JP2012213282A - パワーコンディショナ - Google Patents

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Yoshihiro Wakayama
若山  義洋
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悟 市村
Naoki Taoda
直樹 峠田
Yoshikazu Hamaya
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Abstract

【課題】一部のコンバータに異常が発生しても異常の発生していないコンバータに接続された発電部での発電を継続させることができるパワーコンディショナを提供する。
【解決手段】1のインバータ5に複数のコンバータ4が接続されるパワーコンディショナ1において、各コンバータ4a,4bの異常を検出する異常検出手段10と、各コンバータ4a,4bについてインバータ5および他のコンバータ4との接続を分離する開閉器9a,9bを備える。そして、制御部7は、異常検出手段10によりいずれかのコンバータ4の異常を検出したときは、異常が検出されたコンバータ4に備えられた開閉器9を開成させて当該コンバータ4を系統3から解列し、他のコンバータ4とその発電部2によって発電および電力負荷への電力供給を継続する。
【選択図】図1

Description

この発明はパワーコンディショナに関し、より詳細には、複数の発電部を系統(商用電力系統)に連系させる機能を備えたパワーコンディショナに関する。
太陽光発電パネルや燃料電池などの家庭用の発電設備(発電部)で発電された直流電力を商用電力系統(系統)に連系させるためのインバータ装置としてパワーコンディショナが知られている。
この種のパワーコンディショナは、周知のごとく、発電部で発電された直流電力を昇圧するコンバータ(DC−DCコンバータ)と、コンバータで昇圧された直流電力を系統に連系可能な交流電力に変換するインバータ(DC−ACインバータ)とを備えているところ、最近では、複数の発電部(たとえば、太陽電池パネルと燃料電池のように異種の発電設備や、複数の太陽電池パネルのように同種の発電設備)を接続できるように、1のインバータに複数のコンバータが接続されているパワーコンディショナが提案されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2002−136112号公報 特開2005−151662号公報
しかしながら、このような従来の構成には以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、このように1のインバータに複数のコンバータを接続してなるパワーコンディショナにおいては、複数のコンバータのうちのいずれか1のコンバータに異常(たとえば、コンバータの故障やコンバータへの入力電圧または入力電流に異常)が発生した場合には、インバータと系統との間に設けられた系統連系用のリレー(系統連系リレー)を開いて系統との連系を解列するようになっていることから、1のコンバータに異常が発生した場合であってもすべてのコンバータの運転を停止させていた。
そのため、たとえば、発電部として太陽電池パネルと燃料電池とが接続されている場合において、どちらか一方のコンバータに異常が発生すると、系統連系リレーによる解列に伴って双方のコンバータの運転が停止されるので、異常が発生していないコンバータに接続されている発電部での発電まで停止させなければならなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、一部のコンバータに異常が発生しても異常の発生していないコンバータに接続された発電部での発電を継続させることができるパワーコンディショナを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のパワーコンディショナは、1のインバータに複数のコンバータが接続されるパワーコンディショナにおいて、少なくとも1以上のコンバータに、当該コンバータの異常を検出する異常検出手段と、当該コンバータと上記インバータおよび他のコンバータとの接続を分離する開閉器とが備えられ、制御部は、上記異常検出手段によりコンバータの異常を検出したときは、当該異常が検出されたコンバータに備えられた上記開閉器を開成させる制御構成を備えたことを特徴とする。
すなわち、この請求項1に係るパワーコンディショナでは、複数あるコンバータの一部につき異常検出手段で異常が検出されると、制御部は、異常が検出されたコンバータの開閉器を開成させて、当該コンバータをインバータから切り離すことで、異常が検出されたコンバータだけを系統から解列させることができる。そのため、このパワーコンディショナでは、複数あるコンバータの一部につき異常が検出されても、他の異常が検出されていないコンバータとインバータを用いてパワーコンディショナの運転を継続することができる。
そして、本発明の請求項2に記載のパワーコンディショナは、上記インバータを系統に連系させる第2の開閉器を備えてなり、上記制御部は、上記インバータおよび複数のコンバータが運転中において、上記異常検出手段によりいずれかのコンバータにおいて異常が検出されたときは、当該異常が検出されたコンバータの開閉器のみを開成させる一方、運転中の他のコンバータの開閉器および上記第2の開閉器は閉成状態を維持する制御構成を備えていることを特徴とする。
すなわち、この請求項2に係るパワーコンディショナでは、複数あるコンバータの一部において異常検出手段で異常が検出されると、制御部は異常が検出されたコンバータに備えられる開閉器を開成させて当該コンバータの系統との接続を切り離す一方で、運転中の他のコンバータの開閉器および上記第2の開閉器は閉成状態を維持するので、異常が検出されたコンバータのみを系統から解列し、異常が検出されていない運転中の他のコンバータおよびインバータは系統との連系を維持する。そのため、異常が検出されていないコンバータに接続された発電部は発電を継続させることができ、発電された電力を電力負荷や系統に供給することができる。
また、本発明の請求項3に記載のパワーコンディショナは、上記異常検出手段で検出されるコンバータの異常には、当該コンバータに接続される発電部の異常が含まれることを特徴とする。
すなわち、このパワーコンディショナでは、コンバータの異常を検出する異常検出手段は、その監視対象にコンバータの異常だけでなく、当該コンバータに接続される発電部の異常も含むので、パワーコンディショナに接続されたいずれかの発電部に異常が発生したときであっても、当該異常が発生した発電部と接続されたコンバータの開閉器が開成されることとなり、当該発電部が接続されたコンバータは系統から切り離される。そのため、このパワーコンディショナでは、異常が検出された発電部のみを系統から解列し、異常が検出されていない発電部は系統との連系を維持して発電を継続し、発電した電力を電力負荷や系統に供給することができる。
また、本発明の請求項4に記載のパワーコンディショナは、上記複数のコンバータに非絶縁型のコンバータが含まれることを特徴とする。
すなわち、このパワーコンディショナは、インバータに接続される複数のコンバータのうちに非絶縁型のコンバータを含んでいるので、インバータに接続されるコンバータとして絶縁型のコンバータと非絶縁型のコンバータとを併設することができ、発電部の発電形式に応じて型式(絶縁型、非絶縁型)の異なるコンバータを組み合わせて用いることができる。そのため、たとえば、燃料電池を接続するコンバータには絶縁型のコンバータ、太陽電池パネルを接続するコンバータには非絶縁型のコンバータといったような構成を採用することができる。
本発明によれば、1のインバータに複数のコンバータが接続されるパワーコンディショナにおいて、少なくとも1以上のコンバータに、当該コンバータの異常を検出する異常検出手段と、当該コンバータと上記インバータおよび他のコンバータとの接続を分離する開閉器とが備えられ、制御部は、上記異常検出手段によりコンバータの異常を検出したときは、当該異常が検出されたコンバータに備えられた上記開閉器を開成させる制御構成を備えることから、一部のコンバータで異常が検出された場合には、当該異常が検出されたコンバータをインバータから切り離して、異常が検出されていない他のコンバータとインバータとでパワーコンディショナの運転を継続することができる。
そして、本発明は、このようにしてパワーコンディショナの運転を継続する場合において、運転中の他のコンバータの開閉器とインバータを系統に連系させる第2の開閉器の閉成状態を維持させることで、運転中の他のコンバータおよびインバータについては系統との連系を維持し、異常が検出されていないコンバータに接続された発電部での発電を継続して電力負荷などへの電力供給を行うことができる。
また、本発明は、異常検出手段にコンバータの異常だけでなくコンバータに接続される発電部の異常も監視させることにより、パワーコンディショナに接続されたいずれかの発電部において異常が検出されたときにも、異常が検出された発電部を系統から解列して、異常が検出されていない発電部での発電の継続ならびに電力負荷などへの電力の供給を行うことができる。
本発明に係るパワーコンディショナの概略構成を示す回路ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したパワーコンディショナの概略構成を示しており、この図1に示すように、本発明に係るパワーコンディショナ1は、発電部2から供給される直流電力を系統(商用電力系統)3に連系させるためのインバータ装置であって、複数の発電部2(図示例では、太陽電池パネル2aと燃料電池2bの2基の発電設備)から電力供給が受けられるように構成されている。
具体的には、このパワーコンディショナ1は、発電部2から供給される直流電力を昇圧するためのコンバータ(DC−DCコンバータ)4と、コンバータ4で昇圧された直流電力を系統3に連系可能な交流電力に変換するインバータ5と、インバータ5を系統3に連系させるための系統連系リレー(第2の開閉器)6と、パワーコンディショナ1の各部を制御する制御部7とを主要部として構成されており、上記コンバータ4はDCリンクコンデンサ8を介してインバータ5に接続されている。
そして、本発明のパワーコンディショナ1においては、上記コンバータ4としては、パワーコンディショナ1に接続可能な発電部2の数に応じて複数のコンバータが並列に設けられている。すなわち、図示例では、発電部2として太陽電池パネル2aと燃料電池2bの2基の発電設備が接続できるようにしていることから、このパワーコンディショナ1には、少なくともこれら発電部2a,2bの数と同数の2基のコンバータ4a,4bが並列して備えられている。
ここで、パワーコンディショナ1に備えられる複数のコンバータ4に関して、各コンバータ4に接続される発電部2の種類が予め特定されていない場合(換言すれば、コンバータ4に接続する発電設備の種類を問わないようになっている場合)には、絶縁型のコンバータへの接続が推奨される燃料電池2bが接続されることを考慮して、全てのコンバータ4を絶縁型のコンバータで構成しておくことが望ましいが、たとえば、あらかじめ太陽電池パネル2aのように非絶縁型のコンバータでもよい発電設備が接続されることが判明している場合には、当該発電設備が接続されるコンバータ4には非絶縁型のコンバータを用いることができる。つまり、パワーコンディショナ1に用いるコンバータ4には非絶縁型のコンバータを含めることができる。そのため、本実施形態では、太陽電池パネル2aが接続されるコンバータ4aには非絶縁型のコンバータが用いられ、燃料電池2bが接続されるコンバータ4bには絶縁型のコンバータが用いられている。
また、本発明のパワーコンディショナ1では、後述するように、これら複数のコンバータ4のうちの一部のコンバータにおいて異常が検出された場合には、当該異常が発見されたコンバータ4については、インバータ5および他のコンバータ4との接続を分離できるように、各コンバータ4にはそれぞれ開閉器9が備えられている。具体的には、この開閉器9は、制御部7で接点の開閉制御が可能なリレーで構成されており、図1に示すように、そのリレー接点が各コンバータ4の出力が合流する接続点Aと各コンバータ4との間に配設されており、各コンバータ4はこれら開閉器9を介して上記DCリンクコンデンサ8と接続される。なお、この開閉器9の詳細は後述する。
インバータ5は、上述したように、コンバータ4で昇圧された直流電力を系統3に連系可能な交流電力に変換する回路であって、本実施形態では、図示のように、2基のコンバータ4a,4bに対して1基のインバータ5が備えられている。つまり、本実施形態に示すパワーコンディショナ1では、1のインバータ5に対して複数のコンバータ4が接続されるようになっている。
そして、このインバータ5と系統3との間には、上記制御部7により接点の開閉制御が可能な系統連系リレー(第2の開閉器)6が備えられている。
上記制御部7は、パワーコンディショナ1の制御中枢を構成するマイコンを備えた制御装置であって、上記コンバータ4a,4bおよびインバータ5の運転/停止の制御や、系統連系リレー6のリレー接点の開閉制御など、パワーコンディショナとしての一般的な機能に関する各種制御を行うほか、本実施形態に係るパワーコンディショナ1においては、コンバータ4a,4bの異常を検出する異常検出手段10としての機能と、上記開閉器9のリレー接点の開閉制御機能とを備えるようにプログラムされている。
異常検出手段10は、パワーコンディショナ1に備えられた複数のコンバータ4のうち少なくとも1以上のコンバータについて当該コンバータの異常を検出する機能を備えており、本実施形態では、パワーコンディショナ1に備えられる全てのコンバータ4a,4bについてそれぞれその異常を検出するように構成されている。
この異常検出手段10は、パワーコンディショナ1の各部に設けられた各種センサ類(図示せず)などから得られる情報に基づいて、各コンバータ4a,4bにつき異常の有無を判断するようになっており、この異常検出手段10が検出対象とする異常は制御部7のプログラムにより適宜設定される。
具体的には、この異常検出手段10の検出対象には、少なくとも、後段に影響を与えるようなコンバータ4の故障(たとえば、スイッチング部品や電解コンデンサなどの部品故障、地絡や絶縁破壊などの回路故障など)が含まれる。また、この検出対象には、コンバータ4に接続される発電部2の故障を含めることができ、その場合は、発電部2からコンバータ4に入力される入力電圧や入力電流を異常検出手段10で監視するように構成され、これらの値が異常値を示した場合には当該発電部2が接続されているコンバータ4には異常があると判断するようにプログラムされる。
なお、この異常検出手段10での検出対象には、後段に特段の影響を与えないような軽微な故障(たとえば、単なるセンサ故障など)は含めないようにすることができるほか、検出対象となるコンバータ4の型式(絶縁型、非絶縁型)に応じて検出対象を変更することも可能である。たとえば、非絶縁型のコンバータ4aについては絶縁破壊を検出対象から除外するようにしておくことができる。なお、これらの設定などはいずれも制御部7でのプログラムで対応される。
次に、このように構成されたパワーコンディショナ1の動作について、上記異常検出手段10による異常の検出結果に応じて説明する。
なお、以下の説明では、説明の便宜上、太陽電池パネル2aおよび燃料電池2bは双方ともに発電中(つまり、コンバータ4a,4bおよびインバータ5はいずれも運転中)であるものとする。
A:異常検出手段10がコンバータ4a,4bの異常を検出していない場合
この場合、パワーコンディショナ1のコンバータ4a,4b(異常検出手段10の検出対象に発電部2が含まれている場合には、太陽電池パネル2aおよび燃料電池2bを含む)は正常に機能していると判断できる。
したがって、制御部7は、太陽電池パネル2aおよび燃料電池2bでの発電が継続できるように、各コンバータ4a,4bの開閉器9a,9bおよび系統連系リレー6の全てを閉成状態(接続状態)に維持し、各コンバータ4a,4bを系統3に連系させておく。
B:異常検出手段10がコンバータ4aの異常を検出した場合
この場合、異常が検出されたコンバータ4aは系統3に連系させておくことはできないので、制御部7は、コンバータ4aの開閉器9aを開成させて、コンバータ4aを系統から解列させるとともに、当該コンバータ4aおよびコンバータ4aに接続されている太陽電池パネル2aに対して運転を停止させる処理を実行する。つまり、本実施形態のパワーコンディショナ1では、コンバータ4a,4bおよびインバータ5が運転中であっても、異常検出手段10により異常が検出されたコンバータ4aについては、その開閉器9aを開成させるようになっている。
その一方で、制御部7は、異常が検出されていないコンバータ4bの開閉器9bおよび系統連系リレー6については閉成状態(接続状態)を維持するように制御する。そのため、燃料電池2bで発電された電力は、パワーコンディショナ1を介して図示しない電力負荷に供給される。つまり、本実施形態のパワーコンディショナ1では、太陽電池パネル2a側のコンバータ4a(または太陽電池パネル2a)に異常が発生しても、パワーコンディショナ1の運転を全面的に停止させることなく、燃料電池2b側での発電を継続し、燃料電池2bによって発電された電力を電力負荷に供給できるようにしている。
C:異常検出手段10がコンバータ4bの異常を検出した場合
この場合、異常が検出されたコンバータ4bは系統3に連系させておくことはできないので、制御部7は、コンバータ4bの開閉器9bを開成させて、コンバータ4bを系統から解列させるとともに、当該コンバータ4bおよびコンバータ4bに接続されている燃料電池2bに対して運転を停止させる処理を実行する。つまり、この場合も上述したコンバータ4aの異常が検出された場合と同様に、コンバータ4a,4bおよびインバータ5のいずれもが運転中であっても、異常検出手段10により異常が検出されたコンバータ4bについては、その開閉器9bを開成させるようになっている。
そして、異常が検出されていないコンバータ4aの開閉器9aおよび系統連系リレー6については、制御部7は閉成状態(接続状態)を維持するように制御して、太陽電池パネル2aで発電された電力がパワーコンディショナ1を介して図示しない電力負荷や系統3に供給されるようにしている。つまり、燃料電池2b側のコンバータ4b(または燃料電池2b)に異常が発生しても、パワーコンディショナ1はその運転を全面的に停止させることなく、太陽電池パネル2a側での発電を継続し、太陽電池パネル2aによって発電された電力を電力負荷および系統3に供給できるようにしている。
このように、本発明に係るパワーコンディショナ1では、1のインバータ5に複数のコンバータ4が接続されるパワーコンディショナにおいて、コンバータ4の異常を検出する異常検出手段10と、コンバータ4に他のコンバータ4およびインバータ5との接続を分離する開閉器9とが備えられており、制御部7は、上記異常検出手段10によってコンバータ4の異常を検出したときは、当該異常が検出されたコンバータ4に備えられた開閉器9を開成させる制御構成を備えていることから、異常が検出されたコンバータ4だけを系統3から解列させて、他の異常が検出されていないコンバータ4とインバータ5とでパワーコンディショナ1の運転を継続することができる。そのため、異常検出されていないコンバータ4に接続されている発電部2の発電を停止させることなくパワーコンディショナ1を通じて電力負荷などに対する電力供給を継続することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、発電部2として、太陽電池パネル2aと燃料電池2bのように種類の異なる発電設備を接続した場合を示したが、本発明に係るパワーコンディショナは、このように種類の異なる発電設備を接続するだけでなく、複数の太陽電池パネル2aを接続するなど同種の発電設備を複数接続するようにして用いることも可能である。また、発電部2として上述した太陽電池aや燃料電池2b以外の発電設備を用いることももちろん可能である。
また、上述した実施形態では、コンバータ4として2基のコンバータを用いた場合を示したが、パワーコンディショナ1に接続する発電部2の数に応じて3基以上のコンバータ4を備えるように構成することも可能である。
さらに、上述した実施形態では、異常検出手段10は、パワーコンディショナ1に備えられている全てのコンバータ4について異常の有無を検出するように構成した場合を示したが、パワーコンディショナに備えられる一部のコンバータ4を対象にして異常検出を行うように構成してもよい。つまり、異常検出手段10は、パワーコンディショナ1に備えられる少なくとも1以上のコンバータ4に備えられていればよく、また、各コンバータ4に備えられていた開閉器9は異常検出手段10の備えられたコンバータ4に設けられていればよい。したがって、たとえば、異常検出手段10がコンバータ4の絶縁破壊の有無を検出するようにプログラムされている場合には、非絶縁型のコンバータ4aについては異常検出手段10や開閉器9を備えないようにすることも可能である。
また、上述した実施形態では、異常検出手段10を制御部7に設けた場合を示したが、異常検出手段10は制御部7とは独立したものとして設けてもよい。
1 パワーコンディショナ
2 発電部
2a 太陽電池パネル
2b 燃料電池
3 系統(商用電力系統)
4 コンバータ
4a 非絶縁型のコンバータ
4b 絶縁型のコンバータ
5 インバータ
6 系統連系リレー(第2の開閉器)
7 制御部
8 DCリンクコンデンサ
9,9a,9b 開閉器
10 異常検出手段

Claims (4)

  1. 1のインバータに複数のコンバータが接続されるパワーコンディショナにおいて、
    少なくとも1以上のコンバータに、当該コンバータの異常を検出する異常検出手段と、当該コンバータと前記インバータおよび他のコンバータとの接続を分離する開閉器とが備えられ、
    制御部は、前記異常検出手段によりコンバータの異常を検出したときは、当該異常が検出されたコンバータに備えられた前記開閉器を開成させる制御構成を備えたことを特徴とするパワーコンディショナ。
  2. 前記インバータを系統に連系させる第2の開閉器を備えてなり、
    前記制御部は、前記インバータおよび複数のコンバータが運転中において、前記異常検出手段によりいずれかのコンバータにおいて異常が検出されたときは、当該異常が検出されたコンバータの開閉器のみを開成させる一方、運転中の他のコンバータの開閉器および前記第2の開閉器は閉成状態を維持する制御構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 前記異常検出手段で検出されるコンバータの異常には、当該コンバータに接続される発電部の異常が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーコンディショナ。
  4. 前記複数のコンバータに非絶縁型のコンバータが含まれることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパワーコンディショナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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