JP2015114498A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 剛体の接触部材を中間転写ベルトのような転写ベルトに接触させる構成において、転写ベルトの折れに伴う転写不良の発生を抑制することが難しかった。【解決手段】 幅方向に関して、接触領域における端部よりも外側、且つ、転写ベルトの端部よりも内側で金属ローラ14に支持されるコロ141を有し、コロ141は非導電性部材であることを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式の画像形成装置として、中間転写体として中間転写ベルトを備える画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置は、中間転写ベルトを介して感光ドラム対向部に配置された一次転写部材に第1の電圧電源(電源回路)より電圧を印加することで、中間転写ベルトの感光ドラムと接触する一次転写部において一次転写電位を発生させている。そして、感光ドラムと中間転写ベルトの間に形成された電位差によって、像担持体としての感光ドラム表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に一次転写する(一次転写工程)。その後、この一次転写工程を、各色のトナーに関して繰り返し実行することにより、中間転写ベルト表面に複数色のトナー像を形成する。続けて、二次転写工程として、中間転写ベルト表面に形成された複数色のトナー像を、第2の電圧電源から二次転写部材へ電圧を印加することで、紙などの記録材表面に一括して二次転写する。一括転写されたトナー像は、その後、定着手段により記録材に定着される。
特許文献1には、第1の電圧電源から電圧が印加される一次転写部材として金属ローラのような剛体を中間転写ベルトに接触させる構成が開示されている。金属ローラによって感光ドラムが摩耗するのを抑制するため、金属ローラを、中間転写ベルトの移動方向において、中間転写ベルトと感光ドラムの接触領域よりも下流側に配置する構成が提案されている。
特開2011−232785号公報
しかしながら、特許文献1の一次転写構成では、接触部材が剛体であるため、中間転写ベルトの移動方向と直交する幅方向において、中間転写ベルトに折れが生じる場合がある。具体的には、幅方向において、中間転写ベルトと接触部材の接触領域の境界部分で、中間転写ベルトに折れが生じやすい。幅方向において、境界部分に折れが生じると、中間転写ベルトと感光ドラムの接触領域内においても接触ムラを引き起こし、転写不良が発生するという課題が生じる。
そこで、本発明は、剛体の接触部材を中間転写ベルトのような転写ベルトに接触させる構成において、転写ベルトの折れに伴う転写不良の発生を抑制することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、トナー像を担持する像担持体と、移動可能な無端ベルトであって、転写材にトナー像を転写するための転写ベルトと、導電性を備える剛体であり前記転写ベルトの内周面に接触する接触部材と、を有し、前記転写ベルトの移動方向と直交する幅方向に関して、前記像担持体のトナー像が形成される画像形成領域が前記接触部材の前記転写ベルトとの接触領域内になるように前記接触部材は配置される画像形成装置において、前記幅方向に関して、前記接触領域における端部よりも外側、且つ、前記転写ベルトの端部よりも内側で前記転写ベルトに接触可能である回転部材を有し、前記回転部材は非導電性部材であることを特徴とする。
また、本発明の他の構成は、以下を備える。
本発明によって、剛体の接触部材を中間転写ベルトのような転写ベルトに接触させる構成において、転写ベルトの折れに伴う転写不良の発生を抑制することが可能である。
実施形態1の画像形成装置を説明する概略図 画像形成装置の各制御部を説明するブロック図 周方向の中間転写ベルト抵抗の測定系を表す説明図 実施形態1の画像形成ステーションの一次転写部近傍の拡大図 実施形態1の接触部材と回転部材を説明する断面図 実施形態1の幅方向における接触部材の長さと位置関係を説明する断面図 比較例1の接触部材と回転部材を説明する断面図 比較例2の接触部材と回転部材を説明する断面図 実施形態2の画像形成装置を説明する概略図 実施形態2の画像形成ステーションの一次転写部近傍の拡大図 実施形態3の接触部材と回転部材を説明する断面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施形態1)
図1は、カラー画像形成装置の一例を示す概略図であり、図1を用いての本実施形態の画像形成装置の構成及び動作を説明する。尚、本実施形態の画像形成装置は、a〜dの画像形成ステーションを設けているいわゆるタンデムタイプのプリンタである。第1の画像形成ステーションaはイエロー(Y)、第2の画像形成ステーションbはマゼンタ(M)、第3の画像形成ステーションcはシアン(C)、第4の画像形成ステーションdはブラック(Bk)の各色の画像を形成する。各画像形成ステーションの構成は、収容するトナーの色以外では同じであり、以下、第1の画像形成ステーションaを用いて説明する。
第1の画像形成ステーションaは、ドラム状の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)1aと、帯電部材である帯電ローラ2aと、現像器4aと、クリーニング装置5aと、を備える。感光ドラム1aは矢印の方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動しトナー像を担持する像担持体である。さらに、現像器4aは、イエローのトナーを収容し感光ドラム1aにイエロートナーを現像するための装置である。クリーニング装置5aは、感光ドラム1aに付着したトナーを回収するための部材である。本実施形態では、感光ドラム1aに当接するクリーニング部材であるクリーニングブレードと、クリーニングブレードが回収したトナーを収容する廃トナーボックスを備える。
コントローラ100(制御部)(図2参照)が画像信号を受信することによって画像形成動作が開始され、感光ドラム1aは回転駆動される。感光ドラム1aは回転過程で、帯電ローラ2aにより所定の極性(本実施形態では負極性)で所定の電位に一様に帯電処理され、露光手段3aにより画像信号に応じた露光を受ける。これにより、目的のカラー画像のイエロー色成分像に対応した静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は現像位置において現像器(イエロー現像器)4aにより現像され、イエロートナー像として可視化される。ここで、現像器に収容されたトナーの正規の帯電極性は、負極性である。この実施形態では帯電ローラによる感光ドラムの帯電極性と同極性に帯電したトナーにより静電潜像を反転現像しているが、本発明は、感光ドラムの帯電極性とは逆極性に帯電したトナーにより静電潜像を正現像するようにした電子写真装置にも適用できる。
転写ベルトとして配置される中間転写ベルト10は、複数の張架部材である駆動ローラ11、テンションローラ12、対向ローラ13とで張架され、感光ドラム1aと当接した対向部で同方向に移動する向きに、感光ドラム1aと略同一の周速度で回転移動する。感光ドラム1a上に形成されたイエロートナー像は、感光ドラム1aと中間転写ベルト10との接触領域(以下、一次転写部と称す)を通過する過程で、中間転写ベルト10の上に転写される(一次転写)。
本実施形態では、一次転写時には中間転写ベルトに接触する二次転写ローラ20から中間転写ベルトの周方向に電流を流し、その電流によって中間転写ベルト10の各画像形成ステーションにおける一次転写部で一次転写電位が形成される。
感光ドラム1a表面に残留した一次転写残トナーは、クリーニング装置5aにより清掃、除去される。清掃された感光ドラム1aは、次の帯電以下の画像形成プロセスに供せられる。以下、同様にして、第2,3,4の画像形成ステーションb、c、dによって第2色のマゼンタトナー像、第3色のシアントナー像、第4色のブラックトナー像が形成され、それぞれの一次転写部で中間転写ベルト10上に順次重ねて転写される。
以上の工程によって目的のカラー画像に対応したフルカラー画像が得られる。中間転写ベルト10上の4色のトナー像は、中間転写ベルト10と二次転写ローラ20が形成する二次転写部を通過する過程で、給紙手段50により給紙された記録材Pの表面に一括転写される(二次転写)。二次転写部材としての二次転写ローラ20は外径8mmのニッケルメッキ鋼棒に、体積抵抗10Ω・cm、厚み5mmに調整したNBRとエピクロルヒドリンゴムを主成分とする発泡スポンジ体で覆った外径18mmのものを用いている。また、二次転写ローラ20は、中間転写ベルト10の外周面に対して、50Nの加圧力で接触し、二次転写部を形成している。二次転写ローラ20は中間転写ベルト10に対して従動回転し、また、中間転写ベルト10上のトナーを紙等の記録材Pに二次転写している時には、転写電源21(電源回路)から2500[V]の二次転写電圧が印加されている。
転写電源21は、電圧を発生するトランスを有し、二次転写ローラ20に二次転写電圧を供給する構成となっている。転写電源21が供給する二次転写電圧は、トランスから出力される電圧をコントローラ100によって、略一定に制御している。また、転写電源21は、100[V]から4000[V]の範囲の出力が可能である。
その後、4色のトナー像を担持した記録材Pは定着器30に導入され、そこで加熱および加圧されることにより4色のトナーが溶融混色して記録材Pに固定される。二次転写後に中間転写ベルト10上に残ったトナーは、クリーニングブレードを備えるクリーニング装置16により清掃、除去される。以上の動作により、フルカラーのプリント画像が形成される。
画像形成装置全体の制御を行うコントローラ100の構成について図2を参照して説明する。コントローラ100は、図2に示すように、CPU回路部150を有する。CPU回路部150は、ROM151およびRAM152を内蔵する。CPU回路部150は、ROM151に格納されている制御プログラムに応じて、転写制御部201,現像制御部202,露光制御部203,帯電制御部204を統括的に制御する。環境テーブルや紙厚さ対応テーブルはROM151に格納されておりCPUが呼び出して反映される。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。転写制御部201は、転写電源21を制御し、不図示の電流検出回路が検出する電流値に基づいて転写電源21から出力する電圧を制御している。コントローラ100は、ホストコンピュータ(不図示)から画像情報と印字命令を受信すると、各制御部(転写制御部201、現像制御部202,露光制御部203,帯電制御部204)を制御して印字動作に必要な画像形成動作を実行する。
各画像形成ステーションa〜dと対向する位置には、中間転写ベルト10が配置されている。中間転写ベルト10は、樹脂材料に導電剤を添加して導電性を付与した無端ベルトである。中間転写ベルト10は、張架部材である駆動ローラ11、テンションローラ12、二次転写対向ローラ(二次転写対向部材)13の3軸で張架され、テンションローラ12により総圧60Nの張力で張架されている。中間転写ベルト10は、感光ドラム1a、1b、1c、1dと当接した対向部で同方向に移動する向きに、駆動源(不図示)によって回転する駆動ローラ11によって感光ドラム1a、1b、1c、1dと略同一の周速度で移動可能である。以下、中間転写ベルト10において、二つの張架部材(二次転写対向ローラ13と駆動ローラ11)の間であって、各感光ドラム1a、1b、1c、1dからトナー像が一次転写される面を一次転写面Mとする。
本実施形態で使用した中間転写ベルト10は、周長700mm、厚さ90μmで、導電剤としてカーボンを混合した無端状のポリイミド樹脂を用いている。電気的特性としては、電子導電性の特性を示し、雰囲気中の温湿度に対する抵抗値変動が小さいのが特徴である。
また、本実施形態では、中間転写ベルト10の材料としてポリイミド樹脂を使用したものの、熱可塑性樹脂であれば、他の材料でもよい。例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアリレート、アクリロ二トリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等の材料及びこれらの混合樹脂を使用しても良い。また、導電剤としてはカーボン以外に、導電性の金属酸化物微粒子を使用することが可能である。
本実施形態の中間転写ベルト10は、体積抵抗率で1×10Ω・cmである。体積抵抗率の測定は、三菱化学株式会社のHiresta−UP(MCP−HT450)にリングプローブのタイプUR(型式MCP−HTP12)を使用して測定する。測定条件は、室内温度は23℃、室内湿度は50%に設定し、印加電圧100[V]、測定時間10secの条件である。本実施形態では、中間転写ベルト10の体積抵抗率は、1×10〜1010Ω・cmの範囲のものが使用可能である。
ここで体積抵抗率は、中間転写ベルトの材料としての導電性の尺度であり、実際に周方向に電流を流して所望な一次転写電位を形成することが可能なベルト(以下、導電性ベルト)であるか否かは、周方向の抵抗の大きさが重要である。
中間転写ベルト10の周方向の抵抗については、図3(a)に示す周方向用の抵抗測定治具を使用して測定する。まず、装置の構成を説明する。測定する中間転写ベルト10は内面ローラ101と駆動ローラ102でたるみが無いように張架される。金属でできた内面ローラ101は高圧電源(TREK社製高圧電源:Model_610E)103に接続され、駆動ローラ102は接地されている。駆動ローラ102の表面は、中間転写ベルト10に対して十分に抵抗の低い導電ゴムで被覆されており、中間転写ベルト10が100mm/secとなるように回転する。
次に、測定方法について説明する。駆動ローラ102によって中間転写ベルト10を100mm/secで回転させた状態で内面ローラ101に一定電流ILを印加し、内面ローラ101に繋いだ高圧電源103で電圧[V]Lをモニターする。図3(a)に示す測定系は図3(b)に示す等価回路であるとみなす。その場合、内面ローラ101と駆動ローラ102までの距離L(本実施形態では300mm)の長さにおける中間転写ベルト10の周方向の抵抗RLはRL=2[V]L/ILによって算出することが出来る。このRLを中間転写ベルト10の100mm相当の中間転写ベルト周長に換算することで周方向の抵抗を求める。電流供給部材から中間転写ベルト10を通して感光体ドラム1に電流を流すため、周方向の抵抗は1×10Ω以下が好ましい。
本実施形態の構成では、前述した測定方法によって求められた、周方向の抵抗値で1×10Ωの中間転写ベルト10を用いている。本実施形態の中間転写ベルト10は、IL=5μAの定電流で測定を行い、その時のモニター電圧[VL]は750[V]であった。モニター電圧[VL]は、中間転写ベルト10の1周分の区間で行い、その区間測定値の平均値から求めている。また、RLに関しては、RL=2[VL]/ILであるため、RL=2×750/(5×10−6)=3×10Ωとなり、これを100mm相当に換算すると、周方向の抵抗値は、1×108Ωとなる。本実施形態では、このように周方向に電流が流すことが可能な導電性ベルトを中間転写ベルト10として用いている。
また、中間転写ベルト10の移動方向に関して、各感光ドラム1a、1b、1c、1dと中間転写ベルト10が接触するニップ領域の近傍には、中間転写ベルト10に接触する接触部材として剛体の金属ローラ1a、1b、1c、1dが配置されている。接触部材である金属ローラ1a、1b、1c、1dについては、後に詳細に説明する。各金属ローラ1a、1b、1c、1dと対向ローラ13には、定電圧素子であるツェナーダイオード15が接続されている。(なお、駆動ローラ11、テンションローラ12は、電流が漏れないように電気的に接地されておらず、電気的にフロート状態である。)
以下、本実施形態の一次転写を実行する為の一次転写電位の形成方法について詳細に説明する。本実施形態の構成では、二次転写ローラ20に電圧を印加する二次転写電源21が、一次転写を行うための転写電源として使用される。すなわち二次転写電源21は、一次転写と二次転写の共通の転写電源であり、二次転写ローラ20は、中間転写ベルトの周方向に電流を流す電流供給部材であり、二次転写対向ローラ13が本実施形態の対向部材である。二次転写電源21を共通の転写電源として使用すれば、一次転写専用の転写電源が必要なくなりコストダウンすることが可能である。
そして、二次転写電源21が二次転写ローラ20に電圧を印加することによって、二次転写ローラ20から中間転写ベルト10に電流を流す。中間転写ベルト10に流れた電流は、中間転写ベルト10の周方向に流れることで中間転写ベルト10を帯電し、さらに、対向ローラ13を介してツェナーダイオード15に電流が流れる。このツェナーダイオード15に所定以上の電流が流れることでツェナーダイオード15のカソード側はツェナー電圧に維持される。ツェナーダイオード15のカソード側に接続されて各金属ローラ1a、1b、1c、1dもツェナー電圧に維持される。本実施形態では、中間転写ベルト10の周方向に流れる電流とツェナー電圧(所定電位以上の電圧)に維持される各金属ローラ1a、1b、1c、1dによって、各一次転写部で一次転写電位を形成している。この一次転写電位と感光ドラム電位との電位差によって、感光ドラム1a、1b、1c、1d上のトナーが中間転写ベルト10上に移動することで、一次転写を行っている。本実施形態では、一次転写に必要な一次転写電位を150[V]とし、ツェナー電圧は、150[V]以上を維持するための電圧として300[V]としている。
以下、本実施形態の特徴である剛体の接触部材について、詳細に説明する。図4は、図1の画像形成ステーションaの一次転写部近傍の拡大図である。図4に示すように、接触部材である金属ローラ14aは感光ドラム1aの中心位置に対して中間転写ベルト10の移動方向下流側に15mmオフセットされた位置に配置されている。よって、金属ローラ14aは、感光ドラム1aと中間転写ベルト10の接触領域から離れた位置に配置されている。また、金属ローラ14aは中間転写ベルト10の感光ドラム1aへの巻きつき量を確保できるように、感光ドラム1aと中間転写ベルト10で形成される水平面に対して2mm持ち上げた位置に配置されている。即ち、金属ローラ14aは、中間転写ベルト10を感光ドラム1aに巻付けるように中間転写ベルト10の一部を感光ドラム1a側へ突出させている。
図5は、図4のA方向から金属ローラ14aと中間転写ベルト10を見た断面図である。図5(a)に示すように、金属ローラ14aは、中間転写ベルト10の移動方向と直交する幅方向に関して、中央部が第一の外径部である外径6mm、両端部が第2の外径部である外径4mmの円筒形状の剛体のローラである。中央部の外径6mmの部分が転写ベルト10との接触領域であり、両端部の外径4mmの部分が画像形成装置に固定された不図示の軸受けにより軸支される軸部である。また、幅方向において金属ローラ14aの長さは216mm、金属ローラ14aの軸部の長さは12mmである。金属ローラ14aの素材は表面をニッケルメッキしたSUSであり、金属ローラ14aは導電性を有する。
幅方向において、一次転写が行われる領域の長さは、金属ローラ14aの接触領域の長さと略等しい。ここでは、取り付け誤差等を考えて、金属ローラ14aの接触領域の長さを、画像形成領域よりも4mm長くしている。金属ローラ14b、14c、14dについては金属ローラ14aと同様のため説明は省略する。
次に金属ローラ14a、14b、14c、14dのそれぞれの両端に設けた回転部材であるコロ141a、141b、141c、141dについて説明する。コロ141b、141c、141dについてはコロ141aと同様のため説明は省略する。
図5(a)に示すように、金属ローラ14aの幅方向両端部にコロ141aが設けられている。コロ141aは外径が5.5mm、内径が4mmの円筒形状であり、内径部に金属ローラ14aの軸部(両端部)を通すことで保持されている。コロ141aの外径は中間転写ベルト10が金属ローラ14の接触部より浮かない程度の大きさすることが好ましい。また、コロ141aの外径が大きすぎる場合には、コロ141aが中間転写ベルト10を挟んで感光ドラム1と当接することで、中間転写ベルト10や感光ドラム1の摩耗や傷が生じる恐れがある。そのため、コロ141の外径はコロ141と感光ドラム1aの最近接距離が中間転写ベルト10の厚みより大きくなるようにすることが好ましい。
コロ141aの外周面の一部は中間転写ベルト10の内周面と接触しており、中間転写ベルト10の回転駆動に従動して回転する。コロ141aは非導電性部材であり、幅方向の長さは8mm、素材はPETを用いている。ここでコロ141aが非導電性であるとは、コロ141aの素材が導電フィラーや導電剤の配合されていない樹脂やゴムであることを言う。
次に、幅方向(金属ローラ14aの軸方向)において、画像形成ステーションaの各部材の長さと位置関係について、図6を用いて説明する。ここで、図6の現像領域とは現像器4aが感光ドラム上にトナーを現像可能な領域のことであり、図6の画像形成領域とは露光手段3aが感光ドラム1上に静電潜像を形成可能な領域のことである。図6の非画像形成領域とは幅方向において画像形成領域よりも外側の領域のことである。
図6に示すように、現像領域は、幅方向において中間転写ベルト10の内側に位置する。これは現像領域内において感光ドラム1a上に現像したカブリトナーの中間転写ベルト10内周面への回り込みを防止するためである。
画像形成領域は、幅方向において現像領域の内側に位置する。これは画像形成領域が現像器4aからのトナー現像量が不安定になり易い端部と重なるのを避けることで画像濃度を安定させるためである。図6に示すように、幅方向における金属ローラ14aの接触領域と画像形成領域の幅が略等しく、接触領域内に画像形成領域が位置している。これは画像形成領域外側の非画像形成領域にて感光ドラム1a上のカブリトナーが中間転写ベルト10上へ1次転写されるのを抑制するためである。
また、図6に示すように、コロ141aは幅方向において金属ローラ14aの接触領域における端部の外側、且つ中間転写ベルト10の端部の内側に収まるように配置されている。これはコロ141aを設けたことで画像形成装置のサイズが大きくなるのを防ぐためである。コロ141aが軸方向において中間転写ベルト10端部の外側まで設けられている場合は、金属ローラ14aの軸部を保持する軸受けを中間転写ベルト10端部のさらに外側に配置することになる。そのため、画像形成装置のサイズが幅方向に大きくなる恐れがある。また、コロ141aが中間転写ベルト10を介さず感光ドラム1aに接触すると、感光ドラム1aの端部をコロ141aが削ってしまい、画像不良の要因となる。従って、コロ141aは幅方向において中間転写ベルト10端部の内側に収まるように配置される。
以下、本実施形態の作用について説明する。図5(a)の点線の丸部に示すように、コロ141aが、金属ローラ14aとの接触部端で折れた中間転写ベルト10に接触し、折れ曲がった領域を支持するため、中間転写ベルト10の折れが軽減される。その結果、図5(b)の点線野丸部に示すように、中間転写ベルト10の折れに伴って生じる感光ドラム1aと中間転写体10の接触ムラも、画像形成領域の端部よりも内側には発生しない。よって、画像形成領域では、確実に中間転写ベルト10と感光ドラム1aを接触させ一次転写不良の発生を抑制する。図5(c)は、図5(b)の一端部の拡大図である。
また、コロ141aによって、中間転写ベルト10と金属ローラ14aの両端部(外径4mmの部分)の接触を防ぐことが可能である。中間転写ベルト10と両端部が接触すると、両端部から中間転写ベルト10へ電流経路が形成されるが、本実施形態はコロ141aが非導電性であるので両端部から中間転写ベルト10への電流経路を遮断することが可能である。従って、非画像形成領域では、感光ドラム1a上のカブリトナーの中間転写ベルト10上への1次転写とそれに伴う画像形成装置内のトナー汚れを抑制できる。
図7は、接触部材として金属ローラ140を使用し、金属ローラ140の両端にコロが配置されていない比較例1を説明する図である。比較例1では、金属ローラ140の中間転写ベルト10に接触する接触領域は、幅方向において画像形成領域よりも長い。そして、図7(a)の点線の丸部に示すように、接触部材が金属ローラ140であるため、図5と同様に、金属ローラ140と中間転写ベルト10の接触領域の境界に折れが生じる。
そして、中間転写体10が折れたことで感光ドラム1と中間転写ベルト10の接触領域内でも中間転写ベルト10が変形するため、図7(b)の点線の丸部に示すように、感光ドラム1と中間転写体10の接触領域内に接触ムラが発生する。図7(c)は、図7(b)の一端側の拡大図である。図7(c)に示すように、幅方向における端部側で発生した中間転写ベルト10の折れによって、画像形成領域内でも中間転写ベルト10と感光ドラム1の接触性が低下し、転写不良が発生する。
また、金属ローラ140の両端部が中間転写ベルト10に接触しているので、感光ドラム1の画像形成領域の外側に対応する領域において、トナー汚れが発生する。これは、感光ドラム1の画像形成領域の外側に対応する領域が、中間転写ベルト10を介して金属ローラ14によって電流が供給されてしまう為である。よって、比較例1の構成では、中間転写ベルト10と金属ローラ140の接触領域の接触性が低下し、さらに、感光ドラム1の端部にトナー汚れを発生させる恐れがある。
次に、比較例2について説明する。図8は、接触部材として幅方向に関して画像形成領域よりも長い金属ローラ240を使用し、金属ローラ240の両端にコロが配置されていない比較例2を説明する図である。比較例2では、金属ローラ240の中間転写ベルト10に接触領域は画像形成領域よりも長い。比較例2のように、幅方向に関して、画像形成領域の端部より離れた位置で中間転写ベルト10に折れが発生する場合は、画像形成領域における中間転写ベルト10と金属ローラ240の接触性に影響を与えない。しかしながら、画像形成領域の外側の非画像形成領域にまで金属ローラ240が接触するので非画像形成領域にも金属ローラ145によって電位が形成される。非画像形成領域に電位が形成されると、感光ドラム1上のトナー(付着トナー)が、中間転写ベルト10へ1次転写されそれに伴い画像形成装置内のトナー汚れが促進される恐れがある。よって、比較例2の構成では、トナー汚れの観点から採用することは難しい。
以上説明したように、幅方向において、金属ローラ14と中間転写ベルト10と接触領域の端部よりも外側、且つ中間転写ベルト10端部よりも内側の領域に非導電性の回転部材141を配置する。この構成によって、中間転写ベルト10の折れに伴う転写不良や、非画像形成領域での感光ドラム1に対するトナー汚れの発生を抑制することが可能である。
尚、本実施形態では、各金属ローラ141a、141b、141c、141dを、各感光ドラム1a、1b、1c、1dと中間転写ベルト10の接触領域よりも下流側に配置する構成を説明したが、上流側に配置してもよい。また、各感光ドラム1a、1b、1c、1dに一つずつ、金属ローラを配置しなくてもよく、感光ドラム1b、1cの間に一つだけ金属ローラを配置してもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、接触部材である金属ローラ14a、14b、14c、14dに定電圧素子を接続する構成について説明した。これに対し、本実施形態では、周方向の抵抗が実施形態1のベルトより高い中間転写ベルト230を採用し、金属ローラ14a、14b、14c、14dに対して、高圧電源220から直接電圧を印加することを特徴とする。なお、その他の構成については実施形態1の画像形成装置と同様であるので、同様の部分については同様の符号を付して説明する。
実施形態1の画像形成装置では、周方向の抵抗が低い中間転写ベルト10を採用することで、1次転写専用の転写電源を削減することが可能である。しかしながら、中間転写ベルト10の周方向の抵抗が低いと、環境や摩耗によって抵抗が低下した場合に、中間転写ベルト10からトナー像が飛散しやすくなる恐れがある。そこで、本実施形態では、周方向の抵抗が1010Ω以上の中間転写ベルト230を採用し、各金属ローラ14に一次転写用の電源220から一次転写用の転写電圧を印加することで、一次転写を行う。
図9は、本実施形態の画像形成装置を説明する概略図である。中間転写ベルト230を採用し、一次転写用の電源220から各金属ローラ14a、14b、14c、14dに一次転写電圧を印加する構成である。
図10(a)は、図9の画像形成ステーションaの1次転写部近傍の拡大図である。実施形態1の画像形成装置に対して、本実施形態では、中間転写ベルト230の移動方向に関して、金属ローラ14aを感光ドラム1aに対してより近い位置に配置する。これは、中間転写ベルト230は、中間転写ベルト10よりも抵抗が高く金属ローラ14aから周方向に電流が流れにくいからである。本実施形態では、感光ドラム1aの中心線からベルト移動方向に関して8mm下流側にオフセットした位置に配置している。
図10(b)は、本実施形態における金属ローラ14aとコロ141aを説明するための断面図である。実施形態1と同様に、幅方向において、金属ローラ14aと中間転写ベルト10と接触領域の接端部よりも外側、且つ中間転写ベルト10端部よりも内側の領域に非導電性の回転部材であるコロ141aを配置する。この構成によって、中間転写ベルト10の折れに伴う転写不良を抑制することが可能である。また、図10(b)に示すように金属ローラ14aは、電源220から直接、電圧が印加されている。(ここで、直接、電源から中間転写ベルト10を介さず印加されることであり、電源220と金属ローラ14aの間に抵抗素子を介在させてもよい。)そのため、両端部(第2の外径部)も高圧電源220の印加電圧と同じ電位をもっているが、非導電性のコロ141aによって遮断することが可能である。よって、本実施形態でも、非画像形成領域での感光ドラム1に対するトナー汚れの発生を抑制することが可能である。
(実施形態3)
実施形態3では、接触部材である金属ローラ14a、14b、14c、14dの両端部に回転部材であるコロ141a、141b、141c、141dを配置する構成を説明した。これに対し、本実施形態では、コロ141a、141b、141c、141dを配置せず、各金属ローラ14の幅方向に関する長さを延長し、該延長部に非導電性部を設けることを特徴とする。なお、その他の構成については実施形態1の画像形成装置と同様であるので、同様の部分については同様の符号を付して説明する。尚、各画像形成ステーションで同様の構成であるので、以下では画像形成ステーションaを代表して説明する。
図11は、本実施形態における画像形成ステーションaの接触部材である金属ローラ144aを説明するための断面図である。図11(a)の斜線部に示すように、本実施形態では実施形態1に対して、幅方向においてそれぞれ8mmの長さを延長した金属ローラ144aを配置する。非画像形成領域を、金属ローラ144aで支持することで中間転写ベルト10の折れを軽減し、画像形成領域内での接触ムラを抑制する。
そして、金属ローラ144aは、両端部に非導電部144bを備える。ここでは、金属ローラ144aの非画像形成領域に対応する領域に対して非導電性樹脂によるコーティングを施した領域が、非導電部144bである。ここで非導電性樹脂とは導電フィラーや導電剤の配合されていない樹脂のことを言う。本実施形態では、この非導電部144bによって、非画像形成領域における金属ローラ144aから中間転写ベルト10を介しての1次転写部への電圧印加を抑制する。そのため、非画像形成領域における感光ドラム1aから中間転写ベルト10上へのカブリトナーの1次転写とそれに伴う画像形成装置内のトナー汚れが抑制される。
以上説明したように、接触部材14の中間転写体10との接触部のうち、接触部材14の軸方向において画像形成領域端部よりも外側の領域を非導電部にすることで、中間転写体10の折れに伴う1次転写不良を抑制することが可能である。また、非画像形成領域でのカブリトナーの転写に伴う画像形成装置内のトナー汚れの発生が抑制することが可能である。
尚、実施形態1〜3では、転写ベルトとして中間転写ベルトを備える画像形成装置について説明をした。しかしながら、実施形態1〜3の構成は、転写ベルトとして転写材を担持搬送する搬送ベルトを備える画像形成装置についても適用可能である。
100 画像形成装置
1 感光体ドラム
21 中間転写ベルトユニット
5 中間転写ベルト
7 転写手段
7a 起毛部
7b 基材部
7c 両面テープ
7d 保持部材
12 固定部材

Claims (13)

  1. トナー像を担持する像担持体と、移動可能な無端ベルトであって、転写材にトナー像を転写するための転写ベルトと、導電性を備える剛体であり前記転写ベルトの内周面に接触する接触部材と、を有し、前記転写ベルトの移動方向と直交する幅方向に関して、前記像担持体のトナー像が形成される画像形成領域が前記接触部材の前記転写ベルトとの接触領域内になるように前記接触部材は配置される画像形成装置において、
    前記幅方向に関して、前記接触領域における端部よりも外側、且つ、前記転写ベルトの端部よりも内側で前記接触部材に支持される回転部材を有し、前記回転部材は非導電性部材であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記接触部材は金属ローラであり、前記転写ベルトに接触し前記接触領域を形成する第1の外径部と、前記幅方向に関して前記第1の外径部よりも外側に位置し前記第1の外径部より外径が小さい第2の外径部を備え、前記第2の外径部が軸受けによって軸支されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転部材は、前記第2の外径部に保持されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転部材は、前記幅方向に関して前記画像形成領域よりも外側の非画像形成領域に対応する位置で、前記転写ベルトに接触し、前記転写ベルトと従動回転することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記回転部材は、前記像担持体と前記転写ベルトが接触するニップ領域の近傍に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記回転部材は、前記移動方向に関して、前記ニップ領域よりも下流側で前記転写ベルトに接触することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記回転部材は、前記転写ベルトを前記像担持体に巻付けるように前記転写ベルトの一部を前記像担持体の方へ突出させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記転写ベルトは、前記像担持体からトナー像が一次転写される中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記中間転写ベルトの外周面に接触し、前記中間転写ベルトから転写材にトナー像を二次転写するための二次転写部を形成するための二次転写部材と、前記二次転写部材に電圧を印加する電源と、前記中間転写ベルトを介して前記二次転写部材に対向する対向部材と、前記対向部材に接続され、前記中間転写ベルトを介して前記電源から電流が供給されることで所定電位以上を維持する定電圧素子と、を有し、前記接触部材は、前記定電圧素子に接続されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記像担持体は、それぞれが異なる色のトナー像を担持する複数の像担持体であり、前記接触部材は、前記転写ベルトを介して前記複数の像担持体にそれぞれが対向する複数の接触部材であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記像担持体は、それぞれが異なる色のトナー像を担持する複数の像担持体であり、前記接触部材は、前記転写ベルトを介して前記複数の像担持体にそれぞれが対向する複数の接触部材であり、前記複数の接触部材には電源から転写電圧が印加されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. トナー像を担持する像担持体と、移動可能な無端ベルトであって、転写材にトナー像を転写するための転写ベルトと、導電性を備える剛体であり前記転写ベルトの内周面に接触する接触部材と、を有し、前記転写ベルトの移動方向と直交する幅方向に関して、前記像担持体のトナー像が形成される画像形成領域が前記接触部材の前記転写ベルトとの接触領域内になるように前記接触部材は配置される画像形成装置において、
    前記接触部材は、前記幅方向に関して、前記接触領域における端部よりも外側、且つ、前記転写ベルトの端部よりも内側で前記転写ベルトに接触する非導電部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記接触部材は金属ローラであり、前記金属ローラの前記接触領域で前記転写ベルトに接触する接触部は、前記幅方向において、非画像形成領域まで対応した長さであり、前記接触部の前記非画像形成領域に対向する領域に前記非導電部が形成されることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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