JP2015109051A - 情報入力装置及び情報入力プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得可能な情報入力装置及び情報入力プログラムを提供する。【解決手段】読取装置では、紙面の情報記入領域に線画を記入する電子ペンの軌跡を示す線画データが取得される(S1)。紙面の保存指示領域に線画が記入され、且つ通常モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて対象線画を示す新規ファイルが生成される(S3:YES、S5:NO、S7)。紙面の保存指示領域に線画が記入され、且つ追記モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて追記線画を示す追記ファイルが生成される(S3:YES、S5:YES、S9、S11:YES、S13)。【選択図】図4

Description

本発明は、紙媒体に対して情報を記入する筆記具の軌跡を電子化可能な情報入力装置及び情報入力プログラムに関する。
従来、台座上に載置された紙媒体に対して情報を記入する筆記具の軌跡を、紙媒体に記入された情報の線画として電子化する装置が知られている。例えば、特許文献1に開示の手書き筆跡入力装置は、超音波と赤外線の送信器を備えたペンの信号を受信して、筆跡位置データを取得する。さらに手書き筆跡入力装置は、用紙の機能欄位置に記入があった場合、対応する機能を呼び出して実行する。
特開2005−301860号公報
従来の手書き筆跡入力装置では、ユーザが一枚の用紙の紙面(以下、ページという。)に情報を記入した後、ページの保存欄に記入すると、記入された情報を示す筆跡位置データが保存される。さらに、ユーザが同じページに情報を追記して保存欄に記入すると、追記された情報を示す筆跡位置データが保存される。この場合、ページに記入された全ての情報を示すファイルを取得したい場合、ユーザは同じページに記入された情報を示す全ての筆跡位置データを、一の筆跡位置データに合成する作業を行う必要があった。
本発明の目的は、記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得可能な情報入力装置及び情報入力プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る情報入力装置は、紙媒体を配置可能であり、且つ配置された前記紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記記入位置に基づいて、前記紙面に設けられた情報記入領域に前記線画を記入する前記筆記具の軌跡を示す線画データを取得するデータ取得手段と、前記検出手段によって検出された前記記入位置が前記紙面に設けられた指示入力領域である場合、前記情報記入領域に記入されている前記線画の少なくとも一部を示すファイルを生成する方法として、第一モード及び第二モードのいずれかを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段によって前記第一モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第一線画を示す前記ファイルを生成する第一生成手段と、前記モード選択手段によって前記第二モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第二線画を示す前記ファイルを生成する第二生成手段とを備え、前記第一線画は、前回生成された前記ファイルが示す前記線画である第三線画よりも後に、前記情報記入領域に対して記入された前記線画であり、前記第二線画は、前記第三線画と前記第一線画との両方を含む前記線画であることを特徴とする。
これによれば、配置された紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置が、検出手段によって検出される。検出された記入位置に基づいて、紙面の情報記入領域に線画を記入する筆記具の軌跡を示す線画データが取得される。紙面の指示入力領域に線画が記入され、且つ第一モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて第一線画を示すファイルが生成される。紙面の指示入力領域に線画が記入され、且つ第二モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて第二線画を示すファイルが生成される。第一線画は、前回生成されたファイルが示す第三線画よりも後に、情報記入領域に対して記入された線画である。第二線画は、第三線画と第一線画との両方を含む線画である。したがって、紙媒体に記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得できる。
本発明の第二態様に係る情報入力プログラムは、紙媒体を配置可能であり、且つ配置された前記紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置を検出する検出手段を備えた情報入力装置のコンピュータを、前記検出手段によって検出された前記記入位置に基づいて、前記紙面に設けられた情報記入領域に前記線画を記入する前記筆記具の軌跡を示す線画データを取得するデータ取得手段、前記検出手段によって検出された前記記入位置が前記紙面に設けられた指示入力領域である場合、前記情報記入領域に記入されている前記線画の少なくとも一部を示すファイルを生成する方法として、第一モード及び第二モードのいずれかを選択するモード選択手段、前記モード選択手段によって前記第一モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第一線画を示す前記ファイルを生成する第一生成手段、及び前記モード選択手段によって前記第二モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第二線画を示す前記ファイルを生成する第二生成手段、として機能させ、前記第一線画は、前回生成された前記ファイルが示す前記線画である第三線画よりも、前記情報記入領域に対して後に記入された前記線画であり、前記第二線画は、前記第三線画と前記第一線画との両方を含む前記線画であることを特徴とする。
これによれば、配置された紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置が、検出手段によって検出される。検出された記入位置に基づいて、紙面の情報記入領域に線画を記入する筆記具の軌跡を示す線画データが取得される。紙面の指示入力領域に線画が記入され、且つ第一モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて第一線画を示すファイルが生成される。紙面の指示入力領域に線画が記入され、且つ第二モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて第二線画を示すファイルが生成される。第一線画は、前回生成されたファイルが示す第三線画よりも後に、情報記入領域に対して記入された線画である。第二線画は、第三線画と第一線画との両方を含む線画である。したがって、紙媒体に記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得できる。
手書入力システム1の概要を示す図である。 読取装置2の平面図である。 読取装置2及びPC19の電気的構成を示すブロック図である。 読取装置2のメイン処理を示すフローチャートである。 第一実施形態に係る追記判断処理のフローチャートである。 読取装置2において線画ファイルを生成する具体例である。 第二実施形態に係る追記判断処理のフローチャートである。 読取装置2において線画ファイルを生成する他の具体例である。 第三実施形態に係る追記判断処理のフローチャートである。
図1〜図6を参照して、本発明の第一実施形態を説明する。図1及び図2を参照して、本実施形態に係る手書入力システム1の概要を説明する。以下の説明では、便宜的に、図1の左上側、右下側、上側、下側、右上側、左下側が、各々、読取装置2及び紙媒体100の左側、右側、前側、後側、上側、下側である。
図1に示すように、手書入力システム1は、読取装置2、電子ペン3、PC19等を含む。読取装置2は、折り畳んで携行可能な、薄型軽量の手書き入力装置である。手書入力システム1では、ユーザは電子ペン3を用いて、読取装置2に固定された紙媒体100の用紙120に、線画によって情報を記入する。線画は、文字、数値、記号、及び図形等を含む。読取装置2は、電子ペン3の位置を検出する。読取装置2は、経時的に検出された電子ペン3の複数の位置に基づいて、電子ペン3の軌跡を特定する。
図2に示すように、読取装置2は、左右一対の読取部2L,2R、フラットケーブル6、及びカバー4を含む。読取部2L,2Rは、いずれも矩形薄板状であり、カバー4の前面に左右方向に見開き可能に配置されている。読取部2L,2Rは、フラットケーブル6によって電気的に接続されている。読取部2Lは、カバー4の左側に設けられている袋部4Aの内側に収容される。読取部2Rは、例えば両面テープによって、カバー4の右前面に貼り付けられる。
図1に示すように、紙媒体100は、左右方向に見開き可能な冊子状である。紙媒体100では、一対の表紙110L,110Rと複数の用紙120が、各々の縁部の一部で綴じられている。紙媒体100は、読取装置2の前面に着脱可能である。表紙110Lが読取部2Lの上面に載置され、且つ、表紙110Rが読取部2Rの上面に載置されるように、紙媒体100は読取装置2に装着される。表紙110L,110Rは各々、例えば両面テープによって、読取部2L,2Rに貼り付けられる。読取部2L,2Rは各々、表紙110L,110Rと一体的に移動可能である。
ユーザは電子ペン3を用いて、読取装置2に装着された紙媒体100の用紙120に情報を記入できる。本実施形態では、用紙120の前後両面(つまり、二つの紙面)にそれぞれ、情報記入領域121及び保存指示領域122が設けられている。用紙120の紙面が、紙媒体100の一ページ分に相当する。情報記入領域121は、ユーザが電子ペン3を用いて、電子化して保存したい各種情報(文字、記号、図形等)を示す線画を記入するための自由記入欄である。 保存指示領域122は、ユーザが電子ペン3を用いて、後述の線画ファイルの生成を指示するための線画(例えばチェックマーク)を記入可能なチェックボックスである。
電子ペン3は、公知の電磁誘導式の電子ペンであり、略円筒状の筒体30を有する。筒体30の内部に、芯体31の一部、コイル32、可変容量コンデンサ33、基板34、コンデンサ35、及びインク収納部36が収容される。芯体31は、電子ペン3の先端部に設けられている。芯体31は図示外の弾性部材によって、電子ペン3の先端側に付勢されている。芯体31の先端部は、筒体30の外部に突出している。芯体31の後端側は、インクを収納するインク収納部36に接続されている。インク収納部36は、芯体31にインクを供給する。ユーザが電子ペン3を用いて筆記すると、インクによって用紙120に線画が形成される。
コイル32は、インク収納部36の周囲に巻回された状態で、芯体31と可変容量コンデンサ33との間に保持されている。可変容量コンデンサ33は、基板34によって電子ペン3の内部に固定されている。基板34には、コンデンサ35が搭載されている。コンデンサ35及び可変容量コンデンサ33はコイル32に並列に接続され、周知の共振(同調)回路を構成する。
図3を参照して、手書入力システム1の電気的構成を説明する。読取装置2は、センサ基板7L,7R、メイン基板20、及びセンサ制御基板28,29を備える。センサ基板7L,7Rは、夫々、読取部2L,2Rの内部に設けられる。メイン基板20は、CPU21、RAM22、フラッシュROM23、及び無線通信部24を備える。CPU21は、読取装置2の制御を行う。RAM22は、演算データ等の各種データを一時的に記憶する。フラッシュROM23は、CPU21が読取装置2を制御するために実行する各種プログラムを記憶する。フラッシュROM23は、電子ペン3の軌跡を示す線画データを記憶する。無線通信部24は、外部の電子機器と近距離無線通信を実行するためのコントローラである。
センサ基板7L,7Rに、X軸方向及びY軸方向の各々に細長いループコイルが多数配列されている。センサ基板7Lは、センサ制御基板28のASIC28Aに電気的に接続されている。センサ基板7Rは、センサ制御基板29のASIC29Aに電気的に接続されている。ASIC28A,29Aのうち、マスター側のASIC28AはCPU21に直接接続され、スレーブ側のASIC29AはASIC28Aを介してCPU21に接続されている。
線画データが取得される原理を、概略的に説明する。CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルに、一本ずつ特定の周波数の電流(励磁用送信電流)を流す。これにより、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルから磁界が発生する。この状態で、例えばユーザが電子ペン3を用いて、読取装置2に固定された紙媒体100の用紙120に線画を記入する動作を行うと、電子ペン3はセンサ基板7L,7Rに近接する。そのため、電子ペン3の共振回路は電磁誘導によって共振し、誘導磁界を生じる。
次に、CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルからの磁界の発生を停止させる。センサ基板7L,7Rの各々のループコイルは、電子ペン3の共振回路から発せられる誘導磁界を受信する。CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルに流れる信号電流(受信電流)を検出させる。ASIC28A,29Aがこの動作を全てのループコイルについて一本ずつ実行することで、受信電流に基づいて電子ペン3の位置が座標情報として検出される。
電子ペン3を用いて用紙120に線画が記入されている状態では、芯体31に筆圧が付与される。コイル32のインダクタンスは、芯体31に付与される筆圧に応じて変化する。これにより、芯体31に付与される筆圧に応じて、電子ペン3の共振回路の共振周波数が変化する。CPU21は、共振周波数の変化(位相変化)を検出して、電子ペン3に付与された筆圧を特定する。CPU21は、特定した筆圧によって、用紙120に線画が記入されている状態であるか否かを検出できる。
読取装置2で検出可能な電子ペン3の全ての座標点と、読取装置2に固定された用紙120上の座標点との対応を定める位置特定テーブルが、フラッシュROM23に記憶されている。CPU21はフラッシュROM23の位置特定テーブルを参照することで、検出した電子ペン3の座標点に基づいて、用紙120上における線画の記入位置を特定できる。CPU21は、一の連続する線画毎に線画データを取得する。線画データは、電子ペン3が用紙120に接触してから離れるまでの一回の記入動作における、電子ペン3の軌跡を示す複数の座標情報を含む。
本実施形態では、CPU21は検出した電子ペン3の座標点に基づいて、情報記入領域121及び保存指示領域122(図1参照)のいずれに線画が記入されているか否かを判断できる。情報記入領域121に線画が記入されていると判断した場合、CPU21は線画データを取得し、RAM22に一時記憶する。保存指示領域122に線画が記入されていると判断した場合、CPU21はRAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、線画ファイルを生成してフラッシュROM23に保存する。線画ファイルは、情報記入領域121に記入されている線画全体の少なくとも一部を示す画像ファイルである。
PC19は、CPU41,ハードディスクドライブ(HDD)42、RAM43、無線通信部44、入力回路45、出力回路46、入力部191、及びディスプレイ192を含む。CPU41は、PC19の制御を行う。HDD42は、CPU41が実行する各種プログラムを記憶する。RAM43は、種々の一時データを記憶する。無線通信部44は、外部の電子機器と近距離無線通信を実行するためのコントローラである。入力回路45は、CPU41へ入力部191からの指示を送る制御を行う。出力回路46は、CPU41からの指示に応じてディスプレイ192に画像を表示する制御を行う。
CPU41は、PC19で読取装置2の線画ファイルを取得する指示が入力された場合、無線通信部44を介して読取装置2との間で近距離無線通信を実行する。読取装置2のフラッシュROM23に記憶されている線画ファイルは、読取装置2からPC19に転送される。CPU41は、読取装置2から転送された線画ファイルをRAM43に記憶する。CPU41は、RAM43に記憶した線画ファイルに基づく画像を、ディスプレイ192に表示できる。さらにCPU41は、RAM43に記憶した線画ファイルに基づく画像に対して公知のOCR処理を実行することで、用紙120に記入された情報を取得できる。
図4を参照し、読取装置2のメイン処理を説明する。読取装置2の電源がONされた場合、CPU21がフラッシュROM23に記憶されたプログラムを実行することで、メイン処理を開始する。まず、読取装置2におけるユーザの筆記が検出される(S1)。ステップS1では、先述したように、電子ペン3によって用紙120に記入されている線画が検出され、線画データが取得される。取得された線画データは、RAM22に一時記憶される。
次いで、保存指示ありか否が判断される(S3)。本実施形態では、線画の記入位置が情報記入領域121である場合、保存指示なしと判断される(S3:NO)。この場合、処理はステップS1に戻る。一方、線画の記入位置が保存指示領域122である場合、保存指示ありと判断される(S3:YES)。この場合、現在設定されているファイル保存モードが、追記モードであるか否かが判断される(S5)。
ファイル保存モードは、線画ファイルを生成する方法を示す情報であり、フラッシュROM23に設定されている。ユーザは読取装置2の物理キー(図示外)を操作して、ファイル保存モードとして通常モード及び追記モードのいずれかを選択的に設定できる。通常モードは、後述の新規ファイルを生成するモードである。追記モードは、後述の追記ファイルを優先的に生成するモードである。
フラッシュROM23に設定されているファイル保存モードが通常モードである場合(S5:NO)、新規ファイルが生成されて、フラッシュROM23に保存される(S7)。新規ファイルは、対象線画を示す線画ファイルである。対象線画は、後述の前回保存ファイルが示す線画よりも後に、情報記入領域121に対して記入された線画である。前回保存ファイルが示す線画を、前回線画という。
例えばステップS7では、RAM22に一時記憶されている全ての線画データが一つのファイルに合成されて、新たな線画ファイルである新規ファイルが生成される。新規ファイルの生成に用いられた線画データは、RAM22から削除される。フラッシュROM23では、新規ファイルが生成された日時を示すファイル生成日時と対応付けて、生成された新規ファイルが記憶される。その後、処理はステップS1に戻る。
フラッシュROM23に設定されているファイル保存モードが追記モードである場合(S5:YES)、後述の追記判断処理が実行される(S9)。追記判断処理に基づく戻り値が「FALSE」である場合(S11:NO)、処理はステップS7に進み、先述のように新規ファイルが生成及び保存される。追記判断処理に基づく戻り値が「TRUE」である場合(S11:YES)、追記ファイルが生成されて、フラッシュROM23に保存される(S13)。追記ファイルは、追記線画を示す線画ファイルである。追記線画は、先述の対象線画と前回線画との両方を含む線画である。
例えばステップS13では、フラッシュROM23に記憶されている前回保存ファイルと、RAM22に一時記憶されている全ての線画データが一つのファイルに合成されて、追記ファイルが生成される。前回保存ファイルは、前回実行されたステップS7又はS13のうち、後に実行されたステップで生成された新規ファイル又は追記ファイルである。さらに、追記ファイルの生成に用いられた線画データは、RAM22から削除される。フラッシュROM23では、追記ファイルが生成された日時を示すファイル生成日時と対応付けて、生成された追記ファイルが記憶される。つまり、フラッシュROM23に記憶されている前回保存ファイルが、ステップS13で生成された追記ファイルによって更新される。その後、処理はステップS1に戻る。
ただしメイン処理の開始直後は、フラッシュROM23に前回保存ファイルが記憶されていない。この場合、ステップS13では、ステップS7と同様にRAM22に一時記憶されている全ての線画データが一つのファイルに合成されて、新規ファイルと同様の追記ファイルが生成される。
図5を参照し、第一実施形態の追記判断処理を説明する。まずフラッシュROM23に前回保存ファイルがあるか否かが判断される(S21)。前回保存ファイルがある場合(S21:YES)、対象線画の最小Y座標が変数YminとしてRAM22に設定される(S23)。最小Y座標は、線画を構成する全ての座標点のうち、最も小さいY軸方向の座標である。本実施形態のY軸方向は、読取部2L,2Rの上側から下側に向く。したがって、紙媒体100における線画の記入位置が下側に移動するほど、検出されるY座標は大きくなる。ステップS23では、RAM22に一時記憶されている線画データに含まれる全座標点のうちで最小Y座標が、変数Yminに設定される。
次いで、RAM22に設定されている変数Yminが、RAM22に設定されている変数Ymaxよりも大であるか否かが判断される(S25)。変数Ymaxは、対象線画の最大Y座標を示す。最大Y座標は、線画を構成する全ての座標点のうち、最も大きいY軸方向の座標である。変数Yminが変数Ymaxよりも大である場合(S25:YES)、メイン処理(図4参照)に「TRUE」が返される(S27)。変数Yminが変数Ymax以下である場合(S25:NO)、メイン処理(図4参照)に「FALSE」が返される(S29)。
ステップS27又はS29の実行後、対象線画の最大Y座標が変数YmaxとしてRAM22に設定される(S31)。ステップS31では、RAM22に一時記憶されている線画データに含まれる全座標点のうちで最大Y座標が、変数Ymaxに設定される。これにより、変数Ymaxは、次回のステップS25において前回線画の最大Y座標を示す。その後、処理はメイン処理(図4参照)に戻る。
図6を参照し、本実施形態に係る読取装置2で線画ファイルが生成される事例を、具体的に説明する。図6に示す例では、読取装置2の電源がONされた状態で、読取装置2の前面に紙媒体100が装着されている。読取装置2に設定されているファイル保存モードは、追記モードである。ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「123」を記入する。読取装置2では、「123」を構成する複数の線画データが、RAM22に一時記憶される(S1、S3:NO)。その後、ユーザは電子ペン3を用いて、保存指示領域122にチェックマークを記入する(S3:YES)。
読取装置2では、まだ前回保存ファイルが存在していないため、戻り値は「FALSE」である(S5:YES、S21:NO、S29)。この場合、対象線画である「123」の最大Y座標(本実施形態の下端座標)が変数Ymaxに設定される(S31)。RAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、対象線画「123」を示す新規ファイル131が生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:NO、S7)。
引き続き、ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「ABC」を記入する。読取装置2では、「ABC」を構成する複数の線画データが、RAM22に一時記憶される(S1、S3:NO)。その後、ユーザは電子ペン3を用いて、保存指示領域122にチェックマークを記入する(S3:YES)。読取装置2では、「123」を示す前回保存ファイルが存在するため(S5:YES、S21:YES)、対象線画である「ABC」の最小Y座標(本実施形態の上端座標)が変数Yminに設定される(S23)。
図6に示す第一パターンでは、ユーザは「123」を記入した用紙120に、更に「ABC」を記入している。対象線画「ABC」を構成する全座標点は、前回線画「123」を構成する全座標点よりも下側に位置する。変数Yminは変数Ymaxよりも大きいため、戻り値は「TRUE」である(S25:YES、S27)。この場合、前回保存ファイル(つまり、新規ファイル131)と対象線画「ABC」の線画データとに基づいて、追記線画として「123」及び「ABC」を示す追記ファイル132が生成される。フラッシュROM23では、新規ファイル131が追記ファイル132に更新される(S11:YES、S13)。
図6に示す第二パターンでは、ユーザは紙媒体100の用紙120を切り替えて、「123」を記入した用紙120とは異なる用紙に「ABC」を記入している。対象線画「ABC」を構成する全座標点の一部は、前回線画「123」を構成する全座標点の一部と重複している。変数Yminは変数Ymax以下であるため、戻り値は「FALSE」である(S25:NO、S29)。この場合、RAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、対象線画「ABC」を示す新規ファイル133が生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:NO、S7)。
なお、図示しないが、ファイル保存モードが通常モードに設定されている場合、例えば次のように線画ファイルが生成される。ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「123」を記入した後、保存指示領域122にチェックマークを記入する。読取装置2では、RAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、対象線画「123」を示す新規ファイルが生成され、フラッシュROM23に保存される(S3:YES、S5:NO、S7)。
引き続き、ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「ABC」を記入した後、保存指示領域122にチェックマークを記入する。読取装置2では、対象線画「ABC」の座標点が前回線画「123」の座標点と重複するか否かに関係なく、RAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、対象線画「ABC」を示す新規ファイルが生成され、フラッシュROM23に保存される(S3:YES、S5:NO、S7)。
以上説明したように、第一実施形態の読取装置2では、配置された紙媒体100の紙面に対して線画を記入する電子ペン3の位置である記入位置が、読取部2L,2R及びCPU21によって検出される。検出された記入位置に基づいて、紙面の情報記入領域121に線画を記入する電子ペン3の軌跡を示す線画データが取得される(S1)。紙面の保存指示領域122に線画が記入され、且つ通常モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて対象線画を示す新規ファイルが生成される(S3:YES、S5:NO、S7)。紙面の保存指示領域122に線画が記入され、且つ追記モードが選択された場合、取得された線画データに基づいて追記線画を示す追記ファイルが生成される(S3:YES、S5:YES、S9、S11:YES、S13)。対象線画は、前回保存ファイルが示す前回線画よりも後に、情報記入領域121に対して記入された線画である。追記線画は、前回線画と追記線画との両方を含む線画である。したがって、紙媒体100に記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得できる。
読取部2L,2R及びCPU21によって検出された記入位置に応じて、通常モード及び追記モードのいずれかが選択される(S9)。詳細には、対象線画に対応する記入位置の全てが、追記線画に対応する記入位置の全てよりも、紙媒体100における下方向にある場合、追記モードが選択される(S25:YES、S27)。したがって、ユーザが前回線画と同じ紙面(ページ)に対象線画を記入している可能性が高い場合には、対象線画及び前回線画を一つにまとめた追記ファイルを自動的に生成することで、ユーザの操作負担を軽減できる。
図7及び図8を参照して、本発明の第二実施形態を説明する。第二実施形態は、第一実施形態と比べて、追記判断処理(S9)の詳細が異なる。以下では、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、第二実施形態の追記判断処理では、ステップS21と同様に、前回保存ファイルがあるか否かが判断される(S41)。前回保存ファイルがある場合(S41:YES)、対象線画の最小X座標が変数XminとしてRAM22に設定される(S43)。最小X座標は、対象線画を構成する全ての座標点のうち、最も小さいX軸方向の座標である。本実施形態のX軸方向は、読取部2L,2Rの左側から右側に向く。したがって、紙媒体100における線画の記入位置が右側に移動するほど、検出されるX座標は大きくなる。ステップS43では、RAM22に一時記憶されている線画データに含まれる全座標点のうちで最小X座標が、変数Xminに設定される。
次いで、RAM22に設定されている変数Xminが、RAM22に設定されている変数Xmaxよりも大であるか否かが判断される(S45)。変数Xmaxは、対象線画の最大X座標を示す。最大X座標は、線画を構成する全ての座標点のうち、最も大きいX軸方向の座標である。変数Xminが変数Xmaxよりも大である場合(S45:YES)、メイン処理(図4参照)に「TRUE」が返される(S47)。変数Xminが変数Xmax以下である場合(S45:NO)、メイン処理(図4参照)に「FALSE」が返される(S49)。
ステップS47又はS49の実行後、対象線画の最大X座標が変数XmaxとしてRAM22に設定される(S51)。ステップS51では、RAM22に一時記憶されている線画データに含まれる全座標点のうちで最大X座標が、変数Xmaxに設定される。これにより、変数Xmaxは、次回のステップS45において前回線画の最大X座標を示す。その後、処理はメイン処理(図4参照)に戻る。
図8を参照し、本実施形態に係る読取装置2で線画ファイルが生成される事例を、具体的に説明する。図8に示す例では、図6に示す例と同様に、読取装置2の電源がONされた状態で、読取装置2の前面に紙媒体100が装着されている。読取装置2に設定されているファイル保存モードは、追記モードである。ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「123」を記入した後、保存指示領域122にチェックマークを記入する(S3:YES)。
読取装置2では、まだ前回保存ファイルが存在していないため、戻り値は「FALSE」である(S5:YES、S41:NO、S49)。この場合、対象線画である「123」の最大X座標(本実施形態の右端座標)が変数Xmaxに設定される(S51)。対象線画「123」を示す新規ファイル141が生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:NO、S7)。引き続き、ユーザは電子ペン3を用いて、情報記入領域121に「ABC」を記入し、保存指示領域122にチェックマークを記入する(S3:YES)。読取装置2では、「123」を示す前回保存ファイルが存在するため(S5:YES、S41:YES)、対象線画である「ABC」の最小X座標(本実施形態の左端座標)が変数Xminに設定される(S43)。
図8に示す第一パターンでは、対象線画「ABC」を構成する全座標点は、前回線画「123」を構成する全座標点よりも右側に位置する。変数Xminは変数Xmaxよりも大きいため、戻り値は「TRUE」である(S45:YES、S47)。この場合、追記線画として「123」及び「ABC」を示す追記ファイル142が生成される。フラッシュROM23では、新規ファイル141が追記ファイル142に更新される(S11:YES、S13)。
図8に示す第二パターンでは、対象線画「ABC」を構成する全座標点の一部は、前回線画「123」を構成する全座標点の一部と重複している。変数Xminは変数Xmax以下であるため、戻り値は「FALSE」である(S45:NO、S49)。この場合、対象線画「ABC」を示す新規ファイル143が生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:NO、S7)。
以上説明したように、第二実施形態の読取装置2では、第一実施形態と同様に、紙媒体100に記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得できる。読取部2L,2R及びCPU21によって検出された記入位置に応じて、通常モード及び追記モードのいずれかが選択される(S9)。詳細には、対象線画に対応する記入位置の全てが、追記線画に対応する記入位置の全てよりも、紙媒体100における右方向にある場合、追記モードが選択される(S45:YES、S47)。したがって、ユーザが前回線画と同じ紙面(ページ)に対象線画を記入している可能性が高い場合には、対象線画及び前回線画を一つにまとめた追記ファイルを自動的に生成することで、ユーザの操作負担を軽減できる。
図9を参照して、本発明の第三実施形態を説明する。第三実施形態は、第一及び第二実施形態と比べて、追記判断処理(S9)の詳細が異なる。以下では、第一及び第二実施形態と異なる点を中心に説明する。
図9に示すように、第三実施形態の追記判断処理では、ステップS21と同様に、前回保存ファイルがあるか否かが判断される(S61)。前回保存ファイルがある場合(S61:YES)、前回線画の全座標点がマッピングされる(S63)。ステップS63では、フラッシュROM23に保存されている前回保存ファイルに基づいて、前回線画の全座標点がRAM22の作業エリアにマッピングされる。対象線画の全座標点がマッピングされる(S65)。ステップS65では、RAM22に一時記憶されている線画データに基づいて、対象線画の全座標点がRAM22の作業エリアにマッピングされる。
RAM22にマッピングされた前回線画の全座標点及び対象線画の全座標点の間で、座標点の重複があるか否かが判断される(S67)。座標点の重複がない場合(S67:NO)、メイン処理(図4参照)に「TRUE」が返される(S69)。座標点の重複がある場合(S67:YES)、メイン処理(図4参照)に「FALSE」が返される(S71)。ステップS69又はS71の実行後、処理はメイン処理(図4参照)に戻る。
本実施形態に係る読取装置2で線画ファイルが生成される事例を、具体的に説明する。図6及び図8に示す第一パターンでは、対象線画「ABC」を構成する全座標点は、前回線画「123」を構成する全座標点と重複していない。前回線画及び対象線画は同一の座標点を含まないため、戻り値は「TRUE」である(S67:NO、S69)。この場合、追記線画として「123」及び「ABC」を示す追記ファイルが生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:YES、S13)。
図6及び図8に示す第二パターンでは、対象線画「ABC」を構成する全座標点の一部は、前回線画「123」を構成する全座標点の一部と重複している。前回線画及び対象線画は同一の座標点を含むため、戻り値は「FALSE」である(S67:YES、S71)。この場合、対象線画「ABC」を示す新規ファイルが生成され、フラッシュROM23に保存される(S11:NO、S7)。
以上説明したように、第三実施形態の読取装置2では、第一及び第二実施形態と同様に、紙媒体100に記入された情報を示すファイルを、ユーザの必要に応じた単位で取得できる。読取部2L,2R及びCPU21によって検出された記入位置に応じて、通常モード及び追記モードのいずれかが選択される(S9)。詳細には、対象線画に対応する記入位置の全てが、前回線画に対応する記入位置の全てと異なる場合、追記モードが選択される(S67:YES、S71)。したがって、ユーザが前回線画と同じ紙面(ページ)に対象線画を記入している可能性が高い場合には、対象線画及び前回線画を一つにまとめた追記ファイルを自動的に生成することで、ユーザの操作負担を軽減できる。
上記第一〜第三実施形態において、読取装置2が本発明の「情報入力装置」の一例である。電子ペン3が本発明の「筆記具」の一例である。読取部2L,2R及びCPU21が、本発明の「検出手段」の一例である。ステップS1を実行するCPU21が、本発明の「データ取得手段」の一例である。保存指示領域122が本発明の「指示入力領域」の一例である。ステップS5〜S11を実行するCPU21が、本発明の「モード選択手段」の一例である。ステップS7を実行するCPU21が、本発明の「第一生成処理手段」の一例である。ステップS13を実行するCPU21が、本発明の「第二生成処理手段」の一例である。対象線画が本発明の「第一線画」の一例である。前回線画が本発明の「第二線画」の一例である。追記線画が本発明の「第三線画」の一例である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。読取装置2は他の方法で電子ペン3の位置を検出してもよい。例えば読取装置2はタッチパネルを備えてもよい。タッチパネルの駆動方式は、抵抗膜方式であることが好ましい。タッチパネル上に紙媒体100が置かれてもよい。CPU21は、電子ペン3によって紙媒体100の用紙120に線画を記入する動作が行われた場合、タッチパネルを介して筆圧が加えられた位置を検出してもよい。
線画ファイルの生成は、読取装置2とは異なる装置で実行されてもよい。例えば変形例の手書入力システム1では、読取装置2で生成された全ての線画データがPC19に転送され、RAM43に一時記憶される。PC19では、CPU41が図4に示すメイン処理(図4参照)を実行する。これにより、PC19において、上記と同様に線画ファイル(新規ファイル及び追記ファイル)を生成できる。
2 読取装置
2L,2R 読取部
3 電子ペン
21 CPU
22 RAM
100 紙媒体
120 用紙
121 情報記入領域
122 保存指示領域

Claims (7)

  1. 紙媒体を配置可能であり、且つ配置された前記紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記記入位置に基づいて、前記紙面に設けられた情報記入領域に前記線画を記入する前記筆記具の軌跡を示す線画データを取得するデータ取得手段と、
    前記検出手段によって検出された前記記入位置が前記紙面に設けられた指示入力領域である場合、前記情報記入領域に記入されている前記線画の少なくとも一部を示すファイルを生成する方法として、第一モード及び第二モードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段によって前記第一モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第一線画を示す前記ファイルを生成する第一生成手段と、
    前記モード選択手段によって前記第二モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第二線画を示す前記ファイルを生成する第二生成手段とを備え、
    前記第一線画は、前回生成された前記ファイルが示す前記線画である第三線画よりも後に、前記情報記入領域に対して記入された前記線画であり、
    前記第二線画は、前記第三線画と前記第一線画との両方を含む前記線画であることを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記モード選択手段は、前記検出手段によって検出された前記記入位置に応じて、前記第一モード及び前記第二モードのいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  3. 前記モード選択手段は、前記第一線画に対応する前記記入位置の全てが、前記第三線画に対応する前記記入位置の全てよりも、前記紙媒体における下方向にある場合、前記第二モードを選択することを特徴とする請求項2に記載の情報入力装置。
  4. 前記モード選択手段は、前記第一線画に対応する前記記入位置の全てが、前記第三線画に対応する前記記入位置の全てよりも、前記紙媒体における右方向にある場合、前記第二モードを選択することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報入力装置。
  5. 前記モード選択手段は、前記第一線画に対応する前記記入位置の全てが、前記第三線画に対応する前記記入位置の全てと異なる場合、前記第二モードを選択することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の情報入力装置。
  6. 前記モード選択手段は、ユーザの指示に応じて、前記第一モード及び前記第二モードのいずれかを選択することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報入力装置。
  7. 紙媒体を配置可能であり、且つ配置された前記紙媒体の紙面に対して線画を記入する筆記具の位置である記入位置を検出する検出手段を備えた情報入力装置のコンピュータを、
    前記検出手段によって検出された前記記入位置に基づいて、前記紙面に設けられた情報記入領域に前記線画を記入する前記筆記具の軌跡を示す線画データを取得するデータ取得手段、
    前記検出手段によって検出された前記記入位置が前記紙面に設けられた指示入力領域である場合、前記情報記入領域に記入されている前記線画の少なくとも一部を示すファイルを生成する方法として、第一モード及び第二モードのいずれかを選択するモード選択手段、
    前記モード選択手段によって前記第一モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第一線画を示す前記ファイルを生成する第一生成手段、及び
    前記モード選択手段によって前記第二モードが選択された場合、前記データ取得手段によって取得された前記線画データに基づいて、第二線画を示す前記ファイルを生成する第二生成手段、として機能させ、
    前記第一線画は、前回生成された前記ファイルが示す前記線画である第三線画よりも、前記情報記入領域に対して後に記入された前記線画であり、
    前記第二線画は、前記第三線画と前記第一線画との両方を含む前記線画であることを特徴とする情報入力プログラム。
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