイルミパネルは、前記第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記第二のイルミパネルは、前記第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、発光手段とイルミパネルの位置関係を保持した状態で光をイルミパネルに向かって発することができる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出のみが可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出以外の演出も可能なものであってもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が必ず行われるものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能でない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することによってのみ発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光すること以外のことにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部のみから導光することにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部以外から導光することにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段のみからの光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板に取り付けられた発光手段以外の発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルは、それぞれ或る取付基板にのみ取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよいし、それぞれ或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、或る取付基板は、第一の面と第二の面の両方の面にそれぞれ発光手段のみが取り付けられるものであってもよいし、第一の面と第二の面の両方の面にそれぞれ発光手段以外のものも取り付けられるものであってもよい。また、或る取付基板は、第一の面と第二の面の両方の面にそれぞれ発光手段が必ず取り付けられるものであってもよいし、第一の面と第二の面の両方の面にそれぞれ発光手段が取り付けられない場合があるものであってもよい。
また、或る取付基板は、第一の面と第二の面の両方の面にのみそれぞれ発光手段が取り付けられるものであってもよいし、第一の面と第二の面の両方の面以外にも発光手段が取り付けられるものであってもよい。
また、第一のイルミパネルは、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出のみが可能なものであってもよいし、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出以外の演出も可能なものであってもよい。また、第一のイルミパネルは、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が必ず行われるものであってもよいし、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が行われない場合があるものであってもよい。
また、第一のイルミパネルは、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することによってのみ発光演出が可能なものであってもよいし、第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光すること以外のことにより発光演出が可能なものであってもよい。また、第一のイルミパネルは、第一の面に取り付けられた発光手段からの光のみを端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよいし、第一の面に取り付けられた発光手段からの光以外の光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、第二のイルミパネルは、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出のみが可能なものであってもよいし、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出以外の演出も可能なものであってもよい。また、第二のイルミパネルは、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が必ず行われるものであってもよいし、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が行われない場合があるものであってもよい。
また、第二のイルミパネルは、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することによってのみ発光演出が可能なものであってもよいし、第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光すること以外のことにより発光演出が可能なものであってもよい。また、第二のイルミパネルは、第二の面に取り付けられた発光手段からの光のみを端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよいし、第二の面に取り付けられた発光手段からの光以外の光を端部から導光することにより発光演出が可能なものであってもよい。
また、『 前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝[例えば、前側の透過部材703fの裏面に形成されたカットパターン等]が前記第一のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝[例えば、後側の透過部材703rの裏面に形成されたカットパターン等]が前記第二のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第一の反射溝で反射することで第一の模様[例えば、図23(A)に示すハートマークの模様703HEの発光画像等]が表示され、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第二の反射溝で反射することで第二の模様[例えば、図23(B)に示すスマイルマークの模様703SMの発光画像等]が表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、省スペース化が可能な場合がある。
ここで、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面にのみ設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面以外にも設けられてもよい。また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に必ず設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられない場合があってもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝のみが第一のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝以外の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側にのみ向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側以外の方向に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光のみを遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光以外の光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板のみに取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面にのみ設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面以外にも設けられてもよい。また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に必ず設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられない場合があってもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝のみが第二のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝以外の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側にのみ向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側以外の方向に向けて反射させるための第一の反射溝が第一のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光のみを遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光以外の光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板のみに取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよいし、或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が第二のイルミパネルの後面に設けられてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様のみが表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様以外の模様が表示されてもよい。また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様が必ず表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示されない場合があってもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することのみで第一の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射すること以外のことでも第一の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝でのみ反射することで第一の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝以外の反射溝で反射することで第一の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光のみが第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光以外の光が第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板のみに取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示されてもよいし、或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光が第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様のみが表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様以外の模様が表示されてもよい。また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様が必ず表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示されない場合があってもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することのみで第二の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射すること以外のことでも第二の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝でのみ反射することで第二の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝以外の反射溝で反射することで第二の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光のみが第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示されてもよいし、或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光以外の光が第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示されてもよい。
また、或る取付基板のみに取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示されてもよいし、或る取付基板以外の基板に取り付けられた発光手段からの光が第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示されてもよい。
また、『 前記第一の間隔で前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間隔を少なくとも確保するための第二の突部[例えば、図21に示す、後側の透過部材703rの左側端縁や下端縁に形成されたリブ703u等]を備え、
前記第二の突部は、前記第一の突部とは別の突部であり、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの一方のイルミパネルの外縁となる位置に設けられている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔をより確実に保持できる場合がある。
ここで、第二の突部は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの一方のイルミパネルであって外縁となる位置にのみ設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの一方のイルミパネルであって外縁となる位置以外の位置にも設けられてもよい。また、第二の突部は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの一方のイルミパネルであって外縁となる位置に必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの一方のイルミパネルであって外縁となる位置に設けられない場合があってもよい。
また、第二の突部は、第一のイルミパネルであって外縁となる位置にのみ設けられてもよいし、第二のイルミパネルであって外縁となる位置にのみ設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの両方のイルミパネルであって外縁となる位置に設けられてもよい。
なお、第二の突部は、第一の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を確保するためのものであってもよいし、第一の間隔以上の間隔で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を確保するためのものであってもよい。
また、『 遊技者から視認できない位置に前記第二の突部が設けられ[例えば、図21に示すように、リブ703uは、ガラスユニット枠704や、遊技盤に設けられた演出装置206等によって隠されて遊技者に視認困難とされる位置に形成されている等]、
前記第一の突部の基端における外周の長さよりも前記第二の突部の基端における外周の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者から見えない部分においてしっかりと第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を保持することができる場合がある。
ここで、遊技者が視認できない位置に第二の突部のみが設けられてもよいし、遊技者が視認できない位置に第二の突部以外のものも設けられてもよい。また、遊技者が視認できない位置に第二の突部が必ず設けられてもよいし、遊技者が視認できない位置に第二の突部が設けられない場合があってもよい。
また、遊技者が視認できない位置にのみ第二の突部が設けられてもよいし、遊技者が視認できない位置以外の位置にも第二の突部が設けられてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを取り付ける取付部材[例えば、図24(B)に示すガラス枠ユニット704等]を備え、
前記取付部材にはスペーサ[例えば、図24(B)に示すリブ704RB等]が設けられ、
前記スペーサの少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され[例えば、図24(B)に示すように、リブ704RBの先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されている等]、
前記第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられ、
前記第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられ、
前記スペーサに第三のネジ孔が設けられ、
前記取付部材に前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが取り付けられると、前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔が重なり、
ネジを前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔に挿通することで前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを前記取付部材に固定する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を保持しながら確実に取付部材に取り付けることができる場合がある。
ここで、取付部材は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみを取り付けるものであってもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものも取り付けるものであってもよい。また、取付部材は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを必ず取り付けるものであってもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取り付けない場合があるものであってもよい。
また、取付部材にはスペーサのみが設けられてもよいし、取付部材にはスペーサ以外のものも設けられてもよい。また、取付部材にはスペーサが必ず設けられてもよいし、取付部材にはスペーサが設けられない場合があるものであってもよい。
なお、スペーサは、取付部材と一体形成されてもよいし、取付部材と別体に構成されてもよい。
また、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙にのみ配置されてもよいし、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙以外にも配置されてもよい。また、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に必ず配置されてもよいし、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されない場合があってもよい。
また、スペーサの一部のみが第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよいし、スペーサの全部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよい。
また、第一のイルミパネルに第一のネジ孔のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルに第一のネジ孔以外のネジ孔が設けられてもよい。また、第一のイルミパネルに第一のネジ孔が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにのみ第一のネジ孔が設けられてもよいし、第一のイルミパネル以外のイルミパネルにも第一のネジ孔が設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルに第二のネジ孔のみが設けられてもよいし、第二のイルミパネルに第二のネジ孔以外のネジ孔が設けられてもよい。また、第二のイルミパネルに第二のネジ孔が必ず設けられてもよいし、第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルにのみ第二のネジ孔が設けられてもよいし、第二のイルミパネル以外のイルミパネルにも第二のネジ孔が設けられてもよい。
また、スペーサに第三のネジ穴のみが設けられてもよいし、スペーサに第三のネジ穴以外のネジ孔が設けられてもよい。また、スペーサに第三のネジ穴が必ず設けられてもよいし、スペーサに第三のネジ穴が設けられない場合があってもよい。
また、スペーサにのみ第三のネジ穴が設けられてもよいし、スペーサ以外にも第三のネジ穴が設けられてもよい。
また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴のみが重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴以外のネジ孔も重なってもよい。また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が必ず重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重ならない場合があってもよい。
また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよい。また、取付部材にのみ第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよいし、取付部材以外の部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材にのみ固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材以外の部材に固定してもよい。また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に必ず固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定しない場合があってもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみを取付部材に固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものも取付部材に固定してもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することのみで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通すること以外のことで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定してもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数のイルミパネルと、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネル[例えば、後側の透過部材703r等]であり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f等]であり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に第一の間隔[例えば、1mm等]で配置され、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第一の突部[例えば、図24に示す突部703t2等]が該第一のイルミパネルに設けられており[例えば、図24に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの板面上に前方に向けて形成されている等]、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の間隔を前記第一の間隔に保持するための第二の突部[例えば、図21に示す、後側の透過部材703rの左側端縁や下端縁に形成されたリブ703u等]が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルの前面の外周の位置に設けられた突部であり、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され[例えば、図24に示すように、前側の透過部材703fの背面側に後側の透過部材703rが配置されている等]、
前記第一の突部は、前記第二の突部とは異なる前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に設けられた突部であり[例えば、図24に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの前面に形成されている等]、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記第一の突部が設けられており[例えば、図24に示すように、第2突部703t2は装飾図柄表示装置208の表示領域の全面側に重なる位置に配置されている等]、
前記或る位置とは、前記第二のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の後方となる位置のことであり[例えば、図24に示すように、突部703t2は、前側の透過部材703fにおけるハートマークの模様703HEを表示するためのレンズカットの後方に位置している等]、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像と重なる位置のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数のイルミパネルと、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネル[例えば、後側の透過部材703r等]であり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f等]であり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に第一の間隔[例えば、1mm等]で配置され、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第一の突部[例えば、図24に示す突部703t2等]が該第一のイルミパネルに設けられており[例えば、図24に示す突部703t2等]、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の間隔を前記第一の間隔に保持するための第二の突部[例えば、図21に示す、後側の透過部材703rの左側端縁や下端縁に形成されたリブ703u等]が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルの前面の外周の位置に設けられた突部であり、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され[例えば、図24に示すように、前側の透過部材703fの背面側に後側の透過部材703rが配置されている等]、
前記第一の突部は、前記第二の突部とは異なる前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に設けられた突部であり[例えば、図24に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの前面に形成されている等]、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記第一の突部が設けられており[例えば、図24に示すように、第2突部703t2は装飾図柄表示装置208の表示領域の全面側に重なる位置に配置されている等]、
前記或る位置とは、前記第一のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の前方となる位置のことであり[例えば、図24に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rにおけるスマイルマークの模様703SMを表示するためのレンズカットの前方に位置している等]、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像と重なる位置のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に前記第一の突部が設けられている[例えば、図24に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 遊技盤[例えば、遊技盤200等]と、
前記遊技盤に設けられる遊技部品[例えば、図20に示す、演出可動体224や、ステージ244や、演出装置206や、ワープ装置242や、始動口ユニットや、アタッカユニット等]と、
を備え、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第三の突部[例えば、図24に示す突部703t1,703t3〜703t5等]が該第一のイルミパネルに設けられており[例えば、図24に示すように、突部703t1,703t3〜703t5は、後側の透過部材703rの板面上に前方に向けて形成されている等]、
前記第三の突部は、前記第一の突部とは別の位置に設けられた突部であり、
前記遊技部品によって前記第三の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第1突部703t1は、ステージ244によってオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技部品は、第一の可動体[例えば、図20に示す演出可動体224等]であり、
第一の位置に位置する前記第一の可動体が第一の動作[例えば、初期位置から装飾図柄表示装置208の表示領域の略中央の前面に重なる位置まで移動した後、初期位置に戻る動作等]を実行する場合があり、
前記第一の位置は、前記第一の可動体の初期位置であり、
前記第一の位置に位置する前記第一の可動体によって前記第三の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第3突部703t3は、初期位置にある演出可動体224によってオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の可動体による前記第一の動作が実行されたことに関連して前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合がある[例えば、演出可動体224の動作とともに、前側の透過部材703fにハートマークの模様703HEの発光画像や後側の透過部材703rにスマイルマークの模様703SMの発光画像が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技部品は、装飾部材[例えば、図20に示す、演出装置206に備えられる装飾部材等]であり、
前記装飾部材によって前記第三の突部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技部品は、ワープ通路[例えば、図20に示すワープ装置242等]であり、
前記ワープ通路は、前記遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口[例えば、ワープ入口242a等]からワープ出口[例えば、ワープ出口242b等]に導く通路であり、
前記ワープ通路によって前記第三の突部がオーバーラップされる[例えば、図20に示すように、第5突部703t5はワープ装置242にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第一の長さ[例えば、1.2mm等]であり、
前記第一の間隔の長さよりも前記第一の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第二の長さ[例えば、1mm等]であり、
前記第二の長さと前記第一の間隔の長さが同じである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 発光手段が取り付けられた或る取付基板[例えば、図21に示す、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2等]を備え、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段[例えば、第1LED基板704cb1に取り付けられたLED素子や第2LED基板704cb2に取り付けられたLED素子等]からの光が照射されることにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記或る取付基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され[例えば、図21に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられると、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持される等]、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙には前記或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置されない[例えば、図21に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられて、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されるが、LED素子は、2枚の透過部材703f,703rによって挟持されていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり[例えば、2枚の透過部材703f,703rは、それぞれ第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2に設けられたLED素子からの光を端部から入光し、2枚の透過部材703f,703rのそれぞれの背面に形成されたカットパターンにおいて遊技者側に反射することで発光画像が表示される等]、
前記或る取付基板は、第一の面[例えば、遊技者側の面(表面)等]と第二の面[例えば、遊技者側とは反対側の面(裏面)等]の両方の面にそれぞれ発光手段が取り付けられる取付基板であり[例えば、図21に示す第2LED基板704cb2は、基板の両面にLED素子が配置されている等]、
前記第一の面は、前記第二の面とは反対側の面であり、
前記第一のイルミパネルは、前記第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記第二のイルミパネルは、前記第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝[例えば、前側の透過部材703fの裏面に形成されたカットパターン等]が前記第一のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝[例えば、後側の透過部材703rの裏面に形成されたカットパターン等]が前記第二のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第一の反射溝で反射することで第一の模様[例えば、図23(A)に示すハートマークの模様703HEの発光画像等]が表示され、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第二の反射溝で反射することで第二の模様[例えば、図23(B)に示すスマイルマークの模様703SMの発光画像等]が表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 遊技者から視認できない位置に前記第二の突部が設けられ[例えば、図21に示すように、リブ703uは、ガラスユニット枠704や、遊技盤に設けられた演出装置206等によって隠されて遊技者に視認困難とされる位置に形成されている等]、
前記第一の突部の基端における外周の長さよりも前記第二の突部の基端における外周の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを取り付ける取付部材[例えば、図24(B)に示すガラス枠ユニット704等]を備え、
前記取付部材にはスペーサ[例えば、図24(B)に示すリブ704RB等]が設けられ、
前記スペーサの少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され[例えば、図24(B)に示すように、リブ704RBの先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されている等]、
前記第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられ、
前記第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられ、
前記スペーサに第三のネジ孔が設けられ、
前記取付部材に前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが取り付けられると、前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔が重なり、
ネジを前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔に挿通することで前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを前記取付部材に固定する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための前記第一の突部とは別の第四の突部[例えば、図24に示す突部703t4等]が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第四の突部は、前記反射溝と重ならない位置に設けられた突部である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f及び後側の透過部材703r等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネル[例えば、後側の透過部材703r等]であり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f等]であり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に間隙を有して配置され[例えば、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとで1mmの間隔を空けている等]、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部[例えば、図27に示す突部703t2等]が該第一のイルミパネルに設けられており[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの板面上に前方に向けて形成されている等]、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され[例えば、図27に示すように、前側の透過部材703fの背面側に後側の透過部材703rが配置されている等]、
前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に前記突部が設けられており[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの前面に形成されている等]、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記突部が設けられており[例えば、図27に示すように、第2突部703t2は装飾図柄表示装置208の表示領域の前面側に重なる位置に配置されている等]、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像[例えば、図27に示す変動表示中あるいは停止表示中の装飾図柄等]と前後方向に重なる位置のことであり、
前記第一のイルミパネルにおける外形の形状と前記第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が異なる[例えば、図21に示すように、前側の透過部材703fには第1切欠700ct1や第2切欠700ct2が形成されており、後側の透過部材703rと外形形状が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、イルミパネルに改良の余地があったが、この遊技台によれば、イルミパネルに特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、2つのイルミパネルの前後方向の組み付け間違いを防止できる場合がある。
また、この遊技台によれば、装飾図柄や予告表示等の画像と重なる位置に突部を積極的に配置することで、複数のイルミパネル同士の間隔を保持することができ、イルミパネルによる発光演出の演出効果を低下させることなく、しかも、その際に突部自体が目立たなくなるため、干渉縞の発生のおそれがなく、しかも演出効果の低下を抑制できる場合がある。
ここで、複数のイルミパネルは、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみで構成されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のイルミパネルをさらに備えて構成されてもよい。また、複数のイルミパネルは、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが必ず構成されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの一方又は両方を備えない場合があるものであってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第一のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第一のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第一のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第一のイルミパネルが設けられていない場合があってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第二のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第二のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第二のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第二のイルミパネルが設けられていない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルにのみ設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネル以外にも設けられてもよい。また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部のみが第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部以外のものが第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするためのみの突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするため以外のための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面のみが接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面以外のものも接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルのみが配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネル以外のもの(イルミパネル等)が配置されてもよい。また、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが必ず配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが配置されない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルの後方にのみ第一のイルミパネルが配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方以外にも第一のイルミパネルが配置されてもよい。
また、第一のイルミパネル前面の或る位置にのみ突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネル前面の或る位置以外の位置にも突部が設けられてもよい。また、第一のイルミパネル前面の或る位置に必ず突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネル前面の或る位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、正面視で遊技者に視認可能な位置にのみ突部が設けられてもよいし、正面視で遊技者に視認可能な位置以外の位置にも突部が設けられてもよい。また、正面視で遊技者に視認可能な位置に突部が必ず設けられてもよいし、正面視で遊技者に視認可能な位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部のみが異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部以外の部分も異なってもよい。また、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が必ず異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が異なっていない場合があってもよい。
なお、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の一部のみが異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の全部が異なってもよい。また、第一のイルミパネルにおける外形以外の形状と第二のイルミパネルにおける外形以外の形状の少なくとも一部が異なってもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルに該第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報[例えば、図21に示す、丸囲みで「R」文字が表示された態様の識別情報703rm等]が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルの組み付け間違いの防止に寄与する場合がある。
ここで、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報のみが付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報以外の識別情報も付与されていてもよい。また、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が必ず付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルのみを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネル以外のイルミパネルも識別するための第一の識別情報が付与されていてもよい。
また、第一のイルミパネルにのみ第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよいし、第一のイルミパネル以外にも第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよい。
また、『 遊技者が正面から視認不能な位置に前記第一の識別情報が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、識別情報が遊技者に視認されて装飾効果が損なわれることを防止できる場合がある。
ここで、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報のみが付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報以外の識別情報も付されていてもよい。また、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報が必ず付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報が付されていない場合があってもよい。
また、遊技者が正面から視認不能な位置にのみ第一の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置以外の位置にも第一の識別情報が付されていてもよい。
また、遊技者が正面のみから視認不能な位置に第一の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面以外からも視認不能な位置に第一の識別情報が付されていてもよい。
また、『 前記第二のイルミパネルに該第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報[例えば、図21に示す、丸囲みで「F」文字が表示された態様の識別情報703fm等]が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルの組み付け間違いの防止に寄与する場合がある。
ここで、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報のみが付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報以外の識別情報も付与されていてもよい。また、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が必ず付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルのみを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第二のイルミパネル以外のイルミパネルも識別するための第二の識別情報が付与されていてもよい。
また、第二のイルミパネルにのみ第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよいし、第二のイルミパネル以外にも第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよい。
また、『 遊技者が正面から視認不能な位置に前記第二の識別情報が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、識別情報が遊技者に視認されて装飾効果が損なわれることを防止できる場合がある。
ここで、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報のみが付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報以外の識別情報も付されていてもよい。また、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報が必ず付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報が付されていない場合があってもよい。
また、遊技者が正面から視認不能な位置にのみ第二の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置以外の位置にも第二の識別情報が付されていてもよい。
また、遊技者が正面のみから視認不能な位置に第二の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面以外からも視認不能な位置に第二の識別情報が付されていてもよい。
また、『 前記或る位置とは、前記第二のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の後方となる位置のことである[例えば、図27に示すように、突部703t2は、前側の透過部材703fにおけるハートマークの模様703HEを表示するためのレンズカットの後方に位置している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、突部が模様により目立たなくなり、機能を維持しつつ装飾効果の低減を抑制することができる場合がある。
また、『 前記或る位置とは、前記第一のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の前方となる位置のことである[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rにおけるスマイルマークの模様703SMを表示するためのレンズカットの前方に位置している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、突部が模様により目立たなくなり、機能を維持しつつ装飾効果の低減を抑制することができる場合がある。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板[例えば、図27に示す、第1LED基板704cbE1や第2LED基板704cbE2等]を備え、
前記LED基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に位置しており[例えば、図27に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられると、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持される等]、
前記突部の高さ[例えば、1mmあるいは1.2mm等]が前記LED基板の厚さ[例えば、1mm等]以上の高さとされている、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、LED基板で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルで保持してLEDとイルミパネルの位置関係を保持した状態でLEDからの光をイルミパネルに向かって発することができる場合がある。
また、この遊技台によれば、LED基板によってもイルミパネル同士(特にLED基板が入り込む外周位置)の接触を回避することができる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板のみを備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板以外の基板も備えてもよい。また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を必ず備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を備えていない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDのみを備えたLED基板を備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様を表示するためのLED以外のものも備えたLED基板を備えてもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様のみを表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルに模様以外のものも表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよい。
また、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルにのみ模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネル以外のイルミパネルにも模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよい。
なお、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの一方のイルミパネルにのみ模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの両方のイルミパネルに模様を表示するためのLEDを備えたLED基板を備えてもよい。
また、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間にのみ位置してもよいし、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間以外にも位置してもよい。また、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に必ず位置してもよいし、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置しない場合があってもよい。
なお、LED基板の一部のみが第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置してもよいし、LED基板の全部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置してもよい。
また、突部の高さのみがLED基板の厚さ以上の高さとされていてもよいし、突部の高さ以外の高さもLED基板の厚さ以上の高さとされていてもよい。また、突部の高さが必ずLED基板の厚さ以上の高さとされていてもよいし、突部の高さがLED基板の厚さ以上の高さとされていない場合があっててもよい。
また、突部の高さがLED基板の厚さと同じ高さとされていてもよいし、突部の高さがLED基板の厚さよりも大きい高さとされていてもよい。
また、『 ハーネス[例えば、図27に示すハーネスHN等]を前記LED基板に接続するためのコネクタ[例えば、図27に示す第1コネクタ704CE1や第2コネクタ704CE2等]が該LED基板に設けられ、
前記LED基板は、両面にLEDが設けられた基板であり[例えば、図27に示すように、第1LED基板704cbE1及び第2LED基板704cbE2は、それぞれ基板の両面にLED素子が配置されている等]、
前記LED基板の第一の面[例えば、遊技者側とは反対側の面(裏面)等]に設けられたLEDが発光すると、前記第一のイルミパネルに模様が表示され[例えば、図27に示すように、第1LED基板704cbE1の裏面に取り付けられたLED素子704LE2や第2LED基板cbE2の裏面に取り付けられたLED素子704LE4が発光すると、後側の透過部材703rにスマイルマークの模様703SMが表示される等]、
前記LED基板の前記第一の面の裏面(以下、「第二の面[例えば、遊技者側の面(表面)等]」という。)に設けられたLEDが発光すると、前記第二のイルミパネルに模様が表示され[例えば、図27に示すように、第1LED基板704cbE1の表面に取り付けられたLED素子704LE1や第2LED基板cbE2の表面に取り付けられたLED素子704LE3が発光すると、前側の透過部材703fにハートマークの模様703HEが表示される等]、
前記第一の面と前記第二の面のうちの一方の面にのみ前記コネクタが設けられている[例えば、図27に示すように、第1LED基板704cbE1や第2LED基板cbE2では、裏面にのみ第1コネクタCE1,第2コネクタCE2が設けられている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、前後方向への厚みを抑制して設計の自由度を高めることができる場合がある。
ここで、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板にのみ設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板以外の基盤にも設けられてもよい。また、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタが必ずLED基板に設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板に設けられていない場合があってもよい。
また、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタのみがLED基板に設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタ以外のものもLED基板に設けられてもよい。
なお、ハーネスは、LED基板と制御基板(例えば、第1副基板160等)とを直接接続して電気的に接続されてもよいし、中継基板を介して制御基板と接続されてもよい。
また、LED基板は、両面にLEDのみが設けられたものであってもよいし、両面にLED以外のものも設けられたものであってもよい。また、LED基板は、両面にLEDが必ず設けられたものであってもよいし、両面にLEDが設けられない場合があるものであってもよい。
また、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様のみが表示されてもよいし、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様以外のものも表示されてもよい。また、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様が必ず表示されてもよいし、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様が表示されない場合があってもよい。
また、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルにのみ模様が表示されてもよいし、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネル以外のイルミパネルにも模様が表示されてもよい。
また、LED基板の第一の面に設けられたLEDのみが発光すると、第一のイルミパネルに模様が表示されてもよいし、LED基板の第一の面に設けられたLED以外のLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様が表示されてもよい。
また、LED基板の第一の面にのみ設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様が表示されてもよいし、LED基板の第一の面以外の面に設けられたLEDが発光すると、第一のイルミパネルに模様が表示されてもよい。
また、LED基板の第二の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様のみが表示されてもよいし、LED基板の第二の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様以外のものも表示されてもよい。また、LED基板の第二の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様が必ず表示されてもよいし、LED基板の第二の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様が表示されない場合があってもよい。
また、LED基板の第二の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルにのみ模様が表示されてもよいし、LED基板の第一の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネル以外のイルミパネルにも模様が表示されてもよい。
また、LED基板の第二の面に設けられたLEDのみが発光すると、第二のイルミパネルに模様が表示されてもよいし、LED基板の第二の面に設けられたLED以外のLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様が表示されてもよい。
また、LED基板の第二の面にのみ設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様が表示されてもよいし、LED基板の第二の面以外の面に設けられたLEDが発光すると、第二のイルミパネルに模様が表示されてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを取り付ける取付部材[例えば、図24(B)に示すガラス枠ユニット704等]を備え、
前記取付部材にはスペーサ[例えば、図24(B)に示すリブ704RB等]が設けられ、
前記スペーサの少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され[例えば、図24(B)に示すように、リブ704RBの先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持されている等]、
前記第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられ、
前記第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられ、
前記スペーサに第三のネジ孔が設けられ、
前記取付部材に前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが取り付けられると、前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔が重なり、
ネジを前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔に挿通することで前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを前記取付部材に固定する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間隔を保持しながら確実に取付部材に取り付けることができる場合がある。
ここで、取付部材は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみを取り付けるものであってもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものも取り付けるものであってもよい。また、取付部材は、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを必ず取り付けるものであってもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取り付けない場合があるものであってもよい。
また、取付部材にはスペーサのみが設けられてもよいし、取付部材にはスペーサ以外のものも設けられてもよい。また、取付部材にはスペーサが必ず設けられてもよいし、取付部材にはスペーサが設けられない場合があるものであってもよい。
なお、スペーサは、取付部材と一体形成されてもよいし、取付部材と別体に構成されてもよい。
また、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙にのみ配置されてもよいし、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙以外にも配置されてもよい。また、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に必ず配置されてもよいし、スペーサの少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されない場合があってもよい。
また、スペーサの一部のみが第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよいし、スペーサの全部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置されてもよい。
また、第一のイルミパネルに第一のネジ孔のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルに第一のネジ孔以外のネジ孔が設けられてもよい。また、第一のイルミパネルに第一のネジ孔が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにのみ第一のネジ孔が設けられてもよいし、第一のイルミパネル以外のイルミパネルにも第一のネジ孔が設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルに第二のネジ孔のみが設けられてもよいし、第二のイルミパネルに第二のネジ孔以外のネジ孔が設けられてもよい。また、第二のイルミパネルに第二のネジ孔が必ず設けられてもよいし、第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルにのみ第二のネジ孔が設けられてもよいし、第二のイルミパネル以外のイルミパネルにも第二のネジ孔が設けられてもよい。
また、スペーサに第三のネジ穴のみが設けられてもよいし、スペーサに第三のネジ穴以外のネジ孔が設けられてもよい。また、スペーサに第三のネジ穴が必ず設けられてもよいし、スペーサに第三のネジ穴が設けられない場合があってもよい。
また、スペーサにのみ第三のネジ穴が設けられてもよいし、スペーサ以外にも第三のネジ穴が設けられてもよい。
また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴のみが重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴以外のネジ孔も重なってもよい。また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が必ず重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重ならない場合があってもよい。
また、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよいし、取付部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよい。また、取付部材にのみ第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよいし、取付部材以外の部材に第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが取り付けられると、第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ穴が重なってもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材にのみ固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材以外の部材に固定してもよい。また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に必ず固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定しない場合があってもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみを取付部材に固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することで第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のものも取付部材に固定してもよい。
また、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通することのみで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定してもよいし、ネジを第一のネジ孔と第二のネジ孔と第三のネジ孔に挿通すること以外のことで第一のイルミパネルと第二のイルミパネルを取付部材に固定してもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に前記突部が設けられている[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルのソリにより間隔が狭くなりがちな内側部分のイルミパネルの間隔を保持できる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部以外のものが設けられてもよい。また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置にのみ突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置以外にも突部が設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙の長さ[例えば、1mm等]よりも、前記突部の基端から先端までの長さ[例えば、1.2mm等]の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に突部を確実に当接させて適度な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙の長さ[例えば、1mm等]と、前記突部の基端から先端までの長さ[例えば、1mm等]が同じである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に確実に突部とイルミパネルを当接させて適正な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、図193に示すスロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f及び後側の透過部材703r等]と、
複数のLEDが設けられたLED基板[例えば、図27に示す、第1LED基板704cbE1や第2LED基板704cbE2等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネル[例えば、後側の透過部材703r等]であり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネル[例えば、前側の透過部材703f等]であり、
前記複数のLEDのうちの一のLEDは、前記第一のイルミパネルに模様[例えば、図27に示すスマイルマークの模様703SM等]を表示させるための第一のLED[例えば、図27に示す、第1LED基板704cbE1の裏面に取り付けられたLED素子704LE2や第2LED基板cbE2の裏面に取り付けられたLED素子704LE4等]であり、
前記複数のLEDのうちの一のLEDは、前記第二のイルミパネルに模様[例えば、図27に示すハートマークの模様703HE等]を表示させるための第二のLED[例えば、図27に示す、第1LED基板704cbE1の表面に取り付けられたLED素子704LE1や第2LED基板cbE2の表面に取り付けられたLED素子704LE3等]であり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に間隙を有して配置され[例えば、前側の透過部材703fと後側の透過部材703rとで1mmの間隔を空けている等]、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部[例えば、図27に示す突部703t2等]が該第一のイルミパネルに設けられており[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの板面上に前方に向けて形成されている等]、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され[例えば、図27に示すように、前側の透過部材703fの背面側に後側の透過部材703rが配置されている等]、
前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に前記突部が設けられており[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの前面に形成されている等]、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記突部が設けられており[例えば、図27に示すように、第2突部703t2は装飾図柄表示装置208の表示領域の前面側に重なる位置に配置されている等]、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像[例えば、図27に示す変動表示中あるいは停止表示中の装飾図柄等]と前後方向に重なる位置のことであり、
前記第一のLEDの発光態様と前記第二のLEDの発光態様が異なる発光態様となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、イルミパネルに改良の余地があったが、この遊技台によれば、イルミパネルに特徴を持った遊技台を実現できる。
ここで、LED基板は、複数のLEDのみが設けられたものであってもよいし、複数のLED以外のものも設けられたものであってもよい。また、LED基板は、複数のLEDが必ず設けられたものであってもよいし、複数のLEDが設けられない場合があるものであってもよい。
また、複数のイルミパネルは、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのみで構成されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネル以外のイルミパネルをさらに備えて構成されてもよい。また、複数のイルミパネルは、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが必ず構成されてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルのうちの一方又は両方を備えない場合があるものであってもよい。
また、第一のLEDは、第一のイルミパネルに模様のみを表示させるためのものであってもよいし、第一のイルミパネルに模様以外のものも表示させるためのものであってもよい。また、第一のLEDは、第一のイルミパネルに模様を必ず表示させるためのものであってもよいし、第一のイルミパネルに模様を表示させない場合があるものであってもよい。
また、第二のLEDは、第二のイルミパネルに模様のみを表示させるためのものであってもよいし、第二のイルミパネルに模様以外のものも表示させるためのものであってもよい。また、第二のLEDは、第二のイルミパネルに模様を必ず表示させるためのものであってもよいし、第二のイルミパネルに模様を表示させない場合があるものであってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第一のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第一のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第一のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第一のイルミパネルが設けられていない場合があってもよい。
また、表示手段の前方にのみ第二のイルミパネルが設けられてもよいし、表示手段の前方以外にも第二のイルミパネルが設けられてもよい。また、表示手段の前方に第二のイルミパネルが必ず設けられてもよいし、表示手段の前方に第二のイルミパネルが設けられていない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルにのみ設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネル以外にも設けられてもよい。また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部のみが第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするための突部以外のものが第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするためのみの突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面が接触しないようにするため以外のための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面のみが接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよいし、第一のイルミパネルの板面と第二のイルミパネルの板面以外のものも接触しないようにするための突部が第一のイルミパネルに設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルのみが配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネル以外のもの(イルミパネル等)が配置されてもよい。また、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが必ず配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方に第一のイルミパネルが配置されない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルの後方にのみ第一のイルミパネルが配置されてもよいし、第二のイルミパネルの後方以外にも第一のイルミパネルが配置されてもよい。
また、第一のイルミパネル前面の或る位置にのみ突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネル前面の或る位置以外の位置にも突部が設けられてもよい。また、第一のイルミパネル前面の或る位置に必ず突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネル前面の或る位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、正面視で遊技者に視認可能な位置にのみ突部が設けられてもよいし、正面視で遊技者に視認可能な位置以外の位置にも突部が設けられてもよい。また、正面視で遊技者に視認可能な位置に突部が必ず設けられてもよいし、正面視で遊技者に視認可能な位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様が異なる発光態様のみとなる場合があってもよいし、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様が異なる発光態様以外の発光態様となる場合があってもよい。また、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様が必ず異なる発光態様となってもよいし、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様が異なる発光態様とならない場合があってもよい。
また、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様のみが異なる発光態様となる場合があってもよいし、第一のLEDの発光態様と第二のLEDの発光態様以外のLEDの発光態様が異なる発光態様となる場合があってもよい。
また、『 前記LED基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に位置している[例えば、図27に示す透過部700では、2枚の透過部材703f,703rがガラスユニット枠704に取り付けられると、第1LED基板704cb1や第2LED基板704cb2の先端部分が2枚の透過部材703f,703rによって挟持される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、LED基板で第一のイルミパネルと第二のイルミパネルで保持してLEDとイルミパネルの位置関係を保持した状態でLEDからの光をイルミパネルに向かって発することができる場合がある。
また、この遊技台によれば、LED基板によってもイルミパネル同士(特にLED基板が入り込む外周位置)の接触を回避することができる場合がある。
ここで、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間にのみ位置してもよいし、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間以外にも位置してもよい。また、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に必ず位置してもよいし、LED基板の少なくとも一部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置しない場合があってもよい。
なお、LED基板の一部のみが第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置してもよいし、LED基板の全部が第一のイルミパネルと第二のイルミパネルの間に位置してもよい。
また、『 前記LED基板の第一の面[例えば、遊技者側とは反対側の面(裏面)等]に前記第一のLEDが設けられ、
前記LED基板の前記第一の面の裏面(以下、「第二の面[例えば、遊技者側の面(表面)等]」という。)に前記第二のLEDが設けられ、
前記LED基板は、前記第一の面が遊技台の後側に向いて配置される基板である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、2つのイルミパネルの間でLED基板が位置決めされるため、LEDの位置がずれずにイルミパネルによる模様の表示をしっかりと行うことができる場合がある。
ここで、LED基板の第一の面に第一のLEDのみが設けられてもよいし、LED基板の第一の面に第一のLED以外のLEDも設けられてもよい。また、LED基板の第一の面に第一のLEDが必ず設けられてもよいし、LED基板の第一の面に第一のLEDが設けられていない場合があってもよい。
また、LED基板の第一の面にのみ第一のLEDが設けられてもよいし、LED基板の第一の面以外の面にも第一のLEDが設けられてもよい。
ここで、LED基板の第二の面に第二のLEDのみが設けられてもよいし、LED基板の第二の面に第二のLED以外のLEDも設けられてもよい。また、LED基板の第二の面に第二のLEDが必ず設けられてもよいし、LED基板の第二の面に第二のLEDが設けられていない場合があってもよい。
また、LED基板の第二の面にのみ第二のLEDが設けられてもよいし、LED基板の第二の面以外の面にも第二のLEDが設けられてもよい。
また、LED基板は、第一の面のみが遊技台の後側に向いて配置されるものであってもよいし、第一の面以外の面も遊技台の後側に向いて配置されるものであってもよい。また、LED基板は、第一の面が必ず遊技台の後側に向いて配置されるものであってもよいし、第一の面が遊技台の後側に向いて配置されない場合があるものであってもよい。
また、『 ハーネス[例えば、図27に示すハーネスHN等]を前記LED基板に接続するためのコネクタ[例えば、図27に示す第1コネクタ704CE1や第2コネクタ704CE2等]が該LED基板に設けられ、
前記第一の面と前記第二の面のうちの該第一の面にのみ前記コネクタが設けられている[例えば、図27に示すように、第1LED基板704cbE1や第2LED基板cbE2では、裏面にのみ第1コネクタCE1,第2コネクタCE2が設けられている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、前後方向への厚みを抑制して設計の自由度を高めることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、裏側から配線を取り回すことができるので、配線作業の効率性が向上する場合がある。
ここで、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板にのみ設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板以外の基盤にも設けられてもよい。また、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタが必ずLED基板に設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタがLED基板に設けられていない場合があってもよい。
また、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタのみがLED基板に設けられてもよいし、ハーネスをLED基板に接続するためのコネクタ以外のものもLED基板に設けられてもよい。
なお、ハーネスは、LED基板と制御基板(例えば、第1副基板160等)とを直接接続して電気的に接続されてもよいし、中継基板を介して制御基板と接続されてもよい。
また、『 前記或る位置とは、前記第二のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の後方となる位置のことである[例えば、図27に示すように、突部703t2は、前側の透過部材703fにおけるハートマークの模様703HEを表示するためのレンズカットの後方に位置している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、突部が模様により目立たなくなり、機能を維持しつつ装飾効果の低減を抑制することができる場合がある。
また、『 前記或る位置とは、前記第一のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の前方となる位置のことである[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rにおけるスマイルマークの模様703SMを表示するためのレンズカットの前方に位置している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、突部が模様により目立たなくなり、機能を維持しつつ装飾効果の低減を抑制することができる場合がある。
また、『 前記第一のイルミパネルにおける外形の形状と前記第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が異なる[例えば、図21に示すように、前側の透過部材703fには第1切欠700ct1や第2切欠700ct2が形成されており、後側の透過部材703rと外形形状が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、2つのイルミパネルの前後方向の組み付け間違いを防止できる場合がある。
また、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部のみが異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部以外の部分も異なってもよい。また、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が必ず異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の少なくとも一部が異なっていない場合があってもよい。
なお、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の一部のみが異なってもよいし、第一のイルミパネルにおける外形の形状と第二のイルミパネルにおける外形の形状の全部が異なってもよい。また、第一のイルミパネルにおける外形以外の形状と第二のイルミパネルにおける外形以外の形状の少なくとも一部が異なってもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルに該第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報[例えば、図21に示す、丸囲みで「R」文字が表示された態様の識別情報703rm等]が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルの組み付け間違いの防止に寄与する場合がある。
ここで、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報のみが付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報以外の識別情報も付与されていてもよい。また、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が必ず付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルに第一のイルミパネルのみを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよいし、第一のイルミパネルに第一のイルミパネル以外のイルミパネルも識別するための第一の識別情報が付与されていてもよい。
また、第一のイルミパネルにのみ第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよいし、第一のイルミパネル以外にも第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていてもよい。
また、『 遊技者が正面から視認不能な位置に前記第一の識別情報が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、識別情報が遊技者に視認されて装飾効果が損なわれることを防止できる場合がある。
ここで、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報のみが付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報以外の識別情報も付されていてもよい。また、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報が必ず付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第一の識別情報が付されていない場合があってもよい。
また、遊技者が正面から視認不能な位置にのみ第一の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置以外の位置にも第一の識別情報が付されていてもよい。
また、遊技者が正面のみから視認不能な位置に第一の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面以外からも視認不能な位置に第一の識別情報が付されていてもよい。
また、『 前記第二のイルミパネルに該第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報[例えば、図21に示す、丸囲みで「F」文字が表示された態様の識別情報703fm等]が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルの組み付け間違いの防止に寄与する場合がある。
ここで、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報のみが付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報以外の識別情報も付与されていてもよい。また、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が必ず付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第一のイルミパネルを識別するための第一の識別情報が付与されていない場合があってもよい。
また、第二のイルミパネルに第二のイルミパネルのみを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよいし、第二のイルミパネルに第二のイルミパネル以外のイルミパネルも識別するための第二の識別情報が付与されていてもよい。
また、第二のイルミパネルにのみ第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよいし、第二のイルミパネル以外にも第二のイルミパネルを識別するための第二の識別情報が付与されていてもよい。
また、『 遊技者が正面から視認不能な位置に前記第二の識別情報が付されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、識別情報が遊技者に視認されて装飾効果が損なわれることを防止できる場合がある。
ここで、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報のみが付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報以外の識別情報も付されていてもよい。また、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報が必ず付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置に第二の識別情報が付されていない場合があってもよい。
また、遊技者が正面から視認不能な位置にのみ第二の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面から視認不能な位置以外の位置にも第二の識別情報が付されていてもよい。
また、遊技者が正面のみから視認不能な位置に第二の識別情報が付されていてもよいし、遊技者が正面以外からも視認不能な位置に第二の識別情報が付されていてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に前記突部が設けられている[例えば、図27に示すように、突部703t2は、後側の透過部材703rの外縁よりも内側に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、イルミパネルのソリにより間隔が狭くなりがちな内側部分のイルミパネルの間隔を保持できる場合がある。
ここで、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部のみが設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部以外のものが設けられてもよい。また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が必ず設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられない場合があってもよい。
また、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置にのみ突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置以外にも突部が設けられてもよい。
また、第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられてもよいし、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に突部が設けられてもよい。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙の長さ[例えば、1mm等]よりも、前記突部の基端から先端までの長さ[例えば、1.2mm等]の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に突部を確実に当接させて適度な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙の長さ[例えば、1.2mm等]と、前記突部の基端から先端までの長さ[例えば、1mm等]が同じである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のイルミパネルと第二のイルミパネルが互いに近づく方向に反った場合に確実に突部とイルミパネルを当接させて適正な間隔を保持することができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、図193に示すスロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下、図192〜図229を用いて、本発明に適用することができる他の遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、図192〜図229に示す符号は、原則として図192〜図229を用いた説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図192〜図229を用いた説明では図192〜図229に示す符号を優先する。また、図192〜図229に示す実施形態において、図1〜図191に示す実施形態の一部又は全部を組み合わせて適用することができ、また、図1〜図191に示す実施形態において、図192〜図229に示す実施形態の一部又は全部を組み合わせて適用することができることは、当業者が本明細書等の全ての記載を総合することにより導くことができる技術的事項であることは明らかであり、例えば、後述する設定示唆演出において、図14〜図30に示す透過部を用いた演出を行ったり、同時変動機特有の演出において透過部の演出を行うこともできることはいうまでもない。
<全体構成>
まず、図192を用いて、本発明の別の実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバー1081を押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサ1082も設けられている。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図193参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、演出ボタン136に内蔵され、その演出ボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、図192に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット190も備えている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図192では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図194に示す。
図193は、図192のパチンコ機100を裏側から見た背面図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600(図196参照)へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図196参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図196参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図196参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図196参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図196参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図196参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
また、本実施形態では、主基板156上に、設定変更キー192と、設定変更ボタン194及び役物比率・設定表示器196が設けられている。本実施形態では、電源投入時にRAMクリアスイッチ180が押下されることを条件に設定変更キー192が操作されると、少なくとも大当り確率が異なる複数の設定からいずれかに設定することができる設定変更モードに移行することができる。設定変更モードにおいては、現在の設定が役物比率・設定表示器196に表示され、店員は、これを確認しながら設定変更ボタン194を押下することにより設定の変更を行うことができる。なお、電源投入時にRAMクリアスイッチ180の押下がなくとも、電源投入時に設定変更キー192が操作された場合に設定変更可能な構成としてもよい。
役物比率・設定表示器196は、主基板156に実装されるとともに主基板ケース158の内部に配置される7セグLED基板であり、店員に視認可能な態様で取り付けられている。役物比率・設定表示器196は、図203(A)に示すように、2ケタの7セグLEDが上下に配置されるとともに、右側に1ケタの7セグLEDがモジュール化されたものであり、役物比率モニタは、役物比率(YH)及び連続役物比率(RY)を報知するインジケータであり、設定モニタは、現在の設定を確認するためのモニタである。役物比率・設定表示器196は、例えば、赤色の単色LEDにより構成されているが、赤・緑・オレンジの3色により発光可能なものとしてもよいし、フルカラーLEDであってもよい。なお、役物比率・設定表示器196のうちの少なくとも一部を、例えば、遊技盤200に設けて遊技者に視認可能としてもよい。
また、本実施形態では、第1副基板ケース162の背面に、ディップスイッチ基板198が配設されている。ディップスイッチ基板198の詳細については後述する。
図194(a)は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。ここで、矢印d2及びd3はパチンコ機100を設置場所に固定した状態における方向を示している。矢印d2はパチンコ機100の幅方向(左右方向と呼ぶ場合がある)を示し、正面視で左手を左、右手を右と呼ぶ場合がある。矢印d3はパチンコ機100の高さ方向(上下方向と呼ぶ場合がある)を示し、高い方を上、低い方を下と呼ぶ場合がある。なお、図194では図示しないが、パチンコ機100の奥行き方向(前後方向と呼ぶ場合がある)では、手前側を正面又は前と呼ぶ場合があり、奥側を背面又は後と呼ぶ場合がある。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
本体104に対する遊技盤200の取付構造は、様々な構造を採用可能であるが、例えば、本体104の正面視左側(ヒンジ部112側)に遊技盤200の正面視左側部200aを挿入し、ここを回動中心として遊技盤200を回動させつつ遊技盤200の正面視右側部200bを本体104に押圧し、セットする構造を採用可能であり、このような構造であれば作業性を向上できる場合がある。
遊技盤200は、板状の本体201に各種の部品が取り付けられたユニットである。本体201は、例えば、樹脂により形成され、その表面(正面)は、パチンコ機100のキャラクタ等を表示した装飾面を構成する。装飾面は、例えば、パチンコ機100のキャラクタ等を印刷したシートを貼り付けることで形成してもよい。本体201の右下方には振動センサSR3が配設されている。振動センサSR3で検出された場合、エラー処理(例えば画像や音による報知、遊技の継続を不能とする遊技停止等)を行うことができる。振動センサSR3は磁気センサ等、他の不正検出センサであってもよい。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。外レール202の一部は、本体104に着脱自在なレール部材209により形成されている。遊技領域124のうち、外レール202と内レール204との間の領域は発射された遊技球を案内する案内領域201aを形成している。
遊技盤200の遊技領域124以外の領域を非遊技領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124と非遊技領域とは外レール202を境界として区別することができる。また、遊技球の発射強度を最大にした状態で遊技球が通過する領域よりも内側の領域は少なくとも遊技領域124と呼ぶことができる。遊技領域124は、遊技領域124内に演出装置等が存在することで遊技球が通過しない領域を含む場合がある。遊技中に遊技球が流下する点で遊技領域124を流下領域と呼び、メンテナンスやアクシデントを除いて遊技中に遊技球が流下しない点で非遊技領域を非流下領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124は、その全域を流下領域と呼ぶことも可能であるが、演出装置等の存在により遊技球が流下することがない領域は非流下領域と呼んでもよい。
遊技領域124の略中央には、装飾図柄表示装置208を配設している。遊技領域124よりも下方には、主制御ランプ基板254が設けられており、図194(b)に示すように、主制御ランプ基板254上には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプRKと、電サポ中ランプRDと、右打ちランプRMと、ラウンド表示ランプRRとを配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では2つのLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では2つのLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。また、第2特別図柄保留ランプ220は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
また、高確中ランプRKは、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプである。電サポ中ランプRDは、普通図柄の変動表示時間が短縮されるとともに、後述する電動チューリップの羽根部材231aが長時間開放しやすい電サポ状態であることを示すためのランプである。右打ち表示ランプRMは、大当り遊技状態、確変状態及び電サポ状態であって、遊技者が右打ちすることでその恩恵を得られる状態となったことを示すためのランプである。ラウンド表示ランプRRは、大当りとなった場合に、当該大当りに係る大当り遊技におけるラウンド数を示すためのランプである。
装飾図柄表示装置208の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226aと、普図始動口228と、第1特図始動口230,231と、大当り発生ゲート252とが配置され、また、遊技領域124の右下部には、可変入賞装置2340が設けられている。
一般入賞口226aは、遊技領域124の適宜個所に1又は複数個設けられている。ここでは、遊技領域124の左側に配置された一般入賞口を一般入賞口226aと称する。
一般入賞口226aに入球すると所定の球検出センサ(図示省略)が検出し、一般入賞
口226aに入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。本実施形態において、一般入賞口が複数個設けられている場合には、それぞれ別の球検出センサにより入球を検出するようにしてもよいし、複数個設けられた一般入賞口のそれぞれに入球した遊技球を案内する球通路を合流させて一つの共通の球検出センサにより検出させるようにしてもよい。また、遊技領域124の右側に一般入賞口が複数設けられている場合には、入球した遊技球を案内する球通路を合流させて一つの共通の球検出センサにより検出させるようにしてもよいし、それぞれ別の球検出センサにより検出してもよい。なお、一般入賞口226aに入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはないが、入球した場合に所定の個数(例えば、1個)の賞球を払い出すとともに、入球した遊技球をパチンコ機100の裏側に誘導して遊技島側に排出するようにしてもよい。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230,231は、本実施形態では遊技盤200の中央下部に上下方向に並べて2つ配設している。なお、以下の説明では、便宜上、上方に設けられた第1特図始動口230を「第1特図始動口(上)230」と称し、下方に設けられた第1特図始動口231を「第1特図始動口(下)231」と称する場合がある。第1特図始動口(上)230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口(上)230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態の場合、第1特図始動口(上)230の配置上、右打ちした場合には、第1特図始動口(上)230への遊技球の入球は困難な構成となっている。そして、本実施形態では、特図1と特図2とで一方の特図が他方の特図の変動表示を行っているか否かにかかわらず、特図の変動表示を開始する仕様(このような仕様のパチンコ機を、「同時変動機」などと呼ばれる場合がある。)とされている。
第1特図始動口(下)231は、電動チューリップ(電チュー)により構成され、第1特図始動口(上)230の下方に配置されており、左右に開閉自在な羽根部材231aを備え、羽根部材231aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材231aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第1特図始動口(下)231への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。第1特図始動口(下)231に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出される。本実施形態の場合、普図始動口228の配置上(不図示の遊技釘により)、左打ちした場合には、普図始動口228への遊技球の入球は困難な構成となっている。したがって、左打ち中は、普図変動遊技に当選することは原則として無く、したがって羽根部材231aが開閉することも原則として無い。一方、右打ちした場合には、普図始動口228への遊技球の入球が期待できるため、普図変動遊技に当選して羽根部材231aが開閉する場合がある。すなわち、左打ち中は、第1特図始動口(下)231への入賞の可能性はほとんどないが、右打ち中は、第1特図始動口(下)231への入賞の可能性があるということができる。
次に、図195を参照しながら、可変入賞装置2340の構成について説明する。図195は、可変入賞装置2340の構成について説明する図である。なお、図195では、可変入賞装置2340の内部構造について容易に説明するために、装飾部材2340bを透過して表している。
可変入賞装置2340は、例えば、平板状からなり、遊技盤200の前面に取り付けるための取付ベース2340aと、この取付ベース2340aの前面に対して所定間隔をあけて取り付けられる装飾部材2340bとを備えている。
取付ベース2340aには、上端近傍の略中央に方形状の開口が開設されており、この開口を覆うように板状の第一の扉部材2341aが取り付けられている。第一の扉部材2341aは、その下端辺が取付ベース2340aに軸支されており、取付ベース2340aの後側に取り付けられた図示しないソレノイドの駆動によって、前方に開閉自在となっている。このソレノイドは、上述した各種ソレノイド332に含まれるものであり、駆動回路334によって駆動される。本実施形態では、上述したようにして第1可変入賞口234aが構成されている。本実施形態では、第1可変入賞口234aに遊技球が入球すると、所定の個数(例えば、8個)の球を賞球として上皿126に排出する。第1可変入賞口234aに入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出される。
また、取付ベース2340aと装飾部材2340bとの間には、以下に説明するようにして第2可変入賞口235aが形成されている。
図195に示すように、装飾部材2340bは、底面2340cと上面2340dと側面2340eとを有する壁面が板面2340fの裏面から後方に立設されてなる。装飾部材2340bは、壁面により遊技球が転動可能な第一の転動領域SP1と第二の転動領域SP2とが形成され、その後方の開放部分は取付ベース2340aの前面によって閉塞される。
第一の転動領域SP1は、上方が開放されており、当該開放部分を覆うように板状のシャッタ部材2351aが取付ベース2340aに対して奥行き方向に進退自在に設けられている。シャッタ部材2351aは、前方に向かってやや下り傾斜をなすとともに、右から左に向かって傾斜しており、ソレノイドの駆動によって変位可能に構成されている。このソレノイドは、上述した各種ソレノイド332に含まれるものであり、駆動回路334(図196参照)によって駆動される。すなわち、本実施形態では、シャッタ部材2351aが取付ベース2340aに対して前方に進出した状態(閉状態)となっているときは第一の転動領域SP1が閉塞されて、遊技球の第一の転動領域SP1への進入が阻止され、後方に後退した状態(開状態)となっているときは第一の転動領域SP1が開放されて、遊技球の第一の転動領域SP1への進入が許容される。また、本実施形態では、装飾部材2340bの裏面であって、シャッタ部材2351aに対向するように、複数のリブ2340iが後方に向けて略等間隔で突出しており、閉状態とされているシャッタ部材2351a上を転動する遊技球に衝突させることにより遊技球を減速させ、シャッタ部材2351a上における遊技球の滞留時間が長くなるように構成されている。本実施形態では、このように構成されているので、短時間(例えば、0.06秒)のシャッタ部材2351aの開放で主にシャッタ部材2351aの上に滞留した複数の遊技球を同時に第2可変入賞口235aへ入球させることができる場合がある。また、本実施形態では、シャッタ部材2351aが装飾部材2340bの裏面にあるため、シャッタ部材2351aが遊技者に視認困難とされている。
第一の転動領域SP1と第二の転動領域SP2とを連絡する位置には、遊技球の通過を検出する入賞カウントスイッチSW1が配設されており、第一の転動領域SP1に進入した遊技球が、底面2340c上を転動して左方向に案内されると、この入賞カウントスイッチSW1を通過する。入賞カウントスイッチSW1は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304が入賞カウントスイッチSW1への遊技球の通過を検出すると、第2可変入賞口235aへの入賞を検知するとともに、当該入賞に基づく個数(例えば、15個)の賞球を払い出すための処理を行う。本実施形態では、第1可変入賞口234aへの入賞により獲得できる賞球数よりも第2可変入賞口235aへの入賞により獲得できる賞球数の方が多いので、多様な遊技性を持たせることができる場合がある。
入賞カウントスイッチSW1を通過した遊技球は、第二の転動領域SP2に案内される。第二の転動領域SP2は、一般通路2340hに案内されて下方に排出するように構成されている。一般通路2340hには、排出球検出スイッチSW3が配設されており、一般通路2340hに案内された遊技球がこの排出球検出スイッチSW3を通過するように構成されている。排出球検出スイッチSW3は、上述した各種センサ320に含まれるものであり、検出信号がセンサ回路322に入力されるように構成されている。本実施形態では、主制御部300のCPU304が排出球検出スイッチSW3への遊技球の通過を検出すると、一般通路2340hを遊技球が通過したことを検知する。
本実施形態では、上述したように構成することによって、例えば、入賞カウントスイッチSW1の遊技球の通過数と排出球検出スイッチSW3の通過数とで遊技球の第2可変入賞口235aへのイン/アウトを監視することにより、不正入賞を監視することができる場合がある。不正な行為は、例えば、糸付き球や規定よりもサイズの大きい遊技球(いわゆる、デカ球)を利用した行為等が挙げられる。
また、本実施形態では、第1可変入賞口234aの右側に、第2特図始動口232が設けられており、第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態の場合、第2特図始動口232の配置上、左打ちした場合には、第2特図始動口232への遊技球の入球は困難な構成となっているが、右打ちした場合には、周囲の釘の配置により、高い頻度で入球可能とされている。なお。第2特図始動口232を第2可変入賞口235aの下流側に設けられるようにしてもよい。
さらに、遊技領域124には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆および発射槌によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に流下し、入賞口(一般入賞口226a、第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a)や始動口(第1特図始動口(上)230、第1特図始動口(下)231、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。また、本実施形態では、本体104の空間部114の下辺に、遊技盤200から排出されるすべての遊技球を受け入れる排出球受入口(図示しない)が上方に開口するように形成されるとともに、排出球受入口に受け入れられた遊技球の通過を検出するアウト球検出センサSWoutが本体104の所定位置に設けられている。なお、アウト球検出センサSWoutは、遊技盤200側に設けられてもよい。本実施形態では、遊技盤200から排出されるすべての遊技球(アウト口240から排出された遊技球と各種入賞口に入賞した遊技球とを含む)は、この排出球受入口に受け入れられ、所定の排出通路を経由してパチンコ機100外に排出されるように構成されているが、アウト口240から排出された遊技球のみがアウト球検出センサSWoutを通過するようにしてもよい。
また、遊技領域124の上部に演出装置2が、下部に演出装置3が、それぞれ配置されると共に、左側、右側にそれぞれ演出装置4が配置されている。各演出装置4の背後には後述する演出装置5が配置されている。本実施形態の場合、これらは本体104に支持されている。
また、本実施形態では、第1可変入賞口234a及び第2可変入賞口235aのいずれも、閉状態で遊技球の進入が困難としているが、入賞可能であってもよく、少なくとも開状態よりも遊技球の進入が困難となっていればよい。
次に、図196を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の機能ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプRK、電サポ中ランプRD、右打ちランプRM、ラウンド表示ランプRR等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第1特図始動口(下)231の羽根部材231aを駆動する駆動手段や、特別電動役物としての第1可変入賞口234aの扉部材2341a及び第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aを駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口(上)230あるいは第1特図始動口(下)231に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230及び第2特図始動口231に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、演出装置2〜5等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、演出装置2〜5等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136や操作キーユニット190を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのメモリ508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。本実施形態では、一時的記憶領域としてメモリ508を用いており、メモリ508は、電源が遮断されても記憶状態を保持可能な記録媒体(例えば、EEPROMやフラッシュメモリ等)によって構成されている。これにより、例えば、大当り履歴に関する表示を表示するための情報を、主制御部300において初期化されたり設定変更が行われた場合にも保持することができる。なお、電源が遮断されると記憶情報が揮発するRAMを用いるようにしてもよい。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1044や、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図197(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口(上)230あるいは特図1始動口(下)231に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、8つのランプのうちの一部のランプ(例えば、左から1番目の下段のランプ)を点滅させる「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、8つのランプのうちの一部のランプ(例えば、左から1番目の下段のランプ)を点滅させる「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図197(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図197(a)には、「特図A」から「特図C」の3種類の特図が示されている。図197(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するランプを示し、黒塗りの部分が点灯するランプを示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、2種類の大当り図柄(「特図A」及び「特図B」)が用意されている。「特図A」は6ラウンド(R)通常大当り図柄であり、「特図A」が停止表示されると第1可変入賞口234aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、当該大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図B」は6R確変大当り図柄であり、「特図B」が停止表示されると第1可変入賞口234aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。なお、本実施形態では、2種類の大当り図柄を用意しているが、3種類以上の大当り図柄を用意してもよいことは言うまでもない。また、一部のラウンドで実質的に入賞が困難な大当りを用意してもよい。また、小当り図柄を用意してもよい。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、通常大当りとするか確変大当りとするかの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。なお、本実施形態では、後述するように、特図低確率状態と特図高確率状態とで大当り確率にほとんど差はなく、特図低確率状態と特図高確率状態とで特図の変動時間が大きく異なるように構成されている。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では0/100(すなわち、必ずはずれとなる。)であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では100/100(すなわち、必ず当りとなる。)に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図1始動口(下)231の羽根部材231aの1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材231aは多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材231aが、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図1始動口(下)231に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、第1可変入賞口234aあるいは第2可変入賞口235a(これらの可変入賞口を「アタッカ」という場合がある。)への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図1始動口(下)231に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図1始動口(下)231に進入し難い。上述のごとく、特図1始動口(下)231は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図1始動口(下)231は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が50回行われる間、電サポ状態が維持され、51回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図B」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図B」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図C」はハズレ図柄である。
図197(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図197(b)には、「特図a」から「特図h」の8種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は6R通常大当り図柄であり、「特図a」が停止表示されると第1可変入賞口234aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、当該大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図b」は6R確変大当り図柄であり、「特図b」が停止表示されると第1可変入賞口234aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。また、「特図c」は、3R確変大当り図柄であって、3ラウンドのうちの1つのラウンドで出玉の獲得が期待できる実質1R大当りであり、「特図c」が停止表示されると第2可変入賞口235aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、当該大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。また、「特図d」は、6R確変大当り図柄であって、6ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる大当りであり、「特図d」が停止表示されると第2可変入賞口235aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、当該大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。また、「特図e」は、10R確変大当り図柄であって、10ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる大当りであり、「特図e」が停止表示されると第2可変入賞口235aが全てのラウンドで開放する大当り遊技状態に移行し、当該大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として2種類の停止図柄(「特図f」及び「特図g」)が用意されている。「特図f」で小当りした場合は、図柄の停止後に第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが0.06秒の開放を1回だけ行い、「特図g」で小当りした場合は、図柄の停止後に第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aが0.06秒の開放を12回行う。すなわち、「特図f」で小当りした場合よりも、「特図g」で小当りした場合の方が、第2可変入賞口235aにより多くの遊技球が入球しやすく、より多くの出玉を獲得することができるようになっている。なお、シャッタ部材2351aの開放時間及び開放回数は適宜設定することができる。また、小当り図柄が1種類であってもよい。また、小当り遊技では、第2可変入賞口235aに遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、小当り遊技が終了し、それ以降のシャッタ部材2351aの開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。
なお、本実施形態では、上述したように、同時変動機であるので、特図2で小当りとなって小当り遊技に移行する場合に、特図1が変動表示中である状況が起こりうる。この場合は、特図2で小当りとなると特図1の変動表示が中断され、当該小当りに係る小当り遊技が終了すると特図1の変動表示が再開される。また、特図1で大当りとなって大当り遊技に移行する場合に特図2が変動表示中である状況や、特図2で大当りとなって大当り遊技に移行する場合に特図1が変動表示中である状況が起こりうるが、この場合は、一方の特図で大当りとなると他方の特図の変動表示は強制的に終了され、変動表示の結果が破棄されてはずれの結果が表示されることとなる。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図h」はハズレ図柄である。
図197(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)あるいは特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口(上)230あるいは特図1始動口(下)に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、もしくは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う場合がある。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。なお、本実施形態では、特図1が主として変動表示が行われる通常遊技状態及び電サポ状態においては、特図1の変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われ、特図2が主として変動表示が行われる確変状態では、特図2の変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われる。一方で、通常遊技状態及び電サポ状態では、特図2の変動表示が行われても装飾図柄の変動表示は行われず、後述する第4図柄や第2特図表示装置214においてのみ図柄変動表示が行われ、確変状態では、特図1の変動表示が行われても装飾図柄の変動表示は行われず、第4図柄や第1特図表示装置212においてのみ図柄変動表示が行われる。
通常遊技状態あるいは電サポ状態において第1特図表示装置212で6R確変大当りを確定報知する場合、確変状態において第2特図表示装置214で10R確変大当りであることを確定報知する場合以外の態様で大当り又は小当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、通常遊技状態あるいは電サポ状態において第1特図表示装置212で6R確変大当り(「特図B」)を確定報知する場合、確変状態において第2特図表示装置214で10R確変大当り(「特図e」)であることを確定報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。また、「特図C」あるいは「特図h」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示(「装飾図柄変動表示」という場合もある。)と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第2副制御部500が制御することによって行われる。
図197(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、上下に並んだ2つのLEDを交互に点灯させる「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図197(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するランプの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するランプの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図198を用いて、図196に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図196に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数値等が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図196に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図198に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理を実行するべくステップS113以降の処理に進む。
電断前の状態に復帰すると判定しない場合は(ステップS109;No)、その要因が図193に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180が遊技店の店員などにより操作されたものであるか否かを判定する(ステップS113)。すなわち、RAMクリアスイッチ180が操作された場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否かを判定する。RAMクリア信号がオンと判定された場合は(ステップS113;Yes)、設定変更キー192がON側に操作されているか否かを判定する(ステップS115)、設定変更キー192がON側に操作されていると判定した場合は(ステップS115;Yes)、設定変更処理を実行する(ステップS117)。
設定変更処理が実行されると、役物比率・設定表示器196における設定モニタに対応する7セグが「1」を示して点滅し、設定変更可能であることが示される。この状態で、設定変更ボタン194が押下操作されるごとに、設定モニタの7セグがインクリメントし、設定モニタに対応する7セグが「6」を示している状態で設定変更ボタン194が押下操作されると「1」に戻るようになっている。本実施形態では、少なくとも大当り確率の異なる設定1〜6のうちからいずれかを選択可能とされており、所望とする設定に変更した後で設定変更キー192をOFF側に操作することで、設定が確定する。このとき、設定モニタに表示されている設定値は消去される。その後、設定が確定した後は、設定変更ボタン194を操作することにより設定値を設定モニタに一定時間(例えば、5秒間)再表示させることができる。なお、本実施形態では、設定値を役物比率・設定表示器196の設定モニタに表示させるようにしたが、例えば、装飾図柄表示装置208に表示させたり、音声出力により報知するようにしてもよい。また、本実施形態では、設定1〜6の6段階設定としているが、6段階設定以外であってもよいし、設定変更を行わないものであってもよい。また、本実施形態では、設定モニタに表示される設定の初期値を「1」としたが、電源が遮断される前の設定値が保持され、保持された設定値が表示されるようにしてもよい。
また、ステップS113において、RAMクリア信号がONであると判定しなかった場合(ステップS113;No)や、ステップS115において設定変更キー192がON側に操作されていると判定しなかった場合は(ステップS115;No)、ステップS117の設定変更処理を実行することなく、ステップS119に移行する。
ステップS119では、基本回路302を初期状態にすべく初期化処理を実行する(ステップS119)。ここでは、RAMクリア信号がONである場合、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定し、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべく初期化処理を実行する。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。なお、本実施形態では、初期化が行われた場合であっても設定変更処理(ステップS117)で設定された設定値は保持される。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンド及びステップS117で選択された設定を示す設定コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS119)が行われたことを表すコマンドであり、後述する復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS121では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS121の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS121内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図193に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図199を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図196に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図196に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図196に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226a、第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a、第1特図始動口(上)230、第1特図始動口(下)231、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228や大当り発生ゲート252の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234a,235a,226aやこれらの始動口230,231,232,228,252への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口(上)230への入球を検出する第1始動口(上)センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口(上)230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口(上)230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口(上)230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS121で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜99の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234a、235a,226aや始動口230,231,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図196に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する2つのLEDの交互点滅を行う点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する2つのLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する2つのLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図197(d)に示す普図A)およびハズレ図柄(図197(d)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第1特図始動口(下)231の羽根部材231aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材231aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材231aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材231aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第1特図始動口(下)231の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄や変動時間を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部に記憶する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する8つのLEDのうちの所定のLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算する。
また、主制御部300のRAM308には、10R大当りフラグ、6R大当りフラグ、3R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、10R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグがオフの場合には図197(b)に示す特図e、6R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオフの場合には特図b及び特図dのいずれか、6R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図a、3R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオフの場合には特図c、小当りフラグがオンの場合には特図f及び特図gのいずれか、ハズレフラグがオンの場合には特図hそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成するLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、10R確変大当り図柄(特図e)、6R確変大当り図柄(特図b,特図d)、3R確変大当り図柄(特図c)、6R通常大当り図柄(特図a)、小当り図柄(特図f,特図g)、ハズレ図柄(特図h)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。なお、同時変動機である本実施形態に係るパチンコ機100では、特図2の変動表示中に特図1の変動表示が行われている場合があるが、特図2変動表示時間が経過したタイミングで大当り図柄が停止表示される場合には、特図1の抽選結果のいかんにかかわらず、特図2の大当り図柄表示のタイミングで特図1では抽選結果が破棄されてはずれ図柄が停止表示されることとなる。また、特図2の変動表示中に特図1の変動表示が行われている場合において、特図2変動表示時間が経過したタイミングで小当り図柄が停止表示される場合には、特図2の小当り図柄表示のタイミングで特図1の変動表示時間の進行が中断されることとなり、その結果、特図1の変動表示が開始してから特図1の図柄が停止表示されるまでの時間は、特図2の小当り図柄の停止表示から小当り遊技の終了までの時間だけ延ばされることとなる。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が0であって時短フラグがオンであれば、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当り発生ゲート252への遊技球の通過を待機するために、大当り待機状態の設定を行う。本実施の形態では、特図2が大当り図柄で停止表示されてから大当り発生ゲート252へ遊技球が通過するまで、大当りが発生せず、その有効期限も設けていないが、例えば、特図2が大当り図柄で停止表示されてから所定期間(例えば、5分など)が経過するまでに大当り発生ゲート252へ遊技球が通過しない場合には、大当りが消滅するようにしてもよい。
遊技球が大当り発生ゲート252へ通過すると、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第1可変入賞口234aあるいは第2可変入賞口235aに所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第1可変入賞口234aの扉部材2341a(第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351a)の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材2341a(シャッタ部材2351a)を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第1可変入賞口234aの扉部材2341a(第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351a)の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材2341a(シャッタ部材2351a)を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、10ラウンド、6ラウンド又は3ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。本実施形態では、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、50回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。また、特図確率変動フラグがオンに設定されていれば、大当り遊技の終了と同時、RAM308に設けられた確変フラグをオンにする。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図1始動口(下)231の一対の羽根部材231aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材231aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に第1可変入賞口234a(第2可変入賞口235a)に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図1始動口(下)231に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数(出玉数)が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。なお、本実施形態では、特図1始動口(下)231への入賞に対する賞球数が「1」であるので、実質的に大当り遊技中の出玉数が多くなることがないので、大当り遊技中においても時短フラグをオンのままにしてもよい。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図1変動表示の途中(上述の特図1表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図1状態更新処理では、特図1表示装置212を構成する8つのLEDのうちの所定LEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は特図1の変動表示(特図1変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算する。
また、主制御部300のRAM308には、6R大当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図1関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図1変動表示時間が経過したタイミング(特図1表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、例えば、6R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオフの場合には特図B、6R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図A、ハズレフラグがオンの場合には特図Cそれぞれの態様となるように、特図1表示装置212を構成するLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図1停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は、6R通常大当り図柄(特図A)、6R確変大当り図柄(特図B)、ハズレ図柄(特図C)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。なお、同時変動機である本実施形態に係るパチンコ機100では、特図1の変動表示中に特図2の変動表示が行われている場合があるが、特図1変動表示時間が経過したタイミングで大当り図柄が停止表示される場合には、特図2の抽選結果のいかんにかかわらず、特図1の大当り図柄表示のタイミングで特図2では抽選結果が破棄されてはずれ図柄が停止表示されることとなる。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図1停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図1が所定期間停止表示され、特図1変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が0であって時短フラグがオンであれば、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図1であることを示す特図1識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図1変動遊技の結果が大当りであれば、大当り発生ゲート252への遊技球の通過を待機するために、大当り待機状態の設定を行う。本実施の形態では、特図1が大当り図柄で停止表示されてから大当り発生ゲート252へ遊技球が通過するまで、大当りが発生せず、その有効期限も設けていないが、例えば、特図1が大当り図柄で停止表示されてから所定期間(例えば、5分など)が経過するまでに大当り発生ゲート252へ遊技球が通過しない場合には、大当りが消滅するようにしてもよい。
遊技球が大当り発生ゲート252へ通過すると、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図1待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第1可変入賞口234aに所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第1可変入賞口234aの扉部材2341aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材2341aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第1可変入賞口234aの扉部材2341aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材2341aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、6ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図1状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。本実施形態では、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、50回)をセットするとともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。また、特図確率変動フラグがオンに設定されていれば、大当り遊技の終了と同時、RAM308に設けられた確変フラグをオンにする。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1非作動中を設定する。
さらに、特図1変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図1非作動中の場合における特図1状態更新処理では、何もせずに次のステップS229に移行するようにしている。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図2の変動遊技を行っておらず、特図2の状態が非作動中であり、特図1及び特図2のいずれの大当り遊技中でもなく、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1の変動遊技を行っておらず、特図1の状態が非作動中であり、特図1及び特図2のいずれの大当り遊技中でもなく、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。すなわち、本実施形態では、特図1は、特図2が変動遊技中であるか否かにかかわらず、変動遊技を開始することができ、特図2は、特図1が変動遊技中であるか否かにかかわらず、変動遊技を開始することができるように構成されている(同時変動機)。
装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、本実施形態では、確変状態においては、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われ、通常遊技状態及び時短状態においては、特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。しかしながら、確変状態における特図1変動遊技の抽選結果が大当りとなる場合には、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知と並行して、または、一旦特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知を中断して特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が実行される場合がある。また、通常遊技状態及び時短状態における特図2変動遊技の抽選結果が大当りとなる場合には、特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知と並行して、または、特図1始動口(上)230、特図1始動口(下)231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知を中断して特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が実行される場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成したが、これに限定されるものではなく、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしてもよい。本実施形態では、後述するように、複数の特図を同時に変動させる場合には、通常遊技状態及び時短状態では、特図1の変動表示に合わせた演出表示を装飾図柄表示装置208に行わせる一方で特図2の変動表示に関しては演出表示を行わず、確変状態では、特図2の変動表示に合わせた演出表示を装飾図柄表示装置208に行わせる一方で特図1の変動表示に関しては演出表示を行わニようにしたが、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、入賞口入賞コマンド、アウト球コマンド、発射位置コマンド、特図変動開始コマンド、特図変動停止コマンド、特図停止種別コマンド(特図1及び特図2の変動開始時に送信されるコマンドであって、特図1と特図2のいずれかが先に停止表示するかを特定するコマンド)、特図当り開始コマンド、特図当り終了コマンド、大入賞口開放コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンド、設定コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が特図変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、さらに本実施形態では、特図変動開始コマンドがセットされるに際し、停止図柄を特定可能な停止図柄情報が含まれる。特図変動停止コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口(上)230への入賞の有無、特図1始動口(下)231への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、第1可変入賞口234aへの入賞の有無、第2可変入賞口235aへの入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。設定コマンドの場合であれば、設定の情報などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図198に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
次に、図199に示される主制御部タイマ割込処理における普図関連抽選処理(ステップS223)、特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる判定用テーブルについて、図200を参照しながら説明する。ここで、図200(a)は、普図当否判定用テーブルの内容の一例を示す図であり、図200(b)は、特図1・2当否判定用テーブルの内容の一例を示す図であり、図200(c)は、特図決定用振分けテーブルの内容の一例を示す図である。
図200(a)に示す普図当否判定用テーブルは、普図当否判定時に用いられる普図用の当否判定用テーブルである。なお、このテーブルは、主制御部300のROM306に記憶されている。図200(a)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、普図低確率状態では、当りとなる値は存在せず、すなわち、当りの確率は0%であり、普図高確率状態では、乱数の取りうる範囲は0〜65535であって、当りとなる値は0〜65535となっている。すなわち、当りの確率は65536/65536(つまり、100%)である。なお、普図低確率状態(時短非作動時)においては、一定の確率(例えば、1%)で当りとなるようにしてもよいし、普図高確率状態(時短作動時)においては、一定の確率(例えば、1%)ではずれとなるようにしてもよい。
図200(b)に示す特図1・2当否判定用テーブルは、特図1及び特図2の当否判定を行う際に参照されるテーブルであって、設定1〜6のいずれであるか、特図低確率状態であるか特図高確率状態であるかによって参照するレコードを選択する。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
設定1の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として329/65536の確率(約1/200)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として330/65536の確率(約/199)で大当りが選択される。
設定2の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として341/65536の確率(約1/193)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として342/65536の確率(約/192)で大当りが選択される。
設定3の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として363/65536の確率(約1/181)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として364/65536の確率(約/180)で大当りが選択される。
設定4の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として375/65536の確率(約1/175)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として377/65536の確率(約/174)で大当りが選択される。
設定5の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として451/65536の確率(約1/146)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として452/65536の確率(約/145)で大当りが選択される。
設定6の特図低確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として701/65536の確率(約1/94)で大当りが選択され、特図高確率状態では、特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定の結果として703/65536の確率(約/93)で大当りが選択される。
また、設定1〜6のいずれにかかわらず、また、特図高確率状態であるか特図低確率状態であるかにかかわらず、特図1の大当り抽選の当否判定の結果として小当りが選択されることはなく、特図2の大当り抽選の当否判定の結果として6580/65536の確率(約1/10)で小当りが選択される。なお、特図1で小当りが発生するようにしてもよい。また、小当りの確率を設定毎に異ならせるようにしてもよい。
このように、本実施形態では、設定1〜6のいずれにおいても、特図高確率状態における大当り確率の方が特図低確率状態における大当り確率よりもわずかに高いが、ほとんど同じ確率と同視しうるように設定されている。また、本実施形態では、設定により大当り確率が異なっており、設定が高いほど大当りがしやすく、設定が低いほど大当りがし難くなっている。したがって、設定が低いほど、大当りとなり難いが、確変状態に移行した場合には、高設定よりも小当りの発生回数が多くなる傾向があり、異なるゲーム性を持たせることができる場合がある。
本実施形態では、いずれの設定においても、特図高確率状態と特図低確率状態とで大当り確率がほとんど同じに設定されているが、大きく異なる点として、特図2の変動表示時間が挙げられる。本実施形態では、特図高確率状態における特図2の変動時間は、例えば、1〜5秒の変動時間が選択されるようになっている。したがって、特図高確率状態では、上述したように、右打ちした場合には、第2特図始動口232へ多数の遊技球が入球しやすくなっているので、特図2の変動表示を多数行うことができ、その結果、小当りの発生頻度が高くなるような仕組みとなっている。本実施形態では、特図高確率状態では小当りの発生頻度が高まる状態ということができるため、「小当りラッシュ」という場合がある。また、保留されている特図2の図柄変動表示が4つ(満タン)である状態において、全ての特図2の図柄変動表示を消化するのにかかる時間よりも特図1の1回の図柄変動表示を消化するのにかかる時間の方が長いので、特図1で大当りが発生しにくいようになっている。一方、特図低確率状態における特図2の変動時間は、例えば、580秒の変動時間が選択されるようになっている。したがって、特図低確率状態では、右打ちすれば特図2始動口232への入球頻度も小当り確率も変わらないものの、特図2の変動表示の結果が表示されるまでの時間がおよそ10分毎ということになるので、右打ちしても、遊技者にとっては実質的に不利益となる。なお、特図低確率状態における、特図2の変動時間は、はずれ及び小当りにあっては580秒に設定されているが、大当りとなる場合の変動時間は、それよりも短く、例えば、227秒に設定されている。
図200(c)は、特図決定用振分けテーブルの一例を示すものであり、上述したようにして特図1あるいは特図2の当否判定結果に基づいて、停止図柄を決定する。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。この特図決定用振分けテーブルは、当否判定結果ごとに特図の停止図柄態様(図197(a)、同図(b)参照)に対応した乱数範囲が規定されている。
まず、特図1当否判定の結果が大当りであれば、「特図A」と「特図B」からいずれか一方が選択される。上述したように、「特図A」は、第1可変入賞口234aが開放する6R通常大当りであり、「特図B」は、第1可変入賞口243aが開放する6R確変大当りである。各選択率は設定に関係なく1/2ずつとなっている。
次に、特図2当否判定の結果が大当りであれば、「特図a」〜「特図e」のうちいずれか一つが選択される。上述したように、「特図a」は、第1可変入賞口234aが開放する6R通常大当りであり、「特図b」は、第1可変入賞口234aが開放する6R確変大当りであり、「特図c」は、第2可変入賞口235aが開放する3R確変大当り(3Rのうち2Rは第2可変入賞口235aが短開放するため、実質1R確変大当り)であり、「特図d」は、第2可変入賞口235aが開放する6R確変大当りであり、「特図e」は、第2可変入賞口235aが開放する10R確変大当りである。各選択率は、設定に関係なく、「特図a」は50/100、「特図b」は2/100、「特図c」は20/100、「特図d」は3/100、「特図e」は25/100となっている。
また、特図2当否判定の結果が小当りであれば、「特図f」と「特図g」からいずれか一方が選択される。上述したように、「特図f」は、第2可変入賞口235aが1回短開放する小当りであり、「特図g」は、第2可変入賞口235aが最大で12回の短開放を繰り返す小当りである。小当りでは、第2可変入賞口235aの1回の開放時間が0.06秒と短いが、上述したように、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351a上を転動する遊技球が滞留しやすい構造となっているので、1回のシャッタ部材2351aの開閉で複数個の遊技球を入球させることができるようになっている。したがって、特図確変状態では、小当り(特に、「特図g」での小当り)を多く発生させることにより大当り間の出玉を増やすことができる場合がある。
また、本実施形態では、「特図c」での大当りが実質1R確変大当りであるため、「特図c」での大当りが発生した場合に、遊技者に、小当りが発生したと思わせることができる場合がある。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図201(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図201(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS301の次のステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS305の次のステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS307の次のステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS309の次のステップS311では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136や操作キーユニット190の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS309で更新した演出データを演出ボタン136や操作キーユニット190の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS311の次のステップS313では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS313の次のステップS315では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS315の次のステップS317では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に演出装置2〜5への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS317の次のステップS319では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS303に戻る。
図201(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS331では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図201(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS341では、第1副制御部メイン処理のステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS341の次のステップS343では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS319)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図202(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図202(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS403に戻る。
図202(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図202(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS441では、第2副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS441の次のステップS443では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図202(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS411における画像制御処理のフローチャートである。ステップS451では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS451の次のステップS453では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS453:Yes)、ステップS455に進み、そうでない場合は(ステップS453:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS455では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS451でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS455の次のステップS457では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS457の次のステップS459では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS459:Yes)、ステップS461に進み、そうでない場合は(ステップS459:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS461では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、図203を参照して役物比率・設定表示器196及びディップスイッチ基板198の具体的構成について説明する。ここで、図203(A)は、役物比率・設定表示器196の具体的構成の一例を示す図であり、図203(B)は、ディップスイッチ基板198の具体的構成の一例を示す図である。
役物比率・設定表示器196は、上述したように、役物比率モニタと設定モニタとを有して構成されており、役物比率モニタは、連続役物比率(RY)及び役物比率(YH)を表示し、設定モニタは、現在の設定値を表示している。
ここで、連続役物比率とは、獲得する遊技球(すなわち、セーフ球)の数のうち役物が連続して作動する場合における当該役物の作動によるもの(すなわち、大当り遊技中において第1可変入賞口234a及び第2可変入賞口235aが開放して入賞したことにより獲得する遊技球の数)の割合のことをいう。なお、アウト球の数に対する第1可変入賞口234a及び第2可変入賞口235aへの入賞により獲得する遊技球の数の割合であってもよい。また、役物比率とは、獲得する遊技球(すなわち、セーフ球)の数のうち役物の作動によるもの(すなわち、第1特図始動口(下)231、第1可変入賞口234a及び第2可変入賞口235aが開放して入賞したことにより獲得する遊技球の数)の割合のことをいう。なお、アウト球の数に対する第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a、第1特図始動口(上)230、第1特図始動口(下)231、第2特図始動口232及び一般入賞口226aへの入賞により獲得する遊技球の数の割合であってもよい。
本実施形態では、連続役物比率を算出した結果、連続役物比率が60%を超えていると判定した場合は、連続役物比率を表示する2ケタの7セグLEDを点滅表示させ、その後に、セキュリティ信号(RY)を出力する。ここで、セキュリティ信号(RY)は、連続役物比率が60%を超えた場合に出力されるエラー信号であり、情報出力回路336を介してパチンコ機100外に出力される。なお、主基板156に実装可能な試験端子から出力されてもよい。これにより、遊技機の型式申請試験を円滑に行わせることができる場合がある。
また、役物比率を算出した結果、役物比率が70%を超えていると判定した場合は、役物比率を表示する2ケタの7セグLEDを点滅表示させ、その後に、セキュリティ信号(YH)を出力する。ここで、セキュリティ信号(YH)は、役物比率が70%を超えた場合に出力されるエラー信号であり、情報出力回路336を介してパチンコ機100外に出力される。
なお、本実施形態では、連続役物比率あるいは役物比率が正常値の上限を超えた場合には、所定の7セグLEDを点滅させるようにしたが、例えば、発光色を変化させるようにしてもよい。
図203(B)に示すように、ディップスイッチ基板198には、8つのディップスイッチが配設されている。各ディップスイッチは、第1副基板160に接続されており、電源投入時に各ディップスイッチの位置を読み取り、演出の出現確率を変更することができ、例えば、設定示唆を実行する頻度や、予告の出現率や、演出モードの突入率等を設定することができる。
次に、図204を参照しながら、上述したようにして構成されたパチンコ機100における特図1及び特図2の変動表示の一例について説明する。ここで、図204(a)は、特図1変動中に特図2が大当りとなった場合の動作の一例について説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、特図1変動中に特図2が小当りとなった場合の動作の一例について説明するタイミングチャートである。
図204(a)に示すように、特図1及び特図2の両方で図柄変動表示が行われている。なお、実行中の特図2の図柄変動表示は最終的に大当り図柄が確定表示される図柄変動表示である。その後、t11のタイミングでは、特図1がはずれ図柄で停止表示するが、特図2では図柄変動表示が継続して行われている。特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt12のタイミングになると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始される。なお、特図2は、引き続き、図柄変動表示が継続して行われている。その後、特図1の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過してt13のタイミングとなると、特図1がはずれ図柄で停止表示される。このときも、特図2の図柄変動表示は継続して行われている。その後、特図1の図柄表示時間が経過してt14のタイミングとなると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始される。一方、特図2の図柄変動表示は継続して行われている。その後、特図2の図柄変動時間(例えば、227秒)が経過してt15のタイミングとなると、特図2が大当り図柄で停止表示される一方、特図1の図柄変動表示は、残り図柄変動時間にかかわらず、特図2が大当り図柄で停止表示された時点で終了し、当否判定の結果は破棄され、はずれ図柄で停止表示される。その後、特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt16のタイミングになると、大当り遊技が開始される。その後、大当り遊技が終了してt17のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示がそれぞれ消化され、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示が同時に開始される。
このように、本実施形態では、同時変動機において、一方の特図の変動表示で大当り図柄が表示された場合には、他方の特図の当否判定の結果は破棄されてはずれ図柄が表示されるようになっている。なお、本実施形態において、特図2で大当りとなった際に保留中の特図1の図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれている場合には、特図2での大当りに係る大当り遊技中や、当該大当り遊技が終了して開始される特図1の図柄変動表示において大当り予告を行うようにしてもよい。
次に、図204(b)に示す例では、特図1及び特図2の両方で図柄変動表示が行われている。なお、実行中の特図2の図柄変動表示は最終的に小当り図柄が確定表示される図柄変動表示である。その後、t21のタイミングでは、特図1がはずれ図柄で停止表示するが、特図2では図柄変動表示が継続して行われている。特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt22のタイミングとなると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始される。なお、特図2の図柄変動表示は継続して行われている。その後、特図2の図柄変動時間(例えば、580秒)が経過してt23のタイミングとなると、特図2が小当り図柄で停止表示される。一方、特図1は、このタイミングで、図柄変動時間の進行が一時中断される。その後、特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt24のタイミングになると、小当り遊技が開始される。なお、実際には、特図2の図柄表示時間が経過して小当り遊技状態に移行すると、小当り開始ウェイト時間(例えば、0.5秒)の待機状態を経て小当り遊技に移行する。厳密には、t23のタイミングで特図2の図柄表示時間がセットされた後、次の主制御部タイマ割込処理において、特図2の図柄表示時間のタイマ減算が開始される。その後、小当り遊技が終了してt25のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図2の図柄変動表示が消化され、特図2の図柄変動表示が開始される。なお、実際には、小当り遊技が終了すると、小当り終了ウェイト時間(例えば、0.5秒)の待機状態を経て小当り遊技状態が終了する。一方、特図1では、このタイミングで、中断されていた図柄変動時間の進行が再開する。その後、特図1の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過してt26のタイミングとなると、特図1がはずれ図柄で停止表示される。なお、本実施形態では、特図2の小当り発生による小当り遊技の期間において、特図1の図柄変動表示の進行が中断されていたため、特図1の図柄変動表示の開始から終了までに実際にかかった時間は、予め決定された図柄変動時間(5秒)よりも長く、より具体的には、特図2で小当りが発生してから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでにかかった時間(中断期間)が加算された時間となる。すなわち、仮に、特図2の図柄変動表示の結果がはずれであった場合には、特図1の図柄変動時間は、t26’のタイミングで到達するはずであったが、小当りが発生したことにより、特図1の図柄変動表示の結果がt26のタイミングまで後倒しされたことになる。t26のタイミングで特図1の図柄が停止表示され、その後、特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt27のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図1の図柄変動表示が消化され、特図1の図柄変動表示が開始される。一方、特図2では図柄変動表示が継続して行われている。なお、本実施形態では、特図2で小当り図柄で停止表示されて図柄表示時間が経過した後に小当り遊技状態に移行し、小当り遊技状態が開始してから所定の小当り開始ウェイト時間が経過してから小当り遊技が開始するとともに、小当り遊技が終了してから小当り終了ウェイト時間が経過すると小当り遊技状態が終了するように構成されているが、小当り開始ウェイト時間と小当り終了ウェイト時間のいずれか一方を設けないようにしてもよいし、両方を設けないようにしてもよい。
このように、本実施形態では、同時変動機において、一方の特図の変動表示で小当り図柄が表示された場合には、他方の特図の図柄変動表示の進行が一時停止され、小当り遊技が終了するとその進行が再開するようになっている。
なお、本実施形態では、上述した要領で動作する一例について紹介したが、例えば、当り図柄(大当り図柄、小当り図柄)停止>停止表示ウェイト(例えば、0.5秒)>当り(大当り、小当り)開始ウェイト(例えば、小当りなら0.1秒、大当りなら数十秒(但し、初当りか否かで異なる場合がある。)。)>大当り遊技中又は小当り遊技中>当り(大当り、小当り)終了ウェイト(例えば、小当りなら0.1秒、大当りなら数十秒(但し、初当りか否かで異なる場合がある。)。)>図柄変動表示開始、というような一連の動作が行われるようにしてもよい。ここで、「〜開始ウェイト」や「〜終了ウェイト」は、「〜インターバル」のように表現される場合があり、この時間で当り開始演出や当り終了演出が行われる。
また、本実施形態では、特図1の図柄変動表示中に特図2で小当りとなった場合には、特図1の図柄変動表示の進行が中断されるが、特図1において図柄停止表示され、特図1の図柄表示時間の計測中に特図2で小当りとなった場合は、当該特図1の図柄表示時間の計測は中断されない。
続いて、図205を参照しながら、上述したようにして構成されたパチンコ機100における各図柄表示装置(第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208)における動作の一例について説明する。ここで、図205(a)は、通常遊技状態における各図柄表示装置における動作の一例について説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、通常遊技状態で小当りした場合の各図柄表示装置における動作の一例について説明するタイミングチャートである。
図205(a)に示すように、特図1及び特図2の両方で図柄変動表示が行われており、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示されている。通常遊技状態では、特図1の図柄変動表示に応じて装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が表示される。その後、t41のタイミングでは、特図2がはずれ図柄で停止表示するが、特図1では図柄変動表示が継続して行われており、装飾図柄表示装置208においても装飾図柄の変動表示が継続して表示されている。特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt42のタイミングになると、保留されている特図2の図柄変動表示が1つ消化されて特図2の図柄変動表示が開始される。なお、特図1は、引き続き、図柄変動表示が継続して行われ、これに合わせて装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が継続している。その後、特図1の図柄変動時間が経過するよりも前に、装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示を開始した後、t43のタイミングで、特図1がはずれ図柄で停止表示するとともに、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動で表示していたはずれの装飾図柄の組合せで停止表示される。特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt44のタイミングになると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が開始される。同様に、特図1の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過するよりも前に、装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示を開始した後、t45のタイミングで、特図1がはずれ図柄で停止表示するとともに、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動で表示していたはずれの装飾図柄の組合せで停止表示される。その後、特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt46のタイミングになると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が開始される。
なお、本実施形態では、通常遊技状態や電サポ状態では、特図1の図柄変動表示に合わせて、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が表示され、特図2の図柄変動表示に合わせた装飾図柄の変動表示を行わないようにしたが、例えば、特図2の図柄変動表示に合わせた装飾図柄の変動表示についても行うようにしてもよく、例えば、極小図柄による変動表示を行ったり、第4図柄で特図2の図柄変動表示が実行中であるか否かについて表示するようにしたりしてもよい。
次に、図205(b)に示す例では、特図1及び特図2の両方で図柄変動表示が行われており、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示されている。通常遊技状態では、特図1の図柄変動表示に応じて装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が表示される。その後、特図1の図柄変動時間が経過するよりも前に、装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示を開始した後、t51のタイミングで、特図1がはずれ図柄で停止表示するとともに、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動で表示していたはずれの装飾図柄の組合せで停止表示される。なお、特図2では、引き続き、図柄変動表示が継続して行われている。特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt52のタイミングになると、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化されて特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が開始される。その後、特図2の図柄変動時間(例えば、580秒)が経過してt53のタイミングとなると、特図2が小当り図柄で停止表示される。一方、特図1は、このタイミングで、図柄変動時間の進行が一時中断される。ところが、本実施形態では、特図1の図柄変動時間の進行が一時中断されるにも関わらず、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が継続して行われる。これにより、遊技者に特図1の図柄変動表示が中断していることを分かり難くすることができる場合がある。その後、特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt54のタイミングになると、小当り遊技が開始される。その後、小当り遊技中において、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示が開始した後、特図1の図柄変動表示が開始してから本来の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過するt56’のタイミングで、装飾図柄表示装置208では、後述する間もたせ演出が開始される。これは、本来の特図1の図柄変動時間に合わせて装飾図柄の変動表示が表示されたが、特図2で小当りが発生したことにより、小当りが発生してから小当り遊技が終了するまでの間、特図1が停止表示されるまでのタイミングが先延ばしになるため、本来の特図1の図柄変動時間の経過のタイミングから、実際に特図1が停止表示されるタイミングまでの期間、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示をし続けることになってしまう。そのため、遊技者に、図柄が停止表示されるまで間延びしてしまい、遊技の興趣を低下させてしまうばかりか、さらに装飾図柄が変動表示して大当りになるかもしれないといった過度の期待感を持たせてしまう場合がある。そのため、本実施形態では、このような場合に、間もたせ演出を実行させることで、このような問題を解消させることができる場合がある。その後、小当り遊技が終了してt55のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図2の図柄変動表示が消化され、特図2の図柄変動表示が開始される。一方、特図1では、このタイミングで、中断されていた図柄変動時間の進行が再開する。また、装飾図柄表示装置208では、特図1が停止表示されるまで、引き続き、間もたせ演出が行われる。その後、特図1の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過してt56のタイミングとなると、特図1がはずれ図柄で停止表示される。このとき、装飾図柄表示装置208では、特図1がはずれ図柄で停止表示されるのに合わせて間もたせ演出が終了し、はずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。その後、特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt57のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図1の図柄変動表示が消化され、特図1の図柄変動表示が開始される。また、併せて、装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示の開始に応じて、装飾図柄の変動表示が開始される。一方、特図2では図柄変動表示が継続して行われている。
このように、本実施形態では、特図1の図柄変動表示中に特図2で小当りが発生した場合でも特図1の図柄変動表示に応じて表示される装飾図柄の変動表示は継続するが、本来の特図1の図柄変動時間となってから実際に特図1で図柄が停止表示されるまでの期間に相当する長さだけ、遊技者に飽きさせないような間もたせ演出を行うことで、遊技性の低下を抑制することができる場合がある。なお、間もたせ演出を実行する時間は、特図2が小当り図柄で停止表示してから小当り遊技が終了するまでの時間(中断時間)と同じ時間となっているが、同じ時間でなくてもよく、少なくとも、小当り遊技において可変入賞口(第2可変入賞口235a)の開閉動作に関する期間において実行するようにしてもよい。また、間もたせ演出には複数種類の演出を用意してもよいし、1種類のみ用意したものであってもよい。また、複数種類の間もたせ演出を用意する場合には、例えば、ランダムで選択するようにしてもよいし、一定の条件により、実行する間もたせ演出の種類を変更するようにしてもよい。より具体的には、例えば、特定のSPリーチが行われたか否かによって間もたせ演出の種類を変更するようにしてもよい。また、間もたせ演出の実行を開始するタイミングは上述したものに限定されず、適宜のタイミングで開始するようにしてもよく、例えば、小当り遊技中において間もたせ演出が開始されてもよいし、小当り遊技が開始する前に間もたせ演出が開始されてもよい。
次に、第1副制御部400のCPU404により実行される第一設定示唆演出実行処理について、図206を参照しながら説明する。ここで、図206は、第一設定示唆演出実行処理について説明するフローチャートである。第一設定示唆演出実行処理は、例えば、主制御部300から、アウト球コマンドを受信した場合に起動する処理である。なお、アウト球コマンドのみに限らず、入賞口入賞コマンドを受信した場合にも起動するようにしてもよい。本実施形態では、アウト球コマンドや入賞口入賞コマンドを受信すると、その種類に応じたポイント(設定示唆ポイント)が第1副制御部400においてカウントされるようになっている。例えば、アウト球検出センサSWoutを遊技球が通過した場合に主制御部300から出力されるアウト球コマンドを第1副制御部400が受信すると、設定示唆ポイントが「1」カウントされ、可変入賞口(第1可変入賞口234a,第2可変入賞口235a)へ遊技球が入球した場合に主制御部300から出力される入賞口入賞コマンドを第1副制御部400が受信すると、設定示唆ポイントが「10」カウントされるようになっている。なお、他の入賞口に入球した場合に送信される入賞口入賞コマンドを第1副制御部400が受信した場合にも入球した入賞口に応じたポイントがカウントされるようにしてもよい。また、アウト球コマンドを第1副制御部400が受信した場合にのみ設定示唆ポイントをカウントするようにし、各種入賞口に遊技球が入賞した場合には、設定示唆ポイントをカウントしないようにしてもよい。また、遊技状態に応じてカウントするポイントを異ならせてもよく、例えば、通常遊技状態ではアウト球コマンドの受信によるカウント数を「1」とする一方、大当り遊技状態ではカウント数を「10」にするようにしたり、通常遊技状態では入賞しやすい特図1始動口(下)230への入賞時のカウント数を小さくして確変状態や電サポ状態においてはカウント数を大きくしたり、大当り遊技中では可変入賞口(第1可変入賞口234a,第2可変入賞口235a)への入賞時のカウント数を小さくし、小当り遊技中では可変入賞口への入賞時のカウント数を大きくするなどしてもよい。また、アウト球コマンドを所定回数(例えば、10回)受信した場合に「1」カウントするようにしてもよい。また、遊技者のカスタマイズにより、第一設定示唆演出が発生するためのカウント数を決定するためのテーブルを選択できるようにしてもよい。
まず、第1副制御部400のCPU404は、RAM408に記憶されている設定示唆ポイント(P)が「3000」以上であるか否かを判定する(ステップS501)。CPU404は、設定示唆ポイントが「3000」以上であると判定した場合は(ステップS501;Yes)、設定示唆ポイント(P)の値を「0」にリセットした後(ステップS503)、示唆演出実行抽選処理を実行する(ステップS505)。一方、CPU404は、設定示唆ポイントが「3000」以上であると判定しない場合、すなわち、「3000」未満であると判定した場合は(ステップS501;No)、この処理を終了する。
CPU404は、示唆演出実行抽選処理において、高設定であるか否かを遊技者に示唆するための第一設定示唆演出を実行するか否かの抽選を行う。具体的には、設定1〜6から予め設定された設定値に対応する判定テーブルをROM406から読み出し、読み出した判定テーブルに基づいて第一設定示唆演出を実行するか否かの抽選を行う。本実施形態では、設定4〜6にそれぞれ対応する判定テーブルが用意されてあり、それぞれ発生確率が異なるようになっている。例えば、設定4では、1/4と第一設定示唆演出が出現しやすく、設定5では、1/8と設定4よりも第一設定示唆演出が出現し難く、設定6では、1/16と設定4や設定5よりも第一設定示唆演出が出現し難くなっている。なお、本実施形態では、設定3以下に対応する判定テーブルを用意していないが、用意するようにしてもよい。また、特定の期間に限り、第一設定示唆演出が出現するようにしてもよく、例えば、電源の投入とともに設定の変更が行われた場合に、所定回数(例えば、100回)の図柄変動表示が行われるまでに限って第一設定示唆演出が出現する場合があってもよい。このように構成した場合には、遊技者は、設定変更が行われたことをも認識できる場合がある。また、上述した第一設定示唆演出の各設定における出現率はあくまで例示であって、出現率については適宜設定することができる。
また、本実施形態における第一設定示唆演出は、例えば、図216(1e)に示すように、装飾図柄表示装置208の右下部分において、障子が開放し、「高設定!」の吹き出しとともに煙草を燻らすゴル爺のキャラクタGLGが出現し、高設定であることを遊技者に少なくとも示唆する演出に対応している。ゴル爺のキャラクタGLGの出現位置は、出現タイミングにより異なっているが、同じであってもよい。なお、演出の内容は、これに限定されず、遊技者に高設定であることを少なくとも示唆する演出であれば、いずれの内容であってもよいことはいうまでもない。
CPU404は、示唆演出実行抽選処理における抽選の結果、第一設定示唆演出を実行するか否かを判定する(ステップS507)。CPU404は、第一設定示唆演出を実行すると判定した場合は(ステップS507;YES)、実行タイミング選択処理を実行する(ステップS509)。一方、CPU404は、第一設定示唆演出を実行すると判定しない場合は(ステップS507;No)、この処理を終了する。
CPU404は、実行タイミング選択処理において、速やかに第一設定示唆演出を開始するか、別のタイミングで開始するかを選択する。例えば、本実施形態では、70%の確率で速やかに第一設定示唆演出を開始し、30%の確率で次回の図柄変動表示の開始時に第一設定示唆演出が開始するようにしている。なお、第一設定示唆演出を実行する場合には、必ず速やかに開始するようにしてもよいし、実行判定のタイミングとは別のタイミングで必ず開始するようにしてもよい。
CPU404は、実行タイミング選択処理において選択を行った結果、第一設定示唆演出を速やかに開始するか否かを判定する(ステップS511)。CPU404は、第一設定示唆演出を速やかに開始すると判定しない場合は(ステップS511;No)、実行タイミング選択処理において選択・決定された開始タイミングで第一設定示唆演出が実行されるように開始設定を行った後(ステップS513)、この処理を終了する。一方、CPU404は、第一設定示唆演出を速やかに開始すると判定した場合は(ステップS511;Yes)、第一設定示唆演出とは別の第二設定示唆演出が実行中であるか否かを判定する(ステップS515)。
CPU404は、第二設定示唆演出が実行中であると判定した場合は(ステップS515;Yes)、第一設定示唆演出を実行するか否かを抽選する第一設定示唆演出実行抽選処理を行う(ステップS521)。一方、CPU404は、第二設定示唆演出が実行中であると判定しない場合は(ステップS515;No)、SPリーチ中であるか否かを判定する(ステップS517)。CPU404は、SPリーチ中であると判定した場合は(ステップS517;Yes)、当該SPリーチが終了した後に開始される図柄変動表示の開始後、又は、大当り開始演出の開始後に第一設定示唆演出が開始されるように開始設定を行った後(ステップS519)、この処理を終了する。一方、SPリーチ中であると判定しない場合は(ステップS517;No)、ステップS513の処理を実行した後、この処理を終了する。
また、CPU404は、ステップS521の第一設定示唆演出実行抽選処理において第一設定示唆演出実行抽選を行った結果、第一設定示唆演出を実行するか否かを判定する(ステップS523)。CPU404は、第一設定示唆演出を実行すると判定した場合は(ステップS523;Yes)、第二設定示唆演出が終了した後に引き続き第一設定示唆演出が開始されるように開始設定を行った後(ステップS525)、この処理を終了する。すなわち、第二設定示唆演出の実行期間と第一設定示唆演出の実行期間をずらし、両者が同時に行われている期間をなくすことで、遊技者に演出を分かり易くすることができる場合がある。
次に、第1副制御部400のCPU404により実行される予告演出決定処理について、図207を参照しながら説明する。ここで、図207は、予告演出決定処理について説明するフローチャートである。予告演出決定処理は、主制御部300において、例えば、スペシャル(SP)リーチが実行されることを主制御部タイマ割込処理における特図先読み処理(図199:ステップS224)において先読みした場合に主制御部300から第1制御部400に当該SPリーチの実行を先読みした旨の情報を含む先読み結果情報コマンドが送信され、これを第1制御部400が受信した後で、次の図柄変動表示に係る図柄変動開始コマンドを受信した場合に起動する処理である。なお、本実施形態では、説明を容易にするため、SPリーチが実行される場合にその旨の情報を含む先読み結果情報コマンドを送信するようにしたが、SPリーチに限らず、他の種類の図柄変動表示を先読みした場合に、当該図柄変動表示に係る情報を含む先読み結果情報コマンドが送信されるようにしてもよい。
まず、第1副制御部400のCPU404は、RAM408に先読みフラグが既にセットされているか否かを判定する(ステップS601)。先読みフラグは、主制御部300から先読み結果情報コマンドを受信した場合にセットされるフラグであり、先読み予告が終了するとクリアされる。
CPU404は、先読みフラグがセットされていると判定した場合は(ステップS601;Yes)、連続予告中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS603)。連続予告中フラグは、連続予告を実行中の間、セットされるフラグであり、連続予告が終了するとクリアされる。一方、先読みフラグがセットされていると判定しない場合は(ステップS601;No)、ステップS623の処理に移行する。
CPU404は、連続予告中フラグがセットされていると判定しない場合は(ステップS603;No)、連続予告抽選処理を実行する(ステップS605)。具体的には、図209(a)に示すSPリーチ選択時連続予告選択テーブルを用いて抽選を行う。ここで、図209(a)は、SPリーチ選択時連続予告選択テーブルの内容の一例を示す図である。
CPU404は、連続予告抽選処理において、SPリーチが実行されることを先読みした情報を含む先読み結果情報コマンドを受信した場合に、図209(a)に示すSPリーチ選択時連続予告選択テーブルを参照し、大当りとなるかはずれとなるかによって使用するレコードが選択される。なお、この連続予告抽選では、設定1〜6のいずれの設定であっても同一のテーブルが選択される。したがって、大当りSPリーチ(あるいは、はずれSPリーチ)が実行されることを先読みした情報を含む先読み結果情報コマンドを受信した場合は、いずれの設定であっても同一の確率で連続予告が実行されることとなる。実際には、大当り確率が設定間で異なっているので、全体的に見れば、連続予告の発生確率も設定間で異なっているということができるが、大当りSPリーチが実行されることが先読みされた場合に連続予告が実行される確率、及び、はずれSPリーチが実行されることが先読みされた場合に連続予告が実行される確率は、設定に関係なく同じであるということもできる。
図209(a)に示すように、CPU404は、大当りとなるSPリーチが実行されることを先読みした情報を含む先読み結果情報コマンドを受信した場合は、1/2の確率で連続予告を実行すると判定し、1/2の確率で連続予告を実行しないと判定する。また、CPU404は、はずれとなるSPリーチが実行されることを先読みした情報を含む先読み結果情報コマンドを受信した場合は、1/5の確率で連続予告を実行すると判定し、4/5の確率で連続予告を実行しないと判定する。
CPU404は、連続予告抽選処理を実行した結果、連続予告の実行に当選したか否かを判定する(ステップS607)。CPU404は、連続予告の実行に当選したと判定した場合は(ステップS607;Yes)、連続予告中フラグをセットした後(ステップS609)、装飾図柄の組み合わせを「装飾3−装飾5−装飾7」のチャンス目の組み合わせとなるようにセットし(ステップS611)、ステップS623の処理に移行する。ここで、「装飾3−装飾5−装飾7」のチャンス目の組み合わせは、はずれの装飾図柄の組み合わせであって、特定の条件が成立した場合に停止表示される装飾図柄の組み合わせである。本実施形態では、先読み予告として装飾図柄の停止図柄による連続予告を実行する場合と、後述する設定示唆を行う場合にチャンス目の組み合わせで停止表示される場合がある。
また、CPU404は、ステップS603において、連続予告中フラグがセットされていると判定した場合は(ステップS603;Yes)、ステップS611の処理に移行し、装飾図柄の組み合わせを上述したチャンス目に設定する。
また、CPU404は、ステップS607において、連続予告の実行に当選したと判定しなかった場合は(ステップS607;No)、ステップS613の処理に移行し、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転以下であるか否かを判定する(ステップS613)。CPU404は、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転以下であると判定した場合は(ステップS613;Yes)、前回の図柄変動表示において示唆演出としてのチャンス目の停止表示が行われたか否かを判定する(ステップS615)。
CPU404は、前回の図柄変動表示において示唆演出を実行したと判定しなかった場合は(ステップS615;No)、示唆演出実行抽選処理を実行する(ステップS617)。具体的には、図209(b)に示すSPリーチ選択時設定示唆演出選択テーブルを用いて抽選を行う。ここで、図209(b)は、SPリーチ選択時設定示唆演出選択テーブルの内容の一例について示す図である。
CPU404は、示唆演出実行抽選処理において、SPリーチ選択時設定示唆演出選択テーブルを参照し、選択されている設定に対応するレコードを読み出し、示唆演出を実行するか否かの判定を行う。具体的には、設定1〜3の場合には、示唆演出を実行せず、設定4の場合には、1/16の確率で示唆演出を実行し、15/16の確率で示唆演出を実行しない。設定5の場合には、1/8の確率で示唆演出を実行し、7/8の確率で示唆演出を実行しない。設定6の場合には、1/4の確率で示唆演出を実行し、3/4の確率で示唆演出を実行しない。したがって、SPリーチが実行され、かつ、連続予告の実行抽選に漏れた場合には、示唆演出の実行抽選が行われる場合があり、示唆演出が実行される確率も設定間で異なっている。本実施形態では、設定1〜3では示唆演出を行わず、設定6>設定5>設定4の順で示唆演出が実行されやすくなっている。なお、設定1〜3においても示唆演出を行うようにしてもよい。また、示唆演出の選択率は上述したものに限らず、適宜設定することができる。
このように、本実施形態では、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転以下の場合に、後述する示唆演出が実行される場合があり、50回転を超えた場合には、示唆演出が実行されないように構成されている。なお、本実施形態では、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転以内である場合を条件として示唆演出が実行されるようにしたが、示唆演出を実行可能な期間は適宜設定することができ、また、示唆演出を実行可能な期間を設定しないようにしてもよい。
また、本実施形態では、前回の図柄変動表示において示唆演出としてのチャンス目の停止表示が行われた場合には、次回の図柄変動表示において示唆演出実行抽選を行わないようにすることで、示唆演出が連続して実行されることを抑止しており、これにより、遊技者は、連続演出ではなかったことに落胆はするものの、示唆演出としてのチャンス目が出現するほど高設定である可能性に期待を持たせることができる場合がある。
また、本実施形態では、選択された設定に応じて示唆演出を実行する確率が変化するようにテーブルが設定されるようにしたが、設定が変更された場合の方が設定が変更されなかった場合よりも示唆演出が実行されやすいようにテーブルが設定されるようにしてもよい。また、高設定に変更された場合の方がそうでない場合よりも示唆演出が実行されやすいようにテーブルが設定されるようにしてもよい。
CPU404は、示唆演出実行抽選処理を実行した結果、示唆演出の実行に当選したか否かを判定する(ステップS619)。CPU404は、示唆演出の実行に当選したと判定した場合は(ステップS619;Yes)、装飾図柄の組み合わせを「装飾3−装飾5−装飾7」のチャンス目の組み合わせとなるようにセットして(ステップS621)、ステップS623に処理を移行する。本実施形態では、示唆演出として連続予告と同じく「装飾3−装飾5−装飾7」のチャンス目の装飾図柄の組み合わせで停止表示することで、連続予告なのか示唆演出なのかいずれかを特定することはできないが、遊技者に何らかの期待を持たせることができる場合がある。
一方、CPU404は、ステップS613において、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転以下であると判定しない場合(ステップS613;No)、前回の図柄変動表示において示唆演出を実行したと判定した場合は(ステップS615;Yes)、及び、示唆演出の実行に当選したと判定しなかった場合は(ステップS619;No)、ステップS623に処理を移行する。
次に、CPU404は、ステップS623において、今回図柄変動表示を開始するのが特図1と特図2のうちの特図1であって、今回の特図1の図柄変動表示の実行中に特図2の変動表示結果が表示され、その結果が小当りを発生させるものであるか否かについて判定する(ステップS623)。CPU404は、主制御部300から送信される特図停止種別コマンドに基づいて、特図1の変動中に特図2が停止表示するか否かを判別可能であり、また、先読みフラグにより、特図1が小当りとなるか否かが特定可能となっている。CPU404は、特図1の図柄変動表示の実行中に特図2で小当りが発生すると判定した場合は(ステップS623;Yes)、RAM408に先読みフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS625)。一方、CPU404は、特図1の図柄変動表示の実行中に特図2で小当りが発生すると判定しない場合は(ステップS623;No)、予告演出決定処理を終了する。
CPU404は、先読みフラグがセットされていると判定した場合は(ステップS625;Yes)、間もたせ先読み予告抽選処理を実行する(ステップS627)。CPU404は、間もたせ先読み予告抽選処理では、図205(b)に示すように、特図1の図柄変動表示中に特図2で小当りが発生した場合、装飾図柄表示装置208において、当初の特図1の図柄変動時間が経過した後に間もたせ演出が実行されるが、この間もたせ演出としての先読み予告(間もたせ先読み予告演出)を行うか否かを決定する。本実施形態では、間もたせ先読み予告を行うか否かについては、例えば、1/2の確率で実施するようにしているが、必ず間もたせ先読み予告を行うようにしてもよい。
CPU404は、間もたせ先読み予告抽選処理を行った結果、間もたせ先読み予告抽選に当選したか否かを判定する(ステップS629)。CPU404は、間もたせ先読み予告抽選に当選したと判定した場合は(ステップS629;Yes)、小当りの種類(「特図f」で小当りするか、「特図g」で小当りするか)に応じた間もたせ先読み予告演出が実行されるように設定を行った後(ステップS631)、この処理を終了する。
一方、CPU404は、ステップS625において、先読みフラグがセットされていると判定しない場合(ステップS625;No)、あるいは、ステップS629において、間もたせ先読み予告抽選に当選したと判定しない場合は(ステップステップS629;No)、ステップS633の処理に移行し、今回の特図1の図柄変動表示がSPリーチを伴うものであるか否かを判定する(ステップS633)。CPU404は、今回の特図1の図柄変動表示がSPリーチを伴うものであると判定した場合は(ステップS633;Yes)、予告を含まない間もたせ演出であって、背景等が変更される間もたせステージチェンジ演出が実行されるように設定を行う(ステップS635)。SPリーチを含む図柄変動表示において特図2で小当りが発生し、当該SPリーチが終了して図柄が確定表示されるまでに長い期間を要する場合があるが、この期間において揺れ変動を続けると、再変動して大当りとなるのではという無用の期待感を遊技者に与えてしまう場合がある。本実施形態では、SPリーチが行われた後に間もたせ演出を行う場合には、ステージチェンジ演出を行うことで、SPリーチではずれたことによる残念な気分を切り替えさせることができるとともに、はずれとなることを容易に認識させることができる場合がある。なお、特図1について、SPリーチが実行されてはずれとなる図柄変動表示とリーチ演出を伴わずにはずれとなる図柄変動表示とで、間もたせ演出の内容を異ならせてもよい。また、大当り信頼度の高い或るSPリーチが実行された結果はずれとなった後にステージチェンジ演出が行われるようにしてもよい。また、リーチ演出を伴わないではずれとなる場合に、間もたせ演出を行い、ステージチェンジを伴わないようにしてもよい。また、或るSPリーチが実行されてはずれとなった場合において、特図2で小当りとなって中断されない場合には、ステージチェンジ演出を行うが、或るSPリーチが実行されてはずれとなった場合において、特図2で小当りとなって特図1の図柄変動表示が中断された場合には、間もたせ演出を行うが、ステージチェンジ演出を伴わないようにしてもよい。また、大当り信頼度の高い或るSPリーチが実行されてはずれとなった場合において、特図2で小当りとなって特図1の図柄変動表示が中断された場合に、ステージチェンジ演出を伴って間もたせ演出が行われるようにしてもよい。
一方、CPU404は、今回の特図1の図柄変動表示がSPリーチを伴うものであると判定しない場合は(ステップS633;No)、間もたせ演出として通常間もたせ演出が行われるように設定する(ステップS637)。
その後、CPU404は、連続予告中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS639)。CPU404は、連続予告中フラグがセットされていると判定しない場合は(ステップS639;No)、先読みフラグをクリアした後(ステップS641)、予告演出決定処理を終了する。一方、CPU404は、連続予告中フラグがセットされていると判定した場合は(ステップS639;Yes)、ステップS641の処理を実行することなく予告演出決定処理を終了する。
なお、本実施形態では、SPリーチの実行が先読みされた場合(すなわち、特定の変動時間が選択されたことが先読みされた場合)に連続予告演出の実行抽選及び設定示唆演出の実行抽選を行うようにしたが、設定示唆演出については、他の変動時間が選択されたことが先読みされた場合にも実行抽選を行うようにしてもよいし、先読みの結果いかんにかかわらず設定示唆演出の実行抽選を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、連続予告演出の実行抽選に当選しなかった場合に設定示唆演出の実行抽選を行うようにしたが、連続予告演出の実行抽選と設定示唆演出の実行抽選をそれぞれ別々に行うようにしてもよい。
また、本実施形態において、連続予告演出が実行された履歴と設定示唆演出が実行された履歴を、例えば、待機状態において操作キーユニット190の操作により表示するようにしてもよい。この場合、連続予告が実行された履歴と設定示唆演出が実行された履歴を区別しないようにしてもよく、例えば、チャンス目が出現した履歴として表示するようにしてもよい。また、連続予告演出が実行された回数や設定示唆演出が実行された回数を表示するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図209(a)及び同図(b)に示すテーブルにより連続予告演出及び設定示唆演出の実行抽選を行うようにしたが、例えば、ディップスイッチ基板198のディップスイッチを操作することにより、連続予告演出や設定示唆演出の出現率を変更可能にしてもよい。
また、本実施形態では、はずれSPリーチの実行を先読みした場合にも連続予告演出の実行抽選を行うようにしたが、大当りSPリーチの実行を先読みした場合にのみ連続予告演出の実行抽選を行うようにしてもよい。これによれば、連続予告演出が実行されることにより必ず大当りとなるので、大当りに対する期待感がより一層高まり、一方で、チャンス目が連続して出現しなかった場合は、設定示唆演出であることがわかり、遊技を興趣をより一層高めることができる場合がある。また、設定示唆演出が実行可能な期間(例えば、電源投入から50回転までの期間)では、大当りSPリーチの実行を先読みした場合及びはずれSPリーチの実行を先読みした場合の両方で連続予告演出の実行抽選を行い、設定示唆演出が実行可能な期間以外の期間(例えば、電源投入から50回転を超えた期間)では、大当りSPリーチの実行を先読みした場合にのみ連続予告演出の実行抽選を行い、設定示唆演出が実行されない期間にあっては連続予告演出が実行されることにより、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、大当りSPリーチの実行を先読みして連続予告演出の実行抽選にはずれた場合、設定示唆演出の実行抽選が行われることとなる。そのため、電源が投入されてから図柄変動表示が50回転実行されるまでの期間では、設定示唆によるチャンス目の表示が行われた場合でも、偶発的に最終的に大当り図柄が確定表示される場合がある。したがって、設定示唆演出が実行された場合でも、大当りの期待感を持たせることができる場合がある。
また、本実施形態では、設定示唆演出が連続して実行されることを抑制しているが、連続して実行する場合があってもよい。また、本実施形態では、設定示唆演出が実行された次の図柄変動表示で連続予告演出を実行すると決定された場合には、設定示唆演出が実行された次の図柄変動表示から連続予告演出が実行されることになるが、設定示唆演出が実行された次の図柄変動表示で連続予告演出が実行されることを抑制してもよい。
また、本実施形態では、先読みフラグがあり、特図2で小当りが発生する場合に、間もたせ先読み予告演出を実行する場合があるが、間もたせ先読み予告演出を行わないものであってもよい。
また、本実施形態では、小当りの種類に応じた間もたせ先読み予告演出を実行するようにしたが、小当りの種類にかかわらず同じ内容の間もたせ先読み予告演出を実行するようにしてもよい。
また、本実施形態では、特図2で小当りが発生する場合において、特図1の図柄変動表示がSPリーチを伴うものであるか否かによって間もたせ演出の内容を異ならせるようにしたが、SPリーチを行うか否かにかかわらず、間もたせ演出の内容が同じであってもよい。
次に、第1副制御部400のCPU404により実行される初回大当り時示唆演出選択処理について、図208を参照しながら説明する。ここで、図208は、初回大当り時示唆演出選択処理について説明するフローチャートである。初回大当り時示唆演出選択処理は、通常遊技状態において、主制御部300から、例えば、大当りとなる図柄変動表示が開始されたことを示す特図変動開始コマンドを受信した場合に実行される処理である。
まず、第1副制御部400のCPU404は、RAM408に記憶されている現在の設定値を読み出す(ステップS701)。
続いて、CPU404は、当該大当りが確変大当りであるか否かを判定する(ステップS703)。CPU404は、確変大当りであると判定した場合は、ROM406に記憶されている図209(d)に示す初回確変大当り再抽選時設定示唆演出選択テーブルを参照する(ステップS705)。一方、CPU404は、当該大当りが確変大当りであると判定しない場合は、ROM406に記憶されている図209(c)に示す初回通常大当り再抽選時設定示唆演出選択テーブルを参照する(ステップS707)。
続いて、CPU404は、参照したテーブルとRAM408から読み出した現在の設定値から抽選に用いるフィールドを選択し、再変動前の装飾図柄の組合せと再変動後の装飾図柄の組合せを決定する停止装飾図柄決定処理を実行する(ステップS709)。より具体的には、今回の図柄変動表示の結果が通常大当り(例えば、「特図A」で大当り)である場合は、図209(c)の初回通常大当り再抽選時設定示唆演出選択テーブルが参照され、設定1〜3のいずれかであれば、100%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組合せを選択する。
設定4であれば、90%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、10%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させる。すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。これにより、遊技者に設定が4以上であることを示唆することができる場合がある。
また、設定5であれば、70%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、20%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にし、5%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾4−装飾4−装飾4」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にし、5%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。これにより、遊技者に設定が4以上あるいは5以上であることを示唆することができる場合がある。
また、設定6であれば、50%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、36%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にし、7%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾4−装飾4−装飾4」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にし、7%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。これにより、遊技者に設定が4以上あるいは5以上であることを示唆することができる場合がある。なお、再抽選の前後により設定が6であることを示唆することができる演出を実行する場合があってもよい。
また、今回の図柄変動表示の結果が確変大当り(例えば、「特図B」で大当り)である場合は、図209(d)の初回確変大当り再抽選時設定示唆演出選択テーブルが参照され、設定1〜3のいずれかであれば、70%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組合せを選択する。なお、この場合、例えば、大当り遊技の実行中や大当り終了演出において、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知する演出を行うようにしてもよい。また、5%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾3−装飾3−装飾3」あるいは「装飾7−装飾7−装飾7」から大当りの装飾図柄の組合せを選択する。また、25%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組み合わせを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」にする。これにより、大当りの装飾図柄の組合せを見て、大当り遊技終了後に確変状態に移行することが報知できる場合がある。
設定4であれば、60%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組合せを選択する。なお、この場合、例えば、大当り遊技の実行中や大当り終了演出において、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知する演出を行うようにしてもよい。また、5%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾3−装飾3−装飾3」あるいは「装飾7−装飾7−装飾7」から大当りの装飾図柄の組合せを選択する。また、25%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組み合わせを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」にする。また、2%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。また、8%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」、「装飾5−装飾5−装飾5」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。本実施形態では、再抽選前後で奇数による大当り装飾図柄の組合せから偶数による大当り装飾図柄の組合せに変更することで、見た目のランクダウンという一見矛盾する演出を行うことで、大当り遊技後に確変状態に移行する期待感をより一層高めることができる場合がある。なお、奇数図柄から偶数図柄に大当りの装飾図柄の組合せが再抽選演出の前後で変更される場合には、必ず設定示唆が含まれるものであってもよい。また、再抽選前後で大当り装飾図柄の組合せが異なるとともに、再抽選後の大当りの装飾図柄の組合せが「装飾4−装飾4−装飾4」となることで、遊技者に設定が4以上であることを示唆することができる場合がある。
また、設定5であれば、40%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組合せを選択する。なお、この場合、例えば、大当り遊技の実行中や大当り終了演出において、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知する演出を行うようにしてもよい。また、5%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾3−装飾3−装飾3」あるいは「装飾7−装飾7−装飾7」から大当りの装飾図柄の組合せを選択する。また、25%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組み合わせを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」にする。また、4%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。また、16%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」、「装飾5−装飾5−装飾5」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。また、5%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾4−装飾4−装飾4」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。また、5%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。これにより、遊技者に設定が4以上あるいは5以上であることを示唆することができる場合がある。
また、設定6であれば、20%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組合せを選択する。なお、この場合、例えば、大当り遊技の実行中や大当り終了演出において、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知する演出を行うようにしてもよい。また、5%の確率で再変動の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させず、「装飾3−装飾3−装飾3」あるいは「装飾7−装飾7−装飾7」から大当りの装飾図柄の組合せを選択する。また、25%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」〜「装飾0−装飾0−装飾0」(「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」を除く)からいずれかの大当りの装飾図柄の組み合わせを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」にする。また、6%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。また、30%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」、「装飾5−装飾5−装飾5」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾4−装飾4−装飾4」にする。また、7%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾0−装飾0−装飾0」、「装飾2−装飾2−装飾2」、「装飾4−装飾4−装飾4」、「装飾6−装飾6−装飾6」及び「装飾8−装飾8−装飾8」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。また、7%の確率で再抽選の前後で大当り装飾図柄の組合せを変化させ、すなわち、再抽選前の大当り装飾図柄の組み合わせを「装飾1−装飾1−装飾1」及び「装飾9−装飾9−装飾9」からいずれかを選択するとともに、再抽選後の大当り装飾図柄の組合せを「装飾5−装飾5−装飾5」にする。これにより、遊技者に設定が4以上あるいは5以上であることを示唆することができる場合がある。なお、再抽選の前後により設定が6であることを示唆することができる演出を実行する場合があってもよい。
CPU404は、停止装飾図柄決定処理において、上述したようにしてテーブルを用いて再抽選前後の大当りの装飾図柄の組合せが決定されると、再抽選前に停止する大当り装飾図柄と再抽選後に停止する大当り装飾図柄を、決定した大当り装飾図柄の組合せとなるように、データセットする(ステップS711)。
続いて、CPU404は、RAM408から読み出した現在の設定値に対応する出玉数設定示唆演出選択テーブルを読み出す(ステップS713)。具体的には、CPU404は、現在の設定値が「4」であれば、図210(a)に示す設定4用出玉数設定示唆演出選択テーブルを読み出し、現在の設定値が「5」であれば、図210(b)に示す設定5用出玉数設定示唆演出選択テーブルを読み出し、現在の設定値が「6」であれば、図210(c)に示す設定6用出玉数設定示唆演出選択テーブルを読み出す。通常では、「2500pt」や「5000pt」といったように、2500毎のキリのよい数字(キリ数)をカウントした場合に、表示態様を変化させた後述する「キリ数表示画像」を表示させて(例えば、獲得総賞球数の表示を拡大して表示する等)、遊技者にその旨を報知するが、本実施形態では、このように、キリ数で表示されるキリ数表示画像に加え、上述した出玉数設定示唆演出選択テーブルを用いて、キリ数以外の数字(例えば、「4560」や「5550」等の数字)となった場合にも表示態様を変化させる場合があり、このような表示を行うことで、高設定であることを示唆するようにしている。
ここで、図210を参照して、出玉数設定示唆演出選択テーブルの内容について説明する。なお、図210(a)は、設定4用出玉数設定示唆演出選択テーブルの内容の一例を示す図であり、同図(b)は、設定5用出玉数設定示唆演出選択テーブルの内容の一例を示す図であり、同図(c)は、設定6用出玉数設定示唆演出選択テーブルの内容の一例を示す図である。なお、設定1〜3に対応する出玉数設定示唆演出選択テーブルを用意していないが、用意するようにしてもよい。
設定4用出玉数設定示唆演出選択テーブルは、図210(a)に示すように、70%の確率で総出玉数の表示態様による高設定示唆を行わず、10%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「4560」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合及び「4560」になった場合の両方において総出玉数の表示態様を変化させるようにする。これにより、遊技者は大当り遊技中における総出玉数の表示態様の変化のタイミングに違和感を覚え、高設定(設定4以上)に対する期待感を持たせることができる場合がある。
設定5用出玉数設定示唆演出選択テーブルは、図210(b)に示すように、50%の確率で総出玉数の表示態様による高設定示唆を行わず、10%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「4560」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合及び「4560」になった場合の両方において総出玉数の表示態様を変化させるようにし、5%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合及び「5550」になった場合の両方において総出玉数の表示態様を変化させるようにし、5%の確率で、総出玉数が「4560」になった場合及び「5600」になった場合の両方において総出玉数の表示態様を変化させるようにする。これにより、遊技者は大当り遊技中における総出玉数の表示態様の変化のタイミングに違和感を覚え、高設定(設定4以上、あるいは、設定5以上)に対する期待感を持たせることができる場合がある。
設定6用出玉数設定示唆演出選択テーブルは、図210(c)に示すように、30%の確率で総出玉数の表示態様による高設定示唆を行わず、20%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「5550」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、10%の確率で、総出玉数が「4440」になった場合及び「5550」になった場合の両方において総出玉数の表示態様を変化させるようにし、15%の確率で、総出玉数が「6660」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにし、15%の確率で、総出玉数が「7777」になった場合に総出玉数の表示態様を変化させるようにする。これにより、遊技者は大当り遊技中における総出玉数の表示態様の変化のタイミングに違和感を覚え、高設定(設定4以上、設定5以上、あるいは、設定6)に対する期待感を持たせることができる場合がある。
CPU404は、上述したようにして現在の設定値に対応する出玉数設定示唆演出選択テーブルを用いて総出玉数の表示態様の変化パターンを決定し、決定した変化パターンで総出玉数の表示態様が変化するように設定した後(ステップS715)、初回大当り時示唆演出選択処理を終了する。
なお、本実施形態では、高設定示唆の出現率を設定毎に異なるテーブルを参照することで出現率に設定差を設けるようにしたが、設定に関わらず同じ出現率で高設定示唆を行うようにしてもよいし、高設定の方が高設定示唆が出現しやすいようにしてもよいし、逆に、高設定ほど高設定示唆が出現しにくいようにしてもよい。特に、設定に関わらず出現率を同じにしても、そもそも大当り確率が設定間で異なるので、おのずと出現率が異なってくるといえる場合もある。あるいは、そもそも設定示唆は、実際には、虚偽の演出を行うことはないので、例えば、設定1であれば出現率は0%になるということになって、おのずと高設定示唆の出現率が設定差で変化するということもできる。このことは、これまでに説明した設定示唆演出についても適用することができるし、以下に説明する設定示唆演出についても適用することができることはいうまでもない。
次に、図211を参照しながら、上述したようにして構成されたパチンコ機100における各図柄表示装置(第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208)における動作の一例について説明する。ここで、図211(a)は、通常遊技状態で小当り遊技中に特図1の変動が開始した場合の各図柄表示装置における動作の一例について説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、通常遊技状態で小当りした場合の各図柄表示装置における動作の一例について説明するタイミングチャートである。
図211(a)に示すように、特図2では小当りとなる図柄変動表示が行われているが、特図1では待機状態となっている。また、通常遊技状態であるので、装飾図柄表示装置208においても、装飾図柄の変動表示は行われておらず、待機状態で表示されている。その後、t61のタイミングとなって特図2が小当り図柄で停止表示する。特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt62のタイミングになると、小当り遊技が開始される。そして、小当り遊技中において、t63のタイミングで第1特図始動口(上)230へ遊技球が入球すると、大当りとするか否かの抽選等を行った後、特図1の図柄変動表示を開始するが、特図2での小当りに係る小当り遊技中であるため、特図1の図柄変動表示を開始するものの、すかさず中断状態となる。その後、t64のタイミングで小当り遊技が終了すると、中断していた特図1の図柄変動表示が再開(実質的に開始)される。その後、装飾図柄表示装置208では、特図1の本来の図柄変動時間の到達に近くなると、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動を開始した後、t65のタイミングで、間もたせ演出が開始される。その後、t66のタイミングで、特図1の図柄変動時間が経過すると、特図1がはずれ図柄で停止表示するとともに、装飾図柄表示装置208では、特図1がはずれ図柄で停止表示されるのに合わせて間もたせ演出が終了し、はずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。その後、特図1の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt67のタイミングとなると、図柄変動表示が保留されている特図1の図柄変動表示が消化され、特図1の図柄変動表示が開始される。また、併せて、装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示の開始に応じて、装飾図柄の変動表示が開始される。同様に、特図1の図柄変動時間(例えば、5秒)が経過するよりも前に、装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組合せで揺れ変動表示を開始した後、t68のタイミングで、特図1がはずれ図柄で停止表示するとともに、装飾図柄表示装置208では、揺れ変動で表示していたはずれの装飾図柄の組合せで停止表示される。その後も同様に、特図1の図柄表示時間が経過してt69のタイミングとなると、特図1の図柄変動表示が開始される。なお、本実施形態では、通常遊技状態では、左打ちを推奨するゲーム性を有している。したがって、通常遊技状態において右打ちを検出(例えば、大当り発生ゲート252への遊技球の通過を検出等)すると、例えば、装飾図柄表示装置208に左打ちを促す旨の警告表示を行う。しかしながら、小当り遊技状態では、右打ちをしなければ遊技者に利益を与えることができないため、短時間であっても右打ちを促す表示が行われる。このような場合に、小当り遊技状態が終了した後で、すぐに左打ちを促す旨の警告表示がなされると、遊技意欲が減退してしまう場合がある。本実施形態では、小当り遊技が終了した後、一定期間(例えば、30秒間)は、左打ちを促す表示を行わないようにしている。この期間(t64〜t70で示す期間)を、「左打ち警告抑制期間」という場合がある。このように、本実施形態では、小当り遊技が実行された場合に、右打ちが行われてその状態が継続し、複数回の図柄変動表示が開始されても左打ち警告抑制期間が経過するまでは、左打ちを促す警告を行わないようにしている。
なお、この演出例では、特図2での小当りに係る小当り遊技中に特図1始動口(上)230に遊技球が入賞すると、特図1の図柄変動が開始するとともに進行が中断される一方、特図1の図柄変動表示に対応する装飾図柄の変動表示を行うようにしたが、小当り遊技が終了するまで装飾図柄の変動表示を開始しないようにしてもよい。この場合、装飾図柄の変動表示の実行時間が特図1の図柄変動時間に対応するようになり、間もたせ演出を実行しないようにしてもよい。あるいは、間もたせ演出とは別の演出を実行するようにしてもよい。
次に、図211(b)に示す例では、特図1及び特図2の両方で図柄変動表示が行われており、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示されている。通常遊技状態では、特図1の図柄変動表示に応じて装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示が表示される。その後、特図1の図柄変動時間が経過するよりも前に、t71のタイミングで特図2が小当り図柄で停止表示される。この時、変動表示中の特図1の進行が一時中断され、中断期間が開始される。ところが、本実施形態では、特図1の図柄変動時間の進行が一時中断されるにも関わらず、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が継続して行われる。これにより、遊技者に特図1の図柄変動表示が中断していることを分かり難くすることができる場合がある。その後、特図2の図柄表示時間(例えば、0.5秒)が経過してt72のタイミングになると、小当り遊技が開始される。その後、特図1が中断期間であるにもかかわらず、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示は継続しているため、t73のタイミングでSPリーチに移行する場合がある。すなわち、小当り遊技中にSPリーチ演出が行われているという状況が起こりうるということができる。そして、t74のタイミングで小当り遊技が終了すると、中断していた特図1の図柄変動表示が再開される。そして、t74のタイミングから一定期間(例えば、30秒間、t74〜t75に示す期間)は、左打ち警告抑制期間であるので、継続して右打ちが行われていても、当該期間内であれば、左打ちを促す警告は行われない。なお、t75のタイミングとなって左打ち警告抑制期間が経過したにもかかわらず、右打ちが行われている場合には、左打ちを促す警告が行われる。このように、本実施形態では、例えば、SPリーチが行われるなどの長い図柄変動時間が選択された場合には、実行中の特図1に係る図柄変動表示中に特図2の小当りが発生した場合であっても当該特図1の図柄変動表示中に左打ちを促す警告が行われる場合があるということができる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図212は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図212には、装飾図柄表示装置208が示されている。なお、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図212(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、後述するデフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、表示領域の左上には、ミニ図柄が表示されており、表示画面中央に大きく表示されている装飾図柄に合わせて変動表示及び停止表示が行われる。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、第4図柄・保留数表示領域284が設けられている。第4図柄・保留数表示領域284は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するとともに、保留数を報知するための領域であり、表示領域の左上には特図1の保留数表示領域が設けられ、左下には特図2の保留数表示領域が設けられている。また、表示領域の右上には、特図1の図柄変動中報知領域が設けられ、右下には特図2の図柄変動中報知領域が設けられている。なお、普図の図柄変動中報知領域や普図の保留数表示領域がさらに設けられてもよい。特図1の保留数表示領域に示す数値は、特図1保留ランプ218の示す保留数に整合されており、また、特図2の保留数表示領域に示す数値は、特図2保留ランプ220の示す保留数に整合されている。また、特図1の図柄変動中報知領域では、特図1の図柄停止中には、結果に応じて、例えば、大当りであれば「○」で停止表示され、小当りであれば「△」で停止表示され、はずれであれば「×」で停止表示される。また、特図1の図柄変動表示中では、「−」の表示が点滅し、特図1の図柄変動表示中であることを認識することができる場合がある。なお、特図2の図柄変動中表示領域における表示も、特図1の図柄変動中表示領域における表示と同様であり、こちらは、特図2の図柄変動表示及び停止表示に対応して表示態様が変化する。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させたり、保留数表示領域に表示されている数値の表示態様を変化させることで、先読み予告や実行中の図柄変動表示に関する予告を行ってもよい。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図212に示す制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である。この通常遊技状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。なお、通常遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図2の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図212(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図212(a)では、特図1の保留アイコン表示領域281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図2の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図212に示す制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であるため、特図2の変動表示時間が、ほとんどの場合(はずれとなる場合、小当りとなる場合)、極端に長く(例えば、580秒)、特図2始動口232への入賞があまり意味をなさないためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で表示結果が表示されやすい方の特図の保留アイコン表示領域が表示される。すなわち、本実施形態では、制御状態が通常遊技状態あるいは電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)である場合には、上述したように、特図1の表示結果が表示されやすいので、図212(a)に示すように、特図1の保留アイコン表示領域281が演出表示領域208dに表示され、制御状態が確変状態(特図高確率普図低確率状態)である場合には、反対に、特図2の保留アイコン表示領域282が表示される。
ここでは不図示であるが、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の変動表示開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図212(b)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄及びミニ図柄の変動表示までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図212(c)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始されている。ここでの移動アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置へ向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図212(d)では、移動アニメーションが続き、同図(e)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示されているが、この段階でも依然として、装飾図柄の変動表示は開始されていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。
そして、図212(f)で装飾図柄の変動表示が開始される。
装飾図柄の変動表示が開始された装飾図柄表示装置208には、図212(g)に示すように、演出ボタン136を有効期間内に押下することを促す操作促進報知画像136Pが表示される。この操作促進報知画像136Pでは、主人公のキャラクタ画像の右横に、演出ボタン136の画像136P1と、上記有効期間の残時間を表す残時間表示バー136P2が表示されている。装飾図柄の変動表示は、操作促進報知画像136Pによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄・保留数表示領域284等によって特図が変動中であることを認識することができる。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を操作促進報知画像136Pとは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。
図212(h)に示す残時間表示バー136P2では、上記有効期間が減っており、同図(i)では、遊技者が、演出ボタン136を押下している。演出ボタン136が上記有効期間内に押下されると、図212(j)に示すように、装飾図柄表示装置208には、操作促進報知画像136Pに代えてリーチ状態突入予告画像2071が表示される。リーチ状態突入予告画像2071では、主人公のキャラクタ画像の右横に、「チャンスだ!!」という文字表示がなされている。
図212(k)では、リーチ状態突入予告画像2071が消え、装飾図柄の変動表示が視認可能になり、その後、同図(l)に示すようにリーチ状態に突入する。なお、リーチ状態突入予告画像2071が表示されても、リーチ状態に突入しない場合もあるが、必ず突入するようにしてもよい。
以上説明したように、操作促進報知画像136Pの出現は、現在行われている図柄変動表示に関する予告の契機となる演出に相当する。
図212(m)では、背景画像が、デフォルトの背景画像から非表示に切り替わり、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281が消えている。なお、第4図柄・保留数表示領域284は表示されている。また、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、右下隅に移動し、縮小表示され、図212(n)では、SP(スペシャル)リーチ(剣豪リーチ)に発展している。図212(n)に示す装飾図柄表示装置208には、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く同図(o)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
なお、リーチ状態突入予告画像2071は、リーチ状態に突入することの予告に留まらず、SPリーチまで発展することの予告であってもよい。
図213は、図212に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図212(o)から続く図213(p)では、決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図213(s)まで続く。図213(s)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、同図(t)では、第4図柄・保留数表示領域284及びミニ図柄を残して一旦全てが非表示になる。なお、非表示に代えてこれまでとは異なる背景画像を表示してもよい。あるいは、この場面において、設定示唆の表示を表示する場合があってもよい。やがて、同図(u)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。ここでの背景は、非表示であってもよいし、これまでとは異なる背景画像であってもよい。また、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281の表示は消えたままであり、第4図柄・保留数表示領域284やミニ図柄のみ表示されている。なお、ミニ図柄は、図柄が確定表示されるまで、いずれの図柄についても変動表示が継続して行われる。
その後、図213(v)に示すように、「再抽選!!」の文字の表示とともに装飾図柄が再度変動表示を開始し、再抽選演出が行われる。この再抽選演出では、大当りとなって当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確変状態に移行することが確定する装飾図柄の組合せである「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7―装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せが最終的に表示されることに対する期待感を煽っている。
その後、図213(w)に示すように、装飾図柄の組合せが、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの組合せから「装飾7−装飾7−装飾7」の確変大当りが確定であることを示す装飾図柄の組合せが表示されている様子が示されている。このとき、停止後の装飾図柄の周囲には、星がフラッシュするエフェクト表示EF1が表示され、いわゆる停止した大当りの装飾図柄の組合せがランクアップしたことを報知している。
図213(x)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の6R確変大当り確定の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図213(x)に示す特図1の第4図柄(丸形の図形)は「○」で停止表示するとともに、ミニ図柄も「777」の組合せで停止表示される。この図213(x)では、背景は非表示になっているが、実際には、デフォルトとは異なる背景画像が表示されている。やがて、図213(y)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「大チャンス大当り」の文字表示がなされ、「右打ちしてね!」の文字を表示して右打ちを促している。なお、図213(y)に示す大当り遊技開始演出において、設定示唆を含む表示を表示する場合があってもよい。この場合において、何らかの条件を満たす大当りとなった場合のみ(例えば、電源投入後の最初の大当りの場合のみ、5連チャン以上の大当りが発生した場合のみ、出玉が異なる複数の大当りのうちの最も出玉数の多い大当り(例えば、10R大当り等)となる場合のみ等)にのみ設定示唆を含む表示を表示するようにしてもよい。
また、一方で、図213(v)に示す再抽選演出の結果、例えば、図213(w’)〜同図(y’)に示すように、再抽選前と装飾図柄の組合せが変化しない場合がある。すなわち、再抽選に失敗したことを演出する場合もある。しかしながら、本実施形態では、確変大当りが確定であることを示す装飾図柄の組合せで停止表示しなかった場合でも、例えば、大当り演出における昇格演出に期待感を持たせることができるので、遊技者に期待感を持続させることができる場合がある。
なお、本実施形態では、再抽選演出の態様を1種類としているが、複数種類の態様があり、実行された再抽選演出の態様により再抽選前後で大当りの装飾図柄の組合せが変化する度合いが変化するようにしてもよく、例えば、役物の動作を伴う態様の再抽選演出>コマ送りによる図柄変動表示による再抽選演出>高速変動による再抽選演出>スロー変動による再抽選演出の順で再抽選前後で大当りの装飾図柄の組合せが変化する期待度が高いようにしてもよい。なお、期待度の順序や態様は上述したものに限定されず、適宜設定することができる。
図214は、装飾図柄表示装置を中心とした大当り遊技における演出の一例を段階的に示す図である。なお、図214では、装飾図柄表示装置208のみ図示し、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216の図示を省略している。
図214(a)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示において6R確変大当り(演出上では、通常大当りか確変大当りかの判別が困難となっている。)となった後、1ラウンド目に移行した様子が示されている。1ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央やや左側にマチ子先生のキャラクタとともに「おめでとう!」の文字が表示され、大当りとなったことを祝福している。なお、大当り時の装飾図柄の組合せにより確変大当りであることが確定して場合(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで大当りとなった場合)には、図214(a’)に示すように、「おめでとう!」の文字に換えて「大チャンスおめでとう!」の文字が表示され、大量の出玉獲得に期待感を持たせるようにしている。そして、表示画面の左下隅部に初回大当りからの当り回数(小当りを含む;「連チャン数表示」という場合がある)が表示され、左上隅部には、大当りとなった際の大当り装飾図柄である「装飾4」が表示されている。また、表示画面の中央上部には、ラウンド数表示として現在のラウンド数である「1R」の表示と、その下に、今回の大当り遊技おいて獲得した賞球数と今回の大当り遊技において獲得が期待できる賞球数とを報知する「32/480get!」が表示されている。すなわち、今回の大当りが開始してから第1可変入賞口234aに4球の遊技球が入球したため、32球の賞球数の獲得を報知するとともに、今回の大当りでは480球の賞球の獲得が期待できることが示されている。また、表示画面の右下には、初回大当りからの総獲得賞球数が表示されており、この数値は大当り及び小当りにおいて獲得した賞球の数を当り(大当り、小当り)が終了するたびに加算(カウントアップ)されていく。そのため、初回大当りに係る大当り遊技中では、大当りが終了するまで、総獲得賞球数のカウントアップは行われず、「0pt」のままとなっている。なお、当りにおいて賞球を獲得する毎にその数を総獲得賞球数に加算するようにしてもよい。また、本実施形態では、可変入賞口(第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a)に入賞したことにより発生した賞球の数を加算するようにしているが、他の入賞口への入賞により獲得した賞球の数をも加算するようにしてもよく、例えば、右打ちすることにより入賞が可能な特定の一般入賞口への入賞により獲得した賞球の数をさらに加算するようにしてもよい。
図214(b)は、3ラウンド目の遊技が行われている様子が示されている。本実施形態では、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当り図柄の組合せで大当りとなったため、確変大当りであるか通常大当りであるかが遊技者に認識困難となっている。そのため、3ラウンド目において、当該大当りが確変大当りであるか否かを報知するための昇格演出が行われている。昇格演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の中央に、「昇格チャンス!」という文字が表示され、確変大当りとなることに対する期待感を持たせるようにしている。なお、昇格演出が行われなくてもよいし、昇格演出が行われる場合と行われない場合があってもよいし、昇格演出が必ず行われるようにしてもよい。本実施形態では、大当り時の装飾図柄の組合せにより確変大当りであることが確定している場合には、昇格演出が行われないようにしているが、昇格演出が行われてもよく、この場合、設定示唆が含まれるようにしてもよい。
その後、図214(c)に示すように、昇格演出の結果が表示されている様子が示されている。図214(c)に示す例では、昇格演出に成功した様子が示されているものであり、装飾図柄表示装置208の中央に「昇格!」「次回小当りRUSH突入」という文字が表示され、今回の大当りが確変大当りであることが報知される。一方、昇格演出に失敗した場合には、図214(c’)に示すように、「残念・・・」の文字が表示される。なお、昇格演出に失敗することにより、通常大当りであることを確定報知するようにしてもよいし、他の昇格演出(例えば、エンディングにおける逆転演出等)に期待を持たせるようにして、未だに確変大当りであるか否かを明らかにしないようにしてもよい。なお、図214(c)に示すタイミングでは、3ラウンド目であって、第1可変入賞口234aに遊技球が22個入球し、176球の賞球を獲得していることが示されている。
図214(d)は、6ラウンド目が終了して大当り終了演出が行われている様子が示されている。なお、図214(d)に示す例は、確変大当りであることが確定している演出が行われている様子が示されている。大当り終了演出が開始すると、装飾図柄表示装置208の中央に「小当りRUSH突入!」の文字が表示され、確変状態(特図高確率普図低確率状態)に移行することが報知される。また、表示画面の右下に表示されている総獲得賞球数の表示がカウントアップするアニメーションが開始され、今回の大当りで獲得された480個の賞球が加算される様子が示されている。一方、通常大当りであることが確定している場合には、図214(d’)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に「大当り終了」「時短突入!」という文字が表示され、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが報知される。なお、総獲得賞球数を示す表示は、電サポ状態に移行することとなる場合でも確変状態に移行する場合と同様にカウントアップが行われ、カウントアップ後の総獲得賞球数の表示は、電サポ状態が終了するまで継続して表示されるが、通常大当りである場合には、総獲得賞球数の表示を行わないようにしてもよい。
なお、大当りとなったときの大当りの装飾図柄の組合せによって大当り遊技中の昇格演出に成功する期待度を変化させるようにしてもよく、例えば、「装飾3」又は「装飾7」での大当り(確変確定)>「装飾3」及び「装飾7」以外の奇数図柄での大当り>偶数図柄での大当りの順で昇格演出に成功しやすいようにしてもよい。
図215は、装飾図柄表示装置を中心とした確変遊技状態における演出の一例を段階的に示す図である。なお、図215でも、装飾図柄表示装置208のみ図示し、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216の図示を省略している。
図215(a)は、初回大当りに係る大当り遊技が終了し、確変状態に移行してから1回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。なお、上述したように、本実施形態に係るパチンコ機100は、特図1と特図2が同時に図柄変動表示をすることが可能な同時変動機であるため、大当り遊技が終了すると、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示の両方が略同時に開始することとなる。そして、確変状態では、通常遊技状態あるいは電サポ状態とは異なり、特図2の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われる。
図215(a)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技終了演出において表示されていた「小当りRUSH突入!」の文字が引き続き表示されているとともに、第4図柄・保留数表示領域284の左側には装飾図柄が変動表示している様子が示されている。また、表示画面の右下では、初回大当りに係る大当り遊技において獲得した賞球の数(480個)のカウントアップのアニメーションが引き続き行われている。また、左上にはミニ図柄及び右打ちを指示する右打ち表示が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図215に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)である。この確変状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。なお、通常遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値の他、特図2の保留アイコンの数によっても表され、特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図1の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図215(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh21,h22、h23はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図215(a)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図1の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図215に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)であるため、特図2始動口232への入賞させることで、特図2の変動表示を多く実行させるためである。
図215(b)に示す装飾図柄表示装置208は、大当り遊技の終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が終了したときの様子を示している。図215(b)に示すように、本実施形態では、大当り遊技の終了後、特図2の4回の図柄変動表示が終了するまで、大当り遊技終了演出において表示されていた「小当りRUSH突入!」の文字を継続して表示するようにし、大当り遊技が終了してから確変状態にスムーズに移行しているように見せる演出を行っている。なお、図215(b)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の右上部分に表示されている装飾図柄も「装飾4−装飾4−装飾1」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「441」で停止表示している。なお、特図1は継続して図柄変動表示が行われている。また、図215(b)に示すタイミングでは、表示画面の右下隅部に表示されている総獲得賞球数の表示におけるカウントアップのアニメーションが終了しており、初回大当りに係る大当り遊技において獲得した賞球数を示す「0480pt」が表示されている。
図215(c)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が終了して特図2の4回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。なお、図215(c)に示すタイミングでは、特図1では保留されている図柄変動表示はなく(すなわち、保留0)、はずれの結果で停止表示されている。また、特図2では保留されている図柄変動表示はない(すなわち、保留0)。右打ち時には、第2特図始動口242に入賞しやすくなっているので、4回目の特図2の図柄変動表示が開始した後、例えば、第2特図始動口242に4つの遊技球が入球し、図215(d)に示すように、特図2の保留が4つたまる場合もある。すなわち、図215(d)では、特図2の図柄変動表示が4つ保留されており、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図2の保留アイコンh21〜h24が表示されている。
図215(e)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が終了して特図2の4回目の図柄変動表示が終了した様子が示されている。図215(e)に示すように、大当り遊技終了演出において表示されていた「小当りRUSH突入!」の文字は依然として表示されている。なお、図215(e)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の右上部分に表示されている装飾図柄も「装飾9−装飾6−装飾2」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「962」で停止表示している。
図215(f)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が終了して特図2の5回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。大当り遊技終了後、特図2の5回目の図柄変動表示が開始すると、大当り遊技終了演出から表示されていた「小当りRUSH突入!」の文字が消去され、小当りRUSH中(すなわち、確変状態中)であることを示す「小当りRUSH中」の文字が総獲得賞球数の表示の上方に表示される。また、表示画面の右上部分で小さく表示されていた装飾図柄が表示画面の中央に移動し、通常表示される大きさまで拡大する様子が示されている。本実施形態では、これにより、保留連チャンに対する期待感を持たせることができる場合がある。以降は、大当り又は小当りとなるまで、同様の態様で表示されるようになる。
図215(g)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技終了後、特図2の5回目の図柄変動表示が終了した様子が示されている。図215(g)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の中央に表示されている装飾図柄も「装飾6−装飾3−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「638」で停止表示している。
図215(h)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りとなる特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。なお、本実施形態では、「小当りRUSH中」の表示に換えて「チャンス!」の文字を表示して当り(小当りあるいは大当り)となることを予告している。なお、「チャンス!」の文字を表示しないようにしてもよいし、「チャンス!」の文字を表示しない場合があってもよいし、小当りあるいは大当りとなる図柄変動表示中では、「チャンス!」の文字が必ず表示されるようにしてもよい。
その後、図215(i)に示すタイミングで、小当り図柄(「特図g」)が停止表示し、これに合わせて「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せが停止表示する。また、ミニ図柄も停止表示された装飾図柄に合わせて「666」で停止表示している。なお、第4図柄・保留数表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、「△」が停止表示されており、小当りとなったことが示されている。
図215(j)に示す装飾図柄表示装置208では、小当り遊技が開始した様子が示されている。小当り遊技が開始すると、表示画面の中央に「SMALLボーナス!」の文字が表示され、小当り遊技(あるいは、小当り遊技に見せかけた3R大当り遊技)が行われていることを報知するとともに、表示画面の左下部分に表示されている連チャン数表示が「2回目」に更新され、2連チャン目であることが報知される。また、表示画面の左上では、小当りとなったときの装飾図柄の組合せである「装飾6」が表示され、「装飾6−装飾6−装飾6」の当りの組合せが表示されたことが報知されている。
図215(k)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放により1つの遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、15個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは150個の賞球の獲得が期待できることを示す「15/150get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点では、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
図215(l)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aに10個の遊技球が入球したことにより小当り遊技が終了した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放の繰り返しにより10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、150個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは150個の賞球の獲得が期待できることを示す「150/150get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点においても、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
その後、小当り遊技が終了して、特図2の図柄変動表示が開始すると、図215(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態が継続していることを示す「小当りRUSH継続!」の文字が表示されるともに、装飾図柄が小さく表示されて表示画面の右上部分に移動して変動表示が開始されている様子が示されている。また、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示がカウントアップするアニメーションを開始し、小当り遊技において獲得した150個の賞球が加算される様子が示されている。このように、本実施形態では、小当り遊技中に獲得した賞球数を当該小当り遊技中に加算せず、小当り遊技が終了した後の図柄変動表示が開始した後で加算するようにしている。これにより、遊技者に遊技に集中させることができる場合がある。
図215(n)に示す装飾図柄表示装置208は、小当り遊技の終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が終了したときの様子を示している。図215(n)に示すように、本実施形態では、小当り遊技(あるいは、大当り遊技)の終了後でも、特図2の4回の図柄変動表示が終了するまで、「小当りRUSH継続!」の文字を継続して表示するようにするとともに、小当り遊技(大当り遊技)において獲得した賞球数を総獲得賞球数の表示にカウントアップすることで、小当り遊技が終了してから確変状態にスムーズに移行しているように見せる演出を行っている。なお、図215(n)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の右上部分に表示されている装飾図柄も「装飾7−装飾1−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「718」で停止表示している。
図215(o)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りが終了して特図2の2回目の図柄変動表示が行われている様子が示されている。このタイミングにおいても、総獲得賞球数の表示がカウントアップするアニメーションが継続している。そして、その後、図215(p)に示すタイミングで総獲得賞球数の表示のカウントアップのアニメが終了し、小当り前の「0480pt」から小当り遊技中に獲得した150個の賞球数が加算されて「0630pt」に更新される。
次に、アウト球の検出を少なくとも条件として表示される高設定示唆演出の一例としての第一設定示唆演出について、図216を参照しながら説明する。ここで、図216は、装飾図柄表示装置を中心とした設定示唆演出の一例を段階的に示す図である。この演出は、図206に示される第一設定示唆演出実行処理に基づいて実行される設定示唆演出である。
図216(1a)〜同図(1e)に示す演出例は、通常遊技状態において第一設定示唆演出が行われる様子が示されている。すなわち、図216(1a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。その後、図216(1b)に示すように、表示画面の右下部分にポイントゲージPTGが表示されて「ゲージMAXでチャンス」という文字が表示され、設定示唆が行われるかもしれないという期待感を持たせることができる場合がある。その後、アウト球検出センサSWoutを遊技球が通過する毎に、例えば、ポイントが1カウントされ、第1始動入賞口(上)230に入賞することで、例えば、ポイントが5カウントされ、ポイントが更新されるにしたがって、ゲージが増加する様子が示されている。その後、ポイントが所定数(例えば、3000pt)たまると、図216(1d)に示すように、ポイントゲージPTGにおけるゲージが満タンを示し、すると、図216(1e)に示すように、表示画面の右下部分に、「高設定!」の文字とともに煙草を燻らすゴル爺のキャラクタGLGが出現し、「高設定!」であることを示唆している。なお、本実施形態では、4以上である場合に第一設定示唆演出が行われる場合があるが、設定2以上や、設定3以上である場合に第一設定示唆演出が行われる場合があってもよい。また、第一設定示唆演出が行われない設定である場合には、ポイントゲージの表示を行わないようにしてもよいし、ポイントゲージの表示を行うが、第一設定示唆演出が行われないようにしてもよい。また、入賞口やアウト球検出センサSWoutへの通過により加算されるポイント数は上述したものに限らず、任意に設定することができることはいうまでもない。また、ポイントが加算される入賞口とポイントが加算されない入賞口があってもよいし、全ての入賞口につき入賞する毎にポイントが加算されるようにしてもよい。この場合において、いずれの入賞口についていくつポイントが加算されるかについても任意に設定することができる。なお、ポイントゲージPTGは、常時表示されるようにしてもよいし、ポイントが満タンに近くなったら表示を開始するようにしてもよい。また、ポイントをゲージで示さず、数値で示すようにしてもよい。この場合において、数値を常時表示するようにしてもよいし、キリのよいポイント数(例えば、1000ポイント等)になった場合にのみ表示するようにしてもよい。
図216(2a)〜同図(2b)に示す演出例は、大当り遊技状態において第一設定示唆演出が行われる様子が示されている。この演出例では、大当り遊技状態において、例えば、ポイントが所定数たまった場合に行われる。具体的には、図216(2a)に示す装飾図柄表示装置208では、確変大当りとなって移行した大当り遊技が開始された様子が示されている。その後、例えば、アウト球検出センサSWoutを遊技球が通過する毎に、例えば、ポイントが1カウントされ、第1可変入賞口234aを遊技球が通過する毎に、例えば、ポイントが20カウントされ、第2特図始動口232を遊技球が通過する毎に、例えば、ポイントが10カウントされ、ポイントが所定数に達すると、図216(2b)に示すように、大当り遊技中においてゴル爺のキャラクタGLGが出現する第一設定示唆演出が行われ、高設定であることを示唆する場合がある。なお、大当り遊技中に第一設定示唆演出が行われる場合に、上述したポイントゲージPTGが表示されるようにしてもよい。また、入賞口やアウト球検出センサSWoutへの通過により加算されるポイント数は上述したものに限らず、任意に設定することができることはいうまでもない。また、ポイントが加算される入賞口とポイントが加算されない入賞口があってもよいし、全ての入賞口につき入賞する毎にポイントが加算されるようにしてもよい。この場合において、いずれの入賞口についていくつポイントが加算されるかについても任意に設定することができる。また、大当り遊技状態においては、第一設定示唆演出が実行されないようにしてもよい。
図216(3a)〜同図(3b)に示す演出例は、確変状態において第一設定示唆演出が行われる様子が示されている。この演出例では、確変状態においても、例えば、ポイントが所定数たまった場合に行われる。具体的には、図216(3a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われており、確変状態であることを示す「小当りRUSH中」の文字が表示画面の右下部分に表示されている。その後、ポイントが加算されて所定数に達すると、図216(3b)に示すように、確変状態においてゴル爺のキャラクタGLGが出現する第一設定示唆演出が行われ、高設定であることを示唆する場合がある。なお、確変状態中に第一設定示唆演出が行われる場合に、上述したポイントゲージPTGが表示されるようにしてもよい。また、入賞口やアウト球検出センサSWoutへの通過により加算されるポイント数は上述したものに限らず、任意に設定することができることはいうまでもない。また、ポイントが加算される入賞口とポイントが加算されない入賞口があってもよいし、全ての入賞口につき入賞する毎にポイントが加算されるようにしてもよい。この場合において、いずれの入賞口についていくつポイントが加算されるかについても任意に設定することができる。また、確変状態では第一設定示唆演出が実行されないようにしてもよい。
図216(4a)〜同図(4b)に示す演出例は、特図1の図柄変動表示も特図2の図柄変動表示も行われておらず、保留されている図柄変動表示もなく、大当り遊技状態(小当り遊技状態)でもない状態に移行する待機状態において第一設定示唆演出が行われる様子が示されている。この演出例では、客待ち状態(装飾図柄の停止結果が表示されている状態や、図216(4a)に示すような客待ちデモ演出が行われている状態において、例えば、ポイント数が所定数たまった場合に行われる。具体的には図216(4a)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ演出が行われている。その後、例えば、いずれの入賞口にも入賞せず、アウト球検出センサSWoutへ遊技球が通過したことでポイントが所定数に達すると、図216(4b)に示すように、客待ちデモ演出の実行中においてゴル爺のキャラクタGLGが出現する第一設定示唆演出が行われ、高設定であることを示唆する場合がある。なお、客待ち状態中に第一設定示唆演出が行われる場合に、上述したポイントゲージPTGが表示されるようにしてもよい。また、入賞口やアウト球検出センサSWoutへの通過により加算されるポイント数は上述したものに限らず、任意に設定することができることはいうまでもない。また、ポイントが加算される入賞口とポイントが加算されない入賞口があってもよいし、全ての入賞口につき入賞する毎にポイントが加算されるようにしてもよい。この場合において、いずれの入賞口についていくつポイントが加算されるかについても任意に設定することができる。また、客待ち状態中であっても、客待ちデモ演出の実行中にのみ第一設定示唆演出が実行されるようにしてもよいし、装飾図柄の停止表示が表示された状態にのみ第一設定示唆演出が実行されるようにしてもよい。また、客待ち状態では第一設定示唆演出が実行されないようにしてもよい。
図216(5a)〜同図(5c)は、SPリーチ中に第一設定示唆演出の実行条件が成立した場合の動作を示している。この演出例では、SPリーチ中にポイントがたまって第一設定示唆演出の実行条件が成立した場合には、遊技者にSPリーチに集中させるために、第一設定示唆演出の実行を遅延させている。より具体的には、図216(5a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチが行われており、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタが対峙している様子が示されている。なお、このタイミングでは、ポイントがたまっており、第一設定示唆演出の実行が決定されている。その後、図216(5b)に示すように、殿様のキャラクタが勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの組合せで装飾図柄が揺れ変動している様子が示されている。しかしながら、図216(5b)のタイミングでも第一設定示唆演出の実行は開始されない、その後、図216(5c)に示すタイミングでSPリーチ演出からデフォルトの背景画像に移行し、装飾図柄が元の大きさで揺れ変動している状態でゴル爺のキャラクタGLGが出現する第一設定示唆演出が行われる。本実施形態では、このようにすることで、SPリーチ演出と設定示唆演出が同時に行われることにより、演出に集中できなくなるといった問題を生じにくくすることができる場合がある。
また、一方、図216(5b’)に示すように、殿様のキャラクタが敗北し、「装飾4−装飾3−装飾4」のはずれの組合せで装飾図柄が揺れ変動するような場合には、その後、図216(5c’)に示すように、SPリーチ演出からデフォルトの背景画像に移行した後も、第一設定示唆演出は開始させず、図216(5d’)に示すように、次の図柄変動表示が開始した後で、開始が保留されていた第一設定示唆演出を開始させるようにしている。
なお、本実施形態では、SPリーチ演出と設定示唆演出を同時に実行しないように、SPリーチ演出が終わった後に第一設定示唆演出を実行するようにしたが、SPリーチ演出の実行中に第一設定示唆演出が実行されるようにしてもよい。また、SPリーチ演出が終わった後に実行される第一設定示唆演出の開始タイミングは上述したものに限定されず、任意のタイミングで開始させることができることはいうまでもない。
また、SPリーチ演出の実行中では設定示唆演出の開始タイミングを遅延させるようにしたが、例えば、特定の予告演出や特定の先読み予告演出や特定のリーチ演出の実行中において設定示唆演出が実行される場合には、当該設定示唆演出の実行の開始を遅延させるようにしてもよい。また、設定示唆演出の実行開始を遅延させず、これらの演出と設定示唆演出の実行とが重複して行われるようにしてもよい。
図217(1a)は、大当り遊技終了演出の実行中に複数種類の設定示唆演出が同時に行われている様子が示されている。すなわち、図217(1a)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技終了演出が開始されると、サボハニ群が出現し、高設定であることを示唆している。このサボハニ群が出現する演出を第二設定示唆演出という場合がある。そして、第二設定示唆演出の実行中にポイントがたまり、第一設定示唆演出を実行することとなった場合に、サボハニ群に重畳してゴル爺のキャラクタGLGが表示され、複数の設定示唆演出が同時に行われている状態となる場合がある様子が示されている。なお、本実施形態では、第二設定示唆演出におけるサボハニ群に重畳して第一設定示唆演出におけるゴル爺のキャラクタGLGを表示するようにしたが、ゴル爺のキャラクタGLGに重畳してサボハニ群が表示されるようにしてもよい。
図217(2a)〜同図(2b)は、図217(1a)に示す演出例とは別に行われるばあがある演出例であり、大当り遊技終了演出中に第二設定示唆演出が行われ、この状態においてポイントがたまって第一設定示唆演出が実行されることになった場合に、第二設定示唆演出と重畳して実行するのを回避し、第二設定示唆演出が終了した後で第一設定示唆演出が開始するようにした様子を示している。具体的には図217(2a)に示すように、大当り遊技終了演出が開始されると、サボハニ群が出現し、高設定であることを示唆する場合がある。この場合において、ポイントがたまり、第一設定示唆演出の実行が決定される場合がある。この場合には、大当り遊技終了演出において、第一設定示唆演出を実行せず、図217(2b)に示すように、大当り遊技が終了した後に開始される図柄変動表示が開始された場合にゴル爺のキャラクタGLGが表示され、第一設定示唆演出が実行される様子が示されている。このように、第一設定示唆演出が実行される際に、第二設定示唆演出が実行されている場合には、当該第一設定示唆演出の開始を第二設定示唆演出が終了するまで留保するようにしてもよい。
図217(3a)〜同図(3d)は、待機状態において、遊技者が操作キーユニット190あるいは演出ボタン136を操作することで移行する、メニューモードについて説明する図である。なお、本実施形態では、図217(3a)に示すデモ演出の実行中に限らず、装飾図柄が停止表示されている待機状態であっても、操作キーユニット190や演出ボタン136を操作することで、メニューモードに移行することができるが、デモ演出の実行中に限りメニューモードに移行することができるようにしてもよい。
例えば、図217(3a)に示すタイミングで遊技者が演出ボタン136が操作されると、図217(3b)に示すように、メニュー画面が表示される。メニュー画面では、「会員登録」「パスワード入力」「パスコード発行」「音量・輝度設定」「設定示唆設定」を行うことができる。「会員登録」は、パチンコ機100の製造メーカーが管理する顧客のデータベースへの登録を行うためのものである。「パスワード入力」は、遊技者がメーカーからダウンロードした二次元コードやパスワードをここで入力することで、これまでの遊技者の遊技履歴を当該パチンコ機100に登録することができる。これにより、例えば、普段出現しない予告が出現したり、予告の信頼度が変化したりさせることができる場合がある。「パスワード発行」は、遊技者の要求によりこのパチンコ機100における遊技履歴を二次元コード化あるいは文字コード化して表示させるものである。遊技者は、表示された二次元コードあるいは文字コードを携帯端末などで撮像し、メーカーにインターネットを介してアップロードすることで、遊技履歴をデータベース上に登録することができる。「音量・輝度設定」は、遊技者が操作キーユニット190を操作することで、パチンコ機100のスピーカ120から出力される音声のボリュームや、装飾図柄表示装置208及び各種装飾用ランプの輝度を調整することができる。
遊技者は、図217(3b)に示すタイミングで操作キーユニット190を操作して「設定示唆設定」が操作されると、図217(3c)に示すように、「設定示唆演出カスタマイズ」画面に移行する。この「設定示唆演出カスタマイズ」画面では、「発射球示唆演出が出やすい遊技状態をえらんでね」の文字が表示され、発射球示唆演出(第一設定示唆演出)が出現しやすい遊技状態を「通常遊技状態」「確変状態」「電サポ状態」「大当り遊技中」のいずれかから選択可能である。なお、これ以外の遊技状態を選択可能にしてもよい。図217(3c)に示す例では、「通常時に出やすい」の項目にカーソルが合わされており、当該項目が強調表示されており、通常遊技状態において第一設定示唆演出が出現しやすくなるように設定されたことが示されている。なお、2以上の項目を選択可能にしてもよいし、項目を1つだけ選択可能に構成されてもよい。
上述したようにして第一設定示唆演出が出やすい遊技状態が選択されると、図217(3d)に示すように、複数種類ある設定示唆演出から出現しやすい種類の設定示唆演出を選択することができるようになっている。具体的には、初回大当りからの総獲得賞球数で設定示唆を行う「出玉数で示唆」、大当り間の図柄変動表示の回数である大当り間スタート数の表示で設定示唆を行う「大当り間スタートで示唆」、大当り時の再抽選演出において設定示唆を行う「再抽選で示唆」、及び、チャンス目の装飾図柄の組合せの出現により設定示唆を行う「停止図柄で示唆」からいずれか1又は2以上を選択することができる。図217(3d)に示す例では、「出玉数で示唆」と「再抽選で示唆」の2つの示唆演出を実行可能に設定された様子が示されており、その他の設定示唆演出は出現しないようにされている。なお、本実施形態では、出現する設定示唆演出の種類を設定するものであるが、複数種類の設定示唆演出のそれぞれの出現率を設定できるようにしてもよい。
次に、本実施形態において実行される再抽選演出の一例について、図218を参照しながら説明する。ここで、図218は、装飾図柄表示装置を中心とした再抽選演出の一例を段階的に示す図である。
図218(a)は、装飾図柄の変動表示が行われた結果、「装飾1−装飾1−装飾1」の当り(大当り)の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。その後、図218(b)に示すように、揺れ変動していた装飾図柄が高速変動を開始し、再抽選演出に成功すると、図218(c)に示すように、確変大当り確定であることを報知する「装飾7−装飾7−装飾7」の6R確変大当りの装飾図柄の組合せが導出されるとともに、確変大当りが確定であることをより容易に認識意思易くするために星がフラッシュするエフェクト表示EF1が表示される。これにより、遊技者は、確変大当りとなったことが認識できる場合がある。その後、図218(d)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の6R確変大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。これに合わせて、表示画面の左上隅部に表示されているミニ図柄も「777」と表示され、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域では「○」が停止表示され、大当りであることが示される。このように、本実施形態では、大当りであるが確変大当りであるか否かが明らかでない装飾図柄の組合せから、確変大当りであることを確定報知する装飾図柄の組合せに昇格する場合に、エフェクト表示EF1を表示するようにして昇格したことを認識させるようにしている。
一方、再抽選演出に失敗すると、図218(c’)に示すように、再び「装飾1−装飾1−装飾1」の大当りの装飾図柄の組合せが表示され、揺れ変動が行われる。この場合、エフェクト表示EF1が表示される場合がある。本実施形態では、再抽選演出において図柄が変更せず、失敗した場合でもエフェクト表示EF1が表示されることで、例えば、大当り遊技中の昇格演出に必ず成功する等、確変大当りであることが少なくとも示唆される。これにより、遊技者は、確変大当りであることを認識できる場合がある。なお、エフェクト表示EF1が表示されることで、設定示唆が含まれるようにしてもよい。その後、図柄変動時間が経過して図柄停止表示のタイミングとなると、図218(d’)に示すように、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組合せで確定表示される。これに合わせて、表示が面の左上隅部に表示されているミニ図柄も「111」と表示され、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域では「○」が停止表示され、大当りであることが示される。また、再抽選演出の前後で大当りの装飾図柄の組合せに変化がないがエフェクト表示EF1が表示された場合には、設定示唆のみが含まれるようにしてもよく。例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」の大当りの装飾図柄の組合せで再抽選演出の前後で変化がないが、エフェクト表示EF1が表示された場合は、設定1が否定されるといったような設定示唆が行われてもよい。また、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組合せで再抽選演出の前後で変化がないが、エフェクト表示EF1が表示された場合は、設定4以上が確定するといったような設定示唆が行われてもよい。また、「装飾6−装飾6−装飾6」の大当りの装飾図柄の組合せで再抽選演出の前後で変化がないが、エフェクト表示EF1が表示された場合は、設定6が確定するといったような設定示唆が行われてもよく、逆に、再抽選で昇格しない場合よりも遊技者にとってうれしい演出となる場合がある。
また、本実施例では、再抽選演出に失敗する場合に、設定示唆を行う場合がある。具体的には、再抽選演出に失敗する場合には、再抽選の前後で表示される装飾図柄の組合せを同じくするのが通常の動作であるが、図218(c’’)示すように、確変大当りであることを確定報知する装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せであって、再抽選前後で異なる図柄である場合がある。すなわち、再抽選前の装飾図柄の組合せが「装飾1−装飾1−装飾1」であったが、再抽選が行われた結果、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組合せが導出される場合がある。本実施形態では、このように再抽選前後で大当り図柄を異ならせることで設定示唆を行う場合がある。この場合は、再抽選後の図柄が示すように、設定4以上であることを示唆する演出である。さらに、本実施形態では、設定示唆演出であることが認識しやすいように、再抽選演出に失敗したにもかかわらずエフェクト表示EF1が表示されることで、遊技者に違和感を与えるようにしている。なお、エフェクト表示EF1が表示されないようにしてもよいし、エフェクト表示EF1が表示された場合には、例えば、大当り遊技中における昇格演出等で昇格に成功する演出が行われる等、確変大当りであることを示唆することを含んでもよい。また、エフェクト表示EF1が表示されない場合は、設定示唆が含まれないようにしてもよい。その後、図柄変動時間が経過して図柄停止表示のタイミングとなると、図218(d’’)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せで確定表示される。これに合わせて、表示が面の左上隅部に表示されているミニ図柄も「444」と表示され、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域では「○」が停止表示され、大当りであることが示される。このように、本実施形態では、再抽選演出に失敗した場合でも、設定示唆する場合があることから、演出効果を高めることができる場合がある。なお、大当りの装飾図柄の組合せとエフェクト表示EF1の表示とのコンビネーションで設定示唆に関連する場合があってもよい。また、本実施形態では、再抽選演出に成功した場合と、設定示唆を行う場合にエフェクト表示EF1が表示されるようにし、このエフェクト表示EF1の態様が同じ態様としていたが、演出の内容が異なっていてもよい。また、エフェクト表示EF1が表示されて設定示唆を行う場合に、虚偽の設定示唆である場合があってもよく、例えば、高設定であるほど、設定示唆(虚偽の設定示唆)が行われやすく、低設定であるほど、設定示唆(虚偽の設定示唆)が行われにくいようにしてもよい。また、この演出例では、エフェクト表示EF1が表示されることで設定示唆を行うようにしたが、例えば、図柄の色や模様が通常とは異ならせることで設定示唆を行うようにしてもよいし、大当りとなった際に出力される音声出力を通常とは異ならせる(通常は「おめでとう」と出力されるが、設定示唆の場合は「チャンス」と出力される等)ことでことで設定示唆を行うようにしてもよい。また、他の確変確定告知演出を用いて設定示唆が行われてもよく、確変確定告知演出の通常の実行タイミングとは異なるタイミングで実行されることで設定示唆が行われるようにしてもよいし、確変確定告知に設定示唆が含まれるようにしてもよい。また、再抽選演出における演出内容により設定示唆が行われてもよく、例えば、演出ボタン136の操作を要求する表示が通常とは異なる態様(色違いや大きさが通常とは異なる態様)である場合に設定示唆が含まれてもよいし、再抽選時に操作が要求される操作手段(例えば、演出ボタン136)が通常とは異なることで設定示唆が行われてもよい。
なお、再抽選演出における設定示唆について、特定の条件が成立している場合に実行可能にしてもよく、例えば、前回の大当りから30回以内等、大当り間の図柄変動表示回数が少ない場合に設定示唆が行われる場合があってもよい。また、例えば、RTC(Real Time Clock)を用いて遊技場におけるイベントの開催日を設定し、当該開催日において設定示唆が行われる場合があるようにしてもよい。また、例えば、デモ演出中に移行可能な設定画面において遊技者により発生条件をカスタマイズでき、カスタマイズした条件が成立した場合に設定示唆が行われる場合があるようにしてもよい。以上のことは、これまでに説明した設定示唆演出にも適応させることができるし、以降に説明する設定示唆演出についても適応させることができることはいうまでもない。
次に、本実施形態において実行される大当り遊技状態における総獲得賞球数に係る演出の一例について、図219を参照しながら説明する。ここで、図219は、装飾図柄表示装置を中心とした大当り遊技状態における設定示唆演出の一例を段階的に示す図である。
図219(1a)〜同図(1d)は、初回大当りからの総獲得賞球数の通常行われる演出の一例について示すものである。図219(1a)は、初回から8回目の当りであって、特図2における10R確変大当りに係る大当り遊技の実行中である様子が示されている。図219(1a)に示すタイミングでは、8ラウンド目に移行しており、当該大当り遊技において第2可変入賞口235aへ74球の遊技球の入賞があったため、当該大当り遊技において1215個の遊技球の獲得があったこと、および、当該大当り遊技では1500個の出玉が期待できることを示す「1110/1500get!」の文字が表示画面の中央上部のラウンド数表示の下方に表示されている。また、表示画面の左下隅部では、初回からの当りの発生回数を示す「8回目」が表示されている。また、表示画面の右下隅部には、初回から7回目までの大当り遊技及び小当り遊技で獲得した総獲得賞球数である「1380pt」が表示されている。すなわち、図219(1a)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が開始してから現在までに2490個の賞球を獲得している状態である。
その後、第2可変入賞口235aに1球の遊技球が入球すると、初回の大当り遊技が開始してから2010個の賞球を獲得したことになり、キリのよい2505個の総獲得賞球数を獲得したということができる。そのため、本実施形態では、このように、キリのよい賞球数(2500個)を獲得した場合には、図219(1b)に示すように、「2500ptゲット!!」の文字を含むエフェクト画像(「キリ数表示画像」という場合がある)を装飾図柄表示装置208の中央に大きく表示し、遊技者に賞球の獲得を祝福している。なお、当該大当り遊技が終了して総獲得賞球数の表示がカウントアップする過程で総獲得賞球数が「2500pt」をカウントした場合に「2500ptゲット!!」のようなキリ数表示画像を表示するようにしてもよい。
図219(1c)は、初回から15回目の当りであって、特図2における10R確変大当りに係る大当り遊技の実行中である様子が示されている。図219(1c)に示すタイミングでは、4Rに移行しており、当該大当り遊技において第2可変入賞口235aへ32球の遊技球の入賞があったため、当該大当り遊技において480個の遊技球の獲得があったこと、および、当該大当り遊技では1500個の出玉が期待できることを示す「480/1500get!」の文字が表示画面の中央上部のラウンド数表示の下方に表示されている。また、表示画面の左下隅部では、初回からの当りの発生回数を示す「15回目」が表示されている。また、表示画面の右下隅部には、初回から14回目までの大当り遊技及び小当り遊技で獲得した総獲得賞球数である「4510pt」が表示されている。すなわち、図219(1c)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が開始してから現在までに4990個の賞球を獲得している状態である。
その後、第2可変入賞口235aに1球の遊技球が入球すると、初回の大当り遊技が開始してから5005個の賞球を獲得したことになり、キリのよい5000個の総獲得賞球数を獲得したということができる。そのため、本実施形態では、このように、キリのよい賞球数(例えば、2500の倍数の賞球数)を獲得した場合には、図219(1d)に示すように、「5000ptゲット!!」の文字を含むキリ数表示画像を装飾図柄表示装置208の中央に大きく表示し、遊技者に賞球の獲得を祝福している。なお、当該大当り遊技が終了して総獲得賞球数の表示がカウントアップする過程で総獲得賞球数が「5000pt」をカウントした場合に「5000ptゲット!!」のようなキリ数表示画像を表示するようにしてもよい。なお、本実施形態では、図208に示す初回大当り時示唆演出選択処理のステップS715における示唆演出出現パターン決定処理での決定に従ってキリ数表示画像を用いた設定示唆を行うが、例えば、図219(1d)に示すキリ数表示画像に換えて、図219(1d’)に示すように、「5000」の文字の表示態様を変化させることで設定示唆を行うようにしてもよい。この場合、例えば、設定5に関連する「5000」の表示態様が変化することを表しているため、設定5以上であることを示唆している。設定示唆の態様はこれに限らず、他の方法によってもよく、例えば、音声出力やランプの発光態様によって設定示唆を行うようにしてもよい。
図219(2a)〜同図(2d)は、初回大当りからの総獲得賞球数の表示に関連して設定示唆が行われる演出の一例について示すものである。なお、図219(2a)〜同図(2b)は、図219(1a)〜同図(1b)と演出内容が同様であるため、説明を省略する。
図219(2c)は、初回から9回目の当りであって、特図2における10R確変大当りに係る大当り遊技の実行中である様子が示されている。図219(2c)に示すタイミングでは、2Rに移行しており、当該大当り遊技において第2可変入賞口235aへ11球の遊技球の入賞があったため、当該大当り遊技において165個の遊技球の獲得があったこと、および、当該大当り遊技では1500個の出玉が期待でき要ることを示す「165/1500get!」の文字が表示画面の中央上部のラウンド数表示の下方に表示されている。また、表示画面の左下隅部では、初回からの当りの発生回数を示す「9回目」が表示されている。また、表示画面の右下隅部には、初回から8回目までの大当り遊技及び小当り遊技で獲得した総獲得賞球数である「4380pt」が表示されている。すなわち、図219(2c)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が開始してから現在までに4545個の賞球を獲得している状態である。
その後、第2可変入賞口235aに1球の遊技球が入球すると、初回の大当り遊技が開始してから4560個の賞球を獲得したことになるが、本実施形態では、例えば、図208の初回大当り時示唆演出選択処理におけるステップS715の示唆演出出現パターン決定処理で、総獲得賞球数が4560発で設定示唆演出を行うことが決定されているので、通常であればキリのよい数である2500発の倍数ではないため、キリ数表示画像は表示されないが、設定示唆演出として「4560ptゲット!!」の文字を含むキリ数表示画像が表示されている。これにより、遊技者は、いわゆるキリ数以外の総獲得賞球数でキリ数表示画像が表示されることの違和感により、高設定であることを認識できる場合がある。図219(2d)に示す設定示唆演出としてのキリ数表示画像は、設定が4以上であることを示唆するものである。なお、キリ数以外の総獲得賞球数でキリ数表示画像を表示して設定示唆を行う場合には、通常のキリ数表示画像とは異なる表示態様(例えば、数字の表示態様が異なる等)として設定示唆が行われていることを認識しやすくしてもよい。設定示唆の態様はこれに限らず、他の方法によってもよく、例えば、音声出力やランプの発光態様によって設定示唆を行うようにしてもよい。
図220は、装飾図柄表示装置を中心とした連続予告演出の一例を段階的に示す図である。
図220には、装飾図柄表示装置208が示されており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図220(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図220(a)に示す状態では、特図1及び特図2のいずれも停止表示されている状態であり、装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄・保留数表示領域284では、その旨を示すように、特図1の図柄変動中報知領域及び特図2の図柄変動中報知領域いずれにおいても「×」が表示されている。
さらに、図220に示す制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であるので、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の保留数表示の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や第4図柄・保留数表示領域284における特図2の保留数表示によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図220(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、3つ目の保留は、先読みの対象である保留であり、説明の便宜のため、先読みの対象である3つ目の特図1の保留アイコンh13にハッチングを施して示したが、実際には、他の特図1の保留アイコンh11,h12と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。なお、先読みの対象である保留アイコンによる先読み予告(例えば、保留アイコンの表示態様が先読み予告の表示態様に変化する等)が行われる場合があってもよい。
図220(b)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図220(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。すなわち、この演出例では、チャンス目の装飾図柄の組み合わせではずれ表示がなされており、遊技者に、連続予告と設定示唆のいずれかが表示されたことを認識することができる場合がある。
図220(d)では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図220(e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、再び「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。すなわち、この演出例では、チャンス目の装飾図柄の組み合わせでのはずれ表示が連続してなされており、設定示唆は、連続して表示されることが抑制されていることから、遊技者に、設定示唆ではなく連続予告が行われていることを認識でき、大当りに対する期待感を高めることができる場合がある。
図220(f)では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図220(g)では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。
図220(h)では、背景画像が、デフォルトの背景画像から非表示に切り替わり、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281が消えている。なお、第4図柄表示領域284は表示されている。また、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、右下隅に移動し、縮小表示され、図220(i)では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展している。その後は、図220(i)〜同図(m)に示す演出が行われるが、図212(o)〜図213(y)に示す演出と同様の演出が行われるので、詳細な説明を省略する。
このように、図220に示す演出例では、「装飾3−装飾5−装飾7」のチャンス目の装飾図柄の組み合わせが連続する連続予告演出が行われることにより、大当りに対する期待感を高めることができる場合がある。
図221は、装飾図柄表示装置を中心とした装飾図柄変動表示における設定示唆演出の一例を段階的に示す図である。
図221には、装飾図柄表示装置208が示されており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図221(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図221(a)に示す状態では、特図1及び特図2のいずれも停止表示されている状態であり、装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄・保留数表示領域284では、その旨を示すように、特図1の図柄変動中報知領域及び特図2の図柄変動中報知領域いずれにおいても「×」が表示されている。
さらに、図221に示す制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であるので、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の保留数表示の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や第4図柄・保留数表示領域284における特図2の保留数表示によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図221(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、3つ目の保留は、先読みの対象である保留であり、説明の便宜のため、先読みの対象である3つ目の特図1の保留アイコンh13にハッチングを施して示したが、実際には、他の特図1の保留アイコンh11,h12と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。なお、先読みの対象である保留アイコンによる先読み予告(例えば、保留アイコンの表示態様が先読み予告の表示態様に変化する等)が行われる場合があってもよい。
図221(b)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図221(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。すなわち、この演出例では、チャンス目の装飾図柄の組み合わせではずれ表示がなされており、遊技者に、連続予告と設定示唆のいずれかが表示されたことを認識することができる場合がある。
図221(d)では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図221(e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。すなわち、この演出例では、チャンス目の装飾図柄の組み合わせでのはずれ表示が連続せず、遊技者は、連続予告ではなく、設定示唆が行われたことを認識でき、高設定であることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
図222は、装飾図柄表示装置を中心とした装飾図柄変動表示における設定示唆演出の一例を段階的に示す図である。
図222(1a)〜同図(1e)は、大当り間の図柄変動表示の回数である大当り間スタート数の表示を行う演出の一例を示すものである。なお、本実施形態における大当り間スタート数とは、通常大当り終了後に移行する電サポ状態が終了してから、次に大当りとなるまでの図柄変動表示数のことを指す。なお、通常大当り終了後から次の大当りとなるまでの図柄変動表示数のことであってもよい(すなわち、電サポ状態における図柄変動表示数も含むものであってもよい)。
図222(1a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図222(1a)に示す状態では、特図1及び特図2のいずれも停止表示されている状態であり、装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄・保留数表示領域284では、その旨を示すように、特図1の図柄変動中報知領域及び特図2の図柄変動中報知領域いずれにおいても「×」が表示されている。
さらに、図222(1a)における制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であるので、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の保留数表示の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や第4図柄・保留数表示領域284における特図2の保留数表示によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図222(1a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
また、本実施形態では、図222(1a)に示すように、表示画面の右下隅部に大当り間スタート数表示が表示されている。図222(1a)に示すタイミングでは、大当り間スタート数表示は「大当り後244回転」と表示されており、通常大当りに係る大当り遊技終了後に移行する電サポ状態が終了してから特図1及び特図2の図柄変動表示が244回行われたことを示している。なお、本実施形態では、大当り間スタート数表示を装飾図柄表示装置208に表示するようにしたが、別の表示装置(例えば、サブ液晶等)に表示するようにしてもよい。
図222(1b)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、大当り間スタート数表示が1カウントされ「大当り後245回転」と表示が更新されている。
その後、図222(1c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図222(1d)では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、大当り間スタート数表示が1カウントされ「大当り後246回転」と表示が更新されている。
その後、図222(1e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾8−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。本実施形態では、このようにして大当り間スタート数表示を表示するが、例えば、図222(1e)に示す大当り間スタート数表示を、図222(1e’)に示す態様で表示して設定示唆を行うようにしてもよい。すなわち、図222(1e’)に示す大当り間スタート数表示における数字の態様が通常の表示とは異なる表示となっており、この演出例では、偶数設定(設定2、設定4及び設定6のいずれか)であることを示唆している。なお、この演出例では、偶数設定の設定示唆を演出しているが、例えば、現在の設定を暗示するような数字の組合せ(例えば、444回転で表示態様が変化した場合は設定4以上を示唆し、555回転で表示態様が変化した場合は設定5以上を示唆する等)となった場合に表示態様を変えることで、様々な態様の設定示唆を行うことができる。なお、大当り間スタート数表示による設定示唆を、例えば、低設定の方が大当り間の図柄変動回数が多くなる傾向にあるので、低設定の方が出やすくなる(例えば、設定2や3の場合に、設定1を否定するような設定示唆演出を行う等)ようにして遊技者に飽きさせないようにしてもよい。
図222(2a)〜同図(2e)は、通常大当りに係る大当り遊技の終了後に移行する電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)の残り図柄変動表示回数の表示を行う演出の一例を示すものである。
図222(2a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図222(2a)に示す状態では、特図1については図柄が停止表示されている状態である一方、特図2については図柄変動表示中となっており、装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄・保留数表示領域284では、その旨を示すように、特図1の図柄変動中報知領域では「×」が表示されているが、特図2の図柄変動中報知領域では図柄変動表示中を表す「−」が表示されている。なお、電サポ状態では、特図1の図柄変動表示をメインとした演出表示を行うため、装飾図柄表示装置では、特図2の図柄変動表示に関する演出(装飾図柄の変動表示)は行われていない。
さらに、図222(2a)における制御状態(遊技状態)は、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)であるので、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の保留数表示の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や第4図柄・保留数表示領域284における特図2の保留数表示によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図222(2a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
また、本実施形態では、図222(2a)に示すように、表示画面の右下隅部に電サポ状態における残り図柄変動表示回数表示が表示されている。図222(2a)に示すタイミングでは、残り図柄変動表示回数表示は「電サポ残り8回」と表示されており、電サポ状態が終了するまでの残り図柄変動表示回数が8回であることが示されている。なお、本実施形態では、残り図柄変動表示回数表示を装飾図柄表示装置208に表示するようにしたが、別の表示装置(例えば、サブ液晶等)に表示するようにしてもよい。
図222(2b)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、残り図柄変動表示回数表示が1デクリメントされ「電サポ残り7回」と表示が更新されている。
その後、図222(2c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、今回の図柄変動表示が終了するまでの間に、特図1始動口(下)231に2個の遊技球が入球したため、特図1の保留数は4となっている。
図222(2d)では、特図1の保留アイコンh11〜h14がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2〜第4の保留アイコンh12〜h14の表示位置にあった保留アイコンがそれぞれ特図1の第1〜第3の保留アイコンh11〜h13となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、残り図柄変動表示回数表示が1デクリメントされ「電サポ残り6回」と表示が更新されている。
その後、図222(2e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾8−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。本実施形態では、このようにして残り図柄変動表示回数表示を表示するが、例えば、図222(2e)に示す残り図柄変動表示回数表示を、図222(2e’)に示す態様で表示して設定示唆を行うようにしてもよい。すなわち、図222(2e’)に示す残り図柄変動表示回数表示における数字の態様が通常の表示とは異なる表示となっており、この演出例では、設定6であることを示唆している。なお、この演出例では、設定6の設定示唆を演出しているが、例えば、現在の設定を暗示するような数字(例えば、残り45回転で表示態様が変化した場合は設定4又は5を示唆し、残り44回転で表示態様が変化した場合は設定4以上を示唆する等)となった場合に表示態様を変えることで、様々な態様の設定示唆を行うことができる。
なお、数字の表示態様の変化の態様は上述したものに限らず、例えば、数字の色や大きさや形状を異ならせることにより表示態様を変化させるようにしてもよいし、キャラクタが付加されて表示することで設定示唆を行うようにしてもよい。また、例えば、「電サポ残り6回」の表示のときに、残り図柄変動表示回数表示が消去されることにより設定示唆を行うようにしてもよい。また、例えば、「大当り後246回転」の表示のときに、大当り間スタート数表示が消去されることにより設定示唆を行うようにしてもよい。また、大当り間スタート数表示や残り図柄変動表示回数表示が、例えば、「10」などといったキリのよい回数だけ表示するようにしてもよく、この場合において、例えば、キリのよい回数以外の特定の回数(例えば、「66」等)のときに表示することで設定示唆を行うようにしてもよい。
本実施形態では、図柄変動表示数の表示態様や電サポの残り図柄変動表示数の表示態様を変化させて設定示唆を行う例を示したが、例えば、当り(大当り,小当り)の連チャン回数が特定の回数のとき(例えば、5回毎)に行われる演出が、特定の回数とは異なる回数のとき(例えば、4回目等)に行われることで、設定示唆を行うようにしてもよい。また、特定の回数のとき(例えば、5回毎)に特定の演出が実行されるとして、特定の演出とは別の演出が行われることで設定示唆を行うようにしてもよい。また、本実施形態では、電サポの残り図柄変動表示数で設定示唆を行う演出例を示したが、例えば、いわゆるST機において、確変の残り図柄変動表示数で設定示唆を行うようにしてもよい。
次に、図223を参照しながら、設定示唆演出の別の例について説明する。ここで、図223は、装飾図柄表示装置を中心とした設定示唆演出の一例を段階的に示す図である。
図223(A)は、通常遊技状態において特図1の図柄変動表示が終了し、これに合わせて装飾図柄がはずれの組み合わせで停止表示している様子を示している。本実施形態では、通常、停止表示した装飾図柄の組合せに合わせて、表示画面の左上隅部に表示されているミニ図柄も同じ図柄の組合せで停止表示するが(例えば、図223に示すように、「装飾4−装飾1−装飾7」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示した場合は、ミニ図柄も「417」で停止表示する。)、図223(A)に示す演出例では、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せに対し、ミニ図柄が「121」となっており、設定1と設定2であることが否定され、すなわち、設定3以上であることを示唆している。なお、ミニ図柄の表示態様は上述したものに限定されず、例えば、装飾図柄の組合せと異なるミニ図柄が「456」となった場合には、設定4以上であることを示唆するようにしてもよい。また、装飾図柄の組合せとミニ図柄の結果が整合しない頻度により高設定を示唆するようにしてもよい。
図223(B)は、ミニ図柄による設定示唆の別の演出例を示している。この演出例では、装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」のはずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示しているのに対し、ミニ図柄が「1−1−パンダ」で停止表示されており、例えば、設定1を否定する設定示唆が行われている様子を示している。なお、ミニ図柄に「パンダ」が出現した場合には、設定6が確定する等、高設定確定図柄として用いるようにしてもよいし、設定変更が行われたことを示唆する図柄として用いるようにしてもよい。
図223(C−1)〜同図(C−2)は、小当り遊技においてオーバー入賞した場合の演出例を示している。すなわち、本実施形態における小当り遊技では、10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入賞すると小当り遊技が終了するが、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aから遊技球が進入してから入賞カウントスイッチSW1を通過するまでに多少の時間を要する場合がある。そのため、第2可変入賞口235aに10個を超える遊技球の入賞(いわゆる、オーバー入賞)が発生する場合がある。本実施形態では、小当り遊技において、オーバー入賞が発生した場合には、図223(C−2)に示すように、11個の遊技球が入賞したために165個の賞球が発生するとともに、当該小当り遊技において獲得が期待できる賞球数を示す「165/150get!」が表示画面の中央上部に表示される。また、本実施形態では、オーバー入賞が発生した場合には、スピーカ120から所定のオーバー入賞音が出力される。なお、オーバー入賞した分の賞球数を表示しないようにしてもよい。また、オーバー入賞音を出力しないようにしてもよい。
本実施形態では、オーバー入賞が発生した場合に設定示唆を行う場合がある。例えば、図223(C−2)に示す通常のオーバー入賞音(「ピコーン」という音声出力)に換えて、図223(C−2’)や、同図(C−2’’)に示すように、設定示唆を含めたオーバー入賞音を出力する場合がある。図223(C−2’)に示す演出例では、通常のオーバー入賞音を別のオーバー入賞音とすることで、高設定であることを示唆するようにしている。また、図223(C−2’’)に示す演出例では、通常のオーバー入賞音に換えて、例えば、「シゴロ〜」という音声を出力することで、設定4以上であることを示唆している。オーバー入賞時に行われる示唆演出として、本実施形態では、音声出力による設定示唆演出を行ったが、例えば、画像による表示や、ランプの発光パターンを変化させることによる高設定示唆が行われてもよい。また、本実施形態では、小当り遊技状態においてオーバー入賞した場合の設定示唆演出について示したが、大当り遊技状態においてオーバー入賞した場合に設定示唆演出を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、オーバー入賞音により設定示唆を行う演出例について示したが、例えば、ラウンド開始時に出力される可変入賞口の開放音や、可変入賞口への入賞時に出力される入賞音等で通常とは異なる音声を出力して設定示唆を行うようにしてもよい。
また、複数の演出モードが用意されており、複数の演出モードのうちの或る演出モードに移行する場合には特定の条件(例えば、SPリーチが行われた次の図柄変動表示が開始した場合等)が成立することで移行する場合があるように構成されている場合において、特定の条件とは異なるタイミングで或る演出モードに移行することで設定示唆を行うようにしてもよい。また、最終的に特定のリーチ演出が行われることを先読み予告する先読みモードに移行する場合があり、この場合において、特定のリーチ演出が行われないのに先読みモードに移行することで設定示唆を行うようにしてもよい。また、複数の有効ラインのうちのいずれかの有効ラインで大当りの装飾図柄の組合せが表示されることで大当りを演出するパチンコ機にあっては、或る特定の有効ライン(例えば、センターライン)に大当りの装飾図柄の組合せが表示されることで設定示唆となる場合があるようにしてもよい。また、いつ設定示唆が行われるかを説明する演出(チュートリアル演出)を行うようにしてもよいし、行わないようにしてもよい。また、設定示唆が行われるタイミングを常時報知するようにしてもよいし、設定示唆が行われるタイミングが近くなった場合に報知するようにしてもよい。
次に、図224を参照して、通常遊技状態において、特図1の変動表示中に特図2で小当りが発生した場合の演出の一例について説明する。ここで、図224は、装飾図柄表示装置を中心とした間もたせ演出の一例について説明する図である。
図224には、装飾図柄表示装置208が示されており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図224(a)は、通常大当りに係る大当り遊技の終了後に移行した電サポ状態で49回目の図柄変動表示が行われている様子が示されている。本実施形態のように、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示の両方が同時に行われる場合がある同時変動機では、図柄変動表示の開始時に電サポ状態の残り変動回数がデクリメントされる。したがって、本実施形態では、電サポ状態となってから50回目の図柄変動表示の開始とともに、電サポ状態が終了し、通常遊技状態に移行するようになっている。すなわち、図224(a)に示したタイミングでは、通常大当りに係る大当り遊技の終了後、電サポ状態である最後の図柄変動表示ということになる。そのため、表示画面の右下部分では、「電サポラスト」の文字が表示され、その旨が報知されている。なお、図224(a)に示すタイミングでは、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示の両方が同時に行われている。なお、特図2の図柄変動表示は、小当りとなる図柄変動時間が580秒の図柄変動表示が行われている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図224(a)に示す制御状態(遊技状態)は、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)である。この電サポ状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。なお、電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図2の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図224(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に4つの特図1の保留アイコンh11〜h14が表示されており、これら4つの特図1の保留アイコンh11〜h14はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図224に示す制御状態(遊技状態)は、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)であるため、特図1始動口(下)231への入賞させることで、特図1の変動表示を多く実行させるためである。
図224(b)に示す装飾図柄表示装置208は、通常大当り遊技の終了後、特図1と特図2とを合わせて49回目の図柄変動表示が終了したときの様子を示している。図224(b)に示すように、本実施形態では、通常大当り遊技の終了後、特図1及び特図2の50回の図柄変動表示が開始するまで、電サポ状態が継続する。なお、図224(b)に示すタイミングでは、特図1がはずれの結果で表示されており、これに合わせて装飾図柄も「装飾4−装飾1−装飾7」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「417」で停止表示している。なお、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(c)に示す装飾図柄表示装置208では、通常大当りに係る大当り遊技が終了して特図1で50回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。なお、図224(c)に示すタイミングでは、特図2では図柄変動表示が継続して行われており、また、保留されている図柄変動表示は4つである(すなわち、保留4)。また、特図1では保留されている図柄変動表示は3つである(すなわち、保留3)。また、図224(c)に示すように、50回目の図柄変動表示が開始して電サポ状態が終了すると通常遊技状態に移行するため、遊技者にとって右打ちした場合の方が左打ちした場合よりも不利となる。そのため、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上部分に表示されていた「右打ち」の表示が消え、変動表示中の装飾図柄の下方に「左打ちに戻してね!」という左打ち示唆報知が行われる。なお、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(d)に示す装飾図柄表示装置208では、通常大当りに係る大当り遊技が終了して特図1で51回目の図柄変動表示が終了してはずれの結果が表示されている様子が示されている。すなわち、図224(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾1」のはずれ図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「541」で停止表示している。なお、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(e)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(f)は、その後、複数回の図柄変動表示が行われ、或る図柄変動表示の結果が表示されている様子が示されている。すなわち、図224(f)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾8−装飾0−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、このとき、特図1における図柄変動表示の保留数は3つであり、特図2における図柄変動表示の保留数は4つであるため、特図1の保留アイコン表示領域281に3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。なお、図224(f)に示すタイミングでは、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(g)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。また、特図2は、依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(h)では、リーチとなった後にSPリーチに移行した様子が示されている。なお、特図2は依然として小当りとなる図柄変動表示が継続して行われている。
図224(i)に示すタイミングでは、特図2の580秒の図柄変動時間である図柄変動表示が終了して小当りの結果(例えば、「特図f」)が導出された様子が示されている。本実施形態では、上述したように、小当り図柄が停止表示してから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間、特図1の図柄変動表示の進行が中断され、実質的に特図1の図柄変動表示の結果の表示が中断された分だけ先延ばしとなる。しかしながら、特図2で小当り図柄が停止表示して小当りが発生しても、特図1の図柄変動表示に係る装飾図柄の変動表示の演出は中断せずに継続して行われる。
その後、図224(j)に示すように、小当り遊技が行われている間も、特図1の図柄変動表示の進行は中断される。一方で、装飾図柄表示装置208では、SPリーチは継続して進行している。なお、図224(j)に示すタイミングでは、殿様のキャラクタが剣豪のキャラクタに敗れ、「装飾4−装飾3−装飾4」の装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。そして、小当り遊技が終了すると、図224(k)に示すように、特図2の保留に基づく図柄変動表示が開始するとともに、中断されている特図1の図柄変動表示の進行が再開される。また、図224(k)に示すタイミングでは、装飾図柄表示装置208では、SPリーチからデフォルトの背景画像に戻るために、第4図柄・保留数表示領域284及びミニ図柄を残して一旦すべてが表示になる様子が示されている。
その後、特図1の当初の図柄変動時間(例えば、90秒)の到来が近づくと、図224(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾3−装飾4」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。そして、特図1の当初の図柄変動時間が到来すると、図224(m)に示す装飾図柄表示装置208では、複数の子パンダのキャラクタとともに「ちょっと待っててね」という文字が表示される間もたせ通常演出(間もたせ通常演出1)が行われる。この子パンダのキャラクタが出現する間もたせ通常演出は、特図1の図柄変動表示中に第2特図表示装置214において「特図f」が停止表示された場合に実行される演出である。なお、間もたせ演出の内容は、これに限定されず適宜設定することができる。その後、特図1の図柄変動時間が経過すると、図224(n)に示すように、第1特図表示装置212においてはずれの結果が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾3−装飾4」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示し、ミニ図柄もこれに合わせて「434」で停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、このとき、特図1における図柄変動表示の保留数は2つであり、特図2における図柄変動表示の保留数は3つであるため、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、図224(n)に示すタイミングでは、特図2は依然として図柄変動表示が継続して行われている。なお、本実施形態では、特図2において「特図f」が表示されて小当りとなった場合に、図224(m)に示す内容の間もたせ演出を行うようにしたが、例えば、特図2において別の小当りの結果(例えば、「特図g」)が表示されて小当りとなった場合には、図224(m)に示す間もたせ演出に換えて、図224(m’)に示す間もたせ演出(間もたせ通常演出2)が行われるようにしてもよい。なお、小当りとなる場合に停止した特図の種類に関係なく同じ内容の間もたせ演出が実行されるようにしてもよい。なお、この演出例において、SPリーチが行われる特図1の図柄変動表示において特図2で小当りが発生した場合は、例えば、間もたせ演出としてSPリーチ用の特別な間もたせ演出を行うようにしてもよいし、間もたせ演出とともに、あるいは、間もたせ演出が行われた後に、背景画像が変化するステージチェンジ演出が行われるようにしてもよい。
次に、図225を参照して、通常遊技状態において、特図1の変動表示中に特図2で小当りが発生した場合に行われることがある間もたせ先読み予告演出の一例について説明する。ここで、図225は、装飾図柄表示装置を中心とした間もたせ先読み予告演出の一例を説明する図である。
図225には、装飾図柄表示装置208が示されており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図225(a)は、通常大当りに係る大当り遊技の終了後に移行した電サポ状態で50回目の図柄変動表示が行われている様子が示されている。すなわち、通常大当りに係る大当り遊技の終了後、電サポ状態である最後の図柄変動表示である。そのため、表示画面の右下部分では、「電サポラスト」の文字が表示され、その旨が報知されている。なお、上述したように、本実施形態に係るパチンコ機100は、特図1と特図2が同時に図柄変動表示をすることが可能な同時変動機であるため、図225(a)に示すタイミングでは、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示の両方が同時に行われている。なお、特図2の図柄変動表示は、小当りとなる図柄変動時間が580秒の図柄変動表示が行われている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図225(a)に示す制御状態(遊技状態)は、電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)である。この電サポ状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。なお、電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図2の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図225(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に4つの特図1の保留アイコンh11〜h14が表示されており、これら4つの特図1の保留アイコンh11〜h14はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、3つ目の保留は、先読みの対象である保留であり、説明の便宜のため、先読みの対象である3つ目の特図1の保留アイコンh13にハッチングを施して示したが、実際には、他の特図1の保留アイコンh11,h12,h14と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。なお、先読みの対象である保留アイコンによる先読み予告(例えば、保留アイコンの表示態様が先読み予告の表示態様に変化する等)が行われる場合があってもよい。なお、図225(a)〜同図(e)については、特図1の3つ目の保留が先読みの対象であること以外、図224(a)〜同図(e)と同様であるので、説明を省略する。
図225(f)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の580秒の図柄変動時間である図柄変動表示が終了して小当りの結果(例えば、「特図g」)が導出された様子が示されている。本実施形態では、上述したように、小当りが発生してから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間、特図1の図柄変動表示の進行が中断され、実質的に特図1の図柄変動表示の結果の表示が中断された分だけ先延ばしとなる。しかしながら、特図2で小当りが発生しても、特図1の図柄変動表示に係る装飾図柄の変動表示の演出は中断せずに継続して行われる。
その後、図225(g)に示すように、小当り遊技が行われている間も、特図1の図柄変動表示の進行は中断される。そして、小当り遊技が終了すると、図225(h)に示すように、特図2の保留に基づく図柄変動表示が開始するとともに、中断されている特図1の図柄変動表示の進行が再開される。
その後、特図1の当初の図柄変動時間(例えば、9秒)の到来が近づくと、左装飾図柄>右装飾図柄>中装飾図柄の順に装飾図柄が停止表示し、その結果、図225(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾1」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。そして、この演出例では、特図1の当初の図柄変動時間が到来すると、図225(j)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体に障子が表示されるとともに、この障子が開放すると中から煙草を燻らすゴル爺のキャラクタGLGのキャラクタが現れるとともに、「熱」の文字が表示され、間もたせ演出を利用した先読み予告が行われている様子が示されている。この間もたせ先読み予告演出の実行時間は、小当りとなってから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間(すなわち、特図1の図柄変動表示が中断している期間)に相当する。なお、上述した間もたせ演出(間もたせ先読み予告演出)の実行時間は、必ずしも特図1の図柄変動表示が中断している期間と一致していなくてもよく、特図1の図柄変動表示が中断している期間と対応していれば、いずれの時間に設定してもよい。また、間もたせ演出(間もたせ先読み予告演出)の実行時間を、特図1の図柄変動表示が中断している期間にかかわらず、常に一定の時間(例えば、2秒間等)だけ行うようにしてもよい。その後、特図1の図柄変動時間が経過すると、図225(k)に示すように、第1特図表示装置212においてはずれの結果が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾1」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示し、ミニ図柄もこれに合わせて「451」で停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、このとき、特図1における図柄変動表示の保留数は2つであり、特図2における図柄変動表示の保留数は3つであるため、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、図225(k)に示すタイミングでは、特図2は依然として図柄変動表示が継続して行われている。なお、本実施形態では、特図2において「特図g」が表示されて小当りとなった場合に、図225(j)に示す内容の間もたせ先読み予告演出を行うようにしたが、例えば、特図2において別の小当りの結果(例えば、「特図f」)が表示されて小当りとなった場合には、図225(j)に示す間もたせ先読み予告演出とは別の内容の間もたせ先読み読み予告演出が行われるようにしてもよく、例えば、図226(j’)に示すように、間もたせ先読み予告演出としてサボハニ群が出現する演出が行われるようにしてもよい。また、小当りとなる場合に停止した特図の種類に関係なく同じ内容の間もたせ演出が実行されるようにしてもよい。この場合において、例えば、小当りの種類によって或るキャラクタや文字の色を異ならせるようにしてもよい。また、小当りの種類によって、実行される先読み予告の信頼度が異なるようにしてもよい。また、小当りの種類と実行される先読み予告の内容で当該先読み予告の信頼度が異なるようにしてもよい。
図225(l)では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、特図2は依然として図柄変動表示が継続して行われている。
その後、図225(m)では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾4」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。
その後、図225(n)に示すように、中図柄表示領域208bに「装飾4」の装飾図柄が停止表示され、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。また、このとき、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281の表示は消去されており、第4図柄・保留数表示領域284やミニ図柄のみ表示されている。なお、ミニ図柄は、図柄が確定表示されるまで、いずれの図柄についても変動表示が継続して行われる。
その後、図225(o)に示すように、「再抽選!!」の文字の表示とともに装飾図柄が再度変動表示を開始し、再抽選演出が行われる。この再抽選演出では、大当りとなって当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確変状態に移行することが確定する装飾図柄の組合せである「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7―装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せが最終的に表示されることに対する期待感を煽っている。
その後、図225(p)に示すように、装飾図柄の組合せが、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの組合せから変化せず、再抽選演出に失敗した様子が示されている。その後、図225(q)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、図225(q)に示す特図1の第4図柄(丸形の図形)は「○」で停止表示するとともに、ミニ図柄も「444」の組合せで停止表示される。この図225(q)では、背景は非表示になっているが、実際には、デフォルトとは異なる背景画像が表示されている。やがて、図225(r)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「チャレンジ大当り」の文字表示がなされ、「右打ちしてね!」の文字を表示して右打ちを促している。
このように、本実施形態では、特図1の図柄変動表示中に特図2で小当りが発生し、特図1の図柄変動表示が中断する場合であって、特図1の保留に先読みの対象が存在し、これに基づいて先読み予告が行われる場合に、間もたせ演出で先読み予告が行われることで、遊技者に図柄が停止表示するまでの時間を楽しませることができるとともに、大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、図225に示す間もたせ先読み予告演出が行われた場合に、必ず大当りとなるようにしてもよいし、はずれる場合があってもよい。また、この演出例では、特図2が小当りとなることによって進行が中断される特図1の図柄変動表示がはずれである場合の演出例について示したが、特図2が小当りとなることによって進行が中断される特図1の図柄変動表示が大当りとなる場合には、間もたせ先読み予告演出が行われないようにしており、すなわち、装飾図柄の揺れ変動表示が開始してから特図1が確定表示するまで、当該装飾図柄の揺れ変動表示が継続して行われることとなる。また、本実施形態では、特図1の図柄変動表示中に特図2で小当りが発生する場合において、当該図柄変動表示中の特図1の結果が大当りとなる場合には、間もたせ演出(間もたせ先読み予告演出)を実行せず、揺れ変動が開始した後は、特図1の図柄が停止表示するまで、揺れ変動を継続するようにしているが、間もたせ演出(間もたせ先読み予告演出)を実行するようにしてもよい。また、この演出例において、例えば、複数回連続する先読み予告演出としての連続予告や、複数回継続する先読み予告演出としての先読みモードが間もたせ先読み予告演出よりも先に実行が開始され、これらの先読み予告演出の実行中に間もたせ先読み予告演出が重畳的に実行される場合があってもよい。
次に、図226(a)〜同図(h)を参照して、通常遊技状態において、特図2が大当りとなる図柄変動表示の実行中に特図1の図柄変動表示が開始した場合の演出の一例について説明する。
図226には、装飾図柄表示装置208が示されており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216については図示を省略している。
図226(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾5−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図226(a)に示す状態では、特図1は停止表示されている状態であるが、特図2は図柄変動表示中であり、装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄・保留数表示領域284では、その旨を示すように、特図1の図柄変動中報知領域では「×」が表示されており、特図2の図柄変動中報知領域では、図柄変動表示中を示す「−」が表示されている。なお、実行中の特図2の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示である。
さらに、図226(a)に示す制御状態(遊技状態)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であるので、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や、第4図柄・保留数表示領域284における特図1の保留数表示の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や第4図柄・保留数表示領域284における特図2の保留数表示によって表される。なお、図226(a)に示すタイミングでは、特図1の保留数は0であり、特図2の保留数は2となっている。
その後、図226(b)に示すタイミングで第1特図始動口(上)230に遊技球が入賞すると、図226(c)に示すように、特図2表示装置214における図柄変動表示と並行して、特図1表示装置212において図柄変動表示が開始される。
すると、図226(d)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が縮小して表示画面の右下隅部に移動するとともに、特図2の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることを予告する「大当り準備中!!」の文字が表示画面の中央に大きく表示される。本実施形態では、通常遊技状態においては、特図2の図柄変動時間が10分程度と極めて長く、そのため、遊技者は、特図2に大当りとなる図柄変動表示が含まれているにもかかわらず、これに気付かず、遊技をやめてしまうということがあり、当該遊技者にとって不利益を被る場合がある。本実施形態では、このように遊技者に不利益を被らないよう、例えば、大当りとなる特図2の図柄変動表示の実行中に、特図1の図柄変動表示が開始した場合に、特図2の図柄変動表示の結果が大当りとなることを報知するようにしている。また、このように構成することで、無駄打ちを防止できる場合がある。また、本実施形態では、一瞬、装飾図柄の変動表示が表示されてから「大当り準備中!!」の表示を行うので、大きい装飾図柄で一旦変動表示が行われてから大当り準備中になることで遊技者を驚かせることができる場合がある。また、装飾図柄の変動表示が開始されることなく「大当り準備中!!」の表示を行うようにしてもよい。このようにした場合、大きい装飾図柄で一旦変動表示が行われることなく準備中になることで、先の変動の続きだったのかどうか錯覚させるようにして保留1つ分得した気分にさせることができる場合がある。なお、図226(d)に示すタイミングでは、特図1の保留が1つ増加しており、保留アイコンh11が1つ表示されている。
その後、図226(e)に示すタイミングで、特図1の図柄変動表示がはずれ図柄(「特図C」)で停止表示し、装飾図柄もこれに合わせて「特図194−特図195−特図1」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示する。また、表示画面の左上隅部に表示されているミニ図柄も、停止表示された装飾図柄に合わせて「341」で停止表示している。なお、特図2の図柄変動表示は、依然として継続しており、また、「大当り準備中!!」の文字の表示も依然として継続している。
その後、図226(f)に示すタイミングで、保留されていた特図1の図柄変動表示が開始される。このとき、装飾図柄も特図1の図柄変動表示に合わせて変動表示を開始している。一方、特図2の図柄変動表示は、依然として継続しており、また、「大当り準備中!!」の文字の表示も依然として継続している。そのため、先読み予告(連続予告)が行われているように見せることができる場合がある。
その後、特図2の図柄変動時間が経過し、図226(g)に示すタイミングでは、特図2が大当り図柄(例えば、「特図b」)で停止表示した様子が示されている。これに合わせて、第4図柄・保留数表示領域284の特図2の図柄変動中報知領域では「○」が表示されている。また、このとき、実行中の特図1の図柄変動表示の結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、ミニ図柄もこれに合わせて「417」で停止表示している。その後、図226(h)に示す装飾図柄表示装置208では、大当りとなったことを示す「チャレンジ大当り」の文字とともに「右打ちしてね!」の文字が表示され、遊技者に右打ちして大当り発生ゲート252への遊技球の通過を促している。その後、遊技球が大当り発生ゲート252を通過すると大当り遊技が開始する。
このように、本実施形態では、特図1の図柄変動表示中に特図2で大当りとなった場合には、その時点で特図1の図柄変動表示の結果が破棄されて、はずれ図柄が表示されることとなる。なお、特図1において保留されている図柄変動表示が存在する場合には、特図2での大当りに係る大当り遊技が終了した後で順次消化されることとなる。なお、特図2の図柄変動表示中に特図1で大当りとなった場合も同様に、特図1で大当りとなった時点で特図2の図柄変動表示の結果が破棄されて、はずれ図柄が表示されることとなる。また、本実施形態では、同時変動機に適用する例について説明したが、他のタイプのパチンコ機についても適用可能であり、例えば、1種2種混合機に適用することも可能である。
次に、図227(1a)〜同図(1h)を参照しながら、確変状態において、特図2の図柄変動表示中に特図1で大当りが発生した場合の演出例について説明する。なお、図227でも、装飾図柄表示装置208のみ図示し、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216の図示を省略している。
図227(1a)は、確変状態において図柄変動表示が行われている様子が示されている。なお、上述したように、本実施形態に係るパチンコ機100は、特図1と特図2が同時に図柄変動表示をすることが可能な同時変動機であるため、特図1の図柄変動表示と特図2の図柄変動表示の両方が並行して行われている。そして、確変状態では、通常遊技状態あるいは電サポ状態とは異なり、特図2の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われる。
図227(1a)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りRUSH中(すなわち、確変状態中)であることを示す「小当りRUSH中」の文字が「0480pt」と表示されている総獲得賞球数の表示の上方に表示されている。また、表示画面の左上隅部にはミニ図柄及び右打ちを指示する右打ち表示が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図227(1a)に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)である。この確変状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。なお、確変状態における装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値の他、特図2の保留アイコンの数によっても表され、特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図1の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。
図227(1a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh21,h22、h23はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図227(1a)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図1の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図227に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)であるため、特図2始動口232へ入賞させることで、特図2の変動表示を多く実行させるためである。
図227(1b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1がはずれ図柄(「特図C」)で停止表示している様子が示されている。これに合わせて、第4図柄・保留数表示領域284の特図1の図柄変動中報知領域では、はずれ図柄で停止表示したことを示す「×」が表示されている。一方、特図2では図柄変動表示が依然として継続しており、装飾図柄も特図2の図柄変動表示に合わせて変動表示している。
その後、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化され、図227(1c)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示が開始されている様子が示されている。なお、この特図1の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示である。
図227(1d)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の図柄変動表示が終了した様子が示されている。図227(1d)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の中央に表示されている装飾図柄も「装飾6−装飾3−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「638」で停止表示している。一方、特図1の図柄変動表示は依然として継続している。
その後、保留されている特図2の図柄変動表示が1つ消化されて特図2の図柄変動表示が開始した後、図227(1e)に示すタイミングで、変動表示中の装飾図柄の上方に「大当り接近中!!」という文字が表示され、特図1で大当りとなることの予告報知がなされている。これにより、遊技者は、大当りとなることが認識でき、大当りに対する期待感を一層高めるとともに、無駄打ちを防止することができる場合がある。なお、変動表示中の装飾図柄の表示態様を変化させて特図1の大当りを予告するようにしてもよい。その後、図227(1f)に示すように、変動表示中の装飾図柄が表示画面の右上隅部に移動して縮小表示される一方、「大当り接近中!!」の文字が拡大表示される。
その後、特図1の図柄変動時間が経過し、図227(1g)に示すタイミングでは、特図1が大当り図柄(例えば、「特図B」)で停止表示した様子が示されている。これに合わせて、第4図柄・保留数表示領域284の特図1の図柄変動中報知領域では「○」が表示されている。また、このとき、実行中の特図2の図柄変動表示の結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。これに合わせて、装飾図柄表示装置208では、「装飾0−装飾3−装飾4」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、ミニ図柄もこれに合わせて「034」で停止表示している。その後、図227(1h)に示す装飾図柄表示装置208では、大当りとなったことを示す「チャレンジ大当り」の文字とともに「右打ちしてね!」の文字が表示され、遊技者に右打ちして大当り発生ゲート252への遊技球の通過を促している。その後、遊技球が大当り発生ゲート252を通過すると大当り遊技が開始する。
このように、本実施形態では、特図2の図柄変動表示中に特図1で大当りとなった場合には、その時点で特図2の図柄変動表示の結果が破棄されて、はずれ図柄が表示されることとなる。なお、特図2において保留されている図柄変動表示が存在する場合には、特図1での大当りに係る大当り遊技が終了した後で順次消化されることとなる。なお、特図1の図柄変動表示中に特図2で大当りとなった場合も同様に、特図2で大当りとなった時点で特図1の図柄変動表示の結果が破棄されて、はずれ図柄が表示されることとなる。
次に、図227(2a)〜同図(2e)を参照しながら、確変状態において、特図1で大当りが発生した場合の演出例について説明する。なお、この演出例では、特図2の図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていない状態となっており、図227(2a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われていない待機状態の表示となっている。
図227(2a)は、確変状態において特図1のみが図柄変動表示している様子が示されている。なお、確変状態では、通常遊技状態あるいは電サポ状態とは異なり、特図2の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われるため、特図1の図柄変動表示に合わせた演出表示は行われていない。
図227(2a)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りRUSH中(すなわち、確変状態中)であることを示す「小当りRUSH中」の文字が「0480pt」と表示されている総獲得賞球数の表示の上方に表示されている。また、表示画面の左上隅部にはミニ図柄及び右打ちを指示する右打ち表示が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図227(2a)に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)である。この確変状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。なお、確変状態における装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値の他、特図2の保留アイコンの数によっても表され、特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図1の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。
図227(2a)に示すように、特図2では保留されている図柄変動表示がないため、特図2の保留アイコン表示領域282には保留アイコンが1つも表示されておらず、また、特図2の図柄変動表示も行われていないので、変動アイコン表示領域280においても変動アイコンが表示されていない。また、特図1の保留アイコン表示領域にも、一つも保留アイコンが表示されていない。こちらは、上述のごとく、図227に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)であるため、特図2始動口232へ入賞させることで、特図2の変動表示を多く実行させるためである。
図227(2b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1がはずれ図柄(「特図C」)で停止表示している様子が示されている。これに合わせて、第4図柄・保留数表示領域284の特図1の図柄変動中報知領域では、はずれ図柄で停止表示したことを示す「×」が表示されている。一方、特図2では依然として図柄変動表示が開始されておらず、装飾図柄も「装飾0−装飾3−装飾4」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示した状態となっている。
その後、保留されている特図1の図柄変動表示が1つ消化され、図227(2c)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の図柄変動表示が開始されている様子が示されている。なお、この特図1の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示である。この演出例では、特図1の図柄変動表示が開始された後も、大当りに関する何らの予告表示も行っていないが、予告表示を行うようにしてもよい。
その後、特図1の図柄変動時間が経過し、図227(2d)に示すタイミングでは、特図1が大当り図柄(例えば、「特図B」)で停止表示した様子が示されている。これに合わせて、第4図柄・保留数表示領域284の特図1の図柄変動中報知領域では「○」が表示されている。一方、特図2では依然として図柄が停止表示された状態であるため、装飾図柄も「装飾0−装飾3−装飾4」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示した状態となっている。その後、図227(2e)に示す装飾図柄表示装置208では、大当りとなったことを示す「チャレンジ大当り」の文字が表示されるが、特図2の図柄変動表示が行われていないということは、右打ちが行われていない場合があるため、遊技者に注意喚起すべく、「右打ちして大当り発生ゲートを通過させろ!」という文字を表示して右打ちを促している。その後、遊技球が大当り発生ゲート252を通過すると大当り遊技が開始する。
次に、確変遊技状態において小当りが保留連チャンした場合の演出の一例について、図228を参照しながら説明する。なお、図228は、装飾図柄表示装置を中心とした総獲得賞球数表示に関する演出の一例を段階的に示す図である。なお、図228でも、装飾図柄表示装置208のみ図示し、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216の図示を省略している。
図228(a)に示す装飾図柄表示装置208では、初回大当りを含めて35回の小当り及び大当りが発生しており、表示画面の左下隅部には「35回目」の文字が表示された連チャン数表示が表示されている。また、図228(a)に示すタイミングでは、確変状態において特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。一方、特図1の図柄変動表示は行われておらず、また保留されている図柄変動表示もない。そして、確変状態では、通常遊技状態あるいは電サポ状態とは異なり、特図2の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われる。
また、図228(a)に示す装飾図柄表示装置208には、確変状態であることを示す「小当りRUSH中」の文字が表示画面の右下部分に表示されているとともに、その下方には、総獲得賞球数表示として「12215pt」が表示されており、初回大当りから可変入賞口(第1可変入賞口234a,第2可変入賞口235a)への入賞により12215個の賞球を獲得していることが示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図228に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)である。この確変状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。なお、通常遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値の他、特図2の保留アイコンの数によっても表され、特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図1の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。
図228(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図1の保留アイコンh21,h22、h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、1つ目の保留と3つ目の保留は、小当りとなる図柄変動表示であり、図228(a)では、説明の便宜のため、小当りとなる図柄変動表示である1つ目及び3つ目の特図2の保留アイコンh21,h23にハッチングを施して示したが、実際には、他の特図2の保留アイコンh22,h24と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。
一方、特図1の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図228に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)であるため、特図2始動口232への入賞させることで、特図2の変動表示を多く実行させるためである。
図228(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の図柄変動表示が終了した様子が示されている。図228(b)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の中央に表示されている装飾図柄も「装飾6−装飾3−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「638」で停止表示している。
図228(c)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りとなる特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。なお、本実施形態では、「小当りRUSH中」の表示に換えて「チャンス!」の文字を表示して当り(小当りあるいは大当り)となることを予告している。なお、「チャンス!」の文字を表示しないようにしてもよいし、「チャンス!」の文字を表示しない場合があってもよいし、小当りあるいは大当りとなる図柄変動表示中では、「チャンス!」の文字が必ず表示されるようにしてもよい。
その後、図228(d)に示すタイミングで、小当り図柄(「特図g」)が停止表示し、これに合わせて「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せが停止表示する。また、ミニ図柄も停止表示された装飾図柄に合わせて「666」で停止表示している。なお、第4図柄・保留数表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、「△」が停止表示されており、小当りとなったことが示されている。
図228(e)に示す装飾図柄表示装置208では、小当り遊技が開始した様子が示されている。小当り遊技が開始すると、表示画面の中央に「SMALLボーナス!」の文字が表示され、小当り遊技(あるいは、小当り遊技に見せかけた3R大当り遊技)が行われていることを報知するとともに、表示画面の左下部分に表示されている連チャン数表示が「36回目」に更新され、36連チャン目であることが報知される。また、表示画面の左上では、小当りとなったときの装飾図柄の組合せである「装飾6」が表示され、「装飾6−装飾6−装飾6」の当りの組合せが表示されたことが報知されている。
図228(f)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放により1つの遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、15個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは150個の賞球の獲得が期待できることを示す「15/150get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点では、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
図228(g)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aに10個の遊技球が入球したことにより小当り遊技が終了した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放の繰り返しにより10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、150個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは150個の賞球の獲得が期待できることを示す「150/150get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点においても、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。また、この演出例では、保留されている特図2の図柄変動表示に小当りが含まれており、これを予告する「W−UPチャンス!」の文字が「SMALLボーナス!」の文字にオーバーラップして表示され、遊技者に保留連チャンが発生することを予告報知している。
その後、小当り遊技が終了して、特図2の図柄変動表示が開始すると、図228(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態が継続していることを示す「小当りRUSH継続!」の文字が表示されるともに、装飾図柄が小さく表示されて表示画面の右上部分に移動して変動表示が開始されている様子が示されている。また、この演出例では、保留連チャンが行われることから、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示のカウントアップは行われずに反転表示がなされ、カウントアップの表示が留保されていることを報知している。すなわち、小当り発生前の総獲得賞球数である「12215pt」のままとなっている。また、「W−UPチャンス!」の文字表示も継続して表示されている。このように、本実施形態では、小当り遊技中に獲得した賞球数を当該小当り遊技中に加算せず、さらに、保留連チャンが発生する場合には、小当り遊技が終了した後の図柄変動表示が開始した後であっても加算が留保される。これにより、遊技者に保留連チャンに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、本実施形態では、総獲得賞球数のカウントアップを行わない場合は反転表示を行うようにして、その旨を報知するようにしたが、他の表示態様で表示するようにしてもよく、例えば、モザイク表示を行い、現在の総獲得賞球数を特定困難にしてもよい。
図228(i)に示す装飾図柄表示装置208は、小当り遊技の終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が終了したときの様子を示している。図228(i)に示すように、本実施形態では、小当り遊技(あるいは、大当り遊技)の終了後でも、特図2の4回の図柄変動表示が終了するまで、「小当りRUSH継続!」の文字を継続して表示するようにするとともに、「W−UPチャンス!」の文字の表示も継続して行うことで、小当り遊技が終了してから確変状態にスムーズに移行しているように見せる演出を行っている。なお、図228(i)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の右上部分に表示されている装飾図柄も「装飾7−装飾1−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「718」で停止表示している。
図228(j)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りが終了して特図2の2回目の図柄変動表示が行われている様子が示されている。この図柄変動表示は、小当りとなる図柄変動表示である。その後、図228(k)に示すように、この演出例では、小当り中において保留されている図柄変動表示が全て消化される前に、表示画面の右上部分に小さく表示されていた装飾図柄が中央まで移動して拡大表示される。このとき、「W−UPチャンス!」の文字に変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしているが、変動表示中の装飾図柄が「W−UPチャンス!」の文字にオーバーラップされてもよい。なお、総獲得賞球数の表示は依然としてカウントアップが留保された状態となっている。
その後、図228(l)に示すタイミングで、小当り図柄(「特図g」)が停止表示し、これに合わせて「装飾8−装飾8−装飾8」の装飾図柄の組合せが停止表示する。また、ミニ図柄も停止表示された装飾図柄に合わせて「888」で停止表示している。なお、第4図柄・保留数表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、「△」が停止表示されており、小当りとなったことが示されている。すなわち、小当りの保留連チャンが発生した様子が示されている。
図228(m)に示す装飾図柄表示装置208では、小当り遊技が開始した様子が示されている。小当り遊技が開始すると、表示画面の中央に「SMALLボーナス!」の文字が表示され、小当り遊技が行われていることを報知するとともに、表示画面の左下部分に表示されている連チャン数表示が「37回目」に更新され、37連チャン目であることが報知される。また、表示画面の左上では、小当りとなったときの装飾図柄の組合せである「装飾8」が表示され、「装飾8−装飾8−装飾8」の当りの組合せが表示されたことが報知されている。
図228(n)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放により1つの遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、15個の賞球が獲得されて、前回の小当りで獲得した賞球数と合わせて165個の賞球を獲得したことを示すとともに、今回の小当りでは前回の小当りと合わせて300個の賞球の獲得が期待できることを示す「165/300get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。すなわち、保留連チャンが発生した場合は、前回の当りのときに獲得した賞球数と合算した賞球数を報知するようにしている。なお、この時点では、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
図228(o)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aに10個の遊技球が入球したことにより小当り遊技が終了した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放の繰り返しにより10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、前回の小当りの際に獲得した150個と合算して300個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは前回の小当りと合わせて300個の賞球の獲得が期待できることを示す「300/300get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点においても、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
その後、小当り遊技が終了して、特図2の図柄変動表示が開始すると、図228(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態が継続していることを示す「小当りRUSH継続!」の文字が表示されるともに、装飾図柄が小さく表示されて表示画面の右上部分に移動して変動表示が開始されている様子が示されている。また、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示がカウントアップするアニメーションを開始し、2回の小当り遊技において獲得した300個の賞球が加算される様子が示されている。このように、本実施形態では、保留連チャンが発生する場合には、1回目の小当り遊技が終了した後では獲得した賞球数を加算して表示せず、2回目の小当り(すなわち、保留連チャンした小当り)に係る小当り遊技で獲得した賞球数と合わせて当該小当り遊技の終了後にまとめて加算するようにしている。これにより、大量の賞球を獲得した感覚を遊技者に持たせることができる場合がある。その後は、図215(m)〜同図(p)に示す要領で総獲得賞球数の表示のカウントアップを行い、その結果、図228(q)に示すように、「12215pt」に300個の賞球数が加算された「12515pt」が表示される。
なお、この演出例では、小当りが保留連チャンした例について示したが、例えば、3R確変大当り等の見た目が小当りを同様の大当りについても同様の保留連チャン演出(例えば、「W−UPチャンス!」の表示等)を行うようにしてもよい。このように構成すると、大当りと小当りとの区別を困難にして遊技にメリハリを持たせることができる場合がある。
次に、確変遊技状態において小当りした後、大当りが保留連チャンした場合の演出の一例について、図229を参照しながら説明する。なお、図229は、装飾図柄表示装置を中心とした総獲得賞球数表示に関する演出の一例を段階的に示す図である。なお、図229でも、装飾図柄表示装置208のみ図示し、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216の図示を省略している。
図229(a)に示す装飾図柄表示装置208では、初回大当りを含めて35回の小当り及び大当りが発生しており、表示画面の左下隅部には「35回目」の文字が表示された連チャン数表示が表示されている。また、図229(a)に示すタイミングでは、確変状態において特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。一方、特図1の図柄変動表示は行われておらず、また保留されている図柄変動表示もない。そして、確変状態では、通常遊技状態あるいは電サポ状態とは異なり、特図2の図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われる。
また、図229(a)に示す装飾図柄表示装置208には、確変状態であることを示す「小当りRUSH中」の文字が表示画面の右下部分に表示されているとともに、その下方には、総獲得賞球数表示として「12215pt」が表示されており、初回大当りから可変入賞口(第1可変入賞口234a,第2可変入賞口235a)への入賞により12215個の賞球を獲得していることが示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が現れている。
さらに、図229に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)である。この確変状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。なお、通常遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数や特図2の保留数表示領域に示される数値の他、特図2の保留アイコンの数によっても表され、特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数や特図1の保留数表示領域に示される数値によって表される。なお、特図1の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。
図229(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図1の保留アイコンh21,h22、h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、1つ目の保留は、小当りとなる図柄変動表示であり、3つ目の保留は、大当りとなる図柄変動表示である。図229(a)では、説明の便宜のため、小当りとなる図柄変動表示である1つ目の保留アイコンh21にハッチングを施し、大当りとなる図柄変動表示である3つ目の保留アイコンh23にはクロスハッチングを施して示したが、実際には、他の特図2の保留アイコンh22,h24と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。
一方、特図1の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図229に示す制御状態(遊技状態)は、確変状態(特図高確率普図低確率状態)であるため、特図2始動口232への入賞させることで、特図2の変動表示を多く実行させるためである。以下、図229(a)〜同図(f)は、保留されている3つ目の特図2の図柄変動表示が大当りとなる点で異なるほかは、図228(a)〜同図(f)と同様であるため、説明を省略する。
図229(g)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aに10個の遊技球が入球したことにより小当り遊技が終了した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの短開放の繰り返しにより10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、150個の賞球が獲得されるとともに、今回の小当りでは150個の賞球の獲得が期待できることを示す「150/150get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。なお、この時点においても、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。また、この演出例では、保留されている特図2の図柄変動表示に大当りが含まれており、これを予告する「大ボーナス超激熱!」の文字が「SMALLボーナス!」の文字にオーバーラップして表示され、遊技者に保留連チャンが発生することを予告報知している。
その後、小当り遊技が終了して、特図2の図柄変動表示が開始すると、図229(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態が継続していることを示す「小当りRUSH継続!」の文字が表示されるともに、装飾図柄が小さく表示されて表示画面の右上部分に移動して変動表示が開始されている様子が示されている。また、この演出例では、保留連チャンが行われることから、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示のカウントアップは行われずに反転表示がなされ、カウントアップの表示が留保されていることを報知している。すなわち、小当り発生前の総獲得賞球数である「12215pt」のままとなっている。また、「大ボーナス超激熱!」の文字表示も継続して表示されている。このように、本実施形態では、小当り遊技中に獲得した賞球数を当該小当り遊技中に加算せず、さらに、保留連チャンが発生する場合には、小当り遊技が終了した後の図柄変動表示が開始した後であっても加算が留保される。これにより、遊技者に保留連チャンに対する期待感を持たせることができる場合がある。
図229(i)に示す装飾図柄表示装置208は、小当り遊技の終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が終了したときの様子を示している。図229(i)に示すように、本実施形態では、小当り遊技(あるいは、大当り遊技)の終了後でも、特図2の4回の図柄変動表示が終了するまで、「小当りRUSH継続!」の文字を継続して表示するようにするとともに、「大ボーナス超激熱!」の文字の表示も継続して行うことで、小当り遊技が終了してから確変状態にスムーズに移行しているように見せる演出を行っている。なお、図229(i)に示すタイミングでは、特図2がはずれの結果で表示されており、これに合わせて表示画面の右上部分に表示されている装飾図柄も「装飾7−装飾1−装飾8」のはずれの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、ミニ図柄もこれに合わせて「718」で停止表示している。
図229(j)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りが終了して特図2の2回目の図柄変動表示が行われている様子が示されている。この図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示である。その後、図229(k)に示すように、この演出例では、小当り中において保留されている図柄変動表示が全て消化される前に、表示画面の右上部分に小さく表示されていた装飾図柄が中央まで移動して拡大表示され、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾3」が停止表示してリーチ演出が開始される。このとき、「大ボーナス超激熱!」の文字に変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしているが、変動表示中の装飾図柄が「大ボーナス超激熱!」の文字にオーバーラップされてもよい。なお、総獲得賞球数の表示は依然としてカウントアップが留保された状態となっている。
その後、図229(l)に示すタイミングで、大当り図柄(「特図e」)が停止表示し、これに合わせて「装飾3−装飾3−装飾3」の10R確変大当り確定であることを報知する大当りの装飾図柄の組合せが停止表示する。また、ミニ図柄も停止表示された装飾図柄に合わせて「333」で停止表示している。なお、第4図柄・保留数表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、「○」が停止表示されており、大当りとなったことが示されている。すなわち、大当りの保留連チャンが発生した様子が示されている。やがて、図229(m)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「大チャンス大当り」の文字表示がなされるとともに、表示画面の左下部分に表示されている連チャン数表示が「37回目」に更新され、37連チャン目であることが報知される。
図229(n)に示す装飾図柄表示装置208では、1ラウンド目の遊技が行われている様子が示されている。1ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央やや左側にマチ子先生のキャラクタとともに「大チャンスおめでとう!」の文字が表示され、10R確変大当りとなったことを祝福している。そして、表示画面の左上隅部には、大当りとなった際の大当り装飾図柄である「装飾3」が表示されている。また、表示画面の中央上部には、ラウンド数表示として現在のラウンド数である「1R」の表示が表示されている。また、図229(n)に示すタイミングでは、第2可変入賞口235aのシャッタ部材2351aの開放により2個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球し、30個の賞球が獲得されて、前回の小当りで獲得した賞球数と合わせて180個の賞球を獲得したことを示すとともに、今回の大当りでは前回の小当りと合わせて1650個の賞球の獲得が期待できることを示す「180/1650get!」の文字がラウンド数の表示の下方に表示されている。すなわち、保留連チャンが発生した場合は、前回の当りのときに獲得した賞球数と合算した賞球数を報知するようにしている。なお、この時点では、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
図229(o)は、10ラウンド目において10個の遊技球が第2可変入賞口235aに入球したことにより10ラウンド目が終了、大当り終了演出が行われている様子が示されている。今回の大当りは、10R確変大当りであるため、確変状態が継続することを示す「小当りRUSH継続!」の文字が表示される。なお、今回の大当り遊技では、或るラウンド(例えば、3ラウンド目)で第2可変入賞口235aに11個の遊技球が入球してオーバー入賞が発生しており、前回の小当りの際に獲得した150個と合算して1665個の賞球が獲得されるとともに、今回の大当りでは前回の小当りと合わせて1650個の賞球の獲得が期待できることを示す「1665/1650get!」の文字が、表示画面の中央上部に表示されている。すなわち、オーバー入賞して発生した賞球の数も含まれているので、前回の小当りと今回の大当りで獲得が期待される賞球数よりも実際に獲得した賞球数の方が多く表示されることとなる。なお、オーバー入賞して発生した賞球数を含めないようにしてもよい。また、この時点においても、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示に対する加算は行われていない。
その後、大当り遊技が終了して、特図2の図柄変動表示が開始すると、図229(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「小当りRUSH継続!」の文字が継続して表示されるともに、装飾図柄が小さく表示されて表示画面の右上部分に移動して変動表示が開始されている様子が示されている。また、表示画面の右下部分に表示されている総獲得賞球数の表示がカウントアップするアニメーションを開始し、前回の小当り遊技及び今回の大当り遊技において獲得した1665個の賞球が加算される様子が示されている。このように、本実施形態では、保留連チャンが発生する場合には、1回目の小当り遊技が終了した後では獲得した賞球数を加算して表示せず、その後に発生した大当り2(すなわち、保留連チャンした大当り)に係る大当り遊技で獲得した賞球数と合わせて当該小当り遊技の終了後にまとめて加算するようにしている。これにより、大量の賞球を獲得した感覚を遊技者に持たせることができる場合がある。その後は、図215(m)〜同図(p)に示す要領で総獲得賞球数の表示のカウントアップを行い、その結果、図229(q)に示すように、「12215pt」に1665個の賞球数が加算された「13880pt」が表示される。なお、この演出例では、加算する賞球数が1665個と多いため、大当り遊技が終了してから、例えば、9回目の図柄変動表示の実行中までアニメーションが継続している様子が示されている。この場合、4つの図柄変動表示の保留が消化されても、総獲得賞球数のカウントアップが完了するまで、装飾図柄を表示画面の右上部分に小さく表示するのを継続するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、保留連チャンが発生する場合に、前の当り(大当り・小当り)に係る大当り遊技(小当り遊技)で獲得した賞球数について、総獲得賞球数の表示にカウントせず、後の当りに係る大当り遊技(小当り遊技)で獲得した賞球数とまとめて、当該後の当りに係る当り遊技の終了後にカウントアップするようにしたが、例えば、確変機にあっては、確変により次回の大当りが確約されている場合には、前の確変大当りに係る大当り遊技で獲得した賞球数について、総獲得賞球数の表示にカウントせず、後の大当りが通常大当りであった場合に当該大当りに係る大当り遊技が終了した後で、獲得した賞球数をまとめて総獲得賞球数の表示にカウントアップするようにしてもよい。
また、この演出例では、保留内に2連チャンが発生する場合の例について説明したが、保留連チャンが3連チャン以上する場合も同様に、最後に発生する保留連チャンでの当り(大当り・小当り)にかかる当り遊技が終了した後で、これらの一連の当り遊技において獲得した賞球数をまとめて総獲得賞球数の表示にカウントアップするようにしてもよい。
また、本実施形態では、図228及び図229において小当りの保留連チャンの演出例、及び、大当りの保留連チャンの演出例について説明したが、大当りの装飾図柄の組合せと小当りの装飾図柄の組合せを一部共通にしているので、例えば、大当りとなった場合と小当りとなった場合で表示上の演出を同じ態様もしくは類似する態様で行い、いずれの当りが発生したのかを識別しにくいようにしてもよい。具体的には、例えば、大当りとなった場合の演出を図228(l)〜同図(o)に示すような態様にして小当りが連チャンしたように見せるようにしたり、小当りとなった場合の演出を図229(l)〜同図(n)に示すような態様にして大当り(例えば、3R確変大当り)が連チャンしたように見せるようにすることも可能である。
また、本実施形態では、保留連チャンが発生する場合に、まとめて総獲得賞球数のカウントアップを行うようにしたが、例えば、或る条件が成立した場合に、保留連チャンが発生する場合に、まとめて総獲得賞球数のカウントアップを許容するようにしてもよく、例えば、或る回数連チャンした場合(例えば、10連チャンした場合)に、その後に保留連チャンが発生する場合に、総獲得賞球数のカウントアップをまとめて行うようにしてもよいし、遊技者によって条件を設定することができ、設定した条件が成立した場合に、総獲得賞球数のカウントアップをまとめて行うようにしてもよい。
以上の記載では、
『 複数の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
遊技球が通過したことを検出する複数の遊技球検出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択され[例えば、図198に示す主制御部メイン処理の設定変更処理(ステップS117)において、設定変更ボタン194の押下操作により複数の設定からいずれか一つに設定可能である等]、
前記複数の遊技球検出手段のうちの一の遊技球検出手段は、アウト球検出手段[例えば、アウト球検出センサSWout等]であり、
前記アウト球検出手段は、アウト口[例えば、アウト口240等]に進入した遊技球を少なくとも検出する手段であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の設定示唆演出[例えば、図216(1e)に示す、障子が開放し、「高設定!」の吹き出しとともに煙草を燻らすゴル爺のキャラクタGLGが出現し、高設定であることを遊技者に少なくとも示唆する演出等]であり、
前記第一の設定示唆演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定に関して示唆する演出であり[例えば、図216(1e)に示すように、障子が開放し、「高設定!」の吹き出しとともに煙草を燻らすゴル爺のキャラクタGLGが出現する第一設定示唆演出は設定4以上であることを示唆している等]、
第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出が開始され、
前記第一の演出実行条件は、少なくとも前記アウト球検出手段の検出結果に関連して成立する条件である[例えば、図206のステップS501において、少なくともアウト球検出センサSWoutを遊技球が通過してカウントされる設定示唆ポイント(P)が3000以上となり、示唆演出実行抽選に当選した場合に条件成立する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、演出手段は、複数の演出のみを実行可能であってもよいし、複数の演出以外にも実行可能なものがあってもよい。また、演出手段は、複数の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数の演出を実行しない場合があってもよい。
また、複数の遊技球検出手段は、遊技球が通過したことのみを検出するものであってもよいし、遊技球が通過した以外のことも検出するものであってもよい。また、複数の遊技球検出手段は、遊技球が通過したことを必ず検出するものであってもよいし、遊技球が通過したことを検出しない場合があってもよい。
また、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定のみが選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定以外の設定が選択されてもよい。また、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が必ず選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されない場合があってもよい。
また、設定変更操作が受け付けられた場合に、大当り確率のみが異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、大当り確率以外の確率も異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよい。
また、設定変更操作が受け付けられた場合にのみ、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合以外の場合にも、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよい。
また、アウト球検出手段は、アウト口に進入した遊技球のみを検出するものであってもよいし、アウト口に進入した遊技球以外の遊技球も検出するものであってもよい。また、アウト球検出手段は、アウト口に進入した遊技球を必ず検出するものであってもよいし、アウト口に進入した遊技球を検出しない場合があるものであってもよい。
また、第一の設定示唆演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関してのみ示唆するものであってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定以外の設定に関しても示唆するものであってもよい。また、第一の設定示唆演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関して必ず示唆するものであってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定に関して示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出のみが開始されてもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出以外の演出も開始されてもよい。また、第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出実行条件が成立した場合にのみ前記第一の設定示唆演出が開始されてもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合以外の場合にも前記第一の設定示唆演出が開始されてもよい。
また、第一の演出実行条件は、アウト球検出手段の検出結果に関連してのみ成立するものであってもよいし、アウト球検出手段の検出結果以外の結果にも関連して成立するものであってもよい。また、第一の演出実行条件は、アウト球検出手段の検出結果に関連して必ず成立するものであってもよいし、アウト球検出手段の検出結果に関連して成立しない場合があるものであってもよい。
また、『 複数の遊技状態のうちの一の遊技状態を開始可能な制御手段[例えば、主制御部300等]を備え、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図高確率状態)等]であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態[例えば、大当り遊技状態や、確変状態(特図高確率普図低確率状態)や、電サポ状態(特図低確率状態普図高確率状態)等]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態において前記第一の設定示唆演出が開始される場合があり、
前記第二の遊技状態において前記第一の設定示唆演出が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態のみを開始可能なものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態以外の遊技状態も開始可能であってもよい。また、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態を必ず開始するものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態を開始しない場合があってもよい。
また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態のみを開始可能なものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態も開始可能であってもよい。また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態を必ず開始するものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態を開始しない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも必ず有利な遊技状態であってもよいし、第一の遊技状態よりも不利な場合がある遊技状態であってもよい。
また、第一の遊技状態において第一の設定示唆演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の遊技状態において第一の設定示唆演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一の遊技状態において第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、第一の遊技状態において第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態においてのみ第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態においても第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において第一の設定示唆演出のみが開始される場合があってもよいし、第二の遊技状態において第一の設定示唆演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第二の遊技状態において第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、第二の遊技状態において第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態においてのみ第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態においても第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示が実行されていない期間に前記第一の設定示唆演出が開始される場合がある[例えば、図216(4b)に示すように、客待ちデモ演出中に第一設定示唆演出の実行が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄変動表示が実行されていない期間に第一の設定示唆演出のみが開始される場合があってもよいし、図柄変動表示が実行されていない期間に第一の設定示唆演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、図柄変動表示が実行されていない期間に第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、図柄変動表示が実行されていない期間に第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、図柄変動表示が実行されていない期間にのみ第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、図柄変動表示が実行されていない期間以外の期間にも第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記複数の遊技球検出手段のうちの一の遊技球検出手段は、第一の遊技球検出手段であり、
前記第一の遊技球検出手段は、或る領域[例えば、第1可変入賞口234aや、第2可変入賞口235aや、第1特図始動口(上)230や、第1特図始動口(下)231や、第2特図始動口232や、普図始動口228や、大当り発生ゲート252等]に進入した遊技球を検出する手段であり、
前記第一の演出実行条件は、前記第一の遊技球検出手段の検出結果にも関連して成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の遊技球検出手段は、或る領域に進入した遊技球のみを検出するものであってもよいし、或る領域以外の領域に進入した遊技球も検出するものであってもよい。また、第一の遊技球検出手段は、或る領域に進入した遊技球を必ず検出するものであってもよいし、或る領域に進入した遊技球を検出しない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出実行条件は、第一の遊技球検出手段の検出結果にも関連してのみ成立するものであってもよいし、第一の遊技球検出手段の検出結果以外の結果にも関連して成立するものであってもよい。また、第一の演出実行条件は、第一の遊技球検出手段の検出結果にも必ず関連して成立するものであってもよいし、第一の遊技球検出手段の検出結果にも関連して成立しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで前記第一の設定示唆演出が開始される場合があり[例えば、図216(1e)に示すように、条件が成立した時点で第一設定示唆演出が実行されている等]、
前記第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで前記第一の設定示唆演出が開始される場合があり[例えば、図216(5c)に示すように、条件が成立したがSPリーチ中である場合には、SPリーチが終了した後で第一設定示唆演出が実行されている等]、
前記第一のタイミングと前記第二のタイミングは、異なるタイミングである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで第一の設定示唆演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで第一の設定示唆演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングでのみ第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミング以外のタイミングでも第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出実行条件が成立した場合にのみ第一のタイミングで第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合以外の場合にも第一のタイミングで第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで第一の設定示唆演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで第一の設定示唆演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングでのみ第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミング以外のタイミングでも第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出実行条件が成立した場合にのみ第二のタイミングで第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出実行条件が成立した場合以外の場合にも第二のタイミングで第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、第一のタイミングと第二のタイミングは、一部が異なるタイミングであってもよいし、第一のタイミングと第二のタイミングは、全部が異なるタイミングであってもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出[例えば、図217(1a)に示すサボハニ群の表示等]であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出[例えば、大当り終了演出等]の実行中に開始される場合がある演出であり、
前記第一の設定示唆演出と前記第二の設定示唆演出の両方が実行されている状態となる場合がある[例えば、図217(1a)に示すようにサボハニ群の表示と第一設定示唆演出とが同時に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行中にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に必ず開始されるものであってもよいし、或る演出の実行中に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出の両方のみが実行されている状態となる場合があってもよいし、第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出の両方以外の演出も実行されている状態となる場合があってもよい。また、第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出の両方が必ず実行されている状態となってもよいし、第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出の両方が実行されていない状態となる場合があってもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出[例えば、図217(2a)に示すサボハニ群の表示等]であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出[例えば、大当り終了演出等]の実行中に開始される場合がある演出であり、
前記第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間(以下、「或る期間[例えば、大当り終了演出が実行されている期間等]」という。)に前記第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で前記第一の設定示唆演出が開始される[例えば、図217(2a)〜同図(2b)に示すように、大当り終了演出が実行されている期間では第一設定示唆演出は実行開始されず、大当り終了演出が終了した後で第一設定示唆演出の実行が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、或る演出の実行中以外にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に必ず開始されるものであってもよいし、或る演出の実行中に開始されない場合があるものであってもよい。
また、或る期間(第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間)に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出のみが開始されてもよいし、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出以外の演出も開始されてもよい。また、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出が必ず開始されてもよいし、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後でのみ第一の設定示唆演出が開始されてもよいし、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後以外でも第一の設定示唆演出が開始されてもよい。また、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合にのみ、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出が開始されてもよいし、或る期間に第一の演出実行条件が成立した場合以外の場合にも、該或る期間が経過した後で第一の設定示唆演出が開始されてもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出[例えば、図217(2a)に示すサボハニ群の表示等]であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出[例えば、大当り終了演出等]の実行中に開始される場合がある演出であり、
前記第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間[例えば、大当り終了演出が実行されている期間等]に前記第一の演出実行条件が成立した場合は、前記第一の設定示唆演出が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行中にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に必ず開始されるものであってもよいし、或る演出の実行中に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、第一の設定示唆演出のみが開始されなくてもよいし、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、第一の設定示唆演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、第一の設定示唆演出が必ず開始されなくてもよいし、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合は、第一の設定示唆演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合にのみ、第一の設定示唆演出が開始されなくてもよいし、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に第一の演出実行条件が成立した場合以外の場合にも、第一の設定示唆演出が開始されなくてもよい。また、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間にのみ第一の演出実行条件が成立した場合は、第一の設定示唆演出が開始されなくてもよいし、第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間以外の期間に第一の演出実行条件が成立した場合にも、第一の設定示唆演出が開始されなくてもよい。
また、『 前記第一の演出実行条件の達成度を少なくとも示唆する達成度示唆手段[例えば、図216(1a)に示すポイントゲージPTGによる表示等]を備えた、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、達成度示唆手段は、第一の演出実行条件の達成度のみを示唆するものであってもよいし、第一の演出実行条件の達成度以外も示唆するものであってもよい。また、達成度示唆手段は、第一の演出実行条件の達成度を必ず示唆するものであってもよいし、第一の演出実行条件の達成度を示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 複数の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択され[例えば、図198に示す主制御部メイン処理の設定変更処理(ステップS117)において、設定変更ボタン194の押下操作により複数の設定からいずれか一つに設定可能である等]、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の報知演出[例えば、図219(1b)に示すキリ数表示画像等]であり、
前記第一の報知演出は、遊技に関する報知[例えば、初回大当りからの総獲得賞球数の表示等]を少なくとも含む演出であり、
前記第一の報知演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれる場合がある演出であり[例えば、図219(2d)に示す、「4560ptゲット!!」の文字を含むキリ数表示画像が表示されることにより、設定4以上であることが示唆されている等]、
前記第一の報知演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれない場合もある演出である[例えば、図219(2b)に示す、「2000ptゲット!!」の文字を含むキリ数表示画像が表示されることにより総獲得賞球数を目立たせるが、設定の示唆は行われていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の報知演出が設定示唆を含む場合があり、第一の報知演出に注目させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数の演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数の演出以外にも実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数の演出を必ず実行するものであってもよし、複数の演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定のみが選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定以外のものが選択されてもよい。また、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が必ず選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されない場合があってもよい。
また、設定変更操作が受け付けられた場合に、大当り確率のみの異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合に、大当り確率以外の確率も異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよい。また、設定変更操作が受け付けられた場合にのみ、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよいし、設定変更操作が受け付けられた場合以外の場合にも、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択されてもよい。
また、第一の報知演出は、遊技に関する報知のみを含むものであってもよいし、遊技に関する報知以外の報知も含むものであってもよい。また、第一の報知演出は、遊技に関する報知を必ず含むものであってもよいし、遊技に関する報知を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の報知演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆のみが含まれる場合があるものであってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆以外のものも含まれる場合があるものであってもよい。また、第一の報知演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が必ず含まれるものであってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれない場合があるものであってもよい。
また、第一の報知演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆のみが含まれない場合もある演出であってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆以外のものも含まれない場合もある演出であってもよい。また、第一の報知演出は、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が必ず含まれない演出であってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれる場合もある演出であってもよい。
また、『 前記第一の報知演出は、前記設定に関する示唆が含まれていることを識別可能な態様で実行される場合がある演出である[例えば、図219(2d)に示す、キリ数表示画像は、総獲得賞球数が2000発や3000発といったキリ数となった場合に表示されるのに対し、「4560ptゲット!!」の文字のようにキリ数でない場合にキリ数表示画像を表示することで設定示唆であることを認識可能としている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれていることを識別可能な態様でのみ実行される場合があるものであってもよいし、設定に関する示唆が含まれていることを識別可能な態様以外の態様でも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれていることを識別可能な態様で必ず実行されるものであってもよいし、設定に関する示唆が含まれていることを識別可能な態様で実行されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれていることを識別不能な場合があってもよい。また、第一のタイミングで実行される第一の報知演出に設定に関する示唆が含まれていてもよい。
また、『 第一の場合[例えば、総獲得賞球数が2000発である場合等]に前記設定に関する示唆が含まれない前記第一の報知演出が開始され[例えば、図219(1b)に示すように、「2000ptゲット!!」のキリ数表示画像が表示される等]、
前記第一の場合に前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が開始されることがなく、
第二の場合[例えば、総獲得賞球数が4560発である場合等]に前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が開始される場合がある[例えば、図219(2d)に示すように、「4560ptゲット!!」の設定示唆を含むキリ数表示画像が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の報知演出が実行されるタイミングによって設定の示唆に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出のみが開始されてもよいし、第一の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出以外の演出も開始されてもよい。また、第一の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が必ず開始されてもよいし、第一の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の場合にのみ設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されてもよいし、第一の場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されてもよい。
また、第一の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが開始されることがなくてもよいし、第一の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出も開始されることがなくてもよい。また、第一の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が必ず開始されることがなくてもよいし、第一の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されることがある場合があってもよい。
また、第一の場合にのみ設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されることがなくてもよいし、第一の場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されることがなくてもよい。
また、第二の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが開始される場合があってもよいし、第二の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第二の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が必ず開始されてもよいし、第二の場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二の場合にのみ設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよい。また、第二の場合に設定に関する示唆のみが含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよいし、第二の場合に設定に関する示唆以外の示唆も含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二の場合に前記設定に関する示唆が含まれない前記第一の報知演出が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出のみが開始されることがなくてもよいし、第二の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出以外の演出も開始されることがなくてもよい。また、第二の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が必ず開始されることがなくてもよいし、第二の場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されることがあってもよい。
また、第二の場合に設定に関する示唆のみが含まれない第一の報知演出が開始されることがなくてもよいし、第二の場合に設定に関する示唆以外の示唆も含まれない第一の報知演出が開始されることがなくてもよい。また、第二の場合にのみ設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されることがなくてもよいし、第二の場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されることがなくてもよい。
また、『 或る条件[例えば、実行抽選に当選すること、大当り終了後の特定回転数(例えば、30回転)以内であること、特定の曜日であること、遊技者が設定した条件等]が成立した前記第二の場合において前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が開始され、
前記第二の場合であっても前記或る条件が未成立である場合には前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが開始されてもよいし、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出も開始されてもよい。また、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が必ず開始されてもよいし、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆のみが含まれる第一の報知演出が開始されてもよいし、或る条件が成立した第二の場合において設定に関する示唆以外の示唆も含まれる第一の報知演出が開始されてもよい。また、或る条件が成立した第二の場合においてのみ設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されてもよいし、或る条件が成立した第二の場合以外の場合においても設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されてもよい。
また、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが開始されなくてもよいし、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が必ず開始されなくてもよいし、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆のみが含まれる第一の報知演出が開始されなくてもよいし、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合には設定に関する示唆以外の示唆も含まれる第一の報知演出が開始されなくてもよい。また、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合にのみ設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されなくてもよいし、第二の場合であっても或る条件が未成立である場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されなくてもよい。
また、『 前記第一の報知演出は、少なくとも大当りに関連する演出である[例えば、総獲得賞球数や、大当りとなった際の再抽選演出等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の報知演出は、大当りにのみ関するものであってもよいし、大当り以外にも関するものであってもよい。また、第一の報知演出は、大当りに必ず関するものであってもよいし、大当りに関しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の報知演出において、数字の表示態様により前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われる[例えば、図219(1d’)に示すように、キリ数表示画像における数字の表示態様を変更することで設定示唆を行う等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイミングや数字の直接使用により違和感を与え、設定に関する示唆に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の報知演出において、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆のみが行われてもよいし、第一の報知演出において、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆以外の示唆も行われてもよい。また、第一の報知演出において、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が必ず行われてもよいし、第一の報知演出において、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われない場合があってもよい。
また、第一の報知演出において、数字の表示態様のみにより複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われてもよいし、第一の報知演出において、数字の表示態様以外にもより複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われてもよい。また、第一の報知演出においてのみ、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われてもよいし、第一の報知演出以外の演出においても、数字の表示態様により複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が行われてもよい。
また、『 前記複数の設定のうちの選択された設定によって、前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が実行される確率が異なる[例えば、キリ数表示画像による設定示唆は、図210に示すように、設定毎に設けられた出玉数設定示唆演出選択テーブルに基づいて実行抽選がなされる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率のみが異なってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率以外も異なってもよい。また、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率が必ず異なってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率が異ならない場合があってもよい。
また、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが実行される確率が異なってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出が実行される確率も異なってもよい。また、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆のみが含まれる第一の報知演出が実行される確率が異なってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定によって、設定に関する示唆以外の示唆も含まれる第一の報知演出が実行される確率が異なってもよい。
また、複数の設定のうちの選択された設定によってのみ、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率が異なってもよいし、複数の設定のうちの選択された設定以外の設定によっても、設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が実行される確率が異なってもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、再抽選演出[例えば、図218に示す再抽選演出等]であり、
前記再抽選演出とは、装飾図柄変動表示において大当りの結果を一旦表示した後で該装飾図柄変動表示を再開し、その後に大当りの結果を再度表示する演出のことであり[例えば、図218(a)〜同図(d)に示すように、再抽選演出は、「装飾1−装飾1−装飾1」の大当りの装飾図柄の組合せで仮停止した後、装飾図柄を再度変動表示させ、「装飾7―装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せに変更する場合がある演出である等]、
前記再抽選演出において、第一の有利状態[例えば、大当り遊技終了後に電サポ状態(特図低確率普図高確率状態等]となる可能性があることを示唆する大当りの結果(以下、「第一の大当り結果[例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」といった、通常大当りである可能性があることを示唆する大当りの装飾図柄の組合せ等]」という。)を一旦表示した後で該第一の有利状態よりも有利な第二の有利状態[例えば、大当り遊技終了後に確変状態(特図高確率普図低確率状態)等]となることを報知する大当りの結果[例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」といった、確変確定であることを報知する大当りの装飾図柄の組合せ等]を表示する場合(以下、「第三の場合」という。)があり、
前記再抽選演出において、前記第一の大当り結果[例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」の大当りの装飾図柄の組合せ等]を一旦表示した後で再度該第一の大当り結果[例えば、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組合せ等]を表示する場合(以下、「第四の場合」という。)があり、
前記再抽選演出において前記第一の報知演出[例えば、図218(c)や同図(c’’)に示すエフェクト表示EFの表示等]が実行される場合があり、
前記第三の場合において実行される前記第一の報知演出は、前記設定に関する示唆が含まれず[例えば、図218(c)に示すように、再抽選演出において「装飾1−装飾1−装飾1」から「装飾7−装飾7−装飾7」のように昇格に成功した場合に表示されるエフェクト表示EFは、図柄が昇格したことを報知している等]、
前記第四の場合において実行される前記第一の報知演出は、前記設定に関する示唆が含まれる[例えば、図218(c’’)に示すように、再抽選演出において「装飾1−装飾1−装飾1」から「装飾4−装飾4−装飾4」のように昇格に失敗した場合に表示されるエフェクト表示EFは、設定示唆の演出が含まれている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、再抽選演出において、第三の場合(第一の大当り結果(第一の有利状態となる可能性があることを示唆する大当りの結果)を一旦表示した後で第一の有利状態よりも有利な第二の有利状態となることを報知する大当りの結果を表示する場合)のみがあってもよいし、再抽選演出において、第三の場合以外の場合もあってもよい。また、再抽選演出において、必ず第三の場合があってもよいし、再抽選演出において、第三の場合がない場合があってもよい。
また、再抽選演出において、第四の場合(第一の大当り結果を一旦表示した後で再度第一の大当り結果を表示する場合)のみがあってもよいし、再抽選演出において、第四の場合以外の場合もあってもよい。また、再抽選演出において、第四の場合が必ずあってもよいし、再抽選演出において、第四の場合がない場合があってもよい。
また、再抽選演出において第一の報知演出のみが実行される場合があってもよいし、再抽選演出において第一の報知演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、再抽選演出において第一の報知演出が必ず実行されてもよいし、再抽選演出において第一の報知演出が実行されない場合があってもよい。また、再抽選演出においてのみ第一の報知演出が実行される場合があってもよいし、再抽選演出以外の演出においても第一の報知演出が実行される場合があってもよい。
また、第三の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆のみが含まれなくてもよいし、第三の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆以外の示唆も含まれなくてもよい。また、第三の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が必ず含まれなくてもよいし、第三の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれる場合があってもよい。
また、第三の場合においてのみ実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれなくてもよいし、第三の場合以外の場合においても実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれなくてもよい。
また、第四の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆のみが含まれてもよいし、第四の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆以外の示唆も含まれてもよい。また、第四の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が必ず含まれてもよいし、第四の場合において実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれない場合があってもよい。
また、第四の場合においてのみ実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれてもよいし、第四の場合以外の場合においても実行される第一の報知演出は、設定に関する示唆が含まれてもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、総獲得賞球数表示の演出[例えば、図219に示す総獲得賞球数の表示等]であり、
前記総獲得賞球数表示とは、少なくとも大当り遊技において獲得した総賞球数の表示のことであり、
前記第一の報知演出は、前記総獲得賞球数表示の演出において実行される演出であり、
前記総獲得賞球数表示が第一の数[例えば、2000等]であることを示す場合に前記設定に関する示唆が含まれない前記第一の報知演出[例えば、図219(1b)に示す「2000ptゲット!!」といったキリ数表示画像を含む表示等]が開始され、
前記総獲得賞球数表示が第二の数[例えば、4560等]であることを示す場合に前記設定に関する示唆が含まれる前記第一の報知演出が開始される場合があり[例えば、図219(2d)に示す「4560ptゲット!!」といったキリ数表示画像を含む表示等]、
前記第一の数と前記第二の数は別の数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の報知演出は、総獲得賞球数表示の演出においてのみ実行されるものであってもよいし、総獲得賞球数表示の演出以外の演出においても実行されるものであってもよい。また、第一の報知演出は、総獲得賞球数表示の演出において必ず実行されるものであってもよいし、総獲得賞球数表示の演出において実行されない場合があるものであってもよい。
また、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出のみが開始されてもよいし、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出以外の演出も開始されてもよい。また、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が必ず開始されてもよいし、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されない場合があってもよい。
また、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆のみが含まれない第一の報知演出が開始されてもよいし、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に設定に関する示唆以外の示唆も含まれない第一の報知演出が開始されてもよい。また、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合にのみ設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されてもよいし、総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれない第一の報知演出が開始されてもよい。
また、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出のみが開始される場合があってもよいし、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が必ず開始されてもよいし、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始されない場合があってもよい。
また、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆のみが含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよいし、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に設定に関する示唆以外の示唆も含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよい。また、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合にのみ設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよいし、総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合以外の場合にも設定に関する示唆が含まれる第一の報知演出が開始される場合があってもよい。
また、第一の数と第二の数は一部が別の数であってもよいし、全部が別の数であってもよい。
また、以上の記載では、
『 第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212等]と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214等]と、
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
遊技球が入賞可能なアタッカ[例えば、第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a等]と、
前記第一の図柄変動表示の変動時間を決定する変動時間決定手段[例えば、主制御部300のCPU304等]と、
複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されている場合があり[例えば、図204(a)に示すように、第1特図表示装置212における図柄変動表示と第2特図表示装置214における図柄変動表示が同時に行われている場合がある等]、
前記表示手段は、前記第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図224(c)に示すように、通常遊技状態では、第1特図表示装置212における図柄変動表示に合わせて装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示される等]、
前記アタッカは、前記第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化可能なものであり[例えば、第2特図表示装置214において「特図g」が停止表示して小当りとなった場合に第2可変入賞口235aが最大12回開閉する小当り遊技が実行される等]、
前記第二の状態は、前記第一の状態よりも遊技球が前記アタッカに入賞しやすい状態であり、
前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において、前記第二の図柄変動表示の結果に応じて前記アタッカが前記第二の状態となる場合(以下、「第一の場合[例えば、図205(b)に示すように、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始してから停止表示するまでの間に第2特図表示装置214が「特図g」で小当りとなって第2可変入賞口235aが開閉する小当り遊技状態となる場合等]」という。)があり、
前記複数の予告のうちの一の予告は、第一の予告[例えば、図225(j)に示す間もたせ先読み予告演出等]であり、
前記第一の予告は、先読み予告であり、
前記第一の予告は、前記装飾図柄変動表示の表示中に実行される予告であり[例えば、図225(j)に示すように、間もたせ先読み予告演出は、「装飾4−装飾5−装飾1」のはずれの装飾図柄の組合せでの揺れ変動中に行われている等]、
前記第一の場合に、前記アタッカが前記第二の状態である期間[例えば、図205(b)に示すように、小当り遊技が開始してから終了するまでの期間等]に対応する期間(以下、「或る期間[例えば、図205(b)に示すように、本来の図柄変動時間が経過してから中断期間(例えば、特図2で小当りとなってから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間等。)に相当する長さである期間等]」という。)において、前記第一の予告が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、予告手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、予告手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の図柄表示手段は、第一の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第一の図柄表示手段は、第一の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、アタッカは、遊技球のみが入賞可能なものであってもよいし、遊技球以外のものも入賞可能なものであってもよい。また、アタッカは、遊技球が必ず入賞するものであってもよいし、遊技球が入賞しない場合があるものであってもよい。
また、変動時間決定手段は、第一の図柄変動表示の変動時間のみを決定するものであってもよいし、第一の図柄変動表示の変動時間以外の変動時間も決定するものであってもよい。また、変動時間決定手段は、第一の図柄変動表示の変動時間を必ず決定するものであってもよいし、第一の図柄変動表示の変動時間を決定しない場合があるものであってもよい。
また、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方のみが同時に実行されている場合があってもよいし、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方以外の図柄変動表示も同時に実行されている場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方が必ず同時に実行されている場合があってもよいし、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されていない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、アタッカは、第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態にのみ状態変化可能なものであってもよいし、第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態以外の状態にも状態変化可能なものであってもよい。また、アタッカは、第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態に必ず状態変化するものであってよいし、第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の状態は、第一の状態よりも遊技球のみがアタッカに入賞しやすいものであってもよいし、第一の状態よりも遊技球以外のものもアタッカに入賞しやすいものであってもよい。また、第二の状態は、第一の状態よりも遊技球がアタッカに必ず入賞しやすいものであってもよいし、第一の状態よりも遊技球がアタッカに入賞しやすくない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合(第一の図柄変動表示が開始されてから変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において、第二の図柄変動表示の結果に応じてアタッカが第二の状態となる場合)のみがあってもよいし、第一の場合以外の場合があってもよい。また、第一の場合が必ずあってもよいし、第一の場合がない場合があってもよい。
第一の予告は、装飾図柄変動表示の表示中にのみ実行されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にも表示されるものであってもよい。また、第一の予告は、装飾図柄変動表示の表示中に必ず実行されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中に実行されない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合に、或る期間(アタッカが第二の状態である期間に対応する期間)において、第一の予告のみが実行される場合があってもよいし、第一の場合に、或る期間において、第一の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、第一の場合に、或る期間において、第一の予告が必ず実行されてもよいし、第一の場合に、或る期間において、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第一の場合に、或る期間においてのみ、第一の予告が実行される場合があってもよいし、第一の場合に、或る期間以外の期間においても、第一の予告が実行される場合があってもよい。また、第一の場合にのみ、或る期間において、第一の予告が実行される場合があってもよいし、第一の場合以外の場合にも、或る期間において、第一の予告が実行される場合があってもよい。
また、『 前記或る期間は、前記第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後に開始される期間である[例えば、図205(b)に示すように、間もたせ先読み予告演出は、特図2で「特図g」等の小当り図柄が表示されたタイミングよりも後のタイミングで開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る期間は、第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後にのみ開始されるものであってもよいし、第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後以外にも開始されるものであってもよい。また、或る期間は、第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後に必ず開始されるものであってもよいし、第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後に開始されない場合があるものであってもよい。
また、『 複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能な制御手段[例えば、主制御部300におけるCPU304等]を備え、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図高確率状態)等]であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図低確率状態)等]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態における前記変動時間決定手段が決定する前記第一の図柄変動表示の変動時間は、第一の時間[例えば、5秒等]であり、
前記第一の遊技状態における少なくとも前記アタッカが前記第二の状態に状態変化することとなる結果が表示される前記第二の図柄変動表示の変動時間は、第二の変動時間[例えば、580秒等]であり、
前記第二の変動時間は、前記第一の変動時間よりも長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の図柄変動表示の変動に関連して実行される装飾図柄変動表示の内容を把握して先読み予告のタイミングを決めるのは困難なため、装飾図柄変動表示の結果の導出後に開始することで邪魔をせずに遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態のみよりも有利なものであってもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態よりも有利なものであってもよい。また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも必ず有利なものであってもよいし、第一の遊技状態よりも有利でない場合があるものであってもよい。
また、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間は、第一の変動時間のみであってもよいし、第一の変動時間以外であってもよい。また、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間は、必ず第一の変動時間であってもよいし、第一の変動時間でない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態における少なくともアタッカが第二の状態に状態変化することとなる結果が表示される第二の図柄変動表示の変動時間は、第二の変動時間のみであってもよいし、第二の変動時間以外の変動時間であってもよい。また、第一の遊技状態における少なくともアタッカが第二の状態に状態変化することとなる結果が表示される第二の図柄変動表示の変動時間は、必ず第二の変動時間であってもよいし、第二の変動時間でない場合があってもよい。
また、『 前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄変動表示の実行に対応して前記装飾図柄変動表示が表示され[例えば、図225(c)に示すように、通常遊技状態では、第1特図表示装置212における図柄変動表示に対応して装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示される等]、
前記第一の遊技状態では、前記第二の図柄変動表示の実行に対応して前記装飾図柄変動表示が表示されない[例えば、図226(a)に示すように、通常遊技状態では、第2特図表示装置214における図柄変動表示に対応して装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示のみが表示されてもよいし、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示が必ず表示されてもよいし、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行にのみ対応して装飾図柄変動表示が表示されてもよいし、第一の遊技状態では、第一の図柄変動表示の実行以外の実行にも対応して装飾図柄変動表示が表示されてもよい。
また、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示のみが表示されなくてもよいし、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示以外の表示も表示されなくてもよい。また、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示が必ず表示されなくてもよいし、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行にのみ対応して装飾図柄変動表示が表示されなくてもよいし、第一の遊技状態では、第二の図柄変動表示の実行以外の実行にも対応して装飾図柄変動表示が表示されなくてもよい。
また、『 前記第一の場合に、前記アタッカが前記第二の状態に状態変化した時点で保留されている前記第一の図柄変動表示を対象とする前記第一の予告が実行される場合がある[例えば、図225(a)〜同図(j)に示すように、間もたせ先読み予告演出は、特図2で小当りとなって特図1の図柄変動表示が中断された時点において保留されている特図1の図柄変動表示を対象とした先読み予告演出等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告のみが実行される場合があってもよいし、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告が必ず実行されてもよいし、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示のみを対象とする第一の予告が実行される場合があってもよいし、第一の場合に、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示を対象とする第一の予告が実行される場合があってもよい。また、第一の場合にのみ、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告が実行される場合があってもよいし、第一の場合以外の場合にも、アタッカが第二の状態に状態変化した時点で保留されている第一の図柄変動表示を対象とする第一の予告が実行される場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、実行中の前記第一の図柄変動表示に関する予告ではない[例えば、図225(a)〜同図(j)に示すように、間もたせ先読み予告演出は、特図2で小当りとなって中断された特図1の図柄変動表示に関する予告演出ではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の予告は、実行中の第一の図柄変動表示のみに関する予告ではなくてもよいし、実行中の第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示に関する予告ではなくてもよい。また、第一の予告は、実行中の第一の図柄変動表示に必ず関する予告ではなくてもよいし、実行中の第一の図柄変動表示に関する場合がある予告であってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記アタッカが前記第二の状態である期間では、前記第一の図柄変動表示は中断されるが前記装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開する[例えば、図225(f)〜同図(h)に示すように、特図2で小当りとなって当該小当りに係る小当り遊技が実行されている期間では、特図1の図柄変動表示の進行は中断されるが、装飾図柄の変動表示は継続して行われ、特図1の図柄変動表示は、小当り遊技が終了すると再開する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示のみが再開してもよいし、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示が再開してもよい。また、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が必ず再開してもよいし、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開しない場合があってもよい。
また、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後でのみ該第一の図柄変動表示が再開してもよいし、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後以外でも該第一の図柄変動表示が再開してもよい。また、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間でのみ、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開してもよいし、第一の場合において、アタッカが第二の状態である期間以外の期間でも、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開してもよい。
また、第一の場合においてのみ、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開してもよいし、第一の場合以外の場合においても、アタッカが第二の状態である期間では、第一の図柄変動表示は中断されるが装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開してもよい。
また、『 前記複数の予告のうちの一の予告は、第二の予告[例えば、図226(d)に示す「大当り準備中!!」の文字が表示される特図2の大当り予告等]であり、
前記第二の予告は、実行中の前記第二の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第二の予告は、大当りの結果となる前記第二の図柄変動表示の実行中に前記第一の図柄変動表示が開始された場合に開始される場合がある予告である[例えば、図226(a)〜同図(d)に示すように、第2特図表示装置214において大当りとなる図柄変動表示の実行中に、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始されると、「大当り準備中!!」の文字が表示される特図2の大当り予告が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、長期間に亘って大当り抽選が行われない無駄な期間に発射をやめるように促すことができる場合がある。
ここで、第二の予告は、実行中の第二の図柄変動表示のみに関するものであってもよいし、実行中の第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示にも関するものであってもよい。また、第二の予告は、実行中の第二の図柄変動表示に必ず関するものであってもよいし、実行中の第二の図柄変動表示に関しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告は、大当りの結果となる第二の図柄変動表示の実行中に第一の図柄変動表示が開始された場合にのみ開始される場合があるものであってもよいし、大当りの結果となる第二の図柄変動表示の実行中に第一の図柄変動表示が開始された場合以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の予告は、大当りの結果となる第二の図柄変動表示の実行中に第一の図柄変動表示が開始された場合に必ず開始されるものであってもよいし、大当りの結果となる第二の図柄変動表示の実行中に第一の図柄変動表示が開始された場合に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告は、大当りの結果となる第二の図柄変動表示の実行中にのみ第一の図柄変動表示が開始された場合に開始される場合があるものであってもよいし、大当りの結果となる第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示の実行中に第一の図柄変動表示が開始された場合にも開始される場合があるものであってもよい。
また、『 複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告が実行される場合がある[例えば、図226(d)〜同図(f)に示すように、2回の特図1の図柄変動表示に跨って特図2の大当り予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告に見せることができる場合がある。
ここで、複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告のみが実行される場合があってもよいし、複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告が必ず実行されてもよいし、複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告が実行されない場合があってもよい。
また、複数回実行される前記第一の図柄変動表示のみに跨って前記第二の予告が実行される場合があってもよいし、複数回実行される前記第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示に跨って前記第二の予告が実行される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能な制御手段[例えば、制御部300におけるCPU304等]と、
遊技球が入賞可能なアタッカ[例えば、第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a等]と、
複数の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記アタッカは、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化可能であり[例えば、第2特図表示装置214において「特図g」が停止表示して小当りとなった場合に第2可変入賞口235aが最大12回開閉する小当り遊技が実行される等]、
前記第二の状態は、前記第一の状態よりも遊技球が前記アタッカに入賞しやすい状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図低確率状態)等]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも前記アタッカが前記第二の状態となりやすい遊技状態であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、総獲得賞球数表示[例えば、図228(a)において装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部に表示されている総獲得賞球数の表示等]であり、
前記総獲得賞球数表示とは、前記第二の遊技状態を含む遊技者にとって有利な一連の期間において少なくとも前記アタッカに入賞して獲得した総賞球数を示す表示のことであり[例えば、総獲得賞球数の表示は、初回大当りから通常大当りとなって当該通常大当りに係る大当り遊技の終了後に移行する電サポ状態が終了するまで表示される等]、
前記第二の遊技状態において、前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合に、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を前記総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があり[例えば、図215(j)〜同図(p)に示すように、小当り遊技中において獲得した賞球数は当該小当り遊技中では総獲得賞球数の表示にカウントせず、当該小当り遊技の終了後にカウントアップしている等]、
前記第二の遊技状態において、或る条件[例えば、保留連チャン等]が成立している場合には、前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合であっても、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の前記総獲得賞球数表示への加算が行われず、次に該アタッカが該第二の状態となって該第二の状態が終了した後で、該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の該総獲得賞球数表示への加算が行われる[例えば、図228(e)〜同図(q)に示すように、小当りが保留連チャンする場合は、1回目の小当りに係る小当り遊技が終了しても当該1回目の小当り遊技で獲得した賞球数は当該1回目の小当り遊技が終了した後も総獲得賞球数の表示に加算せず、保留連チャンである2回目の小当りに係る小当り遊技が終了した後で、1回目の小当り遊技と2回目の小当り遊技で獲得した賞球数を合算して総獲得賞球数の表示にカウントアップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、制御手段は、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、アタッカは、遊技球のみが入賞可能であってもよいし、遊技球以外のものも入賞可能であってもよい。また、アタッカは、遊技球が必ず入賞するものであってもよいし、遊技球が入賞しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、アタッカは、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態にのみ状態変化可能であってもよいし、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態以外の状態にも状態変化可能であってもよい。また、アタッカは、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態に必ず状態変化してもよいし、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化しない場合があってもよい。
また、第二の状態は、第一の状態よりも遊技球がアタッカにのみ入賞しやすい状態であってもよいし、第一の状態よりも遊技球がアタッカ以外にも入賞しやすい状態であってもよい。また、第二の状態は、第一の状態よりも遊技球がアタッカに必ず入賞しやすい状態であってもよいし、第一の状態よりも遊技球がアタッカに入賞し難い状態である場合があってもよい。
また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりもアタッカのみが第二の状態となりやすい遊技状態であってもよいし、第一の遊技状態よりもアタッカ以外も第二の状態となりやすい遊技状態であってもよい。また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりもアタッカ必ずが第二の状態となりやすい遊技状態であってもよいし、第一の遊技状態よりもアタッカが第二の状態となりやすくない場合がある遊技状態であってもよい。
また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示にのみ加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示以外の表示にも加算して表示する場合があってもよい。また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に必ず加算して表示してもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示しない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数のみを総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数以外の賞球数も総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数のみに応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数以外の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でのみアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後以外の場合にもアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合にのみ、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態において、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合以外の場合にも、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態においてのみ、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態においても、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合に、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算のみが行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算以外も行われてもよい。また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が必ず行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示のみへの加算が行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示以外の表示への加算が行われてもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数のみの総獲得賞球数表示への加算が行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数以外の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカのみへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカ以外への遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後でのみ、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後以外でも、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよい。
また、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合にのみ、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよいし、第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合以外の場合にも、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよい。
また、第二の遊技状態においてのみ、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態においても、或る条件が成立している場合には、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われず、次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われてもよい。
また、『 前記遊技の結果とは、図柄変動表示の結果のことであり、
前記或る条件とは、前記アタッカが前記第一の状態から前記第二の状態に状態移行する場合に、実行が保留されている図柄変動表示の結果に、該アタッカが該第二の状態に状態変化することとなる結果が含まれている条件のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る条件が成立している場合には、実行が保留されている図柄変動表示の結果に、前記アタッカが前記第二の状態に状態変化することとなる結果が含まれていることを少なくとも示唆する表示(以下、「保留連チャン示唆表示[例えば、図228(g)に示す「W−UPチャンス!」の表示や、図229(g)に示す「大ボーナス超激熱!」の表示等]」という。)が表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る条件が成立している場合には、保留連チャン示唆表示(実行が保留されている図柄変動表示の結果に、アタッカが第二の状態に状態変化することとなる結果が含まれていることを少なくとも示唆する表示)のみが表示されてもよいし、或る条件が成立している場合には、保留連チャン示唆表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る条件が成立している場合には、保留連チャン示唆表示が必ず表示されてもよいし、或る条件が成立している場合には、保留連チャン示唆表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る条件が成立している場合のみに、保留連チャン示唆表示が表示されてもよいし、或る条件が成立している場合以外の場合にも、保留連チャン示唆表示が表示されてもよい。
また、『 前記保留連チャン示唆表示は、前記アタッカが前記第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後も継続して表示される表示である[例えば、図228(g)〜同図(h)や、図229(g)〜同図(h)に示すように、「W−UPチャンス!」の表示や、「大ボーナス超激熱!」の表示は、小当り遊技が終了して図柄変動表示が開始した後も継続して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留連チャン示唆表示が表示されている間に図柄変動表示を開始することで、すぐに次の当りが来るように見せることができる場合がある。
ここで、保留連チャン示唆表示は、アタッカが第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後にのみ継続して表示されるものであってもよいし、アタッカが第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示されるものであってもよい。また、保留連チャン示唆表示は、アタッカが第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後も必ず継続して表示されるものであってもよいし、アタッカが第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の状態とは、大当り遊技状態と小当り遊技状態の両方の状態のことであり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、前記小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果が同じ場合がある[例えば、図197(c)に示すように、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せなどは、大当りとなる場合に表示される場合もあるし、小当りとなる場合にも表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果のみが同じ場合があってもよいし、大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果以外の結果も同じ場合があってもよい。また、大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果が必ず同じであってもよいし、大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果が同じでない場合があってもよい。
また、『 前記アタッカの前面側に装飾部材が配置されて該アタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされており[例えば、図194(a)及び図195に示すように、第2可変入賞口235aは、装飾部材2340bの裏面にあり、遊技者に視認困難とされている等]、
前記大当り遊技状態と前記小当り遊技状態では、前記アタッカの動作態様が異なっている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アタッカの開放態様で当りの種別をつきにくくすることができる場合がある。
ここで、アタッカの前面側に装飾部材が配置されてアタッカの動作態様のみが遊技者に視認困難とされていてもよいし、アタッカの前面側に装飾部材が配置されてアタッカの動作態様以外の動作態様も遊技者に視認困難とされていてもよい。また、アタッカの前面側に装飾部材が配置されてアタッカの動作態様が必ず遊技者に視認困難とされていてもよいし、アタッカの前面側に装飾部材が配置されてアタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされていない場合があってもよい。
また、アタッカの前面側に装飾部材のみが配置されてアタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされていてもよいし、アタッカの前面側に装飾部材以外の部材も配置されてアタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされていてもよい。また、アタッカの前面側にのみ装飾部材が配置されてアタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされていてもよいし、アタッカの前面側以外にも装飾部材が配置されてアタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされていてもよい。
また、大当り遊技状態と小当り遊技状態では、アタッカの動作態様のみが異なっていてもよいし、大当り遊技状態と小当り遊技状態では、アタッカの動作態様以外の態様も異なっていてもよい。また、大当り遊技状態と小当り遊技状態では、アタッカの動作態様が必ず異なっていてもよいし、大当り遊技状態と小当り遊技状態では、アタッカの動作態様が異なっていない場合があってもよい。
また、大当り遊技状態と小当り遊技状態のみで、アタッカの動作態様が異なっていてもよいし、大当り遊技状態と小当り遊技状態以外の遊技状態でも、アタッカの動作態様が異なっていてもよい。
また、『 前記第二の遊技状態では、第一の表示態様[例えば、図228(h)に示すように、装飾図柄が表示画面の右上部分で小さく表示されている表示態様等]で前記装飾図柄変動表示を表示する場合があり、
前記第二の遊技状態では、第二の表示態様[例えば、図228(a)に示すように、装飾図柄が表示画面の中央部分で大きく表示されている表示態様等]で前記装飾図柄変動表示を表示する場合があり、
前記第一の表示態様における装飾図柄の大きさは前記第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも小さく、
前記第二の遊技状態において、前記第二の状態が終了した際に保留されている図柄変動表示の実行中の期間(以下、「或る期間[例えば、小当り遊技が終了した時点で保留されている4回の図柄変動表示が消化されるまでの期間等]」という。)では、前記第一の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示するが、前記或る条件が成立している場合には、該或る期間であっても、前記第二の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示する[例えば、図228(k)に示すように、小当り遊技が終了した時点で保留されている図柄変動表示のうち、当り(小当り・大当り)となる図柄変動表示の実行中において装飾図柄が表示画面の中央部分で大きく表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、保留連チャンする場合のはずれ部分は目立たなくしておいて、大当りとなる場合にいきなり大当り図柄を表示することで、すぐに連チャンしたように見せることができる場合がある。
ここで、第二の遊技状態では、第一の表示態様でのみ装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態では、第一の表示態様以外の表示態様でも装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよい。また、第二の遊技状態では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、第二の遊技状態では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態でのみ、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態でも、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよい。
また、第二の遊技状態では、第二の表示態様でのみ装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態では、第二の表示態様以外の表示態様でも装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよい。また、第二の遊技状態では、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、第二の遊技状態では、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態でのみ、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態でも、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示する場合があってもよい。
また、第一の表示態様における装飾図柄の大きさは第二の表示態様における装飾図柄の大きさのみよりも小さくてもよいし、第一の表示態様における装飾図柄の大きさは第二の表示態様における装飾図柄の大きさ以外の大きさよりも小さくてもよい。また、第一の表示態様における装飾図柄の大きさは第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも必ず小さくてもよいし、第一の表示態様における装飾図柄の大きさは第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも小さくない場合があってもよい。
また、第一の表示態様における装飾図柄の大きさのみ第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも小さくてもよいし、第一の表示態様における装飾図柄以外の大きさも第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも小さくてもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間(第二の状態が終了した際に保留されている図柄変動表示の実行中の期間)では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示のみを表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示以外の表示も表示してもよい。また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様でのみ装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様以外の表示態様でも装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合にのみ、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合以外の場合にも、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件のみが成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件以外の条件が成立している場合にも、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示のみを表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示以外の表示も表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様でのみ装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間では、第一の表示態様以外の表示態様でも装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態において、或る期間でのみ、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態において、或る期間以外の期間でも、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、第二の遊技状態においてのみ、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよいし、第二の遊技状態以外の遊技状態においても、或る期間では、第一の表示態様で装飾図柄変動表示を表示するが、或る条件が成立している場合には、或る期間であっても、第二の表示態様で装飾図柄変動表示を表示してもよい。
また、『 前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合であっても、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の前記総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、該第二の状態が終了してから次に該アタッカが該第二の状態となって該第二の状態が終了した後で、該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の該総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、該総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させるする[例えば、図228(h)〜同図(o)に示すように、保留連チャンするために1回目の小当り遊技において獲得した賞球数の総獲得賞球数の表示への加算が留保されている間は、総獲得賞球数の表示の色が反転表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様にのみ変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様以外の表示態様に変化させてもよい。また、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に必ず変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させない場合があってもよい。
また、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様のみを別の表示態様に変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示以外の表示の表示態様も別の表示態様に変化させてもよい。
また、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間においてのみ、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間以外の期間においても、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよい。
また、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後でのみ、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後以外でも、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよい。
また、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合でのみ、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよいし、アタッカが第二の状態となって1以上の遊技球がアタッカに入賞した場合であっても、第二の状態が終了した後でアタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われない場合以外の場合でも、第二の状態が終了してから次にアタッカが第二の状態となって第二の状態が終了した後で、アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212等]と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214等]と、
遊技球が入賞可能なアタッカ[例えば、第1可変入賞口234a、第2可変入賞口235a等]と、
前記第一の図柄変動表示の変動時間を決定する変動時間決定手段[例えば、主制御部300のCPU304等]と、
複数の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
前記第一の図柄表示手段と前記第二の図柄表示手段を少なくとも制御可能な第一の制御手段[例えば、主制御部300のCPU304等]と、
前記表示手段を少なくとも制御可能な第二の制御手段[例えば、第1副制御部400及び第2副制御部500等]と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されている場合があり[例えば、図204(a)に示すように、第1特図表示装置212における図柄変動表示と第2特図表示装置214における図柄変動表示が同時に行われている場合がある等]、
前記第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄[例えば、「特図f」や「特図g」等]が表示された後に小当り遊技状態に移行可能であり[例えば、第2特図表示装置214において「特図f」や「特図g」が停止表示して小当りとなった場合に第2可変入賞口235aが開閉する小当り遊技が実行される等]、
前記第一の図柄変動表示の実行が開始されてから前記変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において前記小当り遊技状態になる場合(以下、「或る場合[例えば、図205(b)に示すように、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始してから停止表示するまでの間に第2特図表示装置214が「特図g」で小当りとなって第2可変入賞口235aが開閉する小当り遊技状態となる場合等]」という。)があり、
前記或る場合に前記小当り図柄の表示が開始されてから前記小当り遊技状態が終了するまでの期間において前記第一の図柄変動表示の変動時間の計測が中断される状態(以下、「或る状態」という。)となり[例えば、図205(b)に示すように、特図2において小当りが発生し、当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間、特図1における図柄変動表示の進行が中断される状態(中断状態)となる等]、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の予告表示[例えば、図225(j)や、図226(j’)に示す間もたせ先読み予告演出の表示等]であり、
前記或る状態に関連して前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、間もたせ先読み予告演出の表示は、中断状態となったことに関連して表示されることがある等]、
前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段からのコマンドに応じた制御を行う手段であり、
前記第一の図柄変動表示の実行が開始される際に前記第一の制御手段から前記第二の制御手段に送信される或るコマンド[例えば、停止図柄情報が含まれる特図変動開始コマンド及び特図停止種別コマンド等]に関連して前記第一の予告表示が表示されるか否かが決定される[例えば、「特図g」で小当りする場合は、図225(j)に示す間もたせ先読み予告の表示が表示され、「特図f」で小当りする場合は、図226(j’)に示す間もたせ先読み予告演出の表示が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の図柄表示手段は、第一の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示も実行可能なものであってもよい。また、第一の図柄表示手段は、第一の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示も実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、変動時間決定手段は、第一の図柄変動表示の変動時間のみを決定するものであってもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示の変動時間も決定するものであってもよい。また、変動時間決定手段は、第一の図柄変動表示の変動時間を必ず決定するものであってもよいし、第一の図柄変動表示の変動時間を決定しない場合があるものであってもよい。
なお、変動時間決定手段は、第二の図柄変動表示の変動時間も決定するものであってもよいし、普通図柄変動表示の変動時間も決定するものであってもよい。
また、表示手段は、複数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の制御手段は、第一の図柄表示手段と第二の図柄表示手段のみを制御可能なものであってもよいし、第一の図柄表示手段と第二の図柄表示手段以外の手段も制御可能なものであってもよい。また、第一の制御手段は、第一の図柄表示手段と第二の図柄表示手段を必ず制御するものであってもよいし、第一の図柄表示手段と第二の図柄表示手段を制御しない場合があるものであってもよい。
また、第二の制御手段は、表示手段のみを制御可能なものであってもよいし、表示手段以外の手段も制御可能なものであってもよい。また、第二の制御手段は、表示手段を必ず制御するものであってもよいし、表示手段を制御しない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方のみが同時に実行されている場合があってもよいし、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方以外の図柄変動表示も同時に実行されている場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方が必ず同時に実行されている場合があってもよいし、第一の図柄変動表示と第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されていない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後に小当り遊技状態にのみ移行可能であってもよいし、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後に小当り遊技状態以外の遊技状態にも移行可能であってもよい。また、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後に小当り遊技状態に必ず移行してもよいし、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後に小当り遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後にのみ小当り遊技状態に移行可能であってもよいし、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示された後以外にも小当り遊技状態に移行可能であってもよい。
また、或る場合(第一の図柄変動表示の実行が開始されてから変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合)のみがあってもよいし、或る場合以外の場合もあってもよい。また、或る場合が必ずあってもよいし、或る場合がない場合があってもよい。
また、或る状態(前記或る場合に前記小当り図柄の表示が開始されてから前記小当り遊技状態が終了するまでの期間において前記第一の図柄変動表示の変動時間の計測が中断される状態)のみとなる場合があってもよいし、或る状態以外の状態にもなる場合があってもよい。また、或る状態に必ずなってもよいし、或る状態にならない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能であってもよいし、第一の予告表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示してもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、或る状態に関連して第一の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、或る状態に関連して第一の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る状態に関連して第一の予告表示が必ず表示されてもよいし、或る状態に関連して第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る状態に関連してのみ第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態以外の状態にも関連して第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の制御手段は、第一の制御手段からのコマンドに応じた制御のみを行うものであってもよいし、第一の制御手段からのコマンドに応じた制御以外の制御も行うものであってもよい。また、第二の制御手段は、第一の制御手段からのコマンドに応じた制御を必ず行うものであってもよいし、第一の制御手段からのコマンドに応じた制御を行わない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示の実行が開始される際に第一の制御手段から第二の制御手段に送信される或るコマンドに関連して第一の予告表示が表示されるか否かが決定されてもよいし、第一の図柄変動表示の実行が開始される際に第一の制御手段から第二の制御手段に送信される或るコマンドに関連して第一の予告表示以外の表示も表示されるか否かが決定されてもよい。また、第一の図柄変動表示の実行が開始される際に第一の制御手段から第二の制御手段に送信される或るコマンドに関連して第一の予告表示が表示されるか否かが必ず決定されてもよいし、第一の図柄変動表示の実行が開始される際に第一の制御手段から第二の制御手段に送信される或るコマンドに関連して第一の予告表示が表示されるか否かが決定されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄[例えば、はずれを示す「特図C」等]の表示を開始してから或る時間[例えば、図204(b)においてt21〜t22の期間である特図1の図柄表示時間等]が経過するまでの期間において該或る図柄が継続して表示され、
前記第一の図柄変動表示の結果を表す前記或る図柄[例えば、はずれを示す「特図C」等]の表示を開始してから前記或る時間[例えば、図204(b)においてt21〜t22の期間である特図1の図柄表示時間等]が経過するまでの期間において前記小当り遊技状態になる場合であっても、該或る時間の計測は中断されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、はずれの時間が延びると残念感が強調されてしまい、また、次の図柄変動表示の開始までの時間も長くなってしまうので、気持ちを切り替えられない場合があるが、このような問題を解消することができる場合がある。
また、この遊技台によれば、小当り遊技の終了後、直ちに図柄変動表示を開始することができるので、図柄が非変動中で或る時間を短くして楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第一の図柄変動表示中に小当りとなる場合には、当該第一の図柄変動表示を長くして(すなわち、変動中と停止表示中の合計の割合のうち変動中が占める割合が多くなるので)遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄のみが継続して表示されてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄以外の図柄も継続して表示されてもよい。また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が必ず継続して表示されてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が継続して表示されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間においてのみ或る図柄が継続して表示されてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間以外の期間においても或る図柄が継続して表示されてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示のみを開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が継続して表示されてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄以外の図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が継続して表示されてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果のみを表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が継続して表示されてもよいし、第一の図柄変動表示の結果以外の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において或る図柄が継続して表示されてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測のみは中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間以外の時間の計測も中断されなくてもよい。また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は必ず中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断される場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合にのみ、或る時間の計測は中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合以外の場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間のみにおいて小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間以外の期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間のみが経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間以外の時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄のみの表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果を表す或る図柄以外の図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよい。
また、第一の図柄変動表示の結果のみを表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよいし、第一の図柄変動表示の結果以外の結果を表す或る図柄の表示を開始してから或る時間が経過するまでの期間において小当り遊技状態になる場合であっても、或る時間の計測は中断されなくてもよい。
また、『 前記第二の制御手段は、前記第二の図柄変動表示の実行中に受信した前記或るコマンド[例えば、特図停止種別コマンド等]によって前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示のうちのいずれが先に停止表示するかを特定可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の制御手段は、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果が小当りとなるか否かのみを特定可能なものであってもよいし、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果が小当りとなるか否か以外にも特定可能なものであってもよい。また、第二の制御手段は、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果が小当りとなるか否かを必ず特定するものであってもよいし、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果が小当りとなるか否かを特定しない場合がってもよい。
また、『 前記第二の制御手段は、前記或るコマンド[例えば、停止図柄情報が含まれる特図変動開始コマンド等]によって前記第二の図柄変動表示の結果として前記小当り図柄が表示されるか否かを特定可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の制御手段は、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されるか否かのみを特定可能なものであってもよいし、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されるか否か以外にも特定可能なものであってもよい。また、第二の制御手段は、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されるか否かを必ず特定するものであってもよいし、或るコマンドによって第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されるか否かを特定しない場合があってもよい。
また、『 複数種類の前記小当り図柄[例えば、第2可変入賞口235aが12回開閉する「特図g」、第2可変入賞口235aが1回開閉する「特図f」等]を表示可能であり、
前記小当り図柄の種類に応じた前記小当り遊技状態に移行可能であり[例えば、「特図g」で小当りとなった場合は、第2可変入賞口235aが12回開閉する小当り遊技状態に移行し、「特図f」で小当りとなった場合は、第2可変入賞口235aが1回開閉する小当り遊技状態に移行し等]、
移行した前記小当り遊技状態の種類に応じて前記第一の予告表示の表示態様が決定される[例えば、「特図g」で小当りする場合は、図225(j)に示す間もたせ先読み予告の表示が表示され、「特図f」で小当りする場合は、図226(j’)に示す間もたせ先読み予告演出の表示が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の小当り図柄のみを表示可能であってもよいし、複数種類の小当り図柄以外の図柄も表示可能であってもよい。また、複数種類の小当り図柄を必ず表示してもよいし、複数種類の小当り図柄を表示しない場合があってもよい。
また、小当り図柄の種類に応じた小当り遊技状態にのみ移行可能であってもよいし、小当り図柄の種類に応じた小当り遊技状態以外の遊技状態にも移行可能であってもよい。また、小当り図柄の種類に応じた小当り遊技状態に必ず移行してもよいし、小当り図柄の種類に応じた小当り遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、小当り図柄の種類のみに応じた小当り遊技状態に移行可能であってもよいし、小当り図柄の種類以外のことにも応じた小当り遊技状態に移行可能であってもよい。
また、移行した小当り遊技状態の種類に応じて第一の予告表示の表示態様のみが決定されてもよいし、移行した小当り遊技状態の種類に応じて第一の予告表示の表示態様以外の表示態様が決定されてもよい。また、移行した小当り遊技状態の種類に応じて第一の予告表示の表示態様が必ず決定されてもよいし、移行した小当り遊技状態の種類に応じて第一の予告表示の表示態様が決定されない場合があってもよい。
また、移行した小当り遊技状態の種類に応じてのみ第一の予告表示の表示態様が決定されてもよいし、移行した小当り遊技状態の種類以外のことにも応じて第一の予告表示の表示態様が決定されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記或る場合に、該第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている該第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示である[例えば、図225(j)に示す間もたせ先読み予告演出の表示は、特図1の1つ目の保留に係る図柄変動表示を対象としている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の予告表示は、或る場合に、第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示のみであってもよいし、或る場合に、第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示以外の表示もあってもよい。また、第一の予告表示は、或る場合に、必ず第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示であってもよいし、或る場合に、第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示以外の表示である場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、或る場合にのみ、第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示であってもよいし、或る場合以外の場合にも、第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示であってもよい。
また、『 複数の表示のうちの一の表示は、演出表示[例えば、図224(f)〜同図(n)に示す装飾図柄の変動表示に係る演出表示等]であり、
前記第一の図柄変動表示が開始したことに応じて前記演出表示の表示が開始され[例えば、図224(f)に示すように、通常遊技状態では、第1特図表示装置212における図柄変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記或る状態となった場合でも前記演出表示は中断せずに進行する[例えば、図224(i)〜同図(k)に示すように、通常遊技状態では、特図2で小当りしてから当該小当りに係る小当り遊技が終了するまでの期間であっても装飾図柄の変動表示に係る演出表示は中断しないで進行している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の図柄変動表示が開始したことに応じて演出表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示が開始したことに応じて演出表示の表示以外の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示が開始したことに応じて演出表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示が開始したことに応じて演出表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が開始したことのみに応じて演出表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示が開始したこと以外のことにも応じて演出表示の表示が開始されてもよい。
また、或る状態となった場合でも演出表示のみは中断せずに進行してもよいし、或る状態となった場合でも演出表示以外の表示も中断せずに進行してもよい。また、或る状態となった場合でも演出表示は必ず中断せずに進行してもよいし、或る状態となった場合でも演出表示は中断せずに進行しない場合があってもよい。
また、或る状態となった場合のみ演出表示は中断せずに進行してもよいし、或る状態となった場合以外の場合でも演出表示は中断せずに進行してもよい。また、或る状態のみとなった場合でも演出表示は中断せずに進行してもよいし、或る状態以外の状態となった場合でも演出表示は中断せずに進行してもよい。
また、『 前記或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、該或る状態にならない場合の該或る装飾図柄変動表示が開始してから該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間が同じであり[例えば、図205(b)に示すように、特図1に係る装飾図柄変動表示が開始してから揺れ変動が開始されるまでの時間は、特図2において小当りが発生した場合でも発生しない場合でも同じである等]、
前記或る状態になる場合の前記或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合がある[例えば、図205(b)に示すように、特図1の図柄変動表示に係る装飾図柄の変動表示において、揺れ変動で表示した後に表示される間もたせ演出の表示として図225(j)に示す間もたせ先読み予告演出の表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、或る状態にならない場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間のみが同じであってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、或る状態にならない場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間以外の時間も同じであってもよい。また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、或る状態にならない場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間が必ず同じであってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、或る状態にならない場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間が同じでない場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が必ず表示されてもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間においてのみ、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間以外の期間においても、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後にのみ、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後以外にも、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合にのみ、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合以外の場合にも、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態のみになる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態以外の状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、該装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図205(b)に示すように、はずれとなる特図1の図柄変動表示に係る装飾図柄の変動表示において、揺れ変動で表示した後に表示される間もたせ演出の表示として図225(j)に示す間もたせ先読み予告演出の表示が表示される場合がある等]、
前記或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、該装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合がない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が表示されることで当該図柄変動表示では復活大当りしないことが、上級者なら理解できる場合がある。
また、この遊技台によれば、複数の図柄変動表示に跨って行われる連続予告の実行中に第一の予告表示が表示された場合、先読みの対象である図柄変動表示が当該図柄変動表示ではないことがわかるので、次の図柄変動表示以降に集中させることができる場合がある。
ここで、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が必ず表示されてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間においてのみ、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間以外の期間においても、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後にのみ、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後以外にも、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合にのみ、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合以外の場合にも、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示のみが表示される場合がなくてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示以外の表示も表示される場合がなくてもよい。また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が必ず表示されなくてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間においてのみ、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間以外の期間においても、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後でのみ、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後以外にも、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよい。
また、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合にのみ、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよいし、或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合以外の場合にも、装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、第一の予告表示が表示される場合がなくてもよい。
また、『 前記第一の予告表示が表示される場合は、該第一の予告表示の表示が必ず前記或る状態となった後で開始される[例えば、図205(b)に示すように、間もたせ演出の表示として間もたせ先読み予告演出の表示が表示される場合は、中断期間が開始された後で間もたせ先読み予告演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後でのみ開始されてもよいし、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後以外でも開始されてもよい。また、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で必ず開始されてもよいし、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で開始されない場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示の表示のみが必ず或る状態となった後で開始されてもよいし、第一の予告表示が表示される場合は、第一の予告表示以外の表示も必ず或る状態となった後で開始されてもよい。
また、第一の予告表示が表示される場合にのみ、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で開始されてもよいし、第一の予告表示が表示される場合以外の場合にも、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で開始されてもよい。
また、第一の予告表示のみが表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で開始されてもよいし、第一の予告表示以外の表示も表示される場合は、第一の予告表示の表示が必ず或る状態となった後で開始されてもよい。
また、『 前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の予告表示[例えば、先読みモードの演出表示等]であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の予告表示とは別の予告表示である、
ことをを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第二の予告表示は、第一の予告表示と一部が別の予告表示であってもよいし、全部が別の予告表示であってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、先読み予告表示であり、
前記第二の予告表示は、複数回の前記第一の図柄変動表示に跨って表示される表示であり[例えば、先読みモードの演出表示は複数回の特図1の図柄変動表示に跨って表示される等]、
前記第二の予告表示の表示中に前記第一の予告表示が表示されている場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第二の予告表示は、先読み予告表示のみであってもよいし、先読み予告表示以外の表示であってもよい、また、第二の予告表示は、必ず先読み予告表示であってもよいし、先読み予告表示出ない場合があってもよい。
また、第二の予告表示は、複数回の第一の図柄変動表示にのみ跨って表示されるものであってもよいし、複数回の第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示にも跨って表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、複数回の第一の図柄変動表示に必ず跨って表示されるものであってもよいし、複数回の第一の図柄変動表示に跨って表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示の表示中に第一の予告表示のみが表示されている場合があってもよいし、第二の予告表示の表示中に第一の予告表示以外の表示も表示されている場合があってもよい。また、第二の予告表示の表示中に第一の予告表示が必ず表示されていてもよいし、第二の予告表示の表示中に第一の予告表示が表示されていない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中にのみ第一の予告表示が表示されている場合があってもよいし、第二の予告表示以外の表示の表示中にも第一の予告表示が表示されている場合があってもよい。
また、『 前記或る状態において前記第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、該第一の図柄変動表示において前記第一の予告表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示のみが表示されることがなくてもよいし、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示以外の表示も表示されることがなくてもよい。また、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が必ず表示されることがなくてもよいし、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合にのみ、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が表示されることがなくてもよいし、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合以外の場合にも、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が表示されることがなくてもよい。
また、或る状態においてのみ第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が表示されることがなくてもよいし、或る状態以外の状態においても第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示において第一の予告表示が表示されることがなくてもよい。
また、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示においてのみ第一の予告表示が表示されることがなくてもよいし、或る状態において第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても第一の予告表示が表示されることがなくてもよい。
また、『 複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図高確率状態)等]であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図低確率状態)等]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態における前記変動時間決定手段が決定する前記第一の図柄変動表示の変動時間の長さ[例えば、5秒等]よりも、少なくとも小当り図柄が表示されることとなる前記第二の図柄変動表示の変動時間の長さ[例えば、580秒等]の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ制御可能なものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも制御可能なものであってもよい。また、制御手段は、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず制御するものであってもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に制御しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態のみよりも有利なものであってもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態よりも有利なものであってもよい。また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも必ず有利なものであってもよいし、第一の遊技状態よりも有利でない場合があるものであってもよい。
また、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも小当り図柄が表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方のみが長くてもよいし、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも小当り図柄が表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さ以外の長さの方も長くてもよい。また、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも小当り図柄が表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が必ず長くてもよいし、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも小当り図柄が表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が長くない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、小当り図柄のみが表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が長くてもよいし、第一の遊技状態における変動時間決定手段が決定する第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、小当り図柄以外の図柄が表示されることとなる第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が長くてもよい。
また、『 前記小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって有利であり[例えば、図194(a)に示すように、小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方が第2可変入賞口235aに入賞しやすい等]、
前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄変動表示の結果として前記小当り図柄が表示されて前記小当り遊技状態に移行した場合には、該小当り遊技状態が終了した後の或る期間[例えば、30秒間等]では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しない[例えば、20(a)に示すように、通常遊技状態において、小当り遊技が終了した後の30秒間は、右打ちをしても左打ちを促す旨の警告表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方のみが遊技者にとって有利であってもよいし、小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方以外の方も遊技者にとって有利であってもよい。また、小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって必ず有利であってもよいし、小当り遊技状態では、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって有利でない場合があってもよい。
また、小当り遊技状態でのみ、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって有利であってもよいし、小当り遊技状態以外の遊技状態でも、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって有利であってもよい。
また、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示のみを表示しないでもよいし、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示以外の表示も表示しないでもよい。また、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を必ず表示しないでもよいし、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示する場合があってもよい。
また、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間でのみ、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよいし、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間以外の期間でも、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよい。
また、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合にのみ、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよいし、第一の遊技状態において、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合以外の場合にも、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよい。
また、第一の遊技状態においてのみ、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態においても、第二の図柄変動表示の結果として小当り図柄が表示されて小当り遊技状態に移行した場合には、小当り遊技状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しないでもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な表示手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の表示であり、
前記第一の表示は、或る演出が行われるまでの時間を報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出が開始されるまでの時間が変化することを予告する場合がある表示であり、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、「或る演出」とは、表示、演出可動手段(サブ液晶、バーサライタ、導光板等の画像表示手段を含む)による演出であってもよい。
(付記2)
付記1に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示される場合において、該第二の表示が表示された後に前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている、
とを特徴とする遊技台。
ここで、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。また、第二の表示が表示された場合のみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
(付記3)
付記1又は2に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段が、前記第一の画像表示手段よりも手前にあるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記3に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段において、前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第二の表示が表示されている前記第二の画像表示手段によって、前記第一の画像表示手段がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示されている場合も、第一の表示によって報知される時間が進んでいる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
タイマが0になった後に、第二の表示とは別の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示された方が、表示されない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記或る演出とは、前記画像表示手段によって表示される前記第三の表示のことであり、
前記第三の表示とは、演出表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、複数種類の動作を実行可能な手段であり、
前記複数種類の動作のうちの一の種類の動作は、演出動作であり、
前記或る演出とは、演出可動手段による演出動作のことである、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出動作以外の動作が実行されてもよく、演出動作以外の動作として、例えば、電源投入時の動作、初期位置戻し動作、あるいは、退避動作がある。また、演出可動手段は、遊技盤に設けられたものに限定されず、例えば、枠(前扉)に設けられたものであってもよい。
(付記10)
付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が発生した場合の方が、発生しない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されてから前記第二の表示が表示されるまでの間に熱い演出表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記期間表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示の表示される期間は、リーチ中に限らず、変動中、大当り中であってもよい。また、リーチ中であっても、第一のリーチでは表示されるが第二のリーチでは表示されないものであってもよい。
(付記15)
付記14に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の演出表示であり、
前記期間表示によって前記第三の演出表示が表示されるタイミングが報知されない場合があり、
前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出表示以外にも、例えば、玉抜きエラー等のエラー報知、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れ防止報知等のエラー以外の報知、LEDによる発光、役物による演出動作が行われてもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されなくてもよい。
(付記16)
付記15に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果が大当りとなる図柄変動(以下、「大当り図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記16に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果がはずれとなる図柄変動(以下、「ハズレ図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示であり、
前記ハズレ図柄変動よりも前記大当り図柄変動の方が前記第三の演出表示が表示される頻度が高いように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記15乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第三の演出表示の表示中に、前記電出可動手段が前記演出動作を行う場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記14乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が非表示になった後、該期間表示が視認容易な状態になる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記20)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記リーチ中の或る期間が終了するまで前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記21)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、前記リーチ中の或る期間に必ず表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記22)
付記14乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第二の演出表示を表示するタイミング(以下、「第二のタイミング」という。)を報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示によって表示されるタイミングは3回以上であってもよい。また、あるリーチが発生すると必ず3回、別のリーチが発生すると必ず2回チャンスアップを報知するというように、リーチに対応してチャンスアップを報知する箇所が固定されてもよいし、同じリーチであるときは3回報知し、あるときは1回しか報知しないというようにチャンスアップを報知する箇所が変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよいし、はずれやすくなっていてもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変動しなくてもよい。また、チャンスアップが発生した数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよいし、チャンスアップが発生した数が少ないほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
(付記23)
付記14乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第一の画像表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記24)
付記14乃至23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記25)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の表示によって、前記第一の演出表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記26)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化し、
前記表示手段は、第二の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化し、
前記第一の速度と前記第二の速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記27)
付記26に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、時間表示であり、
前記時間表示とは、或る期間内における時間の経過に応じて該時間表示の少なくとも一部の表示態様が変化する表示のことであり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第一の表示であり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第二の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記28)
付記26又は27に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記29)
付記26乃至28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第二の表示は、第二の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第一の時間が経過すると、第三の表示が表示され、
前記第二の時間が経過すると、第四の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の表示と第四の表示とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、第三の表示の方が第四の表示よりも信頼度が高くてもよいし、第四の表示の方が第三の表示よりも信頼度が高くてもよい。
(付記30)
付記26乃至29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の種類の表示であり、
前記第一の種類の表示として、前記第一の表示及び前記第二の表示がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第一の表示と第二の表示は異なる種類の表示であってもよい。
(付記31)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、タイマ予告表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記タイマ予告表示とは、前記第一の演出表示が表示されるまでの時間を報知する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記32)
付記30に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第一の種類の表示とは、操作有効期間表示のことであり、
前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記33)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、期間表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示とは、第一の期間において前記第二の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する場合がある表示のことであり、
前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記34)
付記26乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記35)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、カウントダウン表示であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでの時間の報知(以下、「時間報知」という。)が実行される場合がある演出であり、
前記カウントダウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示の表示態様が第一の表示態様で表示される場合があり、
前記カウントガウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示が前記第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記36)
付記35に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示サイズが前記第一の表示サイズよりも大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記37)
付記35又は36に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、該カウントダウン表示が第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記38)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が表示されると、前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記39)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様のままで表示されるよりも、前記第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記40)
付記35乃至39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の期間内で前記カウントダウン表示の開始と終了が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記41)
付記35乃至40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化すると、該カウントダウン表示が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記42)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中も該カウントダウン表示による前記時間報知を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記43)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中は該カウントダウン表示による前記時間報知を中断する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記44)
付記35乃至43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、前記カウントダウン表示による該或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われ、
前記カウントダウン表示によって前記或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われた後に、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記45)
付記44に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、特定表示を表示してから非表示になる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記46)
付記35乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様へ変化しない場合もある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記47)
付記35乃至46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成されており、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段によって前記第一の表示態様の前記カウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記48)
付記47に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段によって前記第二の表示手段のカウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記49)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記50)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記51)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、期間表示であり、
前記第一の表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第一の表示は、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第二の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記第一の表示が表示開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該第一の表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記52)
付記51に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、
前記第三の表示は、演出表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に前記第三の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が表示開始されるタイミングを報知しない表示であり、
前記第三の表示の表示中では、前記第一の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記53)
付記52に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記54)
付記53に記載の遊技台であって、
前記第三の表示が表示された場合の方が、該第三の表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記55)
付記52乃至54のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の動作を実行可能な演出可動手段を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作であり、
前記第一の動作は、演出動作であり、
前記第三の表示の表示中に、前記第一の動作が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記56)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後で、該第一の表示が再度表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記57)
付記51乃至55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該第一の表示は表示されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記58)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでに該第一の表示が再動表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記59)
付記51乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記60)
付記51乃至59のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示であり、
前記第四の表示は、演出表示であり、
前記第四の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、第二のタイミングも報知する場合がある表示であり、
前記第二のタイミングとは、前記第四の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記61)
付記51乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記62)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示を含む表示であり、
前記カウントダウン表示は、タイミング報知を含む場合がある表示であり、
前記タイミング報知とは、或る演出が行われるタイミングを前記カウントダウン表示の表示を更新することにより行わう報知のことであり、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記63)
付記62に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記64)
付記63に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記65)
付記62乃至64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記66)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記67)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記68)
付記62乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の実行中に前記第一の表示の表示が開始され、終了される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記69)
付記62乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記70)
付記69に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第一の表示態様の前記第一の表示が第一の位置に表示され、前記第二の表示態様の前記第一の表示が第二の位置に表示される、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
(付記71)
付記69又は70に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示する場合がある表示であり、
前記移動表示により、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記72)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示の更新表示を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記73)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中では、前記カウントダウン表示の更新表示が中断される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記74)
付記62乃至73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示は、時間のカウントダウンの表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記75)
付記74に記載の遊技台であって、
前記タイミング報知は、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことを報知する報知である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記76)
付記74又は75に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記77)
付記76に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記78)
付記62乃至77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記79)
付記78に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様の前記第一の表示が、前記第二の表示手段に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記80)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記81)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類のメータ表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第一のメータ表示であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第四のメータ表示であり、
前記第一のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第一の状態であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第三の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第三の状態へ変化する場合がある表示であり、
前記第四のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第四の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第六の状態であり、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態から前記第六の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化した場合は、該第一のメータ表示が該第一の状態から該第三の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高く、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化した場合は、該第四のメータ表示が該第四の状態から該第六の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A2)
付記A1に記載の遊技台において、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化する期待度は、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化する期待度よりも高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A3)
付記A1又はA2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、装飾図柄を表示可能な手段であって、
前記第一のメータ表示は、前記装飾図柄の停止中に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A4)
付記A1乃至A3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態で表示開始される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A5)
付記A1乃至A4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示における前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態から前記第三の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が、前記第一の状態で表示開始された場合よりも、前記第二の状態で表示開始された場合のほうが大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A6)
付記A1乃至A5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうち、一の表示は第一のアイコンであり、
前記第一のメータ表示は、前記第一のアイコンが第一の回数表示されることによって、前記第一の状態から前記第三の状態へと変化する表示であり、
前記第四のメータ表示は、前記第一のアイコンが第二の回数表示されることによって、前記第四の状態から前記第六の状態へと変化する表示であり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも少ない回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A7)
付記A1乃至A6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうち一の表示は、大当り表示であり、
前記第一のメータ表示における前記第三の状態は、該第三の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記第六の状態は、該第六の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A8)
付記A7に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示の前記第二の状態は、該第二の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示の前記第五の状態は、該第五の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第二の状態よりも前記第五の状態が表示されている場合の方が、前記大当り表示が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A9)
付記A1乃至A8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、擬似連演出であり、
前記擬似連予告は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記擬似連予告は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A10)
付記A1乃至A9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記操作手段の操作促進表示であり、
前記操作促進表示は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記操作促進表示は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A11)
付記A1乃至A10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は複数種類の演出を表示可能な手段であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、或る演出であり、
前記或る演出は、該或る演出が表示された前記装飾図柄の変動において、前記大当り表示が表示されやすい演出であり、
前記或る演出は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出であり、
前記或る演出は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A12)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われる期間における或る期間の開始を報知する表示であり、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中において、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記予告表示とは、前記期間表示によって前記第一のタイミングが報知されることを予告する表示のことであり、
前記期間表示によって前記或る期間の開始が報知される前に、前記予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A13)
付記A12に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、カーソル表示を含む表示であり、
前記カーソル表示が、第二の位置(開始位置)から第一の位置を経て第三の位置(終了位置)まで移動することによって、前記第一の期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記第二の位置は、前記第一の位置よりも前の位置であり、
前記第一の位置は、前記第三の位置よりも前の位置であり、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A14)
付記A13に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、チャンスアップ表示(第一のチャンスアップ表示)が表示される場合がある表示であり、
前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示が開始されたことを報知する表示であり、
前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A15)
付記A12乃至A14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、移動表示を行う場合がある表示である、
ことを長とする遊技台。
(付記A16)
付記A15に記載の遊技台であって、
前記期間表示によって或る期間の開始が報知される前に前記移動表示が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A17)
付記A15又はA16に記載の遊技台であって、
前記移動表示が行われると、前記期間表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A18)
付記A12乃至A17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも最終的に(前記期間表示が表示される図柄変動表示にて)大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A19)
付記A18に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも、前記第一のタイミングとなった場合に、前記第一の演出表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A20)
付記A18又はA19に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様で表示された前記予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A21)
付記A12乃至A20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第三の表示態様(例えば、デフォメータ)であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、赤メータ)であり、
前記期間表示が前記第四の表示態様で表示された場合の方が、前記第三の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A22)
付記A21に記載の遊技台であって、
前記予告表示の表示態様によって、前記期間表示の表示態様が前記第三の表示態様で表示されるか前記第四の表示態様で表示されるかわからない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A23)
付記A21又はA22に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A24)
付記A21乃至A23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A25)
付記A12乃至A24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、
前記予告表示は、第一の予告表示であり、
前記第二の予告表示によって、前記第一の予告表示が表示されることが予告される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A26)
付記A25に記載の遊技台であって、
前記第二の予告表示によって前記第一の予告表示が予告された方がされてない場合よりも前記期間表示が表示される図柄変動表示が大当りになりやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A27)
付記A12乃至A26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が表示される前に前記予告表示が表示された場合の方が、該期間表示が表示される前に該予告表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A28)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示の少なくとも一部によって行われる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A29)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と別の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A30)
付記A12乃至A29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示によって前記リーチ演出表示が表示されることが予告されることで、前記期間表示が表示されることが予告される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A31)
付記A12乃至A30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と同じ図柄変動表示にて行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A32)
付記A12乃至A31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示が行われる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示にてお行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A33)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間も表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A34)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間に非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A35)
付記A12乃至A34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A36)
前記予告表示は、前記リーチ演出表示が開始される前に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A37)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミングを報知する表示のことであり、
前記表示手段は、或る演出として第Aの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Aの表示が開始されるタイミング(以下、「第Aのタイミング」という。)において、該第Aの表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、或る演出とは、第Aの表示のことであってもよい。また、或る演出として第Pの表示の表示が開始される場合があってもよい。
(付記A38)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記第Aの表示が表示される可能性のあるタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記第Aの表示が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A39)
付記A38に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記第Aのタイミングにおいて前記第Aの表示が表示されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A40)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記第Aの表示が表示されるタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A41)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示される場合があり、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A42)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A43)
付記A37乃至A42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A44)
付記A37乃至A43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A45)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A46)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A47)
付記A37乃至A46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第Aの表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A48)
付記A37乃至A47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第一の表示が非表示となり、該第一の表示が表示されていた領域の少なくとも一部に重なる領域に該第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A49)
付記A37乃至A48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され、
前記第二の画像表示手段によって前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A50)
付記A49に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示されている場合に前記第Aのタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が前期演出動作を行う場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A51)
付記A37乃至A50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第Aの表示とは、前記操作手段に関する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A52)
付記A37乃至A51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、或る演出として第Cの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Cの表示が開始されるタイミング(以下、「第Cのタイミング」という。)において、該第Cの表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A53)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A54)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A55)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A56)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A57)
付記A56に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A58)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A59)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A60)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A61)
付記A55乃至A60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A62)
付記A55乃至A61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A63)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A64)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A65)
付記A55乃至A64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示が開始しされ、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A66)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第二の図柄変動表示において、前記或る期間が開始され、
前記第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示態様が変化しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A67)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第一の図柄変動表示において、前記或る期間が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の表示態様の変化が行われない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A69)
付記A65に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第二の表示は、前記第二の図柄変動表示において表示されてもよい。また、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
(付記A70)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A71)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A72)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「あるタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A73)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A74)
付記A73に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A75)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A76)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A77)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A78)
付記A72乃至A77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A79)
付記A72乃至A78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A80)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A81)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A82)
付記A72乃至A81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記第一の表示によって表示される前記或る演出が開始されるまでの時間を予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A83)
付記A72乃至A82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記予告表示は、前記操作手段に関する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A84)
付記A72乃至A83のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が行われた後に、前記第一の表示によって前記或る演出が開始されるまでの時間が報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A85)
付記A72乃至A84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が必ず行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A86)
付記A72乃至A85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されると、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A87)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A88)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A89)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記表示手段は、第二の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
複数の前記第二の表示(以下、「複数の第二の表示」という。)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A90)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A90に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A92)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るのタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A93)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A94)
付記A89乃至A93のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A95)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A96)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A97)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A98)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合があり、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A99)
付記A89乃至A98のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示とは、準備中表示のことであり、
前記複数のぢ兄の表示とは、複数の準備中表示のことであり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第一の準備中表示であり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第二の準備中表示であり、
前記第一の準備中表示は、前記第二の準備中表示よりも先に表示された表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A100)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、複数の準備中表示に対して、一のタイマ予告が表示されてもよい。
(付記A101)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A102)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A103)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A104)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われる場合があり、
前記予告とは、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されることを予告する予告のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A105)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A106)
付記A105に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A107)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或る演出が開始されるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A108)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A109)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A110)
付記A104乃至A109うちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A111)
付記A104乃至A110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A112)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A113)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A114)
付記A104乃至A113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告は、前記第一の表示による予告表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A115)
付記104乃至A114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、偽予告が行われる場合があり、
前記偽予告が行われても、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A116)
付記104乃至A115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A117)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A118)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A119)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合がるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A120)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、一回のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A121)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、二回以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A122)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)における前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示すものであり、
前記第一のタイマ演出は、第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第一のタイマ演出は、第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A123)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
一のラウンド遊技は、第一の時間が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
前記初期値として第二の時間が表示される場合があり、
前記第二の時間は、前記第一の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A124)
付記A119乃至A123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、前記タイマ表示の表示が行われずに開始される場合(以下、「第一の場合」という。)がある演出であり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が或る時間を示す表示になって開始される場合(以下、「第二の場合」という。)がある演出であり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A125)
付記A124に記載の遊技台であって、
前記第一の演出が開始可能なタイミングよりも前記第二の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A126)
付記A124又はA125に記載の遊技台であって、
前記第二の場合における前記或る演出として前記第一の演出が実行される場合があり、
前記第二の場合において、前記第一の演出が実行されるタイミングと前記第二の演出が実行されるタイミングが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A127)
付記A119乃至A126に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A128)
付記A124乃至A126のうちいずれか一を引用する付記A127に記載の遊技台であって、
前記確定演出は、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一つの場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二つ以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A129)
付記A124乃至A126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊戯者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆する演出であり、
前記第一の演出よりも前記第二の演出の方が遊技者に有利な特典が付与される可能性が高く構成されており、
前記第一の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出として行われる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の演出は、前記確定演出ではない場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第二の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第二の演出が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A130)
付記A119乃至A129のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に表示されて、大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A131)
付記A130に記載の遊技台であって、
前記タイマ演出は、一回の図柄変動表示において実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の前記図柄変動表示に関する予告演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A132)
付記A119に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の実行中に表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A133)
付記A132に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、遊技に関する或る条件が達成された場合に前記或る時間を示すために表示変化を開始するように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A134)
付記A119、A132又はA133に記載の遊技台であって、
前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出として、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合であっても実行される場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A135)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第四の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第四の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A136)
付記A119乃至A135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記演出手段とは、表示手段のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A137)
付記A119乃至A136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A138)
付記A119乃至A137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る時間とは、タイマの残時間が0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A139)
付記A119乃至A138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、大当り遊技の実行中におけるインターバルにおいても実行可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A140)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも図柄変動表示の実行中にタイマ演出が行われて、該図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間に前記或る演出が行われ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A141)
表示手段と、
操作手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、
前記表示手段は、タイマ表示が表示される場合がある手段であり、
前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて該タイマ表示の少なくとも一部の表示が変化する表示であり、
前記タイマ表示が表示された後に、前記操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A142)
付記A141に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第一の時間が経過すると、第一の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第二のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第二の時間が経過すると、第二の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A143)
付記A141又はA142に記載の遊技台であって、
第二の操作手段を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示が表示される場合がある表示であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段に関する表示のことであり、
前記タイマ表示の表示中において、前記操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、前記第二の操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A144)
付記A141乃至A143のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示の表示中において前記操作手段の操作があった場合に、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A145)
付記A141乃至A144のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示による前記操作表示が表示されるまでの或る時間の経過に応じた表示態様の変化が行われている場合において、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A146)
付記A141乃至A145のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示とは、前記タイマ予告が表示されることを予告する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A147)
付記A141乃至146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、
前記大当り判定の結果は、前記操作表示の表示態様によって変化せず、
前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、
前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、
前記大当り確率は、前記操作表示の表示態様によって変化しない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A148)
複数のイルミパネルを備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネルであり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネルであり、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、前後方向に第一の間隔をあけて設けられており、
前記第一のイルミパネルに該第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に突出する第一の突部が設けられており、
前記第一の突部は、前記第一のイルミパネルにおける外周を除く部位に設けられている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A149)
付記A148に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルは、前記第二のイルミパネルの後方に設けられたイルミパネルであり、
前記第一のイルミパネルの前面に前記第一の突部が設けられている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A150)
付記A148又はA149に記載の遊技台であって、
遊技部品を備え、
前記第一のイルミパネルに前記第一の突部が複数設けられており、
前記第一の突部のうちの少なくとも一つの前方が前記遊技部品によりオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A151)
付記A150に記載の遊技台であって、
前記遊技部品は、可動体であり、
前記可動体は、第一の動作を実行する場合があり、
前記突部の前方は、前記第一の動作が実行される前に前記可動体にオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A152)
付記A151に記載の遊技台であって、
表示手段を備え、
前記第一のイルミパネルは、前記表示手段の前方に設けられたイルミパネルであり、
前記第二のイルミパネルは、前記表示手段の前方に設けられたイルミパネルであり、
前記可動体による前記第一の動作が実行されたことに関連して前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルによる演出が行われる場合があり、
前記可動体による前記第一の動作が実行されたことに関連する表示が前記表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A153)
付記A148乃至A152のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記突部の突出量は、第一の長さであり、
前記第一の長さは、前記第一の間隔の長さよりも長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A154)
付記A148乃至A152のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記突部の突出量は、第一の長さであり、
前記第一の長さは、前記第一の間隔の長さと同じである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A155)
付記A148乃至A154のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
発光手段が設けられた基板を備え、
前記複数のイルミパネルは、前記発光手段から発せられる光により発光演出が可能であり、
前記基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に位置し、
前記発光手段は、前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に位置しない手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A156)
付記A155に記載の遊技台であって、
前記複数のイルミパネルは、前記発光手段から発せられる横方向からの光により前記発光演出が可能であり、
前記基板は、一又は複数設けられており、
前記第一のイルミパネルは、前記基板の第一の面に設けられた前記発光手段から発せられる光により前記発光演出が可能であり、
前記第二のイルミパネルは、前記基板の第二の面に設けられた前記発光手段から発行される光により前記発光演出が可能であり、
前記第一の面は、前記基板の後面であり、
前記第二の面は、前記基板の前面である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A157)
付記A148乃至A156のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルに該第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの間に突出する第二の突部が設けられており、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルのうちの少なくとも一方のイルミパネルの外周に設けられた突部である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A158)
付記A157に記載の遊技台であって、
前記第二の突部は、遊技者から視認できない位置に設けられた突部であり、
前記第一の突部における底面積よりも前記第二の突部の底面積の方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A159)
付記A148乃至A158のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが取り付けられる取付部を備え、
前記取付部は、前記第一のイルミパネルの前側に接触する第一の部分と、前記第二のイルミパネルの後側に接触する第二の部分とボスとを有しており、
前記ボスにねじ止めされることにより、前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルと前記取付部が固定される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A160)
付記A148乃至A159のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A161)
付記A148乃至A159のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A171)
表示手段と、
複数のイルミパネルと、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネルであり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネルであり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に第一の間隔で配置され、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第一の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の間隔を前記第一の間隔に保持するための第二の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルの前面の外周の位置に設けられた突部であり、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され、
前記第一の突部は、前記第二の突部とは異なる前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に設けられた突部であり、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記第一の突部が設けられており、
前記或る位置とは、前記第二のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の後方となる位置のことであり、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像と重なる位置のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A172)
表示手段と、
複数のイルミパネルと、
を備えた遊技台であって、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第一のイルミパネルであり、
前記複数のイルミパネルのうちの一のイルミパネルは、第二のイルミパネルであり、
前記表示手段の前方に前記第一のイルミパネルが設けられ、
前記表示手段の前方に前記第二のイルミパネルが設けられ、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが、前後方向に第一の間隔で配置され、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第一の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の間隔を前記第一の間隔に保持するための第二の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第二の突部は、前記第一のイルミパネルの前面の外周の位置に設けられた突部であり、
前記第二のイルミパネルの後方に前記第一のイルミパネルが配置され、
前記第一の突部は、前記第二の突部とは異なる前記第一のイルミパネルの前面の或る位置に設けられた突部であり、
正面視で遊技者に視認可能な位置に前記第一の突部が設けられており、
前記或る位置とは、前記第一のイルミパネルに形成された、模様を表示するための反射溝の前方となる位置のことであり、
前記或る位置とは、前記表示手段に表示された画像と重なる位置のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A173)
付記A171又はA172に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルにおける外縁よりも内側となる位置に前記第一の突部が設けられている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A174)
付記A171乃至A173のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
遊技盤と、
前記遊技盤に設けられる遊技部品と、
を備え、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための第三の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第三の突部は、前記第一の突部とは別の位置に設けられた突部であり、
前記遊技部品によって前記第三の突部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A175)
付記A174に記載の遊技台であって、
前記遊技部品は、第一の可動体であり、
第一の位置に位置する前記第一の可動体が第一の動作を実行する場合があり、
前記第一の位置は、前記第一の可動体の初期位置であり、
前記第一の位置に位置する前記第一の可動体によって前記第三の突部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A176)
付記A175に記載の遊技台であって、
前記第一の可動体による前記第一の動作が実行されたことに関連して前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルの少なくともいずれか一方による演出が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A177)
付記A174に記載の遊技台であって、
前記遊技部品は、装飾部材であり、
前記装飾部材によって前記第三の突部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A178)
付記A174に記載の遊技台であって、
前記遊技部品は、ワープ通路であり、
前記ワープ通路は、前記遊技盤の遊技領域を流下する遊技球をワープ入口からワープ出口に導く通路であり、
前記ワープ通路によって前記第三の突部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A179)
付記A171乃至A178のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第一の長さであり、
前記第一の間隔の長さよりも前記第一の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A180)
付記A171乃至A178のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の突部の基端から先端までの長さは、第二の長さであり、
前記第二の長さと前記第一の間隔の長さが同じである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A181)
付記A171乃至A180のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
発光手段が取り付けられた或る取付基板を備え、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が照射されることにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記或る取付基板の少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙には前記或る取付基板に取り付けられた発光手段が配置されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A182)
付記A181に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルは、それぞれ前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記或る取付基板は、第一の面と第二の面の両方の面にそれぞれ発光手段が取り付けられる取付基板であり、
前記第一の面は、前記第二の面とは反対側の面であり、
前記第一のイルミパネルは、前記第一の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルであり、
前記第二のイルミパネルは、前記第二の面に取り付けられた発光手段からの光を端部から導光することにより発光演出が可能なイルミパネルである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A183)
付記A181又はA182に記載の遊技台であって、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第一の反射溝が前記第一のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光を遊技者側に向けて反射させるための第二の反射溝が前記第二のイルミパネルの後面に設けられ、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第一の反射溝で反射することで第一の模様が表示され、
前記或る取付基板に取り付けられた発光手段からの光が前記第二の反射溝で反射することで第二の模様が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A184)
付記A171乃至A183のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
遊技者から視認できない位置に前記第二の突部が設けられ、
前記第一の突部の基端における外周の長さよりも前記第二の突部の基端における外周の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A185)
付記A171乃至A184のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを取り付ける取付部材を備え、
前記取付部材にはスペーサが設けられ、
前記スペーサの少なくとも一部が前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルにより形成される間隙に配置され、
前記第一のイルミパネルに第一のネジ孔が設けられ、
前記第二のイルミパネルに第二のネジ孔が設けられ、
前記スペーサに第三のネジ孔が設けられ、
前記取付部材に前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルが取り付けられると、前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔が重なり、
ネジを前記第一のネジ孔と前記第二のネジ孔と前記第三のネジ孔に挿通することで前記第一のイルミパネルと前記第二のイルミパネルを前記取付部材に固定する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A186)
付記A171乃至A185のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
前記第一のイルミパネルの板面と前記第二のイルミパネルの板面の接触を回避するための前記第一の突部とは別の第四の突部が該第一のイルミパネルに設けられており、
前記第四の突部は、前記反射溝と重ならない位置に設けられた突部である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B1)
・少なくとも大当り確率が異なる複数の設定のうちの一の設定で遊技可能なぱちんこ機
・演出手段を備え
・複数の遊技球検出手段を備え
・少なくともアウト球検出手段の検出結果に関連する実行契機で設定示唆演出(以下、「第一の設定示唆演出」という。)を実行する場合がある
遊技台。
(付記B2)
・複数の遊技状態のうちの一の状態を開始可能な制御手段を備え
・第一の遊技状態(例えば、通常状態)に第一の設定示唆演出を実行する場合がある
・第二の遊技状態(例えば、大当り中や、電サポ中)に第一の設定示唆演出を実行する場合がある
遊技台。
(付記B3)
・図柄変動表示が実行されていない期間(デモ中やカスタマイズ設定中、単に発射しているけど始動入賞しない場合)に第一の設定示唆演出を実行する場合がある
遊技台。
(付記B4)
・始動口、一般入賞口等に関する別の遊技球検出手段を備え
・これらの検出結果も加味して第一の設定示唆演出を実行する場合がある
遊技台。
(付記B5)
・第一の設定示唆演出を実行するための条件を満たした場合に、条件を満たしてから第一のタイミングで(例えば、即座に)第一の設定示唆演出を行う場合がある
・第一の設定示唆演出を実行するための条件を満たした場合に、条件を満たしてから第二のタイミングで(例えば、次の変動や演出内容の条件等を判断して)第一の設定示唆演出を行う場合がある
・第一のタイミングと第二のタイミングが異なる
遊技台。
(付記B6)
・タイミング固定の第二の設定示唆演出(例えば、大当り遊技のエンディングなど)を実行可能
・第二の設定示唆演出と重複して実行される場合がある
遊技台。
(付記B7)
・第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出がオーバーラップする
遊技台。
(付記B8)
・第一の設定示唆演出と第二の設定示唆演出がオーバーラップしない
遊技台。
(付記B9)
・タイミング固定の第二の設定示唆演出(例えば、大当り遊技のエンディングなど)を実行可能
・第二の設定示唆演出と重複するタイミングとなった場合は、第一の設定示唆演出を遅延させるか実行しない
遊技台。
(付記B10)
・第一の設定示唆演出の実行契機に関する報知手段を備えた
遊技台。
(付記B11)
・少なくとも大当り確率が異なる複数の設定のうちの一の設定で遊技可能なぱちんこ機
・第一の報知演出を実行可能な演出手段を備え
・第一の報知手段は、遊技に関する報知を少なくとも実行可能な演出である
・第一の報知演出は、設定示唆を含んで実行される場合がある演出である
遊技台。
(付記B12)
・第一の報知演出が、設定示唆を含んで報知されているかどうかが識別可能な場合がある
遊技台。
なお、識別不能な場合があってもよい。下記の第一のタイミングで実行される第一の報知演出に設定示唆が含まれていてもよい。
(付記B13)
・第一の報知演出は、設定示唆を含まない場合に第一のタイミングで実行される
・第一の報知演出は、設定示唆を含む場合に第一のタイミングとは異なる第二のタイミングで実行される
遊技台。
(付記B14)
・第一の報知演出は、少なくとも大当りに関する演出である
遊技台。
(付記B15)
・数字の表示態様が異なることで第一の報知演出に設定示唆が含まれていることを識別可能である
遊技台。
(付記B16)
・或る条件が成立した場合の第二のタイミングで設定示唆を含む第一の報知演出が実行される
遊技台。
(付記B17)
・第一の報知演出が設定示唆を含む場合の出現率に設定差がある
遊技台。
(付記B18)
・再抽選を実行可能な
遊技台。
(付記B19)
・キリ数(例えば、「5000」発毎の表示)を表示可能な
遊技台。
(付記B21)
・少なくとも大当り確率が異なる複数の設定のうちの一の設定で遊技可能なぱちんこ機
・再抽選演出を実行可能な演出手段を備え
・大当り終了後の遊技状態が第一の遊技状態の場合があり
・大当り終了後の遊技状態が第二の遊技状態の場合があり
・再抽選演出は大当り終了後の遊技状態として第二の遊技状態が開始されることを少なくとも示唆する演出であり
・再抽選演出パターンで設定示唆が行われる場合がある
遊技台。
演出手段に特徴をもった遊技台を提供できる。
再抽選のスロー変動、高速変動、コマ送り変動、役物落下等の振分けによって振分けが異なり、設定推測として機能する場合がある。
(付記B22)
・装飾図柄変動表示を表示可能
・再抽選演出により導出された図柄(確定図柄)が第一の装飾図柄である場合には、大当り遊技終了後に第一の遊技状態または第二の遊技状態が開始され、確定図柄が第二の装飾図柄である場合(第一の場合)には、大当り遊技終了後に第二の遊技状態が開始される
・第一の場合に大当り遊技終了後に第二の遊技状態が開始されることを示唆する第一の演出が行われる(「444」→「777」への昇格時のエフェクトや「777」→「777」)
・一旦停止した図柄(仮図柄)と確定図柄が第一の装飾図柄(「222」→「444」、「444」→「444」など複数種類あり)となる再抽選演出の場合に第一の演出が行われる場合(第二の場合)がある
・第二の場合における再抽選演出は、設定示唆を含む(行われない場合、設定示唆は含まない)
遊技台。
(付記B23)
・確定図柄が第一の装飾図柄である場合に大当り遊技中に昇格演出が実行される場合がある
・第一の装飾図柄は複数種類あり(AとB)、A<Bで昇格演出が成功しやすい
・仮図柄がBで確定図柄がAとなる場合の再抽選演出は、設定示唆を含む演出である
遊技台。
図柄が変化すること自体に期待を持たせることができる場合がある。
(付記B24)
・B→Aの場合に第一の演出を実行する(格下げっぽいが第一の演出により昇格は放置される)
遊技台。
違和感を遊技価値に関連付けることができる場合がある。
(付記B25)
・A→Aの場合に第一の演出が実行される場合と実行されない場合がある
・第一の演出が実行された場合は、大当り遊技終了後に第二の遊技状態が開始される
・第一の演出が実行されない場合は、大当り遊技終了後に第一の遊技状態又は第二の遊技状態が開始される
遊技台。
(付記B26)
・確定図柄が設定示唆に関連する場合がある(第一の演出が行われた確定図柄「444」→設定4以上確定など)
遊技台。
(付記B31)
・同時変動機であって
・特図1変動中に特図2変動に関してアタッカが開閉動作を行う場合がある
・少なくともアタッカの開閉動作に関する期間において装飾図柄変動表示で先読み予告を行う
遊技台。
予告手段に特徴をもった遊技台を提供できる。
(付記B32)
・特図2の変動停止よりも後で先読み予告が開始される
遊技台。
(付記B33)
・特図1の最長変動よりも特図2の変動(少なくとも、小当り変動)の方が長い
・装飾図柄で図柄が一旦導出された後で先読み予告が開始される
遊技台。
特図1の変動に関連して実行される装飾図柄変動表示の内容を把握して先読み予告のタイミングを決めるのは困難なため、装飾図柄の導出後に開始することで邪魔をせずに遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
(付記B34)
・先読み予告は、小当りによるアタッカの開閉動作が開始されるタイミングと重なる特図1の図柄変動表示の開始時点で保留されている特図1の保留に関連して実行される
遊技台。
(付記B35)
・先読み予告とは、実行中の特図1の変動に関する予告を含まず、次以降の変動を対象とする
遊技台。
(付記B36)
・アタッカの開閉期間は、特図1の変動は中断されて(本物の特図変動)、装飾図柄変動表示のみが変動を行う
・開閉期間終了後に特図1の変動が再開される
遊技台。
特図の視点で見るとアタッカの開閉期間に中断されて再開後の或る期間で先読み予告が実行されてもよい。
(付記B37)
・特図2変動開始後の特図1変動開始で特図2大当り予告(当確)
・複数の特図1変動を跨ぐ場合がある
遊技台。
ただし、先読み予告に見せることができる場合がある。
長期間に亘って大当り抽選が行われない無駄な期間に発射をやめるように促すことができる場合がある(一方が大当りの場合は、他方は無抽選(はずれ確定))。
(付記B38)
・上記2点のイレギュラー現象は通常時で主に特図1が主役として変動する
・装飾図柄変動表示も特図1を対象として行う
遊技台。
(付記B41)
・遊技者に有利な状態中(第一の遊技状態中:例えば、小当りラッシュ中)に獲得した賞球数を加算表示する表示手段を備え
・第一の遊技状態中に当り遊技が発生した場合に当り遊技中のアタッカ入賞で賞球数を加算表示せずに当り遊技が終了した後で纏めて加算表示を行う場合がある
・1回の当り遊技が終了した後で或る条件が成立している場合(例えば、保留連チャン)に加算表示を行わず次の当り遊技が終了した後でまとめて加算表示を行う
遊技台。
表示手段に特徴をもった遊技台を提供できる。
3連チャン以上であってもよい。
保留連チャン以外の条件といて確変(次回大当り確定等も含む)であってもよい。
(付記B42)
・或る条件は保留連チャンである
・加算表示を行わず、保留連チャン示唆表示を行う
遊技台。
(付記B43)
・保留連チャン示唆表示を行っている間に変動を開始する
遊技台。
保留連チャン示唆の間に変動を開始してすぐに当りがくるようにすることができる場合がある。
(付記B44)
・当りとは大当りと小当りを含む
・装飾図柄変動表示が可能である
・大当り図柄の組合せと小当り図柄の組合せが同じ組み合わせで停止する場合がある
遊技台。
特定の図柄(例えば、「333」や「777」)を除いてもよい。
(付記B45)
・アタッカは、開閉部材の前側に装飾部材を備えている
・大当りは1回の開放時間が長いものを含み、小当りは1回の開放時間が短く開放回数が多い
遊技台。
当りの種類によっては、大当りか小当り化アタッカの開放と図柄の組合せで識別しにくくすることができる場合がある。
(付記B46)
・第一の遊技状態における装飾図柄の変動について、第一の表示態様と第二の表示態様がある
・変動中の装飾図柄の大きさは、第一の表示態様>第二の表示態様
・当り終了後の保留に関する変動は少なくとも第二の表示態様で行われる(例えば、保留4個分もしくは加算表示が終わるまでの変動)
・第二の表示態様で変動が行われる期間に変動がはずれの場合は第二の表示態様に対応する大きさで装飾図柄を停止表示し、当りとなる場合は第一の表示態様で停止表示する
遊技台。
保留連チャンのはずれ部分は目立たなくしていきなり大当り図柄を表示して、すぐ連チャンしたように見せることができる場合がある。
(付記B47)
・賞球表示の数字の表示態様が加算表示をしない期間(保留連チャン示唆を実行している期間)は他と異なる(例えば、モザイク、色違い等)
遊技台。
(付記B51)
・同時変動機の最低限の構成
・特図Bの小当りによる特図Aの変動時間計測中断に関連して予告表示を行う
・予告表示の内容は特図A変動開始の際にメインから送信される或る情報に関連して決定される
遊技台。
例えば、特図Aがメインとなる遊技状態(例えば、特図高、普図高)において、特図Bの小当り変動中に特図Aが変動開始、該特図Aの図柄停止が特図B小当り図柄停止よりも前ではない
(付記B52)
・サブは或る情報によって特図Aと特図Bのうちのいずれかが先に停止するか、特図Bが小当りするかどうかを特定可能である
遊技台。
(付記B53)
・小当りには複数種類あり(パカパカの態様が異なる/長い/短い)
・或る情報には小当りの有無、種別も含まれている
・サブは或る情報における小当りの種別に応じて予告表示の内容を決定する
遊技台。
小当り種別に応じて異なる予告表示があり、先読み予告として、例えば、赤が表示される頻度、期待度が異なるようにしてもよい。
(付記B54)
・予告表示は、特図Aに関する先読み予告
・特図A変動開始時点の保留情報に基づいている
遊技台。
(付記B55)
・特図A変動開始に応じて演出表示開始
・特図Aの変動時間計測中断状態であっても前記演出表示は中断せずに進行する
遊技台。
(付記B56)
・普通の変動表示の構成(例えば、装飾図柄の或る組合せの表示が揺れ表示→確定表示)・予告表示が表示される前に装飾図柄の或る組合せの表示が揺れ表示する
遊技台。
(付記B57)
・はずれの場合、揺れ変動→予告表示→確定表示(普通の確定表示と同じ/異なる)する・大当りの場合、揺れ変動→予告なし→確定表示(普通の確定表示と同じ/異なる)する遊技台。
はずれなのに揺れ変動が続くと復活大当りとなるかもといった勘違いをされることを防止することができる場合がある。
SPリーチありハズレとドハズレの場合とで、予告表示の内容が異なってもよい。
期待度がとても高いSPリーチではずれた後に演出ステージが変わる(例えば、ごめんなさいゾーン)ようにしてもよい。
ドハズレ→予告表示1→ステージチェンジなしとしてもよいし、SPリーチ1はずれ→予告表示2→ステージチェンジなしとしてもよいし、SPリーチ1はずれ(小当りなしの場合)→ステージチェンジありとしてもよいし、SPリーチ2はずれ→予告表示2→ステージチェンジありとしてもよい。
(付記B58)
・予告表示が行われる場合には、必ず特図Bの小当り終了以後に開始される
遊技台。
(付記B59)
・特図B小当り中に特図Aの変動が開始した場合は予告表示が行われない
遊技台。
(付記B60)
・特図B小当り変動中に特図A変動開始する場合、該特図A変動中に新たな特図B小当り変動が開始しない
遊技台。
(付記B61)
・一の特図A変動中に特図Bが小当り
・特図B小当り後の所定期間は右打ちしても左打ちに戻せ報知を行わない
・一の特図A変動中において、右打ちすると左打ちに戻せ報知を行う、行わない、行うの3状態になり得る
遊技台。
(付記B71)
複数の演出を実行可能な演出手段と、
遊技球が通過したことを検出する複数の遊技球検出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択され、
前記複数の遊技球検出手段のうちの一の遊技球検出手段は、アウト球検出手段であり、
前記アウト球検出手段は、アウト口に進入した遊技球を少なくとも検出する手段であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の設定示唆演出であり、
前記第一の設定示唆演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定を少なくとも示唆する演出であり、
第一の演出実行条件が成立した場合に前記第一の設定示唆演出の実行が開始され、
前記第一の演出実行条件は、少なくとも前記アウト球検出手段の検出結果に関連して成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B72)
付記B71に記載の遊技台であって、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態を開始可能な制御手段を備え、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態において前記第一の設定示唆演出の実行が開始される場合があり、
前記第二の遊技状態において前記第一の設定示唆演出の実行が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B73)
付記B71又はB72に記載の遊技台であって、
図柄変動表示が実行されていない期間に前記第一の設定示唆演出の実行が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B74)
付記B71乃至B73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の遊技球検出手段のうちの一の遊技球検出手段は、第一の遊技球検出手段であり、
前記第一の遊技球検出手段は、或る入賞口に進入した遊技球を検出する手段であり、
前記第一の演出実行条件は、前記第一の遊技球検出手段の検出結果にも関連して成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B75)
付記B71乃至B74のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の演出実行条件が成立した場合に第一のタイミングで前記第一の設定示唆演出の実行が開始される場合があり、
前記第一の演出実行条件が成立した場合に第二のタイミングで前記第一の設定示唆演出の実行が開始される場合があり、
前記第一のタイミングと前記第二のタイミングは、異なるタイミングである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B76)
付記B71乃至B75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に実行が開始される場合がある演出であり、
前記第一の設定示唆演出と前記第二の設定示唆演出の両方が実行されている状態となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B77)
付記B71乃至B75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に実行が開始される場合がある演出であり、
前記第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間(以下、「或る期間」という。)に前記第一の演出実行条件が成立した場合は、該或る期間が経過した後で前記第一の設定示唆演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B78)
付記B71乃至B75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の設定示唆演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、前記第一の設定示唆演出とは別の演出であり、
前記第二の設定示唆演出は、或る演出の実行中に実行が開始される場合がある演出であり、
前記第二の設定示唆演出が実行されている場合がある期間に前記第一の演出実行条件が成立した場合は、前記第一の設定示唆演出の実行が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B79)
付記B71乃至B78のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出実行条件の達成度を少なくとも示唆する達成度示唆手段を備えた、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B81)
複数の演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択され、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の報知演出であり、
前記第一の報知演出は、遊技に関する報知を少なくとも含む演出であり、
前記第一の報知演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定の示唆が含まれる場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B82)
付記B81に記載の遊技台であって、
前記第一の報知演出は、前記設定の示唆が含まれていることを識別可能な態様で実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B83)
付記B81又はB82に記載の遊技台であって、
第一の場合に前記設定の示唆が含まれない前記第一の報知演出の実行が開始され、
前記第一の場合に前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出の実行が開始されることがなく、
第二の場合に前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出の実行が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B84)
付記B83に記載の遊技台であって、
前記第二の場合に前記設定の示唆が含まれない前記第一の報知演出の実行が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B85)
付記B83又はB84に記載の遊技台であって、
或る条件が成立した前記第二の場合において前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出の実行が開始され、
前記第二の場合であっても前記或る条件が未成立である場合には前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出の実行が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B86)
付記B81乃至B85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の報知演出は、少なくとも大当りに関連する演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B87)
付記B81乃至B86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の報知演出において、数字の表示態様により前記複数の設定のうちの選択された設定の示唆が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B88)
付記B81乃至B87のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の設定のうちの選択された設定によって、前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出が実行される確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B89)
付記B81乃至B88のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、再抽選演出であり、
前記再抽選演出とは、装飾図柄変動表示において大当りの結果を一旦表示した後で該装飾図柄変動表示を再開し、その後に大当りの結果を再度表示する演出のことであり、
前記再抽選演出において、第一の有利状態となる可能性があることを示唆する大当りの結果(以下、「第一の大当り結果」という。)を一旦表示した後で該第一の有利状態よりも有利な第二の有利状態となることを報知する大当りの結果を表示する場合(以下、「第三の場合」という。)があり、
前記再抽選演出において、前記第一の大当り結果を一旦表示した後で再度該第一の大当り結果を表示する場合(以下、「第四の場合」という。)があり、
前記再抽選演出において前記第一の報知演出が実行される場合があり、
前記第三の場合において実行される前記第一の報知演出は、前記設定の示唆が含まれず、
前記第四の場合において実行される前記第一の報知演出は、前記設定の示唆が含まれる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B90)
付記B81乃至B88のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、総獲得賞球数表示の演出であり、
前記総獲得賞球数表示とは、少なくとも大当り遊技において獲得した総賞球数の表示のことであり、
前記第一の報知演出は、前記総獲得賞球数表示の演出において実行される演出であり、
前記総獲得賞球数表示が第一の数であることを示す場合に前記設定の示唆が含まれない前記第一の報知演出の実行が開始され、
前記総獲得賞球数表示が第二の数であることを示す場合に前記設定の示唆が含まれる前記第一の報知演出の実行が開始される場合があり、
前記第一の数と前記第二の数は別の数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B91)
第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段と、
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段と、
遊技球が入賞可能なアタッカと、
前記第一の図柄変動表示の変動時間を決定する変動時間決定手段と、
複数の予告を実行可能な予告手段と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されている場合があり、
前記表示手段は、前記第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記アタッカは、前記第二の図柄変動表示の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化可能であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態よりも遊技球が前記アタッカに入賞しやすい状態であり、
前記第一の図柄変動表示の実行が開始されてから前記変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において、前記第二の図柄変動表示の結果に応じて前記アタッカが前記第二の状態となる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記複数の予告のうちの一の予告は、第一の予告であり、
前記第一の予告は、先読み予告であり、
前記第一の予告は、前記装飾図柄変動表示の表示中に実行される予告であり、
前記第一の場合に、前記アタッカが前記第二の状態である期間に対応する期間(以下、「或る期間」という。)において、前記第一の予告が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B92)
付記B91に記載の遊技台であって、
前記或る期間は、前記第二の図柄変動表示の結果が表示されたタイミングよりも後に開始される期間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B93)
付記B91又はB92に記載の遊技台であって、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能な制御手段を備え、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態における前記変動時間決定手段が決定する前記第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも前記アタッカが前記第二の状態に状態変化することとなる結果が表示される前記第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B94)
付記B93に記載の遊技台であって、
前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄変動表示の実行に対応して前記装飾図柄変動表示が表示され、
前記第一の遊技状態では、前記第二の図柄変動表示の実行に対応して前記装飾図柄変動表示が表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B95)
付記B91乃至B94のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の場合に、前記アタッカが前記第二の状態に状態変化した時点で保留されている前記第一の図柄変動表示を対象とする前記第一の予告が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B96)
付記B91乃至B95のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の予告は、実行中の前記第一の図柄変動表示に関する予告ではない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B97)
付記B91乃至B96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の場合において、前記アタッカが前記第二の状態である期間では、前記第一の図柄変動表示は中断されるが前記装飾図柄変動表示は継続して表示され、該期間が終了した後で該第一の図柄変動表示が再開する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B98)
付記B91乃至B97のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の予告のうちの一の予告は、第二の予告であり、
前記第二の予告は、実行中の前記第二の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第二の予告は、大当りの結果となる前記第二の図柄変動表示の実行中に前記第一の図柄変動表示の実行が開始された場合に実行が開始される場合がある予告である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B99)
付記B98に記載の遊技台であって、
複数回実行される前記第一の図柄変動表示に跨って前記第二の予告が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B100)
付記B91乃至B99のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B101)
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能な制御手段と、
遊技球が入賞可能なアタッカと、
複数の表示を表示可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記アタッカは、遊技の結果に応じて第一の状態から第二の状態に状態変化可能であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態よりも遊技球が前記アタッカに入賞しやすい状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも前記アタッカが前記第二の状態となりやすい遊技状態であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、総獲得賞球数表示であり、
前記総獲得賞球数表示とは、前記第一の遊技状態から前記第二の遊技状態に状態移行してから、該第一の遊技状態に状態移行するまでの間に前記アタッカに入賞して獲得した総賞球数を示す表示のことであり、
前記第二の遊技状態において、前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合に、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数を前記総獲得賞球数表示に加算して表示する場合があり、
前記第二の遊技状態において、或る条件が成立している場合には、前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合であっても、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の前記総獲得賞球数表示への加算が行われず、次に該アタッカが該第二の状態となって該第二の状態が終了した後で、該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の該総獲得賞球数表示への加算が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B102)
付記B101に記載の遊技台であって、
前記遊技の結果とは、図柄変動表示の結果のことであり、
前記或る条件とは、前記アタッカが前記第一の状態から前記第二の状態に状態移行する場合に、実行が保留されている図柄変動表示の結果に、該アタッカが該第二の状態に状態変化することとなる結果が含まれている条件のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B103)
付記B102に記載の遊技台であって、
前記或る条件が成立している場合には、実行が保留されている図柄変動表示の結果に、前記アタッカが前記第二の状態に状態変化することとなる結果が含まれていることを少なくとも示唆する表示(以下、「保留連チャン示唆表示」という。)が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B104)
付記B103に記載の遊技台であって、
前記保留連チャン示唆表示は、前記アタッカが前記第二の状態が終了して図柄変動表示が開始された後も継続して表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B105)
付記B101乃至B104のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、大当り遊技状態と小当り遊技状態の両方の状態のことであり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記大当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果と、前記小当り遊技状態に移行することとなる装飾図柄変動表示の結果が同じ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B106)
付記B105に記載の遊技台であって、
前記アタッカの前面側に装飾部材が配置されて該アタッカの動作態様が遊技者に視認困難とされており、
前記大当り遊技状態と前記小当り遊技状態では、前記アタッカの動作態様が異なっている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B107)
付記B105又はB106に記載の遊技台であって、
前記第二の遊技状態では、第一の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示する場合があり、
前記第二の遊技状態では、第二の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示する場合があり、
前記第一の表示態様における装飾図柄の大きさは前記第二の表示態様における装飾図柄の大きさよりも小さく、
前記第二の遊技状態において、前記第二の状態が終了した際に保留されている図柄変動表示の実行中の期間(以下、「或る期間」という。)では、前記第一の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示するが、前記或る条件が成立している場合には、該或る期間であっても、前記第二の表示態様で前記装飾図柄変動表示を表示する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B108)
付記B101乃至B107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アタッカが前記第二の状態となって1以上の遊技球が該アタッカに入賞した場合であっても、該第二の状態が終了した後で該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた賞球数の前記総獲得賞球数表示への加算が行われない場合では、該第二の状態が終了してから次に該アタッカが該第二の状態となって該第二の状態が終了した後で、該アタッカへの遊技球の入賞数に応じた未加算分の賞球数の該総獲得賞球数表示への加算が行われるまでの期間において、該総獲得賞球数表示の表示態様を別の表示態様に変化させる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B109)
付記B101乃至B108のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B111)
第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段と、
遊技球が入賞可能なアタッカと、
前記第一の図柄変動表示の変動時間を決定する変動時間決定手段と、
複数の表示を表示可能な表示手段と、
前記第一の図柄表示手段と前記第二の図柄表示手段を少なくとも制御可能な主制御手段と、
前記表示手段を少なくとも制御可能な副制御手段と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示の両方が同時に実行されている場合があり、
前記アタッカは、前記第二の図柄変動表示の結果が小当りとなったことに応じて第一の状態から第二の状態に状態変化可能であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態よりも遊技球が前記アタッカに入賞しやすい状態であり、
前記第一の図柄変動表示の実行が開始されてから前記変動時間決定手段によって決定された変動時間が経過するまでの期間において、前記第二の図柄変動表示の結果が前記小当りとなったことに応じて前記アタッカが前記第二の状態となる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の場合に、前記第二の図柄変動表示の結果が前記小当りとなってから前記アタッカが前記第二の状態である期間が経過するまでの期間、前記第一の図柄変動表示の変動時間の進行が中断される状態(以下、「或る状態」という。)となり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の予告表示であり、
前記或る状態となったことに関連して前記第一の予告表示が表示される場合があり、
前記第一の予告表示は、複数の表示態様のうちの一の表示態様で表示される表示であり、
前記副制御手段は、前記主制御手段からのコマンドに応じた制御を行う手段であり、
前記第一の図柄変動表示の実行が開始される際に前記主制御手段から前記副制御手段に送信される或るコマンドに関連して前記第一の予告表示の表示態様が決定される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B112)
付記B111に記載の遊技台であって、
前記副制御手段は、前記第二の図柄変動表示の実行中に受信した前記或るコマンドによって前記第一の図柄変動表示と前記第二の図柄変動表示のうちのいずれが先に停止表示するかを特定可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B113)
付記B111又はB112に記載の遊技台であって、
前記副制御手段は、前記或るコマンドによって前記第二の図柄変動表示の結果が小当りとなるか否かを特定可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B114)
付記B111乃至B113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の状態の態様が異なる複数種類の前記小当りがあり、
前記小当りの種類に応じて前記第一の予告表示の表示態様が決定される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B115)
付記B111乃至B114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の予告表示は、前記第一の場合に、前記第一の図柄変動表示の実行が開始された時点において保留されている該第一の図柄変動表示の情報に関連する先読み予告の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B116)
付記B111乃至B115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数の表示のうちの一の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記表示手段は、前記第一の図柄変動表示の実行に対応して装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記或る状態となった場合でも装飾図柄変動表示は継続して表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B117)
付記B116に記載の遊技台であって、
前記或る状態になる場合の或る装飾図柄変動表示が開始してから該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間と、該或る状態にならない場合の該或る装飾図柄変動表示が開始してから該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示開始するまでの時間が同じであり、
前記或る状態になる場合の前記或る装飾図柄変動表示が開始した場合に、該或る装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B118)
付記B116又はB117に記載の遊技台であって、
前記或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果がはずれの結果となる場合には、該装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合があり、
前記或る状態になる場合の装飾図柄変動表示の結果が大当りの結果となる場合には、該装飾図柄変動表示の結果を揺れ変動で表示した後、前記第一の図柄変動表示が停止表示するまでの期間において、前記第一の予告表示が表示される場合がない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B119)
付記B111乃至B118のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の予告表示が表示される場合は、該第一の予告表示の表示が必ず前記或る状態となった後で開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B120)
付記B111乃至B119のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る状態において前記第一の図柄変動表示の開始条件が成立した場合は、前記第一の予告表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B121)
付記B111乃至B120のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に制御可能な制御手段を備え、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第一の遊技状態であり、
前記複数の遊技状態のうちの一の遊技状態は、第二の遊技状態であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態における前記変動時間決定手段が決定する前記第一の図柄変動表示の変動時間の長さよりも、少なくとも前記アタッカが前記第二の状態に状態変化することとなる結果が表示される前記第二の図柄変動表示の変動時間の長さの方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B122)
付記B121に記載の遊技台であって、
右打ちにより前記アタッカへの遊技球の入賞が容易となり、
前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄変動表示が前記小当りとなって前記アタッカが前記第二の状態となった場合には、該第二の状態が終了した後の或る期間では、遊技者に左打ちを促す表示を表示しない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B131)
複数の演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
設定変更操作が受け付けられた場合に、少なくとも大当り確率の異なる複数の設定からいずれか一つの設定が選択され、
前記複数の演出のうちの一の演出は、再抽選演出であり、
大当り遊技の終了後に第一の遊技状態に移行する場合があり、
前記大当り遊技の終了後に第二の遊技状態に移行する場合があり、
前記第一の遊技状態よりも前記第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記再抽選演出は、前記大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行することを少なくとも示唆する場合がある演出であり、
前記再抽選演出において、前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、演出手段に特徴をもった遊技台を提供することができる。
(付記B132)
付記B131に記載の遊技台であって、
前記再抽選演出とは、装飾図柄変動表示において大当りの結果を一旦表示した後で該装飾図柄変動表示を再開し、その後に大当りの結果を再度表示する演出のことであり、
前記再抽選演出において、前記第一の遊技状態となる可能性があることを示唆する大当りの結果(以下、「第一の大当り結果」という。)を一旦表示した後で前記第二の遊技状態となることを報知する大当りの結果を表示する場合(以下、「第三の場合」という。)があり、
前記再抽選演出において、前記第一の大当り結果を一旦表示した後で再度該第一の大当り結果を表示する場合(以下、「第四の場合」という。)があり、
前記第四の場合では、前記大当り遊技の終了後に前記第一の遊技状態に移行する場合があり、
前記第四の場合では、前記大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行する場合もあり、
前記第三の場合では、前記大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行し、
前記第三の場合に、第一の演出が行われ、
前記第四の場合に、前記第一の演出が行われる場合があり、
前記第三の場合に行われる前記第一の演出は、大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行することを示唆する演出であり、
前記第四の場合に行われる前記第一の演出は、前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆を含む演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B133)
付記B132に記載の遊技台であって、
前記第四の場合では、前記大当り遊技において、該大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行するか否かの昇格演出が行われる場合があり、
前記第一の大当り結果として、第一の装飾図柄の組合せが表示される場合があり、
前記第一の大当り結果として、第二の装飾図柄の組合せが表示される場合があり、
前記第一の装飾図柄の組合せと前記第二の装飾図柄の組合せは、異なる装飾図柄の組合せであり、
前記第四の場合において、前記第一の装飾図柄の組合せで一旦表示した後で前記第二の装飾図柄の組合せが表示された場合に前記昇格演出において前記大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行することが報知されやすく、
前記第四の場合において、前記第二の装飾図柄の組合せで一旦表示した後で前記第一の装飾図柄の組合せが表示された場合に、前記複数の設定のうちの選択された設定に関する示唆が含まれる、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、大当り図柄の組合せが変化すること自体に期待を持たせることができる場合がある。
(付記B134)
付記B133に記載の遊技台であって、
前記第四の場合において、前記第二の装飾図柄の組合せで一旦表示した後で前記第一の装飾図柄の組合せが表示された場合に前記第一の演出が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、違和感を遊技価値に関連付けることができる場合がある。
(付記B135)
付記B133又はB134に記載の遊技台であって、
前記第四の場合において、前記第一の装飾図柄の組合せで一旦表示した後で該第一の装飾図柄の組合せが表示される場合(以下、「第五の場合」という。)があり、
前記第五の場合に前記第一の演出が実行される場合(以下、「第六の場合」という。)があり、
前記第五の場合に前記第一の演出が実行されない場合(以下、「第七の場合」という。)があり、
前記第六の場合は、前記大当り遊技の終了後に前記第二の遊技状態に移行し、
前記第七の場合は、前記大当り遊技の終了後に前記第一の遊技状態に移行する場合があり、
前記第七の場合は、前記大当り遊技の終了後に前記谷の遊技状態に移行する場合もある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B136)
付記B133乃至B135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第四の場合において、最終的に確定表示された装飾図柄の組合せが設定に関する示唆である場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
図230は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図230に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1や図192等に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1や図192等に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図230に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図231を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図231は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図231に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図231において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図232(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。