JP2008222177A - 車体の異種金属板接合構造 - Google Patents

車体の異種金属板接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008222177A
JP2008222177A JP2007067453A JP2007067453A JP2008222177A JP 2008222177 A JP2008222177 A JP 2008222177A JP 2007067453 A JP2007067453 A JP 2007067453A JP 2007067453 A JP2007067453 A JP 2007067453A JP 2008222177 A JP2008222177 A JP 2008222177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side member
adhesive
vehicle body
metal plate
dissimilar metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007067453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4801614B2 (ja
Inventor
Takayuki Yamada
孝行 山田
Mitsuhiko Ueki
光彦 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007067453A priority Critical patent/JP4801614B2/ja
Publication of JP2008222177A publication Critical patent/JP2008222177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4801614B2 publication Critical patent/JP4801614B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ルーフパネルとレールサイドアウタの隙間全体に接着剤を十分に充填することを可能にするとともに、シール剤の塗布作業の作業性の向上を図ることを可能にする。
【解決手段】鋼板で形成された車体11側の一方側部材41と、軽金属板で形成された他方側部材23とを接着剤14若しくはシール剤17を併用して機械的に接合する車体の異種金属板接合構造10において、他方側部材23の先端部24で、且つ一方側部材41と他方側部材23との間に、他方側部材23の先端部24を曲線状で且つ連続的に曲げ形成することで第1〜第3の隙間部37〜39を設け、これらの第1〜第3の隙間部37〜39の一方側部材41からの高さを、h1〜h3とするときに、これらの高さh1〜h3が、h3>h1>h2の関係に設定され、一方側部材41に、接着剤14を介して他方側部材23を合わせた。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋼板で形成された車体側部材に、軽金属で形成されたルーフパネルなどの部材を取付けるときに軽金属で形成された部材のエッジ部をシールする車体の異種金属板接合構造に関するものである。
車体の異種金属板接合構造として、車体の軽量化のために、鋼板で形成された車体の一部にアルミニウムなどの軽金属で形成された部材を用いるものがある。
このような車体の異種金属板接合構造では、鋼板で形成された車体側の一方側部材若しくは軽金属で形成された他方側部材に接着剤が塗布され、これらの一方側部材と他方側部材とを接着剤を介して合わせ、溶接やリベットなどによる機械的結合を行う。このときに、軽金属の板材の先端部を十分にシールし、電食に対する防錆性を向上するようにしていた。
このような車体の異種金属板接合構造として、鋼板で形成された車体に、アルミニウムで形成されたルーフパネルを取付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−274428公報(第5頁、図2)
特許文献1の技術を説明する。
図8は従来の車体の異種金属板接合構造を説明する断面図である。
車体の異種金属板接合構造110は、鋼板で形成されたルーフレール111のレールサイドアウタ112に、アルミニウム(軽金属)で形成されたルーフパネル113を取付けるものであり、ルーフパネル113のフランジ115に、下方に向かって所定距離だけ突出された突出部116を形成し、突出部116の両側に凹部117,118を設け、これらの凹部117,118とレールサイドアウタ112のフランジ114との間に接着剤121,122を介在させ、突出部116とレールサイドアウタ112のフランジ114とを機械的に接合し、ルーフパネル113のフランジ115の先端部123とレールサイドアウタ112とにシール剤124を塗布するものである。なお、ルーフレール111は、レールサイドアウタ112と、レールサイドインナ126とから構成される。
しかし、車体の異種金属板接合構造110では、アルミニウム製のルーフパネル113の下方に向けて形成した突出部116と鋼板製のルーフサイドアウタ112との接合時に押出された接着剤121,122がルーフパネル113とルーフサイドアウタ112との隙間に充填される際に、車幅方向に接着剤が広がるだけの構造であるため、隙間に空間などが発生し、隙間全体に充填させることは困難であった。
また、車体の異種金属板接合構造110では、ルーフパネル113のフランジ115の先端部123とレールサイドアウタ112の間にシール剤を塗布するため、塗布精度が要求され、生産上、速い塗布作業にて対応することができなかった。
本発明は、ルーフパネルとレールサイドアウタの隙間全体に接着剤を十分に充填させることができるとともに、シール剤の塗布作業の作業性の向上を図ることができる車体の異種金属板接合構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、鋼板で形成された車体側の一方側部材と、軽金属板で形成された他方側部材とを接着剤若しくはシール剤を併用して機械的に接合する車体の異種金属板接合構造において、他方側部材の先端部で、且つ一方側部材と他方側部材との間に、他方側部材の先端部を曲線状で且つ連続的に曲げ形成することで第1〜第3の隙間部を設け、これらの第1〜第3の隙間部の一方側部材からの高さをh1〜h3とするときに、これらの高さh1〜h3が、h3>h1>h2の関係に設定され、一方側部材に、接着剤を介して他方側部材を合わせることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、先端部を、一方側部材から離間する方向に指向させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、鋼板で形成された車体側の一方側部材と、軽金属板で形成された他方側部材とを接着剤若しくはシール剤を併用して機械的に接合する。
このときに、他方側部材の先端部で、且つ一方側部材と他方側部材との間に、他方側部材の先端部を曲線状で且つ連続的に曲げ形成することで第1〜第3の隙間部を設け、これらの第1〜第3の隙間部の一方側部材からの高さをh1〜h3とするときに、これらの高さh1〜h3を、h3>h1>h2の関係に設定した。
これにより、一方側部材に、接着剤を介して他方側部材を合わせるときに、接着剤が押圧され他方側部材に向け広がる際に、接着剤は、高さh1を有する第1の隙間部に侵入し、第1の隙間部と一方側部材間の隙間が充填され、充填後に高さh1よりも低い高さh2に設定された第2の隙間部を通り、一番高い高さh3に設定された第3の隙間部に広がる。
第1の隙間部と第3の隙間部との間に、これらの高さh1,h3よりも低い高さh2に設定された第2の隙間部が設定されることで、第1の隙間部の接着剤の圧力を高めることができる。この結果、接着剤が一方側部材と他方側部材との間に確実に充填され、気泡の発生も防ぐことができる。
また、第2の隙間部では接着剤の流動速度が速くなり、第2の隙間部に侵入する接着剤の初期段階の流動速度が速まり、接着剤の上方への広がりを促進することが可能となる。これにより、第2の隙間部への接着剤の充填も確実に行うことができる。この結果、防錆性の向上を図ることができる。
さらに、第1〜第3の隙間部が形成されることで、接着剤の保持性が向上して異種金属板接合時の接着剤による汚れを防止することができる。これにより、異種金属板接合構造の品質の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明では、先端部を、一方側部材から離間する方向に指向させたので、例えば、シール剤を塗布するときにガイドにすることができ、シール剤の塗布作業の作業性の向上を図ることができる。また、シール剤塗布後のシール剤の保持性を高めることもできる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体の異種金属板接合構造を採用した車体の斜視図であり、図2は図1の2−2線断面図であり、車体の異種金属板接合構造10を示す。図3は図2の3拡大図である。
車体11は、鋼板にて形成されたルーフレール13と、このルーフレール13に接着剤14を介して取付けられるアルミニウム合金板などの軽金属板で形成されたルーフパネル15とを備えている。
ルーフレール13は、鋼板にて形成されたレールサイドインナ18と、このレールサイドインナ18に溶接され、組合わされるレールサイドアウタ19とからなる。
車体の異種金属板接合構造10は、レールサイドインナ18と、鋼板製のレールサイドアウタ19と、このレールサイドアウタ19に接着剤14を介して取付けられる軽金属製のルーフパネル15と、ルーフレール13のレールサイドアウタ19廻りに塗布されるシール剤(シーラ)17とから構成される。
ルーフパネル15は、車体11の天井部分を覆うパネル本体21と、このパネル本体21から垂下した垂下壁22と、この垂下壁22から連続的に略水平に延ばしたパネル側フランジ23とを備える。
パネル側フランジ23は、平坦面にて構成されるフランジ本体29と、このフランジ本体29から連続的に形成された先端部24とを有する。
レールサイドインナ18は、レールサイドアウタ19の外装壁43に略平行に形成された内壁46と、この内壁46から連続的に形成され、レールサイドアウタ19のレール側フランジ41に溶接される溶接面47と、この溶接面47から斜めに立上げられた斜面壁48とを備える。
レールサイドアウタ19は、接着剤14が塗布されるレール側フランジ41と、このレール側フランジ41から立上げられた縦壁部42と、この縦壁部42から連続的に車幅外方に向けて形成された外装壁43とを備える。
レール側フランジ41は、鋼板で形成される車体11側の一方側部材に相当し、パネル側フランジ23は、軽金属板で形成される他方側部材に相当する。
すなわち、車体の異種金属板接合構造10は、鋼板で形成された車体10側の一方側部材41と、軽金属板で形成された他方側部材23とを接着剤14若しくはシール剤17を併用して機械的に接合するための構造である。
図4は図2に示される車体の異種金属板接合構造の先端部の説明図である。
先端部24は、内側凹部33と、中央凸部34と、外側凹部35と、角部36とがこの順で連続的に形成される。
内側凹部33、中央凸部34及び外側凹部35は、連続的な第1〜第7の曲線51〜57で構成される部分である。
角部36は、レールサイドアウタ19のレール側フランジ41から離間する方向に向けて指向する。
内側凹部33と一方側部材41とで第1の隙間部37が構成され、中央凸部34と一方側部材41とで第2の隙間部38が構成され、外側凹部35と一方側部材41とで第3の隙間部39が構成される。
所定加圧圧着時の第1〜第3の隙間部37〜39の一方側部材41からの高さを、h1〜h3とするときに、高さh1〜h3は、h3>h1>h2の関係に設定される。
これにより、一方側部材41に、接着剤14を介して他方側部材23を合わせるときに、接着剤14が押圧され他方側部材23に向け広がる際に、接着剤14は、高さh1を有する第1の隙間部37に侵入し、第1の隙間部37と一方側部材41間に接着剤14が充填され、充填後に高さh1よりも低い高さh2に設定された第2の隙間部38を通り、一番高い高さh3に設定された第3の隙間部39に広がる。
第1の隙間部37と第3の隙間部39との間に、これらの高さh1,h3よりも低い高さh2に設定された第2の隙間部38が設定されることで、第1の隙間部37よりも内方の接着剤14の圧力を高めることができる。この結果、接着剤14が一方側部材41と他方側部材23との間に確実に充填され、気泡の発生も防ぐことができる。
なお、一番低い高さh2を有する第2の隙間部38は、第1.第3の隙間部37,39で挟まれたくびれ部分であり、接着剤14の流速が速まる部分である。
図5(a),(b)は図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤に作用する力を説明する説明図であり、(a)は実施例の車体の異種金属板接合構造10を示し、(b),(c)は比較例の車体の異種金属板接合構造100を示す。
(a)において、他方側部材23の先端部24を取去ったときにできる仮想端部27を想定し、接着剤14が他方側部材23の仮想端部27からはみ出す際の接着剤14に作用する力を考察する。
一方側部材(レール側フランジ)41に他方側部材(パネル側フランジ)23を矢印e1の如く押圧すると、接着剤14の粘性(粘度)により、接着剤14の圧力Pが発生する。この圧力Pは、仮想端部27の外方に向かう水平成分P1と、他方側部材23の外方に向かう垂直成分P2とに分散することができる。力P1は、接着剤14を他方側部材23の先端部24に向けて移行させる力として作用し、力P2は他方側部材23に密着する力として作用する。
また、幾何学的な条件として他方側部材(レール側フランジ)23における接着剤14の塗布面44と接着剤14の端部における傾斜面とのなす角を接触角θ1とするときに、この接触角θ1が鋭角に保たれる必要がある。接触角θ1(濡れ性)は、接着剤14及び一方側部材41(鋼板)の表面張力、接着剤14及び一方側部材41の界面状態、接着剤14及び一方側部材41の温度差により決定される。
なお、接着剤14のはみ出し時に発生する上方への力はP2=Pcosθ1で表現することができ、この力P2は、接触角θ1を小さく保つほど大きくすることができる。
(b)において、車体の異種金属板接合構造100の接着剤103の塗布状態を示す。
すなわち、一方側部材(一方側フランジ)101の長手方向全体に充填されるように、塗布位置及び量を設定し接着剤103を塗布する。
(c)において、一方側部材(一方側フランジ)101に他方側部材(他方側フランジ)102を、矢印f1の如く押圧する。接着剤103は他方側部材102の先端部104側に広がり、硬化する。すなわち、比較例の車体の異種金属板接合構造100では、接着剤103が押出され、はみ出す際に、接着剤103に上方への力が働かない。
図6(a)〜(c)は図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤の移行初期段階を示す説明図である。
(a)において、一方側部材(レール側フランジ)41に接着剤14が塗布され、他方側部材23が接着剤14を介して一方側部材41に合わせられる。
スポット溶接やリベット等で加圧圧着接合する接合の初期段階に、一方側部材41と他方側部材23に介在させた接着剤14は隙間が減少されるため、他方側部材23の先端部24の外方に押出される。
接着剤14の端部16の他方側部材23側では、力Qが作用する。塗布時に形成された接触角θ1は、はみ出し初期の段階では、大きく変化しないため、小さいまま保たれる。そのため、力Qは、他方側部材23の先端部24に向かう水平成分Q1と、他方側部材23へ向かう垂直成分Q2とが作用することができ、水平成分Q1により接着剤14は他方側部材23の先端部24方向に広がるとともに、垂直成分Q2により第1の隙間部37に充填されていく。
(b)において、加圧圧着が進んではみ出し量が多くなると、接触角θ1は大きくなるので(a)に示された力Qは低下して、他方側部材23の先端部24方向へと広がり、他方側部材23の方向への押圧力は低下する。しかし、(c)で説明するように、中央凸部34で第1の隙間部37を包囲する構造なので、第1の隙間部37内の接着剤14の充填が確実に遂行される。
(c)において、所定加圧圧着時の第1〜第3の隙間部37〜39の一方側部材41からの高さを、h1〜h3とするときに、これらの高さh1〜h3は、h3>h1>h2の関係に設定されているで、中央凸部34で第1の隙間部37の接着剤14を包囲することができる。すなわち、第1の隙間部37の内圧Paが上がるので、充填が確実に実施されるとともに、気泡等の内部欠損も防止できる。
さらに、第1の曲がり部33で接着剤14を包囲することによる反力Rが発生し、反力Rの水平成分をR1、反力Rの垂直成分をR2とするときに、垂直成分R2は一方側部材41方向に向かう力として作用する。また、第2の隙間部38では、高さh2が最小であるのでベルヌーイの定理により、接着剤14の流速変化が発生する(流速が大きくなる)。これにより、一方側部材41の塗布面44の接着剤14は他方側部材23の先端部24方向に移動され、接触角θ1は、再び小さくなるように変化することができる。
図7(a),(b)は図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤の移行最終段階を示す説明図である。
(a)において、第2の隙間部38で接触角θ1が再び小さくなるように変化したので、図6(a)と同様に第2の隙間部38では、他方側部材23の先端部24に向かう力と、他方側部材23へ向かう力とが発生し、再び内圧を保ちつつ他方側部材23へ向けて盛り上がる力が発生し、余剰の接着剤14は第3の隙間部39へ移行する。
すなわち、図6(c)で説明したように、第2の隙間部38では接着剤14の流動速度が速くなり、第2の隙間部38に侵入する接着剤14の初期段階の流動速度が速まり、接触角θ1は、再び小さくなるように変化することで、接着剤14の端面16に作用する力の垂直成分が増加し、接着剤14の上方への広がりを促進することが可能となる。これにより、第2の隙間部38への接着剤14の充填も確実に行うことができる。この結果、防錆性の向上を図ることができる。
さらに、第1〜第3の隙間部37〜39が形成されることで、接着剤14の保持性が向上して異種金属板接合時の接着剤14による汚れを防止することができる。これにより、車両の異種金属板接合構造10の品質の向上を図ることができる。
(b)において、他方側部材(パネル側フランジ)23の先端部24に角部36設け、この角部36を、一方側部材41から離間する方向に指向させたので、例えば、シール剤17を塗布するときに先端部24をガイドにすることができ、シール剤17の塗布作業の作業性の向上を図ることができる。また、角部36を有することで、シール剤17塗布後のシール剤17の保持性を高めることもできる。
尚、本発明に係る車体の異種金属板接合構造は、図4で説明したように、一方側部材41に接着剤14を塗布したが、これに限るものではなく、他方側部材23に接着剤14を塗布するものであってもよい。
本発明に係る車体の異種金属板接合構造は、セダンやワゴンなどの乗用車において、鋼板製のレールサイドアウタに軽合金製のルーフパネルを接合するときに採用するのに好適である。
本発明に係る車体の異種金属板接合構造を採用した車体の斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3拡大図である。 図2に示される車体の異種金属板接合構造の先端部の説明図である。 図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤に作用する力を説明する説明図である。 図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤の移行初期段階を示す説明図である。 図2に示される車体の異種金属板接合構造の接着剤の移行最終段階を示す説明図である。 従来の車体の異種金属板接合構造を説明する断面図である。
符号の説明
10…車体の異種金属板接合構造、11…車体、14…接着剤、17…シール剤、23…他方側部材(パネル側フランジ)、37〜39…第1〜第3の隙間部、41…一方側部材(レール側フランジ)。

Claims (2)

  1. 鋼板で形成された車体側の一方側部材と、軽金属板で形成された他方側部材とを接着剤若しくはシール剤を併用して機械的に接合する車体の異種金属板接合構造において、
    前記他方側部材の先端部で、且つ前記一方側部材と前記他方側部材との間に、前記他方側部材の先端部を曲線状で且つ連続的に曲げ形成することで第1〜第3の隙間部を設け、
    これらの第1〜第3の隙間部の前記一方側部材からの高さをh1〜h3とするときに、これらの高さh1〜h3が、h3>h1>h2の関係に設定され、
    前記一方側部材に、前記接着剤を介して前記他方側部材を合わせることを特徴とする車体の異種金属板接合構造。
  2. 前記先端部を、前記一方側部材から離間する方向に指向させたことを特徴とする請求項1記載の車体の異種金属板接合構造。
JP2007067453A 2007-03-15 2007-03-15 車体の異種金属板接合構造 Expired - Fee Related JP4801614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007067453A JP4801614B2 (ja) 2007-03-15 2007-03-15 車体の異種金属板接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007067453A JP4801614B2 (ja) 2007-03-15 2007-03-15 車体の異種金属板接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008222177A true JP2008222177A (ja) 2008-09-25
JP4801614B2 JP4801614B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=39841265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007067453A Expired - Fee Related JP4801614B2 (ja) 2007-03-15 2007-03-15 車体の異種金属板接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4801614B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195106A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Honda Motor Co Ltd 車体上部構造
JP2013252799A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Mazda Motor Corp 車体部材の接合構造
JP2014144683A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Toyota Motor Corp 車両用ルーフ構造
JP2021123163A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 本田技研工業株式会社 車体側部構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166072U (ja) * 1984-10-05 1986-05-07
JPS61117776U (ja) * 1985-01-10 1986-07-25
JP2004130986A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kobe Steel Ltd 自動車ルーフ取り付け構造
JP2005119577A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Mitsubishi Motors Corp 車体部材の接合構造
JP2005271783A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Toyota Motor Corp 車両用ルーフ構造
JP2005306173A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Nishikawa Rubber Co Ltd 遮音性シート及びその固定方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166072U (ja) * 1984-10-05 1986-05-07
JPS61117776U (ja) * 1985-01-10 1986-07-25
JP2004130986A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kobe Steel Ltd 自動車ルーフ取り付け構造
JP2005119577A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Mitsubishi Motors Corp 車体部材の接合構造
JP2005271783A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Toyota Motor Corp 車両用ルーフ構造
JP2005306173A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Nishikawa Rubber Co Ltd 遮音性シート及びその固定方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195106A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Honda Motor Co Ltd 車体上部構造
JP2013252799A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Mazda Motor Corp 車体部材の接合構造
JP2014144683A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Toyota Motor Corp 車両用ルーフ構造
JP2021123163A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 本田技研工業株式会社 車体側部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4801614B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11235720B2 (en) Bumper crossmember
US20050140158A1 (en) Joint structure for vehicle body members
JP5900170B2 (ja) 車体部材の接合構造
JP4801614B2 (ja) 車体の異種金属板接合構造
JP5892140B2 (ja) 車体部材の接合構造の製造方法及び車体構造の製造方法
JP6048458B2 (ja) 車両用パネル接合構造
JP4767882B2 (ja) 車両の車体板材の接合構造
JP2010083248A (ja) 自動車車体の製造方法
US9121424B2 (en) Fold formation of a component connection
US20210277923A1 (en) Device and method of applying a sealant around a structural adhesive to prevent corrosion
JP2019073152A (ja) サイドレールおよびサイドレールの製造方法
JP2013013910A (ja) 車体部材の接合構造及び接合方法
JP4638215B2 (ja) 金属板接合構造
JP2008036704A (ja) アルミ製品と鋼材製品との接合用継ぎ手及びそれを用いた接合方法
JP2018134955A (ja) 車両用接合構造及び接合方法
JP2009000728A (ja) 異種金属の接合方法及び接合構造
JP2011098619A (ja) 車体接合構造及び車体接合構造の組立方法
CN209126830U (zh) 一种后纵梁接头结构及汽车
JP2015110959A (ja) 車体部材の接合構造
JP5853413B2 (ja) ダッシュパネル構造及びその製造方法
JP6112001B2 (ja) 車両用ルーフ接合構造
JP2013126679A (ja) パネルの接合構造
JP2008222176A (ja) 車体の異種金属板接合方法
JP6538133B2 (ja) 車体側部構造
JP2006096113A (ja) 自動車のホイールハウス部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110805

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees