JP2015107771A - 車両用ルーフ接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフモールを用いなくても済む車両用ルーフ接合構造を得る。【解決手段】ルーフパネル12の車両幅方向両端部に係止片26が設けられている。一方、サイドアウタパネル20には、当該係止片26の根元に位置する屈曲部26Aが当接可能とされている。この屈曲部26Aの車両幅方向内側には固定部材28が固定されており、当該固定部材28は、ルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20に当接された状態で当該サイドアウタパネル20に固定されるようになっている。つまり、固定部材28を介してルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20に当接するように、固定部材28を介してルーフパネル12をサイドアウタパネル20に固定させる。このため、ルーフパネル12の車両幅方向端部とサイドアウタパネル20との間の隙間を小さくすることができ、当該隙間を隠すためのルーフモールが不要となる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ルーフ接合構造に関する。
下記特許文献1には、ルーフサイドの一部を構成するサイドパネル(サイドメンバアウタパネル)にフランジ部が形成され、当該フランジ部に接着された接着剤を介してサイドパネルにルーフパネルを取付ける技術が開示されている。また、下記特許文献2には、サイドアウタパネルの一部を構成する縦壁に接着剤が接着された状態で、当該接着剤を介してサイドアウタパネルにルーフパネルが取付けられる技術が開示されている。
特開2013−124081号公報 特開2012−025256号公報
しかしながら、これらの先行技術による場合、ルーフパネルとサイドパネルとの間には隙間が設けられており、当該隙間を隠すためにルーフモールを装着する必要があり、また、取付け作業性もよくない。
本発明は上記事実を考慮し、ルーフモールを用いなくても済み、取付け作業性が良い車両用ルーフ接合構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、車両幅方向端部において車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって屈曲する屈曲片が形成されたルーフパネルと、前記ルーフパネルの車両幅方向外側において車両前後方向に沿って延在され、傾斜壁を備えたサイドメンバアウタパネルと、前記ルーフパネルおける前記屈曲片の根元に位置する屈曲部の車両幅方向内側に固定されると共に車両前後方向に沿って複数配置され、前記屈曲部を前記サイドメンバアウタパネルに当接又は近接させた状態で当該サイドメンバアウタパネルに固定する固定部材と、を備え、前記固定部材に設けられ、前記屈曲片を係止する係止部と、前記固定部材に設けられ、前記サイドメンバアウタパネルに設けられた被係合部に係合される係合部と、を有している。
請求項1記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、ルーフパネルの車両幅方向端部に、車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって屈曲する屈曲片が形成されている。ルーフパネルの車両幅方向外側には、サイドメンバアウタパネルが車両前後方向に沿って延在されており、当該サイドメンバアウタパネルには傾斜壁が設けられている。
また、ルーフパネルの車両幅方向端部に形成された屈曲片の根元に位置する屈曲部の車両幅方向内側には固定部材が固定されており、当該固定部材は車両前後方向に沿って複数配置されている。そして、この固定部材は、ルーフパネルの屈曲部がサイドメンバアウタパネルの傾斜壁に当接又は近接した状態で当該サイドメンバアウタパネルに固定されるようになっている。
具体的には、固定部材は、係止部と係合部とを含んで構成されている。係止部には、ルーフパネルの屈曲片が係止され、係合部はサイドメンバアウタパネルに設けられた被係合部に係合されるようになっている。固定部材の係止部にルーフパネルの屈曲片が係止された状態で、固定部材の係合部がサイドメンバアウタパネルの被係合部に係合される。これにより、接着や溶接等による場合と比較して、当該固定部材を介してルーフパネルを容易にサイドメンバアウタパネルに固定させることができる。
つまり、ルーフパネルの屈曲部がサイドメンバアウタパネルに当接又は近接した状態で、固定部材を介してルーフパネルをサイドメンバアウタパネルに固定する(接合させる)ことができる。これにより、ルーフパネルとサイドメンバアウタパネルとの間の隙間を小さくすることができる。その結果、当該隙間を隠すためのルーフモールが不要となる。
請求項2記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、請求項1記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造において、前記ルーフパネルと前記サイドメンバアウタパネルとは異種材料で形成されている。
例えば、ルーフパネルとサイドメンバアウタパネルとが異種金属で形成された場合、互いに溶接接合させることが困難な場合もある。しかし、請求項1記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、固定部材を介してルーフパネルをサイドアウタパネルに固定させるようにしている。このため、請求項2記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、ルーフパネルとサイドメンバアウタパネルとを異種材料で形成することができる。なお、ここでの「異種材料」には、金属同士の組み合わせ以外に、樹脂と金属の組み合わせも含まれる。
請求項3記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、請求項2記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造において、前記被係合部は、前記サイドメンバアウタパネルにおいて車両幅方向内側へ向かって延出された内側フランジ部の上面から突出する突出部と、前記突出部の外側に形成された凹凸部と、を含んで構成され、前記係合部は、前記内側フランジと対向する面に設けられ前記突出部が挿入可能な穴部と、前記穴部の内壁面において当該穴部の深さ方向に沿って複数形成され、前記凹凸部が係合されると共に前記突出部に対して抜け止めされる爪部と、を含んで構成されている。
請求項3記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、被係合部は、突出部と凹凸部とを含んで構成されている。サイドメンバアウタパネルには、車両幅方向内側へ向かって延出された内側フランジ部が設けられており、突出部は、当該内側フランジ部の上面から突出している。そして、突出部の外側には凹凸部が形成されている。
一方、係合部は、穴部と爪部とを含んで構成されている。内側フランジと対向する面には突出部が挿入可能な穴部が設けられ、当該穴部の内壁面には、深さ方向に沿って爪部が複数形成されている。この爪部が凹凸部に係合されると共に、突出部に対して抜け止めされるようになっている。
このため、固定部材の係止部にルーフパネルの屈曲片が係止された状態で、固定部材の係合部の穴部内へサイドメンバアウタパネルの突出部を挿入させると、当該突出部の凹凸部が穴部の爪部に係合される。これにより、穴部の深さ方向に対する突出部の位置により、サイドメンバアウタパネルにおける車両上下方向に対してルーフパネルが位置決めされると共に、サイドメンバアウタパネルに対してルーフパネルが車両幅方向で位置決めされる。
請求項4記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、請求項3記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造において、前記穴部が車両幅方向に沿って延在する長穴部として形成されている。
請求項4記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、穴部が車両幅方向に沿って延在する長穴部として形成されているため、当該長穴部を介してサイドメンバアウタパネルに対するルーフパネルの車両幅方向の位置ズレを吸収することができる。
請求項5記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造において、前記係止部は、前記屈曲片を車両上下方向に挟持する挟持片で構成されている。
請求項5記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、屈曲片を挟持片で車両上下方向に挟持するようになっている。このため、挟持片を介して、固定部材にルーフパネルの屈曲片を係止させた状態で、ルーフパネルは固定部材に対して車両上下方向に沿った移動は規制されるが、車両前後方向に沿った移動は可能である。このため、サイドメンバアウタパネルにルーフパネルを取付ける際に、固定部材を介して、ルーフパネルをサイドメンバアウタパネルの車両前後方向で位置ズレを吸収することができる。
請求項6記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造において、前記ルーフパネルは前記固定部材の上面に接着剤で接着されている。
請求項6記載の本発明に係る車両用ルーフ接合構造では、ルーフパネルは固定部材の上面に接着剤で接着されているため、接着剤が硬化するまではサイドアウタパネルに対するルーフパネルの車両前後方向の位置のバラツキを吸収することができる。
以上説明したように、請求項1記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、ルーフモールを用いなくても済み、取付け作業性が良い、という優れた効果を有する。
請求項2記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、車両の軽量化を図ることができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、固定部材を介してサイドメンバアウタパネルにルーフパネルを係合させることができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、サイドメンバアウタパネルに対するルーフパネルの車両幅方向の位置ズレを吸収することができる、という優れた効果を有する。
請求項5記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、固定部材にルーフパネルを係止させた状態で、サイドメンバアウタパネルに対するルーフパネルの車両前後方向の位置ズレを吸収することができる、という優れた効果を有する。
請求項6記載の発明に係る車両用ルーフ接合構造は、サイドアウタパネルに対するルーフパネルの車両前後方向の位置のバラツキを吸収することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態の車両用ルーフ接合構造が適用された車両の上部を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿って切断したときの車両用ルーフ接合構造を示す縦断面図である。 本実施形態に係る車両用ルーフ接合構造の構成を示す分解斜視図である。 図2の4−4線に沿って切断したときの長穴部とスタッドボルトとの関係を示す縦断面図である。 本実施形態に係る車両用ルーフ接合構造を構成する固定部材の変形例(1)を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用ルーフ接合構造を構成する固定部材の変形例(2)を示す図2に対応する分解斜視図である。 本実施形態に係る車両用ルーフ接合構造を構成する固定部材の変形例(2)を示す図1に対応する縦断面図である。 本実施形態に係る車両用ルーフ接合構造を構成する固定部材の変形例(3)を示す図1に対応する縦断面図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る車両用ルーフ接合構造の実施形態について説明する。なお、図中に示される矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示し、矢印FRは車両前方側を示している。
(車両用ルーフ接合構造の構成)
まず、本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフ接合構造の構成について説明する。
図1に示されるように、車両10のルーフ部11には、キャビン16(図2参照)を覆うルーフパネル12が設けられており、当該ルーフパネル12の車両幅方向の両端部には、ルーフサイドレール14が設けられている。
ルーフパネル12は、アルミニウム、アルミニウム合金、炭素繊維強化樹脂(CFRP)等の軽量材で形成されている。一方、ルーフサイドレール14は、図2に示されるように、車両幅方向内側に配置されたレールインナパネル18と車両幅方向外側に配置されたサイドメンバアウタパネルとしてのサイドアウタパネル20とを含んで構成されており、これらの部材は、鋼板製のパネルで形成されている。なお、ここでは図示はされていないが、レールインナパネル18とサイドアウタパネル20との間にレールアウタリインフォースが配設される場合もある。
レールインナパネル18は、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜すると共に、サイドアウタパネル20との間で閉断面部22を形成する本体部18Aを備えている。この本体部18Aの上端部(車両幅方向内縁部)からは、車両幅方向内側へ向かって略水平に延びる内側フランジ部18Bが設けられている。また、図示はしないが、本体部18Aの下端部(車両幅方向外縁部)には、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜する外側フランジ部が形成されている。
一方、サイドアウタパネル20は、車両幅方向外側へ膨出し、レールインナパネル18の本体部18Aを車両幅方向外側から覆い意匠部を成す本体部20Aを備えている。本体部20Aにおける車両幅方向内側には、車両上下方向下方側へ向かうにつれて車両幅方向内側へ向かって傾斜する傾斜壁20A1が設けられており、当該傾斜壁20A1にルーフパネル12が当接するようになっている(後述する)。
また、本体部20Aの車両幅方向内端部からは、車両幅方向内側へ向かって略水平に延び、内側フランジ部18Bの上に重なる内側フランジ部20Bが延出されている。この内側フランジ部20Bの上面20B1からは、車両上下方向に沿って突出部としてのスタッドボルト24が突出しており、当該スタッドボルト24は車両前後方向に沿って所定のピッチで配置されている。さらに、図示はしないが、本体部20Aの車両幅方向外端部からは、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜し、レールインナパネル18に形成された外側フランジ部の上に重なる外側フランジ部が形成されている。
上記のレールインナパネル18の内側フランジ部18Bと、サイドアウタパネル20の内側フランジ部20Bとは、互いに重ね合わされてスポット溶接等により結合される。同様に、レールインナパネル18の外側フランジ部と、サイドアウタパネル20の外側フランジ部とは、互いに重ね合わされてスポット溶接等により結合される。なお、レールインナパネル18とサイドアウタパネル20との間にレールアウタリインフォースが配設される場合は、レールアウタリインフォースも含め互いにスポット溶接等により結合される。
一方、ルーフパネル12は、車両上方側へ凸となる緩やかな湾曲形状に形成されており、キャビン16を車両上方側から覆う意匠部を成している。ルーフパネル12の車両幅方向の両端部には、ルーフパネル12の裏面側(車両上下方向下方側)において当該ルーフパネル12の車両幅方向内側へ向かって屈曲する屈曲片としての係止片26が設けられている。この係止片26における上部には屈曲部26Aが設けられている。サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1は、当該係止片26と車両幅方向に対向して設けられており、当該傾斜壁20A1に屈曲部26Aが当接する。
係止片26は、当該屈曲部26A以外に、第1係止部26Bと第2係止部26Cとを含んで構成されている。第1係止部26Bは、屈曲部26Aから車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって傾斜した状態で形成されている。また、第2係止部26Cは、第1係止部26Bの車両幅方向内側端部26B1から車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって傾斜した状態で形成されている。
第2係止部26Cは、第1係止部26Bよりも起立した状態とされており、第2係止部26Cには、車両前後方向に沿った所定の位置で車両上下方向下方を開口とする矩形状の切欠き部26C1(図3参照)が複数形成されている。
ここで、本実施形態では、図3に示されるように、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との間に配置される樹脂製の固定部材28が設けられており、当該固定部材28はルーフパネル12の切欠き部26C1内に配置される。
この切欠き部26C1における車両前後方向に沿った長さL1は、サイドアウタパネル20に対してルーフパネル12の基準位置となる部分では、固定部材28の車両前後方向の長さLと略同じになるように設定されている(L≒L1)。
そして、基準位置以外の部分では、固定部材28の長さLよりも切欠き部26C1の長さL1の方が長くなるように設定されている(L<L1)。なお、この基準位置は、ルーフパネル12における車両前後方向の前端部、中央部又は後端部の何れかであり、車種や作業工程等によって異なる。
固定部材28について具体的に説明すると、当該固定部材28は、略直方体状を成す本体部30を備えている。図2に示されるように、本体部30の高さHは、ルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1に当接する前に、サイドアウタパネル20の内側フランジ部20Bに当接しないように設定されている。
本体部30の上面30Aは、ルーフパネル12における車両幅方向両端側の形状に合わせて形成されており、当該上面30Aには接着剤32が設けられている。ここでの接着剤32はルーフパネル12をサイドアウタパネル20に取付けた後の工程となる塗装炉で熱硬化するタイプのものが使用される。
なお、接着剤32以外にも両面テープが用いられても良い。両面テープの場合、中間層にアクリルフォーム部を有してサイドアウタパネル20に対するルーフパネル12の車両前後方向の位置のバラツキを吸収できるようにする。この接着剤32を介して固定部材28がルーフパネル12に固定される。
また、固定部材28において、サイドアウタパネル20の内側フランジ部20Bと対向する本体部30の底部中央部には、車両幅方向に沿って長い長穴部34が形成されている。図4に示されるように、長穴部34の長手方向に対して直交する幅方向の寸法fは、スタッドボルト24のネジ径φsと略同じ寸法(f=φs)となるように設定されている。また、長穴部34の長手方向に沿った方向の寸法dは、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との間で生じるバラツキ(α)を考慮した寸法(d=φs+α)となるように設定されている。なお、ここでのバラツキとは、ルーフパネル12やサイドアウタパネル20自体の寸法のバラツキ、及びルーフパネル12をサイドアウタパネル20に組み付ける際のバラツキ等の総和である。
図2に示されるように、長穴部34の長手方向に沿った内壁面34Aには、長穴部34内へ向かって突出するセレーションなどの爪部34A1が車両上下方向に沿って複数形成されている。これにより、スタッドボルト24の凹凸部としてのネジ部24Aが長穴部34の深さ方向に沿ったどの位置においても当該爪部34A1に係合可能とされる。
また、長穴部34は車両幅方向に沿って長く形成されているため、当該長穴部34の位置が長穴部34内においてスタッドボルト24に対してズレていたとしても、スタッドボルト24のネジ部24Aと爪部34A1とは係合される。なお、長穴部34の内縁部には面取り部34Bが設けられており、スタッドボルト24の先端部が長穴部34内へ挿入され易くなっている。
さらに、長穴部34は、サイドアウタパネル20の内側フランジ部20Bに設けられたスタッドボルト24が挿入可能な深さDとなるように設定されている。具体的に説明すると、長穴部34の深さDは、ルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1に当接する前にスタッドボルト24の先端部が長穴部34の奥壁34Cに当接しないように設定されている。
一方、本体部30における車両幅方向外側に配置される外側壁30B(説明の便宜上、図示しており仮想線で示す)には、係止部36が設けられている。係止部36には車両外側へ向かって張り出す挟持片38、40が車両上下方向に配置され、当該挟持片38、40は外側壁30Bにおける車両前後方向の全域に亘って形成されている。そして、挟持片38と挟持片40の間には、ルーフパネル12の係止片26が挿入可能とされている。
挟持片38は車両前面視で略V字状を成しており、本体部30の外側壁30Bの上部から車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向下方へ向かって傾斜する傾斜部38Aを備えている。傾斜部38Aの下端部は挟持部38Bとされ、当該挟持部38Bからは、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ向かって傾斜する傾斜部38Cが延出されている。
なお、傾斜部38Cの上端部38C1は、固定部材28の本体部30の上面30Aよりも低い位置となるように設定されている。これにより、ルーフパネル12の係止片26に固定部材28が係止された状態で、傾斜部38Cの上端部38C1がルーフパネル12と干渉しないようになっている。
一方、挟持片40は車両前面視で略Z字状を成しており、本体部30の外側壁30Bの下部から車両幅方向外側へ向かうと共に車両上下方向下方側へ向かって凸状となるように湾曲する湾曲部40Aを備えている。湾曲部40Aの先端部40A1には、車両上下方向上方側へ向かって起立する縦壁部40Bが設けられている。
この縦壁部40Bの上端部には、車両幅方向外側へ向かって屈曲して、挟持片38における挟持部38B及び傾斜部38Cと対向する受部40Cが設けられている。傾斜部38Cと受部40Cの間を係止片26が挿入可能とされ、当該係止片26は、挟持部38Bと受部40Cとで挟持されるようになっている。
なお、受部40Cの先端部40C1は、ルーフパネル12の係止片26に固定部材28が係止された状態で、ルーフパネル12の屈曲部26Aよりも車両幅方向外側に突出しないように設定されている。これにより、ルーフパネル12がサイドアウタパネル20に取り付ける際、受部40Cの先端部40C1がサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1と干渉しないようになっている。
また、本体部30の外側壁30Bの中央部からは、突部42が突出し、外側壁30Bにおける車両前後方向の全域に亘って形成されている。突部42は車両前面視で略三角形状を成しており、頂部42Aが挟持片40に設けられた湾曲部40Aの先端部40A1側へ向かって形成されている。
これにより、本体部30の外側壁30Bと挟持片40の縦壁部40Bとの間の隙間は、突部42の頂部42Aが設けられた箇所では狭くなっている。当該頂部42Aと縦壁部40Bとの間を係止片26が挿入可能とされ、当該係止片26における第2係止部26Cが湾曲部40Aに当接することで、当該第2係止部26Cは車両上下方向下方側へ向かう移動が規制されている。
そして、第2係止部26Cが車両上下方向下方側へ向かう移動を規制された状態で、突部42と縦壁部40Bとの間で当該第2係止部26Cが挟持されると共に、挟持部38Bと受部40Cとの間で第1係止部26Bは挟持されている。
この状態で、挟持片38とルーフパネル12の裏面12Aとの間には、空間Raが設けられ、挟持片40とサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1との間には、空間Rbが設けられる。なお、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との境界部には、シーラ44が塗布されている。
(車両用ルーフ接合構造の作用・効果)
次に、車両用ルーフ接合構造の作用・効果について説明する。
まず、図3に示すルーフパネル12の切欠き部26C1の位置に合わせて、ルーフパネル12の裏面12Aに固定部材28を取付ける。具体的に説明すると、固定部材28の挟持片38と挟持片40の間にルーフパネル12の係止片26を挿入させる。図2に示されるように、挟持片40の湾曲部40Aに係止片26の第2係止部26Cを当接させた状態で、突部42と縦壁部40Bとの間で当該第2係止部26Cが挟持されると共に、挟持部38Bと受部40Cとの間で第1係止部26Bが挟持される。
このとき、固定部材28の本体部30の上面30Aに設けられた接着剤32がルーフパネル12の裏面12Aに接着される。なお、この段階では、当該接着剤32は硬化されていないため、接着剤32がルーフパネル12の裏面12Aに当接しても当該接着剤32を介して固定部材28はルーフパネル12の面方向で移動可能な状態である。
次に、図示はしないが、固定部材28が係止されたルーフパネル12をサイドアウタパネル20に取付ける。このとき、固定部材28に形成された長穴部34内へサイドアウタパネル20の内側フランジ部20Bに設けられたスタッドボルト24が挿入される。
具体的には、図2に示されるように、スタッドボルト24のネジ部24Aが長穴部34の内壁面34Aに形成された爪部34A1に係合される。これにより、固定部材28が抜け止めされ、スタッドボルト24及び固定部材28を介して、ルーフパネル12がサイドアウタパネル20に固定される。このように、固定部材28の長穴部34がスタッドボルト24に係合されることで、ルーフパネル12をサイドアウタパネル20に取付けることができるため、組み付け作業性が良い。
ここで、長穴部34は車両幅方向に沿って長く形成されている。一方、サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1は、車両上下方向下方側へ向かうにつれて車両幅方向内側へ向かって傾斜している。すなわち、サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1の高さ方向(車両上下方向)の位置によってスタッドボルト24に対する固定部材28の車両幅方向の位置は異なる。このため、固定部材28に長穴部34を形成することで、当該長穴部34によって固定部材28のサイドアウタパネル20の高さ方向に対するズレ量が吸収される。
ルーフパネル12がサイドアウタパネル20に固定された状態で、挟持片38とルーフパネル12の裏面12Aとの間に設けられた空間Ra及び挟持片40とサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1との間に設けられた空間Rb内に構造用接着剤を充填させても良い。これにより、ルーフパネル12を補強することができる。
そして、ルーフパネル12がサイドアウタパネル20に固定された状態では、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20の境界部にシーラ44が塗布される。これにより、当該境界部を通じて水が浸入しないようにされている。
本実施形態では、ルーフパネル12の車両幅方向両端部に、車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって屈曲する係止片26が設けられている。一方、サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1には、当該係止片26の屈曲部26Aが当接するようになっている。
この屈曲部26Aの車両幅方向内側には固定部材28が固定されており、当該固定部材28は車両前後方向に沿って複数配置されている。そして、この固定部材28は、ルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1に当接された状態で、当該サイドアウタパネル20に固定されるようになっている。
つまり、ルーフパネル12の屈曲部26Aがサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1に当接するように、固定部材28を介してルーフパネル12をサイドアウタパネル20に固定させる(接合させる)。これにより、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との間の隙間を小さくすることができる。
その結果、図示はしないが、当該隙間を隠すためのルーフモールが不要となる。これにより、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との間にルーフモールを取付ける作業が不要になり、作業性が向上すると共に、コストダウンを図ることができる。
また、固定部材28を介してルーフパネル12をサイドアウタパネル20に固定させるようにすることで、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20とで異種材料で形成することもできる。具体的な例として、本実施形態では、ルーフサイドレール14は鋼板で形成されているが、ルーフパネル12には、アルミニウム、アルミニウム合金、炭素繊維強化樹脂(CFRP)等の軽量材が用いられている。このように、ルーフパネル12の材料を鋼板からアルミニウム等に変更することによって、車両10の軽量化及び操縦安定性の向上を図ることができる。
ここで、異種金属で形成された部材同士を接触させる場合、両部材の接触面が水などによって濡れていると、両部材において電位差が生じ、どちらか一方の金属が錆びることがある(いわゆる電食)。しかし、本実施形態では、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20の境界部にシーラ44が塗布されることで、当該境界部を通じて水が浸入しないようになっているため、このような問題は生じ難い。
また、本実施形態では、固定部材28は、係止部36としての挟持片38、40と係合部としての長穴部34とを含んで構成されている。挟持片38、40は、ルーフパネル12の係止片26に係止され、長穴部34はサイドアウタパネル20に設けられたスタッドボルト24に係合されるようになっている。
挟持片38、40がルーフパネル12の係止片26に係止された状態で、長穴部34がサイドアウタパネル20のスタッドボルト24に係合されることによって、当該固定部材28を介してルーフパネル12がサイドアウタパネル20に固定されることになる。つまり、溶接等の作業を伴うことなく、ルーフパネル12をサイドアウタパネル20に固定させることができるため、作業性が良く、その分のコストを削減することができる。
さらに、本実施形態では、長穴部34はルーフパネル12の車両幅方向に沿って延在されている。この長穴部34の内壁面34Aには深さ(D)方向に沿って爪部34A1が複数形成され、当該爪部34A1がスタッドボルト24のネジ部24Aに係合されるようになっている。
このため、挟持片38、40がルーフパネル12の係止片26に係止された状態で、長穴部34内にスタッドボルト24を挿入させるが、長穴部34に対するスタッドボルト24の位置により、サイドアウタパネル20における車両幅方向に対してルーフパネル12が位置決めされる(後述する)。
また、スタッドボルト24のネジ部24Aに係合される爪部34A1における深さ(D)方向の位置により、サイドアウタパネル20における車両上下方向に対してルーフパネル12が位置決めされる。
ここで、サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1は、車両上下方向下方側へ向かうにつれて車両幅方向内側へ向かって傾斜している。このため、当該傾斜壁20A1に対してルーフパネル12の屈曲部26Aが当接する位置(車両上下方向の位置)によって、スタッドボルト24に対する固定部材28の車両幅方向に沿った位置が異なることになる。
したがって、上述のように、固定部材28に車両幅方向に沿った長穴部34が形成されることによって、当該固定部材28を介してサイドアウタパネル20にルーフパネル12を係合させた状態で、サイドアウタパネル20に対するルーフパネル12の車両幅方向の位置ズレを吸収することができる。
本実施形態では、ルーフパネル12の係止片26を挟持片38、40で車両上下方向に挟持するようになっている。このため、挟持片38、40を介して、固定部材28がルーフパネル12の係止片26に係止された状態で、固定部材28はルーフパネル12に対して車両上下方向に沿った移動は規制されるが、基準位置以外の部分において車両前後方向に沿った移動は可能である。
このため、サイドアウタパネル20にルーフパネル12を取付ける際に、固定部材28を介して、ルーフパネル12をサイドアウタパネル20の車両前後方向で位置ズレを吸収することができる。つまり、固定部材28をルーフパネル12に係止させた状態で、サイドアウタパネル20に対するルーフパネル12の車両前後方向の位置ズレを吸収することができる。
(本実施形態の変形例)
(1)上記の実施形態では、図3に示されるように、固定部材28には、車両幅方向に沿って長い長穴部34が形成されているが、当該長穴部34は閉断面とされている。しかし、図5に示す固定部材50のように、開断面となるように長穴部52が形成されても良い。図2に示されるように、長穴部34内には、爪部34A1が形成されているため、閉断面の場合、当該固定部材20を形成するための金型において、この部分はいわゆるアンダーカット部となってしまう。このため、当該固定部材20における金型機構が複雑になる。一方、長穴部52を開断面で形成すると、固定部材50を形成するための金型では、アンダーカット部とならない。したがって、当該固定部材50における金型機構が簡易になり、金型費用を削減することができる。また、簡易的な金型機構により、固定部材50の量産性を向上させることができる。
(2)また、本実施形態では、図3に示されるように、サイドアウタパネル20にスタッドボルト24が設けられている例について説明したが、サイドアウタパネル20に対して固定部材28を係合させることができれば良いためこれに限るものではない。例えば、図6に示されるように、インサート成形により固定部材54側にボルト56が設けられていても良い。この場合、サイドアウタパネル58の内側フランジ部58Aには当該ボルト56が係合される被係合部としての長穴部60が形成され、ボルト56は長穴部60の内縁部と係合することになる。
また、長穴部60はレールインナパネル62の内側フランジ部62Aにも形成されることになる。この場合、サイドアウタパネル58とレールインナパネル62との製造上のバラツキを考慮して、サイドアウタパネル58側に形成された長穴部60Aの方が、レールインナパネル62側に形成された長穴部60Bよりも車両幅方向で大きくなるように設定される。なお、図6では切欠き部26C1(図3参照)の図示を省略している。
(3)また、ここでは、インサート成形により固定部材54側にボルト56が設けられた例について説明したが、図8に示されるように、固定部材64にボルト部66が形成されても良いのは勿論のことである。
(4)さらに、本実施形態では、図2に示されるように、ルーフパネル12の係止片26における屈曲部26Aは、サイドアウタパネル20の傾斜壁20A1に当接するようになっている。つまり、本実施形態では、屈曲部26Aはサイドアウタパネル20の傾斜壁20A1における車両前後方向の略全域に亘って当接している。
しかし、ルーフパネル12とサイドアウタパネル20との間の隙間を小さくすることができれば良いため、ルーフパネル12をサイドアウタパネル20に必ずしも当接させる必要はなく、シーラ44が落下しない範囲内であれば近接させた状態で良い。つまり、ここでの「近接」とは、シーラ44が落下しない範囲内の隙間をいい、ルーフモールを使用しなくても良い程度の狭い隙間のことである。なお、傾斜壁20A1における車両前後方向に沿って屈曲部26Aが断続的に当接していても良い。
(5)また、本実施形態では、図2に示されるように、固定部材28の係止部36が挟持片38と挟持片40とで構成され、ルーフパネル12に形成された係止片26に係止されるようになっている。しかし、本発明では、係止片26に固定部材28を係止させることができれば良いためこれに限るものではない。例えば、係止部が1つの挟持片で構成されても良い。また、係止部が挟持片以外のもので構成されても良いのは勿論のことである。
(6)さらにまた、本実施形態では、固定部材28に長穴部34を設け、サイドアウタパネル20に設けられたスタッドボルト24に係合させるようになっている。しかし、本発明は、サイドアウタパネル20に設けられた被係合部に固定部材28を係合させることができれば良いため、これに限るものではない。また、被係合部においてもボルトに限るものではなく、爪状部が形成されていれば良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
12 ルーフパネル
20 サイドアウタパネル(サイドメンバアウタパネル)
20A1 傾斜壁
20B 内側フランジ部
24 スタッドボルト(突出部、被係合部)
24A ネジ部(凹凸部、被係合部)
26 係止片(屈曲片)
26A 屈曲部
28 固定部材
34 長穴部(穴部、係合部)
34A 内壁面
34A1 爪部(係合部)
36 係止部
38 挟持片(係止部)
40 挟持片(係止部)
50 固定部材
52 長穴部(係合部)
54 固定部材
56 ボルト(係合部)
58 サイドアウタパネル(サイドメンバアウタパネル)
58A 内側フランジ部
60 長穴部(被係合部)
64 固定部材
66 ボルト部(係合部)

Claims (6)

  1. 車両幅方向端部において車両上下方向下方側かつ車両幅方向内側へ向かって屈曲する屈曲片が形成されたルーフパネルと、
    前記ルーフパネルの車両幅方向外側において車両前後方向に沿って延在され、傾斜壁を備えたサイドメンバアウタパネルと、
    前記ルーフパネルおける前記屈曲片の根元に位置する屈曲部の車両幅方向内側に固定されると共に車両前後方向に沿って複数配置され、前記屈曲部を前記サイドメンバアウタパネルに当接又は近接させた状態で当該サイドメンバアウタパネルに固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材に設けられ、前記屈曲片を係止する係止部と、
    前記固定部材に設けられ、前記サイドメンバアウタパネルに設けられた被係合部に係合される係合部と、
    を有する車両用ルーフ結合構造。
  2. 前記ルーフパネルと前記サイドメンバアウタパネルとは異種材料で形成されている請求項1に記載の車両用ルーフ結合構造。
  3. 前記被係合部は、
    前記サイドメンバアウタパネルにおいて車両幅方向内側へ向かって延出された内側フランジ部の上面から突出する突出部と、
    前記突出部の外側に形成された凹凸部と、
    を含んで構成され、
    前記係合部は、
    前記内側フランジと対向する面に設けられ前記突出部が挿入可能な穴部と、
    前記穴部の内壁面において当該穴部の深さ方向に沿って複数形成され、前記凹凸部が係合されると共に前記突出部に対して抜け止めされる爪部と、
    を含んで構成されている請求項2に記載の車両用ルーフ結合構造。
  4. 前記穴部が車両幅方向に沿って延在する長穴部として形成されている請求項3に記載の車両用ルーフ結合構造。
  5. 前記係止部は、前記屈曲片を車両上下方向に挟持する挟持片で構成されている請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の車両用ルーフ結合構造。
  6. 前記ルーフパネルは前記固定部材の上面に接着剤で接着されている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用ルーフ結合構造。
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