JP2015107952A - セラックを含有するパーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びこれらを用いたパーマネントウエーブ処理方法 - Google Patents

セラックを含有するパーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びこれらを用いたパーマネントウエーブ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダメージを負った毛髪に対しても思い通りのウエーブを形成させることができ、部分的にダメージを負った毛髪に対しても均一なウエーブを形成させることができるパーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びこれらを用いた毛髪処理方法を提供する。
【解決手段】セラックを主成分とすることを特徴とするパーマネントウエーブ助剤、及び還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を少なくとも有し、いずれかの剤にセラックが含有されていることを特徴とするパーマネントウエーブ剤、並びにこれらを用いたパーマネントウエーブ処理方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、パーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びこれらを用いた毛髪処理方法に係り、更に詳しくは、ダメージを受けた毛髪に対しても、思い通りのウエーブを形成させることができる、セラックを含有するパーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びこれらを用いたパーマネントウエーブ処理方法に関する。
従来より、ウエーブ形成剤としては、チオグリコール酸塩、システイン、システアミン、亜硫酸ナトリウム等の還元剤を主成分とする第1剤と、臭素酸ナトリウムや過酸化水素等の酸化剤を主成分とする第2剤からなるパーマネントウエーブ剤(以下、パーマ剤と称することがある)が使用されている。このパーマ剤は、毛髪をロッドに巻きつけてから、第1剤で毛髪を構成するケラチン繊維内のシスチン結合を切断し、この状態で第2剤を用いて所望の形状でシスチン結合を再生させることにより、パーマネントウエーブ(以下、単にパーマと称することがある)を形成する薬剤である。
しかしながら、ケラチン繊維はパーマ剤やヘヤカラー剤によるケミカルダメージ、ブラッシングやドライヤーなどによるフィジカルダメージ、毛髪を長時間日光に晒すことによるダメージ等を受けて次第に柔らかくなり、従来のパーマ剤によるパーマがかかりにくくなる。即ち、同じように施術したとしても、ダメージ毛と健康毛ではパーマのかかり方が異なり、例えば毛髪のダメージが思ったより大きければウエーブのかかり方が弱くなり、それを見越して強くパーマをかけるとウエーブのかかり方が強すぎたりすることがある。どのくらい強くパーマをかけるかの調節は、施術者の感覚が頼りなので、思い通りのウエーブを形成するのは極めて困難である。
さらに、ケラチン繊維が部分的にダメージを受けたような場合、ダメージを受けた部分ではパーマがかからず、比較的ダメージが少ない部分だけパーマがかかるので、均一な施術が困難になる。例えばロングヘアの場合、根元側では髪のダメージが小さく、毛先側ではダメージが大きいので、同じようにパーマ処理を施しても、根元側ではウエーブが強すぎ、毛先側ではウエーブが弱すぎるといった現象が生じる。
また、大きなウエーブを形成させようとしても、ダメージ毛では髪質が柔らかすぎてダレてしまい、くっきりと立体感があるウエーブは得られない。
このような不都合を避けるため、例えば特許文献1に記載されているように、第2剤における酸化剤として、ナノバブル水のように反応が穏やかな物質を使用することにより、毛髪へのダメージを抑える技術が報告されている。しかしながら、既にダメージを受けた毛髪に好適なパーマをかける方法については報告されていない。
特開2013−124250号公報
本発明者らはダメージを受けた毛髪に思い通りのウエーブを形成する方法について鋭意研究の結果、ダメージを受けた毛髪は髪質が柔らかくなっており、弾力が失われている点に着目し、外側を補強剤で被覆して毛髪の剛性を回復することにより、ダメージを受けた毛髪に思い通りのウエーブを形成させることができるとの着想を得た。そして、毛髪の補強剤として適している物質について研究を続けた結果、セラックが最も好ましいことを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、ダメージを受けている毛髪にも思い通りのウエーブを形成することができるパーマネントウエーブ処理方法、及びそれに用いるパーマネントウエーブ剤、パーマネントウエーブ助剤を提供することを目的とする。
即ち、本発明の特徴は、セラックを主成分とするパーマネントウエーブ助剤である。
本発明の他の特徴は、還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を少なくとも有し、いずれかの剤にセラックが含有されているパーマネントウエーブ剤である。
本発明の更に他の特徴は、セラックが第1剤及び第2剤とは独立して調整された助剤に含有されているパーマネントウエーブ剤である。
本発明の更に他の特徴は、セラックが含有されている剤のpHが7〜13である上記のパーマネントウエーブ剤である。
本発明の更に他の特徴は、セラックが含有されている剤におけるセラックの濃度が0.01〜3重量%である上記のパーマネントウエーブ剤である。
本発明の更に他の特徴は、上記いずれかのパーマネントウエーブ剤を用い、セラックが含有されている剤で毛髪を処理し、その後に、毛髪が所望の形状で保持された状態で、セラックを硬化させるパーマネントウエーブ処理方法である。
本発明の更に他の特徴は、セラックが含有されている剤で処理された毛髪を酸性の薬剤で処理することによりセラックを硬化させる上記のパーマネントウエーブ処理方法である。
本発明の更に他の特徴は、酸性の薬剤が、上記のパーマネントウエーブ剤における第2剤である上記のパーマネントウエーブ処理方法である。
本発明の更に他の特徴は、上記のパーマネントウエーブ剤を用い、第1剤で毛髪を処理した後に助剤で毛髪を処理する上記のパーマネントウエーブ処理方法である。
本発明によれば、ダメージを受けてパーマがかかりにくく且つ髪質が柔らかくなっている場合でも、セラックによりダメージ毛をカールした形状に固めることにより、ウエーブを形成させることができる。
また、髪が部分的にダメージを受けている場合でも、比較的ダメージが小さい部分は従来のパーマ剤によりウエーブを形成させ、比較的ダメージが大きい部分についてはセラックで外側からカールした形状に固めることによりウエーブを形成させることができるので、均一なパーマをかけることができる。
さらに、ダメージにより髪から失われた弾力をセラックにより補強することができるので、大きなウエーブを形成させても、ダレたりせず、くっきりと立体感のあるウエーブを形成させることができる。
本発明において用いるセラックとは、インド・タイ・ビルマ・インドシナ等を原産地とするラックカイガラ虫から分泌された樹脂状物質を精製して得られる物質であり、酸や熱により硬化する性質を有する。また、本発明におけるセラックは、JIS規格においてJIS K 5909でセラックとして規定されているものと、JIS K 5911で白ラックとして規定されているものを含む。市販品としては、日本シェラック工業(株)製のB. D. S. 、ラックコート30EA等が例示できる。
本発明においては、前記のセラックで毛髪を被覆して、さらに毛髪を所望の形状で保持し、この状態でセラックを硬化させることにより、ダメージを受けて通常のパーマ剤ではウエーブを形成できなくなった部分に、ウエーブを形成させる。なお、ここでいう通常のパーマ剤とは、還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤からなるパーマ剤をいう。
使用するセラックの量は特に限定されないが、ダメージを受けて弾力を失った毛髪がウエーブを保持した状態で固まる程度の量であって、健康毛が硬くなり過ぎない程度の量とするのが好ましく、具体的にはセラックを溶媒に溶解させる場合は、セラックの濃度が0.01〜3重量%、更には0.1〜1.5重量%、特には0.2〜0.7重量%とするのが好ましい。セラックの量が少なすぎると(例えば0.01重量%未満の場合)、ダメージ毛にウエーブを形成させることができない傾向があり、セラックの量が多すぎると(例えば3重量%を超える場合)、ダメージを受けていない部分の毛髪が硬くなりすぎ、外観が硬質で不自然になる傾向がある。
本発明において、セラックは通常のパーマ剤における第1剤又は第2剤に含有させることもできるし、通常のパーマ剤における第1剤及び第2剤とは独立したパーマネントウエーブ助剤(以下、単に助剤と称することがある)に含有させることもできる。但し、セラックは酸性条件下で硬化する性質があるので、使用前に硬化するのを防ぐため、セラックを含有する剤のpHは中性又はアルカリ性が好ましく、また、セラックはアルカリ条件下で溶解しやすくなる性質があるのでアルカリ性のほうがより好ましく、具体的なpHは7〜13、特には7〜10とするのが好ましい。
pHを調整する方法については定法でよく、トリエタノールアミンやアンモニア水等のアルカリ剤を適量加えればよい。
なお、通常のパーマ剤において第2剤は酸性に調整されることが多いので、通常のパーマ剤における第2剤にはセラックを含有させないほうが好ましい。もっとも第2剤を中性乃至アルカリ性(具体的なpHは7〜13、特には7〜10とするのが好ましい)に調整する場合には、第2剤にセラックを含有させても差し支えない。
また、通常の場合、第1剤は毛髪を処理した後に洗い流されるが、第1剤にセラックを含有させれば、セラックも第1剤とともに一部が洗い流されて、配合されるセラックの量に対するウエーブの形成効率が悪くなる傾向があるので、セラックは第1剤にも含有させないほうが好ましい。
即ち、通常の場合において、第1剤、第2剤とは独立して調整された助剤にセラックを含有させるのがもっとも好ましい。
本発明で使用する第1剤に含まれる還元剤と、第2剤に含まれる酸化剤は、通常のパーマ剤における第1剤及び第2剤に使用されるものでよい。
具体的に言えば、第1剤に含まれる還元剤としては特に制限されないが、例えば、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が挙げられ、これらの塩も含む。具体的には、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸モノエタノールアミン、チオグリコール酸グリセリル、L−システイン、DL−システイン、L−システイン塩酸塩、DL−システイン塩酸塩、N−アセチル−L−システイン、チオグリセリン、チオ乳酸、システアミン、システアミン塩酸塩、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。還元剤の配合量は、通常1.0〜11.0重量%が適当である。
第2剤に含まれる酸化剤としては、特に制限されないが、例えば、過酸化水素、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。酸化剤の配合量は、通常0.5〜15重量%程度が適当である。
本発明のパーマネントウエーブ剤及びパーマネントウエーブ助剤には、パーマ剤に通常含有される他の添加剤、例えば基剤、湿潤剤、帯電防止剤、可溶化剤、防腐剤、着色剤、着香剤等の1種又は2種以上を含有させることができる。
以下、上記のパーマネントウエーブ剤又はパーマネントウエーブ助剤を用いてパーマネントウエーブを形成させる本発明の方法について、まず原理を説明する。
本発明においては、毛髪が所望の形状で保持された状態で、セラックが含有されている剤(好ましくは助剤、以下同じ)で毛髪が処理される。これにより毛髪はセラックで被覆された状態になる。なお、単にセラックが含有される剤で処理しただけでは、まだセラックは硬化されておらず、毛髪にもウエーブは形成されていない。従って、先に毛髪を所望の状態で保持してからセラックが含有される剤で処理してもよいし、セラックが含有される剤で毛髪を処理してから、毛髪を所望の状態で保持してもよい。なお、毛髪を先にセラックが含有されている剤で処理してから所望の形状で保持したほうが、毛髪をセラックで均一に被覆できるので好ましい。
上述の処理の後、毛髪がセラックで被覆されている状態で、セラックを硬化させる。セラックを硬化させることにより、硬化したセラックが毛髪を保持し、所望の形状が維持される。なお、ダメージを受けた毛髪は弾力が失われているので、セラックが硬化した程度の力で、毛髪を所望の形状に維持することができる。
硬化させる方法としては、セラックで被覆された毛髪を、所定の形状に保持したまま一定時間以上放置する方法、酸性の薬剤で処理する方法、熱処理する方法が例示できる。
所定の形状に保持したまま一定時間放置する場合、放置しておく時間は5〜20分程度である。
酸性の薬剤で処理する場合、pH7未満、好ましくは1〜6.9、更に好ましくは3〜6.9の薬剤に、5〜15分程度晒せばよい。
熱処理する場合は、50〜240℃で1秒〜15分程度、好ましくは80〜200℃で1秒〜1分程度、毛髪を処理する。
なお、使用するセラックの量が少ない場合は一定時間放置する方法では効果が比較的小さくなる傾向があり、セラックの量が多い場合は酸性の薬剤で処理する方法では効果が比較的小さくなる傾向があり、熱処理する方法では毛髪へのダメージがさらに大きくなる傾向があるので、状況に応じてこれらの方法を使い分ければよい。即ち、セラックの量が少ない場合は酸処理か熱処理が好ましく、セラックの量が多い場合は一定時間放置する方法か熱処理が好ましく、毛髪へのダメージを避けたい場合には一定時間放置する方法か酸処理が好ましい。
以下、パーマ剤の第1剤、第2剤、及びパーマネントウエーブ助剤を用いてウエーブを形成させる特に好ましい方法について、具体的に説明する。なお、本発明におけるセラックが含まれる剤は、第1剤及び第2剤から独立して調整された助剤であるのが最も好ましいため、以下、助剤を用いた場合に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下に説明する方法に限定されない。
まず毛髪を、ロッドに巻きつけて所定の形状に維持してから、還元剤を含有する第1剤で処理することにより、毛髪のケラチン繊維におけるシスチン結合を切断する。この処理方法は通常のパーマ処理における第1剤での処理と同様である。
第1剤による処理後、通常のパーマ処理においては、水を用いて第1剤を洗い流すが、本発明における特に好ましい方法においては、パーマネントウエーブ助剤を用いて第1剤を洗い流す。これにより第1剤の除去とセラックによる毛髪の被覆を一つの作業で同時に行うことができるので、施術者及び被施術者の負担は大幅に軽減される。
助剤による洗浄後、ロッドに巻きつけられかつセラックで被覆された毛髪を、酸化剤を含有する第2剤で処理することにより、切断されたシスチン結合を再生する。この処理方法は通常のパーマ処理における第2剤での処理と同様である。
なお、通常の場合、パーマ剤の第2液は酸性(pH6前後)に調整されている。このような第2剤によりセラックで被覆された毛髪を処理すれば、シスチン結合の再生と酸処理によるセラックの硬化を一つの作業で同時に行うことができるので、施術者及び被施術者の負担は大幅に軽減される。
上述のように、本発明における特に好ましいパーマネントウエーブ処理方法によれば、単に第1剤終了後における毛髪の洗浄液として、セラックを含有するパーマネントウエーブ助剤を用いるだけで、ダメージを受けた毛髪に対しても、好適にウエーブを形成させることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら制限されないことは云うまでもない。なお、以下の記載において、%は重量%を意味する。
第1剤の調整:
還元剤としてチオグリコール酸アンモニウム(No.1)、L−システイン塩酸塩(No.2)、システアミン塩酸塩(No.3)、亜硫酸ナトリウム(No.4)を用い、No.1〜3についてはアンモニア水でpHを9に調節し(No.4は調節するまでもなくpH9を超えるので未調節)、精製水で還元剤の濃度が表1に記載された所定の値になるよう調節することにより、計4種類の第1剤を調整した。
また、上記No.1にセラックとトリエタノールアミンをさらに加えた第1剤(No.5)を調節した。
各第1剤の組成を表1に示す。
Figure 2015107952
第2剤の調整:
酸化剤として臭素酸ナトリウムを用い、pHがそれぞれ3(No.1)、6(No.2)、10(No.3)になるようにリン酸及び水酸化ナトリウムで調整し、さらに臭素酸ナトリウムの濃度が6.0%になるように精製水で調節することにより、計3種類の第2剤を調整した。
また、酸化剤として臭素酸ナトリウムを用い、pHが6. 2になるようにリン酸ナトリウム及びリン酸2ナトリウムで調整し(No.4)、あるいは前記No.4にセラックとトリエタノールアミンをさらに加えたもの(No.5)、さらには酸化剤として過酸化水素水を用い、pHが3.0になるようにリン酸及びリン酸ナトリウムで調整(No.6)したものを、それぞれ臭素酸ナトリウム又は過酸化水素水が所定の濃度になるように精製水で調節することにより、計3種類の第2剤を調整した。
各第2剤の組成を表2に示す。
Figure 2015107952
パーマネントウエーブ助剤の調整:
セラックとトリエタノールアミンの1対1混合物を、セラックの濃度がそれぞれ0.01%(No.1)、0.1%(No.2)、0.5%(No.3)、1.0%(No.4)、10.0%(No.5)になるように精製水で希釈することにより、計5種類のパーマネントウエーブ助剤を調整した。なお、以下に示す試験例において単なる精製水を助剤(No.0)と称することがある。各助剤の組成を表3に示す。
Figure 2015107952
試験用毛髪の調整:
ダメージ毛:
ビューラックス社製の同一人毛束(商品名:人毛黒髪)を、下記のブリーチ剤中に浸漬し30分間放置した後、流水で2分間洗浄した。このブリーチ剤への浸漬と流水での洗浄を計5回繰り返した後、得られた毛髪から15cmの毛髪を30本取り出して束ね、試験用ダメージ毛束とし、以下の試験に使用した。
なおブリーチ剤としては、28%アンモニア水を5重量部、35%過酸化水素水を8.5重量部含み、全体が100重量部となるように精製水を加えて得られた液を用いた。
健康毛:
ビューラックス社製の同一人毛束(商品名:人毛黒髪)をラウレス硫酸ナトリウム10%溶液で洗浄し、得られた毛髪から15cmの毛髪を30本取り出して束ね、試験用健康毛束とし、以下の試験に使用した。
〈試験例1〉
実施例1
試験用ダメージ毛束をスパイラルロッドに50gの負荷で巻き付け、液温30℃に調節した第1剤No.1(還元剤としてチオグリコール酸アンモニウム使用)10mlを塗布して15分間放置した。
その後、助剤No.3(セラックの濃度0.5%)にて30秒間洗浄し、洗浄後に液温30℃に調整した第2剤No.2(pHを6に調整)10mlを塗布して10分間放置した。
その後、精製水にて30秒間洗浄して、直ちに毛束をロッドから外し、室温25℃、湿度60%に調整された部屋で一時間放置して自然乾燥させ、実施例1の毛束を得た。
比較例1
第1剤で処理した後の毛束を助剤No.0(セラックの濃度0%=精製水)で洗浄した他は実施例1と同様にして、比較例1の毛束を得た。なお、実施例1と比較例1でウエーブのかかり具合を比較した。結果を表4に示す。ウエーブ評価の欄には比較例を基準としたウエーブのかかり具合を記載し、比較例と変わらない場合は±を、比較例よりもかかり具合が強い場合は+を記入し、+の数が多い程かかり具合が強いことを示す。
実施例2、比較例2
第1剤としてNo.2(還元剤としてL−システイン塩酸塩使用)を用いた他は実施例1、比較例1と同様にして、実施例2、比較例2の毛束を得た。実施例2と比較例2でウエーブのかかり具合を比較し、結果を表4に示す。
実施例3、比較例3
第1剤としてNo.3(還元剤としてシステアミン塩酸塩使用)を用いた他は実施例1、比較例1と同様にして、実施例3、比較例3の毛束を得た。実施例3と比較例3でパーマのかかり具合を比較し、結果を表4に示す。
実施例4、比較例4
第1剤としてNo.4(還元剤として亜硫酸ナトリウム使用)を用いた他は実施例1、比較例1と同様にして、実施例4、比較例4の毛束を得た。実施例4と比較例4でパーマのかかり具合を比較し、結果を表4に示す。
実施例1〜4、比較例1〜4で使用した第1剤、第1剤処理後に洗浄液として使用した助剤、第2剤を表4にまとめて示す。
Figure 2015107952
実施例5〜8、比較例5〜8
試験用ダメージ毛束に代えて試験用健康毛束を用いた他は実施例1〜4、比較例1〜4と同様にして、実施例5〜8、比較例5〜8の毛束を得た。実施例5と比較例5の間、実施例6と比較例6の間、実施例7と比較例7の間、実施例8と比較例8の間でそれぞれパーマのかかり具合を比較し、結果を表5に示す。また、実施例5〜8、比較例5〜8で使用した第1剤、第1剤処理後に助剤として使用した洗浄液、第2剤を表5にまとめて示す。
Figure 2015107952
上記表4に示されるように、ダメージ毛を処理する際に、第1剤を洗い流す洗浄液としてセラックを含む助剤を用いた実施例の場合、いずれの場合も精製水で第1剤を洗い流した比較例の場合と比べて、強いウエーブが形成された。なお、助剤を使用した場合におけるウエーブは、通常のパーマにより健康毛に形成されたウエーブと比較しても遜色ないものであった。
一方、上記表5に示されるように、健康毛にパーマをかける場合、第1剤を洗い流す洗浄液として助剤を使用した場合と精製水を使用した場合では、殆ど差が無いか、差が有ったとしても僅かであった。即ち、通常のパーマ処理とセラックによるパーマ処理を併用しても、健康毛にかかるウエーブが強くなりすぎるといった不都合が生じていない。
上記の試験結果により、本発明のパーマネントウエーブ剤又はパーマネントウエーブ助剤を用いて、部分的にダメージを受けた毛髪にパーマをかける場合、ダメージを受けた部分と受けていない部分で均一なウエーブが形成されることが判る。
〈試験例2〉
比較例9
まず、1回目の洗浄に用いる洗浄液として精製水を用い、試験用ダメージ毛束を30秒間洗浄した。
次に、洗浄された試験用ダメージ毛束をスパイラルロッドに50gの負荷で巻き付け、液温30℃に調節した第1剤No.3(還元剤としてシステアミン塩酸塩使用)10mlを塗布して15分間放置した。
その後、2回目の洗浄として精製水にて30秒間洗浄し、洗浄後に液温30℃に調整した第2剤No.2(pHを6に調整)10mlを塗布して10分間放置した。
その後、3回目の洗浄として精製水にて30秒間洗浄して、直ちに毛束をロッドから外し、室温25℃、湿度60%に調整された部屋で一時間放置して自然乾燥させ、比較例9の毛束を得た。
実施例9
第1回目の洗浄に用いる洗浄液として助剤No.3(セラックの濃度0.5%)を使用した他は、比較例9と同様にして、実施例9の毛束を得た。
実施例10
第2回目の洗浄に用いる洗浄液として助剤No.3(セラックの濃度0.5%)を使用した他は、比較例9と同様にして、実施例10の毛束を得た。
比較例10
第3回目の洗浄に用いる洗浄液として助剤No.3(セラックの濃度0.5%)を使用した他は、比較例9と同様にして、比較例10の毛束を得た。
上記実施例9、10、比較例9、10で得られた毛束を比較すれば、第2回目の洗浄に助剤No.3を使用した実施例10が最もしっかりウエーブがかかっていた。これは、助剤での洗浄により毛髪に付着したセラックが、pH6の第2剤で処理することにより硬化しているので、硬化したセラックがダメージ毛に強い曲げ応力をかけているからだと考えられる。
第1回目の洗浄に助剤No.3を使用した実施例9については、実施例10と比較すれば、ウエーブがやや弱かった。これは第1回目の洗浄でセラックが毛髪に付着したものの、第1剤がアルカリ性(pH9)であるため付着したセラックが硬化せず、さらに1回目の洗浄で毛束に付着したセラックの一部が2回目の洗浄により剥離したからであると考えられる。
これに対し第3回目の洗浄に助剤No.3を使用した比較例10では、セラックを含む助剤を使用しているにもかかわらずウエーブが弱く、セラックを含む助剤を用いなかった比較例9と殆ど変わらなかった。これは、比較例10ではセラックを含む助剤での洗浄の直後に毛束をロッドから外したので、セラックが硬化しなかったか、或いは毛束が伸びた状態でセラックが硬化したからであると考えられる。
試験例2で使用した第1剤、洗浄剤(助剤)、第2剤を表6にまとめて示す。また、実施例9、10、比較例9、10についてウエーブ評価を表6に示す。
Figure 2015107952
〈試験例3〉
実施例11
まず、試験用ダメージ毛束をスパイラルロッドに50gの負荷で巻き付け、液温30℃に調節した第1剤No.3(還元剤としてシステアミン塩酸塩使用)10mlを塗布して15分間放置した。
その後、助剤No.3(セラックの濃度0.5%)にて30秒間洗浄し、洗浄後に液温30℃に調整した第2剤No.1(pHを3に調整)10mlを塗布して10分間放置した。
その後、精製水にて30秒間洗浄して、直ぐに毛束をロッドから外し、室温25℃、湿度60%に調整された部屋で一時間放置して自然乾燥させ、実施例11の毛束を得た。
実施例12
第2剤としてNo.2(pHを6に調整)を使用した他は、実施例11と同様にして実施例12の毛束を得た。
比較例11
第2剤としてNo.3(pHを10に調整)を使用した他は、実施例11と同様にして比較例11の毛束を得た。
上記実施例11、12、比較例11で得られた毛束を比べれば、実施例11と実施例12は同程度にしっかりとウエーブが形成されていた。これにより、第2剤が酸性であれば、助剤のセラックは十分硬化されることが判る。
これに対し、第2剤をアルカリ性に調整した比較例11では、明らかにウエーブの形成が弱かった。これは第2剤がアルカリ性であるため、助剤のセラックが硬化しないからであると考えられる。
試験例3で使用した第1剤、洗浄剤(助剤)、第2剤を表7にまとめて示す。また、実施例11、12、比較例11についてウエーブ評価を表7に示す。
Figure 2015107952
〈試験例4〉
比較例12
まず、試験用ダメージ毛束をスパイラルロッドに50gの負荷で巻き付け、液温30℃に調節した第1剤No.3(還元剤としてシステアミン塩酸塩使用)10mlを塗布して15分間放置した。
その後、助剤No.0(セラックの濃度が0%=精製水)にて30秒間洗浄し、洗浄後に液温30℃に調整した第2剤No.2(pHを6に調整)10mlを塗布して10分間放置した。
その後、精製水にて30秒間洗浄して、直ぐに毛束をロッドから外し、室温25℃、湿度60%に調整された部屋で一時間放置して自然乾燥させ、実施例11の毛束を得た。
実施例13
助剤としてNo.1(セラックの濃度0. 01%)を使用した他は、比較例12と同様にして実施例13の毛束を得た。
実施例14
助剤としてNo.2(セラックの濃度0. 1%)を使用した他は、比較例12と同様にして実施例14の毛束を得た。
実施例15
助剤としてNo.3(セラックの濃度0. 5%)を使用した他は、比較例12と同様にして実施例15の毛束を得た。
実施例16
助剤としてNo.4(セラックの濃度1.0%)を使用した他は、比較例12と同様にして実施例16の毛束を得た。
実施例17
助剤としてNo.5(セラックの濃度10.0%)を使用した他は、比較例12と同様にして実施例17の毛束を得た。
上記比較例12、実施例13〜17で得られた毛束を比べれば、助剤に含有されるセラックの濃度が高いほど、しっかりとウエーブが形成されていることが判る。ただし、セラックの濃度が10.0%である助剤No.5により処理した実施例17では、毛束の手触りが明らかに硬くなっており、やや不自然さが感じられた。
試験例4で使用した第1剤、洗浄剤(助剤)、第2剤を表8にまとめて示す。また、比較例12、実施例13〜17についてウエーブ評価を表8に示す。
Figure 2015107952
〈試験例5〉
比較例13
毛束として試験用健康毛束を用い、第1剤としてNo.1(セラック濃度:0%、pH:9.0)を用い、助剤としてNo.0(精製水)を用い、第2剤としてNo.4(セラック濃度:0%、pH:6.2)を用い、実施例1と同様に処理して、比較例13の毛束を得た。
実施例18
第1剤として、No. 5(セラック濃度:0.5%、pH:9.0)を用いた他は比較例13と同様にして、実施例18の毛束を得た。実施例18と比較例13でウエーブのかかり具合を比較し、結果を表9に示す。
実施例19
助剤として、No. 3(セラック濃度:0.5%)を用いた他は比較例13と同様にして、実施例19の毛束を得た。実施例19と比較例13でウエーブのかかり具合を比較し、結果を表9に示す。
実施例20
第2剤として、No. 5(セラック濃度:0.5%、pH:7.3)を用いた他は比較例13と同様にして、実施例20の毛束を得た。実施例20と比較例13でウエーブのかかり具合を比較し、結果を表9に示す。
Figure 2015107952
表9に示すように、セラックを第1剤、助剤、第2剤のいずれに配合しても、強いウエーブが形成されることが分かる。但し、形成されるウエーブは助剤に配合した場合が最も強く、第2剤に配合した場合が次に強く、第1剤に配合した場合が3番目に強かった。
助剤に配合した場合に最もウエーブが強くなる理由は、助剤に含まれるセラックが毛束に付着しやすい上に、酸性の第2剤で処理することによりセラックが硬化するからであると考えられる。
第2剤にセラックを配合した場合に助剤の場合よりウエーブがやや弱くなる理由は、付着したセラックを酸処理していないからであると考えられる。第2剤にセラックを配合する場合、使用前にセラックが硬化するのを防ぐため、第2剤はほぼ中性に調製されるので、実施例20ではセラックを酸で硬化させる工程が省略されている。
第1剤にセラックを配合した場合に形成されるウエーブが更に弱くなる理由は、毛束に付着した未硬化のセラックが、助剤での処理によって一部剥がれ落ちるからであると考えられる。一般に第1剤はアルカリ性に調製されることが多いが、アルカリ性ではセラックが溶解しやすくなる一方、硬化しにくくなるので、毛束に付着したセラックも柔らかく剥がれやすい状態になっていると推察される。
〈試験例6〉
比較例14
第2剤として、No.6(酸化剤:過酸化水素水、pH:3.0)を用いた他は比較例13と同様にして、比較例14の毛束を得た。
実施例21
第2剤として、No.6(酸化剤:過酸化水素水、pH:3.0)を用いた他は実施例19と同様にして、実施例20の毛束を得た。実施例21と比較例14でウエーブのかかり具合を比較し、結果を表10に示す。参考として実施例19と比較例13の結果を表10に示す。これらの比較により、第2剤に配合する酸化剤を変更しても良好な結果が得られることが判る。
Figure 2015107952
本発明のパーマネントウエーブ助剤、パーマネントウエーブ剤、及びパーマネントウエーブ処理方法によれば、毛髪の表面に被覆したセラックを、毛髪をカールさせた形状で硬化させることにより、通常のパーマ剤を用いたパーマ処理ではウエーブを形成させにくいダメージ毛であっても、健康毛と同程度のウエーブを形成させることができるので、部分的にダメージを負った毛髪であっても、均一なウエーブを形成させることができる。

Claims (9)

  1. セラックを主成分とすることを特徴とするパーマネントウエーブ助剤。
  2. 還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を少なくとも有し、
    いずれかの剤にセラックが含有されていることを特徴とするパーマネントウエーブ剤。
  3. セラックが第1剤及び第2剤とは独立して調整された助剤に含有されていることを特徴とする請求項2に記載のパーマネントウエーブ剤。
  4. セラックが含有されている剤のpHが7〜13であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のパーマネントウエーブ剤。
  5. セラックが含有されている剤におけるセラックの濃度が0.01〜3重量%であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のパーマネントウエーブ剤。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のパーマネントウエーブ剤を用い、
    セラックが含有されている剤で毛髪を処理し、その後に、毛髪が所望の形状で保持された状態で、セラックを硬化させることを特徴とするパーマネントウエーブ処理方法。
  7. セラックが含有されている剤で処理された毛髪を酸性の薬剤で処理することによりセラックを硬化させることを特徴とする請求項6に記載のパーマネントウエーブ処理方法。
  8. 酸性の薬剤が、請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のパーマネントウエーブ剤における第2剤であることを特徴とする請求項7に記載のパーマネントウエーブ処理方法。
  9. 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のパーマネントウエーブ剤を用い、
    第1剤で毛髪を処理した後に助剤で毛髪を処理することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のパーマネントウエーブ処理方法。
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