JP2015105914A - 超音波探触子及び超音波探傷システム - Google Patents
超音波探触子及び超音波探傷システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015105914A JP2015105914A JP2013249204A JP2013249204A JP2015105914A JP 2015105914 A JP2015105914 A JP 2015105914A JP 2013249204 A JP2013249204 A JP 2013249204A JP 2013249204 A JP2013249204 A JP 2013249204A JP 2015105914 A JP2015105914 A JP 2015105914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing material
- concave portion
- curvature
- ultrasonic
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
【解決手段】音響レンズ5の中心軸601上にあり、曲率が大きく、内側に設けられている第1凹部51、曲率が小さく、外側に設けられている第2凹部52が、一方の端部に設けられている音響レンズ5と、第1凹部51、第2凹部52とは反対側の音響レンズ5の面に備えられ、電圧が印加されることによって振動する振動部4と、を有し、振動部は、バッキング材2と、振動素子3とを有し、バッキング材2の音響インピーダンスが中央部に近いほど大きく、外周部ほど小さくなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、焦点深度を広くするために、円環状、かつ、同心状に配置された複数の振動素子を有する超音波プローブが開示されている。このような超音波プローブとすることで、特許文献1に記載の技術は、超音波が集束する焦点までの距離に応じて、使用する振動素子から超音波を送受信するタイミング遅延させている。その結果、特許文献1に記載の技術は、異なる複数の焦点位置に対する超音波の送受信が可能であり、超音波伝播方向の機械走査が不要となる。また、特許文献1に記載の技術によれば、一度の2次元走査において、複数の検査層が検査可能である。
その他の解決手段については、実施形態中で適宜説明する。
《第1実施形態》
図1は、第1実施形態に係る超音波探傷システムの構成例を示す図であり、図2は、本実施形態に係る超音波探触子から出力される超音波の伝送経路を示す模式図である。図1において、(a)は超音波探傷システム100の構成図とともに、超音波探触子1a(1)の断面模式図を示しており、(b)は超音波探触子1a(1)の上面図を示している。
図1(a)に示すように、超音波探傷システム100は、超音波の送信及び受信を行う超音波探触子1a(1)と、超音波探触子1aからの超音波の送信を制御するとともに、超音波探触子1aが受信した超音波から、被検体の内部構造を映像化する処理装置10とを有する。超音波探触子1aと、処理装置10とはリード線11を介して接続されているが、無線LAN(Local Area Network)等を介して無線接続されていてもよい。
音響レンズ5は、図1(b)に示すように円筒状である。そして、図1(a)に示すように、音響レンズ5は、一方の端面が平面であり、他方の端面が第1凹部51及び第2凹部52といった凹部50を有している。第1凹部51及び第2凹部52の曲率中心は、音響レンズ5の中心軸601上にある。ただし、第1凹部51の曲率と、第2凹部52の曲率との関係は、第1凹部51の曲率>第2凹部52の曲率である。つまり、音響レンズ5は、曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている。具体的には、音響レンズ5における曲率は、音響レンズ5の中心軸601上にあり、内側の凹部50(第1凹部51)より、外側の凹部50(第2凹部)の方が小さい。
音響レンズ5の形状を、このようにすることで、図2に示すように、音響レンズ5は異なる焦点を有する2種類の超音波201,202を送信することができる。
PZTを振動素子3aとして、音響レンズ5に接着する場合、予め音響レンズ5の接着表面に振動素子3aと同面積以上の電極材と同じ金属材料を成膜しておき、拡散接合により振動素子3aが接着される。
また、振動素子3aがZnOからなる場合、音響レンズ5の接着表面に予め金属電極を成膜しておき、スパッタリング法等の真空成膜法により振動素子3aが接着される。
図1(a)及び図1(b)に示すように、バッキング材2aは円筒状であり、中央付近における第1バッキング材21と、第1バッキング材21の周囲(外周部)に配置された第2バッキング材22とからなる。
第1バッキング材21と、第2バッキング材22とでは、音響インピーダンスが異なっている。第1バッキング材21の音響インピーダンスをZa、第2バッキング材22の音響インピーダンスをZbとすると、Za>Zbの関係がある。つまり、中央部にある第1バッキング材21の音響インピーダンスよりも外周部にある第2バッキング材22の音響インピーダンスの方が小さい。言い換えれば、振動部4aは、音響レンズ5の曲率の小さい凹部に対応する箇所における振動の周波数が、曲率の大きい凹部に対応する箇所における振動の周波数より高い。具体的には、バッキング材2aの音響インピーダンスは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど大きく、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど小さくなる。
前記したように、リード線11を介して振動素子3aに電圧が印加されると、振動素子3aが振動する。このとき、振動素子3aのうち、音響インピーダンスが小さい第2バッキング材22に接触している部分は周波数の小さい振動をする。これに対し、振動素子3aのうち、音響インピーダンスが大きい第1バッキング材21に接している部分は、周波数の大きな振動しか行うことができない。これは、一般に音響インピーダンスの大きい素材に接している部材は振幅が小さく、かつ、周波数の小さな振動しか行うことができず、音響インピーダンスの小さい素材に接している部材は振幅が大きく、かつ、周波数の大きい振動を行うことができることによる。
このように、中央部にある第1バッキング材21の音響インピーダンスよりも外周部にある第2バッキング材22の音響インピーダンスの方を小さくすることで、超音波探触子1aにおいて、外周部の領域から送信される第2超音波202を高周波化することができる。
ここで、図2を参照して、本実施形態に係る超音波探触子1aによる超音波の集束性について説明する。なお、以下の図において、リード線11、処理装置10の図示を省略するが、実際には図1と同様、超音波探触子1aと処理装置10とはリード線11によって接続されている。
振動素子3aに電圧が印加されることで発生した超音波は音響レンズ5を伝搬し、第1凹部51及び第2凹部52で屈折することで、第1超音波201及び第2超音波202が送信される。伝搬路にある媒質は水やアルコール等である。このように、本実施形態に係る超音波探触子1aによれば、伝搬距離221の焦点211及び伝搬距離222の焦点212の位置に超音波201,202が集束する。つまり、本実施形態に係る超音波探触子1aは、異なる焦点211,212を有する2種類の超音波201,202を送信することができる。ここで、伝搬距離221,222は、超音波が送信される凹部と音響レンズ5の交点からの距離である。ちなみに、伝搬距離222は、想定される第2凹部52と音響レンズ5との交点からの距離である。
図3において、縦軸は周波数であり、横軸は伝播距離を示す。
そして、図3において、符号311は第1超音波201(図2)の減衰曲線を示し、符号301は第1超音波201の送信時における周波数(実際には、第1超音波201のスペクトルのピークにおける周波数)を示す。
同様に、符号312は第2超音波202(図2)の減衰曲線を示し、符号302は第2超音波202の送信時における周波数(実際には、第2超音波202のスペクトルのピークにおける周波数)を示す。
図2に示すように、超音波201よりも超音波202の方の伝搬路が長いため、第2超音波202における高周波成分の減衰量が大きい。これは、高周波成分の方が減衰しやすいという音の性質によるものである。
そこで、図1に示すように、バッキング材2aの音響インピーダンスを中央部から外周部にかけて音響インピーダンスが低下するようにすることで、図3に示すように第2超音波202の周波数を第1超音波201より高周波とする。
第1バッキング材21及び第2バッキング材22の音響インピーダンスを調整することによって、送信時における超音波201,202の周波数を調整することができる。これにより、焦点211,212における周波数を、図3に示すように符号321の周波数に揃えることができる。
なお、図3に示すように、焦点211,212における周波数を揃えなくても、第2超音波202を高周波化することで、焦点212における解像度を向上させることができる。
図4において、符号401(破線)は第1超音波201の送信時におけるスペクトル特性を示している。また、符号301はスペクトルピークを示し、その周波数は図3の符号301の周波数である。
同様に、符号402(実線)は第2超音波202の送信時におけるスペクトル特性を示している。また、符号302はスペクトルのピークを示し、その周波数は図3の符号302の周波数である。
図4に示すように、送信時において、中央部より外周部の音響インピーダンスを小さくするようにバッキング材2aを構成することで、符号402の特性の方が符号401より高周波側に偏っている。
同様に、符号502(実線)は、焦点212到達時における第2超音波202のスペクトル特性を示す。
図5では、それぞれの高周波成分の減衰により、いずれのスペクトル曲線501,502も、図4に示すスペクトル曲線402,401より低周波側に偏っている。なお、媒質中を超音波200が進むにつれ、高周波成分のみならず、全体的に周波数の強度が減衰するため、図5では、図4より低周波側の周波数成分も、高周波側ほどではないが減衰している。
ここで、第1超音波201より長い伝搬路を伝搬する第2超音波202の方が高周波成分の減衰が著しく、そのスペクトルのピークは符号321で一致している。ここで、符号321の周波数は、図3の符号321に示す周波数である。
第2凹部52から送信される第2超音波202は伝搬路が長いため高周波成分の減衰が生じる。しかしながら、前記した構成により第2超音波202が予め高周波化されるため、高周波成分の減衰が生じても、焦点212に達したとき、第2超音波202は必要な高周波成分を維持することができる。
このような特許文献2に記載の技術は、外周部である第2凹部52から送信される第2超音波202を高周波化することで、伝搬路の長い第2超音波202からの映像の解像度を向上させる本実施形態の技術とは全く異なるものである。
また、本実施形態によれば、振動素子3aを1つにすることで、制御や、製造が容易となる。
さらに、本実施形態では、音響レンズ5における曲率が、音響レンズ5の中心軸601(図1)上にあり、内側の第1凹部51より、外側の第2凹部52の方が小さくなるようにする。このようにすることで、各凹部51,52の曲率を有し、表面に研磨剤が塗布された鉄球等を用いて第1凹部51、第2凹部52を作成することができる。従って、第1凹部51、第2凹部52の作成を容易にすることができる。
ここで、第1実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す。
図6及び図7は、第1実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。なお、以下の図において、音響レンズ5,5aは図1と同様円筒状を有するものとする。
図6に示す超音波探触子1b(1)は、振動部4b(4)におけるバッキング材23(2b,2)の音響インピーダンスが連続的に変化している。ちなみに、バッキング材23は、円筒状を有している。
また、図7に示す超音波探触子1c(1)では、音響レンズ5a(5)が3つの凹部50(符号51〜53)を有している。音響レンズ5aが、このような構成を有することで、図7に示すように3つの焦点211〜213を有する超音波の送信が可能となる。
また、図7では、振動部4c(4)において、バッキング材2c(2)が、中央部から外周部へ順に第1バッキング材21、第2バッキング材22、第3バッキング材24となっている。このとき、第1バッキング材21の音響インピーダンスをZa、第2バッキング材22の音響インピーダンスをZb、第3バッキング材24の音響インピーダンスをZcとすると、Za>Zb>Zcの関係が成り立っている。なお、第1バッキング材21、第2バッキング材22は、図1と同様の構成を有しており、第3バッキング材24は円環状を有している。
このような音響インピーダンスの構成とすることで、焦点211,212,213を有する超音波のうち、伝搬路が長い超音波ほど高周波化することができ、解像度を向上させることができる。
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。なお、図8において、図1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。
図8に示す超音波探触子1d(1)が図1に示す超音波探触子1と異なる点は、振動部4d(4)におけるバッキング材25(2d)が中央部251と外周部152とでバッキング材25の厚みが異なっていることである。具体的には、図8に示すように、バッキング材25の中央部251は厚くなっており、外周部252は薄くなっている。なお、バッキング材25は均質となっており、中央部251及び外周部252はともに円筒状を有している。
振動素子3aの接着方法等は、第1実施形態と同一のため、ここでは説明を省略する。
なお、図8においてバッキング材25は、中央部と外周部とで一体となっていてもよいし、別々のバッキング材で構成されていてもよい。
図9及び図10は、第2実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。
また、バッキング材は、図9及び図10に示すように、連続的に厚みを変化させるようにしてもよい。
図9に示す超音波探触子1e(1)では、振動部4e(4)において、バッキング材26(2e,2)が中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、曲線的に厚みを変化させている。つまり、バッキング材26は球冠状を有している。また、図10に示す超音波探触子1f(1)では、振動部4f(4)において、バッキング材27(2f,2)が中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう直線的に厚みを変化させている。つまり、バッキング材27は円錐状を有している。つまり、バッキング材の厚みは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど厚く、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど薄くなっている。
次に、図11を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図11は、第3実施形態に係る超音波探触子の断面模式図である。なお、図11において、図1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点のみを説明することとする。
図11に示す超音波探触子1g(1)が図1に示す超音波探触子1と異なる点は、振動部4g(4)において、バッキング材2(図1)が省略され、中央部31と外周部32とで振動素子3b(3)の厚みが異なっていることである。すなわち、図11に示すように、バッキング材3bの中央部31は厚くなっており、外周部32は薄くなっている。なお、中央部31及び外周部32はともに円筒状を有する。
振動素子3bの接着方法等は、第1実施形態と同一のため、ここでは説明を省略する。
なお、振動素子3bは、中央部と外周部とで一体となっていることが望ましい。
また、振動素子3bにおいて、音響レンズ5との接着面と反対側の面にバッキング材2(図1)を設けてもよい。その際、バッキング材2の構成は、図1や、図6のようにしてもよい。
図12及び図13は、第3実施形態に係る超音波探触子の変形例を示す断面模式図である。
振動素子は、図12及び図13に示すように、連続的に厚みを変化させるようにしてもよい。
図12に示す超音波探触子1h(1)では、振動部4h(4)において、振動素子3c(3)が、中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、曲線的に厚みを変化させている。つまり、振動素子3cは球冠状を有している。また、図13に示す超音波探触子1i(1)では、振動部4i(4)において、振動素子3d(3)が、中央付近で最も厚く、外周部にいくに従って薄くなるよう、直線的に厚みを変化させている。つまり、振動素子3dは円錐状を有している。つまり、振動素子3c、3dの厚みは、曲率の大きい第1凹部51に対応する箇所ほど厚く、曲率の小さい第2凹部52に対応する箇所ほど薄くなっている。
この場合、内側の凹部50から送信される第1超音波201の方の伝搬路が短くなる。このような構成の音響レンズ5を使用する場合、外周部のバッキング材2の音響インピーダンスが大きく、中央部のバッキング材2の音響インピーダンスを小さくする。あるいは、バッキング材2が凹形状、又は外周部が厚く、中央部が薄い構造としてもよい。又は、振動素子3が凹形状、又は外周部が厚く、中央部が薄い構造としてもよい。
さらに、図7のように音響レンズ5が3つ以上の凹部を有する場合でも、曲率は図7の形式に限らない。
2,2b〜2f,21〜27 バッキング材
3,3a〜3d 振動素子
4,4b〜4i 振動部
5,5a 音響レンズ
10 処理装置
11 リード線
100 超音波探傷システム
201〜202 超音波
601 中心軸
Claims (10)
- 曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている音響レンズと、
前記凹部とは反対側の前記音響レンズの面に備えられ、電圧が印加されることによって振動する振動部と、
を有し、
前記振動部は、
前記曲率の小さい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数が、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数より高い
ことを特徴とする超音波探触子。 - 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
前記バッキング材の音響インピーダンスは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど大きく、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど小さくなる
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。 - 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
前記バッキング材の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。 - 前記振動部は、振動素子を有し、
前記振動素子の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。 - 前記音響レンズにおける曲率は、前記音響レンズの中心軸上にあり、内側の前記凹部より、外側の前記凹部の方が小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。 - 曲率が互いに異なる複数の凹部が、一方の端部に設けられている音響レンズと
前記凹部とは反対側の前記音響レンズの面に備えられ、電圧が印加されることによって振動し、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数が、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所における前記振動の周波数より高い振動部と、
を備える超音波振動子を有するとともに、
前記超音波振動子から得られる超音波の信号を処理する処理装置を
を有する超音波探傷システム。 - 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
前記バッキング材の音響インピーダンスは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど大きく、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど小さくなる
ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。 - 前記振動部は、バッキング材と、振動素子とを有し、
前記バッキング材の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。 - 前記振動部は、振動素子を有し、
前記振動素子の厚みは、前記曲率の大きい凹部に対応する箇所ほど厚く、前記曲率の小さい凹部に対応する箇所ほど薄い
ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。 - 前記音響レンズにおける曲率は、前記音響レンズの中心軸上にあり、内側の前記凹部より、外側の前記凹部の方が小さい
ことを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249204A JP6080747B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | 超音波探触子及び超音波探傷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249204A JP6080747B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | 超音波探触子及び超音波探傷システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015105914A true JP2015105914A (ja) | 2015-06-08 |
JP6080747B2 JP6080747B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=53436095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013249204A Active JP6080747B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | 超音波探触子及び超音波探傷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6080747B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108802200A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-11-13 | 北京航空航天大学 | 一种基于二次曲线边界盲孔的声发射信号增强方法 |
JP2022021861A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | Tdk株式会社 | 超音波トランスデューサ |
JP7458796B2 (ja) | 2020-01-20 | 2024-04-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 超音波プローブ |
Citations (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660378U (ja) * | 1979-10-15 | 1981-05-22 | ||
JPS61120962A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波顕微鏡用音響レンズ |
JPH0323849A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-01-31 | Terumo Corp | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
JPH03268600A (ja) * | 1990-03-16 | 1991-11-29 | Toshiba Corp | 超音波プローブ |
JPH0630933A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波探触子 |
JPH06125894A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子 |
JPH06285106A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-11 | Shimadzu Corp | 超音波治療装置 |
JPH0870498A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-12 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波トランスデューサおよびその製造方法 |
JPH10322798A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-04 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波探触子 |
JP2001161688A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置 |
JP2001178719A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波振動子 |
JP2001258879A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波トランスデューサシステムおよび超音波トランスデュー |
JP2002209292A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
JP2004056270A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子用圧電体 |
JP2005286701A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Aloka Co Ltd | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
JP2006314397A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
JP2009101213A (ja) * | 2003-01-23 | 2009-05-14 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
WO2011146139A2 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Misonix Incorporated | Ultrasonic transducer assembly |
JP2012129595A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 超音波探触子及び超音波探触子の製造方法 |
WO2012144117A1 (ja) * | 2011-04-21 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 超音波プローブ、及び、超音波診断装置 |
JP2013011468A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 超音波プローブ,それを用いた超音波検査装置及び超音波検査方法 |
-
2013
- 2013-12-02 JP JP2013249204A patent/JP6080747B2/ja active Active
Patent Citations (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660378U (ja) * | 1979-10-15 | 1981-05-22 | ||
JPS61120962A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波顕微鏡用音響レンズ |
JPH0323849A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-01-31 | Terumo Corp | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
JPH03268600A (ja) * | 1990-03-16 | 1991-11-29 | Toshiba Corp | 超音波プローブ |
JPH0630933A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波探触子 |
JPH06125894A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Fujitsu Ltd | 超音波探触子 |
JPH06285106A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-11 | Shimadzu Corp | 超音波治療装置 |
JPH0870498A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-12 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波トランスデューサおよびその製造方法 |
JPH10322798A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-04 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波探触子 |
JP2001161688A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置 |
JP2001178719A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波振動子 |
JP2001258879A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波トランスデューサシステムおよび超音波トランスデュー |
JP2002209292A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
JP2004056270A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子用圧電体 |
JP2009101213A (ja) * | 2003-01-23 | 2009-05-14 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2005286701A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Aloka Co Ltd | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
JP2006314397A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
WO2011146139A2 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Misonix Incorporated | Ultrasonic transducer assembly |
JP2012129595A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 超音波探触子及び超音波探触子の製造方法 |
WO2012144117A1 (ja) * | 2011-04-21 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 超音波プローブ、及び、超音波診断装置 |
JP2013011468A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 超音波プローブ,それを用いた超音波検査装置及び超音波検査方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108802200A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-11-13 | 北京航空航天大学 | 一种基于二次曲线边界盲孔的声发射信号增强方法 |
CN108802200B (zh) * | 2018-03-19 | 2020-08-21 | 北京航空航天大学 | 一种基于二次曲线边界盲孔的声发射信号增强方法 |
JP7458796B2 (ja) | 2020-01-20 | 2024-04-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 超音波プローブ |
JP2022021861A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | Tdk株式会社 | 超音波トランスデューサ |
JP7347357B2 (ja) | 2020-07-22 | 2023-09-20 | Tdk株式会社 | 超音波トランスデューサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6080747B2 (ja) | 2017-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10013969B2 (en) | Acoustic lens for micromachined ultrasound transducers | |
JP6070549B2 (ja) | 超音波探触子 | |
KR101860198B1 (ko) | 프레넬 존 플레이트 원리를 이용한 음향렌즈가 적용된 집속 초음파 트랜스듀서 및 그 트랜스 듀서의 제작방법 | |
CN104090031B (zh) | 一种基于超声环形相控阵列的预应力管道压浆质量检测装置 | |
AU2022201498B2 (en) | Fluid impermeable ultrasonic transducer | |
JP5643191B2 (ja) | 超音波探触子及び超音波撮像装置 | |
JPH02234600A (ja) | 圧電変換素子 | |
JPH02253798A (ja) | 圧電変換素子 | |
JPWO2008056643A1 (ja) | 超音波探触子及びこれを用いた超音波診断装置 | |
US20070197917A1 (en) | Continuous-focus ultrasound lens | |
JP6080747B2 (ja) | 超音波探触子及び超音波探傷システム | |
JP2008228873A (ja) | 超音波探触子及び超音波診断装置 | |
JP2006211058A (ja) | 超音波探触子、超音波診断装置及び超音波探傷装置 | |
WO2019160118A1 (ja) | 超音波プローブ、及び、超音波プローブ用のプローブヘッド | |
JP5642248B2 (ja) | 超音波探触子 | |
KR101955787B1 (ko) | 바늘형 초음파 수신기가 적용된 집속 초음파 트랜스듀서 및 그 작동방법 | |
WO2020231093A3 (ko) | 초음파 변환기 및 초음파 변환기의 제작방법 | |
JP7099267B2 (ja) | 超音波デバイスおよび超音波センサー | |
KR20110103728A (ko) | 후면 음향 정합층을 이용한 초음파 프로브 | |
KR102439977B1 (ko) | 초음파 센서의 제조 방법 및 그에 의한 초음파 센서 | |
JPH08275944A (ja) | 配列型の超音波探触子 | |
JP2012249950A (ja) | 超音波探触子及びそれを用いたイメージング装置 | |
JP2014180401A (ja) | 超音波探触子及び超音波画像診断装置 | |
JP6728260B2 (ja) | 積層型超音波トランスデューサ及び超音波検査装置 | |
WO2022180972A1 (ja) | 超音波検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160425 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6080747 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |