JP2015115387A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015115387A
JP2015115387A JP2013254773A JP2013254773A JP2015115387A JP 2015115387 A JP2015115387 A JP 2015115387A JP 2013254773 A JP2013254773 A JP 2013254773A JP 2013254773 A JP2013254773 A JP 2013254773A JP 2015115387 A JP2015115387 A JP 2015115387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor chip
bump
manufacturing
film
resin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013254773A
Other languages
English (en)
Inventor
亮平 北田
Ryohei Kitada
亮平 北田
昌浩 山口
Masahiro Yamaguchi
昌浩 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Technology Inc
Original Assignee
Micron Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micron Technology Inc filed Critical Micron Technology Inc
Priority to JP2013254773A priority Critical patent/JP2015115387A/ja
Publication of JP2015115387A publication Critical patent/JP2015115387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/93Batch processes
    • H01L2224/95Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips
    • H01L2224/97Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips the devices being connected to a common substrate, e.g. interposer, said common substrate being separable into individual assemblies after connecting

Abstract

【課題】信頼性の高い半導体装置の製造方法を提供すること。【解決手段】半導体装置の製造方法は、第1バンプを有する第1半導体チップを製造する工程と、第2バンプを有する第2半導体チップを製造する工程と、第1バンプと第2バンプとが電気的に接続するように、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程と、を含む。第1半導体チップを製造する工程は、第1バンプを形成する工程と、第1バンプの少なくとも側面を覆う樹脂膜を形成する工程と、第1バンプの少なくとも上面が露出するように樹脂膜の一部を除去する工程と、を含む。第2半導体チップを製造する工程は、第1絶縁層を形成する工程と、少なくとも上面が第1絶縁層から露出するように第2バンプを形成する工程と、を含む。第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、第1バンプ及び第2バンプのうち少なくとも一方の側面を覆うように樹脂膜を流動させる。【選択図】図17

Description

本発明は、半導体チップを積層する工程を含む半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の集積度が年々向上し、それに伴って配線の微細化や多層化が進んでいる。一方、スマートフォーンなどのモバイル製品に組み込まれる各種半導体装置は、高密度実装化され、パッケージサイズの小型化及び薄膜化が要求されている。このような要求に対して、MCP(Multi Chip Package)と呼ばれる1つの配線基板上に複数の半導体チップを高密度実装する技術が開発されている。その中でも、TSV(Through Substrate Via/Through Silicon Via)と呼ばれる貫通電極を有する半導体チップを積層したチップ積層体を配線基板の主面に実装したCoC(Chip on Chip)型の半導体装置(半導体パッケージ)が注目されている。
上記貫通電極は、半導体チップの半導体基板を貫通する様に設けられている。貫通電極の両端は、バンプ電極を介して、配線基板、或いは他の半導体チップと電気的に接続されている。
CoC型の半導体装置の製造では、チップ積層体の形成において、半導体チップ間のバンプ電極を介した接続後に、チップ積層体の機械的強度を補強する目的で、バンプ接続された半導体チップ間の隙間をアンダーフィル材で充填している。このアンダーフィル材の充填方法は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の背景技術に記載の方法においては、基体上に載置された半導体チップの側面部に、液状のアンダーフィル材料を滴下して付着させる。このとき、基体と半導体チップとの間隙に生じる毛細管現象によって、アンダーフィル材料が基体と半導体チップとの間の間隙に浸透する。これによって、基体と半導体チップとの間の間隙内がアンダーフィル材料によって充填される。
一方、特許文献2には、アンダーフィル材を設ける方法として、複数の半導体チップの電極に突起電極を形成する工程と、配線基板の主面上に非導電性の樹脂接着剤であるNCP(Non Conductive Paste)を配置する工程と、配線基板の主面上に樹脂接着剤を介して半導体チップを配置し、その後、半導体チップの裏面を押圧して半導体チップを配線基板に突起電極を介してフリップチップ接続する工程と、半導体チップを樹脂封止する工程とを有する半導体装置の製造方法が開示されている。
特許文献3には、半導体ウェハの接着剤として、アルカリ可溶性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線重合性化合物、及び光開始剤を含有する感光性接着剤組成物が開示されている。
特開2011−216818号公報 特開2005−191053号公報 特開2010−223992号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
図52に、特許文献1に記載のような毛細管現象を利用して半導体チップ間にアンダーフィル材料を充填する方法の概略断面図を示す。半導体チップ900は、半導体基板901と、絶縁層902と、第1バンプ903と、第2バンプ904と、半導体基板901を貫通し、第1バンプ903と第2バンプ904とを電気的に接続する貫通電極905と、半田906と、を有する。まず、2つの半導体チップを積層させる(図52(a))。そして、この2つの半導体チップの間にアンダーフィル樹脂907を毛細管現象によって供給すると、アンダーフィル樹脂907中にボイド908が発生してしまう。このボイド908は、バンプの腐食やアンダーフィル材料のクラックの発生を促進し、製品の信頼性を著しく低下させることも確認された。
図53に、特許文献2に記載の方法にように、半導体チップの積層前に、フィラーを含有するアンダーフィル材料を設ける方法の概略断面図を示す。一方の半導体チップに、フィラー909を含有するアンダーフィル樹脂907を設ける(図53(a))。次に、第1バンプ903をアンダーフィル樹脂907に押し込んで、第2バンプ904と接続させる。この方法によれば、ボイドの発生は抑制することができる。しかしながら、第1バンプ903と第2バンプ904との間に、アンダーフィル樹脂907中のフィラー909が残存してしまうことがある。バンプ903,904間に残存したフィラー909は、バンプ間の接続抵抗を高めることになる。
本発明の第1視点によれば、第1バンプを有する第1半導体チップを製造する工程と、第2バンプを有する第2半導体チップを製造する工程と、第1バンプと第2バンプとが電気的に接続するように、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程と、を含む半導体装置の製造方法が提供される。第1半導体チップを製造する工程は、第1バンプを形成する工程と、第1バンプの少なくとも側面を覆う樹脂膜を形成する工程と、第1バンプの少なくとも上面が露出するように樹脂膜の一部を除去する工程と、を含む。第2半導体チップを製造する工程は、第1絶縁層を形成する工程と、少なくとも上面が第1絶縁層から露出するように第2バンプを形成する工程と、を含む。第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、第1バンプ及び第2バンプのうち少なくとも一方の側面を覆うように樹脂膜を流動させる。
本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
半導体チップのバンプ間に樹脂膜中のフィラーが残存することを防止することができる。これにより、電気的特性の低下を防止することができる。
樹脂膜中にボイドが残存することを防止することができる。これにより、樹脂膜にクラックが発生することを防止することができる。
第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第1実施形態における半導体チップのダイシング方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップのダイシング方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップのダイシング方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップのダイシング方法を説明するための概略断面図。 ダイシング処理前の半導体ウェハの概略平面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すフローチャート。 第2実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第2実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第2実施形態における半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップを製造する方法を説明するための概略上面図及び概略断面図。 第3実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第3実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 第3実施形態における半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図。 貫通電極を有するDRAMチップを積層した半導体パッケージの概略断面図。 図50に示す半導体パッケージの概略分解図。 背景技術に係る問題点を説明するための概略断面図。 背景技術に係る問題点を説明するための概略断面図。
上記各視点の好ましい形態を以下に記載する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1バンプ及び第2バンプのうち少なくとも一方は、その上面に半田を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程前において又は当該工程において、樹脂膜を、樹脂膜が流動可能な温度以上、半田の溶融温度未満の第1温度まで加熱する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程前において又は当該工程において、第2半導体チップを、第1温度未満である第2温度まで加熱する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1温度は20℃以上200℃以下である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、樹脂膜を、半田の溶融温度以上の第3温度まで加熱する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第3温度は、樹脂膜の5%重量減少温度以上である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第3温度は200℃以上300℃以下である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程前において、樹脂膜と第1絶縁層の厚さの合計は、第1バンプと第2バンプの合計の高さよりも大きい。
上記第1視点の好ましい形態によれば、樹脂膜は第1バンプの高さよりも厚く形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、樹脂膜の一部を除去する工程において、第1バンプの側面が露出するように樹脂膜に貫通孔を形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、樹脂膜と第1絶縁層を圧着して、第1バンプの側面の少なくとも一部を覆うように樹脂膜を流動させる。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程前において、第2バンプは第1絶縁膜から突出している。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1絶縁膜は第2バンプの高さよりも厚く形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2バンプの側面の少なくとも一部が第1絶縁膜から露出するように第2バンプを形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、第2バンプの側面の少なくとも一部を覆うように樹脂膜を流動させる。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程前において、第1バンプは樹脂膜から突出している。
上記第1視点の好ましい形態によれば、樹脂膜は感光性を有する。樹脂膜の一部を除去する工程において、露光処理及び現像処理によって樹脂膜の一部を除去する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1半導体チップを製造する工程は、第1バンプと電気的に接続された貫通電極を形成する工程をさらに含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1バンプと貫通電極とを同一工程で形成する。
本発明の第2視点によれば、第1バンプを有する第1半導体チップを製造する工程と、第2バンプを有する第2半導体チップを製造する工程と、第1バンプと第2バンプとが電気的に接続するように、第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程と、を含む半導体装置の製造方法が提供される。第1半導体チップを製造する工程は、第1バンプを形成する工程と、第1バンプの少なくとも側面を覆う樹脂膜を形成する工程と、第1バンプの少なくとも上面が露出するように樹脂膜の一部を除去する工程と、を含む。第2半導体チップを製造する工程は、第1絶縁層を形成する工程と、少なくとも上面が第1絶縁層から露出するように第2バンプを形成する工程と、を含む。第1半導体チップと第2半導体チップとを積層する工程において、第1半導体チップと第2半導体チップとの圧接により樹脂膜を変形させて、第1バンプ及び第2バンプのうちの少なくとも一方の側面を樹脂膜で覆う。
以下の説明において、図面参照符号は発明の理解のために付記しているものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図1〜図28に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図面を示す。図1〜図13は、ダイシング前の半導体チップを製造する工程を示す。図1〜図13の各図において、上側に概略上面図を示し、下側に、当該概略上面図の概略断面図を示す。図14〜図17は、半導体チップのダイシング工程を説明するための図面を示す。図14〜図17においては、複数の半導体チップを含む半導体ウェハの一部分を図示してある。図18に、ダイシング前の半導体ウェハの概略平面図を示す。図19〜図23に、半導体チップの積層工程を説明するための図面を示す。図24〜図27に、半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための図面を示す。図28に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャートを示す(S1〜S14参照)。
まず、半導体チップの製造工程について説明する。半導体基板101の第1面101a上に、トランジスタ、キャパシタ等の半導体素子を形成した素子形成層102を形成する。次に、素子形成層102上に、配線及び配線間を接続するビアを有する配線層103、並びに、配線層103を露出するように第1絶縁層104を形成する(図1;S1)。
次に、配線層103及び第1絶縁層104上に、カバー膜105を形成する。カバー膜105は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜からなる群から選択された単層膜又は積層膜とすることができる。次に、カバー膜105上に、第2絶縁層106を形成する。第2絶縁層106は、例えばポリイミド膜で形成することができる。第2絶縁層106の膜厚は例えば5μmとすることができる。次に、配線層103に電気的に接続する第1バンプを形成する部分に、配線層103を露出するように第1貫通孔107を形成する(S2)。第1貫通孔107は、例えば、露光処理及び現像処理を含む感光処理によって第2絶縁層106に貫通孔を形成した後、第2絶縁層106をマスクとして、露出したカバー膜105をドライエッチング処理することにより形成することができる。次に、第2絶縁層106及び第1貫通孔107の内壁を覆うように、第1バリア膜の前駆膜108’を形成する(図2)。第1バリア膜108は、例えばCu/Tiの積層膜とすることができる。
次に、第1バリア膜の前駆膜108’上に、第1保護膜109を形成する。第1保護膜109は例えばレジストで形成することができる。次に、第1貫通孔107を露出するように、第1保護膜109に第2貫通孔109aを形成する(図3)。第2貫通孔109aは例えば感光処理によって形成することができる。これにより、第1バンプを形成するための開口を形成することができる。
次に、第1貫通孔107及び第2貫通孔109a内に第1下層導電膜110を形成する。第1下層導電膜110は、例えば、Cuで形成することができる。第1下層導電膜110は、例えば、第1保護膜109をマスクとし、第1バリア膜の前駆膜108’をシード膜とした電解めっき法により選択的に堆積させることができる。次に、第1下層導電膜110上に、第1上層導電膜111を形成する。第1上層導電膜111は、例えば、Ni/Auの積層膜とすることができる。第1上層導電膜111は、例えば、第1保護膜109をマスクとし、第1バリア膜の前駆膜108’をシード膜とした電解めっき法により選択的に堆積させることができる。次に、第1保護膜109を除去する。次に、露出した第1バリア膜の前駆膜108’を部分的に除去して第1バリア膜108を形成する。これにより、第1バンプ112が形成される(図4;S3)。本実施形態では、第1バンプ112は、第1バリア膜108、第1下層導電膜110及び第1上層導電膜111から形成されている。また、第1バンプ112は、第2絶縁層106よりも高くしてある。すなわち、第1バンプ112は、第2絶縁層106から突出し、側面が第2絶縁層106から露出している。第1バンプ112の径は後述の第2バンプ121の径より3μm程度大きくすると好ましい。半導体チップを積層する際、位置ずれが生じたとしても必要な接続面積を確保するためである。
次に、第2絶縁層106及び第1バンプ112上に、第1接着材113で支持体114を貼り付ける(図5;S4)。支持体114は、後の薄化工程後における反りを防止すると共に、その後の処理のハンドリング性を高めるためのものである。支持体114は、例えば、石英で形成することができる。第1接着材113は、支持体114と共に容易に剥離可能となるものを使用すると好ましい。例えば、第1接着材113としては、レーザ光や紫外線の照射によって接着力を弱めることができるものを使用することができる。
次に、作製した中間製品を裏返す(図6)。
次に、半導体基板101を薄化する(S5)。例えば、半導体基板101の第2面101bをCMP(Chemical Mechanical Polishing;化学的機械的研磨)法を用いて研削する。半導体基板101の厚さが例えば40μmになるまで薄化する。次に、配線層103が露出するように、半導体基板101及び素子形成層102に、第3貫通孔115を形成する(図7)。第3貫通孔115は、例えば、シリコン酸化膜(不図示)をマスクとして、ドライエッチングで形成することができる。
次に、半導体基板101上及び第3貫通孔115の内壁にサイドウォール絶縁膜の前駆膜を形成する。次に、配線層103を露出させるように、第3貫通孔115の底面にあるサイドウォール絶縁膜の前駆膜を例えば異方性ドライエッチングで選択的に除去し、サイドウォール絶縁膜116を形成する(図8)。サイドウォール絶縁膜116は例えばシリコン窒化膜で形成することができる。
次に、サイドウォール絶縁膜116及び配線層103上に、第2バリア膜の前駆膜117’を形成する。第2バリア膜の前駆膜117’は、例えばCu/Tiの積層膜とすることができる。次に、第2バリア膜の前駆膜117’上に、第2保護膜118を形成する。第2保護膜118は例えばレジストで形成することができる。次に、第3貫通孔115を露出するように、第2保護膜118に第4貫通孔118aを形成する(図9)。第4貫通孔118aは例えば感光処理によって形成することができる。これにより、第2バンプを形成するための開口を形成することができる。
次に、第3貫通孔115及び第4貫通孔118a内に第2下層導電膜119を形成する。第2下層導電膜119は、例えば、Cuで形成することができる。第2下層導電膜119は、例えば、第2保護膜118をマスクとし、第2バリア膜の前駆膜117’をシード膜とした電解めっき法により選択的に堆積させることができる。次に、第2下層導電膜119上に、第2上層導電膜120を形成する。第1実施形態においては、第2上層導電膜120を積層時に溶融させる導電体としている。第2上層導電膜120は、例えば、SnAg膜とすることができる。第2上層導電膜120は、例えば、第2保護膜118をマスクとし、第2バリア膜の前駆膜117’をシード膜とした電解めっき法により選択的に堆積させることができる。次に、第2保護膜118を除去する。次に、露出した第2バリア膜の前駆膜117’を部分的に除去して第2バリア膜117を形成する。これにより、貫通電極123が一体となった第2バンプ121が同一工程で形成される(図10;S6)。本実施形態では、第2バンプ121は、第2バリア膜117、第2下層導電膜119及び第2上層導電膜120から形成されている。
次に、加熱処理を施し、第2上層導電膜120を一旦融解させる(図11)。例えば、第2上層導電膜120がSnAg膜である場合、約260℃で加熱することができる。なお、この工程は実施しなくてもよい。
次に、サイドウォール絶縁膜116上に、第2バンプ121を覆うように、樹脂膜122を形成する(図12;S7)。樹脂膜122の厚さは、第2バンプ121よりも厚いと好ましい。樹脂膜122は、感光処理により部分除去が可能であると共に、加熱処理により接着性を発現するものであると好ましい。樹脂膜122は、フィラーを含有してもよい。フィラーとしては、例えばシリカが挙げられる。
次に、第2バンプ121の少なくとも上面が露出するように、樹脂膜122に第5貫通孔122aを形成する(図13;S8)。第5貫通孔122aは、第2バンプ121の側壁も露出するように形成すると好ましい。第5貫通孔122aは、例えば、樹脂膜122がポジティブタイプである場合、フォトマスク(例えばレチクル)を用いて第5貫通孔122aを形成する領域を露光し、アルカリ性溶液等の現像液を用いて樹脂膜122を部分的に除去して形成することができる。
図14は、図13に示した工程後のダイシング処理前の半導体ウェハの一部分を反転して示す。図18に、ダイシング処理前の半導体ウェハの概略平面図を示す。図14〜図18に示す領域Aは、ダイシング後に得られる半導体チップの1チップに相当する領域を示す。図18においては、領域Aにハッチングを付してある。図14〜図18に示す領域Bは、ダイシングが実施されるスクライブ線領域を示す。スクライブ線領域Bの幅は、例えば40μm〜80μmに設定することができる。
スクライブ線領域Bにおいて、第1絶縁層104上には、カバー膜105及び第2絶縁層106を貫通するスクライブ線溝131が形成されている。スクライブ線溝131は、第1貫通孔107を形成するときに同時に形成することができる。スクライブ線溝131には、支持体114を貼り付けるときに第1接着剤113が充填される。スクライブ線溝131は、ダイシング時にカバー膜105と第2絶縁層106にクラックが発生することを防止する機能を有する。
次に、第2バンプ121側に、第2接着材132を用いてダイシングテープ133を貼り付ける。第2接着材132は、ダイシングテープ133と共に容易に剥離可能となるものを使用すると好ましい。例えば、第2接着材132としては、レーザ光や紫外線の照射によって接着力を弱めることができるものを使用することができる。次に、第1接着材113にレーザ光や紫外線を照射して接着力を弱める。そして、支持体114を剥がす(図15)。
次に、ダイシング装置(不図示)を用いて、スクライブ線溝131に沿ってダイシングテープ133の途中まで中間製品をダイシングする。これにより、ダイシング溝134が形成される(図16)。
次に、第2接着材132にレーザ光や紫外線を照射して接着力を弱める。次に、ダイシング装置を用いて、個片化した中間製品をダイシングテープ133からピックアップする。これにより、半導体チップ150が完成する(S9)。
次に、半導体チップの積層方法について説明する。図19〜図23に、半導体チップの積層方法を説明するための概略断面図を示す。半導体チップの積層は、例えば、フリップチップボンディング装置を使用して実施することができる。
積層する半導体チップ150と、1以上の半導体チップが積層された半導体チップ積層体170とを対向するように配置する(図19)。半導体チップ積層体170は、1つの半導体チップである場合も含む。このとき、一方の第1バンプ112と他方の第2バンプ121が対向するように配置する。本実施形態においては、半導体チップ150の第2バンプ121と半導体チップ積層体170の第1バンプ112とが対向するように配置してある。樹脂膜122の厚さt1と第2絶縁層106の厚さt2の合計は、第1バンプ112の高さh1と第2バンプの高さh2の合計よりも大きくなっていると好ましい。
図22に、半導体チップの積層工程の一例を示す概略断面図を示す。(第1)半導体チップ150は、フリップチップボンディング装置のボンディングツール181によって真空吸着されて保持されている。フリップチップボンディング装置のボンディングステージ182には、半導体チップ積層体170が真空吸着されている。図22に示す形態においては、半導体チップ積層体170は、TSVを有していない第2半導体チップ151と、第2半導体チップ151上に積層され、TSVを有している第1半導体チップ150と、を有している。なお、本実施形態及び以下の実施形態において、ボンディングツール181及びボンディングステージ182との間に、溶融する導電膜(例えば半田)が存在する場合に、導電膜が溶融したとしても、導電膜はバンプに残存することができる。
次に、樹脂膜122を第1温度T1に加熱する。例えば、半導体チップ150をボンディングツール181で半導体チップ150を加熱することができる。第1温度T1は、樹脂膜122が熱流動可能となるような温度であると共に、第2上層導電膜120が溶融しないような温度とすると好ましい。例えば、第2上層導電膜120が260℃で溶融する場合、150℃〜200℃で流動可能となるような樹脂膜122を選択すると好ましい。また、半導体チップ積層体170も第2温度T2に加熱する。第2温度T2は、第1温度T1より低いと好ましい。例えば、第1温度T1を150℃〜200℃とする場合、第2温度T2は100℃〜150℃とすることができる。
次に、半導体チップ積層体170の第1バンプ112を半導体チップ150の第5貫通孔122aに挿入する。そして、半導体チップ積層体170の第1上層導電膜111と半導体チップ150の第2上層導電膜120とが接触するように、半導体チップ積層体170と半導体チップ150とを近づけ、樹脂膜122を圧縮する(図20)。半導体チップ積層体170と半導体チップ150の積層は、減圧下又は真空下で行うと好ましい。第1バンプ112及び第2バンプ121の周りにガスが残留することを防止するためである。ガスが残留しない場合には、大気圧下において積層を実施してもよい。なお、図面上、第1バンプ112及び第2バンプ121の周りに間隙が示されているが、作図上、間隙が図示されているにすぎない。これにより、第1バンプ112及び第2バンプ121の周囲は樹脂膜122で覆われる。半導体チップ積層体170の第1上層導電膜111と半導体チップ150の第2上層導電膜120との接触は、フィリップチップボンディング装置によって、抵抗荷重の変化で検知することができる。
次に、半導体チップ150を第3温度T3に加熱する。第3温度T3は、半導体チップ150の第2上層導電膜120が溶融するような温度とすると好ましい。例えば、第2上層導電膜120がSnAgである場合、第3温度T3は200℃以上300℃以下とすることができる。これにより、第1バンプ112と第2バンプ121とが接続される(図21)。また、第3温度T3は、樹脂膜122の5%重量減少温度以上であると好ましい。5%重量減少温度以上に樹脂膜122を加熱することにより、半導体チップ150と半導体チップ積層体170との接着を強固にすることができると共に、樹脂膜122を再加熱処理した場合に流動しないように熱硬化させることができる。例えば、第3温度T3を260℃に設定する場合、5%重量減少温度が200℃〜260℃である樹脂膜122を選択すると好ましい。
次に、ボンディングツール181を半導体チップ150から離す。これにより、半導体チップ150の積層が完了する。上記積層工程を繰り返すことにより、所望の積層数を有する半導体チップ積層体を製造することができる(S10)。
図23に、半導体チップ積層体の一例を示す概略断面図を示す。図23に示す形態においては、半導体チップ積層体170は、5層の半導体チップを有し、TSVを有していない第2半導体チップ151と、TSVを有し、第2半導体チップ151上に積層されている3つの第1半導体チップ150と、第1半導体チップ150上に積層され、インターフェイスチップとなる第3半導体チップ152と、を有している。
上記積層方法においては、樹脂膜122を流動させる第1温度T1及び第2上層導電膜120を溶融させる第3温度T3の2段階で半導体チップ150を加熱したが、半導体チップ150と半導体チップ積層体170の接着及び第1バンプ112と第2バンプ121との接続が可能であるならば、1段階の加熱又は3段階以上の加熱を実施してもよい。
次に、半導体チップ積層体のパッケージ方法について説明する。図24〜図27に、半導体チップ積層体のパッケージ方法を説明するための概略断面図を示す。
まず、配線基板191上に、複数の半導体チップ積層体170を接続する(図24;S11)。
次に、半導体チップ積層体170を封止樹脂192で封止する(図25;S12)。
次に、配線基板191の裏側の電極上に半田ボール193を形成する(図26;S13)。
次に、中間製品を半導体チップ積層体170毎に切断する。これにより、CoC型の半導体パッケージ100が製造される(図27;S14)。
第1実施形態に係る上記製造方法によれば、第1実施形態に係る半導体チップ150は、半導体基板101と、半導体基板101の第1面101a上にトランジスタ等の素子を形成した素子形成層102と、素子形成層102上に形成された第1絶縁層104と、第1絶縁層104に形成された配線層103と、を備える。半導体チップ150は、さらに、第1絶縁層104上に形成されたカバー膜105と、カバー膜105上に形成された第2絶縁層106と、配線層103に電気的に接続され、上部が第2絶縁層106から露出した第1バンプ112と、を備える。半導体チップ150は、さらに、第1バンプ112とは反対側において配線層103に電気的に接続され、素子形成層102及び半導体基板101を貫通する貫通電極123と、貫通電極123と電気的に接続され、半導体基板101の第2面101b上に形成された第2バンプ121と、半導体基板101の第2面101b上に形成された樹脂膜122と、を備える。貫通電極123と第2バンプ121とは一体的に形成されている。樹脂膜122は、第5貫通孔122aを有する。第2バンプ121は、第5貫通孔122a内に形成され、側面が露出している。第2バンプ121の高さは、樹脂膜122の厚さ(高さ)より低くなっている。半田は、第2バンプ121の上面に含まれている(図13、図17)。
第1実施形態に係る上記製造方法によれば、半導体チップ積層体170は、積層された複数の半導体チップを備える。半導体チップ150が積層されている場合、半導体チップは、一方の半導体チップ150の第1バンプ112と他方の半導体チップの150の第2バンプ121とが電気的に接続するように積層されている。
第1実施形態に係る上記製造方法によれば、半導体パッケージ100は、配線基板191と、配線基板191に実装された半導体チップ積層体170と、半導体チップ積層体170を封止する封止樹脂192と、配線基板191に形成された半田ボール193と、を備える。
第1実施形態によれば、樹脂膜122から第2バンプ121を第5貫通孔122a内において露出して形成するので、半導体チップ積層時に第1バンプ112と第2バンプ121との間に樹脂膜122中のフィラーが介在することを防止することができる。これにより、バンプ間の抵抗が高くなることを防止することができる。
また、樹脂膜122の第5貫通孔122aは、樹脂膜122を流動させることによってふさぐことができるので、樹脂膜122中にボイドが残存することを防止することができる。これにより、ボイドに起因する樹脂膜122のクラックを防止することができる。
次に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図29〜図31に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図面を示す。図29〜図31は半導体チップの積層工程を示す。第1実施形態においては、第1上層導電膜と第2上層導電膜のうち第2上層導電膜を半導体チップの積層時に溶融させる導電体(例えばSnAg)としていた。第2実施形態においては、半導体チップ250における第1バンプ212の第1上層導電膜211と第2バンプ221の第2上層導電膜220のうち第1上層導電膜211を積層時に溶融させる導電体(例えばSnAg)とする。この場合、第2上層導電膜220は、積層時に溶融しない導電体(例えばNi/Auの積層膜)であってもよいし、積層時に溶融する導電体(例えばSnAg)であってもよい。半導体チップ250の製造工程、ダイシング工程及び半導体チップ積層体のパッケージ工程に係る基本的な方法は第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
第1実施形態と同様にして、積層する半導体チップ250と半導体チップ積層体270とを、一方の第1バンプ212と他方の第2バンプ221が対向するように配置する(図29)。本実施形態においては、半導体チップ250の第2バンプ221と半導体チップ積層体270の第1バンプ212とが対向するように配置してある。
次に、第1実施形態と同様にして、樹脂膜222を第1温度T1まで加熱する。
次に、第1実施形態と同様にして、半導体チップ積層体270の第1上層導電膜211と半導体チップ250の第2上層導電膜220とを接触させ、樹脂膜122を圧縮する(図30)。
次に、半導体チップ250を介して、第1上層導電膜211を第3温度T3に加熱する。これにより、第1バンプ112と第2バンプ121とが接続される(図31)。
第2実施形態における上記以外の形態は、第1実施形態と同様である。第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態に係る半導体チップは、半田が第2バンプ221の上面に含まれている以外は、第1実施形態に係る半導体チップと同様である。第2実施形態に係る半導体チップ積層体及び半導体パッケージについては、半田とバンプの上層導電膜の積層順序を除けば、基本的に第1実施形態と同様である。
次に、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図32〜図49に、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図面を示す。第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。第1実施形態においては、第1バンプが半導体チップから突出し、第2バンプが樹脂膜の貫通孔の深さより低くなっていた。このため、積層工程においては、第1バンプを樹脂膜の貫通孔に挿入する形態であった。第3実施形態においては、第2バンプが半導体チップから突出し、第1バンプが絶縁層の貫通孔の深さより低くなっている。このため、本実施形態の積層工程においては、第2バンプを絶縁層の貫通孔に挿入することになる。
半導体チップの製造工程について説明する。図32〜図46に、半導体チップの製造方法を説明するための概略上面図及び概略断面図を示す。図1に示す工程までは、第1実施形態と同様である。
次に、第1実施形態と同様にして、配線層103及び第1絶縁層104上に、カバー膜105を形成する。次に、カバー膜105上に、第2絶縁層306を形成する。第2絶縁層306は、例えばポリイミド膜で形成することができる。第2絶縁層306の厚さは、少なくとも第1バンプの高さより厚くなるようにする。第2絶縁層306の膜厚は例えば10μm〜15μmとすることができる。次に、配線層103に電気的に接続する第1バンプを形成する部分に、カバー膜105を露出するように第6貫通孔306aを形成する(図32)。第6貫通孔306aは、例えば、露光処理及び現像処理を含む感光処理によって形成することができる。
次に、配線層103が露出するようにカバー膜105に第7貫通孔105aを形成する。第7貫通孔105aは、例えばドライエッチングで形成することができる(図33)。このとき、第2絶縁層306の第6貫通孔306aの側壁が階段状になるようにエッチング条件を設定すると好ましい。例えば、第2絶縁層306のエッチング選択比が低くなるようなエッチング条件に設定する。或いは、ポリイミド膜の第2絶縁層306を2回の露光処理でカバー膜105のドライエッチング前に予め階段状に形成しておくことも可能である。
次に、第2絶縁層306、第6貫通孔306a及び第7貫通孔105aの内壁を覆うように、第1バリア膜の前駆膜108’を形成する(図34)。第1バリア膜108は、例えばCu/Tiの積層膜とすることができる。
次に、第1バリア膜の前駆膜108’上に、第1保護膜309を形成する。第1保護膜309は例えばレジストで形成することができる。次に、第7貫通孔105aを露出するように、第1保護膜309に第8貫通孔309aを形成する(図35)。第8貫通孔309aは例えば感光処理によって形成することができる。これにより、第1バンプを形成するための開口を形成することができる。第8貫通孔309aは、第6貫通孔306aの下段の開口よりも広くすると好ましい。
次に、第6貫通孔306a、第7貫通孔105a及び第8貫通孔309a内に、第1バリア膜の前駆膜108’上に、第1実施形態と同様にして、第1下層導電膜110を形成する。次に、第1下層導電膜110上に、第1実施形態と同様にして、第1上層導電膜111を形成する。次に、第1保護膜309を除去する。次に、露出した第1バリア膜の前駆膜108’を部分的に除去して第1バリア膜108を形成する。これにより、第1実施形態と同様の第1バンプ112が形成される(図36)。本実施形態では、第1バンプ112は、第2絶縁層306より低くなっている。すなわち、第1バンプ112は、第6貫通孔306a内に収容されているような形態となっている。第1バンプ112の側面の一部は第2絶縁層306から露出している。
次に、第1実施形態と同様にして、第2絶縁層306及び第1バンプ112上に、第1接着材113で支持体114を貼り付ける(図37)。
次に、第1実施形態と同様にして、作製した中間製品を裏返す(図38)。
次に、第1実施形態と同様にして、半導体基板101を薄化する。次に、第1実施形態と同様にして、配線層103が露出するように、半導体基板101及び素子形成層102に、第3貫通孔115を形成する(図39)。
次に、第1実施形態と同様にして、サイドウォール絶縁膜116を形成する(図40)。
次に、第1実施形態と同様にして、サイドウォール絶縁膜116及び配線層103上に、第2バリア膜の前駆膜117’を形成する。次に、第1実施形態と同様にして、第2バリア膜の前駆膜117’上に、第2保護膜118を形成すると共に、第3貫通孔115を露出するように、第2保護膜118に第4貫通孔118aを形成する(図41)。
次に、第1実施形態と同様にして、第3貫通孔115及び第4貫通孔118a内に第2下層導電膜119を形成する。次に、第1実施形態と同様にして、第2下層導電膜119上に、第2上層導電膜120を形成する。次に、第2保護膜118を除去する。次に、第1実施形態と同様にして、露出した第2バリア膜の前駆膜117’を部分的に除去して第2バリア膜117を形成する。これにより、貫通電極が一体となった第2バンプ121が形成される(図42)。第2バンプ121の径は第1バンプ112の径より3μm程度大きくすると好ましい。半導体チップを積層する際、位置ずれが生じたとしても必要な接続面積を確保するためである。
次に、第1実施形態と同様にして、加熱処理を施し、第2上層導電膜120を一旦融解させてもよい(図43)。
次に、サイドウォール絶縁膜116上に、樹脂膜322を形成する(図44)。樹脂膜322は、感光処理により部分除去が可能であると共に、加熱処理により接着性を発現するものであると好ましい。第1実施形態においては、樹脂膜は第2バンプより高く形成したが、第3実施形態においては、樹脂膜の第2バンプ121以外の領域は、第2バンプ121より低くなるように形成する。
次に、第2バンプ121の上面が露出するように、樹脂膜322に凹部322aを形成する(図45)。図45に示す形態においては、凹部322aは、第2バンプ121の側壁の全体を露出しているが、第2バンプ121の側壁の上部を露出するものであってもよい。凹部322aの形成方法は、第1実施形態の第5貫通孔の形成方法と同様である。第3実施形態においては、第1実施形態に比べて、樹脂膜の厚さが薄く、また露光量も少なくてすむので、凹部の形成が容易となる。
次に、第1実施形態と同様にして、ダイシング工程を実施して、第1接着材113及び支持体114を除去することによって、半導体チップ350が形成される(図46)。
次に、半導体チップの積層工程について説明する。図47〜図49に、半導体チップの積層方法を説明するための概略断面図を示す。
第1実施形態と同様にして、積層する半導体チップ350と、1以上の半導体チップが積層された半導体チップ積層体370とを対向するように配置する(図47)。半導体チップ積層体370は、1つの半導体チップである場合も含む。このとき、一方の第1バンプ112と他方の第2バンプ121が対向するように配置する。
次に、第1実施形態と同様にして、樹脂膜322を第1温度T1に加熱する。また、半導体チップ積層体370も第2温度T2に加熱する。
次に、半導体チップ350の第2バンプ121を第2絶縁層306の第6貫通孔306aに挿入する。そして、半導体チップ積層体370の第1上層導電膜111と半導体チップ350の第2上層導電膜120とが接触するように、半導体チップ積層体370と半導体チップ350とを近づけ、樹脂膜322を圧縮する(図48)。これにより、樹脂膜322は、第2絶縁層306の第6貫通孔306a内に流入し、第1バンプ112及び第2バンプ322の周囲は樹脂膜322で覆われる。
次に、第1実施形態と同様にして、半導体チップ350を第3温度T3に加熱する。これにより、第1バンプ112と第2バンプ121とが接続される(図49)。次に、ボンディングツールを半導体チップ350から離す。これにより、半導体チップ350の積層が完了する。上記積層工程を繰り返すことにより、所望の積層数を有する半導体チップ積層体370を製造することができる。
半導体チップ積層体のパッケージ方法は第1実施形態と同様である。
第3実施形態に係る上記製造方法によれば、第3実施形態に係る半導体チップ350は、以下の点において第1実施形態に係る半導体チップと異なる。第2絶縁層306の高さ(厚さ)は、第1バンプ112の高さより高くなっている。第2絶縁層306は、第6貫通孔306aを有し、第1バンプ112の上部は第6貫通孔306a内の露出している。第2バンプ121の高さは、樹脂膜322の高さ(厚さ)より高くなっている。
第3実施形態に係る上記製造方法によれば、第3実施形態に係る半導体チップ積層体370及び半導体パッケージは、上記差異に基づく差異以外は、第1実施形態と同様である。すなわち、第1実施形態においては、第1バンプが樹脂膜に挿入された形態であるが、第3実施形態においては、第2バンプ121が第2絶縁層306に挿入された形態となっている。また、樹脂膜306の一部は、第2絶縁層306の第6貫通孔306a内に存在している。
第3実施形態における上記以外の形態は第1実施形態と同様である。第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態と同様にして、第2バンプが半田を含んでいてもよい。
次に、本発明における半導体チップをDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップとして適用した半導体パッケージの一例について説明する。図50に、半導体パッケージの概略断面図を示す。図51に、図50に示す半導体パッケージの概略分解図を示す。図50及び図51に示す形態においては、DRAMチップは第1実施形態に係る半導体チップとしてある。
半導体パッケージ400は、半田ボール401と、再配線層402と、インターフェイスチップ403と、積層された複数のDRAMチップ150と、リードフレーム404と、を備え、いわゆるCOC(chip on chip)構造から構成されている。各DRAMチップ150は、半導体基板101と、半導体基板101を貫通する貫通電極123と、を備える。各DRAMチップ150は、貫通電極123によって電気的に接続されている。貫通電極123によって接続することにより、メモリとして機能する半導体パッケージ400をより小型化かつ高性能化することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
100,400 半導体パッケージ
101 半導体基板
101a 第1面
101b 第2面
102 素子形成層
103 配線層
104 第1絶縁層
105 カバー膜
105a 第7貫通孔
106,306 第2絶縁層
107 第1貫通孔
108 第1バリア膜
108’ 第1バリア膜の前駆膜
109,309 第1保護膜
109a 第2貫通孔
110 第1下層導電膜
111,211 第1上層導電膜
112,212 第1バンプ
113 第1接着材
114 支持体
115 第3貫通孔
116 サイドウォール絶縁膜
117 第2バリア膜
117’ 第2バリア膜の前駆膜
118 第2保護膜
118a 第4貫通孔
119 第2下層導電膜
120,220 第2上層導電膜
121,221 第2バンプ
122,222,322 樹脂膜
122a 第5貫通孔
123 貫通電極
131 スクライブ線溝
132 第2接着材
133 ダイシングテープ
134 ダイシング溝
150,250,350 (第1)半導体チップ
151 第2半導体チップ
152 第3半導体チップ
160 半導体ウェハ
170,270,370 半導体チップ積層体
181 ボンディングツール
182 ボンディングステージ
191 配線基板
192 封止樹脂
193 半田ボール
306a 第6貫通孔
309a 第8貫通孔
322a 凹部
401 半田ボール
402 再配線層
403 インターフェイスチップ
404 リードフレーム
900 半導体チップ
901 半導体基板
902 絶縁層
903 第1バンプ
904 第2バンプ
905 貫通電極
906 半田
907 アンダーフィル樹脂
908 ボイド
909 フィラー

Claims (20)

  1. 第1バンプを有する第1半導体チップを製造する工程と、
    第2バンプを有する第2半導体チップを製造する工程と、
    前記第1バンプと前記第2バンプとが電気的に接続するように、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程と、を含み、
    前記第1半導体チップを製造する工程は、
    前記第1バンプを形成する工程と、
    前記第1バンプの少なくとも側面を覆う樹脂膜を形成する工程と、
    前記第1バンプの少なくとも上面が露出するように前記樹脂膜の一部を除去する工程と、を含み、
    前記第2半導体チップを製造する工程は、
    第1絶縁層を形成する工程と、
    少なくとも上面が前記第1絶縁層から露出するように前記第2バンプを形成する工程と、を含み、
    前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程において、前記第1バンプ及び前記第2バンプのうち少なくとも一方の側面を覆うように前記樹脂膜を流動させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1バンプ及び前記第2バンプのうち少なくとも一方は、その上面に半田を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程前において又は当該工程において、
    前記樹脂膜を、前記樹脂膜が流動可能な温度以上、前記半田の溶融温度未満の第1温度まで加熱することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程前において又は当該工程において、
    前記第2半導体チップを、前記第1温度未満である第2温度まで加熱することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1温度は20℃以上200℃以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程において、
    前記樹脂膜を、前記半田の溶融温度以上の第3温度まで加熱することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第3温度は、前記樹脂膜の5%重量減少温度以上であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第3温度は200℃以上300℃以下であることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程前において、前記樹脂膜と前記第1絶縁層の厚さの合計は、前記第1バンプと前記第2バンプの合計の高さよりも大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記樹脂膜は前記第1バンプの高さよりも厚く形成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記樹脂膜の一部を除去する工程において、前記第1バンプの側面が露出するように前記樹脂膜に貫通孔を形成することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程において、前記樹脂膜と前記第1絶縁層を圧着して、前記第1バンプの側面の少なくとも一部を覆うように前記樹脂膜を流動させることを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程前において、前記第2バンプは前記第1絶縁膜から突出していることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第1絶縁膜は前記第2バンプの高さよりも厚く形成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第2バンプの側面の少なくとも一部が前記第1絶縁膜から露出するように前記第2バンプを形成することを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程において、前記第2バンプの側面の少なくとも一部を覆うように前記樹脂膜を流動させることを特徴とする請求項14又は15に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを積層する工程前において、前記第1バンプは前記樹脂膜から突出していることを特徴とする請求項14〜16のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記樹脂膜は感光性を有し、
    前記樹脂膜の一部を除去する工程において、露光処理及び現像処理によって前記樹脂膜の一部を除去することを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記第1半導体チップを製造する工程は、
    前記第1バンプと電気的に接続された貫通電極を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記第1バンプと前記貫通電極とを同一工程で形成することを特徴とする請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
JP2013254773A 2013-12-10 2013-12-10 半導体装置の製造方法 Pending JP2015115387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254773A JP2015115387A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254773A JP2015115387A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015115387A true JP2015115387A (ja) 2015-06-22

Family

ID=53528946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013254773A Pending JP2015115387A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015115387A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019029557A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 旭化成株式会社 半導体装置、及びその製造方法
CN113517263A (zh) * 2021-07-12 2021-10-19 上海先方半导体有限公司 一种堆叠结构及堆叠方法
KR20230010170A (ko) * 2021-07-08 2023-01-18 알에프에이치아이씨 주식회사 반도체 장비 및 제조방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019029557A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 旭化成株式会社 半導体装置、及びその製造方法
JP7088640B2 (ja) 2017-08-01 2022-06-21 旭化成株式会社 半導体装置、及びその製造方法
JP2022123008A (ja) * 2017-08-01 2022-08-23 旭化成株式会社 半導体装置、及びその製造方法、並びに、層間絶縁膜
KR20230010170A (ko) * 2021-07-08 2023-01-18 알에프에이치아이씨 주식회사 반도체 장비 및 제조방법
KR102653704B1 (ko) 2021-07-08 2024-04-03 알에프에이치아이씨 주식회사 반도체 장비 및 제조방법
CN113517263A (zh) * 2021-07-12 2021-10-19 上海先方半导体有限公司 一种堆叠结构及堆叠方法
WO2023284384A1 (zh) * 2021-07-12 2023-01-19 上海先方半导体有限公司 一种堆叠结构及堆叠方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10079225B2 (en) Die package with openings surrounding end-portions of through package vias (TPVs) and package on package (PoP) using the die package
CN106952833B (zh) 三维芯片堆叠的方法和结构
US10269778B2 (en) Package on package (PoP) bonding structures
TWI710072B (zh) 半導體裝置封裝體及其製造方法
US9373610B2 (en) Process for forming package-on-package structures
TWI616980B (zh) 堆疊封裝構件及其製作方法
US8410614B2 (en) Semiconductor device having a semiconductor element buried in an insulating layer and method of manufacturing the same
US20180211936A1 (en) Thin fan-out multi-chip stacked package structure and manufacturing method thereof
US8647924B2 (en) Semiconductor package and method of packaging semiconductor devices
US9520304B2 (en) Semiconductor package and fabrication method thereof
US11495573B2 (en) Package structure and manufacturing method thereof
JP2009071095A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009004722A (ja) 半導体パッケージの製造方法
JP2013110151A (ja) 半導体チップ及び半導体装置
KR20190049411A (ko) 팬 아웃 구조물을 갖는 패키지
JP2015177061A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
US8309403B2 (en) Method for encapsulating electronic components on a wafer
JP6495692B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US11094625B2 (en) Semiconductor package with improved interposer structure
JP2015115387A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008135553A (ja) 基板積層方法及び基板が積層された半導体装置
TWI732279B (zh) 半導體裝置之製造方法
TW202002209A (zh) 半導體裝置及其製造方法
JP6486855B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
TWI426588B (zh) 封裝結構以及封裝製程