JP2015109740A - 交流電源切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電電力系統および二次電池2a側のうち一方を負荷3に接続した状態から他方に負荷3を接続した状態に切り替える時間を短くする。【解決手段】制御部60は、メカスイッチ12をオンする(ステップ100)。次に、半導体スイッチ13をオフする(ステップ101)。その後、半導体スイッチ14をオンする(ステップ102)。その後、メカスイッチ11をオフする(ステップ103)。および/または、制御部60は、メカスイッチ11をオンする(ステップ104)。次に、半導体スイッチ14をオフする(ステップ105)。その後、半導体スイッチ13をオンする(ステップ106)。次に、メカスイッチ12をオフする(ステップ107)。【選択図】図2

Description

本発明は、交流電源切替装置に関するものである。
近年、化石燃料を用いた従来型の車両から環境負荷の少ない電動車両の開発が進んでいる。しかし、電動車両において従来型の車両と同等の性能を得ようとすると、高コストの二次電池を使用せざるを得ず、それが普及の遅れにつながっていた。
従来技術より、電動車両の二次電池を家庭用の電力として有効に使用して、実質コストを下げて普及を促進するためのシステムを提供するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このシステムでは、給電電力系統および二次電池のうちいずれか一方を家屋の負荷に接続し、他方と家屋の負荷との間を開放するための切替部を備える。そして、切替部によって、家屋の負荷に対して給電電力系統からの電力を供給する第1状態、および家屋の負荷に対して二次電池からの電力を供給する第2状態のうちいずれか一方を実施することができる。
特開2002−315193号公報
本発明者は、上記切替部として、図19に示すように、給電電力系統および負荷3の間に配置されている給電電力系統側のスイッチ10Aと、二次電池2a側および負荷3の間に配置されている二次電池側のスイッチ10Bとから構成されるものについて検討した。
例えば、給電電力系統に負荷を接続された第1状態から、二次電池2a側に負荷3を接続した第2状態に切り替える場合、給電電力系統側の電力と二次電池側の電力が衝突しないように、スイッチ10Aをオフした後にスイッチ10Bをオンすることが必要になる。しかし、スイッチ10A、10Bとして一般的な電磁開閉器を用いると、上述の如く第1状態から第2状態に切り替えるのに要する切替時間として長い時間がかかり、家屋の負荷3への電力供給が停止する瞬停が生じてしまう可能性がある。また、一般的なトライアックなどの半導体スイッチをスイッチ10A、10Bとして用いると、上記切替時間を短くできるものの、スイッチ10Aをオフした状態で常にリーク電流が発生して、給電電力系統および負荷3の間が半接続状態になってしまう。
本発明は上記点に鑑みて、給電電力系統および二次電池のうち一方を負荷に接続した状態から、他方を負荷に接続した状態に切り替えるのに要する切替時間を短くするようにした交流電源切替装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、交流電力としての給電電力を供給するための給電電力系統と負荷(3)との間に配置されている第1のメカスイッチ(11)と、給電電力系統と負荷の間に第1のメカスイッチに対して直列に配置されている第1の半導体スイッチ(13)と、二次電池(2a)から出力される直流電力を交流電力に変換する交直変換装置(2b)と負荷との間に配置されている第2のメカスイッチ(12)と、交直変換装置と負荷との間に第2のメカスイッチに対して直列に配置されている第2の半導体スイッチ(14)と、給電電力系統および二次電池のうち一方に負荷が接続されて、かつ他方と負荷との間が開放されている第1状態から、一方と負荷との間が開放されて、かつ他方に負荷が接続されている第2状態に切り替えるために、第1、第2のメカスイッチおよび第1、第2の半導体スイッチを制御する切替制御手段(60)と、を備えることを特徴とする。
具体的には、請求項2に記載の発明では、切替制御手段は、第2のメカスイッチ(12)をオンする第1スイッチ制御手段(S100)と、第1スイッチ制御手段の実施後に第1の半導体スイッチ(13)をオフする第2スイッチ制御手段(S101)と、第2スイッチ制御手段の実施後に第2の半導体スイッチ(14)をオンする第3スイッチ制御手段(S102)と、第3スイッチ制御手段の実施後に第1のメカスイッチ(11)をオフする第4スイッチ制御手段(S103)とをそれぞれ実施することにより、給電電力系統に負荷が接続されている第1状態から、二次電池に負荷が接続されている第2状態に切り替えるようになっており、および/または、切替制御手段は、第1のメカスイッチ(11)をオンする第5スイッチ制御手段(S104)と、第5のスイッチ制御手段の実施後に第2の半導体スイッチ(14)をオフする第6スイッチ制御手段(S105)と、第6スイッチ制御手段の実施後に第1の半導体スイッチ(13)をオンする第7スイッチ制御手段(S106)と、第7スイッチ制御手段の実施後に第2のメカスイッチ(12)をオフする第8スイッチ制御手段手段(S107)と、をそれぞれ実施することにより、二次電池に負荷が接続されている第1状態から、給電電力系統に負荷が接続されている第2状態に切り替えることを特徴とする。
したがって、給電電力系統に負荷が接続されている第1状態から、二次電池に負荷が接続されている第2状態に切り替える際に、第1の半導体スイッチをオフしてから、第1のメカスイッチをオフする。このため、給電電力系統および負荷の間を短時間で開放することができる。さらに、第2メカスイッチをオンしてから第2半導体スイッチをオンする。このため、二次電池および負荷の間を短時間で接続することができる。これに加えて、二次電池に負荷が接続されている第1状態から、給電電力系統に負荷が接続されている第2状態に切り替える際に、第2の半導体スイッチをオフしてから、第2のメカスイッチをオフする。このため、二次電池および負荷の間を短時間で開放することができる。さらに、第1メカスイッチをオンしてから第1半導体スイッチをオンする。このため、給電電力系統および負荷の間を短時間で接続することができる。
以上によれば、給電電力系統および二次電池のうち一方を負荷に接続した状態から、他方を負荷に接続した状態に切り替えるのに要する切替時間を短くするようにした交流電源切替装置を提供することができる。
請求項11に記載の発明では、切替制御手段は、給電電力系統から供給される給電電力と交直変換装置から放電される放電電力とがゼロクロスとなるタイミングでオン、オフさせるように第1、第2の半導体スイッチを制御することを特徴とする。
したがって、第1、第2の半導体スイッチをオン、オフする際に、周囲の電気機器や電力系統等に悪影響を与えることを抑制することができる。
但し、ゼロクロスとなるタイミングとは、給電電力の絶対値と放電電力の絶対値とがそれぞれ所定値未満になるタイミングのことである。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における交流電源切替装置の回路構成を示す図である。 図1の制御部の切替処理を示すフローチャートである。 図1の制御部の切替処理を示すタイミングチャートである。 図1の制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第3実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第4実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第5実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第6実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 第7実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第8実施形態における制御部の切替処理を示すタイミングチャートである。 本発明の第9実施形態における制御部の切替処理を示すフローチャートである。 本発明の比較例に切替部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に本発明の交流電源切替装置1の第1実施形態の回路構成を示す。
交流電源切替装置1は、図1に示すように、切替部10、放電状態検出部20、給電電力系統状態検出部30、故障検出部40、表示部50、および制御部60を備える。
切替部10は、給電電力系統および電動車両2の交直流変換部2bのうちいずれか一方を負荷3に接続するためのもので、メカスイッチ11、12、および半導体スイッチ13、14を備える。負荷3は、家屋に配置されている家電製品等の電気機器である。給電電力系統は、一般家庭や施設などに2相の交流電力を供給する商用の電力系統である。
メカスイッチ11および半導体スイッチ13は、給電電力系統と負荷3との間に直列に配置されている。本実施形態では、メカスイッチ11は、半導体スイッチ13に対して給電電力系統側に配置されている。メカスイッチ12および半導体スイッチ14は、電動車両2の交直流変換部2bと負荷3との間に直列に配置されている。本実施形態のメカスイッチ12は、半導体スイッチ14に対して交直流変換部2b側に配置されている。なお、以下、説明の便宜上、メカスイッチ11、12および半導体スイッチ13、14を総称してスイッチ11〜14とする。
電動車両2は、二次電池2aおよび交直流変換部2bを備える。交直流変換部2bは、二次電池2aから出力される直流電力を2相の交流電力に変換する。二次電池2aは、主に電動車両2の走行用電動機に電力を供給するためのもので、例えば、リチウムイオン電池などが用いられる。
メカスイッチ11、12は、それぞれ、固定接点および可動接点を備える有接点リレースイッチである。有接点リレースイッチは、可動接点が固定接点に接触するオン状態にて2つの端子間を接続する一方、可動接点および固定接点の間を開放するオフ状態にて2つの端子間を開放するものである。例えば、メカスイッチ11では、給電電力系統側の端子と、半導体スイッチ13側の端子とから2つの端子を構成している。
半導体スイッチ13、14は、それぞれ、双方向に電流を流すことができるトライアック等の交流用半導体スイッチである。放電状態検出部20は、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に放電される交流電力をモニタする。給電電力系統状態検出部30は、給電電力系統から負荷3側に放電される交流電力をモニタする。なお、以下、説明の便宜上、給電電力系統から負荷3側に放電される交流電力を給電電力とし、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に放電される交流電力を、放電電力とする。
故障検出部40は、スイッチ11〜14についてスイッチ毎に故障しているか否かを判定する。具体的には、故障検出部40は、スイッチ11〜14についてスイッチ毎に2つの端子間の電圧を検出するとともに、この検出電圧に基づいてスイッチ毎に故障しているか否かを判定する。表示部50は、スイッチ11〜14の故障情報等の各種情報を表示するための表示パネルである。制御部60は、マイクロコンピュータやメモリ等から構成され、スイッチ11〜14を制御する切替処理を実行する。
次に、本実施形態の制御部60の切替処理について図2、図3を参照して説明する。図2は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。図3は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図2の切替処理、および図3の切替処理を別々に説明する。
(図2の切替処理)
制御部60は、図2のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
まず、メカスイッチ12をオンする(ステップ100)。これにより、交直変換部2bおよび半導体スイッチ14の間が接続される。
次に、半導体スイッチ13をオフする(ステップ101)。これにより、メカスイッチ11と負荷3との間が開放される。
その後、速やかに、半導体スイッチ14をオンする(ステップ102)。これにより、メカスイッチ12と負荷3との間が接続される。つまり、負荷3および交直変換部2bの間がメカスイッチ12および半導体スイッチ14を介して接続される。
その後、メカスイッチ11をオフする(ステップ103)。これにより、半導体スイッチ13および給電電力系統の間が開放される。つまり、メカスイッチ13および半導体スイッチ11によって、負荷3および給電電力系統の間が開放される。
以上により、半導体スイッチ13をオフしてからメカスイッチ11をオフするので、メカスイッチ11によって負荷3および給電電力系統の間を短時間で開放することができる(図4参照)。さらに、メカスイッチ12をオンしてから半導体スイッチ14をオンするので、交直変換部2bおよび負荷3の間を短時間で接続することができる。したがって、切替部10によって、給電電力系統を負荷3に接続した状態から、二次電池2aを負荷3に接続した状態に切り替えるのに要する切替時間を短くすることができる。
図4では、メカスイッチ12をオンするタイミングt1とメカスイッチ11をオフするタイミングt4との間の切替時間を500msecとし、半導体スイッチ13をオフするタイミングt2と半導体スイッチ14をオンするタイミングt3との間の時間を10msecとしている。
(図3の切替処理)
制御部60は、図3のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
まず、メカスイッチ11をオンする(ステップ104)。これにより、給電電力系統および半導体スイッチ13の間が接続される。
次に、半導体スイッチ14をオフする(ステップ105)。これにより、メカスイッチ12と負荷3との間が開放される。
その後、速やかに、半導体スイッチ13をオンする(ステップ106)。これにより、メカスイッチ11と負荷3との間が接続される。つまり、負荷3および給電電力系統の間がメカスイッチ11および半導体スイッチ13を介して接続される。
その後、メカスイッチ12をオフする(ステップ107)。これにより、半導体スイッチ14および交直流変換部2bの間が開放される。つまり、メカスイッチ12および半導体スイッチ14によって、負荷3および交直流変換部2bの間が開放される。
以上により、半導体スイッチ14をオフしてからメカスイッチ12をオフするので、メカスイッチ12によって負荷3および交直流変換部2bの間を短時間で開放することができる。さらに、メカスイッチ11をオンしてから半導体スイッチ13をオンするので、給電電力系統および負荷3の間を短時間で接続することができる。
以上により、二次電池2aを負荷3に接続した状態から、給電電力系統を負荷3に接続した状態に切り替えるのに要する切替時間を短くすることができる。
以上説明した本実施形態によれば、給電電力系統側および二次電池2a側のうちいずれか一方を負荷3に接続し、かつ他方と負荷3との間の開放した状態から、前記他方を負荷3に接続し、かつ前記一方と負荷3との間の開放した状態に切り替えるのに要する切替時間を短くすることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、上記第1実施形態において、放電電力があることを確認してから給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替え、給電電力があることを確認してから二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図5、図6を参照して説明する。図5は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すフローチャートである。図6は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図5の切替処理、および図6の切替処理を別々に説明する。
(図5の切替処理)
制御部60は、図5のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図5は、図2中のステップ100、101、102、103の前に、ステップ110を加えたものである。ステップ110は、放電状態検出部20の検出信号に基づいて、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に供給される放電電力があるか否かを判定するステップである。
このため、ステップ110において、放電状態検出部20の検出信号に基づき、二次電池2a側から負荷3側に供給される放電電力があるとして、YESと判定したときに、上記第1実施形態と同様、ステップ100、101、102、103の各処理を実行する。つまり、二次電池2aからの放電電力があることを確認してから、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える。
なお、ステップ110において、放電状態検出部20の検出信号に基づき、二次電池2a側から負荷3側に供給される放電電力がないとして、NOと判定したときには、当該切替処理を終了する。
(図6の切替処理)
制御部60は、図6のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図6は、図3のステップ104、105、106、107の前に、ステップ111を追加したものである。ステップ111は、給電電力系統状態検出部30の検出信号に基づき、給電電力系統から負荷3に供給される給電電力があるか否かを判定するステップである。
このため、ステップ111において、給電電力系統状態検出部30の検出信号に基づき、給電電力系統から負荷3に供給される給電電力があるとして、YESと判定したときに、上記第1実施形態と同様、ステップ104、105、106、107の各処理を実行する。つまり、給電電力系統から供給される給電電力があることを確認してから、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える。
なお、ステップ111において、給電電力系統状態検出部30の検出信号に基づき、給電電力系統から負荷3に供給される給電電力がないとして、NOと判定したときには、当該切替処理を終了する。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、二次電池2aからの放電電力があることを確認してから、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える。よって、二次電池2a側に負荷3を接続した後に、引き続き、負荷3に電力を供給することができる。一方、制御部60は、給電電力系統から供給される給電電力があることを確認してから、切替部10によって、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える。よって、給電電力系統に負荷3を接続した後に、引き続き、負荷3に電力を供給することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記第2実施形態において、給電電力がないことを確認してから給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替え、放電電力がないことを確認してから二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図7、図8を参照して説明する。図7は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すフローチャートである。図8は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図7の切替処理、および図8の切替処理を別々に説明する。
(図7の切替処理)
制御部60は、図7のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図7は、図5中のステップ110、100、101、102、103の前に、ステップ112を加えたものである。ステップ112は、給電電力系統状態検出部30の検出信号に基づいて、給電電力系統から供給される給電電力があるか否かを判定するステップである。
このため、ステップ112において、給電電力系統状態検出部30の検出信号に基づいて、給電電力系統から負荷3側に供給される給電電力がないとして、YESと判定したときに、上記第2実施形態と同様に、ステップ110、100、101、102、103の各処理を実行する。
なお、ステップ112は、放電状態検出部20の検出信号に基づいて、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に供給される放電電力があるとしてNOと判定したときには、ステップ112に戻る。
(図8の切替処理)
制御部60は、図8のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図8は、図6中のステップ111、104、105、106、107の前に、ステップ113を加えたものである。ステップ113は、放電状態検出部20の検出信号に基づいて、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に供給される放電電力がないか否かを判定するステップである。
このため、ステップ112において、放電状態検出部20の検出信号に基づいて、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に供給される放電電力がないとして、YESと判定したときに、上記第2実施形態と同様に、ステップ111、104、105、106、107の各処理を実行する。
なお、ステップ113は、放電状態検出部20の検出信号に基づいて、二次電池2aから交直流変換部2bを通して負荷3側に供給される放電電力があるとしてNOと判定したときには、ステップ113に戻る。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、給電電力系統からの給電電力がなく、かつ二次電池2a側からの放電電力があると判定したときに、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える。制御部60は、二次電池2a側から放電電力がなく、かつ給電電力系統からの給電電力があると判定したときに、切替部10によって、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える。よって、給電電力、或いは放電電力がなくなったときでも、制御部60が切替部10を制御することにより、負荷3に対して安定的に電力を供給することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、上記第2実施形態において、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14が故障していると判定すると、スイッチ11〜14が故障している旨を外部に通知する例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図9、図10を参照して説明する。図9は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すフローチャートである。図10は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図9の切替処理、および図10の切替処理を別々に説明する。
(図9の切替処理)
制御部60は、図9のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図9は、図5のフローチャートにステップ100A、101A、102A、103Aを追加したものである。
ステップ100Aは、ステップ100の処理を実行後、メカスイッチ12が実際にオンしているか否かを判定するステップである。具体的には、故障検出部40によってメカスイッチ12の2つの端子間の電圧を検出し、この検出した電圧(以下、端子間電圧という)が所定値以上であるか否かを判定する。端子間電圧が所定値以上であるときには、メカスイッチ12がオンしていないとして、ステップ100AでNOと判定して、メカスイッチ12が故障しているとする(ステップ120)。これに伴い、メカスイッチ12が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ100Aでは、メカスイッチ12の端子間電圧が所定値未満であるときには、メカスイッチ12が実際にオンしているとして、YESと判定して、次のステップ101で半導体スイッチ13をオフする。
これに伴い、ステップ101Aにおいて、半導体スイッチ13が実際にオフしているか否かを判定する。具体的には、故障検出部40によって半導体スイッチ13の2つの端子間の電圧を検出し、この検出した電圧(以下、端子間電圧という)が所定値未満であるか否かを判定する。端子間電圧が所定値未満であるときには、半導体スイッチ13がオフしていないとして、ステップ101AでNOと判定して、半導体スイッチ13が故障しているとする(ステップ120)。これに伴い、半導体スイッチ13が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
また、上記ステップ101Aでは、半導体スイッチ13の端子間電圧が所定値以上であるときには、半導体スイッチ13が実際にオフしているとして、YESと判定して、次のステップ102で半導体スイッチ14をオンする。
これに伴い、ステップ102Aにおいて、半導体スイッチ14が実際にオンしているか否かを判定する。具体的には、故障検出部40によって半導体スイッチ14の端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値以上であるか否かを判定する。端子間電圧が所定値以上であるときには、半導体スイッチ14がオンしていないとして、ステップ102AでNOと判定して、半導体スイッチ14が故障しているとする(ステップ120)。これに伴い、半導体スイッチ14が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
また、上記ステップ102Aでは、半導体スイッチ13の端子間電圧が所定値未満であるときには、半導体スイッチ13が実際にオンしているとして、YESと判定して、次のステップ103でメカスイッチ11をオフする。
これに伴い、ステップ103Aにおいて、メカスイッチ11が実際にオフしているか否かを判定する。具体的には、故障検出部40によってメカスイッチ11Aの端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値以上であるか否かを判定する。端子間電圧が所定値未満であるときには、メカスイッチ11がオフしていないとして、ステップ101AでNOと判定して、メカスイッチ11が故障しているとする(ステップ120)。これに伴い、メカスイッチ11が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ103Aにおいて、メカスイッチ13の端子間電圧が所定値以上であるときには、実際にメカスイッチ13がオフしているとしてYESと判定する。
以上により、ステップ100A、101A、102A、103Aにより、スイッチ11〜14が故障しているか否かスイッチ毎に判定し、スイッチ11〜14が故障していると判定したとき、スイッチ11〜14が故障している旨を表示部50に表示する。
(図10の切替処理)
制御部60は、図10のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図10は、図6のフローチャートにステップ104A、105A、106A、107Aを追加したものである。
ステップ104Aは、ステップ104の処理を実行後、メカスイッチ11が実際にオンしているか否かを判定するステップである。そこで、ステップ104Aでは、ステップ100Aと同様、故障検出部40によってメカスイッチ11の端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値以上であるときには、メカスイッチ11が実際にオンしていなく、ステップ104AでNOと判定する。これに伴い、メカスイッチ11が故障しているとする(ステップ120)。次に、メカスイッチ11が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ104Aでは、メカスイッチ11の端子間電圧が所定値未満であるときには、メカスイッチ11が実際にオンしているとして、ステップ104AでYESと判定する。これに伴い、半導体スイッチ14をオフする(ステップ105)。
これに伴い、ステップ105Aにおいて、半導体スイッチ14が実際にオフしているか否かを判定する。具体的には、ステップ101Aと同様、故障検出部40によって半導体スイッチ14の端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値未満であるときには、半導体スイッチ14が実際にオフしていなく、ステップ105AでNOと判定する。これに伴い、半導体スイッチ14が故障しているとする(ステップ120)。次に、半導体スイッチ14が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ105Aでは、半導体スイッチ14の端子間電圧が所定値以上であるときには、半導体スイッチ14が実際にオフしているとして、YESと判定する。これに伴い、半導体スイッチ13をオンする(ステップ106)。
これに伴い、ステップ106Aにおいて、半導体スイッチ13が実際にオンしているか否かを判定する。具体的には、ステップ102Aと同様、故障検出部40によって半導体スイッチ13の端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値以上であるときには、半導体スイッチ14が実際にオンしていなく、ステップ106AでNOと判定する。これに伴い、半導体スイッチ13が故障しているとする(ステップ120)。次に、半導体スイッチ13が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ106Aでは、半導体スイッチ13の端子間電圧が所定値未満であるときには、半導体スイッチ13が実際にオンしているとして、YESと判定して、次のステップ107でメカスイッチ12をオンする。
これに伴い、ステップ107Aでは、故障検出部40によってメカスイッチ11の端子間電圧を検出し、この検出した端子間電圧が所定値未満であるときには、メカスイッチ12が実際にオフしていなく、ステップ107AでNOと判定する。これに伴い、メカスイッチ12が故障しているとする(ステップ120)。次に、メカスイッチ12が故障している旨を表示部50に表示する(ステップ121)。
上記ステップ107Aでは、メカスイッチ12の端子間電圧が所定値以上であるときには、メカスイッチ12が実際にオフしているとしてYESと判定する。
以上により、ステップ104A、105A、106A、107Aにより、スイッチ11〜14が故障しているか否かスイッチ毎に判定し、スイッチ11〜14が故障していると判定したとき、スイッチ11〜14が故障している旨を表示部50に表示する。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、スイッチ11〜14が故障していると判定したとき、スイッチ11〜14が故障している旨を表示部50に表示する。このため、スイッチ11〜14が故障している旨を外部に通知することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、上記第2実施形態において、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14が故障していると判定すると、給電電力系統に負荷3が接続された状態に戻す例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図11、図12を参照して説明する。図11は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すフローチャートである。図12は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図11の切替処理、および図12の切替処理を別々に説明する。
(図11の切替処理)
制御部60は、図11のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図11は、図9の中のステップ120、ステップ121の間に、図3のステップ104、105、106、107を追加したものである。このため、ステップ100A、101A、102A、103Aの判定後、ステップ120において、スイッチ11〜14のいずれかのスイッチが故障しているとした後、ステップ104、105、106、107の処理を実行する。これにより、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態に戻すことができる。その後、ステップ121に移行する。
(図12の切替処理)
制御部60は、図12のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図12は、図10の中のステップ120、ステップ121の間に、図2のステップ100、101、102、103を追加したものである。このため、ステップ104A、105A、106A、107Aの判定後、ステップ120において、スイッチ11〜14のいずれかのスイッチが故障しているとした後、ステップ100、101、102、103の処理を実行する。これにより、切替部10によって、二次電池3a側に負荷3が接続された状態に戻すことができる。その後、ステップ121に移行する。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14が故障していると判定すると、給電電力系統に負荷3が接続された状態に戻すことができる。制御部60は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14が故障していると判定すると、給電電力系統に負荷3が接続された状態に戻すことができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、上記第1実施形態において、給電電力系統に負荷3が接続された状態で、メカスイッチ11、半導体スイッチ13が故障したときに、給電電力系統に負荷3が接続された状態から、二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図13、図14を参照して説明する。図13は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すフローチャートである。図14は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図13の切替処理、および図14の切替処理を別々に説明する。
(図13の切替処理)
制御部60は、図13のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図13は、図2の中ステップ100、101、102、103の前に図10のステップ104A、106Aを追加したものである。
まず、ステップ104Aにおいて、実際にメカスイッチ11がオンしているか否かを判定する。このとき、メカスイッチ11がオンしていないとして、ステップ104AでNOと判定したとき、メカスイッチ11が故障しているとする(ステップ120)。その後、上記第1実施形態と同様に、ステップ100、101、102、104の処理を実行する。これにより、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態から、二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替えることになる。その後、ステップ121の処理を実行する。
また、ステップ104Aにおいて、メカスイッチ11が実際にオンしているとしてYESと判定したとき、次のステップ106Aにおいて、半導体スイッチ13が実際にオンしているか否か判定する。半導体スイッチ13がオンしていないとしてステップ106AでNOと判定したとき、半導体スイッチ13が故障したとする(ステップ120)。その後、ステップ100、101、102、103、121の各処理を実行する。これにより、切替部10によって、給電電力系統に負荷3が接続された状態から、二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替えることになる。
(図14の切替処理)
制御部60は、図14のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図14は、図2の中ステップ104、105、106、107の前に図9のステップ100A、102Aを追加したものである。
まず、ステップ100Aにおいて、メカスイッチ12がオンしていないとして、NOと判定したとき、ステップ120に移行して、メカスイッチ12が故障しているとする。その後、上記第1実施形態と同様に、ステップ104、105、106、107の処理を実行する。これにより、切替部10によって、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から、給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替えることになる。その後、ステップ121の処理を実行する。
上記ステップ100Aにおいて、メカスイッチ12がオンしているとして、YESと判定したとき、次のステップ102Aにおいて、半導体スイッチ14が実際にオンしているか否か判定する。半導体スイッチ14がオンしていないとしてステップ102AでNOと判定したとき、半導体スイッチ14が故障したとする(ステップ120)。その後、ステップ104、105、106、107、121の各処理を実行する。これにより、切替部10によって、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から、給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替えることになる。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、給電電力系統に負荷3が接続された状態で、メカスイッチ11および半導体スイッチ13のうち一方が故障したときに、給電電力系統に負荷3が接続された状態から、二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替えることができる。制御部60は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態で、メカスイッチ12および半導体スイッチ14のうち一方が故障したときに、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替えることができる。
(第7実施形態)
本実施形態では、給電電力系統および二次電池2a側のうち一方に負荷3が接続された状態から、他方に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14が故障していると判定すると、スイッチ11〜14をオフする例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60の切替処理について図15、図16を参照して説明する。図15は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。図16は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える切替処理を示すフローチャートである。以下、図15の切替処理、および図16の切替処理を別々に説明する。
(図15の切替処理)
制御部60は、図15のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図15は、図9中ステップ120、121の間にステップ104B、105、106B、107を追加したものである。ステップ104Bはメカスイッチ11をオフするステップである。ステップ105は半導体スイッチ14をオフするステップである。ステップ106Bはメカスイッチ13をオフするステップである。ステップ107は半導体スイッチ12をオフするステップである。
そこで、本実施形態では、ステップ100A、101A、102A、103AのうちいずれかステップでNOと判定後、ステップ120においてスイッチ11〜14のいずれかスイッチが故障しているとする。すると、ステップ104B、105、106B、107の各処理を実施する。これにより、スイッチ11、12、13、14をそれぞれオフすることができる。その後、ステップ121の処理を実行する。
(図16の切替処理)
制御部60は、図16のフローチャートにしたがって、切替処理を実行する。
図16は、図10のステップ120、121の間に、図15のステップ104B、105、106B、107を追加したものである。そこで、本実施形態では、ステップ104A、105A、106A、107AのうちいずれかステップでNOと判定後、ステップ120においてスイッチ11〜14のいずれかスイッチが故障しているとする。すると、ステップ104B、105、106B、107の各処理を実施する。これにより、スイッチ11、12、13、14をそれぞれオフすることができる。その後、ステップ121の処理を実行する。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14のいずれかスイッチが故障していると判定すると、スイッチ11〜14をそれぞれオフすることができる。制御部60は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替える際に、スイッチ11〜14のいずれかスイッチが故障していると判定すると、スイッチ11〜14をそれぞれオフすることができる。
(第8実施形態)
本実施形態では、上記第1実施形態において、半導体スイッチ13、14を給電電力、放電電力がゼロクロスとなるタイミングで、オン、オフする例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60による切替処理について図17を参照して説明する。
図17(a)、(b)、(c)、(d)は、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態から切り替える切替処理を示すタイミングチャートである。(a)は給電電力、(b)は放電電力、(c)は半導体スイッチ13、(d)は半導体スイッチ14を示す。
制御部60は、給電電力系統側に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、給電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13をオフし、放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ14をオンする。
ここで、給電電力がゼロクロスになるタイミングとは、給電電力の絶対値が所定値以下であるときのタイミングのことである。放電電力がゼロクロスになるタイミングとは、放電電力の絶対値が所定値以下であるときのタイミングのことである。
制御部60は、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ14をオフし、給電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13をオンする。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、放電電力、給電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13、14をオン、オフする。このため、負荷3、二次電池3a、給電電力系統などへの悪影響を減らすことができる。
(第9実施形態)
本第9実施形態では、上記第1実施形態において、制御部60は、給電電力系統および交直流変換部2bのうち一方と負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合に、スイッチ11〜14の少なくとも1つが故障していると判定した場合には、前記一方と負荷3との間を接続した現状の状態を維持するために、スイッチ11〜14を制御する例について説明する。
以下、本実施形態の制御部60による切替処理について図18を参照して説明する。図18は制御部60による切替処理を示すフローチャートである。
まず、ステップ130において、スイッチ11〜14のいずれのスイッチも、故障していなく、正常であるか否かを判定する。なお、以下、説明の便宜上、メカスイッチ11および半導体スイッチ13を総称してスイッチ11、13とし、メカスイッチ12および半導体スイッチ14を総称してスイッチ12、14とする。
例えば、給電電力系統と負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合に、スイッチ11、13のうち少なくとも1つのスイッチが実際にはオンしていない場合において、このオンしていないスイッチが故障しているとして、ステップ130でNOと判定する。
さらに、給電電力系統と負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合に、スイッチ12、14のうち少なくとも1つのスイッチが実際にはオフしていない場合には、このオフしていないスイッチが故障しているとして、ステップ130でNOと判定する。
このようにステップ130でNOと判定すると、給電電力系統および負荷3の間を接続した状態を維持させるために、スイッチ11〜14を制御する(ステップ131)。
一方、交直流変換部2bと負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合に、スイッチ12、14のうち少なくとも1つのスイッチが実際にはオンしていない場合には、このオンしていないスイッチが故障しているとして、ステップ130でNOと判定する。
さらに、交直流変換部2bと負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合に、スイッチ11、13のうち少なくとも1つのスイッチが実際にはオフしていない場合には、このオフしていないスイッチが故障しているとして、ステップ130でNOと判定する。
このようにステップ130でNOと判定すると、交直流変換部2bと負荷3との間を接続した状態を維持させるために、スイッチ11〜14を制御する。
また、上記ステップ130において、スイッチ11〜14のいずれのスイッチも、故障していなく、正常である場合には、YESと判定する。
なお、スイッチ11〜14においてスイッチ毎に故障しているか否かの判定は、図9のステップ100A、101A、102A、103A、および図10のステップ104A、105A、106A、107Aと同様である。
以上説明した本実施形態によれば、制御部60は、給電電力系統および二次電池2a側のうち一方と負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御している場合において、スイッチ11〜14の少なくとも1つが故障していると判定したときには、前記一方と負荷3との間を接続した現状の状態を維持するために、スイッチ11〜14を制御することができる。
(他の実施形態)
上記第1〜9実施形態では、メカスイッチ11を半導体スイッチ13に対して給電電力系統側に配置した例について説明したが、これに代えて、半導体スイッチ13をメカスイッチ11に対して給電電力系統側に配置してもよい。
上記第1〜9実施形態では、メカスイッチ12を半導体スイッチ14に対して交直流変換部2b側に配置した例について説明したが、これに代えて、半導体スイッチ14をメカスイッチ12に対して交直流変換部2b側に配置してもよい。
上記第1実施形態では、制御部60が図2の切替処理および図3の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図2の切替処理および図3の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第2実施形態では、制御部60が図5の切替処理および図6の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図5の切替処理および図6の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第3実施形態では、制御部60が図7の切替処理および図8の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図7の切替処理および図8の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第4実施形態では、制御部60が図9の切替処理および図10の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図9の切替処理および図10の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第5実施形態では、制御部60が図10の切替処理および図11の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図10の切替処理および図11の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第6実施形態では、制御部60が図13の切替処理および図14の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図13の切替処理および図14の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第7実施形態では、制御部60が図15の切替処理および図16の切替処理をそれぞれ実行した例について説明したが、これに限らず、制御部60が図15の切替処理および図16の切替処理のうち一方を実行してもよい。
上記第8実施形態では、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える際に、給電電力および放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13、14をオン、オフした。これに加えて、上記第8実施形態では、二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替える際に、給電電力および放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13、14をオン、オフした。
しかし、これに限らず、上記第8実施形態では、給電電力系統に負荷3が接続された状態から二次電池2a側に負荷3が接続された状態に切り替える場合のみ、給電電力および放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13、14をオン、オフしてもよい。二次電池2a側に負荷3が接続された状態から給電電力系統に負荷3が接続された状態に切り替える場合のみ、給電電力および放電電力がゼロクロスになるタイミングで半導体スイッチ13、14をオン、オフしてもよい。
上記第4実施形態では、スイッチ11〜14が故障している旨を表示部50に表示することにより、スイッチ11〜14が故障している旨を外部に通知した例について説明したが、これに限らず、スイッチ11〜14が故障している旨を通信によって通信端末に送信することにより、スイッチ11〜14が故障している旨を外部に通知してもよい。
上記第8実施形態では、上記第1実施形態において、半導体スイッチ13、14をゼロクロスとなるタイミングでオン、オフする例について説明したが、これに代えて、上記第2〜7の実施形態において、半導体スイッチ13、14をゼロクロスとなるタイミングでオン、オフしてもよい。
上記第1〜第9実施形態では、電動車両に搭載される二次電池を本発明の二次電池2aとした例について説明したが、これに限らず、設置型の二次電池を本発明の二次電池2aとしてもよい。
上記第1実施形態において、半導体スイッチ13、14をゼロクロスとなるタイミングでオン、オフする例について説明したが、これに代えて、上記第1〜7の実施形態において、半導体スイッチ13、14をゼロクロスとなるタイミングでオン、オフしてもよい。
上記9の実施形態では、制御部60が次の(1)、(2)の処理をそれぞれ実施した例について説明したが、これに限らず、制御部60が(1)、(2)のうち一方の処理を実施してもよい。
(1)制御部60は、給電電力系統および負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御した場合に、スイッチ11〜14のうち少なくとも1つのスイッチが故障していると判定した場合において、給電電力系統および負荷3との間を接続した状態を維持するために、スイッチ11〜14を制御する。
(2)制御部60は、交直流変換部2bと負荷3との間を接続するために、スイッチ11〜14を制御した場合に、スイッチ11〜14のうち少なくとも1つのスイッチが故障していると判定した場合において、交直流変換部2bと負荷3との間を接続した状態を維持するために、スイッチ11〜14を制御する。
上記第1〜9の実施形態では、給電電力系統や交直流変換部2bから出力される交流電力を2相の交流電力とした例について説明したが、これに代えて、給電電力系統や交直流変換部2bから出力される交流電力を3相以上の交流電力としてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。例えば、第5実施形態と第6実施形態とを組み合わせてもよい。第6実施形態と第7実施形態とを組み合わせてもよい。
次に、上記各本実施形態の構成要素と特許請求の範囲との間の対応関係を示す。メカスイッチ11が第1のメカスイッチに対応し、半導体スイッチ13が第1の半導体スイッチに対応し、メカスイッチ12が第2のメカスイッチに対応し、半導体スイッチ14が第2の半導体スイッチに対応している。制御部60が切替制御手段を構成し、ステップ100が第1スイッチ制御手段に対応し、ステップ101が第2スイッチ制御手段に対応している。ステップ102が第3スイッチ制御手段に対応し、ステップ103が第4スイッチ制御手段に対応し、ステップ104が第5スイッチ制御手段に対応し、ステップ105が第6スイッチ制御手段に対応している。ステップ106が第7スイッチ制御手段に対応し、ステップ107が第8スイッチ制御手段に対応し、放電状態検出部20が放電検出手段に対応し、給電電力系統状態検出部30が給電検出手段に対応し、ステップ100A、101A、102A、103A、104A、105A、106、107Aが故障判定手段に対応し、ステップ121が通知手段に対応している。
1 交流電源切替装置
10 切替部
20 放電状態検出部
30 給電電力系統状態検出部
40 故障検出部
50 表示部
60 制御部

Claims (12)

  1. 交流電力としての給電電力を供給するための給電電力系統と負荷(3)との間に配置されている第1のメカスイッチ(11)と、
    前記給電電力系統と前記負荷の間に前記第1のメカスイッチに対して直列に配置されている第1の半導体スイッチ(13)と、
    二次電池(2a)から出力される直流電力を交流電力に変換する交直変換装置(2b)と前記負荷との間に配置されている第2のメカスイッチ(12)と、
    前記交直変換装置と前記負荷との間に前記第2のメカスイッチに対して直列に配置されている第2の半導体スイッチ(14)と、
    前記給電電力系統および前記二次電池のうち一方に前記負荷が接続されて、かつ他方と前記負荷との間が開放されている第1状態から、前記一方と前記負荷との間が開放されて、かつ前記他方に前記負荷が接続されている第2状態に切り替えるために、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御する切替制御手段(60)と、を備えることを特徴とする交流電源切替装置。
  2. 前記切替制御手段は、
    前記第2のメカスイッチ(12)をオンする第1スイッチ制御手段(S100)と、
    前記第1スイッチ制御手段の実施後に前記第1の半導体スイッチ(13)をオフする第2スイッチ制御手段(S101)と、
    前記第2スイッチ制御手段の実施後に前記第2の半導体スイッチ(14)をオンする第3スイッチ制御手段(S102)と、
    前記第3スイッチ制御手段の実施後に前記第1のメカスイッチ(11)をオフする第4スイッチ制御手段(S103)と、をそれぞれ実施することにより、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えるようになっており、
    および/または、前記切替制御手段は、
    前記第1のメカスイッチ(11)をオンする第5スイッチ制御手段(S104)と、
    前記第5のスイッチ制御手段の実施後に前記第2の半導体スイッチ(14)をオフする第6スイッチ制御手段(S105)と、
    前記第6スイッチ制御手段の実施後に前記第1の半導体スイッチ(13)をオンする第7スイッチ制御手段(S106)と、
    前記第7スイッチ制御手段の実施後に前記第2のメカスイッチ(12)をオフする第8スイッチ制御手段手段(S107)と、をそれぞれ実施することにより、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の交流電源切替装置。
  3. 前記交直変換装置から放電される放電電力をモニタする放電検出手段(20)、および/または、前記給電電力系統から供給される給電電力をモニタする給電検出手段(30)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の交流電源切替装置。
  4. 前記切替制御手段は、前記放電検出手段の検出信号に基づいて前記交直変換装置から放電される放電電力が有ると判定した場合、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御するものであり、
    および/または、前記切替制御手段は、前記給電検出手段の検出信号に基づいて前記給電電力系統から供給される給電電力が有ると判定した場合、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御するものであることを特徴とする請求項3に記載の交流電源切替装置。
  5. 前記切替制御手段は、前記給電検出手段の検出信号に基づいて前記給電電力系統から供給される給電電力が無いと判定した場合、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御するものであり、
    および/または、前記切替制御手段は、前記放電検出手段の検出信号に基づいて前記交直変換装置から放電される放電電力が無いと判定した場合、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御するものであることを特徴とする請求項3または4に記載の交流電源切替装置。
  6. 前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのそれぞれについて故障しているか否かを判定する故障判定手段(100A、101A・・・・107A)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の交流電源切替装置。
  7. 前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのいずれか1つのスイッチが故障していると前記故障判定手段が判定したときには、前記スイッチが故障している旨を外部に通知する通知手段(S121)を備えることを特徴とする請求項7に記載の交流電源切替装置。
  8. 前記切替制御手段は、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替える際に、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのうち少なくとも1つが故障していると前記故障判定手段が判定した場合に、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第1状態に戻すように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御し、
    および/または、前記切替制御手段は、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第1状態から、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている前記第2状態に切り替える際に、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのうち少なくとも1つが故障していると前記故障判定手段が判定した場合に、前記二次電池に前記負荷が接続されている前記第1状態に戻すように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御することを特徴とする請求項6または7に記載の交流電源切替装置。
  9. 前記切替制御手段は、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている状態で、前記第1のメカスイッチおよび前記第1の半導体スイッチのうちいずれか一方が故障していると前記故障判定手段が判定した場合に、前記給電電力系統に前記負荷が接続されている第1状態から、前記二次電池に前記負荷が接続されている第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御し、
    および/または、前記切替制御手段は、前記二次電池に前記負荷が接続されている状態で、前記第2のメカスイッチおよび前記第2の半導体スイッチのうちいずれか一方が故障していると前記故障判定手段が判定した場合に、前記二次電池に前記負荷が接続されている第1状態から前記給電電力系統に前記負荷が接続されている第2状態に切り替えるように前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の交流電源切替装置。
  10. 前記切替制御手段は、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのうち少なくとも1つが故障していると前記故障判定手段が判定した場合に、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチをオフすることを特徴とする請求項6または7に記載の交流電源切替装置。
  11. 前記切替制御手段は、前記給電電力系統および前記二次電池側のうち一方と前記負荷との間を接続するために、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御した場合に、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチのうち少なくとも1つが故障していると前記故障判定手段が判定した場合において、
    前記切替制御手段は、前記一方および前記負荷の間を接続した状態を維持するために、前記第1、第2のメカスイッチおよび前記第1、第2の半導体スイッチを制御することを特徴とする請求項6または7に記載の交流電源切替装置。
  12. 前記切替制御手段は、前記給電電力系統から供給される給電電力と前記交直変換装置から放電される放電電力とがゼロクロスとなるタイミングでオン、オフさせるように前記第1、第2の半導体スイッチを制御することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の交流電源切替装置。
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