JP6331458B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体(像担持体)へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
このようにトナー像を定着させる定着装置としては、定着ローラーや定着ベルト等の定着面側部材と、定着面側部材に圧接される加圧ローラーや加圧ベルト等の裏面側支持部材とによって形成された定着ニップで、トナー像が転写された用紙を通紙しながら、加熱および加圧する熱定着方式の定着装置がある。
ところで、用紙上のトナー像のトナーは、定着ニップを通過する際に加熱されるため、粘着力を有する。これにより、定着ニップを通過した用紙が定着面側部材の表面に巻き付いて分離せず、ジャムを発生させる恐れがある。そこで、定着ニップの用紙排出側に向けて送風し、定着面側部材から用紙を分離させる方式(エア分離方式)のエア分離手段が用いられてきている。
しかしながら、このエア分離手段で定着ニップの用紙排出側に向けて送風した場合、定着面側部材が意図しない温度低下を引き起こしてしまい、引き続き行われる定着処理時において用紙への熱の供給不足が生じる。その結果、定着不良や画像の光沢ムラ、すなわち画像不良が発生してしまうという問題があった。
上記問題に関連して、特許文献1には、加熱ローラと、それに圧接される加圧ローラ(または加圧ベルト)とからなる定着部のニップ部から進出する用紙と加熱ローラとの間に、加熱ローラと用紙を離反させるための熱風を吹き付ける熱風吹き出し手段を設けた技術が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、ニップ部から進出する用紙の加熱ローラへの巻きつきの阻止を、定着作用に影響を及ぼすことなく行うことができる。
また、特許文献2には、通紙時における定着部材(定着ローラ)の温度の落ち込みを防止する技術が開示されている。特許文献2に記載の技術は、主電源装置に加えて補助電源装置からの電力供給により発熱体および補助発熱体を発熱させることによって定着部材を加熱する。
特開2007−94327号公報 特開2005−17564号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、熱風吹き出し手段が新たに必要となり定着装置の構成が複雑化するという問題や、熱風吹き出し手段から吹き付けられる熱風により加熱ローラ以外の部材も加熱されてしまうという問題があった。また、特許文献2に記載の技術では、通紙時以外における定着部材の温度低下には対応することができないという問題があった。
本発明は、定着不良や画像の光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
定着ニップにおいてトナー像を加熱して用紙上に定着するために用いられる定着部材と、
前記定着ニップの用紙排出側から前記定着部材に向けて送風する送風部と、
前記定着部材を加熱する加熱部と、
前記加熱部に電力を供給する第1の電力供給部と、
前記加熱部に電力を供給する、前記第1の電力供給部とは異なる第2の電力供給部と、
前記定着部材の温度が定着許容温度範囲に保持されるように前記第1の電力供給部及び前記第2の電力供給部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記送風部の送風動作による前記定着部材の温度低下に応じて、印刷ジョブの1枚目の用紙の先端が前記定着ニップに到達するまでに、前記第1の電力供給部のみの電力供給によって前記定着部材の温度を定着許容温度範囲に保持できる定着可能状態となるように、前記第2の電力供給部による電力供給を開始させ、その開始以降、前記送風部による送風量が設定風量に到達するまでに増大するにつれて、前記第2の電力供給部による電力供給量を増大させることを特徴とする。
本発明によれば、送風部の送風動作による定着部材の温度低下に応じて、第2の電力供給部による電力供給が開始されるため、当該定着部材が送風前の定着可能な温度に戻るまでの時間を短くすることができる。その結果、引き続き行われる定着処理時において用紙への熱の供給不足を防止し、定着不良や画像の光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することができる。
本実施の形態における画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の定着部の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における電力供給動作および送風動作に応じた定着ベルトの温度変化を示す図である。 本実施の形態における電力供給動作および送風動作の例を示す図である。 用紙の坪量、送風量、主電源,副電源による電力供給量の関係を示す表である。 副電源による電力供給量と、用紙の分離性および定着性との関係を示す表である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す。図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、主電源80、副電源90および制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が80[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は一定の周速度で回転する。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、例えば二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるローラー423B(以下「バックアップローラー423B」と称する)に対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング部426は、中間転写ベルト421の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有し、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用しても良い。
定着部60は、用紙Sの定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、及び加熱源60C,60D等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニット60Eが配置されている。定着部60の詳細については後述する。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対を有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
次に、図3を参照し、定着部60の構成について説明する。図3は、定着部60の構成を概略的に示す図である。
なお、定着部60および制御部100は、定着装置として機能する。定着部60および制御部100は、ユニットとして構成されて画像形成装置1に取り付けられても良いし、それぞれが別々に画像形成装置1に組み込まれて、定着装置として機能するものであっても良い。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61(本発明の「定着部材」として機能)、加熱ローラー62、上加圧ローラー63及び張架部材64を有する(ベルト加熱方式)。定着ベルト61は、加熱ローラー62と上加圧ローラー63と張架部材64とに所定のベルト張力(例えば、400[N])で張架されている。
定着ベルト61は、例えば外径が120[mm]であり、厚さ70[μm]のPI(ポリイミド)からなる基体の外周面を弾性層として厚さ200[μm]の耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30[°])で被覆し、さらに、表層に厚さ30[μm]の耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)のチューブを被覆またはコーティングをしてなる。
定着ベルト61は、トナー像が形成された用紙Sに接触して、当該トナー像を用紙Sに定着許容温度範囲(例えば、165〜200[℃])で加熱定着する。ここで、定着許容温度範囲とは、用紙S上のトナーを溶融するのに必要な熱量を供給しうる温度であり、画像形成される用紙Sの紙種等によって異なる。
加熱ローラー62は、定着ベルト61を加熱する。加熱ローラー62は、定着ベルト61を加熱する加熱源60C,60D(ハロゲンヒーター)を内蔵している。加熱ローラー62は、その外径が58[mm]であり、例えば、アルミニウム等から形成された円筒状の芯金における外周面をPTFEでコーティングした樹脂層で被覆されている。
加熱源60C,60Dの温度は、制御部100によって制御される。加熱源60C,60Dによって加熱ローラー62が加熱され、その結果、定着ベルト61が加熱される。加熱源60C,60Dおよび加熱ローラー62は、本発明の「加熱部」として機能する。
主電源80(本発明の「第1の電力供給部」として機能)は、制御部100の制御を受けて、加熱ローラー62を加熱するための電力を加熱源60Cに供給する。
副電源90(本発明の「第2の電力供給部」として機能)は、制御部100の制御を受けて、加熱ローラー62を加熱するための電力を加熱源60Dに供給する。副電源90は、主電源80または自己発電型電源(図示せず)から受けた電力を蓄積する蓄電部92を有し、蓄電部92に蓄積された電力を加熱源60Dに供給する。なお、蓄電部92は、一例として、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ、電気二重層キャパシタなどの蓄電セルで構成される。自己発電型電源は、一例として、太陽電池、熱電変換素子、振動発電素子、無線発電素子などの発電セルで構成される。
制御部100は、定着ベルト61の温度が定着許容温度範囲に保持されるように主電源80および副電源90を制御する
上加圧ローラー63は、例えば外径が70[mm]であり、鉄等の金属から形成された中実の芯金を、弾性層として厚さ20[mm]の耐熱性のシリコンゴム(硬度:JIS−A10[°])で被覆し、さらに、厚さ5〜30[μm]の低摩擦で耐熱性樹脂であるPTFEでコーティングした樹脂層で被覆したものである。上加圧ローラー63は、定着部60における主駆動源(図示せず)により駆動回転する下加圧ローラー65に定着ベルト61を介して圧接される。
下側定着部60Bは、例えば裏面側支持部材である下加圧ローラー65を有する(ローラー加圧方式)。下加圧ローラー65は、その外径が70[mm]であり、厚さ70[μm]のPI(ポリイミド)からなる基材層の外周面を弾性層として耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30[°])で被覆し、さらに、弾性層の外周面を表面離型層として厚さ30〜100[μm]のPFAチューブの樹脂層で被覆したものである。
制御部100は、主駆動源(駆動モーター)を制御して、下加圧ローラー65を矢印B方向(反時計回り方向)に回転させる。駆動モーターの駆動制御(例えば、回転のオン/オフ、周速度等)は、制御部100によって行われる。下加圧ローラー65の周速度は、例えば460[mm/s]である。
下加圧ローラー65には、ハロゲンヒーター等の加熱源65Aが内蔵されている。この加熱源65Aが発熱することにより、下加圧ローラー65は加熱される。制御部100は、加熱源65Aに供給する電力を制御し、下加圧ローラー65を所定温度(例えば、80〜120[℃])に制御する。
下加圧ローラー65は、定着ベルト61を介して上加圧ローラー63に所定の定着荷重(例えば、2650[N])で圧接される。このようにして、定着ベルト61と下加圧ローラー65との間には、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップNPが形成される。定着ニップNPにおける定着ベルト61と下加圧ローラー65との間の接触圧(面圧)は、例えば30.67[N/cm2]である。
下加圧ローラー65が矢印B方向に駆動回転すると、定着ベルト61が矢印C方向(時計回り方向)に従動回転する。これに伴い、上加圧ローラー63は、矢印D方向(時計回り方向)に従動回転する。また、張架部材64は、矢印E方向(時計回り方向)に従動回転する。用紙Sの定着時、定着ベルト61の周速度は、下加圧ローラー65の周速度と同等(例えば460[mm/s])となる。
エア分離ユニット60E(本発明の「送風部」として機能)は、ファン送風部66(本発明の「送風ファン」として機能)および送風ダクト67を備える。エア分離ユニット60Eは、定着ニップNPの用紙排出側から定着ベルト61に向けてエアを送風する。なお、エア分離ユニット60Eは、上加圧ローラー63の軸方向に複数個(例えば5個)並設された構成であっても良い。
ファン送風部66は、前向きの羽根66aが円周上に多数立設された円筒状の多翼ファン(いわゆるシロッコファン)である。送風ダクト67の基端側は、ファン送風部66の側面に形成された送風口66cに接続される。また、送風ダクト67の先端側のエア吐出口67aは、定着ニップNPの近傍、例えばニップ端から15[mm]の位置にエアが吹き付けられるように配置される。用紙Sの分離性能を確保すべくエアを高速で吹き付けることができるように、送風ダクト67の出口(エア吐出口67a)は、入口(ファン送風部66との接続部)よりも小さく(例えば面積比で1/20程度)設定される。
ファン送風部66では、ファンの中央部からエアが吸引され遠心方向に送り出される。送出されたエアは、送風ダクト67を通って、エア吐出口67aから定着ベルト61に向けて軸方向一様に送風される。ファン送風部66による送風タイミング(ファンの回転のオン/オフ)や送風量[%](最大送風量に対する送風量比)等は、制御部100によって制御される。
定着部60において、上側定着部60A、下側定着部60Bおよび加熱源60Cは、定着ニップNPで用紙Sを加熱、加圧しながら搬送することにより、未定着のトナー像を用紙S上に定着させる。エア分離ユニット60Eは、定着ニップNPを通過した用紙Sの先端にエアを吹き付けることにより、定着ベルト61から用紙Sを分離させる。
次に、印刷ジョブの実行時、当該印刷ジョブの1枚目の用紙Sが定着ニップNPに到達する前後における制御動作について説明する。図4は、本実施の形態における電力供給動作および送風動作に応じた定着ベルト61の表面温度の変化を示す図である。制御部100は、印刷ジョブが実行されている間、主電源80による電力供給を実行する。また、図4に示すように、制御部100は、ファン送風部66を制御し、印刷ジョブの1枚目の用紙Sが定着ニップNPに到達する前に、定着ニップNPの用紙排出側から定着ベルト61に向けて送風する送風動作を開始させる(送風動作ON)。本実施の形態では、送風動作を開始してから、用紙Sの坪量に応じて予め設定された送風量に達するまで1.0[秒]かかる。ここで、定着ニップNPの用紙排出側から定着ベルト61に向けて送風を開始してから用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでの間に、図4の曲線L2に示すように定着ベルト61が意図しない温度低下を引き起こしてしまい、定着許容温度範囲(図4の例では、定着可能温度である165[℃]から、設定温度である180[℃]までの範囲)から外れてしまう。その結果、引き続き行われる定着処理時において用紙Sへの熱の供給不足が生じ、定着不良や画像の光沢ムラ、すなわち画像不良が発生してしまう。
そこで、本実施の形態では、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下に応じて、副電源90による電力供給を開始させる。より具体的には、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始された時点以降、ファン送風部66による送風量が予め設定された送風量に達するまでの間に、副電源90による電力供給を開始させる(電力供給動作ON)。その後、制御部100は、用紙Sの先端が定着ニップNPに到達した時点で副電源90による電力供給を停止させる(電力供給動作OFF)。これにより、図4の曲線L1に示すように、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始されてから用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでの間における定着ベルト61の温度低下を防止することができる。
用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでの短い時間においては、短時間に一気に大きな電力を溜め込み一気に使うことができる蓄電部92を有する副電源90から加熱源60Dに対する電力供給動作を行うことが望ましい。主電源80から加熱源60Cに対する電力供給動作を行うと、主電源80の供給電力量(例えば、1000[W])が大きく、短時間における定着ベルト61の温度制御が難しく定着許容温度範囲の上限温度(図4の例では、180[℃])を超えてしまうためである。蓄電部92は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始されてから用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでの間以外のタイミングで主電源80または自己発電型電源から受けた電力を蓄積する。
副電源90による電力供給を停止させた後、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が続く中、主電源80のみの電力供給によって定着ベルト61の温度を定着許容温度範囲に保持させる。以上の電力供給制御によって、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下に応じて、副電源90による電力供給が開始されるため、定着ベルト61の温度が定着許容温度範囲から外れてしまうことを防止することができる。その結果、引き続き行われる定着処理時において用紙Sへの熱の供給不足を防止し、定着不良や画像の光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することができる。
なお、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始された時点以降、印刷ジョブの1枚目の用紙Sの先端が定着ニップNPに到達する前までの間であれば、任意のタイミングで副電源90による電力供給を開始させても良い。また、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始される前に、任意のタイミングで副電源90による電力供給を開始させても良い。また、制御部100は、主電源80のみの電力供給によって定着ベルト61の温度を定着許容温度範囲に保持できる定着可能状態となった時点で副電源90による電力供給を停止させても良い。印刷ジョブの全ての用紙において画像不良の発生を防止する観点から、制御部100は、印刷ジョブの1枚目の用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでに、上記定着可能状態となるように副電源90を制御することが望ましい。
また、図5に示すように、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始された時点で副電源90による電力供給を開始させ、それ以降、エア分離ユニット60Eによる送風量が増大するにつれて、供給する電力量を段階的に増大させるように副電源90を制御しても良い。これにより、副電源90の消費電力を最小限に抑えた上で、用紙Sの先端が定着ニップNPに到達するまでに定着ベルト61の温度を定着許容温度範囲に保持することができる。制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作による送風量が増大するにつれて、副電源90から供給する電力量を段階的にではなく、線形的または非線形的に増大させても良い。また、制御部100は、エア分離ユニット60Eの送風動作が開始された後に副電源90による電力供給を開始させ、エア分離ユニット60Eによる送風量が増大するにつれて、副電源90から供給する電力量を段階的に増大させても良い。
図6は、用紙Sの坪量、エア分離ユニット60Eによる送風量、主電源80,副電源90による電力供給量の関係を示す表である。ここで、加熱源60Cに対する主電源80の供給電力量は、1000[W]に設定されている。図6に示すように、用紙Sの坪量が129以上である場合、定着ベルト61に対する用紙Sの分離性能が良く、定着ベルト61から用紙Sを分離させるために予め設定された送風量は30[%]と少なく、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下は小さい。そのため、制御部100は、副電源90による電力供給量が少なく(200[W])なるように設定する。一方、用紙Sの坪量が128以下である場合、定着ベルト61に対する用紙Sの分離性能が悪く、定着ベルト61から用紙Sを分離させるために予め設定された送風量は80[%]と多く、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下は大きい。そのため、制御部100は、副電源90による電力供給量が多く(600[W])なるように設定する。
図7は、副電源90による電力供給量と、用紙Sの分離性および定着性との関係を示す表である。ここで、用紙Sの坪量は128であり、定着ベルト61から用紙Sを分離させるための送風量は80[%]に設定されている。図7に示すように、副電源90による電力供給量が0[W]または300[W]である場合、定着ベルト61に対する用紙Sの分離性は良好となる一方、用紙Sの定着性は悪くなった(定着不良)。つまり、副電源90の電力供給量、ひいては定着ベルト61に対する加熱源60Dの加熱量が小さく、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下を十分に防止できなかった。一方、副電源90による電力供給量が600[W]である場合、定着ベルト61に対する用紙Sの分離性、用紙Sの定着性は良好であった。つまり、副電源90の電力供給量、ひいては定着ベルト61に対する加熱源60Dの加熱量が大きく、エア分離ユニット60Eの送風動作による定着ベルト61の温度低下を十分に防止することができた。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、画像形成装置1は、定着ニップNPにおいてトナー像を加熱して用紙S上に定着するために用いられる定着部材(定着ベルト61)と、定着ニップNPの用紙排出側から定着部材に向けて送風する送風部(エア分離ユニット60E)と、定着部材を加熱する加熱部(加熱源60C,60Dおよび加熱ローラー62)と、加熱部に電力を供給する第1の電力供給部(主電源80)と、加熱部に電力を供給する、第1の電力供給部とは異なる第2の電力供給部(副電源90)と、定着部材の温度が定着許容温度範囲に保持されるように第1の電力供給部及び第2の電力供給部を制御する制御部100とを備える。制御部100は、送風部の送風動作による定着部材の温度低下に応じて、第2の電力供給部による電力供給を開始させる。
このように構成した本実施の形態によれば、送風部の送風動作による定着部材の温度低下に応じて、第2の電力供給部による電力供給が開始されるため、当該定着部材が送風前の定着可能な温度に戻るまでの時間を短くすることができる。その結果、引き続き行われる定着処理時において用紙Sへの熱の供給不足を防止し、定着不良や画像の光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することができる。
なお、上記実施の形態では、定着ニップNPの用紙排出側から定着ベルト61に向けて送風することによって定着ベルト61(定着部材)から用紙Sを分離させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、定着ニップNPの用紙排出側から下加圧ローラー65に向けて送風することによって下加圧ローラー65を冷却し、下加圧ローラー65の表面温度が高くなりすぎることを防止する場合にも、本発明を適用することができる。この場合、下加圧ローラー65の表面温度が低下すると、下加圧ローラー65に接触する定着ベルト61が意図しない温度低下を引き起こしてしまい、引き続き行われる定着処理時において用紙Sへの熱の供給不足が生じる。その結果、定着不良や画像の光沢ムラ、すなわち画像不良が発生してしまう。そこで、制御部100は、下加圧ローラー65に対する送風動作が開始された時点以降、印刷ジョブの1枚目の用紙Sの先端が定着ニップNPに到達する前までに副電源90による電力供給を開始させる。これにより、下加圧ローラー65に対する送風動作に起因する定着ベルト61の温度低下を防止することができる。よって、定着不良や画像の光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することができる
また、上記実施の形態では、定着ニップNPは、上側定着部60Aが上加圧ローラー63の他に加熱ローラー62および定着ベルト61を有するベルト定着方式により構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、定着ニップNPは、上側定着部60Aが定着部材として機能する加熱ローラー62のみを有するローラー定着方式により構成されても良い。
また、上記実施の形態では、下側定着部60Bは、下加圧ローラー65を有する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、下側定着部60Bは、下加圧ローラー65の他に加熱ローラーおよび加圧ベルトを有するベルト加圧方式により構成されても良い。
また、上記実施の形態では、加熱ローラー62が2つの加熱源60C,60Dを内蔵している例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、加熱ローラー62は、1つまたは3つ以上の加熱源を内蔵しても良い。加熱ローラー62が1つのみの加熱源を内蔵している場合、その加熱源は、主電源80および副電源90の両方から電力の供給を受ける。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
60A 上側定着部
60B 下側定着部
60C,60D 加熱源
60E エア分離ユニット
61 定着ベルト
62 加熱ローラー
63 上加圧ローラー
64 張架部材
65 下加圧ローラー
66 ファン送風部
67 送風ダクト
71 通信部
72 記憶部
80 主電源
90 副電源
92 蓄電部
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
NP 定着ニップ

Claims (6)

  1. 定着ニップにおいてトナー像を加熱して用紙上に定着するために用いられる定着部材と、
    前記定着ニップの用紙排出側から前記定着部材に向けて送風する送風部と、
    前記定着部材を加熱する加熱部と、
    前記加熱部に電力を供給する第1の電力供給部と、
    前記加熱部に電力を供給する、前記第1の電力供給部とは異なる第2の電力供給部と、
    前記定着部材の温度が定着許容温度範囲に保持されるように前記第1の電力供給部及び前記第2の電力供給部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記送風部の送風動作による前記定着部材の温度低下に応じて、印刷ジョブの1枚目の用紙の先端が前記定着ニップに到達するまでに、前記第1の電力供給部のみの電力供給によって前記定着部材の温度を定着許容温度範囲に保持できる定着可能状態となるように、前記第2の電力供給部による電力供給を開始させ、その開始以降、前記送風部による送風量が設定風量に到達するまでに増大するにつれて、前記第2の電力供給部による電力供給量を増大させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記送風部の送風動作が開始された時点以降、印刷ジョブの1枚目の用紙の先端が前記定着ニップに到達する前までに前記第2の電力供給部による電力供給を開始させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の電力供給部のみの電力供給によって前記定着部材の温度を定着許容温度範囲に保持できる定着可能状態となった時点で前記第2の電力供給部による電力供給を停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の電力供給部は、電力を蓄積する蓄電部を有し、当該蓄電部に蓄積された電力を前記加熱部に供給することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記送風部は、前記定着ニップの用紙排出側から前記定着部材に向けて送風することによって前記定着部材から用紙を分離させることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記送風部は、送風ファンを有することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の画像形成装置。
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