JP2015108805A - シート除電装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除電針の先端が破損するのを抑制できるシート除電装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート幅方向に並び、自由端である先端がシート面に向かうように配置された複数の除電針106aと、複数の除電針を保持面108a上で保持する保持部材108と、保持面上に立設させて各除電針間に配置された複数の仕切り部材109とを備えたシート除電装置において、除電針を介して保持部材の保持面と対向するように配置され、自身に設けられた規制面101bに除電針が当たることで除電針の先端の移動範囲を規制する規制部材101が設けられており、前記規制面を含む仮想平面と前記保持面とで成す角内の保持面から少なくとも規制面よりも5[°]小さい位置までの範囲内で、規制部材の除電針側の端部を起点にした除電針の先端までの長さが、前記起点から仕切り部材の端面までの距離よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写領域を通過したシートを除電するシート除電装置、及び、これを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置としては、潜像担持体上のトナー像を直接シート上に転写するものや、潜像担持体上のトナー像を一旦、中間転写体上に転写した後にその中間転写体上のトナーをシート上に転写するものなどがある。
このような画像形成装置では、潜像担持体や中間転写体などの像担持体と転写部材との間に形成される転写ニップをシートが通過する際、その転写部材によって転写ニップを通過するシートと像担持体との間に転写電界を形成する。
この際、一般にはトナーの帯電極性とは逆極性の大きな転写バイアスをシート裏面に印加する。これにより、像担持体上のトナー像をシートの表面に転写する。このような大きな転写バイアスをシート裏面に印加する関係で、転写ニップを通過したシート部分の裏面には転写バイアスと同極性の電荷すなわちトナーの帯電極性とは逆極性の電荷が付与される。この裏面電荷は、シートの表面に転写されたトナー像をその表面上に保持する機能を果たす。
しかし、転写ニップ通過直後のシート部分における裏面電荷が多すぎると、転写ニップよりもシート搬送方向下流側であって定着部よりシート搬送方向上流側における搬送経路近傍に存在する突起物や金属に対してその裏面電荷の急激なリークが発生する場合がある。この場合、シートの表面上のトナー像が乱れ、異常画像が発生するという不具合が生じる。
特許文献1に記載の画像形成装置には、転写ニップの出口付近でシートを除電する除電部材である除電プレートを備えたシート除電装置が設けられている。この除電プレートは、ステンレス鋼等からなる導電性の薄板状部材であり、シート幅方向に平行な一辺に一定の間隔で複数の除電針が形成されている。
そして、転写ニップの出口付近でシート除電装置により、帯電したシートを除電することで、トナー像が転写された未定着のシートが帯電した状態で搬送されることに起因した異常画像の発生を抑制することができる。
また、特許文献1に記載の画像形成装置では、転写ニップ近傍のシート搬送路で詰まったシートを取り除くジャム処理を容易にするため、転写ニップ近傍のシート搬送路を装置外部に露出させることが可能になっている。
これにより、ジャム処理時に転写ニップ近傍のシート搬送路を装置外部に露出させることで、前記シート搬送路に作業者が手を入れて転写ニップ近傍のシート搬送路で詰まったシートを引き抜き除去する作業を容易に行うことができる。
また、シート除電装置に設けられた除電針の先端は鋭く尖っている。そのため、除電部材が設けられるホルダーの保持面上に、シート幅方向にわたって一定の間隔をあけて立設されたリブの間に除電針を配置して、除電針の先端がリブから突き出ていない状態にしている。
しかしながら、ジャム処理を行う作業者の衣服などが除電針先端に引っ掛って除電針が折れ曲がったときに、除電針の先端がリブの端面から突き出た状態になると、シートなどが衝突することで除電針の先端が破損するおそれがある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、除電針の先端が破損するのを抑制できるシート除電装置、及び、そのシート除電装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、シート幅方向に並び、自由端である先端がシート面に向かうように配置された複数の除電針と、前記複数の除電針を保持面上で保持する保持部材と、前記保持面上に立設させて各除電針間に配置された複数の仕切り部材とを備えたシート除電装置において、前記除電針を介して前記保持部材の保持面と対向するように配置され、自身に設けられた規制面に該除電針が当たることで該除電針の先端の移動範囲を規制する規制部材が設けられており、前記規制面を含む仮想平面と前記保持面とで成す角内の該保持面から少なくとも該規制面よりも5[°]小さい位置までの範囲内で、前記規制部材の除電針側の端部を起点にした前記除電針の先端までの長さが、該起点から前記仕切り部材の端面までの距離よりも小さいことを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、除電針の先端が破損するのを抑制できるという優れた効果がある。
(a)構成例1に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図、(b)構成例1に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図。 実施形態における複写機の概略を示す断面構成図。 複写機の両面ユニットを開放した様子を示す説明図。 両面ユニットに設けられる副回動ユニットに対して着脱可能な二次転写ローラユニットを示す外観斜視図。 二次転写ローラユニットに設けられる二次転写ローラの外観図。 (a)二次転写ローラユニットが装着された状態の副回動ユニットを、装置本体側から見たときの外観斜視図、(b)二次転写ローラユニットが装着された状態の副回動ユニットを、再給紙路側から見たときの外観斜視図。 二次転写ローラユニットを副回動ユニットへ装着するときの動きを示す説明図。 二次転写部の拡大構成図。 構成例1に係る用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図。 図1(b)における除電針先端近傍の用紙除電部の拡大図。 構成例2に係る用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図。 (a)構成例2に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図、(b)構成例2に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図。 構成例3に係る用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図。 (a)構成例3に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図、(b)構成例3に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図。 (a)構成例4に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図、(b)構成例4に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図。 二次転写部を示す模式図。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図2は、本実施形態における画像形成装置の一例である複写機の概略を示す断面構成図である。
この複写機は、装置本体50のほぼ中央部に、複数のローラに掛けわたされた像担持体としての中間転写体である中間転写ベルト11を備えている。この中間転写ベルト11の材質としては、例えばポリイミドを主成分とするものが好ましい。
また、中間転写ベルト11の鉛直方向下方に向いたベルト面に沿って、4個の作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkを備えている。各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkは、潜像担持体としての感光体ドラム1を備えている。これらの感光体ドラム1の周りには、それぞれ、帯電装置、現像装置、クリーニング装置等が配置されている。
また、各感光体ドラム1に対向する位置には、中間転写ベルト11の内側に一次転写手段としての一次転写ローラ12がそれぞれ設けられている。
本実施形態の場合、4個の作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkは同一構造に構成されているが、各作像ユニットの現像装置で扱う現像剤の色がマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色に異なっている。
また、本実施形態の場合、4個の作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkは、図において左からマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色順に配置されている。各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkはプロセスカートリッジとして装置本体50に着脱可能に設けられている。
また、各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkの下方には、光書込装置14が設けられている。この光書込装置14は、図示はしないがポリゴンミラーやミラー群等を有しており、光変調されたレーザー光を各色作像ユニットの感光体ドラム1の表面に照射する。
光書込装置14は、作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkごとに個別に設けてもよいが、共通の光書込装置を用いればコストの点で有利である。
なお、本実施形態では、中間転写ベルト11及び光書込装置14もユニット化されており、それぞれ装置本体50に着脱可能に構成されている。
また、装置本体50の上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル57M,57C,57Y,57Bkが配置されている。そして、このトナーボトル57M,57C,57Y,57Bkから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色の現像装置に各色トナーが補給される。
また、装置本体50の下部には、2段の給紙カセット15a,15bがセットされており、各給紙カセットに対応する給紙手段16a,16bが設けられている。給紙手段16a,16bは、それぞれ、呼び出しローラ、供給ローラ及び分離ローラから構成されている。その給紙手段16a,16bによって給送される転写紙等の画像記録シート(以下、「用紙」という。)を搬送するために、搬送ローラ対17が設けられている。
上側の搬送ローラ対17の上方(用紙搬送方向の下流側)には、レジストローラ対18が設けられている。
レジストローラ対18の上方には、二次転写手段として機能する二次転写ローラ102及び転写出口ガイド板101を備えた後述する二次転写ローラユニット100が配置されている。そして、二次転写ローラ102が、中間転写ベルト11を張架しているローラの一つである二次転写対向ローラ13に対向するように設けられている。
また、二次転写部(転写領域)の用紙搬送方向下流側に隣接した位置には、搬送中の用紙に接触することで、用紙の搬送方向を規制する転写出口ガイド板101が設けられている。また、転写出口ガイド板101よりも更に用紙搬送方向下流側には、定着ローラ20aと加圧ローラ20bとを備えた定着装置20が設けられている。
定着装置20の上方には、用紙搬送方向を切り替えるための第一切替爪21、第二切替爪22、第三切替爪23が配置されている。各切替爪21,22,23は、図4に実線と仮想線で示す位置とに、図示しないソレノイド等のアクチュエータにより切り替えられる。
用紙搬送路中には、用紙を搬送する搬送ローラ対24,25,26,27が適宜配置されている。また、用紙搬送路中には、用紙を検知する用紙センサ35,36,37,38,39,40,41が適宜配置されている。なお、用紙搬送路は、ガイド板等の部材(符号付さず)により適宜ガイドされている。
また、装置本体50の上面は排紙トレイ30として構成されており、その排紙トレイ30に用紙を排出するための排紙ローラ対29が、定着装置20の図中左上方に位置して設けられている。
また、本実施形態においては、装置側部に両面ユニット60が設けられている。この両面ユニット60内には、スイッチバック搬送路61及び再給紙路62が形成されている。
スイッチバック搬送路61の入口部(装置上側)には第一反転ローラ対31が設けられ、スイッチバック搬送路61の中途には第二反転ローラ対32が設けられている。第一反転ローラ対31及び第二反転ローラ対32は、正逆回転可能に構成されている。そして、再給紙路62をほぼ三等分する位置に、搬送ローラ対26,27が配置されている。
前述の第三切替爪23は、第一反転ローラ対31のすぐ隣で、スイッチバック搬送路61から再給紙路62への進入部に位置して配置されている。
両面ユニット60の側面には手差しトレイ33が引き出し及び収納可能に設けられている。図2には、手差しトレイ33を引き出した状態を示してある。この手差しトレイ33から用紙を給紙するために、呼び出しローラ、供給ローラ及び分離ローラからなる給紙手段34が設けられている。その給紙手段34の側方の装置内側に位置して再給紙ローラ28が配設されている。
再給紙ローラ28の上下両側には従動ローラがそれぞれ圧接されている。この再給紙ローラ28は正逆回転可能に構成されており、再給紙路62から用紙を再給紙する場合は図中反時計回りに回転駆動され、手差しトレイ33から用紙を給紙する場合は図中時計回りに回転駆動される。
次に、上記のように構成された複写機における画像形成動作について簡単に説明する。
各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkの感光体ドラム1が図示しない駆動手段によって図中時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム1の表面が帯電装置によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体ドラム表面には、光書込装置14からのレーザー光が照射され、これによって感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。
このとき、各感光体ドラム1に露光される画像情報は所望のフルカラー画像をマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像に現像装置から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
また、中間転写ベルト11が図2中矢印で示すように図中反時計回りに駆動され、各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkにおいて各一次転写ローラ12の作用により各感光体ドラム1から中間転写ベルト11に各色トナー像が順次重ね転写される。このようにして中間転写ベルト11はその表面にフルカラーのトナー像を担持する。
なお、作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。モノクロプリントの場合は、4個の作像ユニットのうち、図の一番右側のBkユニットを用いて画像形成を行う。
トナー像を転写した後の感光体ドラム表面に付着する残留トナーは、クリーニング装置によって感光体ドラム表面から除去され、次いでその表面が除電器の作用を受けて表面電位が初期化されて次の画像形成に備える。
一方、給紙カセット15a,15bあるいは手差しトレイ33から用紙が選択的に給送され、レジストローラ対18によって、中間転写ベルト11上に担持されたトナー像とのタイミングを取って二次転写部に向けて送出される。
本実施形態では、二次転写ローラ102に中間転写ベルト表面のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト表面のトナー像が用紙上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙は、定着装置20の定着ローラ20aと加圧ローラ20bとで形成された定着ニップ部を通過するときに、熱と圧力によってトナー像が用紙に溶融定着される。定着された転写材は、排紙ローラ対29により装置本体50の上面に構成された排紙トレイ30に排出される。
用紙両面にプリントを行う場合は、用紙片面にトナー像を定着した用紙を、第一切替爪21、第二切替爪22、第三切替爪23を適切に切り替えることにより、スイッチバック搬送路61内に進入させる。
また、第一反転ローラ対31及び第二反転ローラ対32は正方向(図2で時計回り)に回転される。スイッチバック搬送路61内に進入した用紙後端を用紙センサ40で検知したら、第一反転ローラ対31及び第二反転ローラ対32を逆方向(図2で反時計回り)に回転させ、用紙を反転させる。そして、第三切替爪23を切り替えることで、反転させた用紙を再給紙路62へと送り込む。
再給紙路62は、その下端部で手差しトレイ33からの用紙搬送路と合流され、さらに、再給紙ローラ28の奥側で給紙カセット15a,15bからの用紙搬送路と合流される。再給紙路62内を用紙は搬送ローラ対26,27により搬送され、さらに再給紙ローラ28によりレジストローラ対18へと送られる。
スイッチバック搬送路61で反転させた用紙を再給紙路62を通過させることで用紙の表裏が逆にされ、その用紙裏面に中間転写ベルト11からトナー像が転写され、その裏面画像を定着装置20で定着する。そして、表裏両面に画像を担持する用紙を、排紙トレイ30に排出することで、両面プリントが完成する。
本実施形態において、両面ユニット60はその下部に設けられた回動軸63を支点として揺動可能に設けられ、装置本体50に対して両面ユニット60を開閉可能に設けている。
両面ユニット60を開放した様子を図3に示す。なお、両面ユニット60は図示しないリンク機構により装置本体50に支持され、開放時に所定の位置で止まるようになっている。このときの開き角は、後述する二次転写ローラユニット100の交換作業を容易にするための観点からすると、鉛直方向に対して45[°]以上90[°]以下であるのが望ましい。
また、両面ユニット60の開閉力を軽減させるために、両面ユニット60を支持するリンク機構にダンパ手段を設けると好適である。ダンパ手段としては、スプリングを使ったものや、オイルダンパ等を用いることができる。
両面ユニット60に含まれ、装置本体50に対して開閉されるものとしては、次のものが挙げられる。すなわち、スイッチバック搬送路61を形成するガイド板、再給紙路62を形成する一部のガイド部材66、副回動ユニット64、第三切替爪23、第一反転ローラ対31及び第二反転ローラ対32、手差しトレイ33、給紙手段34、再給紙ローラ28等がある。また、2つの搬送ローラ対17の各従動側ローラ17bも両面ユニット60に含まれる部材である。
副回動ユニット64は、二次転写ローラユニット100、搬送ローラ対27の従動側ローラ27b、再給紙ローラ28の従動側ローラ28b及び用紙センサ41を支持して、回動軸65を支点として回動自在に構成されている。よって、副回動ユニット64を図中反時計回りに回動させることで、再給紙路62を開放させることができる。
ただし、図示しないストッパ部材が設けられており、図3に示す角度以上に副回動ユニット64を反時計回りに回動させることはできない。
再給紙路62は、その一方側(装置外側)をガイド部材66により規定され、反対側(装置内部側)を上から順にガイド部材42の一面、定着装置20の一面、副回動ユニット64の一面により規定されている。そして、両面ユニット60を閉じたときに、上記の部材により再給紙路62が形成される。
副回動ユニット64は、図2のように両面ユニット60が閉じられた状態では、装置本体50と両面ユニット60とにより挟まれて所定の場所に位置している。
このとき、二次転写ローラユニット100の二次転写ローラ102が二次転写対向ローラ13に対向して中間転写ベルト11に圧接される。また、2つの搬送ローラ対17の従動側ローラ17bがそれぞれの駆動側ローラ17aに圧接され、再給紙路62内の搬送ローラ対27の従動側ローラ27bが駆動側ローラ27aに圧接され、動作可能となる。
そして、図3のように両面ユニット60を開放すると、二次転写ローラユニット100は中間転写ベルト11(二次転写対向ローラ13)から離間する。また、2つの搬送ローラ対17の従動側ローラ17bが、それぞれの駆動側ローラ17aから離間し、下側の搬送ローラ対17から定着装置20までの通常用紙搬送路43(図に太い実線で示す)が開放される。
このとき、作業者が副回動ユニット64を再給紙路62の開放方向(図中反時計回り)に回動させることによって、第三切替爪23から合流部G(再給紙路が通常用紙搬送路43に合流する部分)までの再給紙路62(図に太い一点鎖線で示す)が開放される。
次に、二次転写ローラユニット100の構成について説明する。
図4は、副回動ユニット64に対して着脱可能な二次転写ローラユニット100を示す
外観斜視図である。
本実施形態の二次転写ローラユニット100に設けられる二次転写ローラ102は、鉄製の芯金の周面に形成されたゴム等の弾性体からなるローラ部と、そのローラ部両端からローラ回転軸方向外方に延出した芯金部分である2つの軸部103とから構成される。
二次転写ローラ102のローラ部は、図5に示すように、太鼓形状のものが好ましく、特に、軸方向中央部分にストレート部(ローラ軸と平行な外周面を持つ部分)102aが存在するように構成するのがより好ましい。このような太鼓形状とすることで、ローラ軸方向における二次転写部のニップ圧のムラが少なくできる。
また、芯金材質を鉄製とすることでより撓み量を減少でき、二次転写ローラ102と用紙との密着性を高めることができる。
また、本実施形態では、二次転写ローラ102における2つの軸部103には、取手部材としての把持部104のローラ取付部104aが図示しないボールベアリングを介して回動自在に取り付けられている。この把持部104は、転写出口ガイド板101と一体形成されている。
また、二次転写ローラ102の軸部103は、ローラ取付部104aのローラ回転軸方向外方まで延出しており、その延出部分にはそれぞれキャップ状軸受部材としてのキャップ105が取り付けられる。
このキャップ105が装置本体50(具体的には中間転写ベルト11を備えた中間転写ユニット)に設けられた図示しないローラ支持部としての挟持部材に挟持されて固定されることで、二次転写ローラ102の装置本体内における上下方向の位置決めがなされる。
図6は、二次転写ローラユニット100が装着された状態の副回動ユニット64を示す外観斜視図である。図6(a)は、装置本体側から二次転写ローラユニット100を見たものである。図6(b)は、再給紙路62側から二次転写ローラユニット100を見たものである。
両面ユニット60を装置本体50に対して閉じるときに、二次転写ローラユニット100のキャップ105を挟持して二次転写ローラ102の位置を位置決めする位置決め手段としての挟持部材19a、19bが装置本体50に設けられている。なお、図6(a)では、図中右側の端部についてのもののみ記載している。
この挟持部材19a、19bは、両者の間隔が先端部でテーパー状に広がっており、後端部側ではキャップ105の外径に応じて間隔gの間隔が設定されている。
また、二次転写ローラユニット100は、両面ユニット60を閉じたときに、転写出口ガイド板101の用紙案内面が、通常用紙搬送路43(図3参照)に沿う姿勢になるように、副回動ユニット64にスナップフィットで固定されている。
また、図6(a)に示すように、副回動ユニット64の装置本体側で二次転写ローラユニット100の下方には、転写入口ガイド板68が取り付けられている。この転写入口ガイド板68は、対向する装置本体側のガイド板(図3参照、ただし符号なし)と共に通常用紙搬送路43(図3参照)の一部を構成する。
また、図6(b)に示すように、副回動ユニット64の従動側ローラ27bが設けられた再給紙路62側は、複数のリブ69aを有する搬送ガイド面69として構成されており、対向するガイド部材66(図3参照)と共に再給紙路62の一部を形成する。
次に、二次転写ローラユニット100を交換する際の交換作業について説明する。
図7は、二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64へ装着するときの動きを示す説明図である。
二次転写ローラユニット100を交換する場合、まず、作業者は図3に示したように両面ユニット60を開いて副回動ユニット64を露出させる。このとき、二次転写ローラユニット100は、上述したように副回動ユニット64に対してスナップフィットにより固定されている。
作業者は、転写出口ガイド板101又は把持部104を把持し、これを装置本体50側に向けて(図7中白抜き矢印bが示す向きとは逆向きに)移動させることにより固定を解除する。これにより、二次転写ローラユニット100は、その把持部104のローラ取付部が副回動ユニット64のローラ受部に支持された状態で回動自在になる。
そして、転写出口ガイド板101の用紙案内面がほぼ鉛直面と平行になるまで二次転写ローラユニット100を回動させたら、作業者は、転写出口ガイド板101又は把持部104を把持したまま、鉛直方向上方へ持ち上げる。
これにより、把持部104のローラ取付部が副回動ユニット64のローラ受部から抜けて、二次転写ローラユニット100が副回動ユニット64から外れる。
このようにして二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64から外したら、次に、上述した取り外し作業とは逆の手順で、新しい交換用の二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64に装着する。
次に、本発明の特徴部分である、二次転写ローラユニット100に設けられた画像記録シート除電装置としての用紙除電部の構成について説明する。
図8は、二次転写部の拡大構成図である。図8に示すように、中間転写ベルトと二次転写ローラ102とにより形成された二次転写ニップに近接して、二次転写ニップよりも用紙搬送方向下流に、用紙を除電するための除電プレート106を有する用紙除電部が設けられている。
除電プレート106の用紙幅方向一端側における下面部分に対し、装置本体50に設けられた電源111に接続されている給電部材としての給電用板バネ112が当接することで、除電プレート106に除電用電圧が印加される。
また、両面ユニット60を装置本体50に対して開放したときには、転写出口ガイド板101や除電プレート106などが両面ユニット60とともに移動する。
[構成例1]
図9は、構成例1に係る二次転写ローラユニット100の転写出口ガイド板101の下端(用紙搬送方向上流側端部)に配置される用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図である。
図1(a)は、構成例1に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図である。図1(b)は、構成例1に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図である。図10は、図1(b)における除電針先端近傍の用紙除電部の拡大図である。
本構成例における用紙除電部は、二次転写部の通過後の用紙搬送経路に対向する除電針(尖鋭部)106aをシート幅方向(図9中左右方向)に複数備えた導電性の除電プレート106を備えている。各除電針106aは、シート幅方向に並んでおり、前記用紙搬送路を搬送されるシート面に自由端である先端が向かうように配置されている。
除電プレート106は、前記用紙搬送経路に対して所定の離間距離をもって各除電針106aが対向するように、非導電性の除電プレートホルダ108の保持面108a上に取り付けられる。
なお、各除電針106aは、転写出口ガイド板101の下端部101aと、除電プレートホルダ108の保持面108aとによって挟み込まれて保持されている。また、転写出口ガイド板101の下端と除電針106aとの間にPETなどからなる絶縁シートを介在させることで、保持面108aに除電針106aがより確実に押さえつけられ、除電針106aの浮き上がりを抑えることができる。
除電プレートホルダ108は、転写出口ガイド板101と同様の樹脂で形成することができるが、非導電性の材料であれば他の材料で形成してもよい。
また、除電プレートホルダ108の保持面108a上には、二次転写部を通過した用紙部分に接触して用紙の搬送をガイドするとともに、用紙幅方向で各除電針106aを仕切る非導電性のリブ109が形成されている。
このリブ109は、除電プレートホルダ108の保持面108a上に、用紙幅方向にわたって一定のピッチで立設されており、これらのリブ109の間にそれぞれ除電プレート106の各除電針106aが配置される。
ただし、除電プレート106の各除電針106aは、リブ109よりも用紙搬送経路から離れるように位置しており、リブ109により各除電針106aが用紙に接触しないようにしている。
すなわち、図1(a)に示すように、除電針106aの先端がリブ109から突き出さないように、除電プレートホルダ108の保持面108aに除電針106aが配置されている。例えば、除電針106aの先端からリブ109の先端(端面109a)までの距離を、3[mm]以下としている。なお、このときの除電針先端の位置を正規位置とする。
このようにして用紙幅方向で除電針106aを挟むようにリブ109を立設することで、リブ109により、除電針106aが用紙に接触しないようにできるとともに、ジャム処理などで作業者の指が除電針106aに触れないようにしている。
また、図1(b)及び図10に示すように、転写出口ガイド板101の下端部101aを起点Oとして除電針106aの先端が折れ曲がったときには、転写出口ガイド板101の下端部端面101bによって除電針106aの折れ曲がりが規制される。
そして、下端部端面101bを含む仮想平面と保持面108aとで成す角内の範囲内で、下端部101aを起点にした除電針106aの先端までの長さである突き出し量が、前記起点からリブ109の端面109aまでの距離よりも小さくなるように構成している。
言い換えれば、除電針106aが折れ曲がったときに、前記正規位置(保持面108a)から前記下端部端面101bと一致する起立位置までの除電針先端の移動範囲内(軌跡内)で、除電針先端がリブ109の端面109aから突き出さないように構成している。
本構成例では、図9に示すように、リブ109の保持面108aからの高さAよりも、転写出口ガイド板101の下端部101aからの除電針106aの突き出し量Bが小さくなっている。
さらに、図1(b)及び図10に示すように、転写出口ガイド板101の下端部101aからの除電針106aの突き出し量Bが、起点Oで折れ曲がった除電針106aの先端の移動範囲内おける、起点Oからリブ109の端面109aまでの距離Cよりも小さくなっている。
これにより、ジャム処理を行ったときに作業者の衣服などが除電針106aに引っ掛って除電針106aが折れ曲がっても、除電針先端がリブ109の端面109aから突き出さず、リブ109によって除電針106aの先端に用紙などが触れるのを防ぐことができる。よって、用紙などが衝突することで除電針106aの先端が破損するのを防止することができる。
なお、作業者の衣服などが引っ掛り外力が加えられ、除電針106aが下端部端面101bまで折れ曲がった際、外力が除かれると除電針106aの弾性によって、下端部端面101bよりも前記正規位置側(保持面108a側)に除電針先端が少し戻る。
そのため、前記仮想平面と保持面108aとで成す角内の保持面108aから少なくとも下端部端面101b(仮想平面)よりも5[°]小さい位置までの範囲内で、除電針106aの突き出し量が、前記起点から端面109aまでの距離より小さければ良い。
言い換えれば、前記正規位置から少なくとも下端部端面101b(仮想平面)よりも5[°]小さい位置までの除電針先端の移動範囲内(軌跡内)で、除電針106aの先端がリブ109の端面109aから突き出さないようにすればよい。
なお、好ましくは下端部端面101b(仮想平面)よりも2[°]小さい位置までの除電針先端の移動範囲内(軌跡内)で、少なくとも除電針106aの先端がリブ109の端面109aから突き出さないようにすればよい。より望ましくは下端部端面101b(仮想平面)よりも1[°]小さい位置までの除電針先端の移動範囲内(軌跡内)で、少なくとも除電針106aの先端がリブ109の端面109aから突き出さないようにすればよい。
[構成例2]
図11は、構成例2に係る転写出口ガイド板101の下端に配置される用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図である。
図12(a)は、構成例2に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図である。図12(b)は、構成例2に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図である。
本構成例においては、図11に示すように、転写出口ガイド板101の下端部端面101bよりも用紙搬送方向上流側で、除電針106aの上方(除電針を介して保持面108aと対向する位置)に、リブ109と用紙幅方向で接触する突起部110を設けている。
また、この突起部110は、図12(a)に示すように除電針106aと接触しており、除電プレートホルダ108の保持面108aと転写出口ガイド板101とだけではなく、保持面108aと突起部110とによっても除電針106aを挟み込んで保持している。
突起部110を設けることで、転写出口ガイド板101の設置位置などを変更せずに、突起部110を設けない場合よりも除電針106aの自由長(折り曲がりが可能な部分の長さ)を短くすることができる。
本構成例では、図11や図12(a)などに示すように、リブ109の保持面108aからの高さAよりも、突起部110の下端部からの除電針106aの突き出し量Dが小さくなっている。
また、図12(b)に示すように、除電針先端の突起部110からの突き出し量Dが、突起部110の下端部を起点Oとして折れ曲がった除電針先端の移動範囲内おける起点Oからリブ109の端面109aまでの距離Eよりも小さくなっている。
よって、除電針106aが折れ曲がったとしてもリブ109の端面109aから除電針106aの先端が突き出すことはないため、除電針106aの先端に用紙などが触れないようにすることができる。
なお、除電針106aと突起部110との間に隙間をあけてもよい。これにより、除電針106aと突起部110とが接触している場合よりも、除電針106aと空気が触れ易くなり、その分、除電効率を高めることができる。
[構成例3]
図13は、構成例3に係る転写出口ガイド板101の下端に配置される用紙除電部の用紙幅方向一端部の斜視図である。
図14(a)は、構成例3に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図である。図14(b)は、構成例3に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図である。
本構成例においては、図13に示すように、転写出口ガイド板101の下端部端面101bよりも用紙搬送方向上流側で、除電針106aの上方(除電針を介して保持面108aと対向する位置)に、リブ109と非接触で突起部110を設けている。
これにより、突起部110とリブ109との間に隙間があいており、用紙幅方向で突起部110がリブ109と接触している場合よりも、除電針106aと空気とが触れ易くなり、その分、除電効率を高めることができる。
また、図14(a)に示すように、除電針106aと突起部110との間にも隙間をあけている。これにより、除電針106aと突起部110とが接触している場合よりも、除電針106aと空気が触れ易くなり、その分、除電効率を高めることができる。
本構成例では、図13や図14(a)などに示すように、リブ109の保持面108aからの高さAよりも、突起部110の下端部からの除電針106aの突き出し量Fが小さくなっている。
また、除電針先端の突起部110からの突き出し量Fが、突起部110の下端部を起点Oとして折れ曲がった除電針先端の移動範囲内おける起点Oからリブ109の端面109aまでの距離Gよりも小さくなっている。
よって、図14(b)に示すように、除電針106aが折れ曲がったとしてもリブ109の端面109aから除電針106aの先端が突き出すことはないため、除電針106aの先端に用紙などが触れないようにすることができる。
なお、除電針106aと突起部110とを接触させて設け、除電プレートホルダ108の保持面108aと転写出口ガイド板101とだけではなく、保持面108aと突起部110とによっても除電針106aを挟み込んで保持する構成にしてもよい。
[構成例4]
図15(a)は、構成例4に係る用紙除電部の除電針先端が正規位置に位置する状態での断面図ある。図15(b)は、構成例4に係る用紙除電部の除電針先端が折れ曲がった状態での断面図である。
本構成例においては、図15(a)に示すように、転写出口ガイド板101の下端部101aの下端部端面101bが保持面108aに対して垂直になっている。そして、除電針106aが折れ曲がるときの起点Oとなる転写出口ガイド板101の下端部101aよりも除電針後端側まで、リブ109を設けている。
また、図15(a)に示すように、除電針先端がリブ109から突き出さないように、除電プレートホルダ108の保持面108aに除電針106aが配置されている。なお、このときの除電針先端の位置を正規位置とする。
また、図15(b)に示すように、転写出口ガイド板101の下端部101aを起点Oとして除電針106aの先端が折れ曲がったときには、転写出口ガイド板101の下端部端面101bによって除電針106aの折れ曲がりが規制される。
そのため、除電針106aが折れ曲がったときに、前記正規位置(保持面108a)から前記下端部端面101bと一致する起立位置までの除電針先端の移動範囲内(軌跡内)で、除電針先端がリブ109の端面109aから突き出さないように構成している。
本構成例では、図15(a)に示すように、リブ109の保持面108aからの高さAよりも、転写出口ガイド板101の下端部101aからの除電針106aの突き出し量Hが小さくなっている。
また、下端部101aからの除電針106aの突き出し量Hを、起点Oで折れ曲がった除電針先端の前記正規位置から下端部端面101bまでの移動範囲内おける起点Oからリブ109の端面109a及び端面109bまでの距離Iよりも小さくしている。
これにより、図15(b)に示すように、除電針106aが折れ曲がったとしても、前記移動範囲内で除電針106aの先端がリブ109の端面109a,109bから突き出さないようにすることができる。
本実施形態においては、中間転写ベルト11を介して二次転写ローラ102を二次転写対向ローラ13の下側に配置している。これにより、用紙の排出方向が転写出口ガイド板101向きになり、転写出口ガイド板に固定されている除電針先端に対して高精度に用紙を搬送することができる。よって、用紙の除電を正確に行うことができ、チリの発生を未然に抑制することができる。
また、本実施形態においては、図16に示すように、二次転写対向ローラ13よりも中間転写ベルト移動方向上流側において、二次転写ローラ102が二次転写対向ローラ13よりも先に中間転写ベルト11に接触するように配置されている。
これにより、二次転写ローラ102よりも先に二次転写対向ローラ13が中間転写ベルト11に接触する構成と比べて、二次転写部の出口部分における接線Nをより水平に近い向きとすることができる。
よって、二次転写部を通過する用紙が非常にコシの弱いものであったとしても、重力の作用により用紙が撓んで二次転写ローラユニットのリブ109に接触しながら搬送される。
なお、コシの強い用紙については、二次転写部の出口部分における接線Nに沿ってほぼ真っ直ぐ進むので、その接線Nの先に配置されている二次転写ローラユニットのリブ109には安定して接触しながら搬送される。
このような構成により、非常にコシの弱い用紙を含め、二次転写部を通過した用紙部分を安定してリブ109に接触しながら搬送することができるので、用紙の種類によらず、二次転写部通過後の用紙搬送経路を安定させることができる。
その結果、これらのリブ109の間に配置されている除電プレート106の各除電針106aと二次転写部通過後の用紙搬送経路を通る用紙との距離が、用紙の種類によらず一定となり、安定したシート除電が実現可能である。
また、リブ109を中間転写ベルト側に寄せて設けることで、二次転写ローラの電位による用紙上のトナーの逆帯電を抑えてチリが発生するのを抑制することができる。
また、図16に示すように、二次転写ローラ102は中間転写ベルト11に2[mm]程度の長さ食い込んで配置し、二次転写ローラ102に中間転写ベルト11が巻き付くような状態としている。
そして、上述したように二次転写ローラ102が二次転写対向ローラ13よりも先に中間転写ベルト11に接触し、且つ、二次転写ローラ102が中間転写ベルト11だけに接触する領域を形成している。これにより、二次転写ローラ102と中間転写ベルト11との間での異常放電を抑えて二次転写部での電界が不安定にならないようにし、チリが生じるのを抑制することができる。
上記のように、転写出口ガイド板101に用紙が向かっていくレイアウトであるので、前記転写領域を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度よりも前記定着手段を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度の方が遅くなるように構成する。例えば、二次転写ローラ102の線速よりも定着ローラ20aの線速を遅くする。
これにより、二次転写部と定着装置20との間の用紙部分に撓みを持たせることができ、転写出口ガイド板101に用紙を密着させることが可能となり、用紙の浮き上がりを抑えて、用紙の除電を正確に行うことができ、チリの発生を抑制することができる。
また、中間転写ベルト11の材質をポリイミドを主成分とするものにすることで、中間転写ベルト表面の摩擦係数を下げて、用紙を二次転写ローラ側に密着させることができ、転写領域通過後の用紙部分の搬送経路を除電プレートに近い経路に安定させやすくなる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
シート幅方向に並び、自由端である先端がシート面に向かうように配置された複数の除電針106aなどの除電針と、前記複数の除電針を保持面108aなどの保持面上で保持する除電プレートホルダ108などの保持部材と、前記保持面上に立設させて各除電針間に配置された複数のリブ109などの仕切り部材とを備えたシート除電装置において、前記除電針を介して前記保持部材の保持面と対向するように配置され、自身に設けられた下流部端面101bなどの規制面に除電針が当たることで除電針の先端の移動範囲を規制する転写出口ガイド板101などの規制部材が設けられており、前記規制面を含む仮想平面と前記保持面とで成す角内の保持面から少なくとも規制面よりも5[°]小さい位置までの範囲内で、前記規制部材の下端部101aなどの除電針側の端部を起点にした前記除電針の先端までの長さ(突き出し量)が、前記起点から前記仕切り部材の端面までの距離よりも小さい。
(態様A)において、作業者の衣服などが引っ掛り外力が加えられて除電針が折れ曲がった際に、規制部材の規制面で折れ曲がりが規制された除電針は、外力が除かれると除電針の弾性によって、規制端面に除電針が接する位置よりも保持面側に少し戻る。
そのため、(態様A)においては、前記移動範囲内で、除電針先端の前記除電針側端部からの突き出し量を、前記起点から仕切り部材の端面までの距離よりも小さくすることで、仕切り部材の端面から除電針先端を突き出ないようにすることができる。これにより、除電針が折れ曲がったときに仕切り部材の端面から除電針の先端が突き出さないため、除電針の先端に用紙などが触れないようにすることができる。よって、シートなどが衝突することで除電針の先端が破損するのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記保持面から前記規制面までの範囲内で、前記起点にした前記除電針の先端までの長さが、前記起点から前記仕切り部材の端面までの距離よりも小さい。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記規制面まで除電針が折れ曲がったままの状態でも、仕切り部材の端面から除電針の先端が突き出ないようにすることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記規制部材は、前記除電針を前記保持面に押さえつける押さえ部材よりもシート搬送方向上流側に設けられており、シート幅方向で前記仕切り部材と前記規制部材とを接触させて設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、規制部材を設けない場合よりも除電針の自由長を短くすることができる。
(態様D)
(態様A)または(態様B)において、前記規制部材は、前記除電針を前記保持面に押さえつける押さえ部材よりもシート搬送方向上流側に設けられており、シート幅方向で前記仕切り部材との間に隙間をあけて前記規制部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、規制部材を設けない場合よりも除電針の自由長を短くすることができる。また、規制部材と仕切り部材とが接触している場合よりも、除電針と空気とが触れ易くなり、その分、除電効率を高めることができる。
(態様E)
中間転写ベルト11などの像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写領域を通過したシートを除電するシート除電手段を備えた画像形成装置において、前記シート除電手段とし(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)のシート除電装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、除電針の先端が破損するのを抑制することができ、経時で良好な画像形成を行うことができる。
(態様F)
(態様E)において、前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、二次転写対向ローラ13などの1つの支持回転体よりも下方からこれに対向する位置に配置され、当該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で前記転写領域を形成する二次転写ローラ102などの転写部材を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、除電針側にシートを付勢できるため、除電針先端に対して高精度にシート搬送できる。そのため、シート除電を正確に行うことができ、チリを未然に抑制することができる。
(態様G)
(態様F)において、前記転写部材は、前記1つの支持回転体よりもベルト移動方向上流側において該1つの支持回転体よりも先に前記ベルト部材に接触するように配置されており、前記転写部材が当該ベルト部材を介して当該1つの支持回転体と当接せず該ベルト部材に接触する領域を形成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材とベルト部材との間での異常放電を抑えて、チリが生じるのを抑制することができる。
(態様H)
(態様E)、(態様F)または(態様G)において、転写領域でトナー像が転写されたシートに対して該トナー像を定着させる定着装置20などの定着手段を有しており、前記転写領域を通過するシート部分のシート搬送速度よりも前記定着手段を通過するシート部分のシート搬送速度の方が遅くなるように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写領域通過後のシート部分と除電針との距離を安定させることができ、安定したシート除電を実現できる。
(態様I)
(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)において、前記像担持体との対向位置に配置され、当該像担持体との間で転写領域を形成する二次転写ローラ102などの転写部材を有し、前記転写部材は、太鼓形状のローラ部材である。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート幅方向における転写領域の圧力ムラを少なくすることができる。
(態様J)
(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)または(態様I)において、前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、二次転写対向ローラ13などの1つの支持回転体との対向位置に配置され、当該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で転写領域を形成する二次転写ローラ102などの転写部材を有し、前記転写部材は、芯金材質が鉄製であるローラ部材である。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材の撓みを抑制して転写領域でシート全体を均一に加圧して搬送することができ、シートのバタツキを抑え、さらにチリの発生を抑えるのに有効である。
(態様K)
(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)、(態様I)または(態様J)において、前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、前記ベルト部材の材質は、ポリイミドを主成分とするもので。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト部材の表面の摩擦係数を下げることにより、画像記録シートを転写部材側に密着させることができ、転写領域通過後の画像記録シート部分の搬送経路を除電プレートに近い経路に安定させやすくなる。
1 感光体ドラム
10 作像ユニット
11 中間転写ベルト
12 一次転写ローラ
13 二次転写対向ローラ
14 光書込装置
15a 給紙カセット
15b 給紙カセット
16a 給紙手段
16b 給紙手段
17 搬送ローラ対
17a 駆動側ローラ
17b 従動側ローラ
18 レジストローラ対
19a 挟持部材
20 定着装置
20a 定着ローラ
20b 加圧ローラ
21 第一切替爪
22 第二切替爪
23 第三切替爪
24 搬送ローラ対
25 搬送ローラ対
26 搬送ローラ対
27 搬送ローラ対
27a 駆動側ローラ
27b 従動側ローラ
28 再給紙ローラ
28b 従動側ローラ
29 排紙ローラ対
30 排紙トレイ
31 第一反転ローラ対
32 第二反転ローラ対
33 手差しトレイ
34 給紙手段
35 用紙センサ
36 用紙センサ
37 用紙センサ
38 用紙センサ
39 用紙センサ
40 用紙センサ
41 用紙センサ
42 ガイド部材
43 通常用紙搬送路
50 装置本体
57 トナーボトル
60 両面ユニット
61 スイッチバック搬送路
62 再給紙路
63 回動軸
64 副回動ユニット
65 回動軸
66 ガイド部材
68 転写入口ガイド板
69 搬送ガイド面
69a リブ
100 二次転写ローラユニット
101a 下端部
101b 下端部端面
101 転写出口ガイド板
102 二次転写ローラ
103 軸部
104 把持部
104a ローラ取付部
105 キャップ
106 除電プレート
106a 除電針
108 除電プレートホルダ
108a 保持面
109 リブ
109a 端面
109b 端面
110 突起部
111 電源
112 給電用板バネ
特開2010−256790号公報

Claims (11)

  1. シート幅方向に並び、自由端である先端がシート面に向かうように配置された複数の除電針と、
    前記複数の除電針を保持面上で保持する保持部材と、
    前記保持面上に立設させて各除電針間に配置された複数の仕切り部材とを備えたシート除電装置において、
    前記除電針を介して前記保持部材の保持面と対向するように配置され、自身に設けられた規制面に該除電針が当たることで該除電針の先端の移動範囲を規制する規制部材が設けられており、
    前記規制面を含む仮想平面と前記保持面とで成す角内の該保持面から少なくとも該規制面よりも5[°]小さい位置までの範囲内で、前記規制部材の除電針側の端部を起点にした前記除電針の先端までの長さが、該起点から前記仕切り部材の端面までの距離よりも小さいことを特徴とするシート除電装置。
  2. 請求項1のシート除電装置において、
    前記保持面から前記規制面までの範囲内で、前記起点にした前記除電針の先端までの長さが、該起点から前記仕切り部材の端面までの距離よりも小さいことを特徴とするシート除電装置。
  3. 請求項1または2のシート除電装置において、
    前記規制部材は、前記除電針を前記保持面に押さえつける押さえ部材よりもシート搬送方向上流側に設けられており、
    シート幅方向で前記仕切り部材と前記規制部材とを接触させて設けたことを特徴とするシート除電装置。
  4. 請求項1または2のシート除電装置において、
    前記規制部材は、前記除電針を前記保持面に押さえつける押さえ部材よりもシート搬送方向上流側に設けられており、
    シート幅方向で前記仕切り部材との間に隙間をあけて前記規制部材を設けたことを特徴とするシート除電装置。
  5. 像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写領域を通過したシートを除電するシート除電手段を備えた画像形成装置において、
    前記シート除電手段として、請求項1、2、3または4のシート除電装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
    1つの支持回転体よりも下方からこれに対向する位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で前記転写領域を形成する転写部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    前記転写部材は、前記1つの支持回転体よりもベルト移動方向上流側において該1つの支持回転体よりも先に前記ベルト部材に接触するように配置されており、
    前記転写部材が該ベルト部材を介して該1つの支持回転体と当接せず該ベルト部材に接触する領域を形成したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5、6または7の画像形成装置において、
    転写領域でトナー像が転写されたシートに対して該トナー像を定着させる定着手段を有しており、
    前記転写領域を通過するシート部分のシート搬送速度よりも前記定着手段を通過するシート部分のシート搬送速度の方が遅くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項5、6、7または8の画像形成装置において、
    前記像担持体との対向位置に配置され、該像担持体との間で転写領域を形成する転写部材を有し、
    前記転写部材は、太鼓形状のローラ部材であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
    1つの支持回転体との対向位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で転写領域を形成する転写部材を有し、
    前記転写部材は、芯金材質が鉄製であるローラ部材であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    前記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
    前記ベルト部材の材質は、ポリイミドを主成分とするものであることを特徴とする画像形成装置。
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