JP2015105914A - 超音波探触子及び超音波探傷システム - Google Patents

超音波探触子及び超音波探傷システム Download PDF

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Abstract

【課題】伝搬路の長い超音波の解像度を向上させることを課題とする。
【解決手段】音響レンズ5の中心軸601上にあり、曲率が大きく、内側に設けられている第1凹部51、曲率が小さく、外側に設けられている第2凹部52が、一方の端部に設けられている音響レンズ5と、第1凹部51、第2凹部52とは反対側の音響レンズ5の面に備えられ、電圧が印加されることによって振動する振動部4と、を有し、振動部は、バッキング材2と、振動素子3とを有し、バッキング材2の音響インピーダンスが中央部に近いほど大きく、外周部ほど小さくなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波探傷に用いられる超音波探触子及び超音波探傷システムの技術に関する。
各種構造材等を検査対象とする超音波探傷法では、従来から超音波の送信と受信に単一の素子からなる超音探触子が用いられている。このような超音波探傷法では、検査対象内部の欠陥等により反射された超音波信号が検出されると、その超音波信号の伝搬時間と超音波探触子の位置に基づいて欠陥の検出が行われている。このとき、ユーザは超音波探触子を移動することによって、被検体を走査し、欠陥から反射される超音波を得ることができる位置を探る。このとき、検査対象の底面(遠い方の境界面)又は表面(近い方の境界面)からの反射波の受信時間の差と、材料音速(検査対象材料中の音速)の積算により、当該欠陥の寸法が同定される。このような超音波探傷法は、動作原理が単純明快であり、装置も比較的簡便で済むので、一般的な欠陥検査によく用いられている。しかしながら、反射波形の受信信号が確認できる程の高いSN(Signal to Noise)比が必要である。
さらに、表面からの反射波を時間的な基準(トリガ信号)に対して、一定時間後に波形収録範囲となるゲートを設定し、そのゲート内で反射波の有無を検出する手法がある。このような手法では、検査体内部の一定深さからの反射波を受信することで、欠陥を探傷する。
これらの超音波探傷法に用いられる超音波探触子として、以下のようなものが開示されている。
例えば、特許文献1には、焦点深度を広くするために、円環状、かつ、同心状に配置された複数の振動素子を有する超音波プローブが開示されている。このような超音波プローブとすることで、特許文献1に記載の技術は、超音波が集束する焦点までの距離に応じて、使用する振動素子から超音波を送受信するタイミング遅延させている。その結果、特許文献1に記載の技術は、異なる複数の焦点位置に対する超音波の送受信が可能であり、超音波伝播方向の機械走査が不要となる。また、特許文献1に記載の技術によれば、一度の2次元走査において、複数の検査層が検査可能である。
また、特許文献2には、中央部から外向きに密度が段階的に増大するよう配設されたバッキングを有する超音波探触子が開示されている。
特開2013−11468号公報 特開2006−314397号公報
表面からの反射波を時間的な基準(トリガ信号)に対して、一定時間後にゲートを設定して検査体内部の一定深さからの反射波を受信する探傷する手法では、表面からの反射波と検査体内部からの両反射波のSN比が高い必要がある。
複数の焦点を有する超音波の送信が可能な超音波探触子において、一般に、伝搬路の距離が長い超音波は、短い超音波より高周波成分の減衰が著しくなる。そのため、伝搬路の長い超音波から得られる映像の解像度が落ちるという課題がある。特許文献1,2に記載の技術は、この点について考慮されていない。
また、特許文献1に記載の技術は、複数の振動素子の送受信を行うため、制御に高度な技術を要し、装置が高価になるという課題がある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、伝搬路の長い超音波の解像度を向上させることを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、曲率の大きい凹部を有するとともに、曲率の小さい凹部とを有する音響レンズと、曲率の小さい凹部に対応する箇所における振動の周波数が、曲率の大きい凹部に対応する箇所における振動の周波数より高い振動部と、を有することを特徴とする。
その他の解決手段については、実施形態中で適宜説明する。
本発明によれば、伝搬路の長い超音波の解像度を向上させることができる。
第1実施形態に係る超音波探傷システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る超音波探触子から出力される超音波の伝送経路を示す模式図である。 本実施形態に係る超音波の減衰状態を示す図である。 本実施形態に係る超音波探触子による超音波のスペクトル特性(送信時)を示す図である。 本実施形態に係る超音波探触子による超音波のスペクトル特性(焦点到達時)を示す図である。 第1実施形態に係る超音波探触子の変形例(その1)を示す図である。 第1実施形態に係る超音波探触子の変形例(その2)を示す図である。 第2実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。 第2実施形態に係る超音波探触子の変形例(その1)を示す図である。 第2実施形態に係る超音波探触子の変形例(その2)を示す図である。 第3実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。 第3実施形態に係る超音波探触子の変形例(その1)を示す図である。 第3実施形態に係る超音波探触子の変形例(その2)を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
《第1実施形態》
図1は、第1実施形態に係る超音波探傷システムの構成例を示す図であり、図2は、本実施形態に係る超音波探触子から出力される超音波の伝送経路を示す模式図である。図1において、(a)は超音波探傷システム100の構成図とともに、超音波探触子1a(1)の断面模式図を示しており、(b)は超音波探触子1a(1)の上面図を示している。
図1(a)に示すように、超音波探傷システム100は、超音波の送信及び受信を行う超音波探触子1a(1)と、超音波探触子1aからの超音波の送信を制御するとともに、超音波探触子1aが受信した超音波から、被検体の内部構造を映像化する処理装置10とを有する。超音波探触子1aと、処理装置10とはリード線11を介して接続されているが、無線LAN(Local Area Network)等を介して無線接続されていてもよい。
図1(a)に示すように超音波探触子1aは、バッキング材2a(2)、振動素子3a(3)及び音響レンズ5を有している。バッキング材2aと、振動素子3aとを合わせて振動部4a(4)と称する。
音響レンズ5は、図1(b)に示すように円筒状である。そして、図1(a)に示すように、音響レンズ5は、一方の端面が平面であり、他方の端面が第1凹部51及び第2凹部52といった凹部50を有している。第1凹部51及び第2凹部52の曲率中心は、音響レンズ5の中心軸601上にある。ただし、第1凹部51の曲率と、第2凹部52の曲率との関係は、第1凹部51の曲率>第2凹部52の曲率である。つまり、音響レンズ5は、曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている。具体的には、音響レンズ5における曲率は、音響レンズ5の中心軸601上にあり、内側の凹部50(第1凹部51)より、外側の凹部50(第2凹部)の方が小さい。
音響レンズ5の形状を、このようにすることで、図2に示すように、音響レンズ5は異なる焦点を有する2種類の超音波201,202を送信することができる。
図1に示すように、音響レンズ5の第1凹部51及び第2凹部52の反対側の端面には、振動素子3aが接着されている。振動素子3aは、例えば円形素子であり、厚さは均一である。振動素子3aはPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)やZnO(酸化亜鉛)等の圧電材や、金、銀、白金等の金属電極からなる。
PZTを振動素子3aとして、音響レンズ5に接着する場合、予め音響レンズ5の接着表面に振動素子3aと同面積以上の電極材と同じ金属材料を成膜しておき、拡散接合により振動素子3aが接着される。
また、振動素子3aがZnOからなる場合、音響レンズ5の接着表面に予め金属電極を成膜しておき、スパッタリング法等の真空成膜法により振動素子3aが接着される。
振動素子3aからはリード線11が配線されている。リード線11を介して、振動素子3aに電圧が印加されると、振動素子3aが振動し、その振動が音響レンズ5に伝達することによって、音響レンズ5から超音波が送信される。さらに、受信の際には、音響レンズ5を介して、伝達された振動が振動素子3aによって電圧に変換される。変換された電圧はリード線11を通して処理装置10に送られる。つまり、振動素子3a(振動部4a)は、凹部50とは反対側の音響レンズ5の面に備えられ、電圧が印加されることによって振動する。
振動素子3aにおいて、音響レンズ5と接していない側の面には、エポキシ樹脂又はタングステンを含むエポキシ樹脂等からなるバッキング材2aが接着されている。
図1(a)及び図1(b)に示すように、バッキング材2aは円筒状であり、中央付近における第1バッキング材21と、第1バッキング材21の周囲(外周部)に配置された第2バッキング材22とからなる。
第1バッキング材21と、第2バッキング材22とでは、音響インピーダンスが異なっている。第1バッキング材21の音響インピーダンスをZa、第2バッキング材22の音響インピーダンスをZbとすると、Za>Zbの関係がある。つまり、中央部にある第1バッキング材21の音響インピーダンスよりも外周部にある第2バッキング材22の音響インピーダンスの方が小さい。言い換えれば、振動部4aは、音響レンズ5の曲率の小さい凹部に対応する箇所における振動の周波数が、曲率の大きい凹部に対応する箇所における振動の周波数より高い。具体的には、バッキング材2aの音響インピーダンスは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど大きく、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど小さくなる。
第1バッキング材21及び第2バッキング材22における音響インピーダンスの調整は、バッキング材2aにおけるタングステンの含有量を調整することで行われる。
前記したように、リード線11を介して振動素子3aに電圧が印加されると、振動素子3aが振動する。このとき、振動素子3aのうち、音響インピーダンスが小さい第2バッキング材22に接触している部分は周波数の小さい振動をする。これに対し、振動素子3aのうち、音響インピーダンスが大きい第1バッキング材21に接している部分は、周波数の大きな振動しか行うことができない。これは、一般に音響インピーダンスの大きい素材に接している部材は振幅が小さく、かつ、周波数の小さな振動しか行うことができず、音響インピーダンスの小さい素材に接している部材は振幅が大きく、かつ、周波数の大きい振動を行うことができることによる。
これにより、図2に示すように、音響レンズ5は、中央部から低周波の第1超音波201を送信し、外周部から高周波の第2超音波202を送信する。
このように、中央部にある第1バッキング材21の音響インピーダンスよりも外周部にある第2バッキング材22の音響インピーダンスの方を小さくすることで、超音波探触子1aにおいて、外周部の領域から送信される第2超音波202を高周波化することができる。
(特性)
ここで、図2を参照して、本実施形態に係る超音波探触子1aによる超音波の集束性について説明する。なお、以下の図において、リード線11、処理装置10の図示を省略するが、実際には図1と同様、超音波探触子1aと処理装置10とはリード線11によって接続されている。
振動素子3aに電圧が印加されることで発生した超音波は音響レンズ5を伝搬し、第1凹部51及び第2凹部52で屈折することで、第1超音波201及び第2超音波202が送信される。伝搬路にある媒質は水やアルコール等である。このように、本実施形態に係る超音波探触子1aによれば、伝搬距離221の焦点211及び伝搬距離222の焦点212の位置に超音波201,202が集束する。つまり、本実施形態に係る超音波探触子1aは、異なる焦点211,212を有する2種類の超音波201,202を送信することができる。ここで、伝搬距離221,222は、超音波が送信される凹部と音響レンズ5の交点からの距離である。ちなみに、伝搬距離222は、想定される第2凹部52と音響レンズ5との交点からの距離である。
図3は、本実施形態に係る超音波の減衰状態を示す図である。
図3において、縦軸は周波数であり、横軸は伝播距離を示す。
そして、図3において、符号311は第1超音波201(図2)の減衰曲線を示し、符号301は第1超音波201の送信時における周波数(実際には、第1超音波201のスペクトルのピークにおける周波数)を示す。
同様に、符号312は第2超音波202(図2)の減衰曲線を示し、符号302は第2超音波202の送信時における周波数(実際には、第2超音波202のスペクトルのピークにおける周波数)を示す。
図2に示すように、超音波201よりも超音波202の方の伝搬路が長いため、第2超音波202における高周波成分の減衰量が大きい。これは、高周波成分の方が減衰しやすいという音の性質によるものである。
そこで、図1に示すように、バッキング材2aの音響インピーダンスを中央部から外周部にかけて音響インピーダンスが低下するようにすることで、図3に示すように第2超音波202の周波数を第1超音波201より高周波とする。
そして、第1超音波201、第2超音波202は、伝搬路を進むにつれて、高周波成分が減衰していく。
そして、符号211は、図2における符号211と同様、第1超音波201の焦点を示し、符号212は、図2における符号212と同様、第2超音波202の焦点を示す。
第1バッキング材21及び第2バッキング材22の音響インピーダンスを調整することによって、送信時における超音波201,202の周波数を調整することができる。これにより、焦点211,212における周波数を、図3に示すように符号321の周波数に揃えることができる。
このように、第1バッキング材21、第2バッキング材22の音響インピーダンスを調整することで、第1超音波201、第2超音波202の焦点211,212における周波数を揃えることができる。これにより、焦点212における解像度を向上させることができる。
なお、図3に示すように、焦点211,212における周波数を揃えなくても、第2超音波202を高周波化することで、焦点212における解像度を向上させることができる。
図4及び図5は、本実施形態に係る超音波探触子による超音波のスペクトル特性を示す図である。ここで、図4は送信時におけるスペクトル特性を示す。
図4において、符号401(破線)は第1超音波201の送信時におけるスペクトル特性を示している。また、符号301はスペクトルピークを示し、その周波数は図3の符号301の周波数である。
同様に、符号402(実線)は第2超音波202の送信時におけるスペクトル特性を示している。また、符号302はスペクトルのピークを示し、その周波数は図3の符号302の周波数である。
図4に示すように、送信時において、中央部より外周部の音響インピーダンスを小さくするようにバッキング材2aを構成することで、符号402の特性の方が符号401より高周波側に偏っている。
そして、図5において、符号501(破線)は焦点211到達時における第1超音波201の送信時におけるスペクトル特性を示す。
同様に、符号502(実線)は、焦点212到達時における第2超音波202のスペクトル特性を示す。
図5では、それぞれの高周波成分の減衰により、いずれのスペクトル曲線501,502も、図4に示すスペクトル曲線402,401より低周波側に偏っている。なお、媒質中を超音波200が進むにつれ、高周波成分のみならず、全体的に周波数の強度が減衰するため、図5では、図4より低周波側の周波数成分も、高周波側ほどではないが減衰している。
ここで、第1超音波201より長い伝搬路を伝搬する第2超音波202の方が高周波成分の減衰が著しく、そのスペクトルのピークは符号321で一致している。ここで、符号321の周波数は、図3の符号321に示す周波数である。
第1実施形態によれば、バッキング材2aの音響インピーダンスを外周部ほど小さくすることで、第2凹部52から送信される第2超音波202を高周波化することができる。言い換えれば、音響インピーダンスを外周部ほど小さくすることで、ダンピング(減衰)特性の高い超音波を、中央部よりも外周部を伝搬する領域で高周波化できる。
第2凹部52から送信される第2超音波202は伝搬路が長いため高周波成分の減衰が生じる。しかしながら、前記した構成により第2超音波202が予め高周波化されるため、高周波成分の減衰が生じても、焦点212に達したとき、第2超音波202は必要な高周波成分を維持することができる。
なお、特許文献2に記載の技術も空間分解能の向上を目指すものであるが、バッキングの密度が中央部において最小であり、外周部で最大となっている。このようにすることで、特許文献2に記載の技術は、中央部から送信される超音波の音圧を強くし、外周部から送信される超音波の音圧を弱くするものである。このようにすることで、特許文献2に記載の技術は、メインローブによる画像を際立たせるものである。
このような特許文献2に記載の技術は、外周部である第2凹部52から送信される第2超音波202を高周波化することで、伝搬路の長い第2超音波202からの映像の解像度を向上させる本実施形態の技術とは全く異なるものである。
また、本実施形態によれば、振動素子3aを1つにすることで、制御や、製造が容易となる。
さらに、本実施形態では、音響レンズ5における曲率が、音響レンズ5の中心軸601(図1)上にあり、内側の第1凹部51より、外側の第2凹部52の方が小さくなるようにする。このようにすることで、各凹部51,52の曲率を有し、表面に研磨剤が塗布された鉄球等を用いて第1凹部51、第2凹部52を作成することができる。従って、第1凹部51、第2凹部52の作成を容易にすることができる。
(変形例)
ここで、第1実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す。
図6及び図7は、第1実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。なお、以下の図において、音響レンズ5,5aは図1と同様円筒状を有するものとする。
図6に示す超音波探触子1b(1)は、振動部4b(4)におけるバッキング材23(2b,2)の音響インピーダンスが連続的に変化している。ちなみに、バッキング材23は、円筒状を有している。
また、図7に示す超音波探触子1c(1)では、音響レンズ5a(5)が3つの凹部50(符号51〜53)を有している。音響レンズ5aが、このような構成を有することで、図7に示すように3つの焦点211〜213を有する超音波の送信が可能となる。
また、図7では、振動部4c(4)において、バッキング材2c(2)が、中央部から外周部へ順に第1バッキング材21、第2バッキング材22、第3バッキング材24となっている。このとき、第1バッキング材21の音響インピーダンスをZa、第2バッキング材22の音響インピーダンスをZb、第3バッキング材24の音響インピーダンスをZcとすると、Za>Zb>Zcの関係が成り立っている。なお、第1バッキング材21、第2バッキング材22は、図1と同様の構成を有しており、第3バッキング材24は円環状を有している。
このような音響インピーダンスの構成とすることで、焦点211,212,213を有する超音波のうち、伝搬路が長い超音波ほど高周波化することができ、解像度を向上させることができる。
《第2実施形態》
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。なお、図8において、図1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。
図8に示す超音波探触子1d(1)が図1に示す超音波探触子1と異なる点は、振動部4d(4)におけるバッキング材25(2d)が中央部251と外周部152とでバッキング材25の厚みが異なっていることである。具体的には、図8に示すように、バッキング材25の中央部251は厚くなっており、外周部252は薄くなっている。なお、バッキング材25は均質となっており、中央部251及び外周部252はともに円筒状を有している。
振動素子3aの接着方法等は、第1実施形態と同一のため、ここでは説明を省略する。
振動素子3aのうち、バッキング材25の厚みが薄い外周部252に接触している部分は周波数の小さい振動をする。これに対し、振動素子3aのうち、バッキング材25の厚みが厚い中央部251に接触している部分は周波数の大きな振動しか行うことができない。これは、バッキング材25の厚みが薄い箇所に接しているところが、厚い箇所に接している箇所よりも、細かい振動を行うことができるためである。
図8に示すような構成とすることで、超音波探触子1dは第1実施形態に示す超音波探触子1と同様の効果を有するとともに、バッキング材25を同一の材料で構成することから、作成が簡便なものとすることができる。また、バッキング材25を同一の材料で構成し、バッキング材25の厚みで振動子3aの振動を制御することで、振動素子3aの制御が簡便なものとなる。
なお、図8においてバッキング材25は、中央部と外周部とで一体となっていてもよいし、別々のバッキング材で構成されていてもよい。
(変形例)
図9及び図10は、第2実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。
また、バッキング材は、図9及び図10に示すように、連続的に厚みを変化させるようにしてもよい。
図9に示す超音波探触子1e(1)では、振動部4e(4)において、バッキング材26(2e,2)が中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、曲線的に厚みを変化させている。つまり、バッキング材26は球冠状を有している。また、図10に示す超音波探触子1f(1)では、振動部4f(4)において、バッキング材27(2f,2)が中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう直線的に厚みを変化させている。つまり、バッキング材27は円錐状を有している。つまり、バッキング材の厚みは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど厚く、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど薄くなっている。
《第3実施形態》
次に、図11を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図11は、第3実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。なお、図11において、図1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。
図11に示す超音波探触子1g(1)が図1に示す超音波探触子1と異なる点は、振動部4g(4)において、バッキング材2(図1)が省略され、中央部31と外周部32とで振動素子3b(3)の厚みが異なっていることである。すなわち、図11に示すように、バッキング材3bの中央部31は厚くなっており、外周部32は薄くなっている。なお、中央部31及び外周部32はともに円筒状を有する。
振動素子3bの接着方法等は、第1実施形態と同一のため、ここでは説明を省略する。
振動素子3bのうち、厚みが薄い外周部32は周波数の小さい振動をする。これに対し、振動素子3bのうち、厚みが厚い中央部31は周波数の大きな振動しか行うことができない。これは、振動素子3bの厚みが薄い箇所が、厚い箇所よりも、細かい振動を行うことができるためである。
図11に示すような構成とすることで、超音波探触子1gは第1実施形態に示す超音波探触子1と同様の効果を有するとともに、バッキング材2(図1)が省略されることから、作成が簡便なものとなる。
なお、振動素子3bは、中央部と外周部とで一体となっていることが望ましい。
また、振動素子3bにおいて、音響レンズ5との接着面と反対側の面にバッキング材2(図1)を設けてもよい。その際、バッキング材2の構成は、図1や、図6のようにしてもよい。
(変形例)
図12及び図13は、第3実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。
振動素子は、図12及び図13に示すように、連続的に厚みを変化させるようにしてもよい。
図12に示す超音波探触子1h(1)では、振動部4h(4)において、振動素子3c(3)が、中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、曲線的に厚みを変化させている。つまり、振動素子3cは球冠状を有している。また、図13に示す超音波探触子1i(1)では、振動部4i(4)において、振動素子3d(3)が、中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、直線的に厚みを変化させている。つまり、振動素子3dは円錐状を有している。つまり、振動素子3c、3dの厚みは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど厚く、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど薄くなっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、表面及び探傷面における超音波の信号強度を向上し、分解能を低下させない効果を得る。また、超音波の集束位置を音響レンズ5により選択的にすることで、集束位置以外からのノイズとなる超音波を低下できる。さらに、振動素子3を電気的に1つにすることで、制御が容易になり、製造も容易になる。
なお、本実施形態では、内側の凹部50の曲率>外側の凹部50の曲率となっているが、内側の凹部50の曲率>外側の凹部50の曲率となっていてもよい。例えば、中心に曲率の小さな凹部50があり、その凹部50の縁近傍に、曲率の小さな凹部50が複数円形に配置されるようにしてもよい。
この場合、内側の凹部50から送信される第1超音波201の方の伝搬路が短くなる。このような構成の音響レンズ5を使用する場合、外周部のバッキング材2の音響インピーダンスが大きく、中央部のバッキング材2の音響インピーダンスを小さくする。あるいは、バッキング材2が凹形状、又は外周部が厚く、中央部が薄い構造としてもよい。又は、振動素子3が凹形状、又は外周部が厚く、中央部が薄い構造としてもよい。
さらに、図7のように音響レンズ5が3つ以上の凹部を有する場合でも、曲率は図7の形式に限らない。
なお、本実施形態では、音響レンズ5に設けられる凹部51〜53の曲率中心が同一の軸上にあるとしたが、これに限らない。ただし、バッキング材2や、振動素子3の音響インピーダンスや、厚さは音響レンズ5における凹部50に対応する必要がある。具体的には、曲率の大きい凹部には、音響インピーダンスが大きい、又は、バッキング材2や、振動素子3の厚さが厚い振動部4が対応する必要がある。また、曲率の小さい凹部50には、音響インピーダンスが小さい、又は、バッキング材2や、振動素子3の厚さが薄い振動部4が対応する必要がある。
例えば、音響レンズ5の側面をある一方からみたとき、左側に曲率の大きい凹部50が設けられ、右側に曲率の小さい凹部50がそれぞれ独立して設けられている場合、以下のようになる。曲率の大きい凹部50が設けられている側(左側)のバッキング材2や、振動素子3は、音響インピーダンスが大きいか、又は厚さが厚い構成となる。そして、曲率の小さい凹部50が設けられている側(右側)のバッキング材2や、振動素子3は、音響インピーダンスが小さいか、又は厚さが薄い構成となる。
また、本実施形態では、バッキング材2、振動素子3それぞれを上面からみると、円形になるようにしているが、これに限らず、多角形等としてもよい。あるいは、バッキング材2、振動素子3は、円筒状、多角柱状でなくてもよい。音響レンズ5の曲率の大きい凹部に音響インピーダンスの大きいバッキング材2や、厚さが厚くなっているバッキング材2、振動素子3が対応していれば、バッキング材2や、振動素子3の形状はどのようなものでもよい。同様に、音響レンズ5の曲率の小さい凹部に音響インピーダンスの小さいバッキング材2や、厚さが薄くなっているバッキング材2、振動素子3が対応していれば、バッキング材2や、振動素子3の形状はどのようなものでもよい。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1,1b〜1i 超音波探触子
2,2b〜2f,21〜27 バッキング材
3,3a〜3d 振動素子
4,4b〜4i 振動部
5,5a 音響レンズ
10 処理装置
11 リード線
100 超音波探傷システム
201〜202 超音波
601 中心軸

Claims (10)

  1. 曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている音響レンズと、
    前記凹部とは反対側の前記音響レンズの面に備えられ、電圧が印加されることによって振動する振動部と、
    を有し、
    前記振動部は、
    前記曲率の小さい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数が、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数より高い
    ことを特徴とする超音波探触子。
  2. 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
    前記バッキング材の音響インピーダンスは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど大きく、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど小さくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。
  3. 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
    前記バッキング材の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。
  4. 前記振動部は、振動素子を有し、
    前記振動素子の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。
  5. 前記音響レンズにおける曲率は、前記音響レンズの中心軸上にあり、内側の前記凹部より、外側の前記凹部の方が小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。
  6. 曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている音響レンズと
    前記凹部とは反対側の前記音響レンズの面に備えられ、電圧が印加されることによって振動し、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数が、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数より高い振動部と、
    を備える超音波振動子を有するとともに、
    前記超音波振動子から得られる超音波の信号を処理する処理装置を
    を有する超音波探傷システム。
  7. 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
    前記バッキング材の音響インピーダンスは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど大きく、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど小さくなる
    ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。
  8. 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
    前記バッキング材の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
    ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。
  9. 前記振動部は、振動素子を有し、
    前記振動素子の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
    ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。
  10. 前記音響レンズにおける曲率は、前記音響レンズの中心軸上にあり、内側の前記凹部より、外側の前記凹部の方が小さい
    ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。
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