JP2015114610A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、回転体に生じるトルクを制御する技術としては、例えば特許文献1がある。特許文献1では、電気粘性流体で構成されたブレーキ手段が、回転体に生じる負荷変動に応じて制御される。
前記用紙の裏面側に配置され、前記定着面側部材に圧接されることにより、前記用紙を狭持して搬送する定着ニップを形成する裏面側支持部材と、
前記裏面側支持部材を所定の周速で回転させるための駆動部と、を備え、
前記裏面側支持部材が前記定着面側部材に圧接された状態で回転することにより、前記定着面側部材が追従して回転し、前記定着ニップを通過する用紙にトナー像を定着させる画像形成装置であって、
前記定着面側部材に回転を妨げる方向の制動力を付与するトルク発生部と、
前記裏面側支持部材に所定のトルクが発生するように前記トルク発生部を制御する制動力制御部と、
通紙時に前記駆動部に供給される駆動電流に基づいて前記トルク発生部の動作異常を検出する動作異常検出部と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。図2は、実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1には、CMYKの4色に対応する感光ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向(鉛直方向)に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させる縦型タンデム方式が採用されている。
すなわち、画像形成装置1は、感光ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に二次転写することにより、画像を形成する。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を連続して読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
ユーザーは、操作表示部20を操作して、原稿設定、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定、片面/両面設定、用紙設定、及び揺動量調整などの画像形成に関する設定を行うことができる。
電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光を受けて一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネート樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット511〜513には、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された紙種ごとに収容される。
定着ローラー611には、定着ローラー611の回転を制動するためのトルク発生部64が接続される。トルク発生部64は、第1のモーターM1、第2のモーターM2、第1のモーターM1及び第2のモーターM2の動力を個別に定着ローラー611に伝達する動力伝達機構(ギア機構)641を備える。第1のモーターM1及び第2のモーターM2の駆動制御は制御部100によって行われる。
加圧ローラー621には、動力伝達機構(図示略)を介して圧接離間部65(図2参照)が接続される。圧接離間部65は、加圧ローラー621を定着ローラー611に対して付勢する付勢手段(図示略)を有し、定着ベルト614(定着面側部材)に対する加圧ローラー621の状態を、圧接状態又は離間状態に切り替える。
また、加圧ローラー621には、加圧ローラー621を回転駆動するための駆動モーターM3が接続される。圧接離間部65の駆動制御及び駆動モーターM3の駆動制御は、制御部100によって行われる。駆動モーターM3の駆動電流は、加圧ローラー621の周速が一定となるように制御される。
逆に、制御部100は、加圧ローラー621に発生するトルクが目標トルクよりも小さい場合には、アシスト力F2が小さくなるように第2のモーターM2の駆動制御を行う。これにより、制動力Fが大きくなるので、加圧ローラー621に発生するトルクは大きくなり、目標トルクに近づく。
また、画像形成装置1は、定着ベルト614に回転を妨げる方向(ブレーキ方向)の制動力を付与するトルク発生部64と、加圧ローラー621に所定のトルク(目標トルク)が発生するようにトルク発生部64を制御する制御部100(制動力制御部)と、を備える。
ここでは、基準となる駆動モーターM3の駆動電流Ib(以下「基準電流Ib」)と実際の駆動電流との差が、2.0Aよりも大きくなった場合に、トルク発生部64(第1のモーターM1)の動作異常とする。また、基準電流Ibの初期値は予め設定されるものとする。例えば、加圧ローラー621に目標トルクが発生しているときの駆動電流が4.0Aである場合、これが基準電流Ibの初期値として設定される。
ところで、加圧ローラー621における目標トルクは、用紙の紙種に応じて設定される。そのため、画像形成に用いられる用紙の紙種が変更となった場合に、適切に紙種の変更処理が行われなければ、トルク発生部64の動作異常を誤検出する虞がある。
すなわち、上述したように、基準電流Ibと平均電流Iaの差が2.0Aよりも大きい場合(図5のステップS105で“YES”)、加圧ローラー621に過大なトルクが発生しており、トルク発生部64(第1のモーターM1)は正常に動作していないと判断できるが、ユーザーの設定ミスにより、実際に用いられている用紙の紙種と設定された用紙の紙種が異なる場合には、誤検出となっている可能性もある。例えば、設定されている用紙が厚紙である場合に、薄紙が通紙されると、加圧ローラー621に発生するトルクは小さくなる(平均電流Iaが小さくなる)ため、基準電流Ibと平均電流Iaの差が大きくなり、誤検知となってしまう。
そこで、変形例では、トルク発生部64の動作異常が認められた場合に(図6のステップS205で“YES”)、即座に画像形成を中止するのではなく、トルク発生部64の動作異常を確認するための処理を行う(ステップS208〜S213)。
なお、画像形成処理を再開するか否かに関わらず、排紙された用紙には異常画像が含まれるので、この旨を表示部21に表示させるのが好ましい。
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
61 上側定着部
611 定着ローラー
612 加熱ローラー
613 支持ローラー
614 定着ベルト(定着面側部材)
62 下側定着部
621 加圧ローラー(裏面側支持部材)
63 加熱源
64 トルク発生部
65 圧接離間部
M1 第1のモーター(ブレーキ部)
M2 第2のモーター(アシスト部)
M3 駆動モーター(駆動部)
100 制御部(制動力制御部、動作異常検出部)
Claims (5)
- トナー像が形成された用紙の定着面側に配置される定着面側部材と、
前記用紙の裏面側に配置され、前記定着面側部材に圧接されることにより、前記用紙を狭持して搬送する定着ニップを形成する裏面側支持部材と、
前記裏面側支持部材を所定の周速で回転させるための駆動部と、を備え、
前記裏面側支持部材が前記定着面側部材に圧接された状態で回転することにより、前記定着面側部材が追従して回転し、前記定着ニップを通過する用紙にトナー像を定着させる画像形成装置であって、
前記定着面側部材に回転を妨げる方向の制動力を付与するトルク発生部と、
前記裏面側支持部材に所定のトルクが発生するように前記トルク発生部を制御する制動力制御部と、
通紙時に前記駆動部に供給される駆動電流に基づいて前記トルク発生部の動作異常を検出する動作異常検出部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記トルク発生部は、前記定着面側部材に回転を妨げる方向の第1のトルクを付与するブレーキ部として動作する第1のモーターと、前記定着面側部材に回転を補助する方向の第2のトルクを付与するアシスト部として動作する第2のモーターと、を有し、
前記制動力制御部は、前記第1のモーターによる第1のトルク又は前記第2のモーターによる第2のトルクを調整することにより、前記制動力を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記動作異常検出部は、通紙時に前記駆動部に供給される駆動電流が、前の用紙を通紙したときの駆動電流よりも所定値以上下回る場合に、前記第1のモーターで動作異常が発生していると判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記動作異常検出部は、前記トルク発生部の動作異常を検出した場合に、前記定着面側部材と前記裏面側支持部材を離間状態として前記第1のモーターを動作させ、前記第1のモーターの回転状態に基づいて、前記トルク発生部の動作異常を確定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記第1のモーターは、前記アシスト部として動作可能に構成され、
前記第2のモーターは、前記ブレーキ部として動作可能に構成され、
前記制動力制御部は、前記第1のモーターと前記第2のモーターの動作を所定のタイミングで切り替えることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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