JP6222556B2 - 画像記録シート除電装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態における画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの概略を示す断面構成図である。
このフルカラープリンタは、装置本体50のほぼ中央部に、複数のローラに掛け渡された像担持体としての中間転写体である中間転写ベルト11を備えており、その中間転写ベルト11の鉛直方向下方に向いたベルト面に沿って4個の作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkを備えている。中間転写ベルト11の材質は、例えばポリイミドを主成分とするものが好ましい。
各作像ユニット10M,10C,10Y,10Bkの感光体ドラム1が図示しない駆動手段によって図中時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム1の表面が帯電装置によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体ドラム表面には、光書込装置14からのレーザ光が照射され、これによって感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム1に露光される画像情報は所望のフルカラー画像をマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像に現像装置から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
図3は、副回動ユニット64に対して着脱可能な二次転写ローラユニット100を示す外観斜視図である。
本実施形態の二次転写ローラユニット100に設けられる二次転写ローラ102は、例えば鉄製の芯金の周面に形成されたゴム等の弾性体からなるローラ部と、そのローラ部両端からローラ回転軸方向外方にそれぞれ延出した芯金部分である2つの軸部103とから構成される。二次転写ローラ102のローラ部は、図4に示すように、太鼓形状のものが好ましく、特に、軸方向中央部分にストレート部(ローラ軸と平行な外周面を持つ部分)が存在するように構成するのがより好ましい。このような太鼓形状とすることで、ローラ軸方向における二次転写部のニップ圧のムラが少なくできる。
両面ユニット60を装置本体50に対して閉じるときに、二次転写ローラユニット100のキャップ105を挟持して二次転写ローラ102の位置を位置決めする位置決め手段としての挟持部材19a、19bが装置本体50に設けられている(図5(a)では図中右側の端部についてのもののみ記載)。この挟持部材19a、19bは、両者の間隔が先端部でテーパー状に広がっており、後端部側ではキャップ105の外径に応じて間隔Gの間隔が設定されている。
図6は、二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64へ装着するときの動きを示す説明図である。
二次転写ローラユニット100を交換する場合、まず、作業者は図2に示したように両面ユニット60を開いて副回動ユニット64を露出させる。このとき、二次転写ローラユニット100は、上述したように副回動ユニット64に対してスナップフィットにより固定されている。作業者は、転写出口ガイド101又は把持部104を把持し、これを装置本体50側に向けて(図6中白抜き矢印Bが示す向きとは逆向きに)移動させることにより固定を解除する。これにより、二次転写ローラユニット100は、その把持部104のローラ取付部が副回動ユニット64のローラ受部に支持された状態で回動自在になる。そして、転写出口ガイド101の用紙案内面がほぼ鉛直面と平行になるまで二次転写ローラユニット100を回動させたら、作業者は、転写出口ガイド101又は把持部104を把持したまま、鉛直方向上方へ持ち上げる。これにより、把持部104のローラ取付部が副回動ユニット64のローラ受部から抜けて、二次転写ローラユニット100が副回動ユニット64から外れる。このようにして二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64から外したら、次に、上述した取り外し作業とは逆の手順で、新しい交換用の二次転写ローラユニット100を副回動ユニット64に装着する。
図7は、二次転写ローラユニット100の転写出口ガイド101の下端(用紙搬送方向上流側端部)に配置される用紙除電部の用紙幅方向一端部を拡大した分解図である。
本実施形態における用紙除電部は、二次転写部の通過後の用紙搬送経路に対向する尖鋭部(除電針)106aをシート幅方向(図7中左右方向)に複数備えた導電性の除電プレート106を備えている。この除電プレート106は、その用紙搬送経路に対して所定の離間距離をもって各尖鋭部106aが対向するように、非導電性の除電プレートホルダ108の支持面108a上に取り付けられる。除電プレートホルダ108は、転写出口ガイド101と同様の樹脂で形成することができるが、非導電性の材料であれば他の材料で形成してもよい。
転写出口ガイド101の下端には、用紙幅方向の2箇所以上で、除電プレートホルダ108の支持面108a上の面方向(支持面108aに対して平行な方向)における除電プレート106の位置決めを行うための位置決め突起101aを備えている。この位置決め突起101aは、転写出口ガイド101を除電プレートホルダ108に取り付けたときに、これに対応する除電プレート106の貫通孔106bを介して、対応する除電プレートホルダ108の支持面108a上の箇所に形成された位置決め孔108bに挿入される。これにより、除電プレート106は支持面108a上において、その面方向の位置決めがなされる。
本実施形態では、除電プレート106の用紙幅方向一端側における下面部分(除電プレートホルダ108の支持面108aに対向する面)に対し、プリンタ本体(詳しくは副回動ユニット64)に設けられた電源110に接続されている給電部材としての給電用板バネ111が当接することで、除電プレート106に除電用電圧が印加される。すなわち、給電用板バネ111は、弾性シート107が接触する除電プレート106と同じ側の面に当接する。
また、除電プレート106に対して給電部材やアース部材が接離する構成ではなく、除電プレート106に給電用又はアース用の配線を固定した構成であってもよい。この構成においては、本実施形態の給電用板バネ111のように給電部材やアース部材で除電プレート106を押圧することはできないが、本実施形態では、弾性シート107により除電プレート106が押圧されているので、除電プレート106の尖鋭部106aの除電プレートホルダ108の位置決め面に対する安定した接触を維持できる。
次に、本実施形態における用紙除電部の一変形例について説明する。
本実施形態において、除電プレートホルダ108は、シート幅方向に長尺な部材であり、その支持面108aをシート幅方向全域にわたって平坦に形成することは困難であることが多い。例えば、除電プレートホルダ108の支持面108aのシート幅方向中央部が突出するように除電プレートホルダ108が弓なりに反る場合がある。この場合、除電プレート106のシート幅方向両端部分が除電プレートホルダ108の支持面108aから浮いてしまって除電プレートのガタつきが生じるおそれがある。このような除電プレートのガタつきは、上述したとおり、除電プレート106の後端部分を押圧する部材として弾性シート107を用い、除電プレート106の反り(撓み)とともに、弾性シート107を変形させることで、ある程度は軽減できる。しかしながら、除電プレートホルダ108の反りが大きい場合など、これだけでは十分に除電プレートのガタつきを抑えることができないことがある。
本変形例においては、図11に示すように、押さえ突起101b,101cと除電プレート106との間に隙間軽減部材としての介在シート112を挟み込んだ構成としている。このような介在シート112を介在させることで、除電プレートホルダ108の支持面108aのシート幅方向中央部が突出するように除電プレートホルダ108が反っている場合でも、以下に説明するとおり、除電プレート106のシート幅方向両端部分が除電プレートホルダ108の支持面108aから浮いてしまうのを抑制できる。
(態様A)
尖鋭部106aをシート幅方向に複数備えた導電性の除電プレート106と、上記除電プレートを支持する除電プレートホルダ108及び転写出口ガイド101等の支持部材とを備え、上記支持部材は、上記除電プレートの各尖鋭部が接触する位置決め面等の被接触面を有している画像記録シート除電装置において、上記除電プレートと電気的に接続される給電用板バネ111等の給電部材又はアース部材とは別の弾性シート107等の弾性部材により、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする。
これによれば、除電プレートを支持する支持部材等に多少の寸法誤差や組み付け誤差があっても、その寸法誤差を弾性部材の変形によって吸収でき、除電プレートをガタつき無く保持することができる。よって、製造コストをかけて寸法誤差や組み付け誤差を小さくする必要がなく、低コストで、除電プレートの尖鋭部を支持部材の被接触面に対して安定して押し当てることが可能となる。しかも、シート幅方向にわたって除電プレートの尖鋭部を支持部材の被接触面に対して安定して接触させることを、給電部材やアース部材の押圧によって実現する場合よりも、低コストで実現可能である。
上記態様Aにおいて、用紙除電部等の画像記録シート除電装置が、二次転写部等の転写領域を通過した後のシート部分の搬送経路に対して所定の離間距離をもって各尖鋭部が対向する対向位置と、該シート部分の搬送経路から各尖鋭部が該所定の離間距離よりも離れる退避位置とに移動可能に構成されており、上記対向位置だけでなく上記退避位置でも、上記弾性部材による上記除電プレートの各尖鋭部の上記被接触面への押し当て状態が維持されるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、画像記録シート除電装置を退避位置にした状態で作業者が作業を行うときに、作業者の衣服などが尖鋭部106aに引っ掛かって、衣服を破損させたり、尖鋭部106aを折り曲げてしまったりするといった不具合を抑制できる。
上記態様A又はBにおいて、当該画像記録シート除電装置が、画像形成装置の本体に対して着脱自在に構成されており、当該画像記録シート除電装置を上記画像形成装置の本体から取り外した状態でも、上記弾性部材による上記除電プレートの各尖鋭部の上記被接触面への押し当て状態が維持されるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、取り外した画像記録シート除電装置を取り扱う者の衣服などが尖鋭部106aに引っ掛かって、衣服を破損させたり、尖鋭部106aを折り曲げてしまったりするといった不具合を抑制できる。
上記態様A〜Cのいずれかの態様において、上記除電プレートのシート幅方向略全域を上記弾性部材によって押圧することにより、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする。
これによれば、より安定して、除電プレートの尖鋭部を支持部材の被接触面に押し当てることが可能となる。
上記態様A〜Cのいずれかの態様において、少なくとも上記除電プレートのシート幅方向中央部を挟んだ2箇所以上で該除電プレートを上記弾性部材によって押圧することにより、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする。
これによれば、より少ない弾性部材によって、除電プレートの尖鋭部を支持部材の被接触面に安定して押し当てることが可能となる。
上記態様A〜Eのいずれかの態様において、上記支持部材は、上記除電プレートを上記被接触面とは反対側から押さえる押さえ突起101b,101c等の押さえ部を有し、上記弾性部材によって上記除電プレートにおける各尖鋭部とは反対側の箇所を上記被接触面側から押圧することにより、上記押さえ部を支点にして、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする。
弾性部材により除電プレートの各尖鋭部を被接触面へ押し当てる構成としては、除電プレートの各尖鋭部の近くを被接触面とは反対側から弾性部材で押さえる構成が考えられる。この構成でも、寸法誤差や組み付け誤差を、弾性部材の変形によって吸収することが可能であるが、寸法誤差や組み付け誤差の吸収に関して除電プレートの撓みを有効利用できない。そのため、寸法誤差や組み付け誤差の許容範囲が比較的狭くなる。これに対し、本態様によれば、弾性部材の変形だけでなく、除電プレートの撓みも有効利用して、寸法誤差や組み付け誤差を吸収することができるので、寸法誤差や組み付け誤差の許容範囲が広く、コストをより低くすることが可能となる。
上記態様Fにおいて、上記押さえ部と上記除電プレートとの間の隙間を小さくするための介在シート112等の隙間軽減部材を有することを特徴とする。
除電プレートの反り(撓み)や弾性部材の変形だけでは十分に抑えることができない除電プレートのガタつきを、抑えることができる。
上記態様Gにおいて、上記隙間軽減部材は弾性材料で形成されたものであることを特徴とする。
これによれば、除電プレートホルダ108等の支持部材が反っている場合に、その反りの形状に除電プレートを倣わせることができる。これにより、より効果的に除電プレートの先端を押さえつけることができる。
上記態様A〜Hのいずれかの態様において、上記弾性部材と上記除電プレートとの間に、難燃性V−1以上の難燃性部材を介在させたことを特徴とする。
これによれば、弾性シート107の機能を維持しつつ、この弾性シート107自体が難燃性V−1以上の難燃性を付与することが困難な場合でも、弾性シート107の発火を簡易かつ有効に防ぐことができる。
上記態様A〜Iのいずれかの態様において、搬送中のシートに接触してこれをガイドするリブ109等の接触ガイド部材を有し、上記支持部材は、上記接触ガイド部材に接触するように搬送される画像記録シート部分の搬送経路に対して所定の離間距離をもって各尖鋭部が対向するように上記除電プレートを支持することを特徴とする。
これによれば、転写領域を通過した画像記録シート部分と、除電プレートの各尖鋭部との距離を安定化させることができ、安定したシート除電の実現が可能となる。
中間転写ベルト11等の像担持体上に形成されたトナー像を用紙P等の画像記録シートに転写する二次転写部等の転写領域を通過した画像記録シート部分を除電する用紙除電部等のシート除電手段を備えた画像形成装置において、上記シート除電手段として、上記態様A〜Jのいずれかの態様に係る画像記録シート除電装置を用いたことを特徴とする。
これによれば、好適なシート除電を実現した画像形成動作を行うことができる。
像担持体上に形成されたトナー像を画像記録シートに転写する転写領域を通過した画像記録シート部分を除電するシート除電手段を備えた画像形成装置において、上記シート除電手段として、上記態様Jに係る画像記録シート除電装置を用い、上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された中間転写ベルト11等の無端状のベルト部材で構成されており、二次転写対向ローラ13等の1つの支持回転体よりも下方からこれに対向する位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で上記転写領域を形成する二次転写ローラ102等の転写部材を有し、上記転写部材は、上記1つの支持回転体よりもベルト移動方向上流側において該1つの支持回転体よりも先に上記ベルト部材に接触するように配置されており、上記画像記録シート除電装置は、上記転写領域でトナー像が転写される画像記録シートのトナー担持面とは反対側の裏面に上記接触ガイド部材が接触するように配置されていることを特徴とする。
これによれば、非常にコシの弱い画像記録シートを含めて、転写領域通過後の画像記録シート部分と除電プレートの各尖鋭部との距離を安定させることができ、安定したシート除電を実現できる。
上記態様Lにおいて、上記転写領域でトナー像が転写された画像記録シートに対して該トナー像を定着させる定着装置20等の定着手段を有し、上記転写領域を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度よりも上記定着手段を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度の方が遅くなるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、転写領域と定着手段との間の画像記録シート部分に撓みを持たせることができ、転写領域通過後の画像記録シート部分を安定して接触ガイド部材に接触させることができる。よって、転写領域通過後の画像記録シート部分と除電プレートの各尖鋭部との距離を安定させることができ、安定したシート除電を実現できる。
上記態様K〜Mのいずれかの態様において、上記像担持体との対向位置に配置され、該像担持体との間で上記転写領域を形成する二次転写ローラ102等の転写部材を有し、上記転写部材は、太鼓形状のローラ部材であることを特徴とする。
これによれば、転写部材として、シート幅方向における転写領域の圧力ムラを少なくできる。
上記態様K〜Nのいずれかの態様において、上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された中間転写ベルト11等の無端状のベルト部材で構成されており、二次転写対向ローラ13等の1つの支持回転体との対向位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で上記転写領域を形成する二次転写ローラ102等の転写部材を有し、上記転写部材は、芯金材質が鉄製であるローラ部材であることを特徴とする。
これによれば、二次転写ローラ102の撓みを抑制して転写領域で画像記録シート全体を均一に加圧して搬送することができ、画像記録シートのバタツキを押え、さらにチリを防止するのに有効である。
上記態様K〜Oのいずれかの態様において、上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された中間転写ベルト11等の無端状のベルト部材で構成されており、上記ベルト部材の材質は、ポリイミドを主成分とするものであることを特徴とする。
これによれば、ベルト部材の表面の摩擦係数を下げることにより、画像記録シートを転写部材側に密着させることができ、転写領域通過後の画像記録シート部分の搬送経路を除電プレートに近い経路に安定させやすい。
10 作像ユニット
11 中間転写ベルト
12 一次転写ローラ
13 二次転写対向ローラ
20 定着装置
50 装置本体
60 両面ユニット
64 副回動ユニット
100 二次転写ローラユニット
101 転写出口ガイド
101a 位置決め突起
101b,101c 押さえ突起
102 二次転写ローラ
106 除電プレート
106a 尖鋭部
107 弾性シート
108 除電プレートホルダ
108a 支持面
109 リブ
110 電源
111 給電用板バネ
112 介在シート
Claims (15)
- 尖鋭部を画像記録シートのシート幅方向に複数備えた導電性の除電プレートと、
上記除電プレートを支持する支持部材とを備え、
上記支持部材は、上記除電プレートの各尖鋭部が接触する被接触面を有している画像記録シート除電装置において、
上記支持部材は、上記除電プレートを上記被接触面とは反対側から押さえる押さえ部を有し、
上記除電プレートと電気的に接続される給電部材又はアース部材とは別の弾性部材によって該除電プレートにおける各尖鋭部とは反対側の箇所を上記被接触面側から押圧することにより、上記押さえ部を支点にして、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1の画像記録シート除電装置において、
当該画像記録シート除電装置が、転写領域を通過した後のシート部分の搬送経路に対して所定の離間距離をもって各尖鋭部が対向する対向位置と、該シート部分の搬送経路から各尖鋭部が該所定の離間距離よりも離れる退避位置とに移動可能に構成されており、
上記対向位置だけでなく上記退避位置でも、上記弾性部材による上記除電プレートの各尖鋭部の上記被接触面への押し当て状態が維持されるように構成されていることを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1又は2の画像記録シート除電装置において、
当該画像記録シート除電装置が、画像形成装置の本体に対して着脱自在に構成されており、
当該画像記録シート除電装置を上記画像形成装置の本体から取り外した状態でも、上記弾性部材による上記除電プレートの各尖鋭部の上記被接触面への押し当て状態が維持されるように構成されていることを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置において、
上記除電プレートのシート幅方向略全域を上記弾性部材によって押圧することにより、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置において、
少なくとも上記除電プレートのシート幅方向中央部を挟んだ2箇所以上で該除電プレートを上記弾性部材によって押圧することにより、該除電プレートの各尖鋭部を上記被接触面に対して該除電プレートの厚み方向に押し当てるように構成したことを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置において、
上記押さえ部と上記除電プレートとの間の隙間を小さくするための隙間軽減部材を有することを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項6の画像記録シート除電装置において、
上記隙間軽減部材は弾性材料で形成されたものであることを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置において、
上記弾性部材と上記除電プレートとの間に、難燃性V−1以上の難燃性部材を介在させたことを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置において、
搬送中のシートに接触してこれをガイドする接触ガイド部材を有し、
上記支持部材は、上記接触ガイド部材に接触するように搬送される画像記録シート部分の搬送経路に対して所定の離間距離をもって各尖鋭部が対向するように上記除電プレートを支持することを特徴とする画像記録シート除電装置。 - 像担持体上に形成されたトナー像を画像記録シートに転写する転写領域を通過した画像記録シート部分を除電するシート除電手段を備えた画像形成装置において、
上記シート除電手段として、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像記録シート除電装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上に形成されたトナー像を画像記録シートに転写する転写領域を通過した画像記録シート部分を除電する画像記録シート除電手段を備えた画像形成装置において、
上記画像記録シート除電手段として、請求項9の画像記録シート除電装置を用い、
上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
1つの支持回転体よりも下方からこれに対向する位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で上記転写領域を形成する転写部材を有し、
上記転写部材は、上記1つの支持回転体よりもベルト移動方向上流側において該1つの支持回転体よりも先に上記ベルト部材に接触するように配置されており、
上記画像記録シート除電装置は、上記転写領域でトナー像が転写される画像記録シートのトナー担持面とは反対側の裏面に上記接触ガイド部材が接触するように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項11の画像形成装置において、
上記転写領域でトナー像が転写された画像記録シートに対して該トナー像を定着させる定着手段を有し、
上記転写領域を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度よりも上記定着手段を通過する画像記録シート部分のシート搬送速度の方が遅くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
上記像担持体との対向位置に配置され、該像担持体との間で上記転写領域を形成する転写部材を有し、
上記転写部材は、太鼓形状のローラ部材であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
1つの支持回転体との対向位置に配置され、該1つの支持回転体に巻き付いたベルト部分との間で上記転写領域を形成する転写部材を有し、
上記転写部材は、芯金材質が鉄製であるローラ部材であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
上記像担持体は、複数の支持回転体によって掛け渡された無端状のベルト部材で構成されており、
上記ベルト部材の材質は、ポリイミドを主成分とするものであることを特徴とする画像形成装置。
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